JP2020036392A - 電力モニター - Google Patents

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【課題】電力モニタリング装置、方法およびプログラム。【解決手段】電力モニタリング装置が:電力計から電力使用情報を収集するよう構成された収集器と;電力計からの電力使用情報をプロットするよう構成されたプロッターと;プロットにおける立ち上がりエッジを検出し、検出された立ち上がりエッジに基づいて電力使用情報の一部分を選択するよう構成されたエッジ検出器と;エッジ検出器によって選択された電力使用情報の一部分を使って視覚的特徴画像を生成するよう構成されたエンコーダと;視覚的特徴画像を解析して、デバイス電力消費シグネチャーを検出するよう構成された解析器と;検出されたデバイス電力消費シグネチャーを使って電力要求情報を出力するよう構成された出力器とを有する。【選択図】図1

Description

電力使用情報の解析を使って電力要求情報を出力するための電力モニタリング装置、方法およびプログラム。
任意の所与の時刻において要求される電力の大きさが推定されることを許容し、それにより発電所、発電機などによって生成される電力のレベルが調整されることを許容するためには、現在の電力使用レベルのモニタリングおよび将来のレベルの予測に基づいて、要求される電力の大きさが推定されることを許容するデバイスが必要である。
電力のモニタリングは、任意の好適な地理的または機能的エリアにまたがってなされうる。この一例として、特に軽工業団地が共有される発電機設備を使う場合、軽工業団地における全ユニットにまたがる電力をモニタリングすることが望まれることがあることがありうる。さらなる例では、複数の個々の部屋に電力を共有するための中央発電機設備を使う共同住宅についても、中央発電機設備の出力が調整できるよう、電力使用をモニタリングすることが望ましいことがありうる。より大きなスケールでは、複数の発電所の出力が調整できるよう、都市全体にまたがる電力をモニタリングすることが所望されることがある。より小さなスケールでは、より局所的なシステム(たとえばソーラーパワー・ベースのシステムまたはバイオマス発電機)によって生成される電力が調整されうるよう、あるいはまたより大きな電力グリッドへの接続のような電力源から引き出される電力の大きさが調整できるよう、単一の建物または単一の部屋からの出力をモニタリングすることが望まれることがありうる。
要求される電力のレベルが推定されることを許容するために、所与の地理的エリア(たとえば部屋、建物、建物群、町もしくは都市など)内に位置しうるあらゆる潜在的な電力消費元(すなわち、電力供給を要求するまたは負荷を呈するデバイス)をモニタリングするための一連の個別の電力モニターを設置することが可能である。これは現在使われている電力の大きさの非常に正確な指標を提供でき、よって将来の電力要求の非常に正確な予測をすることを許容できるが、あらゆる潜在的な電力消費元について個別の電力使用をモニタリングすることによって生成されるデータの量は非常に多い。したがって、この情報を得て、処理することは、非常にネットワークおよび処理の要件が高いことがある。また、このレベルのモニタリングを実施するために要求される電力モニターの数は非常に多く、かかるレベルのモニタリングは一部のユーザーには、立ち入りすぎと考えられることがある。
よって、(電力を要求し、よって電力消費元である)それぞれの個別のデバイスによって使用される電力のレベルをモニタリングすることへの代替として、代替的に、特定の地理的エリア(建物、部屋、町/都市など)を全体としてモニタリングする計測ユニットを設けることが知られている。地理的エリア全体をモニタリングする電力メーターからの計測値がひとたび受領されたら、任意の所与の時点においてどのデバイス(単数または複数)が動作していることがありうるかについての推定を導出するために、それらの電力計測値を個別要素に分別することが可能である。すなわち、メーターによって記録された電力消費元を調べることによって、どのデバイス(一つまたは複数)が現在動作しているかを識別し、当該地理的エリアについての将来の電力要求を推定するためにそれらのデバイスの将来の電力要求の予測を使うことが可能である。
建物/エリア全体のエネルギー消費は典型的には、全エネルギー消費を記録できるスマートメーター・デバイスを使ってさまざまなサンプリング・レートで得ることができる。エネルギー分別アルゴリズムを使うことによって、個々のデバイス・レベルでさらなる高価なモニタリング機器が設置されることを要求しない、それほど侵入的でない方法を使って個別デバイスのエネルギー使用を推定することが可能である。
この情報を利用して、エネルギーの消費者(たとえばデバイスのユーザー)のためになり、エネルギーの生成者のためにもなる恩恵を提供することが可能である。電力ユーザーの観点からは、特定のデバイスの消費の知識は、エネルギー意識の高いユーザーが電力消費が特に高いデバイスを識別して、全体的なエネルギー消費を最小にするようこれらのデバイスの使用を制限することを促す。これには明らかな環境上の恩恵がある。事業者の視点からは、これは、より詳細な情報およびパターンが探査され、消費者エネルギー需要に関して商業的に活用されることを許容するとともに、発電所が、余剰なエネルギー(これは無駄になりうる)を生成しないよう最適なレベルで稼働させられることをも許容する。
既知のエネルギー分別アルゴリズムは典型的には、低いサンプリング・レートのエネルギー・モニタリング・データを使って機能するよう設計されている。既知のアルゴリズムは典型的には、第一段階として、総合された信号内から定常状態動作イベントを検出することを要求する。総合された信号内の種々のデバイス・イベントを識別するためである。この検出を実施するために、既知のアルゴリズムは典型的には、エネルギー消費レベル内の立ち上がりおよび立ち下がりエッジを識別する。ここで、立ち上がりエッジは、あるデバイスのアクティブ化を示し、立ち下がりエッジは該デバイスの非アクティブ化を示す。家庭住居の例を与えられると、住居の全電力消費は、特にエネルギー集約的なデバイス(たとえばケトル)が作動させられた場合に上昇し、その後、そのデバイスが非アクティブ化されたときに低下する。これらのアクティブ化および非アクティブ化イベントを検出することによって、既存のエネルギー分別アルゴリズムは将来の使用を予測しようとする。
