JP2020017862A - 情報処理装置、制御方法およびネットワークカメラ - Google Patents

情報処理装置、制御方法およびネットワークカメラ Download PDF

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Abstract

【課題】カメラなどの情報処理装置が複数のNWIFを有する場合でも、状況に適したマルチキャスト配信を実現する。【解決手段】情報処理装置は、第1ネットワークとのインタフェースとして機能する第1ネットワークインタフェースと、第1ネットワークとは異なる第2ネットワークとのインタフェースして機能する第2ネットワークインタフェースと、第1ネットワークインタフェースおよび第2ネットワークインタフェースのうちの一方を介して撮像手段で取得された画像をマルチキャスト配信すると共に他方を介したマルチキャスト配信は行わない第1モードと、第1モードとは異なる態様でマルチキャスト配信を行う第2モードとを有する処理手段と、を備える。処理手段は、第1ネットワークインタフェースまたは第2ネットワークインタフェースがマルチキャスト配信の要求を受け付けると、第1モードおよび第2モードからひとつを選択する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、制御方法およびネットワークカメラに関する。
監視カメラシステムにおいて、カメラが撮像した映像を複数のクライアントが同時に受信したい場合等にカメラが映像をマルチキャスト配信する技術は一般的である(例えば、特許文献1参照)。例えば、ネットワークカメラとクライアントとの接続に係る共通規格である、Open Network Video Interface Forum(以下、ONVIFと称す)では、マルチキャスト配信を開始するコマンドである、StartMulticastStreamingコマンドが規格化されている。ONVIFが定義するストリーミングの接続性についての認証を取得するためには、マルチキャスト配信及びStartMulticastStreamingコマンドを搭載することが必須とされている。また、カメラが複数のネットワークインタフェース(以下、NWIFと称す)を持つこともある。例えば、カメラが複数のクライアントと無線のNWIFと有線のNWIFの両方で接続し、両方のNWIFを用いてマルチキャスト配信を行うことも可能である。
特開2008−288875号公報
しかしながら、カメラがNWIFを複数持つ場合、マルチキャスト配信の開始の要求ではマルチキャスト配信を行うNWIFは指定されないため、どのNWIFから配信するのか判断することが出来ない。
特許文献1には、マルチキャストを受信する側で、不要なマルチキャストパケットをフィルタリングする方法が開示されている。しかしながら、特許文献1に記載の技術では、マルチキャスト配信を行う側に制限はないので、上記課題を解決することができない。また、ネットワーク帯域の逼迫が発生し得る。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、カメラなどの情報処理装置が複数のNWIFを有する場合でも、状況に適したマルチキャスト配信を実現できる技術の提供にある。
本発明のある態様は情報処理装置に関する。この情報処理装置は、第1ネットワークとのインタフェースとして機能する第1ネットワークインタフェースと、第1ネットワークとは異なる第2ネットワークとのインタフェースして機能する第2ネットワークインタフェースと、第1ネットワークインタフェースおよび第2ネットワークインタフェースのうちの一方を介して撮像手段で取得された画像をマルチキャスト配信すると共に他方を介したマルチキャスト配信は行わない第1モードと、第1モードとは異なる態様でマルチキャスト配信を行う第2モードとを有する処理手段と、を備える。処理手段は、第1ネットワークインタフェースまたは第2ネットワークインタフェースがマルチキャスト配信の要求を受け付けると、第1モードおよび第2モードからひとつを選択する。
本発明によれば、カメラなどの情報処理装置が複数のNWIFを有する場合でも、状況に適したマルチキャスト配信を実現できる。
第1の実施の形態に係るカメラを含むネットワーク構成図。 図1のカメラの機能および構成を示すブロック図。 図3(a)、(b)は、それぞれ、図1の有線クライアントおよび図1の無線クライアントの機能および構成を示すブロック図。 図1のカメラにおけるマルチキャスト配信の設定時の処理の流れを示すフローチャート。 RTSPにおいてマルチキャスト配信の要求をカメラが受信する際のフローの一例を示すシーケンス図。 ONVIFにおいてマルチキャスト配信の要求をカメラが受信する際のフローの一例を示すシーケンス図。 第2の実施の形態に係るカメラにおけるマルチキャスト配信の設定時の処理の流れを示すフローチャート。 第3の実施の形態に係るカメラにおけるマルチキャスト配信の設定時の処理の流れを示すフローチャート。 第4の実施の形態に係るカメラの機能および構成を示すブロック図。 第5の実施の形態に係るカメラにおけるマルチキャスト配信の停止時の処理の流れを示すフローチャート。 図11(a)、(b)は、第6の実施の形態に係るカメラの再起動時の動作を説明する図。 図11のカメラの再起動における一連の処理の流れを示すフローチャート。 図1のカメラ10のハードウエア構成の一例を示す図。 図1の有線クライアントのハードウエア構成の一例を示す図。
以下、各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面において説明上重要ではない部材の一部は省略して表示する。
以下は、本発明者の独自の検討による考察である。
マルチキャストの配信先の選択について、現在のONVIFの規格ではマルチキャストの配信先について明確な定義はない。マルチキャスト配信の要求に応じて複数のNWIF全てから配信することとすると、不要なマルチキャストを配信することになり、ネットワーク帯域の逼迫が発生し得る。また、これを回避するためにマルチキャスト配信を行うNWIFを固定してしまうと、ユーザが求めるネットワークにマルチキャスト配信を行うことが困難となりうる。
このような課題に対して、以下の実施の形態では、マルチキャスト配信を行うNWIFを指定する機能をカメラに設け、マルチキャスト配信の要求の方法及び状況に応じて配信対象とするNWIFを決定することで、クライアントの状況に適したマルチキャスト配信を可能にする。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態に係るカメラ10を含むネットワーク構成図である。カメラ10は、有線LANにおいて通信可能な有線NWIFと、無線LANにおいて通信可能な無線NWIFと、を有する。カメラ10は、有線ネットワーク30と有線LANを通じて接続され、外部の装置である有線クライアント20と有線ネットワーク30を介して相互に通信可能な状態で接続される。カメラ10はまた、無線ネットワーク31と無線LANを通じて接続され、外部の装置である無線クライアント21と無線ネットワーク31を介して相互に通信可能な状態で接続される。カメラ10はネットワークカメラであり、有線で接続された有線クライアント20と、無線で接続された無線クライアント21と、に対して選択的にマルチキャスト配信を行う。
