JP2020011017A - 歯磨き飛沫防止具 - Google Patents
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Abstract
【課題】歯ブラシのブラッシング状態を鏡で見ることができ、かつ鏡や周囲の壁を汚さないようにする歯磨き飛沫防止具を提供する。【解決手段】鏡の前で歯磨きをしている時に、鏡に向かって飛散する歯磨剤と唾液を遮蔽し、歯ブラシAのブラッシング状態を鏡で確認できる透明な遮蔽板1に、歯ブラシAの柄を脱着可能とする挿入部2を遮蔽板1の下部に設置し、S字型のフックに掛けることのできるフック受け3を挿入部2の下部に設置したことを特徴とする。【選択図】図11
Description
本発明は鏡の前で歯磨きしている時に口の中の歯磨剤と唾液が鏡に飛散して、鏡を汚してしまうことを防ぐための歯磨き飛沫防止具に関するものである。
従来、歯磨き時に口の中から飛び散る唾液を、遮蔽ガードを取り付けて防ぐ発明(特許文献1)が知られている。また、歯ブラシからつたった唾液を歯ブラシの柄に漏斗や貯留筒、垂れ液遮断板を取り付けて防ぐ発明(特許文献2、3、4)が知られている。
歯ブラシのブラッシング状態を鏡で見ながら歯磨きをしていると図9のように歯ブラシのブラッシングにより口の中の歯磨剤と唾液が鏡に飛散し、汚してしまう問題があった。歯ブラシのブラッシング状態を鏡で見ることができ、かつ鏡や周囲の壁を汚さないようにする発明が必要とされている。
特許文献1では遮蔽ガードにより、口内残渣液の飛散りを抑止する発明であるが、遮蔽ガードが概ね口サイズである為、強めのブラッシングでは飛散する歯磨剤と唾液が遮蔽ガードを飛び越える可能性がある。また、遮蔽ガードにより口の前を覆った状態になれば、口の中が遮蔽ガードにより隠されてしまい、ブラッシング状態を鏡で見ることが難しくなる。
特許文献2では歯ブラシの柄にたれてきた歯磨き液を漏斗の朝顔部の内側と歯ブラシの柄との間で形成した液受けに流行させる発明であるが、朝顔部の開口部は歯ブラシの柄にたれてきた歯磨き液を受け止める為の大きさであり、飛散する歯磨剤と唾液を防ぐ効果は低い。
特許文献3では歯磨の混入した唾液を環状貯留筒に貯留する発明であるが環状貯留筒の開口部の広さは歯ブラシの柄をつたった唾液を受け止める為の大きさであり、飛散する歯磨剤と唾液を防ぐ効果は低い。
特許文献4では垂れ液遮断板により、唾液などの垂れ液を手に伝えない発明であるが、垂れ液を液遮断板の周辺部から滴下せしめる大きさのものである為、飛散する歯磨剤と唾液を防ぐ効果は低く、垂れ液遮断板を歯ブラシと一体に形成する作りである為、取り付け位置によっては、口の中のブラッシングの状態を確認しづらくなる可能性もあり、歯ブラシ入れなどの収容用具に収納しづらくなる問題も予想される。
特許文献1、2、3では歯ブラシの柄に伝わってくる唾液を溜めておく部品がとりつけられているが、歯磨き後の唾液の洗浄を丁寧に行わないと細菌が繁殖し易い構造であり、衛生的ではない。
本発明はこれらの問題を解決するためになされたもので、鏡で歯磨き時のブラッシング状態を確認しながら、鏡を飛散する歯磨剤と唾液で汚さないようにすることを目的とする。
鏡の前で歯磨きをしている時に、鏡に向かって飛散する歯磨剤と唾液を遮蔽し、歯ブラシAのブラッシング状態を鏡で確認できる透明な遮蔽板1に、歯ブラシの柄A2を脱着可能とする挿入部2を遮蔽板1の下部に設置し、S字型のフックBに掛けることのできるフック受け3を挿入部2の下部に設置する。
(イ)、図10のように遮蔽板1が歯磨き時に歯ブラシの植毛部A1側から飛び散る歯磨剤と唾液を効率的に遮蔽できるので、対面している鏡の汚れる範囲を少なくできる。
(ロ)、遮蔽板1が透明であることで歯磨き時の口の中のブラッシング状態を確認でき、本発明を使用しないときと変わらない動作で歯磨きを行える。
(ハ)、歯ブラシの柄A2を挿入部2から脱着自在にすることでビニールケースCに収納できる為、持ち運びが便利に行える。
