JP2019530303A - 強化されたモビリティのための特別アップリンクサブフレーム - Google Patents

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Abstract

ユーザ機器(UE)装置は、UE装置のサービング基地局に上りリンクデータ送信を送信するようにスケジューリングされている。上りリンクデータ送信は、サービング基地局によってサービスが提供されている少なくとも1つの他のUE装置によって使用されるサブフレーム構造とは異なるサブフレーム構造を有する特殊サブフレームを含む。例えば、特殊サブフレームは、特殊サブフレームの第1のシンボルの空白部分と、他のUE装置によって使用されるサブフレーム構造と比較したときより高い参照信号のシンボル密度と、を含む。ターゲット基地局は、特殊サブフレームの特徴を利用して、UE装置とターゲット基地局との間の上りリンクチャネルを取得及び推定して、上りリンクデータ送信を受信及び復号する。上りリンクデータ送信を復号した後、UE装置は、サービング基地局からターゲット基地局へハンドオーバされる。

Description

優先権の主張
本出願は、本出願の譲受人へ譲渡され、その全体が参照により本明細書に明示的に援用されている、2016年9月30日に出願された、発明の名称が「Special Uplink Subframe for Enhanced Mobility」である仮出願第62/402,526号の優先権を主張する。
本発明は、全般的には、無線通信に関し、特に、基地局間のユーザ機器装置のハンドオーバに関する。
従来のハンドオーバでは、ユーザ機器(UE)装置がサービング基地局からターゲット基地局にハンドオーバされた後、UE装置は、UE装置が、(1)ターゲット基地局に同期されるまで、かつ(2)ターゲット基地局への上りリンクアクセスを取得するために必要な任意の他のリソースを有するまで、上りリンクデータ送信を停止する。ターゲット基地局と同期するために、UE装置は、上りリンク信号をターゲット基地局に送信し、ターゲット基地局は、受信した上りリンク信号を使用して、タイミングアドバンス(TA)を算出する。TAは、UE装置の上りリンク送信をターゲット基地局に同期させるために必要である。ターゲット基地局は、UE装置が、ターゲット基地局への上りリンクアクセスを得るために必要な任意の他のリソースと共に、UE装置に直接的に又は間接的にTAをシグナル伝達する。
ユーザ機器(UE)装置は、UE装置のサービング基地局に上りリンクデータ送信を送信するようにスケジューリングされている。上りリンクデータ送信は、サービング基地局によってサービスが提供されている少なくとも1つの他のUE装置によって使用される物理構造とは異なる特別な物理構造を含む。特殊サブフレームの物理構造が使用される例では、特殊サブフレームは、(1)特殊サブフレームの第1のシンボルの空白部分、及び/又は(2)他のUE装置によって使用されるサブフレーム構造と比較してより高い参照信号のシンボル密度を含む。ターゲット基地局は、特殊サブフレームの特徴を利用して、UE装置とターゲット基地局との間の上りリンクチャネルを取得及び推定して、上りリンクデータ送信を受信及び復号する。上りリンクデータ送信を復号した後、UE装置は、サービング基地局からターゲット基地局へハンドオーバされる。
図1は、ターゲット基地局が、UE装置用の測定に基づく上りリンクのタイミングを有することなく上りリンクデータ送信を復号することを可能にする特殊サブフレームを含む、UE装置が上りリンクデータ送信を送信する例に関する通信システムのブロック図である。
図2Aは、図1に示す基地局の一例のブロック図である。
2Bは、図1に示すUE装置の一例のブロック図である。
図2Cは、図1のUE装置によって使用される特殊サブフレームの例とサービング基地局によってサービスが提供されている別のUE装置によって使用されるサブフレームとの間の比較を示すブロック図である。
図3は、図1に示す様々なシステム構成要素間でやり取りされるメッセージの一例のメッセージ伝達図である。
図4は、ターゲット基地局が、UE装置用の測定に基づく上りリンクのタイミングを有することなく上りリンクデータ送信を復号することを可能にする特殊サブフレームを含む、UE装置が上りリンクデータ送信を送信する方法の一例のフローチャートである。
図5は、ターゲット基地局が上りリンクデータ送信からUE装置の上りリンクのタイミングを取得する方法の一例のフローチャートである。
サービング基地局からターゲット基地局へのユーザ機器(UE)装置の従来のハンドオーバの1つの欠点は、データ通信継続性の欠損が存在することである。例えば、従来のハンドオーバでは、UE装置がターゲット基地局にハンドオーバされた後、UE装置が、(1)ターゲット基地局に同期されるまで、かつ(2)ターゲット基地局への上りリンクアクセスを取得するために必要な任意の他のリソースを有するまで、上りリンクデータ送信が必然的に停止する。ターゲット基地局と同期するために、UE装置は、ランダムアクセスチャネル(RACH)信号などの上りリンク信号をターゲット基地局に送信し、ターゲット基地局は、受信した上りリンク信号を使用して、タイミングアドバンス(TA)を算出する。TAは、UE装置の上りリンク送信をターゲット基地局に同期させるために必要である。ターゲット基地局は、UE装置が、ターゲット基地局への上りリンクアクセスを得るために必要な任意の他のリソースと共に、UE装置に直接的に又は間接的にTAをシグナル伝達する。