有線ネットワーク30および無線ネットワーク31はそれぞれ、例えばEthernet(登録商標)やWi−Fi(登録商標)やBluetooth(登録商標)等の通信規格を満足する複数のルータ、スイッチ、ケーブル、アクセスポイント等から構成されてもよい。有線NWIFと有線ネットワーク30との間は有線、例えばケーブル、で接続される。無線NWIFと無線ネットワーク31との間は無線、例えば近距離無線通信や赤外線通信や携帯電話網、で接続される。なお、本実施の形態においては、カメラ10と有線クライアント20、無線クライアント21との間の通信を行うことができるものであれば、ネットワークの通信規格、規模、構成を問わない。有線クライアント20および無線クライアント21は、カメラ10に対して、PTZ(Pan-Tilt-Zoom)制御やマルチキャスト配信の制御等を行うためのコマンドを送信する。カメラ10は、コマンドに対するレスポンスを有線クライアント20や無線クライアント21に送信する。
以上、図1を用いてネットワーク構成の例及び通信の例について説明したが、図1に示すネットワーク構成は一例を説明したものであり、これに限られない。カメラ10がNWIFを3つ以上備え、それぞれ異なるネットワークを介して3つ以上のクライアント装置と接続する構成や、有線LANにおいて通信可能な有線NWIFのみを複数持つ構成など、種々の変形及び変更が可能である。
図13は、図1のカメラ10のハードウエア構成の一例を示す図である。カメラ10は、CPU11と、RAM12と、ROM13と、CMOSセンサやCCDセンサなどの撮像素子14と、ディスプレイ15と、光学系16と、を備える。それらの部材はバス17により相互に接続される。
CPU11は、RAM12に格納されている制御プログラムに従って本装置全体の制御を行う。RAM12はCPU11が実行するプログラムや、画像等のデータを格納するメモリであり、例えば揮発性のメモリである。ROM13は処理対象のデータやRAM12に展開するためのプログラムを保存するメモリであり、例えば不揮発性のメモリである。
CPU11は撮像素子14による画像の取得を制御する。CPU11は、光学系16に含まれるモータなどを制御することで、撮像素子14で取得される画像の所望の拡大、縮小や所望の画角を実現する。
図14は、図1の有線クライアント20のハードウエア構成の一例を示す図である。無線クライアント21は、図1に示される有線クライアント20のハードウエア構成と同様のハードウエア構成を有する。有線クライアント20は、CPU22と、RAM23と、ROM24と、HDDなどの外部記憶装置25と、ディスプレイ26と、キーボード27と、マウス28と、を備える。それらの部材はバス29により相互に接続される。
CPU22は、RAM23に格納されている制御プログラムに従って有線クライアント20全体の制御を行う。RAM23はCPU22が実行するプログラムや、文書や画像等のデータを格納するメモリであり、例えば揮発性のメモリである。ROM24は処理対象のデータやRAM23に展開するためのプログラムを保存するフラッシュメモリ等であり、例えば不揮発性のメモリである。ディスプレイ26は、カメラ10から取得した動画などの画像を表示する。キーボード27は、有線クライアント20に対してユーザが指示および操作するための入力手段として機能する。マウス28は、有線クライアント20に対してユーザが指示および操作を行うためのポインティングデバイスである。ディスプレイ26に表示された内容に対して、ユーザはキーボード27や、マウス28を用いて入力等の操作を行うことができる。
図2は、図1のカメラ10の機能および構成を示すブロック図である。図2および以降のブロック図に示す各ブロックは、ハードウエア的には、コンピュータのCPUをはじめとする素子や機械装置で実現でき、ソフトウエア的にはコンピュータプログラム等によって実現されるが、ここでは、それらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックはハードウエア、ソフトウエアの組合せによっていろいろなかたちで実現できることは、本明細書に触れた当業者には理解されるところである。
カメラ10は、制御部101と、記憶部102と、有線NWIF103と、無線NWIF104と、撮像部105と、撮像光学系106と、を備える。制御部101は、情報処理装置であるカメラ10の全体の制御を行う。制御部101は例えばCPUなどの処理手段で構成される。記憶部102は、主に制御部101が実行するプログラムの格納領域や、プログラム実行中のワーク領域や、ネットワーク接続設定等の設定値の格納領域や、接続した有線クライアント20および無線クライアント21に関する情報の格納領域や、後述する撮像部105が生成する画像データを格納及び一時保存するための領域などの様々なデータの格納領域として使用される。
有線NWIF103は、有線ネットワーク30とのインタフェースとして機能する。有線NWIF103は、例えば、有線LANで送信される信号の変復調を行う回路と、信号を有線回線(例えば、Ethernetケーブル)へ送出するかまたは信号を有線回線から受信するためのインタフェース回路と、を含む。有線NWIF103は、有線ネットワーク30を介して有線クライアント20から、各設定値を変更するためのコマンドや制御のためのコマンドを受信する。また、有線NWIF103は、有線ネットワーク30を介して有線クライアント20へ、各コマンドに対する応答や、記憶部102に格納された画像データ等の様々なデータを送信する。有線NWIF103は、有線クライアント20からコマンドを取得した場合、コマンド受信イベントを生成し、制御部101に送信または通知する。制御部101は、有線NWIF103から送信されたコマンド受信イベントを受信する。
無線NWIF104は、無線ネットワーク31とのインタフェースとして機能する。無線NWIF104は、例えば、ベースバンドでの処理を行う回路と、ベースバンド信号を無線周波数の信号に変換してアンテナを介して送出するかまたはアンテナを介して無線周波数の信号を受信してベースバンド信号へと変換する回路と、を含む。無線NWIF104は、無線ネットワーク31を介して無線クライアント21から、各設定値を変更するためのコマンドや制御のためのコマンドを受信する。また、無線NWIF104は、無線ネットワーク31を介して無線クライアント21へ、各コマンドに対する応答や、記憶部102に格納された画像データ等の様々なデータを送信する。無線NWIF104は、無線クライアント21からコマンドを取得した場合、コマンド受信イベントを生成し、制御部101に送信または通知する。制御部101は、無線NWIF104から送信されたコマンド受信イベントを受信する。
撮像部105は、カメラ10の撮像光学系106により結像された、被写体の像を撮像して取得したアナログ信号をデジタルデータに変換し、撮像画像として記憶部102に出力する。撮像画像が記憶部102に出力された時、制御部101は撮像部105から画像取得イベントを受信する。
以上、図2を用いてカメラ10の機能および構成について説明したが、図2に示す処理ブロックは一例であり、これに限られない。カメラ10に映像解析部、音声入力部、音声出力部を設けるなど、種々の変形及び変更が可能である。
図3(a)、(b)は、それぞれ、図1の有線クライアント20および図1の無線クライアント21の機能および構成を示すブロック図である。図3(a)を参照すると、有線クライアント20は、制御部201と、記憶部202と、表示部203と、入力部204と、有線通信部205と、を備える。制御部201は、例えばCPUで構成され、有線クライアント20の全体の制御を行う。