総合されたエネルギー信号から有用な情報を抽出するために、既存の分別アルゴリズムは、立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジの両方の検出と、立ち上がりエッジと立ち下がりエッジを対にすることとを要求する。すなわち、エネルギー分別アルゴリズムは、特定のデバイスがオンにされたときおよび該デバイスがオフにされた時を識別することが必要である。このプロセスは、重なり合うアクティブ化および非アクティブ化期間をもつ複数のデバイスがある場合には複雑にされうる。たとえば、家庭場面において電子レンジが作動され、次いで電子レンジが作動している間にケトルが作動され、次いで電子レンジの作動停止前の電子レンジがまだ作動している間にケトルが作動停止される場合、ケトルの作動停止を電子レンジの作動停止から区別することは可能でないことがありうる。アクティブ化および非アクティブ化の一つまたは複数が見逃されることがありうる。互いと対になる(すなわち、同じデバイスにリンクされる)立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジの正しくない識別は、容易に、将来の電力消費の正しくない推定につながりうる。
総合された信号におけるノイズのため、さらなる問題が生じることがある。これは、総合された信号内の単一の機器に発する孤立した諸イベントを抽出することの難しさにつながりうる。これは、エネルギー分別アルゴリズムによってイベント特徴(イベントの継続時間、イベントの間の消費されるエネルギーならびに最小および最大電力)が誤って識別される結果を生じ、将来のエネルギー要求についての不正確な予測という結果になることがある。
既存のエネルギー分別アルゴリズムについてのさらなる問題点は、いくつかのデバイスが複雑な多段階の電力サイクルをもつということである。たとえば、別個の選択、脱水および乾燥サイクルをもつ洗濯機は、完全な動作サイクルの間の異なる時点において(選択、脱水、乾燥に関わる)複数の異なる電力消費をもちうる。その結果、明瞭な電力消費エッジのない平滑化されたエネルギー使用プロファイルに、あるいはエネルギー分別アルゴリズムが単一のデバイスに由来していることを見きわめることが難しいことがありうる立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジの急速なシーケンスになることがある。
よって、総合された(aggregated)信号内から単一のデバイスからの電力使用シグネチャーを識別するよう電力使用情報を正確に分別する(disaggregate)ことができ、それにより将来のエネルギー要求について、より正確な予測をすることを許容するエネルギー・モニタリング装置を提供することが望ましい。
一例によれば、電力計から電力使用情報を収集するよう構成された収集器と;電力計からの電力使用情報をプロットするよう構成されたプロッターと;プロットにおける立ち上がりエッジを検出し、検出された立ち上がりエッジに基づいて電力使用情報の一部分を選択するよう構成されたエッジ検出器と;エッジ検出器によって選択された電力使用情報の一部分を使って視覚的特徴画像を生成するよう構成されたエンコーダと;画像認識を使って視覚的特徴画像を解析して、デバイス電力消費シグネチャーを検出するよう構成された解析器と;検出されたデバイス電力消費シグネチャーを使って電力要求情報を出力するよう構成された出力器とを有する電力モニタリング装置が提供される。本電力モニタリング装置は、立ち上がりエッジと立ち下がりエッジの正しくないマッチングから帰結する誤りが生じず、幅広い範囲のデバイスに適用可能な、デバイス電力消費シグネチャーを検出するための簡略化された方法を提供する。
さらなる例は、エッジ検出器が、選択すべき電力使用情報の前記一部分を、デバイス電力サイクル情報に基づいて決定するよう構成されている、電力モニタリング装置を提供する。デバイス電力サイクル情報を使うことによって、電力使用情報の前記一部分が選択される精度が改善される。
さらなる例は、エンコーダが、視覚的特徴画像においてエッジ検出器によって検出されたエッジの位置を示すよう構成されている、電力モニタリング装置を提供する。エッジの位置を示すことは、デバイス電力消費シグネチャーの認識を改善できる。
さらなる例は、エッジ検出器が、プロットにおける立ち上がりおよび立ち下がりエッジを検出するよう構成されている、電力モニタリング装置を提供する。立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジ両方の検出は、デバイス電力消費シグネチャーの認識をも改善できる。
さらなる例は、解析器が、複数のデバイス電力消費シグネチャーを検出するよう構成され、出力器が、電力要求情報を出力するときに、前記複数の検出されたデバイス電力消費シグネチャーを使うよう構成される、電力モニタリング装置を提供する。これにより、システムは、複数のデバイスをモニタリングするために、より効果的かつ正確に使用されることができる。
さらなる例は、電力使用情報が特定の地理的エリアについてである、電力モニタリング装置を提供する。特定の地理的エリアは、詳細な電力モニタリング要求に依存して、建物もしくは建物の一部またはより大きなエリアであってもよい。このようにして、電力モニタリング装置は、特定の状況のために調整されることができる。
さらなる例は、電力計を含む電力モニタリング装置を提供し、該電力モニタリング装置は特定の地理的エリアに位置される。結果として得られる装置は、自己完結式であり、ネットワークを使った通信に依拠しない。これは、潜在的にデバイスの信頼性を改善する。
さらなる例は、特定の地理的エリアから遠隔に位置する電力モニタリング装置を提供する。特に、収集器が、ネットワークを介して電力使用情報を収集するよう構成される。これは、分散式の動作を許容し、単一の電力モニタリング装置が多数のメーターから情報を受信することができ、大きな特定の地理的エリアをモニタリングすることができる。
さらなる例は、出力器によって出力される電力要求情報を使って電源を制御するよう構成されたコントローラを有する電力モニタリング装置を提供する。これは、電源が現在および予測される電力負荷に直接応答することを許容し、過剰な電力を生成することなく電力要求を満たす、より応答性のよい発電を許容する。
さらなる諸例によれば、電力モニタリング装置の例のコンテキストにおいて上記した機能を実装するための方法が提供される。該方法は、電力モニタリング装置の例を参照して上記したものと同じ利点を提供する。
さらなる諸例によれば、コンピューティング装置によって実行されたときに該コンピューティング装置に上記の方法を実行させるコンピュータ・プログラムを有するコンピュータ可読媒体が提供される。これは、上記の方法を実装するための簡単かつ効率的な仕方という利点を提供する。
ここで本発明は、単に例として、以下の図面を参照してさらに記述される。
電力モニタリング装置の例の概略的な表現である。
電力消費をモニタリングする方法の例の第一の部分を示すフローチャートである。
電力消費をモニタリングする方法の例の第二の部分を示すフローチャートである。
電力使用情報の選択された部分から視覚的特徴画像を生成する例を示す図である。
電力消費をモニタリングする方法を実装するために使用されうるコンピューティング装置の概略的な表現である。
