JP2020046356A - プログラム及び情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の位置を示す情報としてその装置を操作する際に用いる携帯端末の位置情報を他の装置へ送信する場合に、携帯端末の位置情報を装置の位置を示す情報として用いることの妥当性を判断可能にする。【解決手段】携帯端末に、携帯端末を用いて装置に対して操作が行われた際に、携帯端末の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得機能と、位置情報と、操作が行われた際の携帯端末の状態から導出される導出情報とを、他の装置へ送信する送信機能とを実現させるためのプログラム。【選択図】図5

Description

本発明は、プログラム及び情報処理装置に関する。
クライアントデバイスの位置を求める要求を受信し、クライアントデバイスに関する位置情報を提供するために利用可能である利用可能な位置ソースを特定し、利用可能な位置ソースそれぞれの予め指定されているランクに基づいて、利用可能な位置ソースのうちの1以上の利用可能な位置ソースを選択し、選択された1以上の利用可能な位置ソースを用いて、クライアントデバイスの位置を判定するシステムは、知られている(例えば、特許文献1参照)。
特表2016−540958号公報
ここで、装置の位置を示す情報としてその装置を操作する際に用いる携帯端末の位置情報を他の装置へ送信することが考えられる。しかしながら、単に携帯端末の位置情報を他の装置へ送信する構成を採用したのでは、携帯端末の位置情報を装置の位置を示す情報として用いることの妥当性を判断することができない。
本発明の目的は、装置の位置を示す情報としてその装置を操作する際に用いる携帯端末の位置情報を他の装置へ送信する場合に、携帯端末の位置情報を装置の位置を示す情報として用いることの妥当性を判断可能にすることにある。
請求項1に記載の発明は、携帯端末に、前記携帯端末を用いて装置に対して操作が行われた際に、当該携帯端末の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得機能と、前記位置情報と、前記操作が行われた際の前記携帯端末の状態から導出される導出情報とを、他の装置へ送信する送信機能とを実現させるためのプログラムである。
請求項2に記載の発明は、前記携帯端末に、前記装置を識別する識別情報を取得する識別情報取得機能を更に実現させ、前記送信機能は、前記識別情報を更に前記他の装置へ送信することを特徴とする請求項1に記載のプログラムである。
請求項3に記載の発明は、前記送信機能は、前記導出情報として、前記操作の種別を示す操作種別情報を、前記他の装置へ送信することを特徴とする請求項1に記載のプログラムである。
請求項4に記載の発明は、前記操作種別情報は、前記携帯端末が前記装置の位置にあることが前提となる第1の操作の種別を示す情報であることを特徴とする請求項3に記載のプログラムである。
請求項5に記載の発明は、前記操作種別情報は、前記携帯端末が前記装置の位置にあることが前提とならない第2の操作の種別を示す情報であることを特徴とする請求項3に記載のプログラムである。
請求項6に記載の発明は、前記送信機能は、前記導出情報として、前記位置情報の精度を示す精度情報を、前記他の装置へ送信することを特徴とする請求項1に記載のプログラムである。
請求項7に記載の発明は、前記精度情報は、前記位置情報の取得に用いられた電波の種別を示す情報であることを特徴とする請求項6に記載のプログラムである。
請求項8に記載の発明は、前記精度情報は、前記位置情報の取得に用いられた電波の強度を示す情報であることを特徴とする請求項6に記載のプログラムである。
請求項9に記載の発明は、前記送信機能は、前記導出情報として、前記位置情報を前記装置の位置を示す情報として用いることの妥当性の度合いを示す妥当度情報を、前記他の装置へ送信することを特徴とする請求項1に記載のプログラムである。
請求項10に記載の発明は、前記妥当度情報は、前記操作の種別を示す操作種別情報から生成されることを特徴とする請求項9に記載のプログラムである。
請求項11に記載の発明は、前記妥当度情報は、前記位置情報の精度を示す精度情報から生成されることを特徴とする請求項9に記載のプログラムである。
請求項12に記載の発明は、携帯端末に、前記携帯端末の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得機能と、前記携帯端末を用いて装置に対して第1の操作が行われた際に取得された前記位置情報を他の装置へ送信し、当該携帯端末を用いて当該装置に対して第2の操作が行われた際に取得された前記位置情報を当該他の装置へ送信しない送信機能とを実現させるためのプログラムである。
請求項13に記載の発明は、前記携帯端末に、前記装置を識別する識別情報を取得する識別情報取得機能を更に実現させ、前記送信機能は、前記位置情報を前記他の装置へ送信する際に、前記識別情報を更に当該他の装置へ送信することを特徴とする請求項12に記載のプログラムである。
請求項14に記載の発明は、前記第1の操作は、前記携帯端末が前記装置の位置にあることが前提となる操作であることを特徴とする請求項12に記載のプログラムである。
請求項15に記載の発明は、携帯端末を用いて装置の操作が行われた際に取得された当該携帯端末の位置を示す位置情報と、当該操作が行われた際の当該携帯端末の状態から導出される導出情報とを、当該携帯端末から受信する受信手段と前記受信手段により受信された前記位置情報と前記導出情報とに基づいて、前記装置の位置を示す情報を生成する生成手段とを備えたことを特徴とする情報処理装置である。
請求項16に記載の発明は、前記受信手段は、前記導出情報として、前記操作の種別を示す操作種別情報又は前記位置情報の精度を示す精度情報を受信し、前記生成手段は、前記位置情報を前記装置の位置を示す情報として用いることの妥当性の度合いを示す妥当度情報を前記導出情報から生成し、前記位置情報と前記妥当度情報とを用いて、前記装置の位置を示す情報を生成することを特徴とする請求項15に記載の情報処理装置である。
請求項17に記載の発明は、前記受信手段は、前記導出情報として、前記位置情報を前記装置の位置を示す情報として用いることの妥当性の度合いを示す妥当度情報を受信し、前記生成手段は、前記位置情報と前記妥当度情報とを用いて、前記装置の位置を示す情報を生成することを特徴とする請求項15に記載の情報処理装置である。
請求項1の発明によれば、装置の位置を示す情報としてその装置を操作する際に用いる携帯端末の位置情報を他の装置へ送信する場合に、携帯端末の位置情報を装置の位置を示す情報として用いることの妥当性を判断することが可能になる。
請求項2の発明によれば、装置の位置を示す情報としてその装置を操作する際に用いる携帯端末の位置情報を他の装置へ送信する場合に、携帯端末の位置情報を装置の位置を示す情報として用いることの妥当性を装置ごとに判断することが可能になる。
請求項3の発明によれば、装置の位置を示す情報としてその装置を操作する際に用いる携帯端末の位置情報を他の装置へ送信する場合に、携帯端末の位置情報を装置の位置を示す情報として用いることの妥当性を、操作の種別によって判断することが可能になる。
請求項4の発明によれば、装置の位置を示す情報としてその装置を操作する際に用いる携帯端末の位置情報を他の装置へ送信する場合に、携帯端末の位置情報を装置の位置を示す情報として用いることの妥当性を、携帯端末が装置の位置にあることが前提となる操作の種別によって判断することが可能になる。
