JP2019531699A5 - - Google Patents

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  1. 対象においてがんを特定するための方法であって、法が、
    (a)象から得られる試料におけるAKR1B10、AKR1C2、SRXN1、OSGIN1、FECH、GCLM、TRIM16、ME1、KYNU、CABYR、SLC7A11、TRIM16L、AKR1C4、CYP4F11、RSPO3、ABCC2、AKR1B15、NR0B1、UGDH、TXNRD1、GSR、AKR1C3、TALDO1、PGD、TXN、NQO1、及びFTLからなる群から選択される少なくとも1つの遺伝子の発現レベルを決定することと、
    (b)なくとも1つの遺伝子の発現レベルを、なくとも1つの遺伝子の参照発現レベルと比較することと、を含み、
    なくとも1つの遺伝子の照発現レベルに対する、料におけるなくとも1つの遺伝子の現レベルの増加が、がんを有する対象を特定する、法。
  2. NRF2依存性癌であるがんを有する対象を特定するための方法であって、法が、
    (a)象から得られる試料におけるAKR1B10、AKR1C2、SRXN1、OSGIN1、FECH、GCLM、TRIM16、ME1、KYNU、CABYR、SLC7A11、TRIM16L、AKR1C4、CYP4F11、RSPO3、ABCC2、AKR1B15、NR0B1、UGDH、TXNRD1、GSR、AKR1C3、TALDO1、PGD、TXN、NQO1、及びFTLからなる群から選択される少なくとも1つの遺伝子の発現レベルを決定することと、
    (b)なくとも1つの遺伝子の発現レベルを、なくとも1つの遺伝子の参照発現レベルと比較することと、
    (c)象のがんがNRF2依存性癌であるかを決定することと、を含み、なくとも1つの遺伝子の照発現レベルに対する、料におけるなくとも1つの遺伝子の現レベルの増加が、NRF2依存性癌を有する対象を特定する、法。
  3. 象から得られる試料におけるAKR1B10、AKR1C2、SRXN1、OSGIN1、FECH、GCLM、TRIM16、ME1、KYNU、CABYR、SLC7A11、TRIM16L、AKR1C4、CYP4F11、RSPO3、ABCC2、AKR1B15、NR0B1、UGDH、TXNRD1、GSR、AKR1C3、TALDO1、PGD、TXN、NQO1、及びFTLからなる群から選択される少なくとも2つの遺伝子の発現レベルが決定される、請求項1または2に記載の方法。
  4. 象から得られる試料におけるAKR1B10、AKR1C2、SRXN1、OSGIN1、FECH、GCLM、TRIM16、ME1、KYNU、CABYR、SLC7A11、TRIM16L、AKR1C4、CYP4F11、RSPO3、ABCC2、AKR1B15、NR0B1、UGDH、TXNRD1、GSR、AKR1C3、TALDO1、PGD、TXN、NQO1、及びFTLからなる群から選択される少なくとも3つの遺伝子の発現レベルが決定される、請求項3に記載の方法。
  5. 象から得られる試料におけるAKR1B10、AKR1C2、SRXN1、OSGIN1、FECH、GCLM、TRIM16、ME1、KYNU、CABYR、SLC7A11、TRIM16L、AKR1C4、CYP4F11、RSPO3、ABCC2、AKR1B15、NR0B1、UGDH、TXNRD1、GSR、AKR1C3、TALDO1、PGD、TXN、NQO1、及びFTLからなる群から選択される少なくとも4つの遺伝子の発現レベルが決定される、請求項4に記載の方法。
  6. 象から得られる試料におけるAKR1B10、AKR1C2、SRXN1、OSGIN1、FECH、GCLM、TRIM16、ME1、KYNU、CABYR、SLC7A11、TRIM16L、AKR1C4、CYP4F11、RSPO3、ABCC2、AKR1B15、NR0B1、UGDH、TXNRD1、GSR、AKR1C3、TALDO1、PGD、TXN、NQO1、及びFTLの発現レベルが決定される、請求項5に記載の方法。
