JP2020047120A - 決定装置、決定方法及び決定プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザに対して有益な情報を提供すること。【解決手段】本願に係る決定装置は、取得部と、決定部とを有する。取得部は、ユーザによって利用される端末装置に配信された動画像中のオブジェクトに関するオブジェクト情報と、ユーザのユーザ情報とを取得する。決定部は、取得部によって取得されたオブジェクト情報およびユーザ情報に基づいて、ユーザに提示されるサービスの種別を決定する。【選択図】図3

Description

本発明は、決定装置、決定方法及び決定プログラムに関する。
従来、ユーザが動画像を視聴した場合に、動画像中のオブジェクトに関する情報をユーザに提供する技術が提案されている。例えば、富士山が動画像に含まれる場合に、富士山周辺の観光スポットに関する情報をユーザに提供する技術が提案されている。
特開2008−176396号公報
しかしながら、上記の従来技術では、ユーザに対して有益な情報を提供できるとは限らない。例えば、上記の従来技術では、ユーザが旅行に興味がない場合に、富士山周辺の観光スポットに関する情報は、ユーザにとって有益な情報であるとは限らない。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザに対して有益な情報を提供できる決定装置、決定方法及び決定プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る決定装置は、ユーザによって利用される端末装置に配信された動画像中のオブジェクトに関するオブジェクト情報と、前記ユーザのユーザ情報とを取得する取得部と、前記取得部によって取得されたオブジェクト情報及びユーザ情報に基づいて、前記ユーザに提示されるサービスの種別を決定する決定部とを備えることを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、ユーザに対して有益な情報を提供することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係るネットワークシステムの構成例を示す図である。 図2は、実施形態に係る決定処理の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る決定装置の構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係るユーザ情報記憶部の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係るオブジェクト情報記憶部の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係るサービス情報記憶部の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る決定装置による決定処理手順を示すフローチャートである。 図8は、変形例に係る決定処理の一例を示す図である。 図9は、ハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に、本願に係る決定装置、決定方法及び決定プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る決定装置、決定方法及び決定プログラムが限定されるものではない。また、各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
〔1.ネットワークシステムの構成〕
まず、図1を参照して、実施形態に係るネットワークシステム1の構成について説明する。図1は、実施形態に係るネットワークシステム1の構成例を示す図である。図1に示すように、実施形態に係るネットワークシステム1には、端末装置10〜10と、決定装置100とが含まれる(nは任意の自然数)。本明細書では、端末装置10〜10を区別する必要がない場合は、端末装置10〜10を「端末装置10」と総称する。端末装置10および決定装置100は、それぞれネットワークNと有線又は無線により接続される。図1中では図示していないが、ネットワークシステム1は、複数台の決定装置100を含んでもよい。
端末装置10は、ユーザによって利用される情報処理装置である。端末装置10は、デスクトップ型PC(Personal Computer)、ノート型PC、スマートフォン、タブレット型PCを含む、任意のタイプの情報処理装置であってもよい。
決定装置100は、端末装置10に、各種情報を提供するサーバ装置である。例えば、決定装置100は、端末装置10に、動画配信プラットフォームを提供する。一例では、決定装置100は、ブラウザを介して、端末装置10に動画配信用コンテンツ(例えば、動画サイト)を提供する。別の例では、決定装置100は、動画アプリケーション(動画アプリとも呼ばれる)を介して、端末装置10に動画配信用コンテンツを提供する。決定装置100は、ネットワークNを介して、有線又は無線により端末装置10と通信を行う。
〔2.決定処理〕
次に、図2を参照して、実施形態に係る決定処理の一例について説明する。図2は、実施形態に係る決定処理の一例を示す図である。
図2の例では、図1の端末装置10は、図2に示されるユーザU1によって利用される。また、図1の端末装置10は、図2に示されるユーザU2によって利用される。
図2の例では、図1の決定装置100は、ユーザU1のユーザ情報およびユーザU2のユーザ情報を記憶する。図2に示されるように、ユーザU1のユーザ情報は、ユーザU1のサイコグラフィック属性が「グルメ」であることを示すサイコグラフィック情報を含む。図2の例では、ユーザU1は、料理に関心を持つユーザである。一方、ユーザU2のユーザ情報は、ユーザU2のサイコグラフィック属性が「旅行」であることを示すサイコグラフィック情報を含む。図2の例では、ユーザU2は、旅行が好きなユーザである。
