JP2019537113A - モバイルコンピューティング機器間で通信を確立させるための方法及びシステム - Google Patents
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Abstract
Description
ユーザは、一定の情報を符号化している自分自身のQRコードを自身で生成及び印刷することもでき、さまざまな実環境にそのQRコードを提示したり、仮想的にホームページに掲載することもできる。
QRコードは、ネットワーク又はデータ通信アドレス(例えばインターネット上の特定のURLリソースに対するリンク)又は他のネットワークアドレスを格納するために用いられることも多い。
このRSVPサービスでは、ゲストは、ウェブブラウザのURLのような特定のネットワークアドレスにアクセスすることによって、電子的にRSVPリクエストに対して返信することができる。
このサービスを利用すると、ゲストはイベント前、イベント中、又はイベント後に、イベントに関する情報及び他のコンテンツ(例えば写真及び映像)をダウンロード及び送信することができる。
このサービスを利用すると、企画側の最終ユーザは、招待状から特定のモデルを選択し、個人用設定データ(例えば写真、メッセージ、色)を追加することによって招待状を個人化(パーソナライズ)することができる、個人化エンジンを提供する。
企画側の最終ユーザは、招待の手配を行うための処理の一部として、このサービスを選ぶことができる。この場合ゲストは、自身の回答を送るためにウェブブラウザを利用してこのサービスに接続することができる。企画側の最終ユーザは、イベントに関する回答及び他のデータにアクセス可能であり、ゲストもまた、アクセス可能である。
このサービスでは、RSVPオプションの企画の最終ユーザによる選択に応答して、RSVPウェブサイトとして定められる一連のRSVPウェブページを動的に生成するために、ウェブページ生成モジュールを提供する。RSVPウェブサイトにひも付けされたURLアドレスは動的に生成され、そしてゲストに送る招待状に印刷され、更に、電子メールで直接ゲストに送信することができる。URLアドレスは英数文字で招待状の裏に印刷され、そして、RSVPウェブサイトに接続するためのスキャン可能なQRコード又は他のバーコード形式も一緒に印刷することができる。
ゲストがRSVPウェブサイト(すなわち対応するウェブページ)に接続する方法に関わりなく、ゲストは自分で、様々なタイプのイベントデータ(例えば、日時と場所といったイベントの情報)にアクセスし修正することができ、又は、例えばイベント中又はイベント後に、イベントの写真及び映像を送信することができ、そして、イベントについてのコメント又は他のメッセージを送ることができる。企画側の最終ユーザも、イベントのデータにアクセスし修正してもよい。
具体的には企画側の最終ユーザは、RSVPサービスのオプションを選択することができ、そしてURLが、RSVPウェブサイトのために自動的に生成されるか、又は企画側の最終ユーザによって手動で作成される(例えばイベントに関する英数文字を含む単一のURLを特定することによって)。
招待は、URL及び/又はQRコードで、企画側の最終ユーザのシステムにより表示されるが、URL及び/又はQRコードは、修正されたり又は移動させられる可能性がある。ゲストは、RSVPウェブサイトに接続し自身の回答を送るために、受信したURL又はQRコードを利用することができる。
RSVPサービスのユーザは、イベント前、イベント中、及びイベント後に写真、映像、コメント、及び他のデータをRSVPウェブサイトに送信することができる。そして、RSVPウェブサイトは、特定のイベントのためのソーシャルネットワークサイトへと変換される(進化する)。
事実、RSVPサービスにおいて考えられる問題点の1つは、企画側の最終ユーザだけなくすべてのゲストが、RSVPウェブサイトに情報コンテンツ、テキスト、メッセージ、写真、映像、又は他のマルチメディアコンテンツを送信することができるということである。もう一つの問題点は、同一のURLが生成され得るというリスクであるので、異なるユーザが同じURLにアクセス可能であるなら、データの機密性は危険にさらされ得る。
具体的には、接続方法を問わずユーザが接続できるように、各コンピューティングデバイスへ/からのこの種の通信を、できるだけシームレスに確立させることが望まれる。
一義的な統一資源識別子(ユニフォーム・リソース・アイデンティファイア(URI))文字列を符号化している図形コードを提供するステップ。
前記図形コードを有効/アクティブにする(読み取る)ために、第1のモバイルコンピューティング機器で図形コードを取り込むステップ。図形コードを有効化することにより、前記第1のモバイルコンピューティング機器と他のモバイルコンピューティング機器間におけるインスタントメッセージの交換通信で、前記統一資源識別子(URI)文字列に対応するネットワーク上の資源が利用可能となる。
第2のモバイルコンピューティング機器で図形コードを取り込み、前記図形コードに含まれる文字列を復号化するステップ。
第2のモバイルコンピューティング機器で図形コードを取り込み、前記図形コードに含まれる文字列を復号化することにより、特定の統一資源識別子(URI)で、第1のモバイルコンピューティング機器と第2のモバイルコンピューティング機器間でのインスタントメッセージの交換通信が開始及び確立されるステップ。
生成する一連の図形コードの数nを定める。
x=nとなるまで、x個の統一資源識別子(URI)文字列を生成すること。統一資源識別子(URI)文字列の生成では、m回繰り返されるループにより、m個の疑似ランダム英数文字で形成される文字列が生成される。このループでは、乱数と、この文字列の長さmとの除算で剰余が算出され、前記英数文字を導き出す指標としてこの剰余が使用される。
統一資源識別子(URI)文字列のリストにある統一資源識別子(URI)文字列と、生成された統一資源識別子(URI)文字列とを比較することにより、生成されたx個の統一資源識別子(URI)文字列の各々の一義性を確かめる。
n個の図形コードを生成する。各図形コードは、生成され、一義と確認されたx=n個の統一資源識別子(URI)文字列を符号化している。ここで、統一資源識別子(URI)文字列が一義的である場合、この統一資源識別子(URI)文字列は、統一資源識別子(URI)文字列の前記リストを含むデータベースに格納され、カウンタ変数xは、x=nとなるまで加算される。統一資源識別子(URI)文字列の数は少なくとも、生成される一連の図形コードの値(数)nに対応する。
特定の、生成された一義的な統一資源識別子(URI)文字列を、特定の認証を受けた1つのモバイルコンピューティング機器に割り当てる。
一義的な統一資源識別子(URI)文字列を符号化している図形コードを提供するステップ。この図形コードにより、第1のモバイルコンピューティング機器と他のモバイルコンピューティング機器間におけるインスタントメッセージの交換通信で、前記統一資源識別子(URI)文字列に対応するネットワーク上の資源の利用が可能となるよう構成される。そして、このインスタントメッセージの交換通信は、ネットワーク上で第1のモバイルコンピューティング機器からの図形コードの有効化要求を受信することを含む。
第2のモバイルコンピューティング機器で、図形コードを取り込み、前記図形コードに含まれる文字列を復号化するステップ。
第2のモバイルコンピューティング機器で図形コードを取り込み、前記図形コードに含まれる文字列を復号化することにより、特定の統一資源識別子(URI)で、第1のモバイルコンピューティング機器と第2のモバイルコンピューティング機器間におけるインスタントメッセージの交換通信を開始及び確立させるステップ。そして、このインスタントメッセージの交換通信は、通信ネットワーク上でメッセージングサーバに接続指示を送信することを含む。
一義的な統一資源識別子(URI)文字列を符号化している1つ以上の図形コードを備える基板。
図形コードを有効にするために、図形コードを取り込むよう構成される第1のモバイルコンピューティング機器。図形コードを有効化することにより、前記第1のモバイルコンピューティング機器と他のモバイルコンピューティング機器間におけるインスタントメッセージの交換通信で、前記統一資源識別子(URI)文字列に対応するネットワーク上の資源の利用が可能となる。
図形コードを取り込み、前記図形コードに含まれる文字列を復号化するよう構成される第2のモバイルコンピューティング機器。
第2のモバイルコンピューティング機器で図形コードを取り込み、前記図形コードに含まれる文字列を復号化すると、特定の統一資源識別子(URI)で、第1のモバイルコンピューティング機器と第2のモバイルコンピューティング機器間のインスタントメッセージの交換通信を開始及び確立させることを管理するよう構成されるウェブ/認証サーバ。
第1のモバイルコンピューティング機器と第2のモバイルコンピューティング機器間において、メッセージのルーティングを少なくとも行うよう構成されるメッセージングサーバ。
一義的な統一資源識別子(URI)文字列を符号化している1つ以上の図形コード。この図形コードは基板に設けられ、そして、第1のモバイルコンピューティング機器と他のモバイルコンピューティング機器間において、インスタントメッセージの交換通信で、前記統一資源識別子(URI)文字列に対応するネットワーク上の資源が利用できるようにするよう構成される。
図形コードを取り込み、前記図形コードに含まれる文字列を復号化するよう構成される第2のモバイルコンピューティング機器。
第2のモバイルコンピューティング機器で図形コードを取り込み、前記図形コードに含まれる文字列を復号化すると、特定の統一資源識別子(URI)で、第1のモバイルコンピューティング機器と第2のモバイルコンピューティング機器間のインスタントメッセージの交換通信を開始及び確立させることを管理するよう構成されるウェブ/認証サーバ。
第1のモバイルコンピューティング機器と第2のモバイルコンピューティング機器間において、メッセージのルーティングを少なくとも行うよう構成されるメッセージングサーバ。
一義的な統一資源識別子(URI)文字列を符号化している図形コードを提供するためのコンピュータプログラムコード。
前記図形コードを有効にするために、第1のモバイルコンピューティング機器で図形コードを取り込むためのコンピュータプログラムコード。この図形コードを有効化することにより、前記第1のモバイルコンピューティング機器と他のモバイルコンピューティング機器間におけるインスタントメッセージの交換通信で、前記統一資源識別子(URI)文字列に対応するネットワーク上の資源が利用可能となる。
第2のモバイルコンピューティング機器で図形コードを取り込み、前記図形コードに含まれる文字列を復号化するためのコンピュータプログラムコード。
第2のモバイルコンピューティング機器で図形コードを取り込み、前記図形コードに含まれる文字列を復号化することにより、特定の統一資源識別子(URI)で、第1のモバイルコンピューティング機器と第2のモバイルコンピューティング機器間でのインスタントメッセージの交換通信を開始及び確立させるためのコンピュータプログラムコード。
第2のモバイルコンピューティング機器で図形コードを取り込み、前記図形コードに含まれる文字列を復号化すると、特定の統一資源識別子(URI)で、第1のモバイルコンピューティング機器と第2のモバイルコンピューティング機器間でのインスタントメッセージの交換通信を開始及び確立させることを管理するためのコンピュータプログラムコード。
第1のモバイルコンピューティング機器と第2のモバイルコンピューティング機器間において、メッセージのルーティングを少なくとも行うためのコンピュータプログラムコード。
