JP2020054697A - コンタクトレンズ殺菌器 - Google Patents

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敏勝 長沢
Toshikatsu Nagasawa
敏勝 長沢
正浩 忰田
Masahiro Kaseda
正浩 忰田
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Abstract

【課題】製品コストの増大を抑制しつつコンタクトレンズの両面を適切に殺菌する。【解決手段】コンタクトレンズ殺菌器1は、コンタクトレンズ5を液体8とともに収容する収容空間15を有する本体部10と、収容空間15の上方に配置され、収容空間15に向けて紫外線を照射する少なくとも一つの紫外線供給源20と、紫外線を透過可能に形成されるとともに収容空間15内に配置され、コンタクトレンズ5を収容空間15の底面15aよりも上方の位置で支持する支持部30と、収容空間15の内側に設けられ、紫外線供給源20により照射された紫外線を、コンタクトレンズ5の裏面5bに向けて反射させる反射部40とを備える。反射部40により反射された紫外線が支持部30を透過して、コンタクトレンズ5の裏面5bにも届く。【選択図】図1

Description

本発明は、紫外線を利用したコンタクトレンズ殺菌器に関するものである。
従来、再使用可能なコンタクトレンズを保管し、保管中にコンタクトレンズを消毒できるようにした保管ケースとして、紫外発光ダイオードを利用したものが知られている。例えば、特許文献1及び2には、コンタクトレンズを保管するための保管区画と、保管区画を上方から覆う蓋部と、蓋部に設けられた紫外発光ダイオードとを備えた保管ケースが開示されている。この保管ケースは、保管区画内に保管されたコンタクトレンズに上方から紫外線を照射することにより、コンタクトレンズに付着したバクテリア,カビ,菌類,アメーバ等を死滅(殺菌)させるものである。
特許第5889879号 特表2015−509762号
しかし、上記の特許文献1及び2に記載の保管ケースでは、蓋部に設けられた紫外発光ダイオードを用いてコンタクトレンズの一方(例えば上方)側から紫外線を照射する構成であることから、コンタクトレンズの他方(この場合は下方)側の面に紫外線が届きにくく、コンタクトレンズの両面を適切に殺菌することが難しいという課題がある。これに対し、コンタクトレンズの両側に紫外発光ダイオードを配置し、両面に対してそれぞれの紫外発光ダイオードから紫外線を照射させることも考えられるが、製品コストが嵩むという新たな課題が生じる。
本件は、このような課題に鑑み案出されたもので、紫外線を利用したコンタクトレンズ殺菌器において、製品コストの増大を抑制しつつコンタクトレンズの両面を適切に殺菌することを目的の一つとする。なお、この目的に限らず、後述する発明を実施するための形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本件の他の目的である。
(1)本開示のコンタクトレンズ殺菌器は、コンタクトレンズを液体とともに収容する収容空間を有する本体部と、前記収容空間の上方に配置され、前記収容空間に向けて紫外線を照射する少なくとも一つの紫外線供給源と、紫外線を透過可能に形成されるとともに前記収容空間内に配置され、前記コンタクトレンズを前記収容空間の底面よりも上方の位置で支持する支持部と、前記収容空間の内側に設けられ、前記紫外線供給源により照射された紫外線を、前記コンタクトレンズにおける紫外線供給源側を向く面と反対の面に向けて反射させる反射部と、を備える。
(2)本開示のコンタクトレンズ殺菌器は、前記本体部に対して上方から係合される蓋部を備えることが好ましい。この場合、前記紫外線供給源は、前記蓋部に配置されるとともに前記蓋部における前記本体部との対向面の法線方向に向かって前記紫外線を照射することが好ましい。
(3)本開示のコンタクトレンズ殺菌器は、前記紫外線供給源を制御する制御部を備えることが好ましい。この場合、前記制御部は、前記本体部に対する前記蓋部の係合を検知したら、前記紫外線供給源による紫外線の照射を開始するとともに、前記照射の開始時点から所定時間が経過したら、前記紫外線供給源による紫外線の照射を終了する殺菌制御を行うことが好ましい。
(4)前記制御部は、前記本体部に対する前記蓋部の係合の解除を検知したら、前記殺菌制御を強制終了することが好ましい。
(5)前記反射部は、前記収容空間の底面に対して傾斜して配置された反射板を有することが好ましい。