本明細書に記載の例の利点の一つは、ターゲット基地局が、UE装置がサービング基地局へ送信している上りリンクデータ送信からUE装置の上りリンクのタイミングを取得することができることである。よって、ターゲット基地局がターゲット基地局に対するUE装置のためのタイミングアドバンス(TAtarget)を判定するために、従来のハンドオーバのように、UE装置は、上りリンクデータ送信を停止する必要はない。したがって、従来のハンドオーバで発生する追加の待ち時間が短縮される。更に、UE装置がハンドオーバの完了時にTAtargetを有するため、UE装置は、TAtarget及びUE装置がターゲット基地局への上りリンクアクセスを取得するのに必要な他のリソースを使用して、途切れることなく上りリンクデータ送信を送り続けることができる。したがって、本明細書に記載の例は、有利には、ハンドオーバ処理中及びハンドオーバ処理後のデータ通信継続性が可能である。
図1は、ターゲット基地局が、UE装置用の測定に基づく上りリンクのタイミングを有することなく(例えば、上りリンクデータ送信を受け取る前にターゲット基地局によって測定されたUE装置に対する上りリンクのタイミングを有することなく)上りリンクデータ送信を復号することを可能にする特殊サブフレームを含む、UE装置が上りリンクデータ送信を送信する例に関する通信システムのブロック図である。本明細書で説明される例は、「特殊サブフレーム」について言及するが、他の例では、上りリンクデータ送信は、サービング基地局によってサービスが提供されている他のUE装置によって使用される物理構造とは異なる任意の代替の特別な物理構造を有することができると考えられる。通信システム100は、無線アクセスネットワークの一部である様々な基地局のそれぞれのサービスエリア内に位置するUE装置に様々な無線サービスを提供する無線アクセスネットワーク(図示せず)の一部である。
明確かつ簡潔にするために、通信システム100は、サービング基地局102及びターゲット基地局104のみを有するものとして図示されている。しかしながら、他の例では、通信システム100は、任意の好適な数の基地局を有することができると考えられる。図1の例では、サービング基地局102のためのサービスエリアの少なくとも一部は、セル108によって表され、ターゲット基地局104のためのサービスエリアの少なくとも一部は、セル110によって表される。セル108、110は、楕円で表されているが、典型的な通信システム100は、複数のセルを有すると考えられ、それぞれのセルは、様々な形状の地理的サービスエリアを有する。eNodeB又はeNBと呼ばれる場合がある基地局102、104は、それぞれ下りリンク信号114、118をUE装置106に送信することによって無線ユーザ機器(UE)装置106と通信する。基地局102、104は、UE装置106から送信された上りリンク信号116を受信する。UE装置106は、例えば、携帯電話、トランシーバモデム、携帯情報端末(PDA)、又はタブレットなどの任意の無線通信装置である。
基地局102、104は、既知の技術に従ってバックホール(図示せず)を介してネットワークに接続されている。図2Aに示すように、サービング基地局102は、制御部204、送信部206、及び受信部208、並びに他の電子装置、ハードウェア、及びコードを含む。図2Aは、サービング基地局102の回路及び構成を具体的に示しているが、同じ基地局回路及び構成が通信システム100におけるターゲット基地局104に対して利用されている。基地局102は、本明細書で説明する機能を実行する任意の固定式、移動式、又は携帯型の機器である。基地局102を参照して説明される各ブロックの多様な機能及び動作は、任意の数の装置、回路、又は要素において実装されてもよい。機能ブロックのうちの2つ以上が単一の装置に統合されてもよいし、任意の単一の装置において実行されるように説明される機能が、複数の装置にわたって実装されてもよい。
図2Aに示す例では、基地局102は、固定された装置、又はシステム展開時に特定の位置に設置される装置であってもよい。このような機器の例には、固定基地局又は固定送受信局が挙げられる。状況によっては、基地局102は、特定の位置に一時的に設置される移動機器であってもよい。このような機器の例には、発電機、太陽光パネル、及び/又はバッテリなどの発電装置を含むことができる移動送受信局が挙げられる。大重量型のこのような装置は、トレーラーによって輸送することができる。更に他の状況では、基地局102は、任意の特定の位置に固定されない携帯型装置であってもよい。したがって、基地局102は、状況によっては、UE装置などの携帯型ユーザ装置であってもよい。
制御部204は、本明細書で説明される機能を実行し、かつ基地局102の機能全体を促進する、ハードウェア、ソフトウェア、及び/又はファームウェアの任意の組み合わせを含む。適切な制御部204の一例は、メモリに接続されたマイクロプロセッサ又はプロセッサ装置上で動作するコードが挙げられる。送信部206は、無線信号を送信するように構成された電子装置を含む。状況によっては、送信部206は、複数の送信部を含むことができる。受信部208は、無線信号を受信するように構成された電子装置を含む。状況によっては、受信部208は、複数の受信部を含むことができる。受信部208及び送信部206は、それぞれ、アンテナ210を介して信号を受信及び送信する。アンテナ210は、別個の送信アンテナ及び受信アンテナを含むことができる。状況によっては、アンテナ210は、複数の送信アンテナ及び受信アンテナを含むことができる。
