JP2020039658A - 電子機器及び薬液ディスペンサ - Google Patents

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憲史 山口
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達郎 久保木
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夏子 藤原
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裕次 西岡
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Abstract

【課題】どのユーザが使用したのかを管理することができる薬液ディスペンサを提供する。【解決手段】薬液ディスペンサと共に用いられる電子機器1−1であって、薬液ディスペンサの使用の有無を検知するためのセンサ16と、センサによる検知に基づいて、薬液ディスペンサの使用の有無を判定するプロセッサ17と、電子タグTGからユーザ識別情報を読み取るリーダ13と、情報処理装置3と通信する通信モジュール11と、を備え、プロセッサは、薬液ディスペンサが使用されたと判定した場合、リーダが読み取ったユーザ識別情報を情報処理装置へ送信するよう通信モジュールを制御する。【選択図】図6

Description

本発明は、電子機器及び薬液ディスペンサに関する。
従来、薬液(例えば、ハンドソープ、アルコール、殺菌剤など)を吐出する薬液ディスペンサが知られている。バクテリアまたはウィルスの伝染を予防するために、薬液ディスペンサの使用を監視する衛生順守管理システムが開発されてきている。
例えば、特許文献1には、ディスペンサコントローラであって、アクチュエータに連結され、前記アクチュエータが作動されたときに、ディスペンサのディスペンス動作を開始するディスペンサコントローラと、ディスペンサコントローラに連結されるように適合されているデータ収集ユニットはデータ格納メモリを有するデータ収集メモリーユニットを含み、前記データ収集メモリーユニットの前記データ格納メモリーは、所定の時間間隔で間断なく定期的で連続な複数の時間区分に分割され、アクチュエータの作動回数と、作動が発生した複数の各時間区分とを関連づけるデータ収集ユニットと、データ収集ユニットと無線通信することにより、そこから、前記関連している作動回数と時間区分とを受信する、データ取得ユニットを備えている、衛生順守管理システムが開示されている。
また、特許文献2には、アクチュエータが材料を分注するように作動される時に、作動信号を通信インターフェースに供給するディスペンサコントローラを有するディスペンサの中に挿入されるように構成される衛生順守モジュールであって、ディスペンサの通信インターフェースが、衛生順守モジュールを受容するための通信ポートを有する、衛生順守モジュールにおいて、コネクタを有し、前記ディスペンサコントローラに電気的に連結するためにディスペンサの通信ポートに挿入されるように適応するカードと、カード上に配置され、コネクタに連結されるモジュールコントローラであって、コネクタがディスペンサの前記通信ポートに挿入される時に、モジュールコントローラがディスペンサコントローラからの作動信号を分注事象データとして検出するように構成される、モジュールコントローラと、モジュールコントローラに連結される送信機と、を備え、ディスペンサの前記アクチュエータが作動される時に、送信機が分注事象データを監視ステーションへ送信する、衛生順守モジュールが開示されている。
特開2011−36648号公報 特表2013−543757号公報
しかしながら、特許文献1及び2の技術では、どのユーザが薬液ディスペンサを使用したのかを管理できないという問題がある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、どのユーザが薬液ディスペンサを使用したのかを管理することを可能とする電子機器及び薬液ディスペンサを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る電子機器は、薬液ディスペンサと共に用いられる電子機器であって、薬液ディスペンサの使用の有無を検知するためのセンサと、前記センサによる検知に基づいて、前記薬液ディスペンサの使用の有無を判定するプロセッサと、電子タグからユーザ識別情報を読み取るリーダと、情報処理装置と通信する通信モジュールと、を備え、前記プロセッサは、前記薬液ディスペンサが使用されたと判定した場合、前記リーダが読み取ったユーザ識別情報を前記情報処理装置へ送信するよう前記通信モジュールを制御する。
