JP2020031266A - 通信システム、クライアント装置及びホスト装置 - Google Patents

通信システム、クライアント装置及びホスト装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ホスト装置が省電力状態のときに、クライアント装置からホスト装置に、確実に短時間で、データを送信する。【解決手段】クライアント装置は、ホスト装置に送信予定のデータを送信する際、ホスト装置がネットワーク通信不可と判断すると、近距離無線通信で、ホスト装置宛の接続要求を、1以上の中継端末にブロードキャストで送信し、近距離無線通信で、ホスト装置が送信した復帰通知を、1以上の中継端末を介して受信するまで、近距離無線通信で、データをパケット化したホスト装置宛の1以上のパケットを、1以上の中継端末にブロードキャストで送信し、復帰通知を受信すると、ネットワーク通信で、残りのデータを、ホスト装置に送信する。【選択図】図4

Description

本発明は、近距離無線通信と、近距離無線通信より通信距離の長いネットワーク通信とで通信可能なクライアント装置に関する。本発明は、近距離無線通信と、ネットワーク通信とでクライアント装置と通信可能なホスト装置に関する。本発明は、クライアント装置と、ホスト装置と、近距離無線通信でクライアント装置とホスト装置との通信を中継する複数の中継端末とを有する通信システムに関する。
ホスト装置が省電力状態のときに、クライアント装置からホスト装置にデータを送信することを図る技術が知られている(特許文献1及び特許文献2)。
特開2017−531401号公報 特開2006−524958号公報
ホスト装置が省電力状態のときに、クライアント装置からホスト装置に、確実に短時間で、データを送信することが望ましい。
本発明の一形態に係る通信システムは、
近距離無線通信と、前記近距離無線通信より通信距離の長いネットワーク通信とで通信可能なホスト装置と、
前記近距離無線通信と、前記ネットワーク通信とで前記ホスト装置と通信可能なクライアント装置と、
前記近距離無線通信で前記クライアント装置と前記ホスト装置との通信を中継する、メッシュネットワークを構築する1以上の中継端末と
を具備し、
前記クライアント装置は、
前記ホスト装置に送信予定のデータを送信する際、前記ホスト装置が前記ネットワーク通信不可と判断すると、
前記近距離無線通信で、前記ホスト装置宛の接続要求を、前記1以上の中継端末にブロードキャストで送信し、
前記ホスト装置は、
前記近距離無線通信で、前記クライアント装置が送信した前記接続要求を、前記1以上の中継端末を介して受信し、
前記ネットワーク通信の復帰処理を開始し、
前記ネットワーク通信の復帰処理を完了すると、前記近距離無線通信で、前記クライアント装置宛の復帰通知を、前記1以上の中継端末にブロードキャストで送信し、
前記クライアント装置は、
前記近距離無線通信で、前記ホスト装置が送信した前記復帰通知を、前記1以上の中継端末を介して受信するまで、前記近距離無線通信で、前記データをパケット化した前記ホスト装置宛の1以上のパケットを、前記1以上の中継端末にブロードキャストで送信し、
前記復帰通知を受信すると、前記ネットワーク通信で、残りのデータを、前記ホスト装置に送信する。
本形態によれば、クライアント装置は、ネットワーク通信が無効化状態のホスト装置に、近距離無線通信で、データを送信する。しかし、近距離無線通信はネットワーク通信と比較すると、通信可能距離が短い。そのため、本形態によれば、メッシュネットワークを構築する1以上の中継端末がデータを中継するので、クライアント装置とホスト装置とが近距離無線通信で直接通信できない距離にある場合でも、クライアント装置は、ホスト装置に、近距離無線通信でデータを送信することができる。これにより、クライアント装置からホスト装置に近距離無線通信でデータを送信する確実性が増す。
本形態によれば、クライアント装置は、ホスト装置宛のデータを、メッシュネットワークを構築する1以上の中継端末にブロードキャストで送信する。これにより、クライアント装置は、ホスト装置と通信を行うゲートウェイに当たる中継端末を意識することなく、デスティネーションノードとしてのホスト装置にデータを送信することができる。
本形態によれば、ホスト装置がクライアント装置からの接続要求を受信すると、ネットワーク通信の復帰処理を開始する。ホスト装置がネットワーク通信の復帰処理を完了するまでの時間を利用して、クライアント装置は、近距離無線通信でホスト装置宛にデータを送信する。ホスト装置がネットワーク通信の復帰処理を完了した後は、クライアント装置は、ネットワーク通信で残りのデータを送信する。これにより、例えば、ホスト装置がネットワーク通信の復帰処理を完了した後に、クライアント装置が全てのデータをホスト装置にネットワーク通信で送信する場合に比較して、接続要求送信からデータ送信完了までに掛かる時間を、短時間とすることができる。
