JP2020059128A - ドアロック制御装置およびドアロック制御方法 - Google Patents

ドアロック制御装置およびドアロック制御方法 Download PDF

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永原 英明
Hideaki Nagahara
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Abstract

【課題】ロック状態とアンロック状態の切り替えを、駆動源に負荷を与えること無く正確に行うことが可能なドアロック制御装置を提供する。【解決手段】ドアロック制御装置は、ロック位置とアンロック位置との間を移動可能なロックレバーと、ロックレバーを移動させるための駆動源を備える。又、ロック位置とアンロック位置の一方である第1の位置から他方である第2の位置へロックレバーを移動させる場合に、第1の位置でロックレバーを検出する第1の位置センサと、第2の位置でロックレバーを検出可能な第2の位置センサとを備える。第1の位置から第2の位置へロックレバーを移動させる際、駆動源は、駆動が開始された後、第1の位置センサの検出結果がロックレバーの非検出に切り替わると停止される。その後、ロックレバーは慣性によって移動する。【選択図】図8

Description

本発明は、ドアを備える装置のドアロック制御装置に関する。
複写機やプリンタのようなOA機器においては、消耗品の補充などを行うために、ユーザによって開閉可能なドアを備えているものがある。更に、そのような装置の中には、動作中にドア開かれるのを防ぐためのドアロック機構を備えているものがある。OA機器のドアロッック機構としては、ソレノイドを用いた構成が一般に知られている。
特許文献1には、ソレノイドを利用することにより、ドアをロックしているロック爪を、バネの付勢力に抗して移動させ、アンロック状態に移行させる構成が開示されている。
特開2000−89641号公報
しかしながら、特許文献1のようにソレノイドを用いる構成は、ソレノイドで発生した力を効果的に作用させるためのスペースが必要であり、小型化に限界がある。
本発明は上記問題点を解消するためになされたものである。よってその目的とするところは、従来よりも小型な構成で、ロック状態とアンロック状態の切り替えを制御することが可能なドアロック制御装置を提供することである。
そのために本発明は、筐体と、前記筐体に対して開閉可能なドアと、前記ドアの内側に設けられた係合部材と、前記ドアが閉じた状態において、前記係合部材と係合するロック位置と前記係合部材と係合しないアンロック位置とに移動可能なロックレバーと、前記ロックレバーを移動させるための駆動源と、前記ロック位置と前記アンロック位置の一方の第1の位置から他方の第2の位置へ前記ロックレバーを移動させる制御手段と、前記第1の位置において前記ロックレバーを検出する第1の位置センサと、前記第2の位置において前記ロックレバーを検出する第2の位置センサと、を備えるドアロック制御装置であって、前記制御手段は、前記第1の位置から前記第2の位置へ前記ロックレバーを移動させる場合に、前記駆動源の駆動を開始した後、前記第1の位置センサの検出結果が前記ロックレバーの検出から非検出に切り替わると前記駆動源の駆動を停止し、前記ロックレバーは、前記駆動源の駆動を停止した後、慣性によって前記第2の位置へ移動することを特徴とする。
本発明によれば、従来よりも小型な構成で、ロック状態とアンロック状態の切り替えを制御することが可能なドアロック制御装置を提供することができる。
記録装置の内部構成図である。 記録装置における制御構成を示すブロック図である。 記録装置の外観斜視図である。 ドアロックユニットの構成を説明するための図である。 ドアロックユニットを背面側から見た斜視図である。 ドアロックユニットのロック状態とアンロック状態の詳細を説明する図である。 第1センサと第2センサの検出結果を示す図である。 アンロック状態からロック状態に切替える場合のモータ駆動を示す図である。 ロック状態からアンロック状態に切替える場合のモータ駆動を示す図である。 アンロック状態からロック状態に切替える場合のフローチャートである。 ロック状態からアンロック状態に切替える場合のフローチャートである。
図1は、本実施形態で使用するインクジェット記録装置1(以下、記録装置1)の内部構成図である。図において、x方向は水平方向、y方向(紙面垂直方向)は後述する記録ヘッド8において吐出口が配列される方向、z方向は鉛直方向をそれぞれ示す。
記録装置1は、プリント部2とスキャナ部3を備える複合機であり、記録動作と読取動作に関する様々な処理を、プリント部2とスキャナ部3で個別にあるいは連動して実行することができる。スキャナ部3は、ADF(オートドキュメントフィーダ)とFBS(フラットベッドスキャナ)を備えており、ADFで自動給紙される原稿の読み取りと、ユーザによってFBSの原稿台に置かれた原稿の読み取り(スキャン)を行うことができる。なお、本実施形態はプリント部2とスキャナ部3を併せ持った複合機であるが、スキャナ部3を備えない形態であってもよい。図1は、記録装置1が記録動作も読取動作も行っていない待機状態にあるときを示す。
プリント部2において、筐体4の鉛直方向下方の底部には、記録媒体(カットシート)Sを収容するための第1カセット5Aと第2カセット5Bが着脱可能に設置されている。第1カセット5AにはA4サイズまでの比較的小さな記録媒体が、第2カセット5BにはA3サイズまでの比較的大きな記録媒体が、平積みに収容されている。第1カセット5A近傍には、収容されている記録媒体を1枚ずつ分離して給送するための第1給送ユニット6Aが設けられている。同様に、第2カセット5B近傍には、第2給送ユニット6Bが設けられている。記録動作が行われる際にはいずれか一方のカセットから選択的に記録媒体Sが給送される。
