JP2020028378A - Game machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、遊技機に関する。 The present invention relates to a gaming machine.
従来、始動口に遊技球が入球すると保留情報が記憶部に記憶されるとともに、始動条件の成立により、記憶部に記憶された保留情報が順次読み出されて大役抽選が行われ、この大役抽選により大当たりに当選すると、大入賞口が開放される大役遊技が実行可能となる遊技機が知られている。 Conventionally, when a game ball enters the starting opening, the hold information is stored in the storage unit, and when the start condition is satisfied, the hold information stored in the storage unit is sequentially read out to perform a main role lottery. 2. Description of the Related Art There has been known a gaming machine capable of executing a large-scale game in which a large winning opening is opened when a jackpot is won by lottery.
こうした遊技機において、特許文献1では、基板同士を接続するためにフラットケーブを用いた遊技機が開示されている。 Among such gaming machines, Patent Literature 1 discloses a gaming machine using a flat cable for connecting substrates.
従来の遊技機において、フラットケーブルの一端と他端とをそれぞれコネクタに接続する場合に、フラットケーブルの長さを短くしようとすると、製造工程において、フラットケーブルの組み付けを行いにくくなり、製造効率が低下するという問題があった。 In conventional gaming machines, when connecting one end and the other end of a flat cable to a connector, respectively, if the length of the flat cable is to be shortened, it becomes difficult to assemble the flat cable in the manufacturing process, and the manufacturing efficiency is reduced. There was a problem of lowering.
本発明は、組み付け作業を効率的に実行することができる遊技機の提供を目的とする。 An object of the present invention is to provide a gaming machine that can efficiently perform an assembling operation.
上記課題を解決するために、本発明の遊技機は、第1コネクタを有する第1部材と、第2コネクタを有する第2部材と、一端が前記第1コネクタに接続され、他端が前記第2コネクタに接続されるケーブル本体に、前記ケーブル本体の一部が折り返された折り返し部が形成されるフラットケーブルと、前記第1部材に着脱自在に設けられ、前記折り返し部を被覆するカバー部材と、を備える。 In order to solve the above problem, a gaming machine according to the present invention includes a first member having a first connector, a second member having a second connector, one end connected to the first connector, and the other end connected to the first connector. (2) a flat cable in which a folded portion in which a part of the cable body is folded is formed in a cable body connected to the connector; and a cover member which is detachably provided on the first member and covers the folded portion. , Is provided.
また、前記カバー部材と前記第1部材との間に収容空間が形成され、前記収容空間に前記折り返し部および前記第1コネクタが収容されるとよい。 It is preferable that an accommodation space is formed between the cover member and the first member, and the folded portion and the first connector are accommodated in the accommodation space.
また、前記カバー部材は、前記第1部材と離隔し、前記折り返し部と対向する対向面と、前記折り返し部よりも前記第1コネクタから離隔した位置に設けられ、前記対向面よりも前記第1部材側に突出し、前記ケーブル本体と対向する突出部と、を備えるとよい。 Further, the cover member is provided at a position facing away from the first member and facing the turn-back portion, at a position further away from the first connector than the turn-back portion, and the first member is located at the first position higher than the facing surface. And a projecting portion projecting toward the member and facing the cable body.
本発明の遊技機によれば、組み付け作業を効率的に実行することができる。 According to the gaming machine of the present invention, the assembling work can be executed efficiently.
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。 Hereinafter, a preferred embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. The dimensions, materials, other specific numerical values, and the like shown in the embodiments are merely examples for facilitating the understanding of the invention, and do not limit the present invention unless otherwise specified. In the specification and the drawings, elements having substantially the same function and configuration will be denoted by the same reference numerals, and redundant description will be omitted. Elements not directly related to the present invention will be omitted. I do.
