JP2020037318A - Master cylinder - Google Patents
Master cylinder Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020037318A JP2020037318A JP2018165178A JP2018165178A JP2020037318A JP 2020037318 A JP2020037318 A JP 2020037318A JP 2018165178 A JP2018165178 A JP 2018165178A JP 2018165178 A JP2018165178 A JP 2018165178A JP 2020037318 A JP2020037318 A JP 2020037318A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- cylinder
- reservoir
- wall
- communication hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Abstract
Description
本発明は、車両用のマスタシリンダに関する。 The present invention relates to a master cylinder for a vehicle.
シリンダの上部にリザーバを一体に設けたマスタシリンダがある(例えば特許文献1参照)。 There is a master cylinder in which a reservoir is integrally provided above a cylinder (for example, see Patent Document 1).
マスタシリンダにおいては、コストの低減が求められている。 In the master cylinder, cost reduction is required.
したがって、本発明は、コストを低減することができるマスタシリンダの提供を目的とする。 Therefore, an object of the present invention is to provide a master cylinder that can reduce costs.
上記目的を達成するために、本発明は、リザーバが、ブレーキ液が貯留される貯留室を囲んで形成するとともに上部が開口部とされたリザーバ壁部と、シリンダに連通する連通穴が形成されたリザーバ底部と、前記開口部を覆う蓋部と、を有し、前記リザーバ壁部には、透光性材料によって閉塞される窓穴が形成されており、該窓穴は、前記連通穴の中心軸線の延長線上に配置されている構成とした。 In order to achieve the above object, according to the present invention, a reservoir is formed so as to surround a storage chamber in which brake fluid is stored, a reservoir wall portion having an opening at an upper portion, and a communication hole communicating with a cylinder is formed. A reservoir bottom portion, and a lid portion covering the opening portion, wherein the reservoir wall portion is formed with a window hole closed with a light-transmitting material, and the window hole is formed of the communication hole. The configuration is such that it is arranged on an extension of the central axis.
本発明によれば、コストを低減することができるマスタシリンダを提供することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the master cylinder which can reduce cost can be provided.
実施形態のマスタシリンダを図面に基づいて説明する。本実施形態のマスタシリンダは、図1および図2に示すように、リザーバ1がマスタシリンダ2の一部を構成するリザーバ一体型のマスタシリンダ2となっている。このマスタシリンダ2は、外部に露出した状態で取り付けられる自動二輪車、三輪バギーおよび四輪バギー等の鞍乗型車両用のものである。ここでは、説明の便宜上、各図に示す前後左右上下で方向を規定して説明する。この前後左右上下は車両に取り付けられた状態とほぼ一致する。第1実施形態は、運転者の右手により操作される前輪制動用のマスタシリンダ2となっている。本発明は、運転者の左手により操作される後輪制動用のマスタシリンダやクラッチ用マスタシリンダにも適用可能であり、その場合は以下の説明における左右が逆になる。また、運転者の足により操作される後輪制動用のマスタシリンダや自動車用のマスタシリンダにも適用可能であり、その場合にもシリンダの軸方向が以下の説明と異なる。 A master cylinder according to an embodiment will be described with reference to the drawings. As shown in FIGS. 1 and 2, the master cylinder of the present embodiment is a reservoir-integrated master cylinder 2 in which a reservoir 1 forms a part of the master cylinder 2. The master cylinder 2 is for a straddle-type vehicle such as a motorcycle, a three-wheeled buggy, and a four-wheeled buggy mounted in a state of being exposed to the outside. Here, for convenience of explanation, directions are defined in front, rear, left, right, up and down shown in each figure. The front, rear, left, right, up and down substantially correspond to the state of being attached to the vehicle. The first embodiment is a front wheel braking master cylinder 2 operated by the driver's right hand. The present invention is also applicable to a master cylinder for rear wheel braking and a master cylinder for clutch operated by the driver's left hand, in which case the left and right in the following description are reversed. Further, the present invention is also applicable to a master cylinder for rear wheel braking or a master cylinder for an automobile operated by a driver's foot, and in this case, the axial direction of the cylinder is different from that described below.