搬送ローラ7、排出ローラ12、ピンチローラ7a、拍車7b、ガイド18、インナーガイド19およびフラッパ11は、記録媒体Sを所定の方向に導くための搬送機構である。搬送ローラ7は、記録ヘッド8の上流側および下流側に配され、不図示の搬送モータによって駆動される駆動ローラである。ピンチローラ7aは、搬送ローラ7と共に記録媒体Sをニップして回転する従動ローラである。排出ローラ12は、搬送ローラ7の下流側に配され、不図示の搬送モータによって駆動される駆動ローラである。拍車7bは、記録ヘッド8の下流側に配される搬送ローラ7及び排出ローラ12と共に記録媒体Sを挟持して搬送する。
ガイド18は、記録媒体Sの搬送経路に設けられ、記録媒体Sを所定の方向に案内する。インナーガイド19は、y方向に延在する部材で湾曲した側面を有し、当該側面に沿って記録媒体Sを案内する。フラッパ11は、両面記録動作の際に、記録媒体Sが搬送される方向を切り替えるための部材である。排出トレイ13は、記録動作が完了し排出ローラ12によって排出された記録媒体Sを積載保持するためのトレイである。
本実施形態の記録ヘッド8は、フルラインタイプのカラーインクジェット記録ヘッドであり、記録データに従ってインクを吐出する吐出口が、図1におけるy方向に沿って記録媒体Sの幅に相当する分だけ複数配列されている。記録ヘッド8が待機位置にあるとき、記録ヘッド8の吐出口面8aは、図1のように鉛直下方を向きキャップユニット10によってキャップされている。記録動作を行う際は、後述するプリントコントローラ202によって、吐出口面8aがプラテン9と対向するように記録ヘッド8の向きが変更される。プラテン9は、y方向に延在する平板によって構成され、記録ヘッド8によって記録動作が行われる記録媒体Sを背面から支持する。
インクタンクユニット14は、記録ヘッド8へ供給される4色のインクをそれぞれ貯留する。インク供給ユニット15は、インクタンクユニット14と記録ヘッド8を接続する流路の途中に設けられ、記録ヘッド8内のインクの圧力及び流量を適切な範囲に調整する。本実施形態では循環型のインク供給系を採用しており、インク供給ユニット15は記録ヘッド8へ供給されるインクの圧力と記録ヘッド8から回収されるインクの流量を適切な範囲に調整する。
メンテナンスユニット16は、キャップユニット10とワイピングユニット17を備え、所定のタイミングにこれらを作動させて、記録ヘッド8に対するメンテナンス動作を行う。
図2は、記録装置1における制御構成を示すブロック図である。制御構成は、主にプリント部2を統括するプリントエンジンユニット200と、スキャナ部3を統括するスキャナエンジンユニット300と、記録装置1全体を統括するコントローラユニット100によって構成されている。プリントコントローラ202は、コントローラユニット100のメインコントローラ101の指示に従ってプリントエンジンユニット200の各種機構を制御する。スキャナエンジンユニット300の各種機構は、コントローラユニット100のメインコントローラ101によって制御される。以下に制御構成の詳細について説明する。
コントローラユニット100において、CPUにより構成されるメインコントローラ101は、ROM107に記憶されているプログラムや各種パラメータに従って、RAM106をワークエリアとしながら記録装置1全体を制御する。例えば、ホストI/F102またはワイヤレスI/F103を介してホスト装置400から印刷ジョブが入力されると、メインコントローラ101の指示に従って、画像処理部108が受信した画像データに対して所定の画像処理を施す。そして、メインコントローラ101はプリントエンジンI/F105を介して、画像処理を施した画像データをプリントエンジンユニット200へ送信する。
なお、記録装置1は無線通信や有線通信を介してホスト装置400から画像データを取得しても良いし、記録装置1に接続された外部記憶装置(USBメモリ等)から画像データを取得しても良い。無線通信や有線通信に利用される通信方式は限定されない。例えば、無線通信に利用される通信方式として、Wi−Fi(Wireless Fidelity)(登録商標)やBluetooth(登録商標)が適用可能である。また、有線通信に利用される通信方式としては、USB(Universal Serial Bus)等が適用可能である。また、例えばホスト装置400から読取コマンドが入力されると、メインコントローラ101は、スキャナエンジンI/F109を介してこのコマンドをスキャナ部3に送信する。
操作パネル104は、ユーザが記録装置1に対して入出力を行うための機構である。ユーザは、操作パネル104を介してコピーやスキャン等の動作を指示したり、印刷モードを設定したり、記録装置1の情報を認識したりすることができる。
プリントエンジンユニット200において、CPUにより構成されるプリントコントローラ202は、ROM203に記憶されているプログラムや各種パラメータに従って、RAM204をワークエリアとしながら、プリント部2が備える各種機構を制御する。コントローラI/F201を介して各種コマンドや画像データが受信されると、プリントコントローラ202は、これを一旦RAM204に保存する。記録ヘッド8が記録動作に利用できるように、プリントコントローラ202は画像処理コントローラ205に、保存した画像データを記録データへ変換させる。記録データが生成されると、プリントコントローラ202は、ヘッドI/F206を介して記録ヘッド8に記録データに基づく記録動作を実行させる。この際、プリントコントローラ202は、搬送制御部207を介して図1に示す給送ユニット6A、6B、搬送ローラ7、排出ローラ12、フラッパ11を駆動して、記録媒体Sを搬送する。プリントコントローラ202の指示に従って、記録媒体Sの搬送動作に連動して記録ヘッド8による記録動作が実行され、印刷処理が行われる。
