JP2020022415A - 車輛に付着した有害生物の駆除方法および装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】各種施設が既に設置されている港湾施設内でも設置が可能で、また熱処理に手間がかからず、車輛に付着した有害生物を確実に死滅させて駆除する方法および装置を提供すること。【解決手段】搬入・搬出ドア15を開き、車輛Bを熱処理室10内に搬入した後、あるいは搬入する前に、車輛B内の最も温度が低い個所に温度センサーCを配置し、温度センサーCからの車輛内温度情報をモニターで監視しつつ、加熱装置20のヒーター21、ファン22を駆動し、制御して車輛を熱処理する。【選択図】図4
Description
本発明は、車輛に付着した例えばカメムシ等の有害生物を加熱処理により死滅させて駆除する方法および装置に関する。
最近、JETRO(日本貿易振興機構)から害虫駆除の緊急対応が必要である旨の注意喚起があった。それは、ニュージーランドの現地報道機関から、「2018年2月初旬、日本からニュージーランドに向かうRORO船(自動車運搬船)からクサギカメムシが大量に発見され、そのうちの3隻の船舶が入港できずに国外退去を命ぜられ、他の1隻が自主的に入港を取りやめた。当時、これら4隻の船は「ハイリスク船」と指定され、ニュージーランド国外での害虫駆除を行うことを余儀なくされた。」と、報じられたからである。
この事態を受けて、ニュージーランド第一次産業省(MPI)は、日本からの自動車輸入に際し、殺虫剤の事前塗布・散布を推奨する通達を公表した。特に、車輛に付着したクサギカメムシが日本出航時に冬眠している場合は、その後、船舶が赤道を越え、暖かい地域に入り、活動を開始する可能性を指摘し、こうした場合は注意が必要である。なぜなら、クサギカメムシの呼吸が浅い冬眠時(出航時)に日本で薬剤散布をしても、その有効性は不明だからである。クサギカメムシを完全に駆除するには、臭化メチルかフッ化スルフリルによる薫蒸処理、または熱処理のいずれかが必要とされている。そのため現在、オークランド港では、荷卸しされた自動車への熱処理も一部行われている。
しかし、臭化メチルかフッ化スルフリルによる薫蒸処理については、薫蒸に携わる作業員の健康を害するおそれがあり、また薫蒸処理施設周辺の環境に悪影響を与えるとの指摘がある。一方、熱処理については薫蒸処理のような問題がない。例えば、ブース内に車輛を収納し、ブース内の気体の温度を上昇させ、車輛に付着した有害生物を死滅させる方法および熱処理施設が提案されている(特許文献1参照)。
薫蒸処理の場合と同様に、熱処理による害虫駆逐の場合も、駆除後、再度害虫が車輛に付着しないように、熱処理施設を港湾施設内に設置する。
しかし、提案された熱処理施設では、例えば、長さが15m〜40m、幅が9m〜40mと設置面積を広く取る。このため、係留施設、港湾交通施設、保管施設、給水施設、給油施設、荷役施設などが既に設置されている港湾施設では、熱処理施設を新たに設置するための敷地を確保することが難しい課題がある。
また、提案された熱処理方法では、熱処理に手間と時間がかかる課題がある。例えば、車輛をブース内に搬入する搬入工程、所定の風量で温度60℃〜80℃の気体を送風し、ブース内の温度を50℃〜80℃に維持する加熱工程、ブース内の気体を排出する冷却工程および車輛をブース外に搬出する搬出工程する工程からなるが、ブースが1つだけだと熱処理台数が限られることから複数のブースを用いることが提案されている。この場合、各ブースで搬入工程、加熱工程、冷却工程および搬出工程を順次行うが、例えば、一方のブースで搬入工程、加熱工程を実施した後、一方のブースで冷却工程を実施すると共に他方のブースで搬入工程を実施し、次いで一方のブースで搬出工程を実施すると共に他方のブースで加熱工程を実施し、次いで一方のブースで搬入工程を実施すると共に他方のブースで冷却工程を実施し、次いで一方のブースで加熱工程を実施すると共に他方のブースで搬出工程を実施し、これを繰り返すようにしているが、操作が煩雑で手間がかかる。また、車輛の内部構造は複雑で、車輛内温度にばらつきがあるのにもかかわらず、ブース内の温度に基づいて温度制御を行い、加熱処理することから、車輛に付着した有害生物を確実に死滅させるためにはどうしても長時間加熱する必要がある。
