JP2020063863A - 空気調和装置 - Google Patents

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Takashige Mori
隆滋 森
康弘 大石
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Abstract

【課題】圧縮機と、熱源側熱交換器と、熱源側ファンと、利用側熱交換器と、利用側ファンと、ケーシングとを備えた空気調和装置において、適切な換気手段を提供する。【解決手段】空気調和装置(1)は、ケーシング(10)の内部に、圧縮機(2)と、熱源側熱交換器(7)と、熱源側ファン(8)と、利用側熱交換器(4)と、利用側ファン(5)と、ケーシング(10)とを配置している。ケーシング(10)の内部には、利用側熱交換器(4)および利用側ファン(5)を通る空気の通路(A)が形成されている。ケーシング(10)には、利用側空気通路(A)と、ケーシング(10)の外部とを連通する換気口(61)が形成されている。【選択図】図2

Description

圧縮機と、熱源側熱交換器と、熱源側ファンと、利用側熱交換器と、利用側ファンと、ケーシングとを備えた空気調和装置。
空気調和装置について、室内の設置を最小限の空気吸込口と吹出し口だけにし、その他の構成要素を室外に配置した空気調和装置が提案されている(たとえば、特許文献1(特開2003−214648号公報))。
特許文献1においては、本体内部を上下に仕切る仕切り板11に、排気用ダンパ12、給気用ダンパ13が設けられ、換気が行われる。
従来の空気調和装置においては、室内用空気と室外用空気の仕切に、換気ダンパが取り付けられているため、室内用空気に室外用空気が混じり、両者を独立に制御するのが困難であった。
第1観点の空気調和装置は、圧縮機と、熱源側熱交換器と、熱源側ファンと、利用側熱交換器と、利用側ファンと、ケーシングとを備えている。圧縮機と、熱源側熱交換器と、熱源側ファンと、利用側熱交換器と、利用側ファンとは、ケーシングの内部に配置されている。ケーシングの内部には、利用側熱交換器および利用側ファンを通る空気の通路が形成されている。ケーシングには、利用側空気通路と、ケーシングの外部と、を連通する換気口が形成されている。
第1観点の空気調和装置は、ケーシングに、利用側空気通路とケーシングの外部とを連通する換気口が形成されているために、効率よく空気を換気することができる。
第2観点の空気調和装置は、第1観点の空気調和装置であって、ケーシングの内部には、さらに、熱源側通路が形成されている。熱源側通路は、熱源側熱交換器および熱源側ファンを通る空気の通路である。利用側空気通路と、熱源側空気通路とは、利用側の空気と熱源側の空気とが混ざらないように配置されている。
第2観点の空気調和装置は、利用側の空気と熱源側の空気とが混ざらないように配置されているために、利用側の空気の換気を行っても、効率の低下が少ない。
第3観点の空気調和装置は、第1観点または第2観点の空気調和装置であって、換気口は、利用側空気通路の利用側ファンよりも上流側に配置されている。
第3観点の空気調和装置は、利用側ファンの上流側の負圧を利用して、換気口から外気を導入するので、新たにファンを設ける必要がない。換気にあたって、熱源側ファンを用いる必要も無い。
第4観点の空気調和装置は、第1観点〜第3観点のいずれかの空気調和装置であって、換気口は、利用側空気通路の利用側熱交換器よりも下流側に配置されている。
第4観点の空気調和装置においては、利用側熱交換器で熱交換した後の空気に、換気口より導入した空気が混合される。そのために、換気口より導入した空気による、利用側の空気に対する温度調整機能が大きくなる。
第5観点の空気調和装置は、第1観点〜第3観点のいずれかの空気調和装置であって、換気口は、利用側空気通路の利用側熱交換器よりも上流側に配置されている。
第5観点の空気調和装置においては、利用側熱交換器で熱交換する前の空気に、換気口より導入した空気が混合される。そのために、換気口より導入した空気による、利用側の空気に対する温度調整機能は、第4観点に比べて小さくなる。その代わり、温度変化が小さく、大量の空気の入れ替えが容易になる。
第6観点の空気調和装置は、第1観点〜第5観点のいずれかの空気調和装置であって、ケーシングは、開閉部材を有する。開閉部材は、換気口の開度を変更することができる。
第6観点の空気調和装置は、開閉部材を有しているので、換気口の開度を容易に変更することができる。
