JP2019525235A - 同期オーディオ再生装置 - Google Patents

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Abstract

少なくとも2つのオーディオ再生装置を有するグループのオーディオ再生装置によるオーディオ再生を同期させるための方法であって、このグループが、オーディオ再生装置のより大きいゾーンの一部であり、このゾーンの1つのオーディオ再生装置が、オーディオデータをこのゾーンの他のオーディオ再生装置に配信するマスターオーディオ再生装置である。オーディオ再生コマンドは、グループの1つのオーディオ再生装置においてマスターオーディオ再生装置から受信され、それに応答して、オーディオ制御コマンドがグループの1つのオーディオ再生装置からグループの少なくとも1つの他のオーディオ再生装置へ送信される。

Description

本開示は、オーディオ再生装置によって再生されるオーディオの同期に関する。
左右ステレオ対の装置等の一群のオーディオ再生装置、又はサラウンドサウンドシステムの多数の装置は、適切な時間に各装置によってオーディオデータが再生されるように同期することが必要である。
下記のすべての例及び特徴は、技術的に可能な任意のやり方で組み合わせることができる。
1つの態様において、少なくとも2つのオーディオ再生装置を備えるグループのオーディオ再生装置によるオーディオ再生を同期させる方法であって、このグループが、オーディオ再生装置のより大きいゾーンの一部であり、このゾーンの1つのオーディオ再生装置が、オーディオデータをゾーンの他のオーディオ再生装置に配信するマスターオーディオ再生装置であり、この方法は、グループの1つオーディオ再生装置においてマスターオーディオ再生装置からオーディオ再生コマンドを受信することと、グループの1つのオーディオ再生装置においてマスターオーディオ再生装置からオーディオ再生コマンドを受信することに応答して、オーディオ制御コマンドをグループの1つのオーディオ再生装置からグループの少なくとも1つの他のオーディオ再生装置に送信することと、を含む。
実施形態は、下記の特徴のうちの1つ、又はそれらの任意の組み合わせを含み得る。グループは、ステレオ対のオーディオ再生装置を含み得る。グループは、多数のサラウンドサウンドオーディオ再生装置を含み得る。オーディオ制御コマンドは、再生コマンドであり得る。再生コマンドは、グループの少なくとも1つの他のオーディオ再生装置が、マスターオーディオ再生装置から受信したオーディオデータの再生を開始する「現時点で再生」を含み得る。本方法は、別のオーディオ再生装置によるエラーの検出に応じて、再生を開始した後に、マスターオーディオ再生装置がグループ再生を一時停止することを更に含み得る。本方法は、再生の再試行、並びにクロック同期及び再生の再試行、のうちの少なくとも1つを行なうことによって、一時停止から復帰することを更に含み得る。本方法は、グループマスターが、グループスレーブに対する接続性及び通信が可能でないと判定した場合に、グループ再生を一時停止することを更に含み得る。
実施形態は、下記の特徴のうちの1つ、又はそれらの任意の組み合わせを含み得る。オーディオ制御コマンドは、グループの1つのオーディオ再生装置からグループの他のオーディオ再生装置の各々まで送信され得る。グループに含まれるオーディオ再生装置は、ユーザによってゾーンのオーディオ再生装置から選択され得る。オーディオ再生装置は、無線スピーカユニットとすることができる。
別の態様において、オーディオ再生装置は、ネットワークを介してオーディオコンテンツのデジタル表現を含むオーディオストリームを受信し、このオーディオストリームをアナログ形態に変換するように構成されたデジタル−アナログ変換器と、電気音響トランスデューサと、ネットワークインターフェースと、デジタル−アナログ変換器、電気音響トランスデューサ、及びネットワークインターフェースに結合されたプロセッサとを含む。プロセッサは、マスターオーディオ再生装置からオーディオ再生コマンドを受信し、マスターオーディオ再生装置からオーディオ再生コマンドを受信することに応答して、オーディオ制御コマンドを少なくとも1つの他のオーディオ再生装置に送信するように構成される。
実施形態は、上記及び/又は下記の特徴のうちの1つ、又はそれらの任意の組み合わせを含んでもよい。オーディオ制御コマンドは、再生コマンドであり得る。再生コマンドは、少なくとも1つの他のオーディオ再生装置が、マスターオーディオ再生装置から受信したオーディオデータの再生を開始する「現時点で再生」であり得る。オーディオ制御コマンドは、複数の他のオーディオ再生装置に送信され得る。オーディオ再生装置は、無線スピーカユニットであり得る。
