JP2020065168A - 通信装置及び通信装置の設定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】順序性を考慮することなく通信装置の一括設定を行う。【解決手段】通信装置は、通信のための制御プログラムの複数の設定値を含む設定情報の複製である複製設定情報を記憶する記憶部と、複数の設定値の一括設定の要求を受け付ける入力部と、前記入力部によって受け付けられた前記一括設定の要求が、主要設定値の設定要求と、前記主要設定値に付随する付随設定値の削除要求とを含む場合に、前記記憶部に記憶された前記複製設定情報から、前記付随設定値を削除する削除部と、前記削除部によって前記付随設定値が削除された前記複製設定情報に対して、前記主要設定値の追加を含む、前記一括設定の要求に応じた更新処理を実行する更新部と、前記更新部によって更新された前記複製設定情報によって、前記制御プログラムを設定する設定部と、を備え、前記主要設定値及び前記付随設定値は、前記主要設定値の設定前に前記付随設定値を削除する必要がある設定値である。【選択図】図3

Description

本発明は、通信装置及び通信装置の設定方法に関する。
特許文献1には、複数のネットワークに接続されたルータ等のコンピュータ機器を、操作端末から入力された設定要求により設定する技術が開示される。
特開2001−43070号公報
通信装置の通信に関する複数の設定値を一括して設定する一括設定が実行される場合がある。通信装置の設定値には、設定の順序が定められた(以下、「順序性を有する」という)複数の設定値が存在することがある。順序性を有する設定値は、設定の順序が正しくなければ設定が正常に行えない。このため、順序性を有する複数の設定値の設定を含む一括設定を行う場合、順序性を考慮する必要がある。
本開示は、以下の発明を含む。但し、本発明は、特許請求の範囲によって定められるものである。
本発明の一態様に係る通信装置は、通信のための制御プログラムの複数の設定値を含む設定情報の複製である複製設定情報を記憶する記憶部と、複数の設定値の一括設定の要求を受け付ける入力部と、前記入力部によって受け付けられた前記一括設定の要求が、主要設定値の設定要求と、前記主要設定値に付随する付随設定値の削除要求とを含む場合に、前記記憶部に記憶された前記複製設定情報から、前記付随設定値を削除する削除部と、前記削除部によって前記付随設定値が削除された前記複製設定情報に対して、前記主要設定値の追加を含む、前記一括設定の要求に応じた更新処理を実行する更新部と、前記更新部によって更新された前記複製設定情報によって、前記制御プログラムを設定する設定部と、を備え、前記主要設定値及び前記付随設定値は、前記主要設定値の設定前に前記付随設定値を削除する必要がある設定値である。
本発明の一態様に係る通信装置の設定方法は、通信のための制御プログラムの複数の設定値を含む設定情報の複製である複製設定情報を記憶するステップと、複数の設定値の一括設定の要求を受け付けるステップと、受け付けられた前記一括設定の要求が、主要設定値の設定要求と、前記主要設定値に付随する付随設定値の削除要求とを含む場合に、記憶された前記複製設定情報から、前記付随設定値を削除するステップと、前記付随設定値が削除された前記複製設定情報に対して、前記主要設定値の追加を含む、前記一括設定の要求に応じた更新処理を実行するステップと、更新された前記複製設定情報によって、前記制御プログラムを設定するステップと、を有し、前記主要設定値及び前記付随設定値は、前記主要設定値の設定前に前記付随設定値を削除する必要がある設定値である。
本発明は、上記のような特徴的な処理部を備える通信装置として実現することができるだけでなく、かかる特徴的な処理をステップとする通信装置の設定方法として実現したり、かかるステップをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムとして実現したりすることができる。また、通信装置の一部又は全部を半導体集積回路として実現したり、通信装置を含む通信システムとして実現したりすることができる。
本発明によれば、順序性を考慮することなく通信装置の一括設定を行うことができる。
実施形態に係る通信システムの全体構成の一例を示す図である。 管理制御部のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 管理制御部の機能の一例を示す機能ブロック図である。 VLANの一括設定の一例を説明するための図である。 VLANの一括設定の一例を説明するための図である。 VLANの一括設定の一例を説明するための図である。 VLANの一括設定の一例を説明するための図である。 VLANの一括設定の一例を説明するための図である。 VLANの一括設定の一例を説明するための図である。 ゲートウェイのIPアドレスの一括設定の一例を説明するための図である。 ゲートウェイのIPアドレスの一括設定の一例を説明するための図である。 ゲートウェイのIPアドレスの一括設定の一例を説明するための図である。 ゲートウェイのIPアドレスの一括設定の一例を説明するための図である。 ゲートウェイのIPアドレスの一括設定の一例を説明するための図である。 ゲートウェイのIPアドレスの一括設定の一例を説明するための図である。 一括設定処理の手順の一例を示すフローチャートである。
<本発明の実施形態の概要>
以下、本発明の実施形態の概要を列記して説明する。
