JP2020010817A - Washing and drying machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の実施形態は、洗濯乾燥機に関する。 Embodiments of the present invention relate to a washer / dryer.
従来より、衣類の洗濯機能と乾燥機能を備えた例えばドラム式の洗濯乾燥機が知られている。この種の洗濯乾燥機では、衣類の乾燥室として機能する水槽の外部に、その水槽内の空気を循環させるための循環風路を設けるとともに、この循環風路を循環する空気に含まれる糸屑等のリントを捕獲するフィルタを設けている。 BACKGROUND ART Conventionally, for example, a drum-type washing / drying machine having a washing function and a drying function for clothes has been known. In this type of washing and drying machine, a circulating air path for circulating air in the tub is provided outside a water tank functioning as a clothes drying room, and yarn waste contained in air circulating in the circulating air path. A filter for capturing lint is provided.
このものでは、係るフィルタにより、その下流側へリントを流さないように捕獲することができる一方、捕獲されたリントはフィルタに堆積していく。このため、ユーザは、堆積したリントを定期的に除去する必要があるが、フィルタに堆積したリントは除去し難く、清掃用の道具を用いたとしても、その道具の準備を含め掃除に手間がかかる。また、定期的な掃除を怠ると、フィルタが目詰まりして循環風路の風量が低下し、ひいては乾燥効率を低下させる虞がある。 In this case, the lint can be captured by the filter so as not to flow to the downstream side, while the captured lint accumulates on the filter. For this reason, it is necessary for the user to periodically remove the deposited lint, but it is difficult to remove the lint deposited on the filter, and even if a cleaning tool is used, the cleaning work including preparation of the tool is troublesome. Take it. Further, if the regular cleaning is neglected, there is a possibility that the filter is clogged, the air volume in the circulation air passage is reduced, and the drying efficiency is reduced.
そこで、メンテナンスフリーで循環風路におけるフィルタの目詰まりを防止することが可能な洗濯乾燥機を提供する。 Accordingly, a washing / drying machine which is maintenance-free and capable of preventing clogging of a filter in a circulation air passage is provided.
実施形態の洗濯乾燥機は、衣類を収容する回転槽と、前記回転槽を収容する槽と、前記槽外において両端部が当該槽と連通するように設けられた循環風路と、前記槽内の空気を、前記循環風路を通して循環させる送風装置と、前記循環風路に設けられ、前記循環させる空気に含まれるリントを捕獲するフィルタ部材と、前記フィルタ部材で捕獲されたリントを除去するための除去装置と、を具備し、前記除去装置は、前記フィルタ部材のリント捕獲面で捕獲されたリントを粘着させる粘着面を有する粘着性部材を備え、前記粘着性部材を、その粘着面が前記リント捕獲面から離間するように退避させた通常位置と、前記粘着面が前記リント捕獲面に接触するように当該粘着性部材をあてがう接触位置と、の間での移動が可能に構成されているとともに、前記粘着面は、注水による粘着力の再生が可能な材料で形成されている。 The washing and drying machine of the embodiment includes a rotating tub for storing clothes, a tub for storing the rotating tub, a circulation air path provided so that both ends thereof communicate with the tub outside the tub, Air for circulating the air through the circulating air passage, a filter member provided in the circulating air passage, for capturing lint contained in the circulated air, and for removing lint captured by the filter member. Removing device, the removing device comprises an adhesive member having an adhesive surface to adhere the lint captured on the lint capturing surface of the filter member, the adhesive member, the adhesive surface, the adhesive surface is the It is configured to be movable between a normal position retracted so as to be separated from the lint capturing surface and a contact position where the adhesive member is applied so that the adhesive surface contacts the lint capturing surface. Both the adhesive surface is formed of a material capable of reproducing the adhesive force due to water injection.
以下、洗濯乾燥機に係る複数の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、各実施形態において、実質的に同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
<第1実施形態>
第1実施形態について図1〜図3を参照しながら説明する。図1に示す洗濯乾燥機1は、回転槽10内の衣類を洗濯する洗濯機としての機能と、回転槽10内の衣類を乾燥する衣類乾燥機としての機能を備えた、いわゆる横軸型のドラム式洗濯機である。
Hereinafter, a plurality of embodiments of a washing and drying machine will be described with reference to the drawings. In each embodiment, substantially the same components are denoted by the same reference numerals, and description thereof is omitted.
