JP2020013472A - 画像出力装置、制御方法及びプログラム - Google Patents

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静香 園
巽 栄作
Eisaku Tatsumi
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Abstract

【課題】簡単な操作で複数の処理を実行可能とすることを目的とする。【解決手段】画像出力装置は、表示画面に画像を表示させる表示制御手段と、表示画面に表示された画像に対応した情報を外部装置へ出力する出力手段と、表示制御手段により画像が表示された表示画面に対するユーザ操作の種別を識別する識別手段と、識別手段により識別された表示画面に対するユーザ操作の種別に応じて、表示画面で表示中の画像を外部装置へ出力する出力処理と、表示画面で表示中の画像とは異なる他の画像を表示画面に表示させる表示切替処理とを含む複数の処理の中から実行すべき処理を決定する決定手段と、を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、画像出力装置、制御方法及びプログラムに関する。
従来、スマートフォンの画面を操作して、PCを介さず直接プロジェクタ、画像サーバ、プリンタなどの外部装置に写真や動画を送信し、表示、保存、印刷する使い方が増えてきている。一般的なスマートフォンでは、画像閲覧アプリケーションが閲覧画面を表示し、ユーザによるフリックやスワイプに応じて閲覧画面をスクロールし、ユーザによる送信操作に応じて、選択画像を外部装置に送信する。
特許文献1には、閲覧画面のスクロールや拡大縮小操作で画面更新すると、無線LANで接続した外部ディスプレイ装置に更新画面を自動転送する機能を備えた携帯通信端末が開示されている。本携帯通信端末においては、送信操作を省略することで、ユーザ操作を簡単にしている。
また、PCでは、映像端子またはLANに接続した表示装置に対し、拡張ディスプレイモードを使って、投影画面と主画面で別の画面を表示できる。パワーポイント(R)のアプリケーションにおける発表者ツールのモードでは、主画面に、投影画面とサムネイルを表示することができる。
特開2010−166464号公報
しかしながら、従来技術においては、主画面に表示させる画像を変更する場合にはスワイプ等を行い、投影画面に画像を出力する場合には、UIボタンの操作や長押し操作等を行うというように異なる操作を行う必要がある。しかしながら、複数の操作を使い分ける必要があり、操作が煩雑になるという課題がある。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、簡単な操作で複数の処理を実行可能とすることを目的とする。
そこで、本発明は、画像出力装置であって、表示画面に画像を表示させる表示制御手段と、前記表示画面に表示された画像に対応した情報を外部装置へ出力する出力手段と、前記表示制御手段により画像が表示された表示画面に対するユーザ操作の種別を識別する識別手段と、前記識別手段により識別された前記表示画面に対するユーザ操作の種別に応じて、前記表示画面で表示中の画像を前記外部装置へ出力する出力処理と、前記表示画面で表示中の画像とは異なる他の画像を前記表示画面に表示させる表示切替処理とを含む複数の処理の中から実行すべき処理を決定する決定手段と、を有する。
本発明によれば、簡単な操作で複数の処理を実行可能とすることができる。
画像出力装置のハードウェア構成図である。 画像出力装置の機能構成図である。 画像出力処理を示すフローチャートである。 スワイプに応じた処理の説明図である。 ピンチに応じた処理の説明図である。 第2の実施形態に係る処理の説明図である。 第3の実施形態に係る処理の説明図である。 第4の実施形態に係る処理の説明図である。 第5の実施形態に係る処理の説明図である。 第6の実施形態に係る処理の説明図である。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る画像出力装置101のハードウェア構成図である。画像出力装置101は、例えば、スマートフォンやタブレットなどの携帯機器であり、機器の外部表示機能や通信機能を使用してプロジェクタなどの外部装置に接続する。CPU102は、画像出力装置101全体を制御するソフトウェアを実行し、各モジュールを制御する。メモリ103は、各種データや各種プログラム等を格納する。なお、後述する画像出力装置101の機能や処理は、CPU102がメモリ103に格納されているプログラムを読み出し、このプログラムを実行することにより実現されるものである。