図2Aの例の送信部206及び受信部208は、変調及び復調を含む高周波(RF)処理を実行する。したがって、受信部208は、低雑音増幅器(LNA)及びフィルタなどの構成要素を含むことができる。送信部206は、フィルタ及び増幅器を含むことができる。他の構成要素には、アイソレータ、整合回路、及びその他のRF構成要素が含まれてもよい。これらの構成要素は、他の構成要素と組み合わされて、又は協働して、基地局の機能を実行する。必要な構成要素は、基地局によって必要とされる特定の機能に依存し得る。
送信部206は変調器(図示せず)を含み、受信部208は復調器(図示せず)を含む。変調器は、下りリンク信号114の一部として送信される信号を変調し、複数の変調次数のうちの任意の1つを適用することができる。復調器は、複数の変調次数のうちの1つに従って基地局102で受信された上りリンク信号116を復調する。
図1に戻って、通信システム100は、基地局102、104を介してUE装置106に様々な無線サービスを提供する。本明細書では例として、通信システム100は、第3世代パートナーシップ・プロジェクト・ロングターム・エボリューション(3GPP LTE)の通信仕様の少なくとも1つの改定版に従って動作する。UE装置106は、図2Bに示されるように、最初にサービング基地局102にサービスが提供されているので、アンテナ212及び受信部214を介して下りリンク信号114を受信する。UE装置106は、アンテナ212及び受信部214の他に、制御部216及び送信部218、並びに他の電子装置、ハードウェア、及びコードを更に備える。UE装置106は、本明細書で説明される機能を実行する任意の固定式、移動式、又は携帯型の機器である。UE装置106を参照して説明されるブロックの種々の機能及び動作は、任意の数の装置、回路、又は素子において実装されてもよい。機能ブロックのうちの2つ以上は単一の装置に統合されてもよく、任意の単一の装置において実行されるように説明される機能は、複数の装置にわたって実施されてもよい。
制御部216は、本明細書で説明される機能を実行し、かつUE装置の機能全体を促進する、ハードウェア、ソフトウェア、及び/又はファームウェアの任意の組み合わせを含む。適切な制御部216の一例は、メモリに接続されたマイクロプロセッサ又はプロセッサ装置上で動作するコードを含む。送信部218は、無線信号を送信するように構成された電子装置を含む。状況によっては、送信部218は、複数の送信部を含むことができる。受信部214は、無線信号を受信するように構成された電子装置を含む。状況によっては、受信部214は、複数の受信部を含むことができる。受信部214及び送信部218は、それぞれ、アンテナ212を介して信号を受信及び送信する。アンテナ212は、別個の送信アンテナ及び受信アンテナを含むことができる。状況によっては、アンテナ212は、複数の送信アンテナ及び受信アンテナを含むことができる。
図2Bの例の送信部218及び受信部214は、変調及び復調を含む高周波(RF)処理を実行する。したがって、受信部214は、低雑音増幅器(LNA)及びフィルタなどの構成要素を含むことができる。送信部218は、フィルタ及び増幅器を含むことができる。他の構成要素には、アイソレータ、整合回路、及びその他のRF構成要素が含まれてもよい。これらの構成要素は、他の構成要素と組み合わされて、又は協働して、UE装置機能を実行する。必要な構成要素は、UE装置によって必要とされる特定の機能に依存し得る。
送信部218は変調器(図示せず)を含み、受信部214は復調器(図示せず)を含む。変調器は、図1に示す上りリンク信号116の一部として送信される信号を変調するために複数の変調次数のうちの任意の1つを適用することができる。復調器は、複数の変調次数のうちの1つに従って下りリンク信号114、118を復調する。
図1に示す例の動作の開始時に、UE装置106は、サービング基地局102によってサービスが提供されている。そのため、下りリンク信号114を受信すると、UE装置106は、下りリンク信号114を復調する。これにより、サービング基地局102がUE装置106に提供している無線サービスのうちの少なくとも1つに関連するデータを含む符号化データパケットが生成される。UE装置106は、制御部216を使用して符号化データパケットを復号して、データを取得する。図1において動作が進むにつれて、UE装置106は、サービング基地局102のセル108の外側縁部に接近し、かつターゲット基地局104のセル110の中心に向けて接近する。UE装置106の動きは、図1及び図3における破線の矢印で示されている。
サービング基地局102がUE装置106をターゲット基地局104にハンドオーバすべきかどうかを判定するために、任意の1つ以上の好適な基準を使用してもよい。基準としては、例えば、サービング基地局102での無線輻輳、UE装置106とサービング基地局102との間の上りリンク/下りリンク信号についての劣悪な/悪化している信号品質、UE装置106とターゲット基地局104との間の上りリンク/下りリンク信号についての良好な/向上している信号品質、及び/又はターゲット基地局104による利用可能なリソースの不十分な利用が挙げられる。ただし、任意の他の好適な基準を使用することができると考えられる。
