JP2020043689A - 車両の電源システム - Google Patents
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Abstract
【課題】メインバッテリのバッテリ上がりを抑制することが可能な車両の電源システムを提供する。【解決手段】メインバッテリと補機バッテリと前記メインバッテリと前記補機バッテリとの間で双方向の電力変換を実行することが可能なコンバータとを備えた車両の電源システムにおいて、コントローラは、予め定められた所定の条件が成立する場合にメインバッテリから補機バッテリに電力を供給するように構成され、車両の電源システムがオフか否かを判断し(ステップS1)、車両の電源システムがオフの場合に、メインバッテリの充電残量が予め定められた所定値以下であるか否かを更に判断し(ステップS2)、メインバッテリの充電残量が前記所定値以下の場合に、前記補機の稼働を禁止するように構成されている(ステップS4)。【選択図】図2
Description
この発明は、車両の電源システムに関し、特にメインバッテリと補機バッテリ(サブバッテリ)とを備えた車両の電源システムに関するものである。
特許文献1には、メインバッテリと補機バッテリとを備え、駐車中に補機が使用された場合に、補機バッテリに適切な充電を行うように構成された車両の電源システムが記載されている。具体的には、特許文献1に記載された車両の電源システムは、車両の電源システムが停止してから再度起動するまでに所定時間が経過した場合、DC/DCコンバータを介してメインバッテリから補機バッテリに電力を供給して、その補機バッテリを充電するように構成されている。また、この特許文献1に記載された電源システムでは、上記の所定時間を補機の使用時間に応じて前記所定時間を変更するように構成されている。
車両が駐車している場合(車両の電源システムがオフの場合)においても補機を使用する場合がある。例えば、車両の防犯対策としてドライブレコーダで監視(駐車監視)するシステムが知られている。このような補機の使用は補機バッテリから供給された電力によって作動するから、補機バッテリの充電残量は低下する。したがって、このような補機バッテリの充電残量の低下を抑制するために、例えば前記特許文献1に記載されているように、所定時間が経過した場合に、DC/DCコンバータを介してメインバッテリから補機バッテリへ電力を供給して補機バッテリの充電を行うことが有効である。これにより、例えば補機バッテリを適切に充電できるから、その補機バッテリのバッテリ上がりを回避できる。しかしながら、特許文献1に記載された電源システムでは、メインバッテリから補機バッテリへ電力を供給して補機バッテリの充電を行うように構成されているから、例えばメインバッテリの充電残量が所定値以下の場合には、そのメインバッテリから補機バッテリへ電力を供給することにより、メインバッテリの充電残量が低下し、ひいてはメインバッテリにおけるバッテリ上がりが生じるおそれがある。また、そのようなメインバッテリのバッテリ上がりが生じた場合には、例えばエンジンとモータとを備えたハイブリッド車両では、エンジンのモータリングができない、あるいは、そのモータリングをスムーズに行うことができないなどの不都合が生じるおそれがある。
この発明は上記の技術的課題に着目して成されたものであり、メインバッテリのバッテリ上がりを抑制することが可能な車両の電源システムを提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、この発明は、走行用の電力を蓄えるメインバッテリと、車両の補機に供給するための電力を蓄える補機バッテリと、前記メインバッテリと前記補機バッテリとの間で双方向の電力変換を実行することが可能なコンバータとを備えた車両の電源システムにおいて、前記メインバッテリと前記補機バッテリと前記コンバータとを制御するコントローラを備え、前記コントローラは、予め定められた所定の条件が成立する場合に前記メインバッテリから前記補機バッテリに電力を供給するように構成され、前記車両の電源システムがオフか否かを判断し、前記車両の電源システムがオフの場合に、前記メインバッテリの充電残量が予め定められた所定値以下であるか否かを更に判断し、前記メインバッテリの充電残量が前記所定値以下の場合に、前記補機の稼働を禁止するように構成されていることを特徴とするものである。
