JP2020034230A - Environment improvement promotion device, environment improvement promotion system, server, filter analysis feedback method - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、環境改善促進装置、環境改善促進システム、サーバ、フィルタ分析フィードバック方法、に関する。 The present invention relates to an environment improvement promotion device, an environment improvement promotion system, a server, and a filter analysis feedback method.
空気中には、塵や埃、毛、花粉、ダニの糞や死骸、カビ・細菌などの肉眼では見えにくい1mm以下のハウスダストが浮遊している。ハウスダストには、環境ホルモンや汚染ガスなどの生体に影響を及ぼす成分が吸着していることもある。 House dust having a size of 1 mm or less, which is hardly visible to the naked eye, such as dust, dirt, hair, pollen, mite feces and dead bodies, mold and bacteria, is floating in the air. House dust may contain components that affect the living body, such as environmental hormones and pollutant gases.
空気調和機(室内機)や空気清浄機、換気装置、掃除機などの空気流路にフィルタが設置された家庭用のフィルタ機器では、フィルタに空気を通過させて、空気中のハウスダストを捕集する。フィルタには、ダニよりも大きい虫や、毛髪、ペットの毛、食物カスなども捕集される。 Household filter equipment in which a filter is installed in the air flow path of an air conditioner (indoor unit), air purifier, ventilator, vacuum cleaner, etc., allows air to pass through the filter to capture house dust in the air. Gather. The filter also collects insects larger than ticks, hair, pet hair, food debris, and the like.
このようなフィルタは、捕集性能を維持するために清掃や交換等の定期的なメンテナンスが不可欠である。例えば、特許文献1には、利用時間の積算により、フィルタを清掃/交換すべきタイミングを報知する空気清浄機が記載されている。また、本体に備えられたセンサで空気の汚れやフィルタの目詰まりを検知して清掃を促す表示を行ったり、フィルタ自動清掃機能を稼働したりする仕組みもある。
Such filters require regular maintenance such as cleaning and replacement in order to maintain collection performance. For example,
一方、今日、家庭用のフィルタ機器を含む家電(家庭用電気機器)では、IoT(Internet of Things)化がすすんでいる。IoT化することで、家電を外出先からスマートフォン等の通信端末装置を用いて動作させたり、動作状況を確認したりすることができる。 On the other hand, in today's home appliances (home electric appliances) including filter devices for home use, the use of IoT (Internet of Things) is progressing. By adopting IoT, home appliances can be operated from outside the home using a communication terminal device such as a smartphone, or the operation status can be confirmed.
従来は、空気中の汚れを捕集することで、前記フィルタ機器が稼働中は室内環境をある一定まで浄化することはできても、汚れの発生原因は分からないか、あるいは想像の範囲内に留まる。室内環境に影響を与えている物質と原因を知ることができれば、ユーザに影響リスクの警告や対策の手掛かりを提供することが可能となり、生活環境を改善の意識付けとより根本的な原因対策につながる。 Conventionally, by collecting dirt in the air, while the filter device is operating, it is possible to purify the indoor environment to a certain level, but the cause of the dirt is not known or within the range imagined. stay. Being able to know the substances and causes that affect the indoor environment can provide users with warnings of the effects of risks and provide clues for countermeasures. Connect.
本発明は、家庭用の機器ユーザの生活環境の改善を促す、環境改善促進装置、環境改善促進システム、サーバ、フィルタ分析フィードバック方法を提供することを目的としている。 An object of the present invention is to provide an environment improvement promotion device, an environment improvement promotion system, a server, and a filter analysis feedback method that promote improvement of a living environment of a home appliance user.
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る環境改善促進装置は、家庭用のフィルタ機器のフィルタに付着した付着物質の成分情報に基づいて、前記フィルタ機器が使用されている使用環境を推定する使用環境推定部と、前記使用環境推定部にて推定された使用環境情報に基づいて、前記使用環境に影響を与えている要因を推定する要因推定部と、を備えることを特徴とする。 In order to solve the above problems, an environment improvement promotion device according to one embodiment of the present invention is directed to a use in which the filter device is used based on component information of a substance attached to a filter of a household filter device. A use environment estimating unit for estimating an environment, and a factor estimating unit for estimating a factor affecting the use environment based on the use environment information estimated by the use environment estimator. And
本発明の一態様に係る環境改善促進システムは、本発明の一態様に係る環境改善促進装置と、フィルタ機器とを備えることを特徴とする。 An environment improvement promotion system according to one embodiment of the present invention includes the environment improvement promotion device according to one embodiment of the present invention and a filter device.
本発明の一態様に係るサーバは、ネットワークを介して家庭用のフィルタ機器の運転を制御するサーバであって、本発明の一態様に係る環境改善促進装置を備えることを特徴とする。 A server according to one embodiment of the present invention is a server that controls operation of a household filter device via a network, and includes the environment improvement promotion device according to one embodiment of the present invention.
本発明の一態様に係るフィルタ分析フィードバック方法は、家庭用のフィルタ機器のフィルタを回収する回収ステップと、回収したフィルタの付着物質を分析する分析ステップと、前記分析ステップにて得られた付着物質の成分情報を前記機器ユーザにフィードバックするステップと、を含むことを特徴とする。 A filter analysis feedback method according to one embodiment of the present invention includes a collection step of collecting a filter of a household filter device, an analysis step of analyzing the attached substance of the collected filter, and an attached substance obtained in the analysis step. Feeding back the component information to the device user.
本発明の一態様に係る環境改善促進装置、環境改善促進システム、サーバ、フィルタ分析フィードバック方法によると、フィルタ機器のフィルタの付着物質から使用環境の改善を促す新しい仕組みを提案して、家庭用の機器ユーザの生活環境の改善を促すことができるという効果を奏する。 According to the environment improvement promotion device, the environment improvement promotion system, the server, and the filter analysis feedback method according to one embodiment of the present invention, a new mechanism for promoting use environment improvement from a substance adhering to a filter of a filter device is proposed for home use. This has the effect of improving the living environment of the device user.
〔実施の形態1〕
以下、本発明の一実施の形態について図1〜図3に基づいて説明すれば以下の通りである。
[Embodiment 1]
An embodiment of the present invention will be described below with reference to FIGS.
図1は、実施の形態1に係る環境改善促進装置の機能ブロック図である。環境改善促進装置1は、家庭用のフィルタ機器(以下、フィルタ機器)のフィルタの分析結果に基づいて、使用環境を推定し、推定した使用環境情報に基づいて使用環境に影響を与えている要因を推定するものである。また、環境改善促進装置1は、フィルタの分析結果と共に、推定した要因をフィルタ機器のユーザ(以下、機器ユーザ)にフィードバックするものである。フィルタ機器は、例えば、空気調和機(室内機)や空気清浄機、換気装置、掃除機などの空気流路にフィルタが設置された家電である。なお、本実施の形態では、通信機能を有するIoT化されたフィルタ機器を対象とした構成を例示するが、IoT化されたフィルタ機器であることは必須ではない。
FIG. 1 is a functional block diagram of the environment improvement promotion device according to the first embodiment. The environment
図1に示すように、環境改善促進装置1は、制御部10と記憶部20と通信部30と入力部31と出力部32とを備える。制御部10は、例えば、CPU(Central Processing Unit)や専用プロセッサなどの演算処理部などにより構成されるコンピュータ装置からなり、環境改善促進装置1の各部の動作を制御する。記憶部20は、環境改善促進装置1で用いられる各種情報を記憶する。通信部30は、環境改善促進装置1を外部装置とネットワークを介して通信可能にする。入力部31は、環境改善促進装置1への情報・データの入力を可能にする。出力部32は環境改善促進装置1から情報・データの出力を可能にする。環境改善促進装置1はサーバであるとも言える。
As shown in FIG. 1, the environment
制御部10には、使用環境推定部11、要因推定部15およびフィードバック部16が構築される。
The
使用環境推定部11には、フィルタ機器のフィルタの付着物質の分析データ(成分情報)が入力される。付着物質の分析データには、付着物質の種類および量の情報が少なくとも含まれている。付着物質の分析データは、フィルタが装着されていたフィルタ機器と紐付けられている。付着物質の分析データは、入力部31又は通信部30を介して入力される。
The analysis data (component information) of the substance adhering to the filter of the filter device is input to the use
使用環境推定部11は、入力された分析データに基づいて、紐付けられているフィルタ機器が使用されている使用環境を推定する。使用環境推定部11は、例えば、記憶部20の参照情報格納部21に格納されている参照情報を参照して、使用環境を推定する。参照情報格納部21には、付着物質の種類と量とからフィルタ機器の使用環境を推定するために必要な参照情報が格納されている。参照情報は、入力部31又は通信部30を介して入力される情報・データにて適宜更新されることが好ましい。通信部30を介して入力される情報・データには、インターネット等のネットワーク上にある種々の情報が含まれる。使用環境推定部11にて推定された使用環境の情報は、要因推定部15に出力される。
The use
要因推定部15は、使用環境推定部11にて推定された使用環境情報(推定結果)に基づいて、使用環境に影響を与えている要因を推定する。要因推定部15は、推定された使用環境情報の中から、相対的に悪いもしくは絶対的に悪い使用環境情報を推定し、使用環境に影響を与えている要因を推定する。要因推定部15は、悪い影響だけでなく良い影響を与えている要因が推定される場合、良い要因を推定する。
The
なお、本実施の形態では、使用環境推定部11と要因推定部15とを分けて説明するが、使用環境推定部11と要因推定部15とが統合されており、付着物質の分析データから使用環境に影響を与えていると推定できる成分(例えば、代表的なアレルギー原因物質であるダニ、代表的なシックハウス症候群原因物質であるホルムアルデヒド等、明らかに影響を与えている成分等)を対象として、使用環境を推定する構成であってもよい。
In this embodiment, the use
フィードバック部16は、付着物質の成分情報と使用環境推定部11にて推定された要因情報とを、フィルタ機器のユーザにフィードバックする。本実施の形態では、フィードバック部16は、通信部30を用いて、付着物質の成分情報と共に、要因推定部にて推定された要因情報を、フィルタ機器又はフィルタ機器に紐付けられている通信端末装置に送信する。フィードバックされた情報は、フィルタ機器又は通信端末装置の表示部に表示される、あるいは音声出力される等して機器ユーザに提示(通知)される。
The
なお、フィードバック部16による機器ユーザに情報をフィードバックする方法は、特に限定されるものではなく、フィルタ機器がIoT家電でない場合は、機器ユーザに対して、印刷物を送付することで提示してもよい。このような場合、フィードバック部16は、機器ユーザに対して送付する印刷物を出力する印刷装置や、印刷装置に印刷に用いるデータを送信する印刷指示装置、環境改善促進装置1を管理する管理者に対して、表示や音声等にて機器ユーザへ情報のフィードバックを指示する指示装置となる。
The method for feeding back information to the device user by the
このような環境改善促進装置1によれば、機器ユーザに、室内環境の状態を見える化(視認させる)することができ、ユーザは、室内環境や健康に影響を与えている汚れと、発生源の手掛かりを知ることができる。
According to the environment
また、フィルタの付着物質の分析データと共に、推定した要因の情報(要因情報)又はアドバイス又はその両方を機器ユーザにフィードバックする構成としているため、ユーザは、室内環境に影響を与えている物質を単に知るだけでなく、改善のヒントとなる原因や改善案を知ることもできる。これにより、ユーザに対して、室内環境、生活環境の改善の意識付けを行うことができ、フィルタ機器を従来通りに使用している状態では実現できなかった根本的な原因対策に繋げることができる。 In addition, the configuration is such that information of the estimated factor (factor information) and / or advice is fed back to the device user together with the analysis data of the substance attached to the filter. In addition to knowing, it is possible to know the cause or improvement plan that is a hint for improvement. As a result, the user can be made aware of the improvement of the indoor environment and the living environment, which can lead to a root cause measure that could not be realized when the filter device is used as usual. .
