JP2020034889A - 立体画像表示モニタ及び立体画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】水平解像度と垂直解像度とのアンバランスの程度を軽減しながら、立体画像を表示することができる立体画像表示モニタを提供する。【解決手段】表示パネル41は、複数のサブピクセル411が第1の方向及び第1の方向と直交する第2の方向にマトリクス状に配列している。各サブピクセル411は第1の方向に第1の長さを有し、第2の方向に第1の長さより長い第2の長さを有する。第1の方向に配列したサブピクセルを行、第2の方向に配列したサブピクセルを列とする。左目用偏光フィルム42L及び右目用偏光フィルム42Rは、表示パネル41の表面に、列単位で第1の方向に交互に配置されている。【選択図】図5

Description

本発明は、モノクロの立体画像を表示する立体画像表示モニタ及び立体画像表示装置に関する。
医師が、レントゲン写真等の医用画像をモニタに表示して患者を診断することがある。レントゲン写真はモノクロ画像である。医師がモニタに表示された医用画像に基づいて患者を正確に診断するには、表示パネルの解像度が極めて重要である。特許文献1には、表示パネルにおけるRGBのサブピクセルを独立に駆動してモノクロ画像を表示することによって、水平解像度を3倍に拡大することが記載されている。
特開2011−235107号公報 特開2011−186423号公報
医用のモニタを、3次元(3D)画像を表示する立体画像表示モニタ(3D画像表示モニタ)とし、撮影対象物を3Dで表示して患者を診断したいという要望が高まっている。3D画像表示モニタを構成するには、特許文献2に記載のように、左目用画像生成領域と右目用画像生成領域とを垂直方向に交互に配列することが考えられる。
特許文献1に記載されている水平解像度を3倍に拡大したモニタを特許文献2に記載されている方法によって3D画像表示モニタとすれば、高解像度の3D画像表示モニタを構成することができる。しかしながら、特許文献1に記載されているモニタは、水平解像度が3倍に拡大されているものの垂直解像度は拡大されていないため、そもそも水平解像度と垂直解像度とが大きく異なっていてアンバランスである。
これに加えて、特許文献1に記載されているモニタを特許文献2に記載されている方法によって3D画像表示モニタとすると、垂直解像度が1/2となるので、水平解像度と垂直解像度との差が拡大して、さらにアンバランスとなってしまう。
本発明は、水平解像度と垂直解像度とのアンバランスの程度を軽減しながら、立体画像を表示することができる立体画像表示モニタ及び立体画像表示装置を提供することを目的とする。
本発明は、複数のサブピクセルが第1の方向及び前記第1の方向と直交する第2の方向にマトリクス状に配列し、各サブピクセルは前記第1の方向に第1の長さを有し、前記第2の方向に前記第1の長さより長い第2の長さを有する表示パネルと、前記第1の方向に配列したサブピクセルを行、前記第2の方向に配列したサブピクセルを列としたとき、前記表示パネルの表面に重ねられ、列単位で前記第1の方向に交互に配置され、前記表示パネルに表示される左目用画像信号を左目で視認するための左目用偏光フィルム及び前記表示パネルに表示される右目用画像信号を右目で視認するための右目用偏光フィルムとを備える立体画像表示モニタを提供する。
本発明は、上記の立体画像表示モニタと、前記左目用画像信号を前記左目用偏光フィルムが配置されているサブピクセルに表示し、前記右目用画像信号を前記右目用偏光フィルムが配置されているサブピクセルに表示するよう、前記立体画像表示モニタを駆動する駆動回路とを備える立体画像表示装置を提供する。
本発明は、立体画像表示モニタと、前記立体画像表示モニタを駆動する駆動回路とを備え、前記立体画像表示モニタは、複数のサブピクセルが第1の方向及び前記第1の方向と直交する第2の方向にマトリクス状に配列し、各サブピクセルは前記第1の方向に第1の長さを有し、前記第2の方向に前記第1の長さより長い第2の長さを有する表示パネルと、前記第1の方向に配列したサブピクセルを行、前記第2の方向に配列したサブピクセルを列としたとき、前記表示パネルの表面に重ねられ、列単位で前記第1の方向に交互に配置され、前記表示パネルに表示される左目用画像信号を左目で視認するための左目用偏光フィルム及び前記表示パネルに表示される