マスタシリンダ2は、車両の図1に示すステアリングバー3の右側部に位置する装着部4に取り付けられるものである。ステアリングバー3は円筒状のパイプ部材が適宜曲げ加工されて形成されており、少なくともマスタシリンダ2が取り付けられる装着部4の外周面は円筒面となっている。
The master cylinder 2 is attached to a
マスタシリンダ2は、いずれも金属製の、本体部材5とホルダ6と締結部材7とブレーキレバー8と支持部材10と蓋部12と蓋部取付部材13と取付部材14とを有している。また、マスタシリンダ2は、合成ゴム製のダイヤフラム15を有している。
The master cylinder 2 has a
本体部材5は、鋳造による一体成形品であり、図3および図4に示す形状をなしている。本体部材5は、図1に示すようにステアリングバー3の装着部4の前側に配置されている。本体部材5には、図3に示すように、その左右方向中央よりもやや右側に、後方に向けて突出するように取付座部18が形成されている。図1に示すように、本体部材5は、この取付座部18とホルダ6とでステアリングバー3の装着部4を挟持することでステアリングバー3に取り付けられる。取付座部18とホルダ6とは二本のボルトである締結部材7によって結合されてステアリングバー3を挟持することになる。なお、図1において平面図で表した関係上、締結部材7が一本のみ示されている。
The
本体部材5は、図4に示すように、その右側部に上下一対の板状のレバー支持部21,22が形成されている。レバー支持部21には図3に示す貫通孔23が、レバー支持部22には図示略の貫通孔が、それぞれ互いの中心を一致させて形成されている。一対のレバー支持部21,22の間に配置された状態で、ブレーキレバー8が、支持部材10およびこれに螺合される取付部材14によって本体部材5に取り付けられている。
As shown in FIG. 4, the
支持部材10は、ボルトであり、下側のレバー支持部22の図示略の貫通孔、ブレーキレバー8の図示略の貫通孔および図3に示す上側のレバー支持部21の貫通孔23に差し込まれており、上側のレバー支持部21から突出する部分に図4に示すナットである取付部材14が螺合される。これにより、支持部材10がブレーキレバー8を回動可能に支持することになり、支持部材10によってブレーキレバー8が本体部材5に連結される。
The
支持部材10は上側ほど前側に位置するように上下方向に対して若干傾斜しており、ブレーキレバー8は、この支持部材10を中心に回転する。ブレーキレバー8は、ステアリングバー3の前方においてステアリングバー3に沿って本体部材5から右方に延出している。
The
図1に示すように、本体部材5には、取付座部18と上側のレバー支持部21との境界位置近傍に、図2に示すように上方に突出する、図示略のバックミラー取り付け用のミラー装着部35が形成されている。
As shown in FIG. 1, the
図1に示すように、本体部材5には、取付座部18の基端側から左方に延出するシリンダ40が設けられている。このシリンダ40は、ステアリングバー3の前方にその装着部4の軸方向に沿うように配置されている。このシリンダ40は、図2に示すように、本体部材5における下部に形成されており、本体部材5の中間部から上部にはリザーバ壁部41が形成されている。このリザーバ壁部41は、上下方向に沿う筒状をなしており、その内壁42が、そのシリンダ40側を閉塞するリザーバ底部43とで、ブレーキ液を貯留する貯留室44を形成する。
As shown in FIG. 1, the
シリンダ40には、シリンダ穴48が形成されており、これにより、シリンダ40はシリンダ筒部49とシリンダ底部50とを有する有底筒状をなしている。シリンダ穴48は、レバー支持部21,22間に開口している。シリンダ穴48は、シリンダ筒部49の内周面とシリンダ底部50の底面とで形成されており、リザーバ底部43はシリンダ筒部49の一部を構成している。シリンダ穴48は、そのレバー支持部21,22に対し反対のシリンダ底部50側から順に、主穴部51と嵌合穴部52と開口穴部53とを有している。このシリンダ穴48の中心軸線がシリンダ40の中心軸線O1となる。以下、シリンダ40の中心軸線O1をシリンダ軸O1、シリンダ40の軸線方向をシリンダ軸方向と称す。シリンダ軸O1は左右方向に延在し前後方向および上下方向に対してほぼ直交する。シリンダ軸O1は、図1に示すステアリングバー3の装着部4の軸方向に平行をなしている。
A
図2に示すように、主穴部51は、シリンダ穴48内で最も軸方向長さが長くなっている。嵌合穴部52は、主穴部51のシリンダ底部50に対し反対側つまり右側に形成されており、主穴部51よりも大径の内径となっている。開口穴部53は、嵌合穴部52のシリンダ底部50に対し反対側に形成されており、シリンダ穴48内で最もシリンダ底部50に対し反対側に配置されている。開口穴部53は、嵌合穴部52よりも小径の内径となっている。
As shown in FIG. 2, the