請求項5の発明によれば、装置の位置を示す情報としてその装置を操作する際に用いる携帯端末の位置情報を他の装置へ送信する場合に、携帯端末の位置情報を装置の位置を示す情報として用いることの妥当性を、携帯端末が装置の位置にあることが前提とならない操作の種別によって判断することが可能になる。
請求項6の発明によれば、装置の位置を示す情報としてその装置を操作する際に用いる携帯端末の位置情報を他の装置へ送信する場合に、携帯端末の位置情報を装置の位置を示す情報として用いることの妥当性を、位置情報の精度によって判断することが可能になる。
請求項7の発明によれば、装置の位置を示す情報としてその装置を操作する際に用いる携帯端末の位置情報を他の装置へ送信する場合に、携帯端末の位置情報を装置の位置を示す情報として用いることの妥当性を、位置情報の取得に用いられた電波の種別によって判断することが可能になる。
請求項8の発明によれば、装置の位置を示す情報としてその装置を操作する際に用いる携帯端末の位置情報を他の装置へ送信する場合に、携帯端末の位置情報を装置の位置を示す情報として用いることの妥当性を、位置情報の取得に用いられた電波の強度によって判断することが可能になる。
請求項9の発明によれば、装置の位置を示す情報としてその装置を操作する際に用いる携帯端末の位置情報を他の装置へ送信する場合に、携帯端末の位置情報を装置の位置を示す情報として用いることの妥当性を、妥当性の度合いを示す情報によって判断することが可能になる。
請求項10の発明によれば、装置の位置を示す情報としてその装置を操作する際に用いる携帯端末の位置情報を他の装置へ送信する場合に、携帯端末の位置情報を装置の位置を示す情報として用いることの妥当性を、操作の種別に基づく妥当性の度合いを示す情報によって判断することが可能になる。
請求項11の発明によれば、装置の位置を示す情報としてその装置を操作する際に用いる携帯端末の位置情報を他の装置へ送信する場合に、携帯端末の位置情報を装置の位置を示す情報として用いることの妥当性を、位置情報の精度に基づく妥当性の度合いを示す情報によって判断することが可能になる。
請求項12の発明によれば、装置の位置を示す情報としてその装置を操作する際に用いる携帯端末の位置情報を他の装置へ送信する場合に、携帯端末の位置情報を装置の位置を示す情報として用いることの妥当性を判断することが可能になる。
請求項13の発明によれば、装置の位置を示す情報としてその装置を操作する際に用いる携帯端末の位置情報を他の装置へ送信する場合に、携帯端末の位置情報を装置の位置を示す情報として用いることの妥当性を装置ごとに判断することが可能になる。
請求項14の発明によれば、装置の位置を示す情報としてその装置を操作する際に用いる携帯端末の位置情報を他の装置へ送信する場合に、携帯端末の位置情報を装置の位置を示す情報として用いることの妥当性を、携帯端末が装置の位置にあることが前提となる操作が行われたことによって判断することが可能になる。
請求項15の発明によれば、装置の位置を示す情報としてその装置を操作する際に用いる携帯端末の位置情報を他の装置へ送信する場合に、携帯端末の位置情報を装置の位置を示す情報として用いることの妥当性を判断することが可能になる。
請求項16の発明によれば、装置の位置を示す情報としてその装置を操作する際に用いる携帯端末の位置情報を他の装置へ送信する場合に、携帯端末の位置情報を装置の位置を示す情報として用いることの妥当性を、操作の種別又は位置情報の精度によって判断することが可能になる。
請求項17の発明によれば、装置の位置を示す情報としてその装置を操作する際に用いる携帯端末の位置情報を他の装置へ送信する場合に、携帯端末の位置情報を装置の位置を示す情報として用いることの妥当性を、妥当性の度合いを示す情報によって判断することが可能になる。
本発明の実施の形態における情報処理システムの全体構成例を示した図である。 本発明の実施の形態における携帯端末のハードウェア構成例を示した図である。 本発明の実施の形態における画像処理装置のハードウェア構成例を示した図である。 本発明の実施の形態におけるサーバのハードウェア構成例を示した図である。 本発明の実施の形態における情報処理システムを構成する携帯端末の機能構成例を示したブロック図である。 本発明の実施の形態における情報処理システムを構成するサーバの機能構成例を示したブロック図である。 本発明の実施の形態における情報処理システムを構成する携帯端末の第1の動作例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態における情報処理システムを構成する携帯端末の第2の動作例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態における情報処理システムを構成する携帯端末の第3の動作例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態における情報処理システムを構成する携帯端末の第4の動作例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態における情報処理システムを構成するサーバの動作例を示したフローチャートである。 (a)は、操作種別ランクの例を示した図であり、(b)は、検出精度ランクの例を示した図である。 登録情報記憶部の記憶内容の具体例を示した図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[情報処理システムの全体構成]
図1は、本実施の形態における情報処理システム1の全体構成例を示した図である。図示するように、この情報処理システム1は、携帯端末10と、画像処理装置30と、サーバ50とを含む。携帯端末10は、Wi−Fi(登録商標)等の無線通信によりアクセスポイント70を介して通信回線80と無線接続可能になっており、NFC(Near Field Communication)、BLE(Bluetooth Low Energy)(登録商標)等の近距離無線通信により画像処理装置30とも無線接続可能になっている。また、画像処理装置30及びサーバ50は、通信回線80に接続されている。尚、図では、携帯端末10、画像処理装置30、サーバ50は、1つずつしか示していないが、複数存在してもよい。また、通信回線80は、例えばインターネットとすればよい。
携帯端末10は、画像処理装置30のユーザにより使用されるコンピュータ装置である。画像処理装置30がサーバ50へ情報を送信する場合に、直接サーバ50へ送信しようとすると、画像処理装置30に新たな機能を追加しなければならなくなる可能性がある。従って、携帯端末10は、画像処理装置30から情報を取得し、代理でサーバ50へ情報を送信する。尚、携帯端末10は、例えば、スマートフォンによって実現するとよい。
画像処理装置30は、紙等の記録媒体への画像形成、紙等の記録媒体からの画像読取り、公衆回線への画像送信、公衆回線からの画像受信等の画像処理を行う装置である。但し、これらの少なくとも1つを行うものであってもよい。例えば、画像形成のみを行う観点からはプリンタであり、画像読取りのみを行う観点からはスキャナであり、画像読取り及び画像形成を行う観点からはコピー機であり、画像読取り及び画像送信又は画像受信及び画像形成を行う観点からはファクシミリである。尚、ここでは携帯端末10で操作される装置として画像処理装置30を例にとったが、携帯端末10で操作される装置であれば如何なる装置を用いてもよい。即ち、本実施の形態では、装置の一例として、画像処理装置30を設けている。
