JP2019532594A - 無線電気通信装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

モバイル通信ネットワークにおいてシステム情報を伝送する方法。ネットワークは、セルと複数のモバイル端末とを無線通信させる操作の可能な基地局と、複数のモバイル端末のうち1つのモバイル端末とを含み、モバイル端末は、基地局と通信する操作が可能である。方法は、基地局により提供されるセルを用いるためのシステム情報を含む基本システム情報「ESI」を、複数のモバイル端末に定期的に伝送し、セルにより提供される1つ以上のサービスを用いるためのシステム情報を含む追加システム情報「ASI」をモバイル端末に伝送する。方法は、基地局がオーバーロードであると判断された場合は、セルは1つ以上のサービスを現在提供できないというサービス通知を伝送することをさらに含む。【選択図】図3

Description

関連出願を相互参照
本出願は、欧州特許出願EP16197185.8号のパリ条約による優先権を主張するものであり、内容を参照することにより組み込まれる。
本開示は、無線電気通信装置及び方法に関する。
「背景」の記載は、本開示の内容を包括的に示すためである。背景技術に記載された範囲及び出願時に従来技術とはされない説明の態様に係る本発明者らの功績は、明示又は黙示を問わず本発明の従来技術とはされない。
3GPP承認UMTS及びロングタームエボリューション(LTE)アーキテクチャに基づく第3及び4世代のモバイル電気通信システムは、前世代のモバイル電気通信システムにより提供された単純なボイス及びメッセージサービスよりも洗練されたサービスをサポートすることができる。例えば、LTEシステムにより提供される改善されたラジオインターフェースと向上したデータレートにより、ユーザーは、固定回線データ接続でしか以前は利用できなかったモバイルビデオストリーミングやモバイルビデオ会議等高データレートアプリケーションを楽しむことができる。第3及び4世代ネットワークを用いる要求は高く、これらのネットワークのカバーエリア、すなわち、ネットワークへのアクセスが可能な地理的な場所を急速に増大することが期待される。
今後の無線通信ネットワークは、現行のシステムでサポートが最適化されたものよりも、広範囲なデータトラフィックプロフィールやタイプに関連する広範囲なデバイスとの通信を効率的にサポートすることが期待されている。例えば、今後の無線通信ネットワークは、複雑性の減じたデバイス、マシン型通信デバイス、高解像度ビデオディスプレイ、バーチャルリアリティヘッドセット等をはじめとするデバイスとの通信を効率的にサポートすることが期待されている。これらの異なるタイプのデバイスのいくつかは、多く使われるであろう。例えば、「The Internet of Things」(IoT)をサポートするあまり複雑でないデバイスがある。典型的に、比較的高い抗遅延による、比較的少量のデータの伝送に関連している。一方、例えば、高精細ビデオストリーミングをサポートする他の種類のデバイスは、比較的低い抗遅延による比較的大量のデータの伝送に関連している。単一デバイスタイプも、それが動作する用途に応じた、異なるトラフィックプロフィールと関連している。例えば、インターネットブラウジングアプリケーション(散発的なアップリング及びダウンリンクデータ)を動作させているときに比べ、ビデオストリーミングアプリケーション(高ダウンリンクデータ)を動作させているときは、異なる考え方が、スマートフォンとのデータ交換を効率的にサポートすることに適用される。
これにより、異なる用途及び異なる特性データトラフィックプロフィールに関連する広範囲なデバイスへの効率的な接続サポートのために、5G又は新無線(NR)システム/新無線アクセス技術(RAT)システム、既存のシステムの今後の反復/リリースと呼ばれる、今後の無線通信ネットワークが求められている。
異なるケイパビリティを有し、異なるタイプのデータ通信をする異なるタイプの端末デバイスを効率的にサポートする無線電気通信システムについて、ネットワークインフラストラクチャーは、端末デバイス操作の関連特性、すなわち、効率を改善するために、端末デバイスとの通信をどのように処理するかに影響する特性を知る必要がある。これに関して、端末デバイス操作の関連特性は、広くは、2つの情報カテゴリに分類される。
第1のカテゴリは、ケイパビリティ情報と呼ばれ、例えば、サポートされる無線アクセス技術、操作帯域及び周波数、MIMOサポート、キャリアアグレゲーションサポート等に関する、端末デバイスの無線ネットワークにアクセスする基本的なケイパビリティに関連する情報を含む。ケイパビリティ情報は、一般的に、ハードウェアにより設定され、端末デバイスが物理レイヤーにアクセスする方法を決めるデバイスの特性に関係すると広くは考えられる。無線電気通信システムにおいて通信を構成するのにかかるケイパビリティ情報を使うことは、既に確立されている。
情報の第2のカテゴリは、アプリケーション情報又はデバイスコンテクスト情報と呼ばれ、例えば、デバイスがサポートする、現在、動作している、ソフトウェアに関連する情報、及びデバイスの性質や使われ方、例えば、デバイスが、スタティックデバイス、モバイルデバイス、ウェラブルデバイス等であるかに関する、端末デバイスの高レイヤー操作(すなわち、物理レイヤーより高いレイヤー)に関係する情報を含む。アプリケーション情報/デバイスコンテクスト情報は、モバイルデバイスの現在の操作モード、環境とモビリティ、端末デバイスが無線インターフェースにどのようにして物理的にアクセスするかに関するケーパビリティ情報とは別のその他情報に係るパラメータ/特性を表す情報を含むと考えられる。
LTEベースネットワーク等の従来の無線電気通信ネットワークにおいて、基地局は、システム情報を伝送して、端末が、提供されるセルにアクセスしこれを用いることができるようにすることが知られている。最近の規格リリースにおいて、数多くのサービスが導入されており、基地局はまた、セルに提供されるサービスに関する追加のシステム情報を、オンデマンドで伝送することが提案されてきた。しかしながら、LTE環境においては、基地局/セルは既に高ロードである場合は、同レベルのサービスを提供することはできず、オーバーロードの基地局を支援する現在の提案では使用が限定される。
本開示は、上述した問題の少なくともいくつかに取り組み、軽減するのに役立つ。本開示の各態様及び特徴は、特許請求の範囲に定義される。詳細な説明は例示であり、本技術を限定するものではない。実施形態及びさらなる利点は、詳細な説明を図面と共に参照することにより、理解されるであろう。
本開示及び付随する多くの利点は、図面と共に詳細な説明を参照することにより、より良く理解されるであろう。図面において、同一の参照番号は、同一又は対応のものを指す。
本開示のある実施形態に従って、操作されるように構成されたLTEタイプの無線電気通信ネットワークの態様の概略図である。 本開示のある実施形態に従って、操作されるように構成された無線電気通信ネットワークの態様の概略図である。 システム情報を端末に伝送するよう構成された無線電気通信ネットワークの態様の概略図である。 無線電気通信ネットワークに用いる方法の態様の概略図である。
図1は、LTE原理に従って操作されるが、他の無線アクセス技術もサポートし、ここに記載した開示の実施形態を実施する、モバイル電気通信ネットワーク/システム100の基本機能を示す概略図である。図1の様々な要素およびその各操作モードは、周知されており、3GPP(RTM)により管理される関連規格により定義され、例えば、Holma H. and Toskala A [1]等、それについて多くの本にも記載がある。具体的には記載しないが、電気通信ネットワークの操作態様は、公知の技術、例えば、関連規格及び関連規格に対して既に提案された修正や追加に従って実施されると考えられる。
