JP2019532677A - 調理器具及びそのアッパーカバーアセンブリ - Google Patents

調理器具及びそのアッパーカバーアセンブリ Download PDF

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調理器具(S)及びそのアッパーカバーアセンブリ(100)であって、アッパーカバーアセンブリ(100)は、支持部(10)と、支持部(10)で支持されるフェイスプレート(3)と、フェイスプレート(3)に設けられるフェイスカバ−(2)を含み、フェイスカバ−(2)に開口が設けられ、フェイスプレート(3)の一部が開口(21)から露出しており、フェイスカバ−(2)は、フェイスプレート(3)の支持部(10)側と反対側の面のエッジを覆う。

Description

本発明は、調理器具の技術分野に関し、特に、調理器具及びそのアッパーカバーアセンブリに関する。
従来技術において、炊飯器のガラスフェイスプレートは、接着材によりフェイスカバーと固定接続されているが、その接続が確実ではなく、ガラスとフェイスプレートとが互いに離脱しやすく、ガラスフェイスプレートのエッジが露出してしまうため、ユーザを傷つけることになりやすいだけでなく、ガラスフェイスプレートのエッジが周辺の物品と直接衝突しやすく、ガラスフェイスプレートが破損することを招いてしまう。
本発明は、関連技術における少なくとも一つの技術的課題をある程度解決することを目的とする。
このため、本発明は、構成がシンプルで、コストが低い調理器具用のアッパーカバーアセンブリを提供する。
本発明は、上記アッパーカバーアセンブリを備える調理器具を更に提供する。
本発明の第1の態様の実施例に係るアッパーカバーアセンブリは、支持部と、前記支持部で支持されるフェイスプレートと、前記フェイスプレートに設けられるフェイスカバーとを含み、前記フェイスカバーに開口が設けられ、前記フェイスプレートの一部が前記開口から露出しており、前記フェイスカバーは、前記フェイスプレートの前記支持部側と反対側の面のエッジを覆う。
本発明の実施例に係るアッパーカバーアセンブリは、フェイスカバーがフェイスプレートの周方向に沿ってフェイスプレートの外周縁を覆うことにより、使用時に、ユーザを傷つけることになりにくく、安全性が高いだけでなく、ガラスフェイスプレートが周辺の物品と直接衝突して破損することが避けられ、フェイスプレートが効果的に保護される。
本発明の一つの実施例によれば、前記開口の面積よりも前記フェイスプレートの面積が大きく、前記フェイスプレートは、前記開口を密閉して覆い、且つ前記フェイスプレートの外周縁から前記開口の穴縁までの距離の幅は、0.5〜20mmの範囲内である。
本発明のもう一つの実施例によれば、前記フェイスプレートは、多角形に形成され、前記フェイスプレートは、複数の頂点及び複数の辺を備える。
本発明の更なるもう一つの実施例によれば、前記フェイスカバーは、前記フェイスプレートに当接するるとともに、前記支持部に係合される。
本発明の選択的な例によれば、前記支持部は、前記フェイスプレートを支持するための支持ポストが設けられるインナーカバーと、前記インナーカバーに設けられる表示ボックスと、を含む。
本発明の選択的な一例によれば、前記表示ボックスまたは前記インナーカバーによって前記複数の辺の位置が制限される。
選択的には、前記フェイスカバーによって前記複数の辺の位置が制限される。
本発明のもう一つの選択的な例によれば、前記フェイスカバーと、前記インナーカバーまたは前記表示ボックスとが互いに係合される。
本発明の更なるもう一つの実施例によれば、前記フェイスプレートは、多角形に形成され、前記フェイスカバーは、前記支持部と前記フェイスプレートとの外側を取り囲むように設けられる。
本発明の選択的な一例によれば、前記フェイスプレートの複数の頂点は、前記フェイスプレートの周方向に間隔をあけて配置され、各前記頂点と前記フェイスカバーの内側壁との間の距離L1は、0<L1≦5mmという関係式を満たす。
本発明の別の選択的な一例によれば、前記フェイスプレートの複数の辺は、前記フェイスプレートの周方向に先端と末端とが順次に接続され、各前記辺の中点と前記フェイスカバーの内側壁との間の距離L2は、0≦L2≦20mmという関係式を満たす。
選択的には、前記フェイスカバーは、前記インナーカバーの上方をカバーするように設けられ、前記フェイスプレートは、前記フェイスカバーの内側に設けられ、且つ前記開口を閉塞し、前記表示ボックスの少なくとも一部が、前記フェイスプレートの下方に位置し、前記表示ボックスは、情報を前記フェイスプレートに向かって上向きに表示する。
本発明の更なる例によれば、前記フェイスカバーの開口の内周面には、フランジが備えられており、前記フェイスプレートの周縁が前記フランジの下面に当接する。
本発明の更なる例によれば、前記フランジは、外方から内方へ下向きに傾斜して延在し、前記フランジの自由端が前記フェイスプレートの上面に当接する。
本発明の更なる例によれば、前記フェイスプレートと前記フランジとの間に密封部材が設けられる。
本発明の選択的な例によれば、前記表示ボックスに上向きに延在する第1の係止フックが設けられ、前記第1の係止フックは、複数であり、且つ複数の前記第1の係止フックは、前記フェイスプレートの周方向に間隔をあけて配置され、前記第1の係止フックの前記フェイスプレートに向かって突出するフック部が前記フェイスプレートの上面に引っ掛けられる。
