JP2020038138A - 蓄電池診断装置、システム、プログラム、および方法 - Google Patents

蓄電池診断装置、システム、プログラム、および方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な構成で充放電を実行しながら蓄電池の劣化状態を知らせることを目的とする。【解決手段】蓄電池診断装置は、蓄電池のSOCを取得するSOC取得部と、蓄電池の温度を取得する温度取得部と、蓄電池の温度およびSOCと劣化速度との関係を示す劣化速度特性を記憶する記憶部と、取得された温度およびSOCと、劣化速度特性とに基づいて蓄電池の劣化速度を特定し、所定期間における劣化速度を累積することにより蓄電池の劣化度を算出する診断部と、劣化度に基づいて、蓄電池の劣化状態に関する情報を出力する出力部とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、蓄電池診断装置、蓄電池診断システム、蓄電池診断プログラム、および蓄電池診断方法に関する。
近年,太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーによる発電装置が電力系統に使用されている。太陽光発電や風力発電は、発電電力が天候等の自然環境に左右されるため、供給電力を安定させるために蓄電池の導入が増加している。例えば、電力系統の周波数が基準周波数(50もしくは60Hz)よりも低い場合は負荷電力>発電電力となっているため、蓄電池から放電を行うことにより発電電力を増加させることにより、電力系統の周波数を安定化させる制御を行う。また、周波数が基準周波数よりも高い場合は負荷電力<発電電力となっているため、蓄電池に充電を行うことにより負荷電力を増加させることにより、電力系統の周波数を安定化させる制御を行う。
このような制御を行うために用いられる蓄電池の容量は、太陽光発電や風力発電の規模が大きいほど、大きくなる。また、蓄電池の容量が大きいほど、蓄電池が故障した際の電力系統への影響は大きくなる。よって、蓄電池の劣化状態をユーザに知らせて、ユーザが劣化状態を把握した上で、適切な時期でのメンテナンスや更新を行うことが望まれる。
関連する技術として、充電中におけるコンデンサ両端の電圧変化を測定し、ラプラス変換を用いて交流インピーダンスを演算し、交流インピーダンスから電池の寿命を診断する技術が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2013−54003号公報
しかし、特許文献1に示す方法を用いる場合、コンデンサやコンデンサに電流を流す装置、コンデンサに電流を流す際に回路の切り替えを行うスイッチなどが必要になるため、設備が複雑になってしまうという欠点を有する。また、特許文献1に示す方法では、診断時には蓄電池から充放電を行うことができないといった欠点も有している。
1つの側面として、本発明は、簡単な構成で充放電を実行しながら蓄電池の劣化状態を知らせることを目的とする。
1つの態様では、蓄電池診断装置は、蓄電池のSOCを取得するSOC取得部と、前記蓄電池の温度を取得する温度取得部と、前記蓄電池の温度およびSOCと劣化速度との関係を示す劣化速度特性を記憶する記憶部と、取得された前記温度および前記SOCと、前記劣化速度特性とに基づいて前記蓄電池の劣化速度を特定し、所定期間における前記劣化速度を累積することにより前記蓄電池の劣化度を算出する診断部と、前記劣化度に基づいて、前記蓄電池の劣化状態に関する情報を出力する出力部とを備える。
1つの側面によれば、簡単な構成で充放電を実行しながら蓄電池の劣化状態を知らせることができる。