本発明は、係留施設、港湾交通施設、荷役施設などの施設が既に設置されている港湾施設内でも設置が可能で、また熱処理に手間がかからず、車輛に付着した有害生物を確実に死滅させて駆除する方法および装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の、車輛に付着した有害生物を死滅させて駆除する方法は、被熱処理対象としての車輛を熱処理室内に搬入し、該車輛に所定温度、所定時間熱処理を施した後、前記熱処理室から前記車輛を搬出させることにより、前記車輛に付着した有害生物を死滅させて駆除する方法であって、前記熱処理前であって、前記車輛を前記熱処理室内に搬入した後、あるいは搬入する前に、前記車輛内の最も温度が低い個所に温度センサーを配置し、前記温度センサーからの車輛内温度情報に基づいて前記車輛を熱処理するように、加熱装置を駆動し、制御することを特徴とする。
本発明の請求項2に記載の、車輛に付着した有害生物を死滅させて駆除する装置は、熱処理により車輛に付着した有害生物を死滅させて駆除する装置であって、前記車輛の搬入・搬出ドアを備えた、ボックス状の熱処理室と、前記車輛内の最も温度が低い個所に配置された複数の温度センサーからの車輛内温度情報に基づいて駆動し、制御される、ヒーター及びファンからなる、前記熱処理室に付設した加熱装置とを備えたことを特徴とする。
請求項1に記載の本発明の方法によれば、車輛内の最も温度が低い個所に配置された温度センサーからの車輛内温度情報に基づいて加熱装置を駆動し、制御して車輛を熱処理しているので、短時間で確実に有害生物(カメムシ)を死滅させて駆除することが可能である上に、操作が簡単で手間がかからない。
請求項2に記載の本発明の装置によれば、車輛内の最も温度が低い個所に配置された複数の温度センサーからの車輛内温度情報に基づいてヒーター及びファンからなる加熱装置を駆動し、制御するという極めて簡単な構成で済み、装置の小型化が可能である。また、短時間で確実に有害生物(カメムシ)を死滅させて駆除することが可能であることから、車輛の熱処理台数を増やすために複数の熱処理施設を設置したり、熱処理施設自体を大型化したりするなどの必要がない。
本発明は、被熱処理対象としての車輛の内部構造が複雑で、車輛内部温度にばらつきがあることに着目し、車輛内の最も温度が低い個所に温度センサーを配置し、この温度センサーからの車輛内温度情報に基づいて車輛を所定温度(60℃)、所定時間(10分)熱処理することにより、短時間で確実に有害生物(カメムシ)を死滅させて駆除できることを見出してなされたものである。
先ず、図1乃至図3を参照して本実施例の車輛に付着した有害生物を死滅させて駆除する装置について説明する。
本実施例の装置Aは、ボックス状の熱処理室10と、ヒーター21とファン22(図2及び図3参照)を備えた加熱装置20と、加熱装置20からの熱風を熱処理室10に送る送風ダクト30と、熱処理室10からの熱風を加熱装置20に戻す排気ダクト40とを備える。
熱処理室10は、その内部に車輛Bを2台(図2及び図3の二点鎖線部分参照)収容できる寸法に設定され、側壁部11、12、屋根部13、後壁部14にそれぞれ断熱材が取り付けられる。熱処理室10の前壁部には左右に開く(観音開き式)搬入・搬出ドア15が装備され、ここから車輛Bの搬入・搬出が行われる。
加熱装置20は、そのボックス状の室内にヒーター21とファン22が配置される。加熱装置20は、熱処理室10の後壁部14に一部が側壁部11から突出するようにして、熱処理室10に付設される。加熱装置20も熱処理室10と同様にその室内の壁部に断熱材が取り付けられる。排気ダクト40の端部に設けられた略直角に屈曲した蛇腹状の連結管41が、加熱装置20の天井を貫通して室内にほぼ垂直に延びてファン22に接続される。ファン22はヒーター21に接続され、排気ダクト40からの空気をヒーター21に送る。ヒーター21は、その吐出口側が加熱装置20の壁部を貫通して延びる蛇腹状の連結管31を介して送風ダクト30に接続される。ヒーター21及びファン22は、車輛Bの最も温度の低い個所に配置した複数の温度センサーCから送られる車輛内温度情報をモニターで目視しながら手動で操作される。
送風ダクト30は、車輛Bのボディ部分に直接熱風が当たらないように、地面寄りの低い位置で、複数の支持金具32を介して熱処理室10の側壁部11側に沿って略平行で且つ略水平に延びるように配置される。送風ダクト30には、その長さ方向に適宜間隔をあけて複数の送風管33が配置される。これら送風管33は、送風ダクト30と同様に地面寄りの低い位置で、その吐出口が熱処理室10の側壁部11に接続される。各送風管33はその吐出口が開閉可能になっていて、熱風が直接当たると劣化の恐れがある部品などに直接熱風が当たらないように吐出口を閉じることが出来る。