(1) 本実施形態に係る通信装置は、通信のための制御プログラムの複数の設定値を含む設定情報の複製である複製設定情報を記憶する記憶部と、複数の設定値の一括設定の要求を受け付ける入力部と、前記入力部によって受け付けられた前記一括設定の要求が、主要設定値の設定要求と、前記主要設定値に付随する付随設定値の削除要求とを含む場合に、前記記憶部に記憶された前記複製設定情報から、前記付随設定値を削除する削除部と、前記削除部によって前記付随設定値が削除された前記複製設定情報に対して、前記主要設定値の追加を含む、前記一括設定の要求に応じた更新処理を実行する更新部と、前記更新部によって更新された前記複製設定情報によって、前記制御プログラムを設定する設定部と、を備え、前記主要設定値及び前記付随設定値は、前記主要設定値の設定前に前記付随設定値を削除する必要がある設定値である。これにより、複製設定情報において、付随設定値が削除された後、主要設定値の追加が行われ、更新された複製設定情報によって制御プログラムの設定が実行されるため、順序性を考慮することなく通信装置の一括設定を行うことができる。
(2) また、本実施形態に係る通信装置において、前記通信装置は、前記一括設定を正常に行えるか否かを検査する検査部をさらに備え、前記更新部は、前記検査部によって前記一括設定を正常に行えるという検査結果が得られた場合に、前記更新処理を実行してもよい。これにより、一括設定による異常の発生が抑制される。
(3) また、本実施形態に係る通信装置において、前記通信装置は、前記検査部によって前記一括設定を正常に行えないという検査結果が得られた場合に、異常情報を出力する出力部をさらに備えてもよい。これにより、ユーザに一括設定において異常が生じることが通知され、ユーザが異常に対処することができる。
(4) また、本実施形態に係る通信装置において、前記記憶部は、前記設定情報を記憶する第1領域と、前記複製設定情報を記憶する第2領域とを有し、前記通信装置は、前記更新部によって更新された前記複製設定情報によって、前記第1領域における前記設定情報を更新する設定情報更新部をさらに備えてもよい。これにより、更新された複製設定情報が第1領域の設定情報に反映され、設定情報を適切に更新することができる。
(5) また、本実施形態に係る通信装置において、前記設定情報更新部は、前記一括設定を正常に行えない場合、前記設定情報を更新しなくてもよい。これにより、設定情報の不適切な更新を抑制することができる。
(6) また、本実施形態に係る通信装置において、前記主要設定値は、接続先のネットワークにおけるVLAN(Virtual Local Area Network)の数に関する設定値であり、前記付随設定値は、VLAN番号であってもよい。これにより、VLANに関する一括設定を適切に行うことができる。
(7) また、本実施形態に係る通信装置において、前記主要設定値は、ゲートウェイとしての自装置のアドレスであり、前記付随設定値は、スタティックルートの設定値であってもよい。これにより、ゲートウェイとしてのアドレスの一括設定を適切に行うことができる。
(8) 本実施形態に係る通信装置の設定方法は、通信のための制御プログラムの複数の設定値を含む設定情報の複製である複製設定情報を記憶するステップと、複数の設定値の一括設定の要求を受け付けるステップと、受け付けられた前記一括設定の要求が、主要設定値の設定要求と、前記主要設定値に付随する付随設定値の削除要求とを含む場合に、記憶された前記複製設定情報から、前記付随設定値を削除するステップと、前記付随設定値が削除された前記複製設定情報に対して、前記主要設定値の追加を含む、前記一括設定の要求に応じた更新処理を実行するステップと、更新された前記複製設定情報によって、前記制御プログラムを設定するステップと、を有し、前記主要設定値及び前記付随設定値は、前記主要設定値の設定前に前記付随設定値を削除する必要がある設定値である。これにより、複製設定情報において、付随設定値が削除された後、主要設定値の追加が行われ、更新された複製設定情報によって制御プログラムの設定が実行されるため、順序性を考慮することなく通信装置の一括設定を行うことができる。
<本発明の実施形態の詳細>
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態の詳細を説明する。なお、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
以下の実施形態では、通信装置を、光通信用の局側装置とした例について説明する。しかし、通信装置は光通信装置に限定されない。本実施形態に係る通信装置は、無線通信装置、有線通信装置等、光通信装置以外の通信装置であってもよい。
[1.通信システムの構成]
図1は、本実施形態に係る通信システムの全体構成の一例を示す図である。図1に示すように、通信システム10は、光アクセスシステムであり、局側装置(OLT: Optical Network Unit)1と、複数の宅側装置(ONU: Optical Line Terminal)2と、PON回線3とを備える。複数本(図1の例ではN本)のPON回線3の上位側及び下位側の各端部は、局側装置1及び宅側装置2においてそれぞれ終端する。
PON回線3は、光カプラ4よりなる受動光分岐ノードによって光ファイバ5を分岐させたツリー構造の光ファイバ網である。
PON回線3の幹線(光カプラ4の上位側の光ファイバ5)の上位側端部に局側装置1が接続され、PON回線3の支線(光カプラ4の下位側の光ファイバ5)の下位側端部に宅側装置2が接続されている。