図2の例では、図1の決定装置100は、動画配信用コンテンツを、ユーザU1の端末装置10およびユーザU2の端末装置10に提供する。一例では、決定装置100は、ブラウザを介して、動画配信サイトを、動画配信用コンテンツとして提供する。別の例では、決定装置100は、動画視聴アプリケーションを介して、動画配信用コンテンツを提供する。
図2の例では、決定装置100は、図2に示されるコンテンツC11を、動画配信用コンテンツとして、端末装置10および端末装置10に提供する。図2の例では、コンテンツC11の動画プレイヤは、動画配信サーバから配信された動画像「映画M1」を再生する。映画M1は、海辺の街を舞台にした映画である。動画像「映画M1」中のシーンまたはショットは、オブジェクト「海辺」を含む。
上述のコンテンツC11に加えて、決定装置100は、動画像中のオブジェクトに関連するサービスの推薦情報として、推薦コンテンツを端末装置10および端末装置10に提供する。図2の例では、決定装置100は、ユーザU1およびユーザU2が動画像「映画M1」を視聴している際に、ユーザU1およびユーザU2によって選択されたシーンまたはショット内のオブジェクトに関連する推薦コンテンツを提供する。
図2の実施形態では、決定装置100は、ユーザU1およびユーザU2が動画像「映画M1」を視聴している際に、ユーザU1およびユーザU2によって選択されたシーンまたはショット内のオブジェクトに関連する推薦コンテンツを提供するが、これに限定されるものではない。例えば、決定装置100は、推薦コンテンツを、プッシュ通知として端末装置10および端末装置10に送信してもよい。また、例えば、決定装置100は、電子商取引サイトや電子商取引アプリケーションを介して、推薦コンテンツを端末装置10および端末装置10に配信してもよい。
図2の例では、決定装置100は、推薦コンテンツC12を、「海の見えるレストラン」の予約サービスに関する推薦情報として記憶する。さらに、決定装置100は、サービスの種別「「海辺」かつ「グルメ」」を、推薦コンテンツC12に対応付けて記憶する。また、図2の例では、決定装置100は、推薦コンテンツC13を、「海の見えるホテル」の予約サービスに関する推薦情報として記憶する。さらに、決定装置100は、サービスの種別「「海辺」かつ「旅行」」を、推薦コンテンツC13に対応付けて記憶する。
ところで、図2の例では、上述のように、動画像「映画M1」中のシーンは、オブジェクト「海辺」を含む。例えば、ユーザU1が、海辺のシーンに対する選択操作を行ったと仮定する。この例では、「海の見えるレストラン」の予約サービスが、オブジェクト「海辺」に関連するサービスの候補となり得る。一方、「海の見えるホテル」の予約サービスも、オブジェクト「海辺」に関連するサービスの候補となり得る。しかし、ユーザU1は、料理に関心がないユーザかもしれない。また、ユーザU1は、旅行が嫌いなユーザかもしれない。以下に説明される決定処理の一例では、決定装置100は、ユーザ情報に基づいて、オブジェクトに関連するサービスの種別の中から、各ユーザの嗜好に適合したサービスの種別を決定する。
はじめに、決定装置100は、ユーザU1によって選択されたシーンを示すリクエストを、端末装置10から受信する。加えて、決定装置100は、ユーザU2によって選択されたシーンを示すリクエストを、端末装置10から受信する。図2の例示的な実施形態では、ユーザU1およびユーザU2は、海辺のシーンに対する選択操作(例えば、動画像領域に対するクリック操作またはタッチ操作)を行う。この場合、端末装置10および端末装置10は、海辺のシーンを示すリクエストを、決定装置100に送信する。このようにして、決定装置100は、上述の選択されたシーンを示すリクエストを受信することができる。
次いで、決定装置100は、端末装置10からリクエストを受信したことに応じて、画像認識システムを用いて、ユーザU1によって選択されたシーン内のオブジェクトである「海辺」を認識する。同様に、決定装置100は、端末装置10からリクエストを受信したことに応じて、画像認識システムを用いて、ユーザU2によって選択されたシーン内のオブジェクトである「海辺」を認識する。
次いで、決定装置100は、格納されているサービス情報に基づいて、認識されたオブジェクト「海辺」に関連するサービスの種別を特定する。図2の例では、決定装置100は、サービスの種別「「海辺」かつ「グルメ」」を、認識されたオブジェクト「海辺」に関連するサービスの種別として特定する。また、決定装置100は、サービスの種別「「海辺」かつ「旅行」」を、認識されたオブジェクト「海辺」に関連するサービスの種別として特定する。
次いで、決定装置100は、格納されているユーザ情報に基づいて、ユーザU1のサイコグラフィック属性を、「グルメ」として特定する。同様に、決定装置100は、格納されているユーザ情報に基づいて、ユーザU2のサイコグラフィック属性を、「旅行」として特定する。
次いで、決定装置100は、特定されたサービスの種別の中から、特定されたユーザU1のサイコグラフィック属性「グルメ」に対応するサービスの種別を決定する。同様に、決定装置100は、特定されたサービスの種別の中から、特定されたユーザU2のサイコグラフィック属性「旅行」に対応するサービスの種別を決定する。図2の例では、決定装置100は、サービスの種別「「海辺」かつ「グルメ」」を、ユーザU1のサイコグラフィック属性「グルメ」に対応するサービスとして決定する。同様に、決定装置100は、サービスの種別「「海辺」かつ「旅行」」を、ユーザU1のサイコグラフィック属性「旅行」に対応するサービスとして決定する。