ヘッドキャリッジ制御部208は、記録装置1のメンテナンス状態や記録状態といった動作状態に応じて記録ヘッド8の向きや位置を変更する。インク供給制御部209は、記録ヘッド8へ供給されるインクの圧力が適切な範囲に収まるように、インク供給ユニット15を制御する。メンテナンス制御部210は、記録ヘッド8に対するメンテナンス動作を行う際に、メンテナンスユニット16の動作を制御する。
ドアロック制御部211は、フロントドア503(図3参照)を開閉する際にドアロックユニット500を制御する。
スキャナエンジンユニット300においては、メインコントローラ101が、ROM107に記憶されているプログラムや各種パラメータに従って、RAM106をワークエリアとしながら、スキャナコントローラ302のハードウェアリソースを制御する。これにより、スキャナ部3が備える各種機構は制御される。例えばコントローラI/F301を介してメインコントローラ101がスキャナコントローラ302内のハードウェアリソースを制御することにより、ユーザによってADFに搭載された原稿を、搬送制御部304を介して搬送し、センサ305によって読み取る。そして、スキャナコントローラ302は読み取った画像データをRAM303に保存する。なお、プリントコントローラ202は、上述のように取得された画像データを記録データに変換することで、記録ヘッド8に、スキャナコントローラ302で読み取った画像データに基づく記録動作を実行させることが可能である。
図3(a)および(b)は、記録装置1の外観斜視図である。図3(a)はフロントドア503が閉じた状態、図3(b)はフロントドア503が開いた状態を示している。通常、フロントドア503は図3(a)のように閉じており、装置内の各種機構を保護している。消耗品の補充や装置のメンテナンスを行う際、ユーザは装置正面に配された操作パネル104を用いてフロントドア503のロック解除を指示する。
ロック解除のコマンドが入力されると、コントローラユニット100(図2参照)は、ドアロック制御部211を介して、ドアロックユニット500をロック状態からアンロック状態に移行させる。そして、ロック解除が確認されると、フロントドア503のロックが解除された旨を操作パネル104に表示し、ユーザは手動で図3(b)のようにフロントドア503を開くことが可能となる。
フロントドア503が開いた状態において、ユーザは、例えば、ヘッドホルダ501に搭載される記録ヘッド8を交換することが出来る。また、インクタンクユニット14に装着されている各色のインクタンク141を交換することが出来る。更に、メンテナンスユニット16に配され、メンテナンス動作によって記録ヘッド8より排出されたインクを収容する廃インクカートリッジ502を交換することができる。
装置内部の前面には、装置内の各機構への通電の有無を切替えるためのインターロックスイッチ506が配されている。一方、フロントドア503の内側であってインターロックスイッチ506に当接可能な位置には、インターロックスイッチ506を押圧するための押圧部材505が配されている。フロントドア503が閉じられているとき、押圧部材505はインターロックスイッチ506を押圧し、装置内の各機構への通電が許可される。フロントドア503が開いているとき、押圧部材505はインターロックスイッチ506から離間し、装置内の各機構への通電は許可されない。つまり、装置内の各機構に対する電力供給は、フロントドア503が開くことによりハード的に遮断される。
装置内部の前面にはドアロックユニット500が配され、フロントドア503の内側には、ドアロックユニット500と係合してフロントドア503をロックするためのL字型板金504(係合部材)が配されている。
図4(a)および(b)は、ドアロックユニット500の構成を説明するための図である。ここでは、フロントドア503が閉じられ、L字型板金504がドアロックユニット500と係合可能な位置にある状態を示している。図4(a)はロック状態、図4(b)はアンロック状態をそれぞれ示している。
ドアロックユニット500は、回転軸Pを中心に回転可能なロックギア513と、ロックギア513に固定されロックギア513とともに回転可能なロックレバー511を備えている。ロックギア513は、ウォームギア518を介してDCモータ514と連結され、ロックレバー511はモータ514の回転方向に従って、図のR1方向およびR2方向に回転可能になっている。
ロックレバー511の一端にはL字型板金504と係合可能なU字型板金512が取り付けられている。ロックレバー511が図4(a)のような回転位置にあるとき、L字型板金504とU字型板金512は係合し、フロントドア503はロック状態となる。また、ロックレバー511が図4(b)のような回転位置にあるとき、L字型板金504とU字型板金512は係合が解除され、フロントドアはアンロック状態となる。
ロックレバー511の別の一端には、光学センサ515の光軸を遮光するための遮光板510が設けられている。光学センサ515は第1センサ515aと第2センサ515bを有する。第1センサ515a及び第2センサ515bは、それぞれ発光部と受光部を有する。これら2つのセンサは遮光板510が移動可能な経路の異なる位置に配されている。
