JP2020007635A - オーステナイト系レールの製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
C :0.10〜2.50%、
Mn:8.0〜45.0%、
P :0.300%以下、
S :0.1000%以下、
Al:0.001〜5.000%、
N :0.5000%以下、および
O :0.1000%以下を含有し、
残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有する鋼を、950〜1350℃の加熱温度に加熱し、
加熱された前記鋼をトータル断面減少率が0.90以上かつ、1000℃以上での断面減少率が0.60以上の条件で熱間圧延して空隙率が1%未満のレールとし、
前記レールを、900から500℃の間の温度域における平均冷却速度:1℃/sec以上で冷却してオーステナイトの面積率を90%以上とする、オーステナイト系レールの製造方法。
Ti:0.10〜5.00%、
Si:0.01〜5.00%、
Cu:0.1〜10.0%、
Ni:0.1〜25.0%、
Cr:0.1〜30.0%、
Mo:0.1〜10.0%、
Nb:0.005〜2.000%、
V :0.01〜2.00%、
W :0.01〜2.00%、
B :0.0003〜0.1000%、
Ca:0.0003〜0.1000%、
Mg:0.0001〜0.1000%、および
REM:0.0005〜0.1000%からなる群より選択される1または2以上を含有する、上記1に記載のオーステナイト系レールの製造方法。
本発明の一実施形態におけるオーステナイト系レールは、上述した成分組成を有する。言い換えると、本発明のオーステナイト系レールは、上記成分組成を有する鋼からなる。以下、鋼の成分組成を上記の範囲に限定する理由について説明する。なお、特に断らない限り、各成分の含有量を表す「%」は、「質量%」を意味する。
Cは、オーステナイトを安定化する元素であり、常温においてオーステナイト組織を得るために重要な元素である。C含有量が0.10%未満であると、オーステナイトの安定度が不足し、十分なオーステナイト組織が得られない。そのため、C含有量を0.10%以上、好ましくは0.12%以上とする。一方、C含有量が2.50%を超えると、炭化物の過剰生成により耐疲労損傷性が低下する。そのため、C含有量は2.50%以下、好ましくは2.00%以下とする。
Mnは、オーステナイトを安定化する元素であり、常温においてオーステナイト組織を得るために重要な元素である。Mn含有量が8.0%未満であると、オーステナイトの安定度が不足し、十分なオーステナイト組織が得られない。そのため、Mn含有量は8.0%以上、好ましくは10.0%以上とする。一方、Mn含有量が45.0%を超えると、オーステナイト安定化の効果は飽和し、コスト的に不利となる。そのため、Mn含有量は45.0%以下、好ましくは40.0%以下とする。
Pは、粒界脆化元素であり、Pが結晶粒界に偏析することによって、鋼の靭性が低下する。そのため、P含有量は0.300%以下とする。なお、P含有量は0.250%以下とすることが好ましい。一方、Pは少ないほど好ましいため、P含有量の下限は特に限定されず、0%であってよいが、通常、Pは不純物として鋼中に不可避的に含有される元素であるため、工業的には0%超であってよい。なお、過度の低P化は精錬時間の増加やコストの上昇を招くため、P含有量は0.001%以上とすることが好ましい。
Sは、レール材の耐疲労損傷性および靭性を低下させるため、S含有量を0.1000%以下とする。なお、S含有量は0.080%以下とすることが好ましい。一方、Sは少ないほど好ましいため、S含有量の下限は特に限定されず、0%であってよいが、工業的には0%超であってよい。なお、過度の低S化は精錬時間の増加やコストの上昇を招くため、S含有量は0.001%以上とすることが好ましい。
Alは、脱酸剤としての作用を有する元素である。前記効果を得るため、Al含有量を0.001%以上、好ましくは0.003%以上とする。一方、Al含有量が5.000%を超えると、鋼の清浄度が低下し、耐疲労損傷性が低下する。そのため、Al含有量は5.000%以下、好ましくは4.500%以下とする。
Nは、炭窒化物の生成を通じ、レール材の耐疲労損傷性および靱性を劣化させる元素である。そのため、N含有量は0.5000%以下とする。一方、Nは少ないほど好ましいため、N含有量の下限は特に限定されず、0%であってよいが、通常、Nは不純物として鋼中に不可避的に含有される元素であるため、工業的には0%超であってよい。なお、過度の低N化は精錬時間の増加やコストの上昇を招くため、N含有量は0.0005%以上とすることが好ましい。