この構成によれば、情報処理装置がどのユーザが薬液ディスペンサを使用したかの履歴を蓄積することができるので、どのユーザが薬液ディスペンサを使用したかを管理することができる。
本発明の第2の態様に係る電子機器は、第1の態様に係る電子機器であって、前記プロセッサは、前記薬液ディスペンサが使用されたと判定した前に、前記リーダがユーザ識別情報を読み取れなかった場合、ユーザ識別情報が不明である旨を前記情報処理装置へ送信するよう前記通信モジュールを制御する。
この構成によれば、ユーザ識別情報が読み取られていない場合であっても、薬液ディスペンサの使用履歴を残すことができる。
本発明の第3の態様に係る電子機器は、第1または2の態様に係る電子機器であって、前記プロセッサは、前記リーダがユーザ識別情報を読み取った後に、前記薬液ディスペンサが使用されなかった場合、当該ユーザ識別情報を破棄する。
この構成によれば、ユーザ識別情報が破棄されるので、次にユーザ識別情報が読み取られていない状態で薬液ディスペンサが使用された場合であっても、この破棄されたユーザ識別情報で薬液ディスペンサが使用されたという履歴が残ることを防止することができる。
本発明の第4の態様に係る電子機器は、第1から3のいずれかの態様に係る電子機器であって、前記薬液ディスペンサは、薬液を吐出する際にノズルが動くものであり、前記センサは、前記ノズルの動きを検知するためのセンサである。
この構成によれば、薬液が吐出される際にノズルが動いたことを検出することができるので、薬液ディスペンサの使用を検出することができる。
本発明の第5の態様に係る電子機器は、第4の態様に係る電子機器であって、前記薬液ディスペンサのノズルの方向に赤外線を出射する光源を更に備え、前記センサは、前記赤外線の受光を検知する赤外線センサであり、前記プロセッサは、前記光源から前記赤外線を出射して前記ノズルによって反射された反射光を前記センサが検知するまでの時間に基づいて、前記薬液ディスペンサが使用されたか否かを判定する。
この構成によれば、薬液が吐出される際にノズルが動いたことを検出することができるので、薬液ディスペンサの使用(すなわち薬液ディスペンサを用いた手洗い)の検出精度を向上させることができる。
本発明の第6の態様に係る電子機器は、第1から5のいずれかの態様に係る電子機器であって、音を出力する音出力器を備え、前記プロセッサは、前記リーダがユーザ識別情報を読み取れた場合、当該リーダの読み取りが成功したことに対応する音を出力するよう音出力器を制御する。
この構成によれば、ユーザはリーダによる読み取りの成功の有無を把握することができる。
本発明の第7の態様に係る電子機器は、第1から6のいずれかの態様に係る電子機器であって、音を出力する音出力器を備え、前記プロセッサは、前記リーダによるユーザ識別情報の読み取りが行われずに、前記薬液ディスペンサが使用されたと判定した場合、ユーザ識別情報が読み取られていないことに対応する音を出力するよう音出力器を制御するとともに、前記薬液ディスペンサを使用した日時を前記情報処理装置へ送信するよう前記通信モジュールを制御する。
この構成によれば、ユーザは、薬液ディスペンサの使用の前に、電子タグをリーダにかざすのを怠っていたことを把握することができる。この場合、ユーザ識別情報の取得に失敗しても薬液ディスペンサ使用データを情報処理装置に送ることで、薬液ディスペンサ内の薬液の推定使用量または残量の把握を行うことができる。
本発明の第8の態様に係る電子機器は、第1から7のいずれかの態様に係る電子機器であって、前記プロセッサは、前記薬液ディスペンサが使用されたと判定した場合、前記リーダが読み取ったユーザ識別情報とともに、当該薬液ディスペンサを使用した日時を前記情報処理装置へ送信するよう前記通信モジュールを制御する。
この構成によれば、薬液ディスペンサを使用した日時も情報処理装置によって蓄積されるので、薬液ディスペンサを使用した日時も管理することができる。
本発明の第9の態様に係る電子機器は、第1から8のいずれかの態様に係る電子機器であって、前記プロセッサは、前記薬液ディスペンサが使用されたと判定した場合、前記リーダが読み取ったユーザ識別情報とともに、当該電子機器を識別する情報または当該薬液ディスペンサを識別する情報を前記情報処理装置へ送信するよう前記通信モジュールを制御する。
この構成によれば、当該電子機器を識別する情報または当該薬液ディスペンサを識別する情報も情報処理装置によって蓄積されるので、どの薬液ディスペンサを使用したかも管理することができる。
本発明の第10の態様に係る薬液ディスペンサは、第1から9のいずれかの態様に係る電子機器を備える。
この構成によれば、情報処理装置がどのユーザが薬液ディスペンサを使用したかの履歴を蓄積することができるので、どのユーザが薬液ディスペンサを使用したかを管理することができる。
本発明の一態様によれば、情報処理装置がどのユーザが薬液ディスペンサを使用したかの履歴を蓄積することができるので、どのユーザが薬液ディスペンサを使用したかを管理することができる。