右目用画像信号を右目で視認するための右目用偏光フィルムと、前記表示パネルの表面に重ねられ、互いに隣り合う前記左目用偏光フィルムが配置された1列のサブピクセルと前記右目用偏光フィルムが配置された1列のサブピクセルとの間の1列のサブピクセルに配置されたマスクパターンとを備え、前記駆動回路は、前記左目用画像信号を前記左目用偏光フィルムが配置されているサブピクセルに表示し、前記右目用画像信号を前記右目用偏光フィルムが配置されているサブピクセルに表示するよう、前記立体画像表示モニタを駆動し、前記マスクパターンが配置されているサブピクセルに黒を表示するよう、前記立体画像表示モニタを駆動する立体画像表示装置を提供する。
本発明の立体画像表示モニタ及び立体画像表示装置によれば、水平解像度と垂直解像度とのアンバランスの程度を軽減しながら、立体画像を表示することができる。
第1実施形態の立体画像表示装置を示すブロック図である。 各実施形態の立体画像表示モニタの概略的な構成を示す斜視図である。 各実施形態の立体画像表示モニタが備える表示パネルの構成を示す部分平面図である。 カラー表示パネルの構成を示す部分平面図である。 第1実施形態の立体画像表示モニタを示す平面図である。 第2実施形態の立体画像表示モニタを示す平面図である。 第3実施形態の立体画像表示モニタを示す平面図である。 第2実施形態の立体画像表示装置を示すブロック図である。 第2実施形態の立体画像表示装置が第3実施形態の立体画像表示モニタのマスクパターンが配置された各列のサブピクセルに黒を表示している状態を示す斜視図である。
以下、各実施形態の立体画像表示モニタ及び立体画像表示装置について、添付図面を参照して説明する。各実施形態においては、モノクロの立体(3D)画像を表示する立体画像表示モニタ及び立体画像表示装置として、医用モニタ及び医用画像を表示する医用画像表示装置を例とする。各実施形態の立体画像表示モニタ及び立体画像表示装置は、医用モニタ及び医用画像表示装置に限定されない。
<第1実施形態の立体画像表示装置>
図1において、サーバ1には3Dの医用画像信号が記憶されており、ワークステーション2はサーバ1より医用画像信号を読み出す。3Dの医用画像信号は、左目用画像信号SvL及び右目用画像信号SvRよりなる。左目用画像信号SvL及び右目用画像信号SvRは、同一の撮影対象物に対して視差を有する視差画像信号(立体画像信号)である。医用画像信号は、レントゲン写真の画像信号、マンモグラフィの画像信号等の任意の医用画像信号である。
駆動回路3は、ワークステーション2が読み出した左目用画像信号SvL及び右目用画像信号SvRを、立体画像表示モニタ(以下、3Dモニタ)4に表示するよう3Dモニタ4を駆動する。医師は、3D視認用の眼鏡5を装着して3Dモニタ4に表示された医用画像を見て患者を診断する。
サーバ1はPACS(Picture Archiving and Communication System)サーバであってもよく、医用画像はDICOM(Digital Imaging and Communications in Medicine)規格に準拠した画像であってもよい。医用画像がDICOM規格に準拠した画像であるとき、医用画像信号は、DICOMビューワと称されるソフトウェアによって3Dモニタ4に表示されてもよい。
立体画像表示装置は、少なくとも駆動回路3及び3Dモニタ4を備えればよい。3Dモニタ4は、図2及び図3に示す構成を有し、具体的には、後述する第1〜第3実施形態の立体画像表示モニタのうちのいずれかであればよい。
図2に示すように、3Dモニタ4は、表示パネル41と、表示パネル41の表面に重ねられて配置された偏光フィルム42とを有する。詳細には、偏光フィルム42は表示パネル41の表面に貼付されている。表示パネル41の表面とは、医師等の3Dモニタ4を見るユーザが位置する側の面である。図2においては、表示パネル41と偏光フィルム42とを理解しやすいよう、両者を互いに離隔した状態を示している。
典型的には、表示パネル41は液晶パネルである。表示パネル41は有機ELパネル、プラズマディスプレイパネル等の液晶パネル以外の表示パネルであってもよい。表示パネル41が液晶パネルであるとき、3Dモニタ4は、表示パネル41の背面より光を投射するバックライトを備える。バックライトの図示は省略されている。