Oは、レール材の耐疲労損傷性および靱性を劣化させる元素である。そのため、O含有量は0.1000%以下とする。一方、Oは少ないほど好ましいため、O含有量の下限は特に限定されず、0%であってよいが、通常、Oは不純物として鋼中に不可避的に含有される元素であるため、工業的には0%超であってよい。なお、過度の低O化は精錬時間の増加やコストの上昇を招くため、O含有量は0.0005%以上とすることが好ましい。
Tiは、硬質な炭化物を形成し、オーステナイト組織の耐摩耗性を向上させる効果を有する元素である。Tiを添加する場合、前記効果を得るために、Ti含有量を0.10%以上、好ましくは0.12%以上とする。一方、Ti含有量が5.00%を超えると耐疲労損傷性が低下する。そのため、Ti含有量は5.00%以下、好ましくは4.50%以下とする。
Siは、脱酸に有効な元素である。また、Siは、固溶強化による鋼の高硬度化に寄与する元素である。Si含有量が0.01%未満であると十分な効果を得ることができない。そのため、Siを添加する場合、Si含有量を0.01%以上、好ましくは0.05%以上とする。一方、Si含有量が5.00%を超えると、介在物量が増加することで耐疲労損傷性が低下する。そのため、Si含有量は5.00%以下、好ましくは4.50%以下とする。
Cuは、鋼の強度を向上させることができる元素である。前記効果を得るためにはCu含有量を0.1%以上とする必要がある。そのため、Cuを添加する場合、Cu含有量を0.1%以上、好ましくは0.5%以上とする。一方、Cu含有量が10.0%を超えると、その効果は飽和し、コスト的に不利となる。そのため、Cu含有量は10.0%以下、好ましくは8.0%以下とする。
Niは、靭性を向上させる効果を有する元素である。前記効果を得るためには、Ni含有量を0.1%以上とする必要がある。そのため、Niを添加する場合、Ni含有量は0.1%以上、好ましくは0.5%以上とする。一方、Ni含有量が25.0%を超えると、その効果は飽和し、コスト的に不利となる。そのため、Ni含有量は25.0%以下、好ましくは20.0%以下とする。
Crは、鋼の強度を向上させることができる元素である。前記効果を得るためにはCr含有量を0.1%以上とする必要がある。そのため、Crを添加する場合、Cr含有量は0.1%以上、好ましくは0.5%以上とする。一方、Cr含有量が30.0%を超えると、その効果は飽和し、コスト的に不利となる。そのため、Cr含有量は30.0%以下、好ましくは28.0%以下とする。
Moは、鋼の強度を向上させることができる元素である。前記効果を得るためにはMo含有量を0.1%以上とする必要がある。そのため、Moを添加する場合、Mo含有量は0.1%以上、好ましくは0.5%以上とする。一方、Mo含有量が10.0%を超えると、その効果は飽和しコスト的に不利となる。そのため、Mo含有量は10.0%以下、好ましくは8.0%以下とする。
Nbは、炭窒化物として析出することでオーステナイト組織の耐摩耗性を向上させる効果を有する元素である。前記効果を得るためにはNb含有量を0.005%以上とする必要がある。そのため、Nbを添加する場合、Nb含有量は0.005%以上、好ましくは0.007%以上とする。一方、Nb含有量が2.000%を超えると、耐疲労損傷性が劣化する。そのため、Nb含有量は2.000%以下、好ましくは1.700%以下とする。
Vは、炭窒化物として析出することでオーステナイト組織の耐摩耗性を向上させる効果を有する元素である。前記効果を得るためにはV含有量を0.01%以上とする必要がある。そのため、Vを添加する場合、V含有量は0.01%以上、好ましくは0.02%以上とする。一方、V含有量が2.00%を超えると耐疲労損傷性が劣化する。そのため、V含有量は2.00%以下、好ましくは1.80%以下とする。
Wは、鋼の強度を向上させることができる元素である。前記効果を得るためにはW含有量を0.01%以上とする必要がある。そのため、Wを添加する場合、W含有量は0.01%以上、好ましくは0.02%以上とする。一方、W含有量が2.00%を超えると靱性が劣化する。そのため、W含有量は2.00%以下、好ましくは1.80%以下とする。