  7. AKR1B10、AKR1C2、SRXN1、OSGIN1、FECH、GCLM、TRIM16、KYNU、CABYR、SLC7A11、TRIM16L、AKR1C4、NR0B1、UGDH、TXNRD1、GSR、AKR1C3、TALDO1、PGD、TXN、またはNQO1のうちの1つ以上の発現レベルが決定される、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
  8. AKR1B10、AKR1C2、ME1、KYNU、CABYR、TRIM16L、AKR1C4、CYP4F11、RSPO3、AKR1B15、NR0B1、及びAKR1C3のうちの1つ以上の発現レベルが決定される、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
  9. (a)料におけるなくとも2つの遺伝子の発現レベルが、料のなくとも2つの遺伝子の平均であり、
    (b)なくとも2つの遺伝子の参照発現レベルが、照のなくとも2つの遺伝子の平均であり、
    (c)料のなくとも2つの遺伝子の平均が、照のなくとも2つの遺伝子の平均と比較される、請求項3〜6のいずれか1項に記載の方法。
  10. 照発現レベルが、対象の集団におけるなくとも1つの遺伝子の発現の平均レベルである、請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 象の集団が、共通の民族性を共有する対象の集団である、請求項10に記載の方法。
  12. 照発現レベルが、がんを有する対象の集団におけるなくとも1つの遺伝子の発現の平均レベルである、請求項1〜11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 照発現レベルが、肺癌を有する対象の集団におけるなくとも1つの遺伝子の発現の平均レベルである、請求項12に記載の方法。
  14. 癌が、非小細胞肺癌(NSCLC)である、請求項13に記載の方法。
  15. SCLCが、扁平上皮NSCLCである、請求項14に記載の方法。
  16. 現レベルが、mRNA発現レベルである、請求項1〜15のいずれか1項に記載の方法。
  17. RNA発現レベルが、PCR、RT−PCR、RNA−seq、遺伝子発現プロファイリング、遺伝子発現の連続分析、またはマイクロアレイ分析によって決定される、請求項16に記載の方法。
  18. 現レベルが、タンパク質発現レベルである、請求項1〜15のいずれか1項に記載の方法。
  19. ンパク質発現レベルが、ウェスタンブロット、免疫組織化学、または質量分析法によって決定される、請求項18に記載の方法。
  20. NRF2のDNA配列を決定することをさらに含む、請求項1〜19のいずれか1項に記載の方法。
  21. NA配列が、PCR、エクソーム−seq、マイクロアレイ分析、または全ゲノム配列決定によって決定される、請求項20に記載の方法。
  22. 対象においてがんを特定するための方法であって、法が、象から得られる試料におけるNRF2のDNA配列を決定することを含み、そのエクソン2の全部または一部の欠失を含むNRF2DNAの存在が、象をがんを有するとして特定する、法。
  23. NA配列が、PCR、エクソーム−seq、マイクロアレイ分析、または全ゲノム配列決定によって決定される、請求項22に記載の方法。
  24. がんを有する対象を特定するための方法であって、法が、象から得られる試料におけるそのエクソン2の全部または一部の欠失を含むNRF2のmRNA発現レベルを決定することを含み、そのエクソン2の全部または一部の欠失を含むNRF2の存在が、象をがんを有するとして特定する、法。
  25. RNA発現レベルが、PCR、RT−PCR、RNA−seq、遺伝子発現プロファイリング、遺伝子発現の連続分析、またはマイクロアレイ分析によって決定される、請求項23または24に記載の方法。
  26. RF2のDNA配列を決定することをさらに含む、請求項24または25に記載の方法。
  27. NA配列が、PCR、エクソーム−seq、マイクロアレイ分析、または全ゲノム配列決定によって決定される、請求項26に記載の方法。
  28. RF2が、そのエクソン3の全部または一部の欠失をさらに含む、請求項22〜27のいずれか1項に記載の方法。
  29. 対象においてがんを特定するための方法であって、法が、象から得られる試料におけるそのNeh2ドメインの全部または一部の欠失を含むNRF2のンパク質発現レベルを決定することを含み、そのNeh2ドメインの全部または一部の欠失を含むNRF2の存在が、象をがんを有するとして特定する、法。