ネットワーク100は、コアネットワーク102に接続される複数の基地局101を含む。各基地局は、データが端末デバイス104と通信できるカバーエリア103(すなわち、セル)を提供する。データは、無線ダウンリンクを介して各カバーエリア103内で、基地局101から端末デバイス104へ伝送される。データは、無線アップリンクを介して、端末デバイス104から基地局101へ伝送される。コアネットワーク102は、各基地局101を介して、端末デバイス104とデータをやり取りし、認証、モビリティマネジメント、チャージ等の機能を提供する。端末デバイスはまた、モバイルステーション、ユーザーイクイップメント(UE)、ユーザー端末、モバイル無線、通信デバイス等とも呼ばれる。ネットワークインフラストラクチャーイクイップメントの一例である基地局はまた、トランシーバーステーション/ノードBs/e−ノードBs等とも呼ばれる。
図2は、本開開示の実施形態による電気通信システム500の詳細を示す概略図である。本例の電気通信システム500は、LTEタイプのアーキテクチャによるものであり、電気通信システムはまた、図2に示す適切に構成された機能を備えた同じハードウェアか、図2に示すハードウェアに関連して操作するよう構成された別のハードウェアを用いることにより、他の無線アクセス技術もサポートする。電気通信システム/ネットワーク500の操作の多くの態様は公知で理解されており、簡潔にするため、詳述はしない。本明細書の具体的に記載されていない電気通信システム500の操作態様は、公知の技術に従って、例えば、現行のLET規格や、無線電気通信システムを操作するための他の提案に従って、実施される。
電気通信システム500は、無線ネットワーク部につながれたコアネットワーク部(進化パケットコア)502を含む。無線ネットワーク部は、端末デバイス508につながれた基地局(進化ノードB)を含む。本例においては、1台のみの基地局504と1台のみの端末デバイス508が図2において示されているが、実際の無線ネットワーク部は、様々な通信セルにまたがる数多くの端末デバイスを扱う複数の基地局を通常は含んでおり、UTRAN、GERAN、WLAN又は5GニューRAT等の他の無線アクセス技術に従って操作されるセル上の端末デバイスとの無線通信をサポートするトランシーバーステーションも潜在的に含まれる。しかしながら、簡潔にするために、図2には1台のみの基地局と端末デバイスを示してある。
端末デバイス508は、基地局(トランシーバーステーション)504とデータ通信するよう構成されている。基地局は、電気通信システム500において、基地局504を介して、端末デバイスへのモバイル通信サービスのルーティングと管理を行うよう構成されたコアネットワーク部において、サービングゲートウェイ、S−GW(図示せず)に通信可能に接続されている。モビリティマネジメント及び接続性を維持するために、コアネットワーク502はまた、モビリティマネジメントエンティティMME(図示せず)も含み、これは、加入者管理サーバHSSにストアされた加入者情報に基づいて、通信システムにおいて操作される端末デバイス508とのエンハンスドパケットサービスEPS接続を管理する。コアネットワークにおける他のネットワークコンポーネント(簡潔にするために同じく不図示)には、ポリシーチャージ及びリソース機能、PCRF、及びコアネットワーク部502から外部パケットデータネットワーク、例えば、インターネットへの接続を提供するパケットデータネットワークゲートウェイPDN−GWが含まれる。上述した通り、図2に示す通信システム500の様々な要素の操作は、本明細書に記載した本開示の実施形態による機能を与えるべく修正した部分は別にして従来のものである。本発明の実施形態は、例えば、UTRAN、GERAN、WLAN又は5GニューRAT(NR)ネットワークのうち1つ以上の異なる無線アクセス技術に従って操作される無線通信システムで通常実施され、他の無線アクセス技術は、LTEインプリメンテーションに関して同じネットワークインフラストラクチャーコンポーネントを必ずしも組み込んでいない(例えば、新RATネットワークにおけるサービングゲートウェイがない)ものと考えられる。
端末デバイス508は、後述するベースステーション504との通信時、本開示の実施形態に従って、操作をサポートするよう構成されている。端末デバイス508は、無線信号の伝送及び受信のためのトランシーバー回路508a(トランシーバー/トランシーバーユニットとも呼ばれる)と、端末デバイス508を制御するプロセッサ回路508b(プロセッサ/プロセッサユニットとも呼ばれる)とを含む。プロセッサ回路508bは、本明細書に記載した実施形態による機能を提供する様々なサブユニット/サブ回路を含んでいてよい。これらのサブユニットは、離散ハードウェア要素として、又はプロセッサ回路の適切に構成された機能として実施されてよい。このように、プロセッサ回路508bは、無線電気通信システムにおけるイクイップメントのための従来のプログラミング/構成技術を用いて、本明細書に記載した所望の機能を提供するよう好適に構成/プログラムされた回路を含んでいてよい。トランシーバー回路508a及びプロセッサ回路508bは、分り易くするために、個別の要素として図2に概略を示してある。しかしながら、これらの回路要素の機能性は、例えば、1つ以上の好適にプログラムされたプログラマブルコンピュータ、又は1つ以上の好適に構成された用途特定集積回路/回路/チップ/チップセットを用いて、様々な異なる方法で提供されるものと考えられる。端末デバイス508は、一般に、例えば、電源、ユーザーインターフェース等、操作機能性に係る様々なその他の要素を含むが、簡潔にするために、図2には示していない。
基地局504は、無線信号を伝送及び受信するためのトランシーバー回路504a(トランシーバー/トランシーバーユニットとも呼ばれる)と、本明細書に記載した本開示の実施形態に従って操作される基地局504を制御するよう構成されたプロセッサ回路504b(プロセッサ/プロセッサユニットとも呼ばれる)とを含む。プロセッサ回路504bは、後述する本開示の実施形態による機能を提供するスケジューリングユニットのような様々なサブユニット/サブ回路を含んでいてよい。これらのサブユニットは、離散ハードウェア要素として、又はプロセッサ回路の適切に構成された機能として実施されてよい。このように、プロセッサ回路504bは、無線電気通信システムにおけるイクイップメントのための従来のプログラミング/構成技術を用いて、本明細書に記載した所望の機能を提供するよう好適に構成/プログラムされた回路を含んでいてよい。トランシーバー回路504a及びプロセッサ回路504bは、分り易くするために、個別の要素として図2に概略を示してある。しかしながら、これらの回路要素の機能性は、例えば、1つ以上の好適にプログラムされたプログラマブルコンピュータ、又は1つ以上の好適に構成された用途特定集積回路/回路/チップ/チップセットを用いて、様々な異なる方法で提供されるものと考えられる。基地局504は、一般に、スケジューラー等、操作機能性に係る様々なその他の要素を含むものと考えられる。例えば、簡潔にするために、図2には示していないが、プロセッサ回路504bは、スケジューリング回路を含み、すなわち、プロセッサ回路504bは、基地局504にスケジューリング機能を提供するよう構成/プログラムされていてよい。
現時点での開発では、基本システム情報(基地局により提供されるセルを用いることができるようになる前に端末が取得すべき)に加えて、セルで利用可能な追加のサービスについて、端末に情報を提供するための「他のシステム情報」又は「他のSI」を伝達する基地局が提案されている。エッセンシャルSI(「ESI」)は、キャンパブルでないときに、常に伝送されるが、他のSIは、端末からのオンデマンドで、リクエスト時にのみ伝送される。他のSIは、ここでは、「追加SI」又は簡潔に「ASI」と称す。これに関連して、RAN2#95bis会議で、以下の3つの目的が合意された。
1:オンデマンドSIについて、他のSIは、設定可能に周期的(LTEのSI周期と等価)かつ特定の期間にわたってブロードキャストしてよい。
