JP2020056602A - 初期方位を推定する携帯装置、プログラム及び方法 - Google Patents

初期方位を推定する携帯装置、プログラム及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2020056602A
JP2020056602A JP2018185618A JP2018185618A JP2020056602A JP 2020056602 A JP2020056602 A JP 2020056602A JP 2018185618 A JP2018185618 A JP 2018185618A JP 2018185618 A JP2018185618 A JP 2018185618A JP 2020056602 A JP2020056602 A JP 2020056602A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time series
absolute position
positioning
initial
absolute
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018185618A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7016782B2 (ja
Inventor
義浩 伊藤
Yoshihiro Ito
義浩 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KDDI Corp
Original Assignee
KDDI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KDDI Corp filed Critical KDDI Corp
Priority to JP2018185618A priority Critical patent/JP7016782B2/ja
Publication of JP2020056602A publication Critical patent/JP2020056602A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7016782B2 publication Critical patent/JP7016782B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
  • Navigation (AREA)

Abstract

【課題】絶対位置測位を用いて、相対位置測位の初期方位を推定することができる携帯装置、プログラム及び方法を提供する。【解決手段】携帯装置は、測位開始から、当該携帯装置の第1の絶対位置を時系列に取得する第1の絶対位置測位手段と、測位開始から、当該携帯装置の相対位置を時系列に取得する相対位置測位手段と、複数の仮初期方位を予め設定し、測位開始から、仮初期方位毎に、前記相対位置の時系列から第2の絶対位置の時系列を算出する第2の絶対位置測位手段と、複数の第2の絶対位置の時系列の中で、第1の絶対位置の時系列に最も類似しているものを選択し、選択された第2の絶対位置の時系列における仮初期方位を初期方位として選択する初期方位選択手段とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、屋内における絶対位置測位及び相対位置測位の両方を用いたハイブリッド測位の技術に関する。
従来、屋外におけるユーザ位置を推定するために、携帯装置におけるGPS(Global Positioning System)による絶対位置測位と、加速度・磁気センサによる相対位置測位とを組み合わせた技術がある(例えば非特許文献1参照)。この技術によれば、測位結果として得られた絶対位置及び相対位置を、カルマンフィルタによって組み合わせて、高精度に位置を決定することができる。
一方で、屋内では、GPSを使用することができないために、絶対位置測位には、近距離無線通信のビーコンが用いられる。近距離無線通信として、Bluetooth(登録商標)を用いたBLE(Bluetooth Low Energy)がある。BLEは、近距離無線規格Bluetoothの仕様策定団体である「Bluetooth SIG」によって、「低消費電力版Bluetooth」として規格化されたものである。尚、Apple社のiOS7以降のOSに基づくiBeacon(登録商標)も、BLEに基づくものである。
屋内におけるユーザ位置を推定するために、BLEを用いた絶対位置測位と、携帯装置のPDR(Pedestrian Dead Reckoning)の相対位置測位とを切り替える技術がある(例えば非特許文献2参照)。歩行自律航行と称されるPDRは、携帯装置に搭載された加速度・角速度センサを用いる。この技術によれば、BLEビーコンから観測される受信強度RSSI(Received Signal Strength Indication)が全て、減少傾向となった場合に、PDRの相対位置測位に切り替える。また、PDRの相対位置測位の際に、BLEビーコンの直下に位置したと判定された時、BLEの絶対位置測位へ切り替える。即ち、屋内における携帯装置の絶対位置測位及び相対位置測位を、BLEビーコンの受信強度に応じて切り替えている。