実施形態のシステムの全体構成の一例を示す図である。 蓄電池診断装置の一例を示す図である。 蓄電池SOCDBに記憶されるデータの例を示す図である。 蓄電池温度DBに記憶されるデータを示す図である。 劣化速度特性グラフを示す図である。 劣化速度特性データを示す図である。 蓄電池の劣化状態に関する情報の例を示す図である。 蓄電池の稼動開始からの経過期間と劣化度との関係を示す図である。 蓄電池の稼動開始からの経過期間と劣化度の関係と基準値を示す図である。 劣化度に基づく蓄電池の寿命推定方法を示す図である。 1日におけるSOCと経過時間との関係を示す図である。 一日における蓄電池の温度と経過時間との関係を示す図である。 1日における蓄電池の劣化速度と経過時間との関係を示す図である。 実施形態の処理の一例を示すフローチャートである。 蓄電池診断装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照して、実施形態について説明する。図1は、実施形態のシステムの全体構成の一例を示す図である。実施形態のシステムは、蓄電池診断装置1とPCS2と蓄電池3と温度計測装置4と電力系統5と表示装置6を含む。図1において、実線は電線を示し、点線は通信線を示す。
蓄電池診断装置1は、PCS2から蓄電池3のSOC(State of charge)を取得し、温度計測装置4から蓄電池3の温度を取得する。そして、蓄電池診断装置1は、蓄電池3の劣化度を診断し、蓄電池3の劣化状態に関する情報を出力する。蓄電池診断装置1は、コンピュータの一例である。
PCS2は、蓄電池3に接続され、蓄電池3が放電する場合、蓄電池3から出力された直流電流を交流電流に変換し、負荷装置に出力する。また、PCS2は、蓄電池3が充電する場合、電力系統5の交流電流を直流電流に変換し、蓄電池3に出力する。PCS2は、所定の周期(例えば、5分)で、蓄電池3のSOCを算出し、蓄電池診断装置1に送信する。PCS2は、例えば、充放電電力量の累積値に基づいて残容量を算出し、下記式(1)によりSOCを算出する。
SOC[%]=100×蓄電池3の残容量/満充電容量 (1)
ただし、満充電容量に初期の容量を用いた場合、SOCの値は、満充電容量が変化することにより徐々に実際の値から離れた値となる。そこで、例えば所定の設定期間(例えば、2週間)毎に、蓄電池3を満充電の状態から全放電の状態にし、放電電力量を測定する。または、全放電の状態から満充電の状態にし、充電電力量を測定する。測定した放電電力量または充電電力量が満充電容量とみなされる。そして、PCS2は、測定した満充電容量を用いて上記式(1)によりSOCを算出することにより、SOC算出精度を向上することができる。
また、PCS2は、蓄電池3の電圧に基づいて、SOCを算出してもよい。例えば、PCS2は、開放状態での端子電圧であるOCV(Open Circuit Voltage)を測定し、OCVとSOCとの関係を示すOCV−SOC曲線に基づいて、SOCを算出してもよい。
なお、PCS2がSOCを算出する例を説明したが、蓄電池診断装置1が、PCS2から充放電電力量またはOCVを示す情報等を取得し、取得した情報に基づいてSOCを算出してもよい。
蓄電池3は、PCS2を介して充電および放電を行う。蓄電池3は、例えば、電力系統の周波数が基準周波数よりも低い場合は、蓄電池から放電を行い、周波数が基準周波数よりも高い場合は蓄電池に充電を行うことにより、電力系統の周波数を安定化させる制御が行われる。蓄電池3は、例えば、リチウムイオン蓄電池、または鉛蓄電池等が適用される。蓄電池3は、複数のセルが接続されたものであってもよい。
温度計測装置4は、蓄電池3の温度を計測し、所定の周期(例えば、5分)で蓄電池診断装置1に送信する。温度計測装置4は、PCS2がSOCを算出するタイミングと同じタイミングで計測した温度を出力する。計測する温度は、例えば、蓄電池3のセル内部の温度であるとする。
電力系統5は、例えば、太陽電池、または風力発電装置等を含む。電力系統5は、負荷装置に電力を供給する。また、電力系統5は、PCS2を介して余剰電力を蓄電池3に供給することにより蓄電池3を充電する。
図2は、蓄電池診断装置1の一例を示す図である。蓄電池SOC取得部11と蓄電池温度取得部12と蓄電池SOCDB(Database)13と蓄電池温度DB14と蓄電池劣化特性DB15と診断部16と蓄電池劣化度DB17と出力部18とを含む。なお、蓄電池3が複数存在する場合、各DBは、蓄電池3毎に生成される。
蓄電池SOC取得部11は、所定の周期でPCS2からSOCを取得し、蓄電池SOCDB13に記憶させる。
