JP2020001193A - 熱変色性筆記具 - Google Patents
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Abstract
【課題】摩擦操作時に安定して把持でき、容易な熱変色が可能となる熱変色性筆記具を提供する。【解決手段】熱変色性筆記具1は内部に熱変色性インキが収容された軸筒2を備える。軸筒2の前端に、熱変色性インキが吐出可能なペン先21が設けられる。軸筒2の後端部に、熱変色性インキの筆跡を摩擦しその際に生じる摩擦熱で熱変色性インキの筆跡を熱変色可能な摩擦部4が設けられる。軸筒2の摩擦部4近傍外面に摩擦操作時に把持可能な滑り止め把持部5が設けられる。滑り止め把持部5が前後方向に分散配置される複数の凹部51または複数の凸部51を備える。滑り止め把持部5が弾性材料よりなる。滑り止め把持部5の外面に前後方向にわたり窪み部52が形成される。【選択図】 図3
Description
本発明は、熱変色性筆記具に関する。詳細には、熱変色性インキの筆跡を摩擦しその際に生じる摩擦熱で前記熱変色性インキの筆跡を熱変色可能な摩擦部を備えた熱変色性筆記具に関する。
従来、熱変色性筆記具において、例えば、特許文献1には、キャップの頂部や軸胴の後端に摩擦体を備えた構成が開示されている。
また、特許文献2には、軸筒の前端部に摩擦部を設け、軸筒の前部外面に弾性材料よりなる把持部を設けた構成が開示されている。
前記特許文献1は、摩擦体を用いて摩擦変色させる際、キャップや軸胴を把持する指が滑ることがあり、その場合、安定した摩擦操作がなしえないおそれがある。特に、把持する箇所が比較的小さい外径(例えば10mm以下)である場合、または、把持する箇所が摩擦体方向に向かって先細状である場合、指が滑りやすく、安定した摩擦操作できず、熱変色が困難となるおそれがある。また、前記特許文献1は、キャップの頂部の摩擦体を用いて摩擦操作する際、キャップを軸胴から分離してキャップ単体で摩擦操作をする場合、キャップ外面の把持が不安定となり、安定した摩擦操作ができないおそれがある。
前記特許文献2は、筆記時と摩擦操作時に把持部を把持するため、頻繁に指が把持部に接触し、把持部が指油の付着等により早期に滑り止め機能を低下させやすく、特に、筆記使用時よりも強い力が紙面に加わりがちな摩擦操作時において、安定した把持が得られないおそれがある。
本発明は前記従来の問題点を解決するものであって、摩擦操作時に安定して把持でき、熱変色作業が容易となる熱変色性筆記具を提供しようとするものである。
尚、本発明の軸筒において、「前」とはペン先側を指し、「後」とはその反対側を指す。本発明のキャップにおいて、「前」とは摩擦体側を指し、「後」とはその反対側を指す。
尚、本発明の軸筒において、「前」とはペン先側を指し、「後」とはその反対側を指す。本発明のキャップにおいて、「前」とは摩擦体側を指し、「後」とはその反対側を指す。
本願の第1の発明は、軸筒2の内部に熱変色性インキを収容し、前記軸筒2の前端に前記熱変色性インキが吐出可能なペン先21を設け、前記軸筒2の後端部に、前記熱変色性インキの筆跡を摩擦しその際に生じる摩擦熱で前記熱変色性インキの筆跡を熱変色可能な摩擦部4を設けた熱変色性筆記具であって、前記軸筒2の摩擦部4近傍外面に摩擦操作時に把持可能な滑り止め把持部5を設けたことを要件とする。(図1乃至図4、図5乃至図11参照)
前記第1の発明の熱変色性筆記具1は、前記軸筒2の摩擦部4近傍外面に摩擦操作時に把持可能な滑り止め把持部5を設けたこと(即ち、摩擦部4専用の滑り止め把持部5を設けたこと)により、摩擦操作時、滑り止め把持部5を把持することによって、安定して把持でき、熱変色作業が容易となる。特に、前記第1の発明の熱変色性筆記具1は、摩擦操作時のみ滑り止め把持部5を把持するため、滑り止め把持部5の滑り止め機能が長期にわたり維持できる。
本願の第2の発明は、前記第1の発明の熱変色性筆記具において、前記滑り止め把持部5が前後方向に分散配置される複数の凹部51または複数の凸部51を備えることを要件とする。
前記第2の発明の熱変色性筆記具1は、前記滑り止め把持部5が前後方向に分散配置される複数の凹部51または複数の凸部51を備えることにより、安定した把持が確実に得られる。
前記滑り止め把持部5を構成する複数の凹部51及び複数の凸部51の外形状は、例えば、点状、線状(具体的には、環状、らせん状、点線状、格子状、網目状、ハニカム状等)が挙げられる。
前記滑り止め把持部5を構成する複数の凹部51及び複数の凸部51の外形状は、例えば、点状、線状(具体的には、環状、らせん状、点線状、格子状、網目状、ハニカム状等)が挙げられる。
本願の第3の発明は、前記第1または第2の発明の熱変色性筆記具において、前記滑り止め把持部5が弾性材料よりなることを要件とする。
前記第3の発明の熱変色性筆記具1は、前記滑り止め把持部5が弾性材料よりなることにより、安定した把持が確実に得られる。
前記滑り止め把持部5を構成する弾性材料としては、シリコーンゴム、天然ゴム、ブチルゴム、フッ素ゴム、塩化ビニル樹脂、ブタジエンゴム、ウレタンゴム、ポリエチレン樹脂、その他合成ゴム、熱可塑性エラストマー等、筆記具の把持部用材料として一般的に知られている弾性材料のなかから適宜選定すればよく、内側把持部と外側把持部を同種又は異種で形成してあってもよい。前記滑り止め把持部5は、2色成形等による軸筒2との一体成形によって設けられたり、または軸筒2外面に取り付けられる別部材によって設けられる。
前記滑り止め把持部5を構成する弾性材料としては、シリコーンゴム、天然ゴム、ブチルゴム、フッ素ゴム、塩化ビニル樹脂、ブタジエンゴム、ウレタンゴム、ポリエチレン樹脂、その他合成ゴム、熱可塑性エラストマー等、筆記具の把持部用材料として一般的に知られている弾性材料のなかから適宜選定すればよく、内側把持部と外側把持部を同種又は異種で形成してあってもよい。前記滑り止め把持部5は、2色成形等による軸筒2との一体成形によって設けられたり、または軸筒2外面に取り付けられる別部材によって設けられる。
本願の第4の発明は、前記第1、第2または第3の発明の熱変色性筆記具において、前記滑り止め把持部5の外面に前後方向にわたり窪み部52が形成されることを要件とする。
前記第4の発明の熱変色性筆記具1は、前記滑り止め把持部5の外面に前後方向にわたり窪み部52が形成されることにより、安定した把持が確実に得られる。前記窪み部52は、軸筒2外面に、周方向全体に環状に形成される構成、または、周方向に部分的に形成される構成(例えば、周方向の1か所に部分的に形成される構成、もしくは周方向の複数箇所に分散配置される構成)が挙げられる。
本願の第5の発明は、熱変色性インキを内蔵した筆記体が前後方向に移動可能に軸筒2内に収容され、前記筆記体の前端に前記熱変色性インキが吐出可能なペン先21を備え、前記軸筒2の後端近傍の側壁外面に操作部22が径方向外方に突出され、前記操作部22が前後方向に移動可能に設けられ、前記操作部22を前方に押圧操作することにより前記軸筒2前端より筆記体のペン先21が出没自在に構成され、前記軸筒2の後端部に、前記熱変色性インキの筆跡を摩擦しその際に生じる摩擦熱で前記熱変色性インキの筆跡を熱変色可能な摩擦部4を設けた熱変色性筆記具であって、前記軸筒2外面の、操作部22を径方向に跨ぐ位置に、摩擦操作時に把持可能な滑り止め把持部5を設けたことを特徴とする熱変色性筆記具。
(図5乃至図11参照)
(図5乃至図11参照)
前記第5の発明の熱変色性筆記具は、前記軸筒2外面の、操作部22を径方向に跨ぐ位置に、摩擦操作時に把持可能な滑り止め把持部5を設けたこと(即ち、摩擦部4専用の滑り止め把持部5を設けたこと)により、摩擦操作時、滑り止め把持部5を把持することによって、安定して把持でき、熱変色作業が容易となる。特に、前記第5の発明の熱変色性筆記具1は、摩擦操作時のみ滑り止め把持部5を把持するため、滑り止め把持部5の滑り止め機能が長期にわたり維持できる。
本願の第6の発明は、前記第5の発明の熱変色性筆記具において、前記滑り止め把持部5が前後方向に分散配置される複数の凹部51または複数の凸部51を備えることを要件とする。
前記第6の発明の熱変色性筆記具1は、前記滑り止め把持部5が前後方向に分散配置される複数の凹部51または複数の凸部51を備えることにより、安定した把持が確実に得られる。
前記滑り止め把持部5を構成する複数の凹部51及び複数の凸部51の外形状は、例えば、点状、線状(具体的には、環状、らせん状、点線状、格子状、網目状、ハニカム状等)が挙げられる。
前記滑り止め把持部5を構成する複数の凹部51及び複数の凸部51の外形状は、例えば、点状、線状(具体的には、環状、らせん状、点線状、格子状、網目状、ハニカム状等)が挙げられる。
本願の第7の発明は、前記第5または第6の発明の熱変色性筆記具において、前記滑り止め把持部5が弾性材料よりなることを要件とする。
前記第7の発明の熱変色性筆記具1は、前記滑り止め把持部5が弾性材料よりなることにより、安定した把持が確実に得られる。
前記滑り止め把持部5を構成する弾性材料としては、シリコーンゴム、天然ゴム、ブチルゴム、フッ素ゴム、塩化ビニル樹脂、ブタジエンゴム、ウレタンゴム、ポリエチレン樹脂、その他合成ゴム、熱可塑性エラストマー等、筆記具の把持部用材料として一般的に知られている弾性材料のなかから適宜選定すればよく、内側把持部と外側把持部を同種又は異種で形成してあってもよい。前記滑り止め把持部5は、2色成形等による軸筒2との一体成形によって設けられたり、または軸筒2外面に取り付けられる別部材によって設けられる。
前記滑り止め把持部5を構成する弾性材料としては、シリコーンゴム、天然ゴム、ブチルゴム、フッ素ゴム、塩化ビニル樹脂、ブタジエンゴム、ウレタンゴム、ポリエチレン樹脂、その他合成ゴム、熱可塑性エラストマー等、筆記具の把持部用材料として一般的に知られている弾性材料のなかから適宜選定すればよく、内側把持部と外側把持部を同種又は異種で形成してあってもよい。前記滑り止め把持部5は、2色成形等による軸筒2との一体成形によって設けられたり、または軸筒2外面に取り付けられる別部材によって設けられる。
本願の第8の発明は、前記第5、第6または第7の発明の熱変色性筆記具において、前記滑り止め把持部5の外面に前後方向にわたり窪み部52が形成されることを要件とする。
前記第8の発明の熱変色性筆記具1は、前記滑り止め把持部5の外面に前後方向にわたり窪み部52が形成されることにより、安定した把持が確実に得られる。前記、前記窪み部52は、軸筒2外面に、周方向全体に環状に形成される構成、または、周方向に部分的に形成される構成(例えば、周方向の1か所に部分的に形成される構成、もしくは周方向に複数箇所に分散配置される構成)が挙げられる。
本願の第9の発明は、軸筒2の内部に熱変色性インキを収容し、前記軸筒2の前端に前記熱変色性インキが吐出可能なペン先21を設け、前記軸筒2のペン先側に着脱自在に装着可能なキャップ3を備え、前記キャップ3の頂部(キャップの前端部)に、前記熱変色性インキの筆跡を摩擦しその際に生じる摩擦熱で前記熱変色性インキの筆跡を熱変色可能な摩擦部4を設けた熱変色性筆記具であって、前記キャップ3の摩擦部4近傍外面に摩擦操作時に把持可能な滑り止め把持部5を設けたことを要件とする。(図12乃至図17参照)
本願の第9の発明の熱変色性筆記具1は、前記キャップ3の摩擦部4近傍外面に摩擦操作時に把持可能な滑り止め把持部5を設けたことにより、摩擦操作時、滑り止め把持部5を把持することによって、キャップ単体でも安定して把持でき、熱変色作業が容易となる。また、前記第9の発明の熱変色性筆記具1は、キャップ3の着脱操作時に滑り止め把持部5を把持でき、キャップ3の着脱操作が容易となる。
