JP2020036542A - Euglena cultivation system - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は、ユーグレナの培養に関する。 The present disclosure relates to the culture of Euglena.
特許文献1には、災害時に、燃料電池の発電により生成される生成水を飲料水および生活用水等に利用する技術が開示されている。 Patent Literature 1 discloses a technology in which generated water generated by power generation of a fuel cell at the time of a disaster is used for drinking water, domestic water, and the like.
しかしながら、災害時には十分な食料を用意できないことがあり、飲料水だけでは不十分な場合が想定される。飲料水に加えて、タンパク質やデンプンなどの栄養素が供給できれば、たとえ必要なカロリーをまかなえないとしても、救助を待つことができる期間を延ばすことができる。 However, in the event of a disaster, sufficient food may not be available and drinking water alone may not be sufficient. The availability of nutrients such as protein and starch, in addition to drinking water, can extend the period of time to wait for rescue, even if the required calories cannot be met.
本開示は、以下の形態として実現することが可能である。 The present disclosure can be realized as the following embodiments.
(1)本開示の一形態によれば、ユーグレナ培養システムが提供される。このユーグレナ培養システムは、燃料電池と、ユーグレナを培養する培養装置と、前記燃料電池の発電に伴う生成水を前記培養装置に供給する生成水供給部と、を備える。
この形態のユーグレナ培養システムによれば、燃料電池と、ユーグレナを培養する培養装置と、燃料電池の発電に伴う生成水を培養装置に供給する生成水供給部と、を備えるので、燃料電池の生成水を利用して、タンパク質やデンプンなどの栄養素を含むユーグレナを培養できる。したがって、災害時等に十分な食料を用意できない場合に、生存できる期間を延ばすことができる。また、燃料電池の生成水は、純水、あるいは、純水に近い水である。したがって、生成水を培養装置に供給する際に、雑菌および他の微生物等が培養装置内に流入することを抑制でき、他の微生物によりユーグレナの培養が阻害されること抑制できる。
(1) According to one aspect of the present disclosure, an Euglena culture system is provided. The Euglena culture system includes a fuel cell, a culture device that cultures Euglena, and a generated water supply unit that supplies generated water generated by the fuel cell to the culture device.
According to the Euglena culture system of this embodiment, since the fuel cell, the culture device for culturing Euglena, and the generated water supply unit that supplies the generated water accompanying the power generation of the fuel cell to the culture device are provided, Euglena, which contains nutrients such as protein and starch, can be cultured using water. Therefore, when sufficient food cannot be prepared at the time of a disaster or the like, it is possible to extend the period of survival. The water generated by the fuel cell is pure water or water close to pure water. Therefore, when supplying the produced water to the culture device, it is possible to suppress the inflow of various bacteria and other microorganisms into the culture device, and to inhibit the euglena culture from being inhibited by other microorganisms.
本開示は、種々の実施形態で実現することも可能である。例えば、燃料電池システム、ユーグレナの培養方法等の形態で実現できる。 The present disclosure can be realized in various embodiments. For example, it can be realized in the form of a fuel cell system, an euglena culture method, or the like.