一義的な統一資源識別子(URI)文字列を符号化している図形コードを提供するためのコンピュータプログラムコード。この図形コードにより、第1のモバイルコンピューティング機器と他のモバイルコンピューティング機器間におけるインスタントメッセージの交換通信で、前記統一資源識別子(URI)文字列に対応するネットワーク上の資源の利用が可能となるよう構成される。そして、このインスタントメッセージの交換通信は、通信ネットワーク上で第1のモバイルコンピューティング機器から図形コードの有効化要求を受信することを含む。
第2のモバイルコンピューティング機器で図形コードを取り込み、前記図形コードに含まれる文字列を復号化するためのコンピュータプログラムコード。
第2のモバイルコンピューティング機器で図形コードを取り込み、前記図形コードに含まれる文字列を復号化することにより、特定の統一資源識別子(URI)で、第1のモバイルコンピューティング機器と第2のモバイルコンピューティング機器間でのインスタントメッセージの交換通信を開始及び確立させるためのコンピュータプログラムコード。
第2のモバイルコンピューティング機器で図形コードを取り込み、前記図形コードに含まれる文字列を復号化すると、特定の統一資源識別子(URI)で、第1のモバイルコンピューティング機器と第2のモバイルコンピューティング機器間でのインスタントメッセージの交換通信を開始及び確立させることを管理するためのコンピュータプログラムコード。
第1のモバイルコンピューティング機器と第2のモバイルコンピューティング機器間において、メッセージのルーティングを少なくとも行うためのコンピュータプログラムコード。
第1のモバイルコンピューティング機器と第2のモバイルコンピューティング機器間の、インターネットプロトコル(IP)ネットワーク上でリアルタイムの音声及び/映像通信を確立させるためのコンピュータプログラムコード。
コンピュータサーバシステムは、コンピュータが読取可能な形式で、複数のURI(統一資源識別子)文字列(本明細書では単にURIとも称される)を格納するための電子メモリを含むことができる。
生成する一連のQRコードの数nを定める。
x=nとなるまで、x個のURI文字列を生成する。
URI文字列のリストに格納されているURI文字列と生成されたURI文字列とを比較することにより、生成されたx個のURI文字列それぞれの一義性を確かめる。
n個のQRコードを生成する。QRコードはそれぞれ、生成され一義語と確認されたx=n個のURI文字列を符号化している。
1つ以上の情報、テキスト、又はマルチメディアのコンテンツを供給している特定の、認証を受けた1人のユーザに、特定の生成された一義的なURI文字列を割り当てる。
前記1つ以上の情報コンテンツを供給している認証を受けたユーザ、又はシステム管理者が排他的にロードし動的に修正することができる形式で、情報、テキスト、又はマルチメディアのコンテンツを利用できるようにする。
供給元ユーザ又はシステム管理者により排他的に都度修正された情報コンテンツ及び情報コンテンツを、1人以上の受信ユーザがアクセスしたりそれを表示させたりできるように、生成され割り当てられたURI文字列を設定する。
前記1人以上の受信ユーザが、QRコードを光学的に取得し、符号化されていたURI文字列を復号化する。この符号化されたURI文字列が、割り当てられたURI文字列の情報コンテンツに受信ユーザを導き、そして、この符号化されたURI文字列により、前記情報コンテンツ及び動的な情報コンテンツ(すなわち、供給元ユーザ又はシステム管理者が排他的に都度変更するコンテンツ)にアクセスしたり、それを表示させたりする。
実際、本発明では、供給元ユーザ又はシステム管理者のみが、割り当てられたURI文字列のデータ及び情報コンテンツを利用又は修正することができる。一方、受信ユーザは前記データ及び情報コンテンツにアクセス又は表示することができるだけか、通常は受信して使用するだけである。
更に、本発明によるURI一義性の制御により、同一のURIは生成されないので、データの機密性に関して、いかなる危険も回避される。
有利なことにこのアルゴリズムはdateに基づいており、そしてランダムな文字列を連結させているので、URI文字列が一義的であることが保証されている。よって、QRコードの一義性を確認するステップはこれ以上必要ではない。このような方法により、演算負荷を非常に低減することができる。
メッセージ及びデータメッセージは、テキスト、拡張テキスト、及び/又は表意文字(例えば顔文字又は絵文字))、及び/又は映像、及び/又は画像、及び/又は音声データ、及び/又は文書、もしくはそれらの組み合わせであってもよい。
まず最初にデフォルトでは、予め生成されたQRコードと、対応するURLアドレスと、セキュリティコードとは、どのユーザにも関連付けられていない。
ユーザは、データ通信機能がありインターネット接続されており、QRコードを読み込むソフトウェアと画像を取得するためのカメラデバイスとを備えた電子デバイスを用いて、QRコードをスキャンし、URLアドレスを復号化し、対応するインターネットウェブブラウザにこのURLアドレスでアクセスする。
そして、コンピュータサーバシステムが一旦URLアドレスに対するアドレッシング要求を受信すると、「マッチング」手続を利用して、ユーザが訪問したのと同じURLアドレスがコンピュータサーバシステムによって有効に生成され割り当てられているかを確かめる。
QRコードがすでに割り当てられている場合は、関連付けられたURLアドレスのコンテンツが表示されるが、QRコードがまだ割り当てられていない場合は、ユーザが登録済かどうか確かめる。
そして、肯定(登録済)である場合は、その認証と、適宜セキュリティコードの挿入(入力)へ進むが、ユーザが登録されていない場合は、登録と、適宜セキュリティコードの挿入へと進み、その後、有効化、登録、及び認証手続きは終了となる。
オンラインシステムには、スキャンしたQRコードに含まれるURLアドレスを復号化するための準備がある。このシステムでは、スキャンされたQRコードに含まれるURLアドレスがデータベース中に有効に存在するかどうかの確認が行われる。
URLアドレスが存在しない場合はエラー画面が表示されるが、そうでない(URLアドレスが存在する)場合は、受信ユーザに対して、QRコード所有の割り当て制御が行われる。
QRコードが受信ユーザにすでに割り当てられている場合は、QRコードに含まれるURLアドレスに対応するコンテンツが供給又は表示される。しかしそうでない場合は、QRコードが割り当てられていないと認識されるので、続いて登録が確認される。
その結果により、ユーザ登録ステップへと進むか、もしくは、すでに登録されているユーザに対しては、ユーザ認証が行われ、そして受信ユーザは、自身に対してのQRコード所有の割り当てを進めるため、適宜対応するセキュリティコードを挿入(入力)することができる。
(1)テキストメッセージの追加/修正/削除
(2)画像の追加/修正/削除
(3)映像の追加/修正/削除
(4)音声の追加/修正/削除
(5)上記(1)〜(4)の組合せ
QRコードを取り込むよう構成されるQRコードリーダ又はカメラデバイスを使用してQRコードをスキャンした後に、ユーザの認証が要求され、認証を介して、供給元ユーザはコンテンツ管理システム(CMS)へのアクセスが可能となる。そしてコンテンツ管理システム(CMS)を介して、QRコードに符号化されたURLアドレスに存在する情報コンテンツ、テキスト、マルチメディアデータの追加、修正、及び削除が行われる。
認証ステップを実行し、続いて、コンテンツ管理システム(CMS)を介して、QRコードに含まれるURLアドレスの、マルチメディアデータの修正及び削除を行うステップを実施するために、予約証明(リザーブドクレデンシャル)によって管理されるアクセスで、予約領域がオンラインで作成される。
オンラインシステムでは、QRコードリーダでスキャンしたQRコードに含まれるURLアドレスを復号化することができる。
スキャンしたQRコードリーダに含まれるURLアドレスが、データベース中に有効に存在するか確認する。
URLアドレスが存在しない場合は、エラー画面が表示される。一方、リーダでスキャンしたQRコードに含まれるURLアドレスが実際に存在する場合、一旦認証が行われ、サービスにアクセスするユーザがコンテンツを編集する権限のある操作者であるか確認される。
標準的な(通常の)ユーザの場合は、URLアドレスのマルチメディアコンテンツだけが表示されるが、ユーザが認証を受けた操作者又はシステム管理者である場合は、そのユーザは、URLアドレスのマルチメディアコンテンツを表示するだけでなく、コンテンツ管理システム(CMS)を用いてそのコンテンツを編集することもできる。
そして、前記情報コンテンツのQRコード及びアドレスを受信する受信ユーザではなく、前記情報コンテンツを供給しているユーザ又はシステム管理者が、排他的に前記コンテンツ管理システム(CMS)を用いて、この情報コンテンツに対して所望の修正/編集を行うことができる。
前記受信ユーザは、前記情報コンテンツのQRコード及びアドレスを使用することができるのみで、情報コンテンツを修正したり合体させることはできない。前記受信ユーザは、動的な情報コンテンツの前記遠隔供給、表示、及び/又は提示において、QRコードを読み込み、対応するURLにアクセスする以外では、受動的な役割となる。前記受信ユーザは、情報コンテンツの対象又は目標を表示させるのみで、変更を加えたり修正することはできない。
実施例において、装置は以下を備える。
(1)以下を実行するよう構成されるコンピュータサーバシステム。
生成する一連のQRコードの数nを定める。
x=nとなるまで、インターネット上にx個のURLアドレスを生成する。
URLアドレスのリストに格納されるURLアドレスと、生成したURLアドレスとを比較することによって、生成されたx個のURLアドレスの各々の一義性を確かめる。
n個のQRコードを生成する。QRコードはそれぞれ、生成され一義と確認されたx=n個のURLアドレスを符号化している。
特定の、生成された一義的なURLアドレスを、1つ以上の情報、テキスト、又はマルチメディアのコンテンツの単一かつ特定の、認証を受けた供給元ユーザに割り当てる。
前記情報、テキスト、又はマルチメディアのコンテンツを、特定の、認証を受けた供給元ユーザ又は1人以上のシステム管理者が、排他的にロードし動的に修正することができる形式で利用できるようにする。
情報コンテンツ及び動的な情報コンテンツ、すなわち、供給元ユーザ又はシステム管理者により排他的に都度変更された情報コンテンツ及び動的な情報コンテンツに、1人以上の受信ユーザがアクセスしたりそれを表示させたりできるように、生成され割り当てられたURLアドレスを設定する。
(2)前記1人以上の受信ユーザが、QRコードを光学的に取得し、符号化されたURLアドレスを復号化するように構成される1つ以上の携帯用の電子テレコミュニケーションデバイス。この符号化されたURI文字列は、コンピュータサーバシステムを介して利用できるようになった、割り当てられたURLアドレスの情報コンテンツに前記ユーザを導き、そして、前記情報コンテンツ及び動的な情報コンテンツ(すなわち、供給元ユーザ又はシステム管理者が排他的に都度変更した情報コンテンツ)にアクセスしたりそれを表示させたりする。
(3)供給元ユーザ又はシステム管理者が排他的にコンピュータサーバシステムにアクセスし、そして、前記情報コンテンツをロードし動的に修正するように構成する1つ以上のユーザインタフェース。
以下の図面の説明では、同じ参照番号は同じ構成要素を意味する。通常は、個々の実施例に関する違いのみが記載される。各実施例は、本発明を説明するために設けられており、本発明を限定することは意図していない。例えば、一実施例の一部として図示又は記載される特徴は、更なる実施例を生じさせるために、他の実施例において、又は他の実施例と共に用いることができる。