なお、ユーザに対して、フィルタの付着物質の分析データをフィードバックするだけでもユーザは、室内環境に影響を与えている物質と原因を知ることができ、効果はある。本願発明は、フィルタの付着物質の分析データをフィードバックするだけの構成も含む。 It should be noted that the user can know the substance and the cause affecting the indoor environment only by feeding back the analysis data of the substance adhering to the filter to the user, which is effective. The invention of the present application also includes a configuration that only feeds back analysis data of the substance adhering to the filter.
以下、環境改善促進装置1についてより具体的に説明する。フィルタ機器のフィルタの付着物質は、例えば、回収業者等を介して回収される。回収された付着物質の分析は、既存の分析サービスを用いて行う。分析サービスは、付着物質の種類と量を既存の技術を用いて特定し、分析データを生成する。
Hereinafter, the environment
分析サービスは、植物、生物、粒子物質、化学物質、繊維物質、雑芥、食物、身体由来物質等を検出する。より詳細には、毛、フケ・垢、カビ・細菌、ダニ、ダニのフン、虫(ダニ以外)、虫(ダニ以外)のフン、綿ホコリ、食物カス、雑芥、花粉、ばい煙・粉じん、燃焼ガス、土砂、ホルムアルデヒド、臭気ガス等を検出する。なお、ホルムアルデヒド以外の揮発性有機化合物(V0C)や高揮発性有機化合物(VVOC)を検出するようにしてもよい。 The analysis service detects plants, organisms, particulate matter, chemical substances, fiber substances, garbage, food, body-derived substances, and the like. More specifically, hair, dandruff and dirt, mold and bacteria, mites, mite dung, insects (other than mites), insect (other than mites) dung, cotton dust, food waste, garbage, pollen, soot and dust, Detects combustion gas, earth and sand, formaldehyde, odorous gas, etc. Note that a volatile organic compound (V0C) other than formaldehyde or a highly volatile organic compound (VVOC) may be detected.
このうち、「毛、フケ・垢」は、人体・ペット由来の物質である。毛には、人の毛以外に、ペットの毛も含まれる。「カビ・細菌、ダニ(生体、死骸)、ダニのフン、虫(生体、死骸)、虫のフン、綿ホコリ、食物カス、雑芥」は、生活由来の物質である。雑芥には、紙・木・樹脂・金属等の屑が含まれる。 Among them, “hair, dandruff, and dirt” are substances derived from the human body and pets. Hair includes pet hair in addition to human hair. "Moulds and bacteria, mites (living body, dead body), mite dust, insects (living body, dead body), insect dung, cotton dust, food waste, garbage" are substances derived from daily life. Garbage includes waste such as paper, wood, resin, and metal.
「花粉、ばい煙・粉じん、燃焼ガス」は、空気由来の物質である。ばい煙・粉じんには、PM2.5、スス、タール等粒子状物質が含まれる。燃焼ガスには、ダイオキシン、SOx、NOx等の化学物質が含まれる。「土砂、ホルムアルデヒド、臭気気ガス」は、環境由来の物質である。臭気ガスには、アンモニア、硫化水素等が含まれる。なお、燃焼ガス、ホルムアルデヒド、臭気ガスなどのガス類については、ガス類以外の物質を特定する分析とは別の二次的な成分分析にて、あるいはフィルタ機器に備えられたセンサあるいは周囲に位置するセンサによる検出との組み合わせにて特定される。 "Pollen, soot and dust, and combustion gas" are substances derived from air. Soot and dust include particulate matter such as PM2.5, soot and tar. The combustion gas contains chemical substances such as dioxin, SOx, and NOx. "Soil, formaldehyde, odorous gas" are substances derived from the environment. Odor gases include ammonia, hydrogen sulfide, and the like. Gases such as combustion gas, formaldehyde, and odorous gas are analyzed by secondary component analysis different from analysis that specifies substances other than gases, or by a sensor provided in a filter device or a sensor located in the vicinity. It is specified in combination with the detection by the sensor that performs the detection.
使用環境推定部11は、付着物質に含まれる人体由来の成分に基づいて、使用環境として、フィルタ機器の設置空間で生活又は活動する人の、人物構成(家族構成)、衛生状態、体調等を推定する。
The use
使用環境推定部11は、付着物質に含まれるペット由来の成分に基づいて、使用環境として、フィルタ機器の設置空間における、ペット存在、ペット体調、ペットの衛生状態等を推定する。
The use
使用環境推定部11は、付着物質に含まれる生活由来の成分に基づいて、使用環境として、フィルタ機器の設置空間の衛生状態、該設置空間の利用目的(部屋の種別)、該設置空間に在る生活用品、該設置空間で生活又は活動する人の、生活行動(ライフスタイル、嗜好)、暮らし方、属性等を推定する。
The use
使用環境推定部11は、付着物質に含まれる空気由来の成分に基づいて、使用環境として、フィルタ機器の設置空間の、気密性、大気汚染の状態、該設置空間における喫煙者の存在等を推定する。
The use
使用環境推定部11は、付着物質に含まれる環境由来の成分に基づいて、使用環境として、前記フィルタ機器の設置空間への土砂の侵入経路の存在、該設置空間におけるシックハウス症候群の原因物質の存在、該設置空間の周囲の臭気の情報等を推定する。
The use
次に、図2を用いて、フィルタの付着物質から推定可能な使用環境を説明する。図2は、フィルタの付着物質からフィルタ機器の使用環境を推定する推定例を示す説明図である。併せて、要因推定部15による要因の推定、および推定された要因情報に応じてフィードバック部16にてフィードバックされる情報を説明する。
Next, a use environment that can be estimated from the attached substance of the filter will be described with reference to FIG. FIG. 2 is an explanatory diagram illustrating an estimation example of estimating a use environment of a filter device from a substance adhering to a filter. In addition, the factor estimation by the
図2のNo.1:使用環境推定部11は、「毛(ヒト、ペット)」より、使用環境の家族構成、ペットの有無、人の体調、ペットの体調を推定する。毛髪は、個人毎に色やウエーブの有無、硬さ、長さ等が異なる。したがって、毛髪より家族の人数を推定できる。また、白髪が混入されている場合は高齢者の存在を推定でき、ペットの毛が検出された場合はペットの存在を推定できる。ペットの毛から、ペットの種類や数を推定することも可能である。さらに、含まれる毛の量から、ペットの体調まで推定できる可能性がある。
The No. 1: use
例えば、使用環境推定部11にて、ペットの抜け毛が多く、ペットの体調に問題がある使用環境が推定されると、要因推定部15は、これが環境を悪くしている要因ではないかと推定する。フィードバック部16は、例えば「ペットの抜け毛が多く検出されています。ペットの体調に課題があるかもしれません」といったメッセージをフィードバックする。
For example, when the usage
図2のNo.2:使用環境推定部11は、「フケ・垢」より、人体の衛生状態、人の体調を推定する。身体衛生面あるいはヘルスケア面(体質など)の課題がある場合、フケ・垢の量が相対的に多くなる。したがって、フケ・垢の量が相対的に多い場合、身体衛生面あるいはヘルスケア面に課題があると推定できる。
No.2 in FIG. 2: The use
例えば、使用環境推定部11にて、身体衛生面あるいはヘルスケア面に課題がある使用環境が推定されると、要因推定部15は、これが環境を悪くしている要因ではないかと推定する。フィードバック部は、例えば「フケ・垢が比較的多く検出されています。身体衛生面あるいはヘルスケア面に課題があるかもしれません」といったメッセージをフィードバックする。
For example, when the usage
