JP2020049580A - Machine tool - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、研削盤などの工作機械に関するものである。 The present invention relates to a machine tool such as a grinder.
従来の研削盤は、特許文献1に示すように、ベッド上にワークテーブルが左右方向に往復移動可能に支持されるとともに、同じくベッド上にはコラムが前後方向に往復移動可能に支持されている。そして、前記コラムには工具を有する工具軸が昇降可能に支持されている。このような構成の研削盤は、一般にコラム形と称される。 In the conventional grinding machine, as shown in Patent Document 1, a work table is supported on a bed so as to be able to reciprocate in the left-right direction, and a column is also supported on the bed so as to be able to reciprocate in a front-rear direction. . A tool shaft having a tool is supported on the column so as to be able to move up and down. A grinder having such a configuration is generally called a column type.
また、従来の研削盤には、ベッド上に前後方向に往復移動するサドルが支持され、そのサドル上にワークテーブルが左右方向に往復移動可能に支持され、コラムは固定位置に配置され、そのコラムには工具を有する工具軸が昇降可能に支持されたものもある。このような構成の研削盤は、一般にサドル形と称される。 Further, in the conventional grinding machine, a saddle reciprocating in the front-rear direction is supported on the bed, a work table is supported on the saddle so as to reciprocate in the left-right direction, and the column is disposed at a fixed position. In some cases, a tool shaft having a tool is supported so as to be able to move up and down. A grinder having such a configuration is generally called a saddle type.
前記コラム形の研削盤は、コラムが前後方向に移動する際、そのコラムは加減速にともなう慣性力で前後方向に傾斜しやすい。また、コラム形の構成においては、コラムが上下方向に延在された縦長形状である。そのため、コラム下のベッドは薄くなる。つまり、薄いベッド上において縦長で重いコラムが前後方向に移動するため、その重量によりベッドが変形する。従って、コラムの上下方向における直進精度を抑えることが難しく、高精度加工が困難になる。 In the column-type grinding machine, when the column moves in the front-rear direction, the column is liable to tilt in the front-rear direction due to inertial force accompanying acceleration / deceleration. In the column-type configuration, the column has a vertically elongated shape extending in the vertical direction. Therefore, the bed under the column becomes thinner. That is, since the vertically long and heavy column moves in the front-back direction on the thin bed, the bed is deformed by its weight. Therefore, it is difficult to suppress the straight traveling accuracy in the vertical direction of the column, and high-precision machining becomes difficult.
サドル形の研削盤は、前後動されるサドルにテーブルが搭載されているため、サドルとテーブルとの合計重量が過大になるおそれがある。このため、サドルを小型化する必要があるが、テーブルは、ワーク加工のために、ある程度の左右長さが必要である。このようにすると、テーブルの両端部がサドルから突出してオーバーハング状態となる。従って、テーブルが特に左右いずれかの端に来たときに、オーバーハング部分が大きく垂れ下がって、高精度加工が困難になる。 In the saddle-type grinding machine, since the table is mounted on the saddle that is moved back and forth, the total weight of the saddle and the table may be excessive. For this reason, it is necessary to reduce the size of the saddle, but the table needs to have a certain left and right length for processing the work. In this case, both ends of the table protrude from the saddle and become in an overhang state. Therefore, when the table particularly reaches one of the left and right ends, the overhang portion droops greatly, making high-precision machining difficult.
本発明の目的は、高精度加工を実現できる工作機械を提供することにある。 An object of the present invention is to provide a machine tool that can realize high-precision machining.
上記の目的を達成するために、本発明においては、ベッド上において水平な一方向に延びる第1支持面の延長方向に沿って往復動されるワークテーブルと、前記ベッドにおいて前記第1支持面と直角をなす水平な方向に延びる第2支持面の延長方向に沿って往復動される加工ユニットと、その加工ユニットに設けられ、上下方向に延びる第3支持面に沿って昇降される工具ユニットとを備え、その工具ユニットには前記ワークテーブル上のワークを加工するための工具を設けた工作機械において、前記第2支持面を前記第1支持面より高いところに配置したことを特徴とする。 In order to achieve the above object, in the present invention, a work table reciprocated along an extension direction of a first support surface extending in one horizontal direction on a bed, and the first support surface in the bed A processing unit reciprocated along an extension direction of a second support surface extending in a horizontal direction forming a right angle, and a tool unit provided in the processing unit and raised and lowered along a third support surface extending in a vertical direction. Wherein the tool unit is provided with a tool for processing a workpiece on the work table, wherein the second support surface is disposed higher than the first support surface.
