JP2019533238A - オペレーティングシステムのインストール - Google Patents

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Abstract

【課題】USBフラッシュディスクに起動ディスクを作成する必要がない、オペレーティングシステムをインストールする新規な方法及び端末装置を提供する。【解決手段】本開示は、オペレーティングシステムをインストールする方法および端末装置を提供する。該方法は、インストールすべきオペレーティングシステムのisoイメージファイルにおけるインストールブートファイルを、端末装置に挿入されるリムーバブル記憶装置のルートディレクトリにコピーし、isoイメージファイルがリムーバブル記憶装置に記憶されていることと、インストールスクリプトファイルを作成し、インストールスクリプトファイルにおけるプレインストールスクリプトが、isoイメージファイルを端末装置の第1のフォルダにマウントすることを指示するためのものであり、そして、インストールスクリプトファイルにおいて、ソフトウェアインストールパッケージの記憶アドレスを第1のフォルダの記憶アドレスに指定することと、インストールスクリプトファイルをisoイメージファイルに追加し、更新されたisoイメージファイルを端末装置におけるインストール用ハードディスクにコピーして起動ディスクを得ることと、起動ディスク及びリムーバブル記憶装置のルートディレクトリにおけるインストールブートファイルを使用して、オペレーティングシステムをインストール用ハードディスクにインストールすることとを含む。【選択図】図1

Description

本特許出願は2016年9月23日に提出した、出願番号が201610846683.1であり、発明の名称が「オペレーティングシステムのインストール方法及び装置」である中国特許出願に基づき優先権を主張し、該出願の全ての内容をここに援用する。
サーバー等の端末装置にオペレーティングシステムをインストールする際に、CDROM(Compact Disc Read−Only Memory:読み取り専用コンパクトディスク)やFTP(File Transfer Protocol:ファイル転送プロトコル)等の方式を用いてインストールを行うのが一般的である。USBフラッシュディスクを用いてオペレーティングシステムをインストールしようとすると、専用の作成ツールによってUSBフラッシュディスクを起動ディスクに作成する必要がある。そして、起動ディスクを用いてオペレーティングシステムをインストールする。
本開示は、USBフラッシュディスクに起動ディスクを作成する必要がない、オペレーティングシステムをインストールする新規な方法及び端末装置を提供することを目的とする。
本開示は、オペレーティングシステムをインストールする方法および端末装置を提供する。該方法は、インストールすべきオペレーティングシステムのisoイメージファイルにおけるインストールブートファイルを、端末装置に挿入されるリムーバブル記憶装置のルートディレクトリにコピーし、isoイメージファイルがリムーバブル記憶装置に記憶されていることと、インストールスクリプトファイルを作成し、インストールスクリプトファイルにおけるプレインストールスクリプトが、isoイメージファイルを端末装置の第1のフォルダにマウントすることを指示するためのものであり、そして、インストールスクリプトファイルにおいて、ソフトウェアインストールパッケージの記憶アドレスを第1のフォルダの記憶アドレスに指定することと、インストールスクリプトファイルをisoイメージファイルに追加し、更新されたisoイメージファイルを端末装置におけるインストール用ハードディスクにコピーして起動ディスクを得ることと、起動ディスク及びリムーバブル記憶装置のルートディレクトリにおけるインストールブートファイルを使用して、オペレーティングシステムをインストール用ハードディスクにインストールすることとを含む。
図1は本開示の一つの例示的な実施例によるオペレーティングシステムをインストールする方法を示すフローチャートである。 図2は本開示の他の例示的な実施例によるオペレーティングシステムをインストールする方法を示すフローチャートである。 図3は本開示の一つの例示的な実施例による各ファイルとプログラムが位置する記憶位置を示す模式図である。 図4は本開示の一つの例示的な実施例によるサーバーにLinuxオペレーティングシステムをインストールする方法を示すフローチャートである。 図5は本開示の一つの例示的な実施例によるオペレーティングシステムのインストール装置の構造を示す模式図である。 図6は本開示の一つの例示的な実施例による端末装置の構造を示す模式図である。
ここでは、例示的な実施形態を詳細に説明し、その例示を図面に示している。以下の説明が図面にかかわる場合に、特別の記載がない限り、異なる図面における同様の数字は類似または同様の要素を表す。以下の例示的な実施例で説明する実施形態は、本開示と一致する全ての実施例を表すものではない。逆に、それらは、添付の特許請求の範囲に詳細に記載された、本開示の一部と一致する装置および方法の例である。
本開示で使用される用語は、単に指定の実施例を説明することを目的としているものであり、本開示を限定することを意図するものではない。文脈が他の意味を明確に示していない限り、本開示および添付の特許請求の範囲で使用される単数形の「一種」、「前記」および「該」との用語は、更に複数形を含むことを意図している。本文で使用される「および/または」との用語は、1つ又は複数の関連付けられる列挙された項目を含むいずれか又はすべての可能な組合せを指すことも理解すべきである。
本開示では、「第1」、「第2」、「第3」等の用語によって様々な情報を説明するが、このような情報は、これらの用語に限定されるものではない。これらの用語は、単に同じタイプの情報を互いに区別するためのものである。例えば、本発明の範囲を逸脱しない限り、第1の情報は第2の情報と呼ばれてもよく、同様に、第2の情報は第1の情報と呼ばれてもよい。文脈によって決められる。なお、ここで使用される単語「すれば」は、「…時に」、「…と」又は「…に応答する」と解釈することができる。
本開示の以下の実施例は、オペレーティングシステムをインストールする方法とこの方法を適用することができるオペレーティングシステムをインストールするための装置とを提供する。