更に、前記表示ボックスに上向きに延在する第1の位置決めポストが設けられ、前記第1の位置決めポストは、複数であり、且つ複数の前記第1の位置決めポストは、前記フェイスプレートの周方向に間隔をあけて配置され、前記第1の位置決めポストに水平位置決め面と垂直位置決め面とが形成され、前記フェイスプレートは、前記水平位置決め面で支持され、且つ前記フェイスプレートの周縁が前記垂直位置決め面の内側に当接する。
更に、前記インナーカバーに上向きに延在する複数の第2の位置決めポストが設けられ、複数の前記第2の位置決めポストは、前記フェイスプレートの周方向に間隔をあけて配置され、前記フェイスプレートのエッジは、複数の前記第1の位置決めポストと複数の前記第2の位置決めポストとで支持される。
本発明の選択的な例によれば、前記フェイスカバーは、前記インナーカバーと、前記表示ボックスと、前記フェイスプレートとのそれぞれをカバーし、前記フェイスカバーは、前記インナーカバーに係合されたりネジにより接続されたりするか、又は、前記インナーカバーに係合されると共にネジにより接続されるかのいずれかである。
本発明の更なる例によれば、前記インナーカバーに上向きに延在する第2の係止フックが設けられ、前記フェイスカバーの内側にリブが設けられ、前記第2の係止フックのフック部が前記リブの上面に引っ掛けられる。
本発明の選択的な実施例によれば、前記フェイスプレートは、ガラス製のフェイスプレートである。
本発明の第2の態様の実施例に係る調理器具は、上記実施例に記載の調理器具用のアッパーカバーアセンブリを含む。
本発明の実施例に係る調理器具は、フェイスカバーがフェイスプレートの周方向に沿ってフェイスプレートの外周縁を覆うことにより、使用時にユーザを傷つけることになりにくく、安全性が高いだけでなく、ガラスフェイスプレートが周辺の物品と直接衝突して破損することが避けられ、調理器具が効果的に保護され、調理器具の使用寿命が確保される。
本発明の付加的な特徴及び利点は、一部が以下の説明において示され、一部が以下の説明により明らかになり、又は本発明の実践により理解される。
本発明の実施例に係るアッパーカバーアセンブリの概略構成図である。 図1中のK−K線に沿う断面図である。 本発明の実施例に係るアッパーカバーアセンブリの分解図である。 本発明のもう一つの実施例に係るアッパーカバーアセンブリの概略図である。 図4中のL−L線に沿う断面図である。 本発明のもう一つの実施例に係るアッパーカバーアセンブリの概略図である。 本発明の実施例に係る調理器具用のアッパーカバーアセンブリの概略図である。 図7中のA−A線に沿う断面図である。 図7中のB−B線に沿う断面図である。 図7中のC−C線に沿う断面図である。 本発明の実施例に係る調理器具用のアッパーカバーアセンブリの分解図である。 本発明の実施例に係る調理器具用のアッパーカバーアセンブリの分解図である。 本発明の実施例に係る調理器具の概略構成図である。
以下、本発明の実施例を詳細に説明する。上記実施例における例が図面に示され、同一若しくは類似する符号は、常に同一若しくは類似する部品、又は、同一若しくは類似する機能を有する部品を表す。以下に、図面を参照しながら説明される実施例は例示的なものであり、本発明を解釈するためだけに用いられ、本発明を限定するものと理解してはいけない。
以下に、図1〜図6を参照しながら、本発明の第1の態様の実施例に係るアッパーカバーアセンブリ100を説明する。
図3に示すように、本発明の実施例に係るアッパーカバーアセンブリ100は、支持部10と、フェイスプレート3と、フェイスカバー2と、を含む。
ここで、フェイスプレート3が支持部10で支持され、フェイスカバー2に開口21(開口21がフェイスカバー2の中央部に位置する)が設けられ、フェイスプレート3の一部が開口21から露出しており、フェイスカバー2がフェイスプレート3の周方向に沿ってフェイスプレート3の外側を取り囲むように設けられ、且つフェイスプレート3の外周縁を覆う。
更に、フェイスカバー2は、フェイスプレート3の外周縁を覆うように、フェイスプレート3の径方向に沿って内方へ一定の幅延在するため、フェイスプレート3を固定する役割を果たす一方、フェイスプレート3が周辺物品と接触して破損することを避けることができ、使用時にユーザを傷つけることになりにくい。
本発明の実施例に係るアッパーカバーアセンブリ100は、フェイスカバー2がフェイスプレート3の周方向に沿ってフェイスプレート3の外周縁を覆うことにより、使用時にユーザを傷つけることになりにくく、安全性が高いだけでなく、フェイスプレート3が周辺の物品と直接接触して破損することが避けられ、フェイスプレート3が効果的に保護される。
本発明の一つの実施例によれば、開口21の面積よりもフェイスプレート3の面積が大きく、フェイスプレート3は、開口21を密閉して覆い、フェイスプレート3の外周縁から開口21の穴縁までの距離の幅は、0.5〜20mmの範囲内であり、例えば、0.5mm、2mm、4mm、6mm、8mm、10mm、12mm、14mm、16mm、18mmまたは20mmであってもよい。具体的に、フェイスプレート3の外周縁を覆うフェイスカバー2の幅は、必要に応じて選択することができ、フェイスプレート3の外周縁を覆うフェイスカバー2の幅を上記範囲内に限定することにより、使用時にユーザを傷つけることを避けることができ、安全性が高いだけでなく、フェイスプレート3が周辺の物品と直接接触して破損することが避けられ、フェイスプレート3が効果的に保護される。