小河原亮、他、「GPS測位情報とセンサ情報に基づく位置推定システムに関する研究」、情報処理学会論文誌 Vol.56, No.1, 2-12, 2015-01-15、[online]、[平成30年9月8日検索]、インターネット<URL:https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_uri&item_id=112719&file_id=1&file_no=1> 堀川三好、他、「BLE位置測位およびPDRを用いたハイブリッド型屋内位置測位手法の提案」、情報処理学会研究報告、Vol.2015-CDS-14 No.13, 2015/10/2、[online]、[平成30年9月8日検索]、インターネット<URL:https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/index.php?action=pages_view_main&active_action=repository_action_common_download&item_id=145223&item_no=1&attribute_id=1&file_no=1&page_id=13&block_id=8>
BLEの絶対位置測位の場合、携帯装置は、屋内に配置されたタグデバイスの位置(フロアマップ)を予め記憶している。その上で、携帯装置は、複数のタグデバイスからのBLEビーコンを受信し、各BLEビーコンの受信強度に基づく三点測量によって絶対位置を測位する。
しかしながら、屋内の場合、電波は、壁や設置物などによって反射・回折する。また、タグデバイスと携帯端末との間に、遮蔽障害物が急に生じた場合、同じ絶対位置であっても受信強度が変化することとなる。即ち、BLEの絶対位置測位の場合、BLEビーコンの受信強度が周辺環境によって影響を受けやすい。結果的に、絶対位置の測位精度は不安定とならざるを得ない。
また、PDRの相対位置測位の場合、加速度・角速度センサのみを使う場合では、端末の絶対的な方位(例:北を0度とした方位)を知ることはできない。なぜならば、加速度センサで取得できるのは重力方向のみで、重力方向と垂直な方向である方位の情報を得ることはできず、角速度センサで取得できるのは角速度、すなわち方位の変化量のみであり、絶対的な方位は取得できないからである。磁気センサを使う場合については、地磁気を検出することで絶対的な方位を取得することができるが、磁気センサの事前のキャリブレーションが必要であることと、屋内においては建造物自体による磁場の歪みにより正確な地磁気を取得することが困難である。そのために、測位開始時の初期方位を、事前にキャリブレーションするか、初期方位を正確に推定することによって、信頼性を高めている。
しなしながら、初期方位の設定に失敗すると、精度が大きく劣化するという問題がある。
そこで、本発明は、絶対位置測位を用いて、相対位置測位の初期方位を推定することができる携帯装置、プログラム及び方法を提供することを目的とする。
本発明によれば、携帯装置において、
測位開始から、当該携帯装置の第1の絶対位置を時系列に取得する第1の絶対位置測位手段と、
測位開始から、当該携帯装置の相対位置を時系列に取得する相対位置測位手段と、
複数の仮初期方位を予め設定し、測位開始から、仮初期方位毎に、相対位置の時系列から第2の絶対位置の時系列を算出する第2の絶対位置測位手段と、
複数の第2の絶対位置の時系列の中で、第1の絶対位置の時系列に最も類似しているものを選択し、選択された第2の絶対位置の時系列における仮初期方位を初期方位として選択する初期方位選択手段と
を有することを特徴とする。
本発明の携帯装置における他の実施形態によれば、
複数の仮初期方位は、各仮初期方位同士の間が等角度となるように設定する
ことも好ましい。
本発明の携帯装置における他の実施形態によれば、
第1の絶対位置測位手段は、他の複数のデバイスからの近距離無線電波を受信する通信デバイスを用いて第1の絶対位置を測位するものであり、
相対位置測位手段は、加速度センサ及び角速度センサを用いて相対位置を測位するものである
ことも好ましい。
本発明の携帯装置における他の実施形態によれば、
通信デバイスは、BLE(Bluetooth Low Energy)又はiBeacon(登録商標)の電波を受信して測位に用いるものであり、
加速度センサ及び角速度センサは、歩行者自律航行(PDR:Pedestrian Dead Reckoning)用のものである
ことも好ましい。
本発明の携帯装置における他の実施形態によれば、
第1の絶対位置測位手段から出力された第1の絶対位置と、初期方位選択手段によって選択された初期方位と、相対位置測位手段から出力された相対位置とを用いて、最適位置を算出するハイブリッド測位手段を
更に有することも好ましい。
本発明の携帯装置における他の実施形態によれば、
初期方位選択手段は、複数の第2の絶対位置の時系列の中で、第1の絶対位置の時系列と比較して平均二乗誤差が最も小さいものを選択する
ことも好ましい。
本発明の携帯装置における他の実施形態によれば、
測位開始の時刻からの所定時間に達した際に、又は、前記相対位置測位手段又は第2の絶対位置測位手段について測位開始の位置からの所定距離に達した際に、前記初期方位選択手段へ選択指示を出力する所定条件判定手段を更に有し、
