JP2020052777A - ネットワークデバイス、方法、及びプログラム - Google Patents

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紀彦 小林
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Abstract

【課題】複数のサービスへの接続の手間を軽減するネットワークデバイスを提供する。【解決手段】ネットワークデバイスは、ネットワーク上の第2サービスに接続して、カウンタ情報を含む第2稼働情報を送信するための第2ソフトウェアを実行する。ネットワークデバイスは、第2稼働情報とは異なる情報を含む第1稼働情報をネットワーク上の第1サービスに送信するための第1ソフトウェアがインストールされた後に、該第1ソフトウェアの機能として、該第1サービスに対して接続要求を送信する送信手段と、該接続要求に応じて第1サービスへの接続に成功したことを示す通知を受信した場合に、第2ソフトウェアに、第2サービスに対して接続要求を送信するよう指示を行う指示手段と、を有する。第1サービスへの接続成功の通知を受信しない場合、指示手段による第2ソフトウェアに対する指示が行われない。【選択図】図6

Description

本発明は複数のサーバへ接続するネットワークデバイスに関する。
近年マネージドプリントサービス(MPS)と呼ばれるサービスが注目され、オフィスにおける複合機は様々なサーバへ接続し利用されるケースが増えてきている。例えばメンテナンスにかかわるサービスを提供するリモートメンテナンスシステムや、利用状況分析にかかわるサービス提供を目的とした利用状況分析システムなど複数のサーバへ接続し利用されるケースがある。(特許文献1参照)
特開2015−75847号公報
先行文献においては、利用状況分析システムや、監視システムといったサービスを提供する複数のサーバに対してクライアントデバイスが接続することにより、接続されているデバイス関する、利用状況分析や監視サービスを提供することが可能となった。
しかしながら、クライアントデバイスにおいて、それぞれのサービスを提供するサーバに対して、それぞれの接続のための手動設定を実施する必要がある。このため、クライアントデバイスの設置を行うサービスマンにとって複数のサービスへの接続を設定するのは手間となってしまう。
そこで、本発明は、複数のサービスへの接続の手間を軽減できるネットワークデバイス、方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記解題を解決するために、本発明のネットワークデバイスは、ネットワーク上の第2サービスに接続して、カウンタ情報を含む第2稼働情報を送信するための第2ソフトウェアを実行するネットワークデバイスであって、前記第2稼働情報とは異なる情報を含む第1稼働情報をネットワーク上の第1サービスに送信するための第1ソフトウェアがインストールされた後に、該第1ソフトウェアの機能として、該第1サービスに対して接続要求を送信する送信手段と、前記送信手段により送信された接続要求に応じて前記第1サービスへの接続に成功したことを示す通知を受信した場合に、前記第2ソフトウェアに、前記第2サービスに対して接続要求を送信するよう指示を行う指示手段と、を有する。前記送信手段により送信された接続要求に応じて前記第1サービスへの接続に成功したことを示す通知を受信しなかった場合、または、前記第2ソフトウェアを介して前記第2サービスに対して既に接続に成功していた場合は、前記指示手段による前記第2ソフトウェアに対する前記指示が行われない。
本発明によれば、複数のサービスへの接続の手間を軽減できる。
システム全体を示す構成図である。 ネットワークデバイスのハードウェア構成を示すブロック図である。 情報処理コントローラユニットとプリンタコントローラユニットのハードウェア構成を示すブロック図である。 管理サーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 管理サーバ及びネットワークデバイスのソフトウェア構成を示すブロック図である。 サービス接続処理を示すフローチャートである。 第1のサービスに関する接続処理を示すフローチャートである。 第2のサービスに関する接続処理を示すフローチャートである。 サービス接続処理を示すフローチャートである。 第1のサービスに関する接続処理を示すフローチャートである。 システム全体を示す構成図である。 サービス接続処理を示すフローチャートである。 第1のサービスに関する接続処理を示すフローチャートである。 第2のサービスに関する接続要否判定処理を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
(第1の実施例)
図1は、本発明におけるシステム全体を示すシステム構成図である。
ネットワーク100には、第1の管理サーバ110a、第2の管理サーバ110b、ネットワークデバイス120が接続されている。なお本実施例では、ネットワークデバイス120の一例として複合機を挙げて説明する。ネットワークデバイス120としては、ネットワークを介して通信することができ、後述する機能が実現できるプリンタ、スキャナ、3Dプリンタ、デジタル家電やデジタル医療機器などが含まれる。また、ネットワークデバイス120は複数台存在してもよい。
