JP2020038258A - 表示装置、及び、表示方法 - Google Patents

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Yoshifumi Takasu
良史 鷹巣
純平 松崎
Junpei Matsuzaki
純平 松崎
土師 宏
Hiroshi Haji
宏 土師
小橋 一之
Kazuyuki Kobashi
一之 小橋
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Abstract

【課題】表示対象の画像の質感を向上することができる表示装置を提供する。【解決手段】表示装置10は、光源21を含む表示デバイス20と、第一主面31aを有する導光層31、及び、下地層32を含む導光体30とを備える。第一主面31aには、光源21が発する光の方向及び強度の少なくとも一方を変化させる光学パターンが設けられる。【選択図】図3

Description

本発明は、画像を表示する表示装置、及び、表示方法に関する。
近年、LEDを用いた表示装置が急速に普及している。このような表示装置の一例として、特許文献1には、部分的に異なる色での照光表示ができるとともに、全体を一色(同色)でも照光表示することができる照光表示装置が開示されている。
実用新案登録第3182109号公報
本発明は、表示対象の画像の質感を向上することができる表示装置、及び、表示方法を提供する。
本発明の一態様に係る表示装置は、光源を含む表示デバイスと、第一主面を有する導光層、及び、下地層を含む導光体とを備え、前記第一主面には、前記光源が発する光の方向及び強度の少なくとも一方を変化させる光学パターンが設けられる。
本発明の一態様に係る表示方法は、前記表示装置を用いた画像の表示方法であって、前記光源を発光させることより前記表示デバイスに画像を表示する。
本発明の一態様に係る表示装置及び表示方法は、表示対象の画像の質感を向上することができる。
図1は、実施の形態に係る表示装置の外観斜視図である。 図2は、実施の形態に係る表示装置の外観斜視図である。 図3は、実施の形態に係る表示装置の模式断面図である。 図4は、変形例1に係る表示装置の模式断面図である。 図5は、変形例2に係る表示装置の模式断面図である。 図6は、変形例3に係る表示装置の模式断面図である。 図7は、変形例4に係る表示装置の模式断面図である。 図8は、変形例4に係る表示装置の表示態様の一例を示す図である。 図9は、変形例4に係る表示装置の表示態様の別の一例を示す図である。 図10は、変形例5に係る表示装置の模式断面図である。 図11は、液晶シャッターとレンズアレイとが組み合わされた光学パターンの模式断面図である。 図12は、レンズアレイを構成するレンズの平面視における配置の一例を示す図である。 図13は、変形例8に係る表示装置の模式断面図である。 図14は、実施の形態に係る表示装置を用いた画像の表示方法のフローチャートである。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら説明する。以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付し、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。また、下記の実施の形態において、「ほぼ」という表現がある場合、この表現には、製造誤差または寸法公差等を含むという意味もある。
また、以下の実施の形態で説明に用いられる図面においては座標軸が示される場合がある。Z軸方向は、導光層の厚み方向として説明される。X軸方向及びY軸方向は、Z軸方向に垂直な平面上において、互いに直交する方向である。
(実施の形態)
[実施の形態に係る表示装置の基本構成]
まず、実施の形態に係る表示装置の基本構成について、図1〜図3を用いて説明する。図1及び図2は、実施の形態に係る表示装置の外観斜視図である。図1は、光源が発光していないときの表示装置の外観斜視図であり、図2は、光源が発光しているときの表示装置の外観斜視図である。図3は、実施の形態に係る表示装置の模式断面図である。
図1〜図3に示される、実施の形態に係る表示装置10は、例えば、サインまたは看板等に用いられる表示装置である。表示装置10は、光源21及び光透過型表示パネル22を含む表示デバイス20と、導光層31及び下地層32を含む導光体30とを備える。導光層31の第一主面31aには、凹凸構造40が設けられている。下地層32は、導光層31の第一主面31a側(つまり、凹凸構造40側)に配置されている。表示デバイス20の光透過型表示パネル22は、導光層31の第二主面31b側に配置されている。