従って、本発明によれば、第2支持面が第1支持面より高いところに配置されているため、ベッドの第2支持面と対応する部分の上下方向の高さ,言い換えればベッドの厚さを大きくできる。このため、ベッドの第2支持面部分の剛性を向上させて、第2支持面の変形量を少なくできる。また、第2支持面が第1支持面より高いところに位置しているため、背高で大重量のコラムを設ける必要がない。従って、コラムの加減速にともなう傾斜を回避できる。このため、加工ユニットを第2支持面に沿って正確に直線移動させることができて、高精度加工を実現できる。 Therefore, according to the present invention, since the second support surface is disposed higher than the first support surface, the height in the vertical direction of the portion corresponding to the second support surface of the bed, in other words, the thickness of the bed Can be increased. Therefore, the rigidity of the second support surface portion of the bed can be improved, and the amount of deformation of the second support surface can be reduced. Further, since the second support surface is located higher than the first support surface, there is no need to provide a tall and heavy column. Therefore, it is possible to avoid inclination due to acceleration and deceleration of the column. For this reason, the processing unit can be accurately linearly moved along the second support surface, and high-precision processing can be realized.
本発明によれば、高精度加工を達成できるという効果を発揮する。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the effect that high precision processing can be achieved is exhibited.
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示すように、第1実施形態の工作機械は、ベッド10と、そのベッド10のベッド本体11の前部においてX軸方向(左右方向)に移動可能に支持されたテーブル12を備えている。また、工作機械は、前記ベッド本体11の上面の両側に固定された一対の支持部材14及びその支持部材14上にZ軸方向(前後方向)に移動可能に支持された加工ユニット15を備えている。前記ベッド10は、ベッド本体11と支持部材14とによって構成されている。加工ユニット15はY軸方向(上下方向)に移動可能にした回転砥石16を備えている。そして、前記テーブル12上にワークが支持されて、テーブル12がX軸方向に移動され、回転砥石16がZ軸方向及びY軸方向に移動されて、回転砥石16により、ワークに対して所要の研削加工が施される。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
As shown in FIGS. 1 and 2, the machine tool according to the first embodiment includes a
そこで、以下に、各部の構成を詳細に説明する。
はじめに、ベッド本体11及びその関連構成を説明する。
図1〜図3に示すように、ベッド本体11は、全体が鋳造によって一体形成され、ほぼ三角形状の底板部20,ほぼ三角形状の一対の斜辺部としての下部側板部21,ほぼ側面三角形状の一対の上部側板部22,前板部23,後板部24を備えている。両上部側板部22の上端には水平な上板部25が形成されるとともに、両上部側板部22の前面には立板部26が形成されている。図6に示すように、前記前板部23の後部側には内側板部27が形成されている。そして、図1に示すように、前記両上板部25間におけるベッド本体11の上面には開放部28が形成されている。
Therefore, the configuration of each unit will be described in detail below.