その後、決定装置100は、格納されているサービス情報に基づいて、決定されたサービスの種別「「海辺」かつ「グルメ」」に対応する推薦コンテンツC12を、端末装置10に送信する。同様に、決定装置100は、決定装置100は、格納されているサービス情報に基づいて、決定されたサービスの種別「「海辺」かつ「旅行」」に対応する推薦コンテンツC13を、端末装置10に送信する。図2の例では、推薦コンテンツC12は、「海の見えるレストラン」を推薦する推薦情報として示されている。また、推薦コンテンツC13は、「海の見えるホテル」を推薦する推薦情報として示されている。
上述のように、実施形態に係る決定装置100は、ユーザ(例えば、ユーザU1またはユーザU2)によって選択されたシーン内のオブジェクトに関連するサービスの種別を特定する。そして、決定装置100は、特定されたサービスの種別の中から、各ユーザのユーザ属性(例えば、サイコグラフィック属性)に適合したサービスの種別を決定する。これにより、決定装置100は、ユーザが動画像を視聴している際に、ユーザが動画像に関連するサービスを容易に探すことを可能にする。以下、このような決定処理を実現する決定装置100について詳細に説明する。
〔3.決定装置の構成〕
次に、図3を参照して、実施形態に係る決定装置100の構成例について説明する。図3は、実施形態に係る決定装置100の構成例を示す図である。図3に示すように、決定装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、決定装置100は、決定装置100を利用する管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。通信部110は、ネットワーク網と有線又は無線により接続され、ネットワーク網を介して、端末装置10との間で情報の送受信を行う。
(ユーザ情報記憶部121)
図4は、実施形態に係るユーザ情報記憶部121の一例を示す図である。ユーザ情報記憶部121は、端末装置10のユーザのユーザ情報を記憶する。例えば、ユーザ情報記憶部121は、受信部131によって受信されたユーザ情報を記憶する。図4の例では、ユーザ情報記憶部121には、「ユーザ情報」が「ユーザID」ごとに記憶される。例示として、「ユーザ情報」には、項目「ユーザID」および「属性情報」が含まれる。
「ユーザID」は、ユーザを識別するための識別子を示す。「属性情報」は、ユーザのユーザ属性を示す。属性情報は、「デモグラフィック情報」、「サイコグラフィック情報」等を含む。
例えば、図4は、ユーザID「U1」で識別されるユーザが「30代かつ女性」のユーザであることを示している。また、例えば、図4は、ユーザID「U1」で識別されるユーザが「料理」に関心を持つユーザであることを示している。
(オブジェクト情報記憶部122)
図5は、実施形態に係るオブジェクト情報記憶部122の一例を示す図である。オブジェクト情報記憶部122は、動画像中のオブジェクトのオブジェクト情報を記憶する。例えば、オブジェクト情報記憶部122は、受信部131によって受信されたオブジェクト情報を記憶する。図4の例では、オブジェクト情報記憶部122には、「オブジェクト情報」が「動画像ID」ごとに記憶される。例示として、「オブジェクト情報」には、項目「動画名」および「オブジェクト」が含まれる。
「動画像ID」は、動画像を識別するための識別子を示す。「動画名」は、動画像のタイトルを示す。「オブジェクト」は、動画像中のオブジェクトを示す。
例えば、図5は、動画像ID「V1」で識別される動画像のタイトルが「映画M1」であることを示している。また、例えば、図5は、動画像ID「V1」で識別される動画像中のオブジェクトが「海辺」であることを示している。
(サービス情報記憶部123)
図6は、実施形態に係るサービス情報記憶部123の一例を示す図である。サービス情報記憶部123は、ユーザに推薦されるサービスのサービス情報を記憶する。例えば、サービス情報記憶部123は、受信部131によって受信されたサービス情報を記憶する。図6の例では、サービス情報記憶部123には、「サービス」が「ユーザID」ごとに記憶される。例示として、「サービス情報」には、項目「サービス名」、「種別」および「推薦コンテンツ」が含まれる。
「サービスID」は、サービスを識別するための識別子を示す。「サービス名」は、サービスの名称を示す。「種別」は、サービスの種別を示す。「推薦コンテンツ」は、ユーザに推薦されるサービスに関する推薦情報を含むコンテンツである推薦コンテンツを示す。
例えば、図6は、サービスID「S1」で識別されるサービスの名称が「海の見えるレストラン」であることを示している。また、例えば、図6は、サービスID「S1」で識別されるサービスの種別が「「海辺」かつ「グルメ」」であることを示している。また、例えば、図6は、サービスID「S1」で識別されるサービスに関する推薦情報を含むコンテンツが推薦コンテンツ「C12」であることを示している。
(制御部130)
制御部130は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等のプロセッサによって、決定装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAM等を作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラ(controller)であり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現されてもよい。
(受信部131)
受信部131は、端末装置10のユーザのユーザ情報を受信する。例えば、受信部131は、ネットワーク上でユーザにサービスを提供するサービスプロバイダのサーバ装置から、ユーザ情報を受信する。ネットワーク上のサービスは、例えば、オンラインンニュース、ネットショッピング、ネットオークション等のサービスである。受信部131は、受信されたユーザ情報を、ユーザ情報記憶部121に格納してもよい。ユーザ情報は、このようなサービスの利用履歴に基づいて、特定され得る。