Bは、粒界に偏析に粒界強度を向上させる効果を有する元素である。前記効果を得るためには、B含有量を0.0003%以上とする必要がある。そのため、Bを添加する場合、B含有量は0.0003%以上、好ましくは0.0005%以上とする。一方、B含有量が0.1000%を超えると、炭窒化物の粒界析出により耐疲労損傷性が低下する。そのため、B含有量は0.1000%以下、好ましくは0.0800%以下とする。
Caは、高温における安定性が高い酸硫化物を形成することで溶接部の結晶粒径をピンニング効果により細かくし、継手の強度、靱性を向上させる元素である。前記効果を得るためには、Ca含有量を0.0003%以上とする必要がある。そのため、Caを添加する場合、Ca含有量は0.0003%以上、好ましくは0.0005%以上とする。一方、Ca含有量が0.1000%を超えると、清浄度が低下して鋼の靭性が損なわれる。そのため、Ca含有量は0.1000%以下、好ましくは0.0800%以下とする。
Mgは、高温における安定性が高い酸硫化物を形成することで溶接部の結晶粒径をピンニング効果により細かくし、継手の強度、靱性を向上させる元素である。前記効果を得るためには、Mg含有量を0.0005%以上とする必要がある。そのため、Mgを添加する場合、Mg含有量は0.0001%以上、好ましくは0.0005%以上とする。一方、Mg含有量が0.1000%を超えると、清浄度が低下して鋼の靭性が損なわれる。そのため、Mg含有量は0.1000%以下、好ましくは0.0800%以下とする。
REM(希土類金属)は、高温における安定性が高い酸硫化物を形成することで溶接部の結晶粒径をピンニング効果により細かくし、継手の強度、靱性を向上させる元素である。前記効果を得るためには、REM含有量を0.0005%以上とする必要がある。そのため、REMを添加する場合、REM含有量は0.0005%以上、好ましくは0.0010%以上とする。一方、REM含有量が0.1000%を超えると、清浄度が低下して鋼の靭性が損なわれる。そのため、REM含有量は0.1000%以下、好ましくは0.0800%以下とする。
オーステナイト:90%以上
本発明のオーステナイト系レールは、レール交換の目安となる表層から25mm深さまでの領域におけるオーステナイトの面積率が90%以上であるミクロ組織を有する。該領域におけるオーステナイトの面積率が90%未満であると、耐摩耗性および耐疲労損傷性が低下することに加え、延性、靱性、および加工性も低下する。そのため、オーステナイトの面積率を90%以上とする。前記オーステナイトの面積率は、95%以上とすることが好ましく、97%以上とすることがより好ましい。一方、前記面積率の上限は特に限定されない。すなわち、オーステナイトの面積率は100%以下であってよい。
本発明のオーステナイト系レールは、空隙率が1%未満である。空隙率が1%以上であると、耐疲労損傷性が劣化する。前記空隙率は、低ければ低いほど好ましいため、下限は特に限定されない。すなわち、空隙率は0%以上であってよい。鋳造によって製造される製品は、製造上の理由から引け巣などの欠陥(鋳造欠陥)を有しているため、上記空隙率の条件を満たさない。
次に、本発明の一実施形態におけるオーステナイト系レールの製造方法について説明する。本発明のオーステナイト系レールは、上述した組成を有する鋼(「鋼素材」ともいう)に対して、下記(1)〜(3)の処理を順次施すことにより製造することができる。
(1)加熱
(2)熱間圧延
(3)冷却
加熱温度:950〜1350℃
まず、上述した成分組成を有する鋼を、該鋼の中心温度が950〜1350℃の範囲になるよう加熱する。前記加熱温度が950℃より低いと、製造時(鋳造時)に析出した炭化物が固溶しないため固溶C量が不足する。そしてその結果、オーステナイト安定化度が不足し、冷却後にオーステナイト面積率を90%以上とすることができない。そのため、前記加熱温度を950℃以上とする。一方、前記加熱温度が1350℃を超えると、加熱のためのコストが高くなる。そのため、加熱温度を1350℃以下とする。
次いで、加熱された前記鋼を熱間圧延してレール形状とする。前記熱間圧延においては、レールの空隙率を1%未満とするために、断面減少率が次の2つの条件を満たす必要がある。
・トータル断面減少率:0.90以上
・1000℃以上での断面減少率:0.60以上
なお、前記トータル断面減少率は、次の式により定義される。
トータル断面減少率=(Ai−Af)/Ai
また、前記1000℃以上での断面減少率は、次の式により定義される。