ここで、凹凸構造40は、光透過型表示パネル22に表示される画像に対応したものである。図1に示されるように光源21が発光していないときには、画像は比較的平坦なものとして視認される。これに対し、図2に示されるように、光源21が発光しているときには、凹凸構造40により、画像は光源21が発光していないときよりも立体的に視認される。つまり、光源21が発光しているときに光透過型表示パネル22を見ると、凹凸構造40により画像がより立体的に見える。
このように、表示装置10は、光透過型表示パネル22に表示される画像に立体的な質感を与えることができる。つまり、表示装置10は、光透過型表示パネル22に表示される画像の質感を向上することができる。以下、このような表示装置10の各構成要素について説明する。
表示デバイス20の光源21は、導光層31の端面31cに対向配置され、導光層31の端面31cに向けて光を発する。光源21は、例えば、長尺状の基板に、SMD(Surface Mount Device)型のLED素子が複数実装されたSMD型の発光モジュールであり、白色光を発する。なお、光源21の具体的構成、及び、発光色は、特に限定されない。
表示デバイス20の光透過型表示パネル22は、画像データに基づいて画像を表示することができる表示パネルであり、具体的には、液晶パネルである。液晶パネルには、カラーフィルタ、及び、偏光板等が含まれる。
導光体30の導光層31は、透光性を有する板材である。導光層31は、具体的には、透明の導光板である。導光層31は、例えば、平板状である。導光層31は、例えば、アクリル樹脂によって形成されるが、その他の透光性を有する樹脂、または、ガラス等の無機物によって形成されてもよい。導光層31は、第一主面31a、第二主面31b、及び、端面31cを有する。
端面31cは、光源21が発する光が入射する入射面である。端面31cは、例えば、平面であるが、曲面であってもよい。また、端面31cは、表面加工されていてもよい。
第二主面31bは、第一主面31aと背向する面である。第二主面31bは、例えば、平面である。第二主面31bは、光透過型表示パネル22と対向する。
第一主面31aは、第二主面31bと背向する面である。第一主面31aには、第二主面31bと異なり、凹凸構造40が設けられる。
凹凸構造40は、光源21が発光しているときに光透過型表示パネル22に表示される画像に立体的な質感を与えるための構造である。凹凸構造40は、光学パターンの一例であり、光源21が発する光の方向及び強度の少なくとも一方を変化させる。凹凸構造40は、光透過型表示パネル22に表示される画像に対応して凸凹している。言い換えれば、光透過型表示パネル22に表示される画像の少なくとも一部と相関関係を有している。
ここで、「相関関係を有している」とは、例えば、光透過型表示パネル22に表示される画像の輝度勾配(あるいは、画像の空間周波数)と、凹凸構造40の凹凸の高さ(つまり、導光層31の厚み)とが、関数(例えば、比例関数、反比例関数、対数関数など)によって定まる関係を有していることを意味する。また、凹凸構造は、画像の少なくとも一部と相関関係を有していればよい。例えば、光透過型表示パネル22に表示される画像に含まれる物体の輪郭と凹凸構造40の輪郭とが相関関係を有していてもよい。また、凹凸構造40の凹凸の高さと画像の画像データの緑色成分の信号レベルとが相関関係を有していてもよい。
液晶ディスプレイのバックライトなどとして用いられる導光体の凹凸構造と異なり、凹凸構造40は、導光層31内の輝度の均一化を目的とするものではなく、導光層31内の輝度を光透過型表示パネル22に表示される画像に応じて異ならせることを目的とするものである。凹凸構造40によれば、光透過型表示パネル22に表示される画像に奥行感を与えることができる。
導光体30の下地層32は、凹凸構造40上に形成された、遮光性を有する層である。下地層32は、例えば、白色または黒色などの単一色のインクによって形成される。下地層32は、例えば、凹凸構造40上にほぼ均一な膜厚で形成される。下地層32によれば、光源21の非発光時の光透過型表示パネル22の光透過性を抑え、光透過型表示パネル22に表示される画像の発色を鮮やかにする効果が得られる。また、下地層32によれば、光源21が発光しているときに視認される光透過型表示パネル22に表示される画像の立体感を高めることができる。