2:アイドル及び「ニューステート」による他のSIのリクエスト、UEは状態遷移なしで実施されるものとする。
3:UEによりリクエストされるSIについて、UEは、セルにおいて使用可能かどうか、かつ、他のSIリクエストを送る前にブロードキャストされるかどうかを知るものとする(例えば、最小SIをチェックすることにより)。
上記の合意により、ASIは、UEからのリクエストに従って、オンデマンドで送信できる。リクエストを送信する前、UEは、特定のSIBがセルにおいて利用可能かどうか知るものとする。これらの合意及び議論に基づいて、図3に示す通り、提案される1つのスキームは、R2−166203である。
図3に示すスキームにおいて、UEは、ASIにリクエストを送信することができ、リクエストは、SIリクエストウィンドウ内に送信されるものとする。ネットワークは、図3に2つの代替で示される、ブロードキャストか専用シグナリングのいずれかにより、SIをデリバーすることを決定することができる。従って、ASIは、リクエストにより端末に単純にデリバリーされる。
上記合意2によれば、リクエストに対してランダムアクセス「RA」プリアンブルを用いることは、SIをリクエストする方法を決める最も可能性の高い選択肢である。UEは、設定可能な期間、すなわち、SI応答ウィンドウを待って、RAプリアンブルを送信する。
最後に、合意3を見ると、他のSIスケジューリングについての情報を含むものとするエッセンシャルSIをチェックした後、UEは、リクエスト(例えば、RAプリアンブル)を送信することができる。中には、「他のSI」として伝送された各SIの利用可能性についてのビットマップを用いることを提案した会社もある。例えば、ESIは、ASIは第1のサービスには利用可能であるあ、第2のサービスには利用可能でない、ということを示すことができた。
しかしながら、ネットワークがオーバーロード又は混雑している場合は、ASIの伝送は、残念ながら、基地局のロードをさらに増大させてしまうという影響をもたらす。解決策の1つは、システム情報ブロードキャストに、予め十分なリソース(LTEのような)をネットワークがリザーブしておくことを決定することである。これは、R2−166885に提案されており、「システムロードが高いときは、UEが他のSIにリクエストを出さないようにして、オールウェイズブロードキャストデリバリーにスイッチバックするのが好ましい」と示唆されている。
これは、シグナリングオーバーロードを減じるが、システムは、アップリンクよりもダウンリンクではオーバーロードの可能性があるため、この提案は不十分である。従って、この解決策によりなされた省力は、ASIをリクエストするアップリンクリソースにおいて、基地局のロードを減じるのに限られた影響しかない可能性が高い。例えば、
ASIをリクエストするのに用いられるRAプリアンブルリソースからの単一シグネチャー(又はSIBタイプごとの単一シグネチャー)しかなく、RAリソースは、オーバーロードであっても常に伝送されることとなる(UEは、セルがたとえオーバーロードであても、RA手順を通常通り、実施できなければならない)。その結果、UEは、基地局がオーバーロードでもASIをリクエストでき、かかるリクエストが資源の消費にはならない。
一方、提案されたオールウェイズブロードキャストデリバリーにスイッチバックすると、予めSIリソースをリザーブするネットワークとなるため、セルのロードが増大する。また、ビームフォーミングによるオーバーヘッドもまた考慮する必要があり、この修正の影響が、LTEによるよりもビームフォーミングの5Gのいて強くなる。さらに、オーバーロードにより、ネットワーク又はセルはこれらのUEをサーブすることはできない。他に考慮することは、対応のサービス使用の開始に興味がありさえすれば、UEは他のシステム情報(「ASI」)をリクエストすることである。例えば、MBMSサービスを用いることに実際興味がある場合、UEはMBMS SIBをリクエストするだけである。
以下は、「他のSI」の一部となり得るセル再選択SIB、3、4、5、6、7を除く、LTEで現在利用可能なシステムのリストである。
Figure 2019532594
ここで仮定するのは、セル再選択パラメータは、エッセンシャルSIに含まれ、さらなるシステム情報(「SI」)が提供されず、基本モビリティを実施する場合でも、端末は、セルを用いる、又はセルにキャンプオンされる。セル再選択パラメータもASIに含まれう場合には(いうれかにより示唆される通り)、ネットワークオーバーロードでの何らかのアクションが、ネットワークにとって優先度が高くなる。というのは、基地局がシステムオーバーロードモードのとき、ASIが提供されないと、UEは、他のセルを再選択することができないためである。
従って、ASIの伝送を取り扱うことができ、基地局がオーバーロードでもそのようにする構成を見つけることが望ましい。
本発明によれば、基地局のとき、基地局がオーバーロードした場合、例えば、ESI又はASIの一部として、セルが、ASIをリクエストした1つ以上のサービスを提供できない、という指示を端末が送る構成が提供される。
一方、ASI受信の際、端末はASIにリクエストしなければならず、対応するもの(セルが既にオーバーロードしているため失敗だった場合)にアクセスを試み、端末は、サービスが提供されていないという表示を受信することができる。これは、ネットワークにおけるシグナリングを減少させることができる。
ある観点から、本開示においては2つのレベルの解決策が提案されている。1つは、本開示では、「他のSIB又はオンデマンドSIB」自体のサイズがかなり大きく、ネットワークは、これらSIBの伝送に対応できないという態様を考慮していることである。2つは、これらのSIBを伝送する十分な資源があるが、関連サービスをリクエストするUEに対応するには十分でないことである。UEが新しいリソースをリクエストするとは限らない。というのはMBMS(セルにおけるブロードキャスト)及びD2Dリソース(セルにおけるリザーブされたリソース)は、セルの観点から固定されたリソースを消費できるからである。両方共、ネットワーク判断に基づいてユニキャストとして提供することができる。
本明細書に記載した提案を考慮すると、本開示によれば、次の4つの実施が提案される。
1.一例において、ネットワークは、ASIを端末に提供することができるが、専用シグナリングを介して、例えばD2D/MBMSのような「他のSI」におけるフィーチャーに対する新しいUEリクエストに対応する十分なリソースはない。エッセンシャルSIは、これらのSIBについてスケジューリング/利用可能性情報を含まないと仮定される。このUE/グループ/全USについての「他のSI」へのアクセスが制限される、例えば、SIB2をブロードキャストすることにより、基地局はブロードキャストすることができる。
従って、UEがこのサービスに明らかにアクセスしようとすると、UEはASIリクエストを送信せず、他のセル/RATへ移動する。ネットワークは、端末、例えば、エッセンシャルSIにおけるセル/RATへ補助情報を提供する。セル再選択SIBもまた「他のSIB」の一部である場合には、ネットワークは、セル再選択SIB及びSIB2をセットすることができ、これらを伝送する。しかしながら、セル再選択SIBが含まれない、又はブロードキャストされない場合には、エッセンシャルSIBはかかる情報を含むことができる。
