JP2020031079A - Semiconductor device - Google Patents
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Abstract
Description
本明細書が開示する技術は、半導体モジュールに冷却器が接している半導体装置に関する。 The technology disclosed in this specification relates to a semiconductor device in which a cooler is in contact with a semiconductor module.
半導体素子を収容した半導体モジュールに冷却器が接している半導体装置が知られている(例えば特許文献1−3)。特許文献1−3に記載された半導体装置では、冷却器は、扁平な半導体モジュールの幅広面に接している。冷却器は、内部に冷媒の流路を有しており、冷媒は、半導体モジュールの幅広面に沿って流れる。特許文献1、2の半導体装置では、冷媒は、半導体モジュールの長手方向に沿って流れる。特許文献3の半導体装置では、2個の半導体モジュールに対向するように冷却器が密着しており、2個の半導体モジュールの並び方向に沿って冷媒が流れる。
2. Description of the Related Art Semiconductor devices in which a cooler is in contact with a semiconductor module containing a semiconductor element are known (for example, Patent Documents 1-3). In the semiconductor device described in Patent Documents 1-3, the cooler is in contact with the wide surface of the flat semiconductor module. The cooler has a flow path for the refrigerant therein, and the refrigerant flows along the wide surface of the semiconductor module. In the semiconductor devices of
半導体モジュールの内部で半導体素子が冷媒の流れ方向に並んでいる場合、下流側の半導体素子に対する冷却効果が上流側に比べて下がってしまう。冷媒が下流側の半導体素子に到達する前に、上流側の半導体素子の熱で冷媒の温度が上昇してしまうためである。本明細書は、半導体モジュールに冷却器が接している半導体装置において、冷媒流の下流側の半導体素子に到達するまでの冷媒の温度上昇を抑制する技術を提供する。 When the semiconductor elements are arranged in the direction of the flow of the coolant inside the semiconductor module, the cooling effect on the semiconductor elements on the downstream side is lower than that on the upstream side. This is because the temperature of the refrigerant increases due to the heat of the upstream semiconductor element before the refrigerant reaches the downstream semiconductor element. The present specification provides a technique for suppressing a rise in temperature of a refrigerant in a semiconductor device in which a cooler is in contact with a semiconductor module until the refrigerant reaches a semiconductor element downstream of the refrigerant flow.
本明細書が開示する半導体装置は、複数の半導体素子を収容している半導体モジュールと、複数の半導体素子と対向するように半導体モジュールに接している冷却器を備えている。複数の半導体素子は、一つの半導体モジュールに収容されていてもよいし、複数の半導体モジュールに分散していてもよい。冷却器は、熱的に半導体モジュールに接していればよく、半導体モジュールと接する面にグリスや絶縁シートを備えていてもよい。冷却器は、複数の半導体素子の並び方向に沿って冷媒を通す流路を有している。冷却器の流路は、冷却器と半導体モジュールの積層方向からみたときに、複数の半導体素子の夫々に対応する複数の個別流路に仕切られている。夫々の個別流路は、対応する半導体素子に面する領域における流路幅が、その領域よりも上流側の流路幅よりも大きい。なお、最上流側の半導体素子に対応する個別流路は、この限りではない。すなわち、下流側の半導体素子に対応する個別流路は、対応する半導体素子に面する領域における流路幅が、その領域よりも上流側の流路幅よりも大きい。 The semiconductor device disclosed in this specification includes a semiconductor module containing a plurality of semiconductor elements, and a cooler in contact with the semiconductor module so as to face the plurality of semiconductor elements. The plurality of semiconductor elements may be housed in one semiconductor module, or may be dispersed in a plurality of semiconductor modules. The cooler only needs to be in thermal contact with the semiconductor module, and may have grease or an insulating sheet on the surface in contact with the semiconductor module. The cooler has a flow path through which the refrigerant passes along the direction in which the plurality of semiconductor elements are arranged. The flow path of the cooler is partitioned into a plurality of individual flow paths corresponding to each of the plurality of semiconductor elements when viewed from the laminating direction of the cooler and the semiconductor module. Each individual channel has a channel width in a region facing the corresponding semiconductor element, which is larger than a channel width on the upstream side of the region. The individual flow path corresponding to the semiconductor element on the most upstream side is not limited to this. That is, in the individual flow path corresponding to the downstream semiconductor element, the flow path width in a region facing the corresponding semiconductor element is larger than the flow path width on the upstream side of the region.