記憶部202は、主に制御部201が実行するプログラムの格納領域や、プログラム実行中のワーク領域や、現在有線ネットワーク30上に存在する接続可能なカメラの情報などの様々なデータの格納領域として使用される。
表示部203は、例えばLCD、有機ELディスプレイ等で構成され、有線クライアント20のユーザ(使用者)に対して、様々な設定画面や、データ取得・表示画面や、カメラ10から受信する映像のビューワや、各種メッセージなどを表示する。
入力部204は、例えば、ボタン、十字キー、タッチパネル、マウス等で構成され、ユーザによる画面操作の内容を制御部201に通知する。
有線通信部205は、例えば、有線LANで送信される信号の変復調を行う回路と、信号を有線回線へ送出するかまたは信号を有線回線から受信するためのインタフェース回路と、を含む。有線通信部205は、有線ネットワーク30を介してカメラ10へ、ネットワーク設定の変更を含む各種変更を行うためのコマンドを送信する。また、有線通信部205は、有線ネットワーク30を介してカメラ10から、変更を行うためのコマンドに対するレスポンスや、映像ストリームを受信する。
図3(b)を参照すると、無線クライアント21は、制御部211と、記憶部212と、表示部213と、入力部214と、無線通信部215と、を備える。制御部211、記憶部212、表示部213、入力部214はそれぞれ有線クライアント20(図3(a))の制御部201、記憶部202、表示部203、入力部204と同等の機能および構成を有するので説明を省略する。
無線通信部215は、例えば、ベースバンドでの処理を行う回路と、ベースバンド信号を無線周波数の信号に変換してアンテナを介して送出するかまたはアンテナを介して無線周波数の信号を受信してベースバンド信号へと変換する回路と、を含む。無線通信部215は、無線ネットワーク31を介してカメラ10へ、ネットワーク設定の変更を含む各種変更を行うためのコマンドを送信する。また、無線通信部215は、無線ネットワーク31を介してカメラ10から、変更を行うためのコマンドに対するレスポンスや、映像ストリームを受信する。
以上、図3(a)及び図3(b)を用いて有線クライアント20及び無線クライアント21の構成について説明したが、図3(a)及び図3(b)に示す処理ブロックは一例であり、これに限られない。クライアントに画像解析処理部や映像蓄積部を設けてもよく、あるいはまた、クライアントに有線通信部および無線通信部の両方を設けてもよい。このように、種々の変形及び変更が可能である。
以上のように構成されたカメラ10の動作を説明する。
図4は、図1のカメラ10におけるマルチキャスト配信の設定時の処理の流れを示すフローチャートである。S101で、カメラ10は、有線クライアント20または無線クライアント21からマルチキャスト配信の要求を受信する。有線クライアント20がマルチキャスト配信の要求を生成して送信した場合、有線NWIF103がその要求を受け付ける。無線クライアント21がマルチキャスト配信の要求を生成して送信した場合、無線NWIF104がその要求を受け付ける。有線クライアント20や無線クライアント21が送るマルチキャスト配信の要求の具体的な例として、RTSP(Real Time Streaming Protocol)でのリクエストとONVIFによるリクエストとが挙げられる。
S102で、カメラ10の制御部101は、S101でマルチキャスト配信の要求を受信したNWIFに関するNWIF情報を取得する。NWIF情報は、S101でマルチキャスト配信の要求を受信したNWIFを特定する情報を含む。この情報は、例えば、有線NWIF103および無線NWIF104のうちのどちらがマルチキャスト配信の要求を受け付けたかを示す。マルチキャスト配信の要求を受信したNWIFを判定する方法は、例えば、カメラ10の記憶部102が有線NWIF103、無線NWIF104のそれぞれを特定するIPアドレスを記憶しておき、受信した配信の要求に宛先として含まれるIPアドレスによってNWIFを判定する方法であってもよいし、それ以外でもよい。
S103で、カメラ10の制御部101は、S101で受信したマルチキャスト配信の要求の種類に応じて、全配信モードおよび個別配信モードからひとつを選択する。全配信モードと個別配信モードとでは、マルチキャスト配信の態様、特にどのNWIFを介してマルチキャスト配信を行うかが異なる。制御部101は、S101で受信したマルチキャスト配信の要求がRTSPリクエストであった場合(S103のNO)、S104に処理を進めることで、個別配信モードを選択する。S104(個別配信モード)で、制御部101は、S102で特定されたNWIF(すなわち、マルチキャスト配信の要求を受信したNWIF)を介して、撮像部105で取得され記憶部102から読み出された画像のマルチキャスト配信を開始する。それと共に制御部101は、他方のNWIF、すなわちマルチキャスト配信の要求を受信していないNWIFを介したマルチキャスト配信は行わない。具体的には、制御部101は、S102で特定されたNWIFを使用するセッションのみを確立し、マルチキャスト配信を開始する。
制御部101は、S101で受信したマルチキャスト配信の要求がONVIFリクエストであった場合(S103のYES)、S105に処理を進めることで、全配信モードを選択する。S105(全配信モード)で、制御部101は、どちらのNWIFがマルチキャスト配信の要求を受信したかによらず、有線NWIF103および無線NWIF104の両方(すなわち、全てのNWIF)を介してマルチキャスト配信を開始する。
以上、図4を参照し、本実施の形態に係るマルチキャスト配信を開始するときの処理について説明したが、図4に示すフローチャートは一例であり、これに限られない。例えば、マルチキャスト配信の開始を要求するときだけでなく、マルチキャスト配信の停止を要求するときにも、RTSPリクエストのTEARDOWNメソッドと、ONVIFで定義されているStopMulticastStreamingコマンドと、のどちらを受けたかで処理を変えてもよい(第5の実施の形態で後述)。複数の種類の停止要求に応答する場合、カメラ10に、停止要求手段及び停止要求を受信したNWIFによってマルチキャスト配信を停止するNWIFを決定する手段を更に設けるなど、種々の変形及び変更が可能である。
図5は、RTSPにおいてマルチキャスト配信の要求をカメラ10が受信する際のフローの一例を示すシーケンス図である。S111で、有線クライアント20または無線クライアント21であるクライアント装置は、ONVIFで定義されているGetVideoEncoderConfigurationコマンドをカメラ10に送信する。当該コマンドは、カメラ10が配信する映像に関する設定値を含むVideoEncoderConfigurationの現在値を取得するコマンドである。VideoEncoderConfigurationのパラメータは、マルチキャストに関する設定値を含む。カメラ10はGetVideoEncoderConfigurationコマンドを受信すると、S112で、要求に応じて、VideoEncoderConfigurationの現在値をクライアント装置に送信する。