本願の第10の発明は、前記第9の発明の熱変色性筆記具において、前記滑り止め把持部5が前後方向に分散配置される複数の凹部51または複数の凸部51を備えることを要件とする。
前記第10の発明の熱変色性筆記具1は、前記滑り止め把持部5が前後方向に分散配置される複数の凹部51または複数の凸部51を備えることにより、安定した把持が確実に得られる。前記滑り止め把持部5を構成する複数の凹部51及び複数の凸部51の外形状は、例えば、点状、線状(具体的には、環状、らせん状、点線状、格子状、網目状、ハニカム状等)が挙げられる。
本願の第11の発明は、前記第9または第10の発明の熱変色性筆記具において、前記滑り止め把持部5が弾性材料よりなることを要件とする。
前記第11の発明の熱変色性筆記具1は、前記滑り止め把持部5が弾性材料よりなることにより、安定した把持が確実に得られる。
前記滑り止め把持部5を構成する弾性材料としては、前記弾性材料としては、ゴム弾性変形可能なシリコーンゴム、天然ゴム、ブチルゴム、フッ素ゴム、塩化ビニル樹脂、ブタジエンゴム、ウレタンゴム、ポリエチレン樹脂、その他合成ゴム、熱可塑性エラストマー等、筆記具の把持部用材料として一般的に知られている弾性材料のなかから適宜選定すればよく、内側把持部と外側把持部を同種又は異種で形成してあってもよい。前記滑り止め把持部5は、2色成形等によるキャップ3との一体成形によって設けられたり、またはキャップ3外面に取り付けられる別部材によって設けられる。
前記滑り止め把持部5を構成する弾性材料としては、前記弾性材料としては、ゴム弾性変形可能なシリコーンゴム、天然ゴム、ブチルゴム、フッ素ゴム、塩化ビニル樹脂、ブタジエンゴム、ウレタンゴム、ポリエチレン樹脂、その他合成ゴム、熱可塑性エラストマー等、筆記具の把持部用材料として一般的に知られている弾性材料のなかから適宜選定すればよく、内側把持部と外側把持部を同種又は異種で形成してあってもよい。前記滑り止め把持部5は、2色成形等によるキャップ3との一体成形によって設けられたり、またはキャップ3外面に取り付けられる別部材によって設けられる。
本願の第12の発明は、前記第9、第10、または第11の熱変色性筆記具において、前記滑り止め把持部5の外面に前後方向にわたり窪み部52が形成されることを要件とする。
前記第12の発明の熱変色性筆記具1は、前記滑り止め把持部5の外面に前後方向にわたり窪み部52が形成されることにより、安定した把持が確実に得られる。前記窪み部52は、キャップ3外面に、周方向全体に環状に形成される構成、または、周方向に部分的に形成される構成(例えば、周方向の1か所に部分的に形成される構成、もしくは周方向の複数箇所に分散配置される構成)が挙げられる。
・摩擦部の材料
本発明において、前記摩擦部4は、例えば、弾性を有する合成樹脂(ゴム、エラストマー)が挙げられ、例えば、シリコーン樹脂、SBS樹脂(スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)、SEBS樹脂(スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)、フッ素系樹脂、クロロプレン樹脂、ニトリル樹脂、ポリエステル系樹脂、オレフィン系樹脂、エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)等が挙げられ、特に、高摩耗性の弾性材料(例えば、消しゴム等)からなるものよりも、摩擦時に摩耗屑が生じない低摩耗性の弾性材料からなることが好ましい。前記摩擦部4は、前記滑り止め把持部5と異なる材料で形成することが好ましい。それにより、摩擦部4の適正な摩擦変色機能と、滑り止め把持部5の適正な滑り止め機能とを容易に得ることができる。
本発明において、前記摩擦部4は、例えば、弾性を有する合成樹脂(ゴム、エラストマー)が挙げられ、例えば、シリコーン樹脂、SBS樹脂(スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)、SEBS樹脂(スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)、フッ素系樹脂、クロロプレン樹脂、ニトリル樹脂、ポリエステル系樹脂、オレフィン系樹脂、エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)等が挙げられ、特に、高摩耗性の弾性材料(例えば、消しゴム等)からなるものよりも、摩擦時に摩耗屑が生じない低摩耗性の弾性材料からなることが好ましい。前記摩擦部4は、前記滑り止め把持部5と異なる材料で形成することが好ましい。それにより、摩擦部4の適正な摩擦変色機能と、滑り止め把持部5の適正な滑り止め機能とを容易に得ることができる。
・軸筒及びキャップの材料
本発明において、前記軸筒及び前記キャップを構成する材料は、滑り止め把持部5の弾性材料に比べて硬質な材料であって、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリアセタール、アクリル、ナイロン、アクリルニトリル・スチレン共重合樹脂(AS樹脂)、アクリルニトリル・ブタジエン・スチレン共重合樹脂(ABS樹脂)等の合成樹脂、またはステンレス鋼、アルミニウム合金、黄銅等の金属が挙げられる。
本発明において、前記軸筒及び前記キャップを構成する材料は、滑り止め把持部5の弾性材料に比べて硬質な材料であって、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリアセタール、アクリル、ナイロン、アクリルニトリル・スチレン共重合樹脂(AS樹脂)、アクリルニトリル・ブタジエン・スチレン共重合樹脂(ABS樹脂)等の合成樹脂、またはステンレス鋼、アルミニウム合金、黄銅等の金属が挙げられる。
本発明の軸筒及びキャップの滑り止め把持部5は、摩擦部側に向かうに従い外径が次第に小さくなる先細状であることが好ましい。それにより、適正な滑り止め機能を有するとともに、スマートな外観を維持できる。
本発明の軸筒及びキャップの滑り止め把持部5は、外径が10mm以下の小さい外径であることが好ましい。それにより、適正な滑り止め機能を有するとともに、スマートな外観を維持できる。
・熱変色性インキ
本発明における熱変色性インキは、熱変色性マイクロカプセル顔料を用いたものであり、(イ)電子供与性呈色性有機化合物、(ロ)電子受容性化合物、(ハ)前記両者の呈色反応の生起温度を決める反応媒体からなる可逆熱変色性組成物を内包させた可逆熱変色性マイクロカプセル顔料を含む水性インキ組成物が採用される。前記熱変色性インキは、加熱により消色するタイプ、または加熱により発色するタイプが挙げられる。
さらに、前記可逆熱変色性マイクロカプセル顔料中、或いはインキ中には、非熱変色性の染料、顔料等の着色剤を配合して、有色(1)から有色(2)への互変的色変化を呈する構成とすることもできる。前記染料としては、酸性染料、塩基性染料、直接染料、蛍光染料が全て使用可能である。また、顔料としては、カーボンブラック、群青、二酸化チタン顔料等の無機顔料、アゾ系顔料、フタロシアニン系顔料、インジゴ顔料、チオインジゴ顔料、スレン顔料、キナクリドン系顔料、アントラキノン系顔料、スロン系顔料、ジケトピロロピロール系顔料、ジオキサジン系顔料、ペリレン系顔料、ペリノン系顔料、イソインドリノン系顔料等の有機顔料や蛍光顔料を例示できる。
本発明における熱変色性インキは、熱変色性マイクロカプセル顔料を用いたものであり、(イ)電子供与性呈色性有機化合物、(ロ)電子受容性化合物、(ハ)前記両者の呈色反応の生起温度を決める反応媒体からなる可逆熱変色性組成物を内包させた可逆熱変色性マイクロカプセル顔料を含む水性インキ組成物が採用される。前記熱変色性インキは、加熱により消色するタイプ、または加熱により発色するタイプが挙げられる。
さらに、前記可逆熱変色性マイクロカプセル顔料中、或いはインキ中には、非熱変色性の染料、顔料等の着色剤を配合して、有色(1)から有色(2)への互変的色変化を呈する構成とすることもできる。前記染料としては、酸性染料、塩基性染料、直接染料、蛍光染料が全て使用可能である。また、顔料としては、カーボンブラック、群青、二酸化チタン顔料等の無機顔料、アゾ系顔料、フタロシアニン系顔料、インジゴ顔料、チオインジゴ顔料、スレン顔料、キナクリドン系顔料、アントラキノン系顔料、スロン系顔料、ジケトピロロピロール系顔料、ジオキサジン系顔料、ペリレン系顔料、ペリノン系顔料、イソインドリノン系顔料等の有機顔料や蛍光顔料を例示できる。
・ペン先
本発明におけるペン先21は、前端に回転可能にボールが抱持されたボールペンチップ、多孔質ペン体(例えば、繊維加工体、連続気泡発泡体)または軸方向のインキ誘導路を有する合成樹脂押出成形体よりなるペン体、または毛筆ペン先等が挙げられる。
本発明におけるペン先21は、前端に回転可能にボールが抱持されたボールペンチップ、多孔質ペン体(例えば、繊維加工体、連続気泡発泡体)または軸方向のインキ誘導路を有する合成樹脂押出成形体よりなるペン体、または毛筆ペン先等が挙げられる。
本発明の熱変色性筆記具は、摩擦操作時に安定して把持でき、熱変色作業が容易となる。
<第1の実施の形態>
本発明の第1の実施の形態を図1に示す。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、内部に熱変色性インキが収容された軸筒2と、該軸筒2の前端に設けられたペン先21と、軸筒2の後端に設けられた摩擦部4とを備える。ペン先21から、軸筒2内部の熱変色性インキが吐出可能である。前記熱変色性インキは、摩擦部4による摩擦熱により有色から異なる有色(例えば黒色からピンク色)に変化するもの、または、有色(例えば黒色)から無色に変化するものが挙げられる。
本発明の第1の実施の形態を図1に示す。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、内部に熱変色性インキが収容された軸筒2と、該軸筒2の前端に設けられたペン先21と、軸筒2の後端に設けられた摩擦部4とを備える。ペン先21から、軸筒2内部の熱変色性インキが吐出可能である。前記熱変色性インキは、摩擦部4による摩擦熱により有色から異なる有色(例えば黒色からピンク色)に変化するもの、または、有色(例えば黒色)から無色に変化するものが挙げられる。
・摩擦部
摩擦部4は軸筒2後端に圧入嵌合または2色成形により固定される。
摩擦部4は、弾性材料よりなり、後端に向かうに従い外径が小さくなる先細円柱状の側面と、凸曲面状の後端面とから構成される。前記摩擦部4の材料は、例えば、シリコーン樹脂、SBS樹脂(スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)、SEBS樹脂(スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)が採用される。前記摩擦部4により、ペン先21により紙面上に形成された熱変色性インキの筆跡を摩擦してその際の発生する摩擦熱で前記熱変色性インキの筆跡を熱変色させることができる。
摩擦部4は軸筒2後端に圧入嵌合または2色成形により固定される。
摩擦部4は、弾性材料よりなり、後端に向かうに従い外径が小さくなる先細円柱状の側面と、凸曲面状の後端面とから構成される。前記摩擦部4の材料は、例えば、シリコーン樹脂、SBS樹脂(スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)、SEBS樹脂(スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)が採用される。前記摩擦部4により、ペン先21により紙面上に形成された熱変色性インキの筆跡を摩擦してその際の発生する摩擦熱で前記熱変色性インキの筆跡を熱変色させることができる。