局側装置1の上位側は、コア網等よりなる上位網に接続されている。宅側装置2の下位側は、LAN(Local Area Network)等よりなる下位網に接続されている。
[2.局側装置の構成]
本実施形態の局側装置1は、上位側から順に、集線部11、管理制御部12、複数の光通信ユニット13、及び光スイッチ15を備える。
光通信ユニット13は、例えば、PONのOSU(Optical Subscriber Unit)として動作する「PONユニット」である。
集線部11は、例えばFPGA(Field-Programmable Gate Array)などの集積回路を含む、L2(レイヤ2)スイッチよりなる。集線部11は、受信したレイヤ2の通信フレームの宛先に応じて通信ポート間の通信経路を設定する。
集線部11は、光通信ユニット13から入力された上りフレームを多重して上位網に送信するとともに、上位網から受信した下りフレームを適切な光通信ユニット13に振り分ける処理などを行う。
光スイッチ15は、N個の上位側ポートと、N個の下位側ポートとを備える。1〜N番目の上位側ポートに光通信ユニット13が接続され、1〜N番目の下位側ポートに、それぞれPON回線3が接続されている。なお、図1に示す例では、1つの下位側ポートに対して複数の宅側装置2が接続される、「1:N型接続」としたが、これに限定されない。1つの下位側ポートに対して1つの宅側装置2が接続される、「1:1型接続」であってもよい。
管理制御部12は、局側装置1を統括的に制御する情報処理装置である。管理制御部12は、内部バスを介して、集線部11、各光通信ユニット13及び光スイッチ15と通信可能に接続されている。
管理制御部12は、各光通信ユニット13と個別に情報交換を行うことができる。各光通信ユニット13は、他の光通信ユニット13と直接的に、或いは、管理制御部12を介して間接的に情報交換を行うことができる。
管理制御部12は、局側装置1に接続された操作インタフェース(IF)16と通信可能に接続されている。操作インタフェース16は、所定の通信規格に則って管理装置18と通信する通信デバイスである。
操作インタフェース16は、公衆通信網又は構内通信網などの管理ネットワーク17を介して、管理装置18と通信可能である。管理装置18は、例えば、光通信システムの通信事業者が運用するサーバ、又は端末装置よりなる。
管理装置18と操作インタフェース16の通信は、上位網を介した通信であってもよいし、管理ネットワーク17又は上位網を介しない直接通信であってもよい。この直接通信は、有線通信及び無線通信のいずれであってもよい。
管理装置18は、通信事業者のネットワーク管理者(以下、「ユーザ」ともいう。)による操作情報の入力を受け付け可能である。管理装置18に入力される操作情報には、通信用の制御プログラムの一括設定要求などが含まれる。
図2は、管理制御部12のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。管理制御部12は、ハードウェアプロセッサであるCPU201と、フラッシュメモリ、ハードディスク等の非一過性メモリ202と、RAMである一過性メモリ203とを備える。
非一過性メモリ202には、通信設定プログラム400及び制御プログラム500が記憶(インストール)される。制御プログラム500は、集線部11、光通信ユニット13、及び光スイッチ15のそれぞれを制御することで、局側装置1による通信を制御するためのコンピュータプログラムである。
通信設定プログラム400は、制御プログラム500による通信設定を行うためのコンピュータプログラムである。具体的には、通信設定プログラム400によって、上位ネットワーク又は下位ネットワークにおけるVLAN(Virtual Local Area Network)の設定、スタティックルートの設定、ゲートウェイとしての自装置のIPアドレスの設定、その他の通信設定が可能である。
局側装置1は、コンピュータを備えて構成され、局側装置1の制御プログラム500の設定機能は、前記コンピュータの記憶装置に記憶されたコンピュータプログラムである通信設定プログラム400がCPU201によって実行されることで発揮される。通信設定プログラム400は、CD−ROMなどの記録媒体に記憶させることができる。CPU201は、通信設定プログラム400及び制御プログラム500を実行することができる。CPU201が通信設定プログラム400を実行することにより、後述するような一括設定処理を実行することができる。
一過性メモリ203には、設定情報310が記憶される第1領域と、複製設定情報320が記憶される第2領域とを含む。設定情報310は、制御プログラム500の設定に用いられる設定情報である。複製設定情報320は、一括設定処理において用いられる情報であり、設定情報310の複製である。
[3.制御プログラムの一括設定]
本実施形態に係る局側装置1における制御プログラムの一括設定について説明する。
図3は、管理制御部12の機能の一例を示す機能ブロック図である。管理制御部12は、入力部211と、削除部212と、更新部213と、検査部214と、出力部215と、設定情報更新部216と、設定部217との各機能を有する。
制御プログラム500により、集線部11、光通信ユニット13、及び光スイッチ15を制御する処理が実行される。制御プログラム500は、N個の光通信ユニット13の通信プロセス500_1,500_2,…,500_Nを含む。