図1の概略図は、電力モニタリング装置1の例を示している。電力モニタリング装置1は、特定の地理的エリア4内の電力使用をモニタリングするよう構成される。図1に示した例では、電力モニタリング装置1は、それがモニタリングするよう構成されている特定の地理的エリア4から離れて(外部に)位置されている。すなわち、電力モニタリング装置1は、図1に示される例では、特定の地理的エリア4の中に位置されてはいない。しかしながら、電力モニタリング装置1が、それがモニタリングする特定の地理的エリア4内に位置されることは可能である。電力モニタリング装置1が、それを使ってモニタリングする特定の地理的エリア4内に位置している場合には、電力モニタリング装置1は電力計5を有していてもよい。あるいはまた、電力計5は電力モニタリング装置1とは別個であるが、電力モニタリング装置1に接続されているのでもよい。図1に示した例では、電力計5は(特定の地理的エリア4の外部にある)電力モニタリング装置1とは別個であり、ネットワーク19を介して電力モニタリング装置1に接続されている。図1に示した例では、ネットワーク19はインターネットであるが、有線または無線接続のいかなる好適なネットワークが利用されてもよい。
デバイス17が特定の地理的エリア4内に位置している。理解の簡単のため、以下の例では、電力モニタリング装置1は、特定の地理的エリア4内の諸電力使用デバイスの総合された信号から単一のデバイス17の電力シグネチャーを抽出するために使われる。しかしながら、のちにより詳細に論じるように、電力モニタリング装置1は、特定の地理的エリア4内の複数のデバイスの電力使用シグネチャーを抽出するために使われてもよい。電力モニタリング装置1の具体的な機能は、それが使われているシステムの具体的な要求に依存して構成されることができる。異なる特定の地理的エリア4は異なる数のデバイス17を含む。デバイス17の総数は、単一のデバイス17から数百または千のデバイス17までの間で変わりうる。
(電力シグネチャーを抽出することが望まれているデバイス17を含んでいる)特定の地理的エリア4内のデバイスすべてによって使用される電力の大きさは、電力計5によってモニタリングされる。これは図2Aにおける段階S101によって示されている。電力計5が電力使用をモニタリングしてこの情報を電力モニタリング装置1に送る頻度は、システムの具体的な要求によって決定される。たいていの用途については、毎分1回の計測という計測頻度が十分である。電力使用の、より精密なモニタリングを得ることが望まれる場合には、この電力使用を、より頻繁にモニタリングすることが可能である。あるいはまた、電力使用における小さな変動はそれほど重要でなく、電力使用における一般的な傾向を識別することのほうが望まれている場合には、それほど頻繁でないモニタリング頻度が使われてもよい。
電力モニタリング情報は典型的には電力計5から、所与の時点において使用される全電力の形で出力されるが、電力モニタリング装置1は、システムの個別的な要求に依存して、任意の好適なフォーマットでの一つまたは複数の電力計5からの出力を使うよう構成されてもよい。使用される全電力は、ワット(W、ジュール毎秒)の単位で、あるいはまた、使用される全電力によってはメガワット(MW)、キロワット(kW)、ミリワット(mW)などの単位で出力されることができる。上記で論じたように、計測の間の時間間隔は、要求される精密さのレベルに依存して変わる。典型的には、計測は毎分取得される。電力計5によってモニタリングされるデバイスすべてによって使用される電力は、総合された電力使用情報を生成する。総合された電力使用情報は、電力モニタリング装置1によって、特に収集器3によって収集される。これは図2Aの段階S102に示されている。収集器3がこの情報を収集する機構は、電力モニタリング装置1によって変わる。図1に示した例では、電力使用情報は(特定の地理的エリア内の電力使用をモニタリングする)電力計5からネットワーク19(この例ではインターネット)を介して収集器3に送信される。しかしながら、電力モニタリング装置1が特定の地理的エリア4内または特定の地理的エリア4の近傍に位置している状況では、特に電力モニタリング装置1が電力計5を含んでいる状況では、該情報は電力計5から収集器3に直接伝送されてもよい。
ひとたび電力モニタリング情報が収集器3によって収集されたら、この情報はプロッター7に渡される。それにより、プロッター7は電力使用情報のプロットを形成しうる。これは図2Aにおける段階S103によって示されている。利用可能な情報の量が要求されるよりも多い場合には、電力使用情報はサンプリングされてもよい。たとえば、収集器3によって取得された電力使用情報が動作の毎秒についての計測値を含むが動作の毎分の計測値で電力使用情報をプロットすることが望まれているだけである場合には、プロッター7は、60番目ごとの計測値を取り(毎分1つの計測値を取ることと等価)、この情報を使ってプロットを形成するよう構成されてもよい。追加的または代替的に、電力使用情報における中断があっていくつかの計測値が省略された場合には、プロッター7はこれを考慮に入れて、たとえば省略された計測値(単数または複数)の前の最後に正しく得られた計測値と、省略された計測値(単数または複数)の後の最初に正しく得られた計測値との間の一定レベルまたは一定勾配の変化を想定することが可能である。このようにして、電力使用情報における小さな中断は、電力モニタリング装置1の動作を大幅に変えることはない。
ひとたびプロッター7によって電力使用情報のプロットが形成されたら、プロットにおける立ち上がりエッジを検出するために、このプロットはエッジ検出器9によって評価される。これは図2Aにおいて段階S104によって示されている。上記で手短かに論じたように、立ち上がりエッジは典型的には、デバイス17のアクティブ化が使用される全電力値の急速な上昇を引き起こしていることを示す。立ち上がりエッジを検出するためにいかなる好適な方法論が使用されてもよい。好適なエッジ検出アルゴリズムの例を下記に(アルゴリズム1において)示す。ここで、Wは、立ち上がりエッジが検出されるための、二つの相続く計測値の間の、あるいは所与の範囲の計測値にわたる記録された電力の上昇の最小絶対値である。ひとたび立ち上がりエッジが検出されたら、アルゴリズム1はその後のエッジ(上昇および下降)を識別するが、立ち上がりエッジと立ち下がりエッジを対にしようとは試みないよう構成される。
アルゴリズム1
1.信号にメジアン平滑化フィルタを適用
2.ある長さの信号(signal)について、サイズ4のスライディング窓(window)を適用:
a.Window=signal[index−2:index+2]
b.Edge=max(Window)−min(Window)
c.Direction=Window[3]−Window[0]
d.Direction〔向き〕が立ち下がりエッジであれば:
i.Edge〔エッジ〕を反転させる
e.Edgeの絶対値を計算
f.Edgeのタイムスタンプを記録
3.生成されたEdge(単数または複数)信号におけるすべての正のピークを見出す