図2のNo.3:使用環境推定部11は、「カビ・細菌」より、設置空間での暮らし、設置空間の衛生状態を推定する。カビ・細菌が生息しやすい温湿度環境であったり、家具配置、収納密度などで通気性が悪い場合、カビ・細菌の検出数が増える。したがって、カビ・細菌の検出数が相対的に多い場合、カビ・細菌が生息しやすい温湿度環境であったり、家具配置や収納密度などが通気性に影響を与えていると推定できる。また、清掃頻度が低い場合もカビ・細菌の検出数が増えるので、カビ・細菌の検出数が相対的に多い場合、清掃頻度に課題があると推定できる。
No.3 in FIG. 2: The use
例えば、使用環境推定部11にて、カビが多く、温湿度環境、通気性、あるいは清掃頻度に問題がある使用環境が推定されると、要因推定部15は、これが環境を悪くしている要因ではないかと推定する。フィードバック部16は、例えば「カビ・細菌が少し多く検出されています。温湿度環境、通気性、清掃頻度に問題があるかもしれません」といったメッセージをフィードバックする。
For example, when the use
図2のNo.4:使用環境推定部11は、「ダニ・虫(生体、死骸、フン)」より、ダニ・虫の生息域、設置空間の衛生状態を推定する。ダニは、寝具や敷物、ぬいぐるみ等の発生源にて発生する。したがって、ダニが検出された場合は、設置空間における発生源の存在を推定できる。また、ダニは、生息しやすい温湿度環境であったり、衛生状態であったりするとより多く発生する。したがって、ダニの検出数が相対的に多い場合は、ダニの生息しやすい温湿度環境であったり、衛生状態であったりすると推定できる。また、虫(ダニ以外)が検出された場合は、開放部(玄関や窓)など侵入経路の存在を推定できる。虫が発生する地域・季節などの手がかりにもなる。
No. 4 in FIG. 2: The use
例えば、使用環境推定部11にて、ダニが多く、ダニの発生源が存在し、ダニの生息しやすい温湿度環境や衛生状態にある使用環境が推定されると、要因推定部15は、これが環境を悪くしている要因ではないかと推定する。フィードバック部16は、例えば「ダニが少し多く検出されています。温湿度環境や衛生状態に問題があるかもしれません」といったメッセージをフィードバックする。
For example, when the usage
図2のNo.5:使用環境推定部11は、「綿ホコリ」より、設置空間の部屋種別、設置空間にある生活用品を推定する。綿ホコリは、寝具やソファ、クッション、衣類等から発生する。したがって、綿ホコリの量が顕著に多い場合は、設置空間は、寝室、あるいはソファやクッションが置かれている部屋、あるいは絨毯敷きの部屋であると推定できる。
No. 5 in FIG. 2: The use
例えば、使用環境推定部11にて、綿ホコリの量が顕著に多く、綿ホコリが発生しやすい部屋の種類や生活用品のある使用環境が推定されると、要因推定部15は、これが環境を悪くしている要因ではないかと推定する。フィードバック部16は、例えば「綿ホコリが多く検出されています。ソファ、クッションが原因かもしれません」といったメッセージをフィードバックする。
For example, when the usage
図2のNo.6:使用環境推定部11は、「食物カス」より、ユーザの嗜好、ユーザのライフスタイル(生活の様式)を推定する。幼児や小学生の子供の居る家庭では、お菓子の屑など食物カスが散らばりやすい。また、乳児の居る過程では、粉ミルク等が散らばり易い。また、小麦粉等を使ったパンやお菓子を作る家庭では、小麦粉が飛散しやすい。したがって、食物カスからは、ユーザの属性、例えば、幼児や小学生の子供が居る、幼児が居る、お菓子を手作りするなどを推定できる。また、食物カスの由来となった食物(クッキー、お煎餅、パン、スナック菓子)を特定することで、ユーザの嗜好を推定できる。また、食物カスの量が相対的に多い場合、食物カスが日常的に飛散する生活行動や、清掃頻度が低いなどの衛生上の課題(ライフスタイル上の課題)があると推定できる。
No. 6 in FIG. 2: The use
例えば、使用環境推定部11にて、食物カスが散乱しており、食物カスが日常的に飛散する生活行動や、清掃頻度が低いなど、衛生上の課題がある使用環境が推定されると、要因推定部15は、これが環境を悪くしている要因ではないかと推定する。フィードバック部16は、例えば「お菓子の屑が少し多く検出されています。清掃頻度に問題があるかもしれません」といったメッセージをフィードバックする。
For example, when the use
図2のNo.7:使用環境推定部11は、「雑芥」より、設置空間の部屋種別、設置空間にある生活用品を推定する。頻繁に使用する日用品や、学習・仕事などの作業に伴い、雑多な屑である雑芥が発生することがある。したがって、雑芥に基づいて、頻繁に使用される日用品を推定できる可能性があり、また、部屋の種別(部屋の用途)を推定できる可能性もある。例えば、木屑が多く検出された場合、木工細工のような作業部屋ではないかと推定できる。あるいは、糸屑および布屑が多く検出された場合、衣装等の布製品を作製する作業部屋ではないかと推定できる。
No. 7 in FIG. 2: The use
例えば、使用環境推定部11にて、雑芥が相対的に多く、学習・仕事などの作業を行う部屋のような使用環境が推定されると、要因推定部15は、これが環境を悪くしている要因ではないかと推定する。フィードバック部16は、例えば「紙ごみなど雑多な屑が少し多く検出されています。清掃頻度に問題があるかもしれません」といったメッセージをフィードバックする。
For example, when the usage
図2のNo.8:使用環境推定部11は、「花粉」より、設置空間の気密性を推定する。玄関や窓など開放部の近くでは、外気と共に花粉が侵入する。また、着替えを行うスペースや洗濯物を取り込むスペースなどでは、衣服に付着して花粉が侵入する。したがって、花粉が相対的に多く検出される場合は、花粉の侵入経路となる玄関や窓など開放部との隣接している、あるいは着替えを行うスペース、洗濯物を取り込むスペースなどとの関連を推定できる。
No. 8 in FIG. 2: The use
例えば、使用環境推定部11にて、花粉が多く、花粉の侵入経路となる開放部に隣接している使用環境が推定されると、要因推定部15は、これが環境を悪くしている要因ではないかと推定する。フィードバック部16は、例えば「花粉が多く検出されています。窓やドアが長時間開放されたままになっていませんか?」といったメッセージをフィードバックする。
For example, when the usage
図2のNo.9:使用環境推定部11は、「ばい煙・粉じん」より、設置空間の気密性、設置環境の大気汚染、喫煙者の存在を推定する。花粉と同様に、玄関や窓など開放部の近くでは、外気と共に排ガス由来のPM2.5やススが侵入する。したがって、PM2.5やススが検出された場合は、これらの侵入経路となる玄関や窓など開放部との隣接を推定できる。また、たばこ由来のタール等の粒子状物質であれば、設置空間における喫煙者の存在や、設置空間が店舗などの人が出入りする空間であることを推定できる。また、黄砂現象による影響の存在も推定できる。
No. 9 in FIG. 2: The use
例えば、使用環境推定部11にて、PM2.5が多く、PM2.5の侵入経路となる開放部に隣接している使用環境が推定されると、要因推定部15は、これが環境を悪くしている要因ではないかと推定する。フィードバック部16は、例えば「PM2.5が多く検出されています。窓やドアが長時間開放されたままになっていませんか?」といったメッセージをフィードバックする。
For example, when the use
図2のNo.10:使用環境推定部11は、「燃焼ガス」より、設置空間の気密性、大気汚染を推定する。燃焼ガスは、ばい煙・粉じんの元となる粒子状物質に付着した状態で、成分分析にて検出される。そのため、燃焼ガスが検出された場合は、ばい煙・粉じんと同様に、玄関や窓など開放部との隣接を推定できる。さらに、燃焼ガスが検出された場合は、都市部、工業地帯など設置地域の推定も可能である。
No. 10 in FIG. 2: The use
例えば、使用環境推定部11にて、燃焼ガスが検出され、侵入経路となる玄関や窓など開放部に隣接している使用環境が推定されると、要因推定部15は、これが環境を悪くしている要因ではないかと推定する。フィードバック部16は、例えば「PM2.5が多く検出されています。窓やドアが長時間開放されたままになっていませんか?」といったメッセージをフィードバックする。
For example, when the use
図2のNo.11:使用環境推定部11は、「土砂」より、土砂の侵入経路を推定する。日本の住居は一般に土足で上がらないため、土砂の量が顕著な場合は、設置空間が事務所・店舗など土足での出入りがある場所であると推定できる。また、住居であっても、玄関や窓際に近いと推定できる。
No. 11 in FIG. 2: The use
例えば、使用環境推定部11にて、土砂が検出され、土砂の侵入経路がある使用環境が推定されると、要因推定部15は、これが環境を悪くしている要因ではないかと推定する。フィードバック部16は、例えば「土砂が入り込んでいます。玄関まわりの泥落としや舞い上がりに問題がありませんか?」といったメッセージをフィードバックする。
For example, when the use
図2のNo.12:使用環境推定部11は、「揮発性有機化合物、高揮発性有機化合物」より、設置空間の使用建材、設置空間の気密性を推定する。揮発性有機化合物、高揮発性有機化合物は、揮発性のため、何らかの物質に移染した状態での成分検出が想定される。揮発性有機化合物の一種であるホルムアルデヒドは、いわゆるシックハウス症候群の原因物質で、接着剤や防腐剤などに含まれる。したがって、ホルムアルデヒドが検出された場合は、合板や壁紙、断熱材など発生源となる建材の存在や通気性が悪い状態を推定できる。
No. 12 in FIG. 2: The use
例えば、使用環境推定部11にて、ホルムアルデヒドが検出され、合板や壁紙、断熱材など発生源となる建材の存在や通気性が悪い使用環境が推定されると、要因推定部15は、これが環境を悪くしている要因ではないかと推定する。フィードバック部16は、例えば「ホルムアルデヒドが検出されています。建材に問題があるかもしれません」といったメッセージをフィードバックする。
For example, when the use
図2のNo.13:使用環境推定部11は、「臭気ガス」より、設置空間の周期情報を推定する。揮発性有機化合物、高揮発性有機化合と同様に、臭気ガスも何らかの物質に付着した状態での成分検出が想定される。臭気ガスは、腐敗物や排泄物から発生する。したがって、臭気ガスが検出された場合は、設置空間の近くに腐敗物や排泄物の発生源の存在、あるいは外部発生源から風に乗っての侵入を推定できる。
No. 13 in FIG. 2: The use
例えば、使用環境推定部11にて、臭気ガスが検出され、設置空間の近くに腐敗物や排泄物の発生源が存在する使用環境が推定されると、要因推定部15は、これが環境を悪くしている要因ではないかと推定する。フィードバック部16は、例えば「臭気ガスが検出されています。腐敗物や排泄物の発生源が存在するかもしれません」といったメッセージをフィードバックする。