図4(a)に示す回転位置において、遮光板510は第1センサ515aを遮光せず第2センサ515bを遮光している。すなわち、第1センサ515aにおいて、発光部が発光した光は遮光板510で遮光されることにより受光部は受光することができない。また、第2センサ515bにおいて、発光部が発光した光は遮光板510で遮光されることなく受光部によって受光される。
一方、図4(b)に示す回転位置において、ロックレバー511は第1センサ515aを遮光し第2センサ515bは遮光していない。すなわち、第1センサ515aにおいて、発光部が発光した光は遮光板510で遮光されることなく受光部によって受光される。第2センサ515bにおいて、発光部が発光した光は遮光板510で遮光されることにより受光部は受光することができない。
プリントコントローラ202は、第1センサ515a及び第2センサ515bの出力値に基づいて、ロックレバー511がフロントドアがロック状態となるロック位置にあるか、フロントドアがアンロック状態となるアンロック位置にあるかを判定することができる。
以上説明したDCモータ514、ウォームギア518、ロックレバー511、光学センサ515などの各部品は、板金から成る支持基板517に配置および固定され、本実施形態のドアロックユニット500が構成されている。
なお、本実施形態の記録装置1においては、電気関係の故障などの際にフロントドアを開ける場合を考慮して、手動でドアロックを解除する機構も用意している。手動でドアロックを解除する場合、ユーザは、まずドライバーを用いて図3(a)に示すモータ回転カバー517を装置本体から取り外す。モータ回転カバー517を取り外すことによって、開口の内部には、DCモータ514に直結するモータ回転部材516が現れる。
図5は、ドアロックユニット500を背面側から見た斜視図である。DCモータ514に対し、ウォームギア518と反対の側(−x方向側)には、先端に+(プラス)形状の凹部を有するモータ回転部材516が取り付けられている。ユーザが、モータ回転カバー517を取り外した後、プラスドライバを用いてモータ回転部材516を手動で回転すると、これに直結するDCモータ514も回転し、ロックレバー511も移動する。その結果、U字型板金はL字型板金から離間され、ドアロックは解除され、ユーザはフロントドア503を開くことができる。
図6(a)〜(c)は、ドアロックユニット500のアンロック状態とロック状態を詳細に説明するための図である。
図6(a)は、ロックレバー511がアンロック位置にあり、U字型板金512がL字型板金504から離間したアンロック状態を示している。ロックレバー511がアンロック位置にあるとき、第1センサ515aは光軸が遮光され、第2センサ515bは光軸が遮光されずに受光する。
第1センサ515aと第2センサ515bは、遮光されているときの出力値が受光しているときの出力値よりも高くなるような光学センサである。このため、プリントコントローラ202は、第1センサ515aおよび第2センサ515bの出力値を予め用意した閾値Tと比較することにより、それぞれが遮光状態にあるか受光状態にあるかを判定することができる。図6(a)において、プリントコントローラ202は、第1センサ515aの出力値が閾値Tよりも高く、第2センサ515bの出力値が閾値Tよりも低いことから、ロックレバー511がアンロック位置にあることを認識することができる。
本実施形態において、ロックレバー511のR2方向への回転は、U字型板金512の左端部が支持基板517に配された左側ストッパ517aに当接することによって規制される。そして、ロックレバー511がR2方向へ回転するとき、遮光板510が第1センサ515aを遮光してからU字型板金512が左側ストッパ517aに当接するまでの距離L3は、遮光板510の長さL1よりも小さい。このため、遮光板510は第1センサ515aを越えてR2方向に回転することはない。
図6(b)は、ロックレバー511がアンロック位置とロック位置の間の中間位置にあり、U字型板金512とL字型板金504が係合と離間の中間にある状態を示している。本実施形態において、遮光板510の移動方向の長さL1は、第1センサ515aと第2センサ515bの距離L2よりも小さい。このため、第1センサ515aと第2センサ515bのどちらもが遮光板510によって遮光されない中間位置が存在する。プリントコントローラ202は、第1及び第2センサの出力値が共に閾値Tよりも低い値であることから、ロックレバー511がロック位置でもアンロック位置でもない中間位置にあることを認識することができる。
図6(c)は、ロックレバー511がロック位置にあり、U字型板金512がL字型板金504に係合されているロック状態を示している。ロックレバー511がロック位置にあるとき、第1センサ515aは遮光状態となり、第2センサ515bは受光状態となる。図6(b)において、プリントコントローラ202は、第1センサ515aの出力値が閾値Tよりも低く、第2センサ515bの出力値が閾値Tよりも高いことから、ロックレバー511がロック位置にあることを認識することができる。
本実施形態において、ロックレバー511のR1方向への回転は、U字型板金512の右端部が支持基板517に配された右側ストッパ517bに当接することによって規制される。そして、ロックレバー511がR1方向へ回転するとき、遮光板510が第2センサ515bを遮光してからU字型板金512が右側ストッパ517bに当接するまでの距離L4は、遮光板510の長さL1よりも小さい。このため、遮光板510は第2センサ515aを越えてR1方向に回転することはない。
