JP2020011340A - シミュレーション装置、シミュレーションプログラムおよびシミュレーション方法 - Google Patents

シミュレーション装置、シミュレーションプログラムおよびシミュレーション方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ワークに対して何らかの外力が与えられるようなシステムについても総合的に挙動をシミュレーションできる構成を提供する。【解決手段】シミュレーション装置は、仮想空間に配置された1または複数のワークの挙動を算出する第1のシミュレータと、仮想空間の任意の視点位置に配置された仮想カメラで仮想空間を撮像することで生成される仮想画像に対して、計測処理を実行する計測処理部と、計測処理部によるワークの計測結果に応じて生成される動作指令に基づいて、仮想空間に配置されたワークを搬送するロボットの挙動を算出する第2のシミュレータと、仮想空間をビジュアル化した画像を生成する画像生成部とを含む。【選択図】図1

Description

本技術は、仮想空間に配置されたワークの挙動を推定できるシミュレーション装置、シミュレーションプログラムおよびシミュレーション方法に関する。
コンピュータを用いたシミュレーションは様々な技術分野に応用されている。このようなシミュレーションを用いることで、現実の装置が存在しない状態であっても、様々な事前検討が可能となる。このようなシミュレーションをFA(Factory Automation)に利用した例として、例えば、特開2016−042378号公報(特許文献1)は、仮想撮影部に対応する実空間の視覚センサを含めた機械システムの統合シミュレーションを開示する。
特開2016−042378号公報
上述の特許文献1に開示される統合シミュレーションは、仮想コンベア上に配置される仮想ワークを仮想視覚センサにより仮想的に撮像するものである。仮想ワークの位置は、仮想コンベアの動きにより一意に決定される。現実には、ワークがコンベアにより搬送されるシステムだけではなく、何らかのアクチュエータなどによってワークの位置が変更されるようなシステムも存在する。特許文献1は、このようなシステムについてのシミュレーションについて何ら開示していない。
本技術は、ワークに対して何らかの外力が与えられるようなシステムについても総合的に挙動をシミュレーションできる構成を提供することを一つの目的とする。
一つの実施の形態に係るシミュレーション装置は、仮想空間に配置された1または複数のワークの挙動を算出する第1のシミュレータと、仮想空間の任意の視点位置に配置された仮想カメラで仮想空間を撮像することで生成される仮想画像に対して、計測処理を実行する計測処理部と、計測処理部によるワークの計測結果に応じて生成される動作指令に基づいて、仮想空間に配置されたワークを搬送するロボットの挙動を算出する第2のシミュレータと、仮想空間をビジュアル化した画像を生成する画像生成部とを含む。
この開示によれば、仮想空間に配置された1または複数のワークの挙動を算出する処理と、仮想画像に対して計測処理を実行する処理と、ワークの計測結果に応じて生成される動作指令に基づいて仮想空間に配置されたワークを搬送するロボットの挙動を算出する処理とを互いに連係させたシミュレーションを実現できる。これによって、各ワークの挙動を再現したシミュレーションを実現できる。
上述の開示において、シミュレーション装置は、第1のシミュレータが挙動を算出する1または複数のワークに対して外力を与えるワーク搬送装置の挙動を算出する第3のシミュレータをさらに含んでいてもよい。この開示によれば、各ワークに与える外力を決定するワーク搬送装置の挙動についても再現できるので、各ワークの挙動をより正確に再現できる。
上述の開示において、シミュレーション装置は、仮想空間に配置される仮想カメラを管理するとともに、仮想カメラの視点位置および視野範囲に応じて、仮想画像を生成する仮想撮像部をさらに含んでいてもよい。この開示によれば、仮想カメラを仮想空間の任意の位置に配置した上で、画像計測を再現できるので、仮想カメラの位置を異ならせた評価も実現できる。
上述の開示において、第1のシミュレータは、所定のタイムステップ毎に各ワークの位置および姿勢を算出して更新するようにしてもよい。この開示によれば、タイムステップ毎にワークの挙動を再現できる。
上述の開示において、第1のシミュレータは、任意の時間における任意のワークの位置または特性に対する変更操作に応答して、変更後の位置または特性に従って、1または複数のワークの挙動の算出を継続するようにしてもよい。この開示によれば、特定のワークの挙動を異ならせるなどの任意の試行錯誤を容易に実現できる。
本技術の別の実施の形態によれば、コンピュータにシミュレーションを実行させるためのシミュレーションプログラムが提供される。シミュレーションプログラムは、コンピュータに、仮想空間に配置された1または複数のワークの挙動を算出するステップと、仮想空間の任意の視点位置に配置された仮想カメラで仮想空間を撮像することで生成される仮想画像に対して、計測処理を実行するステップと、計測処理の実行により得られる計測結果に応じて生成される動作指令に基づいて、仮想空間に配置されたワークを搬送するロボットの挙動を算出するステップと、仮想空間をビジュアル化した画像を生成するステップとを実行させる。
この開示によれば、仮想空間に配置された1または複数のワークの挙動を算出する処理と、仮想画像に対して計測処理を実行する処理と、ワークの計測結果に応じて生成される動作指令に基づいて仮想空間に配置されたワークを搬送するロボットの挙動を算出する処理とを互いに連係させたシミュレーションを実現できる。これによって、各ワークの挙動を再現したシミュレーションを実現できる。