オペレーティングシステムをインストールする必要のある端末装置に挿入されたリムーバブル記憶装置に、インストールすべきオペレーティングシステムのisoイメージファイルが格納されている。本開示の実施例による方法は、図1に示すような各ステップを含む。
ステップ101において、isoイメージファイルにおけるインストールブートファイルをリムーバブル記憶装置のルートディレクトリにコピーする。
ステップ102において、インストールスクリプトファイルを作成する。ここで、インストールスクリプトファイルにおけるプレインストールスクリプトは、isoイメージファイルを端末装置の第1のフォルダにマウント(mount)することを指示するためのものである。そして、インストールスクリプトファイルにおいて、isoイメージファイルにおけるソフトウェアインストールパッケージの記憶アドレスを第1フォルダの記憶アドレスに指定する。
ステップ103において、作成されたインストールスクリプトファイルをisoイメージファイルに追加し、更新されたisoイメージファイルを取得し、更新されたisoイメージファイルを端末装置におけるインストール用ハードディスクにコピーすることにより、インストール用ハードディスクが起動ディスクとなる。
ステップ104において、起動ディスク及びリムーバブル記憶装置のルートディレクトリにおけるインストールブートファイルを使用することで、該オペレーティングシステムをインストール用ハードディスクに自動的にインストールすることができる。最終的にオペレーティングシステムの自動インストールを実現した。
ここで、上記リムーバブル記憶装置は、具体的に、USBフラッシュディスク、モバイルハードディスク、SD(Secure Digital:セキュア・デジタル)メモリカードなどでよい。「Mount」はLinuxコマンドであり、パーティションを1つのフォルダにマウントすることによって、パーティションを該フォルダに関連付けることができる。該フォルダにアクセスすることは、該パーティションにアクセスすることに相当する。
上記の実施例に係る方法では、USBフラッシュディスクに起動ディスクを作成する必要がなく、USBフラッシュディスクに対する変更を回避することができる。そして、ユーザが専用の作成ツールでUSBフラッシュディスクに起動ディスクを作成する必要がないので、ユーザの操作が便利になる。また、インストールブートファイルをリムーバブル記憶装置のルートディレクトリにコピーし、そして、インストールスクリプトファイルによってisoイメージファイルをリムーバブル記憶装置の第1のフォルダにマウントし、即ちメモリにマウントし、そして、ソフトウェアインストールパッケージの記憶アドレスを第1のフォルダの記憶アドレスに指定し、即ちメモリ内の記憶アドレスに指定することにより、端末装置における1つのハードディスクを用いるだけで、オペレーティングシステムの自動インストールを実現することができる。
以下では、オペレーティングシステムをインストールする必要のある端末装置がサーバーであり、インストールすべきオペレーティングシステムがLinuxであり、リムーバブル記憶装置がUSBフラッシュディスクである場合を例として、上記の実施例に係るオペレーティングシステムのインストール方法を詳細に説明する。Linuxオペレーティングシステムをサーバーにインストールする必要のある場合は、Linuxオペレーティングシステムのisoイメージファイルを格納しているUSBフラッシュディスクをサーバーに挿入する。そして、図2に示すように、端末装置によって実行されるオペレーティングシステムをインストールする方法は、以下のステップを含む。
ステップS201において、USBフラッシュディスクにおけるisoイメージファイルのinstall.imgファイルをUSBフラッシュディスクのルートディレクトリにコピーする。ここで、install.imgファイルはインストールブートファイルである。
まず、端末装置においてフォルダを作成し、これを第2のフォルダと呼ぶ。USBフラッシュディスクを第2のフォルダにマウントする。その後、端末装置において別のフォルダを作成し、それを第3のフォルダと呼ぶ。第2のフォルダ内のisoイメージファイルを第3のフォルダにマウントする。次に、第3のフォルダ内のinstall.imgファイルを第2のフォルダにコピーする。具体的には、Linux cpコマンドによってinstall.imgファイルを第2のフォルダにコピーする。
オペレーティングシステムをインストールする過程にinstall.imgファイルの検索パスが/images/install.imgであるため、コピー過程において、USBフラッシュディスクのルートディレクトリにおいても、このパスに従ってinstall.imgファイルを格納する必要がある。このように、実際にinstall.imgファイルをコピーする時に、install.imgファイルの親ディレクトリであるimagesフォルダをUSBフラッシュディスクのルートディレクトリにコピーすることができる。
ステップS201を実行することにより、install.imgファイルをUSBフラッシュディスクのルートディレクトリにコピーすることができる。すなわち、install.imgファイルはUSBフラッシュディスクのルートディレクトリに位置している。図2に示すように、ステップS201を実行する目的は、オペレーティングシステムをインストールする過程において、USBフラッシュディスクからインストールブートファイルを取得できるようにすることである。
ステップS202において、kickstart.cfgファイルを作成する。
ここで、kickstart.cfgファイルはインストールスクリプトファイルであり、これをks.cfgファイルと呼ぶこともできる。このファイルは単純なテキストファイルであり、オペレーティングシステムを自動的にインストールするための一連のコマンドオプション、例えば、インストール方式のオプションやrepoオプション等を含んでいる。さらに、プレインストールスクリプト(%repoコマンドで開始)、ポストインストールスクリプト(%postコマンドで開始)のようないくつかのスクリプトを含んでいる。ここで、repoオプションは、ソフトウェアパッケージのインストールソースとなる付加的なyumライブラリを指定するためのものである。