図1は、本実施形態の遊技機1の斜視図であり、扉が開放された状態を示している。図示のように、遊技機1は、略矩形状に組まれた四辺によって囲繞空間が形成される外枠2と、この外枠2にヒンジ機構によって開閉自在に取り付けられた中枠3と、この中枠3と同様に、ヒンジ機構によって外枠2に開閉自在に取り付けられた前枠4と、を備えている。
FIG. 1 is a perspective view of the gaming machine 1 of the present embodiment, showing a state where a door is opened. As shown in the figure, the gaming machine 1 has an
中枠3は、外枠2と同様に、略矩形状に組まれた四辺によって囲繞空間が形成されており、この囲繞空間に遊技盤5が保持されている。また、前枠4には、ガラス製または樹脂製の透過板6が保持されている。そして、これら中枠3および前枠4を外枠2に対して閉じると、遊技盤5と透過板6とが所定の間隔を維持して略平行に対面するとともに、遊技機1の正面側から、透過板6を介して遊技盤5が視認可能となる。
Similarly to the
図2は、遊技機1の正面図である。図1に示すように、前枠4の下部には、遊技機1の正面側に突出する操作ハンドル7が設けられており、この操作ハンドル7を遊技者が操作すると、当該操作ハンドル7の操作量に応じた強度で、不図示の発射装置によって遊技球が発射される。このようにして発射された遊技球は、遊技盤5に設けられたレール8a、8b間を上昇して遊技領域9に導かれることとなる。
FIG. 2 is a front view of the gaming machine 1. As shown in FIG. 1, an
遊技領域9は、遊技盤5と透過板6との間隔に形成される空間であって、遊技球が流下または転動可能な領域である。遊技盤5には、多数の釘や風車が設けられており、遊技領域9に導かれた遊技球が釘や風車に衝突して、不規則な方向に流下、転動するようにしている。
The game area 9 is a space formed at an interval between the
遊技領域9には、遊技球が入賞可能な一般入賞口10、第1始動口11、第2始動口12が設けられており、これら一般入賞口10、第1始動口11、第2始動口12に遊技球が入賞すると、それぞれ所定の賞球が遊技者に払い出される。
In the game area 9, a general winning
なお、第1始動口11または第2始動口12に遊技球が入賞すると特別図柄の抽選が行われ、遊技者にとって有利な特別遊技の実行可否や、以後の遊技状態をどのような遊技状態にするかといった種々の遊技利益(状態)が決定される。したがって、遊技者は、第1始動口11または第2始動口12に遊技球が入賞すると、所定の賞球を獲得するのと同時に、種々の遊技利益を受ける権利獲得の機会を獲得することとなる。また、第2始動口12は、可動片12bを開閉可能に備えており、この可動片12bの状態に応じて、第2始動口12への遊技球の進入容易性が変化するようになっている。
When a game ball wins in the
さらに、遊技領域9にはアタッカー装置13が設けられている。このアタッカー装置13は、遊技球が入賞可能な大入賞口14と、この大入賞口14を開閉する開閉扉14bと、を備えており、通常、開閉扉14bが大入賞口14を閉扉して、大入賞口14への遊技球の入賞が不可能となっている。これに対して、所定条件が成立して特別遊技が実行されると、開閉扉14bが開放されて、大入賞口14への遊技球の入賞が可能となる。そして、大入賞口14に遊技球が入賞すると、所定の賞球が遊技者に払い出される。
Further, an
なお、遊技領域9の最下部には、一般入賞口10、第1始動口11、第2始動口12、大入賞口14のいずれにも入賞しなかった遊技球を、遊技領域9から遊技盤5の背面側に排出する排出口15が設けられている。
At the bottom of the game area 9, gaming balls that have not won any of the general winning
そして、上記の遊技盤5の中央には、遊技機1の正面側から背面側に貫通する貫通孔5aが形成されており、遊技盤5の背面に固定された液晶表示装置からなる演出表示部16が、貫通孔5aを介して遊技機1の正面側から視認可能に配置されている。この演出表示部16には種々の画像が表示されるが、特に、上記の第1始動口11または第2始動口12に遊技球が入球した場合には、演出図柄が変動表示されて大当たりの抽選結果が遊技者に報知されることとなる。
In the center of the
また、遊技盤5には、貫通孔5aの下方に装飾部材302を有する可動役物装置100が設けられている。図2では、可動役物装置100が非作動時の場合を示しており、装飾部材302が演出表示部16の前面下方に位置する。一方、可動役物装置100の作動時には、装飾部材302が上方に上昇して、演出表示部16の中央前面に位置する。装飾部材302には、複数のランプが設けられており、ランプの発光態様を変化させることで、所望の演出を実行可能となっている。なお、可動役物装置100が設けられる位置は、貫通孔5aの下方に限られず、貫通孔5aの上方であってもよいし、貫通孔5aの左右方向に設けるものでもよく、特に限定されない。