上記した個別流路を流れる冷媒は、流路幅の狭い上流側では流速が速くなり、あまり熱を吸収しないうちに対応する半導体素子の領域に達する。すなわち、対応する半導体素子に到達する前の冷媒の温度上昇が抑制される。それゆえ、冷媒の下流側に位置する半導体素子に対する冷却効果が向上する。 The flow rate of the refrigerant flowing through the individual flow path increases at the upstream side where the flow path width is narrow, and reaches the corresponding semiconductor element region before absorbing much heat. That is, the temperature rise of the refrigerant before reaching the corresponding semiconductor element is suppressed. Therefore, the cooling effect on the semiconductor element located downstream of the refrigerant is improved.
個別流路は、半導体モジュールと冷却器の積層方向からみたときに対応する半導体素子よりも上流側の半導体素子と重ならないように配置されているとよい。冷媒が上流側の半導体素子から熱を受け難くなり、冷媒の温度上昇が一層抑制される。 The individual flow path is preferably arranged so as not to overlap with the semiconductor element upstream of the corresponding semiconductor element when viewed from the laminating direction of the semiconductor module and the cooler. The coolant is less likely to receive heat from the upstream semiconductor element, and the temperature rise of the coolant is further suppressed.
本明細書が開示する半導体装置では、複数の個別流路の圧力損失が等しくなるように個別流路が形成されているとよい。圧力損失が等しいと、個別流路に流れる冷媒の流量が概ね等しくなり、複数の半導体素子を均等に冷却することができる。本明細書が開示する技術の詳細とさらなる改良は以下の「発明を実施するための形態」にて説明する。 In the semiconductor device disclosed in this specification, it is preferable that the individual flow paths are formed such that the pressure losses of the plurality of individual flow paths are equal. If the pressure losses are equal, the flow rates of the refrigerant flowing through the individual flow paths become substantially equal, and the plurality of semiconductor elements can be cooled evenly. The details and further improvements of the technology disclosed in this specification will be described in the following “Detailed description of the invention”.
(第1実施例)図1−図4を参照して第1実施例の半導体装置2を説明する。図1は、半導体装置2の斜視図である。半導体装置2は、複数の冷却器10と複数の半導体モジュール20が1個ずつ交互に積層された積層ユニット5を備えている。積層ユニット5は、ケース6に収容されている。図1では、理解を助けるため、ケース6は仮想線で描いてある。ケース6は、簡略化して描いてあり、積層ユニット5以外の部品については図示を省略した。また、図1では、理解を助けるために、1個の半導体モジュール20を積層ユニット5から抜き出して描いてある。
(First Embodiment) A
積層ユニット5は、半導体モジュール20と冷却器10の積層方向の一端がケース6の内壁に押し当てられている。積層ユニット5の積層方向の他端とケース6の内壁の間にはバネ7が挿入されている。バネ7により、積層ユニット5は、積層方向に加圧された状態でケース6に収容されている。バネ7の荷重により、半導体モジュール20と冷却器10が密着し、半導体モジュール20から冷却器10への伝熱効率が高められている。なお、図中の座標系のX方向が半導体モジュール20と冷却器10の積層方向に相当する。以降の図でも同様である。
The