本開示の実施例は、ブロックS202において、isoイメージファイルを端末装置の第1のフォルダにマウントすることを指示するようにkickstart.cfgファイルにおけるプレインストールスクリプトを構成する。そして、kickstart.cfgファイルにおいて、ソフトウェアインストールパッケージ(packages)の記憶アドレスを第1のフォルダの記憶アドレスに指定する。また、kickstart.cfgファイルにおけるインストール方式のオプションをハードディスク方式に設定し、且つハードウェアパーティションをUSBフラッシュディスクに設定する。
packagesの検索パスはbaseurl+name(基本アドレス+名前)であるので、kickstart.cfgファイルにおいてpackagesの記憶アドレスを第1のフォルダの記憶アドレスに指定する方法は、kickstart.cfgファイルにおけるrepoオプションをbaseurl+packagesの形式に設定することでよい。ここで、baseurlを第1のフォルダの記憶アドレスに設定する。上記から、本開示の実施例では、すべてのソフトウェアインストールパッケージは付加的なyumライブラリを使用することが分かった。
例えば、repoオプションを以下のように設定する。
repo_name="Packages"−−baseurl=file:///mnt/app_iso。ここで、file:///mnt/app_isoは、第1のフォルダの記憶アドレスである。
ここで、isoイメージファイルを第1のフォルダにマウントし、packagesの記憶アドレスを第1のフォルダの記憶アドレスに指定する目的は、isoイメージファイルを第1のフォルダにマウントすることによってUSBフラッシュディスク内のisoイメージファイルをメモリにマウントし、packagesの記憶アドレスをメモリ内の記憶アドレスに指定することにより、大きなpackagesをUSBフラッシュディスクのルートディレクトリにコピーすることを回避することができ、USBフラッシュディスクの省スペース化を図ることである。図2に示すように、ソフトウェアインストールパッケージpackagesは、メモリ内に位置する。
ステップS203において、起動構成ファイルを編集する。
ここで、BIOS(Basic Input Output System:基本入出力システム)の起動モードがlegacyモード(従来のBIOS起動モード)である場合は、起動構成ファイルはisolinux.cfgファイルである。BIOSの起動モードがUEFIモード(新たなBIOS起動モード)である場合は、起動構成ファイルはBOOTX64.confファイルである。
起動構成ファイルへの編集は、主に、自動インストールのオプションを増加させることと、オペレーティングシステムをインストールする過程でkickstart.cfgファイルを使用することを指定することとを含む。自動インストールのオプションを増加させ、且つインストール過程においてkickstart.cfgファイルを使用することにより、オペレーティングシステムの自動インストールを実現できる。
ステップS204において、kickstart.cfgファイルをUSBフラッシュディスクにおけるisoイメージファイルに追加し、該isoイメージファイルにおける起動構成ファイルをステップS203で編集された起動構成ファイルに置き換え、更新されたisoイメージファイルを取得し、Linux ddコマンドを用いて更新されたisoイメージファイルをインストール用ハードディスクにコピーして起動ディスクを得る。
Linux ddコマンドを用いて更新されたisoイメージファイルをインストール用ハードディスクにコピーした後、インストール用ハードディスクは自己起動のハードディスクすなわち起動ディスク(Startup Disk)となる。この場合、該起動ディスクは、いくつかのインストール可能なファイル及びプログラムを備える。図3に示すように、iso linux.binファイルと、起動構成ファイル(isolinux.cfgファイルまたはBOOTX64.confファイル)と、kickstart.cfgファイルと、カーネルおよびramfsファイルシステムなどを含む。
ステップS205において、BIOSの起動オプションをハードディスクからの起動に設定し、その後に端末装置を再起動する。端末装置が再起動された後に、起動ディスクおよびUSBフラッシュディスクのルートディレクトリにおけるinstall.imgファイルを使用して、Linuxオペレーティングシステムをインストール用ハードディスクにインストールすることができる。
具体的には、Linuxオペレーティングシステムをインストール用ハードディスクにインストールする動作フローは、図4に示すように、以下のステップを含む。
ステップS401において、起動ディスクにおけるisolinux.binファイルをロードし、isolinux.binファイルによって、カーネルとramfsファイルシステムをロードする。
ここで、isolinux.binファイルはコンパクトディスクブートファイルである。ステップS401において、isolinux.binファイルが実行された後に起動構成ファイル(isolinux.cfgファイルまたはBOOTX64.confファイル)を自動的にサーチする。起動構成ファイルに記録されているvmlinuzファイルおよびinitrd.imgファイルの記憶アドレスに応じて、該二つのファイルを取得してロードすることにより、カーネル及びrafmsファイルシステムへのローディングを実現する。
ここで、vmlinuzファイルはカーネルファイルである。vmlinuzは、ブートかつコンパクト可能なカーネルである。vmはVirtual Memory(仮想メモリ)を表す。rafmsファイルシステムはLinuxにおいてRAM(Random―Access Memory:ランダムアクセスメモリ)に基づいて記憶を行うファイルシステムである。
ステップS402において、カーネルの起動後にUSBフラッシュディスクのルートディレクトリにおけるinstall.imgファイルをロードし、install.imgファイルによってkickstart.cfgファイルを実行する。
具体的には、カーネルの起動後にinstall.imgファイルをロードして、anacondaプログラムを実行する。anacondaプログラムは実のシステムインストールプログラムである。ここで、install.imgファイルをロードする時に、起動構成ファイルにおいて指定されたkickstart.cfgファイルの記憶アドレスに応じて、kickstart.cfgファイルを解析して実行する。