Further, the
図3は、可動役物装置100の正面図である。なお、図3(a)は、可動役物装置100の非作動時における正面図であり、図3(b)は可動役物装置100の作動時における正面図である。また、図4は、図3(b)における装飾部材302が取り外された状態の可動役物装置100の正面図である。
FIG. 3 is a front view of the
図3に示すように、可動役物装置100は、ベース部材200と可動部材300とを備える。ベース部材200は、遊技盤5の背面側に固定されて設けられる。また、可動部材300は、装飾部材302(図3参照)と、装飾部材302に着脱自在に取り付けられるカバー部材340(図4参照)と、装飾部材302とカバー部材340との間に挟み込まれるようにして固定される基板380(図4参照)とを有する。可動部材300は、ベース部材200に対して相対的に移動可能である。
As shown in FIG. 3, the
ベース部材200は、ベース部材200の長手方向の一端、すなわち、右端に配置されるアクチュエータ202aと、ベース部材200の長手方向の他端、すなわち、左端に配置されるアクチュエータ202bとを有する。
The
図4に示すように、アクチュエータ202a、202bは、それぞれ、不図示のギアと噛合して、点P1、P2を中心として旋回可能な旋回部材204a、204bを作動する。旋回部材204a、204bは、扇形状を有し、旋回部材204a、204bの旋回の中心、すなわち、扇の要部分が点P1、P2に位置している。そして、旋回部材204a、204bの旋回の中心から最も離れた位置、すなわち、扇の扇頂部分には、装飾部材302の背面に接続される一対の接続部210a、210bのうちの上側の一方が挿入されている。
As shown in FIG. 4, the
接続部210a、210bは、それぞれ、ベース部材200の上下方向に延在するように形成されたガイド206a、206bに挿入される。ガイド206a、206bは、ベース部材200の前面および後面を貫通するように形成されている。ガイド206a、206bに挿入された接続部210a、210bは、ガイド206a、206bの形状に沿って、上下方向に移動可能となる。また、装飾部材302の後面には、レール部材208が取り付けられている。レール部材208は、装飾部材302を上下方向に移動可能とするように、ベース部材200の上下方向に延在するように配置されている。そのため、アクチュエータ202a、202bが作動すると、可動部材300は、レール部材208およびガイド206a、206bによって、左右方向の動きが制限されて、上下方向に移動可能となる。
The
また、ベース部材200は、フラットケーブル400、および、後述するフラットケーブル402(図5参照)が接続される基板280、および、基板280の前面側に設けられるカバー部材240(図5参照)を備える。フラットケーブル400のケーブル本体400a、および、フラットケーブル402のケーブル本体402aは、柔軟性の高い樹脂により一体化されたものであり、幅が13mm、厚さが0.1mmに形成され、配線の途中で屈曲自在に配置することができるように形成されている。
The
図5は、ベース部材200に備えられるカバー部材240および基板280を説明する斜視図である。また、図6は、ベース部材200に備えられるカバー部材240の斜視図である。
FIG. 5 is a perspective view illustrating the
図5に示すように、基板280の前面側には、フラットケーブル402が接続されるコネクタ286aと、フラットケーブル400が接続されるコネクタ286bとを備える。コネクタ286aは、コネクタ286bよりも、上方に配置される。そして、カバー部材240は、フラットケーブル402が接続されたコネクタ286a、および、フラットケーブル400が接続されたコネクタ286bの近傍を被覆する。カバー部材240は、ビス孔242a、242bに挿入されたビスBSによって、ベース部材200に取り付けられる。そして、カバー部材240とベース部材200との間に基板280が挟み込まれるようにして固定される。
As shown in FIG. 5, on the front side of the
また、図6(a)に示すように、カバー部材240は、カバー部材240の前面側の表面から突出するように設けられた突出面250、250aとを有する。突出面250、250aは、カバー部材240の前面側の表面における左右方向の略中央部に設けられ、カバー部材240の上下方向、すなわち、カバー部材240の長手方向に延在するように形成されている。また、突出面250は、カバー部材240の前面側の表面に対して傾斜しており、突出面250aは、カバー部材240の前面に対して略平行に形成されている。