S113で、クライアント装置は、ONVIFで定義されているSetVideoEncoderConfigurationコマンドをカメラ10に送信する。当該コマンドは、カメラ10が配信する映像に関する設定値を含むVideoEncoderConfigurationの変更を要求するコマンドである。S112で取得したマルチキャストに関する設定値を変更する必要がある場合、クライアント装置はSetVideoEncoderConfigurationコマンドをカメラ10に送信する。カメラ10はSetVideoEncoderConfigurationコマンドを受信すると、要求に応じて設定値の更新を行い、S114で応答をクライアント装置に送信する。
S115で、クライアント装置は、ONVIFで定義されているGetStreamURIコマンドをカメラ10に送信する。当該コマンドは、RTSPリクエストをクライアント装置が送る際に使用するURIを、カメラ10に要求するコマンドである。カメラ10はGetStreamURIコマンドを受信すると、S116で、クライアント装置に対してURIを送信する。
S117で、クライアント装置は、DESCRIBEメソッドによるRTSPリクエストをカメラ10に送信する。DESCRIBEメソッドは、カメラ10が配信する映像に関する情報を取得するためのメソッドである。クライアント装置は、S116で取得したURIをRTSPリクエストと共にカメラ10に送信する。カメラ10はRTSPリクエストを受信すると、S118で、送られたURIに応じて、配信対象のストリームの情報をクライアント装置に送信する。
S119で、クライアント装置は、SETUPメソッドによるRTSPリクエストをカメラ10に送信する。SETUPメソッドは、配信を行うためのRTPセッションの確立を要求するメソッドである。クライアント装置はS118で取得したストリームの情報に基づき、セッションを確立したいストリームの情報が付与されたURIをRTSPリクエストと共にカメラ10に送信する。カメラ19はRTSPリクエストを受信すると、マルチキャスト配信を行うセッションの確立を行い、S120で、確立されたセッションの情報をクライアント装置に送信する。
S121で、クライアント装置は、PLAYメソッドによるRTSPリクエストをカメラ10に送信する。PLAYメソッドは、映像配信の開始をカメラ10に要求するメソッドである。クライアント装置はS120で取得したセッションの情報をRTSPリクエストと共にカメラ10に送信する。カメラ10はRTSPリクエストを受信すると、受信したセッションの情報に応じて、マルチキャスト配信を開始し、S122で、開始できればクライアント装置に成功応答を送信し、開始できなければエラー応答を送信する。
図6は、ONVIFにおいてマルチキャスト配信の要求をカメラ10が受信する際のフローの一例を示すシーケンス図である。なお、GetVideoEncoderConfigurationコマンドの送信(S111)、設定値の受信(S112)、SetVideoEncoderConfigurationコマンドの送信(S113)および応答の受信(S114)は図5のシーケンス図のものと同様であるため説明を省略する。
S123で、クライアント装置は、ONVIFで定義されているStartMulticastStreamingコマンドをカメラ10に送信する。当該コマンドは、クライアント装置がカメラ10にマルチキャスト配信の開始を要求するコマンドである。カメラ10はStartMulticastStreamingコマンドを受信した場合、カメラ10に設定されているVideoEncoderConfigutaionの設定値にしたがってマルチキャスト配信を行うセッションの確立を行い、確立したセッションを使用してマルチキャスト配信を開始する。S124で、カメラ10は、マルチキャスト配信を開始できればクライアント装置に成功応答を送信し、開始できなければエラー応答を送信する。
以上、図5、図6を用いてマルチキャスト配信を要求する方法について説明したが、図5及び図6のシーケンス図は一例であり、これに限られない。
本実施の形態に係るカメラ10は、複数の種類のマルチキャスト配信の開始要求に応答可能なように構成される。カメラ10は、マルチキャスト配信の開始要求を受信した際に、マルチキャスト配信の要求を受信したNWIF及び要求の種類を基に、マルチキャスト配信を適用するNWIFを決定する。これにより、複数のNWIFがある場合でも配信元のNWIFを決定することができ、クライアントの状況に応じたマルチキャスト配信を実現することができる。
また、本実施の形態に係るカメラ10では、マルチキャスト配信の要求がどのようになされたかによって、マルチキャスト配信に用いるNWIFを選択することができる。したがって、マルチキャスト配信の設定の自由度が高まる。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態では、マルチキャスト配信の要求の種類に応じて全配信モードおよび個別配信モードからひとつを選択する場合について説明した。第2の実施の形態では、有線NWIF103または無線NWIF104を介した外部の装置との接続状態に応じて、全配信モードおよび個別配信モードからひとつを選択する。第2の実施の形態に係るカメラに係るネットワーク構成は図1に示されるネットワーク構成と同様である。第2の実施の形態に係るカメラの機能および構成は図2に示されるカメラ10の機能および構成と同様である。第2の実施の形態に係るカメラと通信する有線クライアント、無線クライアントのそれぞれの機能および構成は、図3(a)、(b)に示される有線クライアント20、無線クライアント21の機能および構成と同様である。
図7は、第2の実施の形態に係るカメラにおけるマルチキャスト配信の設定時の処理の流れを示すフローチャートである。マルチキャスト配信の要求の受信(S101)および配信要求を受信したNWIF情報の取得(S102)は図4のフローチャートのものと同様であるため説明を省略する
S203で、カメラは、カメラとクライアントとの接続に係る情報であるクライアント接続情報を取得する。カメラは、カメラと接続を確立している各クライアントについて、接続に使用しているNWIFを特定する情報を取得する。クライアントとの接続に使用しているNWIFを特定する情報を取得するための方法は、例えば、カメラがクライアントから受信した接続要求に宛先として含まれるIPアドレスによってNWIFを判定する方法であってもよいし、それ以外でもよい。
S204で、カメラは、マルチキャスト配信の要求を受信したNWIFでない、他方のNWIFを使用して接続しているクライアントがあるか否かを判定する。カメラは、S102で取得した、配信の要求を受け付けたNWIFを特定する情報と、S203で取得した接続に使用されているNWIFを特定する情報と、に基づき当該判定を行う。カメラは、他方のNWIFでもクライアントとの接続がある場合(S204のYES)、S206に処理を進めることで、全配信モードを選択する。S206(全配信モード)で、カメラは、どちらのNWIFがマルチキャスト配信の要求を受信したかによらず、クライアントとの接続がある全てのNWIFを介してマルチキャスト配信を開始する。
カメラは、マルチキャスト配信の要求を受信したNWIF以外にクライアントとの接続に使用されているNWIFがない場合(S204のNO)、S205に処理を進めることで、個別配信モードを選択する。S205(個別配信モード)で、カメラは、S102で特定されたNWIF(すなわち、マルチキャスト配信の要求を受信したNWIF)を介して、撮像部105で取得され記憶部102から読み出された画像のマルチキャスト配信を開始する。それと共にカメラは、マルチキャスト配信の要求を受信していないNWIFを介したマルチキャスト配信は行わない。具体的には、カメラは、S102で特定されたNWIFを使用するセッションのみを確立し、マルチキャスト配信を開始する。