本実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 情報処理装置の記憶部に記憶されている各マスタテーブルの一例である。 情報処理装置の記憶部に記憶されているディスペンサ使用履歴テーブルの一例である。 本実施形態に係る薬液ディスペンサの構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態に係る電子機器の構成の一例を示すブロック図である。 薬液を排出する前のノズルの状態を示す図である。 薬液を排出する際のノズルの状態を示す図である。 端末装置に表示される画面の一例である。 電子機器の処理の一例を示すフローチャートの第1の例である。 電子機器の処理の一例を示すフローチャートの第2の例である。
以下、各実施形態について、図面を参照しながら説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
本実施形態に係る情報処理システムの構成について図1を用いて説明する。図1は、本実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、情報処理システムSは例えば、ゲートウェイGW1と、ゲートウェイGW1と通信する電子機器1−1、1−2と、一例として電子機器1−1が取り付けられた薬液ディスペンサ2−1と、一例として電子機器1−2が取り付けられた薬液ディスペンサ2−2とを備える。ここでゲートウェイGW1と電子機器1−1、1−2との通信は有線であっても無線であってもよいが、本実施形態では一例として無線であるものとして説明する。
更に情報処理システムSは例えば、ゲートウェイGW2と、ゲートウェイGW2と通信する電子機器1−3、1−4と、一例として電子機器1−3が取り付けられた薬液ディスペンサ2−3と、一例として電子機器1−4が取り付けられた薬液ディスペンサ2−4とを備える。ここでゲートウェイGW1と電子機器1−3、1−4との通信は有線であっても無線であってもよいが、本実施形態では一例として無線であるものとして説明する。また薬液ディスペンサ2−1〜2−4は、薬液(例えば、ハンドソープ、アルコール、殺菌剤など)を吐出するディスペンサである。
電子機器1−1〜1−4を、薬液ディスペンサ2−1〜2−4と別個に設けることにより、電子機器1−1〜1−4を既存の薬液ディスペンサに取り付けることができるので、既存の薬液ディスペンサを利用することができ、情報処理システムSの導入コストを抑えることができる。
ゲートウェイGW1、GW2と通信回路網NWを介して通信する情報処理装置3、及び通信回路網NWを介して情報処理装置3に接続されている端末装置4を備える。情報処理装置3は一例としてサーバである。ここでゲートウェイGW1、GW2と通信回路網NWとの間の通信は有線であっても無線であってもよいが、本実施形態では一例として無線であるものとして説明する。また端末装置4と通信回路網NWとの間の通信は有線であっても無線であってもよいが、本実施形態では一例として無線であるものとして説明する。また情報処理装置3と通信回路網NWとの間の通信は有線であっても無線であってもよいが、本実施形態では一例として無線であるものとして説明する。
電子機器1−1と薬液ディスペンサ2−1とは一つの薬液ディスペンサシステムDS1を構成する。同様に電子機器1−2と薬液ディスペンサ2−2とは一つの薬液ディスペンサシステムDS2を構成する。同様に電子機器1−3と薬液ディスペンサ2−3とは一つの薬液ディスペンサシステムDS3を構成する。同様に電子機器1−4と薬液ディスペンサ2−4とは一つの薬液ディスペンサシステムDS4を構成する。電子機器1−1〜1−4を総称して電子機器1とも呼び、薬液ディスペンサ2−1〜2−4を総称して薬液ディスペンサ2とも呼ぶ。
図2は、本実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、情報処理装置3は、記憶部31、メモリ32、入力部33、通信部34及びCPU(Central Processing Unit)35を備える。各部はバスを介して接続されている。
記憶部31は、CPU35が読み出して実行するためのプログラムが記憶されている。
メモリ32は、一時的に情報を記憶する。メモリ32は例えばRAM(Random Access Memory)である。
入力部33は、情報処理装置3の管理者からの入力を受け付ける。例えば、入力部33は、図3に示すディスペンサマスタテーブルM1、ユーザマスタテーブルM2に格納する情報を受け付ける。これにより、CPU35により、記憶部31に記憶されているディスペンサマスタテーブルM1、ユーザマスタテーブルM2が更新される。