ディスプレイ104は、表示デバイス(表示画面)である。ディスプレイ104には、メモリ103に格納された画像等が表示される。通信インターフェース105は、無線LANや赤外通信などの通信出力又はDVIやHDMI(登録商標)等の表示出力である。通信インターフェース105は、画像出力装置101とプロジェクタなどの外部機器を接続し、送信指示を受けてメモリ103の画像を送信(出力)する。
タッチパネル106は、入力デバイスである。なお、タッチパネル106は一般的にディスプレイ104を含むが、タッチパッドのように、ディスプレイ104を含まない構成でもよい。タッチパネル106は、ユーザの操作を受け付け、操作情報をCPU102に渡す。操作情報は、ユーザ操作の開始・終了時刻(例えば秒単位)、開始・終了位置座標(例えばピクセル単位)である。ユーザはタッチパネル106に触れた状態で指を滑らせて、ディスプレイ104が表示する閲覧画面を操作する。一般的に、タッチパネル106に指が触れた状態で滑らせる操作をスワイプと称する。タッチパネル106に触れる指の数が複数の場合は、マルチタッチと称する。また、マルチタッチした状態、例えば2本の指を画面に触れた状態で、つまむように指の間隔を狭めるように動かす操作または広げるように動かす操作をピンチと称する。なお、本実施形態においては、指で操作を行う場合を例に説明するが、タッチパネル106上でユーザが操作を行う手段(以下、操作子という)は、指に限定されるものではなく、タッチペン等のタッチ入力デバイスであってもよい。また、操作子は、指とタッチ入力デバイスを両方とも用いてもよい。
画像出力装置101は、複数の画像を一覧表示した閲覧画面を表示する。そして、ユーザにより所望の画像が選択されると、選択された画像を外部機器に送信(出力)する。出力先の外部装置がプロジェクタの場合には、プロジェクタにより画像の投影が行われる。出力先の外部機器が画像サーバの場合には、画像の保存が行われる。出力先の外部機器がプリンタの場合には、画像の印刷が行われる。
図2は、画像出力装置101の機能構成図である。機器選択部201は、外部機器と通信が確立すると、選択された機器に関する選択機器情報を処理決定部203に渡す。なお、外部機器の選択と接続には、機器間通信で一般的に普及しているワイヤレス通信によるペアリング技術などを使用する。選択機器情報は、機器間通信に必要な機器のIPアドレスなどである。操作検出部202は、一定時間毎に操作を検出する。本実施形態においては、スワイプを検出するものとする。操作検出部202は、スワイプを検出すると、スワイプの方向、移動量(例えばピクセル)、移動速度(例えばピクセル/秒)を算出する。なお、操作検出部202は、開始・終了位置座標の差分から移動方向及び移動量を求め、移動量をスワイプ開始から終了までの時間で除算することで、移動速度を求める。処理決定部203は、操作検出部202により検出された操作に基づいて、実行すべき処理を決定する。表示処理部204は、ディスプレイ104への表示を制御する。通信制御部205は、外部機器に画像を送信するための通信制御を行う。
図3は、画像出力装置101による画像出力処理を示すフローチャートである。S301において、表示処理部204は、外部機器の一覧を示す外部機器一覧画面をディスプレイ104に表示する。本処理は、表示制御処理の一例である。そして、機器選択部201は、ユーザ操作に応じて、外部機器の選択指示を受け付けると、選択指示に従い、通信インターフェース105を介して画像の出力先となる外部機器に接続し、その後選択機器情報を処理決定部203に渡す。以下、本実施形態においては、外部機器としてプロジェクタに接続された場合を例に説明する。次に、S302において、表示処理部204は、ディスプレイ104に閲覧画面を表示する。ここで、閲覧画面は、プロジェクタに出力可能な複数の画像を一覧表示する画面である。