別の態様において、オーディオシステムは、流されたオーディオの同期再生を提供するための複数のオーディオ再生装置を含み、複数のうちの各オーディオ再生装置は、マスターオーディオ再生装置からオーディオ再生コマンドを受信し、マスターオーディオ再生装置からオーディオ再生コマンドを受信することに応答して、オーディオ制御コマンドを少なくとも1つの他のオーディオ再生装置に送信するように構成される。
実施形態は、上記及び/又は下記の特徴のうちの1つ、又はそれらの任意の組み合わせを含んでもよい。少なくとも1つの他のオーディオ再生装置は、ステレオ対のオーディオ再生装置のうちの1つであり得る。少なくとも1つの他のオーディオ再生装置は、多数のサラウンドサウンドオーディオ再生装置を含み得る。オーディオ制御コマンドは、再生コマンドであり得る。再生コマンドは、少なくとも1つの他のオーディオ再生装置が、マスターオーディオ再生装置から受信したオーディオデータの再生を開始する「現時点で再生」を含み得る。オーディオ制御コマンドは、複数の他のオーディオ再生装置に送信され得る。オーディオ再生装置は、無線スピーカユニットであり得る。
オーディオ分配システムの概略ブロック図である。 混合モードオーディオ配信システムの概略ブロック図である。 複数のオーディオ再生装置の間でオーディオ再生を同期させる工程を示すスイムレーン図である。 それぞれ、図1及び図2のオーディオシステムの例示的なオーディオ再生装置の斜視図及び平面図である。 それぞれ、図1及び図2のオーディオシステムの例示的なオーディオ再生装置の斜視図及び平面図である。 図4A及び図4Bのオーディオ再生装置のブロック図である。
左右ステレオ対の装置又はサラウンドサウンドシステムの多数の装置等の2つ以上のオーディオ再生装置は、グループの1つの装置を、グループの各装置のオーディオ再生時間を制御するグループマスター装置に指定することによって、各装置によってオーディオデータが適切な時間に再生されるように同期させることができる。
オーディオ配信システム100(図1)を使用して、ネットワークに接続されている複数のオーディオ再生装置にオーディオデータを配信し、それらの間でオーディオデータを同期させるための方法を達成することができる。システム100は、オーディオ再生装置、及び対象のオーディオ配信に関係するコンピュータ装置も含む。システム100は、デジタルオーディオ(例えば、デジタル音楽)を送達するように適合される。システム100は、いくつかのオーディオ再生装置110−1〜110−n(集合的に110で示される)を含み、これらは、システムのオーディオ出力装置112のゾーンの中にある。1つの非限定な実施形態において、オーディオ再生装置は、デジタルオーディオ信号を受信し、この信号をアナログ形態に変換することが可能であるデジタル/アナログ変換器をそれぞれが含む、同一の装置である。オーディオ再生装置はまた、アナログオーディオ信号を受信し、この信号を音声に変換する電気音響トランスデューサも含む。オーディオ再生装置はまた、プロセッサも含む。オーディオ再生装置は、互いに接続され、更に、ネットワーク116を介してルータ/アクセスポイント114に接続される。したがって、オーディオ再生装置は、互いに通信することが可能である。ネットワーク116は、有線及び/又は無線ネットワークとすることができ、また、既知のネットワーク接続方法を使用することができる。ネットワーク116は、ワイドエリアネットワーク(WAN)120に接続される、この非限定な実施例ではインターネット122に接続される、LAN118の一部である。LAN118はまた、1つ以上の個別のコンピューティング装置124、及び1つ以上の個別のローカルデジタルオーディオソース130も含む。この非限定な実施例において、コンピューティング装置としては、スマートフォン、タブレット、又は同類のもの等の、パーソナルコンピュータ126及びモバイルコンピューティング装置128が挙げられる。WAN120は、サーバ140及びインターネットラジオサービス142を含み、これらはどちらもインターネット122を介してLANと通信することができる。