・滑り止め把持部
軸筒2の摩擦部4近傍の側壁外面(軸筒2の後端部近傍の側壁外面)に、滑り止め把持部5が形成される。前記滑り止め把持部5は、前後方向に分散配置される複数の環状の凹部51または複数の環状の凸部51を備える。
前記滑り止め把持部5(複数の環状の凹部51または複数の環状の凸部51、及び軸筒2の摩擦部4近傍の側壁外面)は、弾性材料(例えば、合成ゴム、熱可塑性エラストマー等)から形成される。前記滑り止め把持部5は、外形状が後方に向かうに従って外径が小さくなる先細状(具体的にはテーパ状)に形成される。前記滑り止め把持部5を構成する弾性材料と、前記摩擦部4を構成する弾性材料とは異なるものが採用される。
軸筒2の摩擦部4近傍の側壁外面(軸筒2の後端部近傍の側壁外面)に、滑り止め把持部5が形成される。前記滑り止め把持部5は、前後方向に分散配置される複数の環状の凹部51または複数の環状の凸部51を備える。
前記滑り止め把持部5(複数の環状の凹部51または複数の環状の凸部51、及び軸筒2の摩擦部4近傍の側壁外面)は、弾性材料(例えば、合成ゴム、熱可塑性エラストマー等)から形成される。前記滑り止め把持部5は、外形状が後方に向かうに従って外径が小さくなる先細状(具体的にはテーパ状)に形成される。前記滑り止め把持部5を構成する弾性材料と、前記摩擦部4を構成する弾性材料とは異なるものが採用される。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、軸筒2の摩擦部4近傍外面に摩擦操作時に把持可能な滑り止め把持部5を設け、滑り止め把持部5が前後方向に分散配置される複数の凹部51または複数の凸部51を備え、且つ、滑り止め把持部5が弾性材料よりなることにより、摩擦操作時、滑り止め把持部5を把持することによって、安定して把持でき、熱変色作業が容易となる。特に、本実施の形態の熱変色性筆記具1は、摩擦操作時のみ滑り止め把持部5を把持するため、滑り止め把持部5の滑り止め機能が長期にわたり維持できる。
<第2の実施の形態>
本発明の第2の実施の形態を図2に示す。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、内部に熱変色性インキが収容された軸筒2と、該軸筒2の前端に設けられたペン先21と、軸筒2の後端に設けられた摩擦部4とを備える。ペン先21から、軸筒2内部の熱変色性インキが吐出可能である。前記熱変色性インキは、摩擦部4による摩擦熱により有色から異なる有色(例えば黒色から青色)に変化するもの、または、有色(例えば青色)から無色に変化するものが挙げられる。
本発明の第2の実施の形態を図2に示す。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、内部に熱変色性インキが収容された軸筒2と、該軸筒2の前端に設けられたペン先21と、軸筒2の後端に設けられた摩擦部4とを備える。ペン先21から、軸筒2内部の熱変色性インキが吐出可能である。前記熱変色性インキは、摩擦部4による摩擦熱により有色から異なる有色(例えば黒色から青色)に変化するもの、または、有色(例えば青色)から無色に変化するものが挙げられる。
・摩擦部
摩擦部4は軸筒2後端に圧入嵌合または2色成形により固定される。
摩擦部4は、弾性材料よりなり、後端に向かうに従い外径が小さくなる先細円柱状の側面と、凸曲面状の後端面とから構成される。前記摩擦部4の材料は、例えば、シリコーン樹脂、SBS樹脂(スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)、SEBS樹脂(スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)が採用される。前記摩擦部4により、ペン先21により紙面上に形成された熱変色性インキの筆跡を摩擦してその際の発生する摩擦熱で前記熱変色性インキの筆跡を熱変色させることができる。
摩擦部4は軸筒2後端に圧入嵌合または2色成形により固定される。
摩擦部4は、弾性材料よりなり、後端に向かうに従い外径が小さくなる先細円柱状の側面と、凸曲面状の後端面とから構成される。前記摩擦部4の材料は、例えば、シリコーン樹脂、SBS樹脂(スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)、SEBS樹脂(スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)が採用される。前記摩擦部4により、ペン先21により紙面上に形成された熱変色性インキの筆跡を摩擦してその際の発生する摩擦熱で前記熱変色性インキの筆跡を熱変色させることができる。
・滑り止め把持部
軸筒2の摩擦部4近傍の側壁外面(軸筒2の後端部近傍の側壁外面)に、滑り止め把持部5が形成される。前記滑り止め把持部5は、前後方向に分散配置される複数の点状の凹部51または複数の点状の凸部51を備える。
前記滑り止め把持部5(複数の点状の凹部51または複数の点状の凸部51、及び軸筒2の摩擦部4近傍の側壁外面)は、弾性材料(例えば、合成ゴム、熱可塑性エラストマー等)から形成される。前記滑り止め把持部5は、外形状が後方に向かうに従って外径が小さくなる先細状(具体的にはテーパ状)に形成される。前記滑り止め把持部5を構成する弾性材料と、前記摩擦部4を構成する弾性材料とは異なるものが採用される。
軸筒2の摩擦部4近傍の側壁外面(軸筒2の後端部近傍の側壁外面)に、滑り止め把持部5が形成される。前記滑り止め把持部5は、前後方向に分散配置される複数の点状の凹部51または複数の点状の凸部51を備える。
前記滑り止め把持部5(複数の点状の凹部51または複数の点状の凸部51、及び軸筒2の摩擦部4近傍の側壁外面)は、弾性材料(例えば、合成ゴム、熱可塑性エラストマー等)から形成される。前記滑り止め把持部5は、外形状が後方に向かうに従って外径が小さくなる先細状(具体的にはテーパ状)に形成される。前記滑り止め把持部5を構成する弾性材料と、前記摩擦部4を構成する弾性材料とは異なるものが採用される。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、軸筒2の摩擦部4近傍外面に摩擦操作時に把持可能な滑り止め把持部5を設け、滑り止め把持部5が前後方向に分散配置される複数の凹部51または複数の凸部51を備え、且つ、滑り止め把持部5が弾性材料よりなることにより、摩擦操作時、滑り止め把持部5を把持することによって、安定して把持でき、熱変色作業が容易となる。特に、本実施の形態の熱変色性筆記具1は、摩擦操作時のみ滑り止め把持部5を把持するため、滑り止め把持部5の滑り止め機能が長期にわたり維持できる。
<第3の実施の形態>
本発明の第3の実施の形態を図3に示す。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、内部に熱変色性インキが収容された軸筒2と、該軸筒2の前端に設けられたペン先21と、軸筒2の後端に設けられた摩擦部4とを備える。ペン先21から、軸筒2内部の熱変色性インキが吐出可能である。前記熱変色性インキは、摩擦部4による摩擦熱により有色から異なる有色(例えば黒色からピンク色)に変化するもの、または、有色(例えば黒色)から無色に変化するものが挙げられる。
本発明の第3の実施の形態を図3に示す。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、内部に熱変色性インキが収容された軸筒2と、該軸筒2の前端に設けられたペン先21と、軸筒2の後端に設けられた摩擦部4とを備える。ペン先21から、軸筒2内部の熱変色性インキが吐出可能である。前記熱変色性インキは、摩擦部4による摩擦熱により有色から異なる有色(例えば黒色からピンク色)に変化するもの、または、有色(例えば黒色)から無色に変化するものが挙げられる。
・摩擦部
摩擦部4は軸筒2後端に圧入嵌合または2色成形により固定される。
摩擦部4は、弾性材料よりなり、後端に向かうに従い外径が小さくなる先細円柱状の側面と、凸曲面状の後端面とから構成される。前記摩擦部4の材料は、例えば、シリコーン樹脂、SBS樹脂(スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)、SEBS樹脂(スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)が採用される。前記摩擦部4により、ペン先21により紙面上に形成された熱変色性インキの筆跡を摩擦してその際の発生する摩擦熱で前記熱変色性インキの筆跡を熱変色させることができる。
摩擦部4は軸筒2後端に圧入嵌合または2色成形により固定される。
摩擦部4は、弾性材料よりなり、後端に向かうに従い外径が小さくなる先細円柱状の側面と、凸曲面状の後端面とから構成される。前記摩擦部4の材料は、例えば、シリコーン樹脂、SBS樹脂(スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)、SEBS樹脂(スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)が採用される。前記摩擦部4により、ペン先21により紙面上に形成された熱変色性インキの筆跡を摩擦してその際の発生する摩擦熱で前記熱変色性インキの筆跡を熱変色させることができる。
・滑り止め把持部
軸筒2の摩擦部4近傍の側壁外面(軸筒2の後端部近傍の側壁外面)に、滑り止め把持部5が形成される。前記滑り止め把持部5は、前後方向に分散配置される複数の環状の凹部51または複数の環状の凸部51を備える。
前記滑り止め把持部5(複数の環状の凹部51または複数の環状の凸部51、及び軸筒2の摩擦部4近傍の側壁外面)は、弾性材料(例えば、合成ゴム、熱可塑性エラストマー等)からなる。前記滑り止め把持部5を構成する弾性材料と、前記摩擦部4を構成する弾性材料とは異なるものが採用される。
軸筒2の摩擦部4近傍の側壁外面(軸筒2の後端部近傍の側壁外面)に、滑り止め把持部5が形成される。前記滑り止め把持部5は、前後方向に分散配置される複数の環状の凹部51または複数の環状の凸部51を備える。
前記滑り止め把持部5(複数の環状の凹部51または複数の環状の凸部51、及び軸筒2の摩擦部4近傍の側壁外面)は、弾性材料(例えば、合成ゴム、熱可塑性エラストマー等)からなる。前記滑り止め把持部5を構成する弾性材料と、前記摩擦部4を構成する弾性材料とは異なるものが採用される。
前記滑り止め把持部5は、外形状が、前端部から後方に向かうに従って外径が小さくなる先細状に形成されるとともに後端部が前方に向かってわずかに拡径された形状を備える。即ち、前記滑り止め把持部5は、その外面に前後方向にわたり環状に窪み部52が形成される。前記窪み部52に、複数の環状の凹部51または複数の環状の凸部51が形成される。前記窪み部52が弾性材料からなる。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、軸筒2の摩擦部4近傍外面に摩擦操作時に把持可能な滑り止め把持部5を設け、滑り止め把持部5が前後方向に分散配置される複数の凹部51または複数の凸部51を備えるとともに、滑り止め把持部5が弾性材料よりなり、しかも、滑り止め把持部5の外面に前後方向にわたり窪み部52が形成されることにより、摩擦操作時、滑り止め把持部5を把持することによって、安定して把持でき、熱変色作業が容易となる。特に、本実施の形態の熱変色性筆記具1は、摩擦操作時のみ滑り止め把持部5を把持するため、滑り止め把持部5の滑り止め機能が長期にわたり維持できる。