4.Edge信号において見出されたすべてのピーク(peak)について
a.If(Peak≧W):(Wは機器の基礎的な事実のデータから得られる大きさパラメータ)
i.Edgeのタイムスタンプをイベントとして呼び出しのために記録。
アルゴリズム1は、使用されうるアルゴリズムの例であり、電力モニタリング装置1の個別的な要求に依存して代替的な技法が使われてもよい。
立ち上がりエッジの検出に続いて、エッジ検出器9は、プロットにおける検出された立ち上がりエッジ(単数または複数)に基づいて電力使用情報の一部分を選択するよう構成される。すなわち、エッジ検出器9は、電力使用情報のこの一部分がデバイス17の電力シグネチャーを識別しようと試みるためにさらに解析されることができるように、検出された立ち上がりエッジの近傍における電力使用情報の一部分を抽出する。選択される部分は、通例、検出された立ち上がりエッジを含み、その後続の部分であるが、常にそうではない。たとえば、デバイスが複数の異なる電力使用レベルに関わる複雑な電力使用シグネチャーをもつ場合には、検出された立ち上がりエッジは該デバイスの初期のアクティブ化を示さないことがあり、よって検出された立ち上がりエッジに先行する、潜在的には検出された立ち上がりエッジを含まない電力使用情報の部分も、選択された部分として選択されてもよい。
複数のデバイスの電力使用シグネチャーを識別することが望まれる場合または一つまたは複数のデバイスのアクティブ化を示しうる複数のエッジがある場合(または前記デバイスのうちの一つまたは複数がすばやく次々にアクティブ化または非アクティブ化されうる場合または前記エッジのうちの一つまたは複数がデバイス17の実際のアクティブ化または非アクティブ化ではなくランダム・ノイズから帰結しうる場合)には、プロッター7は、電力モニタリング装置1の残りのコンポーネントによるその後の解析のために、電力使用情報の複数の部分を抽出するよう構成されてもよい。
上記で論じたように、従来技術のシステムは、総合された信号から個々のデバイスの電力シグネチャーを分別しようと試みるために、電力総合信号における立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジの識別を要求する。対照的に、電力モニタリング装置1は、立ち上がりエッジの識別のみを利用するのでもよく、総合された電力使用情報を分別するために立ち下がりエッジが識別されることを要求しない。しかしながら、エッジ検出器9は、(立ち上がりエッジに加えて)立ち下がりエッジを識別し、この情報の識別も、電力モニタリング装置1のさらなるコンポーネントに渡すよう構成されてもよい。立ち下がりエッジの識別は、のちにより詳細に論じるように、デバイス電力使用シグネチャーのさらなるプロファイルを構築するために使用されることができる。立ち下がりエッジの検出は、図2Aにおいて段階S104Aによって示されている。
代替的な構成では、立ち下がりエッジのみが(立ち上がりエッジと連携してではなく)、総合された電力使用情報を分別するために使われてもよい。総合された電力使用情報を分別するために立ち下がりエッジが使われる場合、一般には、総合された電力使用情報の継続的な記憶を実行する必要がある。それにより、立ち下がりエッジが検出されたときに、立ち下がりエッジの検出前から取られる総合された電力使用情報の部分が抽出され、エンコーダに渡され、最終的にデバイス電力使用シグネチャーについて解析されることができる。総合された電力使用情報はバッファに記憶されて、常時、より最近の総合された電力使用情報で置き換えられてもよい。総合された電力使用情報を分別するために立ち下がりエッジを使うことは、過去の総合された電力使用情報の記憶を必要とするので、典型的には、立ち上がりエッジが(単独でまたは立ち下がりエッジと連携して)使われる。それにより、総合された電力使用情報の記憶は必ずしも提供される必要がない。
次いで、電力使用情報の選択された部分はエンコーダ11に渡される。エンコーダ11は、エッジ検出器9によって選択された電力使用情報の部分を使って、視覚的特徴画像を生成するために使われる。このプロセスは、図2Bにおける段階S105によって示されている。電力使用情報の選択された部分からの視覚的特徴画像の生成の例が本願の図3に示されている。電力使用情報の選択された部分はいかなる好適な形で(たとえば数値データのストリームとして、テーブルとして、グラフとして、など)エンコーダ11に渡されてもよいが、エンコーダによって生成される特徴画像は視覚的特徴画像である。電力使用情報の選択された部分から視覚的特徴画像を生成することによって、デバイスの電力使用シグネチャーを識別する問題が、主として数値解析問題から、主として視覚的画像認識/解析問題へと変更され、画像ベースの分類方法論(画像認識技法を含む)が問題に適用されることを許容する。これは、解析器13を参照して下記でより詳細に論じる。
視覚的特徴画像の生成において、典型的には、電力使用情報プロット(これはy軸に全電力を、x軸に時間をプロットする;図3はこの点を示すために任意単位を使っている)の下にあるエリアは陰影を付けられてもよい。これは、視覚的特徴画像を解析するために使用されうるいくつかの画像分類技法は、電力使用情報によって包含されるエリアと電力使用情報外のエリアとの間のコントラストがよりはっきりしている事例において、より効果的だからである。図2Bにおける段階105Aに示されるように、エンコーダ11は、視覚的特徴画像におけるエッジの位置をハイライトするよう構成されていてもよい。立ち上がりエッジ(または立ち下がりエッジ)のみが検出される場合、これらのエッジのみがハイライトされてもよい。あるいはまた、立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジの両方が検出される場合には、立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジの両方がハイライトされてもよく、あるいはやはり単に立ち上がりエッジがハイライトされてもよい。立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジの両方がハイライトされる場合、これらのエッジの間の区別をさらに強調するために、これらは異なる色でハイライトされてもよい。図3に示される例では、立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジの両方が、いずれも同じ色でハイライトされている。
ひとたび視覚的特徴画像がエンコーダ11によって生成され、任意的に、視覚的特徴画像におけるエッジの位置が示されたら、視覚的特徴画像は解析のために解析器13に渡される。解析器13は、視覚的特徴画像内で特定のデバイス17についての電力シグネチャー(または電力モニタリング装置1がそのように構成されている場合には特定の諸デバイスについての諸電力シグネチャー)を識別するよう構成される。(単一の)デバイス電力消費シグネチャーの検出は、図2Bの段階S106によって示されており、一方、複数のデバイス電力消費シグネチャーの検出は図2Bにおける段階S106Aによって示されている。解析器13は、事実上、画像解析を提供するよう構成され、よって、既知の画像解析技法を適用してもよい。