As shown in FIG. 6A, the
また、カバー部材240は、透光性を有する部材から形成されている。そして、カバー部材240は、図6(b)に示すように、カバー部材240の後面側の表面から突出するように設けられた突出部260、256a、256b、258を備える。
Further, the
突出部260は、カバー部材240の後面側の表面から垂直に起立し、カバー部材240の後面の上端部付近において左右方向、すなわち、カバー部材240の短手方向に延在するように設けられる。また、突出部260の右端および左端は、下方向、すなわち、カバー部材240の長手方向に延在するように屈曲している。
The protruding
突出部256aは、突出部260の鉛直下方に設けられている。突出部256aは、カバー部材240の後面側の表面から垂直に起立し、カバー部材240の後面において左右方向、すなわち、カバー部材240の短手方向に延在するように設けられる。突出部256aの左右方向の長さは、突出部260の左右方向、すなわち、突出部260の長手方向の長さよりも短い。また、カバー部材240がベース部材200に取り付けられた際には、突出部256aがコネクタ286aの前面に対向する位置に設けられている。すなわち、突出部256aは、フラットケーブル402が接続されたコネクタ286aの前面を押圧して、コネクタ286aからフラットケーブル402が脱落することを抑制するための部材として機能する。
The
突出部256bは、突出部256aの鉛直下方に設けられている。突出部256bは、カバー部材240の後面側の表面から垂直に起立し、カバー部材240の後面において左右方向、すなわち、カバー部材240の短手方向に延在するように設けられる。突出部256bの左右方向の長さは、突出部256aの左右方向、すなわち、突出部256aの長手方向の長さと略同一である。また、カバー部材240がベース部材200に取り付けられた際には、突出部256bがコネクタ286bの前面に対向する位置に設けられている。すなわち、突出部256bは、フラットケーブル400が接続されたコネクタ286bの前面を押圧して、コネクタ286bからフラットケーブル400が脱落することを抑制するための部材として機能する。
The
また、突出部256a、256bにおいて、カバー部材240の後面側の表面から垂直に起立する高さは、それぞれ等しくなっている。
Further, in the protruding
突出部258は、カバー部材240の後面側の表面から垂直に起立し、突出部256bの鉛直下方であって、カバー部材240の後面の下端部において左右方向、すなわち、カバー部材240の短手方向に延在するように設けられる。突出部258は、突出部258の左右方向、すなわち、突出部258の長手方向の長さが、突出部256a、256bの左右方向、すなわち、突出部256a、256bの長手方向の長さよりも長く、かつ、突出部260の左右方向、すなわち、突出部260の長手方向の長さよりも短い。また、突出部258においてカバー部材240の後面側の表面から垂直に起立する高さは、突出部256a、256bにおいてカバー部材240の後面側の表面から垂直に起立する高さよりも高くなるように形成されている。すなわち、突出部258は、フラットケーブル400、402を押圧部406(図5参照)において、基板280の前面に押圧するための部材として機能する。
The protruding
また、カバー部材240の後面側には、カバー部材240がベース部材200に取り付けられた際に、コネクタ286a、286b、および、フラットケーブル400、402を収容する収容空間252a、252bが形成される。収容空間252aは、突出部256a、256b、および、対向面254aによって囲繞された空間である。また、収容空間252bは、突出部256b、258、および、対向面254bによって囲繞された空間である。なお、詳しくは後述するが、収容空間252bにおいて、フラットケーブル400の前面にフラットケーブル402が重なった状態で収容される。また、カバー部材240の後面側における突出面250に対応する位置に対向面254aが形成され、カバー部材240の後面側における突出面250aに対応する位置に対向面254bが形成される。
Further, on the rear surface side of the
対向面254a、254bは、カバー部材240の後面側の表面から凹んで形成されている。すなわち、対向面254a、254bは、カバー部材240の後面側の表面よりも、カバー部材240の前面方向に形成されている。また、対向面254aは、カバー部材240の後面側の表面に対して傾斜しており、対向面254bは、カバー部材240の後面に対して略平行に形成されている。
The facing
図7は、可動部材300に備えられるカバー部材340および基板380を説明する斜視図である。また、図8は、可動部材300に備えられるカバー部材340の斜視図である。
FIG. 7 is a perspective view illustrating a