図7は、第1センサ515aと第2センサ515bそれぞれの検出結果と、アンロック位置、ロック位置、および中間位置(中間状態)の関係を示す図である。横軸は、ロックレバー511の移動可能な領域(回転位置)を示している。左端部はロックレバー511のU字型板金512が左側ストッパ517aに当接する位置に相当し、右端部はロックレバー511のU字型板金512が右側ストッパ517bに当接する位置に相当する。図では、第1センサ515aと第2センサ515bのそれぞれについて、出力値が閾値Tよりも高い場合をH(High)、低い場合をL(Low)として示している。
本実施形態において、第1センサ515aの検出結果がHとなる範囲(L3)は、U字型板金512とL字型板金504が離間しアンロック状態を維持可能な範囲よりも小さい。すなわち、U字型板金512とL字型板金504が離間していても、第1センサ515aがHの状態がある。第1センサ515aの検出結果がHで第2センサ515bの検出結果がLである場合、フロントドア503は確実にアンロック状態にあると判定することができる。
また、第2センサ515bの検出結果がHとなる範囲(L4)は、U字型板金512とL字型板金504が係合しロック状態を維持可能な範囲よりも小さい。すなわち、U字型板金512とL字型板金504が係合していても、第2センサ515bの検出結果がLの状態がある。第1センサ515aの検出結果がLで第2センサ515bの検出結果がHである場合、フロントドア503は確実にロックされていると判定することができる。
ところで、DCモータ514およびロックレバー511は、DCモータ514の駆動を止めても即座には停止せず、ロックレバー511は慣性によってある程度回転を継続する。そして、慣性で回転するロックレバー511がストッパ517a、517bに当接すると、同じく慣性で回転するウォームギア518を、ドアロックギア513が強制的に停止させることになり、DCモータ514に負荷をかけてしまう。また、当接に伴う反動によってロックレバー511が逆方向に移動して、停止目標位置から外れてしまうおそれがある。停止目標位置から外れた場合は、DCモータ514を再び駆動しなければならない。ドアロックユニット500の小型化のために、第1センサ515aと第2センサ515bの距離L2を小さくした構成においては、慣性の影響を考慮する必要が大きくなる。
以上のことより、ロックレバー511(U字型板金512)が左右のストッパに当接することなくロック状態とアンロック状態を切り替えることが望ましい。具体的には、アンロック状態からロック状態に切り替えるとき、ロックレバー511は、R1方向に回転しながら、右側ストッパ517bに当接する前に停止することが好ましい。また、ロック状態からアンロック状態に切り替えるとき、ロックレバー511は、R2方向に回転しながら、左側ストッパ517aに当接する前に停止することが好ましい。
図8(a)および(b)は、アンロック状態からロック状態に切替える場合の、モータ駆動方法を説明するための図である。横軸は、図7と同様、ロックレバー511の回転位置を示している。ここでは、第1センサ515aおよび第2センサ515bの検出結果とともに、DCモータ514の駆動のON,OFFを示している。
アンロック状態からロック状態に切替える場合(すなわち図の左から右に移動する場合)、アンロック位置が初期位置(第1の位置)となりロック位置が目標位置(第2の位置)となる。DCモータ514はロックレバー511がR1方向に回転するように駆動され、やがて遮光板510が第1センサ515aから離れ、第1センサ515aの検出結果は(H)から(L)に変化する。更に回転が継続されると、遮光板510は第2センサ515aを遮光し、第2センサ515bの検出結果は(L)から(H)に変化する。このタイミングで、プリントコントローラ202は、ドアロックユニット500がロック状態となったことを判定することができる。
図8(a)は、第2センサ515aの検出結果が(L)から(H)に変化したタイミング、すなわちロックレバー511がロック位置にあることが確認されたタイミングでDCモータ514の駆動を停止する場合を示している。DCモータ514をOFFにしてもロックレバー511は即座に停止せず、慣性によってある程度回転を継続する。図では、DCモータ514の駆動をONからOFFに切替えた時からロックレバー511が物理的に停止するまでに必要とする距離をD1で示している。図8(a)の場合、この距離は右側ストッパ517bの位置を超えてしまっている。よって、ロックレバー511は、D1だけ移動する前に右側ストッパ517bに当接し、DCモータ514に負荷をかけてしまう。
図8(b)は、本実施形態の制御方法を示す図である。本実施形態では、第1センサ515aの検出結果が(H)から(L)に変化したタイミング、すなわちロックレバー511がロック位置(目標位置)にあることが確認される前のタイミングでDCモータ514の駆動を停止している。DCモータ514の駆動をOFFにした位置からD1だけ離れた位置はロック位置に含まれ、且つロックレバー511が右側ストッパ517bに当接する手前の位置となる。すなわち、図8(b)のような駆動制御を行えば、アンロック状態からロック状態への切り替えを、DCモータ514に負荷をかけることなく、正確に行うことができる。
図9(a)および(b)は、ロック状態からアンロック状態に切替える場合のモータ駆動方法を示した図である。ロック状態からアンロック状態に切替える場合(すなわち図の右から左に移動する場合)、ロック位置が初期位置(第1の位置)となりアンロック位置が目標位置(第2の位置)となる。