なお、下地層32は、シリカなどの光拡散材を含む光拡散層であってもよいし、光反射層(例えば、鏡面)であってもよい。
以上説明したような構成の表示装置10は、光透過型表示パネル22に表示される画像に立体的な質感を与えることができる。つまり、表示装置10は、光透過型表示パネル22に表示される画像の質感を向上することができる。
[変形例1:光源の配置]
表示装置10において、光源21は、第一主面31aと対向配置されてもよい。図4は、このような変形例1に係る表示装置の模式断面図である。
図4に示される表示装置110は、光源121及び光透過型表示パネル22を含む表示デバイス120を備える。
光源121は、導光層31の第一主面31a(より詳細には、下地層32)と対向配置され、第一主面31aに向けて光を発する。光源121は、例えば、光透過型表示パネル22と同程度の大きさの矩形状の基板に、SMD型のLED素子が複数実装されたSMD型の発光モジュールであり、白色光を発する。なお、光源121の具体的構成、及び、発光色は、特に限定されない。
表示装置110においては、下地層32は、透光性を有する材料によって形成される。これにより、光源121が発する光が光透過型表示パネル22に到達する。下地層32は、例えば、シリカなどの光拡散材が分散された光拡散層である。このような下地層32によれば、光源121が発する光の強度を均一化して導光層31に入射させることができる。
[変形例2:自発光型表示パネル]
表示装置10において、表示デバイス20は、自発光型表示パネルであってもよい。図5は、このような変形例2に係る表示装置の模式断面図である。
図5に示されるように表示装置210が備える表示デバイス220は、光源221を含む自発光型表示パネルである。表示デバイス220は、画像データに基づいて画像を表示することができる表示パネルであり、具体的には、有機EL(Electro Luminescence)パネルである。
なお、表示デバイス220が自発光型表示パネルである場合、表示デバイス220と別体の光源は必須ではない。しかしながら、表示デバイス220から発せられる光だけで十分な立体感が得られないような場合には、表示装置210は、補助光源51及び補助光源52の少なくとも一方を備えてもよい。補助光源51は、光源21と同様の構成であり、補助光源52は、光源121と同様の構成である。
[変形例3:光学パターン]
表示装置10の第一主面31aは、凹凸構造40以外の光学パターンを有してもよい。図6は、このようなこのような変形例3に係る表示装置の模式断面図である。
図6に示される表示装置310が備える導光層31の第一主面31aには、レンズアレイ340が設けられる。レンズアレイ340は、光学パターンの一例であり、第一主面31aに例えばマトリクス状(言い換えれば、格子状)に設けられた複数のレンズによって構成される。レンズアレイ340は、導光層31と別体であってもよいし、導光層31と一体的に形成されてもよい。
レンズアレイ340を構成するレンズは、例えば、光透過型表示パネル22の画素と1対1で対応する。複数のレンズの各平面視形状は同一であるが、各レンズの光学特性は、レンズの配置位置によって異なる。各レンズの光学特性は、例えば、光透過型表示パネル22に表示される画像と相関関係を有し、凹凸構造40と同様の機能を提供する。ここでの「相関関係を有する」の意味については凹凸構造40の関する説明と同様である。レンズアレイ340によれば、光透過型表示パネル22に表示される画像の立体感を高めることができる。
[変形例4:図柄層]
表示装置10は、さらに、下地層32及び凹凸構造40の間に図柄層を備えてもよい。図7は、このような変形例4に係る表示装置の模式断面図である。
図7に示されるように、表示装置410は、下地層32及び凹凸構造40の間に図柄層60を備える。図柄層60は、凹凸構造40上に凹凸構造40に沿って設けられる。図柄層60は、例えば、凹凸構造40上にほぼ均一な膜厚で形成される。図柄層60は、図柄を構成する。ここでの図柄は、広義の図柄を意味し、写真及びCG(Computer Graphics)などを含む。図柄層60は、例えば、透光性を有するインクを用いたUVインクジェット印刷によって形成される。図柄層60は、言い換えれば、加飾層である。