図3は、表示パネル41の詳細な構成を示している。表示パネル41には、複数のサブピクセル411が、水平方向(第1の方向)及び水平方向と直交する垂直方向(第2の方向)にマトリクス状に配列されている。各サブピクセル411は長方形を有しており、水平方向は幅W(第1の長さ)を有し、垂直方向は幅Wより長い高さH(第2の長さ)を有する。サブピクセル411は完全な長方形でなくてもよい。
ところで、表示パネル41がカラー画像を表示するカラー表示パネルである場合には、表示パネル41はRGBのカラーフィルタを備える。それにより、図4に示すように、サブピクセル411は、Rのサブピクセル411rと、Gのサブピクセル411gと、Bのサブピクセル411bとのいずれかとなる。サブピクセル411r、411g、及び411bは、それぞれ、画像信号を構成するR信号、G信号、及びB信号を表示する。
カラー表示パネルにおいては、サブピクセル411rと、サブピクセル411gと、サブピクセル411bの3つのサブピクセル411が1つのピクセルを構成する。
図3に示す表示パネル41は、モノクロ画像を表示する表示パネルとして製造されていてもよいし、図4に示すようなカラー表示パネルのカラーフィルタを取り外すことによってモノクロ画像を表示する表示パネルに改造されたものであってもよい。
<第1実施形態の立体画像表示モニタ>
図5は、第1実施形態の3Dモニタ4を示している。図5は、表示パネル41の表面に偏光フィルム42を貼付した状態の3Dモニタ4を、偏光フィルム42側から見た状態を示している。図5において、水平方向に配列したサブピクセル411を行、垂直方向に配列したサブピクセル411を列とする。サブピクセル411の各行が、表示パネル41の各ラインである。
図5に示すように、表示パネル41の表面には、表示パネル41に表示された立体画像信号のうちの左目用画像信号SvLを左目で視認するための左目用偏光フィルム42Lと、右目用画像信号SvRを右目で視認するための右目用偏光フィルム42Rとが、列単位で水平方向に交互に配置されている。図5に示す例では、左目用偏光フィルム42Lと右目用偏光フィルム42Rとは、1列ごとに交互に配置されている。但し、左目用偏光フィルム42Lと右目用偏光フィルム42Rとが2列等の複数列ごとに交互に配置されていてもよく、1列ごとに交互に配置されていることに限定されない。
左目用偏光フィルム42L及び右目用偏光フィルム42Rは、サブピクセル411の幅Wとほぼ同じ幅を有し、サブピクセル411の長手方向に、垂直方向の上端のサブピクセル411から下端のサブピクセル411までの1列全体のサブピクセル411を覆うように延びている。
図1に戻り、駆動回路3は、左目用画像信号SvLを左目用偏光フィルム42Lが配置されているサブピクセル411に表示し、右目用画像信号SvRを右目用偏光フィルム42Rが配置されているサブピクセル411に表示するよう、3Dモニタ4(表示パネル41)を駆動する。
眼鏡5の左右のレンズの光軸は、左目用偏光フィルム42L及び右目用偏光フィルム42Rの偏光特性に一致するように設定されている。例えば、左目用偏光フィルム42L及び右目用偏光フィルム42Rの偏光特性が横偏光と縦偏光との組み合わせであれば、眼鏡5の左右のレンズの光軸は一方が横、他方が縦のように互いに直交している。
よって、眼鏡5を装着した医師は、左目用のレンズを介した左目用画像信号SvLの視差画像を左目で視認し、右目用のレンズを介した右目用画像信号SvRの視差画像を右目で視認して、両者を合成する。これにより、医師は、3Dモニタ4に表示された撮影対象物が立体的であると認識して、立体的な撮影対象物を見て患者を診断することができる。
第1実施形態の3Dモニタ4によれば、水平解像度が1/2に低下するが、駆動回路3が表示パネル41をサブピクセルごとに独立に駆動して立体画像信号を表示することによって、水平解像度を3倍に拡大しているため、水平解像度は1.5倍となる。水平解像度が1.5倍、垂直解像度が1倍となるから、水平解像度と垂直解像度とのアンバランスの程度を軽減しながら、立体画像を表示することができる。
<第2実施形態の立体画像表示モニタ>
図6は、第2実施形態の3Dモニタ4を示している。図5より分かるように、表示パネル41は、垂直方向の長さ(高さ)が水平方向の長さ(幅)よりも短い、いわゆる横長の表示パネルとなっている。医用のモニタは縦長の状態で使用されることが多い。図6は、図5に示す3Dモニタ4を例えば右回りに90度回転させて、横長とした状態を示している。