(二)、フック受け3を設けており、洗面所で収納する際には、図7のように歯ブラシAをS字型のフックBにかけることができる。歯ブラシAを干しながら保管できる為、歯ブラシAを衛生的に保つことができる。また、透明で光を通すため細菌が繁殖しづらくできる。歯ブラシ入れなどの収容用具に歯ブラシを保管する場合は、本発明から歯ブラシAを取り外して収納を行う。
(ホ)、歯ブラシの柄A2に伝わった歯磨剤と唾液はある程度の粘性があるため、縦と横の長さが10cm前後の遮蔽板1の上にしばらく受け止めておくことができる。また、遮蔽板1は平らであるため洗浄時には容易に歯磨剤と唾液を取り除くことができる。
(ロ)、遮蔽板1が透明であることで歯磨き時の口の中のブラッシング状態を確認でき、本発明を使用しないときと変わらない動作で歯磨きを行える。
(ハ)、歯ブラシの柄A2を挿入部2から脱着自在にすることでビニールケースCに収納できる為、持ち運びが便利に行える。
(二)、フック受け3を設けており、洗面所で収納する際には、図7のように歯ブラシAをS字型のフックBにかけることができる。歯ブラシAを干しながら保管できる為、歯ブラシAを衛生的に保つことができる。また、透明で光を通すため細菌が繁殖しづらくできる。歯ブラシ入れなどの収容用具に歯ブラシを保管する場合は、本発明から歯ブラシAを取り外して収納を行う。
(ホ)、歯ブラシの柄A2に伝わった歯磨剤と唾液はある程度の粘性があるため、縦と横の長さが10cm前後の遮蔽板1の上にしばらく受け止めておくことができる。また、遮蔽板1は平らであるため洗浄時には容易に歯磨剤と唾液を取り除くことができる。
本発明の本体は図1で示すように歯磨剤と唾液を受け止める遮蔽板1、歯ブラシの柄A2を挿入する挿入部2そして、S字型のフックBに掛ける時に使うフック受け3から構成されている。
遮蔽板1は図3で示すように四角い板状で、角が顔に接触しても怪我を負わないように角をまるめた形状である。また、歯ブラシの植毛部A1側から広い角度で飛散する歯磨剤と唾液を防ぐ為、人の口の周辺を覆い隠せるぐらいの広さであり、縦と横の長さが10cm前後のものである。
遮蔽板1は歯磨きのブラッシング状態を観察できるようにするため透明な素材からなる。また、遮蔽板1の下方の中央部には挿入部2を取り付ける為の設置口1eを設けており、挿入部2に設けた設置溝2bに嵌めて取り付けを行う。
挿入部2は図4に示すように円柱状の形をしており、設置栓表2c、設置溝2b、設置栓裏2d、挿入口2aから構成される。設置溝2bは設置栓表2cと設置栓裏2dに比べて側面の周囲が小さく、設置栓表2cと設置栓裏2dで挟みこむことで溝を形成するものである。
挿入部2は歯ブラシの柄A2を挿入するための挿入口2aを設ける。挿入口2aは設置栓表2cから設置溝2bを通り、設置栓裏2dまで貫通した穴である。また、挿入口2aの形状は歯ブラシの柄A2の形状に合わせ横に長い長方形の形をしたものである。
設置溝2bは遮蔽板1の設置口1eに嵌めて、設置栓表2cと設置栓裏2dで両側から挟むように遮蔽板1を固定する。
遮蔽板1の材質は設置口1eに挿入部2の設置溝2bに伸び縮みさせて嵌められるように例えば透明なウレタンゴムなどの柔軟でな材料から形成される。また、四角い形状をした遮蔽板1の四隅の角はフィレット加工を行うなどして、肌に触れても痛みを感じない程度に丸みをつけたものである。
挿入部2の材質も歯ブラシの柄A2を自在に脱着できるようにするため、例えばシリコンゴムのような弾力性のある材料から形成される。
フック受け3は紐状の形状であり図2と図4で示すようにフック受け3の両端を挿入部2に設けられている設置栓裏2dの下方側に設置をする。フック受け3の長さはS字型のフックBに掛けられる程度の長さを持つ。また、挿入部2と一体になっている部品である。
本発明を使用するときには図5に示すように挿入部2の挿入口1eに歯ブラシの植毛部A1が遮蔽板1の上辺1b側に向くように歯ブラシの柄A2を挿入する。
透明な遮蔽板1を通して、対面する鏡で歯のブラッシング状態を確認しながら歯磨きを行う。また、歯のブラッシングを行う時には、対面する鏡に向って飛散する歯磨剤と唾液を遮蔽板1で防ぎながら歯磨きを行う。
歯ブラシの柄A2につたってくる歯磨剤と唾液は遮蔽板1でしばらくの間受け止めておく。受け止めた歯磨剤と唾液は歯磨きが終了したあとに、飛沫として飛散して歯磨剤と唾液とともに洗浄する。