通信部34は、通信回路網NW及びゲートウェイGW1、GW2を介して電子機器1−1〜1−4と通信する。
CPU35は、入力部33に入力された情報に応じて、記憶部31に記憶されているディスペンサマスタテーブルM1、ユーザマスタテーブルM2を更新する。また、CPU35は、通信部34が受信した情報に応じて、記憶部31に記憶されているディスペンサ使用履歴テーブルT1を更新する。またCPU35は、通信部34を制御する。
図3は、情報処理装置の記憶部に記憶されている各マスタテーブルの一例である。図3に示すように、ディスペンサマスタテーブルM1には、薬液ディスペンサを識別する識別情報であるディスペンサIDと、ゲートウェイを識別する識別情報であるゲートウェイIDと、薬液ディスペンサ電子機器を識別する識別情報である電子機器IDと、当該薬液ディスペンサが設置されている場所との組がレコードとして格納されている。
図3に示すように、ユーザマスタテーブルM2には、ユーザを識別するユーザ識別情報の一例であるユーザID、当該ユーザの名前、当該ユーザの役職の組がレコードとして格納されている。
図4は、情報処理装置の記憶部に記憶されているディスペンサ使用履歴テーブルの一例である。図4に示すように、ディスペンサ使用履歴テーブルT1には、薬液ディスペンサを使用した日時、薬液ディスペンサを識別する識別情報であるディスペンサID、ユーザを識別する識別情報であるユーザIDの組がレコードとして格納されている。
本実施形態に係る薬液ディスペンサを使用した日時は一例として、電子機器1の後述するプロセッサ17が、電子機器1の後述するセンサ16による検知に基づいて、薬液ディスペンサ2の後述するノズル22が動いたか否かまたは当該ノズル22の下に手がかざされたと判定した日時であるものとして説明する。
なお、薬液ディスペンサを使用した日時は、電子機器1がユーザIDを情報処理装置3へ送信した日時であってもよいし、情報処理装置3がユーザIDを電子機器1から受信した日時であってもよいし、情報処理装置3が対応するレコードを追加する日時であってもよい。また、薬液ディスペンサを使用した日時は、情報処理装置3がユーザIDを電子機器1から受信した日時から予め設定した転送遅延時間だけ前の日時であってもよいし、情報処理装置3が対応するレコードを追加する日時から予め設定した遅延時間だけ前の日時であってもよい。
図5は、本実施形態に係る薬液ディスペンサの構成の一例を示すブロック図である。薬液ディスペンサ2−1〜2−4の構成は共通しているから、代表して薬液ディスペンサ2−1の構成について説明する。図5に示すように、薬液ディスペンサ2−1は、ボトル21、ボトル21に連通するノズル22、押部材23、アクチュエータ24、第2の光源25、第2のセンサ26、及びプロセッサ27を備える。
ボトル21には、薬液がつめられる。
アクチュエータ24は、押部材23を移動させる。
ノズル22は、薬液を排出するためのものであり、ノズル22は、中空の蛇腹部材221を有する。薬液を排出する際には、アクチュエータ24によって押部材23が上方(z方向)に持ち上がり、蛇腹部材221を押しつぶすことによって、ノズル22の先端が上方(z方向)に持ち上がる。
第2の光源25は下方(−z方向)に光(ここでは一例として赤外線)を出射する。
第2のセンサ26は、光(ここでは一例として赤外線)の反射光を検出する。
プロセッサ27は、第2のセンサ26が反射光(例えば赤外線)を検出した場合、アクチュエータ24を駆動させて、押部材23を上方(z方向)に持ち上げる。これにより、上下に弁を有した蛇腹部材221が押しつぶれてボトル21から薬液がノズル22内を通って外部へ排出される。これにより、手を薬液ディスペンサ2−1にかざすだけで、薬液が手に排出される。そのため、薬液ディスペンサ2−1に触れずに使用できるので、二次感染のリスクを低減することができる。
図6は、本実施形態に係る電子機器の構成の一例を示すブロック図である。電子機器1−1〜1−4の構成は共通しているから、代表して電子機器1−1の構成について説明する。図6に示すように、電子機器1−1は、通信モジュール11、記憶部12、リーダ13、音出力器14、光源15、センサ16、及びプロセッサ17を備える。
通信モジュール11、ゲートウェイGW1と通信回路網NWを介して情報処理装置3と通信する。この通信は一例として無線である。なお、この通信は有線であってもよい。
記憶部12は、プロセッサ17が読み出して実行するためのプログラムが記憶されている。記憶部12には、当該電子機器1−1を識別する情報、または対応する薬液ディスペンサ2−1を識別する情報が記憶されていてもよい。
電子タグTGには、当該ユーザを識別するユーザIDが記憶されている。電子タグTGは例えばRFIDタグである。
リーダ13は、ユーザが使用する電子タグTGから、当該電子タグTGに記憶されているユーザIDを読み取る。