前記ホスト装置は、
前記ネットワーク通信の復帰処理を完了すると、前記近距離無線通信で、前記クライアント装置宛の、前記ホスト装置が受信済みの1以上のパケットに含まれるデータのサイズの合計値である受信データサイズを、前記1以上の中継端末にブロードキャストで送信し、
前記クライアント装置は、
前記近距離無線通信で、前記ホスト装置が送信した前記受信データサイズを、前記1以上の中継端末を介して受信し、
前記受信データサイズと、前記クライアント装置が送信済みの前記データのサイズである送信済みデータサイズとが一致するか否かを判断し、
前記受信データサイズと、前記送信済みデータサイズとが一致する場合、前記送信予定のデータから前記送信済みデータを除いたデータを、前記残りのデータとして、前記ネットワーク通信で前記ホスト装置に送信し、
前記受信データサイズと、前記送信済みデータサイズとが一致しない場合、前記送信予定のデータから前記受信データサイズのデータを除いたデータを、前記残りのデータとして、前記ネットワーク通信で前記ホスト装置に送信する。
本形態によれば、ホスト装置は、ネットワーク通信の復帰処理を完了すると、クライアント装置宛に、ホスト装置が受信済みのパケットに含まれるデータのサイズの合計値である受信データサイズを送信する。クライアント装置は、受信データサイズと、送信済みデータサイズとが一致しない場合、送信予定のデータから受信データサイズのデータを除いたデータを、残りのデータとして、ネットワーク通信でホスト装置に送信する。例えば、ホスト装置が近距離無線通信でパケットを送信したものの、クライアント装置が、近距離無線通信でこのパケットを受信する前に、ネットワーク通信の復帰処理を完了して近距離無線通信でのデータ受信を停止する可能性がある。この場合、ホスト装置はパケットを近距離無線通信で送信したが、クライアント装置はこのパケットを近距離無線通信で受信できない。本形態によれば、この場合、ホスト装置がこの未受信のパケットを、クライアント装置にネットワーク通信で送信する。これにより、クライアント装置からホスト装置に近距離無線通信でデータを送信する確実性が増す。
前記クライアント装置は、
前記送信予定のデータを全て前記ホスト装置に送信すると、
前記送信予定のデータを送信完了したことを示すパケットを、前記ホスト装置に送信する。
本形態によれば、クライアント装置は、送信予定のデータを全てホスト装置に送信すると、送信予定のデータを送信完了したことを示すパケットを、ホスト装置に送信する。これにより、ホスト装置はクライアント装置から送信予定のデータを全て受信したと判断できる。これにより、クライアント装置からホスト装置に近距離無線通信でデータを送信する確実性が増す。
本発明の一形態に係るクライアント装置は、
近距離無線通信と、前記近距離無線通信より通信距離の長いネットワーク通信とで通信可能なホスト装置と、
前記近距離無線通信と、前記ネットワーク通信とで前記ホスト装置と通信可能なクライアント装置と、
前記近距離無線通信で前記クライアント装置と前記ホスト装置との通信を中継する、メッシュネットワークを構築する1以上の中継端末と
を具備し、
前記クライアント装置は、
前記ホスト装置に送信予定のデータを送信する際、前記ホスト装置が前記ネットワーク通信不可と判断すると、
前記近距離無線通信で、前記ホスト装置宛の接続要求を、前記1以上の中継端末にブロードキャストで送信し、
前記ホスト装置は、
前記近距離無線通信で、前記クライアント装置が送信した前記接続要求を、前記1以上の中継端末を介して受信し、
前記ネットワーク通信の復帰処理を開始し、
前記ネットワーク通信の復帰処理を完了すると、前記近距離無線通信で、前記クライアント装置宛の復帰通知を、前記1以上の中継端末にブロードキャストで送信し、
前記クライアント装置は、
前記近距離無線通信で、前記ホスト装置が送信した前記復帰通知を、前記1以上の中継端末を介して受信するまで、前記近距離無線通信で、前記データをパケット化した前記ホスト装置宛の1以上のパケットを、前記1以上の中継端末にブロードキャストで送信し、
前記復帰通知を受信すると、前記ネットワーク通信で、残りのデータを、前記ホスト装置に送信する
通信システムに含まれる。
本発明の一形態に係るホスト装置は、
近距離無線通信と、前記近距離無線通信より通信距離の長いネットワーク通信とで通信可能なホスト装置と、
前記近距離無線通信と、前記ネットワーク通信とで前記ホスト装置と通信可能なクライアント装置と、
前記近距離無線通信で前記クライアント装置と前記ホスト装置との通信を中継する、メッシュネットワークを構築する1以上の中継端末と
を具備し、
前記クライアント装置は、
前記ホスト装置に送信予定のデータを送信する際、前記ホスト装置が前記ネットワーク通信不可と判断すると、
前記近距離無線通信で、前記ホスト装置宛の接続要求を、前記1以上の中継端末にブロードキャストで送信し、
前記ホスト装置は、