For example, when the use
図3は、環境改善促進装置1を用いて、フィルタ機器51のフィルタ52の付着物質より使用環境を推定し、使用環境に影響を与えている要因を推定し、機器ユーザにフィードバックする仕組みのイメージ図である。
FIG. 3 is a conceptual diagram of a mechanism for estimating a use environment from substances adhering to the
図3に示すように、環境改善促進装置1は、ネットワーク55を介して制御サーバ40と接続されている。制御サーバ40は、IoT化されたフィルタ機器51の運転を制御する制御サーバである。制御サーバ40は、フィルタ機器51より運転データを受信し、フィルタ機器51の動作状態を把握し、また、所定の通信端末装置42によるフィルタ機器51の遠隔操作を可能にする。所定の通信端末装置42とは、フィルタ機器51に紐付けられている通信端末装置である。
As shown in FIG. 3, the environment
なお、ここでは、環境改善促進装置1Bと制御サーバ40とを分けて記載するが、制御サーバ40に環境改善促進装置1Bが備えられていてもよい。また、環境改善促進装置1Bがサーバである場合、複数のサーバに、使用環境推定部11と要因推定部15とフィードバック部16とが分かれて備えられていてもよい。
Although the environment
ユーザ宅50に設置されたフィルタ機器51のフィルタ52は、回収業者等により分析サービス部53に運ばれて付着物質の分析が行わる。付着物質の分析データ(付着物質の種類とその量を少なくとも含む)は、環境改善促進装置1に入力され、使用環境推定部11が、付着物質の分析データに基づいて、ユーザ宅50のフィルタ機器51の使用環境を推定する。推定結果は要因推定部15に送られ、要因推定部15は、推定された使用環境情報(推定結果)に基づいて、使用環境に影響を与えている要因を推定する。要因推定部15にて推定された推定情報は、フィードバック部16に送られ、付着物質の成分情報である分析データと共に、フィルタ機器51又はフィルタ機器に紐付けられている通信端末装置42に、ネットワーク55を介して送信される。
The
これにより、機器ユーザに対して環境状態を「見える化」することができ、機器ユーザは、室内環境や健康に影響を与えている汚れと、発生源の手掛かりを知ることができる。また、フィルタのメンテナンスが、環境把握や効果実感をもたらす機会となるため、ポジティブな動機で自発的にフィルタメンテナンスが実施されることが見込まれ、使用期間の過ぎたフィルタを使い続けるような状況を改善し、より高い環境改善が見込める。 As a result, the environment state can be "visualized" to the device user, and the device user can know the dirt affecting the indoor environment and the health and the clue of the generation source. In addition, since filter maintenance is an opportunity to gain an understanding of the environment and feel the effects, it is expected that filter maintenance will be performed spontaneously with positive motivation. Improve, and higher environmental improvement can be expected.
さらに、フィルタが適切なタイミングで交換されることで、フィルタ機器の初期の性能が継続的に発揮され、機器ユーザと機器メーカの双方に、不具合の減少と環境/健康保全性能の維持というメリットを提供することができる。 In addition, when filters are replaced at the right time, the initial performance of the filter equipment is continuously demonstrated, and both equipment users and equipment manufacturers benefit from reduced defects and environmental / health preservation performance. Can be provided.
〔実施の形態2〕
本発明の他の実施の形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施の形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
[Embodiment 2]
Another embodiment of the present invention will be described below. For convenience of description, members having the same functions as those described in the above embodiment are denoted by the same reference numerals, and description thereof will not be repeated.
図4は、実施の形態2に係る環境改善促進装置の機能ブロック図である。本実施の形態の環境改善促進装置1Aと図1に示す環境改善促進装置1との違いは、環境改善促進装置1Aが、使用環境推定部11に代えて使用環境推定部11Aを備え、かつ、記憶部20に過去データ格納部22を備えている点である。
FIG. 4 is a functional block diagram of the environment improvement promotion device according to the second embodiment. The difference between the environment improvement promotion device 1A of the present embodiment and the environment
使用環境推定部11Aは、入力された付着物質の分析データを同一機器の以前の付着物質の分析データと比較して、使用環境の変化を検出する使用環境変化検出機能(変化検出部)を有している。過去データ格納部22には、過去の付着物質の分析データが格納されている。
The usage
図2のNo.1の例であれば、使用環境推定部11Aは、家族構成、ペットの有無、人の体調、ペットの体調の変化を検出する。例えば、前回まで検出されなかった「ペットの毛」が検出された場合、使用環境推定部11Aは、使用環境として、ペットを飼い始めた可能性を推定する。要因推定部15は、これが環境を悪くしている要因ではないかと推定する。この場合、フィードバック部16は、例えば「以前検出されなかった動物類の毛が検出されています。ペットを飼われましたか?」といったメッセージをフィードバックする。
In the example of No. 1 in FIG. 2, the use
また、図2のNo.2の例であれば、使用環境推定部11Aは、身体衛生面あるいはヘルスケア面の変化を検出して、以前に比べて「フケ・垢」の量が減少した場合、身体衛生面あるいはヘルスケア面が改善されたと推定し、逆に、「フケ・垢」の量が増加した場合、身体衛生面あるいはヘルスケア面が悪化したと推定する。以前に比べて「フケ・垢」の量が減少して使用環境推定部11Aが身体衛生面あるいはヘルスケア面が改善されたと推定した場合、要因推定部15は、これが環境を良くしている要因ではないかと推定する。この場合、フィードバック部16は、例えば「フケ・垢の検出量が減少しました。身体衛生面あるいはヘルスケア面が改善されているようです」といったメッセージをフィードバックする。
In the case of No. 2 in FIG. 2, the use
なお、図2のNo.3〜No.13の例でも同様に、使用環境推定部11Aは、使用環境の変化を検出し、検出した変化を加味して使用環境を推定する。
Similarly, in the examples of No. 3 to No. 13 in FIG. 2, the use
このように過去の付着物質の分析データと比較する構成では、フィルタの付着物質を回収する期間を一定化して付着物質の付着期間(時間的長さ)を揃えることが好ましい。これにより、正確に比較することができ、より精度良く使用環境を推定できる。 In such a configuration in which the data is compared with the past analysis data of the adhering substance, it is preferable that the period for collecting the adhering substance of the filter is fixed to make the adhering period (time length) of the adhering substance uniform. As a result, the comparison can be performed accurately, and the use environment can be estimated more accurately.
使用環境が変化を加味して推定されることで、要因推定部15は、過去の使用環境の情報を踏まえて使用環境に影響を与えている要因を推定することが可能となり、環境に影響を与えている要因をより精度良く推定することができる。
By estimating the usage environment in consideration of the change, the
〔実施の形態3〕
本発明の他の実施の形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施の形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
[Embodiment 3]
Another embodiment of the present invention will be described below. For convenience of description, members having the same functions as those described in the above embodiment are denoted by the same reference numerals, and description thereof will not be repeated.