(6)前記反射部は、前記収容空間の内面の全体に形成されることが好ましい。
(7)前記支持部は、前記コンタクトレンズが配置される紫外線透過性ステージと、前記紫外線透過性ステージを前記収容空間の底面よりも上方の位置で支持する腕部とを有する、ことが好ましい。
(8)前記収容空間には、互いに間隔をあけて並設された二つの前記支持部が配置され、前記二つの支持部の間における上方に、一つの前記紫外線供給源が配置されることが好ましい。
収容空間内のコンタクトレンズは、紫外線透過性の支持部によって収容空間の底面よりも上方の位置で支持されており、反射部により反射された紫外線が支持部を透過して、コンタクトレンズにおける紫外線供給源側を向かない面にも届く。したがって、収容空間の上方に紫外線供給源を配置するだけで、コンタクトレンズの両面に紫外線を届けることができるため、製品コストの増大を抑制しつつコンタクトレンズの両面を適切に殺菌できる。
一実施形態にかかるコンタクトレンズ殺菌器の全体構成を例示する模式的な断面図である。 図1とは形状の異なるコンタクトレンズ殺菌器の外観を示す斜視図である。 図2に示すコンタクトレンズ殺菌器の蓋部を取った状態で本体部を上方から見た平面図である。 図2に示すコンタクトレンズ殺菌器の支持部の構成を説明するための分解斜視図である。 図2に示すコンタクトレンズ殺菌器の蓋部を下(裏面側)から見た平面図である。 図2に示すコンタクトレンズ殺菌器に適用可能な反射部の形状の一例を示す斜視図である。 図1及び図2に示す実施形態にかかる殺菌制御の手順を示すフローチャートである。
図面を参照して、実施形態としてのコンタクトレンズ殺菌器について説明する。以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、以下の実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。本実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせることができる。
[1.構成]
図1は、一実施形態にかかるコンタクトレンズ殺菌器の全体構成を例示する模式的な断面図である。また、図2〜図6は、図1とは本体部の形状が異なるコンタクトレンズ殺菌器を説明する図である。以下の説明では、まず、図1を用いてコンタクトレンズ殺菌器の全体構成を説明し、次いで、図2〜図6を用いてコンタクトレンズ殺菌器のより具体的な構成を説明する。なお、図2〜図6の説明では、図1に示すコンタクトレンズ殺菌器の説明で登場する要素と同一の要素に対して同一の符号を付し、重複する説明は適宜省略する。
図1に示すように、本実施形態のコンタクトレンズ殺菌器1(以下「殺菌器1」という)は、収容空間15の内部に収容されたコンタクトレンズ5を紫外線により殺菌するものである。本明細書において、被殺菌物となるコンタクトレンズ5は、眼の角膜上に直接載せるように装着されるレンズであり、例えば再使用可能な視力補正用のソフトコンタクトレンズである。また、殺菌の対象物は、バクテリア,カビ,菌類,アメーバ等である。また、本明細書において、各図の両矢印Xの方向を左右方向とし、両矢印Yの方向を上下方向とし、両矢印Zの方向を奥行方向(前後方向)とする。なお、殺菌器1は、水平な平面状(例えばテーブルや洗面台等)に載置されて使用されることから、上下方向は鉛直方向と一致する。
殺菌器1は、コンタクトレンズ5を液体8とともに収容する収容空間15を有する本体部10と、この収容空間15の上方に配置され、収容空間15に向けて紫外線を照射する少なくとも一つの紫外線供給源20とを備える。さらに殺菌器1は、本体部10に装着される蓋部50と、収容空間15内に配置された支持部30及び反射部40と、紫外線供給源20を制御する制御基板60(制御部)とを備える。液体8は、コンタクトレンズ5の乾燥を防ぐためのもので、例えばコンタクトレンズ5を保存するための専用の保存液であってもよいし、水道水であってもよい。また、本明細書において、コンタクトレンズ5の紫外線供給源20側を向く面5a(図1中の上側の面)を「表面(おもて面)5a」と称し、表面5aと反対の面5b(図1中の下側の面)を「裏面5b」と称する。
本体部10は、収容空間15内に収容されたコンタクトレンズ5と液体8とを保持するための基部であり、例えば樹脂や金属により形成される。収容空間15は、本体部10の内側に形成された空間であり、上面側が開口している。すなわち、収容空間15は、前後左右の側面と底面15aとを有する空間であって、その空間内に液体8を保持する。