<第4の実施の形態>
本発明の第4の実施の形態を図4に示す。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、内部に熱変色性インキが収容された軸筒2と、該軸筒2の前端に設けられたペン先21と、軸筒2の後端に設けられた摩擦部4とを備える。ペン先21から、軸筒2内部の熱変色性インキが吐出可能である。前記熱変色性インキは、摩擦部4による摩擦熱により有色から異なる有色(例えば黒色から青色)に変化するもの、または、有色(例えば青色)から無色に変化するものが挙げられる。
本発明の第4の実施の形態を図4に示す。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、内部に熱変色性インキが収容された軸筒2と、該軸筒2の前端に設けられたペン先21と、軸筒2の後端に設けられた摩擦部4とを備える。ペン先21から、軸筒2内部の熱変色性インキが吐出可能である。前記熱変色性インキは、摩擦部4による摩擦熱により有色から異なる有色(例えば黒色から青色)に変化するもの、または、有色(例えば青色)から無色に変化するものが挙げられる。
・摩擦部
摩擦部4は軸筒2後端に圧入嵌合または2色成形により固定される。
摩擦部4は、弾性材料よりなり、後端に向かうに従い外径が小さくなる先細円柱状の側面と、凸曲面状の後端面とから構成される。前記摩擦部4の材料は、例えば、シリコーン樹脂、SBS樹脂(スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)、SEBS樹脂(スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)が採用される。前記摩擦部4により、ペン先21により紙面上に形成された熱変色性インキの筆跡を摩擦してその際の発生する摩擦熱で前記熱変色性インキの筆跡を熱変色させることができる。
摩擦部4は軸筒2後端に圧入嵌合または2色成形により固定される。
摩擦部4は、弾性材料よりなり、後端に向かうに従い外径が小さくなる先細円柱状の側面と、凸曲面状の後端面とから構成される。前記摩擦部4の材料は、例えば、シリコーン樹脂、SBS樹脂(スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)、SEBS樹脂(スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)が採用される。前記摩擦部4により、ペン先21により紙面上に形成された熱変色性インキの筆跡を摩擦してその際の発生する摩擦熱で前記熱変色性インキの筆跡を熱変色させることができる。
・滑り止め把持部
軸筒2の摩擦部4近傍の側壁外面(軸筒2の後端部近傍の側壁外面)に、滑り止め把持部5が形成される。前記滑り止め把持部5は、前後方向に分散配置される複数の点状の凹部51または複数の点状の凸部51を備える。前記滑り止め把持部5(複数の点状の凹部51または複数の点状の凸部51、及び軸筒2の摩擦部4近傍の側壁外面)は、弾性材料(例えば、合成ゴム、熱可塑性エラストマー等)からなる。
軸筒2の摩擦部4近傍の側壁外面(軸筒2の後端部近傍の側壁外面)に、滑り止め把持部5が形成される。前記滑り止め把持部5は、前後方向に分散配置される複数の点状の凹部51または複数の点状の凸部51を備える。前記滑り止め把持部5(複数の点状の凹部51または複数の点状の凸部51、及び軸筒2の摩擦部4近傍の側壁外面)は、弾性材料(例えば、合成ゴム、熱可塑性エラストマー等)からなる。
前記滑り止め把持部5は、外形状が、前端部から後方に向かうに従って外径が小さくなる先細状に形成されるとともに後端部が前方に向かってわずかに拡径された形状を備える。即ち、前記滑り止め把持部5は、その外面に前後方向にわたり窪み部52が形成される。前記窪み部52に、複数の環状の凹部51または複数の環状の凸部51が形成される。前記窪み部52が弾性材料からなる。前記滑り止め把持部5を構成する弾性材料と、前記摩擦部4を構成する弾性材料とは異なるものが採用される。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、軸筒2の摩擦部4近傍外面に摩擦操作時に把持可能な滑り止め把持部5を設け、滑り止め把持部5が前後方向に分散配置される複数の凹部51または複数の凸部51を備えるとともに、滑り止め把持部5が弾性材料よりなり、しかも、滑り止め把持部5の外面に前後方向にわたり窪み部52が形成されることにより、摩擦操作時、滑り止め把持部5を把持することによって、安定して把持でき、熱変色作業が容易となる。特に、本実施の形態の熱変色性筆記具1は、摩擦操作時のみ滑り止め把持部5を把持するため、滑り止め把持部5の滑り止め機能が長期にわたり維持できる。
<第5の実施の形態>
本発明の第5の実施の形態を図5及び図6に示す(2点鎖線はペン先突出状態のクリップとペン先21を示す)。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、熱変色性インキを内蔵した筆記体が前後方向に移動可能に軸筒2内に収容され、軸筒2の後端近傍外面に径方向外方に突出された操作部22を備え、前記操作部22が前後方向に移動可能に設けられ、前記操作部22を前方に押圧操作することによりペン先21を出没自在に構成された出没式の熱変色性筆記具1である。前記操作部22は、ポケット等の被挟持物を挟持可能なクリップを兼ねる。前記軸筒2の後端に摩擦部4が設けられる。
前記ペン先21から、筆記体内部の熱変色性インキが吐出可能である。前記熱変色性インキは、摩擦部4による摩擦熱により有色から異なる有色(例えば黒色からピンク色)に変化するもの、または、有色(例えば黒色)から無色に変化するものが挙げられる。
本発明の第5の実施の形態を図5及び図6に示す(2点鎖線はペン先突出状態のクリップとペン先21を示す)。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、熱変色性インキを内蔵した筆記体が前後方向に移動可能に軸筒2内に収容され、軸筒2の後端近傍外面に径方向外方に突出された操作部22を備え、前記操作部22が前後方向に移動可能に設けられ、前記操作部22を前方に押圧操作することによりペン先21を出没自在に構成された出没式の熱変色性筆記具1である。前記操作部22は、ポケット等の被挟持物を挟持可能なクリップを兼ねる。前記軸筒2の後端に摩擦部4が設けられる。
前記ペン先21から、筆記体内部の熱変色性インキが吐出可能である。前記熱変色性インキは、摩擦部4による摩擦熱により有色から異なる有色(例えば黒色からピンク色)に変化するもの、または、有色(例えば黒色)から無色に変化するものが挙げられる。
・摩擦部
摩擦部4は軸筒2後端に圧入嵌合または2色成形により固定される。
摩擦部4は、弾性材料よりなり、後端に向かうに従い外径が小さくなる先細円柱状の側面と、凸曲面状の後端面とから構成される。前記摩擦部4の材料は、例えば、シリコーン樹脂、SBS樹脂(スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)、SEBS樹脂(スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)が採用される。前記摩擦部4により、ペン先21により紙面上に形成された熱変色性インキの筆跡を摩擦してその際の発生する摩擦熱で前記熱変色性インキの筆跡を熱変色させることができる。
摩擦部4は軸筒2後端に圧入嵌合または2色成形により固定される。
摩擦部4は、弾性材料よりなり、後端に向かうに従い外径が小さくなる先細円柱状の側面と、凸曲面状の後端面とから構成される。前記摩擦部4の材料は、例えば、シリコーン樹脂、SBS樹脂(スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)、SEBS樹脂(スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)が採用される。前記摩擦部4により、ペン先21により紙面上に形成された熱変色性インキの筆跡を摩擦してその際の発生する摩擦熱で前記熱変色性インキの筆跡を熱変色させることができる。
・滑り止め把持部
軸筒2の摩擦部4近傍の側壁外面(軸筒2の後端部近傍の側壁外面)に、滑り止め把持部5が形成される。前記滑り止め把持部5は、前後方向に分散配置される複数の環状の凹部51または複数の環状の凸部51を備える。
前記滑り止め把持部5(複数の環状の凹部51または複数の環状の凸部51、及び軸筒2の摩擦部4近傍の側壁外面)は、弾性材料(例えば、合成ゴム、熱可塑性エラストマー等)から形成される。前記滑り止め把持部5を構成する弾性材料と、前記摩擦部4を構成する弾性材料とは異なるものが採用される。前記滑り止め把持部5は、外形状が略ストレートの円筒状に形成される。前記滑り止め把持部5は、軸筒2外面の操作部(クリップ)を除く位置に周方向に形成される。即ち、前記滑り止め把持部5が軸筒2外面の操作部22(クリップ)を径方向に跨ぐ位置(即ち操作部22を軸線回りに90度回転させた位置の両側)に形成される。
軸筒2の摩擦部4近傍の側壁外面(軸筒2の後端部近傍の側壁外面)に、滑り止め把持部5が形成される。前記滑り止め把持部5は、前後方向に分散配置される複数の環状の凹部51または複数の環状の凸部51を備える。
前記滑り止め把持部5(複数の環状の凹部51または複数の環状の凸部51、及び軸筒2の摩擦部4近傍の側壁外面)は、弾性材料(例えば、合成ゴム、熱可塑性エラストマー等)から形成される。前記滑り止め把持部5を構成する弾性材料と、前記摩擦部4を構成する弾性材料とは異なるものが採用される。前記滑り止め把持部5は、外形状が略ストレートの円筒状に形成される。前記滑り止め把持部5は、軸筒2外面の操作部(クリップ)を除く位置に周方向に形成される。即ち、前記滑り止め把持部5が軸筒2外面の操作部22(クリップ)を径方向に跨ぐ位置(即ち操作部22を軸線回りに90度回転させた位置の両側)に形成される。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、軸筒2の摩擦部4近傍外面に摩擦操作時に把持可能な滑り止め把持部5を設け、滑り止め把持部5が前後方向に分散配置される複数の凹部51または複数の凸部51を備え、且つ、滑り止め把持部5が弾性材料よりなることにより、摩擦操作時、滑り止め把持部5を把持することによって、安定して把持でき、熱変色作業が容易となる。特に、本実施の形態の熱変色性筆記具1は、摩擦操作時のみ滑り止め把持部5を把持するため、滑り止め把持部5の滑り止め機能が長期にわたり維持できる。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、滑り止め把持部5が軸筒2外面の操作部(クリップ)を径方向に跨ぐ位置に形成されることにより、摩擦操作時、軸筒2外面の操作部側壁近傍を安定して把持できる。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、滑り止め把持部5が軸筒2外面の操作部(クリップ)を径方向に跨ぐ位置に形成されることにより、摩擦操作時、軸筒2外面の操作部側壁近傍を安定して把持できる。
<第6の実施の形態>