第7観点の空気調和装置は、第6観点の空気調和装置であって、さらに、ガスセンサと、制御部と、を有している。ガスセンサは、室内の二酸化炭素の濃度を計測する。制御部は、ガスセンサで計測した二酸化炭素の濃度に基づいて、開閉部材を制御する。
第7観点の空気調和装置は、ガスセンサの計測に基づいて、換気を制御するので、室内の二酸化炭素濃度を適切に制御できる。
第8観点の空気調和装置は、第6観点の空気調和装置であって、さらに、温度センサと、制御部と、を有している。温度センサは、外気温度を計測する。制御部は、温度センサで計測した外気温度に基づいて、開閉部材を制御する。
第8観点の空気調和装置は、温度センサの計測に基づいて、換気を制御するので、室内の温度を効率よく制御できる。
第1実施形態の空気調和装置1の冷媒回路図である。 第1実施形態の空気調和装置1の概略側面図である。 第1実施形態の空気調和装置1の概略斜視図である 第1実施形態の空気調和装置1のガスセンサ63による制御を示すフローチャートである。 変形例1Aの空気調和装置1の温度センサ64、65による制御を示すフローチャートである。
<第1実施形態>
(1)空気調和装置1の冷媒回路の構成
第1実施形態の空気調和装置1の冷媒回路を図1に、外観の側面図を図2に、外観の斜視図を図3に示す。本実施形態の空気調和装置1は、屋外に配置され、ヒートポンプを用いて、室内の暖房、冷房、除湿などを行う空気調和装置である。空気調和装置1は、冷房、または、除湿のみを行う冷房専用機であってもよい。空気調和装置1は、暖房のみを行う、暖房専用機であってもよい。空気調和装置1は、冷房、除湿に加えて、暖房を行う、空気調和装置であってもよい。
本実施形態の空気調和装置1は、図1に示すような冷媒回路全体を一つのケーシング10の中に含む。空気調和装置1は、図1に示すように、圧縮機2、アキュムレータ9、四方切換弁3、利用側熱交換器4、膨張弁6、熱源側熱交換器7を備えている。これらの機器は、配管で接続され、冷媒は各機器を循環して、蒸気圧縮式の冷凍サイクルが行われる。空気調和装置1は、さらに、利用側熱交換器4、熱源側熱交換器7にそれぞれ空気を送る利用側ファン5、熱源側ファン8を備えている。つまり、本実施形態の利用側熱交換器4、熱源側熱交換器7は、ともに、冷媒と空気で熱交換を行う熱交換器である。
冷房、除湿の場合は、利用側熱交換器4、熱源側熱交換器7は、それぞれ冷凍サイクルの蒸発器、凝縮器として機能する。暖房の場合は、利用側熱交換器4、熱源側熱交換器7は、それぞれ凝縮器、蒸発器として機能する。冷房と暖房は、四方切換弁3の切換により冷媒の流れを変更することにより、行われる。空気調和装置1が冷房専用機である場合には、四方切換弁3は不要である。空気調和装置1が暖房専用機である場合には、デフロスト運転のために、四方切換弁3を備えていてもよい。
(2)空気調和装置1の各構成要素の配置と空気の流れについて
本実施形態の空気調和装置1は、図2、3に示すように、ケーシング10の中に、利用側熱交換器4、利用側ファン5、圧縮機2、アキュムレータ9、熱源側熱交換器7、熱源側ファン8を備えている。なお、本明細書において、ケーシング10と、その内部の機器を含めて室外ユニットと呼ぶこともある。室外ユニットは、戸外に配置される。
空気調和装置1は、さらに、室内ユニット20と、吸込みダクト31、吹出しダクト32を備える。
室内ユニット20は、室内51に配置される。室内ユニット20には、室内空気の吸込み口21、吹出し口22が形成されている。
吸込みダクト31、吹出しダクト32は、それぞれ、室内ユニット20とケーシング10を接続している。
ケーシング10は、図3に示すように、天板11、底板15、四方の側板を有している。
ケーシングの内部には、上から順に、空間41、42、43、44が形成されている。
空間41には、利用側熱交換器4が配置されている。空間41に吸込みダクト31が接続されている。また空間41は、空間41の下の空間42と連通している。
空間42には、利用側ファン5が配置されている。本実施形態においては、利用側ファン5は、シロッコファンである。空間42には、吹出しダクト32が接続されている。空間42と、空間42の下の空間43は、仕切り板13によって、仕切られている。
空間43には、圧縮機2とアキュムレータ9が配置されている。空間43は、空間43の下の空間44と、仕切り板14によって、仕切られている。
空間44には、熱源側熱交換器7と、熱源側ファン8が配置されている。本実施形態においては、熱源側ファン8は、プロペラファンである。熱源側ファン8は、プロペラファン以外の種類のファンであってもよい。例えば、熱源側ファン8は、クロスフローファンであってもよい。なお、熱源側ファン8がクロスフローファンである場合、空間44のスペースの都合上、クロスフローファンの羽根車の回転軸が上下方向に延びるような姿勢で設置されることが好ましい。
