JP2019535158A - モビリティのもとでのranアシストレート適応 - Google Patents

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Abstract

無線状態の変化が発生したとき、基地局はレート推奨を第1のユーザ機器(UE)装置に送信する。レート推奨は、第1のUE装置と第2のUE装置との間のボイスオーバーロングタームエボリューション(VoLTE)通話に使用するためのものである。場合によっては、第1のUE装置及び第2のUE装置は、基地局によって推奨されたレートに基づいて、VoLTE通話に使用するレートのネゴシエーションを行う。第1のUE装置及び第2のUE装置は、VoLTE通話に対するレートを実施し、基地局にフィードバックを提供する。

Description

優先権の主張
本出願は、本出願の譲受人へ譲渡され、全体が参照により本明細書により明示的に援用されている、2016年9月30日に出願された、発明の名称が「モビリティのもとでのRAN支援コーデックレートの適応」である仮出願第62/402,594号の優先権を主張する。
本発明は、全般的には無線通信に関し、具体的には無線アクセスネットワークにおけるレート適応に関する。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)は、EVS(拡張音声サービス)という名称の新しい音声コーデックを仕様化した。コーデックは、(1)送信及び/又は記憶のためにデータを符号化し、(2)再生、記憶、及び/又は編集のために受信データを復号化する装置又はプログラムである。EVSは、幅広いレートで高い音声品質を提供する。これにより、低いEVSコーデックレートでも十分な品質を維持でき、カバレッジ環境が悪く、過負荷のシナリオで使用することができる。ただし、可能な限り常にオーディオ品質を向上させるために、より高いコーデックレートを使用することが依然として所望されている。EVSは、より広いレート範囲及びフルオーディオ帯域幅を備えた柔軟性を有しており、記憶された音楽など、他のオーディオ入力に匹敵する音声品質を提供しながら、遅延、ジッタ、及びパケット損失に対する高いロバスト性をもたらす。
無線条件もまた、コーデックモード及びコーデックレートに影響を与える場合がある。たとえば、不十分な無線条件下では、より低いコーデックレートを使用して、パケット損失を減らすことができる一方、良好な無線条件では、より高いコーデックレートを使用して、より良いユーザエクスペリエンスを確保することができる。したがって、音声コーデック、ネットワーク容量、無線条件、及びユーザエクスペリエンスを考慮した、柔軟で効率的なコーデック変更メカニズムが必要とされている。
無線状態の変化が発生したときに、基地局は、第1のユーザ機器(UE)装置にレート推奨(rate recommendation)を送信する。レート推奨は、第1のUE装置と第2のUE装置との間のボイスオーバーロングタームエボリューション(VoLTE)通話に使用されるためのものである。場合によっては、第1のUE装置及び第2のUE装置は、基地局によって推奨されたレートに基づいて、VoLTE通話に使用されるレートをネゴシエートする。第1および第2のUE装置は、VoLTE通話のレートを実施し、基地局にフィードバックを提供する。
図1は、第1のユーザ機器(UE)装置が第2のUE装置とのボイスオーバーロングタームエボリューション(VoLTE)通話に使用するためのレート推奨(rate recommendation)を受信する一例に関する通信システムのブロック図である。
図2Aは、図1に示す基地局の一例のブロック図である。
図2Bは、図1に示すUE装置の一例のブロック図である。
図3は、無線状態の変化が発生したときにレート適応プロセスが開始される一例のメッセージ送受信図である。
図4は、ソース基地局が第1のUE装置をターゲット基地局にハンドオーバしている一例を示すメッセージ送受信図である。
図5は、無線状態の変化が発生したときにレート適応プロセスが開始される方法の一例のフローチャートである。
図6は、ソース基地局が第1のUE装置をターゲット基地局にハンドオーバしている方法の一例のフローチャートである。
ボイスオーバーLTE(VoLTE)は、3GPPロングタームエボリューション(LTE)通信仕様が音声サービスを提供するための重要な機構であり、世界中の通信事業者によって展開及び開始されており、そのため、通信事業者にとってVoLTE機能は極めて重要になっている。VoLTEサービスのユーザエクスペリエンスに影響を与え得る重要な要因のうちの1つは、音声コーデックの設定である。例えば、適応型マルチレート(AMR)音声符号化レートが高いほど、鮮明度が高い音声通話、それ故に、より良好なユーザエクスペリエンスを提供することができる。2.より高いAMR音声符号化レートが使用される場合、コーデックレートが高いほど多くの無線リソース割り当てが必要となる。これは、利用可能なネットワーク容量がより少ないことを意味する。