入力部211は、管理装置18から、制御プログラム500の一括設定要求を受け付ける。一括設定要求は、複数の設定値の設定要求を含む。即ち、一括設定要求が発行されると、複数の設定値の設定が一括で要求される。例えば、一括設定要求は、主要設定値の設定要求と、主要設定値に付随する付随設定値の削除要求とを含み得る。主要設定値は、付随設定値の削除が行われた後でなければ、設定することができない。つまり、制御プログラム500において、付随設定値が残った状態で、主要設定値を設定することはできない。このように、主要設定値と付随設定値とは、順序性を有する設定値である。
例えば、主要設定値がVLANモードである場合、付随設定値はVLAN番号である。なお、VLANモードは、対象とする1つのネットワークに、対応する数のVLANを構成するモードである。例えば、VLANモードaでは、構成されるVLANの数が「1」であり、VLANモードbでは、構成されるVLANの数が「2」であり、VLANモードcでは、構成されるVLANの数が「3」である等である。あるポートに対応してVLAN番号が設定されている場合、VLAN番号を削除した後でなければ、VLANモードを設定(変更)することはできない。なお、主要設定値はVLANモードではなく、対象のポートに対して構成されるVLANの数であってもよい。
例えば、主要設定値がゲートウェイとしての自装置のIPアドレスである場合、付随設定値はスタティックルートである。局側装置1にゲートウェイとしてのIPアドレスが設定されている場合、スタティックルートを削除した後でなければ、IPアドレスを設定(変更)することはできない。
一括設定要求において、主要設定値の設定要求及び付随設定値の削除要求の順番は任意の順番で含まれ得る。つまり、主要設定値の設定要求が、付随設定値の削除要求より先に記述されていてもよい。これにより、ユーザは、一括設定要求を、順序性を考慮することなく作成することができる。
削除部212は、入力部211によって受け付けられた一括設定要求が、主要設定値の設定要求と、付随設定値の削除要求とを含む場合に、一過性メモリ203に記憶された複製設定情報320から付随設定値を削除する。
更新部213は、削除部212によって付随設定値が削除された複製設定情報320に対して、主要設定値の追加を含む、一括設定の要求に応じた更新処理を実行する。これにより、複製設定情報320に対して一括設定が反映される。
検査部214は、一括設定を正常に行えるか否かを検査する。検査部214は、一括設定要求に含まれる個々の設定要求を順番に検査する。例えば、主要設定値の設定要求を検査する場合、検査部214は、付随設定値が正常に削除されたか否かを判定する。付随設定値が正常に削除されたか否かの判定は、削除部212によって複製設定情報320から付随設定情報が削除された後、複製設定情報320に追加された付随設定値の数が、複製設定情報320に含まれる付随設定値の数と一致するか否かを判定することによって行われる。
更新部213は、検査部214によって、一括設定を正常に行えるという検査結果が得られた場合、更新処理を実行してもよい。他方、更新部213は、検査部214によって、一括設定を正常に行えないという検査結果が得られた場合、更新処理を実行しなくてもよい。
出力部215は、検査部214によって一括設定を正常に行えないという検査結果が得られた場合に、異常情報を出力する。出力された異常情報は、例えば管理装置18に与えられ、管理装置18が異常情報に応じた画面等を出力してもよい。これにより、ユーザは一括設定において異常が生じることを知ることができ、異常に応じた対処を行うことができる。
設定情報更新部216は、更新部213によって更新された複製設定情報320によって、第1領域における設定情報310を更新する。設定情報更新部216は、例えば、検査部214によって一括設定が正常に行えるという検査結果が得られた場合に、複製設定情報320を第1領域に複写することにより、設定情報310を更新することができる。これにより、設定情報の不適切な更新を抑制することができる。設定情報更新部216は、例えば、検査部214によって一括設定が正常に行えないという検査結果が得られた場合に、設定情報310を更新しなくてもよい。
設定部217は、更新部213によって更新された複製設定情報320によって、制御プログラム500を設定する。設定部217は、例えば、検査部214によって一括設定が正常に行えるという検査結果が得られた場合に、複製設定情報320によって制御プログラム500を設定してもよい。他方、設定部217は、例えば、検査部214によって一括設定が正常に行えないという検査結果が得られた場合に、制御プログラム500を設定しなくてもよい。
以下、局側装置1による制御プログラム500の一括設定を、具体例を挙げて説明する。図4A〜図4Fは、VLANの一括設定の一例を説明するための図である。
入力部211が、VLANの一括設定要求600を受信した場合を考える。図4A〜図4Fに示す例では、制御プログラム500において、第kポート(k番の光通信ユニット13及びその通信プロセス500_k)に対してVLANモードb及びVLAN番号「1」及び「2」が設定されている。設定情報310には、「VLANモードb」、「VLAN1」、「VLAN2」の各設定値(これらは第kポートに対応している)が含まれる。なお、この例では、VLAN番号「p」を示す設定値を「VLANp」とする。
一括設定要求600には、第kポートに「VLAN4」を設定する要求と、第kポートに「VLANモードc」を設定する要求と、第kポートに「VLAN5」を設定する要求と、第kポートのVLAN番号を削除する要求と、第kポートに「VLAN3」を設定する要求とが、この順番で含まれる。