SIB2(制限されているサービス及びかかるサービスをリクエストしているUEが行くべきセル/RATの表示を含めるのに用いられる)は、サービス又はアクセスクラスに基づくセルにおいて、UEの選択にブロードキャストしてよい。これは、現在の既存のACDCフィーチャーに基づくものであり、ネットワークは、制限されたACDCカテゴリをブロードキャストすることができ、UEは、ACDCカテゴリーに対して、又はここに記載した新しいメカニズムを用いてそれをチェックする。数多くのサービス(例えば、100)又は数多くのグループ(例えば、100)が、モバイルネットワークで操作される場合、大きなSIBが必要となる。SIBのサイズを減じるには、SIB2における輻輳レベル(例えば、1〜3)をブロードキャストすることができる。UEは、SIリクエストを送信するのをやめるかどうか判断し、UE又は特定のサービス(又はスライシング)のグループをサポートすべきである、現在のセル輻輳レベル及び予め設定された最大許容輻輳レベルに基づいて、他のセルへ移動することができる。例えば、4Kビデオは輻輳レベル3では許容されないが、輻輳レベル2は用いることができ、音声は、輻輳レベル3が許容される。このスキームの利点は、アクセスクラス(アクセスクラスをサポートしていないUEはまた、アクセス制限を実施することができる)およびACDCカテゴリから独立しているということである。
あるいは、UEは、システム情報を取得して、他のセルでそれを用いる。セル同士はセルロードを調整すると仮定される。例えば、ネットワークがアンカーセル技術を実施する場合は、1つのセルが、1つ以上の他のセルのためにASIをブロードキャストするように構成してもよい。
2.他の例において、ネットワークは、エッセンシャルSI情報においてスケジューリング情報の一部としてブロードキャストすることができ、ネットワークがその他SI SIBをブロードキャストせず、専用シグナリングによりそれを送信もしないこと、そして、セル及び関連セルにおいて、UEが対応のサービスを許容するかどうか明言される。
例えば、一実施において、そのた他SIに含まれるSIbに関連するビットは全て0にセットされる。アイドルモードのUEは、ブロードキャストされる「その他SI」なしが仮定され、UEはRRC_Connectedとなる。UEは、関連サービスがスタートする場合は、他のセル/RATに移動する。そうでない場合は、UEは後に再接続されるのが試みられるまで待つ。ネットワークは、セル再選択関連SIbで支援を行う。セル再選択を行い、他のセルでサービスを開始するか、または同自セルで待つ場合、用いるべきパラメータを示すUEへある情報が送信される。これは、セルがフィーチャーをサポートしない場合とは区別される。これにはまた、隣接セルがフィーチャーをサポートしていることの提示をブロードキャストすることも含まれる。
3.他のセルが、このセルのために他のSIを提供することに責を負う場合は、UEは、かかる情報を既に有しているか、又は、再選択を行って、同じセルを再び再選択する。かかる情報を他のセルから取得することは、システムがオーバーロードされていても、対応のサービス、例えば、D2D又はMbMSを開始することが完全に許容されている、ということをUEに示すものである。
従って、本例においては、セルは、X2状インターフェースについて、オーバーロード状況を調整し、隣接セルは、このオーバーロードセルについて、ASI(「その他SI」)のブロードキャストを停止する。あるいは、SIB2が伝送され、セルが全サービスについて制限されていることを示す場合には(上記例1参照)、ASIの取得もできないことも示すことができる。ある実施例において、セル制限は、サービスの一部であって全てに対してでないと考えられることも注目に値する。例えば、セルは、低キャパシティサービスも可能で、又は、緊急サービスは、優先順位の低い、及び/又は操作するのに利用可能な高スループットを必要とする、他のサービスの使用を制限する。
関連サービスをスタートすべき場合や、同じセルにキャンプオンする場合には、UEは、他のセル/RATに移動する。キャンプオンしたセルがオーバーロードの場合には、エッセンシャルSIは、好ましくは、UEは「その他SI」をリクエストしないことを示す。
4.ネットワークは、複数のセルの1つをスイッチする。そこでは、UEがもうキャンプオンできない、すなわち、PSS/SSS、PBCH及び/又はエッセンシャルSIの伝送をストップするものに、UEはキャンプオンすることができる。かかるセルに既にキャンプオンしたUEは、セルを失い、これは、RRC_inactiveがRRC_Idleのサブステートとしてモデル化される場合、Idle及びRRC_inactiveステートのUEに適用される。ネットワークは、例えば、端末の不通を減じる観点のページングやエッセンシャルSIにより、予め、かかる動作を通知することができる。
これらのインプリメンテーションは全て、Idelモード、RRC_inactive又はRRC_Connectedモードの端末で用いることができる。
また、1つのインプリメンテーション及び、例えば、上述した実施例のいずれかとの組み合わせにおいて、他のセル/RATを再選択するUEの代わりに、バックオフタイマーをセルによりブロードキャストすることができる。このバックオフタイマーの満了後、UEは再び「他のSI」をリクエストすることができるが、伝送されるのであれば、同じセルに留まる。バックオフタイマー満了後、全てのUEがSIへのアクセスを試みないことを確実にするために、ACBメカニズムに基づくランダム化機能を用いることができる。いくつかのUEはまた、他のセル/RATに直ちに移動することを決定するが、ネットワークからの指示通り、他のUEは、タイマーを用いて、待つことを決定する。これは、例えば、サービスを利用する端末の緊急度及び優先度に基づいて決定することができる。また、末端は、数多くのさらなる試み及び/または限定された期間に再びトライすることを決定してもよい。
上記の実施形態は全て、オンデマンドSIについてであるが、LTEベースのSIB伝送を、NR/5Gネットワークに用いる場合は、ビームフォーミングのためのネットワークロードもまた影響がありそうである。LTE SIB伝送は、SIB1でブロードキャストされる、常に、固定された周期である。しかしながら、システム情報伝送のビームフォーミングのために、LTEに比べて、オーバーヘッドはNR/5Gの方が大きい。これを考慮すると、バックオフタイマー/カウンターは、まだ、SIB1/2でブロードキャストすることができる。UEがSI−RNTI(又はSIBの存在を示す関連インジケータ)を見つけない場合は、UEは、このタイマーを特定のSIBの周期として解釈し、ネットワークは、SIBのこの発生で、SIBをブロードキャストしなかった、と仮定され、SIBデコード不具合か、SIBの非伝送のいずれかに関して、ネットワークとUEの同期を確実にするために、タイマーまたはカウンターを用いることができる。NRのサブフレーム境界は変わり、ネットワークリソースは、SIB伝送のまさにその時には既に占有されているということも起こり得る。例えば、SIBサブフレームが、1msec、eMBBが10msec及びURLLCが0.1msecの場合には、ネットワークリソースは、例えば、eMBB及びURLLCリソースに、既に占有されており、SIB伝送には十分なリソースがない。カウンターアプローチを用いると、予め定義された/予定されたスペースにSIBがないとき、UEは、カウンターを増分する。カウンターが、最大ブロードキャスト値に達すると、ネットワークは、次の周期で、関連SIBを伝送しなけらばならない。SIBが伝送されたら、タイマー/カウンターをリセットする等、さらなる変形も想定される。
実施例において、セルがオーバーロードされると、ネットワークは、SIB2において「制限された」としてセルへのサクセスをセットすることができる。セル制限は、SIB2においてブロードキャストされ、セルが制限されたとき、同じ周波数で、他のセルへUEが行くかどうかを示す周波数内インジケータIEも含む。ESI(例えば、SIB2)が、セルが制限されたことを示す場合は、UEは、ASI/「他のSI」リクエストを送信しないものとする(例えば、上述の目的3に加えて)。
SIBが、LTEにおいて、LTEのようにブロードキャストされると(オンデマンドSIBでなく)、本開示に従って、SIB1は、スケジューリング情報を提供し、SIB2は、セル制限パラメータを提供する。UEは、他のSIBのスケジューリング情報を無視し(又は、ネットワークは、スケジューリング情報をブロードキャストせず)、セルを制限されているものとして取り扱うことができる。さらに、5G/NRネットワークは、例えば、SIB1又はスケジューリング情報において、セル制限パラメータと、同じSIBにセル制限パラメータを含み、UEは、セルが全てのサービス(又は1つ以上のサービス)へのアクセスを制限された場合は、必ずしもSIBスケジューリング情報をストアしなくてもよい。