前記近距離無線通信で、前記クライアント装置が送信した前記接続要求を、前記1以上の中継端末を介して受信し、
前記ネットワーク通信の復帰処理を開始し、
前記ネットワーク通信の復帰処理を完了すると、前記近距離無線通信で、前記クライアント装置宛の復帰通知を、前記1以上の中継端末にブロードキャストで送信し、
前記クライアント装置は、
前記近距離無線通信で、前記ホスト装置が送信した前記復帰通知を、前記1以上の中継端末を介して受信するまで、前記近距離無線通信で、前記データをパケット化した前記ホスト装置宛の1以上のパケットを、前記1以上の中継端末にブロードキャストで送信し、
前記復帰通知を受信すると、前記ネットワーク通信で、残りのデータを、前記ホスト装置に送信する
通信システムに含まれる。
本発明によれば、ホスト装置が省電力状態のときに、クライアント装置からホスト装置に、確実に短時間で、データを送信することが望ましい。
なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
本発明の一実施形態に係る通信システムを模式的に示す。 通信システムのハードウェア構成を示す。 ホスト装置の動作フローを示す。 クライアント装置の動作フローを示す。 BLEパケットの構成の一例を示す。 中継端末の動作フローを示す。 WiFi(登録商標)パケットの構成の一例を示す。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
1.通信システムの概要
図1は、本発明の一実施形態に係る通信システムを模式的に示す。
通信システム1は、ホスト装置10と、クライアント装置20と、複数の中継端末30とを有する。
ホスト装置10は、例えば、画像処理装置(Multifunction Peripheral、MFP)であり、以下MFP10と称する。MFP10は、近距離無線通信(例えば、Bluetooth(登録商標)Low Energy, BLE)と、近距離無線通信より通信距離の長いネットワーク通信(例えば、Wi-Fi(登録商標))とで通信可能である。MFP10は、ネットワークNに接続される。MFP10は、通常モードと、省電力モードとで動作可能である。通常モードでは、近距離無線通信及びネットワーク通信が有効化される。省電力モードでは、ネットワーク通信が無効化され、近距離無線通信が有効化される。
クライアント装置20は、例えば、MFP10を使用するユーザーが持つデバイスである。クライアント装置20は、ラップトップコンピューター、タブレットコンピューター、スマートフォン、ウェアラブルコンピューター等のようにモバイルデバイスでも良いし、デスクトップコンピューターのようにモバイルデバイスでなくてもよい。クライアント装置20は、近距離無線通信と、ネットワーク通信とで通信可能である。クライアント装置20は、ネットワークNに接続される。
複数の中継端末30は、近距離無線通信で通信可能である。複数の中継端末30は、近距離無線通信のメッシュネットワークを構築する。以下の説明において、1つの中継端末30のみ説明すればよい場合は、1つの中継端末30のみ図示及び説明する。
2.通信システムのハードウェア構成
図2は、通信システムのハードウェア構成を示す。
MFP10は、コントローラー11、CPU12、近距離無線通信制御部13、ネットワーク通信制御部14、近距離無線通信モジュール15及びネットワーク通信モジュール16を有する。
コントローラー11は、ROM、RAM及び専用のハードウェア回路を含む。例えば、CPU12は、ROMが記録する情報処理プログラムをRAMにロードして実行する。コントローラー11は、近距離無線通信制御部13及びネットワーク通信制御部14を制御する。近距離無線通信制御部13は、近距離無線通信モジュール15を制御する。近距離無線通信モジュール15は、近距離無線通信を実現するインターフェースである。ネットワーク通信制御部14は、ネットワーク通信モジュール16を制御する。ネットワーク通信モジュール16は、ネットワーク通信を実現するインターフェースである。コントローラー11は、MFP10が通常モードで動作するとき、近距離無線通信制御部13及びネットワーク通信制御部14を有効化する。コントローラー11は、MFP10が省電力モードで動作するとき、近距離無線通信制御部13を有効化し、ネットワーク通信制御部14を無効化する。
クライアント装置20は、コントローラー21、CPU22、近距離無線通信制御部23、ネットワーク通信制御部24、近距離無線通信モジュール25及びネットワーク通信モジュール26を有する。
コントローラー21は、ROM、RAM及び専用のハードウェア回路を含む。例えば、CPU22は、ROMが記録する情報処理プログラムをRAMにロードして実行する。コントローラー21は、近距離無線通信制御部23及びネットワーク通信制御部24を制御する。近距離無線通信制御部23は、近距離無線通信モジュール25を制御する。近距離無線通信モジュール25は、近距離無線通信を実現するインターフェースである。ネットワーク通信制御部24は、ネットワーク通信モジュール26を制御する。ネットワーク通信モジュール26は、ネットワーク通信を実現するインターフェースである。