サーバ50は、画像処理装置30に関する情報を収集してその利用状況の把握に役立てるためのコンピュータ装置である。例えば、画像処理装置30に関する情報の提示要求に応じて情報を提示するクラウドサービスを提供するクラウドサーバである。本実施の形態では、他の装置の一例として、また、情報処理装置の一例として、サーバ50を設けている。
[携帯端末のハードウェア構成]
図2は、本実施の形態における携帯端末10のハードウェア構成例を示した図である。図示するように、携帯端末10は、演算手段であるCPU11と、記憶手段であるRAM12及びROM13と、各種情報の表示やユーザからの操作入力の受付を行うタッチパネル14と、マイクロフォン等の音声入力機構15と、スピーカ等の音声出力機構16と、NFC、BLE等の近距離無線通信により画像処理装置30との間で各種情報の送受信を行う近距離無線通信I/F17とを備える。また、基地局を介して無線通信を行うための無線回路18及びアンテナ19を備える。ここで、無線回路18には、図示しないが、無線で送受信されるデジタルデータの信号処理を行うベースバンドLSIが含まれるものとする。
[画像処理装置のハードウェア構成]
図3は、本実施の形態における画像処理装置30のハードウェア構成例を示した図である。図示するように、画像処理装置30は、CPU(Central Processing Unit)31と、RAM(Random Access Memory)32と、ROM(Read Only Memory)33と、HDD(Hard Disk Drive)34と、操作パネル35と、画像読取部36と、画像形成部37と、有線通信インターフェース(以下、「有線通信I/F」と表記する)38と、近距離無線通信インターフェース(以下、「近距離無線通信I/F」と表記する)39とを備える。
CPU31は、ROM33等に記憶された各種プログラムをRAM32にロードして実行することにより、後述する各機能を実現する。
RAM32は、CPU31の作業用メモリ等として用いられるメモリである。ROM33は、CPU31が実行する各種プログラム等を記憶するメモリである。HDD34は、画像読取部36が読み取った画像データや画像形成部37における画像形成にて用いる画像データ等を記憶する例えば磁気ディスク装置である。
操作パネル35は、各種情報の表示やユーザからの操作入力の受付を行う例えばタッチパネルである。ここで、操作パネル35は、各種情報が表示されるディスプレイと、指やスタイラスペン等の指示手段で指示された位置を検出する位置検出シートとからなる。或いは、タッチパネルに代えて、ディスプレイ及びキーボードを用いてもよい。
画像読取部36は、紙等の記録媒体に記録された画像を読み取る。ここで、画像読取部36は、例えばスキャナであり、光源から原稿に照射した光に対する反射光をレンズで縮小してCCD(Charge Coupled Devices)で受光するCCD方式や、LED光源から原稿に順に照射した光に対する反射光をCIS(Contact Image Sensor)で受光するCIS方式のものを用いるとよい。
画像形成部37は、紙等の記録媒体に画像を形成する。ここで、画像形成部37は、例えばプリンタであり、感光体に付着させたトナーを記録媒体に転写して像を形成する電子写真方式や、インクを記録媒体上に吐出して像を形成するインクジェット方式のものを用いるとよい。
有線通信I/F38は、通信回線80を介して他の装置、例えば携帯端末10との間で各種情報の送受信を行う。近距離無線通信I/F39は、NFC、BLE等の近距離無線通信により携帯端末10との間で各種情報の送受信を行う。
[サーバのハードウェア構成]
図4は、本実施の形態におけるサーバ50のハードウェア構成例を示した図である。図示するように、サーバ50は、演算手段であるCPU51と、記憶手段であるメインメモリ52及びHDD(Hard Disk Drive)53とを備える。ここで、CPU51は、OS(Operating System)やアプリケーション等の各種ソフトウェアを実行し、後述する各機能を実現する。また、メインメモリ52は、各種ソフトウェアやその実行に用いるデータ等を記憶する記憶領域であり、HDD53は、各種ソフトウェアに対する入力データや各種ソフトウェアからの出力データ等を記憶する記憶領域である。更に、サーバ50は、外部との通信を行うための通信I/F54と、ディスプレイ等の表示デバイス55と、キーボードやマウス等の入力デバイス56とを備える。
[本実施の形態の概要]
本実施の形態は、携帯端末を用いて装置に対して操作が行われた際に、携帯端末の位置を示す位置情報を取得し、位置情報と、操作が行われた際の携帯端末の状態から導出される導出情報とを、他の装置へ送信する、というものである。以下では、導出情報を、位置情報に付加するという意味で付加情報とし、本実施の形態について詳細に説明する。
[情報処理システムの機能構成]
図5は、本実施の形態における情報処理システム1を構成する携帯端末10の機能構成例を示したブロック図である。図示するように、携帯端末10は、受信部21と、通信監視部22と、操作監視部23と、表示監視部24と、位置情報取得部25と、付加情報取得部26と、装置情報取得部27と、送信部28とを備えている。
受信部21は、無線回路18を介して各種情報を他の装置から受信する。特に、SNMP(Simple Network Management Protocol)等を用いて、画像処理装置30に関する装置情報を画像処理装置30から受信する。
通信監視部22は、近距離無線通信I/F17、無線回路18等による通信を監視する。特に、NFCによる通信を監視することにより、携帯端末10が画像処理装置30のNFCリーダライタ(以下、「NFC部」という)にタップされたかどうかを判定する。或いは、画像処理装置30から受信するその状態を示す情報がエラー状態又は警告状態を示す情報から正常状態を示す情報に遷移したかどうかを判定するようにしてもよい。また、携帯端末10の位置を示す位置情報の取得に用いられた電波の種別及び強度を観測する。
操作監視部23は、タッチパネル14上のユーザ操作を監視する。特に、タッチパネル14上でスキャン実行ボタン又は印刷実行ボタンが押下されたかどうかを判定する。また、携帯端末10でアプリがBLEを用いて周辺の画像処理装置30を検索するモードになっている場合において、タッチパネル14に表示された検索結果から画像処理装置30を選択する操作が行われたかどうかを判定する。
表示監視部24は、タッチパネル14上の表示内容を監視する。特に、タッチパネル14にステータスモニタ画面が表示されている場合において、表示された画像処理装置30の状態がエラー状態又は警告状態から正常状態に遷移したかどうかを判定する。
位置情報取得部25は、携帯端末10の位置を示す位置情報を取得する。この位置情報は、例えば、GPS(Global Positioning System)を用いて得られた緯度及び経度であってよい。また、これに、その他の電波の強度から得られた画像処理装置30から携帯端末10までの距離の情報を加えたものでもよい。本実施の形態では、携帯端末の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得機能の一例として、位置情報取得部25の機能を用いている。