蓄電池温度取得部12は、所定の周期で温度計測装置4から蓄電池3の温度を取得し、蓄電池温度DB14に記憶させる。
蓄電池劣化特性DB15は、蓄電池3の温度およびSOCと劣化速度との関係を示す劣化速度特性を記憶する。
診断部16は、取得された温度およびSOCと、蓄電池劣化特性DB15に記憶された劣化速度特性とに基づいて蓄電池3の劣化速度を特定する。そして、診断部16は、所定期間における劣化速度を累積することにより蓄電池3の劣化度を算出し、蓄電池劣化状態DB17に記憶させる。所定期間は、例えば、蓄電池3の稼動開始時点から現在までの期間である。また、診断部16が算出する劣化度は、定格充電容量に対して、現在の蓄電池3の容量が何%減少しているかを表す。
診断部16は、蓄電池3の現在の劣化度と所定の基準値とを比較し、比較結果に基づいて、現在の蓄電池3の劣化状態を診断する。例えば、診断部16は、蓄電池3の現在の劣化度と所定の基準値との比較結果に基づいて、蓄電池3の現在の劣化状態が正常か異常かを診断する。診断部16は、診断した劣化状態を蓄電池劣化度DB17に記憶させる。
診断部16は、複数の時点における蓄電池3の劣化度に基づいて、将来の蓄電池3の劣化度を予測し、蓄電池3の稼動開始時点から、将来の蓄電池3の劣化度が所定の基準値となるまでの経過期間を蓄電池3の寿命として推定する。また、診断部16は、蓄電池3の稼動開始時点から現在までの経過期間を寿命から減算した値を蓄電池3の余寿命として算出する。診断部16は、推定した寿命および算出した余寿命を蓄電池劣化度DB17に記憶させる。
蓄電池劣化度DB17は、診断部16が劣化速度特性に基づいて特定した劣化速度、1日のうちの劣化速度の統計値(平均値、最大値、また最小値)、劣化度、現在の劣化状態(正常または異常)、寿命、余寿命等を記憶する。
出力部18は、劣化度に基づいて、蓄電池3の劣化状態に関する情報を出力する。蓄電池3の劣化状態に関する情報は、例えば、診断部16が診断した、蓄電池3が正常か異常かを示す情報、蓄電池3の寿命および余寿命である。また、出力部18は、劣化度、SOC、温度、劣化速度等の時間推移をグラフ化して出力してもよい。
出力部18は、各情報を表示装置6に表示させる。また、出力部18は、各情報を他の情報処理装置等にネットワークを介して送信してもよい。
図3は、蓄電池SOCDB13に記憶されるデータの例を示す図である。蓄電池SOC取得部11は、PCS2から取得したSOCを蓄電池SOCDB13に記憶させる。図3に示した例では、5分周期で算出されたSOCを示しているが、SOCの算出周期は、5分でなくてもよい。
図4は、蓄電池温度DB14に記憶されるデータを示す図である。図4に示すデータは、5分ごとの蓄電池3の摂氏温度を示す。温度計測装置4は、PCS2がSOCを計測するタイミングと同じタイミングで蓄電池3の温度を計測し、蓄電池診断装置1に送信する。蓄電池温度取得部12は、取得した温度を蓄電池温度DB14に記憶させる。
図5は、劣化速度特性グラフを示す図である。図5に示すように、劣化速度特性は、蓄電池3の温度およびSOCと劣化速度との関係を示している。図5に示す例では、SOCが大きいほど劣化速度が大きく、SOCが小さいほど劣化速度が小さい。また、蓄電池温度の値が大きいほど、劣化速度が大きく、蓄電池温度の値が小さいほど、劣化速度が小さい。なお、図5に示す例は、蓄電池3にリチウムイオン電池を適用した例であり、例えば、蓄電池3に鉛蓄電池を適用した場合、SOCが小さいほど劣化速度が大きくなる。
図6は、劣化速度特性データを示す図である。図6に示すように、劣化速度特性データとして、蓄電池の温度およびSOCの組と劣化速度との関係が記憶されている。図6に示す劣化速度は、1日あたりの劣化度の変化量を示す。また、図6に示す例では、SOCは5%間隔であり、温度は5℃間隔であるが、SOCの間隔および温度の間隔は、図6に示す例には限られない。
図7は、蓄電池3の劣化状態に関する情報の例を示す図である。図7に示す各情報は、蓄電池劣化状態DB17に記憶される情報である。図7(a)における年月日は、温度計測およびSOC算出が行われた日を示す。経過期間は、診断対象の蓄電池3の稼動を開始した日からの経過日数を示す。劣化速度は、診断部16が、蓄電池3の温度およびSOCと、劣化速度特性とに基づいて特定した値であり、1日あたりの劣化度の変化量を示す。平均劣化速度は、1日における劣化速度の平均値である。劣化度は、診断対象の蓄電池3の稼動を開始した日からの平均劣化速度の累積値である。