  30. がんを有する対象を特定するための方法であって、法が、象から得られる試料におけるそのNeh2ドメインの全部または一部の欠失を含むNRF2のンパク質発現レベルを決定することを含み、そのNeh2ドメインの全部または一部の欠失を含むNRF2の存在が、象をがんを有するとして特定する、法。
  31. RF2が、そのNeh4ドメインの全部または一部の欠失をさらに含む、請求項29または30に記載の方法。
  32. ンパク質発現が、ウェスタンブロット、免疫組織化学、または質量分析法によって決定される、請求項29〜31のいずれか1項に記載の方法。
  33. 象に治療有効量のNRF2経路アンタゴニストを投与することをさらに含む、請求項1〜32のいずれか1項に記載の方法。
  34. 象に治療有効量の抗がん剤を投与することをさらに含む、請求項1〜33のいずれか1項に記載の方法。
  35. 法が、抗がん剤及びNRF2経路アンタゴニストを投与することを含む、請求項1〜34のいずれか1項に記載の方法。
  36. がん剤及びRF2経路アンタゴニストが、同時投与される、請求項34または35に記載の方法。
  37. がん剤及びRF2経路アンタゴニストが、連続投与される、請求項34または35に記載の方法。
  38. がん剤が、抗血管新生剤、化学療法剤、成長阻害剤、細胞傷害性剤、及び免疫療法からなる群から選択される、請求項34〜37のいずれか1項に記載の方法。
  39. 血管新生剤が、VEGFアンタゴニストである、請求項38に記載の方法。
  40. RF2経路アンタゴニストが、CREBアンタゴニスト、CREB結合タンパク質(CBP)アンタゴニスト、Mafアンタゴニスト、活性化転写因子4(ATF4)アンタゴニスト、タンパク質キナーゼC(PKC)アンタゴニスト、Junアンタゴニスト、グルココルチコイド受容体アンタゴニスト、UbcM2アンタゴニスト、HACE1アンタゴニスト、c−Mycアゴニスト、SUMOアゴニスト、KEAP1アゴニスト、CUL3アゴニスト、またはレチノイン酸受容体α(RARα)アゴニストからなる群から選択される、請求項33〜39のいずれか1項に記載の方法。
  41. がんを有する対象を治療するための医薬であって、療有効量のNRF2経路アンタゴニスト含み、象から得られる試料における下記の遺伝子AKR1B10、AKR1C2、SRXN1、OSGIN1、FECH、GCLM、TRIM16、ME1、KYNU、CABYR、SLC7A11、TRIM16L、AKR1C4、CYP4F11、RSPO3、ABCC2、AKR1B15、NR0B1、UGDH、TXNRD1、GSR、AKR1C3、TALDO1、PGD、TXN、NQO1、及びFTLのうちの少なくとも1つの発現レベルが、なくとも1つの遺伝子の参照発現レベルに対して増加したと決定されている、医薬
  42. 象から得られる試料におけるAKR1B10、AKR1C2、SRXN1、OSGIN1、FECH、GCLM、TRIM16、ME1、KYNU、CABYR、SLC7A11、TRIM16L、AKR1C4、CYP4F11、RSPO3、ABCC2、AKR1B15、NR0B1、UGDH、TXNRD1、GSR、AKR1C3、TALDO1、PGD、TXN、NQO1、及びFTLからなる群から選択される少なくとも2つの遺伝子の発現レベルが決定される、請求項41に記載の医薬
  43. 象から得られる試料におけるAKR1B10、AKR1C2、SRXN1、OSGIN1、FECH、GCLM、TRIM16、ME1、KYNU、CABYR、SLC7A11、TRIM16L、AKR1C4、CYP4F11、RSPO3、ABCC2、AKR1B15、NR0B1、UGDH、TXNRD1、GSR、AKR1C3、TALDO1、PGD、TXN、NQO1、及びFTLからなる群から選択される少なくとも3つの遺伝子の発現レベルが決定される、請求項42に記載の医薬
  44. 象から得られる試料におけるAKR1B10、AKR1C2、SRXN1、OSGIN1、FECH、GCLM、TRIM16、ME1、KYNU、CABYR、SLC7A11、TRIM16L、AKR1C4、CYP4F11、RSPO3、ABCC2、AKR1B15、NR0B1、UGDH、TXNRD1、GSR、AKR1C3、TALDO1、PGD、TXN、NQO1、及びFTLからなる群から選択される少なくとも4つの遺伝子の発現レベルが決定される、請求項43に記載の医薬