以上、図7を参照し、本実施の形態に係るマルチキャスト配信の開始時の処理について説明したが、図7に示すフローチャートは一例であり、これに限られない。例えば、受信したマルチキャスト配信の要求の種類に応じて、クライアントとの接続が確認できた全てのNWIFに画像を配信するか否かを判定する手段を更にカメラに設けてもよい。また、クライアントとの接続の確立を検知する手段をカメラに設けてもよい。この場合、マルチキャスト配信の開始後に、他のNWIFを使用したクライアントとの接続の確立が検知された場合に、接続が検知されたNWIFを使用したマルチキャスト配信を開始する手段を更にカメラに設けてもよい。このように、種々の変形及び変更が可能である。
本実施の形態に係るカメラは、複数の種類のマルチキャスト配信の開始要求に応答可能なように構成される。カメラは、マルチキャスト配信の開始要求を受信した際に、マルチキャスト配信の要求を受信したNWIF及びクライアントとの接続に使用するNWIFを基に、マルチキャスト配信を適用するNWIFを決定する。これにより、複数のNWIFがある場合でも配信元のNWIFを決定することができ、クライアントの状況に応じたマルチキャスト配信を実現することができる。第1の実施の形態との違いは、マルチキャスト配信の元となるNWIFを決定する際に、クライアントとの接続状態を使用する点である。
(第3の実施の形態)
第1の実施の形態では、マルチキャスト配信の要求の種類に応じて全配信モードおよび個別配信モードからひとつを選択する場合について説明した。第3の実施の形態では、有線NWIF103および無線NWIF104のうちのどちらがマルチキャスト配信の要求を受け付けたかを示す情報に応じて、個別配信モードおよび全配信モードからひとつを選択する。第3の実施の形態に係るカメラに係るネットワーク構成は図1に示されるネットワーク構成と同様である。第3の実施の形態に係るカメラの機能および構成は図2に示されるカメラ10の機能および構成と同様である。第3の実施の形態に係るカメラと通信する有線クライアント、無線クライアントのそれぞれの機能および構成は、図3(a)、(b)に示される有線クライアント20、無線クライアント21の機能および構成と同様である。
図8は、第3の実施の形態に係るカメラにおけるマルチキャスト配信の設定時の処理の流れを示すフローチャートである。マルチキャスト配信の要求の受信(S101)、配信要求を受信したNWIF情報の取得(S102)、要求の種類によるモードの選択(S103)、個別配信モード(S104)、全配信モード(S105)は図4のフローチャートのものと同様であるため説明を省略する
S301で、カメラは、S102で特定されたNWIF(すなわち、マルチキャスト配信の要求を受信したNWIF)が無線NWIF104であるか否かを判定する。カメラは、無線NWIF104であると判定された場合(S301のYES)、S103の判定をスキップし、処理をS104に進めることで個別配信モードを選択する。カメラは、有線NWIF103であると判定された場合(S301のNO)、処理をS103に進める。
本実施の形態に係るカメラによると、第1の実施の形態に係るカメラ10によって奏される作用効果と同様の作用効果が奏される。加えて、本実施の形態では無線NWIF104がマルチキャスト配信の要求を受信した場合、全配信モードが禁止される。したがって、例えば、無線経由でカメラに接続してきたクライアントに対するセキュリティを高めることができる。
本実施の形態では、無線NWIF104がマルチキャスト配信の要求を受信した場合に全配信モードの選択を禁止する場合について説明したが、これに限られない。例えば、有線NWIF103がマルチキャスト配信の要求を受信した場合に全配信モードの選択を禁止してもよい。
(第4の実施の形態)
第1の実施の形態では、カメラ10が有線NWIF103と無線NWIF104とを備え、有線NWIF103および無線NWIF104のうちのどちらがマルチキャスト配信の要求を受け付けたかに応じて、制御部101が個別配信モードおよび全配信モードからひとつを選択する場合を説明した。第4の実施の形態では、カメラ510は二つの異なる無線NWIF、すなわち第1無線NWIF503と第2無線NWIF504とを備える。
図9は、第4の実施の形態に係るカメラ510の機能および構成を示すブロック図である。カメラ510は、制御部101と、第1無線NWIF503と、第2無線NWIF504と、記憶部102と、撮像部105と、撮像光学系106と、を備える。
第1無線NWIF503および第2無線NWIF504はそれぞれ異なる無線通信規格にしたがう信号を処理する回路を含む。例えば、第1無線NWIF503はBluetooth(登録商標) Low Energyにしたがう信号を処理する回路を含み、第2無線NWIF504はWi−Fiの信号を処理する回路を含む。あるいはまた、第1無線NWIF503は近距離無線通信の信号を処理する回路を含み、第2無線NWIF504は3G、4G、5Gなどの携帯電話の通信規格にしたがう信号を処理する回路を含む。第1無線NWIF503、第2無線NWIF504はそれぞれ、対応する無線通信規格にしたがう信号を処理する専用の集積回路であってもよい。
制御部101は、第1および第2の実施の形態と同様に、第1無線NWIF503および第2無線NWIF504のうち、マルチキャスト配信の要求を受信した方の無線NWIFを介して個別配信モードを実現してもよい。あるいはまた、制御部101は、第3の実施の形態と同様に、第1無線NWIF503および第2無線NWIF504のうちのどちらがマルチキャスト配信の要求を受け付けたかを示す情報に応じて、個別配信モードおよび全配信モードからひとつを選択してもよい。
本実施の形態に係るカメラによると、第1、第2および第3の実施の形態に係るカメラによって奏される作用効果と同様の作用効果が奏される。
本実施の形態では、無線NWIFが複数ある場合を説明したが、これに限られず、例えば複数種類の有線通信規格に対応して複数の有線NWIFを設けてもよい。あるいはまた、カメラが複数の無線NWIFおよび複数の無線NWIFを有する場合にも、本実施の形態に係る技術的思想を適用可能である。
(第5の実施の形態)
第1の実施の形態では、マルチキャスト配信を設定する際の動作について説明した。第5の実施の形態では、既に行われているマルチキャスト配信を停止する際の動作を説明する。第5の実施の形態に係るカメラは、有線NWIF103および無線NWIF104の両方を介したマルチキャスト配信が行われているとき、有線NWIF103または無線NWIF104がマルチキャスト配信の停止の要求を受け付けると、有線NWIF103および無線NWIF104のうちの一方を介したマルチキャスト配信を停止すると共に他方を介したマルチキャスト配信は停止しないか、または有線NWIF103を介したマルチキャスト配信および無線NWIF104を介したマルチキャスト配信の両方を停止するか、を選択する。
第5の実施の形態に係るカメラに係るネットワーク構成は図1に示されるネットワーク構成と同様である。第5の実施の形態に係るカメラの機能および構成は図2に示されるカメラ10の機能および構成と同様である。第5の実施の形態に係るカメラと通信する有線クライアント、無線クライアントのそれぞれの機能および構成は、図3(a)、(b)に示される有線クライアント20、無線クライアント21の機能および構成と同様である。