なお、図柄層60は、UVインクジェット印刷以外の工法により形成されてもよい。例えば、図柄層60は、スクリーン印刷によって形成されてもよい。また、図柄層60は、スプレー塗装によって形成されてもよい。
表示装置410は、図柄層60によって構成される図柄の上に光透過型表示パネル22に表示される画像を重ねて表示することができる。ここで、表示装置410においては、凹凸構造40の凹凸の高さは、図柄層60によって構成される図柄の少なくとも一部(つまり、一部または全部)と相関関係を有してもよいし、光透過型表示パネル22に表示される画像の少なくとも一部(つまり、一部または全部)と相関関係を有してもよい。また、凹凸構造40の凹凸の高さは、図柄層60によって構成される図柄の一部、及び、光透過型表示パネル22に表示される画像の一部の両方と相関関係を有してもよい。
例えば、表示装置410において、凹凸構造40が図柄と相関関係を有し、光透過型表示パネル22に文字が表示される場合、表示装置410は、図8に示されるような表示態様となる。図8は、表示装置410の表示態様の一例を示す図である。なお、図8において、図柄層60によって構成される図柄はレンガであり、光透過型表示パネル22に表示される文字は「A」である。このように、凹凸構造40が図柄と相関関係を有する場合には、図柄が立体的に表示される。
一方、凹凸構造40が光透過型表示パネル22に表示される画像(つまり、文字「A」)と相関関係を有する場合には、表示装置410は、図9に示されるような表示態様となる。図9は、表示装置410の表示態様の別の一例を示す図である。このように、凹凸構造40が画像と相関関係を有する場合には、画像が立体的に表示される。
[変形例5:積層配置]
図3に示すように、表示装置10では、導光層31の第一主面31a側(つまり、凹凸構造40側)に下地層32が配置され、導光層31の第二主面31b側に表示デバイス20が配置された。しかしながら、導光層31の第二主面31b側に下地層32が配置され、導光層31の第一主面31a側に表示デバイス20が配置されてもよい。図10は、このような変形例5に係る表示装置の模式断面図である。
図10に示される表示装置510では、導光層31の第二主面31b側に下地層32が配置され、導光層31の第一主面31a側(つまり、凹凸構造40側)に表示デバイス20が配置されている。
表示装置510において、下地層32は、例えば、シリカなどの光拡散材を含む光拡散層であるが、光反射層(例えば、鏡面)であってもよい。
このような表示装置510は、表示装置10と同様に、光透過型表示パネル22に表示される画像に立体的な質感を与えることができる。つまり、表示装置510は、光透過型表示パネル22に表示される画像の質感を向上することができる。
[変形例6:OCR層及びOCA層]
上記実施の形態において、表示デバイス、導光層、及び、下地層の各層間には、OCR(Optically Clear Resin)層またはOCA(Optically Clear Adhesive)層が設けられてもよい。例えば、表示装置10は、導光層31及び下地層32の間、及び、導光層31及び表示デバイス20(より詳細には、光透過型表示パネル22)の間の少なくとも一方に、OCR層またはOCA層を備えてもよい。
OCR層は、2つの部材の間を埋める透明樹脂層である。OCR層は、液体の透明樹脂の塗布によって形成される。OCA層は、2つの部材を貼り合わせるシート状の接着層である。OCA層は、固体の接着層の貼り付けによって形成される。
このようなOCR層またはOCA層によれば、2つの部材の界面に隙間ができることによる光のロス等を抑制することができる。
[変形例7:動的に変化する光学パターン]
表示装置10において、凹凸構造40は光透過型表示パネル22に表示される静止画像と相関関係を有する固定の構造体である。しかしながら、表示装置10には、動的に変化する光学パターンが採用されてもよい。
例えば、光透過型表示パネル22に動画像が表示され、凹凸構造40の凹凸の高さが動画像に追従して動画との相関関係が維持されるように動的に変化すれば、表示装置10は、動画像に立体的な質感を与えることができる。このように動的に変化する凹凸構造40(言い換えれば、変形自在の凹凸構造40)は、例えば、点字ディスプレイなどによって用いられる、電気信号によって制御可能な電気活性ポリマー素材によって実現される。動的に変化する凹凸構造40は、その他のマイクロアクチュエータ技術によって実現されてもよい。