次に、S303において、処理決定部203は、操作検出部202が検出した操作を判定する。検出対象の操作は、第1の操作、第2の操作及びその他の操作に識別される。ここで、第1の操作と第2の操作は、操作の種別が等しく、その方向が異なる操作である。本実施形態においては、第1の操作は、ディスプレイ104の上方向に向けたスワイプであり、第2の操作は、ディスプレイ104の左右方向に向けたスワイプである。つまり、第1の操作と第2の操作は、操作の種別であるスワイプとしては同じであるが、そのスワイプする方向が互いに異なっている。言い換えると、第1の操作のスワイプの方向を第1の方向とすると、第2の操作のスワイプの方向は、第1の方向とは平行ではない方向である。その他の操作は、第1の操作及び第2の操作以外の操作である。具体的には、その他の操作としては、画面へのタッチやピンチ等が挙げられる。
処理決定部203は、第1の操作が検出された場合には(S303で第1の操作)、処理をS304へ進める。処理決定部203は、第2の操作が検出された場合には(S303で第2の操作)、処理をS305へ進める。処理決定部203は、その他の操作が検出された場合には(S303でその他の操作)、処理をS306へ進める。
S304において、処理決定部203は、表示中の画像を外部機器へ出力する出力処理を実行すべき処理として決定する。そして、通信制御部205は、出力処理として、処理時点において選択されている画像に対応付けられた情報を外部機器としてのプロジェクタに出力する処理を実行する。出力対象の情報は、選択されている画像そのものであってもよく、選択されている画像に紐付けられたキャラクタデータや音声データ、プログラム等であってもよい。
S305において、処理決定部203は、スクロールすることでディスプレイ104に表示されている画像を切り替える表示切替処理を実行すべき処理として決定する。そして、表示処理部204は、表示切替処理として、表示対象の画像を変更する。なお、このとき、表示処理部204は、スワイプの移動方向、移動量、移動速度に応じてスクロールするような画面表示を行う。なお、S304及びS305の処理は、処理決定処理の一例である。S306において、処理決定部203は、検出された操作に割り当てられている処理を実行すべき処理として決定し、CPU102は、決定した処理を実行するよう制御する。
図4は、スワイプに応じた処理の説明図である。図4(a)に示すように閲覧画面400において、画像0〜画像2が横方向に並べて表示されているものとする。さらに、図4(a)の例では、画像1が選択されており、画像1が既にプロジェクタ410に出力されており、プロジェクタ410により投影されているものとする。以下、選択されている画像を選択画像、プロジェクタ410により投影されている画像を表示画像と称する。本実施形態においては、表示画像であることを示すため、画像1は枠付き表示されている。これにより、ユーザは、いずれの画像が出力されたのかをディスプレイ104において、容易に把握することができる。また、本実施形態においては、画面の中央に表示されている画像が自動的に選択画像として設定されるものとする。なお、他の例としては、画像へのタッチ等のユーザ操作により選択された画像が選択画像として設定されるものとしてもよい。
また、閲覧画面400の上部には、処理時点において選択中の外部機器を示す情報401が表示されている。この情報401は、ユーザ設定に応じて表示の有無を選択可能としてもよい。
図4(a)に示す状態において、ユーザが左右の方向にスワイプすると、画像0〜画像2の位置が左右に移動し、画像0〜画像2が画面から消え、画像0〜画像2以外の画像が新たに表示される。図4(a)の状態において、ユーザが左方向のスワイプ420(図4(b)参照)を行ったとする。左方向のスワイプ420は、第2の操作であるため、表示処理部204は、表示切替処理を実行する。これにより、図4(b)に示すように一覧画像は左にスクロール421する。これにより、画像0は画面外に移動し、画像1、画像2は左に移動し、新たに画像3が画面内に現れる。画像2が中央に配置されることに応じて、選択画像は、画像1から画像2に切り替わる。しかし、左方向のスワイプ420では出力処理は実行されないため、表示画像は画像1のままである。従って、画像1は引き続き枠付き表示される。
図4(b)の状態で、ユーザが上方向のスワイプ430を行ったとする。上方向のスワイプ430は第1の操作であるため、通信制御部205は、出力処理を実行する。これにより、図4(c)に示すように、選択画像である画像2がプロジェクタ410に出力される。この場合、通信制御部205が画像2をプロジェクタ410に送信するとともに、表示処理部204は、枠表示を画像1から画像2に変更する。また、プロジェクタ410は、投影対象を画像1から画像2に変更する。なお、上方向のスワイプ430では表示切替処理は実行されないため、閲覧画面において画像の移動はない。すなわち、画像2が中央に配置された状態が維持され、選択画像は引き続き画像2である。