本発明の一つの実施例によれば、フェイスプレート3は、多角形に形成される。具体的に、フェイスプレート3は、三角形、四角形、五角形、六角形など(図5に示されるのが八角形である)であってもよく、フェイスプレート3は、複数の頂点と複数の辺とを備える。例えば、フェイスプレート3が八角形である場合に、フェイスプレート3は、八つの頂点と八本の辺とを備えるため、位置決めしやすく、表示のズレが発生しにくくなる。
本発明のもう一つの実施例によれば、フェイスカバー2の上端がフェイスプレート3に当接し、即ち、フェイスカバー2は、フェイスプレート3の上面に押し付けられ、且つフェイスカバー2の下端は、支持部10に直接係合される。従来技術におけるフェイスカバーとフェイスプレート3との結合方式と比べて、接着材を付ける手段を機械的な手段に置き替えるだけでなく、組立過程がシンプルであり、操作が容易であり、取り付け工程が少なくなり、組立の効率が向上し、組立分解が便利である。
図3に示すように、選択的には、支持部10は、インナーカバー1と、表示ボックス4とを含み、インナーカバー1に支持ポストが設けられ、表示ボックス4は、インナーカバー1にが設けられ、表示ボックス4は、インナーカバー1とフェイスプレート3との間に位置する。インナーカバー1の支持ポストと表示ボックス4とが、フェイスプレート3を支持する役割を果たす。
選択的には、表示ボックス4またはインナーカバー1によってフェイスプレート3の複数の辺の位置が制限される。具体的に、表示ボックス4によってフェイスプレート3の複数の辺が固定されてその位置が制限されてもよいし、インナーカバー1によってフェイスプレート3の複数の辺が固定されてその位置が制限されてもよいし、表示ボックス4とインナーカバー1とによって、フェイスプレート3の複数の辺が固定されてその位置が制限されてもよい。これにより、フェイスプレート3とインナーカバー1とが相対的に静止するように維持される。
本発明の更なるもう一つの実施例によれば、フェイスカバー2は、フェイスプレート3の周方向に沿ってフェイスプレート3の複数の辺の位置を制限し、フェイスカバー2は、フェイスプレート3の外周縁に取り囲むように設けられ、フェイスプレート3の外周縁(先端と末端とが順次に接続される複数の辺)を固定してその位置を制限して、フェイスプレート3とフェイスカバー2とが相対的に静止するように維持される。
本発明の選択的な一例によれば、フェイスカバー2の下端と、インナーカバー1または表示ボックス4とが互いに係合されるということは、フェイスカバー2とインナーカバー1とが係合されることであってもよいし、フェイスカバー2と表示ボックス4とが係合されることであってもよいし、インナーカバー1と表示ボックス4とがそれぞれフェイスカバー2に係合されることであってもよい。フェイスカバー2の下端と、インナーカバー1または表示ボックス4とが係合されることにより、フェイスカバー2の上端がフェイスカバーに当接し、フェイスプレート3がフェイスカバー2とインナーカバー1との間に押し付けられる。
以下に、図1〜図6を参照しながら、本発明の第1の態様の実施例に係るアッパーカバーアセンブリ100を説明する。
図6に示すように、フェイスプレート3は、多角形に形成される。具体的に、フェイスプレート3は、三角形、四角形、五角形、六角形など(図6に示されるのが八角形である)であってもよい。フェイスカバー2がフェイスプレート3の周方向に沿ってフェイスプレート3の外側に設けられ、フェイスカバー2に開口21(開口21がフェイスカバー2の中央部に位置する)が設けられ、フェイスプレート3の一部が開口21から露出している。
そのため、本発明の実施例に係るアッパーカバーアセンブリ100は、フェイスプレート3が多角形に設けられることにより、従来技術におけるガラスフェイスプレート3と比べ、組立時に、位置決めしやすく、位置ズレの現象が発生しないだけでなく、フェイスプレート3の受力が均一であるため、破損の発生が避けられる。
図6に示すように、本発明の一つの実施例によれば、フェイスプレート3の複数の頂点がフェイスプレート3の周方向に間隔をあけて配置されており、複数の頂点とフェイスカバー2の内側壁との間の距離は同じであってもよく、同じでなくてもよい。フェイスプレート3は、略矩形であり、フェイスプレート3の八つの頂点をそれぞれA、B、C、D、E、F、G、Hとし、ここで、頂点A、Bと頂点G、Hとがフェイスプレート3の左側に位置し、頂点C、Dと頂点E、Fとがフェイスプレート3の右側に位置し、A、B、C、D、E、F、G、Hという八つの頂点がフェイスプレート3の周方向に配置され、且つフェイスプレート3の内側壁との間の距離が同じか、または同じではない。これにより、フェイスプレート3の位置決めが正確であり、位置ズレの現象が発生しにくいだけでなく、フェイスプレート3の周方向での受力が均一である。
本発明の選択的な一例によれば、各頂点とフェイスカバー2の内側壁との間の距離をL1とし、L1は、0<L1≦5mmという関係式を満たし、即ち、L1が0より大きく、且つ5mm以下であり、例えば、1mm、2mm、3mm、4mm、及び5mmであってもよい。L1の具体的な値は、必要に応じて選択することができる。L1を上記範囲に限定することにより、各頂点とフェイスカバー2の内側壁と直接接触することを避けることができるだけでなく、各頂点とフェイスカバー2の内側壁との間の間隔が大きすぎることによるフェイスプレート3とフェイスカバー2との離脱をも避けることができる。