図4は、無線電気通信ネットワークに用いる方法の態様を概略で示すものである。本例の方法において、ESIは、複数のモバイル端末へ周期的に伝送され(S401)、ESIは、セルを用いることができる端末についての情報を含む。上記した例において、ESIは、例えば、MIB及び/又はSIB(例えば、SIB1、SIB2)を含むことができ、これらは、セルを用いて端末にモバイルネットワーク(特定のサービスでなく)へのアクセスを提供するために端末により用いられる。そして、S402で、ASIがモバイル端末へ伝送される。一方、ASIは、セルにより提供される1つ以上のサービスに関わり、セルへ既にアクセスされると、端末を用いることができる。サービスの利用が意図される基地局により、又は通信を調整し、ASIを端末に送信することのできる他の基地局から、ASIは伝送することができる。
基地局のロードが閾値を超えたかどうかS403で判断される。基地局がオーバーロードであることが検出されると、方法がS404へと移って、セルが現在1つ以上のサービスを提供できないというサービス通知が端末へ伝送される。それは、ESIの一部として(例えば、他のSIに関する全てのフィールドは「0」にセットされ、この場合は、ASIはもう送信されない)、ASIの一部として、伝送され、当該セル、又は端末をサーブする隣接セルに伝送される。従って、端末は、ASI情報を入手するよりも、アクセスしようとしているサービスがこの時点で利用不可であり、基地局のオーバーロードにより、サービスを実際に利用できないことを通知される。
本開示によれば、ネットワークは、オーバーロードの状況での処理時に、さらなるフレキシビリティを有し、同時に、UEとセルとの間の同期も確保される(デコード不具合対非伝送に関して)。特に、端末がASIを常に受信し、サービスを利用しようと試み(セルにより提供された場合)、基地局が実際にサービスを端末へ提供できるかどうかを判断することができる場合、ネットワークは、本開示の教示に従って、より効率的にオーバーロードの状況を扱うことができる。
UMTS及びGERAN RATは、新アークテクチャにおいてサポートされていないが、当業者であれば、NR/5GとRAT間でのセル再選択がなされることは分かる。同じコメントがSIB8(CDMA2000)に適用される。これらの議論は、セル再選択SIのサイズに影響するが、当業者であれば、これらのケースについて上述した教示を適用することができる。
ビームフォーミングによるNR/5Gセルは、カバーエリアが小さく、そう多くのUEが追加のSIをリクエストしないため、ネットワークリソースは、それに応じた大きさとなる。例えば、ネットワークは、低レベルのASI伝送が予期される場合、一般のチャネル伝送に比べて、データ伝送により多くのリソースを割り当てる。また、上述した通り、NR/5Gで用いられるビームフォーミングは、SI伝送のオーバーヘッドを増大するであろう。
従って、本開示によれば、モバイル通信ネットワークにおいてシステム情報を伝送する方法が提供される。ネットワークは、セルと複数のモバイル端末とを無線通信させる操作の可能な基地局と、複数のモバイル端末のうち1つのモバイル端末とを含み、モバイル端末は、基地局と通信する操作が可能である。方法は、基地局により提供されるセルを用いるためのシステム情報を含む基本システム情報「ESI」を、複数のモバイル端末に定期的に伝送し、セルにより提供される1つ以上のサービスを用いるためのシステム情報を含む追加システム情報「ASI」をモバイル端末に伝送する。方法は、基地局がオーバーロードであると判断された場合は、セルは1つ以上のサービスを現在提供できないというサービス通知を伝送することをさらに含む。
本発明のさらに特定及び好ましい態様は、請求項に規定される。従属項の構成要素は、請求項に明示的に規定された以外の組み合わせで、独立項の構成要素組み合わせてもよい。
このように、上記した開示内容及び説明は、本発明の例示の実施形態に過ぎない。当業者であれば理解される通り、本発明は、原理や本質的な特徴から逸脱することなく、他の特定の形態で実施してもよい。従って、本発明の開示は、例示のためであり、本発明の範囲及び請求項は限定されるものではない。本明細書における教示の容易に認識される変形を含む開示内容は、請求項の用語範囲を部分的に定義するものであり、本発明の主題が公になったわけではない。
本開示において、本明細書に記載した方法の工程は、好適な順序で実施してよく、必ずしも挙げた順番でなくてよい。例えば、可能又は適切であれば、工程は、実施例で述べた、又はその他示した順序(例えば、請求項において)とは異なる順序で実施してよい。このように、場合によっては、工程を異なる順序で、同時に(全く、又は部分的に)、又は同じ順序で行ってよい。本明細書に記載した方法の工程を行う順序が技術的に可能である限り、本開示に明示的に包含される。
本明細書で用いる、要素に対して情報又はメッセージを伝送することには、要素に対して1つ以上のメッセージを送信すること、残りの情報とは別の情報の一部を送信することが含まれていてよい。含まれる「メッセージ」の数もまた、レイヤー又は粒度に応じて異なる。例えば、メッセージの伝送には、LTE環境においていくつかのリソース要素を用いることが含まれ、低いレイヤーのいくつかのシグナルは、より高いレイヤーの単一メッセージに対応する。また、1つの端末から他の端末への伝送は、ユーバーデータ、ディスカバリー情報、コントロールシグナリング及びその他のタイプの伝達すべき情報のうち1つ以上の伝送に係る。
また、態様が、装置又はシステムに関して開示されている場合は常に、教示はまた、対応の方法についても開示されている。同様に、方法に関して、態様が開示されている場合は常に、教示はまた、好適な対応の装置又はシステムについても開示されている。さらに、機能又は工程を実行するために構成された用語が明らかに指定されていない場合、方法又はシステムに関する教示について、機能を実施できる好適な要素が、機能又は工程を実行するように構成することができることが明示的に開示されている。例えば、モバイル端末、基地局又はその他モバイルユニットの1つ以上を、技術的に実施可能で、明示的に排除されていない限り、適宜、構成することができる。
「より大きい」又は「より小さい」又は等価の表現を本明細書で用いるときは常に、明示的に排除されない、又は技術的に関係ない限りは、「及びそれに等しい」及び「及びそれに等しくない」という両方の選択肢が開示されているものとする。
本開示は、LTE及び/又は5Gのコンテクストで述べてきたが、その教示は、LTE、5G又はその他3GPP規格にも適用されることに注意されたい。特に、本明細書で用いられた用語は、5G規格のものと略同一又は同様であるが、教示は5Gの本バージョンに限定されず、5Gをベースとしない適切な構成にも等しく適用し、及び/又は5G又は3GPP又は他の規格のその他今後のバージョンに準拠する。
本開示の各特徴は、以下の実施形態により定義される。
実施例1
モバイル通信ネットワークにおいてシステム情報を伝送する方法であって、前記ネットワークは、セルと複数のモバイル端末とを無線通信させる操作の可能な基地局と、前記複数のモバイル端末のうち1つのモバイル端末とを含み、前記モバイル端末は、前記基地局と通信する操作が可能であって、
前記基地局により提供される前記セルを用いるためのシステム情報を含む基本システム情報「ESI」を、前記複数のモバイル端末に定期的に伝送し、
前記セルにより提供される1つ以上のサービスを用いるためのシステム情報を含む追加システム情報「ASI」を前記モバイル端末に伝送する方法であって、
前記基地局がオーバーロードであると判断された場合は、前記セルは前記1つ以上のサービスを現在提供できないというサービス通知を伝送することをさらに含む、方法。