本技術のさらに別の実施の形態によれば、コンピュータにおいて実行されるシミュレーション方法が提供される。シミュレーション方法は、コンピュータによって実行される、仮想空間に配置された1または複数のワークの挙動を算出するステップと、仮想空間の任意の視点位置に配置された仮想カメラで仮想空間を撮像することで生成される仮想画像に対して、計測処理を実行するステップと、計測処理の実行により得られる計測結果に応じて生成される動作指令に基づいて、仮想空間に配置されたワークを搬送するロボットの挙動を算出するステップと、仮想空間をビジュアル化した画像を生成するステップとを含む。
この開示によれば、仮想空間に配置された1または複数のワークの挙動を算出する処理と、仮想画像に対して計測処理を実行する処理と、ワークの計測結果に応じて生成される動作指令に基づいて仮想空間に配置されたワークを搬送するロボットの挙動を算出する処理とを互いに連係させたシミュレーションを実現できる。これによって、各ワークの挙動を再現したシミュレーションを実現できる。
本技術によれば、ワークに対して何らかの外力が与えられるようなシステムについても総合的に挙動をシミュレーションできる構成を提供できる。
本実施の形態に係るシミュレーション装置の適用例を示す模式図である。 本実施の形態に係るシミュレーション装置によるシミュレーションの対象となるワーク搬送システムの一例を示す外観図である。 図2に示すワーク搬送システムを実現するための制御機能を説明する模式図である。 本実施の形態に係るシミュレーション装置を実現するためのハードウェア構成の一例を示す模式図である。 本実施の形態に係るシミュレーション装置を実現するための機能構成の一例を示す模式図である。 本実施の形態に係るシミュレーション装置による実行されるシミュレーション結果をビジュアル化した仮想空間を示す表示画面の一例を示す図である。 本実施の形態に係るシミュレーション装置による実行されるシミュレーション結果のうちワークを示すオブジェクトの時間的変化の一例を示す図である。 本実施の形態に係るシミュレーション装置による実行されるシミュレーション結果のうち画像計測に係る表示画面の一例を示す図である。 本実施の形態に係るシミュレーション装置による実行される物理シミュレーションの一例を示す図である。 本実施の形態に係るシミュレーション装置において実行される処理手順を示すフローチャートである。 本実施の形態に係るシミュレーション装置を用いたパラメータ調整に係る処理手順を示すフローチャートである。
本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中の同一または相当部分については、同一符号を付してその説明は繰返さない。
<A.適用例>
まず、本発明が適用される場面の一例について説明する。
本実施の形態に係るシミュレーション装置1は、ワークに対して何らかの外力が与えられるようなシステムについても総合的に挙動をシミュレーションできる。典型的には、後述するようなワーク搬送装置により外力を与えることでワークを搬送するとともに、搬送されたワークを撮像して得られる仮想画像に対して計測処理を実行し、その計測処理の結果に基づいて、ロボットでワークをピックするようなアプリケーションに適用可能である。
図1は、本実施の形態に係るシミュレーション装置1の適用例を示す模式図である。図1を参照して、シミュレーション装置1は、仮想空間および仮想空間に配置されたオブジェクトを規定する仮想空間情報105を含む。仮想空間における各オブジェクトの挙動が算出されることで、仮想空間情報105の内容は適宜更新される。
シミュレーション装置1は、仮想空間に配置された1または複数のワークの挙動を算出するワーク挙動シミュレータ154を含む。ワーク挙動シミュレータ154は第1のシミュレータに相当する。ワーク挙動シミュレータ154は、ワークパラメータに基づいて、仮想空間に存在する各ワークの挙動を推定する。
シミュレーション装置1は、仮想空間の任意の視点位置に配置された仮想カメラで仮想空間を撮像することで生成される仮想画像に対して、計測処理を実行する画像計測モジュール158を含む。画像計測モジュール158は計測処理部に相当する。すなわち、画像計測モジュール158は、仮想空間を対象とする一種の視覚センサである。
シミュレーション装置1は、画像計測モジュール158によるワークの計測結果に応じて生成される動作指令に基づいて、仮想空間に配置されたワークを搬送するロボットの挙動を算出するロボットシミュレータ160を含む。ロボットシミュレータ160は、第2のシミュレータに相当する。
シミュレーション装置1は、仮想空間をビジュアル化した画像を生成するビジュアライザ164を含む。ビジュアライザ164は、画像生成部に相当する。
これらのコンポーネントおよびモジュールが互いに連携することで、現実のシステムが存在しなくても、現実のシステムでワークを処理したときに生じるであろうワークおよび各装置の挙動を正確に推定できる。
<B.対象システム例>
次に、本実施の形態に係るシミュレーション装置1によるシミュレーションの対象となるシステムの一例について説明する。
図2は、本実施の形態に係るシミュレーション装置1によるシミュレーションの対象となるワーク搬送システム2の一例を示す外観図である。図2を参照して、ワーク搬送システム2は、ワーク搬送装置10と、カメラ22と接続された画像計測装置20と、ロボット30と、コンベア50とを含む。