受信部131は、動画像中のオブジェクトのオブジェクト情報を受信する。例えば、受信部131は、端末装置10に配信される動画像を提供するコンテンツプロバイダのサーバ装置から、オブジェクト情報を受信する。受信部131は、受信されたオブジェクト情報を、オブジェクト情報記憶部122に格納してもよい。
受信部131は、ユーザに推薦されるサービスのサービス情報を受信する。例えば、受信部131は、電子商取引サイトや、電子商取引アプリケーションを提供するマーチャント(例えば、小売商人)のサーバ装置から、サービス情報を受信する。受信部131は、受信されたサービス情報を、サービス情報記憶部123に格納してもよい。
一例では、受信部131は、動画配信用コンテンツの送信要求を、端末装置10から受信する。例えば、端末装置10のユーザがシーンまたはショットに対する選択操作を行った場合に、受信部131は、ユーザによって選択されたシーンまたはショットを示すリクエストを、端末装置10から受信する。シーンまたはショットに対する選択操作は、例えば、動画像領域に対するクリック操作やタッチ操作である。
(取得部132)
取得部132は、端末装置10のユーザのユーザ情報を取得する。取得部132は、例えば、受信部131によって受信されたユーザ情報を取得する。取得部132は、ユーザ情報記憶部121から、ユーザ情報を取得してもよい。
取得部132は、動画像中のオブジェクトのオブジェクト情報を取得する。取得部132は、例えば、受信部131によって受信されたオブジェクト情報を取得する。取得部132は、オブジェクト情報記憶部122から、オブジェクト情報を取得してもよい。
取得部132は、ユーザに推薦されるサービスのサービス情報を取得する。取得部132は、例えば、受信部131によって受信されたサービス情報を取得する。取得部132は、サービス情報記憶部123から、サービス情報を取得してもよい。
取得部132は、ユーザによって利用される端末装置10に配信された動画像中のオブジェクトに関するオブジェクト情報と、ユーザのユーザ情報とを取得する。取得部132は、ネットワーク上のユーザの行動を示す行動情報を、ユーザ情報として取得してもよい。取得部132は、ユーザのユーザ属性を示す属性情報を、ユーザ情報として取得してもよい。
(特定部133)
特定部133は、画像認識システムを用いて、動画像中のオブジェクトを特定する。例えば、特定部133は、端末装置10に配信される動画像を提供するコンテンツプロバイダのサーバ装置から、動画像のデータを受信する。そして、特定部133は、画像認識システムを用いて、動画像のデータのクラス認識処理またはインスタンス認識処理を実行する。このようにして、特定部133は、動画像中のオブジェクトのインスタンスまたはクラスを特定する。特定部133は、特定されたオブジェクトと動画像のIDを対応付けてオブジェクト情報記憶部122に格納してもよい。
一例では、特定部133は、動画像のシーンまたはショットを示すリクエストを端末装置10から受信したことに応じて、画像認識システムを用いて、ユーザによって選択されたシーンまたはショット内のオブジェクトを認識する。
特定部133は、動画配信サーバから配信された動画像の動画像IDを特定してもよい。そして、特定部133は、オブジェクト情報記憶部122から、特定された動画像IDに対応する動画像中のオブジェクトを特定してもよい。
(決定部134)
決定部134は、取得部132によって取得されたオブジェクト情報およびユーザ情報に基づいて、ユーザに提示されるサービスの種別を決定する。例えば、オブジェクト情報およびユーザ情報に基づいて、オブジェクトに関連するサービスの種別の中から、ユーザに提示されるサービスの種別を決定する。
決定部134は、取得部132によって取得された行動情報に基づいて、ユーザに提示されるサービスの種別を決定してもよい。例えば、決定部134は、ユーザの検索履歴、ユーザの購入履歴、またはユーザの閲覧履歴のうちの少なくとも1つを含む行動情報に基づいて、ユーザに提示されるサービスの種別を決定する。
決定部134は、取得部132によって取得された属性情報に基づいて、ユーザに提示されるサービスの種別を決定してもよい。例えば、決定部134は、ユーザのデモグラフィック情報またはユーザのサイコグラフィック情報を含む属性情報に基づいて、ユーザに提示されるサービスの種別を決定する。
一例では、決定部134は、サービス情報記憶部123に記憶されたサービス情報に基づいて、特定部133によって認識されたオブジェクトに関連するサービスの種別を特定する。次いで、決定部134は、ユーザ情報記憶部121に記憶されたユーザ情報に基づいて、ユーザのユーザ属性(例えば、サイコグラフィック属性)を特定する。次いで、決定部134は、特定されたサービスの種別の中から、特定されたユーザのユーザ属性に対応するサービスの種別を決定する。このようにして、決定部134は、ユーザの属性情報に基づいて、ユーザに提示されるサービスの種別を決定することができる。
(提供部135)
提供部135は、端末装置10に、動画配信プラットフォームを提供する。一例では、提供部135は、ブラウザを介して、端末装置10に動画配信用コンテンツを提供する。別の例では、提供部135は、動画アプリケーションを介して、端末装置10に動画配信用コンテンツを提供する。
提供部135は、端末装置10に対して、ウェブサイトまたはアプリケーションを介して、ショッピング、ニュース、オークション、天気予報、ファイナンス情報、金融商品窓口、路線検索、地図、旅行、飲食店紹介、アンケート、ウェブブログ等のコンテンツを提供してもよい。
提供部135は、動画像中のオブジェクトに関連するサービスの推薦情報として、推薦コンテンツを端末装置10に提供する。一例では、提供部135は、ユーザが動画像を視聴している際に、ユーザによって選択されたシーンまたはショット内のオブジェクトに関連する推薦コンテンツを提供する。