第1の管理サーバ110aは、ネットワークデバイス120と接続が完了し、管理対象として登録された場合に、該ネットワークデバイス120から各種情報を、インターネットなどのネットワークを介して収集するサービスを提供するサーバーシステムである。各種情報には、機器情報や、カウンタ情報及びエラー情報などを含む稼働情報や、各種ログ情報などが含まれる。さらに、ネットワークデバイス120が、検出された障害について、該障害の対処に必要な情報を特定するための診断を内部実行する機能を持つ場合には、各種情報は、その診断結果を表すコード情報も含む。すなわち、第1の管理サーバ110aが提供するサービスは、該診断結果を表すコード情報もネットワークデバイス120から収集する。
第1の管理サーバ110aは、1台以上の物理コンピュータ、仮想コンピュータで構築され、自装置、またはネットワーク上のストレージサービスに収集した情報を格納して、管理する。
第2の管理サーバ110bも、ネットワークデバイス120と接続が完了し、管理対象として登録された場合に、該ネットワークデバイス120から各種情報を、インターネットなどのネットワークを介して収集するサービスを提供するサーバーシステムである。各種情報には、機器情報や、カウンタ情報及びエラー情報などを含む稼働情報や、各種ログ情報などが含まれる。第2の管理サーバ110bは、さらに、エラー情報に基づき保守担当者をネットワークデバイス120に対して自動で手配したり、ネットワークデバイス120で必要になる消耗品の自動配送のための処理を実行したりするサービスも提供する。
第2の管理サーバ110bも、第1の管理サーバ110aと同様に、1台以上の物理コンピュータ、仮想コンピュータで構築され、自装置、またはネットワーク上のストレージサービスに収集した情報を格納して、管理する。
図2は、本発明におけるネットワークデバイス120のハードウェア構成を表すブロック図である。
具体的には、ネットワークデバイス120としての複合機は、情報処理コントローラユニット201、プリンタコントローラユニット202、スキャナコントローラユニット203、プリンタ204、スキャナ205、および操作部206を含んでいる。
情報処理コントローラユニット201は、ネットワークデバイス120の動作に係る情報処理制御を統括するコントローラであり、操作部206が接続される。さらに画像出力デバイスであるプリンタ204を制御するプリンタコントローラユニット202や画像入力デバイスであるスキャナ205を制御するスキャナコントローラユニット203が情報処理コントローラユニット201に接続される。
図3は、本発明におけるネットワークデバイス120の情報処理コントローラユニット201とプリンタコントローラユニット202のハードウェア構成を表すブロック図である。
情報処理コントローラユニット201は、CPU(Central Processing Unit)301を有し、CPU301は、ROM302に格納されているブートプログラムによりOS(Operating System)を起動する。
ROM(Read Only Memory)302は、eMMC(Embedded Multi Media Card)などのフラッシュメモリとそのコントローラで構成されており、CPUの制御プログラムを格納するためのものである。CPU301は、このOS上で、ROM302またはHDD(Hard Disk Drive)304に格納されているアプリケーションプログラムを実行し、これによって各種処理を実行する。
このCPU301の作業領域としてはRAM(Random Access Memory)303が用いられる。また、RAM303は、作業領域を提供するとともに、画像データを一時記憶するための画像メモリ領域を提供する。ROM302またはHDD304は、上記アプリケーションプログラムや画像データ、各種設定値を格納する。アプリケーションプログラムの例としては、後述する処理を実現するための第1のサービスクライアント、第2のサービスクライアントのそれぞれに対応するソフトウェアなどがある。なお、HDD304は搭載されていない場合もある。
CPU301には、システムバス309を介して、ROM302およびRAM303とともに、ネットワークI/F305、操作部I/F306、デバイスコントローラI/F308、および画像処理部307が接続される。
操作部I/F306は、タッチパネルを有する操作部206とのインタフェースであり、操作部206に表示すべき画像データを操作部206に対して出力する。また、操作部I/F306は、操作部206によってユーザにより入力された情報をCPU301に送出する。
デバイスコントローラI/F308には、プリンタコントローラユニット202およびスキャナコントローラユニット203が接続され、デバイスコントローラI/F308は、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。ネットワークI/F305は、ネットワーク100に接続され、ネットワーク100を介してネットワーク100上の各装置との間で情報の入出力を行う。
画像処理部307では、プリンタ204への出力画像処理や、スキャナ205からの入力画像処理、画像回転、画像圧縮、解像度変換、色空間変換、階調変換などの処理を行う。プリンタコントローラユニット202は、例えば、電子写真方式のプリンタエンジンを有するプリンタ204と接続されている。