この発明によれば、メインバッテリの充電残量が予め定められた所定値以下の場合には、補機の稼働を禁止するように構成されている。具体的には、走行用の電力を蓄えるメインバッテリと、補機に供給するための電力を蓄える補機バッテリと、そのメインバッテリと補機バッテリとの間で電力の交換を可能にするコンバータとを備えている。また、例えば補機バッテリの充電残量が所定値以下の場合や電源システムのオフの状態が所定時間経過した場合など所定の条件が成立した場合にはメインバッテリから補機バッテリへ電力を供給して補機バッテリを充電するように構成されている。そして、その補機バッテリに電力を供給するメインバッテリの充電残量が所定値以下の場合には、補機(例えばドライブレコーダなどのアクセサリ類)の稼働を禁止するように構成されている。つまり、メインバッテリの充電残量が低い場合には、補機の稼働を禁止することにより、補機バッテリから補機への電力の放電が制限するように構成され、言い換えれば、メインバッテリから補機バッテリへの電力の供給も制限される。
そのため、メインバッテリの充電残量の低下を抑制でき、その結果、メインバッテリから補機バッテリへ電力を供給することを要因としてメインバッテリにおけるバッテリ上がりを抑制もしくは回避できる。また、そのようにメインバッテリのバッテリ上がりを抑制できるため、例えばエンジンをモータリングして始動させるハイブリッド車両において、そのエンジン始動、あるいは、モータリングをスムーズにできないなどの不都合が生じることを抑制もしくは回避できる。
この発明の実施形態を、図を参照して説明する。なお、以下に示す実施形態は、この発明を具体化した場合の一例に過ぎず、この発明を限定するものではない。
この発明で対象とすることができる車両は、少なくとも駆動力源としてのモータと、そのモータに電気的に接続されて電力をモータに供給するメインバッテリと、補機類に接続され、その補機類に電力を供給する補機バッテリ(サブバッテリ)とを備えた車両であって、例えばモータのみを駆動力源として備えた電気自動車、あるいは、駆動力源としてエンジンおよびモータを備えたハイブリッド車両である。なお、電気自動車は、駆動力源としてモータのみを備えた純電気自動車(BEV)、ならびに、エンジンを発電専用として備えたいわゆるレンジエクステンダーEV車が含まれる。さらに、充電器を介してバッテリを充電することが可能ないわゆるプラグインタイプの車両など外部電源から充電可能な車両であってもよい。
図1に、その車両の一例として、エンジンとモータとを備えたハイブリッド車両の駆動システムを模式的に示してある。図1に示すハイブリッド車両(以下、単に車両と記す)Veは、駆動力源としてエンジン(ENG)1、および、第1モータ(MG1)2ならびに第2モータ(MG2)3の複数の駆動力源を備えている。車両Veは、エンジン1が出力する動力を、動力分割機構4によって第1モータ2側と駆動輪5側とに分割して伝達するように構成されている。また、第1モータ2で発生した電力を第2モータ3に供給し、第2モータ3が出力する駆動力を駆動軸および駆動輪5に付加することができるように構成されている。また車両Veは、他の主要な構成要素として、メインバッテリ6、補機バッテリ(サブバッテリ)7、DC/DCコンバータ8、インバータ9,10、ならびに、ECU(コントローラ)11を備えている。
エンジン1は、例えば、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンなどの従来知られている内燃機関であり、始動するためにモータリング(クランキング)を必要とする内燃機関である。また、このエンジン1は、出力の調整、ならびに、始動および停止などの作動状態が電気的に制御されるように構成されている。ガソリンエンジンであれば、スロットルバルブの開度、燃料の供給量または噴射量、点火の実行および停止、ならびに、点火時期などが電気的に制御される。ディーゼルエンジンであれば、燃料の噴射量、燃料の噴射時期、あるいは、EGR[Exhaust Gas Recirculation]システムにおけるスロットルバルブの開度などが電気的に制御される。