<First embodiment>
The first embodiment will be described with reference to FIGS. The washing /
洗濯乾燥機1の外箱2は、全体として矩形箱状をなしており、その前面部2aには、洗濯物出入口3が設けられているとともに、この洗濯物出入口3を開閉する扉4が回動可能に設けられている。詳しい図示は省略するが、外箱2における前面部2aの上端側には操作パネル5が設けられており、この操作パネル5に、電源のオンオフや運転コースの設定をするための入力部、ユーザに対する種々の表示を行う表示部を有する。操作パネル5の裏側には、制御手段を構成する制御装置6が設けられている。制御装置6は、マイクロコンピュータを主体に構成されていて、洗濯乾燥機1全体の制御を行う。
The
外箱2の内部には、回転槽10と、この回転槽10を収容する水槽7が設けられている。水槽7は、水を溜めることが可能な有底円筒状をなす槽であり、回転槽10は、内部に衣類を収容することが可能な有底円筒状をなすドラムである。
Inside the
水槽7は、その軸線が前後方向を向く横向きで、且つやや前上がりの傾斜状態で、図示しないサスペンションにより弾性的に支持されている。水槽7の前面開口部7aは、ベローズ3aを介して前記洗濯物出入口3に接続されている。
The
詳しい図示は省略するが、外箱2内の上部には、給水機構8(図1で一部のみ図示)が設けられている。給水機構8は、水道等の給水源に接続されるホース接続口8a、メイン給水弁8bを含む複数の給水弁8b,8c、それら給水弁8b,8cを介して各別に給水するための給水経路(図示略)を備えている。給水機構8のメイン給水弁8bが開放されることにより、水槽7内に水が供給され、貯留される。水槽7後部の底部には排水口7bが設けられていて、この排水口7bに、排水弁9aを介して排水管9が接続されている。排水弁9aが開放されることに伴い、水槽7内に貯留されていた水は、排水管9を通して機外へ排出される。
Although not shown in detail, a water supply mechanism 8 (only part of which is shown in FIG. 1) is provided in the upper part of the
回転槽10は、水槽7と同様に、軸線が前後方向を向く横向きで、且つやや前上がりの傾斜状態で配置されている。回転槽10の前面開口部10aは、水槽7の前面開口部7aと洗濯物出入口3に連通しており、扉4を開放することで、洗濯物出入口3から、水槽7と回転槽10の前面開口部7a,10aを通して回転槽10に対して衣類を出し入れすることができる。回転槽10には、図1に示すように多数の孔部10bが形成されている。孔部10bは、洗濯運転における洗いやすすぎ時には、水槽7内と回転槽10内との間で水の移動が可能な通水孔として機能し、脱水時には脱水孔として機能し、乾燥運転時には空気の移動が可能な通風孔として機能する。
Similar to the
水槽7の背面には、例えばDCブラシレスモータからなるドラムモータ11が設けられている。ドラムモータ11の回転軸11aは、水槽7の背面を貫通して回転槽10の背面に連結されており、回転槽10は、ドラムモータ11により直接回転駆動される。
A
外箱2の内部には、水槽7外に位置させて両端部13,16が当該水槽7と連通する循環風路12が設けられている。循環風路12は、排気ダクト13と、中間ダクト14と、ヒートポンプ用ダクト15と、給気ダクト16とを、この順に連通接続させたダクト部材13〜16で構成されている。
Inside the
具体的には、水槽7には、前側の右上部に位置させて排気口17が設けられていて、この排気口17に、循環風路12の一端部となる排気ダクト13の一端部が連通接続されている。排気ダクト13と中間ダクト14とが連通接続された部分には、フィルタ部材20が配置されている。また、本実施形態では、フィルタ部材20で捕獲されたリントを除去するための粘着性部材30も配置されているが、これらの部材20,30について詳しくは後述する。
Specifically, the
中間ダクト14は、排気ダクト13の後方から下方に向けて延びていて、水槽7の下方に配設されたヒートポンプ用ダクト15の一端部に連通接続されている。なお、図1では説明の便宜上、中間ダクト14の途中部を二点鎖線で示している。
The
ヒートポンプ用ダクト15内には、ヒートポンプ18の蒸発器19aと凝縮器19bが収容配置されている。ヒートポンプ18は、周知のように、冷媒を圧縮して吐出する圧縮機(図示略)と、この圧縮機から吐出された高温高圧の冷媒を凝縮して液化させる凝縮器19bと、この凝縮器19bで液化した冷媒の流量を調整する絞り装置(図示略)と、この絞り装置を通った冷媒を蒸発させる蒸発器19aとを、配管でサイクル接続することにより冷凍サイクルを構成している。このうち、凝縮器19bは、ヒートポンプ用ダクト15内を流れる空気を加熱し、蒸発器19aは、ヒートポンプ用ダクト15内を流れる空気を冷却して除湿する。ヒートポンプ用ダクト15において、蒸発器19aが中間ダクト14との接続部寄りに配置され、凝縮器19bが給気ダクト16寄りに配置されている。
The