システム100の1つの用途は、ゾーン112内のオーディオ再生装置の1つ以上を通じて、オーディオストリームを含むがこれに限定されない、デジタルオーディオデータを再生することである。デジタルオーディオのソースは、ネットワーク116を通じてオーディオ再生装置まで移動するオーディオストリーム等のコンテンツへのアクセスを提供する。そのようなオーディオストリームのソースとしては、例えば、インターネットラジオ局、及びユーザ定義のプレイリストを挙げることができる。そのようなデジタルオーディオソースの各々は、オーディオ再生装置の1つ以上を通じて再生される、ユーザによって選択することができるオーディオコンテンツのリポジトリを維持する。そのようなデジタルオーディオソースとしては、例えば、Pandora(登録商標)、Spotify(登録商標)、及びvTuner(登録商標)等の、インターネットベースの音楽サービスを挙げることができる。デジタルオーディオソース130等のネットワーク接続ストレージ装置、及びモバイルコンピューティング装置に見られ得るもの等のメディアサーバアプリケーションもまた、オーディオデータのソースとすることができる。非限定な例において、ユーザは、PC126及び/又はモバイル装置128を介して、オーディオソース及び再生装置を選択する。
同じトラックがすべてのオーディオ再生装置において同期的に再生しているように音楽を適切に同期させるために、ユーザが、オーディオストリームをオーディオ再生装置の1つ以上で再生させるように選択したときには、すべてのアクティブなオーディオ再生装置の間での適切かつ十分な協調が必要である。そのような協調を達成することができる1つの様態は、オーディオ再生装置の1つを使用して、コンテンツを再生するために使用されているすべての他のアクティブなオーディオ再生装置へのオーディオデータの配信を制御することである。他のアクティブな再生装置へのオーディオデータ配信を制御するこの装置は、マスター装置と考えることができ、残りのアクティブな装置(すなわち、コンテンツを再生するために使用されている残りの再生装置)は、スレーブ装置であると考えることができる。オーディオストリームに加えて、マスター装置はまた、(例えば、制御データストリームを介して)制御データをスレーブ装置の少なくともいくつかにも提供する。制御データは、スレーブ装置が、流されたオーディオコンテンツの再生をマスター装置と同期させることを可能にするタイミング情報を含む。1つの例において、制御データは、「再生」時刻を含み、これは、再生装置が流されたオーディオデータの再生を開始する時間に対応する。再生を開始した後に再生グループに加わっている装置もまた、「再生」時刻を使用して、グループ内の再生装置と同期させるためにストリーム内のどこで再生を開始するべきかを決定し得る。
オーディオコンテンツが同期され、それを維持することを確実にするために、個々の再生装置のそれぞれの内部クロックを同期させる。原則として、そのようなクロックは、発振器及びカウンタを備える。オーディオ再生装置のクロック同期は、2016年3月31日に出願された特許出願第15/087,021号において更に説明されており、その開示全体が参照により本明細書に組み込まれる。
米国特許第9,078,072号に開示され、参照により本明細書に組み込まれるもの等の、既存のマルチ装置システムでは、1つ以上の再生装置が、既に再生している再生装置に加えられ、その結果、最初にオーディオを再生していた再生装置によって管理されるマルチ装置ゾーンを形成する。すべての再生装置は、クロック同期される。再生装置に配信されるオーディオデータは、タイムスタンプされ、クロック同期により、オーディオがすべての再生装置で同期的に再生される。ゾーンのマネージャは、マスター装置であり、その主な機能は、オーディオ制御及びオーディオ配信である。ゾーン内の残りの装置(複数可)は、スレーブと称される。クロック同期を行なう装置は、クロックマスターと呼ばれる。クロックマスターは、すべての他のスピーカと同じネットワークの一部であるが、同じゾーンの一部である場合、又はそうでない場合がある。いくつかの事例において、クロックマスターは、マスター装置と同じとすることができるが、そうする必要はない。
オーディオマスターの主な役割は、スレーブへのオーディオ配信及びスレーブのオーディオ制御である。オーディオマスターは、ゾーン内の各スレーブへの安全な接続を確立する。この接続は、ホームルータ又はアクセスポイントを通じたものである場合、又はそうでない場合があり、各スレーブとマスターとの間の接続は、固有のものである場合、又はそうでない場合がある(すなわち、接続は、ユニキャスト又はマルチキャストとすることができる)。次いで、タイムスタンプされたオーディオパケットが、これらの接続の各々を通じて、個々のスレーブに配信される。スレーブは、タイムスタンプを使用して、正確な時間にオーディオを再生する。オーディオ配信チャネル以外に、オーディオマスターとスレーブ装置との間に確立される制御チャネルも存在する。制御チャネルは、オーディオ制御メッセージを送信するために使用される。オーディオマスターにおいて再生が要求されたときに、オーディオマスターは、再生を開始する前に、データのバッファリングを開始する。この間に、オーディオはまた、オーディオ配信チャネルを通してスレーブにも配信される。