図1に示される例では、解析器13は、デバイス電力消費シグネチャーを抽出することをねらいとして、視覚的特徴画像を解析するために、ニューラル・ネットワークを利用するよう構成される。ニューラル・ネットワークが使用される場合、特定のデバイス電力シグネチャーを識別するためにニューラル・ネットワークをトレーニングする必要がある。ニューラル・ネットワークをトレーニングするために、典型的な機械学習モデル・トレーニングおよび試験手順(これはデバイス電力シグネチャーの事前の知識を必要とする)が使われてもよい。ひとたび所与のデバイス17(または複数のデバイス)の電力シグネチャーの十分な例を使ってニューラル・ネットワークがトレーニングされたら、ニューラル・ネットワークを使って、ノイズのある総合エネルギー消費信号から、その電力シグネチャーの以前に見たことのないインスタンスを検出することができる。
今の例ではニューラル・ネットワークが利用されるが、コンピュータまたはFPGAシステムを使って動作するエッジ検出またはブロブ発見に基づくシステムのような代替的な画像解析システムが使われてもよい。C++、パイソン、ジャバなどのようなさまざまなコーディング言語が、可能性としてはOpenCVのような確立されたライブラリからの関数の使用を通じて、視覚的画像解析を実行するために使われてもよい。電力モニタリング装置1の所与の実施形態において使われるべき画像解析システムの性質は、総合された電力使用情報において表わされうるデバイスのだいたいの数、選択される部分の時間スケールなどを含む、システムの個別的な要求に基づいて決定されることができる。
(特に画像内の特定の特徴を識別することによって)ニューラル・ネットワークが動作する仕方のため、視覚的特徴画像内のエッジをハイライトすることは、ニューラル・ネットワークの精度を改善できる。しかしながら、これは、ニューラル・ネットワークの使用の要件ではない。エッジがハイライトされていない視覚的特徴画像も、ニューラル・ネットワークに基づく解析器13を利用しうる。一般に、画像ベースの分類器は、より特徴に富む画像、すなわち背景の白いスペースがより少ない画像に応答する。この理由のため、上記で論じたように、電力使用情報プロットの下のエリアは塗りつぶされることができる。
特定のデバイス17の電力使用シグネチャーを識別するためには、解析器13は、信号内の高い負荷と低い負荷との間の遷移点を探しうる。解析器13が遷移(および遷移と遷移の間の離間)を探すよう構成され、たとえば任意の所与の時間における特定の地理的エリア4内での全デバイスの絶対的な全電力消費には焦点を当てないので、解析器13は、背景ノイズからまたは他のデバイスからの多数の他の情報点を含む信号から、デバイス17についてのシグネチャーを抽出できる。特に、高い電力と低い電力の間の遷移の間隔は、特定のデバイスの動作サイクルを示す。洗濯機の例に戻ると、洗濯機がサイクル内の、加熱サイクルがアクティブ化される点に達する場合に電力におけるスパイクが期待されうるし、この加熱サイクルが終わるときには立ち下がりエッジが期待されうる。電力モニタリング装置1(特に解析器13)の動作は各デバイス17についてモデルを構築することに関わるので、また解析器13は、任意の所与の視覚的特徴画像から多数の異なる視覚的特徴を抽出しうるので、電力使用情報から、多数の異なるデバイス・シグネチャーを区別することが可能である。解析器13は、デバイス電力消費シグネチャーの一部のみ、たとえばシグネチャーの開始部分のみまたはシグネチャーの始まりまたは終わりを含まない部分のみを検出するよう構成されてもよい。これは、将来の電力要求を予測するときに特に有用でありうる。
解析器13をトレーニングするために具体的なデバイス・シグネチャーが利用可能でない場合(特に、解析器13がニューラル・ネットワークを利用する場合)には、解析器13が、所与のデバイス17についてのデバイス・シグネチャーを、同様のデバイスについての既知のデバイス・シグネチャーに基づいて推定することが可能である。たとえば、洗濯機の特定のモデル(モデルA)についての電力消費シグネチャーが未知である場合、解析器13は未知の洗濯機(モデルA)についてのデバイス・シグネチャーを、洗濯機のさらなる例(モデルB、C、Dなど)についての既知の電力シグネチャーに基づいて推定してもよい。しかしながら、このような推定されたデバイス・シグネチャーの使用は、定義により、完全に既知のデバイス・シグネチャーの使用ほど正確ではなく、よって、解析器13は典型的には、推定技法を利用することよりも、デバイスについての正しいシグネチャーを使うことを優先する。
ひとたび解析器13が視覚的特徴画像を解析して、デバイス電力消費シグネチャーを検出したら、この情報は、検出されたデバイス17(または諸デバイス)電力消費シグネチャー(単数または複数)に基づいて電力要求情報を出力するために、出力器15に渡されることができる。すなわち、解析器13がデバイス17の電力サイクルの始まりを検出し、デバイス17は該サイクル内でのちに特に電力を必要とすることが知られている場合、この情報が出力器15によって出力されることができる。この出力は図2Bにおける段階S107によって示される。出力される情報に基づいて、電力源23が、要求を満たすために十分な電力を供給するよう準備されてもよい。たとえば、電力需要における期待されるスパイクを考慮に入れるため、十分な電力が利用可能であることを保証するために、さらなる発電機が自動的にアクティブ化されてもよく、あるいは、より大きな電力供給のために、より大きな電力グリッドに要求が提出されてもよい。
任意的に、電力モニタリング装置1は、出力器15にリンクされており、(図2Bの段階S108に示されるように)出力器15からの出力に基づいて電源23を制御するよう構成されているコントローラ21を含んでいてもよい。この構成は、電源23が比較的小さなスケールで運用されており、電力モニタリング装置1にローカルである場合に特に適切でありうる。この例として、電源23は、電力モニタリング装置1をも含む単一の工業団地内の発電機(単数または複数)であってもよい。電力モニタリング装置1が、より広い地理的エリア(たとえば町)で利用され、電源23が一つまたは複数の発電所である場合には、コントローラ21が電源23に直接リンクされることは適切ではないことがありうる。電力需要における期待される増大または減少より優先すべき他の事情があることがあるからである。