ケーシング10の側板には、熱源側熱交換器7側において、給気用の開口が設けられている。また、ケーシング10の側板は、熱源側ファン8側において、排気用の開口が設けられている。
室内51の空気は、利用側ファン5の回転によって、室内ユニット20の吸込み口21より吸込まれ、吸込みダクト31内の流路31aを経由して、ケーシング10の中に入る。ケーシング10の中で、利用側熱交換器4、利用側ファン5(通路A)を通過し、吹出しダクト32内の流路32aを経由し、吹出し口22より、室内51に吹出される。この間に、室内51で吸込まれた空気は、利用側熱交換器4で、加熱または冷却される。
次に、熱源側の空気の流れについて説明する。熱源側ファン8が回転すると、熱源側熱交換器7の前面の空間44に、室外52より空気が取り込まれ、熱源側熱交換器7および、熱源側ファン8(空気の通路B)を経由して、室外52へ吹出される。この間に空気は、熱源側熱交換器7より、加熱または冷却される。
つまり、本実施形態の空気調和装置1においては、空調運転中で、ファン5、8が空気の通路A、Bを形成しているときであっても、通路A、Bは、空間41と42、または、44の内部でそれぞれ閉じており、空間41および空間42(通路A)、空間43、空間44(通路B)の空気が入り混じることは基本的にない。
(3)空気調和装置1の細部の構成
本実施形態の空気調和装置1には、換気口61が形成されている。本実施形態の空気調和装置1は、さらに、開閉部材62、制御部60、ガスセンサ63、温度センサ64を有している。以下、これらについて、詳述する。
(3−1)換気口61、開閉部材62
図2、または、図3に示すように、本実施形態の空気調和装置1においては、ケーシング10に、換気口61が形成されている。換気口61は、利用側空気通路Aに配置されている。また、本実施形態の場合は、利用側空気通路Aのうち、空間41に配置されている。さらに、換気口61の配置位置は、利用側空気通路Aのうち、利用側熱交換器4よりも下流側であり、かつ、利用側ファン5よりも下流側である。本実施形態の換気口61は、給気用である。ケーシングの外の空気を利用側空気通路Aに取り込むことができる。利用側ファン5が回転すると、ファン5の下流側の通路Aが負圧になり、ケーシング10の外の空気を取り込むことができるようになる。
また、ケーシング10は、開閉部材62を備えている。開閉部材62は、換気口61の開度を変更することができる。開閉部材62は、換気口61を閉にすることもできる。
(3−2)制御部60
制御部60は、空気調和装置1の空調運転を制御する。制御部60は、圧縮機2、ファン5、8、開閉部材62を制御する。
本実施形態においては、制御部60は、圧縮機の配置されている空間43に配置されている。制御部60は、ケーシング10内の別の位置に配置されていても良い。制御部60は、ケーシング10外に配置されていても良い。
制御部は、少なくとも、演算部と、メモリとを有している。
(3−3)ガスセンサ63
ガスセンサ63は、空気中の二酸化炭素の濃度を測定するセンサである。ガスセンサ63は、室内ユニット20に取り付けられている。ガスセンサ63は、室内51に配置されていれば、室内ユニット20と別体でも良い。
ガスセンサ63は、室内51の二酸化炭素の濃度を測定する。ガスセンサ63で測定された測定データは、制御部60に送られる。制御部では、測定データを下に、開閉部材を制御する。
(3−4)温度センサ64
温度センサ64は、空気の温度を測定するセンサである。温度センサ64は、ケーシング10に、ケーシングの外部の温度を測定するように取り付けられている。
温度センサ64は、室外52の空気の温度を測定する。温度センサ64で測定された測定データは、制御部60に送られる。制御部では、測定データを下に、開閉部材を制御する。
(4)センサを用いた換気口61の制御
本実施形態のガスセンサ63を用いた換気口61の制御について、図4のフローチャートを用いて説明する。
本フローがスタートすると、ステップS101で、ガスセンサ63は、室内51の二酸化炭素濃度を測定する。次に、ステップS102で、ガスセンサ63による測定データは、制御部60に送られる。
次に、ステップS103で、制御部60の演算部は、測定データが所定値を越えているかどうかを判断する。ここで、所定値とは、室内51の二酸化炭素の濃度が、好ましいと考えられる値の範囲の上限値である。所定値は、あらかじめ検討されて、制御部60のメモリに格納されている。つまり、制御部60の演算部は、メモリに格納されている所定値を読み出して、ガスセンサ63による測定データと比較する。