歯磨きが終了した後は歯磨剤と唾液で汚れた平らな遮蔽板を水で手でこするように洗浄する。歯ブラシAを取り付けたまま洗浄し、歯ブラシAも同時に洗浄を行う。
歯磨きが終了し、歯ブラシAと本発明の本体を収納する際は、図7で示すように歯ブラシの柄A2を挿入部2の挿入口1eから取り外すことで、図8で示したようにビニールケースCに収納したり、もしくは、図7で示すようにS字型のフックBに掛けて収納する。歯ブラシ入れなど収納用具に歯ブラシを格納する場合は、本発明から歯ブラシAを取り外して本発明と別々に収納する。
1 遮蔽板
1a 遮蔽板の上辺
1b 遮蔽板の下辺
1c 遮蔽板の左辺
1d 遮蔽板の右辺
1e 遮蔽板の設置口
1f 右上の角
1g 右下の角
1h 左上の角
1i 左下の角
2 挿入部
2a 挿入口
2b 設置溝
2c 設置栓表
2d 設置栓裏
3 フック受け
A 歯ブラシ
A1 歯ブラシの植毛部
A2 歯ブラシの柄
B S字型のフック
C ビニールケース
1a 遮蔽板の上辺
1b 遮蔽板の下辺
1c 遮蔽板の左辺
1d 遮蔽板の右辺
1e 遮蔽板の設置口
1f 右上の角
1g 右下の角
1h 左上の角
1i 左下の角
2 挿入部
2a 挿入口
2b 設置溝
2c 設置栓表
2d 設置栓裏
3 フック受け
A 歯ブラシ
A1 歯ブラシの植毛部
A2 歯ブラシの柄
B S字型のフック
C ビニールケース
Claims (1)
- 鏡の前で歯磨きをしている時に、鏡に向かって飛散する歯磨剤と唾液を遮蔽し、歯ブラシAのブラッシング状態を鏡で確認できる透明な遮蔽板1に、歯ブラシの柄A2を脱着可能とする挿入部2を遮蔽板1の下部に設置し、S字型のフックBに掛けることのできるフック受け3を挿入部2の下部に設置したことを特徴とする歯磨き飛沫防止具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018148910A JP2020011017A (ja) | 2018-07-22 | 2018-07-22 | 歯磨き飛沫防止具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018148910A JP2020011017A (ja) | 2018-07-22 | 2018-07-22 | 歯磨き飛沫防止具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020011017A true JP2020011017A (ja) | 2020-01-23 |
Family
ID=69169006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018148910A Pending JP2020011017A (ja) | 2018-07-22 | 2018-07-22 | 歯磨き飛沫防止具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020011017A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7002814B1 (ja) * | 2021-06-25 | 2022-01-20 | 佐田 康太朗 | 歯ブラシ |
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JP2002000355A (ja) * | 2000-06-26 | 2002-01-08 | Masayuki Takahashi | 歯ブラシのクリーナ |
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CN203897625U (zh) * | 2014-03-18 | 2014-10-29 | 中国神华能源股份有限公司 | 一种防溅牙刷 |
-
2018
- 2018-07-22 JP JP2018148910A patent/JP2020011017A/ja active Pending
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