JP2020058285A - 水耕栽培装置 - Google Patents

水耕栽培装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020058285A
JP2020058285A JP2018191603A JP2018191603A JP2020058285A JP 2020058285 A JP2020058285 A JP 2020058285A JP 2018191603 A JP2018191603 A JP 2018191603A JP 2018191603 A JP2018191603 A JP 2018191603A JP 2020058285 A JP2020058285 A JP 2020058285A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
root
stem
space
plant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018191603A
Other languages
English (en)
Inventor
田尾本 昭
Akira Taomoto
昭 田尾本
緒方 賢史
Masashi Ogata
賢史 緒方
雄一 稲葉
Yuichi Inaba
雄一 稲葉
石渡 正紀
Masanori Ishiwatari
正紀 石渡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2018191603A priority Critical patent/JP2020058285A/ja
Publication of JP2020058285A publication Critical patent/JP2020058285A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/20Reduction of greenhouse gas [GHG] emissions in agriculture, e.g. CO2
    • Y02P60/21Dinitrogen oxide [N2O], e.g. using aquaponics, hydroponics or efficiency measures

Landscapes

  • Hydroponics (AREA)

Abstract

【課題】新たな塊茎の収穫量を増加させることができる水耕栽培装置を提供する【解決手段】水耕栽培装置2は、植物1の少なくとも1つの主茎15がそれぞれ通過する少なくとも1つの茎用貫通孔24aを有する地表面部24と、種塊茎16から延びる少なくとも1つの根13がそれぞれ通過する少なくとも1つの根用貫通孔25aを有する支持部25と、を備え、少なくとも1つの茎用貫通孔24aと少なくとも1つの根用貫通孔25aとは、平面視において、互いに重ならないように、ずれた位置に設けられている。【選択図】図1