図1に示される例では、UE装置106をターゲット基地局104にハンドオーバするべきかどうかを判定するために使用される基準としては、UE装置106によって送信され、サービング基地局102によって受信される測定報告が挙げられる。測定報告は、1つ以上の隣接基地局から受信された参照信号(RS)信号についてUE装置106によって行われた測定に基づく。図1の例では、測定報告は、ターゲット基地局104によって送信されたRS信号に関するチャネル状態情報(CSI)を含む。測定報告の送信は、信号302によって図3に表されている。サービング基地局102は、任意の他の好適な基準と共に測定報告を利用して、UE装置106をターゲット基地局104にハンドオーバするべきかどうかを判定する。図1に示される例では、サービング基地局102は、UE装置106がターゲット基地局104にハンドオーバされるべきであると判定している。
UE装置106がターゲット基地局104にハンドオーバされるべきであると判定した後、サービング基地局102は、UE装置106が上りリンクデータ送信を送信することとなることをターゲット基地局104に通知するメッセージを送信する。メッセージは、有線接続(例えば、X2)又は無線通信リンクを介して送信することができる。図1に示される例では、UE装置106が上りリンクデータ送信を送信することとなることをターゲット基地局104に通知するメッセージは、有線通信リンク112を介して送信される。
UE装置106が上りリンクデータ送信を送信することとなる旨のメッセージの送信は、信号304によって図3に表されている。メッセージは、UE識別子(UE ID)、送信リソース(例えば、周波数及びタイムスロット)、送信フォーマット、変調次数、変調技術、符号化率、拡散符号、及び/又はターゲット基地局104に有用であると考えられる任意の他の情報などの、ターゲット基地局104が上りリンクデータ送信を復号するのに必要な全ての関連情報を含む。一例では、UE IDは、セル無線ネットワーク一時識別子(Cell Radio Network Temporary Identifier)(C−RNTI)である。他の例では、上りリンクデータ送信を復号するためにターゲット基地局104によって必要とされる関連情報は事前に判定され、ターゲット基地局104は、UE装置106によって利用されることとなる特殊サブフレーム構造を既知である。これらの場合、サービング基地局102は、上りリンクデータ送信を復号する際に使用するために、UE ID及び任意の必要な送信リソース情報(例えば、周波数及びタイムスロット)をターゲット基地局104に送信することができる。
ターゲット基地局104は、UE装置106が上りリンクデータ送信を送信することとなるというメッセージをターゲット基地局104が受信に成功したことを示す肯定応答を、有線通信リンク112を介して、サービング基地局102に送信する。肯定応答は、信号306により、図3に表されている。肯定応答を受信すると、サービング基地局102は、特殊サブフレームを含む上りリンクデータ送信を送信するようにUE装置106をスケジューリングするが、これについては、以下でより十分に説明する。上りリンクデータ送信のスケジューリングは、信号308によって図3に表されている。UE装置106は、ターゲット基地局104が、UE装置106からの少なくとも1つの上りリンクデータ送信の復号に成功するまで、特殊サブフレームを含む上りリンクデータ送信を送信するようにスケジューリングされる。
上りリンクデータ送信は、サービング基地局102によってサービスが提供されている少なくとも1つの他のUE装置(例えば、図1のUE装置107)によって使用されているサブフレーム構造とは異なるサブフレーム構造を有する特殊サブフレームを含む。図1に示される例では、特殊サブフレームは、(1)少なくとも部分的に空白になっている第1のシンボルと、(2)サービング基地局102によってサービスが提供されている少なくとも1つの他のUE装置によって使用されているサブフレーム構造に含まれていない、少なくとも1つの追加の参照信号(RS)シンボルと、を含む。無論、特殊サブフレームは、サブフレーム構造が、(1)特殊サブフレームと、サービング基地局102によってサービスが提供されている他のUE装置によって送信されているサブフレームとの間の衝突が確実に回避され、(2)ターゲット基地局104が、UE装置106とターゲット基地局104との間の上りリンクチャネルの取得及び推定が容易になる範囲で、任意の他の好適なサブフレーム構造を有してもよい。
図2Cは、UE装置106によって使用される特殊サブフレームの例とサービング基地局102によってまたサービスが提供されているUE装置107によって使用されるサブフレームとの間の比較を示すブロック図である。例えば、図2Cは、UE装置107によって使用されるサブフレーム220を示す。サブフレーム220は、それぞれ4つのデータシンボルを有する、第1のデータ領域222及び第3のデータ領域230を含む。サブフレーム220はまた、2つのデータシンボルを有する第2のデータ領域226を含む。サブフレーム220は、それぞれが1つのRSシンボルを有する第1の参照信号(RS)領域224及び第2のRS領域228を更に含む。