中継端末30は、コントローラー31、CPU32、近距離無線通信制御部33及び近距離無線通信モジュール35を有する。
コントローラー31は、ROM、RAM及び専用のハードウェア回路を含む。例えば、CPU32は、ROMが記録する情報処理プログラムをRAMにロードして実行する。コントローラー31は、近距離無線通信制御部33を制御する。近距離無線通信制御部33は、近距離無線通信モジュール35を制御する。近距離無線通信モジュール35は、近距離無線通信を実現するインターフェースである。
3.通信システムの動作フロー
図3は、ホスト装置の動作フローを示す。
MFP10は、近距離無線通信を待ち受け状態にしている(ステップS101)。MFP10は、ジョブを何も実行しないまま特定の時間が経過しタイムアウトすると(ステップS102、YES)、省電力モードに遷移し、ネットワーク通信を無効化する(ステップS103)。
図4は、クライアント装置の動作フローを示す。
クライアント装置20は、MFP10に対して送信予定のデータを持つ。クライアント装置20は、MFP10に、ネットワーク通信の接続要求を、ネットワーク通信で送信する(ステップS201)。クライアント装置20は、MFP10から応答をネットワーク通信で受信すれば、MFP10とのネットワーク接続に成功したと判断する(ステップS202、YES)。一方、クライアント装置20は、MFP10から応答をネットワーク通信で受信しなければ、MFP10とのネットワーク接続に失敗し、MFP10とのネットワーク通信不可と判断する(ステップS202、NO)。本例の場合、MFP10はネットワーク通信を無効化したため(ステップS103)、クライアント装置20は、MFP10とのネットワーク通信不可と判断する(ステップS202、NO)。すると、クライアント装置20は、近距離無線通信で、接続要求を、複数の中継端末30を介してMFP10に送信する(ステップS203)。具体的には、以下の通りである。
図5は、BLEパケットの構成の一例を示す。
近距離無線通信がBLEの場合の接続要求の具体例を説明する。BLEパケットは、プリアンブル(Preamble)、アクセスアドレス(Access Address)、プロトコルデータユニット(Protorol Data Unit/PDU)及び巡回検査符号(CRC)を含む。クライアント装置20は、アクセスアドレス(Access Address)フィールドに、デスティネーションノードとして、MFP10固有の物理アドレス(Public Address)を書き込んだ接続要求を生成する。
クライアント装置20は、近距離無線通信で、MFP10宛の接続要求を、メッシュネットワークを構築する複数の中継端末30に対してブロードキャストで送信する。
図6は、中継端末の動作フローを示す。
中継端末30は、近距離無線通信を待ち受け状態にしている(ステップS301)。中継端末30は、クライアント装置20から、MFP10宛の接続要求を、近距離無線通信で受信する(ステップS302、YES)。中継端末30は、近距離無線通信で、MFP10宛の接続要求を、メッシュネットワークを構築する複数の中継端末30に対してブロードキャストで送信する(ステップS303)。これが1以上の中継端末30により転々と繰り返される。
MFP10は、中継端末30から、クライアント装置20が送信した接続要求を、近距離無線通信で受信する(ステップS104、YES)。MFP10は、近距離無線通信で、接続要求に対するクライアント装置20宛の応答を、メッシュネットワークを構築する複数の中継端末30に対してブロードキャストで送信する(ステップS105)。中継端末30の中継動作は上述のステップS301乃至ステップS303と同様である。一方、MFP10は、ネットワーク通信の復帰(有効化)処理を開始する(ステップS106)。
クライアント装置20は、MFP10からの接続要求に対する応答を受信しなければ(ステップS204、NO)、ステップS201以下の処理を繰り返す。一方、クライアント装置20は、中継端末30から、MFP10が送信した、接続要求に対する応答を、近距離無線通信で受信する(ステップS204、YES)。クライアント装置20は、MFP10からネットワーク通信の復帰通知を受信していなければ(ステップS205、NO)、送信予定のデータを、近距離無線通信で送信する処理を開始する(ステップS206、YES)。
図5を参照し、具体的には、クライアント装置20は、BLEパケットのペイロードの1バイト目にシーケンス番号、2バイト目にデータサイズ、3バイト目以降にデータを書き込む。シーケンス番号は、MFP10に対して送信予定のデータを複数のパケットにパケット化した際の、パケットのシーケンス番号である。データサイズは、このパケットに含まれるデータのサイズである。