図7に示すように、基板380の後面側には、フラットケーブル402が接続されるコネクタ382aと、フラットケーブル400が接続されるコネクタ382bとを備える。コネクタ382aは、コネクタ382bよりも、上方に配置される。そして、カバー部材340は、フラットケーブル402が接続されたコネクタ382a、および、フラットケーブル400が接続されたコネクタ382bの近傍を被覆する。カバー部材340は、ビス孔342a、342b、342c、342dに挿入されたビスBSによって、装飾部材302に取り付けられる。そして、カバー部材340と装飾部材302との間に基板380が挟み込まれるようにして、固定される。なお、基板380には、ビス孔342b、342cに対応する位置に、基板380の前面と後面とを貫通する貫通孔384b、384cが設けられている。すなわち、ビス孔342b、342cに挿入されたビスBSは、貫通孔384b、384cを介して装飾部材302に螺合される。
As shown in FIG. 7, a
また、図8(a)に示すように、カバー部材340は、カバー部材340の後面側の表面から突出するように設けられた突出面350を有する。突出面350は、カバー部材340の後面側の表面の略全域に設けられ、カバー部材340の上下方向、すなわち、カバー部材340の長手方向に延在するように形成されている。また、突出面350は、カバー部材340の後面に対して略平行に形成されている。
Further, as shown in FIG. 8A, the
また、図8(b)に示すように、カバー部材340の前面側において突出面350に対応する位置に対向面354が形成される。対向面354は、カバー部材340の前面側の表面から凹んで形成されている。すなわち、対向面354は、カバー部材340の前面側の表面よりも、カバー部材340の後面方向に形成されている。また、カバー部材340の前面側には、対向面354の表面から垂直に起立し、カバー部材340の左右方向、すなわち、カバー部材340の短手方向に延在するように突出部356が形成されている。
Further, as shown in FIG. 8B, an opposing
突出部356が対向面354の表面から垂直に起立する高さは、対向面354がカバー部材340の前面側の表面から凹む高さよりも低い。つまり、突出部356は、カバー部材340の表面よりも後面側に設けられている。また、突出部356は、カバー部材340が装飾部材302に取り付けられた際に、コネクタ382aに対向する位置に設けられている。すなわち、突出部356は、フラットケーブル402が接続されたコネクタ382aの前面を押圧して、コネクタ382aからフラットケーブル402が脱落することを抑制する。
The height at which the
また、カバー部材340の前面側には、突出部356の鉛直下方であって、カバー部材340の前面の下端部において左右方向、すなわち、カバー部材340の短手方向に延在するように、対向面354の表面から垂直に起立して形成される突出部358が備えられる。また、突出部358において対向面354の表面から垂直に起立する高さは、対向面354がカバー部材340の前面側の表面から凹む高さと等しい。すなわち、突出部358は、フラットケーブル400、402を押圧部404(図7参照)において、基板380の前面に押圧するための部材として機能する。
In addition, on the front side of the
また、カバー部材340の前面側には、カバー部材340が装飾部材302に取り付けられた際に、コネクタ382a、382b、および、フラットケーブル400、402を収容する収容空間352が形成される。収容空間352は、基板380が設けられる装飾部材302の後面、突出部358、および、対向面354によって囲繞される空間である。また、収容空間352内において、フラットケーブル400のケーブル本体400aの一部が長手方向に折り返された、蛇腹状の折り返し部400b(図7参照)が形成される。なお、詳しくは後述するが、収容空間352において、フラットケーブル400の折り返し部400bの後面にフラットケーブル402が重なった状態で収容される。また、対向面354は、基板380が設けられる装飾部材302と離隔し、折り返し部400bと対向している。また、突出部358は、折り返し部400bよりもコネクタ382bから離隔した位置に設けられ、対向面354よりも基板380が設けられる装飾部材302側に突出し、ケーブル本体400a、402aと対向している。
On the front side of the
図9、10は、装飾部材302を取り外した可動役物装置100の概略断面図である。なお、図9は可動役物装置100の非作動時を示し、図10は可動役物装置100の作動時を示している。
9 and 10 are schematic sectional views of the