ワーク搬送装置10は、ワーク供給部12と、ワーク搬送部14とを含む。ワーク供給部12は、複数のワーク4を収容部に保持するとともに、定期的または何らかのイベントに応じて振動することで、収容部に保持されているワークの一部または全部をワーク搬送部14の搬送面16に供給する。ワーク搬送部14についても、定期的または何らかのイベントに応じて振動可能になっており、搬送面16上に配置されたワーク4に対して外力を与えることで、各ワーク4の配置位置および姿勢を変更させる。
カメラ22は、ワーク搬送部14の搬送面16の少なくとも一部が視野に入るように配置されている。画像計測装置20は、カメラ22の撮像により取得される画像に対する計測処理を実行することで、搬送面16上に配置されたワーク4の位置および姿勢を計測する。ワーク搬送部14が定期的またはイベントに応じて振動することで、各ワーク4の位置および姿勢を適宜変更し、画像計測装置20によりワーク4が適切に計測される確率を高める。
ロボット30は、画像計測装置20によるワーク4の計測結果(位置および姿勢)に基づいて、計測されたいずれかのワーク4をアーム先端に配置された吸着部32により吸着する。そして、ロボット30は、吸着(ピック)したワーク4をコンベア50まで搬送し、コンベア50の所定位置に配置する(プレイス)。ワーク搬送システム2におけるロボット30の動作は、ピックアンドプレイス動作とも称される。
コンベア50の搬送面は、基本的には、一定速度で移動しており、搬送面に配置されたワーク4は一定速度で下流側の処理工程へ搬送される。
図3は、図2に示すワーク搬送システム2を実現するための制御機能を説明する模式図である。図3を参照して、ワーク搬送システム2は、カメラ22に接続された画像計測装置20を有している。画像計測装置20は、予め設定されるワークモデル情報24に基づいて、カメラ22により撮像された画像に対して計測処理を実行することで、ワーク計測結果(各ワークの位置および姿勢の計測結果を含む)を出力する。
ワーク搬送システム2は、ロボットコントローラ40をさらに有している。ロボットコントローラ40は、画像計測装置20からのワーク計測結果に基づいて、ピックすべきワークの位置および姿勢を取得し、当該取得した情報に基づいて、ロボット30に対して動作指令を与える。
ワーク搬送システム2は、フィーダコントローラ18をさらに有している。フィーダコントローラ18は、定期的または何らかのイベントに応じて、振動発生アクチュエータであるワーク供給部12を駆動する。同様に、フィーダコントローラ18は、定期的または何らかのイベントに応じて、振動発生アクチュエータであるワーク搬送部14を駆動する。
以下では、典型例として、本実施の形態に係るシミュレーション装置1が、図2および図3に示すワーク搬送システム2の各装置およびワーク4の動作や挙動を高精度に再現する場合を説明する。
<C.ハードウェア構成>
次に、本実施の形態に係るシミュレーション装置1のハードウェア構成の一例について説明する。
図4は、本実施の形態に係るシミュレーション装置1を実現するためのハードウェア構成の一例を示す模式図である。シミュレーション装置1は、図4に示すような情報処理装置100が必要なプログラムを実行することで実現される。
情報処理装置100は、主たるコンポーネントとして、オペレーティングシステム(OS:Operating System)および後述するような各種プログラムを実行するプロセッサ102と、プロセッサ102でのプログラム実行に必要なデータを格納するための作業領域を提供する主メモリ104と、キーボードやマウスなどのユーザ操作を受付ける操作ユニット106(操作受付部)と、ディスプレイ、各種インジケータ、プリンタなどの処理結果を出力する出力ユニット108と、ネットワークに接続されるネットワークインターフェイス110と、光学ドライブ112と、外部装置と通信するローカル通信インターフェイス116と、ストレージ120とを含む。これらのコンポーネントは、内部バス118などを介してデータ通信可能に接続される。
情報処理装置100は、光学ドライブ112を有しており、コンピュータ読取可能なプログラムを非一過的に格納する光学記録媒体(例えば、DVD(Digital Versatile Disc)など)のコンピュータ読取可能な記録媒体114から、各種プログラムを読取ってストレージ120などにインストールする。
情報処理装置100で実行される各種プログラムは、コンピュータ読取可能な記録媒体114を介してインストールされてもよいが、ネットワーク上のサーバ装置などからダウンロードする形でインストールするようにしてもよい。また、本実施の形態に係る機能安全の評価に係るプログラムは、OSが提供するモジュールの一部を利用する形で実現される場合もある。
ストレージ120は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Flash Solid State Drive)などで構成され、プロセッサ102で実行されるプログラムを格納する。具体的には、ストレージ120は、本実施の形態に係るシミュレーションを実現するためのシミュレーションプログラムとして、物理シミュレーションプログラム122と、画像計測プログラム126と、ロボットシミュレーションプログラム130と、統合プログラム134とを含む。
物理シミュレーションプログラム122は、ワーク搬送装置10の挙動およびワーク搬送装置10からの影響を受けたワーク4の挙動を算出する。物理シミュレーションプログラム122には、ワーク搬送装置10の挙動を規定するパラメータ、および、ワーク4の重さや形状などを規定するパラメータを含む、物理シミュレーションパラメータ124が与えられる。物理シミュレーションパラメータ124の値は、ユーザ操作や統合プログラム134などにより適宜変更されるようにしてもよい。
物理シミュレーションパラメータ124として、ワーク搬送装置10およびワーク4のCADデータを用いてもよい。CADデータを用いることで、現実の装置の挙動をより正確に再現できる。