図7(a)における劣化状態には、診断部16が劣化度と所定の基準値とを比較し、劣化度が基準値より大きい場合、「正常」と記録され、劣化度が基準値以下の場合、「異常」と記録される。「正常」は、現在の蓄電池3が寿命に達していないことを意味し、「異常」は、現在の蓄電池3が寿命に達していることを意味する。寿命は、蓄電池3の稼動開始日から、将来の蓄電池3の劣化度が所定の基準値となる日までの期間を示す。将来の蓄電池3の劣化度の算出方法については後述する。余寿命は、寿命から、経過期間を減算した値を示す。
図7(b)は、図7(a)の平均劣化速度に替えて最大劣化速度が記録されている。最大劣化速度は、1日における劣化速度の最大値である。劣化度は、最大劣化速度の累積値である。他の項目に関しては、図7(a)と同様である。
図7(c)は、図7(a)の平均劣化速度に替えて最小劣化速度が記録されている。最小劣化速度は、1日における劣化速度の最小値である。劣化度は、最小劣化速度の累積値である。他の項目に関しては、図7(a)と同様である。
出力部18は、例えば、図7(a)〜(c)に示すデータの一部又は全部を表示装置6に表示させてもよい。
上記の例では、診断部16は、平均劣化速度、最大劣化速度および最小劣化速度を、1日のうちに計測された全ての劣化速度に基づいて算出する。他の例として、劣化速度の分布が正規分布になると仮定した場合、診断部16は、1σ区間、2σ区間、または3σ区間内の劣化速度に基づいて、平均劣化速度、最大劣化速度および最小劣化速度を算出してもよい。これにより、診断部16は、外れ値を除外して平均劣化速度、最大劣化速度および最小劣化速度を算出することができるので、算出精度を向上させることができる。
図8は、蓄電池3の稼動開始からの経過期間と劣化度との関係を示す図である。図8は、図7(a)に示す劣化度に対応しているが、図7(b)、(c)に示す劣化度も重ねて表示されていてもよい。図8に示すように、通常、稼動開始からの経過期間が増加するほど、劣化度が増加する。出力部18は、例えば、図8に示すグラフを表示装置6に表示させることにより蓄電池3がどの程度劣化しているか利用者に知らせることができる。
図9は、蓄電池3の稼動開始からの経過期間と劣化度の関係と基準値を示す図である。具体的には、図9は、図8に示すグラフに、劣化状態の診断に用いる所定の基準値を示す線(図9における1点鎖線)を追加したものである。図9に示す例では、劣化度が所定の基準値(−30%)より大きい場合、その蓄電池3が正常であり、劣化度が所定の基準値(−30%)以下となる場合、その蓄電池3が異常であることを示す。
出力部18は、例えば、図8に示すグラフを表示装置6に表示させることにより蓄電池3が正常か異常かをユーザに知らせることができる。出力部18は、グラフとともに正常か異常かを示すメッセージを表示させてもよい。
図10は、劣化度に基づく蓄電池3の寿命推定方法を示す図である。図10に示すAは、図7(a)に示す劣化度に対応し、Bは、図7(b)に示す劣化度に対応し、Cは、図7(c)に示す劣化度に対応する。
図10に示す点線は、診断部16が現在までの劣化度に基づいて予測した将来の劣化度の近似曲線を示している。診断部16は、例えば、現在までの複数の時点における劣化度を用いて回帰分析を行うことにより、劣化度と経過期間との関係を示す式を導出する。そして、診断部16は、導出した式に将来の経過期間を代入することにより、将来の劣化度を算出する。
診断部16は、蓄電池3の稼動開始時点から、将来の蓄電池3の劣化度が所定の基準値となる時点までの経過期間を蓄電池3の寿命として推定する。図10に示す例では、診断部16は、将来の蓄電池3の劣化度を示す近似曲線が基準値を示す直線と交差する時点における経過期間を、寿命として推定する。