排気ダクト40は、複数の支持金具42を介して熱処理室10の屋根部13に沿って略平行で且つ略水平に延びるように配置される。排気ダクト40には、その長さ方向に適宜間隔をあけて複数の排気管43(図3参照)が配置される。これら排気管43は、その吸入口が熱処理室10の屋根部13に接続される。
熱処理室10の屋根部13には、前壁部寄り位置に熱処理室10内の空気を逃がすための排気塔16が配置される。熱処理室10の搬入・搬出ドア15側の地面には、熱処理室10の床部と地面との段差を無くすための段差プレート17が配置される。また、加熱装置20の側壁部には外気を導入するための導入管23が配置される。この導入管23は、加熱装置20の室内において連結管41に接続される。
本実施例の装置Aの動作を説明する。ファン22を駆動して熱処理室10内の空気を循環させる一方、ヒーター21で加熱した空気(熱風)を、連結管31を介して送風ダクト30に送り、送風ダクト30から複数の送風管33を介して熱処理室10内に送る。この際、熱風は熱処理室10内の床部寄りから送られるため、車輛Bのボディ部分に熱風が直接当たることはなく、車輛Bの底部側に熱風が吹き付けられて上昇し、車輛Bが効率よく熱処理される。熱処理室10内に送られた熱風は、車輛Bを加熱し、天井側に上昇し、排気管43から排気ダクト40に送られ、連結管41、ファン22を介して再びヒーター21で加熱され、連結管31、送風ダクト30及び複数の送風管33を介して熱処理室10内に戻り、循環する。
本実施例の装置Aによると、車輛B内の最も温度が低い個所に配置された複数の温度センサーCからの車輛内温度情報に基づいてヒーター21及びファン22からなる加熱装置20を手動で駆動し、制御するという極めて簡単な構成で済み、装置の小型化が可能で、狭い港湾施設内でも設置が可能である上に、設備に要するコストを低く抑えることが可能である。また、車輛内温度情報に基づいて車輛Bを熱処理するので、短時間で確実に有害生物(カメムシ)を死滅させて駆除することが可能で、車輛の熱処理台数を増やすために複数の熱処理施設を設置したり、熱処理施設自体を大型化したりするなどの必要がない。
なお、本実施例の装置Aでは、ヒーター21及びファン22を、車輛Bの最も温度の低い個所に配置した複数の温度センサーCからの車輛内温度情報をモニターで目視しながら手動操作するようにしたが、これを自動で操作するようにしてもよいことは勿論である。
次に、図1乃至図4を参照して本実施例の車輛に付着した有害生物を死滅させて駆除する方法について説明する。
先ず、熱処理室10の搬入・搬出ドア15を開き、車輛Bを熱処理室10内に搬入し、車輛Bの最も温度が低い2箇所、例えばトランクルームや下回りのシャーシレール付近に温度センサーCをそれぞれ配置して、搬入・搬出ドア15を閉じる。なお、温度センサーCを熱処理室10内に搬入する前に車輛Bに配置してもよい。
次いで、ヒーター21、ファン22を駆動して熱風を熱処理室10内に送り、車輛Bの加熱を開始し(車輛Bの熱処理を開始し)、温度センサーCから送られる車輛内温度情報をモニターで目視しつつ、ヒーター21、ファン22を手動で制御する。
次いで、車輛内温度情報から車輛B内の温度が60℃に達したか否かをチェックする。そして、60℃に達したら、10分経過したか否かをチェックする。10分経過したら、ヒーター21、ファン22の駆動を停止し、搬入・搬出ドア15を開き、外気を熱処理室10内に導入し、車輛Bを冷却する。
その後、車輛Bを熱処理室10から搬出する。熱処理を続行する場合には、再度、未熱処理の車輛Bを熱処理室10内に搬入して同様の操作を繰り返す。
本実施例の方法によると、熱処理室10内の温度情報ではなく、車輛B内の最も温度が低い個所に設置した温度センサーCからの車輛内温度情報に基づいてヒーター21及びファン22を駆動し、制御して車輛を熱処理しているので、短時間で確実に有害生物(カメムシ)を死滅させて駆除することが可能である。そのため、車輛の熱処理台数を増やすために複数の熱処理施設を装備して同時運転するような煩雑な操作を全く必要とせず、操作が簡単で手間がかからない。
本発明は、加熱処理で死滅させることが出来るカメムシ以外の有害生物を駆除するのにも適用することが出来る。
10 熱処理室
11、12 側壁部
13 屋根部
14 後壁部
15 搬入・搬出ドア
20 加熱装置
21 ヒーター
22 ファン
30 送風ダクト
40 排気ダクト
A 装置
B 車輛
C 温度センサー
11、12 側壁部
13 屋根部
14 後壁部
15 搬入・搬出ドア
20 加熱装置
21 ヒーター
22 ファン