プリンタコントローラユニット202は、CPU310を有し、CPU310は、ROM311に格納されているプログラムを実行し、RAM312をワークメモリとして利用して、プリンタ204を制御している。
図4は、本発明における第1および第2の管理サーバ110a、110bのハードウェア構成を表すブロック図である。
第1の管理サーバ110a、および第2の管理サーバ110bは、それぞれ、コントローラユニット400、操作部409、および表示部410を含んでいる。コントローラユニット400は、CPU401を有する。CPU401は、ROM402に格納されているブートプログラムによりOSを起動する。
CPU401は、このOS上で、HDD404に格納されているアプリケーションプログラムを実行し、これによって各種処理を実行する。このCPU401の作業領域としてはRAM403が用いられる。HDD404は、上記アプリケーションプログラム、および設定、履歴などのデータを格納する。
CPU401には、システムバス408を介して、ROM402およびRAM403とともに、操作部I/F405、表示部I/F406、ネットワークI/F407が接続される。操作部I/F405は、マウス、キーボードなどから成る操作部409とのインタフェースであり、操作部409によってユーザにより入力された情報をCPU401に送出する。表示部I/F406は、ディスプレイなどから成る表示部410に表示すべき画像データを表示部410に対して出力する。ネットワークI/F407は、ネットワーク100に接続され、ネットワーク100を介してネットワーク100上の各装置との間で情報の入出力を行う。
図5(A)は、本発明における第1および第2の管理サーバ110a、110bのソフトウェア構成を表すブロック図である。
認証制御部501は、ネットワークデバイス120が信頼できるデバイスであるか否かを判断する。認証制御部501は、クライアントのクレデンシャルや、第1の管理サーバ110aを利用するために必要なアクセストークンなどを管理し、第1および第2の管理サーバ110a、110bの認証/認可機能を提供するモジュールである。
認証制御部501は、ネットワークデバイス120からのデバイスの登録要求を通信部504から受信する。そして、認証制御部501は、ネットワークデバイス120である複合機が信頼できるデバイスであるか否かを判断し、信頼できるデバイスである場合には、クライアントのクレデンシャルを発行する。また、この場合に、認証制御部501は、登録要求のあったデバイスをデバイス管理部へ通知する。
また、認証制御部501は、各種機能を提供するサービスを利用する場合には、ネットワークデバイス120からのクライアントのクレデンシャルを含むアクセストークンの取得要求を受信する。そして、認証制御部501は、ネットワークデバイス120である複合機に対してサービスを利用するために必要なアクセストークンを生成する。
デバイス管理部502は、ネットワークデバイス120から認証制御部501へデバイスの登録要求があった場合に呼び出され、デバイスに関するデバイスIDなどを認証制御部501から受け取り、HDD404へ記録する。
データ管理部503は、デバイス管理部502からのデータ送受信の開始要求に基づき、ネットワークデバイス120である複合機とのデータ送受信のための準備を実行する。データ管理部503は、ネットワークデバイス120からのデータの送受信の要求があった場合には、ネットワークデバイス120から渡されたアクセストークンを元に、アクセスが許可されているときのみデータの送受信を行う機能を持つ。
図5(B)は、本発明におけるネットワークデバイス120のソフトウェア構成を表すブロック図である。
本実施例では、該ソフトウェアは、RAM303、HDD304、およびROM302のいずれかの記憶装置に記憶され、CPU301により実行される。スキャン、プリント、およびネットワークやメモリストレージなどを利用した各種機能は、該ソフトウェアを実行することにより実現される。
UI制御部501は、操作部206に対してユーザが操作するための画面を表示し、ユーザが操作した操作情報を元に、プリント、コピーなどの機能を実行するため、各機能のアプリケーションに実行を指示する機能を持つ。
認証制御部502は、通信部505を介し第1の管理サーバ110aに接続するための、認証に関する処理を制御する役割を持つ。認証制御部502は、第1の管理サーバ110aへの接続時には、デバイスIDを含むデバイス登録要求を第1の管理サーバ110aに対して実施し、クライアントのクレデンシャルを取得する。認証制御部502は、ネットワークデバイス120で動作する第1のサービスクライアント503のアプリケーションからのアクセストークンの取得要求を受信すると、第1の管理サーバ110aに対するアクセストークンの取得要求を通信部505に依頼する。
第1のサービスクライアント503は、第1の管理サーバ110aに対して、通信部505を介し第1の管理サーバ110aが管理するデータの送受信を行う役割を持つ。また、第1のサービスクライアント503は、第1の管理サーバ110aに対するデータの送受信前に、第1の管理サーバ110aが提供するサービスに対してアクセスする際に必要となるアクセストークンを、認証制御部502から取得する。第1のサービスクライアント503は、該アクセストークンを用いて、第1の管理サーバ110aとのデータの送受信を通信部510へ依頼する。