上記で詳細に論じたように、電力モニタリング装置1の動作は、既知の技法に比して数多くの利点を提供する。電力モニタリング装置1は、立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジの検出および立ち上がりエッジと立ち下がりエッジのペアリングではなく、立ち上がりエッジの検出を要求するだけなので、電力モニタリング装置1の動作は、総合された信号について、より信頼できる。これは、総合された信号がノイズを含むことがある場合に特にそうである。ノイズの存在は、(従来技術のシステムの要件である)立ち上がりエッジと立ち下がりエッジを対にすることを特に困難にしうるが、電力モニタリング装置1にとっては不相応なほどの障害にならないからである。さらに、電力モニタリング装置1の動作は少なくとも部分的には、特定の電力シグネチャーを学習することができる解析器13の使用を基づく。これは数多くの利点を提供するが、その中には、電力モニタリング装置1を使ってモニタリングされる特定の地理的エリア4に新たなデバイスが含められる場合に、電力モニタリング装置1が新たなデバイスを認識するよう教えられることができるということが含まれる。また、諸デバイスについてより多くの電力消費シグネチャーが検出されるにつれて、解析器13は、より正確になりうる。解析器13は、所与のデバイス電力消費シグネチャーのパラメータを、より絞り込んで洗練し、それによりこのシグネチャーが背景ノイズから、より正確に識別されることができるようになるからである。また、電源23に直接電力モニタリング装置1をリンクすることによって、諸デバイスについての電力需要が予期され、自動的に備えられ、それにより、電力需要が利用可能な電力供給を超えることがそれほど普通でなくなる、全体的なシステムを提供することが可能である。
上記は電力モニタリング装置1の使用を論じているが、これらの特徴のいくつかは好適なコンピュータ上で動作するコンピュータ・プログラムを使って実装されてもよいことは理解されるであろう。特に、コンピュータは、電力計5から電力使用情報を収集し、次いで、(検出されたデバイス電力消費シグネチャー(単数または複数)に基づいて)出力器15を使って電力要求情報を出力するのに先立って必要な全段階を提供するよう動作可能であってもよく、あるいはまた、コンピュータは電源23に直接リンクされて、該コンピュータは出力器15によって出力される電力要求情報を使って電源23を制御するために使われうるのでもよい。
図4は、上記で論じた電力モニタリングを実装するために使用されうるパーソナル・コンピュータのようなコンピューティング装置のブロック図である。本コンピューティング装置は、プロセッサ993およびメモリ994を有する。任意的に、本コンピューティング装置は、他のコンピューティング装置との、たとえば諸実施形態の他のコンピューティング装置との通信のためまたはリモート電力計5とのコンピューティングのためのネットワーク・インターフェース997をも含む。
たとえば、ある実施形態のある側面は、そのようなコンピューティング装置のネットワークから構成されてもよい。それにより、電力モニタリング装置1のコンポーネントは複数のコンピューティング装置にまたがって分散される。特に、解析器13がニューラル・ネットワークを利用する場合、このニューラル・ネットワークは複数の相互接続されたコンピューティング装置によって実装されてもよい。任意的に、本コンピューティング装置は、キーボードおよびマウスまたはタッチスクリーン・インターフェース996のような一つまたは複数の入力機構と、一つまたは複数のモニター995のようなディスプレイ・ユニットをも含む。これらのコンポーネントは、バス992を介して互いに接続可能である。
メモリ994はコンピュータ可読媒体を含んでいてもよい。この用語は、単一の媒体または複数の媒体(たとえば中央集中式のまたは分散式のデータベースおよび/または関連するキャッシュおよびサーバー)であって、コンピュータ実行可能命令を担持するまたはデータ構造が記憶されているよう構成されたものを指しうる。コンピュータ実行可能命令はたとえば、汎用コンピュータ、特殊目的コンピュータまたは特殊目的処理装置(たとえば一つまたは複数のプロセッサ)によってアクセス可能であり、それに一つまたは複数の機能または動作を実行させる命令およびデータを含んでいてもよい。よって、用語「コンピュータ可読記憶媒体」は、機械による実行のための一組の命令を記憶、エンコードまたは担持することができ、機械に本開示の方法の任意の一つまたは複数を実行させるいかなる媒体をも含みうる。よって、用語「コンピュータ可読記憶媒体」は、半導体メモリ、光学式メディアおよび磁気メディアを含むがそれに限られないものと解釈されうる。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、電気的に消去可能なプログラム可能型読み出し専用メモリ(EEPROM)、コンパクトディスク読み出し専用メモリ(CD-ROM)または他の光ディスク記憶、磁気ディスク記憶または他の磁気記憶デバイス、フラッシュ・メモリ・デバイス(たとえば半導体メモリ・デバイス)を含む非一時的なコンピュータ可読記憶媒体を含みうる。
プロセッサ993はコンピューティング装置を制御し、処理動作を実行する、たとえば本稿および請求項において記述されている収集器3、プロッター7、エッジ検出器9、エンコーダ11、解析器13、出力器15、コントローラ21および電力計5のさまざまな異なる機能を実装するために前記メモリに記憶されているコードを実行するよう構成される。メモリ994は、プロセッサ993によって読まれ、書き込まれるデータを記憶する。本稿で称されるところでは、プロセッサは、マイクロプロセッサ、中央処理ユニットなどのような一つまたは複数の汎用処理装置を含んでいてもよい。プロセッサは、複雑命令セット・コンピューティング(CISC)マイクロプロセッサ、縮小命令セット・コンピューティング(RISC)マイクロプロセッサ、超長命令語(VLIW: very long instruction word)マイクロプロセッサまたは他の命令セットを実装するプロセッサまたは命令セットの組み合わせを実装する諸プロセッサを含みうる。プロセッサは、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、ネットワーク・プロセッサなどといった一つまたは複数の特殊目的処理装置をも含みうる。一つまたは複数の実施形態では、プロセッサは、本稿で論じられる動作および段階を実行するための命令を実行するよう構成されている。
ディスプレイ・ユニット995は、コンピューティング装置によって記憶されているデータの表現を表示してもよく、カーソルおよびダイアログ・ボックスならびにスクリーンを表示し、ユーザーとコンピューティング装置に記憶されているプログラムおよびデータとの間の対話を可能にしてもよい。ディスプレイ・ユニットはタッチスクリーン・インターフェースを有していてもよい。
ネットワーク・インターフェース(ネットワークI/F)997はインターネットのようなネットワークに接続されてもよく、該ネットワーク19を介して他のそのようなコンピューティング装置に接続可能である。ネットワークI/F 997はネットワーク19を介した他の装置との間のデータ入出力を制御しうる。