クライアント装置20は、近距離無線通信で、送信予定のデータを書き込んだMFP10宛のパケットを、メッシュネットワークを構築する複数の中継端末30に対してブロードキャストで送信する(ステップS207)。中継端末30の中継動作は上述のステップS301乃至ステップS303と同様である。
MFP10は、ネットワーク通信の復帰(有効化)処理を完了する前に(ステップS107、NO)、中継端末30から、クライアント装置20が送信したデータのパケットを、近距離無線通信で受信する(ステップS108、YES)。MFP10は、受信したデータのパケットを保存する(ステップS109)。MFP10は、データのパケットを受信したことを示す応答を生成する。応答は、MFP10が受信したパケットに書き込まれたシーケンス番号を含む。MFP10は、近距離無線通信で、データのパケットを受信したことを示すクライアント装置20宛の応答を、メッシュネットワークを構築する複数の中継端末30に対してブロードキャストで送信する(ステップS110)。中継端末30の中継動作は上述のステップS301乃至ステップS303と同様である。MFP10は、データのパケットを受信する度に、ステップS107以降の処理を繰り返す。
クライアント装置20は、中継端末30から、MFP10が送信した、データのパケットを受信したことを示す応答を、近距離無線通信で受信する(ステップS208、YES)。クライアント装置20は、応答を受信する度に、ステップS205以降の処理を繰り返す。一方、クライアント装置20は、応答を受信しなければ(ステップS208、NO)、送信したデータのパケットを再度送信する(ステップS207)。
一方、MFP10は、ネットワーク通信の復帰(有効化)処理を完了すると(ステップS107、YES)、クライアント装置20宛の復帰通知を、メッシュネットワークを構築する複数の中継端末30に対してブロードキャストで送信する(ステップS111)。中継端末30の中継動作は上述のステップS301乃至ステップS303と同様である。
クライアント装置20は、中継端末30から、MFP10が送信した復帰通知を、近距離無線通信で受信する(ステップS205、YES)。
MFP10は、復帰通知を送信すると(ステップS111)、近距離無線通信でのデータ受信を停止する(ステップS112)。MFP10は、これまでに受信したパケットに含まれるデータのサイズの合計値である受信データサイズを算出する。MFP10は、クライアント装置20宛の受信データサイズを、メッシュネットワークを構築する複数の中継端末30に対してブロードキャストで送信する(ステップS113)。中継端末30の中継動作は上述のステップS301乃至ステップS303と同様である。その後、MFP10は、ネットワーク通信でのデータ受信を待機する。
クライアント装置20は、中継端末30から、MFP10が送信した受信データサイズを、近距離無線通信で受信する。クライアント装置20は、MFP10が送信した受信データサイズと、クライアント装置20が近距離無線通信で送信済みのデータのサイズである送信済みデータサイズとが、一致するか否かを判断する。さらに、クライアント装置20は、MFP10から最後に受信した応答(ステップS208、YES)に書き込まれたシーケンス番号と、クライアント装置20が近距離無線通信で最後に送信済みのデータのパケットに書き込まれたシーケンス番号とが、一致するか否かを判断する(ステップS209)。
データサイズ及びシーケンス番号の両方が一致すれば、クライアント装置20が近距離無線通信で送信済みのデータと、MFP10が受信したデータとが完全に一致することを意味する。言い換えれば、MFP10は、クライアント装置20が近距離無線通信で送信済みのデータを全て受信している(ステップS209、YES)。
一方、データサイズ及びシーケンス番号が一致しなければ、クライアント装置20が近距離無線通信で送信済みのデータと、MFP10が受信したデータとが完全に一致しない可能性があることを意味する。言い換えれば、MFP10は、クライアント装置20が近距離無線通信で送信済みのデータを全ては受信していない可能性がある(ステップS209、NO)。この場合、クライアント装置20は、全ての送信予定のデータのデータサイズから、受信データサイズを減算し、MFP10が受信していないデータのデータサイズを算出する(ステップS210)。