入力部211が一括設定要求600を受信する前は、一過性メモリ203には、複製設定情報320が記憶されていない(図4A参照)。
入力部211が一括設定要求600を受信すると、設定情報310が複製され、一過性メモリ203の第2領域に複製設定情報320が記憶される(図4B参照)。この時点における複製設定情報320には、「VLANモードb」、「VLAN1」、「VLAN2」の各設定値が含まれる。
一括設定要求600には、主要設定値の設定要求である「第kポートにVLANモードを設定する要求」と、付随設定値の削除要求である「第kポートのVLAN番号を削除する要求」が含まれる。また、VLANモードとVLAN番号は、順序性を有する設定値である。したがって、削除部212は、複製設定情報320から、付随設定値である「VLAN1」及び「VLAN2」を削除する(図4C参照)。図において、破線は削除された設定値を示す。この時点では、設定情報310は操作されない。
検査部214が、一括設定要求に含まれる最初の設定要求である「第kポートにVLAN4を設定する要求」を検査する。この設定要求には異常がないため、検査部214は、正常に設定を行えるという検査結果を得る。そこで、更新部213は、「第kポートにVLAN4を設定する要求」によって更新処理を実行し、複製設定情報320に「VLAN4」の設定値を追加する(図4D参照)。図において、太線は更新された設定値を示す。
検査部214は、一括設定要求に含まれる2番目の設定要求である「第kポートにVLANモードcを設定する要求」を検査する。VLANモードは主要設定値であるため、VLANモードを設定するためには、付随設定値であるVLAN番号が削除されている必要がある。この例では、複製設定情報320から「VLAN1」、「VLAN2」が削除され、その後、新たなVLAN番号として「VLAN4」が追加されている。つまり、複製設定情報320からVLAN番号が削除された後、追加されたVLAN番号の数は「1」であり、複製設定情報320に含まれるVLAN番号の数「1」と一致する。このため、検査部214は、この設定が正常に行えるという検査結果を得る。更新部213は、「第kポートにVLANモードcを設定する要求」によって更新処理を実行し、複製設定情報320における「VLANモードb」を「VLANモードc」に変更する(図4E参照)。
その後、検査部214が、一括設定要求に含まれる3番目から5番目の設定要求を順番に検査し、これらの設定は全て正常に行えるという検査結果を得る。このため、更新部213は、複製設定情報320に、「VLAN5」及び「VLAN3」の各設定値を追加する。この時点でも、まだ設定情報310は操作されない。
一括設定要求に含まれる全ての設定要求の検査が完了した後、設定情報更新部216は、更新部213によって更新された複製設定情報320によって、設定情報310を更新する(図4F参照)。設定部217は、更新部213によって更新された複製設定情報320によって、制御プログラム500を設定する。これにより、第kポートの通信プロセス500_kに対して、VLANモードc,VLAN3,VLAN4,VLAN5のそれぞれが設定される。
図5A〜図5Fは、ゲートウェイのIPアドレスの一括設定の一例を説明するための図である。
入力部211が、ゲートウェイのIPアドレスの一括設定要求600を受信した場合を考える。図5A〜図5Fに示す例では、制御プログラム500に、IPアドレス「GW1」、及び、宛先ネットワーク「NW1」に対応するスタティックルートのアドレス「SR1」が設定されている。設定情報310には、「IPアドレスGW1」、「宛先NW1に対応するスタティックルートSR1」の各設定値が含まれる。
一括設定要求600には、「宛先NW2に対応するスタティックルートSR2」を設定する要求と、スタティックルートの削除要求と、ゲートウェイのIPアドレス「GW2」を設定する要求とが、この順番で含まれる。
入力部211が一括設定要求600を受信する前は、一過性メモリ203には、複製設定情報320が記憶されていない(図5A参照)。
入力部211が一括設定要求600を受信すると、設定情報310が複製され、一過性メモリ203の第2領域に複製設定情報320が記憶される(図5B参照)。この時点における複製設定情報320には、「IPアドレスGW1」及び「宛先NW1に対応するスタティックルートSR1」の各設定値が含まれる。
一括設定要求600には、主要設定値の設定要求である「ゲートウェイのIPアドレスGW2を設定する要求」と、付随設定値の削除要求である「スタティックルートの削除要求」とが含まれる。また、ゲートウェイのIPアドレスとスタティックルートは、順序性を有する設定値である。したがって、削除部212は、複製設定情報320から、付随設定値である「宛先NW1に対応するスタティックルートSR1」を削除する(図5C参照)。この時点では、設定情報310は操作されない。
検査部214が、一括設定要求に含まれる最初の設定要求である「宛先NW2に対応するスタティックルートSR2を設定する要求」を検査する。この設定要求には異常がないため、検査部214は、正常に設定を行えるという検査結果を得る。そこで、更新部213は、「宛先NW2に対応するスタティックルートSR2を設定する要求」によって更新処理を実行し、複製設定情報320に「宛先NW2に対応するスタティックルートSR2」の設定値を追加する(図5D参照)。