マイクロフォン、スピーカー、プリンター、電源ユニット、ファン、ケース、スキャナ、トラックボールなどといった他の周辺装置がコンピューティング装置に含まれていてもよい。
図1の収集器3は、メモリ994に記憶されている処理命令(プログラム)を実行し、データをネットワークI/F 997またはバス992を介して交換するプロセッサ993(または複数のプロセッサ)であってもよい。特に、プロセッサ993は、上記で論じたような電力使用情報をネットワークI/F 997またはバス992を介して収集するための処理命令を実行してもよい。さらに、プロセッサ993は、収集された電力使用情報を、接続されている記憶ユニットに記憶する、および/または、収集された電力使用情報をプロッター7にネットワークI/F 997またはバス992を介して送信するための処理命令を実行してもよい。
図1のプロッター7は、メモリ994に記憶されている処理命令(プログラム)を実行し、データをネットワークI/F 997またはバス992を介して交換するプロセッサ993(または複数のプロセッサ)であってもよい。特に、プロセッサ993は、上記で論じたように、電力使用情報をネットワークI/F 997またはバス992を介して受領し、電力使用情報をプロットするための処理命令を実行してもよい。さらに、プロセッサ993は、プロットを、接続されている記憶ユニットに記憶するおよび/またはプロットをネットワークI/F 997またはバス992を介してエッジ検出器9に送信するための処理命令を実行してもよい。
図1のエッジ検出器9は、メモリ994に記憶されている処理命令(プログラム)を実行し、データをネットワークI/F 997またはバス992を介して交換するプロセッサ993(または複数のプロセッサ)であってもよい。特に、プロセッサ993は、上記で論じたようにプロットをネットワークI/F 997またはバス992を介して受領するための処理命令を実行してもよい。さらに、プロセッサ993は、プロットにおける立ち上がりエッジを検出し、検出された立ち上がりエッジに基づいて電力使用情報の一部を選択し、選択された一部を接続されている記憶ユニットに記憶するおよび/または選択された一部をネットワークI/F 997またはバス992を介してエンコーダ11に送信するための処理命令を実行してもよい。
図1のエンコーダ11は、メモリ994に記憶されている処理命令(プログラム)を実行し、データをネットワークI/F 997またはバス992を介して交換するプロセッサ993(または複数のプロセッサ)であってもよい。特に、プロセッサ993は、上記で論じたように、前記選択された部分をネットワークI/F 997またはバス992を介して受領するための処理命令を実行してもよい。さらに、プロセッサ993は、エッジ検出器9によって選択された電力使用情報の前記一部を使って視覚的特徴画像を生成し、該視覚的特徴画像を接続されている記憶ユニットに記憶するおよび/または該視覚的特徴画像をネットワークI/F 997またはバス992を介して解析器13に送信するための処理命令を実行してもよい。
図1の解析器13は、メモリ994に記憶されている処理命令(プログラム)を実行し、データをネットワークI/F 997またはバス992を介して交換するプロセッサ993(または複数のプロセッサ)であってもよい。特に、プロセッサ993は、上記で論じたように、前記視覚的特徴画像を受領し、前記視覚的特徴画像を解析して、デバイス電力消費シグネチャー(または複数のデバイス電力消費シグネチャー)を検出するための処理命令を実行してもよい。さらに、プロセッサ993は、検出されたデバイス電力消費シグネチャー(単数または複数)を接続されている記憶ユニットに記憶するおよび/または該シグネチャー(単数または複数)をネットワークI/F 997またはバス992を介して出力器15に送信するための処理命令を実行してもよい。
図1の出力器15は、メモリ994に記憶されている処理命令(プログラム)を実行し、データをネットワークI/F 997またはバス992を介して交換するプロセッサ993(または複数のプロセッサ)であってもよい。特に、プロセッサ993は、上記で論じたように、解析器13から前記シグネチャー(単数または複数)を受領するための処理命令を実行してもよい。さらに、プロセッサ993は、前記シグネチャー(単数または複数)を使って電力要求情報を生成し、検出されたデバイス電力消費シグネチャー(単数または複数)を接続されている記憶ユニットに記憶するおよび/または前記電力要求情報をネットワークI/F 997またはバス992を介してコントローラ21のようなさらなるコンポーネントに送信するための処理命令を実行してもよい。
方法は、図4に示されるような一つまたは複数のコンピューティング装置で実行されてもよい。そのようなコンピューティング装置は図4に示されるすべてのコンポーネントを有する必要はなく、それらのコンポーネントの部分集合から構成されていてもよい。方法は、上記で論じたように、ネットワーク19を介して一つまたは複数のデータ記憶サーバーと通信する単一のコンピューティング装置によって実行されてもよい。
疑問の余地を避けるために、本発明の範囲は請求項によって定義される。
以上の実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
電力計から電力使用情報を収集するよう構成された収集器と;
前記電力計からの前記電力使用情報をプロットするよう構成されたプロッターと;
プロットにおける立ち上がりエッジを検出し、検出された立ち上がりエッジに基づいて前記電力使用情報の一部分を選択するよう構成されたエッジ検出器と;
前記エッジ検出器によって選択された前記電力使用情報の前記一部分を使って視覚的特徴画像を生成するよう構成されたエンコーダと;
画像認識を使って前記視覚的特徴画像を解析して、デバイス電力消費シグネチャーを検出するよう構成された解析器と;
検出されたデバイス電力消費シグネチャーを使って電力要求情報を出力するよう構成された出力器とを有する、
電力モニタリング装置。
(付記2)
前記エッジ検出器が、選択すべき前記電力使用情報の前記一部分を、デバイス電力サイクル情報に基づいて決定するよう構成されている、付記1記載の電力モニタリング装置。
(付記3)
前記エンコーダが、前記視覚的特徴画像において前記エッジ検出器によって検出されたエッジの位置を示すよう構成されている、付記1または2記載の電力モニタリング装置。
(付記4)
前記エッジ検出器が、プロットにおける立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジを検出するよう構成されている、付記1ないし3のうちいずれか一項記載の電力モニタリング装置。
(付記5)
前記解析器が、複数のデバイス電力消費シグネチャーを検出するよう構成されており、前記出力器が、前記電力要求情報を出力するときに、前記複数の検出されたデバイス電力消費シグネチャーを使うよう構成されている、付記1ないし4のうちいずれか一項記載の電力モニタリング装置。