ステップS403において、kickstart.cfgファイルを実行することで、USBフラッシュディスクにおけるisoイメージファイルを第1のフォルダにマウントし、kickstart.cfgファイルからpackagesの記憶アドレスが第1のフォルダの記憶アドレスであると得た後に、第1のフォルダにおけるpackagesをロードする。
具体的に、kickstart.cfgファイルを実行する過程において、該ファイル内のプレインストールスクリプトの内容に従って、USBフラッシュディスク内のisoイメージファイルを第1のフォルダにマウントする。具体的に、端末装置において第4のフォルダを作成し、USBフラッシュディスクを第4のフォルダにマウントする。そして、端末装置において第1のフォルダを作成し、第4のフォルダ内のisoイメージファイルを第1のフォルダにマウントする。
kickstart.cfgファイルにおけるrepoオプションに応じて、packagesの記憶アドレスが第1のフォルダの記憶アドレスであると取得する。第1のフォルダの記憶アドレスに応じてpackagesを見つけた後、anacondaプログラムは、packagesにおけるrpm(RPM Package Manager:RPMソフトウェアパッケージマネージャ)フォーマットでのインストールパッケージをロードする。
これまでの説明により、Linuxオペレーティングシステムのインストール過程が完了した。
以上からわかるように、本発明の以下の実施例に係る方法によれば、以下のような技術的効果が得られる。
(1)USBフラッシュディスクに起動ディスクを作成する必要がないので、USBフラッシュディスクに対する変更を回避することができる。また、ユーザが専用の作成ツールでUSBフラッシュディスクに起動ディスクを作成する必要がないので、ユーザの操作が便利となる。また、端末装置における1つのハードディスクを用いるだけで、オペレーティングシステムの自動インストールを実現した。
(2)USBフラッシュディスクにおけるisoイメージファイルのinstall.imgファイルを、USBフラッシュディスクのルートディレクトリにコピーすることにより、オペレーティングシステムをインストールする過程においてUSBフラッシュディスクからインストールブートファイルを取得することができる。
(3)インストールスクリプトファイルのプリインストールスクリプトを実行することで、isoイメージファイルを第1のフォルダにマウントする。これにより、isoイメージファイルをメモリにマウントできる。そして、ソフトウェアインストールパッケージの記憶アドレスを第1のフォルダの記憶アドレスに指定する。したがって、第1のフォルダによってUSBフラッシュディスク内のisoイメージファイルを直接にアクセスすることによって、その中のソフトウェアインストールパッケージをロードすることができる。このようにして、大きなデータサイズ(約3G程度)のソフトウェアインストールパッケージをUSBフラッシュディスクのルートディレクトリにコピーして大きな空間を占有する必要がなく、USBフラッシュディスクの省スペース化を図ることができる。
前述したオペレーティングシステムをインストールする方法の実施例に対応し、本開示は、オペレーティングシステムをインストールする装置の実施例をさらに提供する。
本開示におけるオペレーティングシステムをインストールする装置の実施例は、PCやサーバーなどの端末装置に適用されることができる。装置の実施例は、ソフトウェアまたはソフトウェアとハードウェアの組み合わせによって実施することができる。
図5はオペレーティングシステムをインストールする装置の構成模式図。本開示の実施例によるオペレーティングシステムをインストールする装置50は、コピーユニット501と、作成ユニット502と、追加ユニット503と、インストールユニット504とを含む。
コピーユニット501は、リムーバブル記憶装置におけるisoイメージファイルのインストールブートファイルをリムーバブル記憶装置のルートディレクトリにコピーするためのものである。
作成ユニット502はインストールスクリプトファイルを作成するためのものであり、ここで、インストールスクリプトファイルにおけるプレインストールスクリプトが、リムーバブル記憶装置におけるisoイメージファイルを端末装置の第1のフォルダにマウントすることを指示するために用いられるものであり、そして、インストールスクリプトファイルにおいて、ソフトウェアインストールパッケージの記憶アドレスを第1のフォルダの記憶アドレスに指定する。
追加ユニット503は作成ユニット502によって作成されたインストールスクリプトファイルをリムーバブル記憶装置におけるisoイメージファイルに追加し、更新されたisoイメージファイルを端末装置におけるインストール用ハードディスクにコピーして起動ディスクを得るためのものである。
インストールユニット504は追加ユニット503によって得られた起動ディスクと、リムーバブル記憶装置のルートディレクトリにおけるインストールブートファイルとを使用して、オペレーティングシステムをインストール用ハードディスクにインストールするためのものである。
ここで、コピーユニット501は以下のように、isoイメージファイルにおけるインストールブートファイルをリムーバブル記憶装置のルートディレクトリにコピーする。
端末装置において第2のフォルダを作成し、リムーバブル記憶装置を第2のフォルダにマウントし、
端末装置において第3のフォルダを作成し、第2のフォルダ内のisoイメージファイルを第3のフォルダにマウントし、
第3のフォルダ内のインストールブートファイルを第2のフォルダにコピーする。
ここで、作成ユニット502は以下のようにインストールスクリプトファイルにおいてソフトウェアインストールパッケージの記憶アドレスを第1のフォルダの記憶アドレスに指定する。
インストールスクリプトファイルにおけるrepoオプションをbaseurl+ソフトウェアインストールパッケージの名前の形式に設定し、ここで、baseurlを第1のフォルダの記憶アドレスに設定する。
ここで、追加ユニット503はLinux ddコマンドを用いて、更新されたisoイメージファイルをインストール用ハードディスクにコピーして起動ディスクを得る。