図5は、ピンチに応じた処理の説明図である。ピンチは、スワイプ操作以外の操作であり、上述のその他の操作の一例である。ピンチには、操作子の間の距離を広げるピンチアウトと、操作子の間の距離を小さくするピンチインとがある。ピンチアウトは拡大処理に対応し、ピンチインは縮小処理に対応する。
図5(a)の例は、図4(a)の例と同様であり、閲覧画面500には、画像0〜画像2が横方向に並べて表示されており、画像1が表示画像及び選択画像であるものとする。図5(a)の状態で、ピンチアウト520が行われると、図5(b)に示すように、選択画像である画像1が拡大表示される。この場合、プロジェクタ510への画像の出力は行われない。すなわち、表示画像は引き続き画像1であり、ピンチアウト後も画像1は枠付き表示される。なお、ピンチアウト520を示す矢印に特に意味はなく、図5(b)の矢印と異なる方向にピンチアウトしても同様の表示が行われる。また、ピンチアウトの際の操作子間の間隔により画像の拡大率が決められてもよいし、ピンチアウトの際の操作子間の間隔によらず所定の拡大率で画像の表示を行ってもよい。
さらに、図5(b)の状態で、左方向のスワイプ530が行われると、図5(c)に示すように一覧画像が左にスクロール531する。このとき、選択画像が画像1から画像2に切り替わる。ただし、プロジェクタ510への画像出力は行われないため、表示画像は画像1のままで変更されない。
図5(c)の状態で、ピンチアウト540が行われると、図5(d)に示すように、選択画像である画像2が拡大表示される。なお、この場合、プロジェクタ510への画像の出力はなく、表示画像は引き続き画像1である。また、ピンチアウト540の後も、表示画像は画像1であるため、画像1は引き続き枠付き表示される。図5(d)の例では、拡大した画像2はディスプレイ104に収まっているがさらに拡大されると、ディスプレイ104には拡大した画像の一部のみが表示される。なお、図5においては、ピンチアウトによる画像の拡大を例に説明したが、ピンチインによる縮小の場合も同様である。また、ピンチインの際の操作子間の間隔により画像の縮小率が決められてもよいし、ピンチインの際の操作子間の間隔によらず所定の縮小率で画像の表示を行ってもよい。
以上のように、本実施形態に係る画像出力装置101は、スワイプの操作方向に応じて、実行すべき処理を決定することができる。すなわち、画像出力装置101は、簡単な操作で複数の処理を実行可能とすることができる。
なお、本実施形態の変形例としては、出力処理と表示切替処理に対応した第1の操作と第2の操作は、操作の種類が等しく、その方向が異なる操作であればよく、実施形態に限定されるものではない。他の例としては、左右方向のスワイプが出力処理に対応し、上下方向のスワイプが表示切替処理に対応してもよい。また、他の例としては、直線上を移動するスワイプが表示切替処理に対応し、円を描くように移動するスワイプが出力処理に対応してもよい。
また、他の例としては、第1の操作と第2の操作は、方向の異なるフリックでもよく、方向の異なるドラッグであってもよい。ここで、フリックとは、タッチパネルに指が触れている時間がスワイプに比べて短い操作である。また、ドラッグとは、マウスを押したままマウスを動かす操作である。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る画像出力装置101について、第1の実施形態に係る画像出力装置101と異なる点を主に説明する。第2の実施形態に係る画像出力装置101においては、上方向へのマルチタッチのスワイプが第1の操作として設定され、シングルタッチのスワイプが第2の操作として設定されているものとする。すなわち、画像出力装置101は、上方向へのマルチタッチのスワイプを検出した場合には、出力処理を実行すべき処理として決定し、シングルタッチのスワイプを検出した場合には、スワイプの方向への表示切替処理を実行すべき処理として決定する。なお、シングルタッチとは、操作子が1つの場合のタッチのことである。つまり、第1の操作は、ディスプレイへのタッチ操作を含み、そのタッチ操作により1つの座標が指定された状態でのスワイプである。一方、第2の操作は、第1の操作とは、操作の種別としてタッチ操作してスワイプする点で同じであるが、タッチ操作により同時に複数の座標が指定された状態でのスワイプである点で異なっている。
