JP2019535542A - 打撃装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】困難な用途を含む打撃装置の効果的かつ確実な動作を確保しながらも、単純な構造を有する打撃装置を提供する。【解決手段】打撃装置は、ボディーと、ボディーに摺動可能に取り付けられた取付部を含む工具と、ボディー内で交互に変位するように取り付けられ、かつ取付部を打つように構成された打撃ピストンとを備える。工具の取付部は、環状保持リブを含む。環状保持リブは、第1支持面と第2支持面とを含む。第1支持面は、ボディーに設けられた第1ストップ面と協働することにより、打撃ピストンに向かう工具の変位ストロークを制限するように構成されている。第2支持面は、第1支持面の反対側にあり、また、ボディーに設けられた第2ストップ面と協働することにより、打撃ピストンの反対側での工具の変位ストロークを制限し、かつボディー内に工具の取付部を保持するように構成されている。【選択図】図3
Description
本発明は、打撃装置に関し、より詳細には、加圧流体によって作動する打撃装置に関する。
加圧流体によって作動する打撃装置はまた、砕岩機と呼ばれ、岩を破砕することを意図した非常に強力な装置である。そういった打撃装置は、特に基礎工事を行ったり、発破作業後の塊を減らしたり、トンネル又は道路を掘ったりする等の多くの用途で用いることができる。
より詳細には、打撃装置は、油圧掘削機のアームの先端に取り付けられることが意図されている。油圧掘削機は、運搬機として機能するとともに、打撃装置の作動に必要な油圧エネルギーと、打撃装置の作動によって生じる反動力を維持するために不可欠な推力とを提供する。
打撃装置は、破砕しようとしている岩と接触している工具を打つ打撃ピストンの衝撃により生じる衝撃波を引き起こす。この工具が、岩を破砕する衝撃波を伝達するように意図された摩耗部品を構成している。また、この工具は、たがねタイプの工具が用いられてその工具が岩の断層にはまり込んだ場合に、その地形によってもたらされる回転トルクに耐えなければならない。また、実用面の理由から、打撃装置の変位中、又は軸受がないことによる空打ちの最中には、この工具は、打撃装置の内部に機械的に保持されなければならない。
特許文献1は、打撃装置のボディーの中に工具を保持するための装置を開示している。具体的には、そのような保持装置は2つの保持鍵部を備えており、その各々は、工具に設けられた横方向の切欠によって規定される停止面と協働するように構成されている。そのような保持装置は、打撃装置の最も可能性が高い用途においては、上述の工具を効果的かつ確実に保持することができる。
しかしながら、環境が極めて厳しいトンネル掘削等の極めて困難な用途のためには、工具と保持鍵部との間の接触面はあまりに限られているため、工具と保持鍵部の早期摩耗や、工具やボディーに亀裂を生じさせる可能性のある焼き付きを避けることはできない。
本発明は、上述の欠点の全部又は一部を克服することを目的とする。
本発明の根底にある技術的課題は、困難な用途を含む打撃装置の効果的かつ確実な動作を確保しながらも、単純な構造を有する打撃装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は打撃装置に関し、打撃装置は、
第1ボディー部及び第2ボディー部を有するボディーと、
第2ボディー部内に摺動可能に取り付けられるとともに打撃面を有する取付部を含む工具と、
第1ボディー部内に交互に変位するように取り付けられ、かつ取付部における打撃面を打つように構成された打撃ピストンと、を少なくとも備える。
工具の取付部は、環状保持リブを含む。環状保持リブは、第1支持面と第2支持面とを含む。第1支持面は、第2ボディー部内に設けられた第1ストップ面と協働することにより、打撃ピストンに向かう工具の変位ストロークを制限するように構成されている。第2支持面は、第1支持面の反対側にあり、また、第2ボディー部内に設けられた第2ストップ面と協働することにより、打撃ピストンの反対側での工具の変位ストロークを制限し、かつ第2ボディー部内に工具の取付部を保持するように構成されている。