画像計測プログラム126は、物理シミュレーションプログラム122により算出される各ワーク4の位置および姿勢を反映する仮想撮像された画像に対して、画像計測装置20と実質的に同一の計測処理を実行する。画像計測プログラム126には、画像計測装置20における計測処理に必要なパラメータを含む画像計測パラメータ128が与えられる。
ロボットシミュレーションプログラム130は、ロボット30の挙動を再現するシミュレータとして機能する。ロボットシミュレーションプログラム130は、画像計測プログラム126の実行により算出される計測結果に基づいて、ロボット30によるワーク4のピックアンドプレイス動作を再現する。ロボットシミュレーションプログラム130には、ロボット30の挙動の再現に必要なパラメータを含むロボットパラメータ132が与えられる。
統合プログラム134は、物理シミュレーションプログラム122と、画像計測プログラム126と、ロボットシミュレーションプログラム130とを互いに連携させるための処理を実行する。具体的には、統合プログラム134は、典型的には主メモリ104上に、仮想空間のオブジェクトの状態を記述する仮想空間情報105を生成および更新する。物理シミュレーションプログラム122、画像計測プログラム126、および、ロボットシミュレーションプログラム130は、仮想空間情報105を参照して各シミュレーションの処理を実行するとともに、その実行結果のうち必要な情報を仮想空間情報105に反映する。統合プログラム134が提供する機能により、ワーク搬送装置10と、画像計測装置20と、ロボット30とからなるワーク搬送システム2による挙動および処理を再現する。
図4には、単一の情報処理装置100でシミュレーション装置1を実現する例を示したが、複数の情報処理装置を連係させてシミュレーション装置1を実現するようにしてもよい。この場合には、シミュレーション装置1を実現するために必要な処理の一部を情報処理装置100で実行させるとともに、残りの処理をネットワーク上のサーバ(クラウド)などで実行するようにしてもよい。
図4には、プロセッサ102が1または複数のプログラムを実行することで、シミュレーション装置1が実現される例を示すが、シミュレーション装置1を実現するために必要な処理および機能の一部を、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field-Programmable Gate Array)などを用いて実装するようにしてもよい。
<D.機能構成>
次に、本実施の形態に係るシミュレーション装置1の機能構成の一例について説明する。図5は、本実施の形態に係るシミュレーション装置1を実現するための機能構成の一例を示す模式図である。図5に示す各機能構成は、典型的には、情報処理装置100のプロセッサ102がプログラム(物理シミュレーションプログラム122、画像計測プログラム126、ロボットシミュレーションプログラム130、および、統合プログラム134など)を実行することで実現される。
図5を参照して、シミュレーション装置1は、その機能構成として、仮想空間情報管理モジュール150と、ワーク搬送シミュレータ152と、ワーク挙動シミュレータ154と、仮想撮像モジュール156と、画像計測モジュール158と、ロボットシミュレータ160と、ワークトラッキングモジュール162と、ビジュアライザ164とを含む。
仮想空間情報管理モジュール150は、統合プログラム134(図4)が実行されることで実現され、シミュレーションが実施される仮想空間の各オブジェクトの位置および姿勢などの情報を規定する仮想空間情報105を管理する。
ワーク搬送シミュレータ152は、ワーク挙動シミュレータ154が挙動を算出する1または複数のワーク4に対して外力を与えるワーク搬送装置10の挙動を算出する第3のシミュレータに相当する。ワーク搬送シミュレータ152は、物理シミュレーションプログラム122が実行されることで実現され、物理シミュレーションパラメータ124に従って、ワーク搬送装置10の挙動を再現する。より具体的には、ワーク搬送シミュレータ152は、ワーク搬送装置10を構成する、ワーク供給部12およびワーク搬送部14の挙動をそれぞれ再現する。ワーク搬送シミュレータ152により算出されるワーク搬送装置10の挙動の情報は、仮想空間情報105に反映される。
ワーク挙動シミュレータ154は、仮想空間に配置された1または複数のワーク4の挙動を算出する第1のシミュレータに相当する。具体的には、ワーク挙動シミュレータ154は、物理シミュレーションプログラム122が実行されることで実現され、ワーク搬送シミュレータ152によるワーク搬送装置10の挙動の情報に応じて、所定のタイムステップ毎に仮想空間に配置される各ワーク4の位置および姿勢を算出して更新する。ワーク挙動シミュレータ154は、各ワーク4の位置および姿勢をタイムステップ毎に算出するにあたって、各ワーク4の重量、位置、姿勢、移動速度、移動方向などがタイムステップ毎に算出される。各ワーク4の位置および姿勢は、ユーザなどから任意に設定されるワークパラメータに基づいて算出される。ワーク挙動シミュレータ154により算出されるワーク4の位置および姿勢の情報は、仮想空間情報105に反映される。
仮想撮像モジュール156は、仮想空間に配置される仮想カメラを管理するとともに、仮想カメラの視点位置および視野範囲に応じて、仮想画像を生成する仮想撮像部に相当する。仮想撮像モジュール156は、画像計測プログラム126が実行されることで実現され、仮想空間の任意の視点位置に配置された仮想カメラで仮想空間を撮像することで、仮想画像を生成する。ユーザが任意の位置に仮想カメラを配置でき、かつ、仮想カメラの視野範囲についても任意に変更できる。