第2のサービスクライアント504は、第2の管理サーバ110bに対して、通信部505を介し第2の管理サーバ110bが管理するデータの送受信を行う役割を持つ。
次に、図6、図7、および図8を用いて、ネットワークデバイス120である複合機が第1の管理サーバ110a、および第2の管理サーバ110bへ接続する際の処理フローについて説明する。なお、図6、図7、および図8に記載されたそれぞれのフローは、ネットワークデバイス120内のCPU301がHDD304にインストールされたプログラムをRAM403上に展開し実行することで実現される。
図6は、サービス接続処理を示すフローチャートである。
本フローは、UI制御部501が操作部I/F306から操作部206に対するサービスの接続処理の開始要求を受信した場合に、認証制御部502において実行される。
まず、S601において、認証制御部502は、第1のサービスクライアント503に対して、第1のサービスに関する接続処理を依頼する。第1のサービスクライアント503は、この依頼を受け、第1のサービスに関する接続処理を実行する。ここで、第1のサービスに関する接続処理とは、第1の管理サーバ110aに対する接続処理を意味する。
この後、S602において、認証制御部502は、S601での第1のサービスに関する接続処理が成功したか否かを判定する。第1のサービスに関する接続処理が失敗した場合には、本フローは、S603にへ進み、第1のサービスに関する接続処理が成功した場合には、本フローは、S604に進む。
次に、S603において、認証制御部502は、UI制御部501に対して、接続処理に失敗したことを示すエラーメッセージを操作部206へ表示するよう依頼する。この後、本フローは、終了する。
また、S604において、認証制御部502は、第2のサービスクライアント504に対して、第2のサービスに関する接続処理を依頼する。第2のサービスクライアント504は、この依頼を受け、第2のサービスに関する接続処理を実行する。ここで、第2のサービスに関する接続処理とは、第2の管理サーバ110bに対する接続処理を意味する。第2のサービスに関する接続処理が実行された後、本フローは、終了する。
以上のフローでは、第1の管理サーバ110aへの接続処理である第1のサービスに関する接続処理が成功したことを条件に、第2の管理サーバ110bへの接続処理である第2のサービスに関する接続処理が開始される。また、当該第1のサービスに関する接続処理が失敗した場合には、当該第2のサービスに関する接続処理が実行されずに、接続処理が失敗したことを示すエラーメッセージが操作部206に表示される。
その結果、サービスマンがネットワークデバイス120に対して複数の管理サーバへの接続設定を行う際の負荷を軽減することができる。即ち、複数のサービスへの接続の手間を軽減できるネットワークデバイスを実現できる。また、上述のフローによれば、第1の管理サーバ110aに接続できない場合に、第2の管理サーバ110bに接続することがないような制御が可能となる。
図7は、第1のサービスに関する接続処理を示すフローチャートである。
本フローは、図6のS601のサブルーチンである。
まず、S701において、デバイス登録処理が実行される。
デバイス登録処理では、まず、認証制御部502は、通信部505に対して、第1の管理サーバ110aへのデバイス登録要求(デバイスIDの登録要求など)の送信を依頼する。ここで、デバイスIDとは、ネットワークデバイス120に対して一意に割り振られるデバイス識別子のことである。
第1の管理サーバ110aにおいてデバイス登録処理が実行されると、その応答としてクライアントのクレデンシャルが発行される。認証制御部502は、通信部505を経由して、このクライアントのクレデンシャルを受信する。また、当該クライアントのクレデンシャルは、例えば、HDD304に保存される。
次に、S702において、認証制御部502は、S701でのデバイス登録処理が成功したか否かを判定する。デバイス登録処理が失敗した場合には、本フローは、S703に進む。S703では、認証制御部502は、接続処理結果を失敗として、本フローを終了する。一方、デバイス登録処理が成功した場合には、本フローは、S704に進む。
次に、S704において、アクセストークン取得処理が実行される。
アクセストークン取得処理では、まず、認証制御部502は、通信部505に、S701で取得したクライアントのクレデンシャル、及び第1のサービスクライアント503を識別するアプリケーションIDの第1の管理サーバ110aへの送信を依頼する。第1の管理サーバ110aは、これらアプリケーションIDとクライアントのクレデンシャルとに基づいて、第1の管理サーバ110aが管理するデータにアクセスするためのアクセストークンを発行する。認証制御部502は、通信部505を経由して、このアクセストークンを受信する。また、当該アクセストークンは、例えば、HDD304に保存される。
次に、S705において、認証制御部502は、S704でのアクセストークン取得処理が成功したか否かを判定する。アクセストークン取得処理が失敗した場合には、本フローは、S703に進む。S703では、認証制御部502は、接続処理結果を失敗として、本フローを終了する。一方、アクセストークン取得処理が成功した場合には、本フローは、S706に進む。