図6を参照し、本発明のもう一つの実施例によれば、フェイスプレート3の複数の辺は、フェイスプレート3の周方向に先端と末端とが順次に接続され、例えば、フェイスプレート3の複数の辺であるAB、BC、CD、DE、EF、FG、GH、HAについて、各辺の中点とフェイスカバー2の内側壁との間の距離が同じだが、各辺の中点とフェイスカバー2の内側壁との間の距離は同じでなくてもよい。例えば、ABの中点からフェイスカバー2の内側壁までの距離と、BCの中点からフェイスカバー2の内側壁までの距離とが同じであってもよいし、同じでなくてもよい。これにより、フェイスプレート3の位置決めが正確であることが確保され、位置のズレが避けられる。
更に、各辺の中点とフェイスカバー2の内側壁との間の距離をL2とし、L2は、0mm≦L2≦20mmという関係式を満たし、即ち、L2が0mm以上で且つ20mm以下である。例えば、1mm、3mm、5mm、7mm、9mm、11mm、13mm、15mm、17mm、19mm、及び20mmであってもよい。L2の具体的な値は、必要に応じて選択することができる。L2を上記範囲に限定することにより、フェイスプレート3とフェイスカバー2の内側壁とが直接接触することを避けると同時に、フェイスプレート3とフェイスカバー2とを確実に固定することを確保する。
本発明の第2の態様の実施例に係る調理器具Sは、上記実施例に記載のアッパーカバーアセンブリ100を含む。
本発明の実施例に係る調理器具Sは、フェイスプレート3を形成する多角形の頂点とフェイスカバー2の内側壁との間の距離が同じであり、複数の辺とフェイスカバー2の内側壁との間の距離が同じであるため、フェイスプレート3を安全且つ確実に固定するだけでなく、フェイスプレート3の受力をさらに均一にし、フェイスプレート3のエッジが力を受けて破損することを避けることができ、これにより、フェイスプレート3の位置決めがより正確になり、調理器具Sは表示ズレの問題が発生することを避けられ、ユーザが観察しやすくなる。
以下に、図7〜図13を参照しながら、本発明の第1の態様の実施例に係る調理器具用のアッパーカバーアセンブリ100を説明する。
図9〜図11に示すように、本発明の第1の態様の実施例に係る調理器具用のアッパーカバーアセンブリ100は、インナーカバー1と、フェイスカバー2と、フェイスプレート3と、表示ボックス4と、を含む。ここで、フェイスプレート3は、ガラスフェイスプレートであることが好ましい。
具体的に、フェイスカバー2は、インナーカバー1の上方をカバーし、フェイスカバー2の頂面には、開口21を備える。フェイスプレート3がフェイスカバー2の内側に設けられ、且つフェイスプレート3がフェイスカバー2の頂面にある開口21を閉塞する。表示ボックス4はフェイスプレート3に取り付けられる。具体的には、表示ボックス4はフェイスプレート3に係合され、且つ表示ボックス4の少なくとも一部は、フェイスプレート3の下方に位置し、表示ボックス4は情報をフェイスプレート3に向かって上向きに表示する。例えば、表示ボックス4内に表示フェイスプレートが設けられ、表示フェイスプレートに示される情報をフェイスプレート3に向かって表示することができる。
なお、従来技術において、フェイスプレートは、接着材プラケットによりフェイスカバーに固定され、次にフェイスプレートは、フェイスカバーにある表示ボックスと位置合わせがされる。このようにすることで、フェイスプレートと表示ボックスとの間の寸法チェーン(フェイスプレート−接着材プラケット−フェイスカバー−表示ボックス)が長くなるため、フェイスプレートと表示ボックスとの位置合わせが、ズレしやすく、表示ボックス内の表示フェイスプレートと、フェイスプレートにあるシルク印刷のランプ穴とが重なり合わない。
しかしながら、本発明においては、表示ボックス4がフェイスプレート3に直接取り付けられて、表示ボックス4がフェイスプレート3に係合される。例えば、フェイスプレート3のエッジが、表示ボックス4にある第1の係止フック42に係合され、言い換えると、表示ボックス4とフェイスプレート3とは、係合により直接に固定接続される。これにより、表示ボックスがフェイスプレートを位置決める役割を果たすため、フェイスプレート3と表示ボックス4との間の寸法チェーンが短くなり、組立誤差の累積が避けられ、表示ボックス4と、フェイスプレート3にあるシルク印刷のランプ穴とが重なり合わないことが避けられ、組立の品質が向上する。
本発明の実施例に係る調理器具用のアッパーカバーアセンブリ100は、表示ボックス4がフェイスプレート3に取り付けられることにより、フェイスプレート3と表示ボックス4との間の寸法チェーンを短くし、表示ボックス4と、フェイスプレート3にあるシルク印刷のランプ穴とが重なり合わないことを避け、組立の品質を向上させることができる。
本発明の実施例において、図9と図10に示すように、フェイスカバー2の開口21の内周面には、フランジ22が備えられており、フェイスプレート3の周縁がフランジ22の下面に当接する。ここで、フェイスプレート3がフェイスカバー2の下方に設けられるとともに、フランジ22を利用してフェイスプレート3の周縁に当接させることで、フランジ22は、フェイスプレート3の周縁を遮蔽することができ、フェイスプレート3のエッジの形状がフェイスカバー2のエッジの形状の制限を受けることはなく、フェイスプレート3のエッジは、折れ曲がった直線辺とすることができる。フェイスプレート3がフェイスカバー2の上方に設けられて、フェイスプレート3のエッジがフェイスプレート3のエッジにマッチングしなければいけない従来技術のように、円弧状に作製する必要がない。これにより、フェイスプレート3の加工コストを低減し、製品の付加価値を向上させることができる。