図10は、第5の実施の形態に係るカメラにおけるマルチキャスト配信の停止時の処理の流れを示すフローチャートである。フローの開始時点において、カメラは有線NWIF103および無線NWIF104の両方を介したマルチキャスト配信を行っているものとする。S401で、カメラは、有線クライアント20または無線クライアント21からマルチキャスト配信停止の要求を受信する。有線クライアント20がマルチキャスト配信停止の要求を生成して送信した場合、有線NWIF103がその要求を受け付ける。無線クライアント21がマルチキャスト配信停止の要求を生成して送信した場合、無線NWIF104がその要求を受け付ける。
S402で、カメラの制御部101は、S401でマルチキャスト配信停止の要求を受信したNWIFに関するNWIF情報を取得する。NWIF情報は、S401でマルチキャスト配信停止の要求を受信したNWIFを特定する情報を含む。この情報は、例えば、有線NWIF103および無線NWIF104のうちのどちらがマルチキャスト配信停止の要求を受け付けたかを示す。マルチキャスト配信停止の要求を受信したNWIFを判定する方法は、例えば、カメラ10の記憶部102が有線NWIF103、無線NWIF104のそれぞれを特定するIPアドレスを記憶しておき、受信した配信停止の要求に宛先として含まれるIPアドレスによってNWIFを判定する方法であってもよいし、それ以外でもよい。
S403で、カメラの制御部101は、S401で受信したマルチキャスト配信停止の要求の種類に応じて、全停止モードおよび個別停止モードからひとつを選択する。全停止モードと個別停止モードとでは、マルチキャスト配信停止の態様、特にどのNWIFを介したマルチキャスト配信を停止するかが異なる。制御部101は、S401で受信したマルチキャスト配信停止の要求がRTSPリクエストであった場合(S403のNO)、S404に処理を進めることで、個別停止モードを選択する。そのようなRTSPリクエストは例えばTEARDOWNメソッドによるRTSPリクエストである。S404(個別停止モード)で、制御部101は、S402で特定されたNWIF(すなわち、マルチキャスト配信停止の要求を受信したNWIF)を介したマルチキャスト配信を停止する。しかしながら、制御部101は、他方のNWIF、すなわちマルチキャスト配信停止の要求を受信していないNWIFを介したマルチキャスト配信は継続する。
制御部101は、S401で受信したマルチキャスト配信の要求がONVIFリクエストであった場合(S403のYES)、S405に処理を進めることで、全停止モードを選択する。そのようなONVIFリクエストは、例えば、StopMulticastStreamingコマンドである。S405(全停止モード)で、制御部101は、どちらのNWIFがマルチキャスト配信停止の要求を受信したかによらず、有線NWIF103および無線NWIF104の両方(すなわち、全てのNWIF)を介したマルチキャスト配信を停止する。
本実施の形態に係るカメラによると、第1、第2および第3の実施の形態に係るカメラによって奏される作用効果と同様の作用効果が奏される。加えて、マルチキャスト配信中の複数のNWIFがある場合でも、配信を停止するNWIFを決定することができ、クライアントの状況に応じたマルチキャスト配信の停止を実現することができる。
(第6の実施の形態)
第1の実施の形態では、マルチキャスト配信を設定する際の動作について説明した。第6の実施の形態では、カメラの再起動の際の動作を説明する。第6の実施の形態に係るカメラは、カメラを再起動した後のマルチキャスト配信再開(ONVIF AutoStart機能)時に、前回の配信先と現在の通信手段の構成とを元に、再開時の配信先のNWIFを決定する。
第6の実施の形態に係るカメラに係るネットワーク構成は図1に示されるネットワーク構成と同様である。第6の実施の形態に係るカメラの機能および構成は図2に示されるカメラ10の機能および構成と同様である。
図11(a)、(b)は、第6の実施の形態に係るカメラ60の再起動時の動作を説明する図である。図11(a)は、再起動の前後で接続関係が変わらない場合に対応する。再起動前(図11(a)の左側)、カメラ60は有線NWIF103を介して有線クライアント20と、無線NWIF104を介して無線クライアント21と、それぞれ接続を確立している。カメラ60は、個別配信モードにおいて、有線クライアント20にのみマルチキャスト配信を行っている。この状態でカメラ60がシャットダウンされる。その後、カメラ60が再起動されると(図11(a)の右側)、カメラ60はクライアントとの接続状態が再起動前と同等であると判定し、マルチキャスト配信の設定を再起動前と等しくする。すなわち、カメラ60は、再起動前と同じく個別配信モードを選択し、有線クライアント20にのみマルチキャスト配信を行う。
図11(b)は、再起動の前後で接続関係が変わる場合に対応する。再起動前(図11(b)の左側)、カメラ60は有線NWIF103を介して有線クライアント20と接続を確立しているが、無線クライアント21とは接続されていない。カメラ60は、個別配信モードにおいて、有線クライアント20にのみマルチキャスト配信を行っている。この状態でカメラ60がシャットダウンされる。シャットダウン中に、カメラ60から有線接続用のケーブルが取り外され、無線クライアント21の無線接続機能がオンになる。その後、カメラ60が再起動されると(図11(b)の右側)、カメラ60はクライアントとの接続状態が再起動前から変更されたと判定する。すなわち、カメラ60は有線NWIF103が無効となり、無線NWIF104が有効となったと判定する。このような、NWIF有効無効の変更が伴う再起動が行われたとの判定にしたがい、カメラ60は、NWIFの接続状態に応じてマルチキャスト配信先を切り替える。図11(b)の例では、カメラ60は、無効となった有線NWIF103を介したマルチキャスト配信を停止し、代わりに有効となった無線NWIF104を介したマルチキャスト配信を開始する。
図12は、図11のカメラ60の再起動における一連の処理の流れを示すフローチャートである。S411で、カメラ60はユーザからシャットダウンの指示を受け付ける。例えばカメラ60は電源ボタン(不図示)の押下を検出すると、それをシャットダウンの指示として受け付ける。あるいはまた、カメラ60は、有線ネットワーク30または無線ネットワーク31経由でシャットダウンの指示を受け付けてもよい。
S412で、カメラ60は、そのとき行われているマルチキャスト配信の設定を記憶部102に格納する。格納される情報は、例えば、そのときの接続状態と、マルチキャスト配信のモードと、マルチキャスト配信の対象として選択されているNWIFと、を含む。接続状態は、例えば、各NWIFについて、そのNWIFを介して外部のクライアントと接続が確立されているか否かを示す情報を含む。図11(a)の例では、S412で格納される情報は、有線NWIF103について、有線クライアント20と接続を確立していることを示す情報と、無線NWIF104について、無線クライアント21と接続を確立していることを示す情報と、を含む。また、S412で格納される情報は、個別配信モードが選択されていることを示す情報と、有線NWIF103を介してマルチキャスト配信が行われ、無線NWIF104を介してマルチキャスト配信が行われていないことを示す情報と、を含む。図11(b)の例では、S412で格納される情報は、有線NWIF103について、有線クライアント20と接続を確立していることを示す情報と、無線NWIF104について、何ら接続が確立されていないことを示す情報と、を含む。また、S412で格納される情報は、個別配信モードが選択されていることを示す情報と、有線NWIF103を介してマルチキャスト配信が行われ、無線NWIF104を介してマルチキャスト配信が行われていないことを示す情報を含む。