ヒートポンプ用ダクト15と給気ダクト16とが連通接続された部分には、送風装置21が配設されている。送風装置21は、ファンケーシング22と、このファンケーシング22内に配設されたファン21aと、このファン21aを回転駆動するファンモータ21bとを備えている。ファンケーシング22は、その吸気口22aがヒートポンプ用ダクト15に連通接続され、吐出口22bが給気ダクト16の下端部に連通接続されている。給気ダクト16の上端部は、上方に向けて延び、水槽7背面側の上部に設けられた給気口23に連通接続されている。こうして、送風装置21は、ファン21aの回転駆動により、水槽7内の空気を、上記した循環風路12を通して循環させることができる。
A
続いて、フィルタ部材20と粘着性部材30に係る構成について、図2、図3も参照しながら詳述する。
図1に示すように、中間ダクト14における排気ダクト13寄りの部分は、その内部にフィルタ部材20が取付けられるフィルタ収容部分25とされている。これらフィルタ収容部分25と排気ダクト13は、外箱2上面部2bの直ぐ下側に位置する。ここで、図2は、フィルタ収容部分25と排気ダクト13の内部構造の拡大図を表し、排気ダクト13における、排気口17側の接続部分(図1の蛇腹部13zの部分)の図示を省略している。
Subsequently, the configuration relating to the
As shown in FIG. 1, a portion of the
図2に示すように、フィルタ収容部分25は、排気ダクト13側の開口25pにて前後に連通させる空洞状態となっており、当該開口25pに臨む位置にフィルタ部材20が設けられている。フィルタ部材20は、格子状をなすフレーム26に網27を張設した平面状フィルタで構成されている。フィルタ部材20のフレーム26は、前記開口25pに合わせた寸法形状に設定され、収容部分25の底壁25aと上壁25bとに係止されるとともに、左右の側壁(図2で一方の側壁25cのみ図示)に係止される。
As shown in FIG. 2, the
本実施形態では、フィルタ部材20において網27を張設した平坦な前面側をリント捕獲面20aとし、網27に対してフレーム26が突起する側を後面側とする。つまり、乾燥運転時に循環風路12を流れる空気は、図1に矢印で示すように、排気口17から排気ダクト13、フィルタ部材20、中間ダクト14、ヒートポンプ用ダクト15、給気ダクト16を順に流れることから、フィルタ部材20前面側が、リントを捕獲するリント捕獲面20aとなる。
In the present embodiment, the flat front side where the
一方、排気ダクト13は、開口25p寄りの位置に、粘着性部材30を収容した粘着性部材収容部とされている。図2に示すように、排気ダクト13は、その底壁13aがフィルタ収容部分25の底壁25aよりも下方へ段落ちしている分、上下方向のスペースがフィルタ収容部分25よりも大きくなっている。
On the other hand, the
粘着性部材30は、全体として矩形状をなす板状の部材である。粘着性部材30は、その上下方向の寸法が、図3に示すように起立した姿勢で、排気ダクト13の底壁13aからフィルタ部材20の上端まで届くように設定され、左右方向(図3の紙面と直交する方向)の寸法が、フィルタ部材20の左右方向の寸法と一致するように設定されている。
The
粘着性部材30は、起立した姿勢において、フィルタ部材20のリント捕獲面20aに合わさる領域に、粘着面30aを有する。粘着面30aは、粘着性部材30の一面側に形成された矩形シート状の粘着層である。粘着面30aの材料は例えば、注水による粘着力の再生が可能なポリウレタンからなる(シリコン等、他の材料から形成してもよい)。つまり、粘着面30aにリント等が付着して粘着力が低下しても、粘着面30aを水洗いしてリント等を洗い流してから乾燥させれば、粘着力が復元する材料を用いている。
The
粘着性部材30の一端側には、左右方向に延びる回動軸31が設けられている。粘着性部材30は、排気ダクト13の後隅部にて回動軸31の周りに回動可能に軸支されている。また、排気ダクト13には、その後隅部に位置して粘着性部材30の移動用モータ32が設けられている。移動用モータ32の回転軸は、粘着性部材30の回動軸31に連結されている。
On one end of the
これにより、粘着性部材30は、底壁13aに沿って倒れた姿勢の位置を通常位置(図2参照)、前記起立した姿勢の位置を接触位置として(図3参照)、移動用モータ32の駆動により、当該通常位置と接触位置との間で回動軸31の周りに回動する。つまり、粘着性部材30は通常位置への移動により、図2に示すように粘着面30aがフィルタ部材20のリント捕獲面20aから離間するように退避する。一方、粘着性部材30は接触位置への回動により、図3に示すように粘着面30aがフィルタ部材20のリント捕獲面20aに接触するようにあてがわれる。
Thus, the
図2、図3に示すように、フィルタ収容部分25と排気ダクト13は、全体として所定角度α傾斜するようにして配設されている。このため、排気ダクト13の底壁13aは、水平面Hに対して所定角度α傾斜した傾斜面とされている。この角度αは、以下に説明するノズル部35から排気ダクト13内に注水された水が、排気ダクト13の底壁13a或いは通常位置の粘着性部材30を伝って、前方の排気口17へ流れ落ち易い傾斜となるように設定されている。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