Description

本開示は、水耕栽培装置に関する。
従来から、土を使用せずに、塊茎類を栽培する水耕栽培装置の開発が進められている。そのような水耕栽培においては、地下空間に塊状栄養蓄積部としての塊茎を形成する塊茎類等が栽培されている。たとえば、次の特許文献1には、塊茎類の一例のジャガイモの人工的な水耕栽培方法に関する技術が開示されている。
このような水耕栽培装置においては、地上部の葉で光合成によって生成された栄養を効率的に地下部へ転流させることにより、地下空間において多数のストロンを発生させ、その多数のストロンから塊茎を効率的に肥大させている。
特開2016−123283号公報
一般に、上記の特許文献1に開示されたジャガイモ等の塊茎類の水耕栽培装置を用いる場合には、1つの種塊茎から生成される新たな塊茎の数を増加させることが求められている。
本発明は、このような従来技術の有する課題に鑑みてなされたものである。そして、本発明の目的は、1つの種塊茎から生成される新たな塊茎の収穫数を増加させることができる水耕栽培装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る水耕栽培装置は、水または養液を貯留し、植物の地下部を受け入れる遮光性の栽培槽と、前記栽培槽の上側の開口を塞ぐように設けられ、前記植物の少なくとも1つの茎がそれぞれを通過する少なくとも1つの茎用貫通孔を有し、前記地下部が生長する地下空間と前記植物の地上部が生長する地上空間とを仕切る遮光性の地表面部と、前記植物の種塊茎を支持し、前記種塊茎から延びる少なくとも1つの根がそれぞれを通過する少なくとも1つの根用貫通孔を有し、前記種塊茎から生長するストロンおよび前記ストロンから形成される新たな塊茎が生長する塊茎用空間と、前記水または養液に浸るように前記水または養液を貯留する根用空間と、を仕切る支持部と、を備え、前記少なくとも1つの茎用貫通孔と前記少なくとも1つの根用貫通孔とは、平面視において、互いに重ならないように、ずれた位置に設けられている。
本開示によれば、1つの種塊茎から生成される新たな塊茎の収穫数を増加させることができる。
実施の形態の水耕栽培装置の縦断面図である。 実施の形態の水耕栽培装置の栽培槽の縦断面図である。 実施の形態の水耕栽培装置の(a)地表面部および(b)支持部のそれぞれの平面図である。 実施の形態の他の例の水耕栽培装置の(a)地表面部および(b)支持部のそれぞれの平面図である。
以下、図面を参照しながら、実施の形態の水耕栽培装置を説明する。
図1は、実施の形態に係る水耕栽培装置2を模式的に示す図である。なお、本実施の形態における水耕栽培装置2は、地下部が肥大する根物作物の栽培に適している。
本実施の形態では、水耕栽培装置2で栽培する植物1として、ジャガイモを例示する。しかしながら、水耕栽培装置2によって栽培される植物1は、ジャガイモに限定されず、種塊茎16から延びる茎からストロン11が延び、ストロン11において新たな塊茎12が肥大する塊茎類であれば、いかなるものであってもよい。
図1に示すように、水耕栽培装置2は、筐体3内に設置されている。筐体3は、実質的に密閉された空間を構成する箱体であり、具体的にはコンテナによって形成されている。筐体3には、扉(図示せず)が設けられている。作業者(栽培員)は、その扉を開閉することにより、筐体3の中へ入ったり、筐体3から出たりすることができる。
水耕栽培装置2と筐体3とは、植物1に光を照射することにより植物1を栽培する人工光型植物工場を構成している。なお、水耕栽培装置2と筐体3とによって、コンテナ式の閉鎖型植物工場が構成されている。
水耕栽培装置2は、植物1を栽培するための栽培槽21と、植物1に供給する水または養液40が貯留される養液槽22と、植物1に光を照射する光照射部23とを備えている。水耕栽培装置2によって植物1を栽培することで、植物1から複数のストロン11が伸長する。ストロン11から複数の新たな塊茎12が肥大する。
栽培槽21は、内部に空洞を有する上面が開放された直方体状の箱体であり、栽培棚4の上段に設置される。栽培槽21の開口は、地表面部24によって覆われている。栽培槽21および地表面部24のそれぞれは、遮光性を有している。また、主茎15と茎用貫通孔24aとの間には、スポンジ等の柔軟性部材が充填されている。そのため、栽培槽21および地表面部24によって内包された地下空間31内には、光が進入することが抑制されている。
地表面部24は、植物1の地下部が生長する地下空間31と植物1の地上部が生長する地上空間32とを仕切っている。植物1の地下部は、主茎15の下側部分、ストロン11、新たな塊茎12、および根13を含む。植物1の地上部は、葉14および主茎15の上側部分を含む。
具体的には、栽培槽21の内部が地下空間31であり、栽培槽21の外部の上方部分が地上空間32である。植物1の地上部と地下部とは、異なる空間に存在している。
地表面部24は、遮光性の平板状のシートで形成されている。地表面部24には茎用貫通孔24aが設けられている。本実施の形態においては、地表面部24は、1つの茎用貫通孔24aのみを有しているが、それぞれを少なくとも1つの主茎15が通過する複数の茎用貫通孔24aを有していてもよい。
地下空間31に配置された種塊茎(種イモ)16である植物1から生長する主茎15は、地下空間31から茎用貫通孔24aを経由して地上空間32に突出することができるようになっている。茎用貫通孔24aは、平面視において円形をなしているが、矩形等の他のいかなる形状を有していてもよい。茎用貫通孔24aは、スポンジ等の柔軟性部材で閉塞されていることが好ましい。