S413で、カメラ60はシャットダウンする。S414で、カメラ60に電源が投入される。カメラ60の電源ボタンが押し下げされるとカメラ60に電源が投入される。あるいはまた、有線ネットワーク30または無線ネットワーク31経由でカメラ60への電源投入が制御されてもよい。
S415で、カメラ60は、そのときの接続状態を取得する。カメラ60は、再起動時の初期化処理の一部として、有線NWIF103、無線NWIF104のそれぞれを介して外部のクライアントとの接続を試行する。カメラ60は、該試行により有線NWIF103を介した接続が確立されたか否か、および無線NWIF104を介した接続が確立されたか否かを判定する。
S416で、カメラ60は、S412で記憶部102に格納された再起動前の接続状態を参照し、それをS415で取得された再起動後の接続状態と比較することで、再起動前後で接続状態が同じであるか否かを判定する。同じであると判定された場合(S416のYES)、S417でカメラ60は、S412で記憶部102に格納された再起動前の配信対象のNWIFと同じNWIFを介してマルチキャスト配信を開始する。例えば、再起動前に全配信モードでマルチキャスト配信が行われていた場合、カメラ60は、再起動後も全配信モードを選択し、有線NWIF103および無線NWIF104の両方を介したマルチキャスト配信を開始する。あるいはまた、図11(a)のように、再起動前に個別配信モードが選択されていた場合、カメラ60は、再起動後も再起動前と同じ個別配信モードを選択し、起動前と同じNWIFのみを介したマルチキャスト配信を開始する。
再起動前後で接続状態が異なると判定された場合(S416のNO)、S418でカメラ60は、マルチキャスト配信の対象とするNWIFを選択する。例えば、カメラ60は、そのとき外部のクライアントと接続が確立されているNWIFのなかからマルチキャスト配信の対象とするNWIFを選択してもよい。図11(b)の例では、再起動の前後で接続状態が異なるので、カメラ60は、再起動後に無線クライアント21との接続が確立されている無線NWIF104を、マルチキャスト配信の対象とするNWIFとして選択する。あるいはまた、再起動前に有線NWIF103を介した接続のみが存在し、再起動後に有線NWIF103、無線NWIF104のそれぞれを介した接続が確立された場合、カメラ60は全配信モードを選択し、有線NWIF103、無線NWIF104の両方を配信対象として選択してもよい。
S419で、カメラ60は、S418で選択されたNWIFを介してマルチキャスト配信を開始する。
本実施の形態に係るカメラ60によると、第1、第2および第3の実施の形態に係るカメラによって奏される作用効果と同様の作用効果が奏される。加えて、本実施の形態に係るカメラ60は、カメラ60の再起動の際、再起動する前のマルチキャスト配信の設定を参照して、個別配信モードおよび全配信モードからひとつを選択する。したがって、クライアントの状況に応じた再起動時のマルチキャスト配信の設定を実現することができる。
また、本実施の形態に係るカメラ60では、再起動時の有線NWIF103または無線NWIF104を介した外部のクライアントとの接続状態と、再起動する前のマルチキャスト配信の設定と、の比較に基づいて個別配信モードおよび全配信モードからひとつが選択される。したがって、例えば接続状態に変更がない場合は再起動前後でマルチキャスト配信の設定を変えず、変更がある場合は変更内容にしたがって適切にマルチキャスト配信を再設定することができる。
以上、実施の形態に係るカメラの構成と動作について説明した。これらの実施の形態は例示であり、その各構成要素や各処理の組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
第1、第3および第4の実施の形態では、要求がONVIFコマンドによるものである場合に全配信モードが選択され、要求がRTSPリクエストによるものである場合に個別配信モードが選択される場合について説明したが、これに限られない。例えば、その逆、すなわち要求がONVIFコマンドによるものである場合に個別配信モードが選択され、要求がRTSPリクエストによるものである場合に全配信モードが選択されてもよい。また、第5の実施の形態では、要求がONVIFコマンドによるものである場合に全停止モードが選択され、要求がRTSPリクエストによるものである場合に個別停止モードが選択される場合について説明したが、これに限られない。例えば、その逆、すなわち要求がONVIFコマンドによるものである場合に個別停止モードが選択され、要求がRTSPリクエストによるものである場合に全停止モードが選択されてもよい。
第1、第2、第3、第4および第6の実施の形態では、クライアント側でマルチキャスト配信を適用するNWIFの指定はせず、カメラ側でNWIFを選択する場合について説明したが、これに限られず、クライアント側でマルチキャスト配信を要求する際に、該配信に用いるNWIFを指定してもよい。この場合、例えば、図5に示されるいずれかのRTSPリクエストに、クライアント側で選択したNWIFを特定する情報(NWIFのIPアドレスなど)を付加してもよい。あるいはまた、図6に示されるStartMulticastStreamingコマンドに、クライアント側で選択したNWIFを特定する情報を付加してもよい。カメラは、受信したRTSPリクエストやStartMulticastStreamingコマンドから、NWIFを特定する情報を抽出してもよい。カメラは、抽出されたNWIFを、マルチキャスト配信を適用するNWIFとして設定してもよい。
また、第5の
クライアント側で選択したNWIFを特定する情報は、1ビットのデータであってもよく、「0」は全てのNWIFを配信元とすることを表し、「1」は要求元のクライアントとの通信で使用されているNWIFのみを配信元とすることを表してもよい。あるいはまた、クライアント側で選択したNWIFを特定する情報は、2ビットのデータであってもよく、「00」は有線NWIF103および無線NWIF104の両方を選択することを表し、「01」は有線NWIF103のみを選択することを表し、「10」は無線NWIF104のみを選択することを表してもよい。
また第5の実施の形態では、クライアント側でマルチキャスト配信を停止するNWIFの指定はせず、カメラ側でマルチキャスト配信を停止するNWIFを選択する場合について説明したが、これに限られない。例えば、クライアント側でマルチキャスト配信の停止を要求する際に、停止する対象のNWIFを指定してもよい。
第1、第2、第3、第4および第6の実施の形態では、個別配信モードにおいて、マルチキャスト配信の要求を受け付けたNWIFのみを介してマルチキャスト配信を実行する場合について説明したが、これに限られない。例えば、個別配信モードにおいて、マルチキャスト配信の要求を受け付けていない方のNWIFのみを介してマルチキャスト配信を実行してもよい。また第5の実施の形態では、個別停止モードにおいて、マルチキャスト配信の停止の要求を受け付けたNWIFを介したマルチキャスト配信を停止する場合について説明したが、これに限られない。例えば、個別停止モードにおいて、マルチキャスト配信の停止の要求を受け付けていない方のNWIFを介したマルチキャスト配信を停止してもよい。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