シリンダ底部50には、これを貫通してネジ穴部55が形成されている。ネジ穴部55は、シリンダ穴48の中心軸線であるシリンダ軸O1に対して径方向のリザーバ壁部41とは反対側にオフセットしている。ネジ穴部55は、その最大内径が主穴部51の内径よりも小径となっている。このネジ穴部55には、図示略のブレーキ配管の口金が螺合される。このブレーキ配管は、車輪側に設けられるディスクブレーキ等のブレーキ装置の図示略のホイールシリンダに連通している。
A screw hole 55 is formed in the
リザーバ底部43の貯留室44側の内面43aは、シリンダ軸O1に平行な平坦面となっている。内面43aは、ほぼ水平に配置される。リザーバ底部43には、シリンダ穴48と貯留室44とを連通させる連通穴63および連通穴64が内面43aに開口するように形成されている。言い換えれば、リザーバ底部43には、シリンダ40に連通する連通穴63,64が形成されている。連通穴63は、連通穴64よりもシリンダ軸方向のシリンダ底部50側つまり左側に配置されている。
An
マスタシリンダ2は、戻しバネ75とピストン76とカップシール77とOリング78と止め輪79とブーツ80とを有している。戻しバネ75、ピストン76の一部、カップシール77およびOリング78は、シリンダ穴48の主穴部51内に配置されており、止め輪79は嵌合穴部52内に配置されている。戻しバネ75、ピストン76および止め輪79は金属製であり、カップシール77、Oリング78およびブーツ80はゴム等の弾性材料からなっている。
The master cylinder 2 has a
ピストン76は、軸部85とフランジ部86と軸部87とフランジ部88と軸部89とフランジ部90と軸部91とフランジ部92と軸部93と軸部95とフランジ部96とを有している。ピストン76は、シリンダ穴48における開口穴部53側に挿入されている。
The
軸部85は、ピストン76における最もシリンダ底部50側つまり左側の端部に形成されている。この軸部85の右側のフランジ部86は軸部85よりも大径となっており、その右側の軸部87は軸部85よりも小径となっている。軸部87の右側のフランジ部88はフランジ部86よりも大径となっており、その右側の軸部89はフランジ部88よりも小径となっている。軸部89の右側のフランジ部90は軸部89よりも大径かつフランジ部88と同径となっており、その右側の軸部91はフランジ部90よりも小径となっている。
The
軸部91の右側のフランジ部92は軸部91よりも大径でフランジ部88と同径となっており、その右側の軸部93はフランジ部92よりも小径となっている。軸部93の右側の軸部95は軸部93よりも小径となっている。軸部95の右側のフランジ部96は、軸部95よりも大径となっており、ピストン76における最もシリンダ底部50に対し反対側の端部に形成されている。
The
ピストン76は、フランジ部88、フランジ部90およびフランジ部92においてシリンダ穴48の主穴部51に摺動可能に嵌合されることになる。これにより、ピストン76は、シリンダ40に摺動可能に設けられて、シリンダ軸方向に移動する。
The
戻しバネ75は軸方向一端側が他の部分よりも小径となるコイルバネであり、大径側の端部においてシリンダ底部50に当接し、小径側の端部において内側にピストン76の軸部85を挿通させつつフランジ部86に当接する。
The
カップシール77は、中心軸線を含む断面の形状が一側に開口するC字状をなしている。カップシール77は、ピストン76のフランジ部86,88間に配置されて軸部87に嵌合されている。カップシール77は、開口側をフランジ部86側に配置した状態となっており、内周側がフランジ部86,88間に保持されて外周部が主穴部51の内周面に摺接する。
The
Oリング78は、中心軸線を含む断面の形状がO字状をなしている。Oリング78は、ピストン76のフランジ部90,92間に配置されて軸部91に嵌合されている。Oリング78は、フランジ部90,92間に保持されて外周部が主穴部51の内周面に摺接する。
The O-
止め輪79は、C字状をなしており、嵌合穴部52に嵌合固定されている。ブーツ80は、筒状をなしており、一端部がピストン76の軸部93とフランジ部96との間に配置されて軸部95に嵌合されている。ブーツ80は、他端側が開口穴部53まで延出し開口穴部53の内周面に嵌合されている。
The retaining
シリンダ穴48には、ピストン76のOリング78よりもシリンダ底部50側がブレーキ液で満たされることになり、カップシール77は、ピストン76と主穴部51のネジ穴部55側の部分とで、図示略のホイールシリンダに連通する液圧室101を形成する。
In the
Oリング78は、ピストン76と主穴部51とカップシール77とOリング78との間の液室102からのブレーキ液の外部への漏出を規制する。ポートである連通穴64は、この液室102を貯留室44に、ピストン76の位置によらずに常時連通させる。カップシール77は、液圧室101と液室102とを区画する。
The O-