また、動的に変化する光学パターンとして、液晶シャッターとレンズアレイとが組み合わされてもよい。図11は、液晶シャッターとレンズアレイとが組み合わされた光学パターンの模式断面図である。図11に示されるように、動的に変化する光学パターン90は、レンズアレイ70と、レンズアレイ70上に配置された液晶シャッター80とを備える。
レンズアレイ70は、レンズ70A〜70Dの4種類のレンズが平面に沿って配置された構造を有する。図12は、レンズアレイ70を構成するレンズ70A〜70Dの平面視における配置の一例を示す図であり、図12におけるA〜Dの文字は、レンズ70A〜レンズ70Dを意味する。
レンズ70A〜70Dは、例えば、ナノインプリントなどによって形成され、導波方向が互いに異なる。例えば、レンズ70Aは、図12の上方向に光を導波し、レンズ70Bは左方向に光を導波し、レンズ70Cは下方向に光を導波し、レンズ70Dは右方向に光を導波する。レンズ70A〜70Dのそれぞれは、例えば、光透過型表示パネル22の1画素よりも大きい。なお、このように4種類のレンズが用いられることは例示であり、レンズアレイ70に何種類のレンズが用いられるかは特に限定されない。
液晶シャッター80は、平面に沿って配置された複数の開閉単位81を備え、複数の開閉単位81のそれぞれは、電気信号に基づいて独立して開閉が可能である。開閉単位81の大きさは、レンズ70A〜レンズ70Dの大きさよりも小さい。
このような光学パターン90は、液晶シャッター80の複数の開閉単位81を部分的に開閉することにより、光透過型表示パネル22に表示される画像に応じて光の方向及び強度の少なくとも一方を変更することができる。つまり、光学パターン90の光学特性は、動画像に追従して動画との相関関係が維持されるように変化することが可能である。
[変形例8:コリメートレンズ]
表示装置10において、光源21が発する光は、端面31cに直接入射する。しかしながら、表示装置10は、端面31cと端面31cに対向配置された光源21との間にコリメートレンズを備えていてもよい。図13は、このような変形例8に係る表示装置の模式断面図である。
図13に示すように、表示装置610において、端面31cと端面31cに対向配置された光源21との間には、コリメートレンズ623が配置されている。コリメートレンズ623は、光源21が発する光を略平行光として端面31cに入射する。
このような表示装置610によれば、光源21から発する光は、導光層31内を略平行光として通過する。それにより、表示装置610に表示される画像の質感を向上することができる。
なお、コリメートレンズは、変形例8のように、導光層31と別の部材であってもよいし、導光層31の端面31cをコリメートレンズに相当する形状に加工してもよい。
[効果等]
以上説明したように、表示装置10は、光源21を含む表示デバイス20と、第一主面31aを有する導光層31、及び、下地層32を含む導光体30とを備える。第一主面31aには、光源21が発する光の方向及び強度の少なくとも一方を変化させる光学パターンが設けられる。
このような表示装置10は、光学パターンが表示デバイス20に表示される画像の少なくとも一部と相関関係を有すれば、当該画像に立体的な質感を与えることができる。つまり、表示装置10は、表示デバイス20に表示される画像の質感を向上することができる。
また、例えば、光学パターンは、表示デバイス20に表示される画像の少なくとも一部と相関関係を有する。
このような表示装置10は、表示デバイス20に表示される画像に立体的な質感を与えることができる。
また、表示装置410は、さらに、光学パターン上に配置された、図柄を構成する図柄層60を備える。光学パターンは、図柄の少なくとも一部と相関関係を有する。
このような表示装置410は、図柄に立体的な質感を与えることができる。
また、表示装置10においては、光学パターンは、第一主面31aに設けられた凹凸構造40である。
このような表示装置10は、凹凸構造40によって表示デバイス20に表示される画像に立体的な質感を与えることができる。
また、表示装置310においては、光学パターンは、第一主面31aに設けられた複数のレンズによって構成される。
このような表示装置310は、複数のレンズによって表示デバイス20に表示される画像に立体的な質感を与えることができる。
また、表示装置10においては、表示デバイス20は、光源21、及び、光透過型表示パネル22を含む。
このような表示装置10は、液晶パネルなどの光透過型表示パネル22に表示される画像に立体的な質感を与えることができる。