収容空間15内には、左右方向に間隔を開けて並設された二つの支持部30が配置される。支持部30は、コンタクトレンズ5を収容空間15の底面15aよりも上方の位置で支持するためのホルダーとして機能するもので、その上面にコンタクトレンズ5を載置可能である。図1に示す支持部30は、コンタクトレンズ5が載置される紫外線透過性ステージ31(以下「ステージ31」という)と、ステージ31を本体部10の上縁部10a(破線で示す)に取り付けるための腕部32(破線で示す)とからなる。支持部30(詳しくはステージ31)は、例えば石英ガラス,サファイアガラス等の紫外線透過性のガラスにより形成される。別の例として、支持部30は、網目を介して紫外線を透過可能なメッシュにより形成されてもよい。支持部30のより具体的な構成については、図3及び図4を参照して後述する。
反射部40は、収容空間15の内側に設けられ、紫外線供給源20により照射された紫外線を、コンタクトレンズ5の裏面5bに向けて反射させるものである。図1に示す反射部40は、収容空間15の底面15aを含む内面の全体に形成される。すなわち、反射部40は、収容空間15の底面15aに形成された反射面41と、収容空間15の内側面に形成された反射面42と、収容空間15の底面15aに対して傾斜するように底面15a上に配置された二種類の反射板43,44とを有する。一方の反射板43は、収容空間15の左右方向の中央部(つまり、二つの支持部30の間)に配置される。他方の反射板44は、収容空間15の左右側面部にそれぞれ配置される。各反射板43,44の表面は、近接するステージ31に向いて(すなわち、各表面の法線が近接するステージ31に向かって延びるように)傾斜している。反射部40は、例えばステンレスや紫外線反射樹脂など、紫外線を反射できる材質で形成される。例えば、反射部40の表面は、紫外線を鏡面反射させるように形成される。別の例として、反射部40の表面は、紫外線を乱反射(拡散反射)させるように形成されてもよい。反射部40のより具体的な構成については、図6を参照して後述する。
紫外線供給源20は、収容空間15内に収容されたコンタクトレンズ5を殺菌するために紫外線を照射するものであり、上方から下方に向かって、高角度(例えば約120度)の角度の照射範囲で紫外線を照射可能である。図1に示す紫外線供給源20は、収容空間15内に左右方向に並設された二つの支持部30の間における上方に配置されている。なお、図1には、本体部10における左右方向の中心位置11を一点鎖線で示しており、二つの支持部30の間(中間部)は、少なくとも中心位置11を含む範囲とされる。紫外線供給源20は、例えば、280ナノメートル未満の波長を持つ深紫外線(いわゆる「UV−C」)を照射する紫外発光ダイオードである。好ましい一例として、波長250〜280ナノメートルの深紫外線を照射する紫外発光ダイオードが適用される。
次に蓋部50の構成について説明する。本体部10には、収容空間15を上方から覆うための蓋部50が着脱可能に取り付けられる。蓋部50は、本体部10の外側面に当接する複数の側面部51と、各側面部51の上端部を接続して左右方向に延在する上面部52と、各側面部51の上下方向の中途を接続して左右方向に延在する仕切り部53とを有する。すなわち、図1に示す蓋部50は、仕切り部53の上方に形成された空間50cを有する。
蓋部50の側面部51の下端部51aは、仕切り部53から下方に向かって延設されており、本体部10の外側面と係合する係合機構(不図示)をその内面に有する。この係合機構を介して蓋部50が本体部10に対して係合される。なお、図1は、蓋部50が本体部10に対して係合した状態を示している。蓋部50が本体部10に対して係合されたとき、仕切り部53の下面(蓋部50における本体部10の上面と対向する面、以下「対向面50a」という)と本体部10の上面との間には、空間50bが形成される。空間50bは、係合機構によって蓋部50と本体部10とが係合されると略密閉される。係合機構としては、例えば、本体部10に対して蓋部50をスライド式に係合する機構や、あるいは、本体部10に対して蓋部50を上方から装着し係合爪により係合する機構などが適用され得る。
また、図1に示す蓋部50には、紫外線供給源20と、制御基板60と、開閉検知スイッチ62と、電源端子64と、状態表示部66とが設けられる。紫外線供給源20は、蓋部50の仕切り部53に固定され、対向面50aの法線方向(すなわち下方)に向かって紫外線を照射する向きで配置される。制御基板60は、蓋部50の空間50c内に収容される。制御基板60は、後述の殺菌制御を行うため制御回路と、制御回路に電力を供給するための電源とを含む。制御回路はCPU,ROM,RAM,タイマ等を含み、制御基板60に対して、紫外線供給源20と、開閉検知スイッチ62と、電源端子64と、状態表示部66とが接続される。