ここで、本実施形態の注水装置33は、図1に示す前記給水機構8における給水弁8c、図2に示す排気ダクト13上部のノズル部35、それら給水弁8cとノズル部35を接続する接続ホース34を含む。このうち、給水弁8cは、給水機構8におけるメイン給水弁8bとは別個の給水弁(適宜「除去用給水弁8c」と称す)である。除去用給水弁8cが開放されると、給水源からの水が接続ホース34を通って、ノズル部35から排気ダクト13内へと注水される。
Here, the
図2に示すように、ノズル部35は、そのノズル孔が排気ダクト13内に臨む状態で、当該ダクト13上部の後端側に配置されている。また、ノズル部35は、ノズル孔からの噴射により注水する水(噴射方向W1参照)が、通常位置の粘着性部材30における粘着面30aの後端側(基端側)に当たり、且つ排気口17側へ流し落とす方向に傾けた向きで取付けられている。
As shown in FIG. 2, the
詳しい図示は省略するが、ノズル部35は、そのノズル孔に先端側へ向かうに従い左右方向に拡開するテーパ部36が形成された偏平状をなしている。このノズル部35から、テーパ部36により扇状に噴射される水が、通常位置の粘着性部材30に対してその幅方向に両端まで広がって、粘着面30aの後端側に当たる。この水は、上記した注水の向きW1と粘着性部材30の傾斜角度αにより、粘着面30aを伝って後端側から前端側へ流れることで、粘着面30a全体を水洗いすることができる。また、この水は、排気ダクト13の底壁13aとフィルタ収容部分25の底壁25aとの段差で、中間ダクト14側へ流出することがなく、排気ダクト13の底壁13aを伝って、排気口17から水槽7内へ流出する。
Although not shown in detail, the
上記した粘着性部材30、移動用モータ32、及び注水装置33は、フィルタ部材20で捕獲されたリントを除去するための除去装置37として機能する。
前記制御装置6には、操作パネル5の入力部からの操作信号や、図示しない各種センサからのセンサ信号が入力される。また、制御装置6は、操作パネル5の表示部の表示制御や、ドラムモータ11、給水弁8b,8c、排水弁9a、ヒートポンプ18の圧縮機、送風装置21のファンモータ21b、粘着性部材30の移動用モータ32等の駆動制御を行う。
The
An operation signal from an input unit of the operation panel 5 and sensor signals from various sensors (not shown) are input to the control device 6. The control device 6 controls the display of the display unit of the operation panel 5, the
そして、制御装置6は、操作パネル5でユーザにより設定される運転コースに応じて、各種センサからのセンサ信号や、自身6の記憶部に記憶された制御プログラムに基づき、上記したモータ11,21b,32や給水弁8b,8c等の各装置を制御し、周知の洗い、すすぎ、脱水の各行程を含む洗濯運転や、乾燥運転を自動で実行する。
Then, the control device 6 controls the
次に上記構成の作用について、乾燥運転における動作、並びにその乾燥運転終了後の動作を中心に説明する。ここで、粘着性部材30は通常、洗濯運転や乾燥運転時も含め通常位置にあり、フィルタ部材20のリント捕獲面20aから離間しているものとする(図2参照)。
Next, the operation of the above configuration will be described focusing on the operation in the drying operation and the operation after the drying operation is completed. Here, it is assumed that the
制御装置6は、乾燥運転を開始する際、ドラムモータ11により回転槽10を適宜回転させるとともに、ヒートポンプ18の圧縮機並びにファンモータ21bを夫々駆動させる。係る圧縮機の駆動により、凝縮器19bから放熱し、蒸発器19aで周辺空気を冷却する。また、ファンモータ21bの駆動により、循環風路12における凝縮器19bで加熱された温風が、給気ダクト16を通り、給気口23から水槽7(乾燥室)内、ひいては回転槽10内に供給される(図1の矢印参照)。回転槽10内に供給された温風は、衣類と接触して衣類を温めるとともに、衣類から湿気を奪う。
When starting the drying operation, the control device 6 appropriately rotates the
また、この場合、湿気を含んだ空気は、排気口17から循環風路12の排気ダクト13側へ排出される。排気ダクト13側へ排出された空気は、中間ダクト14におけるフィルタ収容部分25から当該ダクト14を通り、ヒートポンプ用ダクト15内へ入る。ヒートポンプ用ダクト15へ入った空気は、蒸発器19aを通過する際に冷却されて除湿される。除湿された空気は凝縮器19bで再び加熱され、給気口23から水槽7内ひいては回転槽10内に供給される。これを繰り返すことで、回転槽10内の衣類が乾燥される。
In this case, the air containing moisture is discharged from the
こうした乾燥運転中に、衣類から出た糸屑等のリントも排気口17から排気ダクト13側へ排出される。排気ダクト13側へ排出されたリントは、フィルタ収容部分25のフィルタ部材20を通過するとき、そのリント捕獲面20aにて捕獲される。