測定データが所定値より小さいときは、制御を終了する。測定値が、所定値以上であるときは、ステップS104にすすむ。ステップS104で、制御部60は、開閉部材62を動かし、換気口61を開ける。
以上のようにして、室内の二酸化炭素の濃度が高いときに、換気をする制御について説明した。
以上の制御では、換気口61の開閉を制御することについて説明したが、さらに、二酸化炭素濃度が上昇するに伴い、換気口61の開度を大きくする制御を行っても良い。
また、以上では、ファン5が運転中であることを前提に説明した。しかし、ファンが停止中であっても良い。空調運転が停止中であっても良い。この場合に換気を実行するためには、ファン5を運転する必要がある。
(5)特徴
(5−1)
本実施形態の空気調和装置1は、ケーシング10の中に、利用側熱交換器4、利用側ファン、圧縮機2、熱源側熱交換器7、熱源側ファン8が配置されている。ケーシング10は、室外52に配置される。ケーシング10の内部には、利用側熱交換器4および利用側ファン5を通る空気の通路Aが形成されている。ケーシング10には、利用側空気通路Aと、ケーシング10の外部と、を連通する換気口61が形成されている。
本実施形態の空気調和装置1は、ケーシング10に、利用側空気通路Aとケーシング10の外部とを連通する換気口61が形成されているために、効率よく空気を換気することができる。
従来技術は、利用側空気通路Aに、熱源側の空気の通路Bより、空気を取り込むものが多かった。このような場合には、たとえば、冷房または暖房運転停止中に換気を行おうとすれば、利用側ファン5だけでなく、熱源側ファン8も運転する必要がある。これに対して、本実施形態の空気調和装置の場合は、利用側ファン5だけを運転すれば、換気を行うことができる。
さらに、上記の従来技術の構成では、熱源側熱交換器で加熱または冷却された空気が利用側空気通路に取り込まれて、効率を落とす可能性がある。
これに対して、本実施形態の空気調和装置1は、利用側の空気と熱源側の空気とが混ざらないように配置されているために、利用側の空気の換気を行っても、効率の低下が少ない。
(5−2)
本実施形態の空気調和装置1においては、換気口61は、利用側空気通路Aの利用側ファン5よりも上流側に配置されている。
本実施形態の空気調和装置1は、利用側ファン5の上流側の負圧を利用して、換気口から外気を導入するので、新たに換気のためのファンを設ける必要がない。また、換気にあたって、熱源側ファンを用いる必要も無い。
(5−3)
本実施形態の空気調和装置1において、換気口61は、利用側空気通路Aの利用側熱交換器4よりも下流側に配置されている。
本実施形態の空気調和装置1は、利用側熱交換器4で熱交換した後の空気に、換気口61より導入した空気が混合される。そのために、換気口より導入した空気による、利用側の空気に対する温度調整機能が大きい。
(5−4)
本実施形態の空気調和装置1は、ケーシング10に、開閉部材62を有する。開閉部材62は、換気口61の開度を変更することができる。
本実施形態の空気調和装置1は、開閉部材62を有しているので、換気口61の開度を容易に変更することができる。また、換気口61を閉にすることもできる。
(5−5)
本実施形態の空気調和装置1は、さらに、ガスセンサ63と、制御部60と、を有している。ガスセンサ63は、室内の二酸化炭素の濃度を計測する。制御部60は、ガスセンサ63で計測した二酸化炭素の濃度に基づいて、開閉部材62を制御する。
本実施形態の空気調和装置1は、ガスセンサの計測に基づいて、換気を制御するので、室内の二酸化炭素濃度を適切に制御できる。
(6)変形例
(6−1)変形例1A
第1実施形態の空気調和装置1においては、換気口61は、利用側空気通路Aにおいて、利用側熱交換器4の下流側に配置されていた。変形例1Aの空気調和装置においては、換気口61は、利用側空気通路Aにおいて、利用側熱交換器4の上流側に配置されている。その他の構成は、第1実施形態と同様である。
変形例1Aの空気調和装置においては、換気口61より、利用側空気通路Aに取り込んだ空気についても、加熱または冷却した上で、室内に供給することができる。そのため、冷房または暖房の能力をそれほど落とさないまま、同時に換気することが可能になる。
(6−1−1)温度センサ64を用いた開閉部材62の制御例
変形例1Aの空気調和装置1は、室外52の空気の温度を測定する温度センサ64に加えて、室内51の空気の温度を測定する温度センサ65も有している。
空気調和装置1が冷房運転中に、室外と室内の温度センサ64、65を用いて、換気口61の開閉部材62を制御する例について、図5を用いて、説明する。