図9に示すように、可動役物装置100の非作動時において、フラットケーブル400、402の上下方向における最下部は、基板280の上下方向における最下部よりも上方かつ、基板380の上下方向における最下部よりも下方に位置する。また、図10に示すように、可動役物装置100の作動時において、フラットケーブル400、402の上下方向における最下部と、カバー部材240の上下方向における最下部とが十分に離間している。このように、フラットケーブル400、402の全長が可動役物装置100の作動時において、フラットケーブル400、402の上下方向の最下部における長さが十分に確保される。これにより、可動役物装置100が作動した際に、コネクタ286a、286b、またはコネクタ382a、382bからフラットケーブル400、402が脱落するおそれを低減することができる。なお、可動役物装置100の作動時にフラットケーブル400、402が可動役物装置100の作動によって、断線等のおそれが生じることを抑制するために、フラットケーブル400、402の全長は必要最低限の長さとなっている。例えば、遊技可能な状態においては可動役物装置100の可動によってフラットケーブル400、402の断線等が発生しないようにしつつ、メンテナンスや組み付け等における作業時に必要となるフラットケーブル400、402および折り返し部400bの長さも考慮した長さとなっている。
As shown in FIG. 9, when the
図11は、図10における可動部材300に備えられるカバー部材340近傍の概略図である。図11に示すように、フラットケーブル400の一端はコネクタ382bに接続される。また、フラットケーブル402の一端はコネクタ382aに接続される。一端がコネクタ382bに接続されるフラットケーブル400には、フラットケーブル400のケーブル本体400aの一部が長手方向に折り返された折り返し部400bが形成される。具体的には、下方向に延伸するケーブル本体400aが、後面側、すなわち、カバー部材340側に折り返されて上方向に延伸した後、再度、後面側、すなわち、カバー部材340側に折り返されて、下方向に延伸して折り返し部400bが形成されている。換言すると、折り返し部400bでは、略逆N字状にケーブル本体400aが折り返されている。このように、折り返し部400bにおいて、折り返される方向をカバー部材340側の方向とすることで、組み付けを効率的に実行することが可能となる。
FIG. 11 is a schematic diagram of the vicinity of the
コネクタ382aに接続されたフラットケーブル402は、収容空間352内を下方に延伸し、コネクタ382bの後面において、コネクタ382bの後面と対向面354との間に挟み込まれる。フラットケーブル402は、さらに収容空間352内を下方に延伸する。また、コネクタ382bに接続されたフラットケーブル400は、収容空間352内を下方に延伸し、押圧部404において、フラットケーブル402と共に、基板380の後面と突出部358との間に挟み込まれる。なお、コネクタ382bに接続されたフラットケーブル400は、コネクタ382bよりも下方、かつ、突出部358よりも上方に、折り返し部400bが形成される。そして、折り返し部400bの後面にフラットケーブル402が重なっている。このようにフラットケーブル402を折り返し部400bの外側から重ねることで、折り返し部400bにおける折り返しによってフラットケーブル400が膨れ上がることを抑え込むことができるようになる。
The
上記のように、カバー部材340と基板380が設けられる装飾部材302の後面との間に形成された収容空間352にフラットケーブル400の折り返し部400b、フラットケーブル402、および、コネクタ382a、382bが収容される。このような折り返し部400bを有することにより、製造工程において、フラットケーブル400の組み付けを効率的に実行することが可能となる。すなわち、フラットケーブル400をコネクタ382bに接続する際には、折り返し部400bを伸ばした状態で組み付け作業を実行できる。そして、フラットケーブル400をコネクタ382bに接続した後には、収容空間352に折り返し部400bが収容されるので、収容空間352の外に位置するフラットケーブル400の長さが必要以上に長くなってしまうことを抑制することができる。
As described above, the folded
また、上記したように、カバー部材340の前面側には、突出部358が備えられる。突出部358は、対向面354よりも基板380側に突出している。また、突出部358は、折り返し部400bよりもコネクタ382bから離隔した位置に設けられている。これにより、折り返し部400bが押圧部404よりも下方にはみ出すことを抑制することができる。
Also, as described above, the
図12は、図10におけるベース部材200に備えられるカバー部材240近傍の概略図である。図12に示すように、フラットケーブル400の他端はコネクタ286bに接続される。フラットケーブル402の他端はコネクタ286aに接続される。
FIG. 12 is a schematic view of the vicinity of the