本発明は、こういった修正及び変形例を含むと意図されている。
本明細書は他の実施例を提供することができ、そしてさまざまな他の方法で得られるか、又は実行されることができる。また、本明細書で用いられる表現及び用語は説明のためであり、限定する目的はないことは明らかである。
加えて、本明細書の教示を踏まえると、一定の変更及び修正が、添付の請求の範囲の精神と範囲から逸脱することなく行うことができると、当業者に容易に明らかとなる。
列挙された方法はいずれも、列挙されたイベントの順番で、もしくは論理的に見込まれるいずれの他の順番でも実施することが可能である。
具象構文及び関連付けられたプロトコルを特定しているスキームにより、各URIが定義される。
URIの1つの形式は、ウェブアドレスと呼ばれるUniform Resource Locator(URL)であり得る。また他の形式は、Unirorm Resource Name(URN)であり得る。例えば、しかし限定はされないが、URNは、特定の名前空間の資源を識別するためのメカニズムを提供することによりURLを補足するために通常用いることができる。
いくつかの実施例は基本的には、URI文字列を生成し、QRコードに割り当てることを提供する。また、この情報コンテンツは動的であり、データベースに格納可能である。従って、前記情報コンテンツのQRコード及びアドレスを受信したユーザではなく、前記情報コンテンツを供給しているユーザ又はシステム管理者は、排他的にコンテンツ管理システム(CMS)を用いて、この情報コンテンツに対して所望の修正/編集を行うことができる。そして、この受信ユーザは前記情報コンテンツを使用することができるだけであり、修正したり、合体させることはできない。
いくつかの実施例において、受信ユーザは具体的には、QRコードを読み込み、対応するURIの資源にアクセスすることを除いて、実施例による動的な情報コンテンツの遠隔供給、表示、及び/又は提示において受動的な役割を担う。なぜなら、受信ユーザは、情報コンテンツの対象又は目標だけを表示させるのみで、変更又は修正することはできないからである。
さらにまた本発明の実施例は、例えば、本発明により生成されるQRコードを備えた、現実又は仮想の、またウェブコンテンツを含んだ、特定の対象に関連付けられた、動的な情報コンテンツ、テキスト、写真、音声、映像、又はマルチメディア一般を供給、表示、又は提示するために、娯楽の分野において広く利用されることができる。
本発明の方法では、生成された一義的な特定のURI文字列はそれぞれ、QRコードを符号化しており、この生成された一義的な特定のURI文字列を、1つ以上の情報、テキスト、又はマルチメディアのコンテンツを供給している前記ユーザに、割り当てることを提供することができる。そして、このコンテンツを供給している前記ユーザは、前記URLアドレスに対する、単一かつ特定の供給元ユーザである。
前記1つ以上の情報、テキスト、又はマルチメディアのコンテンツは、URI文字列からアクセスすることができるので、供給元ユーザは、前記1つ以上の情報、テキスト、又はマルチメディアのコンテンツをロードする。供給元ユーザは、受信ユーザに、URI文字列を符号化しているQRコードを供給する。例えばウェブコンテンツに基づき、現実又は仮想の対象にQRコードをスタンプ又はプリントすることができる。そして、これは供給元ユーザから受信ユーザへ提供される。
受信ユーザはQRコードを読み込み、それから前記情報コンテンツに関連付けられたURIに接続する。例えば、URI文字列がURLアドレスである場合、ウェブブラウザにより、受信ユーザをそのURIに位置する資源に接続させることができる。
受信ユーザは、情報コンテンツを表示、受信、又は使用することができるが、変化したり、合体させたりすることはできない。
娯楽
本発明の実施例は、本開示内容よるQRコードを備えた、物品、製品、現実又は仮想の対象(例えば、ウェブコンテンツ)を個人化するために、適用されることができる。
上記は、第1のユーザ、もしくは、物品、製品、又は現実又は仮想の対象を一時的又は永久的に所有する受信ユーザにより用いられるものであり、また、サービスに登録されており、申し込みをしている第2のユーザによって、排他的に、QRコードのURI(例えばURLアドレス又はURN)に動的に関連付けられた、情報、テキスト、又はマルチメディアのコンテンツについて、所望の個人化、更新、修正を行うことができるものである。
すなわち供給元ユーザ又はシステム管理者により排他的に修正可能ということであり、この第2のユーザは、所定の物品又は製品、もしくは現実又は仮想の対象を、一時的又は永久的に第1のユーザへ提供する。
例えば、本明細書により、QRコードを付加することを提供することができる。この付加は例えば、QRコードをジオリファレンスする可能性のある、衣類又は衣服(例えばセーター、Tシャツ、ポロシャツ、スウェットシャツ、シャツ、ズボン、スカート、衣類アクセサリ(例えばバッグ、ベルト、靴、帽子、眼鏡、又は服飾品)、アクセサリ、ギフト商品又は文房具、玩具、本や雑誌、葉書、スタンプ又はその他の、物品へのプリント又はアップリケにより、行われる。
本発明の実施例は、例えば以下に関係する文書、製品、又は物品上のプリント又はアップリケで、本開示内容によるQRコードを付加することによって用いることができる。
健康の分野
例えばQRコードを含む健康カードを提供する。ユーザの臨床又は健康の履歴によって、QRコードのコンテンツは、順次、更新又は修正することができる。
税の分野
例えばQRコードを備えているカード、バッジ、又はシートを提供する。ユーザの税の履歴によって、QRコードのコンテンツは、順次、更新又は修正することができる。
登記所
例えばユーザのデータ(例えば個人情報、税データ、運転免許証、居住地のアーカイブ、法廷記録)が記録されたQRコードを備える身分証明書を提供する。
保険の分野
自動車メーカーと、保険会社と、自動車及び自動車両の所有者とのやり取り。例えば保険最終期限及び対応する履歴を記録する機能と、また、輸送機の運転寿命と関係があるすべてのイベント(例えば事故、車両検査、保守、テスト、修理)を確実に追跡するための「ブラックボックス」の機能とを備えた、自動車及び自動車両に、実施例による1つ以上のQRコードを付加する。
学校
レポート、大学入試記録、試験の登録リストにおける各学生に関連した、実施例によるQRコードを提供する可能性。
資料管理及び公文書の分野
アクセスが困難であっても、素早くかつ確実にコンテンツ(例えば土地登記簿)にアクセスする。
事業及び広告
実施例によるQRコードを備えた名刺を個人用にする可能性。時間の経過とともに、動的にデータを更新することが可能である。
例えば住宅販売市場で告知を発表のための、実施例によるQRコードを使用する可能性、そして、QRコード自体を変更する必要なく、発表するマルチメディアのテキストを更新又は修正する可能性。
ユーザ及び消費者をプロファイリングすることによって、会社が製品を追跡及びジオローカライズする可能性。
QRコードが複数の特定の会社でなく、会社のカテゴリで生成されるという可能性。同じカテゴリ内の、異なる会社の同じQRコードを区別するために、識別コードを提供する。例えば、通運業のために1つのQRコードと、小売業者等への別のQRコードと、関連付けられた一義的な識別コードとを提供することが可能である。
空路、海路、又は陸路での、公的又は私的な輸送のためのチケット、レシート上に、実施例によるQRコードを提供する可能性。
輸送ルートに入る(乗る)ための通行料金のための、実施例よるQRコードを有するチケットを提供する可能性。
駐車場を使用するための料金のための、実施例によるQRコードを有するチケットを提供する可能性。
修理点検及び公共事業のお知らせを供給及び更新することを視野に入れ、道路標識のための、実施例によるQRコードを提供する可能性。
家庭用機器及び家庭内のシステム(水、光、ガス)の補修管理の分野。保守の履歴が記録されたQRコードを含む、例えばチケット、カード、又はバッジを提供する。操作者はこれを更新及び修正することができ、ユーザは表示のみ可能である。
公共の施設(例えば例えばディスコ、バー、レストラン、映画館、スポーツ施設)に入場するためのカード又はチケット上に、実施例によるQRコードを付加する可能性。
宝くじに、実施例によるQRコードを付加する可能性。
人間の手により配布される紙の広告物(チラシ、パンフレット類)上に、実施例によるQRコードを付加する可能性、そして、常に最新バージョンを印刷する必要なく、付随する情報コンテンツを更新する可能性。
博物館、美術展、又は文化的な興味を引く場所へ入場するためのチケット上に、実施例によるQRコードを付加する可能性。
博物館、美術展、又は文化的興味を引く場所で、永久的な宣伝及び情報のために、実施例によるQRコードを使用する可能性と、その都度目立たせるべき文化的な対象に応じて、テキスト又はそのマルチメディアコンテンツを更新する可能性。QRコード自体をジオリファレンスする可能性を備える。
訪問する場所に関する情報を備えた実施例によるQRコードが設けられる、観光客のための道路標識。
情報を供給及び更新するために、受け入れ建造物(例えばホテル、ホステル、山の避難所、レストラン、又はアグリツーリズム)に、実施例による1つ以上のQRコードを関連付ける可能性。QRコード自体をジオリファレンスする可能性を備える。
これより非限定的な方法で、URLアドレスと、その一連のQRコード又は通常の図形コードであり得る、例えばURIを生成するために実施例について記載する。例えば限定はされないが、娯楽/アミューズメント又は情報の分野、もしくはまた、処理機密データ(例えば図2参照)の分野で利用するために、システム管理者はこれを使用することができる。非限定的な実施例として、以下ではURLアドレスについて説明するが、上記に定義されるように、URN文字列の場合でも当てはまる。
このループでは、乱数と文字列の長さmとの除算で剰余が算出され、文字を導き出す指標としてこの剰余が使用される。このループが一旦終了すると、関数に与えられた値「m」と同じ長さの文字列が得られる。
図18を用いて記載される別の実施例によると、QRコード生成のために使用される一義的なURI文字列は、16進文字列に変換された、ミリ秒単位のUNIX time date(別名POSIX time又はepoch time)と、ランダムな16進文字列とを連結させるアルゴリズムを用いて生成される。アルゴリズムは例えば以下となる。
この変換により、数を「偽装する」ことができ、最終的な文字列のコンパクトさに関しても、16進の基数への変換は有利である。なぜなら、このようにして得られた16進数に対する文字列は10進の基数より短いためである。
このようにして、QRコードを生成するために必要とされる時間を劇的に低減させることができる。そして、QRコード生成のために必要とされる演算負荷は、(例えばユーザが生成されたQRコードにリンクが張られたメディアコンテンツをアップロードすることができる)中央システムの負担にはならない。
その後、一義的なURI文字列(例えばURL文字列)が、上記のアルゴリズムに従って生成される。その後、いくつかの実施例において、セキュリティコードが生成される。変数xは1単位だけ加算され(+1)、変数xが「n」の設定値と等しい又は異なるかのチェックが行われる。異なる場合には、更なる一義的なURI文字列を生成するために、ループのスタートに戻る。
xが「n」と等しくなるまで、このループは繰り返される。x変数が「n」と等しい場合、ループは終了となる。そして、生成されたURI文字列と、適宜の各セキュリティコードとがデータベース(DB)に格納される。ついで、それらの各々に対して、対応する図形コード(例えばベクトル型のQRコード)が生成される。