具体的には、位置情報取得部25は、携帯端末10が画像処理装置30のNFC部にタップされたと通信監視部22により判定された際に位置情報を取得する。また、位置情報取得部25は、タッチパネル14上でスキャン実行ボタン又は印刷実行ボタンが押下されたと操作監視部23により判定された際に位置情報を取得する。更に、位置情報取得部25は、タッチパネル14にステータスモニタ画面が表示されている場合において、表示された画像処理装置30の状態がエラー状態又は警告状態から正常状態に遷移したと表示監視部24により判定された際に位置情報を取得する。或いは、画像処理装置30から受信するその状態を示す情報がエラー状態又は警告状態を示す情報から正常状態を示す情報に遷移したと通信監視部22により判定された際に位置情報を取得してもよい。更にまた、位置情報取得部25は、携帯端末10でアプリがBLEを用いて周辺の画像処理装置30を検索するモードになっている場合において、タッチパネル14に表示された検索結果から画像処理装置30を選択する操作が行われたと操作監視部23により判定された際に位置情報を取得する。
付加情報取得部26は、位置情報に付加される付加情報を取得する。この付加情報は、携帯端末10の操作が行われた際の状態から導出される。本実施の形態では、操作が行われた際の携帯端末の状態から導出される導出情報の一例として、付加情報を用いている。
具体的には、付加情報取得部26は、付加情報として、位置情報を取得するトリガーとなった操作種別を取得する。例えば、携帯端末10が画像処理装置30のNFC部にタップされたと通信監視部22により判定された場合、付加情報取得部26は、操作種別「NFCタップ」を取得する。また、タッチパネル14上でスキャン実行ボタン又は印刷実行ボタンが押下されたと操作監視部23により判定された場合、付加情報取得部26は、それぞれ、操作種別「スキャン」又は「印刷」を取得する。更に、タッチパネル14にステータスモニタ画面が表示されている場合において、表示された画像処理装置30の状態がエラー状態又は警告状態から正常状態に遷移したと表示監視部24により判定された場合、付加情報取得部26は、操作種別「状態変化」を取得する。或いは、画像処理装置30から受信するその状態を示す情報がエラー状態又は警告状態を示す情報から正常状態を示す情報に遷移したと通信監視部22により判定された場合に操作種別「状態変化」を取得してもよい。更にまた、携帯端末10でアプリがBLEを用いて周辺の画像処理装置30を検索するモードになっている場合において、タッチパネル14に表示された検索結果から画像処理装置30を選択する操作が行われたと操作監視部23により判定された場合、付加情報取得部26は、操作種別「BLE操作」を取得する。本実施の形態では、操作の種別を示す操作種別情報の一例として、操作種別を用いている。
また、付加情報取得部26は、付加情報として、位置情報の検出精度も取得する。例えば、付加情報取得部26は、通信監視部22により取得された電波の種別及び強度に基づいて、検出精度「GPS(強)」、「GPS(中)」、「GPS(弱)」、「GPS無し」、「BLE(強)」、「BLE(弱)」、「BLE無し」、「Wi−Fi(強)」、「Wi−Fi(弱)」、「Wi−Fi無し」、「モバイルネットワーク(強)」、「モバイルネットワーク(弱)」、「モバイルネットワーク無し」等を取得する。本実施の形態では、位置情報の精度を示す精度情報の一例として、検出精度を用いている。
装置情報取得部27は、画像処理装置30に関する装置情報を受信部21から取得する。ここで、装置情報は、例えば、シリアル番号、モデル名、プリント量、スキャン量、消耗品情報を含む。シリアル番号は、画像処理装置30を識別する識別番号であり、装置を識別する識別情報の一例である。消耗品情報は、トナー、用紙等の消耗品のブランド、型番、残量等である。本実施の形態では、識別情報を取得する識別情報取得機能の一例として、装置情報取得部27の機能を用いている。
送信部28は、無線回路18を介して各種情報を他の装置へ送信する。特に、位置情報取得部25により取得された位置情報と、付加情報取得部26により取得された付加情報と、装置情報取得部27により取得された装置情報とを、サーバ50へ送信する。本実施の形態では、位置情報と導出情報とを他の装置へ送信する送信機能の一例として、導出情報として操作の種別を示す操作種別情報を他の装置へ送信する送信機能の一例として、導出情報として位置情報の精度を示す精度情報を他の装置へ送信する送信機能の一例として、また、識別情報を更に他の装置へ送信する送信機能の一例として、送信部28の機能を用いている。
図6は、本実施の形態における情報処理システム1を構成するサーバ50の機能構成例を示したブロック図である。図示するように、サーバ50は、受信部61と、装置情報登録部62と、位置情報登録部63と、信頼度情報登録部64と、登録情報記憶部65と、登録情報選択部66と、送信部67とを備えている。
受信部61は、通信I/F54を介して各種情報を他の装置から受信する。特に、携帯端末10の位置を示す位置情報と、位置情報に付加される付加情報と、画像処理装置30に関する装置情報とを受信する。ここで、付加情報は、操作種別及び検出精度を含む。また、登録情報記憶部65に記憶された登録情報のうちの指定された画像処理装置30に関する登録情報の提示要求を任意の端末装置(図示せず)から受信する。本実施の形態では、位置情報と導出情報とを携帯端末から受信する受信手段の一例として、また、導出情報として操作種別情報又は精度情報を携帯端末から受信する受信手段の一例として、受信部61を設けている。
装置情報登録部62は、受信部61により受信された装置情報を登録情報記憶部65に登録する。
位置情報登録部63は、受信部61により受信された位置情報を登録情報記憶部65に登録する。
信頼度情報登録部64は、受信部61により受信された付加情報に基づいて、登録情報記憶部65に登録された位置情報の信頼度を示す信頼度情報を生成する。そして、この信頼度情報も登録情報記憶部65に登録する。例えば、信頼度情報登録部64は、信頼度情報として、位置情報の精度をランク付けした精度ランクを、操作種別と検出精度とに基づいて算出し、登録情報記憶部65に登録する。本実施の形態では、位置情報を装置の位置を示す情報として用いることの妥当性の度合いを示す妥当度情報の一例として、信頼度情報を用いており、妥当度情報を導出情報から生成する生成手段の一例として、信頼度情報登録部64を設けている。
登録情報記憶部65は、情報を収集した日時である収集日時と、装置情報登録部62により登録された装置情報と、位置情報登録部63により登録された位置情報と、信頼度情報登録部64により登録された信頼度情報(例えば、精度ランク)とを紐付けた登録情報を記憶する。
登録情報選択部66は、登録情報記憶部65に記憶された登録情報の中から、受信部61により受信された提示要求で指定された画像処理装置30に関する登録情報を選択する。その際、指定された画像処理装置30に関する登録情報が複数記憶されている場合には、その中から収集日時が最近のものを選択するのが好ましい。但し、位置情報については、指定された画像処理装置30に関する登録情報の中で最も高い信頼度情報(例えば、精度ランク)に紐付けられた位置情報を採用するのがよい。本実施の形態では、位置情報と妥当度情報とを用いて、装置の位置を示す情報を生成する生成手段の一例として、登録情報選択部66を設けている。