本発明の第6の実施の形態を図7及び図8に示す(2点鎖線はペン先突出状態のクリップとペン先21を示す)。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、熱変色性インキを内蔵した筆記体が前後方向に移動可能に軸筒2内に収容され、軸筒2の後端近傍外面に径方向外方に突出された操作部22を備え、前記操作部22が前後方向に移動可能に設けられ、前記操作部22を前方に押圧操作することによりペン先21を出没自在に構成された出没式の熱変色性筆記具1である。前記操作部22は、ポケット等の被挟持物を挟持可能なクリップを兼ねる。前記軸筒2の後端に摩擦部4が設けられる。
前記ペン先21から、筆記体内部の熱変色性インキが吐出可能である。
ペン先21から、筆記体内部の熱変色性インキが吐出可能である。前記熱変色性インキは、摩擦部4による摩擦熱により有色から異なる有色(例えば黒色から青色)に変化するもの、または、有色(例えば青色)から無色に変化するものが挙げられる。
本発明の第6の実施の形態を図7及び図8に示す(2点鎖線はペン先突出状態のクリップとペン先21を示す)。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、熱変色性インキを内蔵した筆記体が前後方向に移動可能に軸筒2内に収容され、軸筒2の後端近傍外面に径方向外方に突出された操作部22を備え、前記操作部22が前後方向に移動可能に設けられ、前記操作部22を前方に押圧操作することによりペン先21を出没自在に構成された出没式の熱変色性筆記具1である。前記操作部22は、ポケット等の被挟持物を挟持可能なクリップを兼ねる。前記軸筒2の後端に摩擦部4が設けられる。
前記ペン先21から、筆記体内部の熱変色性インキが吐出可能である。
ペン先21から、筆記体内部の熱変色性インキが吐出可能である。前記熱変色性インキは、摩擦部4による摩擦熱により有色から異なる有色(例えば黒色から青色)に変化するもの、または、有色(例えば青色)から無色に変化するものが挙げられる。
・摩擦部
摩擦部4は軸筒2後端に圧入嵌合または2色成形により固定される。
摩擦部4は、弾性材料よりなり、後端に向かうに従い外径が小さくなる先細円柱状の側面と、凸曲面状の後端面とから構成される。前記摩擦部4の材料は、例えば、シリコーン樹脂、SBS樹脂(スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)、SEBS樹脂(スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)が採用される。前記摩擦部4により、ペン先21により紙面上に形成された熱変色性インキの筆跡を摩擦してその際の発生する摩擦熱で前記熱変色性インキの筆跡を熱変色させることができる。
摩擦部4は軸筒2後端に圧入嵌合または2色成形により固定される。
摩擦部4は、弾性材料よりなり、後端に向かうに従い外径が小さくなる先細円柱状の側面と、凸曲面状の後端面とから構成される。前記摩擦部4の材料は、例えば、シリコーン樹脂、SBS樹脂(スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)、SEBS樹脂(スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)が採用される。前記摩擦部4により、ペン先21により紙面上に形成された熱変色性インキの筆跡を摩擦してその際の発生する摩擦熱で前記熱変色性インキの筆跡を熱変色させることができる。
・滑り止め把持部
軸筒2の摩擦部4近傍の側壁外面(軸筒2の後端部近傍の側壁外面)に、滑り止め把持部5が形成される。前記滑り止め把持部5は、前後方向に分散配置される複数の点状の凹部51または複数の点状の凸部51を備える。
前記滑り止め把持部5(複数の点状の凹部51または複数の点状の凸部51、及び軸筒2の摩擦部4近傍の側壁外面)は、弾性材料(例えば、合成ゴム、熱可塑性エラストマー等)から形成される。前記滑り止め把持部5を構成する弾性材料と、前記摩擦部4を構成する弾性材料とは異なるものが採用される。前記滑り止め把持部5は、外形状が略ストレートの円筒状に形成される。前記滑り止め把持部5は、軸筒2外面の操作部(クリップ)を除く位置に周方向に形成される。即ち、前記滑り止め把持部5が軸筒2外面の操作部22(クリップ)を径方向に跨ぐ位置(即ち操作部22を軸線回りに90度回転させた位置の両側)に形成される。
軸筒2の摩擦部4近傍の側壁外面(軸筒2の後端部近傍の側壁外面)に、滑り止め把持部5が形成される。前記滑り止め把持部5は、前後方向に分散配置される複数の点状の凹部51または複数の点状の凸部51を備える。
前記滑り止め把持部5(複数の点状の凹部51または複数の点状の凸部51、及び軸筒2の摩擦部4近傍の側壁外面)は、弾性材料(例えば、合成ゴム、熱可塑性エラストマー等)から形成される。前記滑り止め把持部5を構成する弾性材料と、前記摩擦部4を構成する弾性材料とは異なるものが採用される。前記滑り止め把持部5は、外形状が略ストレートの円筒状に形成される。前記滑り止め把持部5は、軸筒2外面の操作部(クリップ)を除く位置に周方向に形成される。即ち、前記滑り止め把持部5が軸筒2外面の操作部22(クリップ)を径方向に跨ぐ位置(即ち操作部22を軸線回りに90度回転させた位置の両側)に形成される。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、軸筒2の摩擦部4近傍外面に摩擦操作時に把持可能な滑り止め把持部5を設け、滑り止め把持部5が前後方向に分散配置される複数の凹部51または複数の凸部51を備え、且つ、滑り止め把持部5が弾性材料よりなることにより、摩擦操作時、滑り止め把持部5を把持することによって、安定して把持でき、熱変色作業が容易となる。特に、本実施の形態の熱変色性筆記具1は、摩擦操作時のみ滑り止め把持部5を把持するため、滑り止め把持部5の滑り止め機能が長期にわたり維持できる。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、滑り止め把持部5が軸筒2外面の操作部(クリップ)を径方向に跨ぐ位置に形成されることにより、摩擦操作時、軸筒2外面の操作部側壁近傍を安定して把持できる。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、滑り止め把持部5が軸筒2外面の操作部(クリップ)を径方向に跨ぐ位置に形成されることにより、摩擦操作時、軸筒2外面の操作部側壁近傍を安定して把持できる。
<第7の実施の形態>
本発明の第7の実施の形態を図9及び図10に示す(2点鎖線はペン先突出状態のクリップとペン先21を示す)。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、熱変色性インキを内蔵した筆記体が前後方向に移動可能に軸筒2内に収容され、軸筒2の後端近傍外面に径方向外方に突出された操作部22を備え、前記操作部22が前後方向に移動可能に設けられ、前記操作部22を前方に押圧操作することによりペン先21を出没自在に構成された出没式の熱変色性筆記具1である。前記操作部22は、ポケット等の被挟持物を挟持可能なクリップを兼ねる。前記軸筒2の後端に摩擦部4が設けられる。
ペン先21から、筆記体内部の熱変色性インキが吐出可能である。前記熱変色性インキは、摩擦部4による摩擦熱により有色から異なる有色(例えば黒色からピンク色)に変化するもの、または、有色(例えば黒色)から無色に変化するものが挙げられる。
本発明の第7の実施の形態を図9及び図10に示す(2点鎖線はペン先突出状態のクリップとペン先21を示す)。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、熱変色性インキを内蔵した筆記体が前後方向に移動可能に軸筒2内に収容され、軸筒2の後端近傍外面に径方向外方に突出された操作部22を備え、前記操作部22が前後方向に移動可能に設けられ、前記操作部22を前方に押圧操作することによりペン先21を出没自在に構成された出没式の熱変色性筆記具1である。前記操作部22は、ポケット等の被挟持物を挟持可能なクリップを兼ねる。前記軸筒2の後端に摩擦部4が設けられる。
ペン先21から、筆記体内部の熱変色性インキが吐出可能である。前記熱変色性インキは、摩擦部4による摩擦熱により有色から異なる有色(例えば黒色からピンク色)に変化するもの、または、有色(例えば黒色)から無色に変化するものが挙げられる。
・摩擦部
摩擦部4は軸筒2後端に圧入嵌合または2色成形により固定される。
摩擦部4は、弾性材料よりなり、後端に向かうに従い外径が小さくなる先細円柱状の側面と、凸曲面状の後端面とから構成される。前記摩擦部4の材料は、例えば、シリコーン樹脂、SBS樹脂(スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)、SEBS樹脂(スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)が採用される。前記摩擦部4により、ペン先21により紙面上に形成された熱変色性インキの筆跡を摩擦してその際の発生する摩擦熱で前記熱変色性インキの筆跡を熱変色させることができる。
摩擦部4は軸筒2後端に圧入嵌合または2色成形により固定される。
摩擦部4は、弾性材料よりなり、後端に向かうに従い外径が小さくなる先細円柱状の側面と、凸曲面状の後端面とから構成される。前記摩擦部4の材料は、例えば、シリコーン樹脂、SBS樹脂(スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)、SEBS樹脂(スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)が採用される。前記摩擦部4により、ペン先21により紙面上に形成された熱変色性インキの筆跡を摩擦してその際の発生する摩擦熱で前記熱変色性インキの筆跡を熱変色させることができる。
・滑り止め把持部
軸筒2の摩擦部4近傍の側壁外面(軸筒2の後端部近傍の側壁外面)に、滑り止め把持部5が形成される。前記滑り止め把持部5は、前後方向に分散配置される、周方向に延設される複数の線状の凹部51または複数の線状の凸部51を備える。前記滑り止め把持部5(複数の線状の凹部51または複数の線状の凸部51、及び軸筒2の摩擦部4近傍の側壁外面)は、弾性材料(例えば、合成ゴム、熱可塑性エラストマー等)から形成される。前記滑り止め把持部5を構成する弾性材料と、前記摩擦部4を構成する弾性材料とは異なるものが採用される。
前記滑り止め把持部5は、その外面に前後方向にわたり窪み部52が形成される。前記窪み部52に、複数の環状の凹部51または複数の環状の凸部51が形成される。前記窪み部52が弾性材料からなる。
前記滑り止め把持部5(窪み部52)は、軸筒2外面の操作部22(クリップ)を径方向に跨ぐ位置(即ち操作部22を軸線回りに90度回転させた位置の両側)に形成される。
軸筒2の摩擦部4近傍の側壁外面(軸筒2の後端部近傍の側壁外面)に、滑り止め把持部5が形成される。前記滑り止め把持部5は、前後方向に分散配置される、周方向に延設される複数の線状の凹部51または複数の線状の凸部51を備える。前記滑り止め把持部5(複数の線状の凹部51または複数の線状の凸部51、及び軸筒2の摩擦部4近傍の側壁外面)は、弾性材料(例えば、合成ゴム、熱可塑性エラストマー等)から形成される。前記滑り止め把持部5を構成する弾性材料と、前記摩擦部4を構成する弾性材料とは異なるものが採用される。
前記滑り止め把持部5は、その外面に前後方向にわたり窪み部52が形成される。前記窪み部52に、複数の環状の凹部51または複数の環状の凸部51が形成される。前記窪み部52が弾性材料からなる。