(付記6)
前記電力使用情報が特定の地理的エリアについてである、付記1ないし5のうちいずれか一項記載の電力モニタリング装置。
(付記7)
前記特定の地理的エリアが建物である、付記6記載の電力モニタリング装置。
(付記8)
前記特定の地理的エリアが建物の一部である、付記6記載の電力モニタリング装置。
(付記9)
当該電力モニタリング装置が前記電力計を含み、当該電力モニタリング装置は前記特定の地理的エリア内に位置される、付記6ないし8のうちいずれか一項記載の電力モニタリング装置。
(付記10)
当該電力モニタリング装置が、前記特定の地理的エリアからリモートに位置する、付記6ないし8のうちいずれか一項記載の電力モニタリング装置。
(付記11)
前記収集器が、ネットワークを介して前記電力使用情報を収集するよう構成されている、付記10記載の電力モニタリング装置。
(付記12)
前記出力器によって出力される前記電力要求情報を使って電源を制御するよう構成されたコントローラをさらに有する、付記1ないし11のうちいずれか一項記載の電力モニタリング装置。
(付記13)
電力計から電力使用情報を収集する段階と;
前記電力計からの前記電力使用情報をプロットする段階と;
プロットにおける立ち上がりエッジを検出し、検出された立ち上がりエッジに基づいて前記電力使用情報の一部分を選択する段階と;
前記電力使用情報の選択された前記一部分を使って視覚的特徴画像を生成する段階と;
画像認識を使って前記視覚的特徴画像を解析して、デバイス電力消費シグネチャーを検出する段階と;
検出されたデバイス電力消費シグネチャーを使って電力要求情報を出力する段階とを含む、
電力消費をモニタリングする方法。
(付記14)
コンピュータによって実行されたときに該コンピュータに付記13記載の電力消費をモニタリングする方法を実行させるコンピュータ・プログラム。
(付記15)
付記14記載のコンピュータ・プログラムを有するコンピュータ可読媒体。
1 電力モニタリング装置
3 収集器
4 特定の地理的エリア
5 電力計
7 プロッター
9 エッジ検出器
11 エンコーダ
13 解析器
15 出力器
17 デバイス
19 ネットワーク
21 コントローラ
23 電力源

S101 特定の地理的エリアにおける電力使用をモニタリング
S102 電力使用情報を取得
S103 電力使用情報をプロット
S104 立ち上がりエッジを検出して、電力使用情報の一部分を選択
S104A 立ち下がりエッジを検出
S105 視覚的特徴画像を生成
S105A 視覚的特徴画像においてエッジの位置を指示
S106 視覚的特徴画像を解析し、デバイス電力消費シグネチャーを検出
S106A 複数のデバイス電力消費シグネチャーを検出
S107 電力要求情報を出力
S108 電力源を制御

993 プロセッサ
994 メモリ
995 ディスプレイ
996 入力
997 ネットワークI/F

Claims (15)

  1. 電力計から電力使用情報を収集するよう構成された収集器と;
    前記電力計からの前記電力使用情報をプロットするよう構成されたプロッターと;
    プロットにおける立ち上がりエッジを検出し、検出された立ち上がりエッジに基づいて前記電力使用情報の一部分を選択するよう構成されたエッジ検出器と;
    前記エッジ検出器によって選択された前記電力使用情報の前記一部分を使って視覚的特徴画像を生成するよう構成されたエンコーダと;
    画像認識を使って前記視覚的特徴画像を解析して、デバイス電力消費シグネチャーを検出するよう構成された解析器と;
    検出されたデバイス電力消費シグネチャーを使って電力要求情報を出力するよう構成された出力器とを有する、
    電力モニタリング装置。
  2. 前記エッジ検出器が、選択すべき前記電力使用情報の前記一部分を、デバイス電力サイクル情報に基づいて決定するよう構成されている、請求項1記載の電力モニタリング装置。
  3. 前記エンコーダが、前記視覚的特徴画像において前記エッジ検出器によって検出されたエッジの位置を示すよう構成されている、請求項1または2記載の電力モニタリング装置。
  4. 前記エッジ検出器が、プロットにおける立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジを検出するよう構成されている、請求項1ないし3のうちいずれか一項記載の電力モニタリング装置。
  5. 前記解析器が、複数のデバイス電力消費シグネチャーを検出するよう構成されており、前記出力器が、前記電力要求情報を出力するときに、前記複数の検出されたデバイス電力消費シグネチャーを使うよう構成されている、請求項1ないし4のうちいずれか一項記載の電力モニタリング装置。
  6. 前記電力使用情報が特定の地理的エリアについてである、請求項1ないし5のうちいずれか一項記載の電力モニタリング装置。
  7. 前記特定の地理的エリアが建物である、請求項6記載の電力モニタリング装置。
  8. 前記特定の地理的エリアが建物の一部である、請求項6記載の電力モニタリング装置。
  9. 当該電力モニタリング装置が前記電力計を含み、当該電力モニタリング装置は前記特定の地理的エリア内に位置される、請求項6ないし8のうちいずれか一項記載の電力モニタリング装置。
  10. 当該電力モニタリング装置が、前記特定の地理的エリアからリモートに位置する、請求項6ないし8のうちいずれか一項記載の電力モニタリング装置。
  11. 前記収集器が、ネットワークを介して前記電力使用情報を収集するよう構成されている、請求項10記載の電力モニタリング装置。
  12. 前記出力器によって出力される前記電力要求情報を使って電源を制御するよう構成されたコントローラをさらに有する、請求項1ないし11のうちいずれか一項記載の電力モニタリング装置。
  13. 電力計から電力使用情報を収集する段階と;
    前記電力計からの前記電力使用情報をプロットする段階と;
    プロットにおける立ち上がりエッジを検出し、検出された立ち上がりエッジに基づいて前記電力使用情報の一部分を選択する段階と;
    前記電力使用情報の選択された前記一部分を使って視覚的特徴画像を生成する段階と;
    画像認識を使って前記視覚的特徴画像を解析して、デバイス電力消費シグネチャーを検出する段階と;
    検出されたデバイス電力消費シグネチャーを使って電力要求情報を出力する段階とを含む、
    電力消費をモニタリングする方法。
  14. コンピュータによって実行されたときに該コンピュータに請求項13記載の電力消費をモニタリングする方法を実行させるコンピュータ・プログラム。
  15. 請求項14記載のコンピュータ・プログラムを有するコンピュータ可読媒体。
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