図6は、第2の実施形態に係る処理の説明図である。図6(a)に示すように、閲覧画面600において、画像0〜画像5が縦横方向に並べて表示されているものとする。さらに、図6(a)の例では、画像1が選択されており、画像1が既にプロジェクタ610に出力されているものとする。
図6(a)の状態で、ユーザが、シングルタッチで上方向のスワイプ620を行ったとする。本操作は、第2の操作であるため、表示処理部204は、表示切替処理を実行する。これにより、図6(b)に示すように、一覧画像は上にスクロール621する。これにより、画像0〜画像5は、上に移動し、画像5に続く画像6〜画像8が画面内に現れる。このとき、中央の画像は画像1から画像4に替わるため、選択画像は画像1から画像2に切り替わる。このとき、出力処理は行われず、表示画像は画像1のままであり、画像1は引き続き枠付き表示される。なお、シングルタッチで左方向のスワイプを行った場合にも表示切替処理が実行される。具体的には、画像0〜画像5が左に移動し、画像0、画像3が消え、別の画像が現れる。
さらに、図6(b)の状態で、ユーザが、マルチタッチで上方向のスワイプ630を行ったとする。本操作は、第1の操作であるため、通信制御部205は、出力処理を実行する。これにより、図6(c)に示すように、選択画像である画像4がプロジェクタ610に出力され、プロジェクタ610により投影される。さらに、表示画像の変更に伴い、処理決定部203は、枠表示を画像1から画像4に変更する。なお、第2の実施形態に係る画像出力装置101の構成及び処理は、第1の実施形態に係る画像出力装置101の構成及び処理と同様である。以上のように、第2の実施形態に係る画像出力装置101は、スワイプに用いる操作子の数に応じて、実行すべき処理を決定することができる。
なお、変形例としては、上方向へのシングルタッチのスワイプが第1の操作として設定され、マルチタッチのスワイプが第2の操作として設定されてもよい。この場合、第1の操作の方向は、上方向に限定されず、左右方向や下方向でもよい。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態に係る画像出力装置101について、他の実施形態に係る画像出力装置101と異なる点を主に説明する。なお、第3の実施形態に係る画像出力装置101においては、上方向のスワイプが第1の操作、左右方向のスワイプが第2の操作として設定されているものとする。
図7は、第3の実施形態に係る処理の説明図である。図7(a)に示すように、閲覧画面700には、画像0〜画像3が横方向に並べて表示されているものとする。さらに、図7(a)の例では、画像1が表示画像であり、画像2が選択画像であるものとする。図7(a)の状態で、ユーザが上方向のスワイプ720を行ったとする。この場合、上方向のスワイプ720は、第1の操作であるため、図7(b)に示すように、選択画像である画像2がプロジェクタ710に出力される。これに応じて、表示画像が画像2に変更され、画像2は、枠付き表示となる。なお、選択画像は画像2のままである。
続いて、図7(b)の状態で、ユーザが再度上方向のスワイプ730を行ったとする。このように、選択画像が既に出力されている場合には、図7(c)に示すように、画像出力装置101は、左方向へスクロール731し、選択画像を画像2から画像3へ変更する。そして、画像出力装置101は、画像3をプロジェクタ710へ送信する。これに応じて、画像3は表示画像となり、枠付き表示される。プロジェクタ710は、新たに受信した画像3を投影する。なお、第3の実施形態に係る画像出力装置101のこれ以外の構成及び処理は、他の実施形態に係る画像出力装置101の構成及び処理と同様である。
このように、第3の実施形態に係る画像出力装置101は、第1の操作が検出された場合において、出力されていない画像が選択画像の場合には選択画像を出力する一方で、出力済みの画像が選択画像の場合には、選択画像に隣接する次の画像を出力する。これにより、上方向のスワイプを行うだけで、ページのスクロールと外部への出力の更新を一度に行うことができる。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態に係る画像出力装置101について、他の実施形態に係る画像出力装置101と異なる点を主に説明する。第4の実施形態に係る画像出力装置101は、PCであり、ユーザは、マウスを用いて操作を行うものとする。本実施形態に係る画像出力装置101においては、上方向のドラッグが第1の操作として設定され、左右方向のドラッグが第2の操作として設定されているものとする。