次に、S706において、データ送受信処理が実行される。
データ送受信処理では、第1のサービスクライアント503は、S704でHDD304に保存されたアクセストークンを用いて第1の管理サーバ110aに対する接続要求を生成し、通信部505に対して接続処理を依頼する。その結果、第1の管理サーバ110aとのデータの送受信が可能となる。
最後に、S707において、認証制御部502は、接続処理結果を成功として、本フローを終了する。
図8は、第2のサービスに関する接続処理を示すフローチャートである。
本フローは、図6のS604のサブルーチンである。
まず、S801において、第2のサービスクライアント504は、第2の管理サーバ110bに対する接続要求を生成し、通信部505に対して接続処理を依頼する。
次に、S802において、認証制御部502は、S801での接続処理が成功したか否かを判定する。接続処理が成功した場合には、本フローは、終了する。一方、接続処理が失敗した場合には、本フローは、S803に進む。
次に、S803において、認証制御部502は、リトライ回数が予め規定されたN回よりも小さいか否かを判定する。但し、Nは、2以上の自然数である。リトライ回数がN回よりも小さい場合には、本フローは、S804に進む。S804では、認証制御部502は、リトライ回数を1回増やした後に、本フローをS801に戻す。
一方、リトライ回数がN回以上となった場合には、本フローは、S805に進む。S805では、認証制御部502は、第2の管理サーバ110bに対する接続処理が失敗したことをユーザに通知するため、UI制御部501に対して、接続処理に失敗したことを示すエラーメッセージを操作部206へ表示するよう依頼する。この後、本フローは、終了する。
以上、説明したように、第1の実施例によれば、サービスマンがネットワークデバイス120に対して複数の管理サーバへの接続設定を行う際の負荷を軽減することができる。即ち、複数のサービスへの接続の手間を軽減できるネットワークデバイスを実現できる。
(第2の実施例)
上述の第1の実施例では、第1の管理サーバ110aへの接続処理である第1のサービスに関する接続処理が成功したことを条件に、第2の管理サーバ110bへの接続処理である第2のサービスに関する接続処理が開始される。これに対して、第2の実施例では、第1の実施例のデバイス登録処理S701に相当する処理が終了した後に、第1のサービスに関するそれ以降の接続処理と、第2のサービスに関する接続処理とを並列動作させる。これにより、第2の実施例では、第1の実施例と比較し、接続処理に要する時間が短縮可能となる。
尚、以下の説明において、第1の実施例と同じ処理についてはその旨を記載し、その詳細な説明を省略する。また、以下で説明するフローは、ネットワークデバイス120内のCPU301がHDD304にインストールされたプログラムをRAM403上に展開することで実行される。
図9は、サービス接続処理を示すフローチャートである。
まず、S901において、認証制御部501は、デバイス登録処理を実行する。S901でのデバイス登録処理は、第1の実施例のデバイス登録処理S701と同じであるため、ここでの詳細な説明を省略する。
次に、S902において、認証制御部501は、S901でのデバイス登録処理が成功したか否かを判定する。デバイス登録処理が失敗した場合には、本フローは、S903に進む。S903では、認証制御部502は、UI制御部501に対して、デバイス登録処理に失敗したことを示すエラーメッセージを操作部206へ表示するよう依頼する。この後、本フローは、終了する。
一方、デバイス登録処理が成功した場合には、本フローは、S904及びS905に進む。即ち、認証制御部502は、第1のサービスに関する接続処理を第1のサービスクライアント503に依頼すると共に、第2のサービスに関する接続処理を第2のサービスクライアント504に依頼する。この後、S904及びS905は、並列に進行する。
ここで、S905における第2のサービスに関する接続処理は、第1の実施例の第2のサービスに関する接続処理S604と同じであるため、ここでの詳細な説明を省略する。以下、S904における第1のサービスに関する接続処理について説明する。
図10は、第1のサービスに関する接続処理を示すフローチャートである。
まず、S1001において、認証制御部502は、アクセストークン取得処理を実行する。アクセストークン取得処理は、第1の実施例のアクセストークン取得処理S704と同じであるため、ここでの詳細な説明を省略する。
次に、S1002において、認証制御部502は、S1001でのアクセストークン取得処理が成功したか否かを判定する。アクセストークン取得処理が失敗した場合には、本フローは、S1001に戻る。即ち、S1001において、認証制御部502は、再び、アクセストークン取得処理を実行する。一方、アクセストークン取得処理が成功した場合には、本フローは、S1003に進む。
最後に、S1003において、認証制御部502は、データ送受信処理を実行した後、本フローを終了する。データ送受信処理は、第1の実施例のデータ送受信処理S706と同じであるため、ここでの詳細な説明を省略する。