検査部214は、一括設定要求に含まれる2番目の設定要求であるスタティックルートの削除要求を検査する。この設定要求には異常がないため、検査部214は、正常に設定を行えるという検査結果を得る。スタティックルートの削除は、既に実行されているため、ここでは複製設定情報320は操作されない。
検査部214は、一括設定要求に含まれる3番目の設定要求である「ゲートウェイのIPアドレスGW2を設定する要求」を検査する。ゲートウェイのIPアドレスは主要設定値であるため、当該IPアドレスを設定するためには、付随設定値であるスタティックルートが削除されている必要がある。この例では、複製設定情報320から「宛先NW1に対応するスタティックルートSR1」が削除され、その後、新たなスタティックルートとして「宛先NW2に対応するスタティックルートSR2」が追加されている。つまり、複製設定情報320からスタティックルートが削除された後、追加されたスタティックルートの数は「1」であり、複製設定情報320に含まれるスタティックルートの数「1」と一致する。このため、検査部214は、この設定が正常に行えるという検査結果を得る。更新部213は、「ゲートウェイのIPアドレスGW2を設定する要求」によって更新処理を実行し、複製設定情報320における「ゲートウェイのIPアドレスGW1」を「ゲートウェイのIPアドレスGW2」に変更する(図5E参照)。この時点においても、まだ設定情報310は操作されない。
一括設定要求に含まれる全ての設定要求の検査が完了した後、設定情報更新部216は、更新部213によって更新された複製設定情報320によって、設定情報310を更新する(図5F参照)。設定部217は、更新部213によって更新された複製設定情報320によって、制御プログラム500を設定する。これにより、制御プログラム500に対して、「ゲートウェイのIPアドレスGW2」及び「宛先NW2に対応するスタティックルートSR2」のそれぞれが設定される。
[4.局側装置1における一括設定の動作]
本実施形態に係る局側装置1における一括設定の動作について説明する。
CPU201は、通信設定プログラム400(図2参照)を実行することにより、一括設定処理を実行する。図6は、一括設定処理の手順の一例を示すフローチャートである。
ユーザが管理装置18に一括設定要求600を入力すると、一括設定要求600が管理装置18から局側装置1へ送信される。局側装置1は、一括設定要求600を受信する(ステップS101)。
一括設定要求600を受信すると、CPU201は、設定情報310を複製し、複製設定情報320を一過性メモリ203の第2領域に格納する(ステップS102)。
CPU201は、受信された一括設定要求600に、主要設定値の設定要求及び付随設定値の削除要求が含まれるか否かを判定する(ステップS103)。主要設定値及び付随設定値は順序性を有する設定値であり、付随設定値が削除される前に、主要設定値を設定することはできない。
一括設定要求600に主要設定値の設定要求及び付随設定値の削除要求が含まれる場合(ステップS103においてYES)、CPU201は、複製設定情報320から全ての付随設定値を削除する(ステップS104)。全ての付随設定値が削除された後、ステップS105へ処理が移る。
他方、一括設定要求600に主要設定値の設定要求及び付随設定値の削除要求が含まれない場合(ステップS103においてNO)、CPU201は、そのままステップS105へ処理を移す。
CPU201は、受信された一括設定要求600から設定要求を1つ(1行)読み出す(ステップS105)。一括設定要求600からは、先頭から順番に設定要求が読み出される。
CPU201は、要求される設定が正常に行えるか否かの検査を実行する(ステップS106)。
例えば、VLANの一括設定が要求される場合、付随設定値(VLAN番号)に関する「VLAN番号の削除」及び「VLAN番号の設定」は、複製設定情報320の内容に関わりなく、正常に行えると判定される。主要設定値(VLANモード)に関する「VLANモードの設定」は、付随設定値である「VLAN番号」が正しく削除されていることが、設定を正常に行える条件である。したがって、複製設定情報320から「VLAN番号」が正しく削除されていれば、「VLANモードの設定」を正常に行えると判定される。他方、複製設定情報320から「VLAN番号」が正しく削除されていなければ、「VLANモードの設定」を正常に行えないと判定される。
上述したように、付随設定値が正常に削除されたか否かの判定は、複製設定情報320から付随設定情報が削除された後、複製設定情報320に追加された付随設定値の数が、複製設定情報320に含まれる付随設定値の数と一致するか否かを判定することによって行われる。つまり、複製設定情報320からVLAN番号が削除された後、複製設定情報320にVLAN番号が追加された数が、複製設定情報320に含まれるVLAN番号の数と一致する場合にVLAN番号が正常に削除されたと判定され、一致しない場合にVLAN番号が正常に削除されていないと判定される。
例えば、ゲートウェイのIPアドレスの一括設定が要求される場合、付随設定値(スタティックルート)に関する「スタティックルートの削除」及び「スタティックルートの設定」は、複製設定情報320の内容に関わりなく、正常に行えると判定される。主要設定値(ゲートウェイのIPアドレス)に関する「ゲートウェイのIPアドレスの設定」は、付随設定値である「スタティックルート」が正しく削除されていることが、設定を正常に行える条件である。したがって、複製設定情報320から「スタティックルート」が正しく削除されていれば、「ゲートウェイのIPアドレスの設定」を正常に行えると判定される。他方、複製設定情報320から「スタティックルート」が正しく削除されていなければ、「ゲートウェイのIPアドレスの設定」を正常に行えないと判定される。