ピストン76のフランジ部96のシリンダ底部50に対し反対側には、ブレーキレバー8の押圧部105が配置されている。ブレーキレバー8が操作されると、ブレーキレバー8の押圧部105がシリンダ底部50側つまり左側に移動することになり、この方向にピストン76を押圧する。すると、ピストン76とカップシール77とが一体に液圧室101を狭める方向に移動することになり、カップシール77がポートである連通穴63を越えることになる。これにより、貯留室44と液圧室101との連通を遮断して液圧室101から図示略のホイールシリンダにブレーキ液を供給する。つまり、ブレーキレバー8の操作によってピストン76がシリンダ底部50の方向に推進してブレーキ液圧を発生させる。
The
また、ブレーキレバー8の操作が解除されると、戻しバネ75の付勢力でピストン76とカップシール77とが一体にシリンダ底部50から離れる方向に戻されることになり、ホイールシリンダのブレーキ液を液圧室101に戻す。
When the operation of the
ここで、図示略のブレーキ装置に設けられたブレーキ摩擦材の量が減るとホイールシリンダ側の液圧室の容積が増えることになる。マスタシリンダ2は、ブレーキレバー8が操作状態にないとき、液圧室101が連通穴63によって貯留室44に連通していることから、ホイールシリンダ側の液圧室の容積が増えた分のブレーキ液が連通穴63を介して貯留室44から液圧室101に排出され補給される。
Here, when the amount of the brake friction material provided in the brake device (not shown) decreases, the volume of the hydraulic chamber on the wheel cylinder side increases. When the
図3に示すように、リザーバ壁部41は、左側に配置される側壁部111と、前側に配置される前壁部112と、右側に配置される側壁部113と、後側に配置される後壁部114とからなっている。リザーバ壁部41は、上部が開口部115とされており、上方に向け開口する形状をなしている。
As shown in FIG. 3, the
リザーバ壁部41は、四角筒状をなしており、その内壁42が四角枠状に連続している。つまり、リザーバ壁部41は、その内側に向く内壁42が四角状に連続して貯留室44を囲んでいる。よって、リザーバ壁部41は、ブレーキ液が貯留される貯留室44を内壁42によって囲んで形成するとともに上部が開口部115とされている。内壁42は、側壁部111の貯留室44側に向く平坦状の部分内壁121と、前壁部112の貯留室44側に向く平坦状の部分内壁122と、側壁部113の貯留室44側に向く平坦状の部分内壁123と、後壁部114の貯留室44側に向く平坦状の部分内壁124とを有している。
The
部分内壁121は、最も貯留室44側に平坦な壁面121aを有している。この壁面121aは上側ほど貯留室44を拡大するように左上がりに傾斜している。部分内壁122は、最も貯留室44側に平坦な壁面122aを有している。この壁面122aは上側ほど貯留室44を拡大するように前上がりに傾斜している。部分内壁123は、最も貯留室44側に平坦な壁面123aを有している。この壁面123aは上側ほど貯留室44を拡大するように右上がりに傾斜している。部分内壁124は、最も貯留室44側に平坦な壁面124aを有している。この壁面124aは上側ほど貯留室44を拡大するように後上がり傾斜している。
The partial
壁面121aと壁面123aとは高さを合せて対向配置されており、互いに鏡面対称をなしている。よって、部分内壁121と部分内壁123とは高さを合せて対向配置されており、互いに鏡面対称をなしている。
The
壁面122aと壁面124aとは高さを合せて対向配置されており、互いに鏡面対称状に傾斜している。よって、部分内壁122と部分内壁124とは高さを合せて対向配置されており、互いに鏡面対称状に傾斜している。壁面121a,122a,123a,124aは、それぞれが内面43aに対し同等の角度で交わっている。
The
リザーバ壁部41の周方向において、壁面121a,122a間、壁面122a,123a間、壁面123a,124a間および壁面124a,121a間は、いずれも外側に凹むR面取りが形成されている。また、壁面121a,122a,123a,124aのそれぞれと内面43aとの間にも外側に凹むR面取りが形成されている。よって、リザーバ壁部41の内壁42は、全高さ範囲が全周にわたって貯留室44側に突出しない形状、言い換えれば部分的に突出する部分がない形状をなしている。なお、本実施形態においては、部分内壁121,122,123,124の壁面121a,122a,123a,124aを平坦な面としているが、壁面121a,122a,123a,124aは、貯留室44側に突出しない形状をなしていれば、それぞれの壁面の平面視における中央部分が外側に膨らむ曲面で形成してもよい。
In the circumferential direction of the
図5に示すように、本体部材5には、前壁部112の上下方向の中間位置に、前方つまり貯留室44とは反対方向に突出する円環状の環状凸部131が形成されている。本体部材5は、この環状凸部131の内側が前壁部112を貫通する窓穴132となっている。窓穴132は、円形穴であり、径方向外方に凹む環状の段差部134が、環状凸部131の貯留室44とは反対の外壁面131a側に形成されている。