画像計測モジュール158は、仮想空間の任意の視点位置に配置された仮想カメラで仮想空間を撮像することで生成される仮想画像に対して、計測処理を実行する計測処理部に相当する。画像計測モジュール158は、画像計測プログラム126が実行されることで実現され、仮想撮像モジュール156からの仮想画像に対して、画像計測パラメータ128により規定される計測処理が実行され、計測結果が出力される。
ロボットシミュレータ160は、計測処理部によるワークの計測結果に応じて生成される動作指令に基づいて、仮想空間に配置されたワーク4を搬送するロボット30の挙動を算出する第2のシミュレータに相当する。より具体的には、ロボットシミュレータ160は、ロボットシミュレーションプログラム130が実行されることで実現され、画像計測モジュール158からの計測結果に応じて、ロボット30の挙動を再現する。ロボットシミュレータ160により算出されるロボット30の挙動の情報は、仮想空間情報105に反映される。
ワークトラッキングモジュール162は、ロボットシミュレーションプログラム130が実行されることで実現され、ロボットシミュレータ160からのロボット30の挙動情報に基づいて、仮想空間においてロボット30によりピックアンドプレイスされるワーク4をトラッキングする。ワークトラッキングモジュール162によりトラッキングされるワーク4の位置情報(ワーク位置)は、仮想空間情報105に反映される。
ビジュアライザ164は、仮想空間をビジュアル化した画像を生成する画像生成部に相当する。ビジュアライザ164は、仮想空間情報管理モジュール150が管理する仮想空間情報105に基づいて、仮想空間の各オブジェクト(ワーク搬送装置10、ロボット30、ワーク4など)の挙動をビジュアル化する。
図5に示すような各機能が互いに連携することで、シミュレーション対象のシステム(例えば、ワーク搬送システム2)の挙動を高精度に再現できる。
<E.シミュレーション例>
次に、本実施の形態に係るシミュレーション装置1により提供されるシミュレーションの一例について説明する。
図6は、本実施の形態に係るシミュレーション装置1による実行されるシミュレーション結果をビジュアル化した仮想空間を示す表示画面200の一例を示す図である。図6を参照して、表示画面200においては、シミュレーションが実行される仮想空間202が表現されるとともに、仮想空間202内に配置されたロボットを示すオブジェクト204、複数のワークに相当するオブジェクト206、および、ワーク搬送装置10の搬送面16を簡略的に示すオブジェクト208が表現されている。
シミュレーション装置1によるシミュレーションの実行によってタイムステップ毎に算出される位置および姿勢の情報(時間的変化)に基づいて、これらのオブジェクト204,206,208は位置および姿勢を変化させる。この結果、仮想空間202内をオブジェクト204,206,208が動いているように表現される。
図7は、本実施の形態に係るシミュレーション装置1による実行されるシミュレーション結果のうちワーク4を示すオブジェクト206の時間的変化の一例を示す図である。図7(A)〜(C)には、ワーク4として、複数のボルトおよびナットを示す。図7(A)〜(C)に示されるビジュアル化された結果において、ワーク4の各々に対応するオブジェクト206の位置は、時間的に変化している。
本実施の形態においては、物理シミュレーションによって、各ワーク4の位置および姿勢が個別に算出されるとともに、他のワーク4などとの衝突による影響も反映される。ワーク4の各々の質量や与えられる外力の大きさなどによって、ワーク4の各々の軌跡も変化することになる。
その結果、例えば、図7(A)〜(C)に示すように、初期状態においてある程度の集合体であったワーク4は、時間的経過とともにばらばらになっていくことになる。このように、本実施の形態に係るシミュレーション装置1においては、物理シミュレーションにより、ワーク4の挙動が個別に算出されるので、精度の高いシミュレーションを実現できる。
図8は、本実施の形態に係るシミュレーション装置1による実行されるシミュレーション結果のうち画像計測に係る表示画面の一例を示す図である。図8を参照して、表示画面210は、画像計測モジュール158による計測処理の対象となる仮想画像220の一例を含む。仮想画像220内には、仮想画像220に対する計測処理により得られる認識結果222が表示されている。
表示画面210は、計測処理に係る画像計測パラメータ128を設定するための設定ウィンドウ224を含む。ユーザは、設定ウィンドウ224を操作することで、任意の画像計測パラメータ128を設定することもできる。画像計測パラメータ128の詳細については、一般的な計測処理に用いられるものを採用できるので、各パラメータについてさらなる詳細な説明は行わない。
図6〜図8に示すようなビジュアル化された結果を見ることで、ユーザは、シミュレーション対象のシステム(例えば、ワーク搬送システム2)が現実に存在しなくても、その高精度に再現される挙動を確認できる。
<F.物理シミュレーション>
次に、本実施の形態に係るシミュレーション装置1において採用される物理シミュレーションについて説明する。
本実施の形態に係るシミュレーション装置1においては、複数のワーク4が対象となる場合であっても、各ワーク4の時間的な挙動を算出することができる。ワーク4が多数存在する場合には、演算量が増加するため、公知のアルゴリズムを用いて演算量を低減するようにしてもよい。
