JP2020000781A - Satchel - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ランドセルの改良に関するものである。 The present invention relates to improvement of a school bag.
従来、学童用ランドセルは、天然皮革または人工皮革などにより形成されたランドセル本体と、該ランドセル本体の上面全体を覆う蓋板(かぶせ)と、ランドセル本体を背負う背負いベルトとにより構成されている。前記ランドセル本体には、教科書やノートなどを収納する主収納室と、各種教材などを収容する副収納室と各種小物などを収納する前ポケットとにより構成されている。 2. Description of the Related Art Conventionally, schoolbags for schoolchildren are composed of a schoolbag body made of natural leather or artificial leather, a cover plate (cover) covering the entire top surface of the schoolbag body, and a shoulder belt carrying the schoolbag body. The school bag body includes a main storage room for storing textbooks and notebooks, a sub storage room for storing various teaching materials, and a front pocket for storing various accessories.
したがって、ランドセル1は、数多くの組み立て部品を多数の製造工程を経て縫製することにより形成されている。また、ランドセルは、小学1年生から6年生までの6年間背負って通学するため、経年変化や衝撃等によって変形したり破損したりしないよう丈夫で長持ちするように製作されている。さらには、体力のない低学年の小さな体でも背負いやすくすると共に、取り扱いをしやすくするために軽量で小型であることが好ましい。
Therefore, the
一方、昨今のランドセルは、収容する教科書やノートなどのサイズがB5サイズからA4サイズに移行し、現在はA4サイズが標準となっている。そのため、ランドセルのサイズも必然的に大型となる。そこで、ランドセルの横幅を変えずにA4サイズの教科書を収納することができるようにするため、背板と主収納室を縫着するランドセルの幅方向に突出している縫着部(いわゆるコバ部分)を無くして幅方向の広がりを変えることなく内部の収容幅を広げて大型化を防止したランドセルが知られている。 On the other hand, in recent school bags, the size of textbooks and notebooks to be accommodated has shifted from B5 size to A4 size, and the A4 size is now standard. For this reason, the size of the school bag naturally becomes large. Therefore, in order to be able to store A4 size textbooks without changing the width of the school bag, a sewing portion (so-called edge portion) protruding in the width direction of the school bag to sew the backboard and the main storage room. There is known a school bag in which the inside accommodation width is increased without changing the spread in the width direction and the size is prevented.
しかし、ランドセルは主収容室、副収容室、前ポケット、蓋板および背負いベルトの構成は変わらないのでランドセルの軽量化を図ることは困難であった。さらには、背板とランドセル本体との接続部分は、主収納室の内側で縫着固定しても背板の下辺部分にはランドセルの強度を保つため縫着部が露出し、且つ、硬い構造になっている。そのため、ランドセルを背負ったときに背板の下端部分が学童の背中や腰に当たり腰痛を引き起こす原因ともなっている。また、縫着部が硬いと縫着部と洋服とが擦れるため洋服が劣化しやすいなど多くの問題点を有している。 However, it is difficult to reduce the weight of the school bag because the main housing room, the auxiliary housing room, the front pocket, the cover plate, and the carrying belt remain unchanged. Furthermore, even if the connection between the back plate and the school bag body is sewn and fixed inside the main storage chamber, a sewn portion is exposed on the lower side of the back plate to maintain the strength of the school bag, and has a rigid structure. It has become. Therefore, when carrying a school bag, the lower end portion of the back plate hits the back and waist of the schoolchild, causing low back pain. Further, when the sewn portion is hard, the sewn portion and the clothes rub against each other, so that the clothes tend to be deteriorated.
そこで本発明が解決しようとする課題は、ランドセルの構成部品を減らし、且つ、製造工程を減少することによりランドセルの軽量化とコストの軽減を図ると共に、背板の下端から硬い縫着部分を無くしてランドセルを背負いやすくして学童の肩や腰への負担を軽減する。 Therefore, the problem to be solved by the present invention is to reduce the number of components of the school bag and to reduce the weight and cost of the school bag by reducing the number of manufacturing steps, and to eliminate the hard sewn portion from the lower end of the back plate. This makes it easier to carry a school bag and reduces the burden on schoolchildren's shoulders and hips.