出力部18は、図10に示すグラフを表示装置6に表示させる。出力部18は、グラフとともに寿命および余寿命を示す数値を表示させてもよい。出力部18は、図10に示すA,B,Cの線を全て表示させてもよいし、A,B,Cの線のうちのいずれか一つまたは二つを表示させてもよい。
図10に示す例では、B,A,Cの順に寿命が短いと推定される。すなわち、最大劣化速度を用いた劣化度に基づいて推定された寿命が最も短く、最小劣化速度を用いた劣化度に基づいて推定された寿命が最も長い。出力部18は、例えば、最大劣化速度を用いた劣化度に基づく寿命を示すことにより、安全面を重視した指標を示すことができる。
図11は、1日におけるSOCと経過時間との関係を示す図である。SOCは、蓄電池3が充電される時間帯に増加し、蓄電池3が放電される時間帯に減少する。出力部18は、図11に示すようなグラフを表示装置6に表示させてもよい。出力部18は、図11に示すようなグラフを表示装置6に表示させることにより、1日のうちのSOCの傾向をユーザに知らせることができる。
図12は、一日における蓄電池3の温度と経過時間との関係を示す図である。具体的には、図12は、蓄電池3の温度と1日のうちの経過時間との関係を示している。蓄電池3の温度は、蓄電池3が充電または放電される時間帯に上昇する。なお、図12に示す例では、充電または放電される時間帯以外の温度は略一定であるが、蓄電池3の設置環境に応じて、外気温の影響を受けて変化する可能性もある。
出力部18は、図12に示すようなグラフを表示装置6に表示させてもよい。出力部18は、図12に示すようなグラフを表示装置6に表示させることにより、1日のうちの蓄電池3の温度の傾向をユーザに知らせることができる。
図13は、1日における蓄電池3の劣化速度と経過時間との関係を示す図である。蓄電池3の劣化速度は、蓄電池3が充電または放電される時間帯に特に下降し、SOCが高い時間帯ではSOCが低い時間帯より小さい値となる。
出力部18は、図13に示すようなグラフを表示装置6に表示させてもよい。出力部18は、図13に示すようなグラフを表示装置6に表示させることにより、1日のうちの劣化速度の傾向をユーザに知らせることができる。
図14は、実施形態の処理の一例を示すフローチャートである。蓄電池SOC取得部11は、PCS2からSOCを取得し、蓄電池SOCDB13に記憶させる(ステップS101)。蓄電池温度取得部12は、温度計測装置4から蓄電池3の温度を取得し、蓄電池温度DB14に記憶させる(ステップS102)。
診断部16は、ステップS101、S102で取得された温度およびSOCと、蓄電池劣化特性DB15に記憶された劣化速度特性とに基づいて蓄電池3の劣化速度を特定する(ステップS103)。そして、診断部16は、所定期間における劣化速度を累積することにより蓄電池3の劣化度を算出し、蓄電池劣化度DB17に記憶させる(ステップS104)。
診断部16は、蓄電池3の現在の劣化度と所定の基準値とを比較し、比較結果に基づいて、現在の蓄電池3の劣化状態を診断する(ステップS105)。例えば、診断部16は、蓄電池3の現在の劣化状態が正常か異常かを診断する。
診断部16は、複数の時点における蓄電池3の劣化度に基づいて、将来の蓄電池3の劣化度を予測し、将来の蓄電池3に基づいて、蓄電池3の寿命および余寿命を算出する(ステップS106)。
出力部18は、蓄電池3の劣化状態に関する情報として、現在の劣化度、蓄電池3の劣化状態(正常または異常)、寿命、余寿命、および各種情報を用いたグラフ等を出力する(ステップS107)。
蓄電池診断装置1は、診断終了指示をユーザから受け付けているか判定する(ステップS108)。蓄電池診断装置1は、診断終了指示を受け付けている場合(ステップS108でYES)、処理を終了する。
蓄電池診断装置1は、診断終了指示を受け付けていない場合(ステップS108でNO)、ステップS101の処理を前回実行してから所定時間が経過しているか判定する(ステップS109)。所定時間が経過していない場合(ステップS109でNO)、蓄電池診断装置1は、次の処理に進まない。所定時間が経過している場合(ステップS109でYES)、蓄電池診断装置1は、ステップS101の処理に戻る。
ステップS109における所定時間は、温度計測装置4の温度計測周期およびPCS2のSOC算出周期と同じであってもよい。この場合、出力部18は、最新の情報を出力し、ユーザに知らせることができる。