During such a drying operation, lint such as lint from the clothes is also discharged from the
乾燥運転が終了した後、除去装置37により、リント捕獲面20aで捕獲されたリントを除去する。具体的には、制御装置6は、乾燥運転終了後に、扉4の開閉を検知する開閉検知センサのセンサ信号に基づき、回転槽10内の衣類が取り出されたと判定すると、粘着性部材30を通常位置から接触位置へ移動させるように移動用モータ32を駆動する。これにより、粘着性部材30は、図2の矢印N1方向へ回動軸31の周りに回動し、接触位置にて起立した姿勢でフィルタ部材20にあてがわれる(図3参照)。このとき、粘着性部材30の粘着面30aをリント捕獲面20aに押圧して、当該捕獲面20aのリントを粘着する。
After the drying operation is completed, the lint captured on the
次いで、制御装置6は、粘着性部材30を接触位置から通常位置へ移動させるように、移動用モータ32を駆動する。これにより、粘着性部材30は、粘着面30aの粘着力によってリントを粘着・保持した状態で、矢印N2方向へ回動して通常位置へ戻る。つまり、粘着性部材30は、通常位置へ移動することに伴い、リント捕獲面20aからリントを剥がして除去し、底壁13aに沿って倒れた姿勢となる(図2参照)。
Next, the control device 6 drives the
この後、制御装置6は、除去用給水弁8cを開放して、ノズル部35から水を噴射させ、通常位置の粘着性部材30に当てる注水を行う。このとき、ノズル部35から噴射する水は、粘着性部材30における粘着面30aの幅方向両端まで広がり、当該粘着面30aの後端側に当たる。この水は、粘着面30aを伝って後端側から前端側へ流れ落ちることで粘着面30a全体に行きわたり、又、その際に粘着面30a表面のリントを押し流して(洗い流して)除去し、排気口17から水槽7内へ流出する。なお、図2では説明の便宜上、除去されるリントRを、小さい三角形状で模式的に表している。
Thereafter, the control device 6 opens the removal
こうしたノズル部35からの注水や粘着性部材30の移動を含む、除去装置37における一連の動作は、次回の洗濯運転を開始する前のタイミングで実行するようにしてもよい。
即ち、除去装置37における一連の動作について、上記のように乾燥運転終了後に衣類が取り出されたタイミングで、或いは、当該タイミングに代えて次回の洗濯運転の洗い行程前のタイミングで実行したとしても、フィルタ部材20のリントを粘着性部材30の粘着面30aで除去するとともに、その粘着面30aを、ノズル部35からの注水により洗い流すことができる。また、その後乾燥運転が行われる場合、当該乾燥運転中に循環風路12を循環する空気により粘着面30aの乾燥を促進させ、乾燥すれば元の粘着力が復元する。従って、フィルタ部材20のリントを粘着性部材30の粘着面30aで繰り返し除去することが可能となる。
A series of operations in the removing
That is, the series of operations in the removing
以上説明したように、本実施形態の除去装置37は、粘着性部材30を、その粘着面30aがフィルタ部材20のリント捕獲面20aから離間するように退避させた通常位置と、粘着面30aがリント捕獲面20aに接触するように当該粘着性部材30をあてがう接触位置と、の間での移動が可能に構成されているとともに、粘着面30aは、注水による粘着力の再生が可能な材料で形成されている。
As described above, the
これによれば、粘着性部材30は、通常位置にてリント捕獲面20aから退避するため、フィルタ部材20でリントを捕獲する際の妨げとならず、接触位置にてリント捕獲面20aのリントに粘着して、その捕獲面20aのリントを除去することができる。また、粘着面30aへの注水により元の粘着力が復元するため、メンテナンスフリーで循環風路12におけるフィルタ部材20の目詰まりを防止することが可能となる。これにより、循環風路12における風量の低下を防止し、乾燥性能を長期にわたって維持することができる。
According to this, since the
また、除去装置37は、通常位置にある粘着性部材30の粘着面30aに向けて水を噴射するノズル部35を有する。これによれば、ノズル部35からの水の噴射を利用して、注水による粘着面30aの洗浄効果を高めることができ、粘着力の低下を極力抑制することができる。
なお、粘着面30aを洗い流した後の注水は、排気口17から水槽7内へ流出した後、回転槽10の外面を迂回して排水口7b、排水弁9aを経由し排水管9から機外に排出される。
Further, the removing
The water injected after washing off the
<その他の実施形態>
図4〜図8は、本発明の第2〜第6実施形態を示すものである。以下では、既述した実施形態と実質的に異なる点について述べることとする。なお説明の便宜上、図4〜図6及び図8では、通常位置と接触位置の粘着性部材30を実線と二点鎖線で表し、図7では、通常位置の粘着性部材30のみ二点鎖線で表している。