図3を用いて、本明細書による使用可能なQRコードを有効にし、登録し、認証するために、通常の手続である実施例を記載する。
本明細書によると、予め生成されたQRコード及び対応するURI(例えばURLアドレス又はURN)と、適宜のデフォルトのセキュリティコードとは、どのユーザにも関連付けられていない。非限定的な実施例として、以下では、URLアドレスに関して説明するが、これはURNの場合でも当てはまる。
例えば、他の使用可能な電子デバイスは、パーソナルコンピュータ、遠隔端末、タブレット、ファブレット、ノートブック、ネットブック、ウルトラブック等であり得る。
一旦URLアドレスに対するアドレッシング要求を受信すると、コンピュータサーバシステムはマッチング手順を利用して、例として上記されているように、訪問されたのと同じURLアドレスがコンピュータサーバシステムによって実際に生成され割り当てられたか、確認する(ステップ61)。QRコードがすでに割り当てられている場合は、関連付けられたURLアドレスのコンテンツが表示される(ステップ62)。
以下図4を使用して、例えば娯楽の分野で具体的に適用される、ユーザによるQRコードの割り当て及び読み込みの実施例について説明する。非限定的な実施例として、以下ではURLアドレスに関して説明するが、URNの場合でも当てはまる。
QRコードが受信ユーザにすでに割り当てられている場合、QRコードに含まれるURLアドレスに対応したマルチメディアコンテンツが表示される(ステップ205)。
しかしそうでない場合は、QRコードが割り当てられていないと認識されるので、続いて登録が確認される(ステップ206)。
その結果により、ユーザ登録ステップ(ステップ207)へと進むか、もしくはすでに登録されているユーザに対しては、ユーザ認証が行われ(ステップ208)、そして受信ユーザは、自身に対するQRコード所有の割り当てを進める(ステップ210)ために、対応するセキュリティコードを挿入する(209)。
コンピュータシステムには、コンテンツ管理システム(CMS)を実施するための準備がある。そして、これには、QRコードを受信したユーザではなく、供給元ユーザ又はシステム管理者のみが、本開示内容によるQRコードを復号化することにより参照されるURLアドレスに対応するウェブページにおいて、情報、テキスト、又はマルチメディアのコンテンツの追加、修正、又は削除のために、コンピュータサーバシステムへの認証を通じてのみアクセス可能である。
その一方で、QRコードを受信したユーザはこのURLアドレスに関連付けられたウェブページの情報コンテンツを修正することはできない。
(1)テキストメッセージの追加/修正/削除
(2)画像の追加/修正/削除
(3)映像の追加/修正/削除
(4)音声の追加/修正/削除
(5)上記(1)〜(4)の組み合わせ
これより娯楽の分野で具体的に適用される、ユーザがコンテンツを編集するためのいくつかの実施例について図5を用いて説明する。
例えば、この実行は、モバイルコンピューティング機器間の通信(例えばチャット)を開始及び確立させるために行うことができる。その結果、例えば2人のユーザは、インスタントメッセージ(テキストメッセージであり得る)を交換するだけでなく、マルチメディアメッセージ(例えば音声、画像、映像、動画又は文書、又はその組み合わせ)を交換するためにも、この特定のURIを使用することができる。
以下、情報分野又は機密データの処理での具体的な適用において、編集者又は認証を受けたサービス供給元がコンテンツを編集するための実施例について図6を用いて説明する。
以下、例えば観光又は商業におけるサービス、もしくは例として上記されている他のサービスのゲストが情報を利用するための実施例について、図7を用いて説明する。非限定的な実施例として、以下ではURLアドレスに関して説明するが、URNの場合にも当てはまる。
以下、ユーザ又は操作者が、機密データのコンテンツを読込み及び編集するのための実施例について図8を用いて説明する(例えば健康、税、又は登記の分野、もしくは例として上記されている他の分野)。非限定的な実施例として、以下ではURLアドレスに関して説明するが、URNの場合にも当てはまる。
ユーザが標準(一般)ユーザである場合、URLアドレスのマルチメディアコンテンツは、表示のみ可能である(ステップ606)が、ユーザが(権限のある)操作者である場合、マルチメディアコンテンツを表示させるだけでなく、コンテンツ管理システム(CMS)を利用し、そのコンテンツを編集することもできる(ステップ607)。
動的コンテンツが記録されたQRコードを生成することにより、動的な情報コンテンツを遠隔供給、表示、又は提示するために、例えば図9に示される装置又は電子通信アーキテクチャ(機器)150を使用して、本明細書記載の実施例による方法を実行することができる。以下は、URLアドレス又はURNに関しての説明であるが、URI文字列にも当てはまる。
本発明の装置150は以下を備える。
以下を実行するよう構成されるコンピュータサーバシステム160。
生成する一連のQRコードの数nを定める。
x=nとなるまで、x個のURI文字列(例えばインターネット上のURLアドレス又はURN)を生成する。
生成されたx個のURI文字列を、URI文字列のリストに格納されているURI文字列と比較することによって、生成されたx個のURI文字列それぞれの一義性を確かめる。
n個のQRコードを生成する。QRコードはそれぞれ、生成され一義語と確認されたx=n個のURI文字列を符号化している。
特定の、生成された一義的なURI文字列を、1つ以上の情報、テキスト、又はマルチメディアのコンテンツの単一かつ特定の認証を受けた供給元ユーザに割り当てる。
前記情報、テキスト、又はマルチメディアのコンテンツを、前記情報コンテンツを供給している認証を受けたユーザ又は1人以上のシステム管理者が、排他的にロードし動的に修正することができる形式で、利用できるようにする。
情報コンテンツ及び動的な情報コンテンツ、すなわち、供給元ユーザ又はシステム管理者により排他的に都度変更された情報コンテンツ及び動的な情報コンテンツに、1人以上の受信ユーザがアクセスしたりそれを表示させたりできるように、生成され割り当てられたURI文字列を設定する。
前記1人以上の受信ユーザが、QRコードを光学的に取得し、符号化されたURI文字列を復号化するように構成される1つ以上の携帯用の電子テレコミュニケーションデバイス170。この符号化されたURI文字列は、コンピュータサーバシステム160により利用可能となった、割り当てられたURI文字列の情報コンテンツにユーザを導き、そして、供給元ユーザ又はシステム管理者が排他的に都度変更した前記情報コンテンツ及び動的な情報コンテンツにアクセスしたりそれを表示させたりする。
供給元ユーザ又はシステム管理者が排他的にコンピュータサーバシステム160にアクセスし、そして、前記情報コンテンツをロードし動的に修正するように構成された1つ以上のユーザインタフェース。
補助回路は、従来の方法ではプロセッサを助けるために、CPUに接続することもできる。補助回路は例えば、キャッシュ回路、フィード回路、クロック回路、入出力回路、サブシステム類の内、少なくとも1つを含むことができる。
コンピュータサーバシステム160で読み込み可能なプログラム(又はコンピュータ命令)により、どのタスクが本発明による方法により実行できるかが決定され得る。
いくつかの実施例において、このプログラムは、コンピュータサーバシステム160により読み込み可能なソフトウェアである。コンピュータサーバシステム160は、本発明による方法の過程で取り込まれるか生成される情報及びデータを生成及び格納するためのコードを含む。
加えてプラットホームは、顧客との通信及び他のサービスを確立させるために、さまざまな技術を利用することができる。例えば電子通信アーキテクチャ150は、顧客との通信又は他のサービスを可能にするために、Application Programming Interface(アプリケーションプログラミングインタフェース(API))を公開することができる。APIは、ハイパーメディアシステムを配信するために、Representational State Transfer(REST)アーキテクチャに基づくことができる。
さらにまた、電子通信アーキテクチャ又は装置150は、本明細書により生成され、ユーザがアクセス可能な物品又は対象180に付加又は印刷される1つ以上のQRコードを提供することができる。
図10を用い、図形コード(例えばQRコード)を取り込むことによってモバイルコンピューティング機器間でインスタントメッセージの交換通信を確立させるための、本明細書に記載されるすべての他の実施例と組み合わせて用いることが可能な、通信システム1100の実施例を記載する。そして前記図形コード(例えばQRコード)は、例えば上記パラグラフ「一連の図形コード(例えばQRコード)及び一義的なセキュリティコードの生成」に記載されるように、取得した一義的なURI文字列を符号化している。
追加のモバイルコンピューティング機器(図示せず)をシステム1100に含めることができる。各モバイルコンピューティング機器1104は、携帯電話、スマートフォン、タブレット型コンピュータ、ファブレットコンピュータ、等のいずれかであってよい。
ネットワーク1108は、例えばインターネットといったワイドエリアネットワーク(WAN)、例えば会社のデータネットワークといったローカルエリアネットワーク(LAN)、携帯電話網、WiFiネットワーク、WiMaxネットワーク類を含むがこれに限らず、有線ネットワークと無線ネットワークとの好適ないずれかの組み合わせも含むことができる。
例えば、モバイルコンピューティング機器1104―1は、同じメッセージングアプリケーションを実行している他のモバイルコンピューティング機器1104へ/からのメッセージを送受信するためのメッセージングアプリケーションを実行することができる。この種のメッセージは、インスタントメッセージ(例えばインターネットプロトコルベースのメッセージ)、ショートメッセージサービス(SMS)メッセージ、マルチメディアメッセージングサービス(MMS)メッセージ類を含むことができる。
この例では、モバイルコンピューティング機器1104―2に関連づけられたアカウント宛てのメッセージをメッセージングサーバ1116へ送信するように、モバイルコンピューティング機器1104―1を構成することができる。メッセージングサーバ1116は、モバイルコンピューティング機器1104のアカウント名と一意の名前(例えばIPアドレス、MACアドレス類)間の関連(情報)を格納している。
メッセージングサーバ1116は、このようにメッセージを受信して、受信者(モバイルコンピューティング機器1104―2に関連づけられたアカウントの受信者)の一意の名前を検索し、そして、例えばメッセージ経路1120で示されるように、ネットワーク1108を介してモバイルコンピューティング機器1104―2へ、メッセージのルーティングを行う。
ウェブ/認証サーバ1132は、モバイルコンピューティング機器とモバイルコンピューティング機器1104―1、1104―2、1104―3間の関連付けを確立させる。
モバイルコンピューティング機器1104―1は、プロセッサ1200と相互接続される入力デバイス(例えばタッチスクリーン1212及びカメラ1214の形)を含むこともできる(物理的な又は仮想的なキーボードも考えられる)。
モバイルコンピューティング機器1104―1は、他の入力デバイス(例えばキーパッド、マイクロホン、GPSレシーバ類のいずれかの好適な組み合わせ)を含むこともできる(図示せず)。
