JP2020051659A - Ventilation hole member - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、通気口部材に関するものである。 The present invention relates to a vent member.
従来、給気用屋外フードは、壁に固定する上方部材と、上方部材に接合する下方部材の2つの管状部分によって風路を形成していた。 Conventionally, in an air supply outdoor hood, an air passage is formed by two tubular portions of an upper member fixed to a wall and a lower member joined to the upper member.
このような従来の給気用屋外フードは、例えば雨の浸入を防ぐためなどの目的で、下方部材に防雨用の部品などを取付けて下方部材の重量が大きくなった場合、上方部材と下方部材を接合する係止部材の負荷が大きくなるという課題があった。 Such a conventional air supply outdoor hood is, for example, in order to prevent the intrusion of rain, if the weight of the lower member is increased by attaching a rainproof component to the lower member, the upper member and the lower member There was a problem that the load on the locking member joining the members was increased.
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、下方部材の係止による負荷の削減と落下リスクの低減を図るものである。 In view of the above, the present invention is to solve the above-mentioned conventional problems, and aims to reduce the load and the risk of falling by locking the lower member.
そして、この目的を達成するために、本発明に係る通気口部材は、送風路に接合するための屋内側開口と前記屋内側開口を含む平面に対して略垂直平面上に配置され鉛直下方に向けて開口する屋外側開口とを有し、前記屋内側開口と前記屋外側開口とを連通する上方部材と、前記屋外側開口を下方に延長する管状の下方部材と、を備えた通気口部材であって、前記下方部材は、第一側面部材と、前記第一側面部材と対向する第二側面部材と、前記第一側面部材と前期第二側面部材とに隣接する前方部材と、前記前方部材と対向し前記前方部材よりも前記屋内側開口側に位置する後方部材と、を備え、前記第一側面部材と前記第二側面部材と前記前方部材とは、当該通気口部材の設置状態における下方から上方に向かう平面であって前記上方部材に係止される垂直接合平面を備え、前記後方部材は、当該後方部材の上端辺から前記屋内側開口に向かって延設され前記上方部材に係止される水平接合平面を備えるものであって、これにより所期の目的を達成するものである。 In order to achieve this object, the vent member according to the present invention is disposed on a substantially vertical plane with respect to a plane including the indoor side opening and the indoor side opening for joining to the airflow path, and vertically downward. A vent member having an outdoor opening opening toward the vehicle, an upper member communicating the indoor opening and the outdoor opening, and a tubular lower member extending the outdoor opening downward. Wherein the lower member is a first side member, a second side member facing the first side member, a front member adjacent to the first side member and the second side member, A rear member facing the member and located closer to the indoor side opening side than the front member, wherein the first side member, the second side member, and the front member are in an installed state of the vent member. A flat surface extending from below to above, wherein the upper portion is The rear member has a horizontal joint plane that extends from an upper end side of the rear member toward the indoor side opening and is locked by the upper member. This achieves the intended purpose.
本発明によれば、下方部材の落下の危険性を低減する通気口部材を提供することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the vent member which reduces the danger of falling of a lower member can be provided.
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。また、全図面を通して、同一の部位については同一の符号を付して二度目以降の説明を省略している。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. The following embodiments are examples embodying the present invention, and do not limit the technical scope of the present invention. Throughout the drawings, the same portions are denoted by the same reference numerals, and the second and subsequent descriptions are omitted.