  45. 象から得られる試料におけるAKR1B10、AKR1C2、SRXN1、OSGIN1、FECH、GCLM、TRIM16、ME1、KYNU、CABYR、SLC7A11、TRIM16L、AKR1C4、CYP4F11、RSPO3、ABCC2、AKR1B15、NR0B1、UGDH、TXNRD1、GSR、AKR1C3、TALDO1、PGD、TXN、NQO1、及びFTLの発現レベルが決定される、請求項44に記載の医薬
  46. AKR1B10、AKR1C2、SRXN1、OSGIN1、FECH、GCLM、TRIM16、KYNU、CABYR、SLC7A11、TRIM16L、AKR1C4、NR0B1、UGDH、TXNRD1、GSR、AKR1C3、TALDO1、PGD、TXN、またはNQO1のうちの1つ以上の発現レベルが決定される、請求項41〜45のいずれか1項に記載の医薬
  47. AKR1B10、AKR1C2、ME1、KYNU、CABYR、TRIM16L、AKR1C4、CYP4F11、RSPO3、AKR1B15、NR0B1、及びAKR1C3のうちの1つ以上の発現レベルが決定される、請求項41〜45のいずれか1項に記載の医薬
  48. (a)料における少なくとも2つの遺伝子の発現レベルが、料のなくとも2つの遺伝子の平均であり、
    (b)なくとも2つの遺伝子の参照発現レベルが、照のなくとも2つの遺伝子の平均であり、
    (c)料のなくとも2つの遺伝子の平均が、照のなくとも2つの遺伝子の平均と比較される、請求項41〜45のいずれか1項に記載の医薬
  49. 照発現レベルが、対象の集団におけるなくとも1つの遺伝子の発現の平均レベルである、請求項41〜48のいずれか1項に記載の医薬
  50. 象の集団が、共通の民族性を共有する対象の集団である、請求項49に記載の医薬
  51. 照発現レベルが、がんを有する対象の集団におけるなくとも1つの遺伝子の発現の平均レベルである、請求項41〜50のいずれか1項に記載の医薬
  52. 癌が、非小細胞肺癌(NSCLC)である、請求項51に記載の医薬
  53. SCLCが、扁平上皮NSCLCである、請求項52に記載の医薬
  54. 現レベルが、mRNA発現レベルである、請求項41〜53のいずれか1項に記載の医薬
  55. RNA発現レベルが、PCR、RT−PCR、RNA−seq、遺伝子発現プロファイリング、遺伝子発現の連続分析、またはマイクロアレイ分析によって決定される、請求項54に記載の医薬
  56. RNA発現レベルが、RNA−seqによって決定される、請求項55に記載の医薬
  57. 現レベルが、タンパク質発現レベルである、請求項41〜53のいずれか1項に記載の医薬
  58. ンパク質発現が、ウェスタンブロット、免疫組織化学、または質量分析法によって決定される、請求項57に記載の医薬
  59. RF2のDNA配列を決定することをさらに含む、請求項41〜58のいずれか1項に記載の医薬
  60. NA配列が、PCR、エクソーム−seq、マイクロアレイ分析、または全ゲノム配列決定によって決定される、請求項59に記載の医薬
  61. がんを有する対象を治療するための、治療有効量のNRF2経路アンタゴニストを含む医薬であって、
    象から得られる試料におけるそのエクソン2の全部または一部の欠失を含むNRF2のmRNA発現レベルを決定することであって、そのエクソン2の全部または一部の欠失を含むNRF2mRNAの存在が、象をがんを有するとして特定する、定すること、を含む方法において、がんを有するとして特定された対象に投与される、医薬
  62. RNA発現が、PCR、RT−PCR、RNA−seq、遺伝子発現プロファイリング、遺伝子発現の連続分析、またはマイクロアレイ分析によって決定される、請求項61に記載の医薬
  63. RNA発現が、RNA−Seqによって決定される、請求項62に記載の医薬
  64. RF2のDNA配列を決定することをさらに含む、請求項61〜63のいずれか1項に記載の医薬
  65. NA配列が、PCR、エクソーム−seq、マイクロアレイ分析、または全ゲノム配列決定によって決定される、請求項64に記載の医薬