図2Cはまた、UE装置106によって使用される特殊サブフレーム232を図示する。特殊サブフレーム232は、第1のデータ領域236を含む。サブフレーム220の第1のデータ領域222とは異なり、第1のデータ領域236の第1のシンボルは、部分的に空白である(例えば、データシンボルを含まない)。他の例では、第1のデータ領域236の第1のシンボルは、図2Cの例に示されているものよりも第1のシンボルの小さい又は大きい部分が空白であってもよく、場合によっては、第1のデータ領域236の第1のシンボル全体が空白であってもよい。更に他の例では、第1のシンボルはまた、あるいは代替的に、プリアンブル及び/又はRSシンボルを含んでもよい。
図2Cに示す例では、空白にされるべき特殊サブフレーム232の第1のシンボルの量は、ターゲット基地局104に対するUE装置106のためのタイミングアドバンス(TAtarget)に基づいて、少なくとも部分的に判定される。TAtargetは、UE装置106又はサービング基地局102のいずれか一方によって判定することができる。TAtargetがUE装置106によって判定される場合、UE装置106は、送信部218及びアンテナ212を利用して、判定されたTAtargetをサービング基地局102へ送信する。TAtargetがUE装置106の支援を受けてサービング基地局102により判定される場合、サービング基地局102は、判定されたTAtargetをUE装置106へ送信する。いくつかの例では、サービング基地局102はまた、判定されたTAtargetをターゲット基地局104へ送信して、(例えば、上りリンクデータ送信から)UE装置106とターゲット基地局104との間の上りリンクチャネルの取得及び推定を容易にする。ただし、判定されたTAtargetは、近似値に過ぎないため、ターゲット基地局104は、特殊サブフレーム232において追加的な1つ以上のRSシンボルを依然として要求して、TAtargetにより提供されるものよりも正確な上りリンクのタイミング測定値を取得してもよい。
TAtargetがどのように判定されたかに拘わらず、UE装置106は、TAtargetを利用して、空白にすべき特殊サブフレーム232の第1のシンボルの量を判定する。UE装置106は、特殊サブフレーム232の第1のシンボルの空白部分が、第1のシンボルの先端から開始し、かつ持続期間tblankの間、広がるべきであると判定する。ここで、(TAtarget−TAserving)≦tblank≦1シンボル期間であり、TAservingは、サービング基地局102に対するUE装置106のためのタイミングアドバンスである。tblankを算出する際、UE装置106とターゲット基地局104との間の距離がUE装置106とサービング基地局102との間の距離より長い場合、TAtarget≧TAservingであるが、そうでないシナリオでは、TAtarget=TAservingである。図2Cに示される例では、特殊サブフレーム232の第1のシンボルの空白部分tblankは、(TAtarget−TAserving)に等しい。
特殊サブフレーム232は、それぞれ、2つのデータシンボルを有する第2のデータ領域240及び3つのデータシンボルを有する第3のデータ領域244を有する。特殊サブフレーム232は、それぞれが2つのRSシンボルを有する第1のRS領域238及び第2のRS領域242を更に含む。したがって、特殊サブフレーム232の第1のRS領域238及び第2のRS領域242は、それぞれ1つのRSシンボルを有するサブフレーム220の第1のRS領域224及び第2のRS領域228よりも多い数のRSシンボルを有する。しかしながら、他の例では、特殊サブフレーム232及び/又はRS領域238、242は、それぞれサブフレーム220及び/又はRS領域224、228に含まれるのと同じ数のRSシンボルを有してもよい。
したがって、特殊サブフレーム232は、サブフレーム220よりもRSシンボル密度が高い。図2Cの例は、サブフレーム220の第1及び第2のRS領域224、228と比較したときの、特殊サブフレーム232の両方のRS領域238、242における追加のRSシンボルを図示しているが、サブフレーム220と比較すると、特殊サブフレーム232には単に1つの追加的なRSシンボルが必要とされている。これに関して、特殊サブフレーム232における追加的な1つ以上のRSシンボルは、特殊サブフレーム232内の任意の好適な場所に配置されてもよい。
上記の説明は、RSシンボルに焦点を当ててきたが、他の例では、既知のシーケンスを有する他の任意の好適なプリアンブルが、RSシンボルのうちの1つ以上代わりに利用されてもよい。また、特殊サブフレーム232の中のデータシンボル及び1つ以上のRSシンボルは、UE装置106とターゲット基地局104との間の距離がサービング基地局102のカバレッジエリアの半径より大きい場合、拡張サイクリックプレフィックス(CP)を使用してもよい。代替的な例では、サービング基地局102は、特殊サブフレーム232とサービング基地局102によってサービスが提供されている他のUE装置によって送信されるサブフレームとの間の衝突の回避を確実にするのを助けると考えられる、特殊サブフレーム232の第1のシンボルの少なくとも一部を空白にする代わりに、前回のサブフレームにおける最後のシンボルの送信を控えるように、サービング基地局102(例えば、UE装置107)によってサービスが提供されている他のUE装置をスケジューリングしてもよい。