モバイルコンピューティング機器1104―1は、プロセッサ1200と相互接続されるネットワークインタフェース1220を含むこともできる。これにより、モバイルコンピューティング機器1104―1がリンク1112―1を介してネットワーク1108に接続することができる。
プロセッサ1260がルーティングアプリケーション1264の指示を実行するとき、メッセージングサーバ1116はモバイルコンピューティング機器1104間のメッセージのルーティングに関連したさまざまな機能を実行するように構成される。
従ってネットワークインタフェース1268は、リンク1118を通じて通信するために、必要なハードウェア(例えばネットワークインタフェースコントローラ類)含む。(例えば図10参照)
プロセッサ1270がウェブサーバアプリケーション1274及び認証アプリケーション1276の指示を実行するときに、ウェブセッション要求に応答することと、モバイルコンピューティング機器1104―1、1104―2、1104―3間で関連付けを作成することとに関したさまざまな機能を実行するように、サーバ1132は構成される。
サーバ1132はまた、プロセッサ1270と相互接続されるネットワークインタフェース1278を含む。これにより、サーバ1132は、リンク1136を介してネットワーク1108に接続することができる。
従ってネットワークインタフェース1278は、リンク1136を通じて通信するために、必要なハードウェア(例えばネットワークインタフェースコントローラ類)を含む(例えば図10参照)。
従って、アカウントを作成することは、識別データ(例えばログイン証明)と、任意であるが強制的にでなく、個人情報及び/又は法律上の情報を定義することを含み得る。ログイン証明は、ユーザが、メッセージングアプリケーション1208の機能にアクセスするために用いることができる。
例えばアカウント及びユーザープロファイルを作成することは、適切なユーザーID又はユーザー名及びパスワードを選択することによって、ログイン証明を定めることを含むことができる。
任意には、しかし強制的にでないが、個人情報は、ユーザに関連した情報(例えば愛称、実名、連絡先(例えば携帯電話番号、個人電子メールアドレス他)、性別、生年月日、又は他の人口統計のデータ、及び/又はユーザに関連した画像)を含むことができる。しかし、この種の個人情報は義務でないので、従って、本開示内容によるシステム及び方法におけるユーザは匿名であってもよい。この態様により、安全性及びプライバシーを改善することができる。
上述の通り、この種の図形コード(例えばQRコード又はコード1508)は、物理的な基板に、例えば品物又は製品に印刷又は付加され、物理的に設けることができるか、もしくは、例えばテレビ、コンピューティングデバイス(例えばモバイルコンピューティング機器又はラップトップ)、デスクトップコンピュータ類のディスプレイ又はスクリーン上で電子レンダリングを介して、仮想基板に仮想的に設けることができる。
図13は、品物1509に付加されるコード1508を示す。ユーザが他のユーザに、自分とのインスタントメッセージの交換通信を開始するための可能性(機会)を利用してもらいたいと希望する場合、図形コード(例えばQRコード又はコード1508)を着用又は身に付けることもできる。この種のコードは、直接ユーザが着用又は身に付けることができるか、又はユーザが着用又は身に付ける品物、衣服、衣類、又はアクセサリーに付加することができる。
例えば一義的なセキュリティコード1510は、上記のように疑似乱数英数文字であることができ、例えば、上記のパラグラフ「一連の図形コード(例えばQRコード)及び一義的なセキュリティコードの生成」で記載されるように、生成することができる。
コード1510は例えば図13から明らかであるように、コード1508と一緒に提供されることができる。例えばユーザはコード1508を取り込むために、コード1508に近づくので、その者は、コード1508と一緒に設けられているコード1510も見ることができる。従って、コード1508を取り込むユーザは、一義的なセキュリティコード1510についての情報を知ることもできる。ユーザは、コード1508を取り込んだ後、URI文字列への、そしてインスタントメッセージの交換通信へのアクセスを許可するために、自身のモバイルコンピューティング機器1404にコード1510を入力する必要がある。
図形コードを有効にすることは上記のように、図形コードに符号化されているURIが、特定のユーザに割り当てられることを意味する。従ってURIにある資源は、特定のユーザと、図形コードを所有する特定のユーザが有効にした図形コードを次に受信するもう1人のユーザとの間で、インスタントメッセージ交換のために使用されることができる。
このように、メッセージングアプリケーション1208では例えば、特定のユーザの、他のユーザとの様々なチャットデータが読み込まれたリストを表示することができる。
モバイルコンピューティング機器1104―1(又は第1のモバイルコンピューティング機器)、1104―2(又は第2のモバイルコンピューティング機器)、1104―3(又は第3のモバイルコンピューティング機器)間で通信を確立させるために、方法1300についてシステム1100上のパフォーマンスに関連し記載する。モバイルコンピューティング機器1104―1はユーザ1が所有又は使用する。1104―2は、ユーザ2が所有又は使用する。1104―3は、ユーザ3が所有又は使用する。
図形コードを有効化することより、第1のモバイルコンピューティング機器と他のモバイルコンピューティング機器間におけるインスタントメッセージの交換通信で、前記統一資源識別子(URI)文字列に対応するネットワークの上の資源が利用可能となる。
メッセージングアプリケーション1208を実行するモバイルコンピューティング機器1104―1は、サーバ1132にアソシエーション要求を送信するように構成される。そしてサーバ1132は、アソシエーション要求を受信し、そのアソシエーション要求をメモリ1272に保存する。
アソシエーション要求は、モバイルコンピューティング機器1104―1の識別子(例えばアカウント名、IPアドレス等)を含むことができる。アソシエーション要求には、コード1508又は、コード1508が符号化された文字列を含めることもできる。
実際には、モバイルコンピューティング機器1104―2とのインスタントメッセージの交換通信を開始及び確立させるためにコード1508を用いることができるように、モバイルコンピューティング機器1104―1は、コード1508を有効にするために、ステップ1301のアソシエーション要求を用いることができる。
本開示内容によれば、より詳述するように、次にインスタントメッセージの交換通信の開始及び確立は、コード1508(例えば図14を参照)を取り込み、そこに含まれる一義的なURI文字列を復号化しているモバイルコンピューティング機器1104―2により、トリガされることができる。
従って、コードに含まれる文字列を取り込み復号化すると、ユーザ(例えばユーザ2)には、インスタントメッセージ交換で通信する可能性(機会)が与えられるので、コード1508を利用できるようにするため、ユーザ1はまず、ステップ1301に従ってコード1508を有効にし、そして、他のユーザ(例えばユーザ2)に対して、ユーザ1がいずれかの手段で、このように有効化されたコード1508を提供するか、利用可能にすることができる。
ユーザ1から他のユーザへのコード1508の提供は、特定のユーザに対してであり得る。すなわち、ユーザ1は具体的には、コード1508を受信するユーザ2を選択することができる。もしくはユーザは非特定であってもよい。すなわち、ユーザ1は、どのユーザに対してもコード1508を利用可能にすることができる。そして、コード1508を取り込んだ第1のユーザは、取り込んだコード1508に割り当てられた特定のインスタントメッセージの交換通信にアクセスすることができるユーザである。
図14には、カメラ1214を起動する入力を受けた後、そして、画像の実際の取り込み前の、ディスプレイ1216に提示されるインタフェースの実施例が示される。
モバイルコンピューティング機器1104―2はこのように、カメラ1214を使用して画像を取り込み、画像をメモリ1204に保存する。モバイルコンピューティング機器1104―2はまた、コード1508に含まれるURI文字列を復号化するよう構成される。
サーバ1132はステップ1307で、取り込まれた図形コードが妥当であり、他のモバイルコンピューティング機器1104―1との通信を確立させることができるという確認(コンファーメーション:confirmation)を送るか、もしくはメッセージエラーを提供することができるように構成されることができる。
その結果モバイルコンピューティング機器1104―2は、他のモバイルコンピューティング機器1104―1と通信するために、メッセージングアプリケーション1208を実行するよう構成される。具体的には図形コードが確認された後(ステップ1307)、モバイルコンピューティング機器1104―2は、他のモバイルコンピューティング機器1104―1との、リアルタイムでのオンラインでのメッセージ交換(例えばいわゆるチャット又は電子チャット)を開始し確立させることが可能となる。
いくつかの実施例によれば、チャットを開始し確立させることは、例えば予め前述したアカウントログイン証明を用いて、アプリケーションへログインすることを含み得る。例えばサインインすると、モバイルコンピューティング機器1104―2は、他のモバイルコンピューティング機器1104―1との、いわゆるチャットルームに参加することが可能となる。
換言すれば、ステップ1305の確認要求とアソシエーション要求1301とは、サーバ1132に、モバイル機器1104―1及びモバイル機器1104―2が、モバイル機器1104―1及びモバイル機器1104―2上で、メッセージングアプリケーション1208の実行をトリガするために、この2者間の関連付けを与えることを望むので、上記されるように通信を開始することを希望しているという信号を送る。
サーバ1132は通常、確認要求及びアソシエーション要求とのマッチングを行うよう構成される。
ステップ1305で受信した確認要求が、先のアソシエーション要求と一致する場合、マッチングは成功である。アソシエーション要求がメモリ1272に保存されているどの確認要求とも一致しない場合、マッチングは失敗であり、サーバ1132はモバイル機器1104―2にエラーメッセージを返すように構成されている。
実際には、サーバ1132は、異なるモバイル機器からの多くの要求に応答して多数のコードを受信することができる。このように、ステップ1315の実行は通常、アソシエーション要求の内容に一致しているコードのためのサーチメモリ1272を含む。
一致が見つかった場合、モバイルコンピューティング機器1104―1とモバイルコンピューティング機器1104―2デバイスの間で関連付けが行われる。一致しているコードに関連して、デバイスのIPアドレス(又は他の識別子)が、メモリ1272に保存されている。
接続指示は、メッセージングサーバ1116に、モバイルコンピューティング機器1104―1及びモバイルコンピューティング機器1104―2の関連付けが成功したことを通知し、それ故、両方のデバイスの識別子を含む。
メッセージングサーバ1116は、接続指示を受信し、そしてステップ1328で、モバイルコンピューティング機器1104―1の識別子に関連させてモバイルコンピューティング機器1104―2の識別子を格納するために、データベース1266を更新する。
識別子の性質は特に制限されない。そして、各デバイスの複数の識別子は互いに関連付けられ、データベース1266に格納され得る。