図5は、実施の形態3に係る環境改善促進装置の機能ブロック図である。本実施の形態の環境改善促進装置1Bと図4に示す環境改善促進装置1Aとの違いは、環境改善促進装置1Bが、使用環境推定部11Aに代えて使用環境推定部11Bを備え、参照情報格納部21に代えて参照情報格納部21Bを備え、かつ、記憶部20に追加情報格納部23を備えている点である。使用環境推定部11Bは、追加情報を加味して使用環境を推定することで、付着物質からだけでは推定できない付着物質がフィルタに付着するまでの状況までも紐付けられた推定を実施する。
FIG. 5 is a functional block diagram of the environment improvement promotion device according to the third embodiment. The difference between the environment
図6は、環境改善促進装置1Bを用いて、フィルタ機器51のフィルタ52の付着物質より使用環境を推定し、使用環境に影響を与えている要因を推定し、機器ユーザにフィードバックする仕組みのイメージ図である。
FIG. 6 is a schematic diagram of a mechanism for estimating a use environment from substances adhering to the
制御サーバ40がフィルタ機器51より受信する運転データには、フィルタ機器51がON/OFFされた時間情報や、運転時の運転モードの情報、動作の強度の情報等が含まれる。運転データには、フィルタ52の交換が実施されたことを示す情報等の種々の情報も含まれる。
The operation data received by the
また、制御サーバ40は、フィルタ機器51に備えられているセンサ、あるいは、フィルタ機器51の設置空間や設置空間の周囲にあるセンサ類よりセンサ情報を受信して、フィルタ機器51の設置環境の情報を把握している。センサとしては、例えば、埃やガスを検知する汚れセンサ、人の存在を検知する人感センサ、温度センサ、湿度センサ、照度センサ、扉やドア、窓、あるいは冷蔵庫の扉の開閉を検知する開閉センサなどがある。
In addition, the
さらに、制御サーバ40は、外部情報サーバ41と接続され、天気や季節の情報の他、気候の情報や大気汚染の情報等のフィルタの付着物質に影響を与える外的要因となる外部情報を外部情報サーバ41より取得している。
Further, the
なお、ここでは、環境改善促進装置1Bが、制御サーバ40を介して外部情報サーバ41から情報を取得する構成を例示する。しかしながら、環境改善促進装置1Bが制御サーバ40を介することなく外部情報サーバ41から情報を取得する構成としてもよい。また、環境改善促進装置1Bと制御サーバ40とを分けて記載するが、制御サーバ40に環境改善促進装置1Bが備えられていてもよい。
Here, a configuration in which the environment
このような制御サーバ40は、運転データ、センサ情報、天気や季節等の外部情報に基づいて、フィルタ機器51を自動で最適なモードで運転し、また、フィルタ52の最適な交換時期の目安を通信端末装置42に通知する。
Such a
そして、本実施の形態では、制御サーバ40は、運転データ、センサ情報と共に、外的要因となる季節、気候、大気汚染の情報等の外部情報を環境改善促進装置1Bに送信する。運転データ、センサ情報、外部情報は、逐次変化する逐次情報である。
Then, in the present embodiment, the
図5に戻り、制御サーバ40より取得したフィルタ機器51の運転データ、センサ情報、および外部情報は、追加情報であり、追加情報格納部23に格納される。運転データ、センサ情報、外部情報は、対応するフィルタ機器51に紐付けられている。参照情報格納部21Bには、運転データ、センサ情報、外部情報を用いて使用環境を推定するために必要な参照情報も格納されている。該参照情報も、入力部31又は通信部30を介して入力される情報・データにて適宜更新されることが好ましい。
Returning to FIG. 5, the operation data, the sensor information, and the external information of the
使用環境推定部11Bは、入力された付着物質の分析データに、追加情報を加味(組み合わせて、紐付けられ)して使用環境を推定する。加味される運転データ、センサ情報、外部情報は、付着物質の付着期間に対応する期間に取得されたものであることが好ましい。これにより、付着物質からだけでは推定できない付着物質がフィルタに付着するまでの逐次情報が加わり、より高い精度で使用環境を推定することができる。
The use
次に、図7を用いて、運転データ、センサ情報、外部情報から推定可能な使用環境を説明する。図7は、追加情報である運転データ、センサ情報、外部情報からフィルタ機器51の使用環境を推定する推定例を示す説明図である。
Next, a use environment that can be estimated from driving data, sensor information, and external information will be described with reference to FIG. FIG. 7 is an explanatory diagram illustrating an estimation example of estimating the use environment of the
図7のNo.14:フィルタ機器51である空気調和機(エアコン)、空気清浄機、換気装置などの運転データより、電源のON/OFF、稼働状態、設定情報等の運転モードの情報を得ることができる。使用環境推定部11Bは、運転モードの情報を基に、空気調和機であれば、冷房/暖房の切り換え、運転強度、設定温度、選択コース(自動、おやすみ、省エネ等)などを含めた、空気調和機の使用習慣を推定する。また、使用環境推定部11Bは、運転モードの情報を基に、エラーやメンテナンス停止などの発生状況を推定することもできる。
No. 14 in FIG. 7: Information on the operation mode such as power ON / OFF, operation state, and setting information is obtained from the operation data of the air conditioner (air conditioner), the air purifier, the ventilator, etc., which are the
図7のNo.15:センサ情報の1つである温湿度センサ(温度センサと湿度センサ)の検出値の変化より室内環境および外気温の情報を得ることができる。使用環境推定部11Bは、室内環境および外気温の情報と、外部情報の1つである天候情報とを結び付けて、設置空間の空調状態、換気状態などを推定することができる。
No. 15 in FIG. 7: Information on the indoor environment and the outside air temperature can be obtained from changes in the detection values of the temperature and humidity sensors (temperature sensor and humidity sensor), which are one of the sensor information. The use
図7のNo.16:センサ情報の1つである人感センサの検出値の変化より設置空間における在室(人やペットが居る状態)の情報を得ることができる。使用環境推定部11Bは、在室の情報から、設置空間における在室人数、高活動状態/低活動状態などを推定することができる。
No. 16 in FIG. 7: Information on the occupied room (the state where people and pets are present) in the installation space can be obtained from the change in the detection value of the human sensor, which is one of the sensor information. The use
図7のNo.17:センサ情報の1つである照度センサの検出値の変化より設置空間における日照の影響、照明のON/OFFの情報を得ることができる。使用環境推定部11Bは、日照の影響、照明のON/OFFの情報から、ユーザが外出している時間帯、家に居る時間帯、就寝時刻、起床時刻などを推定することができる。
No. 17 in FIG. 7: Information on the influence of sunlight in the installation space and ON / OFF of illumination can be obtained from a change in the detection value of the illuminance sensor, which is one of the sensor information. The usage
図7のNo.18:センサ情報の1つである開閉センサの検出より設置空間におけるドア、窓、カーテン、あるいは冷蔵庫の扉などの開閉の情報を得ることができる。使用環境推定部11Bは、ドア、窓、カーテン、あるいは冷蔵庫の扉などの開閉の情報から、ユーザの外出する時刻、帰宅する時刻、生活リズムなどを推定することができる。
No. 18 in FIG. 7: Open / close information of a door, window, curtain, refrigerator door, or the like in the installation space can be obtained from the detection of the open / close sensor, which is one of the sensor information. The usage
図7のNo.19:センサ情報の1つである汚れセンサの検出値より設置空間におけるほこり、ガスの情報を得ることができる。使用環境推定部11Bは、ほこり、ガスの情報から、空気汚れ、フィルタ52の汚れなどを推定する。また、ガスの存在を推定する。また、たばこや花粉、ほこり、臭気などの発生タイミング(生活習慣や外部影響周期など)を推定することができる。
No. 19 in FIG. 7: Information on dust and gas in the installation space can be obtained from the detection value of the dirt sensor, which is one of the sensor information. The use
次に、図8を用いて、フィルタの付着物質と追加情報を紐付けられて推定可能な使用環境を説明する。図8は、フィルタの付着物質と追加情報を紐付けられてフィルタ機器の使用環境を推定する推定例を示す説明図である。 Next, a use environment that can be estimated by associating the attached substance of the filter with the additional information will be described with reference to FIG. FIG. 8 is an explanatory diagram illustrating an estimation example of estimating the usage environment of the filter device by associating the attached substance of the filter with the additional information.