開閉検知スイッチ62は、蓋部50の開閉状態を検知するためのセンサを含み、本体部10に対する蓋部50の係合を検知したとき、蓋部50が全閉されたことを示す電気信号を制御基板60に出力する。また、開閉検知スイッチ62は、本体部10に対する蓋部50の係合の解除を検知したとき、蓋部50が開放されたことを示す電気信号を制御基板60に出力する。図1に示す開閉検知スイッチ62は対向面50aに配置されており、例えば蓋部50の近接を検知するセンサからなる。この場合、開閉検知スイッチ62は、蓋部50が所定距離に近接したとき、本体部10に対する蓋部50の係合を検知する。別の例として、開閉検知スイッチ62は、係合機構に組み込まれ、蓋部50の開閉に応じてオンオフされる機械的機構を有するスイッチであってもよい。
電源端子64は、例えばMicroUSB規格に準拠する端子からなり、接続されたMicroUSB規格のケーブルを介して制御基板60に電力を供給する。図1に示す電源端子64は、蓋部50の側面部51に設けられている。ユーザにより、蓋部50が本体部10に係合された状態で電源端子64にケーブルが接続されれば、殺菌器1に電源が供給される。
また、状態表示部66は、例えばLEDランプからなり、制御基板60から送信される制御信号に基づき、紫外線供給源20の稼働状態に関する表示を行う。表示される稼働状態とは、紫外線供給源20が運転中(紫外線を照射中)であることの表示や、使用に際し注意を促す警告表示などである。警告表示は、例えば、紫外線供給源20の累積使用時間(使用回数)が所定の耐用時間に近づいたことなどである。この警告により、紫外線供給源20の機械寿命が近づいたことをユーザに報知できる。ユーザは、殺菌器1を新品に交換すること等の対応をとることができる。図1に示す状態表示部66は、例えば蓋部50の側面部51(図1では電源端子64が配置された側面部51とは別の側面部51)に配置され、ユーザが状態表示部66の表示を視認しやすくなっている。
次に、図2〜図6を用いて、図1とは本体部10の形状が異なる殺菌器1の構成をより具体的に説明する。図2は、殺菌器1の外観を示す斜視図であり、図3は、図2に示す殺菌器1の蓋部50を外した状態で本体部10を上から見た平面図であり、図4は、図2に示す殺菌器1の支持部30の構成を説明するための分解斜視図である。なお、図3及び図4では反射部40は省略している。
図2に示すように、殺菌器1は、全体として左右方向に延びた直方体状の形状を有しており、蓋部50が本体部10を上方から覆うように設けられている。図2に示す蓋部50は、左右方向に直交する二つの側面部51のうちの一つに配置された電源端子64を有し、前後方向に直交する二つの側面部51のうちの一つに配置された状態表示部66を有する。
図3及び図4に示すように、本体部10は上面が開口となる直方体状の箱体からなり、箱体の内側が収容空間15となる。図3及び図4に示す二つの支持部30は、収容空間15内において左右対称に配置されている。本体部10の上縁部10aには、支持部30の腕部32に係合するための溝13が凹設される。図3及び図4に示す本体部10には、二つの支持部30に対応して、1対の溝13が2組設けられている。各溝13は、後述する腕部32が係合する矩形状であり、その深さは腕部32の板厚と同等とされる。なお、図3では、理解を助けるために、各支持部30のステージ31を網掛け模様で示す。
ステージ31は、上記した紫外線透過性のガラスや紫外線を透過可能なメッシュ等により形成された台座部分である。ステージ31は、コンタクトレンズ5を載置可能であり、且つ、収容空間15内に収まる形状や大きさに形成される。図3及び図4には、コンタクトレンズ5の直径よりも大きな直径を有する薄板の円盤形状のステージ31を例示する。なお、ステージ31の形状はこれに限らず、例えば多角形の板状や椀形状等であってもよい。
腕部32は、ステージ31を本体部10の底面15aよりも上方に配置するためのホルダーであり、ステージ31に固定されている。図3及び図4に示す腕部32は、一つのステージ31に対して二つ設けられる。具体的には、各腕部32は、ステージ31の円周部であってステージ31の中心点を通る直線上に配置される。腕部32は薄肉の平板状であり、厚み方向がステージ31の径方向と略一致する姿勢で、ステージ31の円周部から上下方向に立設される。二つの腕部32の上下方向長さは互いに同一に設定されており、本体部10の深さ寸法よりも小さく、例えば本体部10の深さ寸法の半分程度とされる。腕部32の各先端部は、ステージ31の径方向外側に向かって屈曲形成される。この先端部は、本体部10の上縁部10aの溝13に係合される。これにより、ステージ31が本体部10の底面15aよりも上方に配置される。