また、栽培槽21の地下空間31は、支持部25によってさらに2つの空間に仕切られている。支持部25は、栽培槽21の内壁面に固定された仕切り板で形成されている。具体的には、栽培槽21の地下空間31は、支持部25によって、上層の塊茎用空間31a(地下一階)と下層の根用空間31b(地下二階)とに仕切られている。
上層の塊茎用空間31aは、植物1を栽培する際に、種塊茎16から生長する複数のストロン11と各ストロン11の先端部が肥大することによって形成された新たな塊茎12とが存在する空間である。下層の根用空間31bは、植物1を栽培する際に、植物1から伸長する根13が存在する空間(根域)である。
なお、栽培する植物1は支持部25に載置されている。支持部25には植物1から伸長する少なくとも1つの根13がそれぞれを通過する少なくとも1つの根用貫通孔25aが設けられている。根用貫通孔25aは、スリット状を有しているが、円形等の他のいかなる形状を有していてもよい。
本実施の形態においては、支持部25は、複数の根用貫通孔25aを有しているが、1つの根用貫通孔25aのみを有していてもよい。支持部25としては、例えば、黒色または透明の塩化ビ板に根13が貫通するように根用貫通孔25aを形成したものを用いることができる。
養液槽22は、水または養液40を貯留する箱状容器であり、例えば、栽培棚4の下段に設置される。栽培槽21と養液槽22とは、送液配管26によって接続されているとともに排液配管27によって接続されている。送液配管26にはポンプ26aが設けられており、養液槽22の水または養液40は、ポンプ26aによって栽培槽21に送液される。
具体的には、送液配管26は栽培槽21の地下空間31の根用空間31bに接続されている。栽培槽21の地下空間31の根用空間31bに養液槽22の水または養液40が供給される。つまり、植物1の根13のみに水または養液40が供給される。なお、栽培槽21に供給された水または養液40は、排液配管27を通じて養液槽22に排出される。
これにより、栽培槽21に供給された水または養液40を栽培槽21の根用空間31bと養液槽22内の空間との間に形成された経路で循環させることができる。そのため、水または養液40が栽培槽21内で滞留することにより、水または養液40の組成が変化したり、根13が腐敗したりすることを抑制できるとともに、水または養液40を回収・再利用することができる 。
光照射部23は、植物1に光を照射する装置である。光照射部23は、例えばLED(Light Emitted Diode)照明または蛍光灯等の照明装置等の人工光源である。本実施の形態において、光照射部23は、植物1の上方に設置されている。植物1の地上部は、栽培槽21から上方に突出している。そのため、植物1の葉14は、光照射部23から発せられた光を受けて光合成を行うことができる。なお、光照射部23は、栽培槽21の上方に位置し、栽培棚4の上段の棚の天面の下側面に取り付けられている。
図2を用いて、栽培槽21をさらに詳しく説明する。
地表面部24には茎用貫通孔24aが設けられている。そのため、栽培槽21に配置された種塊茎16から生長する主茎15は、地下空間31から地表面部24の茎用貫通孔24aを通じて地上空間32へと突き抜けることができる。
また、栽培槽21の地下空間31は、支持部25によってさらに2つの空間に仕切られている。具体的には、栽培槽21の地下空間31は、上層の塊茎用空間31a(地下一階)と下層の根用空間31b(地下二階)とに仕切られている。
上層の塊茎用空間31aは、植物1を栽培する際に、植物1から生長する複数のストロン11と各ストロン11の先端部が肥大することによって形成された新たな塊茎12とが存在する空間である。下層の根用空間31bは、植物1を栽培する際に、植物1から伸長する根13が存在する空間(根域)である。
なお、栽培する植物1は支持部25に載置されており、支持部25には植物1から伸長する根13が貫通できるように複数の根用貫通孔25aが設けられている。支持部25としては、例えば、黒色又は透明の塩化ビニル板に根13が貫通するように根用貫通孔25aを形成したものを用いることができる。
図2および図3を用いて、地表面部24の茎用貫通孔24aと支持部25の根用貫通孔25aの位置関係を説明する。
図2の栽培槽21の縦断面図に示されるように、地表面部24の茎用貫通孔24aと支持部25の根用貫通孔25aとの水平方向の位置がずれるように配置されている。また、塊茎用空間31aは、上下方向すなわちZ方向に高さzを有している。
図3(a)および図3(b)に示されるように、地表面部24の茎用貫通孔24aと支持部25の根用貫通孔25aの位置が水平面においてX方向に距離xおよびY方向に距離yだけずれている。この場合、図2および図3から分かるように、地表面部24の茎用貫通孔24aと支持部25の根用貫通孔25aの間の距離が√(x+y+z)である。
地表面部24と支持部25とは、平面視において、いずれも同一の矩形の外形を有している。矩形の地表面部24と矩形の支持部25とは、平面視において、互いに重なるように配置されている。この状況の下で、茎用貫通孔24aと根用貫通孔25aとの位置ずれは、平面視において、茎用貫通孔24aと根用貫通孔25aとが互いに重ならないのであれば、いかなるものであってもよい。
ただし、収穫される新たな塊茎12の数を増加させるためにはストロン11の数を増加させなければならない。そのため、茎用貫通孔24aと根用貫通孔25aとの位置ずれは、塊茎用空間31aに形成されるストロン11の数が増加する程度であることが好ましい。
上記のことから分かるように、茎用貫通孔24aと根用貫通孔25aの位置が水平方向にずれている場合の茎用貫通孔24aと根用貫通孔25aとの間の距離は、塊茎用空間31aの高さzに比較して長くなる。