1000℃以上での断面減少率=(Ai−A1000℃)/Ai
ここで、Aiは熱間圧延前の鋼の断面積(cm2)、Afは熱間圧延後のレールの断面積(cm2)、A1000℃は温度が1000℃になった時点における被圧延材の断面積(cm2)を、それぞれ示す。Ai、Af、A1000℃は、それぞれ熱間圧延時の延伸方向と直交する断面における断面積を指すものとする。
900〜500℃間の平均冷却速度:1℃/sec以上
次に、前記熱間圧延後の鋼を冷却する。前記冷却工程においては、900から500℃の間の温度域における平均冷却速度を1℃/sec以上とする。ここで、平均冷却速度は、
レール頭部側面の表面温度を放射温度計で測定し、冷却開始から冷却停止までの間の温度変化を測定することで算出した。前記条件で冷却を行うことにより、最終的に得られるレールにおけるオーステナイトの面積率を90%以上とすることができる。前記平均冷却速度が1℃/sec未満であると、炭化物が析出し、固溶C量が不足する。そしてその結果、オーステナイト安定化度が不足し、オーステナイトの面積率を90%以上とすることができない。前記平均冷却速度は、2℃/sec以上とすることが好ましく、5℃/sec以上とすることがより好ましい。一方、前記平均冷却速度の上限は特に限定されないが、平均冷却速度100℃/sec以上を実現するには設備コストが非常に高くなる。そのため、前記平均冷却速度を100℃/sec以下とすることが好ましく、50℃/sec以下とすることがより好ましく、30℃/sec以下とすることがさらに好ましい。
得られたレールから、ミクロ組織観察用のサンプルを採取した。前記サンプルは、レール頭部の表層近傍(深さ1mm)、深さ5mm、10mm、15mm、20mmおよび25mmの位置より、サンプルの観察面が圧延方向に平行となるように採取した。
レール頭部を切断後、全面を鏡面研磨し、ノーエッチングの状態で光学顕微鏡による50倍の断面観察を行った。得られたレール頭部全断面の光学顕微鏡組織より、画像解析により空隙率を求めた。なお、ここでいう空隙とは、50倍の光学顕微鏡組織にて認識できる欠陥のことであり、ザク、ポロシティおよび引け巣が主な対象となる。
耐摩耗性の評価は、レールを実際に敷設して行うことが望ましいが、それでは試験に長時間を要する。そこで、本実施例では、短時間で耐摩耗性を評価することができる西原式摩耗試験機を用いて、実際の内部高硬度型レールと車輪の接触条件をシミュレートした試験により耐摩耗性を評価した。
耐疲労損傷性の評価についても、耐摩耗性の評価と同様に西原式摩耗試験機を用いて実施した。ただし、レール試験片1としては、図3に示すように、タイヤ試験片2との接触面が曲率半径15mmの曲面である、直径30mmの試験片を使用した。前記試験片は、耐摩耗性の評価に用いたレール試験片と同様に、レール頭部から採取した。
2 タイヤ試験片
3 レール頭部
Claims (2)
- 質量%で、
C :0.10〜2.50%、
Mn:8.0〜45.0%、
P :0.300%以下、
S :0.1000%以下、
Al:0.001〜5.000%、
N :0.5000%以下、および
O :0.1000%以下を含有し、
残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有する鋼を、950〜1350℃の加熱温度に加熱し、
加熱された前記鋼をトータル断面減少率が0.90以上かつ、1000℃以上での断面減少率が0.60以上の条件で熱間圧延して空隙率が1%未満のレールとし、
前記レールを、900から500℃の間の温度域における平均冷却速度:1℃/sec以上で冷却してオーステナイトの面積率を90%以上とする、オーステナイト系レールの製造方法。 - 前記成分組成が、さらに、質量%で、
Ti:0.10〜5.00%、
Si:0.01〜5.00%、
Cu:0.1〜10.0%、
Ni:0.1〜25.0%、
Cr:0.1〜30.0%、
Mo:0.1〜10.0%、
Nb:0.005〜2.000%、
V :0.01〜2.00%、
W :0.01〜2.00%、
B :0.0003〜0.1000%、
Ca:0.0003〜0.1000%、
Mg:0.0001〜0.1000%、および
REM:0.0005〜0.1000%からなる群より選択される1または2以上を含有する、請求項1に記載のオーステナイト系レールの製造方法。
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