前記滑り止め把持部5(窪み部52)は、軸筒2外面の操作部22(クリップ)を径方向に跨ぐ位置(即ち操作部22を軸線回りに90度回転させた位置の両側)に形成される。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、軸筒2の摩擦部4近傍外面に摩擦操作時に把持可能な滑り止め把持部5を設け、滑り止め把持部5が前後方向に分散配置される複数の凹部51または複数の凸部51を備え、且つ、滑り止め把持部5が弾性材料よりなり、しかも、滑り止め把持部5の外面に前後方向にわたり窪み部52が形成されることにより、摩擦操作時、滑り止め把持部5を把持することによって、安定して把持でき、熱変色作業が容易となる。特に、本実施の形態の熱変色性筆記具1は、摩擦操作時のみ滑り止め把持部5を把持するため、滑り止め把持部5の滑り止め機能が長期にわたり維持できる。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、滑り止め把持部5(窪み部52)が軸筒2外面の操作部(クリップ)を径方向に跨ぐ位置に形成されることにより、摩擦操作時、軸筒2外面の操作部側壁近傍を安定して把持できる。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、滑り止め把持部5(窪み部52)が軸筒2外面の操作部(クリップ)を径方向に跨ぐ位置に形成されることにより、摩擦操作時、軸筒2外面の操作部側壁近傍を安定して把持できる。
<第8の実施の形態>
本発明の第8の実施の形態を図11に示す(2点鎖線はペン先突出状態のクリップとペン先21を示す)。尚、正面図は図9と共通である。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、熱変色性インキを内蔵した筆記体が前後方向に移動可能に軸筒2内に収容され、軸筒2の後端近傍外面に径方向外方に突出された操作部22を備え、前記操作部22が前後方向に移動可能に設けられ、前記操作部22を前方に押圧操作することによりペン先21を出没自在に構成された出没式の熱変色性筆記具1である。前記操作部22は、ポケット等の被挟持物を挟持可能なクリップを兼ねる。前記軸筒2の後端に摩擦部4が設けられる。
ペン先21から、筆記体内部の熱変色性インキが吐出可能である。前記熱変色性インキは、摩擦部4による摩擦熱により有色から異なる有色(例えば黒色から青色)に変化するもの、または、有色(例えば青色)から無色に変化するものが挙げられる。
本発明の第8の実施の形態を図11に示す(2点鎖線はペン先突出状態のクリップとペン先21を示す)。尚、正面図は図9と共通である。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、熱変色性インキを内蔵した筆記体が前後方向に移動可能に軸筒2内に収容され、軸筒2の後端近傍外面に径方向外方に突出された操作部22を備え、前記操作部22が前後方向に移動可能に設けられ、前記操作部22を前方に押圧操作することによりペン先21を出没自在に構成された出没式の熱変色性筆記具1である。前記操作部22は、ポケット等の被挟持物を挟持可能なクリップを兼ねる。前記軸筒2の後端に摩擦部4が設けられる。
ペン先21から、筆記体内部の熱変色性インキが吐出可能である。前記熱変色性インキは、摩擦部4による摩擦熱により有色から異なる有色(例えば黒色から青色)に変化するもの、または、有色(例えば青色)から無色に変化するものが挙げられる。
・摩擦部
摩擦部4は軸筒2後端に圧入嵌合または2色成形により固定される。
摩擦部4は、弾性材料よりなり、後端に向かうに従い外径が小さくなる先細円柱状の側面と、凸曲面状の後端面とから構成される。前記摩擦部4の材料は、例えば、シリコーン樹脂、SBS樹脂(スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)、SEBS樹脂(スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)が採用される。前記摩擦部4により、ペン先21により紙面上に形成された熱変色性インキの筆跡を摩擦してその際の発生する摩擦熱で前記熱変色性インキの筆跡を熱変色させることができる。
摩擦部4は軸筒2後端に圧入嵌合または2色成形により固定される。
摩擦部4は、弾性材料よりなり、後端に向かうに従い外径が小さくなる先細円柱状の側面と、凸曲面状の後端面とから構成される。前記摩擦部4の材料は、例えば、シリコーン樹脂、SBS樹脂(スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)、SEBS樹脂(スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)が採用される。前記摩擦部4により、ペン先21により紙面上に形成された熱変色性インキの筆跡を摩擦してその際の発生する摩擦熱で前記熱変色性インキの筆跡を熱変色させることができる。
・滑り止め把持部
軸筒2の摩擦部4近傍の側壁外面(軸筒2の後端部近傍の側壁外面)に、滑り止め把持部5が形成される。前記滑り止め把持部5は、前後方向に分散配置される複数の点状の凹部51または複数の点状の凸部51を備える。前記滑り止め把持部5(複数の点状の凹部51または複数の点状の凸部51、及び軸筒2の摩擦部4近傍の側壁外面)は、弾性材料(例えば、合成ゴム、熱可塑性エラストマー等)から形成される。前記滑り止め把持部5を構成する弾性材料と、前記摩擦部4を構成する弾性材料とは異なるものが採用される。
前記滑り止め把持部5は、その外面に前後方向にわたり窪み部52が形成される。前記窪み部52に、複数の点状の凹部51または複数の点状の凸部51が形成される。前記窪み部52が弾性材料からなる。
前記滑り止め把持部5(窪み部52)は、軸筒2外面の操作部22(クリップ)を径方向に跨ぐ位置(即ち操作部22を軸線回りに90度回転させた位置の両側)に形成される。
軸筒2の摩擦部4近傍の側壁外面(軸筒2の後端部近傍の側壁外面)に、滑り止め把持部5が形成される。前記滑り止め把持部5は、前後方向に分散配置される複数の点状の凹部51または複数の点状の凸部51を備える。前記滑り止め把持部5(複数の点状の凹部51または複数の点状の凸部51、及び軸筒2の摩擦部4近傍の側壁外面)は、弾性材料(例えば、合成ゴム、熱可塑性エラストマー等)から形成される。前記滑り止め把持部5を構成する弾性材料と、前記摩擦部4を構成する弾性材料とは異なるものが採用される。
前記滑り止め把持部5は、その外面に前後方向にわたり窪み部52が形成される。前記窪み部52に、複数の点状の凹部51または複数の点状の凸部51が形成される。前記窪み部52が弾性材料からなる。
前記滑り止め把持部5(窪み部52)は、軸筒2外面の操作部22(クリップ)を径方向に跨ぐ位置(即ち操作部22を軸線回りに90度回転させた位置の両側)に形成される。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、軸筒2の摩擦部4近傍外面に摩擦操作時に把持可能な滑り止め把持部5を設け、滑り止め把持部5が前後方向に分散配置される複数の凹部51または複数の凸部を備え、且つ、滑り止め把持部5が弾性材料よりなることにより、しかも、滑り止め把持部5の外面に前後方向にわたり窪み部52が形成されることにより、摩擦操作時、滑り止め把持部5を把持することによって、安定して把持でき、熱変色作業が容易となる。特に、本実施の形態の熱変色性筆記具1は、摩擦操作時のみ滑り止め把持部5を把持するため、滑り止め把持部5の滑り止め機能が長期にわたり維持できる。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、滑り止め把持部5(窪み部52)が軸筒2外面の操作部(クリップ)を径方向に跨ぐ位置に形成されることにより、摩擦操作時、軸筒2外面の操作部側壁近傍を安定して把持できる。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、滑り止め把持部5(窪み部52)が軸筒2外面の操作部(クリップ)を径方向に跨ぐ位置に形成されることにより、摩擦操作時、軸筒2外面の操作部側壁近傍を安定して把持できる。
<第9の実施の形態>
本発明の第9の実施の形態を図12及び図13に示す。図13の二点鎖線はキャップ装着状態を示す。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、内部に熱変色性インキが収容された軸筒2と、該軸筒2の前端に設けられたペン先21と、軸筒2のペン先側外面に着脱自在に装着可能なキャップ3と、該キャップ3の頂部(キャップの前端部)に設けられた摩擦部4とを備える。ペン先21から、軸筒2内部の熱変色性インキが吐出可能である。前記熱変色性インキは、摩擦部4による摩擦熱により有色から異なる有色(例えば黒色からピンク色)に変化するもの、または、有色(例えば黒色)から無色に変化するものが挙げられる。
本発明の第9の実施の形態を図12及び図13に示す。図13の二点鎖線はキャップ装着状態を示す。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、内部に熱変色性インキが収容された軸筒2と、該軸筒2の前端に設けられたペン先21と、軸筒2のペン先側外面に着脱自在に装着可能なキャップ3と、該キャップ3の頂部(キャップの前端部)に設けられた摩擦部4とを備える。ペン先21から、軸筒2内部の熱変色性インキが吐出可能である。前記熱変色性インキは、摩擦部4による摩擦熱により有色から異なる有色(例えば黒色からピンク色)に変化するもの、または、有色(例えば黒色)から無色に変化するものが挙げられる。
・摩擦部
摩擦部4はキャップ3の前端に圧入嵌合または2色成形により固定される。
摩擦部4は、弾性材料よりなり、前端に向かうに従い外径が小さくなる先細円柱状の側面と、平面状の前端面とから構成される。前記摩擦部4の材料は、例えば、シリコーン樹脂、SBS樹脂(スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)、SEBS樹脂(スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)が採用される。前記摩擦部4により、ペン先21により紙面上に形成された熱変色性インキの筆跡を摩擦してその際の発生する摩擦熱で前記熱変色性インキの筆跡を熱変色させることができる。
摩擦部4はキャップ3の前端に圧入嵌合または2色成形により固定される。
摩擦部4は、弾性材料よりなり、前端に向かうに従い外径が小さくなる先細円柱状の側面と、平面状の前端面とから構成される。前記摩擦部4の材料は、例えば、シリコーン樹脂、SBS樹脂(スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)、SEBS樹脂(スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)が採用される。前記摩擦部4により、ペン先21により紙面上に形成された熱変色性インキの筆跡を摩擦してその際の発生する摩擦熱で前記熱変色性インキの筆跡を熱変色させることができる。
・滑り止め把持部
キャップ3の摩擦部4近傍の側壁外面(キャップ3の前端部近傍の側壁外面)に、滑り止め把持部5が形成される。前記滑り止め把持部5は、前後方向に分散配置される複数の環状の凹部51または複数の環状の凸部51を備える。
前記滑り止め把持部5(複数の環状の凹部51または複数の環状の凸部51、及びキャップ3の摩擦部4近傍の側壁外面)は、弾性材料(例えば、合成ゴム、熱可塑性エラストマー等)から形成される。前記滑り止め把持部5を構成する弾性材料と、前記摩擦部4を構成する弾性材料とは異なるものが採用される。前記滑り止め把持部5は、外形状が前方に向かうに従って外径が小さくなる先細状(具体的にはテーパ状)に形成される。