このような演算量を低減するアルゴリズムの一例として、HACD(Hierarchical Approximate Convex Decomposition:階層的近似凸分解)アルゴリズムを用いることができる。HACDアルゴリズムによれば、物理シミュレーションの対象となるオブジェクトを凸分解することによって、当該オブジェクトの形状を変化させることなく、オブジェクトを単純化することで物理演算を高速化できる。
本実施の形態に係るシミュレーション装置1において採用される物理シミュレーションは、ワーク4の各々の挙動を推定できる。さらに、任意の時間において、任意のワーク4の位置や特性などを任意に変更することもできる。
図9は、本実施の形態に係るシミュレーション装置1による実行される物理シミュレーションの一例を示す図である。図9(A)に示す表示画面230においては、任意のワーク4に対応するオブジェクト206をカーソル232により選択することができる。任意のオブジェクト206が選択されることで、シミュレーション全体が一時停止するようにしてもよい。このとき、図9(B)に示すように、選択されたオブジェクト206をカーソル232により任意の位置に配置することで、当該新たに配置された位置からシミュレーションを再開できる。
すなわち、ワーク挙動シミュレータ154(第1のシミュレータ)は、任意の時間における任意のワークの位置または特性に対する変更操作に応答して、変更後の位置または特性に従って、1または複数のワーク4の挙動の算出を継続する。
このように、本実施の形態に係るシミュレーション装置1において採用される物理シミュレーションにおいては、複数のワーク4のうち任意のワーク4についての挙動を任意の時間において変更できるので、仮想空間上で、任意のワーク4を任意の位置に配置することで、各装置の挙動を事前に確かめることができる。
<G.処理手順>
次に、本実施の形態に係るシミュレーション装置1において実行される処理手順について説明する。
図10は、本実施の形態に係るシミュレーション装置1において実行される処理手順を示すフローチャートである。図10に示す各ステップは、典型的には、情報処理装置100のプロセッサ102がプログラム(物理シミュレーションプログラム122、画像計測プログラム126、ロボットシミュレーションプログラム130、および、統合プログラム134など)を実行することで実現される。
図10を参照して、まず、情報処理装置100は、ユーザにより指定された各種設定(物理シミュレーションパラメータ124、画像計測パラメータ128、ロボットパラメータ132、CADデータ、および、その他の設定情報)を読込み(ステップS100)、シミュレーションに必要な初期データを生成する(ステップS102)。
シミュレーションの開始が指示されると(ステップS104においてYES)、情報処理装置100は、仮想空間に配置された1または複数のワーク4の挙動を算出する処理を実行する。
具体的には、情報処理装置100は、次のタイムステップにおけるワーク搬送装置10の状態(位置、速度、加速度、姿勢など)を算出する(ステップS106)。そして、情報処理装置100は、次にタイムステップにおけるワーク搬送装置10の状態に基づいて、各ワーク4に与えられる外力を算出し(ステップS108)、算出された外力に基づいて、各ワーク4の状態(位置、速度、加速度、姿勢など)を算出する(ステップS110)。
ステップS106〜S110の処理は、典型的には、物理シミュレーションプログラム122の実行により提供される。
続いて、情報処理装置100は、仮想空間の任意の視点位置に配置された仮想カメラで仮想空間を撮像することで生成される仮想画像に対して、計測処理を実行する。より具体的には、情報処理装置100は、仮想空間に配置された仮想カメラによる仮想撮像により仮想画像を生成し(ステップS112)、当該生成した仮想画像に対して計測処理を実行する(ステップS114)。計測処理は、仮想画像に対する形状サーチなどの処理を含む。そして、情報処理装置100は、計測処理により得られる計測結果に基づいて、ロボットに対する指令を生成または更新する(ステップS116)。
ステップS114およびS116の処理は、画像計測プログラム126の実行により提供される。
続いて、情報処理装置100は、計測処理の実行により得られる計測結果に応じて生成される動作指令に基づいて、仮想空間に配置されたワーク4を搬送するロボット30の挙動を算出する処理を実行する。より具体的には、情報処理装置100は、ステップS116において生成または更新されるロボットに対する指令に従って、ロボット30の状態(位置、速度、加速度、姿勢など)を算出する(ステップS118)。併せて、情報処理装置100は、算出したロボット30の状態が予め定められた状態(ピック位置またはプレイス位置)にあれば(ステップS120)、対象のワーク4をピック状態またはプレイス状態に設定する(ステップS122)。
ステップS116〜S122の処理は、ロボットシミュレーションプログラム130の実行により提供される。
最終的に、情報処理装置100は、上述のステップにおいて算出された各装置の状態を反映した情報(仮想空間のオブジェクトの状態を記述する仮想空間情報105)に基づいて、仮想空間をビジュアル化した画像を生成して出力する(ステップS124)。
情報処理装置100は、予め定められた終了条件または停止条件が成立しているか否かを判断する(ステップS126)。予め定められた終了条件および停止条件のいずれも成立していない場合(ステップS126においてNOの場合)には、ステップS106以下の処理が繰返される。
一方、予め定められた終了条件または停止条件が成立している場合(ステップS126においてYESの場合)には、情報処理装置100は処理を終了する。
<H.シミュレーション装置の応用例>