ここで、インストールユニット504は以下のようにオペレーティングシステムをインストール用ハードディスクにインストールする。
起動ディスクにおけるコンパクトディスクブートファイルをロードし、コンパクトディスクブートファイルによって、カーネルとramfsファイルシステムをロードし、
カーネルの起動後に、リムーバブル記憶装置のルートディレクトリにおけるインストールブートファイルをロードし、インストールブートファイルによってインストールスクリプトファイルを実行し、
インストールスクリプトファイルを実行することで、リムーバブル記憶装置におけるisoイメージファイルを第1のフォルダにマウントし、
インストールスクリプトファイルからソフトウェアインストールパッケージの記憶アドレスが第1のフォルダの記憶アドレスであると得た後に、第1のフォルダにおけるソフトウェアインストールパッケージをロードする。
具体的に、インストールユニット504は以下のようにリムーバブル記憶装置におけるisoイメージファイルを第1のフォルダにマウントする。
端末装置において第4のフォルダを作成し、リムーバブル記憶装置を第4のフォルダにマウントし、
端末装置において第1のフォルダを作成し、第4のフォルダ内のisoイメージファイルを第1のフォルダにマウントする。
ここで、インストールすべきオペレーティングシステムがLinuxオペレーティングシステムである場合は、コピーユニット501によってコピーされたインストールブートファイルはinstall.imgファイルである。作成ユニット502によって作成されたインストールスクリプトファイルはkickstart.cfgファイルである。kickstart.cfgファイルにおいてソフトウェアインストールパッケージpackagesの記憶アドレスを指定する。インストールユニット504によってロードされたコンパクトディスクブートファイルはisolinux.binファイルである。
上述した装置における各ユニットの機能及び作用を実現する過程について、上述の方法に対応するステップを実現する過程を具体に参照すればよいので、ここで重複して説明しない。
図6は、本開示の実施例によるオペレーティングシステムをインストールする方法が適用される端末装置の構成模式図。該端末装置は、プロセッサ10と、機械実行可能命令を記憶している機械読取可能な記憶媒体20とを含む。プロセッサ10と機械読取可能な記憶媒体20とは、システムバス30を介して通信することができる。そして、機械読取可能な記憶媒体20内の機械実行可能命令を読み取って実行することにより、プロセッサ10は、以上のように説明したオペレーティングシステムをインストールする方法を実行することができる。通常は、該端末装置は、その実際の機能に応じて他のハードウェアを含むこともできる。これに対しては重複して説明はしない。
例えば、プロセッサ10は、機械読取可能な記憶媒体20における機械実行可能命令を読み取って実行する際に、該プロセッサ10は、
インストールすべきオペレーティングシステムのisoイメージファイルにおけるインストールブートファイルを、前記端末装置に挿入されるリムーバブル記憶装置のルートディレクトリにコピーし、前記isoイメージファイルが前記リムーバブル記憶装置に格納されることと、
インストールスクリプトファイルを作成し、前記インストールスクリプトファイルは、前記isoイメージファイルを前記端末装置の第1のフォルダにマウントすることを指示するためのプレインストールスクリプトを含むことと、
前記インストールスクリプトファイルにおいて、isoイメージファイルにおけるソフトウェアインストールパッケージの記憶アドレスを前記第1のフォルダの記憶アドレスに指定することと、
前記インストールスクリプトファイルを前記isoイメージファイルに追加し、更新されたisoイメージファイルを取得することと、
前記更新されたisoイメージファイルを前記端末装置におけるインストール用ハードディスクにコピーして起動ディスクを得えことと、
前記起動ディスク及び前記リムーバブル記憶装置のルートディレクトリにおける前記インストールブートファイルを使用して、前記オペレーティングシステムを前記インストール用ハードディスクにインストールすることと、
を実行する。
一例において、前記isoイメージファイルにおけるインストールブートファイルを前記リムーバブル記憶装置のルートディレクトリにコピーする時に、前記機械実行可能命令によって、前記プロセッサは、更に、
前記端末装置に前記第2のフォルダを作成し、前記リムーバブル記憶装置を前記第2のフォルダにマウントすることと、
前記端末装置において第3のフォルダを作成し、前記第2のフォルダ内の前記isoイメージファイルを前記第3のフォルダにマウントすることと、
前記第3のフォルダ内の前記インストールブートファイルを前記第2のフォルダにコピーすることと、
を実行する。
別の例において、前記インストールスクリプトファイルにおいて前記ソフトウェアインストールパッケージの記憶アドレスを前記第1のフォルダの記憶アドレスに指定する時に、前記機械実行可能命令によって、前記プロセッサは、更に、
前記インストールスクリプトファイルにおけるrepoオプションをbaseurl+前記ソフトウェアインストールパッケージの名前の形式に設定することと、
前記baseurlを前記第1のフォルダの記憶アドレスに設定することと、
を実行する。
別の例において、前記更新されたisoイメージファイルを前記端末装置におけるインストール用ハードディスクにコピーして起動ディスクを得る時に、前記機械実行可能命令によって、前記プロセッサは、更に、
Linux ddコマンドを用いて前記更新されたisoイメージファイルを前記インストール用ハードディスクにコピーすること
を実行する。
別の例において、前記オペレーティングシステムを前記インストール用ハードディスクにインストールする時に、前記機械実行可能命令によって、前記プロセッサは、更に、
前記起動ディスクにおけるコンパクトディスクブートファイルをロードすることと、
前記コンパクトディスクブートファイルによって、カーネルとramfsファイルシステムをロードすることと、
前記カーネルの起動後に前記リムーバブル記憶装置のルートディレクトリにおける前記インストールブートファイルをロードすることと、