<Other embodiments>
4 to 8 show second to sixth embodiments of the present invention. Hereinafter, points that are substantially different from the above-described embodiment will be described. For convenience of description, in FIGS. 4 to 6 and 8, the
図4に示す第2実施形態の注水装置40は、第1実施形態の注水装置33と次の点で相違する。即ち、注水装置40のノズル部41は、言わば拡散型のものであり、ノズル孔には先端側へ向かって断面「ハ」字状に拡開する円錐状のテーパ部42が形成されている。同図に示すテーパ部42の角度βは、ノズル部41から通常位置の粘着性部材30に向けて放射状に噴射される水が、粘着性部材30の上面全域に当たるように設定されている。
The
このように、本第2実施形態の注水装置40は、通常位置にある粘着性部材30に対して少なくとも粘着面30a全域に水を当てるノズル部41を有するため、注水による粘着面30aの洗浄効果を一層高めることができる。
As described above, since the
図5に示す第3実施形態の注水装置50のノズル部51は、第2実施形態のノズル部41に比して、より注水領域が広くなるようにしている。具体的にはノズル部51において、そのノズル孔に形成されたテーパ部52の角度γが角度βよりも大きく設定されている(γ>β)。このため、ノズル部51から斜め下方へ放射状に噴射される水が拡散されて、粘着性部材30の上面全域に当たると共に、排気ダクト13の底壁13a及び左右の側壁13c並びに前方の側壁13b(つまりノズル部51から最も遠い側の壁13b)にも当る、広範囲の注水がなされる。それ故、排気ダクト13の内壁13a〜13cや前記蛇腹部13zにリントが堆積していたとしても、ノズル部51からの水で、当該部分13a〜13c,13zの内周のリントを、粘着面30aのリントとともに洗い流すことができるようになっている。
The
このように、本第3実施形態の注水装置50は、通常位置にある粘着性部材30の粘着面30aを注水領域の一部として、その粘着面30aと当該排気ダクト13の内壁13a〜13c,13zとにわたって広がる注水を行うように構成されている。これによれば、粘着面30aのリントはもとより、当該排気ダクト13の内壁13a〜13c,13zのリントも含めて洗い流すことができる。この結果、循環風路12の風量の低下を極力抑制することができ、循環風路12の衛生面の向上をも図り得る。
As described above, the
図6に示す第4実施形態の注水装置60は、第1実施形態と同様のノズル部35と、当該ノズル35の移動用モータ61を備える。
ノズル部35には、排気ダクト13の上面側にて揺動可能に支持される支持軸35aが設けられている。また、移動用モータ61は、排気ダクト13の上面側に配置され、当該モータ61の回転軸は、ノズル部35の支持軸35aに連結されている。そして、前記制御装置6は、粘着性部材30への注水を行う場合に、噴射される水が粘着面30aの後端側に当たる後端位置(噴射方向W1参照)と、排気ダクト13の前側の壁13bに当たる前端位置(噴射方向W3参照)と、の間で繰返しノズル部35が揺動するように移動用モータ61を制御する。
The
The
こうして、ノズル部35は、後端位置と前端位置との間で揺動することにより、当該ノズル部35から噴射される水が、粘着性部材30の後端側から前端側(噴射方向W1からW2)に当たり、そして当該前端側から前方の壁13b(噴射方向W2からW3)まで当たるようにして、W1からW3の範囲まで行きわたる。この場合、ノズル部35は、排気ダクト13の左右の側壁13cにも水が当たるように、より幅広なテーパ部36としてもよいことは勿論である。
In this manner, the
このように、本第4実施形態の注水装置60は、そのノズル部35が、粘着面30aに対して揺動が可能に構成されているため、ノズル部35が前記拡散型のものでなくても絞られて勢いよく洗い流せる水を噴射しつつも、粘着面30aに直接水があたる領域をより広げることができ、洗浄効果を高めることができる。
As described above, in the
図7は、第5実施形態のダクト70を水槽7と共に示す横断平面図である。ダクト70は、上記したフィルタ収容部分25及び排気ダクト13に代えて用いられるダクト部材であり、同図では、当該ダクト70の上面を破断して示している。
FIG. 7 is a cross-sectional plan view showing the
即ち、ダクト70は、循環風路12´のうち水槽7の後側上部にて左右方向に延びる風路12´の一部を形成しており、水槽7には、当該ダクト70に対応する後側の右上部の位置に排気口17´が設けられている。ダクト70の底壁70aにおける、右寄りの位置には、前記蛇腹部13zを介して水槽7の排気口17´に連通する第1孔部71が設けられている。他方、ダクト70の底壁70aにおける左端部の位置には、中間ダクト14´を介してヒートポンプ用ダクト15に連通する第2孔部72が設けられている。それ故、本第5実施形態の循環風路12´は、蛇腹部13zを含むダクト70と、中間ダクト14´と、ヒートポンプ用ダクト15と、給気ダクト16とを、この順に連通接続させたダクト部材70,14´,15,16で構成されている。