A.第1実施形態:
A1.ユーグレナ培養システムの構成:
図1は、本開示の一実施形態におけるユーグレナ培養システム500の概略構成を示す説明図である。ユーグレナ培養システム500は、反応ガスとして空気および水素ガスの供給を受けて発電する燃料電池10と、ユーグレナ培養装置(以下、「培養装置」と呼ぶ)200とを備える。ユーグレナ培養システム500は、洞窟、無人島、宇宙船、被災地等の食料確保が容易ではない地において、燃料電池10の発電した電力を培養装置200に供給するとともに、燃料電池10の発電に伴う生成水を培養装置200に供給することによって、ユーグレナを培養する。ユーグレナ培養システム500の使用者は、培養されたユーグレナを食することで、長期間生存し得る。上述の燃料電池10および培養装置200は、いずれも後述の燃料電池システム100に接続されている。
A. First embodiment:
A1. Euglena culture system configuration:
FIG. 1 is an explanatory diagram illustrating a schematic configuration of an Euglena
A2.燃料電池システムの構成:
図2は、燃料電池システム100の構成を示す概略図である。本実施形態において、燃料電池システム100は、培養装置200とともに、太陽光が届かない洞窟内に載置され、培養装置200や、培養装置200を照射する照明装置84の電力源となる電力を出力する。燃料電池システム100は、燃料電池10と、酸化剤ガス供給排出部30と、燃料ガス供給排出部50と、制御装置20とを備える。燃料電池システム100は、さらに、DC/DCコンバータ80と、二次電池82とを備える。
A2. Fuel cell system configuration:
FIG. 2 is a schematic diagram showing the configuration of the
燃料電池10は、反応ガスとして水素ガスおよび空気の供給を受けて発電する固体高分子型燃料電池である。燃料電池10は、複数のセル11が積層されたスタック構造を有する。図示は省略するが、各セル11は、電解質膜の両面に電極を配置した膜電極接合体と、膜電極接合体を挟持する一対のガス拡散層および一対のセパレータとを有する。燃料電池10によって発電された電力は、DC/DCコンバータ80を介して二次電池82、負荷83、および照明装置84に供給される。
The
二次電池82は、燃料電池10により発電された電力を蓄電し、燃料電池10とともに燃料電池システム100における電力の供給源として機能する。二次電池82の電力は、培養装置200、照明装置84、後述のエアコンプレッサ33、水素ポンプ66、および各種弁に、供給される。本実施形態において、二次電池82は、充放電可能なリチウムイオン電池によって構成されている。なお、二次電池82は、鉛蓄電池、ニッケルカドミウム電池、ニッケル水素電池等の他の任意の種類の電池により構成されてもよい。
The
酸化剤ガス供給排出部30は、酸化剤ガスとしての空気を外気から取り入れて燃料電池10に供給すると共に、酸化オフガスを燃料電池10から外部へと排出する。酸化剤ガス供給排出部30は、酸化剤ガス配管31と、エアフローメータ32と、エアコンプレッサ33と、第1開閉弁34と、第1圧力計35と、酸化オフガス配管41と、第1調圧弁42とを備える。
The oxidizing gas supply /
酸化剤ガス配管31は、燃料電池10の内部に形成された酸化剤ガス供給マニホールドと連通し、外部から取り込んだ空気を燃料電池10に供給する。エアフローメータ32は、酸化剤ガス配管31に設けられ、取り込んだ空気の流量を測定する。エアコンプレッサ33は、エアフローメータ32と酸化オフガス配管41との接続部位との間に設けられ、制御装置20からの制御信号に応じて、外気から取り入れた空気を圧縮して酸素を燃料電池10に供給する。第1開閉弁34は、エアコンプレッサ33と燃料電池10との間に設けられ、エアコンプレッサ33から燃料電池10への空気の供給の実行および停止を行う。第1圧力計35は、燃料電池10の酸化剤ガス入口の圧力を測定し、制御装置20に送信する。
The oxidizing
酸化オフガス配管41は、燃料電池10の内部に形成された酸化オフガス排出マニホールドと連通する。酸化オフガス配管41は、各セル11から排出される酸化オフガスを燃料電池システム100の外部へと排出する。酸化オフガスには、空気の他に、燃料電池10の発電により生じた生成水が含まれる。第1調圧弁42は、制御装置20からの制御信号に応じて、酸化オフガス配管41における酸化オフガスの圧力を調整する。