言い換えると、地表面部24および支持部25は、それぞれ、平面視において矩形をなし、茎用貫通孔24aおよび根用貫通孔25aは、平面視において、矩形の長辺方向および矩形の短辺方向のそれぞれにおいて、互いにずれた位置に設けられている。そのため、塊茎用空間31aに存在する主茎15の長さをより長くすることができる。
図4に示されるように、地表面部24および支持部25は、それぞれ、複数の茎用貫通孔24aおよび複数の根用貫通孔25aを含んでいる。1つの種塊茎16のための少なくとも1つの茎用貫通孔24aと少なくとも1つの根用貫通孔25aとを1つの貫通孔セットとすると、地表面部24および支持部25は、複数の種塊茎16のための複数の貫通孔セットを含んでいてもよい。
図4においては、左側の茎用貫通孔24aと左側の根用貫通孔25aとが1つの貫通孔セットであり、右側の茎用貫通孔24aと右側の根用貫通孔25aとが他の貫通孔セットである。
つまり、図4においては、複数、具体的には2つの同一態様の茎用貫通孔24aおよび根用貫通孔25aのセットが一方向に沿って並べられている。これによれば、塊茎用空間31aを効率的に利用することができるため、栽培槽21を極力小型化することができる。
同一態様の茎用貫通孔24aおよび根用貫通孔25aの4以上のセットがマトリックス状に並べられていてもよい。
上記のように、複数の貫通孔セットのいずれも、同一の態様で、茎用貫通孔24aと根用貫通孔25aとは、平面視において、互いにずれた位置に設けられていることが好ましい。同一の態様とは、平面視における一方向、たとえば、図4におけるx方向において距離xだけ1つの貫通孔セットを他の貫通孔セットへ向かって移動させた場合、1つの貫通孔セットと他の貫通孔セットとが完全に重なるような態様である。
つまり、複数の同一態様の茎用貫通孔24aおよび根用貫通孔25aのセットが、一方向において繰り返して一方向に並べられている。これによれば、塊茎用空間31aをより効率的に利用することができるため、栽培槽21を小型化することができる。したがって、単位体積あたりの新たな塊茎12の収穫数を増加させることができる。
なお、平面視において、地上部の葉14が占有する面積が地下部のストロン11および新たな塊茎12が占有する面積よりかなり大きいため、主茎15が鉛直方向に対して傾いた方向に沿って延びていても、栽培槽21を大きくする必要性は低い。そのため、本実施の形態によれば、栽培槽21の容量を大きくすることなく、1つの種塊茎16から生産される新たな塊茎12の数を増加させることができる。
以下、実施の形態の水耕栽培装置2の特徴的構成およびそれにより得られる効果を説明する。
(1) 水耕栽培装置2は、栽培槽21、地表面部24、および支持部25を備えている。栽培槽21は、遮光性を有し、水または養液40を貯留し、植物1の地下部を受け入れる。
地表面部24は、遮光性を有し、栽培槽21の上側の開口を塞ぐように設けられている。地表面部24は、植物1の少なくとも1つの主茎15がそれぞれを通過する少なくとも1つの茎用貫通孔24aを有している。地表面部24は、地下部が生長する地下空間31と植物1の地上部が生長する地上空間32とを仕切る。
支持部25は、植物1の種塊茎16を支持し、種塊茎16から延びる少なくとも1つの根13がそれぞれを通過する少なくとも1つの根用貫通孔25aを有している。支持部25は、種塊茎16から生長するストロン11およびストロン11から形成される新たな塊茎12が生長する塊茎用空間31aと水または養液40に浸るように水または養液40を貯留する根用空間31bとを仕切る。
茎用貫通孔24aと根用貫通孔25aとは、平面視において、互いに重ならないように、ずれた位置に設けられている。
上記の構成によれば、種塊茎16から斜め上方へ主茎15を生長させることができる。そのため、地下空間31における主茎15の長さを増加させることができる。その結果、主茎15からストロン11が生長する節の数を増加させることができる。したがって、1つの種塊茎16から生成される新たな塊茎12の収穫量を増加させることができる。
(2) 地表面部24および支持部25は、それぞれ、平面視において矩形をなしていてもよい。また、少なくとも1つの茎用貫通孔24aおよび少なくとも1つの根用貫通孔25aは、平面視において、矩形の長辺方向および矩形の短辺方向のそれぞれにおいて、互いに重ならないように、ずれた位置に設けられていてもよい。
これによれば、地下空間31の塊茎用空間31aに存在する主茎15の長さをより長くすることができる。
(3) 1つの種塊茎16のための少なくとも1つの茎用貫通孔24aと少なくとも1つの根用貫通孔25aとを1つの貫通孔セットとすると、地表面部24および支持部25は、複数の種塊茎16のための複数の貫通孔セットを含んでいてもよい。
これによれば、塊茎用空間31aを効率的に利用することができるため、栽培槽21を極力小型化することができる。
(4) 複数の貫通孔セットは、平面視における一方向において1つの貫通孔セットを他の貫通孔セットへ向かって移動させた場合、1つの貫通孔セットと他の貫通孔セットとが重なるように設けられている。
これによれば、塊茎用空間31aをより効率的に利用することができるため、栽培槽21を小型化することができる。
1 植物
2 水耕栽培装置
11 ストロン
12 新たな塊茎
13 根
15 主茎
16 種塊茎
21 栽培槽
24 地表面部
24a 茎用貫通孔
25 支持部
25a 根用貫通孔
31 地下空間
31a 塊茎用空間
31b 根用空間
32 地上空間
40 水または養液