半導体モジュール20は、樹脂製のパッケージ21の内部に2個の半導体素子22a、22bが封止されたデバイスである。半導体素子22a、22bは、例えばIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)のチップである。2個の半導体素子22a、22bは、パッケージ21の内部で直列に接続されている。2個の半導体素子22a、22bの直列接続の正極、負極、及び、中点が、それぞれパワー端子23a、23b、23cとしてパッケージ21の外部へ延びている。パッケージ21の下面からは、複数の制御端子が延びている。複数の制御端子は、半導体素子22a、22bのゲートと導通している端子や、センスエミッタに導通している端子などである。
The
積層ユニット5において、隣り合う冷却器10が2個の連結管4a、4bで接続されている。冷却器10の内部は冷媒が通る空間(後述する流路13)になっている。連結管4a、4bは、隣り合う冷却器10の流路13を連通する。連結管4a、4bは、積層方向と直交する方向(図中の座標系のY方向)で半導体モジュール20を挟み込むように配置されている。
In the laminated
積層方向の一端の冷却器10には、冷媒供給口3aと冷媒排出口3bが設けられている。冷媒供給口3aは、積層方向からみたときに一方の連結管4aと重なるように設けられており、冷媒排出口3bは他方の連結管4bと重なるように設けられている。冷媒供給口3aと冷媒排出口3bは不図示の冷媒循環装置に接続されている。冷媒供給口3aから供給された冷媒は、連結管4aを通じて複数の冷却器10に分配される。冷媒は夫々の冷却器10を通過する間に隣接する半導体モジュール20の半導体素子22a、22bから熱を吸収する。熱を吸収した冷媒は、連結管4bと冷媒排出口3bを通じて積層ユニット5から排出され、不図示の冷媒循環装置に戻る。冷媒は、各冷却器10を図中の座標系のY方向に流れる。冷媒は液体であり、典型的には、水、あるいは、不凍液である。
The cooler 10 at one end in the stacking direction is provided with a
冷却器10は、隣接する半導体モジュール20を冷却する。より具体的には、冷却器10は、隣接する半導体モジュール20に埋設されている複数の半導体素子22a、22bを冷却する。半導体モジュール20のパッケージ21の内部で2個の半導体素子22a、22bは、図中の座標系のY方向に並んでいる。先に述べたように、Y方向は冷媒の流れる方向であるから、各冷却器10は、複数の半導体素子22a、22bに対向するように半導体モジュール20に接しているとともに、複数の半導体素子22a、22bの並び方向に沿って冷媒を通す。それゆえ、2個の半導体素子22a、22bのうち、+Y側に位置する半導体素子22bは、冷媒流の下流側に位置する。冷却器10の内部が単純な空洞であると、冷媒流の上流側に位置する半導体素子22aはよく冷却されるが、下流側に位置する半導体素子22bに到達するまでに冷媒の温度が上昇し、下流側の半導体素子に対する冷却効果が下がってしまう。半導体装置2では、下流側に位置する半導体素子22bに到達するまでの冷媒の温度上昇を抑制する構造が採用されている。その構造について次に説明する。
The cooler 10 cools the
図2に、積層ユニット5(半導体装置2)の正面図を示す。図3に図2のIII−III線に沿った断面図を示し、図4に図2のIV−IV線に沿った断面図を示す。図2は、冷却器10と半導体モジュール20の積層方向(X方向)から見た図に相当する。図3は、冷媒流の上流側に位置する半導体素子22aを横断する断面を示しており、図4は、冷媒流の下流側に位置する半導体素子22bを横断する断面を示している。なお、図3、図4では、一対の冷却器10とそれらの間に挟まれている半導体モジュール20のみを示してあり、他の半導体モジュールと冷却器は図示を省略した。また、図3、図4では、パワー端子23や連結管4aや冷媒供給口3aの図示も省略した。また、図3、図4では、半導体モジュール20の内部の部品のうち、半導体素子22a、22b以外の部品(例えば、半導体素子22a、22bとパワー端子を接続する導電部材など)は図示を省略した。
FIG. 2 shows a front view of the laminated unit 5 (semiconductor device 2). FIG. 3 is a sectional view taken along the line III-III of FIG. 2, and FIG. 4 is a sectional view taken along the line IV-IV of FIG. FIG. 2 corresponds to a view seen from the laminating direction (X direction) of the cooler 10 and the