図8は、第4の実施形態に係る処理の説明図である。図8(a)は、初期画面800を示す図である。初期画面800には、画像0〜画像2が横方向に並べて表示されている。ユーザは、マウス801を用いて、画面上のカーソル802を操作する。ユーザがカーソル802を左右にドラッグしたとする。本操作は第2の操作であるため、表示処理部204は、表示切替処理を実行する。これにより、画像0〜画像2は左右にスクロールされる。また、ユーザが画像をクリックすると、クリックされた画像が選択画像として設定される。図8(a)に示す初期画面800においては、画像1が表示画像及び選択画像として設定されている。この状態で、画像2がクリックされると、図8(b)に示すように、選択画像は画像1から画像2に変更される。なお、表示画像が画像1のままである。
図8(b)の状態で、ユーザが上方向のドラッグ820を行ったとする。この場合、通信制御部205は、出力処理を実行する。これにより、図8(c)に示すように、選択画像である画像2がプロジェクタ810に出力される。画像2は表示画像になり、枠付き表示となる。第4の実施形態に係る画像出力装置101のこれ以外の構成及び処理は、他の実施形態に係る画像出力装置101の構成及び処理と同様である。
(第5の実施形態)
次に、第5の実施形態に係る画像出力装置101について、他の実施形態に係る画像出力装置101と異なる点を主に説明する。第5の実施形態に係る画像出力装置101は、PCであり、ユーザは、マウスを用いて操作を行うものとする。本実施形態に係る画像出力装置101は、スライドショー用のアプリケーションが搭載され、発表者ツール等のスライド閲覧画面を表示する。また、本実施形態に係る画像出力装置101においては、クリックが特定操作として設定されており、画像出力装置101は、特定操作が検出されると選択画像の出力処理を実行する。
図9は、第5の実施形態に係る処理の説明図である。図9(a)は、スライド閲覧の初期画面900を示す図である。初期画面900には下側の領域に画像0〜画像4が横方向に並べて表示されている。また、初期画面900の左上の領域は、選択画像を表示する選択画像領域である。画像2が選択画像として設定されている場合には、図9(a)に示すように、選択画像領域には、画像2が通常サイズで表示される。さらに、本実施形態においては、選択画像は緑の枠付きで表示されるものとする(ただし、図9(a)では、選択画像は破線の枠付きで表す)。また、表示画像は赤の枠付きで表示されるものとする(ただし、図9(a)では、選択画像は太線の枠付きで表す)。なお、枠の色については、緑と赤に限られず、任意に設定されてもよい。右上の領域はノート表示領域である。ノート表示領域には、発表内容のメモ書きが表示される。
図9(a)の状態で、ユーザが画像3をドラッグしたとする。画像出力装置101は、図9(b)に示すように、ドラッグに応じて、選択画像を画像2から画像3に変更する。画像出力装置101はさらに、選択画像表示領域に画像3を表示し、画像3を緑の枠付き(図9(b)では破線の枠付き)で表示する。さらに、図9(b)の状態でユーザが選択画像である画像3をクリックしたとする。クリックは特定操作であるため、画像出力装置101は、図9(c)に示すように、画像3の出力処理を行う。これにより、画像3は、表示画像及び選択画像として設定される。なお、選択画像のクリックは、選択画像表示領域の画像のクリックでもよく、下側に一覧表示されている画像のクリックでもよい。また、図9(c)の状態で、ユーザが画面下側に表示された画像4をクリックしたとする。この場合、画像出力装置101は、図9(d)に示すように、画像4の出力処理を行う。これにより、画像4は、表示画像及び選択画像として設定される。
なお、変形例としては、入力に用いる機器はマウスに限定されるものではない。他の例としては、タッチパッド、トラックボール又はホイールなどが挙げられる。
(第6の実施形態)