音出力器14は、音を出力する。音出力器14は例えばブザーである。
光源15は、薬液ディスペンサ2−1の後述するノズル22の方向に赤外線を出射する。
センサ16は、薬液ディスペンサ2−1の使用の有無を検知するためのセンサである。具体的には例えばセンサ16は、薬液を吐出するノズル22の動き、または当該ノズル22の下にかざされた手を検知するためのセンサである。本実施形態に係るセンサ16は一例として、ノズル22の動きを検知するためのセンサであり、光源15からの光がノズルの動きによって変化したのを検知する受光部を有するフォトセンサである。これにより、光源15からの光が、ノズル22の動きによって変化したのをセンサ16で検知して、プロセッサ17は、薬液ディスペンサ2が使用されたか否かを判定する。そのフォトセンサの一例として、センサ16は赤外線の受光を検知する赤外線センサであるものとして以下、説明する。
プロセッサ17は、薬液ディスペンサ2−1の使用の有無を判定する。具体的には例えばプロセッサ17は、センサ16による検知に基づいて、ノズル22が動いたか否かまたは当該ノズル22の下に手がかざされたか否かを判定する。ノズル22の下に手をかざしてもノズル22が動かず、薬液を吐出できない場合もあるので、本実施形態では一例として、薬液ディスペンサ2の使用(すなわち薬液ディスペンサ2を用いた手洗い)の有無を、ノズル22が動いたか否かで判定する。
図7A及び図7Bを用いて、ノズル22が動いたか否かの判定方法について説明する。薬液ディスペンサ2−1は一例として、薬液を吐出する際にノズル22の先端が上昇するものである。図7Aは、薬液を排出する前のノズルの状態を示す図である。図7Bは、薬液を排出する際のノズルの状態を示す図である。図7Aに示すように、電子機器1−1は、薬液を排出する前において、光源15からの赤外線がノズル22によって反射されるように、設置される。これにより、光源15から赤外線を出射してセンサ16により反射波を受光するまでの時間が、閾値時間以内に収まる。
一方、図7Bに示すように、電子機器1−1は、薬液を排出する際において、蛇腹部材221が押し潰れてノズル22の先端が上昇する。この薬液を排出する際において、光源15からの赤外線がノズル22によって反射されないように、電子機器1−1は設置される。これにより、光源15からの赤外線がノズル22によって反射されないので、センサ16は、赤外線を検知できないか、または赤外線を出射してセンサ16により反射波を受光するまでの時間が閾値時間を超える。
これを利用して、本実施形態では一例として、プロセッサ17は、光源15から赤外線を出射してノズル22によって反射された反射光をセンサ16が検知するまでの時間が、閾値時間を超える場合、ノズル22が動いて薬液ディスペンサ2−1が使用されたと判定する。これにより、薬液が吐出される際のノズル22の先端が上がった状態を検出することができるので、薬液ディスペンサ2の使用(すなわち薬液ディスペンサ2を用いた手洗い)の検出精度を向上させることができる。
このように、薬液ディスペンサ2−1は、薬液を吐出する際にノズル22が動くものであり、プロセッサ17は、光源15から赤外線を出射してノズル22によって反射された反射光をセンサが検知するまでの時間に基づいて、薬液ディスペンサ2−1が使用されたか否かを判定する。これにより、薬液が吐出される際にノズルが動いたことを検出することができるので、薬液ディスペンサの使用(すなわち薬液ディスペンサ2を用いた手洗い)の検出精度を向上させることができる。
プロセッサ17は、薬液ディスペンサ2−1が使用されたと判定した場合、リーダ13が読み取ったユーザIDを情報処理装置3へ送信するよう通信モジュール11を制御する。本実施形態ではその一例として、プロセッサ17は、薬液ディスペンサ2−1が使用されたと判定した場合、リーダ13が読み取ったユーザ識別情報とともに、当該薬液ディスペンサ2−1を使用した日時、当該電子機器1−1を識別する情報である電子機器IDまたは当該薬液ディスペンサ2−1を識別する情報であるディペンサIDを情報処理装置3へ送信するよう通信モジュール11を制御する。これにより、情報処理装置3では、図4のディスペンサ使用履歴テーブルT1にレコードが追加される。
図8は、端末装置4に表示される画面の一例である。端末装置4の要求に応じて、情報処理装置3のCPU35は、記憶部31を参照して、図8の画面を表示するための情報を生成し、生成した情報を端末装置4へ出力する。これにより、図8に示すように、端末装置4には、ディスペンサ使用履歴が表示される。よって、端末装置4の出力を衛生管理者が見て、ユーザの手洗いを指導することができる。例えば、1時間に一回手洗いを励行している場合、それを実施しているか確認することができる。また、同時間勤務している従業員と比較し、明らかに回数が少ない場合指導する等を行うことができる。