提供部135は、推薦コンテンツを、プッシュ通知として端末装置10に送信してもよい。提供部135は、電子商取引サイトや電子商取引アプリケーションを介して、推薦コンテンツを端末装置10に配信してもよい。提供部135は、ウェブサイトまたはアプリケーションを介して提供される、ショッピング、ニュース、オークション、天気予報、ファイナンス情報、金融商品窓口、路線検索、地図、旅行、飲食店紹介、アンケート、ウェブブログ等のコンテンツとともに、推薦コンテンツを端末装置10に送信してもよい。
提供部135は、サービス情報記憶部123に記憶されたサービス情報に基づいて、決定部134によって決定されたサービスの種別に対応する推薦コンテンツを、端末装置10に送信する。
〔4.決定処理のフロー〕
次に、実施形態に係る決定装置100による決定処理の手順について説明する。図7は、実施形態に係る決定装置100による決定処理手順を示すフローチャートである。
図7に示すように、はじめに、決定装置100は、ユーザによって利用される端末装置に配信された動画像中のオブジェクトに関するオブジェクト情報と、ユーザのユーザ情報とを取得する(ステップS101)。
次いで、決定装置100は、取得されたオブジェクト情報およびユーザ情報に基づいて、ユーザに提示されるサービスの種別を決定する(ステップS102)。例えば、決定装置100は、オブジェクト情報およびユーザ情報に基づいて、オブジェクトに関連するサービスの種別の中から、ユーザに提示されるサービスの種別を決定する。
〔5.変形例〕
上述の実施形態に係る決定装置100は、上記の実施形態以外にも、種々の異なる形態で実施されてよい。そこで、以下では、上記の決定装置100の他の実施形態について説明する。
〔5−1.複数のオブジェクトが存在する場合の推薦〕
上記実施形態では、決定部134は、オブジェクト情報およびユーザ情報に基づいて、1つのオブジェクトに関連する複数のサービスの種別の中から、ユーザに提示されるサービスの種別を決定しているが、これに限定されるものではない。決定部134は、動画像中の複数のオブジェクトに関するオブジェクト情報と、ユーザ情報とを用いて、複数のオブジェクトの各々に対応するサービスの種別とユーザとの適合度を示すスコアを算出し、算出されたスコアに基づいて、複数のオブジェクトにそれぞれ対応する複数のサービスの種別の中から、ユーザに提示されるサービスの種別を決定してもよい。
以下の説明では、図8を参照し、複数のオブジェクトが存在する場合の推薦について説明する。図8は、変形例に係る決定処理の一例を示す図である。
図8の例では、端末装置10が、図8に示されるユーザU3によって利用される。また、端末装置10は、図8に示されるユーザU4によって利用される。
図8の例では、ユーザ情報記憶部121に記憶されたユーザU3のユーザ情報は、ユーザU3のサイコグラフィック属性が「温泉」であることを示すサイコグラフィック情報を含む。図8の例では、ユーザU3は、温泉が好きなユーザである。一方、ユーザ情報記憶部121に記憶されたユーザU4のユーザ情報は、ユーザU4のサイコグラフィック属性が「モータースポーツ」であることを示すサイコグラフィック情報を含む。図8の例では、ユーザU4は、モータースポーツが好きなユーザである。
図8の例では、はじめに、提供部135は、図8に示されるコンテンツC21を、動画配信用コンテンツとして、端末装置10および端末装置10に提供する。図8の例では、コンテンツC21の動画プレイヤは、動画配信サーバから配信された動画像「映画M2」を再生する。映画M2は、富士山を舞台にした走り屋の物語である。動画像「映画M2」中のシーンまたはショットは、オブジェクト「富士山」およびオブジェクト「車」を含む。
次いで、特定部133は、動画像「映画M2」の動画像ID「V2」を特定する。そして、特定部133は、オブジェクト情報記憶部122から、特定された動画像ID「V2」に対応する動画像中のオブジェクトとして、オブジェクト「富士山」およびオブジェクト「車」を特定する。
次いで、決定部134は、サービス情報記憶部123に記憶されたサービス情報に基づいて、特定部133によって特定されたオブジェクト「富士山」およびオブジェクト「車」に関連するサービスの種別を特定する。図8の例では、決定部134は、サービスの種別「「富士山」かつ「温泉」」を、認識されたオブジェクト「富士山」に関連するサービスの種別として特定する。また、決定部134は、サービスの種別「「車」かつ「レース」」を、認識されたオブジェクト「車」に関連するサービスの種別として特定する。
次いで、決定部134は、ユーザ情報記憶部121に記憶されたユーザ情報に基づいて、ユーザU3のサイコグラフィック属性を、「温泉」として特定する。同様に、決定部134は、ユーザ情報記憶部121に記憶されたユーザ情報に基づいて、ユーザU4のサイコグラフィック属性を、「モータースポーツ」として特定する。
次いで、決定部134は、特定されたサービスの種別「「富士山」かつ「温泉」」および「「車」かつ「レース」」と、温泉が好きなユーザU3との適合度を示すスコアを算出する。また、決定部134は、特定されたサービスの種別「「富士山」かつ「温泉」」および「「車」かつ「レース」」と、モータースポーツが好きなユーザU4との適合度を示すスコアを算出する。一例では、決定部134は、アイテム(例えば、商品またはサービス)とユーザとの適合度を予測する予測モデル(例えば、ユーザ属性とアイテム属性に対応するベクトルを含む線形関数モデル)を用いて、上述のスコアを算出する。
図8の例では、サービスの種別「「富士山」かつ「温泉」」と温泉が好きなユーザU3との適合度を示す算出されたスコアは、サービスの種別「「車」かつ「レース」」と温泉が好きなユーザU3との適合度を示す算出されたスコアよりも大きいと仮定する。また、図8の例では、サービスの種別「「富士山」かつ「温泉」」とモータースポーツが好きなユーザU4との適合度を示す算出されたスコアは、サービスの種別「「車」かつ「レース」」とモータースポーツが好きなユーザU4との適合度を示す算出されたスコアよりも小さいと仮定する。