図5は、図2に示す蓋部50を下(裏面側)から見た平面図である。紫外線供給源20は、蓋部50の本体部10に対する対向面50aの中央(左右方向中心かつ前後方向中心)に設けられ、対向面50aの法線方向に向かって紫外線を照射する向きで配置される。したがって、紫外線供給源20は、前述したように、収容空間15内において左右対称に配置された二つの支持部30の間における上方に配置されることになる。また、対向面50aには開閉検知スイッチ62が備わる。
図6は、図3に示す収容空間15内に設けられる反射部40の形状の一例を示す斜視図である。図6に示す反射部40のうち収容空間15の底面15aに形成された反射面41と、収容空間15の内側面に形成された反射面42とは、それぞれ、収容空間15の底面15a及び内側面を上記したステンレスや紫外線反射樹脂等により被覆することで形成される。
また、反射板43,44は、例えば上記したステンレスや紫外線反射樹脂等により形成された板状部材からなり、それぞれ、収容空間15内に収まる形状や大きさに形成され、本体部10に固定される。
一方の反射板43は、上面43aを左斜め上に向けた板状部材と、上面43bを右斜め上に向けた板状部材との二つを組み合わせてなり、各板状部材の上端部が収容空間15の左右方向の中央に位置して結合された形状となっている。二つの板状部材の底面15aに対する傾斜角は互いに等しく設定されており、二つの支持部30に支持されるコンタクトレンズ5に紫外線が等しく供給されるようになっている。なお、反射板43が板状部材ではなく、三角柱状に形成されていてもよい。この場合、二つの底面が収容空間15の内側面に面接触し、一側面が底面15aに面接触するように配置すれば、残りの二つの側面が、上記の上面43a,43bと同様の機能を果たす。
他方の反射板44のうち左側面部の反射板44は、その上面44aが右斜め上に向き、上面44aの上縁部が収容空間15の左側面部に当接した姿勢で配置される。右側面部の反射板44は、その上面44bが左斜め上に向き、上面44bの上縁部が収容空間15の右側面部に当接した姿勢で配置される。
次に、図1を参照して、支持部30の取り付け位置の一例と、紫外線供給源20から照射された紫外線がコンタクトレンズ5に届く様子とを説明する。図1中の符号L1,L2は、紫外線供給源20から照射された紫外線の軌跡の一部を示す。
紫外線供給源20は前述のように高角度(例えば約120度)の角度の照射範囲に紫外線を照射するため、二つの支持部30(詳しくはステージ31)の左右方向の位置は、照射範囲内に設定される。例えば、二つの支持部30のそれぞれは、左右方向に広がる照射範囲のうち、照射範囲の外縁からこの範囲の内側に向かって約30度の範囲内に配置される。また、支持部30(詳しくはステージ31)の上下方向の位置は、底面15aから紫外線供給源20までの高さ(上下方向長さ)の略半分程度に設定されるとよい。支持部30をこのような位置に取り付けることで、紫外線をコンタクトレンズ5の裏面5bに向けて効率よく反射させることができる。
紫外線がコンタクトレンズ5に届く様子について具体的に説明すると、先ず、ステージ31上に載置されたコンタクトレンズ5の表面5aには紫外線供給源20から照射された紫外線が直接的に届く。一方、コンタクトレンズ5の表面5aに当たらなかった紫外線は、ステージ31を透過して、又は、ステージ31を通らず直接的に、反射面41,42や反射板44に届く。そして、反射面41,42や反射板44で反射した紫外線は、ステージ31を透過して、コンタクトレンズ5の裏面5bに届く。例えば、紫外線L1は、表面5aに当たらず、且つ、ステージ31を通らず直接的に、左側面部の反射板44に届き、左側面部の反射板44の上面44a(図6参照)により反射され、ステージ31を透過して、左側のコンタクトレンズ5の裏面5bに届く。左右側面部に配置された反射板44は、その上面44a,44b(図6参照)がそれぞれ近接するステージ31に向いて傾斜しているので、コンタクトレンズ5の裏面5bに向けて紫外線を効率的に反射させることができる。