以上、説明したように、第2の実施例によれば、デバイス登録処理が終了した後に、第1のサービスに関するそれ以降の接続処理と、第2のサービスに関する接続処理とを並列動作させる。これにより、第2の実施例では、第1の実施例と比較し、接続処理に要する時間が短縮可能となる。
また、第2の実施例では、デバイス登録処理が成功したとき、即ち、この後、第1のサービスに関する接続処理が成功するであろうときに、第2のサービスに関する接続処理が開始される。従って、第2の実施例でも、第1の実施例と同様に、第1の管理サーバ110aへの接続が成功したときに、第2の管理サーバ110bにも接続が可能となる。また、第1の管理サーバ110aへの接続が失敗するときは、第2の管理サーバ110bにも接続されないような制御が可能となる。
(第3の実施例)
図11は、本発明におけるシステム全体を示すシステム構成図である。
第1の管理サーバ110a及び第2の管理サーバ110bは、それぞれ、ネットワーク100を経由して、ネットワークデバイス120に接続される。第1の管理サーバ110a及び第2の管理サーバ110bは、それぞれ、複合機であるネットワークデバイス120の利用状況、機器の構成情報などの様々な情報を収集する目的で動作する。
本実施例では、さらに、サービス提供サーバ1101がネットワーク100に接続される。サービス提供サーバ1101は、第1及び第2の管理サーバ110a、110bで収集した情報を利用し、ネットワークデバイス120を利用するユーザ、及びネットワークデバイス120を管理する管理者にサービスを提供することを目的に設けられる。サービス提供サーバ1101は、一般的なコンピュータなどの情報処理装置で実現された場合には、第1及び第2の管理サーバ110a、110bのハードウェア構成(図4)と同じとなる。
以下では、サービス提供サーバ1101に接続されるサーバが、旧サーバである第2の管理サーバ110bから、新サーバである第1の管理サーバ110aに切り替わる場合の例について、図12、図13、及び図14を用いて説明する。
図12は、サービス接続処理を示すフローチャートである。図13は、第1のサービスに関する接続処理を示すフローチャートである。図12は、図6に対応し、図13は、図7に対応する。第2のサービスに関する接続処理については、第1の実施例(図8)と同じである。
尚、以下に説明するフローは、ネットワークデバイス120内のCPU301がHDD304にインストールされたプログラムをRAM403上に展開することで実行される。また、以下のフローにおいて、図6乃至図8のフローと同じ処理についてはその旨を記載し、その詳細な説明を省略する。さらに、以下の説明では、ネットワークデバイス120は、複合機であるものとして説明する。
まず、S1201において、認証制御部502は、第1のサービスクライアント503に対して、第1のサービスに関する接続処理を依頼する。第1のサービスクライアント503は、この依頼を受け、第1のサービスに関する接続処理を実行する。
第1のサービスに関する接続処理のフローは、S1301〜S1307に示す通りである。ここで、S1301〜S1305、及びS1307は、S701〜S705、及びS707と同じであるため、ここでの説明を省略する。
S1306においては、データ送受信処理が実行される。
本実施例では、第1のサービスクライアント503は、ネットワークデバイス120からのデータ取得要求の応答として、第1の管理サーバ110aが管理するデータ種別を受信する。例えば、第1のサービスクライアント503は、当該データ取得要求を受け、通信部505に対して、第1の管理サーバ110aが管理するデータ種別の取得を要求する。この後、第1のサービスクライアント503は、当該要求の応答として、第1の管理サーバ110aが管理するデータ種別を受信する。
尚、第1の管理サーバ110aが管理するデータ種別は、例えば、HDD404に保存される。HDD404に保存されるデータ種別の例を表1に示す。
Figure 2020052777
図13のフローが終了すると、図12のS1202に進む。
S1202において、認証制御部502は、S1201での第1のサービスに関する接続処理が成功したか否かを判定する。第1のサービスに関する接続処理が失敗した場合には、本フローは、S1203にに進む。S1203において、認証制御部502は、UI制御部501に対して、接続処理に失敗したことを示すエラーメッセージを操作部206へ表示するよう依頼する。この後、本フローは、終了する。
第1のサービスに関する接続処理が成功した場合には、本フローは、S1204に進む。S1204において、認証制御部502は、第2のサービスに関する接続要否判定処理を実行する。以下、第2のサービスに関する接続要否判定処理の詳細フローについて図14を用いて説明する。
まず、S1401において、認証制御部502は、HDD404に保存される第2のサービスへの接続要否情報を取得する。第2サービスへの接続要否情報の例を表2に示す。
Figure 2020052777
次に、S1402において、認証制御部502は、S1401で取得した接続要否情報に基づいて、第2のサービスへの接続が必要であるか否かを判定する。
ここで、接続要否情報について説明する。日本、アメリカ、ヨーロッパなどの地域毎に異なるサービスが提供される場合には、サービス提供サーバ1101に情報を提供するサーバも、これら地域毎に異なると想定される。即ち、サービス提供サーバ1101に情報を提供するサーバに関して、旧サーバから新サーバへの移行は、これら地域毎に異なるタイミングで行われる可能性が高い。