また、フェイスプレート3が表示ボックス4に固定接続され、且つフェイスプレート3がフェイスカバー2のフランジ22の下面に当接するため、フェイスプレート3が接着材によりフェイスカバー2に固定される必要がなく、生産の組立効率を大幅に向上させ、コストを低減することができると同時に、フェイスプレート3を固定する信頼性を向上させることもできる。
ここで、いくつかの例においては、図9と図10に示すように、フランジ22が外方から内方へ下向きに傾斜して延在する。例えば、フェイスカバー2の内面に接続されるフランジ22は、内方へ向かって下向きに傾斜して延在する環状の板状である。更に、フランジ22の自由端がフェイスプレート3の上面に当接する。つまり、フランジ22の内端の自由端だけがフェイスプレート3と接触してフェイスプレート3を押し付ける。フランジ22のフェイスカバー2に接続される外端は、フェイスプレート3のエッジと所定の距離の間隔をあける。
このように、表示ボックス4がフェイスプレート3に係合される場合に、例えば、表示ボックス4の第1の係止フック42がフェイスプレート3のエッジに引っ掛けられる場合に、第1の係止フック42のフック部を、フランジ22とフェイスプレート3との間の隙間に収容することができるため、第1の係止フック42のフック部とフランジ22との干渉が避けられる。
また、フランジ22が下へ傾斜して延在するカンチレバー構成であり、フランジ22は、自由端だけがフェイスプレート3を下へ押し付ける場合に、フランジ22自身の構造が一定の弾性を有するため、フランジ22の自由端とフェイスプレート3とは、締り嵌めで結合することができ、フランジ22が一定の弾性変形をすることにより、フェイスプレート3が押し付けられるため、フェイスプレート3に対する押圧程度を向上させ、組立の信頼性を向上させることができると同時に、フェイスプレート3がフランジ22に硬く接触してフェイスプレート3が破損することを避けることができる。
好ましくは、図8に示すように、フェイスプレート3とフランジ22との間に密封部材5が設けられており、例えば、密封部材5は、フェイスプレート3の上面とフランジ22の下面との間に設けることができる。密封部材5は、フェイスプレート3とフランジ22との間の隙間を密封することができる。これにより、塵埃などの異物が当該隙間からアッパーカバーアセンブリ100内に侵入することを防止し、異物によるアッパーカバーアセンブリ100内の蒸気通路の汚染を防止し、異物がアッパーカバーアセンブリ100内の電気部材の正常作動に影響を及ぼすことを防止することができる。
更に、フェイスカバー2の径方向に沿う内向き方向に、フランジ22が下へ傾斜して延在する。好ましくは、フランジ22の下面には下向きに延在するストッパリブが設けられ、且つ密封部材がストッパリブのフェイスプレートの径方向の内側に位置する。これにより、ストッパリブは密封部材の移動を効果的に制限し、フランジとフェイスプレートとの間での密封部材の変位を防止することができる。選択的には、密封部材は、シールリングである。
本発明のいくつかの実施例において、図12に示すように、表示ボックス4に上向きに延在する第1の係止フック42が設けられ、第1の係止フック42は、複数であり、且つ複数の第1の係止フック42が、フェイスプレート3の周方向に間隔をあけて配置され、第1の係止フック42のフェイスプレート3に向かって突出するフック部がフェイスプレート3の上面に当接する。これにより、周方向に間隔をあけて配置される複数の第1の係止フック42は、フェイスプレートのエッジに引っ掛けられ、フェイスプレート3と表示ボックス4とを固定接続する役割を果たす。
更に、図12に示すように、表示ボックス4には、上向きに延在する第1の位置決めポスト43が設けられ、第1の位置決めポスト43は、複数であり、且つ複数の第1の位置決めポスト43が、フェイスプレート3の周方向に間隔をあけて配置されている。第1の位置決めポスト43には、水平位置決め面と垂直位置決め面とが形成され、フェイスプレート3が水平位置決め面で支持され、且つフェイスプレート3の周縁が垂直位置決め面の内側に当接する。この場合に、フェイスプレート3の上下面のそれぞれが、第1の係止フック42のフック部と第1の位置決めポスト43の水平位置決め面との間に当接し、第1の係止フックのフック部と第1の位置決めポストの水平位置決め面とが協働してフェイスプレート3の上下方向での位置決めを実現する。フェイスプレート3の周縁が、周方向に分布する複数の第1の位置決めポスト43の垂直位置決め面の間に当接する。これにより、フェイスプレート3の水平方向での位置制限を実現し、最終的にフェイスプレート3と表示ボックス4とが固定接続されることを実現することができる。
好ましくは、第1の位置決めポスト43と第1の係止フック42とが、フェイスプレート3の周方向に交互に間隔をあけて配置される。更に、第1の位置決めポスト43と第1の係止フック42とがペアになって隣接するように配置される。これにより、フェイスプレート3と表示ボックス4との接続の信頼性及び安定性を更に向上させることができる。
また、水平投影面での表示ボックス4の寸法はフェイスプレート3の寸法より明らかに小さく、且つ組立プロセスにおいては、フェイスプレート3とインナーカバー1との間で、一方側に表示ボックス4が取り付けられ、もう一方側に一般的には蒸気弁が取り付けられるので、もし表示ボックス4にしかフェイスプレート3を固定するための第1の係止フック42と第1の位置決めポスト43とを設けられない場合には、表示ボックス4の第1の係止フック42と第1の位置決めポスト43とがフェイスプレート3の周縁を完全に囲むことができない。