The oxidation off-
燃料ガス供給排出部50は、燃料ガスとしての水素ガスを燃料電池10に供給すると共に、燃料オフガスを燃料電池10から外部へと排出する。燃料ガス供給排出部50は、燃料ガス配管51と、水素ガスタンク52と、第2開閉弁53と、第2調圧弁54と、インジェクタ55と、第2圧力計56と、燃料オフガス配管61と、第1気液分離器62と、排気排水弁63と、接続配管64と、循環配管65と、水素ポンプ66とを備える。
The fuel gas supply /
燃料ガス配管51は、水素ガスタンク52と燃料電池10とを接続し、水素ガスタンク52内の水素ガスおよび水素ポンプ66から送られる余剰水素ガスを燃料電池10に供給する。第2開閉弁53、第2調圧弁54、インジェクタ55、および第2圧力計56は、この順序で水素ガスタンク52から燃料電池10に向かって燃料ガス配管51に配置されている。
The
第2開閉弁53は、制御装置20からの制御信号に応じて開閉し、水素ガスタンク52からインジェクタ55への水素ガスの流入を制御する。燃料電池システム100の停止時には第2開閉弁53は閉じられる。第2調圧弁54は、制御装置20からの制御信号に応じて、インジェクタ55に供給する水素ガスの圧力を所定の圧力に調整する。インジェクタ55は、制御装置20からの制御信号に応じて、制御装置20が設定した駆動周期および開閉時間に応じて弁を開閉することにより、水素ガスを燃料電池10に供給すると共にその供給量を調整する。第2圧力計56は、燃料電池10の水素ガス入口の圧力を測定し、制御装置20に送信する。
The second on-off
燃料オフガス配管61は、燃料電池10の内部に形成された燃料オフガス排出マニホールドと第1気液分離器62とを接続する。燃料オフガス配管61は、燃料電池10から燃料オフガスを排出するための流路である。燃料オフガスには、発電反応に用いられなかった水素ガスや窒素ガス、燃料電池10の発電により生じた生成水が含まれる。燃料オフガス配管61は、燃料オフガスを第1気液分離器62へと誘導する。
The fuel off-
第1気液分離器62は、燃料オフガス配管61と循環配管65との間に接続されている。第1気液分離器62は、燃料オフガス配管61内の燃料オフガスに含まれる水素ガスと水とを分離し、水素ガスを含むガスを循環配管65へ流入させる。
The first gas-
排気排水弁63は、第1気液分離器62の下部に設けられた開閉弁である。排気排水弁63は、制御装置20からの制御信号に応じて開閉し、第1気液分離器62により分離された水および燃料オフガスに含まれている窒素ガス等の不純物ガスを接続配管64へ排出する。
The exhaust /
接続配管64は、排気排水弁63の下部と、酸化オフガス配管41とを接続する。接続配管64は、酸化オフガス配管41と連通する。接続配管64は、排気排水弁63から排出された水および燃料オフガスを酸化オフガス配管41へ排出する。
The
循環配管65は、インジェクタ55よりも下流側において燃料ガス配管51と接続している。循環配管65には、制御装置20からの制御信号に応じて駆動される水素ポンプ66が配置されている。水素ポンプ66は、第1気液分離器62において分離されたガス(水素ガスを含むガス)を燃料ガス配管51に送り出す。燃料電池システム100では、燃料オフガスに含まれる水素ガスを含むガスを循環させて、再び燃料電池10に供給することにより、水素ガスの利用効率を向上させている。
The
酸化オフガス配管41における接続配管64との接続部位よりも下流側に、第2気液分離器43が設けられている。第2気液分離器43は、酸化オフガス配管41を流れる酸化オフガスおよび燃料オフガスと、両オフガスに含まれる生成水と、を分離する。第2気液分離器43によって生成水と分離された酸化オフガスおよび燃料オフガスは、排気排水配管45を介して燃料電池システム100の外部(大気)へ排出される。他方、第2気液分離器43によって酸化オフガスおよび燃料オフガスと分離された生成水は、第3開閉弁44を介して生成水流路71へ排出される。
A second gas-
第3開閉弁44は、第2気液分離器43の下部に設けられた開閉弁である。第3開閉弁44は、制御装置20からの制御信号に応じて開閉し、第2気液分離器43により分離された生成水を生成水流路71へ排出する。
The third on-off