クライアント装置20は、全ての送信予定のデータをクライアント装置20が受信済みか、逆に言えば、送信すべきデータが残っているかを判断する(ステップS211)。具体的には、以下の通りである。クライアント装置20が近距離無線通信で送信済みのデータを全て受信している場合(ステップS209、YES)、MFP10は、MFP10から最後に受信した応答に書き込まれたシーケンス番号から先のシーケンス番号のデータのパケットを、送信すべきデータと判断する(ステップS211、YES)。MFP10は、MFP10から最後に受信した応答に書き込まれたシーケンス番号から先のシーケンス番号のデータのパケットが無ければ、送信すべきデータが無いと判断する(ステップS211、NO)。一方、クライアント装置20が近距離無線通信で送信済みのデータを全て受信していない場合(ステップS209、NO)、MFP10が受信していないデータのデータサイズ(ステップS210)と、MFP10から最後に受信した応答に書き込まれたシーケンス番号とに基づき、送信すべきデータを判断する(ステップS211、YES)。
送信すべきデータが残っている場合(ステップS211、YES)、クライアント装置20は、ネットワーク通信で、データのパケットをMFP10に送信する(ステップS212)。
図7は、WiFi(登録商標)パケットの構成の一例を示す。
ネットワーク通信がWiFi(登録商標)の場合の接続要求の具体例を説明する。WiFi(登録商標)パケットは、物理ヘッダ及びMACフレームを含む。クライアント装置20は、WiFi(登録商標)パケットのペイロードの1バイト目にシーケンス番号、2バイト目にデータサイズ、3バイト目以降にデータを書き込む。シーケンス番号は、MFP10に対して送信予定のデータを複数のパケットにパケット化した際の、パケットのシーケンス番号である。データサイズは、このパケットに含まれるデータのサイズである。
MFP10は、クライアント装置20からネットワーク通信でデータのパケットを受信すると、受信したことを示す応答を、クライアント装置20にネットワーク通信で送信する(ステップS114)。
クライアント装置20は、MFP10が送信した、データのパケットを受信したことを示す応答を、ネットワーク通信で受信する(ステップS213、YES)。クライアント装置20は、応答を受信する度に、ステップS211以降の処理を繰り返す。一方、クライアント装置20は、応答を受信しなければ(ステップS213、NO)、送信したデータのパケットを再度送信する(ステップS212)。
クライアント装置20は、送信予定の全てのデータを送信し、送信した全てのデータについてクライアント装置20から応答を受信すると、送信すべきデータが残っていないと判断する(ステップS211、NO)。すると、クライアント装置20は、データを送信完了したことを示すパケットを生成する。例えば、このパケットは、データサイズが0バイトのパケットとすればよい。クライアント装置20は、ネットワーク通信で、データを送信完了したことを示すパケットを、MFP10に送信する(ステップS214)。
MFP10は、ネットワーク通信で、データを送信完了したことを示すパケットを、クライアント装置20から受信する(ステップS115、YES)。すると、MFP10は、ネットワーク通信で、終了通知をクライアント装置20に送信する(ステップS116)。
クライアント装置20は、MFP10からネットワーク通信で、終了通知を受信する(ステップS215、YES)。クライアント装置20は、MFP10から終了通知を受信しなければ(ステップS215、NO)、再度、データを送信完了したことを示すパケットを、MFP10に送信する(ステップS214)。
以上は、クライアント装置20がMFP10に、近距離無線通信により、そして、MFP10のネットワーク通信復帰後はネットワーク通信により、データを送信する例である。しかしながら、MFP10のネットワーク通信復帰前に、クライアント装置20がMFP10に、近距離無線通信により、全てのデータの送信が完了することもある(ステップS206、NO)(ステップS211、NO)。
この場合、クライアント装置20は、近距離無線通信で、データを送信完了したことを示すMFP10宛のパケット(データサイズが0バイトのパケット)を、メッシュネットワークを構築する複数の中継端末30に対してブロードキャストで送信する(ステップS214)。中継端末30の中継動作は上述のステップS301乃至ステップS303と同様である。
MFP10は、中継端末30から、クライアント装置20が送信したデータを送信完了したことを示すパケット(データサイズが0バイトのパケット)を、近距離無線通信で受信する(ステップS117、YES)。すると、MFP10は、近距離無線通信で、クライアント装置20宛の終了通知を、メッシュネットワークを構築する複数の中継端末30に対してブロードキャストで送信する(ステップS116)。
クライアント装置20は、中継端末30から、MFP10からの終了通知を近距離無線通信で受信する(ステップS215、YES)。クライアント装置20は、MFP10からの終了通知を受信しなければ(ステップS215、NO)、再度、データを送信完了したことを示すパケットを、MFP10に送信する(ステップS214)。
4.結語