図9(a)は、第1センサ515aの検出結果が(L)から(H)に変化したタイミング、すなわちロックレバー511がアンロック位置にあることが確認されたタイミングでDCモータ514の駆動を停止する場合を示している。
図9(b)は、本実施形態の制御方法を示す図である。本実施形態では、第2センサ515aの検出結果が(H)から(L)に変化したタイミング、すなわちロックレバー511がアンロック位置(目標位置)にあることが確認される前のタイミングでDCモータ514の駆動を停止している。図9(a)および(b)では、DCモータ514の駆動を停止した後、ロックレバー511が停止するまでの距離をD2で示している。第2センサ515b(初期位置センサ)の検出結果が(H)から(L)に変化したタイミングでDCモータ514をOFFにすれば、左側ストッパ517aに当接させることなく、ロックレバー511をロック位置に停止させることができる。すなわち、図9(b)のような駆動制御を行えば、ロック状態からアンロック状態への切り替えを、DCモータ514に負荷をかけることなく、正確に行うことができる。
図10は、アンロック状態からロック状態に切替える場合に、本実施形態のプリントコントローラ202がドアロック制御部211を介して実行する工程を説明するためのフローチャートである。
本処理は、ユーザがフロントドア503を閉じ、フロントドア503が閉じられたことを不図示のドアセンサが検知したタイミングで開始される。
本処理が開始されると、プリントコントローラ202は、まずS101において、初期設定を行う。具体的には、DCモータ514を駆動するパルス幅PWMを初期値PWM1に設定する。このような初期値は、ROM203に予め保存されている。
また、第2センサ515aのフラグSF2を(L)に設定する。これは、本処理におけるロックレバー511の初期位置(アンロック位置)において、第2センサ515bは遮光されていないためである(図6(b)参照)。なお、S101における初期設定は、第1センサ515aおよび第2センサ515bそれぞれの遮光と受光を確認した後に行っても良い。
S102において、プリントコントローラ202は、第1のモータ駆動処理を実行する。具体的には、S101で設定されたパルス幅PWMを用い、ロックレバー511がR1方向に回転するようにDCモータ514を駆動しながら、第1センサ515aの出力値Out1を監視する。そして、出力値Out1を閾値Tと比較し、Out1≦Tとなった時点(第1センサ515aの透過が確認された時点)でモータ駆動を停止する。その後、モータ駆動を開始してから所定時間が経過するまで第2センサ515bの出力値Out2を監視し、所定時間内にOut2≦Tとなった場合は第2センサのフラグSF2を(L)から(H)に変更する。
すなわち、DCモータ514の駆動が停止された後、上記所定時間の間に遮光板510が慣性力によって第2センサ515bを遮光する位置まで移動した場合、第2センサのフラグSF2は(L)から(H)に変更される。
S103において、プリントコントローラ202は、再び第1センサ515aの出力値Out1を確認する。そして、Out1≦Tである場合はS104に進み、Out1>Tである場合はS108に進む。ここで、S104に進む場合とは、S102のモータ駆動で第1センサ515aの受光が確認された場合、すなわち遮光板510が第1センサ515aの遮光位置から離れた場合に相当する。一方、S108に進む場合とは、S102のモータ駆動で第1センサ515aの受光が確認されなかった場合、すなわち遮光板510が第1センサ515aの遮光位置から離れていない場合に相当する。
S104において、プリントコントローラ202は、第2センサのフラグSF2が(H)であるか否かを判定する。(H)である場合は、S102の所定時間内に、遮光板510が少なくとも一度は第2センサ515bまで移動したことを意味する。しかしながら、所定時間内の移動は慣性力による移動であるため、初速度によっては、ロックレバー511が右側ストッパ517bに当接して移動方向を反転し、遮光板510が第1センサから離れてしまう可能性もある。よって、プリントコントローラ202は、S107において、再度第2センサの出力値Out2を取得し、遮光(Out2>T)が確認された場合は本処理を終了する。
一方、S104において、第2センサのフラグSF2が(L)である場合は、S102の所定時間内に、遮光板510は第1センサ515aからは離れたものの、目標位置である第2センサ515bまでは慣性のみによって移動できなかったことを意味する。この場合、プリントコントローラ202は、S105において第2のモータ駆動処理を実行する。具体的には、現在設定されているパルス幅PWMを用い、再びDCモータ514を駆動しながら第2センサ515bの出力値Out2を監視する。そして、出力値Out2を閾値Tと比較し、Out2>Tとなった時点(第2センサ515bの遮光が確認された時点)でモータ駆動を停止する。その後、所定時間が経過するまで、第2センサ515bの出力値Out2の監視を継続し、閾値Tとの比較に基づいて第2センサのフラグSF2を(L)または(H)に設定する。なお、S105において、遮光板510は既に第1のセンサ515aから離れているため、S105における所定時間(出力値Out2を監視する時間)はS102における所定時間(出力値Out1を監視する時間)よりも短く設定しても良い。
S106において、プリントコントローラ202は、第2センサ515bのフラグSF2が(H)であるか否かを判定する。(H)である場合は、S105の所定時間内に、遮光板510が第2センサ515b(目標位置)まで移動したことを意味する。よって、S107で再度第2センサの遮光状態を確認した後、本処理を終了する。