例えばステップ1328でメッセージングサーバ1116は、モバイルコンピューティング機器1104―2と関連したアカウント名と、モバイルコンピューティング機器1104―2のIPアドレスと、モバイルコンピューティング機器1104―1のIPアドレスとを含むよう、データベース1266の記録を作成又は更新することができる。
一方、GUIレイヤー1704を用いることにより、メッセージングレイヤ1700が受信し、処理し、生成するデータを提示するよう、ディスプレイ1216を制御するようにプロセッサ1200を構成することができる。加えて、メッセージングレイヤは、GUIレイヤー1704と通信するためのアプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)コンポーネント1708を含むことができる。例えば、API1708は、ディスプレイ1216を制御する際のGUIレイヤー1704用に、メッセージングレイヤ1700が生成する指示の形式及び内容を定めることができる。
モバイルコンピューティング機器1104―2のユーザ2に関連したアカウント識別子へのメッセージの作成で、モバイルコンピューティング機器1104―1に分配されるメッセージデータを生成することができる。
他の例では、モバイルコンピューティング機器1104―2は、アドレスのないメッセージデータを送信するように構成することができ、そして、メッセージングサーバ1116は、データベース1266の更新されたコンテンツ及びメッセージデータの性質に基づいて、メッセージデータがモバイルコンピューティング機器1104―1に転送されなければならないと決定するよう構成することができる。当業者は、他の実施態様も考えるであろう。
以下で詳しく述べるように、メッセージングインターフェース1209は、GUIレイヤー1704によって、モバイルコンピューティング機器1104のいずれかに生成され得る。
モバイルコンピューティング機器1104―1で表示されるメッセージングインターフェース1209と、モバイルコンピューティング機器1104―2で表示されるメッセージングインターフェース1209とは、同一である必要はないと考えられる。
この種の入力は、アカウント識別子1210の選択、メッセージの作成等であり得る。モバイルコンピューティング機器1104―1のユーザ1に関連したアカウント識別子に対するメッセージを作成すると、モバイルコンピューティング機器1104―2に配信されるメッセージデータを生成することができる。
いくつかの実施例において、モバイルコンピューティング機器1104―1は、モバイルコンピューティング機器1104―2にメッセージデータを明確にアドレス指定することができる。その一方で他の実施例では、データベース1266に基づいて、どこにメッセージデータを送るべきかの決定は、メッセージングサーバ1116に任せることができる。
メッセージデータの性質に応じて、モバイルコンピューティング機器1104―2は、他のモバイルコンピューティング機器へ配信するためのメッセージデータを生成し、そのメッセージデータ(ステップ1330で戻される)を送るように構成する。
例えば、モバイルコンピューティング機器1104―1がステップ1350でモバイルコンピューティング機器1104―2宛てのメッセージを送るとき、メッセージングサーバ1116は、ステップ1355でモバイルコンピューティング機器1104―2にメッセージを送信する。
ステップ1301は、モバイルコンピューティング機器1104―1を用いて、コード1508を取り込むことにより実行することができる(図14を参照)。コード1508は、例えば上記のパラグラフ「一連の図形コード(例えばQRコード)及び一義的なセキュリティコードの生成」に記載されているように、図1〜9を用いて説明された実施例に記載されている本開示内容により得られた一義的なURI文字列を符号化する。
ユーザ1は、ユーザ2が一義的なセキュリティコード1510を入力するだけで参加できる個人的なチャットとして、特定のチャットの設定を決定することができる。一義的なセキュリティコード1510は、ユーザ1又はサーバ1132が設定し、その後ユーザ2に提供することができる。
モバイルコンピューティング機器1104―1にインストールされたメッセージングアプリケーション1208は、チャット/メッセージデータを表示及び管理するように構成することができる。
メッセージ/チャットデータは、上記のように、利用できるユーザのチャットのリストにデータを読み込むために、メッセージングアプリケーション1208で用いることができる。
この種のリストは、メッセージングアプリケーション1208で表示することができる(例えば図16を参照)。
ユーザ2によるインスタントメッセージの交換通信の開始及び確立は、容易にモバイルコンピューティング機器1104―2でトリガすることができる。モバイルコンピューティング機器1104―2は、コード1508を取り込み(例えば図14参照)、そこに含まれるURI文字列を復号化し、場合により一義的なセキュリティコード1510を提供する。
このようにして、接続が達成される方法に関係なく、コンピューティングデバイスが容易に接続できるように、各コンピューティングデバイスへ/からのインスタントメッセージの交換通信を、できるだけシームレスに開始及び確立させることができる。
ステップ1305は、コード1508が妥当であるか確認するために実行され、そして、確認されると(ステップ1307)、サーバ1132は、すべてのチャットデータをモバイルコンピューティング機器1104―2に送信するように構成される(ステップ1338)。
考えられる実施では、取り込まれた特定のコード1508に関連付けられたチャットへの参加を希望するユーザは、一義的なセキュリティコード1510(提供される場合)を入力するよう求められるようにしてもよい。
例えばユーザ1が、上記チャットを個人的なチャットとして設定する場合、ユーザ2はこの特定のチャットに参加するために一義的なセキュリティコード1510を入力するよう求められる。
ユーザ2は、コード1508を取り込む際、コード1508又は品物1509に、もしくは、コード1508を着用又は身につけているユーザ/人の近くにいるので、また、ユーザ2はセキュリティコード1510を容易に知る又は読み出すことができる。
さらにステップ1339で、モバイルコンピューティング機器1104―2は、メッセージングサーバ1116から、すべてのチャットの未読メッセージを、及び/又は、例えば受信メッセージが未読の最初のメッセージである場合は、チャットの履歴、すなわち特定のチャットで交わさた最近のメッセージ、例えば最近の100のメッセージをダウンロードするように構成することができる。
メッセージはまずメッセージングサーバ1116に送られ(ステップ1330)、それから、メッセージングサーバ1116が、ユーザ2のモバイルコンピューティング機器1104―2にメッセージを転送する(ステップ1335)。ステップ1335でメッセージを受信すると、メッセージの受信を確認したという通知メッセージをモバイルコンピューティング機器1104―2が送信するよう構成することができる。メッセージングサーバ1116は、通知メッセージを送信及び受信することができる(図17のステップ1336)。その後メッセージングサーバ1116は、オンラインで、すべてのユーザへ、受信を確認したという通知メッセージを送るように構成される(図17のステップ1337)。
さらに、ユーザ2のモバイルコンピューティング機器1104―2は、ユーザ1のモバイルコンピューティング機器1104―1にメッセージを送ることができ、及び/又は、基本的に、ステップ1330、1335、1336、1337を進む上記手順を反復することにより、モバイルコンピューティング機器1104―1が受信したメッセージに返信することができる。
本明細書に記載されるすべての実施例と組み合わせ可能な、考えられる有利な実施例によれば、メッセージングサーバ1116は、モバイルコンピューティング機器1104―1、1104―2、1104―3間での通信及びメッセージのルーティングを行うだけで、メモリ1262に格納されるこの種のデータを維持しないように構成することができる。
換言すれば、一旦メッセージングサーバ1116が、受信モバイルコンピューティング機器1104―1、1104―2、1104―3に対して、メッセージのルーティングを行うと、このメッセージはメッセージングサーバ1116のメモリ1262から削除される。この態様により、通信の安全性及びプライバシーを強化することができる。
例えば、メッセージングサーバ1116及びサーバ1132は、同じ位置に配置することができ、又は単一のサーバに統合することも可能である。
他の実施態様では、サーバ1132が、ウェブサーバアプリケーション1274及び認証アプリケーション1276の両方を実行する必要はない。例えば、サーバ1132は、ウェブサーバーアプリケーション1274だけを実行してもよく、そして、認証アプリケーション1276の実行によって得られた認証機能をメッセージングサーバ1116へ再配置することができる。換言すれば、3つのサーバーアプリケーション(ルーティングアプリケーション1264、ウェブサーバーアプリケーション1274、認証アプリケーション1276)により提供される機能を、様々に組合せて、1つ以上のサーバに配置することができる。
この変形例では、メッセージングサーバ1116は、前述のデータベース1266のような受信者識別子とユニークな装置識別名間での持続的な関連付けを維持しない。そのかわりに、メッセージングサーバ1116はこの終端間暗号化により、セッションが特定された関連付けだけを維持する。また一方で、メッセージングサーバ1116は、現在の接続を追跡するセッションベースのデータを格納することができる。
終端間暗号化の変形例において、認証アプリケーション1276は想定されない。むしろ、モバイル機器1104―1及びモバイル機器1104―2は、一般のモバイル機器1140において、認証及び接続設定を自身で処理する。更にこの変形例では、サーバ1132は、いかなる認証機能も実行しない。
3人目のユーザが、他2人のユーザ(すなわちコード1508を提供しているユーザ及びコード1508を取り込んでいるユーザ)が既に参加しているチャットに加わるのを回避するために、サーバ1132は、図12に参照し記載されているステップ1315で、チャットへの参加要求を管理する。
さらに別の変形例において、モバイルコンピューティング機器1104―1及びモバイルコンピューティング機器1104―2の一方又は両方は、ローカルネットワーク上で直接互いに接続することを試みるように構成することができる。両方のデバイスが事実同じローカルネットワークにある場合、メッセージデータはメッセージングサーバ1116とは関係なく、デバイス間で送信されることができる。
用語「インターネットテレフォニ、ブロードバンドテレフォニ、及びブロードバンド電話サービス」は、一般加入電話網(PSTN)を介してというよりはむしろ、一般的なインターネット上の通信サービス(音声、ファックス、SMS、ボイスメッセージ)の供給に特に関連して、IPテレフォニと同じ意味で使用されることができる。
例えばサーバ1132は、この種のインターネットテレフォニ(例えばVoIPで)通信を確立及び管理するよう構成される。換言すれば本開示内容の方法及びシステムは、インターネットテレフォニを用いて、モバイルコンピューティング機器間に音声チャット/音声通話機能を提供するよう構成することができる。
ビデオ会議システムで、サービス品質(クオリティ・オブ・サービス)が強化(実装)されたラインを使用せず、一般のインターネット上で非常に高い誤り耐性を備えたインターネットプロトコル(IP)動画像通信を成し遂げることを可能にするために、圧縮規格H.264を使用することもできる。