左目用偏光フィルム42L及び右目用偏光フィルム42Rの偏光特性が横偏光と縦偏光との組み合わせであり、眼鏡5が3Dモニタ4を図5に示す横長の状態で使用することを前提として構成されているとする。
この場合、眼鏡5を装着しても、図6に示す縦長の状態の3Dモニタ4に表示された立体画像を視認することはできない。眼鏡5を、図6に示す縦長の状態の3Dモニタ4の偏光特性に一致するように設定する必要がある。即ち、図5に示す横長の状態の3Dモニタ4用の眼鏡5と、図6に示す縦長の状態の3Dモニタ4用の眼鏡5とを別々に容易する必要がある。
このような3Dモニタ4の向きに応じて眼鏡5を交換する必要があるという不具合を回避するために、図6に示すように、左目用偏光フィルム42L及び右目用偏光フィルム42Rを、互いに回転方向が異なる円偏光の偏光フィルムとすることが好ましい。この場合、眼鏡5の左右のレンズは、左目用偏光フィルム42L及び右目用偏光フィルム42Rに対応して円偏光の回転方向を逆とすればよい。
このように、左目用偏光フィルム42L及び右目用偏光フィルム42Rを円偏光の偏光フィルムとすれば、3Dモニタ4が横長の状態で使用されても、縦長の状態で使用されても、眼鏡5を交換する必要はない。
第2実施形態の3Dモニタ4によれば、第1実施形態が奏する効果に加えて、3Dモニタ4がどのような使用状態で使用されても1種類の眼鏡5で立体画像を視認することができるという効果を奏する。
<第3実施形態の立体画像表示モニタ>
左目用偏光フィルム42Lと右目用偏光フィルム42Rとの間のクリアランスが狭いと、左目用視差画像が右目で視認され、右目用視差画像が左目で視認されるというクロストークが発生することがある。クロストークが発生すると、画像が二重に見えて正常な立体視ができないことがある。第3実施形態は、水平解像度と垂直解像度とのアンバランスの程度を軽減することに加えて、クロストークが発生するという不具合を軽減するための構成である。
図7に示すように、左目用偏光フィルム42L及び右目用偏光フィルム42Rは、サブピクセル411の1列置きに配置されている。互いに隣り合う左目用偏光フィルム42Lと右目用偏光フィルム42Rとの間には、1列のサブピクセル411が存在している。左目用偏光フィルム42Lが配置された1列のサブピクセル411と、右目用偏光フィルム42Rが配置された1列のサブピクセル411との間の1列のサブピクセル411には、マスクパターン43が配置されている。
マスクパターン43は、サブピクセル411の幅Wとほぼ同じ幅を有し、サブピクセル411の長手方向に、垂直方向の上端のサブピクセル411から下端のサブピクセル411までの1列全体のサブピクセル411を覆うように延びている。一例として、マスクパターン43は黒のフィルムで構成され、表示パネル41の表面に貼付されている。
第3実施形態の3Dモニタ4によれば、第1実施形態が奏する効果に加えて、左目用視差画像と右目用視差画像とのクロストークを軽減して、正常な立体視がしやすくなるという効果を奏する。
第3実施形態の3Dモニタ4においても、左目用偏光フィルム42L及び右目用偏光フィルム42Rを円偏光の偏光フィルムとすることが好ましい。
第3実施形態の3Dモニタ4によれば、水平解像度が1/4に低下するが、駆動回路3が表示パネル41をサブピクセルごとに独立に駆動して立体画像信号を表示することによって、水平解像度を3倍に拡大しているため、水平解像度は0.75倍となる。水平解像度が0.75倍、垂直解像度が1倍となるから、水平解像度と垂直解像度とのアンバランスの程度を軽減しながら、立体画像を表示することができる。
<第2実施形態の立体画像表示装置>
図8に示す第2実施形態の立体画像表示装置において、図1と同一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。第2実施形態の立体画像表示装置は、3Dモニタ4として、第3実施形態の立体画像表示モニタを備える場合に好適な構成である。
上記のように、図7に示す3Dモニタ4は、左目用偏光フィルム42Lが配置された1列のサブピクセル411と、右目用偏光フィルム42Rが配置された1列のサブピクセル411との間の1列のサブピクセル411にマスクパターン43が配置されている。よって、クロストークを軽減することができる。ところが、ユーザが3Dモニタ4を斜め方向から見ると、マスクパターン43直下のサブピクセル411が視野に入り、クロストークが発生することがある。