また、本実施の形態では、位置情報と導出情報とに基づいて、装置の位置を示す情報を生成する生成手段の一例として、信頼度情報登録部64及び登録情報選択部66を設けている。
送信部67は、通信I/F54を介して各種情報を他の装置へ送信する。特に、登録情報選択部66により選択され、最も高い信頼度情報(例えば、精度ランク)に紐付けられた位置情報がセットされた登録情報を、提示要求を送信した端末装置(図示せず)へ送信する。
[情報処理システムの動作]
図7は、本実施の形態における情報処理システム1を構成する携帯端末10の第1の動作例を示したフローチャートである。この第1の動作例は、携帯端末10を用いて画像処理装置30でタップ印刷又はタップスキャンが行われる際の動作例である。
図示するように、携帯端末10では、まず、通信監視部22が、NFCによる通信を監視して、携帯端末10が画像処理装置30のNFC部にタップされたかどうかを判定する(ステップ201)。携帯端末10が画像処理装置30のNFC部にタップされたと通信監視部22により判定されなければ、ステップ201を繰り返す。一方、携帯端末10が画像処理装置30のNFC部にタップされたと通信監視部22により判定されれば、位置情報取得部25が、携帯端末10の位置情報を取得し(ステップ202)、付加情報取得部26が、位置情報に付加する付加情報を取得する(ステップ203)。
タップ印刷を行う場合、ユーザは、携帯端末10でアプリを起動し、印刷対象の文書を選択し、印刷を実行する画像処理装置30に近付く。そして、画像処理装置30のNFC部に携帯端末10をタップする。これにより、通信監視部22が、携帯端末10が画像処理装置30のNFC部にタップされたと判定する。すると、位置情報取得部25が、携帯端末10の位置情報を取得し、付加情報取得部26が、操作種別「NFCタップ」とその際に通信監視部22により観測された電波の種別及び強度とを含む付加情報を取得する。
また、タップスキャンを行う場合、ユーザは、スキャンを実行する画像処理装置30に近付き、フィーダー又はプラテンにスキャン対象の原稿をセットする。そして、携帯端末10でアプリを起動し、画像処理装置30のNFC部に携帯端末10をタップする。これにより、通信監視部22が、携帯端末10が画像処理装置30のNFC部にタップされたと判定する。そして、位置情報取得部25が、携帯端末10の位置情報を取得し、付加情報取得部26が、操作種別「NFCタップ」とその際に通信監視部22により観測された電波の種別及び強度とを含む付加情報を取得する。
次に、装置情報取得部27は、SNMP等を用いて受信部21により受信された画像処理装置30に関する装置情報を取得する(ステップ204)。
その後、送信部28は、ステップ202で取得された位置情報と、ステップ203で取得された付加情報と、ステップ204で取得された装置情報とを、サーバ50へ送信する(ステップ205)。
尚、ステップ204での装置情報の取得、及び、ステップ205での情報の送信は、ステップ201で携帯端末10が画像処理装置30のNFC部にタップされたと判定された際に行うこととしたが、この限りではない。携帯端末10で動作していたアプリが終了する際に行うこととしてもよい。
図8は、本実施の形態における情報処理システム1を構成する携帯端末10の第2の動作例を示したフローチャートである。この第2の動作例は、携帯端末10を用いて画像処理装置30で印刷又はスキャンが行われる際の携帯端末10の動作例である。
図示するように、携帯端末10では、まず、操作監視部23が、携帯端末10のタッチパネル14に対する操作を監視して、タッチパネル14上の印刷実行ボタン又はスキャン実行ボタンが押下されたかどうかを判定する(ステップ221)。タッチパネル14上の印刷実行ボタン又はスキャン実行ボタンが押下されたと操作監視部23により判定されなければ、ステップ221を繰り返す。一方、タッチパネル14上の印刷実行ボタン又はスキャン実行ボタンが押下されたと操作監視部23により判定されれば、位置情報取得部25が、携帯端末10の位置情報を取得し(ステップ222)、付加情報取得部26が、位置情報に付加する付加情報を取得する(ステップ223)。
印刷を行う場合、ユーザは、携帯端末10でアプリを起動し、ネットワーク検索、IPアドレス指定等で印刷を実行する画像処理装置30を選択し、印刷対象の文書を選択する。そして、携帯端末10で印刷実行ボタンを押下する。これにより、操作監視部23が、携帯端末10で印刷実行ボタンが押下されたと判定する。すると、位置情報取得部25が、携帯端末10の位置情報を取得し、付加情報取得部26が、操作種別「印刷」とその際に通信監視部22により観測された電波の種別及び強度とを含む付加情報を取得する。
スキャンを行う場合、ユーザは、携帯端末10でアプリを起動し、ネットワーク検索、IPアドレス指定等でスキャンを実行する画像処理装置30を選択し、その画像処理装置30に近付き、フィーダー又はプラテンにスキャン対象の原稿をセットする。そして、携帯端末10でスキャン実行ボタンを押下する。これにより、操作監視部23が、携帯端末10でスキャン実行ボタンが押下されたと判定する。すると、位置情報取得部25が、携帯端末10の位置情報を取得し、付加情報取得部26が、操作種別「スキャン」とその際に通信監視部22により観測された電波の種別及び強度とを含む付加情報を取得する。
次に、装置情報取得部27は、SNMP等を用いて受信部21により受信された画像処理装置30に関する装置情報を取得する(ステップ224)。
その後、送信部28は、ステップ222で取得された位置情報と、ステップ223で取得された付加情報と、ステップ224で取得された装置情報とを、サーバ50へ送信する(ステップ225)。
尚、ステップ224での装置情報の取得、及び、ステップ225での情報の送信は、ステップ221で印刷実行ボタン又はスキャン実行ボタンが押下されたと判定された際に行うこととしたが、この限りではない。携帯端末10で動作していたアプリが終了する際に行うこととしてもよい。
図9は、本実施の形態における情報処理システム1を構成する携帯端末10の第3の動作例を示したフローチャートである。この第3の動作例は、画像処理装置30の状態がエラー状態又は警告状態から正常状態に遷移する際の動作例である。
図示するように、携帯端末10では、まず、表示監視部24が、携帯端末10のタッチパネル14にステータスモニタ画面が表示されている際に、その表示内容を監視して、表示された画像処理装置30の状態がエラー状態又は警告状態から正常状態に遷移したかどうかを判定する(ステップ241)。表示された画像処理装置30の状態がエラー状態又は警告状態から正常状態に遷移したと表示監視部24により判定されなければ、ステップ241を繰り返す。一方、表示された画像処理装置30の状態がエラー状態又は警告状態から正常状態に遷移したと表示監視部24により判定されれば、位置情報取得部25が、携帯端末10の位置情報を取得し(ステップ242)、付加情報取得部26が、位置情報に付加する付加情報を取得する(ステップ243)。
画像処理装置30の状態を表示する際、ユーザは、携帯端末10でアプリを起動し、ステータスモニタ画面を表示する。画像処理装置30がエラー状態又は警告状態にある場合に、ユーザが、画像処理装置30に近付き、そのエラー状態又は警告状態の原因を取り除いたとすると、ステータスモニタ画面の表示は正常状態に遷移する。これにより、表示監視部24が、画像処理装置30の状態がエラー状態又は警告状態から正常状態に遷移したと判定する。すると、位置情報取得部25が、携帯端末10の位置情報を取得し、付加情報取得部26が、操作種別「状態変化」とその際に通信監視部22により観測された電波の種別及び強度とを含む付加情報を取得する。