(実施の形態1)
以下、図1、図2、図3、図4、図5を用いて本発明に係る通気口部材1について説明する。なお、図1は、通気口部材1の建物への施工状態を示す概要図、図2は通気口部材1の側面図、図3は上方部材2の側面図、図4は上方部材2を下方から見た斜視図、図5は下方部材3を上方から見た斜視図である。
(Embodiment 1)
Hereinafter, the
通気口部材1は、ビルや工場などの建物の外壁面20等に取り付けられ、つまり屋外21に配置される。通気口部材1は、外壁面20近傍にて、外壁面20を屋内22側に貫通して設置される通気用のダクト23の一端に接合される。通気口部材1は、例えばダクト23の他端に設置された送風機24による、屋外21から屋内22への送風により発生した気流25を通過させる。つまり通気口部材1は、屋外21から屋内22への風路の一部である通気路26を構成する。
The
通気口部材1は、通気路26の途中で、図2に示すように、部材として上方部材2と下方部材3に分割されている。
The
上方部材2は、屋内側開口4と屋外側開口5とを備える。
The
屋内側開口4は、開口面、つまり屋内側開口4を含む平面が外壁面20に対して平行に設けられる。
The
屋外側開口5は、屋内側開口4の開口面に対して略垂直平面上に配置される。つまり屋外側開口5は、開口を鉛直下方に向けて配置される。屋外側開口5には、下方部材3が当該屋外側開口5を下方に延長し、言い換えると通気路26を下方に延長するように接合されている。つまり、通気路26は略L字形状に屈折する。
The
上方部材2の下方付近、すなわち屋外側開口5の開口周囲には、図3に示すように、複数の上方接合穴6が設けられているが詳細は後述する。
A plurality of
図5に示すように、下方部材3は、第一側面部材7と第二側面部材8と前方部材9と後方部材10とを備える。
As shown in FIG. 5, the
第一側面部材7は、下方部材3の一側面を形成する。本実施の形態においては、第一側面部材7は、図2における紙面に平行な面であって、手前側に位置する面を構成する部材と定義する。第一側面部材7は、板状の略方形形状を有しており、詳しくは下面が後方部材10から前方部材9側にかけて下方に傾斜する台形形状を有する。
The first
第二側面部材8は第一側面部材7と対向する面を形成する。形状は第一側面部材7と同一であり、下面が後方部材10から前方部材9側にかけて下方に傾斜する台形形状を有する。
The
前方部材9は、第一側面部材7と第二側面部材8に隣接して設けられる。本実施の形態においては、前方部材9は図1における建物などの外壁面20から遠い位置に配置されている部材と定義する。
The
第一側面部材7と第二側面部材8と前方部材9の上方付近には、図5に示すように、上方部材2と下方部材3を接合したときに上方部材2の下方端部に設けられた上方接合穴6と穴の中心が一致する複数の下方接合穴11が設けられている。上方接合穴6と下方接合穴11を接合した際、接合のために重複する部位により、鉛直方向に延びる垂直接合平面13が形成され、すなわち二つの穴の軸は水平方向を向く。このとき接合に用いられる上方接合穴6と下方接合穴11をそれぞれ第一上方接合穴6a、第一下方接合穴11aとする。
As shown in FIG. 5, near the upper part of the
後方部材10は前方部材9と対向する面を形成する。また、後方部材10の上方側端部は上端辺から屋内側開口4に向かって延設(折り曲げ)された水平接合平面12を有している。水平接合平面12には、上方部材2と下方部材3を接合したときに上方接合穴6と穴の中心が合うような複数の下方接合穴11が設けられている。上方接合穴6と下方接合穴11を接合した際、水平方向に延びる面が形成され、すなわち二つの穴の軸は鉛直方向を向く。このとき接合に用いられる上方接合穴6と下方接合穴11をそれぞれ第二上方接合穴6b、第二下方接合穴11bとする。
The
上方部材2と下方部材3とを係止する際には、下方部材3が上方部材2の屋外側開口5の内周側に位置するように配置される。つまり、上方部材2の屋外側開口5における内周に垂直接合平面13と前記水平接合平面12とが位置する。上方部材2と下方部材3の接合には、ネジやリベットなどの固定部材14が用いられる。
When the
続いて図1、図6を参照しながら、上記構成において、下方部材3の落下を防止する作用を説明する。図6は、通気口部材1を後方部材10側から見た斜視図であり壁などは省略している。
Subsequently, an operation of preventing the
通気口部材1は、ビルや工場などの建物の外壁面20に設置されるため、高所に設置されることがある。台風接近時などで強い風が吹いたとき、高所では特に風速が早く、通気口部材1は風圧による強い力を受ける。ただし、後方部材10を含む面は、外壁面20に近いため風速が遅く、風により受ける力は小さい。言い換えると、第一側面部材7、第二側面部材8、前方部材9と平行する面は力を受けやすい。また、風は壁面にそって吹くため、第一側面部材7や第二側面部材8が構成する面が特に強い力を受ける。
Since the
ここで通気口部材1は内側が空洞であるため、このとき受ける力(例えば第一側面部材7を含む面が受ける力30)により、力を受けた面は、凹上に変形する。この変形により、第一上方接合穴6aと第一下方接合穴11aを固定している固定部材14は応力を受ける。ただし、第二上方接合穴6bと第二下方接合穴11bの平面(固定部材14)は風による力をほとんど受けない。
Here, since the inside of the