無線アクセスネットワーク(RAN)の基地局(例えば、eNB)は、音声コーデックレート適応をトリガするための最良の位置にある。したがって、eNB支援(又はRAN支援)コーデックレート適応ソリューションを検討する必要がある。eNB支援コーデックレート適応をサポートするために、考慮すべき主な問題のうちの1つは、eNBが、サポートされたコーデックのタイプごとに特定のコーデックレートに関する情報を有する必要があるかどうかである。eNBがコーデックレートについての特定の情報を有すると仮定するならば、eNBがまた、コーデックタイプ、フレームアグリゲーション、冗長レベル及び冗長オフセットを知る必要があるかどうかを更に考慮するべきである。これは、eNBは本質的にユーザ機器(UE)装置の代わりにコーデックレート適応のためのエンドポイントとして作用することができると考えられることを意味する。
しかしながら、eNBがコーデックレート情報のみを有する場合、UEのアプリケーション層への入力の1つとして、UEがeNBの推奨コーデックレートにどれだけの重みを与えるべきか不明である。なお、従来、eNBはアプリケーション層のシグナリングを一切処理しないことに留意されたい。むしろ、eNBは、LTEシステムのアクセス層(AS)部分のみを処理する。eNB内にアプリケーション層のシグナリングを追加すると、ネットワークアーキテクチャを構築する方法についての既存のパラダイムが劇的に変化すると考えられる。
更に、UE装置がカバレッジ内で、また、カバレッジ外へ移動するとき、UE装置に対する推奨レートについての、eNBによる選択は、UE装置の無線状態、及びUE装置がターゲットeNBにハンドオーバされる際には、その推奨レートがUE装置に適用可能であるかどうかに左右されるべきである。
図1は、第1のユーザ機器(UE)装置が第2のUE装置とのボイスオーバーロングタームエボリューション(VoLTE)通話に使用するためのレート推奨を受信する一例に関する通信システムのブロック図である。通信システム100は、無線アクセスネットワーク(図示せず)の一部であって、その無線アクセスネットワークの一部である様々な基地局の、それぞれのサービスエリア内に位置するUE装置に、様々な無線サービスを提供する。基地局102は、下りリンク信号104によってUE装置106に無線サービスを提供する。
明確さと簡潔さのために、通信システム100は2つの基地局102、103のみを有するように示されている。当初、第1の基地局102は、UE装置106に無線サービスを提供し、第2の基地局103は、UE装置108に無線サービスを提供している。しかしながら、他の例では、通信システム100は、任意の好適な数の基地局を有していてもよい。場合によってeNodeB又はeNBとも呼ばれる、基地局102、103は、下りリンク信号104、109をUE装置106、108にそれぞれ送信することによって、無線ユーザ機器(UE)装置106、108と通信する。基地局102、103は、UE装置106、108から送信された上りリンク信号116、111をそれぞれ受信する。UE装置106、108は、例えば、携帯電話、トランシーバモデム、携帯情報端末(PDA)、及びタブレットなどの任意の無線通信装置である。
基地局102、103は、既知の技術に従ってバックホール(図示せず)を介してネットワークに接続されている。図2Aに示すように、基地局102は、制御部204、送信部206、及び受信部208、並びに他の電子装置、ハードウェア、及びコードを含む。図2Aは、第1の基地局102の回路及び構成を具体的に示しているが、同じ基地局回路及び構成が第2の基地局103に対して利用されている。基地局102は、本明細書で説明する機能を実行する任意の固定式、移動式、又は携帯型の機器である。基地局102を参照して説明される各ブロックの多様な機能及び動作は、任意の数の装置、回路、又は要素において実装されてもよい。機能ブロックのうちの2つ以上が単一の装置に統合されてもよいし、任意の単一の装置において実行されるように説明される機能が、複数の装置にわたって実装されてもよい。
図2Aに示す例では、基地局102は、固定された装置、又はシステム展開時に特定の位置に設置される装置であってもよい。このような機器の例には、固定基地局又は固定送受信局が挙げられる。状況によっては、基地局102は、特定の位置に一時的に設置される移動機器であってもよい。このような機器の例には、発電機、太陽光パネル、及び/又はバッテリなどの発電装置を含むことができる移動送受信局が挙げられる。大重量型のこのような装置は、トレーラーによって輸送することができる。更に他の状況では、基地局102は、任意の特定の位置に固定されない携帯型装置であってもよい。したがって、基地局102は、状況によっては、UE装置などの携帯型ユーザ装置であってもよい。