Claims (4)

  1. 水または養液を貯留し、植物の地下部を受け入れる遮光性の栽培槽と、
    前記栽培槽の上側の開口を塞ぐように設けられ、前記植物の少なくとも1つの茎がそれぞれを通過する少なくとも1つの茎用貫通孔を有し、前記地下部が生長する地下空間と前記植物の地上部が生長する地上空間とを仕切る遮光性の地表面部と、
    前記植物の種塊茎を支持し、前記種塊茎から延びる少なくとも1つの根がそれぞれを通過する少なくとも1つの根用貫通孔を有し、前記種塊茎から生長するストロンおよび前記ストロンから形成される新たな塊茎が生長する塊茎用空間と、前記水または養液に浸るように前記水または養液を貯留する根用空間と、を仕切る支持部と、を備え、
    前記少なくとも1つの茎用貫通孔と前記少なくとも1つの根用貫通孔とは、平面視において、互いに重ならないように、ずれた位置に設けられている、水耕栽培装置。
  2. 前記地表面部および前記支持部は、それぞれ、前記平面視において矩形をなし、前記少なくとも1つの茎用貫通孔および前記少なくとも1つの根用貫通孔は、前記平面視において、前記矩形の長辺方向および前記矩形の短辺方向のそれぞれにおいて、互いに重ならないように、ずれた位置に設けられている、請求項1に記載の水耕栽培装置。
  3. 1つの前記種塊茎のための前記少なくとも1つの茎用貫通孔と前記少なくとも1つの根用貫通孔とを1つの貫通孔セットとすると、前記地表面部および前記支持部は、複数の前記種塊茎のための複数の貫通孔セットを含む、請求項1または2に記載の水耕栽培装置。
  4. 前記複数の貫通孔セットは、前記平面視における一方向において前記1つの貫通孔セットを他の貫通孔セットへ向かって移動させた場合、前記1つの貫通孔セットと前記他の貫通孔セットとが重なるように設けられている、請求項3に記載の水耕栽培装置。
JP2018191603A 2018-10-10 2018-10-10 水耕栽培装置 Pending JP2020058285A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018191603A JP2020058285A (ja) 2018-10-10 2018-10-10 水耕栽培装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018191603A JP2020058285A (ja) 2018-10-10 2018-10-10 水耕栽培装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020058285A true JP2020058285A (ja) 2020-04-16