キャップ3の摩擦部4近傍の側壁外面(キャップ3の前端部近傍の側壁外面)に、滑り止め把持部5が形成される。前記滑り止め把持部5は、前後方向に分散配置される複数の環状の凹部51または複数の環状の凸部51を備える。
前記滑り止め把持部5(複数の環状の凹部51または複数の環状の凸部51、及びキャップ3の摩擦部4近傍の側壁外面)は、弾性材料(例えば、合成ゴム、熱可塑性エラストマー等)から形成される。前記滑り止め把持部5を構成する弾性材料と、前記摩擦部4を構成する弾性材料とは異なるものが採用される。前記滑り止め把持部5は、外形状が前方に向かうに従って外径が小さくなる先細状(具体的にはテーパ状)に形成される。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、キャップ3の摩擦部4近傍外面に摩擦操作時に把持可能な滑り止め把持部5を設け、滑り止め把持部5が前後方向に分散配置される複数の凹部51または複数の凸部51よりなり、且つ、滑り止め把持部5が弾性材料よりなることにより、摩擦操作時、滑り止め把持部5を把持することによって、キャップ3単体でも安定して把持でき、熱変色作業が容易となる。
特に、本実施の形態の熱変色性筆記具1は、キャップ着脱操作時に滑り止め把持部5を把持でき、キャップ3の着脱が容易となる。
特に、本実施の形態の熱変色性筆記具1は、キャップ着脱操作時に滑り止め把持部5を把持でき、キャップ3の着脱が容易となる。
<第10の実施の形態>
本発明の第10の実施の形態を図14に示す。本実施の形態の軸筒2は、図13と共通である。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、内部に熱変色性インキが収容された軸筒2と、該軸筒2の前端に設けられたペン先21と、軸筒2のペン先側外面に着脱自在に装着可能なキャップ3と、該キャップ3の頂部(キャップの前端部)に設けられた摩擦部4とを備える。ペン先21から、軸筒2内部の熱変色性インキが吐出可能である。前記熱変色性インキは、摩擦部4による摩擦熱により有色から異なる有色(例えば黒色からピンク色)に変化するもの、または、有色(例えば黒色)から無色に変化するものが挙げられる。
本発明の第10の実施の形態を図14に示す。本実施の形態の軸筒2は、図13と共通である。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、内部に熱変色性インキが収容された軸筒2と、該軸筒2の前端に設けられたペン先21と、軸筒2のペン先側外面に着脱自在に装着可能なキャップ3と、該キャップ3の頂部(キャップの前端部)に設けられた摩擦部4とを備える。ペン先21から、軸筒2内部の熱変色性インキが吐出可能である。前記熱変色性インキは、摩擦部4による摩擦熱により有色から異なる有色(例えば黒色からピンク色)に変化するもの、または、有色(例えば黒色)から無色に変化するものが挙げられる。
・摩擦部
摩擦部4はキャップ3の前端に圧入嵌合または2色成形により固定される。
摩擦部4は、弾性材料よりなり、前端に向かうに従い外径が小さくなる先細円柱状の側面と、平面状の前端面とから構成される。前記摩擦部4の材料は、例えば、シリコーン樹脂、SBS樹脂(スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)、SEBS樹脂(スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)が採用される。前記摩擦部4により、ペン先21により紙面上に形成された熱変色性インキの筆跡を摩擦してその際の発生する摩擦熱で前記熱変色性インキの筆跡を熱変色させることができる。
摩擦部4はキャップ3の前端に圧入嵌合または2色成形により固定される。
摩擦部4は、弾性材料よりなり、前端に向かうに従い外径が小さくなる先細円柱状の側面と、平面状の前端面とから構成される。前記摩擦部4の材料は、例えば、シリコーン樹脂、SBS樹脂(スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)、SEBS樹脂(スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)が採用される。前記摩擦部4により、ペン先21により紙面上に形成された熱変色性インキの筆跡を摩擦してその際の発生する摩擦熱で前記熱変色性インキの筆跡を熱変色させることができる。
・滑り止め把持部
キャップ3の摩擦部4近傍の側壁外面(キャップ3の前端部近傍の側壁外面)に、滑り止め把持部5が形成される。前記滑り止め把持部5は、前後方向に分散配置される複数の点状の凹部51または複数の点状の凸部51を備える。
前記滑り止め把持部5(複数の点状の凹部51または複数の点状の凸部51、及びキャップ3の摩擦部4近傍の側壁外面)は、弾性材料(例えば、合成ゴム、熱可塑性エラストマー等)から形成される。前記滑り止め把持部5を構成する弾性材料と、前記摩擦部4を構成する弾性材料とは異なるものが採用される。前記滑り止め把持部5は、外形状が前方に向かうに従って外径が小さくなる先細状(具体的にはテーパ状)に形成される。
キャップ3の摩擦部4近傍の側壁外面(キャップ3の前端部近傍の側壁外面)に、滑り止め把持部5が形成される。前記滑り止め把持部5は、前後方向に分散配置される複数の点状の凹部51または複数の点状の凸部51を備える。
前記滑り止め把持部5(複数の点状の凹部51または複数の点状の凸部51、及びキャップ3の摩擦部4近傍の側壁外面)は、弾性材料(例えば、合成ゴム、熱可塑性エラストマー等)から形成される。前記滑り止め把持部5を構成する弾性材料と、前記摩擦部4を構成する弾性材料とは異なるものが採用される。前記滑り止め把持部5は、外形状が前方に向かうに従って外径が小さくなる先細状(具体的にはテーパ状)に形成される。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、キャップ3の摩擦部4近傍外面に摩擦操作時に把持可能な滑り止め把持部5を設け、滑り止め把持部5が前後方向に分散配置される複数の凹部51または複数の凸部51よりなり、且つ、滑り止め把持部5が弾性材料よりなることにより、摩擦操作時、滑り止め把持部5を把持することによって、キャップ単体でも安定して把持でき、熱変色作業が容易となる。
特に、本実施の形態の熱変色性筆記具1は、キャップ着脱操作時に滑り止め把持部5を把持でき、キャップ3の着脱が容易となる。
特に、本実施の形態の熱変色性筆記具1は、キャップ着脱操作時に滑り止め把持部5を把持でき、キャップ3の着脱が容易となる。
<第11の実施の形態>
本発明の第11の実施の形態を図15及び図16に示す。図16の二点鎖線はキャップ装着状態を示す。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、内部に熱変色性インキが収容された軸筒2と、該軸筒2の前端に設けられたペン先21と、軸筒2のペン先側外面に着脱自在に装着可能なキャップ3と、該キャップ3の頂部(キャップの前端部)に設けられた摩擦部4とを備える。ペン先21から、軸筒2内部の熱変色性インキが吐出可能である。前記熱変色性インキは、摩擦部4による摩擦熱により有色から異なる有色(例えば黒色からピンク色)に変化するもの、または、有色(例えば黒色)から無色に変化するものが挙げられる。
本発明の第11の実施の形態を図15及び図16に示す。図16の二点鎖線はキャップ装着状態を示す。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、内部に熱変色性インキが収容された軸筒2と、該軸筒2の前端に設けられたペン先21と、軸筒2のペン先側外面に着脱自在に装着可能なキャップ3と、該キャップ3の頂部(キャップの前端部)に設けられた摩擦部4とを備える。ペン先21から、軸筒2内部の熱変色性インキが吐出可能である。前記熱変色性インキは、摩擦部4による摩擦熱により有色から異なる有色(例えば黒色からピンク色)に変化するもの、または、有色(例えば黒色)から無色に変化するものが挙げられる。
・摩擦部
摩擦部4はキャップ3の前端に圧入嵌合または2色成形により固定される。
摩擦部4は、弾性材料よりなり、前端に向かうに従い外径が小さくなる先細円柱状の側面と、平面状の後端面とから構成される。前記摩擦部4の材料は、例えば、シリコーン樹脂、SBS樹脂(スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)、SEBS樹脂(スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)が採用される。前記摩擦部4により、ペン先21により紙面上に形成された熱変色性インキの筆跡を摩擦してその際の発生する摩擦熱で前記熱変色性インキの筆跡を熱変色させることができる。
摩擦部4はキャップ3の前端に圧入嵌合または2色成形により固定される。
摩擦部4は、弾性材料よりなり、前端に向かうに従い外径が小さくなる先細円柱状の側面と、平面状の後端面とから構成される。前記摩擦部4の材料は、例えば、シリコーン樹脂、SBS樹脂(スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)、SEBS樹脂(スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)が採用される。前記摩擦部4により、ペン先21により紙面上に形成された熱変色性インキの筆跡を摩擦してその際の発生する摩擦熱で前記熱変色性インキの筆跡を熱変色させることができる。
・滑り止め把持部
キャップ3の摩擦部4近傍の側壁外面(キャップ3の前端部近傍の側壁外面)に、滑り止め把持部5が形成される。前記滑り止め把持部5は、前後方向に分散配置される複数の環状の凹部51または複数の環状の凸部51を備える。
前記滑り止め把持部5(複数の環状の凹部51または複数の環状の凸部51、及びキャップ3の摩擦部4近傍の側壁外面)は、弾性材料(例えば、合成ゴム、熱可塑性エラストマー等)から形成される。前記滑り止め把持部5を構成する弾性材料と、前記摩擦部4を構成する弾性材料とは異なるものが採用される。
前記滑り止め把持部5は、外形状が、後端部から前方に向かうに従って外径が小さくなる先細状に形成されるとともに前端部が前方に向かってわずかに拡径された形状を備える。即ち、前記滑り止め把持部5は、その外面に前後方向にわたり窪み部52が形成される。前記窪み部52に、複数の環状の凹部51または複数の環状の凸部51が形成される。前記窪み部52が弾性材料からなる
キャップ3の摩擦部4近傍の側壁外面(キャップ3の前端部近傍の側壁外面)に、滑り止め把持部5が形成される。前記滑り止め把持部5は、前後方向に分散配置される複数の環状の凹部51または複数の環状の凸部51を備える。
前記滑り止め把持部5(複数の環状の凹部51または複数の環状の凸部51、及びキャップ3の摩擦部4近傍の側壁外面)は、弾性材料(例えば、合成ゴム、熱可塑性エラストマー等)から形成される。前記滑り止め把持部5を構成する弾性材料と、前記摩擦部4を構成する弾性材料とは異なるものが採用される。
前記滑り止め把持部5は、外形状が、後端部から前方に向かうに従って外径が小さくなる先細状に形成されるとともに前端部が前方に向かってわずかに拡径された形状を備える。即ち、前記滑り止め把持部5は、その外面に前後方向にわたり窪み部52が形成される。前記窪み部52に、複数の環状の凹部51または複数の環状の凸部51が形成される。前記窪み部52が弾性材料からなる