冷却器10の内部には流路13が形成されている。流路13には、仕切壁12が設けられている。流路13は、仕切壁12によって、冷媒流れ方向(Y方向)と交差する方向(Z方向)で2個の個別流路13a、13bに仕切られている。個別流路の数は、冷却器10に接している半導体モジュール20が有する半導体素子の数に一致する。個別流路13aは上流側の半導体素子22aに対応し、個別流路13bは下流側の半導体素子22bに対応する。個別流路13a、13bは、流路幅が冷媒流れ方向で変化する。個別流路13aは、積層方向(X方向)において対応する半導体素子22aと重なっており、半導体素子22aと重なる領域での流路幅Wa1が、下流側での流路幅Wa2よりも広くなっている。個別流路13bは、積層方向(X方向)において対応する半導体素子22bと重なっており、半導体素子22bと重なる領域での流路幅Wb2が、それよりも上流側での流路幅Wb1よりも広くなっている。また、下流側の半導体素子22bに対応する個別流路13bは、積層方向(X方向)からみて上流側の半導体素子22aと重ならないように配置されている。
A
下流側の半導体素子22bに対応する個別流路13bの効果を説明する。個別流路13bは、対応する半導体素子22bと重なる領域での流路幅Wb2が、それよりも上流側における流路幅Wb1よりも大きい。個別流路13bの上流側と下流側で冷媒流量が同じであるから、流路幅の狭い範囲での流速が流路幅の広い範囲での流速よりも速くなる。冷媒は、上流側の半導体素子22aの横を高速に流れるから、熱をあまり吸収しないうちに下流へ移動する。熱を吸収していない冷媒が、積層方向からみて半導体素子22bと重なる領域で流路幅Wb2へ広がり、半導体素子22bの熱を吸収する。個別流路13bを通る冷媒は、対応する半導体素子22bに到達するまでに温度があまり上昇しないので、下流側の半導体素子22bに対する冷却効果が向上する。
The effect of the
上流側の半導体素子22aと重なる領域には幅が広い個別流路13aを通じて新しい冷媒が流れ込むのでもともと冷却効率は良い。個別流路13aに隣接する個別流路13bは上流側の流路幅Wb1が狭く、下流側の流路幅Wb2が広い。それゆえ、個別流路13aは、必然的に、上流側の流路幅Wa1が広く、下流側の流路幅Wa2が狭くなる。
Originally, the cooling efficiency is good because new refrigerant flows into the region overlapping with the
(変形例)図5を参照して第1実施例の半導体装置2の変形例を説明する。半導体装置2の変形例は、第1実施例の半導体装置2の流路13に整流板18が付加されている。図5(A)は、図2の正面図に整流板18を加えた図である。図5(B)は、図5(A)のB−B線に沿った断面図である。整流板18は、個別流路13aに設けられているが、図5(A)では理解を助けるために、整流板18をグレーで示した。図5(B)は、図3の断面図に整流板18を加えた図でもある。
(Modification) A modification of the
複数の個別流路13a、13bの圧力損失は等しいことが望ましい。圧力損失が等しければ、個別流路13a、13bを流れる冷媒の流量が概ね等しくなり、夫々の半導体素子22a、22bに対する冷却効果が均一化される。図1−図4の半導体装置2において、例えば個別流路13aの圧力損失が個別流路13bの圧力損失よりも小さい場合、個別流路13aに整流板18を加える。整流板18は、個別流路13aの上流側の流路幅Wa1(図5(B)参照)を狭めるので個別流路13aの圧力損失が高まる。これによって、個別流路13a、13bの圧力損失の差が縮まり、個別流路13a、13bを流れる冷媒の流量差が小さくなる。その結果、半導体素子22a、22bに対する冷却効果が同じ程度になる。整流板18の位置と形状は、望ましい圧力損失の大きさに応じて定めればよい。
It is desirable that the pressure losses of the plurality of
(第2実施例)図6に、第2実施例の半導体装置102における積層ユニット105の正面図を示す。第2実施例の半導体装置102は、第1実施例の半導体装置2の積層ユニット5と同型の積層ユニット105を備えている。積層ユニット105は、複数の冷却器110と複数の半導体モジュール120を1個ずつ交互に積層したデバイスである。半導体モジュール120には、3個の半導体素子22a−22cが収容されている。3個の半導体素子22a−22cは、樹脂製のパッケージ121の内部で並列に接続されている。パッケージ121から延びているパワー端子123aは、パッケージ121の内部で並列接続の正極と接続されている。パワー端子123bは、パッケージ121の内部で並列接続の負極と接続されている。
(Second Embodiment) FIG. 6 is a front view of a
半導体モジュール120に接している冷却器110は、3個の半導体素子22a−22cの全てに対向しているとともに、3個の半導体素子22a−22cの並び方向に沿って冷媒を通す流路13を有している。
The cooler 110 that is in contact with the
冷媒は、第1実施例の半導体装置2と同様に、冷媒供給口3aから供給され、流路13を通り、冷媒排出口3bから排出される。流路13は、2個の仕切壁112、113によって、冷媒の流れる方向(図中のY方向)と交差する方向(Z方向)で3個の個別流路13a−13cに仕切られている。
The coolant is supplied from the
個別流路13aは、最上流側の半導体素子22aに対応しており、積層方向(X方向)からみて半導体素子22aと重なる領域の流路幅Waが、下流の流路幅よりも広くなっている。
The