First, the
As shown in FIGS. 1 to 3, the
図3に示すように、前記底板部20は前記斜辺部としての下部側板部21の形成により、前記のように三角形状に形成されている。このため、底板部20には、前部側に三角形の2つの頂点部が形成されるとともに、後部側に三角形のひとつの頂点部が形成され、前部側の2つの頂点部に脚部としての前部脚31が、後部側の頂点部に脚部としての後部脚32が設けられている。一対の前部脚31は、1本のX軸方向の線上に位置し、後部脚32は両前部脚31間の中央を通るZ軸方向の線上に位置している。
As shown in FIG. 3, the
図5に示すように、前部脚31は、斜面33を有する固定カム体34と、上下動可能にした脚部材35とを備え、脚部材35の上面には、前記斜面33と接する斜面36を有する前後動可能な可動カム体37が設けられている。脚部材35は、その前後の規制部39により、固定カム体34及びベッド本体11から外れないようになっている。脚部材35は床面などの設置面に設置されるものである。そして、調節ねじ38の回転に基づくねじの作用により、固定カム体34の斜面33に対して可動カム体37の斜面36が摺動して、カム作用により脚部材35が上下動される。その結果、前部脚31の高さが調節される。後部脚32の高さは固定である。
As shown in FIG. 5, the
図3,図5及び図6に示すように、前記後板部24は、下方側が前方に向かって後退するように傾斜している。前記底板部20の後端コーナ部は後板部24より後方に突出しており、その突出部に前記後部脚32が配置されている。底板部20の後端コーナ部と後板部24の外側面との間には、補強部としての一対の補強リブ41が一体形成されている。この両補強リブ41は側面三角形状に形成されるとともに、下方へ向かって相互に接近して収束するように傾斜されて、後部脚32の部分において底板部20と一体化されている。前記下部側板部21の後端部29が補強リブ41の下端部まで延長されている。
As shown in FIGS. 3, 5, and 6, the
図1,図2及び図5に示すように、前記立板部26の前方において、両上部側板部22の前端間には上面及び両端面を開放したX軸方向に延在する樋形状のテーブル走行部43が形成されている。そして、前記両前部脚31がこのテーブル走行部43の両端部の幅方向中央の下方に位置している。テーブル走行部43の両端は端部材44によって閉塞されている。両端部材44間において、テーブル走行部43の前後には第1支持面としての第1ガイドレール45が固定され、この第1ガイドレール45によってガイドされて前記テーブル12が左右方向であるX軸方向にスライド可能に支持されている。テーブル12はリニアモータ(図示しない)によってX軸方向に移動される。
As shown in FIGS. 1, 2 and 5, a gutter-shaped table extending in the X-axis direction with the upper surface and both end surfaces open between the front ends of both upper
図1,図2及び図4に示すように、前記両上板部25の上面には前記開放部28の両側に位置する前記支持部材14がそれぞれ複数のボルト13によって固定されている。両支持部材14の前端上部には前方に突出するオーバーハング部51が形成されている。支持部材14の上面には、それぞれ前後方向であるZ軸方向に延びて第2支持面を構成する第2ガイドレール52が形成されている。この第2ガイドレール52は、前記オーバーハング部51を含む支持部材14のZ軸方向における全長にわたって延びている。
As shown in FIGS. 1, 2, and 4, the
図1及び図2に示すように、前記第2ガイドレール52間の位置には前記開放部28内に位置する前記加工ユニット15のユニットフレーム61がZ軸方向に移動可能に配置されている。このユニットフレーム61は、前記両第2ガイドレール52に支持された側部部材としての一対のスライダ62と、その両スライダ62間に架設固定された四角枠状の支持枠63を備え、その支持枠63の内側面には上下方向に延びる第3支持面を構成する第3ガイドレール65が取り付けられている。そして、支持枠63は、リニアモータ66の駆動により、スライダ62とともに第2ガイドレール52に沿って前記開放部28内をZ軸方向に往復移動される。前記スライダ62の外側面には、湾曲部として外側に向かって円弧状に膨出する側部膨出部67が一体形成されている。前記支持枠63の内側面には複数の補強リブ68が一体形成されるとともに、後側面には湾曲部として円弧状に膨出する一対の後部膨出部69が一体形成されている。
As shown in FIGS. 1 and 2, a
図1,図2及び図6に示すように、前記支持枠63内において、前記第3ガイドレール65には昇降枠71が第3ガイドレール65に沿って昇降可能に支持されている。支持枠63には、この支持枠63の下端に支持されたモータ72の駆動によって回転されるボールねじ73がY軸方向線上において支持され、前記昇降枠71はボールねじ73の正逆回転により、昇降される。昇降枠71には、加工軸ユニットとしての砥石軸ユニット74が支持されており、この砥石軸ユニット74にはモータ75によって回転される砥石軸76が支持されている。砥石軸76の前端には、前記オーバーハング部51の前方に位置する前記回転砥石16が支持されている。