上述したような本実施の形態に係るシミュレーション装置1を利用することで、現実の装置が存在しない場合(例えば、設備導入前や工事中など)であっても、予め、最適なパラメータを調整することができる。また、工場エラーや何らかの問題で、ロボットが停止した場合などの原因分析にも用いることができる。
以下、本実施の形態に係るシミュレーション装置1の応用例として、各種パラメータの調整を行う例について説明する。このようなパラメータの調整の対象としては、画像計測パラメータ128が想定されるが、それ以外のパラメータも調整の対象としてもよい。通常、画像計測については、パラメータ値が認識結果に大きく影響するので、画像計測パラメータ128を最適化することは重要である。
このようなパラメータの調整方法としては、パラメータ値を適宜変更し、上述したシミュレーションを実行して得られた結果(例えば、ワーク4の搬送率や不認識率など)を評価する処理を繰返すことで、最も良い結果を得られたパラメータを最適値として決定することができる。
図11は、本実施の形態に係るシミュレーション装置1を用いたパラメータ調整に係る処理手順を示すフローチャートである。図11に示す各ステップは、典型的には、情報処理装置100のプロセッサ102がプログラム(物理シミュレーションプログラム122、画像計測プログラム126、ロボットシミュレーションプログラム130、および、統合プログラム134など)を実行することで実現される。
図11を参照して、情報処理装置100は、調整対象のパラメータ候補、および、調整対象のパラメータ調整幅の設定を受付ける(ステップS200)。そして、情報処理装置100は、ステップS200において受付けた調整対象のパラメータ候補のうちから1または複数のパラメータ値を対応するパラメータ調整幅の任意の値に設定する(ステップS202)。
そして、情報処理装置100は、ステップS202において設定後のパラメータ、および、その他の固定されたパラメータに基づいて、図10に示すシミュレーションを実行する(ステップS204)。シミュレーションの内容が予め定められた状態になると(ステップS206においてYES)、情報処理装置100は、シミュレーションの実行を停止するとともに、そのシミュレーション結果についての評価値を算出する(ステップS208)。
続いて、情報処理装置100は、ステップS200において受付けた調整対象のパラメータ候補について、対応するパラメータ調整幅のすべての値を選択済みであるか否かを判断する(ステップS210)。すなわち、ステップS200において受付けたすべての調整対象のパラメータ候補を設定されたパラメータ調整幅のすべての値に設定して、シミュレーションの実行が完了されたか否かが判断される。
対応するパラメータ調整幅のすべての値を選択済みでなければ(ステップS210においてNO)、情報処理装置100は、ステップS202以下の処理を繰返す。
これに対して、対応するパラメータ調整幅のすべての値を選択済みであれば(ステップS210においてYES)、情報処理装置100は、ステップS208においてそれぞれ算出された評価値のうち、最も高い評価値に対応するパラメータ値を調整結果として出力する(ステップS212)。そして、パラメータ調整の処理は終了する。
図11に示すフローチャートに示される処理は、調整対象のパラメータ候補の数、および、各パラメータ候補についてのパラメータ調整幅の大きさに応じて、多数回繰返されることになる。
このようなパラメータ調整の処理を用いることで、現実の装置が存在しなくても、事前のパラメータ調整が可能となる。
<I.付記>
上述したような本実施の形態は、以下のような技術思想を含む。
[構成1]
仮想空間(202)に配置された1または複数のワーク(4)の挙動を算出する第1のシミュレータ(154)と、
前記仮想空間の任意の視点位置に配置された仮想カメラで前記仮想空間を撮像することで生成される仮想画像(220)に対して、計測処理を実行する計測処理部(158)と、
前記計測処理部によるワークの計測結果に応じて生成される動作指令に基づいて、前記仮想空間に配置された前記ワークを搬送するロボット(30)の挙動を算出する第2のシミュレータ(160)と、
前記仮想空間をビジュアル化した画像を生成する画像生成部(164)とを備える、シミュレーション装置。
[構成2]
前記第1のシミュレータが挙動を算出する前記1または複数のワーク(4)に対して外力を与えるワーク搬送装置(10)の挙動を算出する第3のシミュレータ(152)をさらに備える、構成1に記載のシミュレーション装置。
[構成3]
前記仮想空間に配置される前記仮想カメラを管理するとともに、前記仮想カメラの視点位置および視野範囲に応じて、前記仮想画像を生成する仮想撮像部(156)をさらに備える、構成1または2に記載のシミュレーション装置。
[構成4]
前記第1のシミュレータは、所定のタイムステップ毎に各ワークの位置および姿勢を算出して更新する、構成1〜3のいずれか1項に記載のシミュレーション装置。
[構成5]
前記第1のシミュレータは、任意の時間における任意のワークの位置または特性に対する変更操作に応答して、変更後の位置または特性に従って、前記1または複数のワークの挙動の算出を継続する、構成1〜4のいずれか1項に記載のシミュレーション装置。
[構成6]
コンピュータにシミュレーションを実行させるためのシミュレーションプログラム(122,126,130,134)であって、前記コンピュータ(100)に
仮想空間に配置された1または複数のワークの挙動を算出するステップ(S110)と、
前記仮想空間の任意の視点位置に配置された仮想カメラで前記仮想空間を撮像することで生成される仮想画像(220)に対して、計測処理を実行するステップ(S114)と、