第1モータ2および第2モータ3は、いずれも、駆動電力が供給されることによりトルクを出力するモータとしての機能と、トルクが与えられることにより発電電力を発生する発電機としての機能(発電機能)との両方を兼ね備えた電動機である。それら第1モータ2および第2モータ3としては、例えば、永久磁石式同期モータあるいは誘導モータなどの交流モータが用いられる。なお、上記の第1モータ2および第2モータ3は、インバータ9,10などを介してメインバッテリ6に電気的に接続されており、そのメインバッテリ6から電力が給電され、または発電した電力を蓄電装置に充電することもできるように構成されている。
動力分割機構4は、エンジン1および第1モータ2と駆動輪5との間でトルクを伝達する伝動機構であり、従来知られているように例えば、サンギヤ、リングギヤ、および、キャリアを有する遊星歯車機構によって構成される。具体的にはサンギヤは、第1モータ2に連結され、キャリアは、エンジン1に連結され、リングギヤは駆動軸側の出力部材に連結される。なお、上述したように駆動軸および駆動輪5に第2モータ3が出力するトルクを付加することができるように構成されており、すなわちリングギヤは、第2モータ3と共に、駆動軸および駆動輪5に動力伝達可能に連結されている。
メインバッテリ6は、例えば、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池などの二次電池、あるいは、キャパシタなどにより構成された高電圧の蓄電装置であって、主に走行用の電力を蓄える蓄電装置として機能する。したがって、第1モータ2や第2モータ3をメインバッテリ6の電力によってモータとして機能させ、あるいは第2モータ3で発電した電力をバッテリ7に充電することが可能である。
補機バッテリ7は、エアコンなどの空調装置や電動パワーステアリング(EPS)、ナビゲーションシステム、ドライブレコーダなどの補機(補機負荷あるいは電気負荷とも称される)12に接続された低電圧の蓄電装置である。したがって、補機12の作動時にその補機12に電力を供給し、すなわち放電する。
なお、メインバッテリ6と補機バッテリ7との間には、両バッテリ間の双方向あるいは一方向に電力を授受するための電圧制御器である直流−直流変換器(以下、DC/DCコンバータと記す)8が設けられている。そのDC/DCコンバータ8は、少なくとも一方のバッテリ6(7)のバッテリ電圧を他方のバッテリ7(6)のバッテリ電圧に変換する昇圧・降圧回路により構成されており、したがって、補機バッテリ7の電圧を昇圧して電力をメインバッテリ6へ供給し、メインバッテリ6の電圧を降圧して電力を補機バッテリ7へ供給する。なお、このような相互の電力の供給は、例えば充電残量(SOC:State of charge)が所定値以下になった場合や車両の電源システムが停止してから再度起動するまでに所定時間が経過した場合など所定時間毎に実行される。
また、メインバッテリ6は、図1に示すようにシステムメインリレー13を介してPCU(パワーコントロールユニット)14、DC/DCコンバータ8に接続されている。そのシステムメインリレー13は、メインバッテリ6と車両Veの駆動系とを接続あるいは切断するスイッチであって、例えばECU11に接続されてオン・オフ(導通および非導通)が制御される。なお、上記のPCU14は、電圧コンバータ15と、各インバータ9,10と、コンデンサC1,C2とを含み、前記電圧コンバータ15は、ECU11からの制御信号に基づいて、正極線Pおよび負極線Nとの間で電力変換を行い、前記コンデンサ(平滑用コンデンサ)C1,C2は、正極線Pおよび負極線N間の電圧変動を減少させる。
インバータ(INV1)9、および、インバータ(INV2)10は、図1に示すように互いに並列して正極線Pおよび負極線Nに接続されている。また各インバータ9,10は、ECU11に接続されており、そのECU11により生成されるPWM信号によって、直流を交流に変換するためのスイッチング制御(モータ出力制御)、あるいは、交流を直流に変換する制御(バッテリ充電制御)が行われる。したがって、例えばインバータ9は、ECU11からの制御信号に基づいて電圧コンバータ15から供給される直流電力を交流電力に変換して第1モータ2を駆動する。またインバータ10は、ECU11からの制御信号に基づいて電圧コンバータ15から供給される直流電力を交流電力に変換して第2モータ3を駆動する。