次に、第6の実施形態に係る画像出力装置101について、他の実施形態に係る画像出力装置101と異なる点を主に説明する。第3の実施形態に係る画像出力装置101は、複数の外部機器と接続し、ユーザ操作に応じて、画像の出力先の外部機器を選択する。
図10は、第6の実施形態に係る画像出力装置101が表示する閲覧画面の一例を示す図である。図10(a)において、閲覧画面1000には、画像0〜画像2が横方向に並べて表示されている。第1の実施形態において図4を参照しつつ説明したのと同様に、本実施形態においても、左右方向のスワイプにより画像が左右にスクロールされる。また、図10(a)に示す例では、画像1が表示画像及び選択画像として設定されている。さらに、閲覧画面1000の上部には、画像出力装置101が接続中の外部機器を示すアイコン1001、1002、1003が表示されている。アイコン1001は画像サーバ1011、アイコン1002はプロジェクタ1012、アイコン1003はプリンタ1013を示している。ここで、各アイコン1001、1002、1003は、外部機器情報の一例である。
本実施形態の画像出力装置101においては、選択画像から外部機器のアイコンの方向へのスワイプが第1の操作として設定されており、左右方向へのスワイプが第2の操作として設定されているものとする。なお、外部機器のアイコンの方向は、略上方向であるものとする。
図10(a)の状態でユーザが左方向のスワイプ1020を行ったとする。この場合、図10(b)に示すように、画像が左にスクロール1021し、選択画像は画像1から画像2に切り替わる。図10(b)の状態で、ユーザがプリンタのアイコン1003の方向にスワイプ1030を行ったとする。本操作は第1の操作であるため、画像出力装置101は、出力処理を行う。さらに、画像出力装置101は、第1の操作がアイコン1003に向かう操作であることから、アイコン1003に対応するプリンタを出力先の外部機器として決定する。本処理は、出力先決定処理の一例である。スワイプ1030に応じて、図10(c)に示すように、選択画像である画像2がプリンタ1013に出力される。そして、プリンタ1013は、画像2の印刷を行う。なお、プロジェクタ1012は、画像2の表示を継続する。このように、第6の実施形態に係る画像出力装置101は、スワイプの方向に応じて、出力先の機器を決定することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101 画像出力装置
104 ディスプレイ
105 通信インターフェース
202 操作検出部
203 処理決定部

Claims (15)

  1. 表示画面に画像を表示させる表示制御手段と、
    前記表示画面に表示された画像に対応した情報を外部装置へ出力する出力手段と、
    前記表示制御手段により画像が表示された表示画面に対するユーザ操作の種別を識別する識別手段と、
    前記識別手段により識別された前記表示画面に対するユーザ操作の種別に応じて、前記表示画面で表示中の画像を前記外部装置へ出力する出力処理と、前記表示画面で表示中の画像とは異なる他の画像を前記表示画面に表示させる表示切替処理とを含む複数の処理の中から実行すべき処理を決定する決定手段と、
    を有する画像出力装置。
  2. 前記識別手段は、前記表示制御手段により画像が表示された表示画面に対するユーザ操作として、第1の操作と、前記第1の操作と操作の種類が同じであり、かつ前記表示画面に対する操作の方向が異なる第2の操作とを識別し、
    前記決定手段は、前記識別手段により前記表示画面に対するユーザ操作が第1の操作であると識別された場合に前記出力処理を実行すべき処理として決定し、前記識別手段により前記表示画面に対するユーザ操作が前記第2の操作であると識別された場合に、前記表示切替処理を実行すべき処理として決定することを特徴とする請求項1に記載の画像出力装置。
  3. 前記第1の操作及び前記第2の操作は、方向の異なるスワイプ、フリック又はドラッグであることを特徴とする請求項2に記載の画像出力装置。
  4. 前記第1の操作は、前記表示画面の上方向の操作であり、
    前記第2の操作は、前記表示画面の左右方向の操作であることを特徴とする請求項3に記載の画像出力装置。
  5. 前記識別手段は、前記表示制御手段により画像が表示された表示画面に対するユーザ操作として、前記表示画面へのタッチ操作を含む第1の操作と、前記第1の操作と操作の種類が同じであり、かつ前記表示画面へのタッチ操作により同時に指定される座標の数が異なる第2の操作とを識別し、