そして、前記打撃装置は、
第2ボディー部内に取り付けられて工具の取付部を摺動可能に案内するように構成された第1ガイドエレメント(11)及び第2ガイドエレメント(12)と、
第2ボディー部内に取り付けられて第1ガイドエレメントと第2ガイドエレメントとの間に配置されたストップリングとを更に含む。
第1及び第2ガイドエレメントは、環状保持リブの両側に配置される。第1ストップ面は、ストップリング上に設けられている。第2ストップ面は、第2ガイドエレメント上に設けられている。
第1ボディー部及び第2ボディー部を有するボディーと、
第2ボディー部内に摺動可能に取り付けられるとともに打撃面を有する取付部を含む工具と、
第1ボディー部内に交互に変位するように取り付けられ、かつ取付部における打撃面を打つように構成された打撃ピストンと、を少なくとも備える。
工具の取付部は、環状保持リブを含む。環状保持リブは、第1支持面と第2支持面とを含む。第1支持面は、第2ボディー部内に設けられた第1ストップ面と協働することにより、打撃ピストンに向かう工具の変位ストロークを制限するように構成されている。第2支持面は、第1支持面の反対側にあり、また、第2ボディー部内に設けられた第2ストップ面と協働することにより、打撃ピストンの反対側での工具の変位ストロークを制限し、かつ第2ボディー部内に工具の取付部を保持するように構成されている。
そして、前記打撃装置は、
第2ボディー部内に取り付けられて工具の取付部を摺動可能に案内するように構成された第1ガイドエレメント(11)及び第2ガイドエレメント(12)と、
第2ボディー部内に取り付けられて第1ガイドエレメントと第2ガイドエレメントとの間に配置されたストップリングとを更に含む。
第1及び第2ガイドエレメントは、環状保持リブの両側に配置される。第1ストップ面は、ストップリング上に設けられている。第2ストップ面は、第2ガイドエレメント上に設けられている。
工具のそういった構成、特に環状保持リブが存在することで、先行技術に係る装置とは対照的に、装置の工具とボディーとの間に広い接触面が確保される。先行技術においては、これらの接触面は、保持鍵部の曲率半径と、工具に設けられた横方向の切欠によって規定される停止面の曲率半径と、に限定されていた。
したがって、本発明に係る打撃装置は、装置の工具及びボディーの摩耗、並びに、打撃装置の焼き付きのリスクを大幅に制限する。そのため、本発明に係る打撃装置は、高い信頼性を有する。
打撃装置は更に、以下の特徴のうちの1つ又は複数を、単独で又は組み合わせて有していてもよい。
本発明の一実施形態によれば、第1及び第2支持面のうちの少なくとも1つ、例えばその各々は、環状である。こうすることによって、打撃装置の工具とボディーとの間の接触面を更に広げることができる。したがって、打撃装置の信頼性が増す。
本発明の一実施形態によれば、第1及び第2ストップ面のうちの少なくとも1つ、例えばその各々は、環状である。
本発明の一実施形態によれば、打撃ピストン及び工具は、略同軸に伸長している。
本発明の一実施形態によれば、第1ボディー部及び第2ボディー部は、それぞれピストンボア及び工具ボアを含む。
本発明の一実施形態によれば、第1支持面は、打撃ピストンに向かって収束し、かつ第2支持面は、打撃ピストンとは反対方向に収束する。
本発明の一実施形態によれば、第1及び第2ガイドエレメントの各々は、ガイドブッシングによって形成されている。
本発明の一実施形態によれば、第1及び第2ガイドエレメントは、工具ボア内に取り付けられている。より具体的には、第1及び第2ガイドエレメントは、工具ボア内で、工具の取付部を摺動可能に案内するように構成されている。
本発明の一実施形態によれば、第2ガイドエレメントは、第2ボディー部内に、より具体的には工具ボア内に、着脱可能に取り付けられている。
本発明の一実施形態によれば、工具の取付部は、第1被ガイド部と第2被ガイド部とを含む。第1被ガイド部及び第2被ガイド部は、環状保持リブの両側に配置されて、それぞれが第1及び第2ガイドエレメントと協働するように構成されている。