ECU11は、この発明の実施形態における「コントローラ」であって、主に、エンジン1、各モータ2,3、メインバッテリ6、補機バッテリ7、各インバータ9,10、DC/DCコンバータ8などを制御する。そのECU11は、例えばマイクロコンピュータを主体にして構成される電子制御装置である。ECU11は、検出部16で検出または算出された各種データが入力される。その入力される信号は例えば、メインバッテリ6や補機バッテリ7に流れる電流を検出する電流センサ16a、メインバッテリ6や補機バッテリ7の端子間の電圧値を検出する電圧センサ16b、メインバッテリ6や補機バッテリ7の充電残量(以下、単にSOCとも記す)を検出するSOCセンサ16cなどからの検出信号である。また、その他各種センサからの制御信号が入力される。
そして、ECU11は、その入力された各種データおよび予め記憶させられているデータや計算式等を使用して演算を行い、その演算結果を制御指令信号として出力し、上記のエンジン1、各モータ2,3、メインバッテリ6、補機バッテリ7、各インバータ9,10、DC/DCコンバータ8などを制御するように構成されている。なお、図1では一つのECU11が設けられた例を示しているものの、ECU11は、例えば制御する装置ごと、あるいは制御内容ごとに複数設けられていてもよい。
このように構成された車両Veは、上述したように、メインバッテリ6と補機バッテリ7とがDC/DCコンバータ8を介して電力の授受が可能なように構成されているため、例えば補機バッテリ7のSOCが所定値以下に低下した場合には、メインバッテリ6から補機バッテリ7へ電力を供給して補機12を作動させる。また、補機12は、上述したようにドライブレコーダを含み、例えば車両Veの駐車時には、防犯対策としてそのドライブレコーダを作動させる場合がある。したがって、そのように駐車中にドライブレコーダなどのアクセサリ類を作動させるために、メインバッテリ6から補機バッテリ7に電力を供給すると、メインバッテリ6のSOCが低下し、いわゆるバッテリ上がりが生じるおそれがある。また、そのようにメインバッテリ6のバッテリが上がると、エンジン1をモータリング(すなわちエンジン始動)できない、あるいは、スムーズにエンジン1を始動できないおそれがる。そこで、この発明の実施形態では、メインバッテリ6のバッテリ上がりを抑制するように構成されている。以下に、ECU11によって実行される制御例の一例について説明する。
図2は、その制御の一例を示すフローチャートであって、車両Veがレディオフ(READY OFF)で駐車中の場合における制御の一例である。以下、具体的に説明する。
先ず、レディオフ(READY OFF)で駐車しているか否かを判断する(ステップS1)。上述したように、このフローチャートは、レディオフで駐車中のメインバッテリ6のバッテリ上がりを抑制する制御例であるから、レディオフで駐車していない場合(例えばレディオンの状態やイグニッションオンの状態)には、このステップS1で否定的に判断される。したがって、このステップS1で否定的に判断された場合には、これ以降の制御を実行することなくリターンする。なお、このレディオフとは、ECU11からシステムメインリレー13に出力される制御信号がオン状態からオフ状態に切り替わって、各制御部に電力が供給されなくなり、車両Veの制御システムがオフされる状態をいう。なお、この車両Veの制御システムがオフ時の場合においても、必要な機器(例えばドライブレコーダ)に対しては補機バッテリ7から電力が供給される。
一方、このステップS1で肯定的に判断された場合、すなわち車両Veがレディオフで駐車している場合には、メインバッテリ6のSOCが予め定められた所定値以下、かつ充電していない状態か否かを判断する(ステップS2)。上述したように、図1に示す車両Veの制御システムでは、メインバッテリ6から補機バッテリ7に定期的に電力を供給して補機バッテリ7の充電を行うように構成されている。また、レディオフで駐車している場合には、メインバッテリ6のSOCは、例えば外部充電等から充電していない場合には、補機バッテリ7へ電力を供給することにより、そのメインバッテリ6のSOCは低下する。なお、上記のメインバッテリ6における所定値は、例えば少なくともエンジン1の始動を妨げない、すなわちエンジン1の始動をスムーズに行うことが可能な程度のSOCに設定される。