制御部204は、本明細書で説明される機能を実行し、かつ基地局102の機能全体を促進する、ハードウェア、ソフトウェア、及び/又はファームウェアの任意の組み合わせを含む。適切な制御部204の一例は、メモリに接続されたマイクロプロセッサ又はプロセッサ装置上で動作するコードが挙げられる。送信部206は、無線信号を送信するように構成された電子装置を含む。状況によっては、送信部206は、複数の送信部を含むことができる。受信部208は、無線信号を受信するように構成された電子装置を含む。状況によっては、受信部208は、複数の受信部を含むことができる。受信部208及び送信部206は、それぞれ、アンテナ210を介して信号を受信及び送信する。アンテナ210は、別個の送信アンテナ及び受信アンテナを含むことができる。状況によっては、アンテナ210は、複数の送信アンテナ及び受信アンテナを含むことができる。
図2Aの例の送信部206及び受信部208は、変調及び復調を含む高周波(RF)処理を実行する。したがって、受信部208は、低雑音増幅器(LNA)及びフィルタなどの構成要素を含むことができる。送信部206は、フィルタ及び増幅器を含むことができる。他の構成要素には、アイソレータ、整合回路、及びその他のRF構成要素が含まれてもよい。これらの構成要素は、他の構成要素と組み合わされて、又は協働して、基地局の機能を実行する。必要な構成要素は、基地局によって必要とされる特定の機能に依存し得る。
送信部206は変調器(図示せず)を含み、受信部208は復調器(図示せず)を含む。変調器は、下りリンク信号104の一部として送信される信号を変調し、複数の変調次数のうちの任意の1つを適用することができる。復調器は、複数の変調次数のうちの1つに従って基地局102で受信された、上りリンク信号116を含む任意の信号を復調する。
図1に戻って、通信システム100は、基地局102、103を介してそれぞれUE装置106、108に様々な無線サービスを提供する。本明細書では例として、通信システム100は、第3世代パートナーシップ・プロジェクト・ロングターム・エボリューション(3GPP LTE)の通信仕様の少なくとも1つの改定版に従って動作する。第1のUE装置106は、図2Bに示されるように、アンテナ212及び受信部214を介して下りリンク信号104を受信する。図2Bは、第1のUE装置106の回路及び構成を具体的に示しているが、同じUE装置の回路及び構成が、第2のUE装置108に利用される。第1のUE装置106は、アンテナ212及び受信部214の他に、制御部216及び送信部218、並びに他の電子装置、ハードウェア、及びコードを更に備える。第1のUE装置106は、本明細書で説明される機能を実行する任意の固定式、移動式、又は携帯型の機器である。第1のUE装置106を参照して説明されるブロックの種々の機能及び動作は、任意の数の装置、回路、又は素子において実装されてもよい。機能ブロックのうちの2つ以上は単一の装置に統合されてもよく、任意の単一の装置において実行されるように説明される機能は、複数の装置にわたって実施されてもよい。
制御部216は、本明細書で説明される機能を実行し、かつUE装置の機能全体を促進する、ハードウェア、ソフトウェア、及び/又はファームウェアの任意の組み合わせを含む。適切な制御部216の一例は、メモリに接続されたマイクロプロセッサ又はプロセッサ装置上で動作するコードを含む。送信部218は、無線信号を送信するように構成された電子装置を含む。状況によっては、送信部218は、複数の送信部を含むことができる。受信部214は、無線信号を受信するように構成された電子装置を含む。状況によっては、受信部214は、複数の受信部を含むことができる。受信部214及び送信部218は、それぞれ、アンテナ212を介して信号を受信及び送信する。アンテナ212は、別個の送信アンテナ及び受信アンテナを含むことができる。状況によっては、アンテナ212は、複数の送信アンテナ及び受信アンテナを含むことができる。
図2Bの例の送信部218及び受信部214は、変調及び復調を含む高周波(RF)処理を実行する。したがって、受信部214は、低雑音増幅器(LNA)及びフィルタなどの構成要素を含むことができる。送信部218は、フィルタ及び増幅器を含むことができる。他の構成要素には、アイソレータ、整合回路、及びその他のRF構成要素が含まれてもよい。これらの構成要素は、他の構成要素と組み合わされて、又は協働して、UE装置機能を実行する。必要な構成要素は、UE装置によって必要とされる特定の機能に依存し得る。
送信部218は変調器(図示せず)を含み、受信部214は復調器(図示せず)を含む。変調器は、図1に示す上りリンク信号116の一部として送信される信号を変調するために複数の変調次数のうちの任意の1つを適用することができる。復調器は、複数の変調次数のうちの1つに従って下りリンク信号104を復調する。
本明細書で説明される例の目的のために、基地局102、103はコーデックレート情報を知らないと仮定される。したがって、基地局102は、どのビットレートがアプリケーション層のUE装置106、108にとって利用可能なコーデックレートと適合するかを知らない。したがって、基地局102は、どのビットレートがUE装置106に推奨するのに適切であるかについて知らされる必要がある。UE装置106は、基地局102からの許可なしにどのビットレートを使用するかを自律的に決定することができないことから、レート適応の目的のために、これは重要な詳細である。