As shown in FIGS. 1, 2 and 6, within the
本実施形態においては、前記第3ガイドレール65に支持されたユニットフレーム61,昇降枠71,砥石軸ユニット74などによって前記加工ユニット15が構成されている。そして、図6に示すように、加工ユニット15が第2ガイドレール52に支持された状態において、加工ユニット15の重心αがベッド本体11の内部空間内において、第2ガイドレール52より低いところに位置している。また、実施形態の工作機械の重心βが加工ユニット15の重心αより低いところに位置している。
In the present embodiment, the
図3,図4及び図7に示すように、前記テーブル走行部43の長さ方向及び幅方向の中央部の直下において、ベッド本体11の下面にはほぼ円弧状の凹部81が形成され、その両側部には一対の凸部82が形成されている。両凸部82の下面には受け部材83が固定され、この受け部材83には互いに逆ネジになった雌ねじ84が形成され、両雌ねじ84には雄ねじ部材85の両端部のねじ部が螺合されている。従って、雌ねじ84と雄ねじ部材85とによりターンバックルが構成されている。雄ねじ部材85のねじ部には緩み止めのためのダブルナットよりなるロックナット87が螺合されている。従って、雄ねじ部材85を回転させることにより、両受け部材83に接近または離間方向への力が作用し、その結果、ベッド本体11が変形して、第1ガイドレール45の真直度が調整される。
As shown in FIGS. 3, 4, and 7, a substantially arc-shaped
前記上部側板部22,前板部23,後板部24,内側板部27及びテーブル走行部43には、それぞれ四角形,円形,三角形,台形や変形四角形などの形や大きさが様々の除肉部としての透孔91が透設されている。底板部20の下面には、複数の凹部90が形成されている。
The upper
図6及び図7に示すように、前記前板部23と内側板部27との間には、各一対のX軸方向において対称形状をなす補強部としての板状の第1補強フレーム92及び第2補強フレーム93が一体形成されている。第1補強フレーム92及び第2補強フレーム93は交差して一体化されている。第1補強フレーム92及び第2補強フレーム93の上下方向中間部には、除肉部としての四角形の透孔91が透設されている。第1補強フレーム92は前記テーブル走行部43の下面中央部と、前記上部側板部22及び底板部20の交点部分との間に介在されている。従って、この交点部分によって前部脚31及びその周辺部分が補強されており、この交点部分を含む第1補強フレーム92、ひいては第2補強フレーム93が補強部を構成している。第2補強フレーム93はテーブル走行部43の下面中央部と前記凹部81の部分における底板部20の内面側との間に介在されている。前記前板部23及び内側板部27の前記透孔91は、第1補強フレーム92及び第2補強フレーム93を除いた部分に形成されている。
As shown in FIGS. 6 and 7, between the
次に、以上のように構成された工作機械の作用を説明する。
本実施形態の工作機械においては、テーブル12上にワークが支持される。そして、回転砥石16が回転された状態で、昇降枠71が回転砥石16とともに第3ガイドレール65に沿ってY軸方向に移動されて高さ調整される。また、テーブル12が第1ガイドレール45に沿ってX軸方向に往復動されるとともに、砥石軸ユニット74が回転砥石16とともに第2ガイドレール52に沿ってZ軸方向に移動される。このため、回転砥石16により、ワークに対する研削加工が実行される。
Next, the operation of the machine tool configured as described above will be described.
In the machine tool according to the present embodiment, a work is supported on the table 12. Then, with the
そして、本実施形態の工作機械は以下の効果がある。
(1)砥石軸ユニット74や支持枠63を有する加工ユニット15の前後方向移動を案内する第2支持面としての第2ガイドレール52が第1支持面としての第1ガイドレール45より高いところに配置されている。このため、ベッド10の第2ガイドレール52の下方部分の上下方向の高さ,言い換えれば厚さを大きくできる。従って、ベッド10の第2ガイドレール52部分の剛性を向上させて、加工ユニット15の荷重によるベッド10の変形量を少なくできる。よって、加工ユニット15の移動精度を向上できて、加工精度を向上できる。
And the machine tool of this embodiment has the following effects.