前記リムーバブル記憶装置におけるisoイメージファイルを前記第1のフォルダにマウントするように、ロードされた前記インストールブートファイルによって前記インストールスクリプトファイルを実行することと、
前記インストールスクリプトファイルから前記ソフトウェアインストールパッケージの記憶アドレスが前記第1のフォルダの記憶アドレスであると得た後に、前記第1のフォルダにおける前記ソフトウェアインストールパッケージをロードすることと、
を実行する。
別の例において、前記リムーバブル記憶装置におけるisoイメージファイルを前記第1のフォルダにマウントする時に、前記機械実行可能命令によって、前記プロセッサは、更に、
前記端末装置において第4のフォルダを作成し、前記リムーバブル記憶装置を前記第4のフォルダにマウントすることと、
前記端末装置に前記第1のフォルダを作成し、前記第4のフォルダ内のisoイメージファイルを前記第1のフォルダにマウントすることと、
を実行する。
別の例において、前記オペレーティングシステムがLinuxオペレーティングシステムである場合は、
前記インストールブートファイルがinstall.imgファイルであり、
前記インストールスクリプトファイルがkickstart.cfgファイルであり、前記kickstart.cfgファイルにおいてソフトウェアインストールパッケージpackagesの記憶アドレスを指定し、
前記コンパクトディスクブートファイルがisolinux.binファイルである。
プロセッサ10は、機械読取可能な記憶媒体20における機械実行可能命令を読み取って実行することにより、上述したオペレーティングシステムをインストールする方法を実現することができる。
本開示の例示によれば、機械実行可能命令を記憶している機械読取可能な記憶媒体を更に提供する。前記機械実行可能命令が呼び出されて実行されるときに、前記機械実行可能命令は、前記プロセッサに、
インストールすべきオペレーティングシステムのisoイメージファイルにおけるインストールブートファイルを、前記端末装置に挿入されるリムーバブル記憶装置のルートディレクトリにコピーし、前記isoイメージファイルが前記リムーバブル記憶装置に記憶されることと、
インストールスクリプトファイルを作成し、前記インストールスクリプトファイルは、前記isoイメージファイルを前記端末装置の第1のフォルダにマウント(mount)することを指示するためのプレインストールスクリプトを含むことと、
前記インストールスクリプトファイルにおいて、isoイメージファイルにおけるソフトウェアインストールパッケージの記憶アドレスを前記第1のフォルダの記憶アドレスに指定することと、
前記インストールスクリプトファイルを前記isoイメージファイルに追加し、更新されたisoイメージファイルを取得することと、
前記更新されたisoイメージファイルを前記端末装置おけるインストール用ハードディスクにコピーして起動ディスクを得ることと、
前記起動ディスク及び前記リムーバブル記憶装置のルートディレクトリにおける前記インストールブートファイルを使用して、前記オペレーティングシステムを前記インストール用ハードディスクにインストールすることと、
を実行させる。
一例において、前記isoイメージファイルにおけるインストールブートファイルを前記リムーバブル記憶装置のルートディレクトリにコピーする時に、前記機械実行可能命令は前記プロセッサに更に、
前記端末装置において第2のフォルダを作成し、前記リムーバブル記憶装置を前記第2のフォルダにマウントすることと、
前記端末装置において第3のフォルダを作成し、前記第2のフォルダ内の前記isoイメージファイルを前記第3のフォルダにマウントすることと、
前記第3のフォルダ内の前記インストールブートファイルを前記第2のフォルダにコピーすることと、
を実行させる。
別の例において、前記インストールスクリプトファイルにおいて前記ソフトウェアインストールパッケージの記憶アドレスを前記第1のフォルダの記憶アドレスに指定する時に、前記機械実行可能命令は前記プロセッサに更に、
前記インストールスクリプトファイルにおけるrepoオプションをbaseurl+前記ソフトウェアインストールパッケージの名前の形式に設定することと、
前記baseurlを前記第1のフォルダの記憶アドレスに設定することと、
を実行させる。
別の例において、前記更新されたisoイメージファイルを前記端末装置におけるインストール用ハードディスクにコピーして起動ディスクを得る時に、前記機械実行可能命令は前記プロセッサに更に、
Linux ddコマンドを用いて前記更新されたisoイメージファイルを前記インストール用ハードディスクにコピーすること
を実行させる。
別の例において、前記オペレーティングシステムを前記インストール用ハードディスクにインストールする時に、前記機械実行可能命令は、前記プロセッサに更に、
前記起動ディスクにおけるコンパクトディスクブートファイルをロードすることと、
前記コンパクトディスクブートファイルによって、カーネルとramfsファイルシステムをロードすることと、
前記カーネルの起動後に前記リムーバブル記憶装置のルートディレクトリにおける前記インストールブートファイルをロードすることと、
前記リムーバブル記憶装置におけるisoイメージファイルを前記第1のフォルダにマウントするように、ロードされた前記インストールブートファイルによって前記インストールスクリプトファイルを実行することと、
前記インストールスクリプトファイルから前記ソフトウェアインストールパッケージの記憶アドレスが前記第1のフォルダの記憶アドレスであると得た後に、前記第1のフォルダにおける前記ソフトウェアインストールパッケージをロードすることと、
を実行させる。
別の例において、前記リムーバブル記憶装置におけるisoイメージファイルを前記第1のフォルダにマウントする時に、前記機械実行可能命令は、前記プロセッサに更に、
前記端末装置において第4のフォルダを作成し、前記リムーバブル記憶装置を前記第4のフォルダにマウントすることと、
前記端末装置に前記第1のフォルダを作成し、前記第4のフォルダ内のisoイメージファイルを前記第1のフォルダにマウントすることと、
を実行させる。
別の例において、前記オペレーティングシステムがLinuxオペレーティングシステムである場合は、
前記インストールブートファイルがinstall.imgファイルであり、