また、表示装置10においては、導光層31は、端面31cを有し、光源21は、端面31cに対向配置される。
このような表示装置10は、光源21が発する光を端面31cに入射させることにより、表示デバイス20に画像を表示することができる。
また、表示装置610は、端面31cと端面31cに対向配置された光源21との間にコリメートレンズ623を備える。
このような表示装置610は、光源21が発する光を略平行光として端面31cに入射させることにより、導光層31内を略平行光として通過させる。そのため、表示装置610に表示される画像の質感を向上することができる。
また、表示装置110においては、導光層31は、第一主面31aと背向する第二主面31bを有し、光源121は、第二主面31bに対向配置される。
このような表示装置110は、光源121が発する光を第二主面31bに入射させることにより、表示デバイス120に画像を表示することができる。
また、表示装置210においては、表示デバイス220は、光源221を含む自発光型表示パネルである。
このような表示装置210は、有機ELパネルなどの自発光型表示パネルに表示される画像に立体的な質感を与えることができる。
また、表示装置10においては、下地層32は、導光層31の第一主面31a側に配置される。
このような表示装置10は、導光層31の第一主面31a側に配置される下地層32によって、表示デバイス20に表示される画像の立体的な質感を向上することができる。
また、表示装置510においては、導光層31は、第一主面31aと背向する第二主面31bを有し、下地層32は、導光層31の第二主面31b側に配置される。
このような表示装置510は、導光層31の第二主面31b側に配置される下地層32によって、表示デバイス20に表示される画像の立体的な質感を向上することができる。
また、表示装置10は、例えば、さらに、導光層31及び下地層32の間、及び、導光層31及び表示デバイス20の間の少なくとも一方に、OCR層またはOCA層を備える。
このような表示装置10は、2つの部材の界面に隙間ができることによる光のロス等を抑制することができる。
また、下地層32は、白色遮光層、黒色遮光層、光反射層、及び、光散乱層のいずれかである。
このような下地層32は、表示デバイス20に表示される画像の立体的な質感を向上することができる。
また、本発明は、表示装置10を用いた画像の表示方法として実現されてもよい。図14は、表示装置10を用いた画像の表示方法のフローチャートである。表示装置10を用いた画像の表示方法は、光源21を発光させることより表示デバイス20に画像を表示する(S11)。
このような表示方法は、表示デバイス20に表示される画像に立体的な質感を与えることができる。
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態について説明したが、本発明は、このような実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記基本構成、及び、上記変形例1〜8は、任意に組み合わされてよい。例えば、変形例5の表示装置において、変形例1の光源の配置が採用されてもよいし、変形例2の自発光型表示パネルが採用されてもよい。また、変形例5の表示装置において、変形例3の光学パターンが採用されてもよいし、変形例4の図柄層が設けられてもよい。変形例5の表示装置において、変形例6のOCR層またはOCA層が設けられてもよいし、変形例7の動的に変化する光学パターンが採用されてもよい。その他、上記基本構成、及び、上記変形例1〜8は、どのように組み合わされてよい。
また、例えば、上記実施の形態では、光源は、SMD構造の発光モジュールであったが、COB(Chip On Board)構造の発光モジュールであってもよい。COB構造の発光モジュールにおいては、LEDチップが発光素子として用いられ、基板上にLEDチップが直接実装され、当該LEDチップが蛍光体粒子を含有する透光性樹脂材によって封止される。また、光源は、LEDチップと、当該LEDチップと離れた位置に配置された蛍光体粒子を含む樹脂部材とを有するリモートフォスファー型の発光モジュールであってもよい。
また、光源は、LEDまたは有機EL素子を用いた構成に限定されない。光源には、例えば、半導体レーザなどのLED以外の固体発光素子が用いられてもよい。
