JP2020008224A - 換気装置 - Google Patents
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−空気調和装置の構成−
実施形態について説明する。図1は、実施形態による空気調和機(1)の構成例を示している。この空気調和機(1)は、室内の空気調和と室内の換気とを行うものであり、所謂、ビル用マルチ式の空気調和機を構成している。具体的には、空気調和機(1)は、室外に設置された室外機(2)と、室内に設置された複数の室内機(3)及び換気装置(10)と、操作者によって操作されるコントローラ(4)とを備えている。空気調和機(1)では、室外機(2)に二つの冷媒管(ガス側連絡管(5a)及び液側連絡管(5b))が接続され、その二つの冷媒管(5a,5b)に複数の室内機(3)が並列に接続されている。これにより、冷媒を循環させて蒸気圧縮式の冷凍サイクルを行う冷媒回路(5)が構成されている。
室外機(2)には、圧縮機(2a)と室外熱交換器(2b)と室外膨張弁(2c)と四方切換弁(2d)と室外ファン(2e)と室外制御部(2f)とが設けられている。四方切換弁(2d)は、圧縮機(2a)の吐出側に接続された第1ポートと、圧縮機(2a)の吸入側に接続された第2ポートと、室外熱交換器(2b)のガス側に接続された第3ポートと、ガス側連絡管(5a)に接続された第4ポートとを有している。また、四方切換弁(2d)は、第1ポートと第4ポートとを連通させて第2ポートと第3ポートとを連通させる第1状態(図1の実線で示した状態)と、第1ポートと第3ポートとを連通させて第2ポートと第4ポートとを連通させる第2状態(図1の破線で示した状態)とに切換可能に構成されている。室外熱交換器(2b)の液側は、室外膨張弁(2c)を介して液側連絡管(5b)に接続されている。室外制御部(2f)は、コントローラ(4)との間で通信可能に構成され、圧縮機(2a)と四方切換弁(2d)と室外ファン(2e)とを制御する。
各室内機(3)には、室内熱交換器(3a)と室内膨張弁(3b)と室内ファン(3c)と室内制御部(3d)とが設けられている。室内熱交換器(3a)は、その液側が室内膨張弁(3b)を介して液側連絡管(5b)に接続され、そのガス側がガス側連絡管(5a)に接続されている。室内制御部(3d)は、コントローラ(4)との間で通信可能に構成され、室内膨張弁(3b)と室内ファン(3c)とを制御する。
換気装置(10)には、給気ファン(11)と排気ファン(31)と全熱交換器(14)と換気制御部(60)とが設けられている。換気制御部(60)は、コントローラ(4)との間で通信可能に構成され、給気ファン(11)と排気ファン(31)とを制御する。なお、換気装置(10)の構成については、後で詳しく説明する。
コントローラ(4)は、室外制御部(2f)と室内制御部(3d)と換気制御部(60)との間で通信可能に構成されている。コントローラ(4)は、表示部(図示せず)を備えている。コントローラ(4)は、操作者による操作(例えば、運転モードの選択や設定温度の入力など)に応答して室内の空気調和及び室内の換気のための制御信号を送受信する。
上記のように、空気調和機(1)では、圧縮機(2a)と室外熱交換器(2b)と室外膨張弁(2c)と四方切換弁(2d)と室内熱交換器(3a)と室内膨張弁(3b)とが接続されて冷媒回路(5)が構成されている。そして、空気調和機(1)では、暖房運転と冷房運転とが行われる。なお、この例では、全室内機(3)が同一の空気調和運転(暖房運転又は冷房運転)を行う。すなわち、空気調和機(1)は、全室内機(3)が暖房運転又は冷房運転を行う冷暖切換機を構成している。
暖房運転では、四方切換弁(2d)が第1状態に設定され、液冷媒を所定の圧力まで減圧するように室外膨張弁(2c)の開度が調節され、各室内機(3)において室内膨張弁(3b)の開度が所定の開度に調節され、圧縮機(2a)と室外ファン(2e)と室内ファン(3c)とが駆動する。これにより、冷媒回路(5)では、各室内機(3)において室内熱交換器(3a)が凝縮器となり室外熱交換器(2b)が蒸発器となる冷凍サイクルが行われる。このようにして室内の暖房が行われる。
冷房運転では、四方切換弁(2d)が第2状態に設定され、室外膨張弁(2c)の開度が全開に設定され、各室内機(3)において室内膨張弁(3b)の開度が所定の開度に調節され、圧縮機(2a)と室外ファン(2e)と室内ファン(3c)とが駆動する。これにより、冷媒回路(5)では、室外熱交換器(2b)が凝縮器となり各室内機(3)において室内熱交換器(3a)が蒸発器となる冷凍サイクルが行われる。このようにして室内の冷房が行われる。
図2〜図4に示すように、換気装置(10)は、給気通路(41)及び排気通路(42)が形成されたケーシング(50)と、給気ファン(11)と、排気ファン(31)と、全熱交換器(14)と、プリント基板(20)と、電流センサ(21)とを備えている。
ケーシング(50)は、直方体型の箱状に形成され、給気ファン(11)と排気ファン(31)と全熱交換器(14)とが収容されている。また、ケーシング(50)には、外気吸込口(51)と給気口(52)と内気吸込口(53)と排気口(54)とが形成されている。外気吸込口(51)と排気口(54)は、ケーシング(50)の室外側に形成され、給気口(52)と内気吸込口(53)は、ケーシング(50)の室内側に形成されている。