前記インストールスクリプトファイルがkickstart.cfgファイルであり、前記kickstart.cfgファイルにおいてソフトウェアインストールパッケージpackagesの記憶アドレスを指定し、
前記コンパクトディスクブートファイルがisolinux.binファイルである。
装置の実施例については、方法の実施例に基本的に対応しているので、関連する部分は方法の実施例における説明の一部を参照すればよい。上述した装置の実施例は単に例示的なものである。分離部材として記載されたユニットは物理的に分離されていてもよいし、物理的に分離されていなくてもよい。ユニットとして表示される部材は、物理的ユニットでなくてもよいし、物理的ユニットでもよい。即ち、一箇所に位置されてもよいし、複数のネットワークユニットに分布されてもよい。実際のニーズに応じて、モジュールの一部またはすべてを選択して、本願の技術案の目的を実現することができる。当業者は、創造的な作業を行うことなくてもそれらを理解して実施することができる。
以上から、本発明の実施例に提供される方法および装置について詳細に説明した。本文では、具体的な例示を適用して本発明の原理および実施形態を説明した。上記の実施例の説明は、本発明の方法およびその核となる思想に対する理解を助けるためのものに過ぎない。また、当業者にとっては、本発明の思想に従って具体的な実施形態および適用範囲を変更することができる。上記内容により、本明細書の内容は本発明を限定するものとして理解されるべきではない。

Claims (14)

  1. オペレーティングシステムインストール方法であって、
    端末装置におけるプロセッサが、インストールすべきオペレーティングシステムのisoイメージファイルにおけるインストールブートファイルを、前記端末装置に挿入されるリムーバブル記憶装置のルートディレクトリにコピーし、前記isoイメージファイルが前記リムーバブル記憶装置に記憶されていることと、
    前記プロセッサが、インストールスクリプトファイルを作成し、前記インストールスクリプトファイルが、前記isoイメージファイルを前記端末装置の第1のフォルダにマウントすることを指示するためのプレインストールスクリプトを含むことと、
    前記プロセッサが、前記インストールスクリプトファイルにおいて、前記isoイメージファイルにおけるソフトウェアインストールパッケージの記憶アドレスを前記第1のフォルダの記憶アドレスに指定することと、
    前記プロセッサが、前記インストールスクリプトファイルを前記isoイメージファイルに追加し、更新されたisoイメージファイルを取得することと、
    前記プロセッサが、前記更新されたisoイメージファイルを前記端末装置におけるインストール用ハードディスクにコピーして起動ディスクを得ることと、
    前記プロセッサが、前記起動ディスク及び前記リムーバブル記憶装置のルートディレクトリにおける前記インストールブートファイルを使用して、前記オペレーティングシステムを前記インストール用ハードディスクにインストールすることと、
    を含むオペレーティングシステムのインストール方法。
  2. 前記isoイメージファイルにおけるインストールブートファイルを前記リムーバブル記憶装置のルートディレクトリにコピーすることは、
    前記プロセッサが、前記端末装置において第2のフォルダを作成し、前記リムーバブル記憶装置を前記第2のフォルダにマウントすることと、
    前記プロセッサが、前記端末装置において第3のフォルダを作成し、前記第2のフォルダ内の前記isoイメージファイルを前記第3のフォルダにマウントすることと、
    前記プロセッサが、前記第3のフォルダ内の前記インストールブートファイルを前記第2のフォルダにコピーすることと、
    を含む請求項1に記載のオペレーティングシステムのインストール方法。
  3. 前記インストールスクリプトファイルにおいて前記ソフトウェアインストールパッケージの記憶アドレスを前記第1のフォルダの記憶アドレスに指定することは、
    前記プロセッサが、前記インストールスクリプトファイルにおけるrepoオプションをbaseurl+前記ソフトウェアインストールパッケージの名前の形式に設定することと、
    前記プロセッサが、前記baseurlを前記第1のフォルダの記憶アドレスに設定することと、
    を含む請求項1に記載のオペレーティングシステムのインストール方法。
  4. 前記更新されたisoイメージファイルを前記端末装置におけるインストール用ハードディスクにコピーすることは、
    前記プロセッサが、Linux ddコマンドを用いて前記更新されたisoイメージファイルを前記インストール用ハードディスクにコピーすること
    を含む請求項1に記載のオペレーティングシステムのインストール方法。
  5. 前記オペレーティングシステムを前記インストール用ハードディスクにインストールすることは、
    前記プロセッサが、前記起動ディスクにおけるコンパクトディスクブートファイルをロードすることと、
    前記プロセッサが、前記コンパクトディスクブートファイルによって、カーネルとramfsファイルシステムをロードすることと、
    前記プロセッサが、前記カーネルの起動後に前記リムーバブル記憶装置のルートディレクトリにおける前記インストールブートファイルをロードすることと、
    前記プロセッサが、前記リムーバブル記憶装置におけるisoイメージファイルを前記第1のフォルダにマウントするように、ロードされた前記インストールブートファイルによって前記インストールスクリプトファイルを実行することと、
    前記プロセッサが、前記インストールスクリプトファイルから前記ソフトウェアインストールパッケージの記憶アドレスが前記第1のフォルダの記憶アドレスであると得た後に、前記第1のフォルダにおける前記ソフトウェアインストールパッケージをロードすることと、
    を含む請求項1に記載のオペレーティングシステムのインストール方法。
  6. 前記リムーバブル記憶装置におけるisoイメージファイルを前記第1のフォルダにマウントすることは、
    前記プロセッサが、前記端末装置において第4のフォルダを作成し、前記リムーバブル記憶装置を前記第4のフォルダにマウントすることと、