本事例において、ゾーンのオーディオ再生装置の2つ以上は、例えば左右ステレオ対再生のための、協調させたグループとして、又はサラウンドサウンドシステムの多数のスピーカとして構成される。グループの部材は、好ましくは、例えばゾーン及びグループをセットアップするために使用することができるスマートフォンアプリケーションのユーザインターフェース(UI)を介して、ユーザによって選択される。また、グループマスターは、典型的に、グループの左若しくは右のいずれかの装置として、又は装置のサラウンドサウンドグループの定義された1つの装置として予め確立される。そのような事例において、グループの装置は、少なくともいくつかの時間に、同じオーディオストリームの異なるチャンネルを再生する。一実施例は、オーディオ再生装置202、204、206、210、及び212を有する、図2のオーディオ配信システム(ゾーン)200として表わされる。そのような構成モードでは、オーディオマスター及びクロックマスターの役割が、依然として存在する。しかしながら、グループの装置のうちの1つによって行われるグループマスターの、及びグループの残りのメンバー装置によって行われるグループスレーブ(複数可)の追加的な役割が存在する。この非限定な実施例において、装置210は、1つが左スピーカであり、他のものが右スピーカである装置210及び212を含むステレオ対グループ208のグループマスターである。
グループマスター210は、左右グループ208のオーディオ制御マスターである。マスター装置210は、グループ208の左又は右のいずれかの装置とすることができる。グループの他の装置(212)は、グループマスターに対するグループスレーブであり、ほぼ同じ方式で、標準マルチ装置構成におけるすべての装置が、オーディオマスターの制御スレーブである。グループマスターの主な機能は、グループの装置がいつ再生を開始するのかを決定することである。この決定は、グループマスターがゾーンオーディオマスターから再生コマンドを受信したときに行われ、(i)グループのすべての装置が、再生を開始するのに最低限必要とされるバッファ深さに到達し、(ii)装置パッケージハードウェアが、すべてのグループ装置で使用可能であり、(iii)すべてのグループ装置のクロックが、クロックマスターに同期される。グループ208内のどちらの装置も、グループマスター210がこれらの要件に基づいて再生を開始するコマンドを発行するとすぐに、同時に再生を開始する。これは、下で更に説明する。
また、例えば、スレーブが、追従エラー、すなわち、バッファリングアンダーフロー、復号化/構文解析の不具合、クロック同期の不具合、又は類似するネットワークの不具合、のうちの1つを検出したとき等のエラー回復状況において、再生を開始した後に再生を一時停止する必要がある状況も存在し得る。接続性及び通信がグループスレーブ(複数可)とグループマスターとの間で可能である場合、グループマスターは、グループスレーブ(複数可)による再生を直ちに一時停止する。そのような任意の一時停止から回復するための機構としては、再生を再試行すること(バッファリング及び制御ストリームだけ、典型的に、ストリームの破損問題による一時停止に対してだけ使用される)、並びにクロック同期及び再生を再試行することが挙げられる。接続性及び通信がグループスレーブに対して可能でない場合、グループマスターは、フィードバックを伴わない通信の損失を検出し、グループ再生を一時停止する。
ゾーンオーディオマスター202の役割は、この混合モード構成(すなわち、ゾーンマスター及びグループマスターを有する構成)200について、米国特許第9,078,072号で開示される標準構成に関するものと同じである。グループ208の1つの装置がオーディオマスター(すなわち、ゾーンのコントローラ)である場合、グループの任意の装置をオーディオマスターとすることができる。