動作中、レート適応プロセスは、1つ以上の無線状態の変化に起因して開始される。例えば、レート適応プロセスをトリガする無線状態の変化は、第1のUE装置106の無線状態の変化、第2のUE装置108の無線状態の変化、第1の基地局102の無線状態の変化、第2の基地局103の無線状態の変化、又はそれらのいずれかの組み合わせであり得る。無線状態の変化が第1のUE装置106の無線状態の変化である例においては、UE装置106に推奨するレートを決定するために、基地局102は、UE装置106の無線状態を知る必要がある。
どのレートをUE装置106に推奨するかを、基地局102が決定できるように、UE装置106に、その無線状態を基地局102に対して報告させ得るトリガイベントが発生したことを判定するためには、いくつかの異なる選択肢がある。第1の選択肢では、UE装置106による無線状態の報告のために既存の機構を利用する。この選択肢では、基地局102は、UE装置106の無線状態を、基地局102に定期的に報告するようにUE装置106を設定する。しかしながら、定期的な報告は無線アクセスネットワーク(RAN)のリソース効率を低下させるであろう。
第2の選択肢では、コーデックレート適応のための新しいイベントトリガを定義する。例えば、1つ以上の異なるイベントトリガが、異なる利用可能なコーデックレートのそれぞれに対して設定され得る。言い換えれば、トリガイベントは、コーデックレートの変更が推奨され得ることを示し得るイベント/条件に対応し得る。したがって、トリガイベントが発生すると、UE装置106は、レート適応プロセスを開始するために、その無線状態を基地局102に報告する。しかしながら、コーデックレート適応を実施するためだけであれば、そのような広範なイベントトリガ機構が必要になるとは限らない。
第3の選択肢では、基地局102は無線状態のリストに対応するビットレートのリストをブロードキャストする。例えば、ブロードキャストは、どのコーデックレート(又はビットレート)がどの無線状態に対応付けられているかに基づくマッピング関係を含み得る。したがって、UE装置106は、基地局102によって予めブロードキャスト済のレートと無線状態のマッピングに従って、UE装置106の無線状態が十分に変化して、異なるビットレートに対応するようになったときに、UE装置106の無線状態を基地局102に報告し得る。しかしながら、第1のUE装置106と第2のUE装置108との間のVoLTE通話に、どのレートを使用するかを選択するときには、第2のUE装置108の無線状態を考慮する必要があることから、第1のUE装置106により要求される最終的なレートは、第1のUE装置106、及び第2のUE装置108のそれぞれの無線状態のうち悪い方に対応するレートに基づくことになる。更に、基地局102は、UE装置ごとの推奨レートを設定することができない。したがって、マッピングに対する変更は、システム情報の境界で更新する必要がある。
第4の選択肢では、UE装置106の無線状態が所定の閾値だけ変化したときに、UE装置106が、レートを上げること、又は、レートを下げること、を要求する。例えば、基地局102は、いつUE装置106がその無線状態を基地局102に報告すべきかを示す所定の閾値を構成する。基地局102は、専用のシグナリング又はシステム情報の送信を介して、所定の閾値をUE装置106に伝達する。
無線状態が参照レベルに対して所定の閾値だけ変化した場合、UE装置106はその無線状態を基地局102に報告する。いくつかの例では、無線状態は、UE装置106によって測定された参照信号受信電力(RSRP)レベルであり、参照RSRPレベルは、(1)UE装置106が最後に推奨ビットレートを受信したとき、又は(2)UE装置106が最後にその無線状態を基地局102に報告したとき、のいずれかに測定されたRSRPレベルである。したがって、UE装置106は、参照RSRPレベルを格納しておき、測定されたRSRPレベルを、その時点で格納されている参照RSRPレベルと比較するように構成されている必要があり得る。
第4の選択肢の他の例では、UE装置106は、UE装置106の無線状態を基地局102に報告する前に、(例えば、アプリケーション層シグナリングを介した)第2のUE装置108とのレートネゴシエーションを実行する選択肢を有する。第2のUE装置108の無線状態が劣化している場合、第1のUE装置106は、第1のUE装置106の無線状態を基地局102に報告しなくてもよい。