コネクタ286aに接続されたフラットケーブル402は、収容空間252a内を下方に延伸し、コネクタ286bの前面において、コネクタ286bの前面と突出部256bとの間に挟み込まれる。フラットケーブル402は、さらに収容空間252b内を下方に延伸する。また、コネクタ286bに接続されたフラットケーブル400は、収容空間252bを下方に延伸し、押圧部406において、フラットケーブル402と共に、基板280の前面と突出部258との間に挟み込まれる。
The
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。 As described above, the preferred embodiments of the present invention have been described with reference to the accompanying drawings, but it goes without saying that the present invention is not limited to such embodiments. It is obvious to those skilled in the art that various changes or modifications can be conceived within the scope of the claims, and it is understood that these also naturally belong to the technical scope of the present invention. Is done.
上記実施形態では、フラットケーブル400において、折り返し部400bがコネクタ382bの下部にのみ設けられる場合について示したが、本発明はこれに限定されない。すなわち、フラットケーブル400において、折り返し部400bがコネクタ286bの下部に設けられてもよい。あるいは、フラットケーブル402において、折り返し部400bがコネクタ382aまたはコネクタ286aの下部に設けられてもよい。
In the above-described embodiment, the case where the folded
また、上記実施形態では、対向面354のコネクタ382bと対向する箇所に突起部を設けない場合について示したが、対向面354のコネクタ382bと対向する箇所に突起部を設けてもよい。
Further, in the above-described embodiment, a case is described in which the protrusion is not provided at a position of the facing
また、上記実施形態では、ベース部材200の基板280と可動部材300の基板380とをフラットケーブル400を用いて接続する場合について示したが、これに限定されるものではない。すなわち、相対的に可動しない基板同士をフラットケーブルで接続する場合についても、本発明を適応することができる。
In the above embodiment, the case where the
また、上記実施形態では、長手方向に折り返しされる折り返し部400bを示したが、折り返しされる方向は特に限定されない。また、上記実施形態では、フラットケーブル400の一端側に折り返し部400bが設けられることとしたがこれに限定されない。例えば、フラットケーブル400、402において、組み付け作業の手順において、工程順序が後になる方のフラットケーブル400またはフラットケーブル402の端部に折り返し部400bを設けることが好ましい。または、フラットケーブル400、402の両端のいずれか、あるいは全部に折り返し部を設けてもよい。また、上記実施形態では、カバー部材340の突出部358によって、フラットケーブル400およびフラットケーブル402が押圧されることとしたが、フラットケーブルは1本あるいは3本以上としてもよい。
Further, in the above embodiment, the folded
また、上記実施形態では、遊技機1の一例としてパチンコ機について説明したが、遊技機はパチンコ機に限らず、所謂スロットと呼ばれる回胴式遊技機でもよい。すなわち、賞球として払い出される遊技媒体は遊技球に限らず、メダルなどの他の遊技媒体であってもよい。 In the above-described embodiment, the pachinko machine has been described as an example of the gaming machine 1. However, the gaming machine is not limited to the pachinko machine, and may be a spinning machine called a slot. That is, the game medium paid out as a prize ball is not limited to a game ball, but may be another game medium such as a medal.