ステップS109における所定時間は、温度計測装置4の温度計測周期およびPCS2のSOC算出周期より長い時間(例えば、1時間)あってもよい。この場合、蓄電池診断装置1は、ステップS101、S102で複数のSOCおよび温度をまとめて取得し、取得したSOCおよび温度を用いてステップS103〜107の処理を行う。この場合、蓄電池診断装置1は、温度計測装置4およびPCS2との通信量、およびプロセッサ処理量を低減することができる。
以上のように、蓄電池診断装置1は、蓄電池の劣化状態に関する情報として、現在の蓄電池3が正常か異常かを示す情報、寿命、余寿命等を出力するため、ユーザに蓄電池3の劣化状態を知らせることができる。また、蓄電池診断装置1は、コンデンサやコンデンサ等の構成を追加する必要がないため、簡易な構成で、充放電を実行しながら蓄電池3の劣化状態をユーザに知らせることができる。
次に、蓄電池診断装置1のハードウェア構成の一例を説明する。図15は、蓄電池診断装置1のハードウェア構成の一例を示す図である。図15の例に示すように、蓄電池診断装置1において、バス100に、プロセッサ111とメモリ112と補助記憶装置113と通信インタフェース114と媒体接続部115と入力装置116と出力装置117とが接続される。
プロセッサ111は、メモリ112に展開されたプログラムを実行する。実行されるプログラムには、実施形態における処理を行う蓄電池診断プログラムが適用されてもよい。
メモリ112は、例えば、Random Access Memory(RAM)である。補助記憶装置113は、種々の情報を記憶する記憶装置であり、例えばハードディスクドライブや半導体メモリ等が適用されてもよい。補助記憶装置113に実施形態の処理を行う蓄電池診断プログラムが記憶されていてもよい。
通信インタフェース114は、Local Area Network(LAN)、Wide Area Network(WAN)等の通信ネットワークに接続され、通信に伴うデータ変換等を行う。
媒体接続部115は、可搬型記録媒体118が接続可能なインタフェースである。可搬型記録媒体118には、光学式ディスク(例えば、Compact Disc(CD)またはDigital Versatile Disc(DVD))、半導体メモリ等が適用されてもよい。可搬型記録媒体118に実施形態の処理を行う蓄電池診断プログラムが記録されていてもよい。
入力装置116は、例えば、キーボード、ポインティングデバイス等であり、ユーザからの指示及び情報等の入力を受け付ける。
出力装置117は、例えば、表示装置、プリンタ、スピーカ等であり、ユーザへの問い合わせ又は指示、及び処理結果等を出力する。出力装置117には、図2に示す表示装置6が適用されてもよい。
図2に示す蓄電池SOCDB13、蓄電池温度DB14、蓄電池劣化特性DB15、および蓄電池劣化状態DB17は、メモリ112、補助記憶装置113または可搬型記録媒体118等に記憶されてもよい。図2に示す蓄電池SOC取得部11、蓄電池温度取得部12、診断部16および出力部18は、メモリ112に展開された蓄電池診断プログラムをプロセッサ111が実行することにより実現されてもよい。
メモリ112、補助記憶装置113および可搬型記録媒体118は、コンピュータが読み取り可能であって非一時的な有形の記憶媒体であり、信号搬送波のような一時的な媒体ではない。
<その他>
本実施形態は、以上に述べた実施の形態に限定されるものではなく、本実施形態の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変更、追加、省略が適用可能である。
1 蓄電池診断装置
2 PCS
3 蓄電池
4 温度計測装置
5 電力系統
6 表示装置
11 蓄電池SOC取得部
12 蓄電池温度取得部
13 蓄電池SOCDB
14 蓄電池温度DB
15 蓄電池劣化特性DB
16 診断部
17 蓄電池劣化度DB
18 出力部
100 バス
111 プロセッサ
112 メモリ
113 補助記憶装置
114 通信インタフェース
115 媒体接続部