したがって、このステップS2で否定的に判断された場合、すなわちメインバッテリ6のSOCが所定値より多い場合、あるいは、充電ステーションや自宅など外部電源から充電している場合には、ドライブレコーダなどのアクセサリ類の常時稼働の設定を許可する(ステップS3)。つまり、メインバッテリ6のバッテリは前記所定値以下になることはなく、言い換えればバッテリ上がりのおそれがないので、ドライブレコーダなどのアクセサリ類を常時稼働させることを許可する。
一方、このステップS2で否定的に判断された場合、すなわちメインバッテリ6のSOCが所定値以下の場合、ならびに、充電ステーションや自宅など外部電源からメインバッテリ6を充電していない場合には、ドライブレコーダなどのアクセサリ類の常時稼働の設定を禁止する(ステップS4)。つまり、メインバッテリ6のSOCが所定値以下、あるいは所定値以下になるおそれがあるので、ドライブレコーダなどのアクセサリ類を常時稼働させることを禁止する。
このように、この発明の実施形態においては、車両Veがレディオフで駐車している場合に、メインバッテリ6のSOCを判断して、ドライブレコーダなどのアクセサリ類の常時稼働を許可するか否かを判断するように構成されている。つまり、メインバッテリ6のSOCが予め定めた所定値以下の場合、ならびに、メインバッテリ6が充電されていない場合には、駐車中においても稼働する補機12の稼働を禁止するように構成されている。それにより、補機バッテリ7から補機12への電力の放電が制限されるため、それに伴って、メインバッテリ6から補機バッテリ7への電力の供給も制限される。したがって、メインバッテリ6のSOCの低下を抑制でき、その結果、メインバッテリ6のバッテリ上がりを抑制もしくは回避できる。また、そのようにメインバッテリ6のバッテリ上がりを抑制できることにより、エンジン1のモータリングをスムーズに行うことができないなどの不都合が発生することを抑制もしくは回避できる。
1…エンジン(ENG)、 2…第1モータ(MG1)、 3…第2モータ(MG2)、 4…動力分割機構、 5…駆動輪、 6…メインバッテリ、 7…補機バッテリ(サブバッテリ)、 8…DC/DCコンバータ、 9,10…インバータ、 11…ECU(コントローラ)、 12…補機(補機負荷)、 13…システムメインリレー、 14…PCU(パワーコントロールユニット)、 15…電圧コンバータ、 16…検出部、 C1,C2…コンデンサ、 Ve…車両。
Claims (1)
- 走行用の電力を蓄えるメインバッテリと、車両の補機に供給するための電力を蓄える補機バッテリと、前記メインバッテリと前記補機バッテリとの間で双方向の電力変換を実行することが可能なコンバータとを備えた車両の電源システムにおいて、
前記メインバッテリと前記補機バッテリと前記コンバータとを制御するコントローラを備え、
前記コントローラは、
予め定められた所定の条件が成立する場合に前記メインバッテリから前記補機バッテリに電力を供給するように構成され、
前記車両の電源システムがオフか否かを判断し、
前記車両の電源システムがオフの場合に、前記メインバッテリの充電残量が予め定められた所定値以下であるか否かを更に判断し、
前記メインバッテリの充電残量が前記所定値以下の場合に、前記補機の稼働を禁止するように構成されている
ことを特徴とする車両の電源システム。
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Cited By (1)
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- 2018-09-11 JP JP2018169331A patent/JP2020043689A/ja active Pending
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