初期方位選択手段は、選択指示が入力された場合に、初期方位を選択する
ことも好ましい。
本発明の携帯装置における他の実施形態によれば、
所定条件判定手段における所定距離は、測位開始の位置からの累積移動距離及び/又は直線距離によって予め設定されたものである
ことも好ましい。
本発明によれば、携帯装置に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムにおいて、
測位開始から、当該携帯装置の第1の絶対位置を時系列に取得する第1の絶対位置測位手段と、
測位開始から、当該携帯装置の相対位置を時系列に取得する相対位置測位手段と、
複数の仮初期方位を予め設定し、測位開始から、仮初期方位毎に、相対位置の時系列から第2の絶対位置の時系列を算出する第2の絶対位置測位手段と、
複数の第2の絶対位置の時系列の中で、第1の絶対位置の時系列に最も類似しているものを選択し、選択された第2の絶対位置の時系列における仮初期方位を初期方位として選択する初期方位選択手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする。
本発明によれば、携帯装置の初期方位決定方法において、
携帯装置は、
測位開始から、当該携帯装置の第1の絶対位置を時系列に取得する第1のステップと、
測位開始から、当該携帯装置の相対位置を時系列に取得する第2のステップと、
複数の仮初期方位を予め設定し、測位開始から、仮初期方位毎に、相対位置の時系列から第2の絶対位置の時系列を算出する第3のステップと、
複数の第2の絶対位置の時系列の中で、第1の絶対位置の時系列に最も類似しているものを選択し、選択された第2の絶対位置の時系列における仮初期方位を初期方位として選択する第4のステップと
を実行することを特徴とする。
本発明の携帯装置、プログラム及び方法によれば、絶対位置測位を用いて、相対位置測位の初期方位を推定することができる。
本発明における携帯装置の機能構成図である。 第1の絶対位置の時系列を表す説明図である。 本発明における複数の仮初期方位を表す説明図である。 仮初期方位に相対位置を対応付けた第2の絶対位置の時系列を表す説明図である。 絶対位置と複数の仮初期方位に基づく相対位置との比較を表す説明図である。 本発明によって決定された初期方位を表す説明図である。 初期方位を決定するまでの絶対位置測位の経過を表す説明図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明における携帯装置の機能構成図である。
図1によれば、携帯装置1は、ハードウェアとして、通信デバイス101と、加速度・角速度センサ102とを有する。
また、図1によれば、携帯装置1は、第1の絶対位置測位部11と、相対位置測位部12と、第2の絶対位置測位部13と、所定条件判定部14と、初期方位選択部15と、ハイブリッド測位部16とを有する。これら機能構成部は、携帯装置に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムを実行することによって実現される。また、これら機能構成部の処理の流れは、携帯装置の初期方位決定方法として理解できる。
[通信デバイス101]
通信デバイス101は、BLE(又はiBeacon(登録商標))の近距離無線規格に基づくスキャナ用のものである。通信デバイス101は、屋内に配置された複数のタグデバイスから、BLEビーコン(Advertising Packet)を受信する。そして、通信デバイス101は、受信したビーコンID及び受信強度を、第1の絶対位置測位部11へ出力する。
[加速度・角速度センサ102]
加速度・角速度センサ102は、計測した加速度値及び角速度値を、相対位置測位部12へ出力する。加速度・角速度センサ102は、歩行者自律航行(PDR:Pedestrian Dead Reckoning)用のものである。
[第1の絶対位置測位部11]
第1の絶対位置測位部11は、他の複数のデバイスからの近距離無線電波を受信する通信デバイス101を用いて第1の絶対位置を測位する。
第1の絶対位置測位部11は、屋内に配置されたタグデバイスそれぞれの位置(フロアマップ)を予め蓄積している。その上で、第1の絶対位置測位部11は、通信デバイス101から受信した複数のタグデバイスのビーコンID及び受信強度から、三点測量の方式で第1の絶対位置を推定する。第1の絶対位置は、測位時刻と共に、測位開始から時系列に取得される。
図2は、第1の絶対位置の時系列を表す説明図である。
第1の絶対位置測位部11は、測位開始から、当該携帯装置の第1の絶対位置を時系列に取得する。例えば所定時間間隔で計測することによって、時系列に第1の絶対位置をプロットすることができる。但し、時系列の第1の絶対位置は、BLEビーコンの受信強度によって推定されたものであるので、誤差を含むことを前提とする。
[相対位置測位部12]
相対位置測位部12は、加速度センサ及び角速度センサを用いて相対位置を測位するものである。
相対位置測位部12は、測位開始から、当該携帯装置の相対位置を時系列に取得する。具体的には、加速度・角速度センサ102から、加速度値及び角速度値を常時受信する。加速度値から「歩」を、角速度値から「向きの変化」を、携帯端末の変位として検出し、それらを組み合わせて積算することによって相対位置を取得する。