116 入力装置
117 出力装置
118 可搬型記録媒体

Claims (7)

  1. 蓄電池のSOCを取得するSOC取得部と、
    前記蓄電池の温度を取得する温度取得部と、
    前記蓄電池の温度およびSOCと劣化速度との関係を示す劣化速度特性を記憶する記憶部と、
    取得された前記温度および前記SOCと、前記劣化速度特性とに基づいて前記蓄電池の劣化速度を特定し、所定期間における前記劣化速度を累積することにより前記蓄電池の劣化度を算出する診断部と、
    前記劣化度に基づいて、前記蓄電池の劣化状態に関する情報を出力する出力部と、
    を備えることを特徴とする蓄電池診断装置。
  2. 前記診断部は、前記蓄電池の稼動開始時点から現在までの劣化速度を累積することにより前記蓄電池の現在の劣化度を算出し、前記蓄電池の現在の劣化度と所定の基準値との比較結果に基づいて、前記蓄電池の現在の劣化状態を診断し、
    前記出力部は、前記蓄電池の現在の劣化状態を出力する
    ことを特徴とする請求項1記載の蓄電池診断装置。
  3. 前記診断部は、複数の時点における前記蓄電池の劣化度に基づいて、将来の前記蓄電池の劣化度を予測し、前記蓄電池の稼動開始時点から、将来の前記蓄電池の劣化度が所定の基準値となる時点までの経過期間を前記蓄電池の寿命として推定し、
    前記出力部は、前記蓄電池の寿命を出力する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の蓄電池診断装置。
  4. 前記診断部は、複数の時点における前記蓄電池の劣化度に基づいて、将来の前記蓄電池の劣化度を予測し、前記蓄電池の稼動開始時点から、将来の前記蓄電池の劣化度が所定の基準値となる時点までの経過期間を前記蓄電池の寿命として推定し、前記蓄電池の稼動開始時点から現在までの経過期間を前記蓄電池の寿命から減算した値を前記蓄電池の余寿命として算出し、
    前記出力部は、前記蓄電池の余寿命を出力する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の蓄電池診断装置。
  5. 蓄電池と、前記蓄電池の温度を計測する温度計測装置と、前記蓄電池に接続されたPCSと、前記蓄電池を診断する蓄電池診断装置とを備えた蓄電池診断システムであって、
    前記蓄電池診断装置は、
    前記蓄電池のSOCを前記PCSから取得するSOC取得部と、
    前記蓄電池の温度を前記温度計測装置から取得する温度取得部と、
    前記蓄電池の温度およびSOCと劣化速度との関係を示す劣化速度特性を記憶する記憶部と、
    取得された前記温度および前記SOCと、前記劣化速度特性とに基づいて前記蓄電池の劣化速度を特定し、所定期間における前記劣化速度を累積することにより前記蓄電池の劣化度を算出する診断部と、
    前記劣化度に基づいて、前記蓄電池の劣化状態に関する情報を出力する出力部と、
    を含むことを特徴とする蓄電池診断システム。
  6. コンピュータに、
    蓄電池のSOCを取得し、
    前記蓄電池の温度を取得し、
    取得された前記温度および前記SOCと、前記蓄電池の温度およびSOCと劣化速度との関係を示す劣化速度特性とに基づいて前記蓄電池の劣化速度を特定し、所定期間における前記劣化速度を累積することにより前記蓄電池の劣化度を算出し、
    前記劣化度に基づいて、前記蓄電池の劣化状態に関する情報を出力する
    処理を実行させるための蓄電池診断プログラム。
  7. コンピュータが、
    蓄電池のSOCを取得し、
    前記蓄電池の温度を取得し、
    取得された前記温度および前記SOCと、前記蓄電池の温度およびSOCと劣化速度との関係を示す劣化速度特性とに基づいて前記蓄電池の劣化速度を特定し、所定期間における前記劣化速度を累積することにより前記蓄電池の劣化度を算出し、
    前記劣化度に基づいて、前記蓄電池の劣化状態に関する情報を出力する
    処理を実行することを特徴とする蓄電池診断方法。
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