図2のシステム200によって示される混合モードのセットアップにおいて、標準スレーブ204及び206(すなわち、グループ208の一部ではないスレーブ)と、オーディオマスターとの間のオーディオ制御は変化しないままである。制御は、制御チャネル220及び222を通じて達成される。グループ208の装置がオーディオマスターに接続された装置のゾーンの一部であるとき、グループ208のマスター210は、(制御チャネル224を介して)ゾーンオーディオマスター202に対する制御スレーブとして作用し、すべての制御コマンドを受信し、処理する。しかしながら、上で述べたように、グループスレーブ(複数可)(例えば、装置212)は、グループマスター210に対する制御スレーブであり、(制御チャネル230を介して)グループマスター210から制御コマンドだけを受信する。したがって、グループスレーブは、ゾーンマスター装置から制御コマンドを受信しない。
ゾーンオーディオマスター202は、好ましくは、オーディオを、グループ208のすべての装置を含む、ゾーンのすべての他の装置に配信するが、ゾーンの装置へのオーディオ配信は、ソースから直接各アクティブ装置まで等の、他の様態で扱うことができる。オーディオチャネル221、223、225、及び226は、ゾーンマスター202から他の装置の各々へのオーディオの配信に使用される。また、必須ではないが、好ましくは、グループ208のすべての装置は、グループのすべての装置で再生されるすべてのオーディオデータを受信する。したがって、装置210及び212はどちらも、すべての左右のオーディオデータを受信する(又はサラウンドサウンドグループ等の異なるグループの事例では、グループの装置の各々は、グループ全体のすべてのデータを受信する)。これは、装置の各々でどのようにオーディオを再生するのかを管理する、グループに対するカスタム均等化及びダウンミックス等の、追加的な機能を可能にする。
ゾーン内の装置は、典型的に、互いに別の場所(例えば、別の部屋)に位置付けられるので、装置で再生を開始する間の僅かな遅延は、あまり目立たない。更に、ゾーンの装置の各々は、典型的に、同じオーディオコンテンツを提供する(例えば、それらがすべてステレオオーディオストリームのL及びRオーディオコンテンツを提供する)ので、そうした装置が互いに聞こえる範囲内にあるときであっても、装置間の再生の開始の僅かな遅延は、あまり目立たない。しかしながら、一対の装置がL−Rステレオを提供する(すなわち、1つの装置がLチャネルコンテンツだけを提供し、及び他のグループ装置がRチャネルコンテンツだけを提供する)ように「グループ化される」状況において、装置は、通常、互いに近接した範囲内(例えば、少なくとも同じ部屋)にあるので、また、各装置は、マルチチャネルコンテンツの1つのチャネルだけしか提供しないので、再生の開始における相対遅延が非常に目立つことになり、よって、短い相対遅延中であっても、コンテンツの瞬間的な欠如が非常に目立つことになる。したがって、本明細書で説明される様態における「グループ化された」装置を制御することはまた、集合的に、グループ化された装置が単一のスピーカとして機能することを確実にすることも補助し、よって、一対のうちの1つの装置は、他の装置よりも先に再生を開始しない。
図3を参照すると、スイムレーン図300内に3つのスイムレーンが示され、そのような装置(例えば、図2の装置202)のゾーンのマスターオーディオ再生装置に関するレーン302、グループマスターオーディオ再生装置(例えば、図2の装置210)に関するレーン304、及びグループスレーブオーディオ再生装置(複数可)(例えば、図2の装置212)に関するレーン306を含む。工程310で、ゾーンマスター装置は、再生要求(例えば、接続された装置又はインターネットラジオ局からオーディオストリームを再生する要求)を受信する。次いで、ゾーンマスター装置は、要求されたオーディオデータをバッファリングし、データパケットをタイムスタンプし、そして、グループの装置が挙げられるがこれに限定されない、ゾーンスレーブ装置の各々へのタイムスタンプしたパケットの送信を開始する。グループマスター及びグループスレーブ(複数可)は、工程314及び316で、それぞれ、同じデータを受信する。このデータは、グループの装置の各々によって再生されるデータを含む(この非限定な実施例において、グループの左右のステレオチャネルデータを含む)。