[第2の絶対位置測位部13]
第2の絶対位置測位部13は、複数の仮初期方位を予め設定する。複数の仮初期方位は、各仮初期方位同士の間が等角度となるように設定することが好ましい。
図3は、本発明における複数の仮初期方位を表す説明図である。
図3によれば、4つの仮初期方位(0°、90°、180°、270°)が設定されている。具体的な実施形態としては、例えば16個の仮初期方位を、22.5°の等角度で設定することが好ましい。
図4は、仮初期方位に相対位置を対応付けた第2の絶対位置の時系列を表す説明図である。
第2の絶対位置測位部13は、測位開始から、仮初期方位毎に、相対位置の時系列から第2の絶対位置を時系列に対応付ける。
ここで、本発明によれば、複数の仮初期方位それぞれに対応して、計測開始時の絶対位置からの相対位置を、時系列にプロットしていく。図4によれば、1つの相対位置(携帯装置の変位)が計測された際に、4つの仮初期方位それぞれに第2の絶対位置をプロットしていく。
[所定条件判定部14]
所定条件判定部14は、以下の条件を満たした際に、初期方位選択部15へ、選択指示を出力する。
(1)測位開始の時刻からの所定時間に達した際
例えば測位開始から10秒経過した時点であってもよい。
(2)相対位置測位部12又は第2の絶対位置測位部13について、測位開始の位置からの所定距離に達した際
例えば所定距離は、測位開始の位置からの累積移動距離及び/又は直線距離によって予め設定されたものであってもよい。
これは、第1の絶対位置の時系列と第2の絶対位置の時系列とを十分に比較することができるように、十分なデータを収集しようとするものである。
図5は、測位開始の位置からの所定距離を表す説明図である。
図5によれば、第2の絶対位置を例としたものである。
図5(a)によれば、第2の絶対位置における測位開始の位置からの累積移動距離10mに達した時を表す。
図5(b)によれば、第2の絶対位置における測位開始の位置からの直線距離10mに達した時を表す。
また、図5(a)及び図5(b)の両方を達成した時であってもよい。
これら所定条件を満たした際に、所定条件判定部14は、初期方位選択部15へ、選択指示を出力する。
[初期方位選択部15]
初期方位選択部15は、測位開始の位置から複数の仮初期方位を適用した複数の第2の絶対位置の時系列の中で、第1の絶対位置の時系列に最も類似しているものを選択する。
ここで、初期方位選択部15は、選択指示が入力された場合に、初期方位を選択するものであってもよい。
図6は、第1の絶対位置と複数の第2の絶対位置との比較を表す説明図である。
初期方位選択部15は、複数の第2の絶対位置の時系列の中で、第1の絶対位置の時系列と比較して平均二乗誤差が最も小さいものを選択する。具体的には、ほぼ同一時刻に基づく複数の第2の絶対位置のプロットと第1の絶対位置のプロットとを比較して、プロット間の平均二乗誤差Errを算出する。
Err=1/n Σt((Ht−At)2) t=0,1,・・・,T
T:所定条件判定部14から選択指示が入力された時刻
n:計測開始時刻から選択指示が入力された時刻までの間に取得された
位置のデータ数
At:時刻tにおける第1の絶対位置
Ht:時刻tにおける第2の絶対位置
そして、平均二乗誤差が最も小さい第2の絶対位置の時系列を選択する。
図7は、決定された初期方位を表す説明図である。
図7によれば、選択された第2の絶対位置の時系列における仮初期方位を初期方位として選択する。その初期方位は、ハイブリッド測位部16へ出力される。
[ハイブリッド測位部16]
ハイブリッド測位部16は、以下の情報を用いて、最適位置を算出する。
(1)第1の絶対位置測位部11から出力された第1の絶対位置
(2)初期方位選択部15によって選択された初期方位
(3)相対位置測位部12から出力された相対位置
ハイブリッド測位部16は、初期方位が選択されるまでは、第1の絶対位置を、測位結果として出力する。
その後、初期方位が選択された後は、その初期方位に基づいて、第1の絶対位置及び相対位置を用いたハイブリッド測位結果を出力する。即ち、初期方位が選択された後は、第1の絶対位置及び相対位置を継続的に入力し、ハイブリッド測位結果を出力し続けることができる。
具体的なハイブリッド測位方法としては、既存のものであって、例えば前述した非特許文献1のように、絶対位置及び相対位置をカルマンフィルタによって組み合わせて、高精度に位置を決定するものであってもよい。
以上、詳細に説明したように、本発明の携帯装置、プログラム及び方法によれば、絶対位置測位を用いて、相対位置測位の初期方位を推定することができる。
前述した本発明の種々の実施形態について、本発明の技術思想及び見地の範囲の種々の変更、修正及び省略は、当業者によれば容易に行うことができる。前述の説明はあくまで例であって、何ら制約しようとするものではない。本発明は、特許請求の範囲及びその均等物として限定するものにのみ制約される。
1 携帯装置
101 通信デバイス
102 加速度・角速度センサ
11 第1の絶対位置測位部
12 相対位置測位部
13 第2の絶対位置測位部
14 所定条件判定部
15 初期方位選択部
16 ハイブリッド測位部