UE装置106は、送信部218及びアンテナ212を使用して、上りリンクデータ送信を上りリンク信号116として送信する。サービング基地局102及びターゲット基地局104は、自身のそれぞれのアンテナ210及び受信部208を使用して、上りリンクデータ送信を受信する。上りリンクデータ送信は、信号310により図3に表される。これに関して、サービング基地局102及びターゲット基地局104は、信号310を受信することができるので、信号310は、両方の基地局に送信されるものとして図3に図示される。両方の基地局は、信号310の意図された受け手である。サービング基地局102は、UE装置106が上りリンクデータ送信に含まれるデータを送信できるように上りリンクデータ送信を受信することを意図し、ターゲット基地局104は、UE装置106とターゲット基地局104との間のチャネル状態を推定するために上りリンクデータ送信を受信することを意図する。
上りリンクデータ送信を受信すると、ターゲット基地局104は、上りリンクデータ送信を復号することを試みる。特殊サブフレーム232の特徴により、ターゲット基地局104が、UE装置106用の測定に基づく上りリンクのタイミングを有さない(例えば、上りリンクデータ送信を受信する前にターゲット基地局104によって測定された、UE装置106に対する上りリンクのタイミングを有さない)にも拘わらず、ターゲット基地局104による上りリンクデータ送信の復号が容易になる。ターゲット基地局104はまた、上りリンクデータ送信を復号しようと試みる際、サービング基地局102から受信されたUE装置関連情報を利用する。
ターゲット基地局104が最初の上りリンクデータ送信を復号することができない場合、ターゲット基地局104は、UE装置106からの1つ以上の上りリンクデータ送信の次の送信を単に待ち、次の上りリンクデータ送信の復号を試みることができる。ターゲット基地局104が上りリンクデータ送信の復号に成功すると、ターゲット基地局104は、ターゲット基地局104が上りリンクデータ送信の復号に成功したことをサービング基地局102に通知する。ターゲット基地局104が上りリンクデータ送信の復号に成功したことをサービング基地局102に通知する信号は、信号312によって図3に表されている。
しかしながら、サービング基地局102が、所定の数の上りリンクデータ送信及び/又は時間量の後に、ターゲット基地局104から信号312を受信していない場合、サービング基地局102は、1つ以上の以前の上りリンクデータ送信が失敗したため、次の上りリンクデータ送信のうちの1つ以上を送信するための送信電力を増加させるようにUE装置106に要求を送信する。他の代替例では、ターゲット基地局104がUE装置106からの上りリンクデータ送信のうちの1つ以上を復号できない場合、ターゲット基地局104は、サービング基地局102に信号を送信する。ターゲット基地局104が上りリンクデータ送信を復号することができないことを示す信号を受信すると、1つ以上の以前の上りリンクデータ送信が失敗したため、サービング基地局102は、UE装置106に対して、次の上りリンクデータ送信のうちの1つ以上を送信するための送信電力を増加させるように要求を送信する。ターゲット基地局104は、1つ以上の以前の上りリンクデータ送信の受信及び/又は復号を成功させることができない可能性があるが、サービング基地局102が以前の上りリンクデータ送信を復号することができたと仮定すれば、任意の次の上りリンクデータ送信は、以前の上りリンクデータ送信とは異なるデータを含む可能性が高い。
ターゲット基地局104が上りリンクデータ送信の復号に成功したことをサービング基地局102に通知する信号312を受信すると、サービング基地局102は、肯定応答をターゲット基地局104に送信し、サービング基地局102がUE装置106をターゲット基地局104にハンドオーバする時刻Tのネゴシエーションを開始する。ネゴシエーションが行われたハンドオーバ時間Tは、いつハンドオーバを発生させるべきかを識別する特定のサブフレーム番号によって識別される。肯定応答及びハンドオーバネゴシエーションは、図3に、信号314により表されている。
サービング基地局102は、ハンドオーバコマンドをUE装置106に送信し、UE装置106に、時刻Tにおいて、ターゲット基地局104にハンドオーバするように指示する。ハンドオーバコマンドは、信号316により、図3に表されている。ハンドオーバが時刻Tに発生した後、ターゲット基地局104は、上りリンクリソース割り当てをUE装置106に送信する。上りリンクリソース割り当ては、信号318により、図3に表されている。上りリンクリソース割り当てに応答して、UE装置106がターゲット基地局104にデータを送信し始める前に、UE装置106は、ハンドオーバ確認メッセージをターゲット基地局104に送信する。しかしながら、他の例では、ハンドオーバ確認メッセージはまた、UE装置106からターゲット基地局104への最初の上りリンクデータ送信を含んでもよく、ターゲット基地局104は、上りリンクデータ送信に含まれるデータの意図された受け手である。ハンドオーバ確認メッセージは、信号320により、図3に表されている。