次いで、提供部135は、サービス情報記憶部123に記憶されたサービス情報に基づいて、算出されたスコアの高い順に、サービスの種別に対応する推薦コンテンツを端末装置10に送信する。図8の例では、提供部135は、サービスの種別「「富士山」かつ「温泉」」に対応する推薦コンテンツC22を、端末装置10に送信する。一方、提供部135は、サービスの種別「「車」かつ「レース」」に対応する推薦コンテンツC23を、端末装置10に送信する。これにより、複数のオブジェクトに対応する複数のサービスの種別の候補が存在する場合でも、決定装置100は、複数のサービスの種別の候補の中から、ユーザの嗜好に適合する候補を選択することができる。
〔5−2.オブジェクトの出現頻度に基づく推薦〕
決定部134は、ユーザが視聴した複数の動画像に共通するオブジェクトに関連するサービスの種別の中から、ユーザに提示されるサービスの種別を決定してもよい。ユーザが視聴した複数の動画像に共通するオブジェクトは、例えば、ユーザが視聴した動画像において出現頻度が高いオブジェクトである。例えば、特定部133は、ユーザが過去に視聴した動画像に含まれるオブジェクトの出現頻度を特定し、特定された出現頻度が高いオブジェクトに基づいて、ユーザに提供するサービスの種別を決定してもよい。
例えば、特定部133は、ユーザが過去に視聴した複数の動画像から、各動画像に含まれるオブジェクトをそれぞれ特定する。より具体的には、特定部133は、動画像の視聴履歴から、ユーザによって過去に視聴された複数の動画像にそれぞれ対応する複数の動画像IDを特定する。そして、特定部133は、オブジェクト情報記憶部122から、特定された複数の動画像IDにそれぞれ対応する各動画像中のオブジェクトを特定する。
次いで、特定部133は、特定されたオブジェクトごとに、ユーザが過去に視聴した複数の動画像のうち、各オブジェクトが出現した動画像の数を出現頻度として特定する。そして、決定部134は、出現頻度が最も高いオブジェクトを特定し、特定されたオブジェクトとユーザの属性とに基づいて、ユーザに提供されるサービスの種別を特定してもよい。提供部135は、例えば、ユーザが過去に視聴した複数の動画像に車が頻繁に撮影されている場合は、車とユーザの属性とに関連する種別のサービスを提供してもよい。
〔5−3.オブジェクトの出現時間に基づく推薦〕
決定部134は、複数のオブジェクトの各々が動画像中に出現する時間の長さに基づいて、複数のオブジェクトの各々に対応するサービスの種別とユーザとの適合度を示すスコアを算出してもよい。例えば、決定部134は、複数のオブジェクトの各々が動画像中に出現する時間の長さに応じた重みを、適合度を示すスコアに乗算してもよい。一例では、重みは、時間の長さに比例する。
特定部133は、各オブジェクトが出現する時間を考慮してもよい。より具体的には、特定部133は、ユーザが過去に視聴した動画像に含まれるオブジェクトと、かかるオブジェクトが各動画像内に出現する時間とを特定してもよい。また、提供部135は、特定部133によって特定された時間がより長いオブジェクトと対応するサービスをユーザに提供してもよい。
例えば、特定部133は、ユーザが過去に視聴した複数の動画像から、各動画像に含まれるオブジェクトと、各オブジェクトが各動画像内において撮影されている時間をそれぞれ特定する。そして、特定部133は、特定されたオブジェクトごとに、各オブジェクトが出現した時間の合計を算出する。この場合、決定部134は、特定部133によって算出された時間が最も高いオブジェクトを特定し、特定したオブジェクトとユーザの属性とに基づいて、ユーザに対して提供するサービスの種別を特定してもよい。提供部135は、例えば、ユーザが過去に視聴した複数の動画像において、車が撮影されている時間が最も長い場合は、車とユーザの属性とに関連する種別のサービスを提供してもよい。
〔5−4.オブジェクトの組み合わせに基づく推薦〕
なお、決定部134は、動画像に含まれる複数のオブジェクトの組を特定し、特定した組とユーザの属性とに基づいて、ユーザに提供されるサービスの種別を決定してもよい。例えば、決定部134は、ユーザが過去に視聴した複数の動画像から、各動画像に含まれるオブジェクトをそれぞれ特定する。また、決定部134は、特定されたオブジェクトの組を生成し、生成された組ごとに、かかる組に含まれる全てのオブジェクトが出現した動画像の数を出現頻度として特定する。そして、決定部134は、出現頻度が最も高いオブジェクトの組を特定し、特定されたオブジェクトの組とユーザの属性とに基づいて、ユーザに提供されるサービスの種別を特定してもよい。
〔5−5.サービス情報の選択に基づく推薦〕
決定部134は、ユーザに提示されるサービスに関するサービス情報であって、動画像に関連するサービス情報の閲覧履歴であるユーザ情報に基づいて、ユーザに推薦される動画像を決定してもよい。
例えば、決定部134は、ユーザに対して提示されたサービスの情報をユーザが選択したか否かに基づいて、ユーザに提供される動画像を選択してもよい。より具体的には、提供部135は、ユーザが選択したサービスの種別と対応するオブジェクトが含まれる動画像をユーザに対して提示してもよい。例えば、特定部133は、ユーザが選択した広告の種別を特定する。また、特定部133は、ユーザに対して提示される動画像に撮影されたオブジェクトを特定する。そして、決定部134は、ユーザが選択した広告の種別と最も関連性が高いユーザの属性とオブジェクトとの組を特定する。
提供部135は、決定部134によって特定された組に含まれるオブジェクトを含む動画像を提示してもよい。例えば、特定部133は、ユーザが海の見えるレストランの広告を選択した場合、選択された広告と関連性が高いユーザのサイコグラフィック属性「グルメ」と選択された広告に対応するオブジェクト「海」の組を特定する。そして、提供部135は、オブジェクト「海」の動画像を提供する。