  66. がんを有する対象を治療するための、治療有効量のNRF2経路アンタゴニストを含む医薬であって、
    象から得られる試料におけるそのエクソン2の全部または一部の欠失を含むNRF2のDNA配列を決定することであって、そのエクソン2の全部または一部の欠失を含むNRF2DNAの存在が、象をがんを有するとして特定する、定すること、を含む方法において、がんを有するとして特定された対象に投与される、医薬
  67. NA配列が、PCR、エクソーム−seq、マイクロアレイ分析、または全ゲノム配列決定によって決定される、請求項66に記載の医薬
  68. RF2が、そのエクソン3の全部または一部の欠失をさらに含む、請求項61〜67のいずれか1項に記載の医薬
  69. がんを有する対象を治療するための、治療有効量のNRF2経路アンタゴニストを含む医薬であって、
    象から得られる試料におけるそのNeh2の全部または一部の欠失を含むNRF2のタンパク質発現レベルを決定することであって、そのNeh2の全部または一部の欠失を含むNRF2タンパク質の存在が、象をがんを有するとして特定する、定すること、を含む方法において、がんを有するとして特定された対象に投与される、医薬
  70. RF2タンパク質が、そのNeh4ドメインの全部または一部の欠失をさらに含む、請求項69に記載の医薬
  71. ンパク質発現が、ウェスタンブロット、免疫組織化学、または質量分析法によって決定される、請求項69または70に記載の医薬
  72. 療有効量の抗がん剤含む、請求項41〜71のいずれか1項に記載の医薬
  73. がん剤及びRF2経路アンタゴニストが、同時投与される、請求項72に記載の医薬
  74. がん剤及びRF2経路アンタゴニストが、連続投与される、請求項72に記載の医薬
  75. がん剤が、抗血管新生剤、化学療法剤、成長阻害剤、細胞傷害性剤、及び免疫療法からなる群から選択される、請求項72〜74のいずれか1項に記載の医薬
  76. 血管新生剤が、VEGFアンタゴニストである、請求項75に記載の医薬
  77. RF2経路アンタゴニストが、CREBアンタゴニスト、CREB結合タンパク質(CBP)アンタゴニスト、Mafアンタゴニスト、活性化転写因子4(ATF4)アンタゴニスト、タンパク質キナーゼC(PKC)アンタゴニスト、Junアンタゴニスト、グルココルチコイド受容体アンタゴニスト、UbcM2アンタゴニスト、HACE1アンタゴニスト、c−Mycアゴニスト、SUMOアゴニスト、KEAP1アゴニスト、CUL3アゴニスト、またはレチノイン酸受容体α(RARα)アゴニストからなる群から選択される、請求項41〜76のいずれか1項に記載の医薬
  78. 象から得られる料が、腫瘍試料である、請求項1〜40のいずれか1項に記載の方法。
  79. 対象から得られる試料が、腫瘍試料である、請求項41〜77のいずれか1項に記載の医薬。
  80. 象から得られる料が、生検試料である、請求項1〜40及び78のいずれか1項に記載の方法。
  81. 対象から得られる試料が、生検試料である、請求項41〜77、及び79のいずれか1項に記載の医薬。
  82. 料が、前治療を受けていない対象から得られる、請求項1〜40、78、及び80のいずれか1項に記載の方法。
  83. 試料が、前治療を受けていない対象から得られる、請求項41〜77、79、及び81のいずれか1項に記載の医薬。
  84. 象が、肺癌または頭頸部癌を有する、請求項1〜40、78、80、及び82のいずれか1項に記載の方法。
  85. 対象が、肺癌または頭頸部癌を有する、請求項41〜77、79、81、及び83のいずれか1項に記載の医薬。
  86. 癌が、非小細胞肺癌(NSCLC)である、請求項84に記載の方法。
  87. 肺癌が、非小細胞肺癌(NSCLC)である、請求項85に記載の医薬。
  88. SCLCが、扁平上皮NSCLCである、請求項86に記載の方法。
  89. NSCLCが、扁平上皮NSCLCである、請求項87に記載の医薬。
  90. 頸部癌が、扁平上皮頭頸部癌である、請求項84に記載の方法。
  91. 頭頸部癌が、扁平上皮頭頸部癌である、請求項85に記載の医薬。
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