図9は、電子機器の処理の一例を示すフローチャートの第1の例である。
(ステップS11)プロセッサ17は、リーダ13が電子タグTGからユーザIDを読み取ったか否か判定する。
(ステップS12)ステップS12において、リーダ13が電子タグTGからユーザIDを読み取った場合、プロセッサ17は、当該ユーザIDの保存と読み取った時刻を保存する。更に、プロセッサ17は、リーダ13の読み取りが成功したことに対応する音を出力するよう音出力器14を制御する。これにより、ユーザはリーダ13による読み取りの成功の有無を把握することができる。
(ステップS13)次にプロセッサ17は、ユーザIDを読み取ってから設定時間内に薬用ディスペンサが使用されたか否か判定する。
(ステップS14)ステップS13において、ユーザIDを読み取ってから設定時間内に薬用ディスペンサが使用されたと判定された場合、プロセッサ17は、読み取れたユーザIDと薬液ディスペンサを使用した日時を情報処理装置3へ送信するよう通信モジュール11を制御する。
(ステップS15)ステップS13において、ユーザIDを読み取ってから設定時間内に薬用ディスペンサが使用されなかったと判定された場合、プロセッサ17は、当該ユーザIDを破棄する。その一例としてプロセッサ17は、保存したユーザIDを削除する。これにより、ユーザIDが破棄されるので、次にユーザIDが読み取られていない状態で薬液ディスペンサが使用された場合であっても、この破棄されたユーザIDで薬液ディスペンサが使用されたという履歴が残ることを防止することができる。
(ステップS16)ステップS12において、リーダ13が電子タグTGからユーザIDを読み取っていない場合、プロセッサ17は、薬液ディスペンサが使用されたか否か判定する。
(ステップS17)ステップS16において、薬液ディスペンサが使用されたと判定された場合、プロセッサ17は、ユーザIDが読み取られていないことに対応する音を出力するよう音出力器14を制御する。これにより、ユーザは、薬液ディスペンサの使用の前に、電子タグTGをリーダ13にかざすのを怠っていたことを把握することができる。
更にプロセッサ17は、ユーザIDが不明である旨と薬液ディスペンサを使用した日時を情報処理装置3へ送信するよう通信モジュール11を制御する。これにより、ユーザ識別情報が読み取られていない場合であっても、薬液ディスペンサの使用履歴を残すことができる。この場合、ユーザ識別情報の取得に失敗しても薬液ディスペンサ使用データを情報処理装置3に送ることで、薬液ディスペンサ内の薬液の推定使用量または残量の把握を行うことができる。
図10は、電子機器の処理の一例を示すフローチャートの第2の例である。プロセッサ17は、ステップS101〜S104の処理と、ステップS201〜S204の処理とを並行して実行する。
(ステップS101)プロセッサ17は、リーダ13が電子タグTGからユーザIDを読み取ったか否か判定する。
(ステップS102)ステップS101で、リーダ13が電子タグTGからユーザIDを読み取った場合、プロセッサ17は、当該ユーザIDの保存と読み取った時刻を保存する。更に、プロセッサ17は、リーダ13の読み取りが成功したことに対応する音を出力するよう音出力器14を制御する。これにより、ユーザはリーダ13による読み取りの成功の有無を把握することができる。
(ステップS103)次に、プロセッサ17は、ユーザIDを読み取ってから設定時間、薬液ディスペンサが使用されなかったか否か判定する。具体的には例えばプロセッサ17は、ユーザIDを読み取ってから設定時間、光源15から赤外線を出射してノズル22によって反射された反射光をセンサ16が検知するまでの時間が、閾値時間を超えなかったか否か判定する。
(ステップS104)ステップS103で、ユーザIDを読み取ってから設定時間、薬液ディスペンサが使用されなかった場合(例えば、ユーザIDを読み取ってから設定時間、光源15から赤外線を出射してノズル22によって反射された反射光をセンサ16が検知するまでの時間が、閾値時間を超えなかった場合)、プロセッサ17は、当該ユーザIDを破棄する。その一例としてプロセッサ17は、保存したユーザIDを削除する。これにより、ユーザIDが破棄されるので、次にユーザIDが読み取られていない状態で薬液ディスペンサが使用された場合であっても、この破棄されたユーザIDで薬液ディスペンサが使用されたという履歴が残ることを防止することができる。
(ステップS201)プロセッサ17は、薬液ディスペンサが使用されたか否か判定する。具体的には例えばプロセッサ17は、光源15から赤外線を出射してノズル22によって反射された反射光をセンサ16が検知するまでの時間が、閾値時間を超えたか否か判定する。