上記課題を達成するために、本発明は、任意形状のクッション部15を表面に配してなる偏平な背板部12の下方に折曲可能な底板部13を一体に設けた背板11と、前記背板11の横幅と同幅に形成した裏面部22と底面部23と表面部24とを一体に連続して折曲げ可能に形成した表面基板21と、前記表面基板21をU字形に折曲げた幅方向の両端に取付ける一対のマチ板31とにより主収納室10を形成し、該主収納室に前ポケット部41と、蓋板5と、背負いベルト7をそれぞれ取付けてなることを特徴とする。また、前記背板11は、背板部12の上方中央に背環27を取付け、背板部12の表面に設けたクッション部15は、下辺幅方向に設けた腰当部16と、幅方向の両端に設けた接続部19の内側にそれぞれ背当部17を設けてなることを特徴とする。さらには、前記表面基板21は、裏面部22と底面部23と表面部24の幅方向両端にそれぞれのり代部25を設け、該のり代部と前記マチ板31に設けたのり代部33とをそれぞれ重合して函型に連結し、前記裏面部22と底面部23の表面側に前記背板11の背板部12と底板部13を重合連結してなることを特徴とする。さらにはまた、前記マチ板31は、幅方向の両端と底端をそれぞれ内側に折り曲げてのりしろ部33を一体に形成し、該のりしろ部と前記表面基板21ののり代部25とを重合し、互いののりしろ部25、33の任意個所を連結鋲48で固定してなることを特徴とする。また、前記背板11は、背板部12と底面部13の左右両端に設けた接続部19に連結帯片37の中心線から幅方向の片側37aをそれぞれ縫着固定し、次いで、背板11の背板部12と底面部13を前記表面基板21の裏面部22と底面部23に接着すると共に、前記連結帯片37の反対側37bを前記マチ板31のマチ面部32にそれぞれ縫着固定してなることを特徴とする。さらには、前記主収納室10は、内壁面全体に略方形に形成した装飾芯板45を装着し、該装飾芯板の各下端に設けた折曲板部46を内底面に位置し、且つ、前記折曲板部46を含む内底面全体に内底基板50を取付けてなることを特徴とする。
In order to achieve the above object, the present invention provides a
したがって、ランドセルは、主収納室10を表面基板21と背板11とマチ板31との三点で構成して部品数を少なくして組立工程の効率化と、ランドセル1の軽量化およびコストの軽減を図ることができる。また、背板11の下辺から硬い縫着部分を無くしてクッション性のある腰当部16を背板11の下端まで形成することにより、ランドセル1を背負った学童の背中や腰の痛みを防止することができ、且つ洋服も硬い縫着部分と当たらないので洋服が擦れて劣化するのを防止することができる。
Therefore, in the school bag, the
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明すると、図1は背負ベルトの一部を省略したランドセルの正面図、図2はランドセルの底面図、図3はランドセルの側面図、図4はランドセル本体の分解斜視図、図4はランドセル本体の分解斜視図、図5は表面基板の要部拡大断面図、図6は表面基板の両端にマチ板を取付けた状態の中央横断面図、図7は表面基板の裏面部に背板を取付け、表面部に前ポケットを取付けた主収納室の中央横断面図、図8は主収納室の中央横断面図、図9は一部破断した図8のA―A線拡大断面図、図10は図8の○点線部分の要部拡大断面図である。天然皮革または人工皮革などにより形成されたランドセル1は、教科書やノートなどを収納する主収納室10と小物を収納する前ポケット41とからなるランドセル本体2と、前記主収納室10の開口部10aを開閉可能に覆う蓋板5(かぶせ)と、ランドセル1を背負う背負いベルト7とにより構成されている。
DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS An embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a front view of a school bag with a part of a backpack belt omitted, FIG. 2 is a bottom view of the school bag, FIG. 3 is a side view of the school bag, and FIG. FIG. 4 is an exploded perspective view of the main body of the bag, FIG. 5 is an enlarged cross-sectional view of a main portion of the front substrate, FIG. 6 is a central cross-sectional view of the front substrate with gusset plates attached to both ends, FIG. Is a central cross-sectional view of the main storage chamber in which a back plate is mounted on the back surface of the front substrate and a front pocket is mounted on the front surface, FIG. 8 is a central cross-sectional view of the main storage chamber, and FIG. FIG. 10 is an enlarged sectional view taken along the line AA of FIG. A