また、上記実施形態では、フラットケーブル400およびフラットケーブル402が設けられる場合について説明したが、少なくともフラットケーブル400が設けられればよい。あるいは、3以上のフラットケーブルが設けられてもよい。
In the above embodiment, the case where the
なお、上記実施形態における、コネクタ382bが本発明の第1コネクタに相当する。
また、上記実施形態における、基板380が設けられる装飾部材302が本発明の第1部材に相当する。
また、上記実施形態における、コネクタ286bが本発明の第2コネクタに相当する。
また、上記実施形態における、基板280が本発明の第2部材に相当する。
また、上記実施形態における、フラットケーブル400が本発明のフラットケーブルに相当する。
また、上記実施形態における、カバー部材340が本発明のカバー部材に相当する。
また、上記実施形態における、収容空間352が本発明の収容空間に相当する。
また、上記実施形態における、対向面354が本発明の対向面に相当する。
また、上記実施形態における、突出部358が本発明の突出部に相当する。
Note that the
Further, the
Further, the
Further, the
Further, the
Further, the
Further, the
Further, the facing
Further, the
1 遊技機
280 基板
286b、382b コネクタ
302 装飾部材
340 カバー部材
352 収容空間
354 対向面
358 突出部
380 基板
400a ケーブル本体
400b 折り返し部
400 フラットケーブル
1
Claims (3)
第2コネクタを有する第2部材と、
一端が前記第1コネクタに接続され、他端が前記第2コネクタに接続されるケーブル本体に、前記ケーブル本体の一部が折り返された折り返し部が形成されるフラットケーブルと、
前記第1部材に着脱自在に設けられ、前記折り返し部を被覆するカバー部材と、
を備える遊技機。 A first member having a first connector;
A second member having a second connector;
A flat cable in which one end is connected to the first connector and the other end is connected to the second connector;
A cover member detachably provided on the first member and covering the folded portion;
A gaming machine equipped with.
前記第1部材と離隔し、前記折り返し部と対向する対向面と、
前記折り返し部よりも前記第1コネクタから離隔した位置に設けられ、前記対向面よりも前記第1部材側に突出し、前記ケーブル本体と対向する突出部と、
を備える請求項1または2に記載の遊技機。 The cover member,
An opposing surface that is separated from the first member and opposes the folded portion;
A projecting portion provided at a position separated from the first connector with respect to the folded portion, projecting toward the first member side from the facing surface, and facing the cable body;
The gaming machine according to claim 1, further comprising:
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018154710A JP2020028378A (en) | 2018-08-21 | 2018-08-21 | Game machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018154710A JP2020028378A (en) | 2018-08-21 | 2018-08-21 | Game machine |
Publications (1)
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---|---|
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Family
ID=69623024
Family Applications (1)
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JP2018154710A Pending JP2020028378A (en) | 2018-08-21 | 2018-08-21 | Game machine |
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Country | Link |
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017184915A (en) * | 2016-04-02 | 2017-10-12 | 京楽産業.株式会社 | Game machine |
JP2017225473A (en) * | 2016-06-20 | 2017-12-28 | 株式会社三共 | Game machine |
-
2018
- 2018-08-21 JP JP2018154710A patent/JP2020028378A/en active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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