That is, the
図7に示すように、フィルタ部材20は右面側をリント捕獲面20aとして、ダクト70の略中央に配置されている。また、粘着性部材30は、ダクト70の底壁70aに沿って、フィルタ部材20の右側へ倒れた位置を通常位置として配置されている(同図の二点鎖線参照)。
As shown in FIG. 7, the
そして、ダクト70の底壁70aにおける、第1孔部71よりも右側の後隅部には、排水管75に連通接続される第3孔部73が設けられている。排水管75は下方に延びて、前記排水管9に接続されている。また、本実施形態のダクト70の底壁70aは、第3孔部73側が最も低い位置となるように、右方へ向かうに従い下方へ傾斜し、且つ後方へ向かうに従い下方へ傾斜する傾斜面70aとされている。
In the
図7において詳しい図示は省略するが、前記注水装置33のノズル部35(同図で破線で示す)は、ダクト70上部の略中央の位置に配置され、そのノズル孔がダクト70内のフィルタ部材20の右方に臨む。また、ノズル部35は、ノズル孔から噴射した水が、通常位置の粘着性部材30における粘着面30aの左端側(基端側)に当たり、且つ右側へ流し落とす方向に傾けた向きで取付けられている。それ故、ノズル部35から噴射する水は、当該粘着面30aの左端側に当たって、その左端側から右端側へ流れることで、粘着面30a全体を洗い流す。また、粘着面30aの右側へ流れる水は、ダクト70の傾斜面70aによって、図7の矢印W4で示すように、第3孔部73の存する後隅部へ向かい、第3孔部73から排水管75,9を通して、機外へ排出される。
Although not shown in detail in FIG. 7, the nozzle portion 35 (shown by a broken line in FIG. 7) of the
以上のように、本第5実施形態の構成にあっては、ノズル部35からの注水により粘着面30aの粘着力の再生に供された水を、水槽7外に排水する排水経路76として、ダクト70の傾斜面70a、第3孔部73、排水管75,9を備える。これによれば、粘着面30a等を洗い流した後の、リントを含む水が水槽7内へ流入しないものとすることができ、そのリントが水槽7内の衣類に付着するといった事態も無くすことができる。なお、排水経路76は、ダクト70の傾斜面70aに代えて、第3孔部73に直接連通するようにダクト70の底壁に形成した凹状の溝部(図示略)で構成してもよく、係る溝部によっても水槽7乃至第2孔部72をバイパスするような排水経路とすることができる。
As described above, in the configuration of the fifth embodiment, as the
図8に示す第6実施形態のフィルタ収容部分80及び排気ダクト81は、第1実施形態のフィルタ収容部分25及び排気ダクト13と、次の点で相違する。
即ち、フィルタ収容部分80と排気ダクト81は、外箱2上面部2bの直ぐ下側で、全体として水平に延びるように配設されている。排気ダクト81には、粘着面30aの粘着力の再生に供された水を、排気口17側へ流出させるために、前記所定角度α傾斜した底壁81a(傾斜面)が形成されている。図8にて破線で示すノズル部35は、排気ダクト81の側壁13c上部を貫通するように配置され、第1実施形態と同様の注水を行うようになっている(噴射方向W1参照)。
The
That is, the
排気ダクト81の上面部には、粘着性部材30と対応する位置に、開口81bが形成されるとともに、その開口81bを閉塞する蓋部82が設けられている。図8において、蓋部82は、支持軸82aの周りに開閉可能な形態を図示しているが、外箱2上面部2b或いは排気ダクト81上面部にて当該蓋部82が係止されることにより、常には開口81bを閉塞するものとする。そして、ユーザやサービスマンによって蓋部82を開放して、粘着性部材30の取付け取外し等が可能となる。
An
つまり、本第6実施形態においても、上記のようにメンテナンスフリーでフィルタ部材20の目詰まり防止できるが、仮に、粘着面30aの粘着力等に関して不具合が生じたとしても、蓋部82を開放して新しい粘着面30aの粘着性部材30に取り換える等して、当該不具合を解消することが可能となり、粘着面30aの粘着機能或いはフィルタ部材20の目詰まり防止機能を永く維持することができる。
That is, also in the sixth embodiment, although the
本発明は、上記した各実施形態にのみ限定されるものではなく、洗濯乾燥機としては水槽及び回転槽の軸線が上下方向を指向する所謂縦軸型のものでもよい。また、上記した各実施形態や変形例を適宜組み合せてもよい。 The present invention is not limited only to the above-described embodiments, and the washing / drying machine may be a so-called vertical axis type in which the axes of the water tub and the rotary tub are oriented in the vertical direction. Further, the above-described embodiments and modified examples may be appropriately combined.