ランドセル本体2を構成する主収納室10は、背板11と表面基板21と一対のマチ板31とにより上方に開口部10aを有した箱型に形成し、内周壁面に装飾芯板45を取付けて内周壁面全体の強度を補強し、内底面に内底基板50を取付けて形成してある。
The
前記背板11は、図4に示すごとく、可撓性を有する硬質合成樹脂板(ポリプロピレン樹脂板)材により偏平に形成した背板部12の下端側を主収納室10の底面方向に折り曲げて底板部13を一体に形成してある。この底板部13の前後方向の長さは、マチ板31のマチ幅の約三分の一に形成してある。
As shown in FIG. 4, the
前記背板は、背板部12の表面に弾力性を有する複数のクッション部15と、幅方向両端に表面基板21とマチ板31ののり代部25、33と重合して縫着する接続部19と、前記背板11の上方中央に背環27を取付けてある。
The back plate includes a plurality of
前記背板部12の表面に設けたクッション部15は、背板部12の下辺幅方向から底板部13側に膨出させた柔軟な腰当部16と、幅方向両端に設けた接続部19の内側で縦長に形成した柔軟な背当部17をそれぞれ設けてある。前記した本願のクッション部15の配置は、一例を示したものであって前記配置に限定されるものではない。
The
前記クッション部15は、周知の合成樹脂発泡材、例えば、発泡ウレタン、発泡ポリエチレン、発泡ポリスチレンなどからなる弾力性を有する柔軟なクッション材からなり、その表面に人工皮革(例えば、登録商標クラリーノ)を接着して形成してある。
The
前記クッション部15からなる底板部12の下方に位置した腰当部16は、一部を底面部13側にアール状に折り曲げて形成したことにより、下端に硬い角部ができないので学童の背中や腰にランドセル1の背板11の下端が当たることなく楽に背負うことができ、且つ、洋服とも擦らずに接するので洋服の劣化を防止することができる。
The
前記表面基板21は、図5に示すごとく、周知の人工皮革材からなり、強度性と軽量化を図るため不織布からなる基布に合成樹脂材を含浸させて形成した表面シート地21aの裏面に、クッション機能を有する発泡性樹脂材からなる弾力シート地21bと、伸縮性を有する編地と合成樹脂シートをラミネート加工して形成した裏面シート21cをそれぞれ積層して加熱圧着して形成したものでもよいが、これに限るものではない。
As shown in FIG. 5, the
前記表面シート地21aは、軽量で強度性を有する不織布からなる基布の表面にポリウレタン樹脂材を含浸させて形成した公知の人工皮革材で、例えば、株式会社クラレが製造販売している商品名「クラリーノ」(登録商標)を使用することが望ましい。 The surface sheet material 21a is a known artificial leather material formed by impregnating a polyurethane resin material on the surface of a base fabric made of a lightweight and strong nonwoven fabric, and is, for example, a product name manufactured and sold by Kuraray Co., Ltd. It is desirable to use "Clarino" (registered trademark).
前記弾力シート地21bは、薄厚で軽量な弾力性と緩衝性と柔軟性を有する発泡樹脂材が、発泡ウレタン、発泡ポリエチレン、発泡ポリスチレンなどからなる弾力シート地で、好ましくは、発泡ポリエチレン、例えば、東レ株式会社が製造販売する商品名「トーレペフ」(登録商標)を使用することが望ましい。 The elastic sheet material 21b is a thin and lightweight elastic resin material having elasticity, cushioning and flexibility, and is an elastic sheet material made of urethane foam, foamed polyethylene, foamed polystyrene, or the like, preferably foamed polyethylene, for example, It is desirable to use the product name “Tolepef” (registered trademark) manufactured and sold by Toray Industries, Inc.
前記裏面シート21cは、伸縮性を有する編地(ニット地)、好ましくは、トリコット編地と表面に任意模様を施した合成樹脂シートをローラーで加熱圧着して形成してある。 The back sheet 21c is formed by heat-pressing a stretchable knitted fabric (knitted fabric), preferably a tricot knitted fabric, and a synthetic resin sheet having an arbitrary pattern on the surface with a roller.