従って、長期に及び風による影響で大きな力を受けたとき、比較において破損の可能性が高いのは第一上方接合穴6aと第一下方接合穴11aの接合部分である。この接合部分が破損したとき、第二上方接合穴6bと第二下方接合穴11bの接合のみが残るため、図7に示すように前方部材9側が下方に垂れ下がり、均衡が取れる位置で下方部材3が停止する。
Therefore, when a large force is applied for a long period of time and under the influence of wind, the possibility of breakage in the comparison is high at the joint portion between the first upper joint hole 6a and the first lower joint hole 11a. When this joint is broken, only the joint between the second upper joint hole 6b and the second lower joint hole 11b remains, so that the
上記により、風による力を受けても、第二上方接合穴6bと第二下方接合穴11bにより鉛直方向で接合された水平接合平面12が強固に接合を維持することが可能になる。特に雨の浸入を防ぐためなどの目的で、下方部材3に防雨用の部品などを取付けて下方部材3の重量が大きくなった場合でも、落下を防止することが可能となる。さらに、図7の状態では、通常時とは見た目が違うことで、周囲の人は通気口部材1の異常に気が付くことができるため、下方部材3が落下し、下方にいる人に当たるという危険の可能性を低減することができる。
As described above, the horizontal joining
また、上方部材2の屋外側開口5の内側寸法は、下方部材3の上方側開口15の外側寸法よりも小さくなっている。すなわち、上方部材2と下方部材3を接合したときに、上方部材2の内側に下方部材3が配置されるように接合されることが望ましい。
The inside dimension of the
これにより、上方より落ちてきた雨水が上方部材2と下方部材3の接合部分を伝って垂れていくときに、接合隙間より通気路26に雨水が浸入しにくいという効果を得ることができる。
Thereby, when the rainwater that has dropped from above descends along the joint between the
また、上方接合穴6と下方接合穴11との接合には、各面、ネジとリベット16を混合して用いられることが望ましい。
For joining the upper
上記構成による作用を、図8を用いながら説明する。 The operation of the above configuration will be described with reference to FIG.
ネジは、その固定方法上、固定する部材同士の隙間を徐々に狭めながら固定していく。しかし、ネジの固定部に振動や力が加わると、ネジ山が潰れてしまい、固定が外れてしまう危険性がある。一方リベット16は、振動や力が加わっても、接合部分が潰れ、固定が外れるという危険性は少ない。ただし固定方法の特性上、固定する部材A17、部材B18の隙間19があると、その隙間19を残したまま固定されてしまう。部材同士の隙間19が発生すると、通気口部材1の通気路26から空気が漏れてしまい、また、雨滴が浸入しやすいという問題が発生する。
Due to the fixing method, the screw is fixed while gradually narrowing the gap between the members to be fixed. However, when vibration or force is applied to the fixing portion of the screw, there is a danger that the screw thread is crushed and the fixing is released. On the other hand, the
これに対して、各接合面、つまり第一側面部材7と第二側面部材8と前方部材9と後方部材10それぞれの面毎に、接合部に対してネジとリベット16を混合して用いる。これにより、ネジにより隙間19発生を小さくしながら、ネジ山が潰れても、リベット16の固定により第一上方接合穴6aと第一下方接合穴11aの接合を保持することができる。ネジとリベットによる係止は、交互に行うことが望ましい。ここで交互とは、隣接する固定部材14は、種類が異なることを言い、リベット、ネジ、リベット・・・といった順序を言う。これによりネジによりまんべんなく隙間を無くしてから、リベットにより均等に接合することができる。
On the other hand, a screw and a
また、施工時の順序として、面毎にネジによる係止をまず行い、その後リベットによる係止を行うことで隙間なく強度の高い接合が可能になる。 In addition, as an order at the time of construction, first, locking with screws is performed for each surface, and then, locking with rivets is performed, so that high-strength bonding can be performed without a gap.