実施例2
前記サービス通知は、前記伝送ASIの一部として伝送される、実施例1に記載の方法。
実施例3
前記サービス通知は、前記ESIの一部として伝送される、実施例に記載の方法。
実施例4
前記サービス通知は、前記ESIの一部として伝送され、前記基地局がオーバーロードであると判断された場合は、前記ASIは、前記モバイル端末に伝送されない、実施例1に記載の方法。
実施例5
前記ESIは、前記ASIにスケジューリング情報を提供する少なくとも1つのフィールドを含み、前記サービス通知の伝送は、前記ASIにスケジューリング情報を示さない前記少なくとも1つのフィールドで、前記ESIを伝送することを含む、実施例4に記載の方法。
実施例6
前記ESIは、前記ASIが伝送されないことを示すASI通知を含む、実施例4に記載の方法。
実施例7
前記ESIは、前記基地局により伝送される、先行するいずれかの実施例1に記載の方法。
実施例8
前記ASIは、前記基地局により、又は、前記基地局とは異なるさらなる基地局により伝送される、先行するいずれかの実施例に記載の方法。
実施例9
前記サービス通知は、
前記セルが前記1つ以上のサービス、及び、任意で、全てのサービスにアクセス制限されていることを、前記モバイル端末に通知し、
他の基地局により提供される他のセルは、前記1つ以上のサービスを提供できることを、前記モバイル端末に通知し、かつ
前記セルがもうキャンパブルではないことを、前記モバイル端末に通知する、のうち1つ以上についてである、先行するいずれかの実施例に記載の方法。
実施例10
前記セルがもうキャンパブルではないことの通知の際、前記ESIの定期的な伝送を停止することをさらに含む、実施例9に記載の方法。
実施例11
前記ASIは、前記モバイル端末に定期的に、又は前記モバイルのリクエストにより伝送される、先行するいずれかの実施例に記載の方法。
実施例12
モバイル通信ネットワークにおいてシステム情報を伝送するための基地局であって、セルと複数のモバイル端末とを無線通信させる前記基地局において、前記基地局は、
前記基地局により提供される前記セルを用いるためのシステム情報を含む基本システム情報「ESI」を、前記複数のモバイル端末に定期的に伝送し、
前記セルにより提供される1つ以上のサービスを用いるためのシステム情報を含む追加システム情報「ASI」を前記モバイル端末に伝送し、
前記基地局がオーバーロードであると判断された場合は、セルは前記1つ以上のサービスを現在提供できないというサービス通知を伝送させることにより、前記モバイル端末に通知するように構成された、基地局。
実施例13
前記サービス通知は、前記基地局とは異なる更なる基地局により伝送される、実施例12に記載の基地局。
実施例14
前記サービス通知は、前記伝送ASIの一部として伝送される、実施例12又は13に記載の基地局。
実施例15
前記サービス通知は、前記ESIの一部として伝送される、実施例12〜14のいずれかに記載の基地局。
実施例16
前記サービス通知は、前記ESIの一部として伝送され、前記基地局がオーバーロードであると判断された場合は、前記ASIは、前記モバイル端末に伝送されない、実施例12又は13に記載の基地局。
実施例17
前記ESIは、前記ASIにスケジューリング情報を提供する少なくとも1つのフィールドを含み、前記サービス通知を伝送するよう構成された前記基地局は、前記ASIにスケジューリング情報を示さない前記少なくとも1つのフィールドで、前記ESIを伝送するよう構成された前記基地局を含む、実施例16に記載の基地局。
実施例18
前記ESIは、前記ASIが伝送されないことを示すASI通知を含む、実施例16又は17に記載の基地局。
実施例19
前記サービス通知は、
前記セルが前記1つ以上のサービス、及び、任意で、全てのサービスにアクセス制限されていることを、前記モバイル端末に通知し、
他の基地局により提供される他のセルは、前記1つ以上のサービスを提供できることを、前記モバイル端末に通知し、かつ
前記セルがもうキャンパブルではないことを、前記モバイル端末に通知する、のうち1つ以上についてである、実施例12〜18のいずれかに記載の基地局。
実施例20
前記セルがもうキャンパブルではないことの通知の際、前記ESIの定期的な伝送を停止することをさらに含む、実施例19に記載の基地局。
実施例21
前記基地局は、
伝送された前記ASIを、前記モバイル端末に定期的に、及び/又は前記モバイルリクエストからのリクエストにより伝送するよう構成されている、実施例12〜20のいずれかに記載の基地局。
実施例22
モバイル通信ネットワークにおいてシステム情報を伝送するための基地局の回路であって、前記回路は、セルと複数のモバイル端末とを無線通信させるよう共に操作可能に構成された、コントローラ要素とトランシーバ要素とを含み、
前記基地局により提供される前記セルを用いるためのシステム情報を含む基本システム情報「ESI」を、前記複数のモバイル端末に定期的に伝送し、
前記セルにより提供される1つ以上のサービスを用いるためのシステム情報を含む追加システム情報「ASI」を前記モバイル端末に伝送し、
前記基地局がオーバーロードであると判断された場合は、セルは前記1つ以上のサービスを現在提供できないというサービス通知を伝送させることにより、前記モバイル端末に通知するよう構成された、回路。
実施例23
モバイル通信ネットワークにおいてシステム情報を伝送するための基地局であって、実施例1〜11のいずれかに記載の方法を実施するよう構成された、基地局。
実施例24
モバイル通信ネットワークにおいてシステム情報を受信する方法であって、前記ネットワークは、セルと複数のモバイル端末とを無線通信させる操作の可能な基地局と、前記複数のモバイル端末のうち1つのモバイル端末とを含み、前記モバイル端末は、前記基地局と通信する操作が可能であって、
前記複数のモバイル端末に定期的に伝送される、前記基地局により提供される前記セルを用いるためのシステム情報を含む基本システム情報「ESI」を受信し、
前記セルにより提供される1つ以上のサービスを用いるためのシステム情報を含む追加システム情報「ASI」を受信しようと試み、
前記セルは前記1つ以上のサービスを現在提供できないというサービス通知を受信することを含む、方法。
実施例25
前記ASIを受信することをさらに含み、前記サービス通知は、前記受信ASIの一部として受信される、実施例24に記載の方法。
実施例26
前記ASIは、前記基地局から、又は前記基地局とは異なるさらなる基地局から受信される、実施例25に記載の方法。
実施例27
前記サービス通知を受信することは、前記複数のモバイル端末に伝送された前記ESIの一部として前記サービス通知を受信することを含む、実施例24〜26のいずれかに記載の方法。
実施例28
前記サービス通知は、
前記セルが前記1つ以上のサービス、及び、任意で、全てのサービスにアクセス制限されていることを前記モバイル端末に、通知し、
他の基地局により提供される他のセルは、前記1つ以上のサービスを提供できることを前記モバイル端末に、通知し、かつ
前記セルがもうキャンパブルではないことを前記モバイル端末に、通知する、のうち1つ以上についてである、実施例24〜27に記載の方法。
実施例29
前記セルが、前記1つ以上のサービスにアクセス制限されている通知の際に、
前記基地局とは異なる第2の基地局により提供されるセルから1つ以上のサービスのうち少なくとも1つへのアクセスを試み、及び/又は
前記ASIを受信することを試みる前に、一定の期間待つことをさらに含む、実施例28に記載の方法。
実施例30
前記セルがもうキャンパブルではないことを通知する際に、
前記基地局とは異なる第2の基地局により提供される第2のセルにキャンピングオンすることをさらに含む、実施例28又は29に記載の方法。
実施例31
モバイル通信ネットワークにおいてシステム情報を受信するためのモバイル端末であって、前記ネットワークは、セルと複数のモバイル端末とを無線通信させる操作の可能な基地局と、前記複数のモバイル端末のうち1つのモバイル端末とを含み、前記モバイル端末は、前記基地局と通信する操作が可能であって、