前記表面基板21は、図4に示すごとく、前記背板11の横幅と同一幅を有する裏面部22と底面部23と表面部24とを一体に形成し、水平方向で中央に位置した底面部23の両側に位置した裏面部22と表面部24をそれぞれ立ち上げて略U字形に折曲げ可能に形成してある。
As shown in FIG. 4, the
マチ板31は、図4に示すごとく、前記主収納室10の前後幅(約14〜16cm)に形成した硬質合成樹脂板材からなるマチ面部32の幅方向両端と下端の三辺をそれぞれ内側に折り曲げてのり代部33を一体に形成し、該三辺ののり代部33の下端交点に切欠部35を設けてのり代部33の折り曲げを容易にしてある。
As shown in FIG. 4, the
また、マチ板31は、図3に示すごとく、前記マチ面部32の表面には凹凸模様の補強部32aを設けて主収納室10の強度を高めてある。また、マチ面部32の上方中央には、なす環や吊下環などの吊下具49を取付け、下方には背負いベルト7の一端を枢動可能に係止する係止環28を取付けてある。マチ板31のマチ面部32に背負いベルト7の下端を枢動可能に取付けることにより、背負いベルト7の下方が広がっているので学童が高学年になってもランドセルを背負い易くすることができる。
As shown in FIG. 3, the
前記前ポケット41は、図3、4に示すごとく、前記表面基板21と同一素材により形成され、下端を前記表面基板21の底面部23に重合する下面部42を一体に形成し、両側に設けた小マチ部43を表面部21ののり代部25とマチ板31ののり代部33に接着し、上面開口部44にスライドファスナー44aを取付けて開閉可能に形成してある。
As shown in FIGS. 3 and 4, the
前記装飾芯板45は、図4に示すごとく、硬質樹脂板材を主収納室10の内壁面に重合する方形に形成し、各壁面の下部をそれぞれ内側に折り曲げて主収納室10の内底面に位置する折曲板部46を一体に設けてある。この装飾芯板45を主収納室10の内壁に重合することにより、主収納室10の強度を補強し、且つ、装飾芯板45の内壁面を任意模様にプリントすることにより、主収納室10の装飾壁面の役目をさせることができる。
As shown in FIG. 4, the
前記ランドセル1の縫製工程は、表面基板21の底面部23を水平方向に位置し、該底面部の両側裏面部22と表面部24を平行に立ち上げて略U字形に折曲げ、該表面基板の両端に設けたのり代部25にマチ板31ののり代部33を外側から重合し、互いののり代部25、33に設けた孔26、34にそれぞれ連結鋲48を取付けて固定することにより、A4サイズの教科書が収容できる広さの主収納室10を形成する(図6)。
In the sewing process of the
次いで、前記背板11の両端に設けた接続部19に連結帯地37の中心線から幅方向の片側37aをそれぞれ縫着固定し、背板11の背板部12と底板部13を表面基板21の裏面部22と底面部23の外側に接着すると共に、連結帯地37の反対側37bをマチ板31のマチ面部32の両辺32aと底辺32bにそれぞれ縫着固定する(図7)。
Next, one
さらに、前記装飾芯板45の下端に設けた折曲板部46をそれぞれ内側にそれぞれ折り曲げて主収納室10の内側に装着すると共に、内底面に位置した折曲板部46の上面から内底面全体に内底基板50を被せて固定具56で底面部23に固定してある(図7)。
Further, the
さらにはまた、前記主収納室10の開口部10aに縁取帯地52を縫着し、背板11の上端に主収納室10の開口部10aを開閉可能に覆う蓋板5の一端を縫着固定し、蓋板5の下端中央と前ポケット41の下端中央とを雌雄型に形成した蓋開閉錠55を装着して開閉可能に取付けてある(図3)。
Further, an
ランドセル1に取付ける背負いベルト7は、前記したごとく、背板11の上端中央に取付けた背環27に背負いベルト7の一端を取付け、他端をマチ板31のマチ面部32の下方に取付けた係止環28に連結して取付けてある。この背負いベルト7の下端は、図11に示すごとく、底面部23の幅方向に取付けた従来型の錠前57に取付けたダルマ環58に接続してもよい。
As described above, the
さらには、前記背板11を表面基板21に接着するとき、前記背板11の両端に設けた接続部19に縫着固定した連結帯地37の反対側36bをマチ板31のマチ面部32の両辺32aと底辺32bにそれぞれ縫着固定する。ランドセル1の底面部23側に連結帯地37を縫着するとき、底面部23の四隅に補強片53を位置させ、該補強片と連結帯地37とマチ板31とを縫糸54で縫着固定することにより、ランドセル1の底面を保護して衝撃による傷つきや破損を防止することができる。
Further, when the