本発明の一実施形態によれば、第1及び第2ガイドエレメントの各々は、中央ボアを含み、この中央ボアを通じて、工具の取付部が(例えば、第1及び第2被ガイド部の一方が)が伸長している。
本発明の一実施形態によれば、打撃装置は、第2ボディー部内に第2ガイドエレメントを保持するように構成された少なくとも1つの保持エレメントを更に含む。
本発明の一実施形態によれば、少なくとも1つの保持エレメントは、少なくとも1つの保持鍵部含む。例えば、少なくとも1つの保持鍵部は、第2ボディー部に設けられた貫通ボアと、第2ガイドエレメントに設けられた保持切欠と、を通って延びている。
本発明の一実施形態によれば、打撃装置は、第2ガイドエレメントに設けられ、かつ互いに正対する2つの保持切欠を通じて伸長する2つの保持鍵部を含む。
本発明の一実施形態によれば、少なくとも1つの保持エレメントは、第2ボディー部の端面に、例えばネジ留めによって着脱可能に固定されており、また、工具の通路を意図した通路ボアを含む。
本発明の一実施形態によれば、工具の取付部と、第1及び第2ガイドエレメントのうちの少なくとも1つとは、第2ボディー部に対して取付部が回転しないように構成されている。
本発明の一実施形態によれば、第1及び第2ガイドエレメントのうちの少なくとも1つの中央ボアは、非円形の断面を有する。
本発明の一実施形態によれば、工具の取付部は、第1及び第2ガイドエレメントのうちの1つと協働するように構成された少なくとも1つの平坦面を含む。
本発明の一実施形態によれば、ストップリングは、第1及び第2ガイドエレメントとは別個のものである。有利には、ストップリングは、第1及び第2ガイドエレメントに対して、軸方向にずれている。
本発明の一実施形態によれば、打撃装置は、打撃ピストンと工具の取付部とによって少なくとも部分的に区切られ、かつ加圧されるように構成された打撃チャンバーと、打撃チャンバーを密封するように構成された密封エレメントと、を更に備える。こうすることによって、工具の取付部に、特に工具の打撃面に、推進力を絶えず発生させることが可能となり、したがって工具を、その理論的衝撃位置から離隔させることができる。よって、もしオペレータが、工具に与えられる推進力を打ち消すために、運搬機を用いて工具に最小限の推力を与えなければ、打撃ピストンは工具を打つことはできない。これにより、本発明に係る打撃装置は、工具の空打ちを制限することができる。
本発明の一実施形態によれば、打撃チャンバー及び密封エレメントは、工具の理論的打撃位置から工具を離隔させるように、より具体的には、工具の取付部上に推進力を発生させることによって、工具の理論的打撃位置から工具を離隔させるように構成されている。
本発明の一実施形態によれば、打撃チャンバーは、取付部の打撃面によって、少なくとも部分的に区切られている。
本発明の一実施形態によれば、密封エレメントは、第2ボディー部と工具の取付部との間に配置されている。
本発明の一実施形態によれば、密封エレメントは、第2ボディー部に固定されており、また、工具の取付部と協働するように(例えば第1被ガイド部と環状保持リブとの間に配置される取付部の一部と協働するように)構成されている。
本発明の一実施形態によれば、密封エレメントは、Oリングガスケット、又は、リップシールである。
本発明の一実施形態によれば、密封エレメントは、第2ボディー部に設けられた環状溝内に固定されている。
本発明の一実施形態によれば、密封エレメントは、第1ガイドエレメントと環状保持リブとの間に配置されている。
本発明の一実施形態によれば、密封エレメントは、第1ガイドエレメントとストップリングとの間に配置されている。
本打撃装置のいくつかの実施形態を非限定的な例として示す添付の概略図を参照しながら、本発明を説明する。本発明は、以下の説明によってより良く理解されるであろう。
図1〜3に示す、油圧砕岩機とも呼ばれる打撃装置2は、第1ボディー部3.1及び第2ボディー部3.2を有するボディー3を備える。第1ボディー部3.1はピストンボア4を備え、第2ボディー部3.2は工具ボア5を備える。有利には、ピストンボア4及び工具ボア5は同軸に伸長している。