工程318で、ゾーンマスター装置は、再生を開始するように要求された最小バッファ深度を達成すると、そのハードウェアが再生する準備ができているかどうか、及びそのクロックがクロックマスターと同期されているかどうかをチェックする。その場合、工程320で、「再生」コマンドをグループマスターに送信し、再生コマンドは、グループスレーブ装置(複数可)に送信されない。工程322で、グループマスターは、再生コマンドを受信する。次いで、グループマスターは、(制御チャネルを介して)グループのすべての装置をチェックして、それらが再生を開始するために必要とされる最小のバッファ深度を達成したかどうか、すべての装置のハードウェアがデータを再生する準備ができているかどうか、及びすべてのグループ装置のクロックがクロックマスターと同期されているかどうかを判定する。その場合、工程326で、グループマスターは、制御コマンド(例えば、「再生」コマンド)を各グループスレーブに送信する。次いで、工程328で、グループスレーブ(複数可)は、再生コマンドを受信する。次いで、工程330、332、及び334で、本明細書の他の場所で説明したように、指定された「現時点で再生」の時点ですべての装置の再生を開始する。グループがゾーンに加えられたときに、「現時点でストリーム再生」が過去になっていると、これがグループマスター及びグループスレーブ(複数可)に直ちに再生させ、これが、ネットワーク伝搬遅延に起因して、グループマスター及びグループスレーブ(複数可)に、異なる時点で再生を開始させ得るため、回避しなければならならず、そのため、グループマスター装置は、「現時点でストリーム再生」が過去になることを防止しなければならない。制御コマンドが「再生」コマンド以外の何か、例えば「中断」又は「停止」コマンドである場合に、グループスレーブ装置(複数可)は、適切な同期され、命令された動作(複数可)を行なう。
装置の「グループ」は存在するが、いかなる個別の「ゾーン」も存在しない構成において(例えば、アクティブな装置が、サラウンドサウンドシステムの多数の装置である場合)、いかなるゾーンマスター装置も存在しないので、グループマスターは、(工程322のように)ゾーンマスター装置からコマンドを受信しない。むしろ、グループマスターは、工程322で、再生コマンドを始める。
以下、例示的なオーディオ再生装置110を、図4A〜図4Cを参照して更に詳細に説明する。図4Aを参照すると、オーディオ再生装置110は、エンクロージャ410を含み、エンクロージャ410上には、現在再生している(「再生中」)の音楽に関する情報、及びプリセットに関する情報をユーザに提供することができる、グラフィカルインターフェース412(例えば、OLEDディスプレイ)が存在する。画面414は、1つ以上の電気音響トランスデューサ415を隠す(図4C)。オーディオ再生装置110はまた、ユーザ入力インターフェース416も含む。図4Bに示されるように、ユーザ入力インターフェース416は、示される実施例ではハードウェアボタンである複数のプリセットインジケータ418を含む。プリセットインジケータ418(1〜6の番号を付す)は、そうしたボタンに割り当てられたエンティティへの簡単で、1回押すだけのアクセスを提供する。すなわち、プリセットインジケータ418のうちの選択した1つを1回押すだけで、割り当てられたエンティティからコンテンツのストリーミング及びレンダリングを開始する。
割り当てられたエンティティは、単一のオーディオ再生装置110が様々な異なるデジタルオーディオソースへの1回押すだけのアクセスを提供することができるように、デジタルオーディオソースの異なるものと関連付けることができる。1つの例において、割り当てられたエンティティは、少なくとも(i)デジタル音楽のユーザ定義のプレイリスト及び(ii)インターネットラジオ局を含む。別の例において、デジタルオーディオソースは、複数のインターネットラジオサイトを含み、割り当てられたエンティティは、そうしたインターネットラジオのサイトによって提供される個々の無線局を含む。
特に、プリセットインジケータ418は、どのエンティティが割り当てられているか、及びどのデジタルオーディオソースが割り当てられたエンティティを提供するかに関係なく、少なくともユーザの観点から、同じ様態で動作作動する。すなわち、各プリセットインジケータ418は、そのエンティティがNAS装置によって提供されるデジタル音楽のユーザ定義のプレイリストであるか、又はインターネット音楽サービスによって提供されるインターネットラジオ局であるかにかかわらず、その割り当てられたエンティティへの1回押すだけのアクセスを提供することができる。
図4Cを参照すると、オーディオ再生装置110はまた、ネットワークインターフェース420、プロセッサ422、オーディオハードウェア424、様々なオーディオ再生装置構成要素に電力を供給するための電源426、及びメモリ428も含む。プロセッサ422、グラフィカルインターフェース412、ネットワークインターフェース420、プロセッサ422、オーディオハードウェア424、電源426、及びメモリ428の各々は、様々なバスを使用して相互接続され、構成要素のうちのいくつかは、共通のマザーボード上に、又は他の様態で適宜に取り付けることができる。