図4は、ターゲット基地局がUE装置用の測定に基づく上りリンクのタイミングを有することなく(例えば、上りリンクデータ送信を受け取る前にターゲット基地局によって測定されたUE装置に対する上りリンクのタイミングを有することなく)上りリンクデータ送信を復号することを可能にする特殊サブフレームを含む、UE装置が上りリンクデータ送信を送信する方法の例のフローチャートである。方法400は、サービング基地局102によってサービスが提供されているUE装置106をスケジューリングして、上りリンクデータ送信を送信するステップ402で始まる。上りリンクデータ送信は、サービング基地局102によってサービスが提供されている少なくとも1つの他のUE装置107によって使用されているサブフレーム構造220とは異なるサブフレーム構造を有する特殊サブフレーム232を含む。特殊サブフレーム232は、少なくとも部分的に空白である第1のシンボルと、少なくとも1つの他のUE装置107によって使用されているサブフレーム構造220に含まれていない少なくとも1つの追加の参照信号(RS)シンボルと、を含む。
本方法は、ステップ404に続き、ターゲット基地局104に対するタイミングアドバンス(TAtarget)を判定する。いくつかの例では、TAtargetは、UE装置106によって判定され、UE装置106は、判定されたTAtargetをサービング基地局102に送信する。他の例では、TAtargetは、UE装置106からの支援を受けてサービング基地局102により判定され、サービング基地局102は、判定されたTAtargetをUE装置106へ送信する。
ステップ406において、判定されたTAtargetに少なくとも部分的に基づいて、第1のシンボルのうちどれだけを空白にすべきかに関する判定を行う。いくつかの例では、第1のシンボルの空白部分は、第1のシンボルの先端から始まり、持続期間tblankの間続く。ここで、(TAtarget−TAserving)≦tblank≦1シンボル期間であり、TAservingは、サービング基地局102に対するUE装置106のためのタイミングアドバンスである。
ステップ408において、UE装置106は、上りリンクデータ送信を送信する。ステップ410で、1つ以上の以前の上りリンクデータ送信が失敗した(例えば、ターゲット基地局104が上りリンクデータ送信を受信及び/又は復号することができない)場合、UE装置106は、次の1つ以上の上りリンクデータ送信を送信するための送信電力を増加させる。いくつかの例では、サービング基地局102は、UE装置106からの送信電力の増加を要求する。他の例では、ターゲット基地局104は、UE装置106からの送信電力の増加を要求する。更に他の例では、UE装置106は、上りリンクデータ送信を送信するために使用される送信電力を増加させるべきであると自身で判断してもよい。
上りリンクデータ送信の受信に成功すると、ターゲット基地局104は、ステップ412において、UE装置106用の測定に基づく上りリンクのタイミングを有さずに(例えば、上りリンクデータの受信前にターゲット基地局によって測定されたUE装置に対する上りリンクのタイミングを有さずに)上りリンクデータ送信を復号する。ステップ414で、上りリンクデータ送信の復号に成功した後、UE装置106は、サービング基地局102からターゲット基地局104にハンドオーバされる。
図5は、ターゲット基地局が上りリンクデータ送信からUE装置の上りリンクのタイミングを取得する方法の一例のフローチャートである。本方法は、ステップ502で、UE装置106が、UE装置106にサービスを提供しているサービング基地局102に上りリンクデータ送信を送信することから始まる。本方法は、ステップ504に続き、ターゲット基地局104は、上りリンクデータ送信からUE装置106の上りリンクのタイミングを取得する。
本発明の他の実施形態及び変更例は、これらの教示を参酌して、明らかに、当業者に容易に創作されるだろう。上述の記載は、例示的であり限定的なものではない。本発明は、上記の明細書及び添付の図面に基づく実施形態及び変更例の全てを含む、以下の請求項によってのみ限定される。したがって、本発明の範囲は、上記の記載を参照して決定されるのではなく、均等物の全範囲と共に添付される請求項を参照して決定されるべきである。

Claims (20)

  1. 上りリンクデータ送信を送信するように、サービング基地局によりサービスが提供されているユーザ機器(UE)装置をスケジューリングすることであって、前記上りリンクデータ送信は、前記サービング基地局によってサービスが提供されている少なくとも1つの他のUE装置によって使用されているサブフレーム構造とは異なるサブフレーム構造を有する特殊サブフレームを含み、前記特殊サブフレームは、少なくとも部分的に空白になっている第1のシンボルを含む、ことと、
    前記UE装置が、前記上りリンクデータ送信を送信することと、
    ターゲット基地局が、前記UE装置用の測定に基づく上りリンクのタイミングを有することなく、前記上りリンクデータ送信を復号することと、
    前記サービング基地局から前記ターゲット基地局への前記UE装置のハンドオーバを実行することと、を含む、方法。
  2. 前記特殊サブフレームは、前記少なくとも1つの他のUE装置によって使用されている前記サブフレーム構造に含まれていない少なくとも1つの追加の参照信号(RS)シンボルを更に含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ターゲット基地局に対して、タイミングアドバンス(TAtarget)を判定することを更に含む、請求項1に記載の方法。
  4. TAtargetは、前記UE装置によって判定され、
    前記UE装置は、前記判定されたTAtargetを前記サービング基地局に送信する、請求項3に記載の方法。