本実施形態によれば、クライアント装置20は、ネットワーク通信が無効化状態のMFP10に、近距離無線通信で、データを送信する。しかし、近距離無線通信はネットワーク通信と比較すると、通信可能距離が短い。そのため、本実施形態によれば、メッシュネットワークを構築する1以上の中継端末30がデータを中継するので、クライアント装置20とMFP10とが近距離無線通信で直接通信できない距離にある場合でも、クライアント装置20は、MFP10に、近距離無線通信でデータを送信することができる。これにより、クライアント装置20からMFP10に近距離無線通信でデータを送信する確実性が増す。
本実施形態によれば、クライアント装置20は、MFP10宛のデータを、メッシュネットワークを構築する1以上の中継端末30にブロードキャストで送信する。これにより、クライアント装置20は、MFP10と通信を行うゲートウェイに当たる中継端末30を意識することなく、デスティネーションノードとしてのMFP10にデータを送信することができる。
本実施形態によれば、MFP10がクライアント装置20からの接続要求を受信すると、ネットワーク通信の復帰処理を開始する。MFP10がネットワーク通信の復帰処理を完了するまでの時間を利用して、クライアント装置20は、近距離無線通信でMFP10宛にデータを送信する。MFP10がネットワーク通信の復帰処理を完了した後は、クライアント装置20は、ネットワーク通信で残りのデータを送信する。これにより、例えば、MFP10がネットワーク通信の復帰処理を完了した後に、クライアント装置20が全てのデータをMFP10にネットワーク通信で送信する場合に比較して、接続要求送信からデータ送信完了までに掛かる時間を、短時間とすることができる。
本実施形態によれば、MFP10は、ネットワーク通信の復帰処理を完了すると、クライアント装置20宛に、MFP10が受信済みのパケットに含まれるデータのサイズの合計値である受信データサイズを送信する。クライアント装置20は、受信データサイズと、送信済みデータサイズとが一致しない場合、送信予定のデータから受信データサイズのデータを除いたデータを、残りのデータとして、ネットワーク通信でMFP10に送信する。例えば、MFP10が近距離無線通信でパケットを送信したものの、クライアント装置20が、近距離無線通信でこのパケットを受信する前に、ネットワーク通信の復帰処理を完了して近距離無線通信でのデータ受信を停止する可能性がある。この場合、MFP10はパケットを近距離無線通信で送信したが、クライアント装置20はこのパケットを近距離無線通信で受信できない。本実施形態によれば、この場合、MFP10がこの未受信のパケットを、クライアント装置20にネットワーク通信で送信する。これにより、クライアント装置20からMFP10に近距離無線通信でデータを送信する確実性が増す。
本実施形態によれば、クライアント装置20は、送信予定のデータを全てMFP10に送信すると、送信予定のデータを送信完了したことを示すパケットを、MFP10に送信する。これにより、MFP10はクライアント装置20から送信予定のデータを全て受信したと判断できる。これにより、クライアント装置20からMFP10に近距離無線通信でデータを送信する確実性が増す。
本技術の各実施形態及び各変形例について上に説明したが、本技術は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
通信システム1
ホスト装置10
クライアント装置20
中継端末30

Claims (5)

  1. 近距離無線通信と、前記近距離無線通信より通信距離の長いネットワーク通信とで通信可能なホスト装置と、
    前記近距離無線通信と、前記ネットワーク通信とで前記ホスト装置と通信可能なクライアント装置と、
    前記近距離無線通信で前記クライアント装置と前記ホスト装置との通信を中継する、メッシュネットワークを構築する1以上の中継端末と
    を具備し、
    前記クライアント装置は、
    前記ホスト装置に送信予定のデータを送信する際、前記ホスト装置が前記ネットワーク通信不可と判断すると、
    前記近距離無線通信で、前記ホスト装置宛の接続要求を、前記1以上の中継端末にブロードキャストで送信し、
    前記ホスト装置は、
    前記近距離無線通信で、前記クライアント装置が送信した前記接続要求を、前記1以上の中継端末を介して受信し、
    前記ネットワーク通信の復帰処理を開始し、
    前記ネットワーク通信の復帰処理を完了すると、前記近距離無線通信で、前記クライアント装置宛の復帰通知を、前記1以上の中継端末にブロードキャストで送信し、
    前記クライアント装置は、
    前記近距離無線通信で、前記ホスト装置が送信した前記復帰通知を、前記1以上の中継端末を介して受信するまで、前記近距離無線通信で、前記データをパケット化した前記ホスト装置宛の1以上のパケットを、前記1以上の中継端末にブロードキャストで送信し、
    前記復帰通知を受信すると、前記ネットワーク通信で、残りのデータを、前記ホスト装置に送信する