(ステップS202)ステップS201で、薬液ディスペンサが使用された場合(例えば、光源15から赤外線を出射してノズル22によって反射された反射光をセンサ16が検知するまでの時間が、閾値時間を超えた場合)、プロセッサ17は、直前の第2の設定時間の間に、リーダ13がユーザIDを読み取れたか否か判定する。この第2の設定時間は、ステップS103の設定時間と同じ時間であってもよいし、異なる時間であってもよい。
(ステップS203)ステップS202で直前の第2の設定時間の間に、リーダ13がユーザIDを読み取れた場合、プロセッサ17は、読み取れたユーザIDと薬液ディスペンサを使用した日時を情報処理装置3へ送信するよう通信モジュール11を制御する。これにより、情報処理装置3では、図4のディスペンサ使用履歴テーブルT1にレコードが追加される。このように、いつどのユーザが薬液ディスペンサを使用したかの履歴が情報処理装置によって蓄積されるので、いつどのユーザが薬液ディスペンサを使用したかを管理することができる。
この際、プロセッサ17は、当該電子機器1−1を識別する情報である電子機器IDまたは当該薬液ディスペンサ2−1を識別する情報であるディペンサIDも情報処理装置3へ送信するよう通信モジュール11を制御してもよい。これにより、当該電子機器1−1を識別する情報または当該薬液ディスペンサ2−1を識別する情報も情報処理装置によって蓄積されるので、どの薬液ディスペンサを使用したかも管理することができる。
(ステップS204)ステップS202で直前の第2の設定時間の間に、リーダ13がユーザIDを読み取れなかった場合、プロセッサ17は、ユーザ識別情報が読み取られていないことに対応する音を出力するよう音出力器14を制御する。これにより、ユーザは、薬液ディスペンサの使用の前に、電子タグTGをリーダ13にかざすのを怠っていたことを把握することができる。
更にプロセッサ17は、ユーザIDが不明である旨と薬液ディスペンサを使用した日時を情報処理装置3へ送信するよう通信モジュール11を制御する。これにより、情報処理装置3では、図4のディスペンサ使用履歴テーブルT1に、ユーザIDが不明である旨を含むレコードが追加される。これにより、ユーザ識別情報が読み取られていない場合であっても、薬液ディスペンサの使用履歴を残すことができる。この場合、ユーザ識別情報の取得に失敗しても薬液ディスペンサ使用データを情報処理装置3に送ることで、薬液ディスペンサ内の薬液の推定使用量または残量の把握を行うことができる。
この際、プロセッサ17は、当該電子機器1−1を識別する情報である電子機器IDまたは当該薬液ディスペンサ2−1を識別する情報であるディペンサIDも情報処理装置3へ送信するよう通信モジュール11を制御してもよい。
以上、本実施形態に係る電子機器1は、薬液ディスペンサ2と共に用いられる電子機器1である。電子機器1は、薬液ディスペンサ2の使用の有無を検知するためのセンサ16と、センサ16による検知に基づいて、薬液ディスペンサの使用の有無を判定するプロセッサ17と、電子タグTGからユーザ識別情報を読み取るリーダ13と、情報処理装置3と通信する通信モジュール11と、を備える。プロセッサ17は、薬液ディスペンサ2が使用されたと判定した場合、リーダ13が読み取ったユーザ識別情報を情報処理装置3へ送信するよう通信モジュール11を制御する。
この構成により、情報処理装置がどのユーザが薬液ディスペンサを使用したのかの履歴を蓄積することができるので、どのユーザが薬液ディスペンサを使用したのかの履歴を管理することができる。
また本実施形態では、薬液ディスペンサ2−1〜2−4と共に用いられる電子機器1−1〜1−4を、対応する薬液ディスペンサ2−1〜2−4に取り付けたが、これに限ったものではなく、電子機器1−1〜1−4を壁など他の物に固定してもよい。
また本実施形態では、電子機器1−1〜1−4を、薬液ディスペンサ2−1〜2−4と別個に設ける例について説明したが、薬液ディスペンサ2−1〜2−4中に、対応する電子機器1−1〜1−4を含むようにして一体にしてもよい。
なお、本実施形態では、手洗い管理について説明したが、これに限ったものではなく、床用洗浄剤や台所用食器洗剤等の清掃用品のディスペンサの管理、ビールサーバーやコーヒーマシーン、ドリンクバーのディスペンサ等の飲料機器の管理にも用いることができる。また、食器洗い機(食洗機)の管理にも用いることができる。具体的には例えば電子機器が食器洗い機(食洗機)のデータを取得し、取得したデータを情報処理装置へ送信することによって、情報処理装置が食洗機のデータを蓄積することにより、食洗機を管理してもよい。
なお、本実施形態では、ノズルの動きを検知するためのセンサ16として、一例として赤外線センサについて説明したが、光源15から出射された他の帯域の光を検出するセンサであってもよい。
また、センサ16は、超音波センサであってもよい。この場合、光源15の代わりに超音波出射器が、超音波をノズル22に向け発信し、超音波センサがその反射波を受信することにより、ノズルの動きを検知して、プロセッサ17が、薬液ディスペンサ2が使用されたか否かを判定してもよい。