前記複数のモバイル端末に定期的に伝送される、前記基地局により提供される前記セルを用いるためのシステム情報を含む基本システム情報「ESI」を受信し、
前記セルにより提供される1つ以上のサービスを用いるためのシステム情報を含む追加システム情報「ASI」を受信しようと試み、
前記セルは前記1つ以上のサービスを現在提供できないというサービス通知を受信するよう動作する操作の可能な、モバイル端末。
実施例32
前記ASIを受信するように構成され、前記サービス通知は、前記受信ASIの一部として受信される、実施例31に記載のモバイル端末。
実施例33
前記ASIは、前記基地局から、又は前記基地局とは異なるさらなる基地局から受信される、実施例32に記載のモバイル端末。
実施例34
前記サービス通知を受信するよう構成された前記モバイル端末は、前記複数のモバイル端末に伝送された前記ESIの一部として前記サービス通知を受信する操作の可能な前記モバイル端末を含む、実施例31〜33のいずれかに記載のモバイル端末。
実施例35
前記サービス通知は、
セルが前記1つ以上のサービスに、任意で、全てのサービスにアクセス制限されていることを、前記モバイル端末に通知し、
他の基地局により提供される他のセルは、前記1つ以上のサービスを提供できることを、前記モバイル端末に通知し、かつ
前記セルがもうキャンパブルではないことを、前記モバイル端末に通知する、のうち1つ以上についてである、実施例31〜34のいずれかに記載のモバイル端末。
実施例36
前記セルが、前記1つ以上のサービスにアクセス制限されている通知の際に、
前記基地局とは異なる第2の基地局により提供されるセルから1つ以上のサービスのうち少なくとも1つへのアクセスを試み、及び/又は
前記ASIを受信することを試みる前に、一定の期間待つように、さらに操作可能にされる、実施例35に記載のモバイル端末。
実施例37
前記セルがもうキャンパブルではないことを通知する際に、
前記基地局とは異なる第2の基地局により提供される第2のセルにキャンプオンするように、さらに操作可能にされる、実施例35又は36に記載のモバイル端末。
実施例38
モバイル通信ネットワークにおいてシステム情報を受信するためのモバイル端末の回路であって、前記ネットワークは、セルと複数のモバイル端末とを無線通信させる操作の可能な基地局と、前記複数のモバイル端末のうち1つのモバイル端末とを含み、前記回路は、セルと複数のモバイル端末とを無線通信させる動作をするよう構成された、コントローラ要素とトランシーバ要素とを含み、
前記複数のモバイル端末に定期的に伝送される、前記基地局により提供される前記セルを用いるためのシステム情報を含む基本システム情報「ESI」を受信し、
前記セルにより提供される1つ以上のサービスを用いるためのシステム情報を含む追加システム情報「ASI」を受信しようと試み、
前記セルは前記1つ以上のサービスを現在提供できないというサービス通知を受信する、回路。
実施例39
モバイル通信ネットワークにおいてシステム情報を伝達するモバイル端末であって、実施例24〜30のいずれかに記載の方法を実行するよう構成された、モバイル端末。
参考文献
[1] Holma H. and Toskala A, "LTE for UMTS OFDMA and SC-FDMA based radio access", John Wiley and Sons, 2009

Claims (39)

  1. モバイル通信ネットワークにおいてシステム情報を伝送する方法であって、前記ネットワークは、セルと複数のモバイル端末とを無線通信させる操作の可能な基地局と、前記複数のモバイル端末のうち1つのモバイル端末とを含み、前記モバイル端末は、前記基地局と通信する操作が可能であって、
    前記基地局により提供される前記セルを用いるためのシステム情報を含む基本システム情報「ESI」を、前記複数のモバイル端末に定期的に伝送し、
    前記セルにより提供される1つ以上のサービスを用いるためのシステム情報を含む追加システム情報「ASI」を前記モバイル端末に伝送する方法であって、
    前記基地局がオーバーロードであると判断された場合は、前記セルは前記1つ以上のサービスを現在提供できないというサービス通知を伝送することをさらに含む、方法。
  2. 前記サービス通知は、前記伝送ASIの一部として伝送される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記サービス通知は、前記ESIの一部として伝送される、請求項1に記載の方法。
  4. 前記サービス通知は、前記ESIの一部として伝送され、前記基地局がオーバーロードであると判断された場合は、前記ASIは、前記モバイル端末に伝送されない、請求項1に記載の方法。
  5. 前記ESIは、前記ASIにスケジューリング情報を提供する少なくとも1つのフィールドを含み、前記サービス通知の伝送は、前記ASIにスケジューリング情報を示さない前記少なくとも1つのフィールドで、前記ESIを伝送することを含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記ESIは、前記ASIが伝送されないことを示すASI通知を含む、請求項4に記載の方法。
  7. 前記ESIは、前記基地局により伝送される、請求項1に記載の方法。
  8. 前記ASIは、前記基地局により、又は、前記基地局とは異なるさらなる基地局により伝送される、請求項1に記載の方法。
  9. 前記サービス通知は、
    前記セルが前記1つ以上のサービス、及び、任意で、全てのサービスにアクセス制限されていることを、前記モバイル端末に通知し、
    他の基地局により提供される他のセルは、前記1つ以上のサービスを提供できることを、前記モバイル端末に通知し、かつ
    前記セルがもうキャンパブルではないことを、前記モバイル端末に通知する、のうち1つ以上についてである、請求項1に記載の方法。
  10. 前記セルがもうキャンパブルではないことの通知の際、前記ESIの定期的な伝送を停止することをさらに含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記ASIは、前記モバイル端末に定期的に、又は前記モバイルのリクエストにより伝送される、請求項1に記載の方法。
  12. モバイル通信ネットワークにおいてシステム情報を伝送するための基地局であって、セルと複数のモバイル端末とを無線通信させる前記基地局において、前記基地局は、
    前記基地局により提供される前記セルを用いるためのシステム情報を含む基本システム情報「ESI」を、前記複数のモバイル端末に定期的に伝送し、
    前記セルにより提供される1つ以上のサービスを用いるためのシステム情報を含む追加システム情報「ASI」を前記モバイル端末に伝送し、
    前記基地局がオーバーロードであると判断された場合は、セルは前記1つ以上のサービスを現在提供できないというサービス通知を伝送させることにより、前記モバイル端末に通知するように構成された、基地局。
  13. 前記サービス通知は、前記基地局とは異なる更なる基地局により伝送される、請求項12に記載の基地局。
  14. 前記サービス通知は、前記伝送ASIの一部として伝送される、請求項12に記載の基地局。
  15. 前記サービス通知は、前記ESIの一部として伝送される、請求項12に記載の基地局。
  16. 前記サービス通知は、前記ESIの一部として伝送され、前記基地局がオーバーロードであると判断された場合は、前記ASIは、前記モバイル端末に伝送されない、請求項12に記載の基地局。
  17. 前記ESIは、前記ASIにスケジューリング情報を提供する少なくとも1つのフィールドを含み、前記サービス通知を伝送するよう構成された前記基地局は、前記ASIにスケジューリング情報を示さない前記少なくとも1つのフィールドで、前記ESIを伝送するよう構成された前記基地局を含む、請求項16に記載の基地局。