As shown in FIG. 5, the
マスタシリンダ2は、図6に示すように、本体部材5の窓穴132に装着されて窓穴132を閉塞する窓部材141と、窓穴132と窓部材141との隙間をシールするOリング142と筒状部材147とを有している。
As shown in FIG. 6, the master cylinder 2 has a
窓部材141は、透光性材料からなっており、円板状の主板部145と主板部145から軸方向一側に突出する略円筒状の筒状部146とを有している。窓部材141は、筒状部146が筒状部材147を介して窓穴132の段差部134に嵌合され、その際に、段差部134の底側との間にOリング142が配置される。窓部材141は、全体として環状凸部131の外壁面131aから貯留室44とは反対側に突出しないように取り付けられている。
The
以上により、リザーバ壁部41には、透光性材料によって閉塞される窓穴132が形成されている。マスタシリンダ2は、透光性材料からなる窓部材141を介してリザーバ壁部41内の貯留室44にあるブレーキ液の液面が目視可能となる。窓部材141には、ブレーキ液のレベルの上限を示す上限線および下限を示す下限線が形成されており、よって、窓部材141は、ブレーキ液のレベルインジケータを構成している。
As described above, the
図2に示すように、リザーバ壁部41は、その上端面が、上下方向に対して直交する平面に配置される平坦面形状をなしている。図3に示すように、リザーバ壁部41の側壁部111の上部には、上端面からこれに垂直に雌ねじ孔151が形成されている。リザーバ壁部41の側壁部113の上部には、上端面からこれに垂直に雌ねじ孔152が形成されている。
As shown in FIG. 2, the
図2に示すダイヤフラム15は、EPDM等のゴム製の弾性材料からなっている。
The
蓋部12は、鋳造による一体成形品であり、リザーバ壁部41の上部の開口部115を覆うとともに、その下面が、ダイヤフラム15を、リザーバ壁部41の枠状の上端面とで挟持する。言い換えれば、ダイヤフラム15は、本体部材5のリザーバ壁部41と蓋部12とで直接挟持される。図1に示すように、蓋部12には、左端の前後方向の中央に入口穴161が形成されており、右端の前後方向の中央にも入口穴162が形成されている。蓋部12は、前後方向に鏡面対称の形状をなしており、左右方向にも鏡面対称の形状をなしている。
The
蓋部12は、ダイヤフラム15とともに開口部115を覆ってリザーバ壁部41にねじ止めされる。一本のビスからなる蓋部取付部材13が蓋部12の入口穴161とダイヤフラム15の図示略の挿通穴とに挿入されてリザーバ壁部41の雌ねじ孔151に螺合され、別の一本の蓋部取付部材13が蓋部12の入口穴162とダイヤフラム15の図示略の挿通穴とに挿入されてリザーバ壁部41の雌ねじ孔152に螺合されることで、リザーバ壁部41と、ダイヤフラム15と、蓋部12とが一体化される。
The
図2に示すように、ダイヤフラム15は、貯留室44を、ブレーキ液が貯留される下側の液室165と、上側の気室166とに区画する。これにより、液室165のブレーキ液が外気に直接接触することを抑制して、ブレーキ液の吸湿を抑制するようになっている。気室166は、大気に連通し、基本的に大気圧に維持される。図示略のブレーキ摩擦材が減りホイールシリンダ側の液圧室の容積が増えることによって、貯留室44の液室165からシリンダ40の液圧室101にブレーキ液の補給が行われても、液室165のブレーキ液の液量の変動に追従してダイヤフラム15が変形することによって、液室165内を大気圧に維持するようになっている。つまり、液室165の容積減少および気室166の容積拡大に合せてダイヤフラム15が変形する。
As shown in FIG. 2, the
本体部材5のリザーバ壁部41およびリザーバ底部43と、蓋部12、窓部材141、Oリング142、筒状部材147およびダイヤフラム15と、二つの蓋部取付部材13とが、シリンダ40の上部に設けられてブレーキ液が貯留されるリザーバ1を構成している。よって、リザーバ1は、ホイールシリンダへブレーキ液を供給するマスタシリンダ2に一体的に接続されている。マスタシリンダ2が、車両において走行風が直接当たる位置に配置されることで、リザーバ1は、リザーバ壁部41の外側および蓋部12の外側において車両走行中の大気の流れを受ける。
The
本実施形態においては、図5に示すように、連通穴63が、この連通穴63の中心軸線の延長線O2上に窓穴132が配置されるようにリザーバ底部43に形成されている。言い換えれば、連通穴63の中心軸線の延長線O2は、窓穴132の内側の空間を窓穴132の軸方向に貫通している。よって、連通穴63の中心軸線は、内面43aの広がる方向において、貯留室44側の端部がシリンダ穴48側の端部よりも、窓穴132に近くなるように傾斜している。ここで、連通穴63の中心軸線の延長線O2は、窓穴132の中心軸線に交差していても良く、窓穴132の中心軸線に対し交差せずにずれていても良い。