また、センサ16は、誘導型近接センサであってもよい。この場合、誘導型近接センサより発生された磁界にノズルが近づくと、誘導型近接センサがそれを検知して、プロセッサ17が、薬液ディスペンサ2が使用されたか否かを判定してもよい。
また、センサ16は、静電容量センサであってもよい。この場合、ノズル22が動作することにより、静電容量センサが、当該静電容量センサとノズル22の間に生じる静電容量の変化を検知して、プロセッサ17が、薬液ディスペンサ2が使用されたか否かを判定してもよい。
以上、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1 電子機器
11 通信モジュール
12 記憶部
13 リーダ
14 音出力器
15 光源
16 センサ
17 プロセッサ
2 薬液ディスペンサ
21 ボトル
22 ノズル
221 蛇腹部材
23 押部材
24 アクチュエータ
25 第2の光源
26 第2のセンサ
27 プロセッサ
3 情報処理装置
31 記憶部
32 メモリ
33 入力部
34 通信部
35 CPU
4 端末装置
S 情報処理システム

Claims (10)

  1. 薬液ディスペンサと共に用いられる電子機器であって、
    薬液ディスペンサの使用の有無を検知するためのセンサと、
    前記センサによる検知に基づいて、前記薬液ディスペンサの使用の有無を判定するプロセッサと、
    電子タグからユーザ識別情報を読み取るリーダと、
    情報処理装置と通信する通信モジュールと、
    を備え、
    前記プロセッサは、前記薬液ディスペンサが使用されたと判定した場合、前記リーダが読み取ったユーザ識別情報を前記情報処理装置へ送信するよう前記通信モジュールを制御する電子機器。
  2. 前記プロセッサは、前記薬液ディスペンサが使用されたと判定した前に、前記リーダがユーザ識別情報を読み取れなかった場合、ユーザ識別情報が不明である旨を前記情報処理装置へ送信するよう前記通信モジュールを制御する
    請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記プロセッサは、前記リーダがユーザ識別情報を読み取った後に、前記薬液ディスペンサが使用されなかった場合、当該ユーザ識別情報を破棄する
    請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 前記薬液ディスペンサは、薬液を吐出する際にノズルが動くものであり、
    前記センサは、前記ノズルの動きを検知するためのセンサである
    請求項1から3のいずれか一項に記載の電子機器。
  5. 前記薬液ディスペンサのノズルの方向に赤外線を出射する光源を更に備え、
    前記センサは、前記赤外線の受光を検知する赤外線センサであり、
    前記プロセッサは、前記光源から前記赤外線を出射して前記ノズルによって反射された反射光を前記センサが検知するまでの時間に基づいて、前記薬液ディスペンサが使用されたか否かを判定する
    請求項4に記載の電子機器。
  6. 音を出力する音出力器を備え、
    前記プロセッサは、前記リーダがユーザ識別情報を読み取れた場合、当該リーダの読み取りが成功したことに対応する音を出力するよう音出力器を制御する
    請求項1から5のいずれか一項に記載の電子機器。
  7. 音を出力する音出力器を備え、
    前記プロセッサは、前記リーダによるユーザ識別情報の読み取りが行われずに、前記薬液ディスペンサが使用されたと判定した場合、ユーザ識別情報が読み取られていないことに対応する音を出力するよう音出力器を制御するとともに、前記薬液ディスペンサを使用した日時を前記情報処理装置へ送信するよう前記通信モジュールを制御する
    請求項1から6のいずれか一項に記載の電子機器。
  8. 前記プロセッサは、前記薬液ディスペンサが使用されたと判定した場合、前記リーダが読み取ったユーザ識別情報とともに、当該薬液ディスペンサを使用した日時を前記情報処理装置へ送信するよう前記通信モジュールを制御する
    請求項1から7のいずれか一項に記載の電子機器。
  9. 前記プロセッサは、前記薬液ディスペンサが使用されたと判定した場合、前記リーダが読み取ったユーザ識別情報とともに、当該電子機器を識別する情報または当該薬液ディスペンサを識別する情報を前記情報処理装置へ送信するよう前記通信モジュールを制御する
    請求項1から8のいずれか一項に記載の電子機器。
  10. 請求項1から9のいずれか一項に記載の電子機器を備える薬液ディスペンサ。
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