JP2019528851A5

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Publication number: JP2019528851A5
Application number: JP2019512312A
Authority: JP
Filing date: 2017-09-01
Publication date: 2020-10-08
Anticipated expiration: 2037-09-01

Claims

近位端と、遠位端と、遠位のハウジング部とを有し、遠位のハウジング部は、肛門内に挿入され、対象の直腸内に保持されるように構成されているハウジングと、
収束点に近位および遠位の両方の器具の動きの範囲を定める近位の円すいおよび遠位の円すいの交点によって定められ、可変および選択可能な角度で器具が器具収束点を通れるように構成されている、近位端と遠位端との間に配置した器具収束点と、
前記ハウジングの近位端に、前記器具収束点の周囲の三次元の可変の角度の方向を指示する器具角度方向付けシステムと、
を含むことを特徴とする解剖学的検出システム誘導前立腺処置デバイス。
前記器具収束点が、前記器具を三次元配置へ遠位に向けるように構成されている装置内に含まれる請求項１に記載の解剖学的検出システム誘導前立腺処置デバイス。
前記器具角度方向付けシステムが、前記器具の遠位端の侵入深さおよび前記器具の遠位端の三次元の位置のうちの１つ以上を指示する請求項１または２に記載の解剖学的検出システム誘導前立腺処置デバイス。
器具ガイドをさらに含む請求項１〜３のいずれか１項に記載の解剖学的検出システム誘導前立腺処置デバイス。
前記器具ガイドが実質的に円錐である請求項４に記載の解剖学的検出システム誘導前立腺処置デバイス。
収束点が、デバイスの近位端およびデバイスの遠位端から走る軸に沿って平行移動可能である請求項１〜５のいずれか１項に記載の解剖学的検出システム誘導前立腺処置デバイス。
前記ハウジングが中間ハウジング部を含み、前記解剖学的検出システム誘導前立腺処置デバイスが、前記中間ハウジング部内で回転抑制され、前記器具収束点を中心とする球状ターゲティングボールをさらに含む請求項１〜６のいずれか１項に記載の解剖学的検出システム誘導前立腺処置デバイス。
解剖学的検出システムが、磁気共鳴解剖学的検出システム、コンピュータ断層撮影（ＣＴ）解剖学的検出システム、または超音波解剖学的検出システムを含む請求項１〜７のいずれか１項に記載の解剖学的検出システム誘導前立腺処置デバイス。
前記器具角度方向付けシステムが、固定配列器具角度方向付けシステムを含む請求項１〜８のいずれか１項に記載の解剖学的検出システム誘導前立腺処置デバイス。
前記ハウジングが近位のハウジング部を含み、前記固定配列器具角度方向付けシステムが、近位端近くの前記近位のハウジング部内に配置されたグリッドアレイプレートを含み、前記グリッドアレイプレートが、チャンネル軸が収束点に収束するにように配向した、チャンネル軸をそれぞれ有する複数の器具アクセスチャンネルを有する請求項９に記載の解剖学的検出システム誘導前立腺処置デバイス。
前記器具角度方向付けシステムが、連続的に可変の座標器具角度方向付けシステムを含む請求項１〜１０のいずれか１項に記載の解剖学的検出システム誘導前立腺処置デバイス。
前記連続的に可変の座標器具角度方向付けシステムが、デカルト座標システム、または円錐座標器具角度方向付けシステムを含む請求項１１に記載の解剖学的検出システム誘導前立腺処置デバイス。
前記ハウジングが近位のハウジング部を含み、前記連続的に可変の円筒状座標器具角度方向付けシステムが、近位のハウジング部内に回転可能に配置された円形のプレートを含み、前記円形のプレートが、その中心から、および切り抜きガイド内に摺動自在に配置された割り出しキャリッジから半径方向に伸びる切り抜きガイドを含み、前記器具ガイドが、収束点から前記割り出しキャリッジまで近位に伸びる請求項１２に記載の解剖学的検出システム誘導前立腺処置デバイス。
生検針、プローブ、センサシステム、処置デバイス、治療の器具システム、または化学物質配置デバイスをさらに含む請求項１〜１３のいずれか１項に記載の解剖学的検出システム誘導前立腺処置デバイス。
少なくとも１つのＭＲＩコイルをさらに含む請求項１〜１４のいずれか１項に記載の解剖学的検出システム誘導前立腺処置デバイス。
前記ＭＲＩコイルが、遠位のハウジング部内に、ハウジングの近位端の内表面上に配置されているか、または前記遠位のハウジング部および前記中間ハウジング部を横断する請求項１５に記載の解剖学的検出システム誘導前立腺処置デバイス。
前記ＭＲＩコイルがループアンテナ、バタフライアンテナ、またはこれらの組み合わせを含む請求項１５または１６に記載の解剖学的検出システム誘導前立腺処置デバイス。
前記ＭＲＩコイルから前記中間ハウジング部を通じて前記近位のハウジング部へ近位に走るフレキシブル回路と、前記フレキシブル回路の近位端に連結したインターフェースボードとをさらに含む請求項１５〜１７のいずれか１項に記載の解剖学的検出システム誘導前立腺処置デバイス。
前記近位のハウジング部に連結したクランプハンドルをさらに含む請求項１〜１８のいずれか１項に記載の解剖学的検出システム誘導前立腺処置デバイス。
デバイスを位置付ける、解剖学的検出システムで検出可能な化学物質の１点以上をさらに含む請求項１〜１９のいずれか１項に記載の解剖学的検出システム誘導前立腺処置デバイス。
前記遠位のハウジング部が、器具がデバイスを通れるようにする切り抜きを、前記遠位のハウジング部の下面に含む請求項１〜２０のいずれか１項に記載の解剖学的検出システム誘導前立腺処置デバイス。
遠位のハウジングが、ヒト直腸のＪ形状に一致するように構成されている請求項１〜２１のいずれか１項に記載の解剖学的検出システム誘導前立腺処置デバイス。
遠位のハウジング部が、ハウジングの中心線から約１０〜約６０°から上方に曲げられている請求項１〜２２のいずれか１項に記載の解剖学的検出システム誘導前立腺処置デバイス。
請求項１〜２３のいずれかに記載のデバイスと、医療処置を行う器具とを含むシステム。
請求項１〜２４のいずれか１項に記載の解剖学的検出システム誘導前立腺処置デバイスの遠位端を対象の前立腺に近接した対象の直腸内に導入するステップと、
解剖学的検出システムを用いて、前立腺を含む対象の解剖学的特徴および前記解剖学的検出システム誘導前立腺処置デバイスのデータを得るステップと、
デバイスおよび前記前立腺の位置を確立するステップと、
処置のために前記前立腺上または前記前立腺内の組織の三次元空間における位置を決定するステップと、
三次元空間における位置を器具角度方向付けシステムへ移すステップと、
前記器具角度方向付けシステムを用いて器具を前記前立腺の部位へ誘導し、それによって処置を行うステップと、
を含むことを特徴とする対象の前立腺で解剖学的検出システム誘導処置を行う方法。