例えば、本開示内容による図形コードは、サービス又は物品に関連付けることができ、そして、顧客又は消費者は、サービスを提案/提供している、及び/又は物品を販売している事業会社の個人専用のアシスタント(パーソナルアシスタンス)又はカスタマー・ケア支援(アシスタンス)を備えた特定のサービス又は物品に関するカスタマイズされたチャットにアクセスすることができる。
あるいは、ステップ、経路、及び操作は、ステップを実行するためにハードウェアロジックを含む特定のハードウェアコンポーネントによって実行されることができるか、又はプログラムされたコンピュータのためのコンポーネントいずれかの組合せ及び個人化されたハードウェアコンポーネントで実行することができる。
装置で読取り可能な手段は、以下に限定されないが、フロッピーディスク、光ディスク、CD―ROM及び光磁気ディスク、ROM、RAM、EPROM、EEPROM、光又は磁気基板、伝搬手段、又は電子情報を格納するのに適した、装置で読取り可能な他の種類の手段を含むことができる。
例えば、通信接続(例えばモデム又はネットワーク接続)を介して、搬送波又は他の伝搬手段で成し遂げられるデータ信号で、リモート(遠隔)コンピュータ(例えばサーバ)から、要求を出しているコンピュータ(例えば顧客)へ移動させることが可能なコンピュータープログラムとして、本実施例(による手段)は、ダウンロードされることができる。
Claims (47)
- モバイルコンピューティング機器間で通信を確立させる方法であって、前記方法は、
一義的な統一資源識別子(URI)文字列を符号化している図形コードを提供するステップと、
前記図形コードを有効にするために第1のモバイルコンピューティング機器で前記図形コードを取り込むステップとを含み、
前記図形コードの有効化により、前記第1のモバイルコンピューティング機器と他のモバイルコンピューティング機器間におけるインスタントメッセージの交換通信で、前記統一資源識別子(URI)文字列に対応するネットワーク上の資源の利用が可能となり、
第2のモバイルコンピューティング機器で前記図形コードを取り込み、前記図形コードに含まれる文字列を復号化するステップと、
前記第2のモバイルコンピューティング機器が前記図形コードを取り込み、前記図形コードに含まれる文字列を復号化することにより、特定の前記統一資源識別子(URI)で、前記第1のモバイルコンピューティング機器と前記第2のモバイルコンピューティング機器間におけるインスタントメッセージの交換通信を開始及び確立させるステップと、を含むことを特徴とする、方法。 - 一義的な統一資源識別子(URI)文字列を符号化している前記図形コードは、物理的又は仮想の基板に設けられることを特徴とする、請求項1記載の方法。
- 一義的な統一資源識別子(URI)文字列を符号化している前記図形コードは、前記第1のモバイルコンピューティング機器及び前記第2のモバイルコンピューティング機器とは別に設けられることを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
- 前記第2のモバイルコンピューティング機器は、前記第1のモバイルコンピューティング機器から離れた位置に配置されることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の方法。
- 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の方法であって、一義的な統一資源識別子(URI)文字列を符号化している前記図形コードを提供することは、
生成する一連の図形コードの数nを定めるステップと、
x=nとなるまで、x個の統一資源識別子(URI)文字列を生成するステップとを含み、
前記統一資源識別子(URI)文字列の生成において、m回繰り返されるループにより、m個の疑似ランダム英数文字で形成される文字列が生成され、前記ループでは、乱数と、前記文字列の長さmとの除算で剰余が算出され、前記英数文字を導き出す指標として前記剰余が使用され、
統一資源識別子(URI)文字列のリストにある統一資源識別子(URI)文字列と、生成された前記統一資源識別子(URI)文字列とを比較することにより、生成されたx個の前記統一資源識別子(URI)文字列それぞれの一義性を確かめるステップと、
n個の図形コードを生成するステップとを含み、
前記図形コードはそれぞれ、一義として生成され、一義と確認されたx=n個の前記統一資源識別子(URI)文字列を符号化しており、
前記統一資源識別子(URI)文字列が一義的である場合、前記統一資源識別子(URI)文字列は、統一資源識別子(URI)文字列の前記リストを含むデータベースに格納され、カウンタ変数xは、x=nとなるまで加算され、前記統一資源識別子(URI)文字列の数は少なくとも、前記生成する一連の図形コードの数nに対応し、
特定の、生成された一義的な前記統一資源識別子(URI)文字列を、特定の認証を受けた1つのモバイルコンピューティング機器に割り当てるステップと、を含むことを特徴とする、方法。 - 一義的な前記統一資源識別子(URI)は、16進文字列に変換された、前記統一資源識別子(URI)が生成された特定日時のミリ秒単位のUNIX time dateと、ランダムな16進文字列とを連結させるアルゴリズムを使用して生成されることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の方法。
- 前記インスタントメッセージの交換通信は、前記交換通信に加わるための一義的なセキュリティコードを必要とする専用通信として設定されることを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の方法。
- 前記方法は、前記各図形コードごとに、少なくとも1つの一義的なセキュリティコードを生成することを含み、
前記一義的なセキュリティコードは、前記第2のモバイルコンピューティング機器が、前記図形コードを取り込み前記図形コードに含まれる文字列を復号化し、そして、前記第1のモバイルコンピューティング機器との前記インスタントメッセージの交換通信に加わるときに必要とされることを特徴とする、請求項7記載の方法。 - 前記統一資源識別子(URI)文字列は、URLアドレスであることを特徴とする、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の方法。
- 前記統一資源識別子(URI)文字列は、URN文字列であることを特徴とする、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の方法。
- 前記図形コードは、QRコードであることを特徴とする、請求項1乃至10のいずれか一項に記載の方法。
- 前記図形コードはポータブルであることを特徴とする、請求項1乃至11のいずれか一項に記載の方法。
- 前記図形コードは物理的に基板に設けられることを特徴とする、請求項1乃至12のいずれか一項に記載の方法。
- 前記図形コードは仮想上であることを特徴とする、請求項1乃至12のいずれか一項に記載の方法。
- 移動通信機間のメッセージはメッセージングサーバを経由することを特徴とする、請求項1乃至14のいずれか一項に記載の方法。
- 前記メッセージングサーバを経由する前記移動通信機間のメッセージは、前記メッセージングサーバから削除されることを特徴とする、請求項15記載の方法。
- 前記移動通信機間のインスタントメッセージの交換通信は、暗号化されることを特徴とする、請求項1乃至16のいずれか一項に記載の方法。
- 前記図形コードは、前記統一資源識別子(URI)で動的コンテンツを示すように構成され、
前記動的コンテンツはデータメッセージを含むことを特徴とする、請求項1乃至17のいずれか一項に記載の方法。 - 前記方法は、前記第1のモバイルコンピューティング機器と前記第2のモバイルコンピューティング機器間でインターネットプロトコル(IP)ネットワークを介して、リアルタイムの音声及び/又は映像の通信を確立させることを更に含むことを特徴とする、請求項1乃至18のいずれか一項に記載の方法。
- モバイルコンピューティング機器間で通信を確立させる方法であって、前記方法は、
一義的な統一資源識別子(ユニフォーム・リソース・アイデンティファイア(URI))文字列を符号化している図形コードを提供するステップを含み、
前記図形コードにより、第1のモバイルコンピューティング機器と他のモバイルコンピューティング機器間におけるインスタントメッセージの交換通信で、前記統一資源識別子(URI)文字列に対応するネットワーク上の資源の利用が可能となるよう構成され、
前記インスタントメッセージの交換通信通信は、ネットワーク上で前記第1のモバイルコンピューティング機器から前記図形コードの有効化要求を受信することを含み、
第2のモバイルコンピューティング機器で前記図形コードを取り込み、前記図形コードに含まれる文字列を復号化するステップと、
前記第2のモバイルコンピューティング機器で前記図形コードを取り込み、前記図形コードに含まれる文字列を復号化することにより、特定の前記統一資源識別子(URI)で、前記第1のモバイルコンピューティング機器と前記第2のモバイルコンピューティング機器間において、前記インスタントメッセージの交換通信を開始及び確立させるステップと、を含み、
前記インスタントメッセージの交換通信は、通信ネットワーク上でメッセージングサーバに接続指示を送信することを含むことを特徴とする、方法。 - 前記第2のモバイルコンピューティング機器は、前記第1のモバイルコンピューティング機器から離れた位置に配置されることを特徴とする、請求項20に記載の方法。
- 一義的な前記統一資源識別子(URI)は、16進文字列に変換された、前記統一資源識別子(URI)が生成された特定日時のミリ秒単位のUNIX time dateと、ランダムな16進文字列とを連結させるアルゴリズムを使用して生成されることを特徴とする、請求項20又は21に記載の方法。
- モバイルコンピューティング機器間で通信を確立させるシステムであって、前記システムは、
一義的な統一資源識別子(URI)文字列を符号化している1つ以上の図形コードを備える基板と、
前記図形コードを有効にするために、前記図形コードを取り込むよう構成される第1のモバイルコンピューティング機器とを備え、
前記図形コードを有効化することにより、前記第1のモバイルコンピューティング機器と他のモバイルコンピューティング機器間におけるインスタントメッセージの交換通信で、前記統一資源識別子(URI)文字列に対応するネットワーク上の資源の利用が可能となり、
前記図形コードを取り込み、前記図形コードに含まれる文字列を復号化するよう構成される第2のモバイルコンピューティング機器と、
前記第2のモバイルコンピューティング機器で前記図形コードを取り込み、前記図形コードに含まれる文字列を復号化すると、特定の前記統一資源識別子(URI)で、前記第1のモバイルコンピューティング機器と前記第2のモバイルコンピューティング機器間のインスタントメッセージの交換通信を開始及び確立させることを管理するよう構成されるウェブ/認証サーバと、
前記第1のモバイルコンピューティング機器と前記第2のモバイルコンピューティング機器間において、メッセージのルーティングを少なくとも行うよう構成されるメッセージングサーバと、を備えることを特徴とする、システム。 - 一義的な統一資源識別子(URI)文字列を符号化している前記図形コードは、物理的又は仮想の基板に設けられることを特徴とする、請求項23記載のシステム。
- 一義的な統一資源識別子(URI)文字列を符号化している前記図形コードは、前記第1のモバイルコンピューティング及び前記第2のモバイルコンピューティング機器とは別に設けられることを特徴とする、請求項23又は24に記載の方法。