10 カメラ、 20 有線クライアント、 21 無線クライアント、 30 有線ネットワーク、 31 無線ネットワーク。

Claims (13)

  1. 第1ネットワークとのインタフェースとして機能する第1ネットワークインタフェースと、
    第1ネットワークとは異なる第2ネットワークとのインタフェースして機能する第2ネットワークインタフェースと、
    前記第1ネットワークインタフェースおよび前記第2ネットワークインタフェースのうちの一方を介して撮像手段で取得された画像をマルチキャスト配信すると共に他方を介したマルチキャスト配信は行わない第1モードと、前記第1モードとは異なる態様でマルチキャスト配信を行う第2モードとを有する処理手段と、を備え、
    前記処理手段は、前記第1ネットワークインタフェースまたは前記第2ネットワークインタフェースがマルチキャスト配信の要求を受け付けると、第1モードおよび第2モードからひとつを選択する情報処理装置。
  2. 前記処理手段は、第2モードにおいて、前記第1ネットワークインタフェースおよび前記第2ネットワークインタフェースの両方を介して撮像手段で取得された画像をマルチキャスト配信する請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1ネットワークインタフェースと前記第1ネットワークとの間、および、前記第2ネットワークインタフェースと前記第2ネットワークとの間、のうちの一方は有線で接続され、他方は無線で接続される請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記処理手段は、前記第1ネットワークインタフェースおよび前記第2ネットワークインタフェースの両方を介したマルチキャスト配信が行われているとき、前記第1ネットワークインタフェースまたは前記第2ネットワークインタフェースがマルチキャスト配信の停止の要求を受け付けると、前記第1ネットワークインタフェースおよび前記第2ネットワークインタフェースのうちの一方を介したマルチキャスト配信を停止すると共に他方を介したマルチキャスト配信は停止しないか、または前記第1ネットワークインタフェースを介したマルチキャスト配信および前記第2ネットワークインタフェースを介したマルチキャスト配信の両方を停止するか、を選択する請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記処理手段は、前記第1ネットワークインタフェースおよび前記第2ネットワークインタフェースのうちのどちらがマルチキャスト配信の要求を受け付けたかに応じて、第1モードおよび第2モードからひとつを選択する請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記処理手段は、受け付けられたマルチキャスト配信の要求の種類に応じて、第1モードおよび第2モードからひとつを選択する請求項1から5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記処理手段は、前記第1ネットワークインタフェースまたは前記第2ネットワークインタフェースを介した外部の装置との接続状態に応じて、第1モードおよび第2モードからひとつを選択する請求項1から6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記処理手段は、前記情報処理装置の再起動の際、再起動する前のマルチキャスト配信の設定を参照して、第1モードおよび第2モードからひとつを選択する請求項1から7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記処理手段は、再起動時の前記第1ネットワークインタフェースまたは前記第2ネットワークインタフェースを介した外部の装置との接続状態と、再起動する前のマルチキャスト配信の設定と、の比較に基づいて第1モードおよび第2モードからひとつを選択する請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 第1ネットワークとのインタフェースとして機能する第1ネットワークインタフェースと、
    第1ネットワークとは異なる第2ネットワークとのインタフェースして機能する第2ネットワークインタフェースと、
    前記第1ネットワークインタフェースおよび前記第2ネットワークインタフェースの両方を介したマルチキャスト配信が行われているとき、前記第1ネットワークインタフェースまたは前記第2ネットワークインタフェースがマルチキャスト配信の停止の要求を受け付けると、前記第1ネットワークインタフェースおよび前記第2ネットワークインタフェースのうちの一方を介したマルチキャスト配信を停止すると共に他方を介したマルチキャスト配信は停止しないか、または前記第1ネットワークインタフェースを介したマルチキャスト配信および前記第2ネットワークインタフェースを介したマルチキャスト配信の両方を停止するか、を選択する処理手段と、を備える情報処理装置。
  11. 第1ネットワークとのインタフェースとして機能する第1ネットワークインタフェースと、第1ネットワークとは異なる第2ネットワークとのインタフェースして機能する第2ネットワークインタフェースと、を備える情報処理装置の制御方法であって、
    第1モードにおいて、前記第1ネットワークインタフェースおよび前記第2ネットワークインタフェースのうちの一方を介して撮像手段で取得された画像をマルチキャスト配信すると共に他方を介したマルチキャスト配信は行わないことと、
    第2モードにおいて、前記第1モードとは異なる態様でマルチキャスト配信を行うことと、
    前記第1ネットワークインタフェースまたは前記第2ネットワークインタフェースがマルチキャスト配信の要求を受け付けると、第1モードおよび第2モードからひとつを選択することと、を含む制御方法。
  12. 第1ネットワークとのインタフェースとして機能する第1ネットワークインタフェースと、第1ネットワークとは異なる第2ネットワークとのインタフェースして機能する第2ネットワークインタフェースと、を備える情報処理装置の制御方法であって、
    前記第1ネットワークインタフェースおよび前記第2ネットワークインタフェースの両方を介したマルチキャスト配信を行うことと、
    前記第1ネットワークインタフェースまたは前記第2ネットワークインタフェースがマルチキャスト配信の停止の要求を受け付けると、前記第1ネットワークインタフェースおよび前記第2ネットワークインタフェースのうちの一方を介したマルチキャスト配信を停止すると共に他方を介したマルチキャスト配信は停止しないか、または前記第1ネットワークインタフェースを介したマルチキャスト配信および前記第2ネットワークインタフェースを介したマルチキャスト配信の両方を停止するか、を選択することと、を含む制御方法。
  13. コンピュータを請求項1から10のいずれか一項に記載の情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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