(1) The
(2)前記のように、第2ガイドレール52が第1ガイドレール45より高いところに位置しているため、砥石軸ユニット74を支持するための背高で大重量のコラムを設ける必要がない。従って、コラムの加減速にともなう同コラムの傾斜などの不都合を回避できる。このため、加工ユニット15を第2ガイドレール52に沿って正確に直線移動させることができるとともに、砥石軸ユニット74の位置精度を確保できて、前述のように、高精度加工を実現できる。
(2) As described above, since the
(3)工作機械のベッド10の底板部20の底面の合計3箇所に前部脚31及び後部脚32を備えている。このため、本実施形態の工作機械は工場の床面などの設置面に3点支持より支持できる。つまり、設置面の平坦度に関わらず、工作機械を安定支持できる。この場合、前部脚31の調節ねじ38の操作により斜面33,36のカム作用によって前部脚31の脚部材35の高さを調整できて、工作機械の水平度及び高さを適切に維持できる。
(3) A
(4)ベッド本体11の底板部20が三角形状であるため、4点支持の四角形の従来の工作機械と比較してベッド本体11を小形化できる。従って、工作機械の軽量化が可能になる。そして、実施形態においては、底板部20をほぼ三角形状にするとともに、下部側板部21及び上部側板部22を三角形状にし、しかも、後板部24を下部側ほど前方に後退するように傾斜させたことにより、ベッド本体11の容積が小さくなって、さらに小形化及び軽量化される。このように、ベッド本体11を小形化できるため、ベッド本体11全体の剛性を向上させることができて、ワークに対する高い加工精度を得ることができる。加えて、ベッド本体11の各所には、必要強度を満たしつつ、凹部90及び透孔91が形成されているため、いっそうの軽量化が可能になる。従って、工場の床強度の制約などの工作機械の設置に関する制約が少なくなり、移動や運搬も容易になる。
(4) Since the
(5)ベッド本体11を小形化して、ベッド本体11の容積を小さくし、さらに各部に凹部90及び透孔91が形成されているため、ベッド本体11の構成材料を少なくして、軽量化できる。このため、ベッド本体11の固有振動数を高くすることができる。従って、振動エネルギが同じであれば、ベッド本体11の共振周波数が高くなるが、その共振周波数の振幅が小さくなるため、加工精度が向上する。
(5) The
(6)ベッド本体11のテーブル走行部43を除いた部分がテーブル走行部43より幅狭形状に形成されている。しかも、そのベッド本体11は三角形状の下部側板部21の形成により後方に向かって収束するように幅狭になっている。従って、前記のように、ベッド本体11の小形軽量化を達成できて、高精度加工が可能になるとともに、ベッド本体11の下部側板部21の下側にスペースが形成されるため、このスペースを油圧配管や電線の設置のために利用できる。
(6) The portion of the
(7)テーブル走行部43の両端に対応して前部脚31が設けられているため、テーブル走行部43の後部側のベッド本体11がテーブル走行部43より幅狭形状であっても、テーブル走行部43の変形を抑制できて、高精度加工が可能になる。
(7) Since the
(8)テーブル走行部43の下部側が一体に交差するとともに、傾斜状の第1,第2補強フレーム92,93によって補強されているため、前記のようにテーブル走行部43の変形を抑制できて、高精度加工が可能になる。また、第1,第2補強フレーム92,93が傾斜するとともに、第1補強フレーム92の下端とベッド本体11の上部側板部22の下端位置とが合体しており、その合体部に前部脚31が位置している。また、第2補強フレーム93がベッド本体11の中央下部で収束して一体化されている。このため、テーブル走行部43に作用する加工圧力が第1,第2補強フレーム92,93に対してその圧縮方向への力として作用するため、テーブル走行部43の変形を有効に防止できる。
(8) Since the lower portions of the
(9)後部脚32がテーブル走行部43の長さ方向中央から後方に延長されたZ軸方向の線上に位置している。そして、後部脚32が砥石軸ユニット74を有するユニットフレーム61の移動域の左右方向の中央における直下に位置するため、ユニットフレーム61の移動が安定し、ワークの高精度加工に寄与できる。
(9) The
(10)第2ガイドレール52に支持されるユニットフレーム61のスライダ62には、横方向へ膨出する側部膨出部67が形成されているため、ユニットフレーム61の支持剛性が向上し、ワークの高精度加工に寄与できる。
(10) The
(11)ユニットフレーム61の支持枠63の内側に補強リブ68が形成されるとともに、後部側には後方へ膨出する後部膨出部69が形成されているため、前記と同様にユニットフレーム61の剛性が向上し、ワークの高精度加工に寄与できる。
(11) The reinforcing
(12)ユニットフレーム61がその両側のスライダ62を介して第2ガイドレール52に支持されることにより、加工ユニット15がベッド本体11の上端の開放部28を介してベッド本体11の内部空間内に位置している。このため、工作機械の上端部分を形成する加工ユニット15を低位置に配置できて、ベッド10の第2ガイドレール52の下側の厚さを厚くできるにも関わらず、工作機械全体の高さを低くできる。特に、加工ユニット15のボールねじ73を駆動するためのモータ72を加工ユニット15の下部に配置したことと相俟って、加工ユニット15の重心αを第2ガイドレール52の下方に位置させることができる。このように、加工ユニット15の重心αの位置をベッド本体11内の低い位置に配置できるため、工作機械の高さを低くできることと相俟って、加工ユニット15の振動を抑制して、ワークの加工精度を向上できる。
(12) Since the
(13)工作機械の重心βが前記加工ユニット15の重心αより低いところに位置しているため、工作機械として良好な設置安定性を得ることができる。従って、工作機械全体の振動を少なくして、ワークの加工精度の向上に寄与できる。