この例では、複製設定情報320からスタティックルートが削除された後、複製設定情報320にスタティックルートが追加された数が、複製設定情報320に含まれるスタティックルートの数と一致する場合にスタティックルートが正常に削除されたと判定され、一致しない場合にスタティックルートが正常に削除されていないと判定される。
CPU201は、検査結果が正常(設定を正常に行える)であるか、異常(設定を正常に行えない)であるかを判定する(ステップS107)。
検査結果が異常である場合(ステップS107においてNO)、CPU201は、異常情報を出力する(ステップS108)。出力された異常情報は、管理装置18に送信される。管理装置18は、異常情報に応じた画面出力等を行い、ユーザに異常を通知する。これにより、ユーザは一括設定において異常が生じることを知ることができ、異常に対処することができる。異常情報が出力された後、一括設定処理が終了する。
検査結果が正常である場合、CPU201は、検査された設定で複製設定情報320を更新する更新処理を実行する(ステップS109)。これにより、検査によって正常と判定された設定が複製設定情報320に反映される。ここで、複製設定情報320に対して付随設定値の設定が行われた場合、CPU201は、内部のカウンタをインクリメントする。このように、複製設定情報320の更新処理において、付随設定値が追加される都度、カウンタがインクリメントされ、付随設定値が追加された数が計数される。
CPU201は、一括設定要求に含まれる全ての設定要求に対して検査が完了したか否かを判定する(ステップS110)。
全ての検査が完了していない場合(ステップS110においてNO)、CPU201は、ステップS105へ処理を移す。これにより、一括設定要求に含まれる次の設定要求が読み出され、検査が実施される。検査の対象となる設定要求が、主要設定値の設定要求である場合、CPU201は、その時点で複製設定情報320に含まれる付随設定値の数を計数し、付随設定値の追加数のカウント値と比較する。複製設定情報320に含まれる付随設定値の数がカウント値に一致している場合、設定が正常に行えると判定され、複製設定情報320に含まれる付随設定値の数がカウント値に一致しない場合、設定が正常に行えないと判定される。複製設定情報320に含まれる付随設定値の数とカウント値との不一致は、例えば、ステップS104において、複製設定情報320から付随設定値が正しく削除されていない場合に生じ得る。
全ての検査が完了した場合(ステップS110においてYES)、CPU201は、複製設定情報320によって制御プログラム500を設定する(ステップS111)。これにより、一括設定が制御プログラム500に反映される。
CPU201は、複製設定情報320で設定情報310を更新する(ステップS112)。具体的には、複製設定情報320によって、第1領域の設定情報310が上書きされる。これにより、制御プログラム500の最新の設定値が、設定情報310に反映される。以上で、一括設定処理が終了する。
以上のように、本実施形態に係る局側装置1は、一過性メモリ203と、入力部211と、削除部212と、更新部213と、設定部217とを含む。一過性メモリ203は、通信のための制御プログラム500の設定情報310の複製である複製設定情報320を記憶する。入力部211は、一括設定要求600を受け付ける。入力部211によって受け付けられた一括設定要求600が、主要設定値の設定要求と、付随設定値の削除要求とを含み、且つ、主要設定値の設定前に付随設定値を削除する必要がある場合に、削除部212は、一過性メモリ203に記憶された複製設定情報320から、付随設定値を削除する。更新部213は、削除部212によって付随設定値が削除された複製設定情報320に対して、主要設定値の追加を含む、一括設定要求600に応じた更新処理を実行する。設定部217は、更新部213によって更新された複製設定情報320によって、制御プログラム500を設定する。これにより、複製設定情報320において、付随設定値が削除された後、主要設定値の追加が行われ、更新された複製設定情報320によって制御プログラム500の設定が実行されるため、順序性を考慮することなく局側装置1の一括設定を行うことができる。
また、局側装置1は、検査部214をさらに含んでもよい。検査部214は、一括設定を正常に行えるか否かを検査する。更新部213は、検査部214によって一括設定を正常に行えるという検査結果が得られた場合に、更新処理を実行してもよい。これにより、一括設定による異常の発生が抑制される。
また、局側装置1は、出力部215をさらに含んでもよい。出力部215は、検査部214によって一括設定を正常に行えないという検査結果が得られた場合に、異常情報を出力する。これにより、ユーザに一括設定において異常が生じることが通知され、ユーザが異常に対処することができる。
また、一過性メモリ203は、設定情報310を記憶する第1領域と、複製設定情報320を記憶する第2領域とを有してもよい。局側装置1は、設定情報更新部216をさらに含んでもよい。設定情報更新部216は、更新部213によって更新された複製設定情報320によって、第1領域における設定情報310を更新する。これにより、更新された複製設定情報320が第1領域の設定情報310に反映され、設定情報310を適切に更新することができる。