  18. 前記ESIは、前記ASIが伝送されないことを示すASI通知を含む、請求項16に記載の基地局。
  19. 前記サービス通知は、
    前記セルが前記1つ以上のサービス、及び、任意で、全てのサービスにアクセス制限されていることを、前記モバイル端末に通知し、
    他の基地局により提供される他のセルは、前記1つ以上のサービスを提供できることを、前記モバイル端末に通知し、かつ
    前記セルがもうキャンパブルではないことを、前記モバイル端末に通知する、のうち1つ以上についてである、請求項12に記載の基地局。
  20. 前記セルがもうキャンパブルではないことの通知の際、前記ESIの定期的な伝送を停止することをさらに含む、請求項19に記載の基地局。
  21. 前記基地局は、
    伝送された前記ASIを、前記モバイル端末に定期的に、及び/又は前記モバイルリクエストからのリクエストにより伝送するよう構成されている、請求項12に記載の基地局。
  22. モバイル通信ネットワークにおいてシステム情報を伝送するための基地局の回路であって、前記回路は、セルと複数のモバイル端末とを無線通信させるよう共に操作可能に構成された、コントローラ要素とトランシーバ要素とを含み、
    前記基地局により提供される前記セルを用いるためのシステム情報を含む基本システム情報「ESI」を、前記複数のモバイル端末に定期的に伝送し、
    前記セルにより提供される1つ以上のサービスを用いるためのシステム情報を含む追加システム情報「ASI」を前記モバイル端末に伝送し、
    前記基地局がオーバーロードであると判断された場合は、セルは前記1つ以上のサービスを現在提供できないというサービス通知を伝送させることにより、前記モバイル端末に通知するよう構成された、回路。
  23. モバイル通信ネットワークにおいてシステム情報を伝送するための基地局であって、請求項1に記載の方法を実施するよう構成された、基地局。
  24. モバイル通信ネットワークにおいてシステム情報を受信する方法であって、前記ネットワークは、セルと複数のモバイル端末とを無線通信させる操作の可能な基地局と、前記複数のモバイル端末のうち1つのモバイル端末とを含み、前記モバイル端末は、前記基地局と通信する操作が可能であって、
    前記複数のモバイル端末に定期的に伝送される、前記基地局により提供される前記セルを用いるためのシステム情報を含む基本システム情報「ESI」を受信し、
    前記セルにより提供される1つ以上のサービスを用いるためのシステム情報を含む追加システム情報「ASI」を受信しようと試み、
    前記セルは前記1つ以上のサービスを現在提供できないというサービス通知を受信することを含む、方法。
  25. 前記ASIを受信することをさらに含み、前記サービス通知は、前記受信ASIの一部として受信される、請求項24に記載の方法。
  26. 前記ASIは、前記基地局から、又は前記基地局とは異なるさらなる基地局から受信される、請求項25に記載の方法。
  27. 前記サービス通知を受信することは、前記複数のモバイル端末に伝送された前記ESIの一部として前記サービス通知を受信することを含む、請求項24に記載の方法。
  28. 前記サービス通知は、
    前記セルが前記1つ以上のサービス、及び、任意で、全てのサービスにアクセス制限されていることを前記モバイル端末に、通知し、
    他の基地局により提供される他のセルは、前記1つ以上のサービスを提供できることを前記モバイル端末に、通知し、かつ
    前記セルがもうキャンパブルではないことを前記モバイル端末に、通知する、のうち1つ以上についてである、請求項24に記載の方法。
  29. 前記セルが、前記1つ以上のサービスにアクセス制限されている通知の際に、
    前記基地局とは異なる第2の基地局により提供されるセルから1つ以上のサービスのうち少なくとも1つへのアクセスを試み、及び/又は
    前記ASIを受信することを試みる前に、一定の期間待つことをさらに含む、請求項28に記載の方法。
  30. 前記セルがもうキャンパブルではないことを通知する際に、
    前記基地局とは異なる第2の基地局により提供される第2のセルにキャンピングオンすることをさらに含む、請求項28に記載の方法。
  31. モバイル通信ネットワークにおいてシステム情報を受信するためのモバイル端末であって、前記ネットワークは、セルと複数のモバイル端末とを無線通信させる操作の可能な基地局と、前記複数のモバイル端末のうち1つのモバイル端末とを含み、前記モバイル端末は、前記基地局と通信する操作が可能であって、
    前記複数のモバイル端末に定期的に伝送される、前記基地局により提供される前記セルを用いるためのシステム情報を含む基本システム情報「ESI」を受信し、
    前記セルにより提供される1つ以上のサービスを用いるためのシステム情報を含む追加システム情報「ASI」を受信しようと試み、
    前記セルは前記1つ以上のサービスを現在提供できないというサービス通知を受信するよう動作する操作の可能な、モバイル端末。
  32. 前記ASIを受信するように構成され、前記サービス通知は、前記受信ASIの一部として受信される、請求項31に記載のモバイル端末。
  33. 前記ASIは、前記基地局から、又は前記基地局とは異なるさらなる基地局から受信される、請求項32に記載のモバイル端末。
  34. 前記サービス通知を受信するよう構成された前記モバイル端末は、前記複数のモバイル端末に伝送された前記ESIの一部として前記サービス通知を受信する操作の可能な前記モバイル端末を含む、請求項31に記載のモバイル端末。
  35. 前記サービス通知は、
    セルが前記1つ以上のサービスに、任意で、全てのサービスにアクセス制限されていることを、前記モバイル端末に通知し、
    他の基地局により提供される他のセルは、前記1つ以上のサービスを提供できることを、前記モバイル端末に通知し、かつ
    前記セルがもうキャンパブルではないことを、前記モバイル端末に通知する、のうち1つ以上についてである、請求項31に記載のモバイル端末。
  36. 前記セルが、前記1つ以上のサービスにアクセス制限されている通知の際に、
    前記基地局とは異なる第2の基地局により提供されるセルから1つ以上のサービスのうち少なくとも1つへのアクセスを試み、及び/又は
    前記ASIを受信することを試みる前に、一定の期間待つように、さらに操作可能にされる、請求項35に記載のモバイル端末。
  37. 前記セルがもうキャンパブルではないことを通知する際に、
    前記基地局とは異なる第2の基地局により提供される第2のセルにキャンプオンするように、さらに操作可能にされる、請求項35に記載のモバイル端末。
  38. モバイル通信ネットワークにおいてシステム情報を受信するためのモバイル端末の回路であって、前記ネットワークは、セルと複数のモバイル端末とを無線通信させる操作の可能な基地局と、前記複数のモバイル端末のうち1つのモバイル端末とを含み、前記回路は、セルと複数のモバイル端末とを無線通信させる動作をするよう構成された、コントローラ要素とトランシーバ要素とを含み、
    前記複数のモバイル端末に定期的に伝送される、前記基地局により提供される前記セルを用いるためのシステム情報を含む基本システム情報「ESI」を受信し、
    前記セルにより提供される1つ以上のサービスを用いるためのシステム情報を含む追加システム情報「ASI」を受信しようと試み、
    前記セルは前記1つ以上のサービスを現在提供できないというサービス通知を受信する、回路。
  39. モバイル通信ネットワークにおいてシステム情報を伝達するモバイル端末であって、請求項24に記載の方法を実行するよう構成された、モバイル端末。
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