  5. TAtargetは、前記サービング基地局によって判定され、前記サービング基地局は、前記判定されたTAtargetを前記UE装置へ送信する、請求項3に記載の方法。
  6. 前記判定されたTAtargetに少なくとも部分的に基づいて、前記第1のシンボルのうちのどれだけを空白にするべきかを判定することを更に含む、請求項3に記載の方法。
  7. 前記第1のシンボルの空白部分は、前記第1のシンボルの先端から始まり、持続期間tblankの間継続し、(TAtarget−TAserving)≦tblank≦1シンボル期間であり、TAservingは、前記サービング基地局に対するタイミングアドバンスである、請求項6に記載の方法。
  8. 前記特殊サブフレームにおけるデータシンボル及び1つ以上のRSシンボルは、前記UE装置と前記ターゲット基地局との間の距離が前記サービング基地局のカバレッジエリアの半径より大きい場合、拡張サイクリックプレフィックス(CP)を使用する、請求項1に記載の方法。
  9. 1つ以上の以前の上りリンクデータ送信が失敗した場合、次の上りリンクデータ送信を送信するための前記UE装置の送信電力を増加させることを更に含む、請求項1に記載の方法。
  10. 前記UE装置が、前記ターゲット基地局へハンドオーバ確認メッセージを送信することであって、前記ハンドオーバ確認メッセージは、前記ターゲット基地局を対象とした上りリンクデータを含む、ことを更に含む、請求項1に記載の方法。
  11. 送信部を含むユーザ機器(UE)装置と、
    前記UE装置にサービスを提供するサービング基地局であって、前記サービング基地局は、上りリンクデータ送信を送信するように前記UE装置をスケジューリングするように構成された制御部を含み、前記上りリンクデータ送信は、前記サービング基地局によってサービスが提供されている少なくとも1つの他のUE装置によって使用されているサブフレーム構造とは異なるサブフレーム構造を有する特殊サブフレームを含み、前記特殊サブフレームは、少なくとも部分的に空白である第1のシンボルを含む、サービング基地局と、
    ターゲット基地局であって、前記ターゲット基地局は、
    前記UE装置から前記上りリンクデータ送信を受信するように構成された受信部と、
    前記受信部に連結された制御部であって、前記制御部は、前記UE装置用の測定に基づく上りリンクのタイミングを有することなく、前記上りリンクデータ送信を復号することと、前記サービング基地局から前記ターゲット基地局への前記UE装置のハンドオーバのネゴシエーションを行うことと、を行うように構成された、制御部と、を含む、ターゲット基地局と、を備える、システム。
  12. 前記特殊サブフレームは、前記少なくとも1つの他のUE装置によって使用されている前記サブフレーム構造に含まれていない少なくとも1つの追加の参照信号(RS)シンボルを更に含む、請求項11に記載のシステム。
  13. 前記UE装置は、前記ターゲット基地局に対するタイミングアドバンス(TAtarget)を判定するように構成された制御部を更に含み、前記UE装置の前記送信部は、前記判定されたTAtargetを前記サービング基地局へ送信するように構成されている、請求項11に記載のシステム。
  14. 前記サービング基地局の前記制御部は、前記ターゲット基地局に対するタイミングアドバンス(TAtarget)を判定するように更に構成され、前記サービング基地局は、前記UE装置に前記判定されたTAtargetを送信するように構成された送信部を更に含む、請求項11に記載のシステム。
  15. 前記サービング基地局は、前記サービング基地局に対するタイミングアドバンス(TAserving)を前記UE装置に送信するように構成された送信部を更に含む、請求項11に記載のシステム。
  16. 前記サービング基地局の前記制御部は、前記ターゲット基地局に対するタイミングアドバンス(TAtarget)に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のシンボルのうちのどれだけを空白にするべきかを判定するように更に構成されている、請求項11に記載のシステム。
  17. 前記第1のシンボルの空白部分は、前記第1のシンボルの先端から始まり、持続期間tblankの間継続し、(TAtarget−TAserving)≦tblank≦1シンボル期間であり、TAservingは、前記サービング基地局に対するタイミングアドバンスである、請求項16に記載のシステム。
  18. 前記特殊サブフレームにおけるデータ及び1つ以上のRSシンボルは、前記UE装置と前記ターゲット基地局との間の距離が前記サービング基地局のカバレッジエリアの半径より大きい場合、拡張サイクリックプレフィックス(CP)を使用する、請求項11に記載のシステム。
  19. 前記UE装置は、1つ以上の以前の上りリンクデータ送信が失敗した場合、次の上りリンクデータ送信を送信するための前記UE装置の送信電力を増加させるように構成された制御部を更に含む、請求項11に記載のシステム。
  20. ユーザ機器(UE)装置が、前記UE装置にサービスを提供しているサービング基地局に上りリンクデータ送信を送信することと、
    ターゲット基地局が、前記上りリンクデータ送信から前記UE装置の上りリンクのタイミングを取得することと、を含む、方法。
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