そのため、フェイスプレート3を固定する信頼性を更に確保し、フェイスプレート3が斜めに変位することなどを避けるために、好ましくは、図12に示すように、インナーカバー1に上向きに延在する複数の第2の位置決めポスト11が設けられ、複数の第2の位置決めポスト11が、フェイスプレート3の周方向に間隔をあけて配置され、フェイスプレート3のエッジが複数第1の位置決めポスト43と複数第2の位置決めポスト11で支持されてもよい。ここで、複数の第2の位置決めポスト11はインナーカバー1の表示ボックス4と反対側の他の一端に位置することができる。このように、複数の第1の位置決めポスト43と複数第2の位置決めポスト11フェイスプレート3とが周方向に間隔をあけて配置されることにより、第1の位置決めポスト43と第2の位置決めポスト11とにより周方向にフェイスプレート3の周縁を均一に支持することができる。これにより、フェイスプレート3を支持する安定性、及びフェイスプレート3を固定する信頼性を向上させることができる。
本発明のいくつかの実施例において、表示ボックス4はインナーカバー1に係合される。具体的に、図11を参照して、表示ボックス4に下向きに延在する複数の係止フック41が設けられ、複数の係止フック41は、表示ボックス4の周方向に間隔をあけて配置され、インナーカバー1に係止フック41と一対一で対応する係止穴14が設けられ、係止フック41は、係止穴14に係合される。これにより、表示ボックス4の取り付けを容易にすることができる。
なお、従来技術において、表示ボックス4は、独立する部品ではなく、フェイスカバー2に形成された下へ凹むキャビティである。この場合、フェイスプレート3がフェイスカバー2の上方に配置される必要がある。本発明において、表示ボックス4は、独立する部品としてインナーカバー1に取り付けられ、それからフェイスプレート3に直接接続されるため、フェイスカバー2の構成を簡易化し、フェイスカバー2、表示ボックス4およびフェイスプレート3の生産を容易にすることができるだけでなく、表示ボックス4とフェイスプレート3との配置を容易にし、フェイスプレート3と表示ボックス4との寸法チェーンを短くし、組立の効率を向上させ、生産コストを低減することもできる。
更に、図11を参照すると、インナーカバー1には上向きに延在する複数のガイドリブ13が設けられており、複数のガイドリブ13が表示ボックス4の周方向に間隔をあけて配置され、表示ボックス4が複数ガイドリブ13の内側に取り付けられてもよい。好ましくは、複数ガイドリブ13の内側面は、下から上への方向に外方へ傾斜するくさび形である。このように、複数のガイドリブ13の内側面によって囲まれた空間は、上から下への方向に向かってその水平横断面が次第に小さくなる。この場合に、組立プロセスにおいて、ガイドリブ13の内側のくさび形のガイド面によって、表示ボックス4が所定の取り付け位置に徐々にガイドされ、組立の効率を向上させることができる。
本発明のいくつかの実施例において、フェイスカバー2によりインナーカバー1と、表示ボックス4と、フェイスプレート3とのそれぞれがカバーされる。例えば、フェイスカバー2は、上下方向に延在する環状の桶状である。フェイスカバー2の頂端に開口21が備えられ、且つフェイスカバー2の上端の内周面には径方向内側へ突出するフランジ22を備えられている。フランジ22は、フェイスカバー2の周方向に延在する環状である。インナーカバー1と、表示ボックス4と、フェイスプレート3とは、いずれもフェイスカバー2の内側にカバーされる。
ここで、図10に示すように、フェイスカバー2は、インナーカバー1に係合されたりネジにより接続されたりするか、又は、インナーカバー1に係合されると共にネジにより接続されるかのいずれかである。これにより、フェイスカバー2とインナーカバー1とを容易に接続することができ、取り付けが容易になる。
具体的には、図10に示すように、インナーカバー1には上向きに延在する第2の係止フック12が設けられてもよい。第2の係止フック12は、一つ、またはインナーカバー1の周方向に間隔をあけて配置される複数であってもよい。フェイスカバー2の内側にリブ23が設けられる。ここで、リブ23は、フェイスカバー2の周方向に延在する環状に形成されてもよいし、リブ23は、環状の一部に形成されてもよい。当然ながら、リブ23は、第2の係止フック12と一対一で対応する複数であってもよい。組立時に、第2の係止フック12のフック部がリブ23の上面に引っ掛かることにより、インナーカバー1とフェイスカバー2との係合が実現される。
また、図10に示すように、インナーカバー1に取り付け穴15が形成されてもよい。フェイスカバー2の内側に取り付けポスト24が設けられてもよい。インナーカバー1は、取り付け穴15を介してフェイスカバー2の取り付けポスト24にボルトで接続されてもよい。
以下に、本発明の上記実施例の調理器具用のアッパーカバーアセンブリ100の組立プロセスを説明する。