第2実施形態の立体画像表示装置は、3Dモニタ4を斜め方向から見た場合でもクロストークを軽減することができる構成である。図8において、駆動回路30は、マスクパターン43直下のサブピクセル411に黒を表示するためのマスクパターン配置サブピクセル駆動部31を備える。
図9は、理解を容易にするため、図7に示す3Dモニタ4を、表示パネル41と、偏光フィルム42(左目用偏光フィルム42L及び右目用偏光フィルム42R)及びマスクパターン43とを離隔した状態を示している。駆動回路30は、左目用偏光フィルム42Lが配置された各列のサブピクセル411には左目用画像信号SvLを表示するよう3Dモニタ4を駆動し、右目用偏光フィルム42Rが配置された各列のサブピクセル411には右目用画像信号SvRを表示するよう3Dモニタ4を駆動する。
図8に示すように、マスクパターン配置サブピクセル駆動部31は、マスクパターン43が配置された各列のサブピクセル411に、固定的に黒を表示するためのマスク信号Smaskを3Dモニタ4に供給する。これによって、図9に示すように、マスクパターン43直下の各列のサブピクセル411は黒が表示される。ユーザが3Dモニタ4を斜め方向から見ても、黒が視認されるため、クロストークの発生が軽減される。
第2実施形態の立体画像表示装置によれば、水平解像度と垂直解像度とのアンバランスの程度を軽減しながら立体画像を表示することができ、クロストークの発生をさらに軽減することができる。
本発明は以上説明した各実施形態の立体画像表示モニタ及び立体画像表示装置に限定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
3,30 駆動回路
4 立体画像表示モニタ(3Dモニタ)
31 マスクパターン配置サブピクセル駆動部
41 表示パネル
42 偏光フィルム
42L 左目用偏光フィルム
42R 右目用偏光フィルム
43 マスクパターン
411 サブピクセル

Claims (6)

  1. 複数のサブピクセルが第1の方向及び前記第1の方向と直交する第2の方向にマトリクス状に配列し、各サブピクセルは前記第1の方向に第1の長さを有し、前記第2の方向に前記第1の長さより長い第2の長さを有する表示パネルと、
    前記第1の方向に配列したサブピクセルを行、前記第2の方向に配列したサブピクセルを列としたとき、前記表示パネルの表面に重ねられ、列単位で前記第1の方向に交互に配置され、前記表示パネルに表示される左目用画像信号を左目で視認するための左目用偏光フィルム及び前記表示パネルに表示される右目用画像信号を右目で視認するための右目用偏光フィルムと、
    を備える立体画像表示モニタ。
  2. 前記左目用偏光フィルム及び前記右目用偏光フィルムは、1列ごとに交互に配置されている請求項1に記載の立体画像表示モニタ。
  3. 前記表示パネルの表面に重ねられ、互いに隣り合う前記左目用偏光フィルムが配置された1列のサブピクセルと前記右目用偏光フィルムが配置された1列のサブピクセルとの間の1列のサブピクセルに配置されたマスクパターンをさらに備える請求項1に記載の立体画像表示モニタ。
  4. 前記左目用偏光フィルム及び前記右目用偏光フィルムは、互いに回転方向が異なる円偏光の偏光フィルムである請求項1〜3のいずれか1項に記載の立体画像表示モニタ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の立体画像表示モニタと、
    前記左目用画像信号を前記左目用偏光フィルムが配置されているサブピクセルに表示し、前記右目用画像信号を前記右目用偏光フィルムが配置されているサブピクセルに表示するよう、前記立体画像表示モニタを駆動する駆動回路と、
    を備える立体画像表示装置。
  6. 請求項3に記載の立体画像表示モニタと、
    前記左目用画像信号を前記左目用偏光フィルムが配置されているサブピクセルに表示し、前記右目用画像信号を前記右目用偏光フィルムが配置されているサブピクセルに表示し、前記マスクパターンが配置されているサブピクセルに黒を表示するよう、前記立体画像表示モニタを駆動する駆動回路と、
    を備える立体画像表示装置。
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