また、上記実施の形態の導光体の模式断面図に示される積層構造は一例である。本発明の特徴的な機能を実現できる他の積層構造を有する導光体も本発明に含まれる。導光体においては、例えば、上記実施の形態で説明された機能と同様の機能を実現できる範囲で、上記実施の形態の積層構造の層間に別の層が設けられていてもよい。
また、上記実施の形態では、導光体が有する積層構造の各層を構成する主たる材料について例示しているが、導光体が有する積層構造の各層には、上記実施の形態の積層構造と同様の機能を実現できる範囲で他の材料が含まれてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、または、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
10、110、210、310、410、510、610 表示装置
20、120、220 表示デバイス
21、121、221 光源
22 光透過型表示パネル
30 導光体
31 導光層
31a 第一主面
31b 第二主面
31c 端面
32 下地層
40 凹凸構造
51、52 補助光源
60 図柄層
70、340 レンズアレイ
70A、70B、70C、70D レンズ
80 液晶シャッター
81 開閉単位
90 光学パターン
623 コリメートレンズ

Claims (15)

  1. 光源を含む表示デバイスと、
    第一主面を有する導光層、及び、下地層を含む導光体とを備え、
    前記第一主面には、前記光源が発する光の方向及び強度の少なくとも一方を変化させる光学パターンが設けられる
    表示装置。
  2. 前記光学パターンは、前記表示デバイスに表示される画像の少なくとも一部と相関関係を有する
    請求項1に記載の表示装置。
  3. さらに、前記光学パターン上に配置された、図柄を構成する図柄層を備え、
    前記光学パターンは、前記図柄の少なくとも一部と相関関係を有する
    請求項1に記載の表示装置。
  4. 前記光学パターンは、前記第一主面に設けられた凹凸構造である
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の表示装置。
  5. 前記光学パターンは、前記第一主面に設けられた複数のレンズによって構成される
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の表示装置。
  6. 前記表示デバイスは、前記光源、及び、光透過型表示パネルを含む
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の表示装置。
  7. 前記導光層は、端面を有し、
    前記光源は、前記端面に対向配置される
    請求項6に記載の表示装置。
  8. さらに、前記端面と前記端面に対向配置された前記光源との間にコリメートレンズを備える
    請求項7に記載の表示装置。
  9. 前記導光層は、前記第一主面と背向する第二主面を有し、
    前記光源は、前記第二主面に対向配置される
    請求項6に記載の表示装置。
  10. 前記表示デバイスは、前記光源を含む自発光型表示パネルである
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の表示装置。
  11. 前記下地層は、前記導光層の前記第一主面側に配置される
    請求項1〜10のいずれか1項に記載の表示装置。
  12. 前記導光層は、前記第一主面と背向する第二主面を有し、
    前記下地層は、前記導光層の前記第二主面側に配置される
    請求項1〜10のいずれか1項に記載の表示装置。
  13. さらに、前記導光層及び前記下地層の間、及び、前記導光層及び前記表示デバイスの間の少なくとも一方に、OCR(Optically Clear Resin)層またはOCA(Optically Clear Adhesive)層を備える
    請求項1〜12のいずれか1項に記載の表示装置。
  14. 前記下地層は、白色遮光層、黒色遮光層、光反射層、及び、光散乱層のいずれかである
    請求項1〜13のいずれか1項に記載の表示装置。
  15. 請求項1〜14のいずれか1項に記載の表示装置を用いた画像の表示方法であって、
    前記光源を発光させることより前記表示デバイスに画像を表示する
    表示方法。
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