組立プロセスにおいて、表示ボックス4の係止フック41がインナーカバー1の係止穴14に挿入されて、表示ボックス4とインナーカバー1との係合が実現される。その後、表示フェイスプレートが表示ボックス4内に取り付けられる。次に、フェイスプレート3が、表示ボックス4の第1の係止フック42及び第1の位置決めポスト43と第2の位置決めポスト11との間に係合されて、フェイスプレート3と表示ボックス4との固定接続が実現され、この場合に、フェイスプレート3は、表示ボックス4の頂部を覆う。最後に、フェイスカバー2がインナーカバー1に係合され、しかもネジにより接続されこの場合に、フェイスカバー2によりフェイスプレート3と、表示ボックス4と、インナーカバー1とのそれぞれがカバーされ、組立が完成される。
本発明の選択的な一例によれば、フェイスプレート3は、ガラス製のフェイスプレート3である。フェイスプレート3は、ガラスで製作される。ガラスが通常透明材質であるため、ユーザは、フェイスプレート3を介してインナーカバー1と表示ボックス4とが見えるので、作動中に、ユーザが観察しやすくなる。
本発明の第2の態様の実施例に係る調理器具Sは、上記実施例に記載の上記アッパーカバーアセンブリ100を含む。
本発明の実施例の調理器具Sによれば、フェイスカバー2がフェイスプレート3の周方向に沿ってフェイスプレート3の外周縁を覆うことにより、使用時にユーザを傷つけることになりにくく、安全性が高いだけでなく、フェイスプレート3が周囲の物品と直接接触して破損することが避けられ、調理器具Sが効果的に保護され、調理器具Sの使用寿命が確保される。
本発明の実施例に係る調理器具Sのほかの構成は、例えば、本体、鍋体、加熱装置及び操作は、当業者にとっては、周知なものであるため、ここで詳しく説明しない。
本発明の実施例に係る調理器具は、上記第1の態様の実施例の調理器具用のアッパーカバーアセンブリ100が設けられることにより、調理器具の全体的な性能を向上させる。
なお、本発明の説明において、「中心」、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」、「頂」、「底」、「内」、「外」、「軸方向」、「径方向」、「周方向」などの用語が示す方位又は位置関係は、図面に示す方位又は位置関係に基づき、単に本発明を便利且つ簡単に説明するためのものであり、指定された装置又は部品が特定の方位にあり、特定の方位において構造され操作されると指示又は暗示するものではないので、本発明を限定するものと理解してはいけない。
なお、「第1」、「第2」の用語は目的を説明するためだけに用いられるものであり、比較的な重要性を指示又は暗示するか、或いは示された技術的特徴の数を黙示的に指示すると理解してはいけない。よって、「第1」、「第2」が限定されている特徴は、少なくとも一つの該特徴を含むことを明示又は暗示するものである。本発明の説明において、明確且つ具体的な限定がない限り、「複数」とは、二つ以上を意味する。
本発明において、明確な規定と限定がない限り、「取り付ける」、「互いに接続する」、「接続する」、「固定する」などの用語の意味は広義に理解されるべきである。例えば、固定接続や、着脱可能な接続や、或いは一体的な接続でも可能である。機械的な接続や、電気的な接続も可能である。明確な限定がない限り、直接接続することや、中間媒体を介して間接的に接続することや、二つの部品の内部が連通することや、或いは二つの部品の間に相互の作用関係があることも可能である。当業者にとって、具体的な場合によって上記用語の本発明においての具体的な意味を理解することができる。
本明細書において、「一つの実施例」、「いくつかの実施例」、「例」、「具体的な例」、または「いくつかの例」などの用語の意味は、当該実施例または例示が説明する具体的な特徴、構成、材料または特性が少なとも一つの実施例または例示に含まれる。本明細書において、上記の用語の概略的な表現は、同じ実施例または例示に対して行う必要がない。また、互いに矛盾しない場合、当業者は、本明細書に係る異なる実施例または例示及び異なる実施例または例示の特徴を結合する及び組み合わせることができる。
以上に本発明の実施例を示して説明したが、当業者であれば、本発明の精神及び趣旨を逸脱しない場合、上記実施例に対して複数の変化、修正、取り替え及び変形を行うことができる。本発明の範囲は、請求の範囲及びその同等物により限定される。
100 アッパーカバーアセンブリ
10 支持部
1 インナーカバー
11 第2の位置決めポスト
12 第2の係止フック
13 ガイドリブ
14 係止穴
15 取り付け穴
2 フェイスカバー
21 開口
22 フランジ
23 リブ
24 取り付けポスト
3 フェイスプレート
4 表示ボックス
41 係止フック
42 第1の係止フック
43 第1の位置決めポスト
5 密封部材

Claims (22)

  1. 支持部と、
    前記支持部で支持されるフェイスプレートと、
    前記フェイスプレートに設けられるフェイスカバーと、を含み、
    前記フェイスカバーに開口が設けられ、前記フェイスプレートの一部が前記開口から露出しており、前記フェイスカバーは、前記フェイスプレートの前記支持部と反対側の面のエッジを覆う、
    ことを特徴とするアッパーカバーアセンブリ。
  2. 前記開口の面積よりも前記フェイスプレートの面積が大きく、前記フェイスプレートは、前記開口を密閉して覆い、且つ前記フェイスプレートの外周縁から前記開口の穴縁までの距離の幅は、0.5〜20mmの範囲内である、
    ことを特徴とする請求項1に記載のアッパーカバーアセンブリ。
  3. 前記フェイスプレートは多角形に形成され、前記フェイスプレートは複数の頂点及び複数の辺を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載のアッパーカバーアセンブリ。