また、反射部40が、収容空間15の左右方向の中央部(つまり、二つの支持部30の間)に配置された反射板43を有していることにより、紫外線供給源20から略真下の範囲(対向面50aの法線方向)に向かって照射された紫外線は、そのまま対向面50a側に反射しないようになっている。例えば、紫外線L2は、反射板43の上面43a(図6参照)により反射され、ステージ31を透過して、左側のコンタクトレンズ5の裏面5bに届く。すなわち、二つのステージ31の間を通る紫外線も、反射板43の上面43a,43b(図6参照)で反射することで、直接的に、あるいは、反射面41,42や反射板44の上面44a,44b(図6参照)で反射を繰り返したのちに、コンタクトレンズ5の裏面5bに届く。
[2.殺菌制御]
コンタクトレンズ5の殺菌(すなわち紫外線供給源20による紫外線の照射)は、制御基板60によって自動制御される。図7は、制御基板60により実行される殺菌制御の手順を示すフローチャートである。電源端子64にケーブルが接続されており、且つ、開閉検知スイッチ62が本体部10に対する蓋部50の係合を検知し、制御基板60に全閉を示す電気信号を出力したとき、制御基板60の制御回路は図7のフローチャートを開始する。以下の各ステップの動作は、制御基板60の制御回路により実行される。
ステップS1において、紫外線供給源20による紫外線の照射が開始されるとともに、タイマによる計時が開始される。そして、蓋部50が全閉の状態で(ステップS2のNo)、所定時間が経過するまで(ステップS3のNo)の間は、制御基板60は、紫外線供給源20による紫外線の照射を継続する。紫外線供給源20から照射された紫外線により、コンタクトレンズ5の殺菌が行われる。コンタクトレンズ5の殺菌が行われている間、制御基板60は、紫外線供給源20が運転中であることの表示(例えばLEDランプの点灯)を状態表示部66によって行う。これにより、殺菌器1が稼働中であることを、ユーザに報知できる。
殺菌の開始時点から所定時間が経過したら(ステップS3のYes)、紫外線供給源20による紫外線の照射が終了される(ステップS4)。ステップS1〜S4の処理が殺菌制御である。殺菌を行う時間(ステップS3の所定時間)は、例えば10分〜1時間ほどである。本実施形態の殺菌器1によれば、例えば、波長250〜280ナノメートルの深紫外線をコンタクトレンズ5の両面に適切に届けることができるので、10分ほどの比較的短い殺菌時間で、アカントアメーバや芽胞菌を含むバクテリア,カビ,菌類,アメーバ等の各種対象物を殺菌できる。
一方、殺菌制御中に、開閉検知スイッチ62が本体部10に対する蓋部50の係合の解除を検知して、制御基板60に開放を示す電気信号を出力したとき(ステップS2のYes)、制御基板60は、所定時間の経過前であっても、紫外線供給源20による紫外線の照射を強制的に終了する(ステップS4)。これにより、紫外線供給源20からの紫外線が殺菌器1の外部に漏れることを抑制して、安全性を向上できる。
ステップS4において強制終了した後、ユーザが再び蓋部50を閉じた場合は、経過時間がゼロにリセットされて殺菌制御が再開される。なお、別の例として、ステップS4において強制終了した場合に、その強制終了時点までの経過時間(殺菌時間)をメモリに記憶しておくとともに、強制終了後にユーザが短時間で蓋部50を閉じた場合には、殺菌制御を再開して、記憶しておいた経過時間を所定時間から減算した時間(残り時間)が経過したら殺菌制御を終了する構成としてもよい。この場合、強制終了後から再び蓋部50が閉じるまでの時間をタイマで計時する。
[3.作用]
上記の構成によれば、収容空間15の上方に配置された紫外線供給源20から照射された紫外線は、支持部30に載置されたコンタクトレンズ5の表面5aに直接的に届くとともに、収容空間15の内側に設けられた反射部40に達し、反射する。ここで、支持部30(ステージ31)が紫外線透過可能に形成されているので、反射した紫外線は、支持部30(ステージ31)を透過して、コンタクトレンズ5の裏面5bに届く。したがって、コンタクトレンズ5の両面が適切に殺菌される。
[4.効果]
以上説明したように、本実施形態にかかる殺菌器1によれば、収容空間15内のコンタクトレンズ5が、紫外線透過性の支持部30によって収容空間15の底面15aよりも上方の位置で支持されるので、反射部40により反射された紫外線が支持部30を透過して、コンタクトレンズ5の裏面5bにも届く。したがって、収容空間15の上方に紫外線供給源20を配置するだけで、コンタクトレンズ5の両面に紫外線を届けることができるため、製品コストの増大を抑制しつつコンタクトレンズ5の両面を適切に殺菌できる。