S103でOut1>Tであった場合、およびS106で第2センサ515bのフラグSF2が(H)ではないと判定された場合は、DCモータ514に付与するエネルギが不足していることが予想される。このため、プリントコントローラ202は、S108において駆動パルス幅PWMを更にΔPWMだけ増大させた後、再びS102に戻り、新たに設定されたパルス幅PWMを用い第1のモータ駆動処理を実行する。
また、S104でYesでありながらS107でNo(第2センサ515bの遮光が確認できなかった)場合とは、ロックレバー511が右側ストッパ517bに当接して移動方向を反転し、遮光板510が第2センサ515bから離れてしまったと予想される。よってこの場合は、ロックレバー511の移動速度が速すぎるため、プリントコントローラ202は、S109において駆動パルス幅PWMをΔPWMだけ小さく変更する。そして、再びS102に戻り、新たに設定されたパルス幅PWMを用いて第1のモータ駆動処理を実行する。
図11は、ロック状態からアンロック状態に切替える場合に、本実施形態のプリントコントローラ202がドアロック制御部211を介して実行する工程を説明するためのフローチャートである。
本処理は、ユーザが操作パネル104を用い、フロントドア503のロック解除コマンドを入力することによって開始される。なお、プリントコントローラ202は、本処理の開始に先立って、各種機構の動作停止を確認することが好ましい。
本処理も、基本的には図10を用いて説明したアンロック状態からロック状態に切替える場合のフローチャートと同様である。但し、ロックレバー511を回転させる方向は、図10の場合と反対である。例えば、S202の第3のモータ駆動処理およびS205の第4のモータ駆動処理において、プリントコントローラ202は、ロックレバー511がR2方向に回転するように、DCモータ514を駆動する。また、第1センサ515aが遮光されるアンロック位置を目標位置とするため、S201、S204、S206で管理するフラグは第1センサのフラグSF1となる。更に、初期位置と目標位置の関係が図10の場合とは逆転するため、各工程において監視の対象とするセンサも、第1センサと第2センサの間で入れ替えられる。
なお、S201で設定するパルス幅PWMの初期値や、S202およびS205における所定時間については、図10の場合とは異なる値を用意しても良い。
以上説明した本実施形態によれば、ロック状態とアンロック状態の一方から他方へ切り替える際、ロックレバーが初期位置(第1の位置)にあるときに当該ロックレバーを検出することが可能な位置センサの検出結果を監視しながらDCモータを駆動する。そして、当該位置センサの検出結果がロックレバーの検出(H)から非検出(L)に切り替わると、DCモータの駆動を停止する。これにより、初期位置(第1の位置)から目標位置(第2の位置)までのロックレバーの移動を、慣性による影響を含めた状態で制御することができる。その結果、ロック状態とアンロック状態の切り替えを、DCモータに負荷をかけることなく正確に行うことが可能となる。
なお以上では、ロックレバーを回転させるための駆動源としてDCモータを使用したが、本発明はこれに限定されるものではない。ACモータやステッピングモータなど他の型のモータであっても良いし、特許文献1のようにソレノイドを利用した構成であってもよい。どのようなタイプの駆動源であれ、駆動を停止した後にロックレバーが慣性で移動する現象が生じる場合には、本発明の効果を発揮することが出来る。
また、発光経路が遮光されて受光部で光を受光できるときの出力値が、発光経路が遮光されず受光部で光を受光できないときの出力値よりも低くなるような光学センサを用いて説明した。しかしながら、本発明は上述の光学センサに限定されることなく、発光経路が遮光されて受光部で光を受光できないときの出力値が、発光経路が遮光されず受光部で光を受講できないときの出力値よりも高くなるような光学センサを用いる構成としてもよい。
さらに、フルラインタイプのカラーインクジェット記録ヘッドを搭載したインクジェット記録装置を例に説明したが、電子写真方式など他の方式の記録装置であっても良いし、記録装置以外の他のOA機器であっても構わない。
1 インクジェット記録装置
211 ドアロック制御部
500 ドアロックユニット
504 L字型板金(係合部材)
510 遮光板
511 ロックレバー
514 DCモータ(駆動源)
515a 第1センサ
515b 第2センサ

Claims (14)

  1. 筐体と、
    前記筐体に対して開閉可能なドアと、
    前記ドアの内側に設けられた係合部材と、
    前記ドアが閉じた状態において、前記係合部材と係合するロック位置と前記係合部材と係合しないアンロック位置とに移動可能なロックレバーと、
    前記ロックレバーを移動させるための駆動源と、
    前記ロック位置と前記アンロック位置の一方の第1の位置から他方の第2の位置へ前記ロックレバーを移動させる制御手段と、
    前記第1の位置において前記ロックレバーを検出する第1の位置センサと、
    前記第2の位置において前記ロックレバーを検出する第2の位置センサと、
    を備えるドアロック制御装置であって、
    前記制御手段は、前記第1の位置から前記第2の位置へ前記ロックレバーを移動させる場合に、前記駆動源の駆動を開始した後、前記第1の位置センサの検出結果が前記ロックレバーの検出から非検出に切り替わると前記駆動源の駆動を停止し、前記ロックレバーは、前記駆動源の駆動を停止した後、慣性によって前記第2の位置へ移動することを特徴とするドアロック制御装置。