  4. 前記フェイスカバーは、前記フェイスプレートに当接するとともに、前記支持部に係合される、
    ことを特徴とする請求項1に記載のアッパーカバーアセンブリ。
  5. 前記支持部は、
    前記フェイスプレートを支持する支持ポストが設けられるインナーカバーと、
    前記インナーカバーに設けられる表示ボックスと、
    を含む、
    ことを特徴とする請求項4に記載のアッパーカバーアセンブリ。
  6. 前記表示ボックスまたは前記インナーカバーによって前記複数の辺の位置が制限される、
    ことを特徴とする請求項5に記載のアッパーカバーアセンブリ。
  7. 前記フェイスカバーによって前記複数の辺の位置が制限される、
    ことを特徴とする請求項3に記載のアッパーカバーアセンブリ。
  8. 前記フェイスカバーと、前記インナーカバーまたは前記表示ボックスとが互いに係合される、
    ことを特徴とする請求項5に記載のアッパーカバーアセンブリ。
  9. 前記フェイスプレートは、多角形に形成され、前記フェイスカバーは、前記支持部と前記フェイスプレートとの外側を取り囲むように設けられる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のアッパーカバーアセンブリ。
  10. 前記フェイスプレートの複数の頂点は、前記フェイスプレートの周方向に間隔をあけて配置され、各前記頂点と前記フェイスカバーの内側壁との間の距離L1は、0<L1≦5mmという関係式を満たす、
    ことを特徴とする請求項9に記載のアッパーカバーアセンブリ。
  11. 前記フェイスプレートの複数の辺は、前記フェイスプレートの周方向に先端と末端とが順次に接続され、各前記辺の中点と前記フェイスカバーの内側壁との間の距離L2は、0≦L2≦20mmという関係式を満たす、
    ことを特徴とする請求項9に記載のアッパーカバーアセンブリ。
  12. 前記フェイスカバーは、前記インナーカバーの上方をカバーするように設けられ、前記フェイスプレートは、前記フェイスカバーの内側に設けられ、且つ前記開口を閉塞し、前記表示ボックスの少なくとも一部が、前記フェイスプレートの下方に位置し、前記表示ボックスは、情報を前記フェイスプレートに向かって上向きに表示する、
    ことを特徴とする請求項5に記載のアッパーカバーアセンブリ。
  13. 前記フェイスカバーの前記開口の内周面には、フランジが備えられており、前記フェイスプレートの周縁が前記フランジの下面に当接する、
    ことを特徴とする請求項12に記載のアッパーカバーアセンブリ。
  14. 前記フランジは、外方から内方へ下向きに傾斜して延在しており、前記フランジの自由端が前記フェイスプレートの上面に当接する、
    ことを特徴とする請求項13に記載のアッパーカバーアセンブリ。
  15. 前記フェイスプレートと前記フランジとの間に密封部材が設けられる、
    ことを特徴とする請求項13に記載のアッパーカバーアセンブリ。
  16. 前記表示ボックスに上向きに延在する第1の係止フックが設けられ、前記第1の係止フックは、複数であり、且つ複数の前記第1の係止フックは、前記フェイスプレートの周方向に間隔をあけて配置され、前記第1の係止フックの前記フェイスプレートに向かって突出するフック部が前記フェイスプレートの上面に引っ掛けられる、
    ことを特徴とする請求項12に記載のアッパーカバーアセンブリ。
  17. 前記表示ボックスに上向きに延在する第1の位置決めポストが設けられ、前記第1の位置決めポストは、複数であり、且つ複数の前記第1の位置決めポストは、前記フェイスプレートの周方向に間隔をあけて配置され、前記第1の位置決めポストに水平位置決め面と垂直位置決め面とが形成され、前記フェイスプレートは、前記水平位置決め面で支持され、且つ前記フェイスプレートの周縁が前記垂直位置決め面の内側に当接する、
    ことを特徴とする請求項16に記載のアッパーカバーアセンブリ。
  18. 前記インナーカバーに上向きに延在する複数の第2の位置決めポストが設けられ、複数の前記第2の位置決めポストは、前記フェイスプレートの周方向に間隔をあけて配置され、前記フェイスプレートのエッジは、複数の前記第1の位置決めポストと複数の前記第2の位置決めポストとで支持される、
    ことを特徴とする請求項17に記載のアッパーカバーアセンブリ。
  19. 前記フェイスカバーは、前記インナーカバーと、前記表示ボックスと、前記フェイスプレートとのそれぞれをカバーし、前記フェイスカバーは、前記インナーカバーに係合されたりネジにより接続されたりするか、又は、前記インナーカバーに係合されると共にネジにより接続されるかのいずれかである、
    ことを特徴とする請求項12に記載のアッパーカバーアセンブリ。
  20. 前記インナーカバーに上向きに延在する第2の係止フックが設けられ、前記フェイスカバーの内側にリブが設けられ、前記第2の係止フックのフック部が前記リブの上面に引っ掛けられる、
    ことを特徴とする請求項19に記載のアッパーカバーアセンブリ。
  21. 前記フェイスプレートは、ガラス製のフェイスプレートである、
    ことを特徴とする請求項1〜20のいずれかに記載のアッパーカバーアセンブリ。
  22. 請求項1〜21のいずれかに記載の、調理器具用のアッパーカバーアセンブリを含む、
    ことを特徴とする調理器具。
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