まず、ステップS201で、室外と室内の温度センサ64、65は、空気の温度を測定する。
次に、ステップS202で、それぞれの温度センサ64、65は、測定データを制御部60へ送る。
次に、ステップS203で、制御部60は、室外の温度センサ64で測定した測定データ(室外温度)と、室内の温度センサ65で測定した測定データ(室内温度)とを比較する。室外温度が室内温度より高いときは、制御を終了する。
室外温度が室内温度以下のとき、ステップS204で、制御部60は、開閉部材62を動かして、換気口61を開ける。
このような制御を行えば、室外52の空気の温度が下がっているときには、室外52の空気の冷熱を利用して、効率の良い冷房運転が実施できるとともに、換気も行うことができる。逆に、室外52の温度が室内51の温度より高いときには、換気口61を閉として、冷房の効率を低下させないで済む。
変形例1Aでは、換気口61が、利用側空気通路Aにおいて、利用側熱交換器4の上流側に配置されている場合に、温度センサにより、換気口61を制御する場合について、説明した。換気口61が、利用側空気通路Aにおいて、利用側熱交換器4の下流側に配置されている場合も、本開示は有効である。
また、第1実施形態では、ガスセンサにより換気口61を制御する場合、変形例1Aでは、温度センサにより換気口61を制御する場合について説明したが、組み合わせて制御を行っても良い。
以上、本開示の実施形態を説明したが、特許請求の範囲に記載された本開示の趣旨及び範囲から逸脱することなく、形態や詳細の多様な変更が可能なことが理解されるであろう。
1 空気調和装置
2 圧縮機
3 四方切換弁
4 利用側熱交換器
5 利用側ファン
6 膨張弁
7 熱源側熱交換器
8 熱源側ファン
9 アキュムレータ
10 ケーシング
20 室内ユニット
31 吸入ダクト
32 吹出しダクト
60 制御部
61 換気口
62 開閉部材
63 ガスセンサ
64、65 温度センサ
特開2003−214648号公報

Claims (8)

  1. 圧縮機(2)と、熱源側熱交換器(7)と、熱源側ファン(8)と、利用側熱交換器(4)と、利用側ファン(5)と、ケーシング(10)とを備えた空気調和装置(1)であって、
    前記圧縮機と、前記熱源側熱交換器と、前記熱源側ファンと、前記利用側熱交換器と、前記利用側ファンとは、前記ケーシングの内部に配置され、
    前記ケーシングの内部には、
    前記利用側熱交換器および前記利用側ファンを空気が通る利用側空気通路(A)
    が形成され、
    前記ケーシングには、
    前記利用側空気通路と、前記ケーシングの外部と、を連通する換気口(61)
    が形成されている、
    空気調和装置。
  2. 前記ケーシングの内部には、さらに、
    前記熱源側熱交換器および前記熱源側ファンを空気が通る熱源側空気通路(B)
    が形成され、
    前記利用側空気通路と、前記熱源側空気通路とは、利用側の空気と熱源側の空気とが混ざらないように配置されている、
    請求項1に記載の空気調和装置。
  3. 前記換気口は、前記利用側空気通路の前記利用側ファンよりも上流側に配置されている、
    請求項1または2に記載の空気調和装置。
  4. 前記換気口は、前記利用側空気通路の前記利用側熱交換器よりも下流側に配置されている、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気調和装置。
  5. 前記換気口は、前記利用側空気通路の前記利用側熱交換器よりも上流側に配置されている、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気調和装置。
  6. 前記ケーシングは、
    前記換気口の開度を変更することができる開閉部材(62)
    を有する請求項1〜5のいずれか1項に記載の空気調和装置。
  7. 前記空気調和装置は、さらに、
    室内の二酸化炭素の濃度を計測するガスセンサ(63)と、
    前記ガスセンサで計測した二酸化炭素の濃度に基づいて、前記開閉部材を制御する制御部(60)と、
    を備える請求項6に記載の空気調和装置。
  8. 前記空気調和装置は、さらに、
    外気温度を計測する温度センサ(64)と、
    前記温度センサで計測した外気温度に基づいて、前記開閉部材を制御する制御部と、
    を備える請求項6に記載の空気調和装置。
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