個別流路13bは、上流と下流の間に位置する半導体素子22bに対応している。個別流路13bは、積層方向からみて半導体素子22bと重なる領域の流路幅Wbが、半導体素子22bよりも上流側の流路幅よりも大きい。また、流路幅Wbは、半導体素子22bよりも下流側の流路幅よりも大きい。
The
個別流路13cは、最下流側の半導体素子22cに対応しており、積層方向からみて半導体素子22cと重なる領域の流路幅Wcが、それよも上流の流路幅よりも広くなっている。
The
個別流路13bは対応する半導体素子22bよりも上流側で流路幅が狭い。上流と下流で流量は同じであるから、流路幅の狭い箇所では流速が速い。それゆえ、個別流路13bでは、冷媒は、対応する半導体素子22bに到達するまでにあまり温度が上がらない。温度上昇が抑制された冷媒は、流路幅が広がったところで流速が下がるとともに対応する半導体素子22bに到達する。個別流路13bの流路幅Wbは、積層方向からみて半導体素子22bを覆う大きさを有しており、冷媒は半導体素子22bの熱を良く吸収する。個別流路13bは、半導体素子22aよりも下流側に位置する半導体素子22bに対する冷却効果を高める。また、個別流路13bは、積層方向からみて、半導体素子22bよりも上流側の半導体素子22aとは重ならない。この点も、個別流路13bを流れる冷媒が対応する半導体素子22bに到達する前に温度が上昇することを抑える。個別流路13cについても同様である。
The
また、個別流路13aには整流板18aが設けられており、個別流路13cには整流板18bが設けられている。整流板18a(18b)は、個別流路13a(13c)の中に設けられているが、図6では理解を助けるために、整流板18a(18b)をグレーで塗りつぶしてある。
A rectifying
整流板18aは、個別流路13aの圧力損失を高め、個別流路13bの圧力損失に近づける。整流板18bは、個別流路13cの圧力損失を高め、個別流路13bの圧力損失に近づける。即ち、整流板18a、18bは、3個の個別流路13a−13cの圧力損失を同じ値に近づけるために設けられている。3個の個別流路13a−13cの圧力損失が同じになれば、3個の半導体素子22a−22cが均一に冷却される。
The
(第3実施例)図7に、第3実施例の半導体装置202の平面図を示す。第3実施例の半導体装置202は、複数の半導体素子22a−22fを収容している半導体モジュール220と、半導体モジュール220に接している冷却器210を備えている。冷却器210は、図中の座標系のX方向で半導体モジュール220に接している。冷却器210は、6個の半導体素子22a−22fの全てと対向している。冷却器210は、内部が流路13になっているとともに、冷媒を取り入れる冷媒供給口3aと、冷媒を排出する冷媒排出口3bを有している。冷媒は流路13の中を、半導体素子22a−22fの並び方向(図中の座標系のY方向)に沿って流れる。
Third Embodiment FIG. 7 is a plan view of a
流路13は、複数の仕切壁212−216によって個別流路13a−13fに仕切られている。個別流路13a−13fは、それぞれ、半導体素子22a−22fの夫々に対応している。個別流路13a(13d)は、最上流側の半導体素子22a(22d)に対応しており、積層方向(X方向)からみて半導体素子22a(22d)と重なる領域の流路幅Wa(Wd)が、下流の流路幅よりも広くなっている。
The
個別流路13b(13e)は、上流と下流の間に位置する半導体素子22b(22e)に対応している。個別流路13b(13e)は、積層方向からみて半導体素子22b(22e)と重なる領域の流路幅Wb(We)が、半導体素子22b(22e)よりも上流側の流路幅よりも大きい。また、流路幅Wb(We)は、半導体素子22b(22e)よりも下流側の流路幅よりも大きい。
The
個別流路13c(13f)は、最下流側の半導体素子22c(22f)に対応しており、積層方向からみて半導体素子22c(22f)と重なる領域の流路幅Wc(Wf)が、それよも上流の流路幅よりも広くなっている。
The
第3実施例の半導体装置202も、半導体装置2、102と同様に、冷媒下流側の半導体素子に対する冷却効果を高めることができる。また、個別流路13a−13fは、半導体モジュール220と冷却器210の積層方向において、対応する半導体素子よりも上流側の半導体素子とは重ならないように配置されている。この点も、対応する半導体素子に到達するまでの冷媒の温度上昇を抑える。
Similarly to the
また、個別流路13a、13dには、圧力損失を高めるための整流板19aが設けられている。個別流路13c、13fには、圧力損失を高めるための整流板19bが設けられている。整流板19a、19bによって、6個の個別流路13a−13fの圧力損失が均一化する。その結果、半導体素子22a−22fに対する冷却効果が均一化する。
In addition, rectifying