次に、装置情報取得部27は、SNMP等を用いて受信部21により受信された画像処理装置30に関する装置情報を取得する(ステップ244)。
その後、送信部28は、ステップ242で取得された位置情報と、ステップ243で取得された付加情報と、ステップ244で取得された装置情報とを、サーバ50へ送信する(ステップ245)。
尚、この動作例では、ステップ241で、表示された画像処理装置30の状態がエラー状態又は警告状態から正常状態に遷移したかどうかを表示監視部24が判定するようにしたが、これには限らない。画像処理装置30から受信するその状態を示す情報がエラー状態又は警告状態を示す情報から正常状態を示す情報に遷移したかどうかを通信監視部22が判定するようにしてもよい。
また、ステップ244での装置情報の取得、及び、ステップ245での情報の送信は、ステップ241で画像処理装置30の状態が正常状態に遷移したと判定された際に行うこととしたが、この限りではない。携帯端末10で動作していたアプリが終了する際に行うこととしてもよい。
図10は、本実施の形態における情報処理システム1を構成する携帯端末10の第4の動作例を示したフローチャートである。この第4の動作例は、携帯端末10でBLEを用いて周辺の画像処理装置30を検索し、タッチパネル14に表示された検索結果から画像処理装置30を選択する操作が行われる際の動作例である。
図示するように、携帯端末10では、まず、操作監視部23が、タッチパネル14に対する操作を監視して、BLEを用いて周辺の画像処理装置30を検索した検索結果がタッチパネル14に表示されている際に、携帯端末10で検索結果から画像処理装置30を選択する操作が行われたかどうかを判定する(ステップ261)。携帯端末10で検索結果から画像処理装置30を選択する操作が行われたと操作監視部23により判定されなければ、ステップ261を繰り返す。一方、携帯端末10で検索結果から画像処理装置30を選択する操作が行われたと操作監視部23により判定されれば、位置情報取得部25が、携帯端末10の位置情報を取得し(ステップ262)、付加情報取得部26が、位置情報に付加する付加情報を取得する(ステップ263)。
BLEを用いて画像処理装置30を選択する際、ユーザは、携帯端末10でアプリを起動し、BLEを用いて周辺の画像処理装置30を検索する。そして、検索結果から画像処理装置30を選択する操作を行う。このように、アプリがBLEで画像処理装置30を選択するモードになっている場合にこのような操作が行われると、操作監視部23が、携帯端末10で検索結果から画像処理装置30を選択する操作が行われたと判定する。すると、位置情報取得部25が、携帯端末10の位置情報を取得し、付加情報取得部26が、操作種別「BLE操作」とその際に通信監視部22により観測された電波の種別及び強度とを含む付加情報を取得する。この場合は、特に、電波の種別「BLE」に対する強度を取得する。
次に、装置情報取得部27は、SNMP等を用いて受信部21により受信された画像処理装置30に関する装置情報を取得する(ステップ264)。
その後、送信部28は、ステップ262で取得された位置情報と、ステップ263で取得された付加情報と、ステップ264で取得された装置情報とを、サーバ50へ送信する(ステップ265)。
尚、ステップ264での装置情報の取得、及び、ステップ265での情報の送信は、ステップ261で検索結果から画像処理装置30を選択する操作が行われたと判定された際に行うこととしたが、この限りではない。携帯端末10で動作していたアプリが終了する際に行うこととしてもよい。
図11は、本実施の形態における情報処理システム1を構成するサーバ50の動作例を示したフローチャートである。
図示するように、サーバ50では、まず、受信部61が、携帯端末10の位置情報と、位置情報に付加される付加情報と、画像処理装置30に関する装置情報とを、携帯端末10から受信する(ステップ601)。
すると、装置情報登録部62が、受信部61により受信された装置情報を登録情報記憶部65に登録する(ステップ602)。また、位置情報登録部63が、受信部61により受信された位置情報を登録情報記憶部65に登録する(ステップ603)。更に、信頼度情報登録部64が、受信部61により受信された付加情報に基づいて信頼度情報を生成し、この信頼度情報を登録情報記憶部65に登録する(ステップ604)。例えば、受信部61により受信された操作種別及び検出精度に基づいて精度ランクを算出し、この精度ランクを登録情報記憶部65に登録する。
その後、受信部61は、登録情報記憶部65に記憶された登録情報のうちの指定された画像処理装置30に関する登録情報の提示要求を任意の端末装置(図示せず)から受信する(ステップ605)。
すると、登録情報選択部66が、登録情報記憶部65に記憶された登録情報の中から、指定された画像処理装置30に関する最新の登録情報を選択する(ステップ606)。ここで、最新の登録情報は、登録情報に含まれる収集日時によって特定するとよい。そして、指定された画像処理装置30に関する登録情報に含まれる位置情報のうち、最も高い信頼度情報に紐付けられた位置情報を、この選択された登録情報にセットする(ステップ607)。
これにより、送信部67が、ステップ606で選択され、ステップ607で位置情報がセットされた登録情報を、提示要求を送信した端末装置へ送信する(ステップ608)。
ここで、図11に示したサーバ50の動作例について、具体例を用いてより詳細に説明する。
図12(a),(b)は、図11のステップ604で精度ランクを算出する際に用いる操作種別ランク及び検出精度ランクの例を示した図である。
操作種別ランクは、操作種別に対して、ユーザが携帯端末10を持って画像処理装置30の近くにいる可能性が高い順に、つまり、携帯端末10の位置情報が画像処理装置30の正確な位置を示している可能性が高い順に、ランクを付与したものである。このランクは、数値が小さいほど、ユーザが携帯端末10を持って画像処理装置30の近くにいる可能性が高いことを表すものとする。ここでは、「NFCタップ」、「スキャン」、「BLE操作」、「状態変化」、「印刷」の順に、ユーザが携帯端末10を持って画像処理装置30の近くにいる可能性が高いと考え、この順に数値が大きくなるようにランクを付与している。この場合、「NFCタップ」、「スキャン」、「BLE操作」、「状態変化」は、携帯端末が装置の位置にあることが前提となる第1の操作の種別の一例であり、「印刷」は、携帯端末が装置の位置にあることが前提とならない第2の操作の種別の一例である。
また、検出精度ランクは、電波の種別及び強度の組み合わせに対して、正確な位置情報を取得できている可能性が高い順に、つまり、携帯端末10の位置情報が画像処理装置30の正確な位置を示している可能性が高い順に、ランクを付与したものである。このランクは、数値が小さいほど、正確な位置情報を取得できている可能性が高いことを表すものとする。例えば、電波の種別「GPS」、「BLE」、「Wi−Fi」、「モバイルネットワーク」の全てに対する強度が「強」である場合、正確な位置情報を取得できている可能性が最も高いと考え、検出精度ランクを「1」としている。また、電波の種別「GPS」に対する強度が「強」であり、電波の種別「BLE」、「Wi−Fi」、「モバイルネットワーク」の何れかに対する強度が「弱」である場合、正確な位置情報を取得できている可能性がその次に高いと考え、検出精度ランクを「2」としている。尚、電波の種別「BLE」、「Wi−Fi」、「モバイルネットワーク」の何れかに対する強度が「弱」であることには、強度が「弱」である電波の種別以外が有効となっていないことが含まれていてもよい。