図8のNo.20:綿ホコリが多く含まれている場合に、付着物質からの推定では、綿ホコリがどのように蓄積したか(時間に沿った情報)までは推定できない。しかしながら、運転モードから得られる稼働状態の情報を紐付けることで、綿ホコリがどのように蓄積したか原因を推定することが可能となる。例えば、フィルタ機器が空気清浄機であって、稼働状態の情報より、自動モードで朝晩に強運転されていると推定すると、使用環境推定部11Bは、設置空間は寝室であり、綿ホコリの発生原因は、朝晩の布団の上げ下ろしではないか?というように複合的に推定する。
No. 20 in FIG. 8: When a large amount of cotton dust is contained, it is not possible to estimate how the cotton dust has accumulated (information along time) by the estimation from the attached substance. However, by associating the information on the operating state obtained from the operation mode, it is possible to estimate how the cotton dust has accumulated. For example, when it is estimated that the filter device is an air purifier and that it is strongly driven in the morning and evening in the automatic mode from the information on the operating state, the use
使用環境推定部11Bにて、このように推定されると、要因推定部15は、これが環境を悪くしている要因ではないかと推定し、フィードバック部16は、例えば「綿ホコリが多く検出されています。寝室の場合、朝晩の布団の上げ下ろしが原因かもしれません」といったメッセージをフィードバックする。
When the usage
図8のNo.21:カビ・細菌が多く含まれている場合に、付着物質からの推定では、カビ・細菌が発生した時期(時間に沿った情報)までは推定できない。しかしながら、センサ情報の温度と湿度の情報と、外部情報の季節情報とを紐付けることで、カビ・細菌が発生した原因を推定することが可能となる。例えば、カビ・細菌し易い季節ではないが、食事の準備をする時間帯に、温度と湿度が高い状態に維持されていると推定すると、使用環境推定部11Bは、調理中の換気が悪いのではないか?と複合的に推定する。
No. 21 in FIG. 8: When a lot of molds and bacteria are contained, it is not possible to estimate until the time when molds and bacteria occur (information along time) by estimation from the attached substance. However, by associating the temperature and humidity information of the sensor information with the seasonal information of the external information, it is possible to estimate the cause of the occurrence of mold and bacteria. For example, if it is estimated that the temperature and humidity are maintained at a high level during the time of preparing a meal, although the season is not easy for mold and bacteria, the use
使用環境推定部11Bにて、このように推定されると、要因推定部15は、これが環境を悪くしている要因ではないかと推定し、フィードバック部16は、例えば「カビ・細菌が検出されています。調理中の換気不足が原因かもしれません」といったメッセージをフィードバックする。
When the usage
図8のNo.22:ペットの毛が多く含まれている場合に、付着物質からの推定では、ペットの活動状態までは推定できない。しかしながら、運転モードと紐付けることで、ペットの活動状態を推定することが可能となる。例えば、フィルタ機器が空気清浄機であって、空気清浄機が自動モードで頻繁に強運転されていると推定すると、使用環境推定部11Bは、日中、ペットが高活動状態ではないか?と複合的に推定する。
No. 22 in FIG. 8: When the pet contains a lot of hair, it is not possible to estimate the activity of the pet by the estimation from the attached substance. However, by linking with the driving mode, the activity state of the pet can be estimated. For example, if it is estimated that the filter device is an air purifier and the air purifier is frequently and strongly operated in the automatic mode, the use
使用環境推定部11Bにて、このように推定されると、要因推定部15は、これが環境を悪くしている要因ではないかと推定し、フィードバック部16は、例えば「ペットの毛が多く検出されています。ペットが動き回って飛散の原因になっているかもしれません」といったメッセージをフィードバックする。
When the usage
図8のNo.23:ばい煙・粉じんが含まれている場合に、付着物質からの推定では、ばい煙・粉じんが侵入したタイミングを推定することはできない。しかしながら、汚れセンサの検出情報より推定される煙の発生タイミングを推定することが可能となる。例えば、喫煙可能な部屋として利用されていて、○時〜○時、×時〜×時が発生時間と推定すると、使用環境推定部11Bは、喫煙可能な部屋として利用されていて、○時〜○時、×時〜×時が休憩時間ではないか?と複合的に推定する。
No. 23 in FIG. 8: When soot and dust are included, it is not possible to estimate the timing at which soot and dust intrude from the estimation based on the attached substance. However, it is possible to estimate the generation timing of smoke estimated from the detection information of the dirt sensor. For example, when it is used as a room where smoking is possible, and when it is estimated that the time of occurrence is from time 〜 to time 、 and from time x to time × 使用, the use
使用環境推定部11Bにて、このように推定されると、要因推定部15は、これが環境を悪くしている要因ではないかと推定し、フィードバック部16は、例えば「タバコ由来の微粒子が検出されています。○時〜○時、×時〜×時に多く検出されているようです」といったメッセージをフィードバックする。
When the usage
また、使用環境推定部11Bが、使用環境を推定する際、フィルタ機器51の位置情報を用いてもよい。位置情報は、制御サーバ40より取得してもよいし、フィルタ情報に紐付けられていてもよい。フィルタ機器51の位置情報を用いることで、虫の生息域の推定や、臭気ガス等の外部発生源の推定の際に推定精度が上がる。
When estimating the use environment, the use
また、環境改善促進装置1Bが制御サーバ40に備えられている場合、使用環境推定部11B(11,1A)は、制御サーバ40にて運転を制御する複数のフィルタ機器のフィルタの付着物質の分析データを閲覧可能である。したがって、その場合、使用環境推定部11Bは、同一地域にある複数のフィルタ機器の付着物質の成分情報に基づいて、地域性を加味した使用環境の推定する構成としてもよい。例えば、同一地域にある複数のフィルタ機器の付着物質に虫が発生していた場合、虫の発生域を推定することができる。
When the environment
また、同一のユーザ宅50内にある複数のフィルタ機器51の付着物質の分析データを紐付けて、ユーザ宅50全体の使用環境を推定してもよい。その場合、フィルタ機器は、例えば、掃除機と空気清浄機であってもよい。例えば、空気清浄機で捕集される空気中のダニの死骸片やカビ等と、その増殖の原因物質になり得るフケや垢、食物カス等が掃除機のフィルタで捕集される場合は、発生源あるいは繁殖要因となる生活の衛生状態を推定することができる。
Further, the use environment of the
使用環境推定部11Bにて、このように推定されると、要因推定部15は、これが環境を悪くしている要因ではないかと推定し、フィードバック部16は、例えば「フケや垢、食物カスが少し多く検出されています。ダニやカビが増えている原因になっているかもしれません。」といったメッセージをフィードバックする。
When the usage
〔実施の形態4〕
本発明の他の実施の形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施の形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
[Embodiment 4]
Another embodiment of the present invention will be described below. For convenience of description, members having the same functions as those described in the above embodiment are denoted by the same reference numerals, and description thereof will not be repeated.
図9は、実施の形態4に係る環境改善促進装置の機能ブロック図である。本実施の形態の環境改善促進装置1Cと図5に示す環境改善促進装置1Bとの違いは、環境改善促進装置1Cが、制御部10にアドバイス生成部17を備え、かつ、参照情報格納部21Bに代えて参照情報格納部21Cを備えている点である。
FIG. 9 is a functional block diagram of the environment improvement promotion device according to the fourth embodiment. The difference between the environment
アドバイス生成部17は、要因推定部15にて推定された要因情報に基づいて、使用環境を改善する可能性のあるアドバイスを生成する。アドバイスは、例えば、部屋の温度調整や換気方法、布団などの取り替えや洗剤の使用、生活習慣の改善など、軽減策を提示するものである。また、クリーニングなど外部サービスの提案や、アレルギーなど健康リスクが心配される場合は、免疫を高める食事メニュー・調理法や、医療機関の受診などを勧める。
The
参照情報格納部21Cには、さらに、アドバイス生成部17が推定された要因情報に基づいてアドバイスを推定するために必要な参照情報も格納されている。該参照情報も、入力部31又は通信部30を介して入力される情報・データにて適宜更新されることが好ましい。
The reference
フィードバック部16は、通信部30を用いて、生成されたアドバイスを、付着物質の成分情報および要因情報と共に、あるいは要因情報に代えて付着物質の成分情報と共に、フィルタ機器又はフィルタ機器に紐付けられている通信端末装置に送信する。
The
図10は、環境改善促進装置1Cを用いて、フィルタ機器51のフィルタ52の付着物質より使用環境を推定し、使用環境に影響を与えている要因を推定し、要因よりアドバイスを生成し、機器ユーザにフィードバックする仕組みのイメージ図である。
フィルタ機器51のフィルタ52の付着物質よりフィルタ機器51の使用環境を推定して環境を悪くしている要因を推定し、アドバイスを機器ユーザにフィードバックする仕組みのイメージ図である。
FIG. 10 shows an example of using the environment
FIG. 11 is an image diagram of a mechanism for estimating a use environment of the
図10に示すように、フィードバック部16は、アドバイス生成部17にて生成されたアドバイスを、通信部30を用いて、付着物質の成分情報(分析データ)と共に、フィルタ機器又はフィルタ機器に紐付けられている通信端末装置に送信する。要因情報を一緒に送信してもよい。
As shown in FIG. 10, the
次に、図11を用いて、環境改善促進装置1Cが生成するアドバイスについて説明する。図11は、環境改善促進装置1Cが生成されるアドバイス例を示す説明図である。
Next, the advice generated by the environment
図11のNo.24:毛+人感センサ、運転モードより、使用環境推定部11Bは、使用環境として、家族構成、ペット有無、体調、生活リズムを推定する。要因推定部15が要因であると推定すると、アドバイス生成部17は、例えば、抜け毛のケアや、適した掃除ツールの紹介などのほか、推定される居住人数や属性(男女、年齢層など)、生活リズムに応じた空調機器などの運転制御(控えめ、タイマーなど)を提案する。また、ペットありの場合は、毛の付着などによるフィルタ性能低下の影響が大きいため、手入れ頻度のアップあるいはペット用フィルタの選択肢があればそれを推奨する。
No. 24 in FIG. 11: From the hair + human sensor and the driving mode, the use
図11のNo.25:フケ・垢+季節情報、健康情報より、使用環境推定部11Bは、機器ユーザの衛生状態、体調を推定する。要因推定部15が要因であると推定すると、アドバイス生成部17は、例えば、発生源の指摘と、除去・予防のための衛生習慣の提案、さらにはケア用品、外部クリーニングサービス、メディカルチェックを勧めてもよい。また、アレルギーなど体質課題を想定した、免疫を高める食事メニューや調理法を提案してもよい。