第5の選択肢では、目標ブロック誤り率(BLER)が、目標BLERレベルを閾値量だけ上回るか、又は下回ったとき、UE装置106は、その無線状態を基地局102に報告する。この例では、UE装置106は、拡張音声サービス(EVS)のコーデックレートのそれぞれについて目標BLERを使用する。BLERが、目標BLERレベルを閾値量だけ上回るか、又は下回った場合、UE装置106は、測定されたBLERを、UE装置106の無線状態と共に基地局102に報告する。いくつかの例では、BLERが、目標BLERレベルを閾値量だけ下回った場合において、第2のUE装置108が、基地局102からの、高いレートの要求に対して好ましくない無線状態を有する場合には、UE装置106は、測定されたBLER及びUE装置106の無線状態を基地局102に報告しないという選択肢を有する。
UE装置106に、その無線状態を基地局102に対して報告させ得るトリガイベントが発生したことを判定するために、どの選択肢が用いられるにせよ、UE装置106は、その無線状態を、送信部218及びアンテナ212を使用して基地局102に送信する。図3では、無線状態の報告は信号302で示されている。基地局102は、アンテナ210及び受信部208を介して無線状態の報告を受信する。UE装置106から無線状態の報告を受信した後、基地局102は、送信部206及びアンテナ210を介して、好ましいレートの要求をUE装置106に送信する。UE装置106は、アンテナ212及び受信部214を使用して好ましいレートの要求を受信する。図3では、好ましいレートの要求は信号304として示されている。
好ましいレートの要求に応答して、第1のUE装置106は、第1のUE装置106と第2のUE装置108との間のVoLTE通話に使用されるレートを決定するために、第2のUE装置108とネゴシエーションを行う選択肢を有する。第1のUE装置106及び第2のUE装置108は、それぞれの送信部218、制御部216、及びアンテナ212を使用して、アプリケーション層を介して、レートのネゴシエーションを行う。このレートネゴシエーションは、図1の通信リンク112を介して行われ、また、このレートネゴシエーションは、図3ではアプリケーション層シグナリング306として示されている。他の例では、第1のUE装置106は、第2のUE装置108がどのレートをVoLTE通話に使用できるかをすでに知っていてもよく、したがって、ネゴシエーションは必要とされない。更に他の例では、第1のUE装置106は、第2のUE装置108と事前にレートのネゴシエーションを行うことなく、単に好ましいレートを基地局102に提示することを選択してもよい。
第1のUE装置106、及び第2のUE装置108がVoLTE通話に使用されるレートのネゴシエーションを行うかどうかにかかわらず、第1のUE装置106は、送信部218及びアンテナ212を使用して、好ましいレートを基地局102に送信する。図3では、好ましいレートは信号308として示されている。基地局102は、アンテナ210及び受信部208を介して好ましいレートを受信する。
UE装置106から好ましいレートを受信した後、基地局102は、制御部204を利用して、UE装置106に推奨するレートを決定する。推奨レートでは、とりわけ、第1のUE装置106により報告された無線状態、第1のUE装置106によって送信された好ましいレート、及び基地局102によって測定されたネットワーク輻輳の現在のレベルが考慮される。もちろん、推奨レートを選択する際に、基地局102によって、任意の他の好適な基準が使用されてもよい。場合によっては、推奨レートは、基地局102によってサポートされているビットレートである。いくつかの例では、レート推奨は、より高いレートに対する推奨である。他の例では、レート推奨はより低いレートへの推奨である。どのレートをUE装置106に推奨するかを決定した後、基地局102は、送信部206及びアンテナ210を介して、推奨レートをUE装置106に送信する。図3では、推奨レートは信号310として示されている。
UE装置106は、アンテナ212及び受信部214を使用して推奨レートを受信する。レート推奨を受信すると、第1のUE装置106の制御部216は、(1)推奨レートを実施する(implement)(例えば、受け入れる)かどうか、(2)推奨レートを拒絶するかどうか、(3)推奨レートとは異なるレートを要求するかどうか、(4)第2のUE装置108とレートのネゴシエーションを行うかどうか、又は(5)前述の選択肢のうちの2つ以上の任意の組み合わせを実行するかどうかを決定する。UE装置106が、第1のUE装置106と第2のUE装置108との間のVoLTE通話に使用されるレートを決定するために、第2のUE装置108とのレートネゴシエーションを開始することを選択した場合について、図3では、このレートネゴシエーションを、アプリケーション層シグナリング312として示している。他の例では、第1のUE装置106は、第2のUE装置108がどのレートをVoLTE通話に使用できるかをすでに知っていてもよく、したがって、このレートネゴシエーションは必要とされない。