また、設定情報更新部216は、一括設定を正常に行えない場合、設定情報310を更新しなくてもよい。これにより、設定情報310の不適切な更新を抑制することができる。
また、主要設定値は、接続先のネットワークにおけるVLAN(Virtual Local Area Network)の数に関する設定値であり、付随設定値は、VLAN番号であってもよい。これにより、VLANに関する一括設定を適切に行うことができる。
また、主要設定値は、ゲートウェイとしての局側装置1のアドレスであり、付随設定値は、スタティックルートの設定値であってもよい。これにより、ゲートウェイとしてのアドレスの一括設定を適切に行うことができる。
[5.補記]
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的ではない。本発明の権利範囲は、上述の実施形態ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及びその範囲内でのすべての変更が含まれる。
1 局側装置
2 宅側装置
3 PON回線
4 光カプラ
5 光ファイバ
10 通信システム
11 集線部
12 管理制御部
13 光通信ユニット
15 光スイッチ
16 操作インタフェース
17 管理ネットワーク
18 管理装置
201 CPU
202 非一過性メモリ
203 一過性メモリ
211 入力部
212 削除部
213 更新部
214 検査部
215 出力部
216 設定情報更新部
217 設定部
310 設定情報
320 複製設定情報
400 通信設定プログラム
500 制御プログラム
500_1,500_2,…,500_N 通信プロセス
600 一括設定要求

Claims (8)

  1. 通信のための制御プログラムの複数の設定値を含む設定情報の複製である複製設定情報を記憶する記憶部と、
    複数の設定値の一括設定の要求を受け付ける入力部と、
    前記入力部によって受け付けられた前記一括設定の要求が、主要設定値の設定要求と、前記主要設定値に付随する付随設定値の削除要求とを含む場合に、前記記憶部に記憶された前記複製設定情報から、前記付随設定値を削除する削除部と、
    前記削除部によって前記付随設定値が削除された前記複製設定情報に対して、前記主要設定値の追加を含む、前記一括設定の要求に応じた更新処理を実行する更新部と、
    前記更新部によって更新された前記複製設定情報によって、前記制御プログラムを設定する設定部と、
    を備え、
    前記主要設定値及び前記付随設定値は、前記主要設定値の設定前に前記付随設定値を削除する必要がある設定値である、
    通信装置。
  2. 前記一括設定を正常に行えるか否かを検査する検査部をさらに備え、
    前記更新部は、前記検査部によって前記一括設定を正常に行えるという検査結果が得られた場合に、前記更新処理を実行する、
    請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記検査部によって前記一括設定を正常に行えないという検査結果が得られた場合に、異常情報を出力する出力部をさらに備える、
    請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記記憶部は、前記設定情報を記憶する第1領域と、前記複製設定情報を記憶する第2領域とを有し、
    前記更新部によって更新された前記複製設定情報によって、前記第1領域における前記設定情報を更新する設定情報更新部をさらに備える、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 前記設定情報更新部は、前記一括設定を正常に行えない場合、前記設定情報を更新しない、
    請求項4に記載の通信装置。
  6. 前記主要設定値は、接続先のネットワークにおけるVLAN(Virtual Local Area Network)の数に関する設定値であり、
    前記付随設定値は、VLAN番号である、
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 前記主要設定値は、ゲートウェイとしての自装置のアドレスであり、
    前記付随設定値は、スタティックルートの設定値である、
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の通信装置。
  8. 通信のための制御プログラムの複数の設定値を含む設定情報の複製である複製設定情報を記憶するステップと、
    複数の設定値の一括設定の要求を受け付けるステップと、
    受け付けられた前記一括設定の要求が、主要設定値の設定要求と、前記主要設定値に付随する付随設定値の削除要求とを含む場合に、記憶された前記複製設定情報から、前記付随設定値を削除するステップと、
    前記付随設定値が削除された前記複製設定情報に対して、前記主要設定値の追加を含む、前記一括設定の要求に応じた更新処理を実行するステップと、
    更新された前記複製設定情報によって、前記制御プログラムを設定するステップと、
    を有し、
    前記主要設定値及び前記付随設定値は、前記主要設定値の設定前に前記付随設定値を削除する必要がある設定値である、
    通信装置の設定方法。
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