打撃装置2はまた、ピストンボア4内で交互に摺動するように取り付けられた段付き打撃ピストン6と、工具ボア5に摺動可能に取り付けられる取付部8を含むとともに打撃面9を備える工具7と、を含む。打撃装置2の各動作サイクルの間、打撃ピストン6は、工具7の打撃面9を打つように意図されている。なお、ピストンボア4及び工具ボア5は、ボディー3内に直接形成されていてもよいし、或いは、ボディー3に装着する部品として形成されていてもよい。
また、打撃装置2は、第1ガイドエレメント11と、第2ガイドエレメント12とを含む。第1ガイドエレメント11と第2ガイドエレメント12は、第2ボディー部3.2内に取り付けられて、工具7の取付部8を工具ボア5内で摺動可能に案内するように構成されている。図1〜3に示す実施形態によれば、第1及び第2ガイドエレメント11、12は、2つのガイドブッシングによって形成されており、工具ボア5内に同軸に取り付けられている。有利には、第1及び第2ガイドエレメント11、12は、それぞれ、2つの中央ボア13、14と、2つのガイド面15、16と、を含む。中央ボア13、14を通して工具7の取付部8が伸長している。ガイド面15、16は、工具7の取付部8と協働するように構成されている。
有利には、第2ガイドエレメント12は、工具ボア5に着脱可能に取り付けられている。この目的のために、図1〜3に示す実施形態によれば、打撃装置2は、工具ボア5内に第2ガイドエレメント12を保持するように構成された、保持鍵部等の2つの保持エレメント17を含む。各保持エレメント17は、例えば、第2ボディー部3.2に設けられた貫通ボア18と、第2ガイドエレメント12に設けられた保持切欠19と、を通って延びている。各保持エレメント17は、例えば、円形又は楕円形の断面を有している。
打撃装置2はまた、第2ボディー部3.2内に取り付けられて、第1及び第2ガイドエレメント11、12と同軸に伸長するストップリング21を含む。より詳細には、ストップリング21は、第1ガイドエレメント11と第2ガイドエレメント12との間に配置され、また、有利には環状の第1ストップ面22を備えている。
打撃装置2は、第2ストップ面23を更に含む。第2ストップ面23は、有利には環状であり、図1〜3に示す実施形態によれば、第2ガイドエレメント12上に直接設けられている。
図3により詳細に示すように、工具7の取付部8は特に、環状保持リブ24と、環状保持リブ24の両側に配置され、かつ第1及び第2ガイドエレメント11、12とそれぞれ協働するように構成された第1及び第2被ガイド部25、26と、を含む。
環状保持リブ24は有利には、第1支持面24.1と、第2支持面24.2と、を含む。第1支持面24.1は、ストップリング21上に設けられた第1ストップ面22と協働することにより、打撃ピストン6に向かう工具7の変位ストロークを制限するように構成されている。第2支持面24.2は、第1支持面24.1の反対側にあり、また、第2ガイドエレメント12に設けられた第2ストップ面23と協働することにより、打撃ピストン6の反対側での工具7の変位ストロークを制限し、かつ第2ボディー部3.2内に工具7の取付部8を保持するように構成されている。
有利には、第1及び第2支持面24.1、24.2の各々は、環状である。また、第1及び第2ストップ面22、23の各々は、環状である。
図1〜3に示す実施形態によれば、第1支持面24.1は、打撃ピストン6に向かって収束している。第2支持面24.2は、打撃ピストン6とは反対方向に収束している。環状保持リブ24は、第1及び第2支持面24.1、24.2を繋ぐ円筒中間面24.3を更に含む。
有利には、工具7の取付部8と、第1及び第2ガイドエレメント11、12のうちの少なくとも1つとは、第2ボディー部3.2に対して取付部8が回転しないように構成されている。図1〜3に示す実施形態によれば、第1被ガイド部25は、2つの正対した平坦面27を含み、第1ガイドエレメント11の中央ボア13は、第1被ガイド部25の断面と略相補的な断面を有する。