(13) Since the center of gravity β of the machine tool is located lower than the center of gravity α of the
(14)支持枠63の前端部が前方に突出して、オーバーハング部51が形成されているため、ワーク加工のために砥石軸ユニット74を前方へ移動させても、砥石軸76が片持ち状態になることはほとんどない。従って、砥石軸76を前方へ大きく移動させても、ワーク加工精度の低下を抑えることができる。
(14) Since the front end of the
(15)ベッド本体11の前板部23が下部側ほど後方へ後退するように傾斜している。従って、ベッド本体11の前側に位置する作業者のつま先などの下肢が前板部23と干渉しにくく、作業がしやすいものとなる。
(15) The
(16)後部脚32の上部側を補強リブ41によって補強しているため、後板部24の下部側が前方に位置するように傾斜していても、後部脚32の部分の強度及び剛性を確保できる。
(16) Since the upper side of the
(17)ベッド本体11の前端部の下部中央にターンバックル状の調節部材86が設けられている。そして、ロックナット87を緩めて、調節部材86を回転操作することにより、ねじの作用により、ベッド本体11の前下部における中心を中心とした湾曲度合いを調節できる。このため、テーブル走行部43の水平面に対する変形度合いや、傾き角度を調節部材86によって容易に微調整できて、テーブル12の移動精度を向上でき、ひいてはワークの加工精度を向上できる。
(17) A turnbuckle-shaped adjusting
(18)ベッド本体11の各部に凹部90や透孔91が形成されているため、この凹部90や透孔91を介して工作機械の内部と外部との間の空気の流通がスムーズになる。このため、工作機械の内外の温度差を抑えることができ、温度歪を小さくできて、ワークの加工精度を向上できる。また、透孔91を介して工作機械の内部の状況を確認したり、点検したり、清掃したりすることが可能になるため、メンテナンス性を向上できる。
(18) Since the
(変更例)
本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、以下のような態様で具体化することも可能である。
(Example of change)
The present invention is not limited to the above embodiment, and can be embodied in the following modes.
・ターンバックル状の調節部材86の設置位置を、例えば、ベッド本体11の後部側などの位置に変更すること。
・ターンバックル状の調節部材86の設置数を変更すること。例えば、ベッド本体11の前下部における中央位置に加えて、ベッド本体11の下部における後部位置や両側位置にも設けること。あるいは、ベッド本体11の上下方向中間位置や、上部位置に設けること。
Changing the installation position of the turnbuckle-shaped
-Changing the number of turnbuckle-shaped
・前記実施形態においては、工具として回転砥石を設けたが、その回転砥石に代えて、ドリル,フライス,エンドミル,ホブなど、別の種類の工具を設けること。
・ベッド本体11と支持部材14とを一体化すること。
In the above embodiment, a rotary grindstone is provided as a tool. Instead of the rotary grindstone, another type of tool such as a drill, a milling machine, an end mill, and a hob is provided.
-The
10…ベッド、11…ベッド本体、12…テーブル、14…支持部材、15…加工ユニット、16…回転砥石、28…開放部、31…前部脚、32…後部脚、63…支持枠、51…オーバーハング部、73…ボールねじ、74…砥石軸ユニット、77…回転砥石、α…重心、β…重心。
DESCRIPTION OF
Claims (10)
前記第2支持面を前記第1支持面より高いところに配置した工作機械。 A work table that is reciprocated along an extension of a first support surface extending in one horizontal direction on the bed, and an extension of a second support surface that extends in a horizontal direction perpendicular to the first support surface in the bed A processing unit reciprocated along a direction, and a tool unit provided on the processing unit and moved up and down along a third support surface extending in a vertical direction. In a machine tool equipped with a tool for processing
A machine tool in which the second support surface is disposed higher than the first support surface.
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