    前記決定手段は、前記識別手段により前記表示画面に対するユーザ操作が第1の操作であると識別された場合に前記出力処理を実行すべき処理として決定し、前記識別手段により前記表示画面に対するユーザ操作が前記第2の操作であると識別された場合に、前記表示切替処理を実行すべき処理として決定することを特徴とする請求項1に記載の画像出力装置。
  6. 前記第1の操作及び前記第2の操作は、前記表示画面へのタッチ操作により同時に指定される座標の数が異なるスワイプ又はフリックであることを特徴とする請求項5に記載の画像出力装置。
  7. 前記第1の操作は、前記表示画面へのタッチ操作により同時に複数の座標が指定された状態でのスワイプであり、
    前記第2の操作は、前記表示画面へのタッチ操作により同時に1つ座標が指定された状態でのスワイプであることを特徴とする請求項6に記載の画像出力装置。
  8. 前記決定手段は、前記外部装置に出力された画像と異なる画像が前記表示画面において選択された状態で、前記第1の操作が行われた場合に、前記表示画面において選択されている画像に対応する情報を出力の対象とした前記出力処理を実行すべき処理として決定することを特徴とする請求項2乃至7の何れか1項に記載の画像出力装置。
  9. 前記決定手段は、前記外部装置に出力された画像が前記表示画面において選択された状態で、前記第1の操作が行われた場合に、前記表示画面において選択されている画像に隣接して表示される画像に対応した情報を出力の対象とした前記出力処理を実行すべき処理として決定することを特徴とする請求項2乃至8の何れか1項に記載の画像出力装置。
  10. 前記表示画面には、前記画像出力装置に接続されている、複数の外部機器それぞれを示す外部機器情報が表示されており、
    前記第1の操作が行われた場合に、前記第1の操作の方向に表示される前記外部機器情報に示される外部機器を、前記情報の出力先の外部機器として決定する出力先決定手段をさらに有することを特徴とする請求項2乃至9の何れか1項に記載の画像出力装置。
  11. 前記表示画面をさらに有することを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項に記載の画像出力装置。
  12. 画像出力装置が実行する制御方法であって、
    表示画面に画像を表示させる表示制御ステップと、
    前記表示制御ステップにより画像が表示された表示画面に対するユーザ操作の種別を識別する識別ステップと、
    前記識別ステップにより識別された前記表示画面に対するユーザ操作の種別に応じて、前記表示画面で表示中の画像を前記外部装置へ出力する出力処理と、前記表示画面で表示中の画像とは異なる他の画像を前記表示画面に表示させる表示切替処理とを含む複数の処理の中から実行すべき処理を決定する決定ステップと、
    を含むことを特徴とする制御方法。
  13. 前記決定ステップは、
    前記識別ステップにおいて前記表示画面に対するユーザ操作が第1の操作であると識別された場合に前記出力処理を実行すべき処理として決定し、
    前記識別ステップにおいて前記表示画面に対するユーザ操作が、前記第1の操作と操作の種類が同じであり、かつ前記表示画面に対する操作の方向が異なる第2の操作であると識別された場合に、前記表示切替処理を実行すべき処理として決定する
    ことを特徴とする請求項12に記載の制御方法。
  14. 前記決定ステップは、
    前記識別ステップにおいて前記表示画面に対するユーザ操作が、前記表示画面へのタッチ操作を含む第1の操作であると識別された場合に前記出力処理を実行すべき処理として決定し、
    前記識別ステップにおいて前記表示画面に対するユーザ操作が、前記第1の操作と操作の種類が同じであり、かつ前記表示画面へのタッチ操作により同時に指定される座標の数が異なる第2の操作であると識別された場合に、前記表示切替処理を実行すべき処理として決定する
    ことを特徴とする請求項12に記載の制御方法。
  15. コンピュータを、請求項1乃至11の何れか1項に記載の画像出力装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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