図5は、実施形態2に係る打撃装置2を示す。この打撃装置2は、図1〜3に示す打撃装置2とは以下の点で実質的に異なる。すなわち、第2ボディー部3.2の端面29に、例えばネジ留めによって着脱可能に固定されることにより、第2ガイドエレメント12を工具ボア5内に保持するよう保持エレメント28を含む点が異なる。保持エレメント28は、有利には、工具7の通路を意図した通路ボア31を含む。本発明のこの実施形態によれば、保持エレメント28はストップ面32を含み、この面に対して第2ガイドエレメント12が支えられている。
図6は、実施形態3に係る打撃装置2を示す。この打撃装置2は、ストップリング21と第1ガイドエレメント11との間に配置された中間ガイドエレメント33を含む点で、図5に示す打撃装置2とは実質的に異なる。
図7は、実施形態4に係る打撃装置2を示す。この打撃装置2は、図1〜3に示す打撃装置2とは以下の点で実質的に異なる。すなわち、打撃ピストン6と工具7の第1被ガイド部25とによって少なくとも部分的に区切られた打撃チャンバー35を密封するように構成された、Oリングガスケット又はリップシール等の密封エレメント34を含む点が異なる。打撃チャンバー35は、加圧されるように構成されている。例えば、密封エレメント34は、第1ガイドエレメント11とストップリング21との間において、第2ボディー部3.2に設けられた環状溝内に固定されるとともに、工具7の取付部8(例えば、第1被ガイド部25と環状保持リブ24との間の取付部8)と協働するように構成されている。この密封エレメント34の存在によって、工具7の取付部8に、特に工具8の打撃面9に、打撃ピストン6の軸方向における反対側に向けられた推進力Fを発生させることが可能となり、したがって工具8を、その理論的衝撃位置から離隔させることができる。よって、もしオペレータが、工具8に与えられる推進力Fを打ち消すために、打撃装置2が固定される運搬機を用いて工具8に最小限の推力を与えなければ、打撃ピストン6は工具8を打つことはできない。これにより、本発明に係る打撃装置2は、工具8の空打ちを制限することができる。
図示しない変形例によれば、第1ストップ面22は、第2ボディー部3.2に直接設けられていてもよく、又は、第1ガイドエレメント11に設けられていてもよい。また、第2ストップ面23は、第2ガイドエレメント12とは別個のストップ部材に設けられるとともに工具ボア5内に取り付けられていてもよい。
本発明は、例として上述した打撃装置の実施形態のみに限定されるものではなく、むしろその全ての変形例を含むものであることは言うまでもない。
2 打撃装置
3 ボディー
3.1 第1ボディー部
3.2 第2ボディー部
6 打撃ピストン
7 工具
8 取付部
9 打撃面
11 第1ガイドエレメント
12 第2ガイドエレメント
17 保持エレメント
21 ストップリング
22 第1ストップ面
23 第2ストップ面
24 環状保持リブ
24.1 第1支持面
24.2 第2保持面
28 保持エレメント
34 密封エレメント
35 打撃チャンバー
3 ボディー
3.1 第1ボディー部
3.2 第2ボディー部
6 打撃ピストン
7 工具
8 取付部
9 打撃面
11 第1ガイドエレメント
12 第2ガイドエレメント
17 保持エレメント
21 ストップリング
22 第1ストップ面
23 第2ストップ面
24 環状保持リブ
24.1 第1支持面
24.2 第2保持面
28 保持エレメント
34 密封エレメント
35 打撃チャンバー
Claims (11)
- 打撃装置(2)であって、
第1ボディー部(3.1)及び第2ボディー部(3.2)を有するボディー(3)と、
前記第2ボディー部(3.2)内に摺動可能に取り付けられるとともに打撃面(9)を有する取付部(8)を含む工具(7)と、
前記第1ボディー部(3.1)内に交互に変位するように取り付けられ、かつ前記取付部(8)における前記打撃面(9)を打つように構成された打撃ピストン(6)と、を少なくとも備え、
前記工具(7)の前記取付部(8)は、環状保持リブ(24)を含み、
前記環状保持リブ(24)は、第1支持面(24.1)と第2支持面(24.2)とを含み、