Family

ID=70218557

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018191603A Pending JP2020058285A (ja) 2018-10-10 2018-10-10 水耕栽培装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020058285A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112715343A (zh) * 2020-12-29 2021-04-30 湖北省长江水生态研究院有限责任公司 一种半干旱区高盐碱水体水生植物培养装置及培养方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112715343A (zh) * 2020-12-29 2021-04-30 湖北省长江水生态研究院有限责任公司 一种半干旱区高盐碱水体水生植物培养装置及培养方法
CN112715343B (zh) * 2020-12-29 2022-08-16 湖北省长江水生态研究院有限责任公司 一种半干旱区高盐碱水体水生植物培养装置及培养方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101183817B1 (ko) 부력판을 이용한 수경재배장치
WO2018190087A1 (ja) 水耕栽培装置
KR101687878B1 (ko) 식물재배장치
WO2019198726A1 (ja) 植物又は菌類の生育装置および生育方法
JP6078879B2 (ja) 植物栽培装置および植物栽培方法
JP2020141566A (ja) 栽培トレイ及び植物栽培装置
JP2020058285A (ja) 水耕栽培装置
KR100966939B1 (ko) 동식물사육기능이 구비된 케이스장치
KR20090088668A (ko) 트롤리컨베이어를 이용한 새싹재배장치
KR102420182B1 (ko) 수경방식 실내 이끼 재배장치
KR20160115340A (ko) 양액재배장치
KR102134661B1 (ko) 다단식 자동 식물 재배 장치 및 이를 이용한 스마트팜
JP2015136357A (ja) 水耕栽培システム
KR100676692B1 (ko) 저수조를 겸한 식물재배용기
KR102619483B1 (ko) 분무식 수경 재배 시스템
CN215736054U (zh) 一种具有苗茎支撑功能的园艺种植用育苗箱
JP2017127223A (ja) 水耕栽培装置
JP2014030377A (ja) 栽培装置
KR101885752B1 (ko) 부유식 식물 재배 장치
JP2017209106A (ja) 自然薯栽培器及び自然薯栽培システム
KR20160049257A (ko) 양액 수위가 상하운동을 반복하는 다층 화분과 조립식 컵 포트를 포함하는 수경재배기
KR101367721B1 (ko) 삿갓형 메쉬 수중보와 수위조절 배수구를 갖는 농작물 재배기
JP2018191578A (ja) 植栽容器
KR20230045907A (ko) 광 조사 거리조절이 가능한 포그포닉 스마트팜
KR102203079B1 (ko) 다단식 자동 식물 재배 장치