In this embodiment, as shown in FIG. 5, the
ここで、窓穴132は、一体の鋳物である本体部材5に、鋳造時の鋳出しあるいは鋳造後の切削加工により形成されることになるが、窓穴132あるいは窓穴132の切削加工前の鋳出しされた下穴から図5に2点鎖線で示すドリルDを挿入してリザーバ底部43に内面43aから主穴部51に抜ける連通穴63を穿設する。ドリルDで切削されることから、連通穴63は、直線状であり、延在方向に直交する断面が円形の円形穴となっている。
Here, the
連通穴63は、貯留室44側の大径穴部171と、シリンダ穴48側の小径穴部172と、これらの間のテーパ穴部173とからなっている。大径穴部171および小径穴部172は、内周面が円筒面からなり、テーパ穴部173は、内周面がテーパ面からなる。大径穴部171よりも小径穴部172の方が小径となっており、テーパ穴部173はこれらを繋ぐように小径穴部172側ほど小径となっている。連通穴63は、大径穴部171において貯留室44に開口し、小径穴部172においてシリンダ穴48に開口する。言い換えれば、連通穴63は、最も大径の部分で貯留室44に連通し最も小径の部分でシリンダ穴48に連通する。連通穴63の最も大径の大径穴部171の軸方向の投影面は、全体が、窓穴132の範囲内に投影される。ドリルDは、大径穴部171と小径穴部172とテーパ穴部173とを同時に加工するため段付き形状をなす。
The
連通穴63は、ドリルDで形成され、中心軸線が内面43aに対し垂直ではなく、内面43aの広がる方向において内面43a側の端部が内面43aとは反対側の端部よりも窓穴132に近くなるように傾斜している。これにより、図3に示すように、連通穴63は、リザーバ底部43の内面43aにおける大径穴部171の開口175の形状が、連通穴63の中心から窓穴132が形成された方向に長軸を配する楕円形状となる。
The
図5に示すように、連通穴63は、シリンダ穴48においてリザーバ底部43の内面43aとの距離が最も短い位置に、小径穴部172の開口176が開口している。言い換えれば、連通穴63は、シリンダ穴48の最も貯留室44側の位置に開口176が開口している。
As shown in FIG. 5, the
図2に示すように、連通穴64は、貯留室44側に配置される部分よりもシリンダ穴48側に配置される部分の方が小径となっている。つまり、連通穴64は、大径側において貯留室44に開口し、小径側においてシリンダ穴48内に開口している。連通穴64の最小径は、連通穴63の最小径すなわち小径穴部172の内径よりも大径となっている。リザーバ底部43の連通穴63,64が開口する平面からなる内面43aには、その内側範囲に内面43aよりも上方に突出する部分がない。
As shown in FIG. 2, the
上記特許文献1に記載のマスタシリンダは、二輪用マスタシリンダであり、シリンダとリザーバとが一体となったものである。このようなマスタシリンダにおいて、ブレーキ液交換等のメンテナンス時に、リザーバの蓋部およびダイヤフラムを取り外した状態でブレーキレバーを操作してピストンを移動させることがある。このとき、貯留室のブレーキ液が少ないと、連通穴からブレーキ液が噴出してリザーバ壁部の開口部を介して外部に漏れ出す可能性がある。これを防止するため、リザーバ底部の連通穴を覆うプロテクタをリザーバ底部に取り付ける必要があり、コストが増大してしまう。 The master cylinder described in Patent Literature 1 is a master cylinder for two wheels, in which the cylinder and the reservoir are integrated. In such a master cylinder, the piston may be moved by operating the brake lever in a state where the reservoir lid and the diaphragm are removed during maintenance such as replacement of the brake fluid. At this time, if the amount of the brake fluid in the storage chamber is small, the brake fluid may squirt from the communication hole and leak to the outside through the opening of the reservoir wall. In order to prevent this, it is necessary to attach a protector for covering the communication hole at the bottom of the reservoir to the bottom of the reservoir, which increases the cost.