給気ファン(11)は、給気通路(41)において室外から室内へ空気を搬送する。この例では、給気ファン(11)は、給気通路(41)において全熱交換器(14)よりも室内側(すなわち、全熱交換器(14)の下流側)に設けられている。
全熱交換器(14)は、給気通路(41)を流れる空気と排気通路(42)を流れる空気とを全熱交換させる。すなわち、全熱交換器(14)では、給気通路(41)の空気と排気通路(42)の空気との間で全熱(顕熱及び潜熱)が交換される。
プリント基板(20)は、換気制御部(60)を備えている。換気制御部(60)は、給気ファン(11)及び換気ファンを制御して換気装置(10)による換気運転を制御する。換気制御部(60)は、例えば、CPUやメモリ等によって構成されている。換気制御部(60)は、異常検知部を構成する。換気制御部(60)は、後述するチェック運転時に、電流センサ(21)で計測した電流値に基づいて、電流値を計測したファンモータ(12,32)の異常を検知する。プリント基板(20)には、給気ファンモータ(12)、排気ファンモータ(32)、電流センサ(21)及び電源(図示せず)が接続されている。換気制御部(60)は、タイマーを備えている。
電流センサ(21)は、換気装置(10)に1つだけ配置されている。電流センサ(21)は、例えばCTセンサにより構成される。電流センサ(21)には、給気ファンモータ(12)の第6配線(15f)及び排気ファンモータ(32)の第6配線(35f)が接続部(21a)において接続される。電流センサ(21)は、給気ファンモータ(12)及び排気ファンモータ(32)の電流値を計測する。電流センサ(21)は、給気ファンモータ(12)の電流値の計測と、排気ファンモータ(32)の電流値の計測とを選択的に行う。電流センサ(21)による給気ファンモータ(12)及び排気ファンモータ(32)の計測については後述する。
換気制御部(60)は、換気装置(10)の運転動作を、通常運転とチェック運転とに切り換える。
通常運転では、給気ファン(11)及び排気ファン(31)の両方を連続的に駆動させる。換気制御部(60)は、チェック運転から通常運転に切り換えられるとタイマーをスタートさせる。タイマーは、通常運転が行われる時間を計測する。
換気制御部(60)は、タイマーで計測された通常運転の運転時間が所定時間(例えば50時間)を超えると、通常運転からチェック運転に切り換える。すなわち、給気ファン(11)及び排気ファン(31)の運転時間の積算値が所定時間を超えるとチェック運転を行う。図5は、チェック運転の制御動作を示すフローチャートである。
本実施形態の換気装置(10)は、室外空気を室内へ供給する給気ファン(11)と、室内空気を室外へ排出する排気ファン(31)とを備える換気装置(10)であって、給気ファン(11)を駆動する交流モータである給気ファンモータ(12)と、排気ファン(31)を駆動する交流モータである排気ファンモータ(32)と、給気ファンモータ(12)及び排気ファンモータ(32)の電流値を計測する電流センサ(21)と、電流値に基づいて、電流値を計測したファンモータ(12,32)の異常を検知する換気制御部(60)とを備える。
上記実施形態については、以下のような構成としてもよい。
11 給気ファン
12 給気ファンモータ
21 電流センサ
31 排気ファン
32 排気ファンモータ
60 換気制御部(異常検知部)
Claims (5)
- 室外空気を室内へ供給する給気ファン(11)と、室内空気を室外へ排出する排気ファン(31)とを備える換気装置であって、
上記給気ファン(11)を駆動する交流モータである給気ファンモータ(12)と、
上記排気ファン(31)を駆動する交流モータである排気ファンモータ(32)と、
上記給気ファンモータ(12)及び上記排気ファンモータ(32)のうち少なくとも一方の電流値を計測する電流センサ(21)と、
上記電流値に基づいて、電流値を計測したファンモータ(12,32)の異常を検知する異常検知部(60)とを備えることを特徴とする換気装置。 - 請求項1において、
上記電流センサ(21)を1つだけ備え、
上記電流センサ(21)は、上記給気ファンモータ(12)の電流値の計測と、上記排気ファンモータ(32)の電流値の計測とを選択的に行うことを特徴とする換気装置。 - 請求項2において、
上記給気ファン(11)を運転させ且つ上記排気ファン(31)の運転を停止させた状態で上記電流センサ(21)に上記給気ファンモータ(12)の電流値を計測させる動作と、
上記排気ファン(31)を運転させ且つ上記給気ファン(11)の運転を停止させた状態で上記電流センサ(21)に上記排気ファンモータ(32)の電流値を計測させる動作とを含むチェック運転を行うことを特徴とする換気装置。 - 請求項3において、
上記給気ファン(11)及び上記排気ファン(31)のうち少なくとも一方の運転時間が所定時間を超えると上記チェック運転を行うことを特徴とする換気装置。 - 請求項1乃至4の何れか1つにおいて、
上記異常検知部(60)が同一の上記ファンモータ(12,32)の異常を複数回検知すると、上記ファンモータ(12,32)の異常を報知することを特徴とする換気装置。
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