ネットワークインターフェース420は、1つ以上の通信プロトコルを介して、オーディオ再生装置110と、リモートサーバ(図1の品目140)と、オーディオソースと、他のオーディオ再生装置110との間の通信を提供する。ネットワークインターフェース420は、無線インターフェース430及び有線インターフェース432のどちらか又は両方を提供することができる。無線インターフェース430は、オーディオ再生装置110が、IEEE802.11b/g等の等の通信プロトコルに従って、他の装置と無線で通信することを可能にする。有線インターフェース432は、有線(例えば、Ethernet)接続を介して、ネットワークインターフェース機能を提供する。
いくつかの事例において、ネットワークインターフェース420はまた、Apple AirPlay(登録商標)(本社Cupertino,CaliforniaのApple Inc.,によって開発された独自のプロトコルスタック/セットであり、デバイス間で、関連するメタデータと共に、オーディオ、ビデオ、及び写真の無線ストリーミングを可能にする)をサポートするためのネットワーク媒体プロセッサ434も含むことができる。例えば、ユーザが、iPhone(登録商標)又はiPad(登録商標)装置等のAirPlay(登録商標)対応のデバイスをLAN118に接続した場合、ユーザは、次いで、Apple AirPlay(登録商標)を介して、ネットワーク接続したオーディオ再生デバイス110に音楽をストリーム配信することができる。適切なネットワーク媒体プロセッサは、Hauppauge,New YorkのSMSCから入手可能なDM870プロセッサである。ネットワーク媒体プロセッサ434は、ネットワークアクセス(すなわち、ネットワーク媒体プロセッサ434を通してWiFiネットワーク及び/又はEthernet接続を提供することができる)及びAirPlay(登録商標)オーディオを提供する。AirPlay(登録商標)オーディオ信号は、下流の処理及び再生のために、I2Sプロトコル(デジタルオーディオ機器を接続するために使用される電気的なシリアルバスインタフェース規格)を使用して、プロセッサ422に渡される。特に、オーディオ再生装置110は、AirPlay(登録商標)及び/又はDLNA(登録商標)のUPnPプロトコルを介したオーディオストリーミングをサポートすることができ、すべてが1つの装置内に統合される。
ネットワークパケットから届くすべての他のデジタルオーディオは、プロセッサ422へのUSBブリッジ436を通してネットワーク媒体プロセッサ434から直接届き、復号器(DSP)の中へ流れ、そして最終的に、電気音響トランスデューサ(複数可)415を介して再生(レンダリング)される。
ネットワークインターフェース420はまた、Bluetooth(登録商標)低エネルギーアプリケーションのための(例えば、Bluetooth(登録商標)対応のコントローラ(図示せず)との無線通信のための)、Bluetooth(登録商標)低エネルギー(BTLE)システムオンチップ(SoC)438も含むことができる。適切なBTLE SoCは、本社Dallas,TexasのTexas Instrumentsから入手可能なCC2540である。
流されたデータは、ネットワークインターフェース420からプロセッサ422に渡される。プロセッサ422は、(例えば、とりわけ、デジタル信号処理、復号化、及び均等化関数を行なうために)オーディオ再生装置内で、メモリ428に記憶された命令を含む命令を実行することができる。プロセッサ422は、個別の、及び多数のアナログ及びデジタルプロセッサを含むチップのチップセットとして実現され得る。プロセッサ422は、例えば、ユーザインターフェースの制御等のオーディオ再生装置110(例えば)の他の構成要素、オーディオ再生装置110によって動作するアプリケーションの協調を提供することができる。適切なプロセッサは、Texas Instrumentsから入手可能なDA921である。
プロセッサ422は、デジタルオーディオ信号をアナログオーディオ信号に変換するための1つ以上のデジタル−アナログ(D/A)変換器を含むオーディオハードウェア424に、処理したデジタルオーディオ信号を提供する。オーディオハードウェア424はまた、再生するために増幅したアナログオーディオ信号を電気音響トランスデューサ(複数可)415に提供する、1つ以上の増幅器も含む。加えて、オーディオハードウェア424は、アナログ入力信号を処理して音響システム100内の他の装置と共有するためのデジタルオーディオ信号を提供するための回路を含み得る。