前記第1支持面(24.1)は、前記第2ボディー部(3.2)内に設けられた第1ストップ面(22)と協働することにより、前記打撃ピストン(6)に向かう前記工具(7)の変位ストロークを制限するように構成され、
前記第2支持面(24.2)は、前記第1支持面(24.1)の反対側にあり、また、前記第2ボディー部(3.2)内に設けられた第2ストップ面(23)と協働することにより、前記打撃ピストン(6)の反対側での前記工具(7)の変位ストロークを制限し、かつ前記第2ボディー部(3.2)内に前記工具(7)の前記取付部(8)を保持するように構成され、
前記打撃装置(2)は、
前記第2ボディー部(3.2)内に取り付けられて前記工具(7)の前記取付部(8)を摺動可能に案内するように構成された第1ガイドエレメント(11)及び第2ガイドエレメント(12)と、
前記第2ボディー部(3.2)内に取り付けられて前記第1ガイドエレメント(11)と第2ガイドエレメント(12)との間に配置されたストップリング(21)とを更に含み、
前記第1及び第2ガイドエレメント(11、12)は、前記環状保持リブ(24)の両側に配置され、
前記第1ストップ面(22)は、前記ストップリング(21)上に設けられ、
前記第2ストップ面(23)は、前記第2ガイドエレメント(12)上に設けられている
ことを特徴とする打撃装置(2)。 - 請求項1に記載の打撃装置(2)において、
前記第1及び第2支持面(24.1、24.2)のうちの少なくとも1つは環状である
ことを特徴とする打撃装置(2)。 - 請求項1又は2に記載の打撃装置(2)において、
前記第1及び第2ストップ面(22、23)のうちの少なくとも1つは環状である
ことを特徴とする打撃装置(2)。 - 請求項1〜3のいずれか1つに記載の打撃装置(2)において、
前記第2ボディー部(3.2)内に前記第2ガイドエレメント(12)を保持するように構成された少なくとも1つの保持エレメント(17、28)を更に含む
ことを特徴とする打撃装置(2)。 - 請求項1〜4のいずれか1つに記載の打撃装置(2)において、
前記工具(7)の前記取付部(8)と、前記第1及び第2ガイドエレメント(11、12)のうちの少なくとも1つとは、前記第2ボディー部(3.2)に対して前記取付部(8)が回転しないように構成されている
ことを特徴とする打撃装置(2)。 - 請求項1〜5のいずれか1つに記載の打撃装置(2)において、
前記打撃ピストン(6)と前記工具(7)の前記取付部(8)とによって少なくとも部分的に区切られ、かつ加圧されるように構成された打撃チャンバー(35)と、
前記打撃チャンバー(35)を密封するように構成された密封エレメント(34)と、を更に備える
ことを特徴とする打撃装置(2)。 - 請求項6に記載の打撃装置(2)において、
前記密封エレメント(34)は、前記第2ボディー部(3.2)と前記工具の前記取付部(8)との間に配置されている
ことを特徴とする打撃装置(2)。 - 請求項6又は7に記載の打撃装置(2)において、
前記密封エレメント(34)は、前記第2ボディー部(3.2)に固定され、かつ前記工具(7)の前記取付部(8)と協働するように構成されている
ことを特徴とする打撃装置(2)。 - 請求項6〜8のいずれか1つに記載の打撃装置(2)において、
前記密封エレメント(34)は、前記第1ガイドエレメント(11)と前記環状保持リブ(24)との間に配置されている
ことを特徴とする打撃装置(2)。 - 請求項6〜9のいずれか1つに記載の打撃装置(2)において、
前記打撃チャンバー(35)及び前記密封エレメント(34)は、前記工具(7)の理論的打撃位置から前記工具(7)を離隔させるように構成されている
ことを特徴とする打撃装置(2)。 - 請求項1〜10のいずれか1つに記載の打撃装置(2)において、
前記第2ガイドエレメント(12)は、前記第2ボディー部(3.2)に着脱可能に取り付けられている
ことを特徴とする打撃装置(2)。
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