〔5−6.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の一部を手動的に行うこともできる。あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
例えば、図3に示した記憶部120の一部又は全部は、決定装置100によって保持されるのではなく、ストレージサーバ等に保持されてもよい。この場合、決定装置100は、ストレージサーバにアクセスすることで、ユーザ情報やオブジェクト情報等の各種情報を取得する。
〔5−7.ハードウェア構成〕
また、上述してきた実施形態に係る決定装置100は、例えば図8に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図8は、ハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ1000は、出力装置1010、入力装置1020と接続され、演算装置1030、一次記憶装置1040、二次記憶装置1050、出力IF(Interface)1060、入力IF1070、ネットワークIF1080がバス1090により接続された形態を有する。
演算装置1030は、一次記憶装置1040や二次記憶装置1050に格納されたプログラムや入力装置1020から読み出したプログラム等に基づいて動作し、各種の処理を実行する。一次記憶装置1040は、RAM等、演算装置1030が各種の演算に用いるデータを一時的に記憶するメモリ装置である。また、二次記憶装置1050は、演算装置1030が各種の演算に用いるデータや、各種のデータベースが登録される記憶装置であり、ROM(Read Only Memory)、HDD、フラッシュメモリ等により実現される。
出力IF1060は、モニタやプリンタといった各種の情報を出力する出力装置1010に対し、出力対象となる情報を送信するためのインタフェースであり、例えば、USB(Universal Serial Bus)やDVI(Digital Visual Interface)、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)といった規格のコネクタにより実現される。また、入力IF1070は、マウス、キーボード、およびスキャナ等といった各種の入力装置1020から情報を受信するためのインタフェースであり、例えば、USB等により実現される。
なお、入力装置1020は、例えば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等から情報を読み出す装置であってもよい。また、入力装置1020は、USBメモリ等の外付け記憶媒体であってもよい。
ネットワークIF1080は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信して演算装置1030へ送り、また、ネットワークNを介して演算装置1030が生成したデータを他の機器へ送信する。
演算装置1030は、出力IF1060や入力IF1070を介して、出力装置1010や入力装置1020の制御を行う。例えば、演算装置1030は、入力装置1020や二次記憶装置1050からプログラムを一次記憶装置1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。
例えば、コンピュータ1000が決定装置100として機能する場合、コンピュータ1000の演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。
〔6.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る決定装置100は、取得部132と、決定部134とを有する。取得部132は、ユーザによって利用される端末装置に配信された動画像中のオブジェクトに関するオブジェクト情報と、ユーザのユーザ情報とを取得する。決定部134は、取得部132によって取得されたオブジェクト情報およびユーザ情報に基づいて、ユーザに提示されるサービスの種別を決定する。
また、実施形態に係る決定装置100において、決定部134は、オブジェクト情報およびユーザ情報に基づいて、オブジェクトに関連するサービスの種別の中から、ユーザに提示されるサービスの種別を決定する。
また、実施形態に係る決定装置100において、取得部132は、ネットワーク上のユーザの行動を示す行動情報を、ユーザ情報として取得する。また、実施形態に係る決定装置100において、決定部134は、取得部132によって取得された行動情報に基づいて、ユーザに提示されるサービスの種別を決定する。
また、実施形態に係る決定装置100において、決定部134は、ユーザの検索履歴、ユーザの購入履歴、またはユーザの閲覧履歴のうちの少なくとも1つを含む行動情報に基づいて、ユーザに提示されるサービスの種別を決定する。
また、実施形態に係る決定装置100において、取得部132は、ユーザのユーザ属性を示す属性情報を、ユーザ情報として取得する。また、実施形態に係る決定装置100において、決定部134は、取得部132によって取得された属性情報に基づいて、ユーザに提示されるサービスの種別を決定する。
また、実施形態に係る決定装置100において、決定部134は、ユーザのデモグラフィック情報またはユーザのサイコグラフィック情報を含む属性情報に基づいて、ユーザに提示されるサービスの種別を決定する。
また、実施形態に係る決定装置100において、決定部134は、動画像中の複数のオブジェクトに関するオブジェクト情報と、ユーザ情報とを用いて、複数のオブジェクトの各々に対応するサービスの種別とユーザとの適合度を示すスコアを算出し、算出されたスコアに基づいて、複数のオブジェクトにそれぞれ対応する複数のサービスの種別の中から、ユーザに提示されるサービスの種別を決定する。