図13は、図11のステップ602〜ステップ604で情報が登録される登録情報記憶部65の記憶内容の具体例を示した図である。図示するように、登録情報記憶部65は、収集日時と装置情報と位置情報と操作種別と検出精度と精度ランクとを紐付けた登録情報を記憶している。
収集日時は、携帯端末10から情報を収集した日付及び時刻である。
装置情報は、シリアル番号、モデル名、プリント量、消耗品情報を含む。上記では、装置情報にスキャン量も含まれるものとしたが、ここでは省略している。
操作種別及び検出精度は、ステップ602〜ステップ604で登録されなかったように、実際に登録されるものではなく、説明の便宜上登録情報に含めたものと考えてもよい。尚、検出精度の「他全て」とは、ここで想定している電波の種別のうち、GPS以外の全ての電波の種別、つまり、「BLE」、「Wi−Fi」、「モバイルネットワーク」を意味する。
精度ランクは、例えば、操作種別に対応する操作種別ランクを図12(a)から取得し、検出精度に対応する検出精度ランクを図12(b)から取得し、この操作種別ランクと検出精度ランクとを掛け合わせることによって算出される。
例えば、1行目の登録情報では、操作種別が「印刷」なので、図12(a)から操作種別ランクは「5」となり、検出精度が「GPS(強)+BLE(弱)」なので、図12(b)から検出精度ランクは「2」となる。従って、精度ランクは「10」となる。
2行目の登録情報では、操作種別が「印刷」なので、図12(a)から操作種別ランクは「5」となり、検出精度が「GPS無し」なので、図12(b)から検出精度ランクは「7」となる。従って、精度ランクは「35」となる。
3行目の登録情報では、操作種別が「NFCタップ」なので、図12(a)から操作種別ランクは「1」となり、検出精度が「GPS(強)+BLE、Wi−Fi、モバイルネットワーク(強)」なので、図12(b)から検出精度ランクは「1」となる。従って、精度ランクは「1」となる。
4行目の登録情報では、操作種別が「印刷」なので、図12(a)から操作種別ランクは「5」となり、検出精度が「GPS(弱)+BLE、Wi−Fi、モバイルネットワーク(強)」なので、図12(b)から検出精度ランクは「5」となる。従って、精度ランクは「25」となる。
5行目の登録情報では、操作種別が「BLE操作」なので、図12(a)から操作種別ランクは「3」となり、検出精度が「GPS(強)+BLE(弱)」なので、図12(b)から検出精度ランクは「2」となる。従って、精度ランクは「6」となる。
尚、ここでは、精度ランクを、操作種別ランク及び検出精度ランクの両方に基づいて算出したが、精度ランクは、これらの一方のみに基づいて算出されるものでもよい。即ち、例えば、操作種別ランクをそのまま精度ランクとしたり、検出精度ランクをそのまま精度ランクとしたりしてもよい。
登録情報記憶部65がこのような登録情報を記憶している場合に、図11のステップ605で、シリアル番号「GF032DD」の画像処理装置30に関する登録情報の提示要求が受信されたとする。すると、図11のステップ606では、シリアル番号「GF032DD」の画像処理装置30に関する登録情報(太線で囲んで示す)のうち、最新の収集日時である「201803231521」を含む登録情報が選択される。また、図11のステップ607では、シリアル番号「GF032DD」の画像処理装置30に関する登録情報(太線で囲んで示す)に含まれる位置情報のうち、最も高い精度ランク「1」に対応する位置情報「xxx2/yyy2」が採用されて、選択された登録情報にセットされる。
[変形例]
上記では、携帯端末10が、想定される操作が行われた場合に必ず、位置情報と付加情報と装置情報とをサーバ50へ送信するようにしたが、想定される操作のうちの予め定められた操作が行われた場合にのみ、位置情報と付加情報と装置情報とをサーバ50へ送信するようにしてもよい。例えば、送信部28は、「NFCタップ」、「スキャン」、「BLE操作」、「状態変化」等のユーザが携帯端末10を持って画像処理装置30の近くにいる可能性が高い操作が行われた場合にのみ、位置情報と付加情報と装置情報とをサーバ50へ送信し、「印刷」等のユーザが携帯端末10を持って画像処理装置30の近くにいる可能性が高いとは言えない操作が行われた場合には、位置情報と付加情報と装置情報とをサーバ50へ送信しないようにしてもよい。この場合、「NFCタップ」、「スキャン」、「BLE操作」、「状態変化」は、携帯端末が装置の位置にあることが前提となる第1の操作の一例であり、「印刷」は、携帯端末が装置の位置にあることが前提とならない第2の操作の一例であり、送信部28の機能は、携帯端末を用いて装置に対して第1の操作が行われた際に取得された位置情報を他の装置へ送信し、携帯端末を用いて装置に対して第2の操作が行われた際に取得された位置情報を他の装置へ送信しない送信機能の一例である。
また、上記では、携帯端末10が、操作種別及び検出精度をサーバ50へ送信し、サーバ50が、操作種別及び検出精度に基づいて精度ランクを算出するようにしたが、携帯端末10が、操作種別及び検出精度に基づいて精度ランクを算出し、精度ランクをサーバ50へ送信するようにしてもよい。
この変形例における携帯端末10の機能構成例は、付加情報取得部26が取得して送信部28が送信する付加情報の内容が異なる以外は、図5のブロック図に示したものと同じである。即ち、付加情報取得部26は、操作種別及び検出精度を取得し、操作種別及び検出精度に基づく計算を行うことにより、付加情報として、精度ランクを取得する。この計算は、例えば、図12(a),(b)及び図13を参照して説明した計算であってよい。そして、送信部28は、付加情報として、精度ランクをサーバ50へ送信する。この場合、位置情報を装置の位置を示す情報として用いることの妥当性の度合いを示す妥当度情報の一例として、精度ランクを用いており、導出情報として妥当度情報を他の装置へ送信する送信機能の一例として、送信部28の機能を用いていることになる。
この変形例におけるサーバ50の機能構成例は、受信部61が受信する付加情報の内容、及び、信頼度情報登録部64が付加情報に基づいて信頼度情報を取得する方法以外は、図6のブロック図に示したものと同じである。即ち、受信部61は、付加情報として、精度ランクを受信する。そして、信頼度情報登録部64は、受信部61により受信された精度ランクをそのまま信頼度情報とする。この場合、位置情報を装置の位置を示す情報として用いることの妥当性の度合いを示す妥当度情報の一例として、信頼度情報を用いており、導出情報として妥当度情報を受信する受信手段の一例として、受信部61を設けていることになる。
また、この変形例における携帯端末10の動作例は、付加情報を取得するステップ及び付加情報を送信するステップにおける付加情報の内容以外は、図7〜図10のフローチャートに示したものと同じである。即ち、図7のステップ203、図8のステップ223、図9のステップ243、及び、図10のステップ263で、付加情報取得部26は、操作種別及び検出精度を取得し、操作種別及び検出精度に基づき、付加情報として、精度ランクを算出する。そして、図7のステップ205、図8のステップ225、図9のステップ245、及び、図10のステップ265で、受信部21は、付加情報として、精度ランクをサーバ50へ送信する。