また、本実施形態にかかる殺菌器1は、本体部10に対して上方から係合される蓋部50を備えるため、殺菌中における収容空間15への異物混入を回避できる。さらに、紫外線供給源20が蓋部50に配置されるとともに、蓋部50における本体部10との対向面50aの法線方向に向かって紫外線を照射することから本体部に紫外線供給源を配置する構成と比較して、殺菌対象であるコンタクトレンズ5に対し、適切な位置に簡素な構成で紫外線供給源20を配置できる。
また、本実施形態にかかる殺菌器1は、紫外線供給源20を制御する制御基板60を備え、制御基板60が、本体部10に対する蓋部50の係合を検知したら紫外線の照射を開始し(ステップS1)、照射の開始時点から所定時間が経過したら(ステップS3のYes)、その照射を終了(ステップS4)する殺菌制御を行う。すなわち、上述した殺菌器1によれば、ユーザが本体部10に蓋部50を装着するだけで、自動的に紫外線の照射が開始され、所定時間が経過したら自動的に照射が終了するため、操作の手間がかからず、利便性を向上させることができる。また、確実に所定時間殺菌できるため、殺菌時間の不足や照射過多のおそれがなく、コンタクトレンズ5をより適切に殺菌することができる。
また、本実施形態において、制御基板60は、殺菌制御中に、本体部10に対する蓋部50の係合の解除を検知したら(ステップS2のYes)、殺菌制御を強制終了する(ステップS4)。すなわち、上述した殺菌器1によれば、殺菌制御中(照射中)に蓋部50が開放されたら強制的に紫外線の照射を終了するため、安全性を向上させることができる。
また、本実施形態において、反射部40は、収容空間15の底面15aに対して傾斜して配置された反射板43,44を有するので、コンタクトレンズ5の裏面5b全体に向けて、効率的に紫外線を反射させることができ、コンタクトレンズ5をより適切に殺菌することができる。
また、本実施形態において、反射部40は、収容空間15の内面の全体に形成されるので、コンタクトレンズ5の裏面5b全体に向けて、効率的に紫外線を反射させることができ、コンタクトレンズ5をより適切に殺菌することができる。
また、本実施形態において、支持部30は、コンタクトレンズ5が配置されるステージ31と、ステージ31を収容空間15の底面15aよりも上方の位置で支持する腕部32とを有する。すなわち、上述した殺菌器1によれば、コンタクトレンズ5を収容空間15の底面15aよりも上方位置で支持し、且つ、反射部40により反射させた紫外線をコンタクトレンズ5の裏面5bに届けることができるため、コンタクトレンズ5を適切に殺菌することができる。
また、本実施形態において、収容空間15内には、互いに間隔をあけて並設された二つの支持部30が配置され、二つの支持部30の間における上方に、一つの紫外線供給源20が配置される。したがって、上述した殺菌器1によれば、一つの紫外線供給源20だけで二つのコンタクトレンズ5の両面に万遍なく紫外線を照射できるため、部品点数の削減や製造コストの抑制を図りつつ、コンタクトレンズ5を適切に殺菌することができる。
[5.変形例]
上述した殺菌器1の構成は一例であって、上述したものに限られない。例えば、制御基板60や開閉検知スイッチ62,紫外線供給源20等が蓋部50ではなく本体部10に設けられていてもよいし、状態表示部66を省略してもよい。また、本体部10や蓋部50の外形状は特に限られず、市販されているコンタクトケースの形状と同様であってもよい。また、殺菌制御において、殺菌の途中で蓋部50が開放された場合に、殺菌制御を強制的に終了しない構成としてもよい。
コンタクトレンズ5がハードコンタクトレンズでもよい。この場合、例えば、ハードコンタクトレンズとソフトコンタクトレンズとで、紫外線供給源20の照射する紫外線の波長を変更してもよい。すなわち、ハードコンタクトレンズ用の殺菌器と、ソフトコンタクトレンズ用の殺菌器とが、それぞれ、異なる波長の紫外線を照射する紫外線供給源を備えて構成されていてもよい。
支持部30の変形例として、一つのステージ31に対して一つの腕部32を設けて、一つの腕部32により一つのステージ31を片持ち状に支持してもよい。あるいは、一つのステージ31に対し三つ以上の腕部を設けてもよい。また、腕部32に代えて、ステージ31を下方から支える脚部を有する支持部を設けてもよい。この場合、脚部がステージ31を底面15aよりも上方の所定位置で支持する。支持部30は、少なくとも、紫外線を透過可能に形成されており、かつ、コンタクトレンズ5を収容空間15の底面15aよりも上方の位置で支持できる形状であれば、どのような構成であってもよい。