生成水流路71は、第2気液分離器43と培養装置200とを接続し、第2気液分離器43によって分離された生成水を培養装置200に供給する。生成水流路71には、生成水タンク72と、生成水ポンプ75とが設けられている。
The generated
生成水タンク72は、第2気液分離器43によって分離された生成水を貯留する。生成水タンク72は、貯留量検出センサ73と、排水弁74とを備える。貯留量検出センサ73は、生成水タンク72内の水位を検出することにより、生成水タンク72に貯留された水量(以下、「貯留量」と呼ぶ)を取得して、制御装置20に送信する。取得された貯留量が、生成水タンク72の許容貯留量に達している、あるいは、許容貯留量にある程度マージンを持たせた閾値を超えている場合には、制御装置20は、生成水タンク72への生成水の流入を制限する。具体的には、制御装置20は、排水弁74を閉じ、第2気液分離器43から排気排水配管45に生成水を排出する。この結果、生成水は、燃料電池システム100の外部(大気)に排出される。
The generated
排水弁74は、制御装置20からの制御信号に応じて開閉し、生成水タンク72に貯留された生成水を培養装置200に排出する。本実施形態において、排水弁74は、予め定められた量の生成水が貯留された場合に、開かれる。予め定められた貯留量は、実験等により予め算出され、メモリ25に格納されている。生成水ポンプ75は、生成水流路71を介して、生成水タンク72から排出された生成水を培養装置200に流入させる。生成水流路71および生成水タンク72は、課題を解決するための手段にける生成水供給部の下位概念に相当する。
The
培養装置200は、培地にユーグレナを接種した後、培地の表面に栄養源物質を含む気体を接触させることにより、ユーグレナの培養を行う装置である。本実施形態において、「ユーグレナ」とは、動物学および植物学の分類でユーグレナ属に分類される微生物を意味する。ユーグレナとしては、例えば、ミドリムシが該当する。ミドリムシは、藻の一種であり、体長0.05ミリメートルほどの微生物である。ミドリムシは、水の中で光合成をしながら、ビタミンおよびミネラル等の栄養素を蓄える。
The
図3は、培養装置200の概略構成を示す説明図である。培養装置200は、培養槽210と、気相容器230と、栄養源貯留槽250とを備える。培養槽210は、培地211を貯留する。本実施形態において、培地211は、Cramer and Myers培地である。培地211には、ユーグレナが接種され、後述のユーグレナ培養処理において、培地211への栄養源の供給と、培地211の撹拌と、培地211の加熱と、が実行される。培地211は、Cramer and Myers培地に代えて、AF−6培地でもよいし、Korean−Hunter培地でもよいし、窒素源、リン源、ミネラルなどの栄養塩類を添加した培養液でもよい。
FIG. 3 is an explanatory diagram showing a schematic configuration of the
培養槽210は、培地211を撹拌する撹拌装置213を備える。撹拌装置213は、燃料電池10のDC/DCコンバータ80に接続され、図示しないモーターと、撹拌翼214とを備える。撹拌装置213は、燃料電池10の発電した電力によってモーターを駆動して、撹拌翼214を駆動させることにより培地211を撹拌する。
The
気相容器230は、筒状の外観形状を有し、開口を下方に向けて、培地211の表面よりも下方に配置され、図示しない固定具により培養槽210に固定されている。気相容器230は、培地211に空気等の気体を供給する空間spを形成する。
The
気相容器230は、気体供給路231を備える。気体供給路231は、培養槽210の外部と連通し、外気から取り込んだ空気を空間sp内に供給する。気体供給路231には、第1バルブ233が設けられ、第1バルブ233は、制御装置20からの制御信号に応じて、空間sp内への空気の供給の実行および停止を行う。なお、気体供給路231および第1バルブ233は、空間sp内への空気の供給に加えて、空間sp内からの空気の排出を行ってもよい。
The
栄養源貯留槽250は、筒状の外観形状を有し、開口を上方に向けて空間sp内に配置され、図示しない固定具により気相容器230に固定されている。栄養源貯留槽250は、培地211に栄養源物質を含む液体等の流体を供給する。本実施形態では、栄養源貯留槽250には、燃料電池10の生成水が供給される。なお、栄養源貯留槽250には、生成水に加えて、エタノール、ドライアイス、アンモニア、清酒粕等を含む液体が供給されてもよい。
The nutrient