    通信システム。
  2. 請求項1に記載の通信システムであって、
    前記ホスト装置は、
    前記ネットワーク通信の復帰処理を完了すると、前記近距離無線通信で、前記クライアント装置宛の、前記ホスト装置が受信済みの1以上のパケットに含まれるデータのサイズの合計値である受信データサイズを、前記1以上の中継端末にブロードキャストで送信し、
    前記クライアント装置は、
    前記近距離無線通信で、前記ホスト装置が送信した前記受信データサイズを、前記1以上の中継端末を介して受信し、
    前記受信データサイズと、前記クライアント装置が送信済みの前記データのサイズである送信済みデータサイズとが一致するか否かを判断し、
    前記受信データサイズと、前記送信済みデータサイズとが一致する場合、前記送信予定のデータから前記送信済みデータを除いたデータを、前記残りのデータとして、前記ネットワーク通信で前記ホスト装置に送信し、
    前記受信データサイズと、前記送信済みデータサイズとが一致しない場合、前記送信予定のデータから前記受信データサイズのデータを除いたデータを、前記残りのデータとして、前記ネットワーク通信で前記ホスト装置に送信する
    通信システム。
  3. 請求項1又は2に記載の通信システムであって、
    前記クライアント装置は、
    前記送信予定のデータを全て前記ホスト装置に送信すると、
    前記送信予定のデータを送信完了したことを示すパケットを、前記ホスト装置に送信する
    通信システム。
  4. 近距離無線通信と、前記近距離無線通信より通信距離の長いネットワーク通信とで通信可能なホスト装置と、
    前記近距離無線通信と、前記ネットワーク通信とで前記ホスト装置と通信可能なクライアント装置と、
    前記近距離無線通信で前記クライアント装置と前記ホスト装置との通信を中継する、メッシュネットワークを構築する1以上の中継端末と
    を具備し、
    前記クライアント装置は、
    前記ホスト装置に送信予定のデータを送信する際、前記ホスト装置が前記ネットワーク通信不可と判断すると、
    前記近距離無線通信で、前記ホスト装置宛の接続要求を、前記1以上の中継端末にブロードキャストで送信し、
    前記ホスト装置は、
    前記近距離無線通信で、前記クライアント装置が送信した前記接続要求を、前記1以上の中継端末を介して受信し、
    前記ネットワーク通信の復帰処理を開始し、
    前記ネットワーク通信の復帰処理を完了すると、前記近距離無線通信で、前記クライアント装置宛の復帰通知を、前記1以上の中継端末にブロードキャストで送信し、
    前記クライアント装置は、
    前記近距離無線通信で、前記ホスト装置が送信した前記復帰通知を、前記1以上の中継端末を介して受信するまで、前記近距離無線通信で、前記データをパケット化した前記ホスト装置宛の1以上のパケットを、前記1以上の中継端末にブロードキャストで送信し、
    前記復帰通知を受信すると、前記ネットワーク通信で、残りのデータを、前記ホスト装置に送信する
    通信システムに含まれる
    クライアント装置。
  5. 近距離無線通信と、前記近距離無線通信より通信距離の長いネットワーク通信とで通信可能なホスト装置と、
    前記近距離無線通信と、前記ネットワーク通信とで前記ホスト装置と通信可能なクライアント装置と、
    前記近距離無線通信で前記クライアント装置と前記ホスト装置との通信を中継する、メッシュネットワークを構築する1以上の中継端末と
    を具備し、
    前記クライアント装置は、
    前記ホスト装置に送信予定のデータを送信する際、前記ホスト装置が前記ネットワーク通信不可と判断すると、
    前記近距離無線通信で、前記ホスト装置宛の接続要求を、前記1以上の中継端末にブロードキャストで送信し、
    前記ホスト装置は、
    前記近距離無線通信で、前記クライアント装置が送信した前記接続要求を、前記1以上の中継端末を介して受信し、
    前記ネットワーク通信の復帰処理を開始し、
    前記ネットワーク通信の復帰処理を完了すると、前記近距離無線通信で、前記クライアント装置宛の復帰通知を、前記1以上の中継端末にブロードキャストで送信し、
    前記クライアント装置は、
    前記近距離無線通信で、前記ホスト装置が送信した前記復帰通知を、前記1以上の中継端末を介して受信するまで、前記近距離無線通信で、前記データをパケット化した前記ホスト装置宛の1以上のパケットを、前記1以上の中継端末にブロードキャストで送信し、
    前記復帰通知を受信すると、前記ネットワーク通信で、残りのデータを、前記ホスト装置に送信する
    通信システムに含まれる
    ホスト装置。
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