また、実施形態に係る決定装置100において、決定部134は、複数のオブジェクトの各々が前記動画像中に出現する時間の長さに基づいて、上記のスコアを算出する。
また、実施形態に係る決定装置100において、決定部134は、ユーザに提示されるサービスに関するサービス情報であって、動画像に関連するサービス情報の閲覧履歴であるユーザ情報に基づいて、ユーザに推薦される動画像を決定する。
上述した各処理により、決定装置100は、動画像を視聴したユーザが、動画像の枠を超えて動画に関連するサービスや商品に出会うことを可能にする。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述した決定装置100は、複数のサーバコンピュータで実現してもよく、また、機能によっては外部のプラットフォーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティングなどで呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、受信部は、受信手段や受信回路に読み替えることができる。
1 ネットワークシステム
10 端末装置
100 決定装置
110 通信部
120 記憶部
121 ユーザ情報記憶部
122 オブジェクト情報記憶部
123 サービス情報記憶部
130 制御部
131 受信部
132 取得部
133 特定部
134 決定部
135 提供部

Claims (11)

  1. ユーザによって利用される端末装置に配信された動画像中のオブジェクトに関するオブジェクト情報と、前記ユーザのユーザ情報とを取得する取得部と、
    前記取得部によって取得されたオブジェクト情報及びユーザ情報に基づいて、前記ユーザに提示されるサービスの種別を決定する決定部と、
    を備えることを特徴とする決定装置。
  2. 前記決定部は、
    前記オブジェクト情報及び前記ユーザ情報に基づいて、前記オブジェクトに関連するサービスの種別の中から、前記ユーザに提示されるサービスの種別を決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の決定装置。
  3. 前記取得部は、
    ネットワーク上の前記ユーザの行動を示す行動情報を、前記ユーザ情報として取得し、
    前記決定部は、
    前記取得部によって取得された行動情報に基づいて、前記ユーザに提示されるサービスの種別を決定する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の決定装置。
  4. 前記決定部は、
    前記ユーザの検索履歴、前記ユーザの購入履歴、又は前記ユーザの閲覧履歴のうちの少なくとも1つを含む前記行動情報に基づいて、前記ユーザに提示されるサービスの種別を決定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の決定装置。
  5. 前記取得部は、
    前記ユーザのユーザ属性を示す属性情報を、前記ユーザ情報として取得し、
    前記決定部は、
    前記取得部によって取得された属性情報に基づいて、前記ユーザに提示されるサービスの種別を決定する
    ことを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1つに記載の決定装置。
  6. 前記決定部は、
    前記ユーザのデモグラフィック情報又は前記ユーザのサイコグラフィック情報を含む前記属性情報に基づいて、前記ユーザに提示されるサービスの種別を決定する
    ことを特徴とする請求項5に記載の決定装置。
  7. 前記決定部は、
    前記動画像中の複数のオブジェクトに関する前記オブジェクト情報と、前記ユーザ情報とを用いて、当該複数のオブジェクトの各々に対応するサービスの種別と前記ユーザとの適合度を示すスコアを算出し、算出されたスコアに基づいて、当該複数のオブジェクトにそれぞれ対応する複数のサービスの種別の中から、前記ユーザに提示されるサービスの種別を決定する
    ことを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか1つに記載の決定装置。
  8. 前記決定部は、
    前記複数のオブジェクトの各々が前記動画像中に出現する時間の長さに基づいて、前記スコアを算出する
    ことを特徴とする請求項7に記載の決定装置。
  9. 前記決定部は、
    前記ユーザに提示されるサービスに関するサービス情報であって、前記動画像に関連するサービス情報の閲覧履歴である前記ユーザ情報に基づいて、前記ユーザに推薦される動画像を決定する
    ことを特徴とする請求項1〜8のうちいずれか1つに記載の決定装置。
  10. ユーザによって利用される端末装置に配信された動画像中のオブジェクトに関するオブジェクト情報と、前記ユーザのユーザ情報とを取得する取得工程と、
    前記取得工程によって取得されたオブジェクト情報及びユーザ情報に基づいて、前記ユーザに提示されるサービスの種別を決定する決定工程と、
    を含むことを特徴とする決定方法。
  11. ユーザによって利用される端末装置に配信された動画像中のオブジェクトに関するオブジェクト情報と、前記ユーザのユーザ情報とを取得する取得手順と、
    前記取得手順によって取得されたオブジェクト情報及びユーザ情報に基づいて、前記ユーザに提示されるサービスの種別を決定する決定手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする決定プログラム。
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