例えば、図4のノズル部41を移動用モータ61で前方の壁13bまで水が当たるように揺動させ、その揺動角度をγに設定してもよい。また、ノズル部の移動は、移動用モータ61による支持軸35a周りの揺動に限らず、図示しない垂直軸回りの揺動でも、粘着面30aに対する平行な移動でもよい。
For example, the
さらに、図7のダクト70からの排水経路76のように、粘着面30aの粘着力の再生に供された水を、水槽7を迂回して機外へ排出するような経路を、他の各実施形態のダクト13,81(循環風路12)にも適用して、水槽7にリントを含む水を流出させないようにしてもよい。
Further, as shown in a
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。 Although several embodiments of the present invention have been described, these embodiments are provided by way of example and are not intended to limit the scope of the invention. These new embodiments can be implemented in other various forms, and various omissions, replacements, and changes can be made without departing from the spirit of the invention. These embodiments and their modifications are included in the scope and gist of the invention, and are also included in the invention described in the claims and their equivalents.
図面中、1は洗濯乾燥機(洗濯機)、7は水槽(槽)、10は回転槽、12,12´は循環風路、20はフィルタ部材、20aはリント捕獲面、21は送風装置、30は粘着性部材、35はノズル部、30aは粘着面、35,41,51はノズル部、37は除去装置、40,50,60は注水装置、76は排水経路を示す。 In the drawings, 1 is a washing / drying machine (washing machine), 7 is a water tub (tub), 10 is a rotary tub, 12, 12 'are circulating air paths, 20 is a filter member, 20a is a lint capturing surface, 21 is a blower, 30 is an adhesive member, 35 is a nozzle portion, 30a is an adhesive surface, 35, 41, 51 are nozzle portions, 37 is a removing device, 40, 50, 60 is a water injection device, and 76 is a drainage path.
Claims (5)
前記回転槽を収容する槽と、
前記槽外において両端部が当該槽と連通するように設けられた循環風路と、
前記槽内の空気を、前記循環風路を通して循環させる送風装置と、
前記循環風路に設けられ、前記循環させる空気に含まれるリントを捕獲するフィルタ部材と、
前記フィルタ部材で捕獲されたリントを除去するための除去装置と、を具備し、
前記除去装置は、
前記フィルタ部材のリント捕獲面で捕獲されたリントを粘着させる粘着面を有する粘着性部材を備え、
前記粘着性部材を、その粘着面が前記リント捕獲面から離間するように退避させた通常位置と、前記粘着面が前記リント捕獲面に接触するように当該粘着性部材をあてがう接触位置と、の間での移動が可能に構成されているとともに、前記粘着面は、注水による粘着力の再生が可能な材料で形成されている洗濯乾燥機。 A rotating tub for storing clothes,
A tank containing the rotating tank,
A circulating air passage provided at both ends outside the tank so as to communicate with the tank,
A blower that circulates the air in the tank through the circulation air passage,
A filter member that is provided in the circulation air passage and captures lint contained in the circulated air,
A removing device for removing the lint captured by the filter member,
The removing device,
An adhesive member having an adhesive surface for adhering the lint captured on the lint capturing surface of the filter member,
A normal position where the adhesive member is retracted so that the adhesive surface is separated from the lint capturing surface, and a contact position where the adhesive member is applied such that the adhesive surface contacts the lint capturing surface. The washing / drying machine is configured to be able to move between them, and the adhesive surface is formed of a material capable of regenerating adhesive strength by pouring water.
前記注水装置は、前記通常位置にある前記粘着性部材の前記粘着面に向けて水を噴射するノズル部を有する請求項1記載の洗濯乾燥機。 The removing device includes a water injection device for injecting water into the adhesive member at the normal position in the circulation air passage,
The washing / drying machine according to claim 1, wherein the water injection device has a nozzle unit that sprays water toward the adhesive surface of the adhesive member at the normal position.
前記注水装置は、前記通常位置にある前記粘着性部材の前記粘着面を注水領域の一部として、その粘着面と当該循環風路の内壁とにわたって注水を行う請求項1記載の洗濯乾燥機。 The removing device includes a water injection device for injecting water into the adhesive member at the normal position in the circulation air passage,
2. The washing and drying machine according to claim 1, wherein the water injection device uses the adhesive surface of the adhesive member at the normal position as a part of a water injection area and performs water injection over the adhesive surface and the inner wall of the circulation air passage. 3.
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