第1のUE装置106と第2のUE装置108との間のレートネゴシエーションが終了するか、又はスキップされた後、第1のUE装置106、及び第2のUE装置108は、VoLTE通話のレートを実施する。レートを実施した後、第1のUE装置106は、送信部218及びアンテナ212を使用して、第1のUE装置106と第2のUE装置108との間のVoLTE通話に対してどのレートが実施されたかを示す、フィードバック信号を基地局102に送信する。基地局102は、アンテナ210及び受信部208を介してフィードバック信号を受信する。図3では、フィードバック信号は信号314として示されている。
図3は、無線状態の変化が発生したときにレート適応プロセスが開始される一例のメッセージ送受信図である。この例では、第1のUE装置106は、その無線状態を、信号302を介し、基地局102への上りリンク信号116として基地局102に送信する。基地局102は、信号304を介して好ましいレートの要求をUE装置106に送信する。
第1のUE装置106は、第1のUE装置106と第2のUE装置108との間でVoLTE通話に使用されるレートのネゴシエーションを行う選択肢を有する。第1のUE装置106がこのネゴシエーションを開始することを選択した場合、ネゴシエーションは、信号306によって示されている、第1のUE装置106と第2のUE装置108との間のアプリケーション層シグナリングを介して行われる。レートネゴシエーションを実行した後、又はスキップした後、第1のUE装置106は、好ましいレートを基地局102に送信する。図3では、好ましいレートは信号308として示されている。UE装置106から好ましいレートを受信した後、基地局102は、UE装置106に推奨するレートを決定する。基地局102は、信号310を介して、推奨レートをUE装置106に送信する。
第1のUE装置106は、レート推奨を受信すると、第2のUE装置108とレートのネゴシエーションを行うかどうかを決定する。UE装置106が、第1のUE装置106と第2のUE装置108との間のVoLTE通話に使用されるレートを決定するために、第2のUE装置108とのレートネゴシエーションを開始することを選択した場合について、図3では、このレートネゴシエーションを、アプリケーション層シグナリング312として示している。他の例では、第1のUE装置106は、第2のUE装置108がどのレートをVoLTE通話に使用できるかをすでに知っていてもよく、したがって、このレートネゴシエーションは必要とされない。
第1のUE装置106と第2のUE装置108との間のレートネゴシエーションが終了するか、又はスキップされた後、第1のUE装置106、及び第2のUE装置108は、VoLTE通話のレートを実施する。レートを実施した後、第1のUE装置106は、第1のUE装置106と第2のUE装置108との間のVoLTE通話に対してどのレートが実施されたかを示す、フィードバック信号を基地局102に送信する。図3では、フィードバック信号は信号314として示されている。
どのレートをUE装置106に推奨するかを、基地局102が決定できるように、UE装置106に、その無線状態を基地局102に対して報告させ得るトリガイベントが発生したことを判定するために、いくつかの異なる選択肢が上述されている。他の例では、UE装置106にその無線状態を報告させるトリガとなる無線状態の変化は、第1のUE装置106の無線状態が所定のハンドオーバ閾値を超えたときに発生する。これらの例では、無線状態の報告を受信すると、基地局102は、以下に説明されるように、レート適応プロセス及びハンドオーバ手順を開始する。
例えば、UE装置106の無線状態が所定のハンドオーバ閾値を超えたとき、UE装置106は、その無線状態を、送信部218及びアンテナ212を使用してソース基地局102に送信する。図4では、無線状態の報告は信号402で示されている。ソース基地局102は、アンテナ210及び受信部208を介して無線状態の報告を受信する。
UE装置106から無線状態の報告を受信した後、ソース基地局102は、制御部204を利用して、UE装置106に推奨するレートを決定する。推奨レートでは、とりわけ、第1のUE装置106により報告された無線状態、及び基地局102によって測定されたネットワーク輻輳の現在のレベルが考慮される。もちろん、推奨レートを選択する際に、基地局102によって、任意の他の好適な基準が使用されてもよい。場合によっては、推奨レートは、基地局102によってサポートされているビットレートである。いくつかの例では、レート推奨は、より高いレートに対する推奨である。他の例では、レート推奨はより低いレートへの推奨である。どのレートをUE装置106に推奨するかを決定した後、ソース基地局102は、送信部206及びアンテナ210を介して、推奨レートをUE装置106に送信する。UE装置106は、アンテナ212及び受信部214を使用して推奨レートを受信する。図4では、推奨レートは信号404として示されている。
ソース基地局102は、送信部206及びアンテナ210を介して、ハンドオーバコマンドをUE装置106に送信し、これにより、UE装置106にターゲット基地局103へのハンドオーバを指示する。図4では、ハンドオーバコマンドは信号406として示されている。また、ソース基地局102は、送信部206及びアンテナ210を介して、推奨レートを、UEコンテキストの一部として、ターゲット基地局103に転送する。これは、図4では信号408として示されている。