この変形例におけるサーバ50の動作例は、付加情報を受信するステップにおける付加情報の内容、及び、信頼度情報を登録するステップにおける信頼度情報の生成方法以外は、図11のフローチャートに示したものと同じである。即ち、図11のステップ601で、受信部61は、付加情報として、精度ランクを受信する。そして、図11のステップ604で、信頼度情報登録部64は、受信された精度ランクをそのまま信頼度情報とする。
更に、この変形例においては、送信部28が、精度ランクが閾値を超える場合のみ、位置情報と付加情報と装置情報とをサーバ50へ送信するようにしてもよい。つまり、サーバ50へ送信する位置情報に精度フィルタを設けてもよい。尚、閾値は、サーバ50が提供するクラウドサービス側で設定されたものでもよいし、携帯端末10のアプリで設定されたものでもよい。
[プログラム]
本実施の形態における携帯端末10が行う処理は、例えば、アプリケーションソフトウェア等のプログラムとして用意される。
即ち、本実施の形態を実現するプログラムは、コンピュータに、携帯端末に、携帯端末を用いて装置に対して操作が行われた際に、携帯端末の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得機能と、位置情報と、操作が行われた際の携帯端末の状態から導出される導出情報とを、他の装置へ送信する送信機能とを実現させるためのプログラムとして捉えられる。
また、本実施の形態を実現するプログラムは、携帯端末に、携帯端末の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得機能と、携帯端末を用いて装置に対して第1の操作が行われた際に取得された位置情報を他の装置へ送信し、携帯端末を用いて装置に対して第2の操作が行われた際に取得された位置情報を他の装置へ送信しない送信機能とを実現させるためのプログラムとしても捉えられる。
尚、本実施の形態を実現するプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD−ROM等の記録媒体に格納して提供することも可能である。
10…携帯端末、21,61…受信部、22…通信監視部、23…操作監視部、24…表示監視部、25…位置情報取得部、26…付加情報取得部、27…装置情報取得部、28,67…送信部、60…サーバ、62…装置情報登録部、63…位置情報登録部、64…信頼度情報登録部、65…登録情報記憶部、66…登録情報選択部

Claims (17)

  1. 携帯端末に、
    前記携帯端末を用いて装置に対して操作が行われた際に、当該携帯端末の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得機能と、
    前記位置情報と、前記操作が行われた際の前記携帯端末の状態から導出される導出情報とを、他の装置へ送信する送信機能と
    を実現させるためのプログラム。
  2. 前記携帯端末に、前記装置を識別する識別情報を取得する識別情報取得機能を更に実現させ、
    前記送信機能は、前記識別情報を更に前記他の装置へ送信することを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記送信機能は、前記導出情報として、前記操作の種別を示す操作種別情報を、前記他の装置へ送信することを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  4. 前記操作種別情報は、前記携帯端末が前記装置の位置にあることが前提となる第1の操作の種別を示す情報であることを特徴とする請求項3に記載のプログラム。
  5. 前記操作種別情報は、前記携帯端末が前記装置の位置にあることが前提とならない第2の操作の種別を示す情報であることを特徴とする請求項3に記載のプログラム。
  6. 前記送信機能は、前記導出情報として、前記位置情報の精度を示す精度情報を、前記他の装置へ送信することを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  7. 前記精度情報は、前記位置情報の取得に用いられた電波の種別を示す情報であることを特徴とする請求項6に記載のプログラム。
  8. 前記精度情報は、前記位置情報の取得に用いられた電波の強度を示す情報であることを特徴とする請求項6に記載のプログラム。
  9. 前記送信機能は、前記導出情報として、前記位置情報を前記装置の位置を示す情報として用いることの妥当性の度合いを示す妥当度情報を、前記他の装置へ送信することを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  10. 前記妥当度情報は、前記操作の種別を示す操作種別情報から生成されることを特徴とする請求項9に記載のプログラム。
  11. 前記妥当度情報は、前記位置情報の精度を示す精度情報から生成されることを特徴とする請求項9に記載のプログラム。
  12. 携帯端末に、
    前記携帯端末の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得機能と、
    前記携帯端末を用いて装置に対して第1の操作が行われた際に取得された前記位置情報を他の装置へ送信し、当該携帯端末を用いて当該装置に対して第2の操作が行われた際に取得された前記位置情報を当該他の装置へ送信しない送信機能と
    を実現させるためのプログラム。
  13. 前記携帯端末に、前記装置を識別する識別情報を取得する識別情報取得機能を更に実現させ、
    前記送信機能は、前記位置情報を前記他の装置へ送信する際に、前記識別情報を更に当該他の装置へ送信することを特徴とする請求項12に記載のプログラム。
  14. 前記第1の操作は、前記携帯端末が前記装置の位置にあることが前提となる操作であることを特徴とする請求項12に記載のプログラム。
  15. 携帯端末を用いて装置の操作が行われた際に取得された当該携帯端末の位置を示す位置情報と、当該操作が行われた際の当該携帯端末の状態から導出される導出情報とを、当該携帯端末から受信する受信手段と
    前記受信手段により受信された前記位置情報と前記導出情報とに基づいて、前記装置の位置を示す情報を生成する生成手段と
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  16. 前記受信手段は、前記導出情報として、前記操作の種別を示す操作種別情報又は前記位置情報の精度を示す精度情報を受信し、
    前記生成手段は、前記位置情報を前記装置の位置を示す情報として用いることの妥当性の度合いを示す妥当度情報を前記導出情報から生成し、前記位置情報と前記妥当度情報とを用いて、前記装置の位置を示す情報を生成することを特徴とする請求項15に記載の情報処理装置。
  17. 前記受信手段は、前記導出情報として、前記位置情報を前記装置の位置を示す情報として用いることの妥当性の度合いを示す妥当度情報を受信し、
    前記生成手段は、前記位置情報と前記妥当度情報とを用いて、前記装置の位置を示す情報を生成することを特徴とする請求項15に記載の情報処理装置。
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