また、上記ネジやリベットの代替としてスポット溶接などの固定方法を用いてもよい。これにより、ネジやリベットよりも加工費用や部品材料費用を削減しながら強度の高い接合が可能になる。 Further, a fixing method such as spot welding may be used as an alternative to the screw or the rivet. As a result, high-strength bonding can be performed while reducing processing costs and component material costs compared to screws and rivets.
本発明にかかる通気口部材は、下方に穴が向いている設備に対し追加で部材を設置するときなどの利用が考えられるため、建物に既設されている換気口全般への利用が考えられる。 Since the ventilation member according to the present invention can be used when installing an additional member to equipment having a hole facing downward, it can be considered to be used for all existing ventilation holes in a building.
1 通気口部材
2 上方部材
3 下方部材
4 屋内側開口
5 屋外側開口
6a 第一上方接合穴
6b 第二上方接合穴
7 第一側面部材
8 第二側面部材
9 前方部材
10 後方部材
11a 第一下方接合穴
11b 第二下方接合穴
12 水平接合平面
13 垂直接合平面
14 固定部材
15 上方側開口
16 リベット
19 隙間
20 外壁面
21 屋外
22 屋内
23 ダクト
24 送風機
25 気流
26 通気路
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記屋外側開口を下方に延長する管状の下方部材と、を備えた通気口部材であって、
前記下方部材は、
第一側面部材と、
前記第一側面部材と対向する第二側面部材と、
前記第一側面部材と前期第二側面部材とに隣接する前方部材と、
前記前方部材と対向し前記前方部材よりも前記屋内側開口側に位置する後方部材と、を備え、
前記第一側面部材と前記第二側面部材と前記前方部材とは、
当該通気口部材の設置状態における下方から上方に向かう平面であって前記上方部材に係止される垂直接合平面を備え、
前記後方部材は、
当該後方部材の上端辺から前記屋内側開口に向かって延設され前記上方部材に係止される水平接合平面を備える通気口部材。 An indoor-side opening for joining to the ventilation path, and an outdoor-side opening that is disposed on a plane substantially perpendicular to a plane including the indoor-side opening and that opens vertically downward, the indoor-side opening and the outdoor-side An upper member communicating with the opening;
A tubular lower member extending the outdoor opening downward, and a vent member comprising:
The lower member,
A first side member,
A second side member facing the first side member,
A front member adjacent to the first side member and the second side member,
A rear member facing the front member and located closer to the indoor side opening than the front member,
The first side member, the second side member, and the front member,
A vertical joining plane that is a plane that faces upward from below in the installation state of the vent member and that is locked to the upper member,
The rear member,
A vent member having a horizontal joint plane extending from an upper end side of the rear member toward the indoor side opening and locked by the upper member.
前記上方部材の前記屋外側開口における内周に前記垂直接合平面と前記水平接合平面とを位置して係止する請求項1記載の通気口部材。 The lower member,
The vent member according to claim 1, wherein the vertical joint plane and the horizontal joint plane are positioned and locked on an inner periphery of the upper member at the outdoor opening.
ネジとリベットとにより係止される請求項1または2に記載の通気口部材。 The upper member and the vertical joining plane,
3. The vent member according to claim 1, wherein the vent member is locked by a screw and a rivet.
各面毎にネジとリベットの両方で係止される請求項1から3のいずれかに記載の通気口部材。 Each surface constituting the upper member and the vertical joining plane constituting the lower member,
The vent member according to any one of claims 1 to 3, wherein the vent member is locked with both screws and rivets for each surface.
ネジとリベットとを交互に配置して係止される請求項1から4のいずれかに記載の通気口部材。 One surface of the upper member and the vertical joining plane in the front member,
The vent member according to any one of claims 1 to 4, wherein the screw and the rivet are alternately arranged and locked.
スポット溶接により係止される請求項1または2に記載の通気口部材。 One surface of the upper member and the vertical joining plane in the front member,
3. The vent member according to claim 1, which is locked by spot welding.
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018179597A JP2020051659A (en) | 2018-09-26 | 2018-09-26 | Ventilation hole member |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN113280439A (en) * | 2021-06-04 | 2021-08-20 | 张家口腾风环保科技有限公司 | Ventilation equipment and ventilation system |
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2018
- 2018-09-26 JP JP2018179597A patent/JP2020051659A/en active Pending
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