推奨レート及びハンドオーバコマンドを受信した後、第1のUE装置106は、第1のUE装置106と第2のUE装置108との間のVoLTE通話に使用されるレートを決定するために、第2のUE装置108とネゴシエーションを行う選択肢を有する。第1のUE装置106及び第2のUE装置108は、それぞれの送信部218、制御部216、及びアンテナ212を使用して、アプリケーション層を介して、レートのネゴシエーションを行う。このレートネゴシエーションは、図4ではアプリケーション層シグナリング410として示されている。他の例では、第1のUE装置106は、第2のUE装置108がどのレートをVoLTE通話に使用できるかをすでに知っていてもよく、したがって、ネゴシエーションは必要とされない。
第1のUE装置106と第2のUE装置108との間のレートネゴシエーションが終了するか、又はスキップされた後、第1のUE装置106、及び第2のUE装置108は、VoLTE通話のレートを実施する。レートを実施した後、第1のUE装置106は、第1のUE装置106と第2のUE装置108との間のVoLTE通話に対してどのレートが実施されたかを示す、フィードバック信号をターゲット基地局103に送信する。図4では、フィードバック信号は信号412として示されている。
図4は、ソース基地局102が第1のUE装置106をターゲット基地局103にハンドオーバしている一例を示すメッセージ送受信図である。この例では、第1のUE装置106は、その無線状態を、信号402を介し、ソース基地局102への上りリンク信号116としてソース基地局102に送信する。ソース基地局102は、信号404を介して推奨レートをUE装置106に送信する。
また、ソース基地局102は、ハンドオーバコマンドをUE装置106に送信し、これにより、UE装置106にターゲット基地局103へのハンドオーバを指示する。図4では、ハンドオーバコマンドは信号406として示されている。また、ソース基地局102は、推奨レートを、UEコンテキストの一部として、ターゲット基地局103に転送する。これは、図4では信号408として示されている。
第1のUE装置106は、第1のUE装置106と第2のUE装置108との間でVoLTE通話に使用されるレートのネゴシエーションを行う選択肢を有する。第1のUE装置106がこのネゴシエーションを開始することを選択した場合、ネゴシエーションは、信号410によって示されている、第1のUE装置106と第2のUE装置108との間のアプリケーション層シグナリングを介して行われる。レートネゴシエーションを実行した後、又はスキップした後、第1のUE装置106、及び第2のUE装置108は、VoLTE通話のレートを実施する。レートを実施した後、第1のUE装置106は、第1のUE装置106と第2のUE装置108との間のVoLTE通話に対してどのレートが実施されたかを示す、フィードバック信号をターゲット基地局103に送信する。図4では、フィードバック信号は信号412として示されている。
図5は、無線状態の変化が発生したときにレート適応プロセスが開始される方法の一例のフローチャートである。方法500は、トリガイベントが発生したときに、UE装置106がその無線状態を基地局102に報告する、ステップ502で始まる。ステップ504において、基地局102は、好ましいビットレートの要求をUE装置106に送信する。好ましいビットレートの要求を受信したとき、第1のUE装置106は、ステップ506において、第1のUE装置106と第2のUE装置108との間のVoLTE通話に使用されるレートのネゴシエーションを、第2のUE装置108と行う選択肢を有する。ステップ506におけるレートネゴシエーションが終了した後、又はスキップされた後、ステップ508において、第1のUE装置106は好ましいビットレートを基地局102に送信する。
第1のUE装置106の無線状態の変化が発生すると、ステップ510で、基地局102は、第2のUE装置108とのVoLTE通話に使用するため、レート推奨を、第1のUE装置106に送信する。ステップ512において、第1のUE装置106、及び第2のUE装置108は、VoLTE通話のレートを実施する。レートを実施した後、第1のUE装置106は、第1のUE装置106と第2のUE装置108との間のVoLTE通話に対してどのレートが実施されたかを示す、フィードバック信号を基地局102に送信する。
図6は、ソース基地局が第1のUE装置をターゲット基地局にハンドオーバしている方法の一例のフローチャートである。方法600は、UE装置106の無線状態の変化が発生したときに、UE装置106がその無線状態をソース基地局102に報告する、ステップ602で始まる。ステップ604において、ソース基地局102は第2のUE装置108とのVoLTE通話に使用するため、レート推奨を第1のUE装置106に送信する。ステップ606において、ソース基地局102は、ターゲット基地局103へハンドオーバするように、第1のUE装置106に指示するハンドオーバコマンドを送信する。また、ステップ608において、ソース基地局102は、推奨レートを、UEコンテキストの一部として、ターゲット基地局103に転送する。