30 送風ダクト
40 排気ダクト
A 装置
B 車輛
C 温度センサー
Claims (2)
- 被熱処理対象としての車輛を熱処理室内に搬入し、該車輛に所定温度、所定時間熱処理を施した後、前記熱処理室から前記車輛を搬出させることにより、前記車輛に付着した有害生物を死滅させて駆除する方法であって、
前記熱処理前であって、前記車輛を前記熱処理室内に搬入した後、あるいは搬入する前に、前記車輛内の最も温度が低い個所に温度センサーを配置し、
前記温度センサーからの車輛内温度情報に基づいて前記車輛を熱処理するように加熱装置を駆動し、制御することを特徴とする、車輛に付着した有害生物を死滅させて駆除する方法。 - 熱処理により車輛に付着した有害生物を死滅させて駆除する装置であって、
前記車輛の搬入・搬出ドアを備えた、ボックス状の熱処理室と、
前記車輛内の最も温度が低い個所に配置された複数の温度センサーからの車輛内温度情報に基づいて駆動し、制御される、ヒーター及びファンからなる、前記熱処理室に付設した加熱装置と、
を備えたことを特徴とする、車輛に付着した有害生物を死滅させて駆除する装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018149788A JP2020022415A (ja) | 2018-08-08 | 2018-08-08 | 車輛に付着した有害生物の駆除方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2018149788A JP2020022415A (ja) | 2018-08-08 | 2018-08-08 | 車輛に付着した有害生物の駆除方法および装置 |
Publications (1)
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JP2020022415A true JP2020022415A (ja) | 2020-02-13 |
Family
ID=69617801
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018149788A Pending JP2020022415A (ja) | 2018-08-08 | 2018-08-08 | 車輛に付着した有害生物の駆除方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020022415A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021237290A1 (en) * | 2020-05-26 | 2021-12-02 | Fintran Australia Pty Ltd | System and method for fumigating a vessel with crew protection |
US20210392870A1 (en) * | 2018-11-01 | 2021-12-23 | UNIKAI Lagerei- und Speditionsgesellschaft mbH | Apparatus for Heat Treatment of Motor Vehicles or Motor Vehicle Parts |
-
2018
- 2018-08-08 JP JP2018149788A patent/JP2020022415A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20210392870A1 (en) * | 2018-11-01 | 2021-12-23 | UNIKAI Lagerei- und Speditionsgesellschaft mbH | Apparatus for Heat Treatment of Motor Vehicles or Motor Vehicle Parts |
WO2021237290A1 (en) * | 2020-05-26 | 2021-12-02 | Fintran Australia Pty Ltd | System and method for fumigating a vessel with crew protection |
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Legal Events
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