  2. 前記制御手段は、前記駆動源の駆動を停止した後、前記第2の位置センサの検出結果を確認することを特徴とする請求項1に記載のドアロック制御装置。
  3. 前記制御手段は、前記第2の位置センサによる前記ロックレバーの検出が確認できなかった場合、前記駆動源を再び駆動し、前記第2の位置センサの検出結果が前記ロックレバーの非検出から検出に変化したタイミングで前記駆動源の駆動を停止することを特徴とする請求項2に記載のドアロック制御装置。
  4. 前記制御手段は、前記駆動源の駆動を開始してから所定時間が経過しても前記第1の位置センサの検出結果が前記ロックレバーの検出から非検出に変化しない場合、前記駆動源に付与するエネルギを更に増大させて前記駆動源を駆動することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のドアロック制御装置。
  5. 前記駆動源の駆動が停止された後、慣性によって移動する前記ロックレバーが停止するために必要な距離は、前記第2の位置センサが前記ロックレバーを検知した状態で前記ロックレバーが移動可能な距離よりも大きいことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のドアロック制御装置。
  6. 前記第1の位置センサと前記第2の位置センサは、前記ロックレバーが有する遮光板によって光軸が遮光されることにより前記ロックレバーを検出する光学センサであることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のドアロック制御装置。
  7. 前記第1の位置センサと前記第2の位置センサの距離は前記遮光板の移動方向の幅よりも大きいことを特徴とする請求項6に記載のドアロック制御装置。
  8. 前記ロックレバーが移動可能な領域において、一方の端部は前記第1の位置センサの光軸が前記遮光板によって遮光される位置であり、他方の端部は前記第2の位置センサの光軸が前記遮光板によって遮光される位置であることを特徴とする請求項6または7に記載のドアロック制御装置。
  9. 前記一方の端部および前記他方の端部は、前記ロックレバーがストッパに当接する位置であることを特徴とする請求項8に記載のドアロック制御装置。
  10. 前記ロック位置から前記アンロック位置への移動は、ユーザが操作パネルを介して指示することにより開始されることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載のドアロック制御装置。
  11. 前記アンロック位置から前記ロック位置への移動は、前記ドアの開閉を検知する検知手段が、前記ドアが閉じられたことを検知することによって開始されることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載のドアロック制御装置。
  12. 筐体と、
    前記筐体に対して開閉可能なドアと、
    前記ドアの内側に設けられた係合部材と、
    前記ドアが閉じた状態において、前記係合部材と係合するロック位置と前記係合部材と係合しないアンロック位置とに移動可能なロックレバーと、
    前記ロックレバーを移動させるための駆動源と、
    前記ロック位置と前記アンロック位置の一方の第1の位置から他方の第2の位置へ前記ロックレバーを移動させる制御手段と、
    前記第1の位置において前記ロックレバーを検出する第1の位置センサと、
    前記第2の位置において前記ロックレバーを検出する第2の位置センサと、
    を備えるドアロック制御装置のドアロック制御方法であって、
    前記第1の位置から前記第2の位置へ前記ロックレバーを移動させる場合に、前記駆動源の駆動を開始した後、前記第1の位置センサの検出結果が前記ロックレバーの検出から非検出に切り替わると前記駆動源の駆動を停止し、前記ロックレバーは、前記駆動源の駆動を停止した後、慣性によって前記第2の位置へ移動することを特徴とするドアロック制御方法。
  13. 前記駆動源の駆動を開始してから所定時間が経過した後に、前記第2の位置センサの検出結果を確認する工程を更に有することを特徴とする請求項12に記載のドアロック制御方法。
  14. 筐体と、
    記録媒体に画像を記録するための記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドを含む前記筐体の内部の機構を保護するためのドアと、
    前記ドアの内側に設けられた係合部材と、
    前記ドアが閉じた状態において、前記係合部材と係合するロック位置と前記係合部材と係合しないアンロック位置とに移動可能なロックレバーと、
    前記ロックレバーを移動させるための駆動源と、
    前記ロック位置と前記アンロック位置の一方である第1の位置から他方である第2の位置へ前記ロックレバーを移動させる制御手段と、
    前記第1の位置において前記ロックレバーを検出する第1の位置センサと、
    前記第2の位置において前記ロックレバーを検出する第2の位置センサと、
    を備える記録装置であって、
    前記制御手段は、
    前記第1の位置から前記第2の位置へ前記ロックレバーを移動させる場合に、前記駆動源の駆動を開始した後、前記第1の位置センサの検出結果が前記ロックレバーの検出から非検出に切り替わると前記駆動源の駆動を停止し、前記ロックレバーは、前記駆動源の駆動を停止した後、慣性によって前記第2の位置へ移動することを特徴とする記録装置。
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