    前記プロセッサが、前記端末装置において前記第1のフォルダを作成し、前記第4のフォルダ内のisoイメージファイルを前記第1のフォルダにマウントすることと、
    を含む請求項5に記載のオペレーティングシステムのインストール方法。
  7. 前記オペレーティングシステムがLinuxオペレーティングシステムである場合は、
    前記インストールブートファイルがinstall.imgファイルであり、
    前記インストールスクリプトファイルがkickstart.cfgファイルであり、前記kickstart.cfgファイルにおいてソフトウェアインストールパッケージpackagesの記憶アドレスを指定し、
    前記コンパクトディスクブートファイルがisolinux.binファイルである、
    請求項5に記載のオペレーティングシステムのインストール方法。
  8. プロセッサと、
    機械実行可能命令を記憶している機械読取可能な記憶媒体と、
    を含み、
    前記機械実行可能命令を実行することによって、前記プロセッサは、
    インストールすべきオペレーティングシステムのisoイメージファイルにおけるインストールブートファイルを、前記端末装置に挿入されるリムーバブル記憶装置のルートディレクトリにコピーし、前記isoイメージファイルが前記リムーバブル記憶装置に記憶されていることと、
    インストールスクリプトファイルを作成し、前記インストールスクリプトファイルが、前記isoイメージファイルを前記端末装置の第1のフォルダにマウントすることを指示するためのプレインストールスクリプトを含むことと、
    前記インストールスクリプトファイルにおいて、前記isoイメージファイルにおけるソフトウェアインストールパッケージの記憶アドレスを前記第1のフォルダの記憶アドレスに指定することと、
    前記インストールスクリプトファイルを前記isoイメージファイルに追加し、更新されたisoイメージファイルを取得することと、
    前記更新されたisoイメージファイルを前記端末装置におけるインストール用ハードディスクにコピーして起動ディスクを得ることと、
    前記起動ディスク及び前記リムーバブル記憶装置のルートディレクトリにおける前記インストールブートファイルを使用して、前記オペレーティングシステムを前記インストール用ハードディスクにインストールすることと、
    を実行する端末装置。
  9. 前記isoイメージファイルにおけるインストールブートファイルを前記リムーバブル記憶装置のルートディレクトリにコピーする時に、前記機械実行可能命令によって、前記プロセッサは、更に、
    前記端末装置において第2のフォルダを作成し、前記リムーバブル記憶装置を前記第2のフォルダにマウントすることと、
    前記端末装置において第3のフォルダを作成し、前記第2のフォルダ内の前記isoイメージファイルを前記第3のフォルダにマウントすることと、
    前記第3のフォルダ内の前記インストールブートファイルを前記第2のフォルダにコピーすることと、
    を実行する請求項8に記載の端末装置。
  10. 前記インストールスクリプトファイルにおいて前記ソフトウェアインストールパッケージの記憶アドレスを前記第1のフォルダの記憶アドレスに指定する時に、前記機械実行可能命令によって、前記プロセッサは、更に、
    前記インストールスクリプトファイルにおけるrepoオプションをbaseurl+前記ソフトウェアインストールパッケージの名前の形式に設定することと、
    前記baseurlを前記第1のフォルダの記憶アドレスに設定することと、
    を実行する請求項8に記載の端末装置。
  11. 前記更新されたisoイメージファイルを前記端末装置におけるインストール用ハードディスクにコピーして起動ディスクを得る時に、前記機械実行可能命令によって、前記プロセッサは、更に、
    Linux ddコマンドを用いて前記更新されたisoイメージファイルを前記インストール用ハードディスクにコピーすること
    を実行する請求項8に記載の端末装置。
  12. 前記オペレーティングシステムを前記インストール用ハードディスクにインストールする時に、前記機械実行可能命令によって、前記プロセッサは、更に、
    前記起動ディスクにおけるコンパクトディスクブートファイルをロードすることと、
    前記コンパクトディスクブートファイルによって、カーネルとramfsファイルシステムをロードすることと、
    前記カーネルの起動後に前記リムーバブル記憶装置のルートディレクトリにおける前記インストールブートファイルをロードすることと、
    前記リムーバブル記憶装置におけるisoイメージファイルを前記第1のフォルダにマウントするように、ロードされた前記インストールブートファイルによって前記インストールスクリプトファイルを実行することと、
    前記インストールスクリプトファイルから前記ソフトウェアインストールパッケージの記憶アドレスが前記第1のフォルダの記憶アドレスであると得た後に、前記第1のフォルダにおける前記ソフトウェアインストールパッケージをロードすることと、
    を実行する請求項8に記載の端末装置。
  13. 前記リムーバブル記憶装置におけるisoイメージファイルを前記第1のフォルダにマウントする時に、前記機械実行可能命令によって、前記プロセッサは、更に、
    前記端末装置において第4のフォルダを作成し、前記リムーバブル記憶装置を前記第4のフォルダにマウントすることと、
    前記端末装置に前記第1のフォルダを作成し、前記第4のフォルダ内のisoイメージファイルを前記第1のフォルダにマウントすることと、
    を実行する請求項12に記載の端末装置。
  14. 前記オペレーティングシステムがlinuxオペレーティングシステムである場合は、
    前記インストールブートファイルがinstall.imgファイルであり、
    前記インストールスクリプトファイルがkickstart.cfgファイルであり、前記kickstart.cfgファイルにおいてソフトウェアインストールパッケージpackagesの記憶アドレスを指定し、
    前記コンパクトディスクブートファイルがisolinux.binファイルである、
    請求項12に記載の端末装置。
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