Claims (10)

  1. 携帯装置において、
    測位開始から、当該携帯装置の第1の絶対位置を時系列に取得する第1の絶対位置測位手段と、
    測位開始から、当該携帯装置の相対位置を時系列に取得する相対位置測位手段と、
    複数の仮初期方位を予め設定し、測位開始から、前記仮初期方位毎に、前記相対位置の時系列から第2の絶対位置の時系列を算出する第2の絶対位置測位手段と、
    複数の第2の絶対位置の時系列の中で、第1の絶対位置の時系列に最も類似しているものを選択し、選択された第2の絶対位置の時系列における仮初期方位を初期方位として選択する初期方位選択手段と
    を有することを特徴とする携帯装置。
  2. 複数の仮初期方位は、各仮初期方位同士の間が等角度となるように設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯装置。
  3. 第1の絶対位置測位手段は、他の複数のデバイスからの近距離無線電波を受信する通信デバイスを用いて第1の絶対位置を測位するものであり、
    前記相対位置測位手段は、加速度センサ及び角速度センサを用いて相対位置を測位するものである
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯装置。
  4. 通信デバイスは、BLE(Bluetooth Low Energy)又はiBeacon(登録商標)の電波を受信して測位に用いるものであり、
    加速度センサ及び角速度センサは、歩行者自律航行(PDR:Pedestrian Dead Reckoning)用のものである
    ことを特徴とする請求項3に記載の携帯装置。
  5. 第1の絶対位置測位手段から出力された第1の絶対位置と、前記初期方位選択手段によって選択された初期方位と、前記相対位置測位手段から出力された相対位置とを用いて、最適位置を算出するハイブリッド測位手段を
    更に有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の携帯装置。
  6. 前記初期方位選択手段は、複数の第2の絶対位置の時系列の中で、第1の絶対位置の時系列と比較して平均二乗誤差が最も小さいものを選択する
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の携帯装置。
  7. 測位開始の時刻からの所定時間に達した際に、又は、前記相対位置測位手段又は第2の絶対位置測位手段について測位開始の位置からの所定距離に達した際に、前記初期方位選択手段へ選択指示を出力する所定条件判定手段を更に有し、
    前記初期方位選択手段は、前記選択指示が入力された場合に、初期方位を選択する
    ことを特徴とする請求項1から6いずれか1項に記載の携帯装置。
  8. 前記所定条件判定手段における前記所定距離は、測位開始の位置からの累積移動距離及び/又は直線距離によって予め設定されたものである
    ことを特徴とする請求項7に記載の携帯装置。
  9. 携帯装置に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムにおいて、
    測位開始から、当該携帯装置の第1の絶対位置を時系列に取得する第1の絶対位置測位手段と、
    測位開始から、当該携帯装置の相対位置を時系列に取得する相対位置測位手段と、
    複数の仮初期方位を予め設定し、測位開始から、前記仮初期方位毎に、前記相対位置の時系列から第2の絶対位置の時系列を算出する第2の絶対位置測位手段と、
    複数の第2の絶対位置の時系列の中で、第1の絶対位置の時系列に最も類似しているものを選択し、選択された第2の絶対位置の時系列における仮初期方位を初期方位として選択する初期方位選択手段と
    してコンピュータを機能させることを特徴とする携帯装置のプログラム。
  10. 携帯装置の初期方位決定方法において、
    前記携帯装置は、
    測位開始から、当該携帯装置の第1の絶対位置を時系列に取得する第1のステップと、
    測位開始から、当該携帯装置の相対位置を時系列に取得する第2のステップと、
    複数の仮初期方位を予め設定し、測位開始から、前記仮初期方位毎に、前記相対位置の時系列から第2の絶対位置の時系列を算出する第3のステップと、
    複数の第2の絶対位置の時系列の中で、第1の絶対位置の時系列に最も類似しているものを選択し、選択された第2の絶対位置の時系列における仮初期方位を初期方位として選択する第4のステップと
    を実行することを特徴とする携帯装置の初期方位決定方法。
JP2018185618A 2018-09-28 2018-09-28 初期方位を推定する携帯装置、プログラム及び方法 Active JP7016782B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018185618A JP7016782B2 (ja) 2018-09-28 2018-09-28 初期方位を推定する携帯装置、プログラム及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018185618A JP7016782B2 (ja) 2018-09-28 2018-09-28 初期方位を推定する携帯装置、プログラム及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020056602A true JP2020056602A (ja) 2020-04-09
JP7016782B2 JP7016782B2 (ja) 2022-02-07