以下、本発明の実施の形態の作用について説明すると、ランドセル1は主収納室10と前ポケット41とからなるランドセル本体2と、該ランドセル本体の主収納室10の開口部10aを開閉可能に覆う蓋板5とランドセル1を背負う背負いベルト7により構成し、ランドセル1から副収納室を無くすことによりランドセルの構成部品数を減らし、ランドセル1の軽量化と縫製工程の省略化をして作業効率を向上させ、コストの軽減を図ることができ、大変経済的である。
Hereinafter, the operation of the embodiment of the present invention will be described. The
前記主収納室10は、背板11と表面基板21と一対のマチ板31と、主収納室10の内周壁面に取付ける装飾芯板45と、内底面に敷く内底板50とからなる少数部品で構成されるため、縫製工程を省略化して作業効率を向上させ、コストの軽減を図ることができる。
The
ランドセル本体2を構成する主収納室10の背板11は、背板部12の下端側を主収納室10の底面方向に折り曲げた底板部13を一体に形成し、背板部12の下辺に設けた腰当部16を幅方向から一部を底板部側に膨出させて設けたことにより、下端が角型にならずにアール状に折り曲げることができ、且つ、クッション部分が膨出しているので背板部12の下端に硬い角部ができない。したがって、学童の背中や腰にランドセル1の背板11の下端が当たることなく楽に背負うことができるので学童の腰痛を予防でき、且つ、洋服とも擦らずに接するので洋服の劣化を防止することができる。
The
前記主収納室10の縫製工程は、表面基板21の底面部23の両側に位置した裏面部22と表面部24を平行に立ち上げて略U字形に折曲げ、該表面基板の両端に設けたのり代部25にマチ板31ののり代部33を外側から重合し、互いののり代部25、33に設けた孔26、34にそれぞれ連結鋲48で固定する(図6)。
In the sewing process of the
次いで、連結帯地37の片側を背板11の両端接続部19にそれぞれ縫着し、次いで、前記背板11の背板部12と底板部13を表面基板21の裏面部22と底面部23の外側に接着すると共に、前記背板11の接続部19に縫着した連結帯地37の反対側をマチ板31のマチ面部32の両辺32aと底辺32bにそれぞれ縫着固定する(図7)。
Next, one side of the connecting
さらに、硬質合成樹脂板により略方形に形成した装飾芯板45を主収納室10の内壁面に密着して装着すると共に、下端に設けた折曲板部46を内底面に位置し、該折曲板部の上面から内底面全体に内底基板50を固定具56で固定してある(図8)。
Further, a
主収納室10の内周壁面を表面基板21とマチ板31と装飾芯板45とを密着させて二重にしたことにより周壁面の強度を保つと共に、内底面に装飾芯板45の折曲板部46を位置したことにより、主収納室10が収納物に重さや外部からの衝撃で変形したり破損しないように強固に固定することができる。
The inner peripheral wall surface of the
さらにはまた、前記主収納室10の開口部10aに縁取帯片53を縫着し、背板11の上端に開口部10aを開閉可能に覆う蓋板5に一端を縫着固定し、蓋板5と前ポケット41の下端中央に設けた蓋開閉錠55を取付けて蓋板5を開閉可能に取付けてある。
Further, an
ランドセル1の背負いベルト7は、前記したごとく、背負いベルト7の上端を背板11に取付けた背環27に取付け、下端をマチ板31のマチ面部32の下方に取付けた係止環28に連結して取付けてある。
As described above, the
さらには、前記背板11を表面基板21に接着するとき、前記背板11の両端に設けた接続部19に縫着固定した連結帯地37の反対側37bをマチ板31のマチ面部32両辺32aと底辺32bにそれぞれ縫着固定する際に、ランドセル1の下面を保護する補強片53を四隅に取付けてマチ板31と共に縫着固定することにより、ランドセル1の衝撃による傷つきや破損を防止することができる。
Further, when the
1 ランドセル
2 ランドセル本体
5 蓋板
7 背負いベルト
10 主収納室
11 背板
12 背板部
13 底板部
15 クッション部
16 腰当部
17 背当部
19 接続部
21 表面基板
22 裏面部
23 底面部
24 表面部
25 のり代部
26 孔
27 背環
28 係止環
31 マチ板
32 マチ面部
33 のりしろ部
34 孔
35 切欠部
37 連結帯片
37a 片側
37b 反対側
41 前ポケット
42 下面部
43 小マチ部
44 開口部
44a スライドファスナー
45 装飾芯板
46 折曲板部
48 連結鋲
49 吊下具
50 内底基板
52 縁取帯地
53 補強片
55 蓋開閉錠
57 錠前
58 だるま環
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