栄養源貯留槽250は、液体供給路251を備える。液体供給路251は、燃料電池システム100の生成水タンク72と連通し、生成水タンク72に貯留された生成水を栄養源貯留槽250に供給する。液体供給路251には、第2バルブ253が設けられ、第2バルブ253は、制御装置20からの制御信号に応じて開閉し、栄養源貯留槽250への生成水の流入を制御する。
The nutrient
図2および図3に示すように、照明装置84は、培養装置200を照射する。照明装置84は、一般的な照明装置であり、制御装置20からの制御信号に応じて、オンとオフとが切り替えられる。図2に示すように、照明装置84は、燃料電池10のDC/DCコンバータ80に接続され、燃料電池10により発電された電力が供給される。照明装置84には、燃料電池10により発電された電力に代えて、または、加えて、二次電池82に蓄電されている電力が供給されてもよい。本実施形態では、照明装置84による照明(光)の強さ、波長は、ユーグレナの光合成が促進される程度の強さ、波長に予め設定されている。なお、洞窟の中ではなく、太陽光が利用できる環境であれば、照明装置84を省略してもよい。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
以上説明した燃料電池10は、上述の構成によって供給される水素ガスおよび空気を用いて発電する。発電した電力は、図示しないインバータを介して、培養装置200、照明装置84に供給される。燃料電池10から培養装置200および照明装置84に電力を供給する電源ラインには、DC/DCコンバータ80の高圧側が接続されている。DC/DCコンバータ80は、制御装置20の制御に応じて、燃料電池10の出力電圧を昇圧する。燃料電池10とDC/DCコンバータ80との間には、燃料電池10の電流を測定する電流センサ85が設けられている。電流センサ85は、燃料電池10の出力電流値を測定する。
The
制御装置20は、燃料電池システム100を全体制御する。制御装置20は、CPU21と、メモリ25とを備えている。CPU21は、メモリ25に予め記憶されている制御プログラムを実行することにより、制御部22として機能する。
The
制御部22は、エアコンプレッサ33や水素ポンプ66等の制御装置20と電気的に接続されている各構成要素の駆動および停止を制御することにより、燃料電池10および制御装置20の運転を制御する。本実施形態において、制御部22は、培養装置200を制御して、後述のユーグレナ培養処理を実行する。
The
A3.ユーグレナ培養処理:
図4は、ユーグレナ培養処理の処理手順を示すフローチャートである。燃料電池システム100では、培養装置200全体の制御をするCPU(Central Processing Unit)から培養装置200の電源がオンにされたことを示す信号が送信され、かかる信号が制御装置20において受信されると、図4に示すユーグレナ培養処理が開始される。ユーグレナ培養処理は、培養装置200の電源がオンからオフに切り替えられるまでの間、所定のインターバルで繰り返し実行される。所定のインターバルは、例えば、30分としてもよい。なお、ユーグレナ培養処理が開始される時点において、培養装置200の培地211には、使用者によりユーグレナが接種されているものとする。
A3. Euglena culture treatment:
FIG. 4 is a flowchart showing a processing procedure of the Euglena culture processing. In the
まず、制御部22は、照明装置84に対して電力を供給する(ステップS105)。次に、制御部22は、貯留量検出センサ73から生成水タンク72の水量を取得する(ステップS110)。次に、制御部22は、貯留量が所定量以上であるか否かを判定する(ステップS115)。貯留量が所定量以上であると判定された場合(ステップS115:YES)、制御部22は、培養装置200に生成水を供給する(ステップS120)。具体的には、制御部22は、排水弁74と第2バルブ253とを開き、生成水ポンプ75によって、栄養源貯留槽250に生成水を流入させる。
First, the
次に、制御部22は、燃料電池10の発電により生じた熱を利用して、培地211を加熱する(ステップS125)。具体的には、制御部22は、燃料電池10から排出される冷却媒体から熱を取りだして、培養装置200に送風する。制御部22は、培地211の温度が20℃〜34℃となるように、培養装置200への温風の送風時間を制御する。次に、制御部22は、撹拌装置213に培地211を撹拌させる(ステップS130)。