前記計測処理の実行により得られる計測結果に応じて生成される動作指令に基づいて、前記仮想空間に配置された前記ワークを搬送するロボットの挙動を算出するステップ(S118)と、
前記仮想空間をビジュアル化した画像を生成するステップ(S124)とを実行させる、シミュレーションプログラム。
[構成7]
コンピュータ(100)において実行されるシミュレーション方法であって、前記コンピュータによって実行される、
仮想空間に配置された1または複数のワークの挙動を算出するステップ(S110)と、
前記仮想空間の任意の視点位置に配置された仮想カメラで前記仮想空間を撮像することで生成される仮想画像(220)に対して、計測処理を実行するステップ(S114)と、
前記計測処理の実行により得られる計測結果に応じて生成される動作指令に基づいて、前記仮想空間に配置された前記ワークを搬送するロボットの挙動を算出するステップ(S118)と、
前記仮想空間をビジュアル化した画像を生成するステップ(S124)とを備える、シミュレーション方法。
<J.利点>
本実施の形態に従うシミュレーション装置1は、ワークに対して何らかの外力が与えられるようなシステムについても総合的に挙動をシミュレーションできる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 シミュレーション装置、2 ワーク搬送システム、4 ワーク、10 ワーク搬送装置、12 ワーク供給部、14 ワーク搬送部、16 搬送面、18 フィーダコントローラ、20 画像計測装置、22 カメラ、24 ワークモデル情報、30 ロボット、32 吸着部、40 ロボットコントローラ、50 コンベア、100 情報処理装置、102 プロセッサ、104 主メモリ、105 仮想空間情報、106 操作ユニット、108 出力ユニット、110 ネットワークインターフェイス、112 光学ドライブ、114 記録媒体、116 ローカル通信インターフェイス、118 内部バス、120 ストレージ、122 物理シミュレーションプログラム、124 物理シミュレーションパラメータ、126 画像計測プログラム、128 画像計測パラメータ、130 ロボットシミュレーションプログラム、132 ロボットパラメータ、134 統合プログラム、150 仮想空間情報管理モジュール、152 ワーク搬送シミュレータ、154 ワーク挙動シミュレータ、156 仮想撮像モジュール、158 画像計測モジュール、160 ロボットシミュレータ、162 ワークトラッキングモジュール、164 ビジュアライザ、200,210,230 表示画面、202 仮想空間、204,206,208 オブジェクト、220 仮想画像、222 認識結果、224 設定ウィンドウ、232 カーソル。

Claims (7)

  1. 仮想空間に配置された1または複数のワークの挙動を算出する第1のシミュレータと、
    前記仮想空間の任意の視点位置に配置された仮想カメラで前記仮想空間を撮像することで生成される仮想画像に対して、計測処理を実行する計測処理部と、
    前記計測処理部によるワークの計測結果に応じて生成される動作指令に基づいて、前記仮想空間に配置された前記ワークを搬送するロボットの挙動を算出する第2のシミュレータと、
    前記仮想空間をビジュアル化した画像を生成する画像生成部とを備える、シミュレーション装置。
  2. 前記第1のシミュレータが挙動を算出する前記1または複数のワークに対して外力を与えるワーク搬送装置の挙動を算出する第3のシミュレータをさらに備える、請求項1に記載のシミュレーション装置。
  3. 前記仮想空間に配置される前記仮想カメラを管理するとともに、前記仮想カメラの視点位置および視野範囲に応じて、前記仮想画像を生成する仮想撮像部をさらに備える、請求項1または2に記載のシミュレーション装置。
  4. 前記第1のシミュレータは、所定のタイムステップ毎に各ワークの位置および姿勢を算出して更新する、請求項1〜3のいずれか1項に記載のシミュレーション装置。
  5. 前記第1のシミュレータは、任意の時間における任意のワークの位置または特性に対する変更操作に応答して、変更後の位置または特性に従って、前記1または複数のワークの挙動の算出を継続する、請求項1〜4のいずれか1項に記載のシミュレーション装置。
  6. コンピュータにシミュレーションを実行させるためのシミュレーションプログラムであって、前記コンピュータに
    仮想空間に配置された1または複数のワークの挙動を算出するステップと、
    前記仮想空間の任意の視点位置に配置された仮想カメラで前記仮想空間を撮像することで生成される仮想画像に対して、計測処理を実行するステップと、
    前記計測処理の実行により得られる計測結果に応じて生成される動作指令に基づいて、前記仮想空間に配置された前記ワークを搬送するロボットの挙動を算出するステップと、
    前記仮想空間をビジュアル化した画像を生成するステップとを実行させる、シミュレーションプログラム。
  7. コンピュータにおいて実行されるシミュレーション方法であって、前記コンピュータによって実行される、
    仮想空間に配置された1または複数のワークの挙動を算出するステップと、
    前記仮想空間の任意の視点位置に配置された仮想カメラで前記仮想空間を撮像することで生成される仮想画像に対して、計測処理を実行するステップと、
    前記計測処理の実行により得られる計測結果に応じて生成される動作指令に基づいて、前記仮想空間に配置された前記ワークを搬送するロボットの挙動を算出するステップと、
    前記仮想空間をビジュアル化した画像を生成するステップとを備える、シミュレーション方法。
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