これに対して、本実施形態のマスタシリンダ2は、リザーバ底部43に形成されてシリンダ40に連通する連通穴63を、その中心軸線の延長線O2上に、リザーバ壁部41の透光性材料によって閉塞される窓穴132が配置されるようにした。これにより、リザーバ底部43の連通穴63からブレーキ液が噴出しても、連通穴63が窓穴132に取り付けられた窓部材141に向いているため、ブレーキ液は窓部材141あるいはその周辺の前壁部122に当たることになる。よって、蓋部12およびダイヤフラム15を取り外した状態でブレーキレバー8を操作してピストン76を移動させることによって連通穴63からブレーキ液が噴出しても、リザーバ壁部41の開口部115を介して外部に漏れ出すことが抑制される。このように連通穴63を開口部115に向かずにリザーバ壁部41に向くように形成することで開口部115から外部へのブレーキ液の漏出を抑制するため、連通穴63を覆うプロテクタをリザーバ底部43に取り付ける必要がなくなり、部品点数を減らすことができる。したがって、コストを低減することができる。
On the other hand, in the master cylinder 2 of the present embodiment, the
また、プロテクタをリザーバ底部43に取り付ける必要がなくなるため、リザーバ底部43にプロテクタを保持するための突起等の構造部を設ける必要がなくなり、リザーバ底部43の内面43aの形状を簡素にできる。したがって、本体部材5の鋳造コストを低減することができ、本体部材5を軽量化することができる。
Further, since it is not necessary to attach the protector to the
また、連通穴63を、その中心軸線の延長線O2上に、リザーバ壁部41の窓穴132が配置されるようにしたため、窓穴132にドリルDを挿入して連通穴63を形成することができる。よって、連通穴63の加工コストの増大を抑制することができる。
Further, since the
また、連通穴63は、リザーバ底部43の内面43aにおける開口形状が、連通穴63の中心から窓穴132が形成された方向に長軸を配する楕円形状であるため、同じドリルで内面43aに円形に開口するように形成される場合と比べて開口面積を広げることができる。
In addition, the
なお、以上においては、リザーバ壁部41が四角筒状である場合を例にとり説明したが、リザーバ壁部41は円筒状であっても良い。
In the above description, the case where the
また、以上において、シリンダ形状、ピストン形状、窓部材形状、ブレーキ配管が接続される位置等は、本実施形態の構造に限らず、窓穴と連通穴の中心軸線の延長線との配置関係以外の構造は、任意の形状、位置であっても良い。 In the above description, the cylinder shape, the piston shape, the window member shape, the position to which the brake pipe is connected, and the like are not limited to the structure of the present embodiment. May have any shape and position.
以上の実施形態の第1の態様は、ブレーキレバーの操作によって推進するピストンが摺動可能に設けられるシリンダと、該シリンダの上部に設けられてブレーキ液が貯留されるリザーバと、を有し、該リザーバが、ブレーキ液が貯留される貯留室を囲んで形成するとともに上部が開口部とされたリザーバ壁部と、前記シリンダに連通する連通穴が形成されたリザーバ底部と、前記開口部を覆う蓋部と、を有するマスタシリンダであって、前記リザーバ壁部には、透光性材料によって閉塞される窓穴が形成されており、該窓穴は、前記連通穴の中心軸線の延長線上に配置されていることを特徴とする。 A first aspect of the above-described embodiment has a cylinder in which a piston propelled by operation of a brake lever is slidably provided, and a reservoir provided in an upper portion of the cylinder and storing brake fluid, The reservoir is formed so as to surround a storage chamber in which the brake fluid is stored, and has a reservoir wall having an opening at an upper portion, a reservoir bottom having a communication hole communicating with the cylinder, and covering the opening. A lid portion, wherein the reservoir wall portion is formed with a window hole closed by a light-transmitting material, and the window hole extends on an extension of a central axis of the communication hole. It is characterized by being arranged.
また、第2の態様は、第1の態様において、前記連通穴は、前記リザーバ底部の内面における開口形状が、該連通穴の中心から前記窓穴が形成された方向に長軸を配する楕円形状であることを特徴とする。 According to a second aspect, in the first aspect, the communication hole has an opening shape on the inner surface of the reservoir bottom, the ellipse having a major axis arranged in a direction in which the window hole is formed from the center of the communication hole. It is characterized by being a shape.