従って、第2のサービスへの接続要否情報として、サービスが提供される地域を示す仕向け情報を含ませることで、新サーバに移行できた仕向け先での、第2のサービスへの接続を不要とできる。例えば、表2に示すように、仕向け先が日本である場合には、第2のサービスへの接続要否を不要とし、仕向け先がアメリカ又はヨーロッパである場合には、第2のサービスへの接続要否を必要とすることができる。
このように、サービス提供サーバ1101に接続されるサーバに関して、接続要否情報を参照することで、新たなプログラム無しに、第2のサービスへの接続の要否を判断できる。
接続要否情報により第2のサービスへの接続が必要であると判定された場合には、本フローは、S1403に進む。S1403では、認証制御部502は、接続要否=TRUEに設定し、本フローを終了する。ここで、第2のサービスへの接続が必要である場合とは、サービス提供サーバ1101が、旧サーバである第2の管理サーバ110bから情報を取得する必要があることを意味する。
一方、接続要否情報により第2のサービスへの接続が不要であると判定された場合、即ち、旧サーバから新サーバへの移行が完了していると判定された場合には、本フローは、S1404に進む。ここで、直ちに、接続要否=FALSEとしないのは、S1402で第2のサービスへの接続が不要と判定された場合でも、以下に説明するように、第2のサービスへの接続が必要となる場合があるからである。
即ち、S1404では、認証制御部502は、S1306でHDD404に保存されたデータ種別、即ち、第1のサービスが、第2の管理サーバ110bが管理するデータ種別、即ち、第2のサービスと同等の能力を持つか否かを判定する。これは、新サーバとしての第1のサービスが、旧サーバとしての第2のサービスと同等の能力を持たない場合には、第2のサービスへの接続が必要となるからである。
第2の管理サーバ110bが管理するデータ種別の例を表3に示す。表3では、第2の管理サーバ110bが管理するデータ種別は、データ種別Aである。本例では、第1の管理サーバ110aが管理するデータ種別(表1のデータ種別A、B)は、第2の管理サーバ110bが管理するデータ種別(表3のデータ種別A)を含む。即ち、第1のサービスは、第2のサービスと同等の能力を持つこととなる。
Figure 2020052777
第1のサービスが第2のサービスと同等の能力を持たないと判定された場合には、第2の管理サーバ110bへの接続が必要となるため、本フローは、S1403に進む。S1403では、認証制御部502は、接続要否=TRUEに設定し、本フローを終了する。一方、第1のサービスが第2のサービスと同等の能力を持つと判定された場合には、本フローは、S1405に進む。
S1405では、認証制御部502は、第1のサービスクライアント503が第2のサービスと同等の能力を持つか否かを判定する。これは、第1のサービスクライアント503が第2のサービスと同等の能力を持たない場合にも、第2のサービスへの接続が必要となるからである。
ここで、第1のサービスクライアント503の能力は、第1のクライアントアプリケーションが対応可能なデータ種別(対応データ種別)を意味する。第1のサービスクライアント503の能力は、第1のクライアントアプリケーションが内部的に保持する値である。
対応データ種別の例を表4に示す。本例では、第1のクライアントアプリケーションの対応データ種別(表4のデータ種別A、B)は、第2の管理サーバ110bが管理するデータ種別(表3のデータ種別A)を含む。即ち、第1のサービスクライアント503は、第2のサービスと同等の能力を持つこととなる。
Figure 2020052777
第1のサービスクライアント503が第2のサービスと同等の能力を持たないと判定された場合には、第2の管理サーバ110bへの接続が必要となるため、本フローは、S1403に進む。S1403では、認証制御部502は、接続要否=TRUEに設定し、本フローを終了する。
一方、第1のサービスクライアント503が第2のサービスと同等の能力を持つと判定された場合には、本フローは、S1406に進む。S1406では、認証制御部502は、接続要否=FALSEに設定し、本フローを終了する。
このように、接続要否=FALSEとなる場合は、サービス提供サーバ1101に関して旧サーバから新サーバへの移行が完了し、かつ第1の管理サーバ110aが旧サーバである第2の管理サーバ110bと同等のデータ種別を管理する能力がある場合である。さらに、接続要否=FALSEとなる場合は、第1のクライアントアプリケーションが第2のサービスと同一のデータ種別を送信する能力がある場合である。
図14のフローが終了すると、図12のS1205に進む。
S1205において、認証制御部502は、S1204で決定した接続要否情報に基づいて、第2のサービスへの接続が必要か否かを判定する。第2のサービスへの接続が必要である場合(接続要否=TRUE)には、本フローは、S1206に進む。S1206では、第2のサービスに関する接続処理が実行される。
第2のサービスに関する接続処理は、第1の実施例(図8)と同じであるため、ここでの説明を省略する。この後、本フローは、終了する。