No. 25 in FIG. 11: the use
図11のNo.26:カビ・細菌+温湿度センサ、季節情報より、使用環境推定部11Bは、機器ユーザの暮らし、使用環境の衛生状態を推定する。要因推定部15が要因であると推定すると、アドバイス生成部17は、例えば、清掃や換気の励行を推奨すると共に、気密性が高く湿気の滞留や結露を招く懸念がある場合は、除湿機の併用を勧める。
No. 26 in FIG. 11: The use
図11のNo.27:ダニ・虫、綿ホコリ+埃センサ、季節情報より、使用環境推定部11Bは、生息域、使用環境の衛生状態、生活用品、部屋種別を推定する。要因推定部15が要因であると推定すると、アドバイス生成部17は、例えば、寝具等の清掃や交換を推奨すると共に、地域・気候から想定される季節の変わり目をお手入れのタイミングとして勧める。また、清掃ツールとして、布団クリーナや布団乾燥機等の使用や、防虫グッズ・除虫剤を提案してもよい。
No. 27 in FIG. 11: The use
図11のNo.28:雑介より、使用環境推定部11Bは、生活用品、部屋種別を推定する。要因推定部15が要因であると推定すると、アドバイス生成部17は、例えば、発生源の指摘と、除去・予防のための衛生習慣、適した清掃ツールを提案する。
No. 28 in FIG. 11: The usage
図11のNo.29:食物カスより、使用環境推定部11Bは、嗜好、ライフスタイルを推定する。要因推定部15が要因であると推定すると、アドバイス生成部17は、例えば、発生状態を認識させて除去・予防の処置を促すと共に、飛散防止や日常ケアに適した清掃ツールなどを提案する。
No. 29 in FIG. 11: The use
図11のNo.30:花粉+気候情報より、使用環境推定部11Bは、気密性を推定する。要因推定部15が要因であると推定すると、アドバイス生成部17は、例えば、帰宅時・洗濯取り込み時の花粉払い落とし、物理的な花粉対策グッズや空気清浄機の使用、効果的な配置などを助言する。花粉飛散情報と関連付けた警鐘や機器制御を提案する。
No. 30 in FIG. 11: The use
図11のNo.31:ばい煙・粉じん、燃焼ガスより、使用環境推定部11Bは、気密性、大気汚染、たばこを推定する。要因推定部15が要因であると推定すると、アドバイス生成部17は、例えば、健康リスクの指摘と、部屋の気密性アップなど対策可能性を進言する。また、たばこ由来の場合は、分煙や空気清浄機などの導入を提案する。
No. 31 in FIG. 11: The use
図11のNo.32:土砂+気候情報より、使用環境推定部11Bは、侵入の経路を推定する。要因推定部15が要因であると推定すると、アドバイス生成部17は、例えば、除去に適した用具・機器(特にPM2.5の場合は空気清浄機など)の使用や効果的な配置、侵入経路の遮断など防止策を推奨する。また、大気情報と関連付けた警鐘や機器制御を提案してもよい。
No. 32 in FIG. 11: The use
図11のNo.33:ホルムアルデヒド+ガスセンサより、使用環境推定部11Bは、建材、気密性を推定する。要因推定部15が要因であると推定すると、アドバイス生成部17は、例えば、健康リスクの指摘と、建材見直しや換気促進など対策可能性を進言する。
No. 33 in FIG. 11: The use
図11のNo.34:臭気ガス+臭いセンサより、使用環境推定部11Bは、発生源の存在など周囲情報を推定する。要因推定部15が要因であると推定すると、アドバイス生成部17は、例えば、発生源の除去・遮断などを提案する。また、不可避であっても浮遊臭を吸着できる活性炭フィルタや付着臭を除去する機器・薬剤で軽減できる可能性があることを提案してもよい。
No. 34 in FIG. 11: The use
このような環境改善促進装置1Cによれば、機器ユーザに、室内環境や健康に影響を与えている汚れと、発生源の手掛かりをより効果的に与えることができる。したがって、ユーザは、改善のヒントとなる原因だけでなく、改善案を容易に知ることができる。これにより、ユーザに対して、室内環境、生活環境の改善の意識付けをより一層効果的に行うことができ、フィルタ機器を従来通りに使用している状態では実現できなかった根本的な原因対策に繋げて、機器ユーザの生活環境の改善を効果的に促進することができる。
According to such an environment
〔実施の形態5〕
本発明の他の実施の形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施の形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
[Embodiment 5]
Another embodiment of the present invention will be described below. For convenience of description, members having the same functions as those described in the above embodiment are denoted by the same reference numerals, and description thereof will not be repeated.
図12は、実施の形態5に係る環境改善促進装置の機能ブロック図である。本実施の形態の環境改善促進装置1Dと図10に示す環境改善促進装置1Cとの違いは、環境改善促進装置1Dが、制御部10に運転設定部18を備えている点である。
FIG. 12 is a functional block diagram of the environment improvement promotion device according to the fifth embodiment. The difference between the environment improvement promotion device 1D of the present embodiment and the environment
運転設定部18は、フィルタ機器51の運転を設定するものである。フィードバック部16は、アドバイス生成部17にて作成されたアドバイスの中、フィルタ機器51の運転設定の変更で改善可能なアドバイスについては、運転設定部18にてフィルタ機器51の運転設定を補正し、通信部30を用いてフィルタ機器51に補正した運転設定を送信して、運転を補正する。
The
図13は、環境改善促進装置1Dを用いて、フィルタ機器51のフィルタ52の付着物質より使用環境を推定し、使用環境に影響を与えている要因を推定し、要因よりアドバイスを生成し、アドバイスを運転補正にてフィードバックする仕組みのイメージ図である。
FIG. 13 shows an example of using the environment improvement promotion device 1D to estimate the use environment from the substances adhering to the
図10に示すように、フィードバック部16は、アドバイス生成部17にて生成されたアドバイスを、通信部30を用いて、付着物質の成分情報(分析データ)と共に、フィルタ機器又はフィルタ機器に紐付けられている通信端末装置に送信する。要因情報を一緒に送信してもよい。
As shown in FIG. 10, the
フィルタ機器51の運転設定の変更で改善可能なアドバイスは、例えば、図11のNo.24の例における、生活リズムに応じた空調機器などの運転制御(控えめ、タイマーなど)である。提案に代えてフィルタ機器51の運転を補正する。また、図11のNo.30の例における、花粉飛散情報と関連付けた警鐘や機器制御や、図11のNo.32の例における、大気情報と関連付けた警鐘や機器制御を、提案に代えて運転を補正する。
The advice that can be improved by changing the operation setting of the
このような環境改善促進装置1Dによれば、機器ユーザに、環境改善促進装置1Dよりフィルタ機器51にアクセスして、機器ユーザの手を煩わせることなく環境を改善することができる。但し、このような機能を機器ユーザが好まない場合も想定されるため、該機能については、ユーザが要・不要を設定できる構成とすることが好ましい。
According to such an environment improvement promotion device 1D, the environment can be improved without the device user accessing the
〔ソフトウェアによる実現例〕
環境改善促進装置1、1A、1B、1C、1Dの制御部10は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
[Example of software implementation]
The
後者の場合、環境改善促進装置1、1A、1B、1C、1Dは、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
In the latter case, the environmental
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る環境改善促進装置1は、家庭用のフィルタ機器のフィルタに付着した付着物質の成分情報に基づいて、前記フィルタ機器が使用されている使用環境を推定する使用環境推定部11と、前記使用環境推定部にて推定された使用環境情報に基づいて、前記使用環境に影響を与えている要因を推定する要因推定部15と、を備えることを特徴とする。
[Summary]
The environment
本発明の態様2に係る環境改善促進装置1は、上記態様1において、さらに、付着物質の成分情報と前記使用環境推定部にて推定された要因情報とを、前記フィルタ機器のユーザにフィードバックするフィードバック部を備える構成としてもよい。
The environment
本発明の態様3に係る環境改善促進装置1は、上記態様2において、さらに、外部の装置と通信する通信部を備え、前記フィードバック部は、前記通信部を用いて、付着物質の成分情報と前記使用環境推定部にて推定された要因情報とを、前記フィルタ機器又は前記フィルタ機器に紐付けられている通信端末装置に送信する構成としてもよい。
The environment
本発明の態様4に係る環境改善促進装置1は、上記態様1において、前記要因推定部にて推定された要因情報に基づいて、前記使用環境を改善する可能性のあるアドバイスを生成するアドバイス生成部をさらに含む構成としてもよい。
The environment
本発明の態様5に係る環境改善促進装置1は、上記態様4において、さらに、付着物質の成分情報と前記アドバイス生成部にて生成されたアドバイスとを、あるいは付着物質の成分情報と前記要因推定部にて推定された要因情報と前記アドバイスとを、前記フィルタ機器のユーザにフィードバックするフィードバック部を備える構成としてもよい。
The environment
本発明の態様6に係る環境改善促進装置1は、上記態様5において、さらに、外部の装置と通信する通信部を備え、前記フィードバック部は、前記通信部を用いて、付着物質の成分情報と前記アドバイス生成部にて生成されたアドバイスとを、あるいは付着物質の成分情報と前記要因推定部にて推定された要因情報と前記アドバイスとを、前記フィルタ機器又は、前記フィルタ機器に紐付けられている通信端末装置に送信する構成としてもよい。
The environment
本発明の態様7に係る環境改善促進装置1は、上記態様6において、さらに、前記フィルタ機器の運転を設定する運転設定部と、を備え、前記フィードバック部は、前記アドバイス生成部にて作成されたアドバイスの中、前記フィルタ機器の運転設定の変更で改善可能なアドバイスについては、前記運転設定部にて前記フィルタ機器の運転設定を補正し、前記通信部を用いて前記フィルタ機器に補正した運転設定を送信する構成としてもよい。
The environment
本発明の態様8に係る環境改善促進装置1は、上記態様1から7において、さらに、前記使用環境推定部は、付着物質の成分情報に追加情報を加味して前記使用環境を推定する構成としてもよい。
The environment
本発明の態様9に係る環境改善促進装置1は、上記態様8において、さらに、前記追加情報が、前記フィルタ機器の運転情報である構成としてもよい。
The environment
本発明の態様10に係る環境改善促進装置1は、上記態様8において、さらに、前記追加情報が、前記フィルタ機器の設置空間に検出領域を有する、温度センサ、湿度センサ、人感センサ、汚れセンサの中の少なくとも1つの検出情報である構成としてもよい。
The environment
本発明の態様11に係る環境改善促進装置1は、上記態様8において、さらに、前記追加情報が、季節を示す情報、気候を示す情報、大気汚染情報の中の少なくとも1つである構成としてもよい。
The environment
本発明の態様12に係る環境改善促進装置1は、上記態様8から11の何れかにおいて、さらに、外部の装置と通信する通信部を備え、前記通信部を用いて前記追加情報を取得する構成としてもよい。
The environment
本発明の態様13に係る環境改善促進装置1は、上記態様1から12の何れかにおいて、前記付着物質の成分情報を、前記フィルタ機器の以前の付着物質の成分情報と比較して、使用環境の変化を検出する変化検出部を有する構成としてもよい。
The environment
本発明の態様14に係る環境改善促進システムは、上記態様1から13の何れかに記載の環境改善促進装置と、前記フィルタ機器とを備えることを特徴とする。
An environment improvement promotion system according to an
本発明の態様15に係るサーバは、ネットワークを介して家庭用のフィルタ機器の運転を制御するサーバであって、上記態様1から13の何れかに記載の環境改善促進装置を備えることを特徴とする。
A server according to an
本発明の態様16に係るサーバは、上記態様15において、複数の家庭用のフィルタ機器の運転を制御しており、前記使用環境推定部は、同一地域にある複数の家庭用のフィルタ機器の付着物質の成分情報に基づいて、地域性を加味した使用環境の推定を行う構成としてもよい。
The server according to an
本発明の態様17に係るフィルタ分析フィードバック方法は、家庭用のフィルタ機器のフィルタを回収する回収ステップと、回収したフィルタの付着物質を分析する分析ステップと、前記分析ステップにて得られた付着物質の成分情報を前記フィルタ機器のユーザにフィードバックするフィードバックステップと、を含むことを特徴とする。
A filter analysis feedback method according to an
本発明の態様18に係るフィルタ分析フィードバック方法は、上記態様17において、分析にて得られた付着物質の成分情報に基づいて、前記フィルタ機器が使用されている使用環境を推定する環境推定ステップと、推定された使用環境情報に基づいて、前記使用環境に影響を与えている要因を推定する要因推定ステップと、をさらに含み、前記フィードバックステップにおいて、推定された要因情報を付着物質の成分情報と共にユーザにフィードバックする構成としてもよい。