1 リザーバ
2 マスタシリンダ
8 ブレーキレバー
12 蓋部
40 シリンダ
41 リザーバ壁部
43 リザーバ底部
43a 内面
44 貯留室
63 連通穴
76 ピストン
115 開口部
132 窓穴
141 窓部材
O2 連通穴の中心軸線の延長線
Reference Signs List 1 reservoir 2
Claims (2)
該シリンダの上部に設けられてブレーキ液が貯留されるリザーバと、を有し、
該リザーバが、
ブレーキ液が貯留される貯留室を囲んで形成するとともに上部が開口部とされたリザーバ壁部と、
前記シリンダに連通する連通穴が形成されたリザーバ底部と、
前記開口部を覆う蓋部と、
を有するマスタシリンダであって、
前記リザーバ壁部には、透光性材料によって閉塞される窓穴が形成されており、
該窓穴は、前記連通穴の中心軸線の延長線上に配置されていることを特徴とするマスタシリンダ。 A cylinder slidably provided with a piston propelled by operation of a brake lever,
A reservoir provided at an upper portion of the cylinder and storing brake fluid,
The reservoir is
A reservoir wall formed around the storage chamber in which the brake fluid is stored and having an opening at the top,
A reservoir bottom formed with a communication hole communicating with the cylinder,
A lid that covers the opening,
A master cylinder having
A window hole closed by a light-transmitting material is formed in the reservoir wall,
The master cylinder, wherein the window hole is disposed on an extension of a central axis of the communication hole.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018165178A JP2020037318A (en) | 2018-09-04 | 2018-09-04 | Master cylinder |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018165178A JP2020037318A (en) | 2018-09-04 | 2018-09-04 | Master cylinder |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020037318A true JP2020037318A (en) | 2020-03-12 |
Family
ID=69737369
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018165178A Pending JP2020037318A (en) | 2018-09-04 | 2018-09-04 | Master cylinder |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020037318A (en) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5774866A (en) * | 1981-09-04 | 1982-05-11 | Sony Corp | Tape cassette |
JPS60148162U (en) * | 1984-03-15 | 1985-10-01 | 本田技研工業株式会社 | Vehicle hydraulic master cylinder device |
JP2005088772A (en) * | 2003-09-18 | 2005-04-07 | Advics:Kk | Reservoir for brake system vehicle |
-
2018
- 2018-09-04 JP JP2018165178A patent/JP2020037318A/en active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5774866A (en) * | 1981-09-04 | 1982-05-11 | Sony Corp | Tape cassette |
JPS60148162U (en) * | 1984-03-15 | 1985-10-01 | 本田技研工業株式会社 | Vehicle hydraulic master cylinder device |
JP2005088772A (en) * | 2003-09-18 | 2005-04-07 | Advics:Kk | Reservoir for brake system vehicle |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8864246B2 (en) | Vehicle brake hydraulic pressure control apparatus | |
JP4944685B2 (en) | Brake hydraulic pressure control device for bar handle vehicle | |
JP5677960B2 (en) | Pneumatic brake booster | |
WO2013147247A1 (en) | Body reservoir assembly | |
JP2020037318A (en) | Master cylinder | |
JP6086991B2 (en) | Master cylinder and reservoir | |
US10259523B2 (en) | Hydraulic operating system | |
JPWO2019145820A1 (en) | Brake fluid pressure control device | |
JP2003291799A (en) | Master cylinder device for brake | |
WO2016104425A1 (en) | Master cylinder | |
JP5771576B2 (en) | Hydraulic master cylinder and manufacturing method thereof | |
JP6076209B2 (en) | Saddle riding vehicle | |
JP5364620B2 (en) | Slave cylinder and straddle-type vehicle equipped with the same | |
JP5210227B2 (en) | Interlocking brake system for saddle-ride type vehicles | |
JP2022142586A (en) | Brake master cylinder and saddle-riding type vehicle with the same | |
JP2002104162A (en) | Brake master cylinder | |
JP6386870B2 (en) | Input device for vehicle brake system | |
JP3923213B2 (en) | Bearing / sealing device for tandem negative pressure booster | |
JP4892526B2 (en) | Tandem master cylinder | |
JP2003341504A (en) | Master cylinder | |
JP5446583B2 (en) | Negative pressure booster | |
JP2005289180A (en) | Hydraulic master cylinder for vehicle | |
GB2099941A (en) | Master cylinder mounting arrangement for vehicular use | |
JP2019064464A (en) | Hydraulic device | |
KR20060012749A (en) | Bushing seal structure of master cylinder for a vehicle |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201209 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210924 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211005 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20220405 |