Family

ID=70106987

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018185618A Active JP7016782B2 (ja) 2018-09-28 2018-09-28 初期方位を推定する携帯装置、プログラム及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7016782B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011134191A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Honda Motor Co Ltd 向き計測装置、向き計測システム、向き計測方法、及び向き計測プログラム
JP2019045179A (ja) * 2017-08-30 2019-03-22 沖電気工業株式会社 情報処理装置、プログラム、及び情報処理システム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011134191A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Honda Motor Co Ltd 向き計測装置、向き計測システム、向き計測方法、及び向き計測プログラム
JP2019045179A (ja) * 2017-08-30 2019-03-22 沖電気工業株式会社 情報処理装置、プログラム、及び情報処理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP7016782B2 (ja) 2022-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3590288B1 (en) Supporting the creation of a radio map
US10257659B2 (en) Positioning device and positioning system
KR101728123B1 (ko) 지구 자기장을 이용한 동시 로컬리제이션 및 매핑
Taneja et al. Analysis of three indoor localization technologies for supporting operations and maintenance field tasks
JP5125962B2 (ja) 位置検出装置、位置検出システム、位置検出方法およびプログラム
US20170245116A1 (en) Indoor positioning system and method having improved accuracy
KR101473653B1 (ko) 보행자 모션 인식 기반 보행자 위치 추정 장치, 및 그 방법
US9116006B2 (en) Apparatus and method for determining indoor collection points and collecting heterogeneous infrastructure measurement information
US11175141B2 (en) Checking map alignment
EP3460502A1 (en) Controlling radio fingerprint observation report collection
US20180292216A1 (en) Method, device and system for determining an indoor position
US9955307B1 (en) Distributed relative positioning
WO2016088346A1 (ja) 無線測位システム、無線測位端末、及び地点情報送信装置
JP2016200561A (ja) 測定装置、測定システムおよびプログラム
Zhuang et al. Autonomous WLAN heading and position for smartphones
US11160047B2 (en) Determining motion information associated with a mobile device
Lin et al. An efficient outdoor localization method for smartphones
JP6984817B2 (ja) 無線通信装置を用いた位置推定方法、位置推定装置及び携帯通信装置
KR20170112641A (ko) 측위 장치 및 방법
JP7016782B2 (ja) 初期方位を推定する携帯装置、プログラム及び方法
EP2569958B1 (en) Method, computer program and apparatus for determining an object in sight
EP3259609B1 (en) Providing an indication of a heading of a mobile device
Brown et al. Opening indoors: the advent of indoor positioning
Owuor et al. Three tier indoor localization system for digital forensics
Bruha et al. Different approaches to indoor localization based on Bluetooth low energy beacons and wi-fi

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200718

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210614

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210628

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210816

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220126

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7016782

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150