また、反射部40は、収容空間15の内面の全体に形成されるものに限らず、収容空間15の内面の一部分、例えば底面15aに形成された反射面41のみからなるものでもよい。また、別の例として、反射部40は、二種類の反射板43,44のうちの一方を設けるだけの構成でもよい。反射部40は、少なくとも、収容空間の上方に配置された紫外線供給源からの紫外線を、コンタクトレンズ5の裏面5bに向けて反射させることができる構成であればよい。
図2〜図7に挙げた例では、板状部材からなる反射板43,44が底面15aに対して傾斜して配置される構成を説明したが、変形例として、収容空間15の底面15a自体が、その上面をステージ31に向けて傾斜させた傾斜面として成形され、この傾斜面に紫外線を反射させる反射面を設けてもよい。
更に、蓋部50の対向面50aが紫外線を反射する反射面であってもよい。
また、本体部10に、1組のコンタクトレンズ5の個々のレンズ(右目用レンズ,左目用レンズ)に対応する二つの収容空間15を左右方向に並設されてもよい。
また、収容空間15の内面が球面状に形成され、前後左右の側面と底面15aとが一体的に設けられていてもよい。この場合、反射部40は、球面状の内面の全体に形成された反射面として設けられてもよい。
1 殺菌器(コンタクトレンズ殺菌器)
5 コンタクトレンズ
5a 表面(紫外線供給源側を向く面)
5b 裏面(紫外線供給源側を向く面と反対の面)
8 液体
10 本体部
11 中心位置
15 収容空間
15a 底面
20 紫外線供給源
30 支持部
31 ステージ(紫外線透過性ステージ)
32 腕部
40 反射部
43,44 反射板
50 蓋部
50a 対向面
60 制御基板(制御部)

Claims (8)

  1. コンタクトレンズを液体とともに収容する収容空間を有する本体部と、
    前記収容空間の上方に配置され、前記収容空間に向けて紫外線を照射する少なくとも一つの紫外線供給源と、
    紫外線を透過可能に形成されるとともに前記収容空間内に配置され、前記コンタクトレンズを前記収容空間の底面よりも上方の位置で支持する支持部と、
    前記収容空間の内側に設けられ、前記紫外線供給源により照射された紫外線を、前記コンタクトレンズにおける紫外線供給源側を向く面と反対の面に向けて反射させる反射部と、を備える
    ことを特徴とする、コンタクトレンズ殺菌器。
  2. 前記本体部に対して上方から係合される蓋部を備え、
    前記紫外線供給源は、前記蓋部に配置されるとともに前記蓋部における前記本体部との対向面の法線方向に向かって前記紫外線を照射する
    ことを特徴とする、請求項1記載のコンタクトレンズ殺菌器。
  3. 前記紫外線供給源を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、前記本体部に対する前記蓋部の係合を検知したら、前記紫外線供給源による紫外線の照射を開始するとともに、前記照射の開始時点から所定時間が経過したら、前記紫外線供給源による紫外線の照射を終了する殺菌制御を行う
    ことを特徴とする、請求項2記載のコンタクトレンズ殺菌器。
  4. 前記制御部は、前記本体部に対する前記蓋部の係合の解除を検知したら、前記殺菌制御を強制終了する
    ことを特徴とする、請求項3記載のコンタクトレンズ殺菌器。
  5. 前記反射部は、前記収容空間の底面に対して傾斜して配置された反射板を有する
    ことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載のコンタクトレンズ殺菌器。
  6. 前記反射部は、前記収容空間の内面の全体に形成される
    ことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載のコンタクトレンズ殺菌器。
  7. 前記支持部は、前記コンタクトレンズが配置される紫外線透過性ステージと、前記紫外線透過性ステージを前記収容空間の底面よりも上方の位置で支持する腕部とを有する
    ことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載のコンタクトレンズ殺菌器。
  8. 前記収容空間には、互いに間隔をあけて並設された二つの前記支持部が配置され、
    前記二つの支持部の間における上方に、一つの前記紫外線供給源が配置される
    ことを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載のコンタクトレンズ殺菌器。
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