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、キャップ3の摩擦部4近傍外面に摩擦操作時に把持可能な滑り止め把持部5を設け、滑り止め把持部5が前後方向に分散配置される複数の凹部51または複数の凸部51よりなるとともに、滑り止め把持部5が弾性材料よりなり、しかも、滑り止め把持部5の外面に前後方向にわたり窪み部52が形成されることにより、摩擦操作時、滑り止め把持部5を把持することによって、安定して把持でき、熱変色作業が容易となる。
特に、本実施の形態の熱変色性筆記具1は、キャップ着脱操作時に滑り止め把持部5を把持でき、キャップ3の着脱が容易となる。
特に、本実施の形態の熱変色性筆記具1は、キャップ着脱操作時に滑り止め把持部5を把持でき、キャップ3の着脱が容易となる。
<第12の実施の形態>
本発明の第12の実施の形態を図12に示す。本実施の形態の軸筒2は図16と共通である。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、内部に熱変色性インキが収容された軸筒2と、該軸筒2の前端に設けられたペン先21と、軸筒2のペン先側外面に着脱自在に装着可能なキャップ3と、該キャップ3の頂部(キャップの前端部)に設けられた摩擦部4とを備える。ペン先21から、軸筒2内部の熱変色性インキが吐出可能である。前記熱変色性インキは、摩擦部4による摩擦熱により有色から異なる有色(例えば黒色からピンク色)に変化するもの、または、有色(例えば黒色)から無色に変化するものが挙げられる。
本発明の第12の実施の形態を図12に示す。本実施の形態の軸筒2は図16と共通である。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、内部に熱変色性インキが収容された軸筒2と、該軸筒2の前端に設けられたペン先21と、軸筒2のペン先側外面に着脱自在に装着可能なキャップ3と、該キャップ3の頂部(キャップの前端部)に設けられた摩擦部4とを備える。ペン先21から、軸筒2内部の熱変色性インキが吐出可能である。前記熱変色性インキは、摩擦部4による摩擦熱により有色から異なる有色(例えば黒色からピンク色)に変化するもの、または、有色(例えば黒色)から無色に変化するものが挙げられる。
・摩擦部
摩擦部4はキャップ3の前端に圧入嵌合または2色成形により固定される。
摩擦部4は、弾性材料よりなり、前端に向かうに従い外径が小さくなる先細円柱状の側面と、平面状の前端面とから構成される。前記摩擦部4の材料は、例えば、シリコーン樹脂、SBS樹脂(スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)、SEBS樹脂(スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)が採用される。前記摩擦部4により、ペン先21により紙面上に形成された熱変色性インキの筆跡を摩擦してその際の発生する摩擦熱で前記熱変色性インキの筆跡を熱変色させることができる。
摩擦部4はキャップ3の前端に圧入嵌合または2色成形により固定される。
摩擦部4は、弾性材料よりなり、前端に向かうに従い外径が小さくなる先細円柱状の側面と、平面状の前端面とから構成される。前記摩擦部4の材料は、例えば、シリコーン樹脂、SBS樹脂(スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)、SEBS樹脂(スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)が採用される。前記摩擦部4により、ペン先21により紙面上に形成された熱変色性インキの筆跡を摩擦してその際の発生する摩擦熱で前記熱変色性インキの筆跡を熱変色させることができる。
・滑り止め把持部
キャップ3の摩擦部4近傍の側壁外面(キャップ3の前端部近傍の側壁外面)に、滑り止め把持部5が形成される。前記滑り止め把持部5は、前後方向に分散配置される複数の点状の凹部51または複数の点状の凸部51を備える。
前記滑り止め把持部5(複数の点状の凹部51または複数の点状の凸部51、及びキャップ3の摩擦部4近傍の側壁外面)は、弾性材料(例えば、合成ゴム、熱可塑性エラストマー等)から形成される。前記滑り止め把持部5を構成する弾性材料と、前記摩擦部4を構成する弾性材料とは異なるものが採用される。
前記滑り止め把持部5は、外形状が、後端部から前方に向かうに従って外径が小さくなる先細状に形成されるとともに前端部が前方に向かってわずかに拡径された形状を備える。即ち、前記滑り止め把持部5は、その外面に前後方向にわたり窪み部52が形成される。前記窪み部52に、複数の環状の凹部51または複数の環状の凸部51が形成される。前記窪み部52が弾性材料からなる
キャップ3の摩擦部4近傍の側壁外面(キャップ3の前端部近傍の側壁外面)に、滑り止め把持部5が形成される。前記滑り止め把持部5は、前後方向に分散配置される複数の点状の凹部51または複数の点状の凸部51を備える。
前記滑り止め把持部5(複数の点状の凹部51または複数の点状の凸部51、及びキャップ3の摩擦部4近傍の側壁外面)は、弾性材料(例えば、合成ゴム、熱可塑性エラストマー等)から形成される。前記滑り止め把持部5を構成する弾性材料と、前記摩擦部4を構成する弾性材料とは異なるものが採用される。
前記滑り止め把持部5は、外形状が、後端部から前方に向かうに従って外径が小さくなる先細状に形成されるとともに前端部が前方に向かってわずかに拡径された形状を備える。即ち、前記滑り止め把持部5は、その外面に前後方向にわたり窪み部52が形成される。前記窪み部52に、複数の環状の凹部51または複数の環状の凸部51が形成される。前記窪み部52が弾性材料からなる
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、キャップ3の摩擦部4近傍外面に摩擦操作時に把持可能な滑り止め把持部5を設け、滑り止め把持部5が前後方向に分散配置される複数の凹部51または複数の凸部51よりなるとともに、滑り止め把持部5が弾性材料よりなり、しかも、滑り止め把持部5の外面に前後方向にわたり窪み部52が形成されることにより、摩擦操作時、滑り止め把持部5を把持することによって、キャップ単体でも安定して把持でき、熱変色作業が容易となる。
特に、本実施の形態の熱変色性筆記具1は、キャップ着脱操作時に滑り止め把持部5を把持でき、キャップ3の着脱が容易となる。
特に、本実施の形態の熱変色性筆記具1は、キャップ着脱操作時に滑り止め把持部5を把持でき、キャップ3の着脱が容易となる。
1 熱変色性筆記具
2 軸筒
21 ペン先
22 操作部(クリップ)
3 キャップ
4 摩擦部
5 滑り止め把持部
51 凹部または凸部
52 窪み部
2 軸筒
21 ペン先
22 操作部(クリップ)
3 キャップ
4 摩擦部
5 滑り止め把持部
51 凹部または凸部
52 窪み部
Claims (12)
- 軸筒の内部に熱変色性インキを収容し、前記軸筒の前端に前記熱変色性インキが吐出可能なペン先を設け、前記軸筒の後端部に、前記熱変色性インキの筆跡を摩擦しその際に生じる摩擦熱で前記熱変色性インキの筆跡を熱変色可能な摩擦部を設けた熱変色性筆記具であって、
前記軸筒の摩擦部近傍外面に摩擦操作時に把持可能な滑り止め把持部を設けたことを特徴とする熱変色性筆記具。 - 前記滑り止め把持部が前後方向に分散配置される複数の凹部または複数の凸部を備える請求項1に記載の熱変色性筆記具。
- 前記滑り止め把持部が弾性材料よりなる請求項1または2に記載の熱変色性筆記具。
- 前記滑り止め把持部の外面に前後方向にわたり窪み部が形成される請求項1乃至3の何れかに記載の熱変色性筆記具。
- 熱変色性インキを内蔵した筆記体が前後方向に移動可能に軸筒内に収容され、前記筆記体の前端に前記熱変色性インキが吐出可能なペン先を備え、前記軸筒の後端近傍の側壁外面に操作部が径方向外方に突出され、前記操作部が前後方向に移動可能に設けられ、前記操作部を前方に押圧操作することにより前記軸筒前端より筆記体のペン先が出没自在に構成され、前記軸筒の後端部に、前記熱変色性インキの筆跡を摩擦しその際に生じる摩擦熱で前記熱変色性インキの筆跡を熱変色可能な摩擦部を設けた熱変色性筆記具であって、
前記軸筒外面の、操作部を径方向に跨ぐ位置に、摩擦操作時に把持可能な滑り止め把持部を設けたことを特徴とする熱変色性筆記具。 - 前記滑り止め把持部が前後方向に分散配置される複数の凹部または複数の凸部を備える請求項5に記載の熱変色性筆記具。
- 前記滑り止め把持部が弾性材料よりなる請求項5または6に記載の熱変色性筆記具。
- 前記滑り止め把持部の外面に前後方向にわたり窪み部が形成される請求項5乃至7の何れかに記載の熱変色性筆記具。
- 軸筒の内部に熱変色性インキを収容し、前記軸筒の前端に前記熱変色性インキが吐出可能なペン先を設け、前記軸筒のペン先側に着脱自在に装着可能なキャップを備え、前記キャップの頂部に、前記熱変色性インキの筆跡を摩擦しその際に生じる摩擦熱で前記熱変色性インキの筆跡を熱変色可能な摩擦部を設けた熱変色性筆記具であって、
前記キャップの摩擦部近傍外面に摩擦操作時に把持可能な滑り止め把持部を設けたことを特徴とする熱変色性筆記具。 - 前記滑り止め把持部が前後方向に分散配置される複数の凹部または複数の凸部を備える請求項9に記載の熱変色性筆記具。
- 前記滑り止め把持部が弾性材料よりなる請求項9または10に記載の熱変色性筆記具。
- 前記滑り止め把持部の外面に前後方向にわたり窪み部が形成される請求項9乃至11の何れかに記載の熱変色性筆記具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018120312A JP2020001193A (ja) | 2018-06-25 | 2018-06-25 | 熱変色性筆記具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018120312A JP2020001193A (ja) | 2018-06-25 | 2018-06-25 | 熱変色性筆記具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020001193A true JP2020001193A (ja) | 2020-01-09 |
Family
ID=69098129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018120312A Pending JP2020001193A (ja) | 2018-06-25 | 2018-06-25 | 熱変色性筆記具 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2020001193A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022039243A1 (ja) * | 2020-08-21 | 2022-02-24 | 三菱鉛筆株式会社 | 塗布具 |
JP2022111027A (ja) * | 2021-01-18 | 2022-07-29 | アルグラ ソシエタ ペル アチオニ | ツールホルダを安全に把持するためのデバイス |
-
2018
- 2018-06-25 JP JP2018120312A patent/JP2020001193A/ja active Pending
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