一方、第2のサービスへの接続が必要でない場合(接続要否=FALSE)には、本フローは、第2のサービスに関する接続処理を行うことなく、終了する。
以上、第3の実施例によれば、サービス提供サーバ1101が新サーバである第1の管理サーバ110aに接続され、かつ旧サーバである第2の管理サーバ110bへの接続が不要となった場合には、第1のサービスに関する接続処理のみを実行する。また、第1のサービスの能力、及び第1のサービスクライアントの能力についても考慮し、これらが第2のサービスに対応していない場合には、第2のサービスに関する接続処理を実行し、従来通りの動作を行うことも可能となる。
<その他の実施例>
本発明は、上述の例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワークまたは記憶媒体を介しシステムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。
100 ネットワーク
110a,110b 管理サーバ
120 ネットワークデバイス

Claims (7)

  1. ネットワーク上の第2サービスに接続して、カウンタ情報を含む第2稼働情報を送信するための第2ソフトウェアを実行するネットワークデバイスであって、
    前記第2稼働情報とは異なる情報を含む第1稼働情報をネットワーク上の第1サービスに送信するための第1ソフトウェアがインストールされた後に、該第1ソフトウェアの機能として、該第1サービスに対して接続要求を送信する送信手段と、
    前記送信手段により送信された接続要求に応じて前記第1サービスへの接続に成功したことを示す通知を受信した場合に、前記第2ソフトウェアに、前記第2サービスに対して接続要求を送信するよう指示を行う指示手段と、を有し、
    前記送信手段により送信された接続要求に応じて前記第1サービスへの接続に成功したことを示す通知を受信しなかった場合、または、前記第2ソフトウェアを介して前記第2サービスに対して既に接続に成功していた場合は、前記指示手段による前記第2ソフトウェアに対する前記指示が行われないことを特徴とするネットワークデバイス。
  2. 前記第1稼働情報に含まれる前記第2稼働情報とは異なる情報は、前記ネットワークデバイスで検出された障害の対処に必要な情報を特定するために内部実行される診断の結果を表すコードを含むことを特徴とする請求項1に記載のネットワークデバイス。
  3. 前記第2サービスに対しての接続が不要な場合は、前記指示手段による前記第2ソフトウェアに対する前記指示が行われないことを特徴とする請求項1または2に記載のネットワークデバイス。
  4. 前記第2サービスに対しての接続が不要であるか否かは、前記第1サービスまたは前記第2サービスが提供される地域を示す仕向け情報に基づき判定されることを特徴とする請求項3に記載のネットワークデバイス。
  5. 前記仕向け情報により前記第2サービスに対しての接続が必要であると判定された場合でも、前記第1サービスが前記第2サービスの能力を含み、かつ前記第1ソフトウェアが前記第2サービスに対応可能な場合には、前記第2サービスに対しての接続が不要であると判定されることを特徴とする請求項4に記載のネットワークデバイス。
  6. ネットワーク上の第2サービスに接続して、カウンタ情報を含む第2稼働情報を送信するための第2ソフトウェアを実行するネットワークデバイスにおける方法であって、
    前記第2稼働情報とは異なる情報を含む第1稼働情報をネットワーク上の第1サービスに送信するための第1ソフトウェアがインストールされた後に、該第1ソフトウェアの機能として、該第1サービスに対して接続要求を送信する送信工程と、
    前記送信された接続要求に応じて前記第1サービスへの接続に成功したことを示す通知を受信した場合に、前記第2ソフトウェアに、前記第2サービスに対して接続要求を送信するよう指示を行う指示工程と、を有し、
    前記送信された接続要求に応じて前記第1サービスへの接続に成功したことを示す通知を受信しなかった場合、または、前記第2ソフトウェアを介して前記第2サービスに対して既に接続に成功していた場合は、前記第2ソフトウェアに対する前記指示が行われないことを特徴とする方法。
  7. コンピュータを、
    カウンタ情報を含む第2稼働情報とは異なる情報を含む第1稼働情報をネットワーク上の第1サービスに接続して通信するための第1ソフトウェアがインストールされた後に、該第1サービスに対して接続要求を送信する送信手段と、
    前記送信手段により送信された接続要求に応じて前記第1サービスへの接続に成功したことを示す通知を受信した場合に、ネットワーク上の第2サービスに前記第2稼働情報を送信するための第2ソフトウェアに、前記第2サービスに対して接続要求を送信するよう指示を行う指示手段として機能させるためのプログラムであって、
    前記送信手段により送信された接続要求に応じて前記第1サービスへの接続に成功したことを示す通知を受信しなかった場合、または、前記第2ソフトウェアを介して前記第2サービスに対して既に接続に成功していた場合は、前記第2ソフトウェアに対する前記指示が行われないことを特徴とするプログラム。

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