Next, the
ステップS130の実行後、または、上述のステップS115において貯留量が所定量未満であると判定された場合(ステップS115:NO)、制御部22は、ユーグレナ培養処理を終了し、所定のインターバルが経過した後、再びユーグレナ培養処理を開始して、上述のステップS105を実行する。
After execution of step S130, or when it is determined in step S115 that the storage amount is less than the predetermined amount (step S115: NO), the
以上の構成を有する本実施形態のユーグレナ培養システム500によれば、燃料電池10と、ユーグレナを培養する培養装置200と、燃料電池10の発電に伴う生成水を培養装置200に供給する生成水供給部としての生成水流路71および生成水タンク72と、を備えるので、燃料電池10の生成水を利用して、タンパク質やデンプンなどの栄養素を含むユーグレナを培養できる。したがって、十分な食料を用意できない場合に、生存できる期間を延ばすことができる。また、燃料電池10の生成水は、純水、あるいは、純水に近い水である。したがって、生成水を培養装置200に供給する際に、雑菌および他の微生物等が培養装置200内に流入することを抑制でき、他の微生物によりユーグレナの培養が阻害されること抑制できる。
According to the
B.第2実施形態:
第2実施形態におけるユーグレナ培養システム500では、メタンガス(CH4)を改質することによって、水素ガス(H2)と二酸化炭素(CO2)とを生成し、生成された水素ガスを燃料電池10に、生成された二酸化炭素を培養装置200に、それぞれ供給する。以下、具体的に説明する。
B. Second embodiment:
In the
図5は、第2実施形態における燃料電池システム100aの構成を示す概略図である。図5および以降の説明では、第1実施形態と同様の構成については同じ符号を用い、説明を省略する。第2実施形態における燃料電池システム100aが第1実施形態における燃料電池システム100と異なる点は、燃料ガス供給排出部50に代えて、燃料ガス供給排出部50aを備える点である。燃料ガス供給排出部50aは、水素ガスを含む燃料ガスを改質により生成し、燃料電池10に供給する。燃料ガス供給排出部50aは、水素ガスタンク52に代えてメタンガスタンク52aを備える点と、改質装置52bを備える点と、において、燃料ガス供給排出部50と異なる。
FIG. 5 is a schematic diagram illustrating a configuration of a
メタンガスタンク52aには、メタンガスが貯蔵されている。改質装置52bは、いわゆる水蒸気改質を行い、メタンガスを水蒸気と反応させることで、水素と二酸化炭素とを含む改質ガスを生成する。改質装置52bは、改質反応を進行させる触媒を備えており、かかる触媒では、下記式(1)および(2)に示す化学反応が順次進行し、改質装置52bでは、下記式(3)に示す化学反応が進行する。
Methane gas is stored in the
CH3OH → CO + 2H2 …(1)
CO + H2O → CO2 + H2 …(2)
CH3OH + H2O → CO2 + 3H2 …(3)
CH 3 OH → CO + 2H 2 (1)
CO + H 2 O → CO 2 + H 2 ... (2)
CH 3 OH + H 2 O → CO 2 + 3H 2 (3)
改質装置52bは、改質ガスから水素ガスを分離するとともに、分離された水素ガスに含まれる水蒸気を除去した後、燃料ガス配管51を介して燃料電池10に水素ガスを供給する。また、改質装置52bは、水素ガスが分離された改質ガス、すなわち、二酸化炭素を含むガスを培養装置200に供給する。
The
第2実施形態におけるユーグレナ培養処理は、図4に示す第1実施形態のユーグレナ培養処理と同じであるので、その詳細な説明は省略する。 The Euglena culture process in the second embodiment is the same as the Euglena culture process in the first embodiment shown in FIG. 4, and thus a detailed description thereof will be omitted.