第1のUE装置106は、ステップ610において、第1のUE装置106と第2のUE装置108との間でVoLTE通話に使用されるレートのネゴシエーションを、第2のUE装置108と行う選択肢を有する。レートネゴシエーションが終了した後、又はスキップされた後、第1のUE装置106、及び第2のUE装置108は、VoLTE通話のレートを実施する。レートを実施した後、第1のUE装置106は、ステップ612において、第1のUE装置106と第2のUE装置108との間のVoLTE通話に対してどのレートが実施されたかを示す、フィードバック信号をターゲット基地局103に送信する。
本発明の他の実施形態及び変更例は、これらの教示を参酌して、明らかに、当業者に容易に創作されるだろう。上述の記載は、例示的であり限定的なものではない。本発明は、上記の明細書及び添付の図面に基づく実施形態及び変更例の全てを含む、以下の請求項によってのみ限定される。したがって、本発明の範囲は、上記の記載を参照して決定されるのではなく、均等物の全範囲と共に添付される請求項を参照して決定されるべきである。

Claims (15)

  1. 無線状態の変化が発生したときに、基地局から第1のユーザ機器(UE)装置にレート推奨を送信することであって、前記レート推奨は、第2のUE装置とのボイスオーバーロングタームエボリューション(VoLTE)通話に使用される、ことと、
    前記レート推奨を実施することと、を含む、方法。
  2. 前記レート推奨は、前記基地局によってサポートされるビットレートを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記無線状態は、前記第1のUE装置の無線状態であり、前記方法は、
    トリガイベントが発生したときに、前記第1のUE装置の前記無線状態を前記基地局に報告することを更に含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記トリガイベントは、前記無線状態が参照レベルに対して閾値量だけ変化することを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記無線状態は、測定された参照信号受信電力(RSRP)レベル、及び、測定されたブロック誤り率(BLER)レベルのうちの少なくとも1つを含み、
    前記参照レベルは、参照RSRPレベル及び参照BLERレベルのうちの少なくとも1つを含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記第1のUE装置に、好ましいビットレートの要求を送信することを更に含む、請求項2に記載の方法。
  7. 前記第1のUE装置から、好ましいビットレートを受信することを更に含む、請求項6に記載の方法。
  8. 無線状態の変化が発生したときに、レート推奨を送信するように構成された送信部を備える基地局と、
    第1のユーザ機器(UE)装置であって、
    前記レート推奨を受信するように構成された受信部であって、前記レート推奨は、前記第1のUE装置と第2のUE装置との間のボイスオーバーロングタームエボリューション(VoLTE)通話に使用される、受信部と、
    前記レート推奨を実施するように構成された制御部と、含む、第1のUE装置と、
    を備える、システム。
  9. 前記レート推奨は、前記基地局によってサポートされるビットレートを含む、請求項8に記載のシステム。
  10. 前記無線状態は、前記第1のUE装置の無線状態である、請求項8に記載のシステム。
  11. 前記第1のUE装置は、
    トリガイベントが発生したときに、前記第1のUE装置の前記無線状態を前記基地局に送信するように構成された送信部を更に含む、請求項10に記載のシステム。
  12. 前記トリガイベントは、前記無線状態が参照レベルに対して閾値量だけ変化することを含む、請求項11に記載のシステム。
  13. 前記無線状態は、測定された参照信号受信電力(RSRP)レベル、及び、測定されたブロック誤り率(BLER)レベルのうちの少なくとも1つを含み、
    前記参照レベルは、参照RSRPレベル及び参照BLERレベルのうちの少なくとも1つを含む、請求項12に記載のシステム。
  14. 前記基地局の前記送信部は、前記第1のUE装置に、好ましいビットレートの要求を送信するように更に構成されている、請求項9に記載のシステム。
  15. 前記基地局は、前記第1のUE装置から好ましいビットレートを受信するように構成された受信部を更に備える、請求項14に記載のシステム。
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