- 前記第2のモバイルコンピューティング機器は、前記第1のモバイルコンピューティング機器から離れた位置に配置されることを特徴とする、請求項23乃至25のいずれか一項に記載の方法。
- 一義的な前記統一資源識別子(URI)は、16進文字列に変換された、前記統一資源識別子(URI)が生成された特定日時のミリ秒単位のUNIX time dateと、ランダムな16進文字列とを連結させるアルゴリズムを使用して生成されることを特徴とする、請求項23乃至26のいずれか一項に記載のシステム。
- 前記システムは、前記第1のモバイルコンピューティング機器と前記第2のモバイルコンピューティング機器間でインターネットプロトコル(IP)ネットワークを介して、リアルタイムの音声及び/又は映像の通信を確立させることを更に含むことを特徴とする、請求項23乃至27のいずれか一項に記載の方法。
- モバイルコンピューティング機器間で通信を確立させるシステムであって、前記システムは、
一義的な統一資源識別子(URI)文字列を符号化している1つ以上の図形コードを備え、
前記図形コードは基板に設けられ、そして、
前記図形コードにより、第1のモバイルコンピューティング機器と他のモバイルコンピューティング機器間におけるインスタントメッセージの交換通信で、前記統一資源識別子(URI)文字列に対応するネットワーク上の資源の利用が可能となるよう構成され、
前記図形コードを取り込み、前記図形コードに含まれる文字列を復号化するよう構成される第2のモバイルコンピューティング機器と、
前記第2のモバイルコンピューティング機器で、前記図形コードを取り込み、前記図形コードに含まれる文字列を復号化すると、特定の前記統一資源識別子(URI)で前記第1のモバイルコンピューティング機器と前記第2のモバイルコンピューティング機器間のインスタントメッセージの交換通信を開始及び確立させることを管理するよう構成されるウェブ/認証サーバと、
前記第1のモバイルコンピューティング機器と前記第2のモバイルコンピューティング機器間において、メッセージのルーティングを少なくとも行うよう構成されるメッセージングサーバと、を備えることを特徴とする、システム。 - 一義的な統一資源識別子(URI)文字列を符号化している前記図形コードは、物理的又は仮想の基板に設けられることを特徴とする、請求項29記載のシステム。
- 一義的な統一資源識別子(URI)文字列を符号化している前記図形コードは、前記第1のモバイルコンピューティング及び前記第2のモバイルコンピューティング機器とは別に設けられることを特徴とする、請求項29又は30に記載の方法。
- 前記第2のモバイルコンピューティング機器は、前記第1のモバイルコンピューティング機器から離れた位置に配置されることを特徴とする、請求項29乃至31のいずれか一項に記載の方法。
- 一義的な前記統一資源識別子(URI)は、16進文字列に変換された、前記統一資源識別子(URI)が生成された特定日時のミリ秒単位のUNIX time dateと、ランダムな16進文字列とを連結させるアルゴリズムを使用して生成されることを特徴とする、請求項29乃至32のいずれか一項に記載のシステム。
- モバイルコンピューティング機器間で通信を確立させるためのコンピュータプログラムコードを少なくとも含む非一時的なコンピュータ可読媒体であって、前記コンピュータ可読媒体は、
一義的な統一資源識別子(URI)文字列を符号化している図形コードを提供するためのコンピュータプログラムコードと、
前記図形コードを有効にするために、第1のモバイルコンピューティング機器で図形コードを取り込むためのコンピュータプログラムコードとを含み、
前記図形コードを有効化することにより、前記第1のモバイルコンピューティング機器と他のモバイルコンピューティング機器間におけるインスタントメッセージの交換通信で、前記統一資源識別子(URI)文字列に対応するネットワーク上の資源の利用が可能となり、
前記第2のモバイルコンピューティング機器で前記図形コードを取り込み、前記図形コードに含まれる文字列を復号化するためのコンピュータプログラムコードと、
前記第2のモバイルコンピューティング機器で前記図形コードを取り込み、前記図形コードに含まれる文字列を復号化することにより、特定の前記統一資源識別子(URI)で、前記第1のモバイルコンピューティング機器と前記第2のモバイルコンピューティング機器間でのインスタントメッセージの交換通信を開始及び確立させるためのコンピュータプログラムコードと、を含むことを特徴とする、非一時的なコンピュータ可読媒体。 - 一義的な統一資源識別子(URI)文字列を符号化している前記図形コードは、物理的又は仮想の基板に設けられることを特徴とする、請求項34記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
- 一義的な統一資源識別子(URI)文字列を符号化している前記図形コードは、前記第1のモバイルコンピューティング及び前記第2のモバイルコンピューティング機器とは別に設けられることを特徴とする、請求項34又は35に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
- 前記第2のモバイルコンピューティング機器は、前記第1のモバイルコンピューティング機器から離れた位置に配置されることを特徴とする、請求項34乃至36のいずれか一項に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
- 前記一義的な統一資源識別子(URI)は、16進文字列に変換された、前記統一資源識別子(URI)が生成された特定日時のミリ秒単位のUNIX time dateと、ランダムな16進文字列とを連結させるアルゴリズムを使用して生成されることを特徴とする、請求項34乃至37のいずれか一項に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
- 請求項34乃至38のいずれか一項に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体であって、前記コンピュータ可読媒体は、
前記第2のモバイルコンピューティング機器で前記図形コードを取り込み、前記図形コードに含まれる文字列を復号化すると、特定の前記統一資源識別子(URI)で、前記第1のモバイルコンピューティング機器と前記第2のモバイルコンピューティング機器間でのインスタントメッセージの交換通信を開始及び確立させることを管理するためのコンピュータプログラムコードと、
前記第1のモバイルコンピューティング機器と前記第2のモバイルコンピューティング機器間において、メッセージのルーティングを少なくとも行うためのコンピュータプログラムコードとを含むことを特徴とする、非一時的なコンピュータ可読媒体。 - 請求項34乃至39のいずれか一項に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体であって、前記コンピュータ可読媒体は、
前記第1のモバイルコンピューティング機器と前記第2のモバイルコンピューティング機器間の、インターネットプロトコル(IP)ネットワーク上でリアルタイムの音声及び/映像通信を確立させるためのコンピュータプログラムコードを含むことを特徴とする、非一時的なコンピュータ可読媒体。 - モバイルコンピューティング機器間で通信を確立させるためのコンピュータプログラムコードを少なくとも含む非一時的なコンピュータ可読媒体であって、前記コンピュータ可読媒体は、
一義的な統一資源識別子(URI)文字列を符号化している図形コードを提供するためのコンピュータプログラムコードを含み、
前記図形コードにより、第1のモバイルコンピューティング機器と他のモバイルコンピューティング機器間におけるインスタントメッセージの交換通信で、前記統一資源識別子(URI)文字列に対応するネットワーク上の資源の利用が可能となるよう構成され、
前記インスタントメッセージの交換通信は、通信ネットワーク上で前記第1のモバイルコンピューティング機器から前記図形コードの有効化要求を受信することを含み、
前記第2のモバイルコンピューティング機器で前記図形コードを取り込み、前記図形コードに含まれる文字列を復号化するためのコンピュータプログラムコードと、
前記第2のモバイルコンピューティング機器で前記図形コードを取り込み、前記図形コードに含まれる文字列を復号化することにより、特定の前記統一資源識別子(URI)で、前記第1のモバイルコンピューティング機器と前記第2のモバイルコンピューティング機器間でのインスタントメッセージの交換通信を開始及び確立させるためのコンピュータプログラムコードと、を含むことを特徴とする、非一時的なコンピュータ可読媒体。 - 一義的な統一資源識別子(URI)文字列を符号化している前記図形コードは、物理的又は仮想の基板に設けられることを特徴とする、請求項41記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
- 一義的な統一資源識別子(URI)文字列を符号化している前記図形コードは、前記第1のモバイルコンピューティング機器及び前記第2のモバイルコンピューティング機器とは別に設けられることを特徴とする、請求項41又は42に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
- 前記第2のモバイルコンピューティング機器は、前記第1のモバイルコンピューティング機器から離れた位置に配置されることを特徴とする、請求項41乃至43のいずれか一項に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
- 一義的な前記統一資源識別子(URI)は、16進文字列に変換された、前記統一資源識別子(URI)が生成された特定日時のミリ秒単位のUNIX time dateと、ランダムな16進文字列とを連結させるアルゴリズムを使用して生成されることを特徴とする、請求項41乃至44のいずれか一項に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
- 請求項41乃至45のいずれか一項に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体であって、前記コンピュータ可読媒体は、
前記第2のモバイルコンピューティング機器で前記図形コードを取り込み、前記図形コードに含まれる文字列を復号化すると、特定の前記統一資源識別子(URI)で、前記第1のモバイルコンピューティング機器と前記第2のモバイルコンピューティング機器間でのインスタントメッセージの交換通信を開始及び確立させることを管理するためのコンピュータプログラムコードと、
前記第1のモバイルコンピューティング機器と前記第2のモバイルコンピューティング機器間において、メッセージのルーティングを少なくとも行うためのコンピュータプログラムコードとを含むことを特徴とする、非一時的なコンピュータ可読媒体。 - 請求項41乃至46のいずれか一項に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体であって、前記コンピュータ可読媒体は、
前記第1のモバイルコンピューティング機器と前記第2のモバイルコンピューティング機器間の、インターネットプロトコル(IP)ネットワーク上でリアルタイムの音声及び/映像通信を確立させるためのコンピュータプログラムコードを含むことを特徴とする、非一時的なコンピュータ可読媒体。
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