以上の構成を有する第2実施形態のユーグレナ培養システム500によれば、第1実施形態と同様な効果を奏する。加えて、例えば、宇宙船のように二酸化炭素がない環境においてユーグレナ培養システム500を利用する場合に、培養装置200に二酸化炭素を供給することにより、ユーグレナが光合成を行うことができ、栄養素がより豊富なユーグレナを培養できる。
According to the
C.第3実施形態:
第3実施形態におけるユーグレナ培養システム500では、燃料電池10の発電電力に生じた余剰電力を利用して水の電気分解を行い、水素(H2)と酸素(O2)とを生成し、生成された水素(H2)および酸素(O2)をタンクに貯蔵する。以下、具体的に説明する。
C. Third embodiment:
In the
図6は、第3実施形態における燃料電池システム100bの構成を示す概略図である。第3実施形態における燃料電池システム100bが第1実施形態における燃料電池システム100と異なる点は、酸化剤ガス供給排出部30に代えて酸化剤ガス供給排出部30aを備える点と、水電気分解装置90を備える点とである。酸化剤ガス供給排出部30aは、エアフローメータ32およびエアコンプレッサ33を省略する点と、酸素タンク36を備える点と、において、酸化剤ガス供給排出部30と異なる。
FIG. 6 is a schematic diagram illustrating a configuration of a
酸化剤ガス供給排出部30aは、水電気分解装置90により生成された酸素を燃料電池10に供給する。このため、酸化剤ガス供給排出部30aは、エアフローメータ32およびエアコンプレッサ33を備えていない。酸素タンク36は、水電気分解装置90により生成された酸素を貯蔵する。
The oxidizing gas supply /
水電気分解装置90は、いわゆる水の電気分解を行う。水電気分解装置90は、電解質の水溶液中に2つの電極を備える。かかる電極には、DC/DCコンバータ80を介して、燃料電池10の余剰電力が供給されて、直流電圧がかけられる。その結果、一方の電極において酸化反応が起こり、酸素が発生する。また、他方の電極において還元反応が起こり、水素が発生する。水の電気分解により発生した水素は、水素ガスタンク52に供給されて、貯蔵される。また、水の電気分解により発生した酸素は、酸素タンク36に供給されて、貯蔵される。なお、水電気分解装置90内の水溶液の溶媒(水)は、燃料電池10の生成水を利用してもよいし、雨水を貯留しておき、貯留された雨水を利用してもよい。
The
第3実施形態におけるユーグレナ培養処理は、図4に示す第1実施形態のユーグレナ培養処理と同じであるので、その詳細な説明は省略する。 The euglena culture process in the third embodiment is the same as the euglena culture process in the first embodiment shown in FIG. 4, and thus a detailed description thereof will be omitted.
以上の構成を有する第3実施形態のユーグレナ培養システム500によれば、第1実施形態と同様な効果を奏する。加えて、燃料電池10の発電電力で生じた余剰電力を利用して、燃料電池10の反応ガスである水素および酸素を生成できる。
According to the
D.他の実施形態:
(1)上記第2実施形態において、改質に用いる原料は、メタンに代えて、プロパン、ブタン、灯油、ナフサ等の炭化水素系燃料や、メタノール、エタノール、ジメチルエーテル等の燃料を用いてもよい。このような構成においても、上記第2実施形態と同様な効果を奏する。
D. Other embodiments:
(1) In the second embodiment, the raw material used for reforming may be a hydrocarbon-based fuel such as propane, butane, kerosene, or naphtha, or a fuel such as methanol, ethanol, or dimethyl ether, instead of methane. . With such a configuration, the same effect as in the second embodiment can be obtained.
(2)上記第3実施形態において、水電気分解装置90は、太陽光発電による電力を利用して水の電気分解を行なってもよい。このような構成においても、上記第3実施形態と同様な効果を奏する。
(2) In the third embodiment, the
(3)上記各実施形態において、第2気液分離器43を省略してもよい。かかる構成では、第1気液分離器62の下部に生成水タンク72を設けてもよい。このような構成においても、上記各実施形態と同様な効果を奏する。
(3) In each of the above embodiments, the second gas-
(4)上記各実施形態において、燃料電池10は、固体高分子型燃料電池であったが、固体高分子型燃料電池に限らず、固体酸化物型燃料電池など任意の種類の燃料電池を採用してもよい。このような構成においても、上記各実施形態と同様な効果を奏する。
(4) In each of the above embodiments, the
本開示は、上述の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。 The present disclosure is not limited to the above-described embodiments, and can be implemented with various configurations without departing from the spirit thereof. For example, the technical features in the embodiments corresponding to the technical features in each embodiment described in the summary of the invention may be used to solve some or all of the above-described problems, or to provide one of the above-described effects. In order to achieve a part or all, replacement or combination can be appropriately performed. Unless the technical features are described as essential in the present specification, they can be deleted as appropriate.