実施例で説明した技術に関する留意点を述べる。個別流路には、冷媒への伝熱効率を高めるフィンが設けられていても良い。第3実施例のように半導体モジュール内で半導体素子が二次元的に配置されている場合、冷却器は、二次元的に拡がっている半導体素子群と平行に冷媒を通す流路を有していればよい。 Points to keep in mind regarding the technology described in the embodiment will be described. The individual flow passages may be provided with fins for increasing the efficiency of heat transfer to the refrigerant. In the case where the semiconductor elements are two-dimensionally arranged in the semiconductor module as in the third embodiment, the cooler has a flow path through which the refrigerant passes in parallel with the two-dimensionally expanded semiconductor element group. Just do it.
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。 As described above, specific examples of the present invention have been described in detail, but these are merely examples, and do not limit the scope of the claims. The technology described in the claims includes various modifications and alterations of the specific examples illustrated above. The technical elements described in the present specification or the drawings exhibit technical usefulness alone or in various combinations, and are not limited to the combinations described in the claims at the time of filing. In addition, the technology illustrated in the present specification or the drawings can simultaneously achieve a plurality of objects, and has technical utility by achieving one of the objects.
2、102、202:半導体装置
5、105:積層ユニット
10、110、210:冷却器
12、112、113、212−216:仕切壁
13:流路
13a−13f:個別流路
18、18a、18b、19a、19b:整流板
20、120、220:半導体モジュール
21、121:パッケージ
22a−22f:半導体素子
2, 102, 202:
Claims (3)
前記複数の半導体素子の夫々と対向するように前記半導体モジュールに接しているとともに、前記複数の半導体素子の並び方向に沿って冷媒を通す流路を有している冷却器と、
を備えており、
前記流路は、前記冷却器と前記半導体モジュールの積層方向からみたときに、前記複数の半導体素子の夫々に対応する複数の個別流路に仕切られており、
夫々の前記個別流路は、対応する前記半導体素子に面する領域における流路幅が、前記領域よりも上流側の流路幅よりも大きい、半導体装置。 A semiconductor module containing a plurality of semiconductor elements;
A cooler that is in contact with the semiconductor module so as to face each of the plurality of semiconductor elements, and that has a flow path for passing a coolant along the direction in which the plurality of semiconductor elements are arranged,
With
The flow path is partitioned into a plurality of individual flow paths corresponding to each of the plurality of semiconductor elements when viewed from the laminating direction of the cooler and the semiconductor module,
The semiconductor device, wherein each of the individual channels has a channel width in a region facing the corresponding semiconductor element, which is larger than a channel width on an upstream side of the region.
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