A filter analysis feedback method according to an
本発明の態様19に係るフィルタ分析フィードバック方法は、上記態様18において、推定された要因情報に基づいて、前記使用環境を改善する可能性のあるアドバイスを作成するアドバイス作成ステップをさらに含み、前記フィードバックステップにおいて、作成されたアドバイスを、付着物質の成分情報および推定された要因情報と共に、又は推定された要因情報に代えてフィードバックする構成としてもよい。 The filter analysis feedback method according to the nineteenth aspect of the present invention, further comprises the advice creation step of creating an advice that has a possibility of improving the use environment based on the estimated factor information in the above-described eighteenth aspect, In the step, the created advice may be fed back together with the component information of the attached substance and the estimated factor information or instead of the estimated factor information.
本発明は上述した各実施の形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能であり、異なる実施の形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施の形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施の形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。 The present invention is not limited to the above-described embodiments, and various modifications are possible. The present invention is also applicable to embodiments obtained by appropriately combining technical means disclosed in different embodiments. Included in the technical scope. Furthermore, new technical features can be formed by combining the technical means disclosed in each embodiment.
1、1A、1B、1C、1D 環境改善促進装置
10 制御部
11 使用環境推定部
11A、11B 使用環境推定部(変化検出部)
15 要因推定部
16 フィードバック部
17 アドバイス生成部
18 運転設定部
20 記憶部
21、21B、21C 参照情報格納部
22 過去データ格納部
23 追加情報格納部
30 通信部
31 入力部
32 出力部
40 制御サーバ
41 外部情報サーバ
42 通信端末装置
50 ユーザ宅
51 フィルタ機器
52 フィルタ
53 分析サービス部
55 ネットワーク
1, 1A, 1B, 1C, 1D Environment
15
Claims (19)
前記使用環境推定部にて推定された使用環境情報に基づいて、前記使用環境に影響を与えている要因を推定する要因推定部と、を備えることを特徴とする環境改善促進装置。 A use environment estimating unit for estimating a use environment in which the filter device is used, based on component information of a substance attached to a filter of a household filter device,
An environment improvement promotion device comprising: a factor estimating unit configured to estimate a factor affecting the use environment based on the use environment information estimated by the use environment estimation unit.
前記フィードバック部は、前記通信部を用いて、付着物質の成分情報と前記使用環境推定部にて推定された要因情報とを、前記フィルタ機器又は前記フィルタ機器に紐付けられている通信端末装置に送信することを特徴とする請求項2に記載の環境改善促進装置。 A communication unit that communicates with an external device,
The feedback unit, using the communication unit, the component information of the attached substance and the factor information estimated by the use environment estimation unit, the filter device or a communication terminal device associated with the filter device The environment improvement promotion device according to claim 2, wherein the transmission is performed.
前記フィードバック部は、前記通信部を用いて、付着物質の成分情報と前記アドバイス生成部にて生成されたアドバイスとを、あるいは付着物質の成分情報と前記要因推定部にて推定された要因情報と前記アドバイスとを、前記フィルタ機器又は、前記フィルタ機器に紐付けられている通信端末装置に送信することを特徴とする請求項5に記載の環境改善促進装置。 A communication unit that communicates with an external device,
The feedback unit, using the communication unit, the component information of the adhering substance and the advice generated by the advice generating unit, or the component information of the adhering substance and the factor information estimated by the factor estimating unit. The environment improvement promotion device according to claim 5, wherein the advice is transmitted to the filter device or a communication terminal device linked to the filter device.
前記フィードバック部は、前記アドバイス生成部にて作成されたアドバイスの中、前記フィルタ機器の運転設定の変更で改善可能なアドバイスについては、前記運転設定部にて前記フィルタ機器の運転設定を補正し、前記通信部を用いて前記フィルタ機器に補正した運転設定を送信することを特徴とする請求項6に記載の環境改善促進装置。 An operation setting unit that sets the operation of the filter device,
The feedback unit, among the advice created by the advice generation unit, for advice that can be improved by changing the operation setting of the filter device, correct the operation setting of the filter device in the operation setting unit, The environment improvement promotion device according to claim 6, wherein the corrected operation setting is transmitted to the filter device using the communication unit.
前記通信部を用いて前記追加情報を取得することを特徴とする請求項8から11の何れか1項に記載の環境改善促進装置。 A communication unit that communicates with an external device,
The environment improvement promotion device according to any one of claims 8 to 11, wherein the additional information is obtained using the communication unit.
請求項1から13の何れか1項に記載の環境改善促進装置を備えることを特徴とするサーバ。 A server that controls the operation of a household filter device via a network,
A server comprising the environment improvement promotion device according to any one of claims 1 to 13.
前記使用環境推定部は、同一地域にある複数の家庭用のフィルタ機器の付着物質の成分情報に基づいて、地域性を加味した使用環境の推定を行うことを特徴とする請求項15に記載のサーバ。 Controls the operation of multiple household filter devices,
16. The use environment estimation unit according to claim 15, wherein the use environment estimation unit estimates a use environment in consideration of locality based on component information of attached substances of a plurality of household filter devices in the same area. server.
回収したフィルタの付着物質を分析する分析ステップと、
前記分析ステップにて得られた付着物質の成分情報を前記フィルタ機器のユーザにフィードバックするフィードバックするフィードバックステップと、を含むことを特徴とするフィルタ分析フィードバック方法。 A collection step for collecting the filter of the household filter device;
An analysis step of analyzing the attached substance of the collected filter;
A feedback step of feeding back component information of the attached substance obtained in the analysis step to a user of the filter device.
推定された使用環境情報に基づいて、前記使用環境に影響を与えている要因を推定する要因推定ステップと、をさらに含み、
前記フィードバックステップにおいて、推定された要因情報を付着物質の成分情報と共にユーザにフィードバックする請求項17に記載のフィルタ分析フィードバック方法。 An environment estimation step of estimating a use environment in which the filter device is used, based on the component information of the attached substance obtained in the analysis,
A factor estimating step of estimating a factor affecting the use environment based on the estimated use environment information,
18. The filter analysis feedback method according to claim 17, wherein in the feedback step, the estimated factor information is fed back to the user together with the component information of the attached substance.
前記フィードバックステップにおいて、作成されたアドバイスを、付着物質の成分情報および推定された要因情報と共に、又は推定された要因情報に代えてフィードバックする請求項18に記載のフィルタ分析フィードバック方法。 Based on the estimated factor information, further includes an advice creating step of creating an advice that may improve the use environment,
19. The filter analysis feedback method according to claim 18, wherein in the feedback step, the created advice is fed back together with the component information of the attached substance and the estimated factor information or instead of the estimated factor information.
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