sp…空間、10…燃料電池、11…セル、20…制御装置、21…CPU、22…制御部、25…メモリ、30…酸化剤ガス供給排出部、30a…酸化剤ガス供給排出部、31…酸化剤ガス配管、32…エアフローメータ、33…エアコンプレッサ、34…第1開閉弁、35…第1圧力計、36…酸素タンク、41…酸化オフガス配管、42…第1調圧弁、43…第2気液分離器、44…第3開閉弁、45…排気排水配管、50…燃料ガス供給排出部、50a…燃料ガス供給排出部、51…燃料ガス配管、52…水素ガスタンク、52a…メタンガスタンク、52b…改質装置、53…第2開閉弁、54…第2調圧弁、55…インジェクタ、56…第2圧力計、61…燃料オフガス配管、62…第1気液分離器、63…排気排水弁、64…接続配管、65…循環配管、66…水素ポンプ、71…生成水流路、72…生成水タンク、73…貯留量検出センサ、74…排水弁、75…生成水ポンプ、80…DC/DCコンバータ、82…二次電池、83…負荷、84…照明装置、85…電流センサ、90…水電気分解装置、100…燃料電池システム、100a…燃料電池システム、100b…燃料電池システム、200…培養装置、210…培養槽、211…培地、213…撹拌装置、214…撹拌翼、230…気相容器、231…気体供給路、233…第1バルブ、250…栄養源貯留槽、251…液体供給路、253…第2バルブ、500…ユーグレナ培養システム sp: space, 10: fuel cell, 11: cell, 20: control device, 21: CPU, 22: control unit, 25: memory, 30: oxidant gas supply / discharge unit, 30a: oxidant gas supply / discharge unit, 31 ... Oxidizing gas pipe, 32 ... Air flow meter, 33 ... Air compressor, 34 ... First open / close valve, 35 ... First pressure gauge, 36 ... Oxygen tank, 41 ... Oxidizing off gas pipe, 42 ... First pressure regulating valve, 43 ... Second gas-liquid separator, 44: third on-off valve, 45: exhaust / drain pipe, 50: fuel gas supply / discharge section, 50a: fuel gas supply / discharge section, 51: fuel gas pipe, 52: hydrogen gas tank, 52a: methane gas Tank, 52b ... reformer, 53 ... second on-off valve, 54 ... second pressure regulating valve, 55 ... injector, 56 ... second pressure gauge, 61 ... fuel off gas pipe, 62 ... first gas-liquid separator, 63 ... Exhaust drain valve, 64 ... Connection pipe, 65: circulation pipe, 66: hydrogen pump, 71: generated water flow path, 72: generated water tank, 73: stored amount detection sensor, 74: drain valve, 75: generated water pump, 80: DC / DC converter, 82: secondary battery, 83: load, 84: lighting device, 85: current sensor, 90: water electrolysis device, 100: fuel cell system, 100a: fuel cell system, 100b: fuel cell system, 200: culture device, 210: Culture tank, 211: Medium, 213: Stirrer, 214: Stirrer, 230: Gas phase vessel, 231: Gas supply path, 233: First valve, 250: Nutrient source storage tank, 251: Liquid supply path, 253: second valve, 500: Euglena culture system
Claims (1)
燃料電池と、
ユーグレナを培養する培養装置と、
前記燃料電池の発電に伴う生成水を前記培養装置に供給する生成水供給部と、
を備える、ユーグレナ培養システム。 An euglena culture system,
A fuel cell,
A culture device for culturing Euglena,
A generated water supply unit that supplies generated water accompanying the power generation of the fuel cell to the culture device,
An Euglena culture system comprising:
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JP2018164393A JP2020036542A (en) | 2018-09-03 | 2018-09-03 | Euglena cultivation system |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7460718B1 (en) | 2022-09-26 | 2024-04-02 | 本田技研工業株式会社 | fuel cell system |
-
2018
- 2018-09-03 JP JP2018164393A patent/JP2020036542A/en active Pending
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