メモリ428としては、例えば、フラッシュメモリ及び/又は不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)が挙げられ得る。いくつかの実現形態において、命令(例えば、ソフトウェア)は、メモリ428に記憶される。命令は、1つ以上の処理装置(例えば、プロセッサ422)によって実行されたときに、(例えば、図3に関して)上述したような1つ以上のプロセスを行なう。命令はまた、1つ以上のコンピュータ可読又は機械読み出し可能な媒体(例えば、メモリ428、又はプロセッサ上のメモリ)等の、1つ以上の記憶装置によっても記憶することができる。命令としては、復号化するための(すなわち、ソフトウェアモジュールは、デジタルオーディオストリームを復号化するためのオーディオコーデックを含む)、並びにデジタル信号処理及び均等化を行なうための命令が挙げられ得る。
図の構成要素は、ブロック図の個別要素として示され、説明される。これらの構成要素は、アナログ回路又はデジタル回路の1つ以上として実現されるようにしてもよい。あるいは、又は追加的に、これらの構成要素は、1つ以上のマイクロプロセッサがソフトウェア命令を実行する構成で実現されるようにしてもよい。ソフトウェア命令は、デジタル信号処理命令を含むことができる。演算は、アナログ回路により、又はマイクロプロセッサが、アナログ演算と同等の演算を実行するソフトウェアを実行することにより実行することができる。信号ラインは、個別のアナログ信号ライン又はデジタル信号ラインとして、個別の信号を処理することができる適切な信号処理を行なう個別のデジタル信号ラインとして、及び/又は無線通信システムの構成要素として実現されるようにしてもよい。
プロセスがブロック図で表わされる、又はブロック図で表わされることを意図している場合、これらの工程は、1つの構成要素又は複数の構成要素により実行することができる。これらの工程は、一括して実行される、又は異なる時点で実行されるようにしてもよい。処理を実行するこれらの構成要素は、物理的に同じとするか、又は互いに近接することができる、若しくは物理的に別体とすることができる。1つの構成要素は、1つよりも多くのブロックの処理を実行することができる。オーディオ信号は、符号化することができる、又は符号化されなくてもよく、デジタル形式又はアナログ形式のいずれかで送信することができる。従来のオーディオ信号処理装置及びオーディオ信号演算処理は、図面から省略されている場合がある。
上述のシステム及び方法の実施形態は、当業者には明白であろうコンピュータ構成要素及びコンピュータ実装工程を含む。例えば、コンピュータ実装工程が、例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、フラッシュROM、不揮発性ROM、及びRAM等のコンピュータ可読媒体上にコンピュータ実行可能命令として記憶され得ることが当業者によって理解されるべきである。更に、コンピュータ実行可能命令が、例えば、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、ゲートアレイ等の様々なプロセッサ上で実行され得ることが当業者によって理解されるべきである。説明の容易さのために、上に説明されたシステム及び方法のすべての工程又は要素が、コンピュータシステムの一部として本明細書に説明されないが、当業者は、各工程又は要素が、対応するコンピュータシステム又はソフトウェア構成要素を有し得ることを理解するであろう。したがって、このようなコンピュータシステム及び/又はソフトウェア構成要素は、それらの対応する工程又は要素(即ち、それらの機能性)を記載することによって使用可能にされるものであり、また本開示の範囲内にある。
いくつかの実装形態を説明してきた。それにもかかわらず、本明細書で説明される本発明の概念の範囲から逸脱することなく追加の改変を行なうことができ、したがって、他の実施形態も以下の特許請求の範囲の範囲内にあることが理解されるであろう。
例えば、上述の概念は、図4A〜図4Cに例示されるような専用のスピーカパッケージによってだけでなく、コンピュータ、モバイル装置、及びデジタルオーディオデータを受信し、それを音声に変換することができる他のポータブルコンピューティング装置によっても機能する。
110 オーディオ再生装置
112 ゾーン
114 ルータ/アクセスポイント
116 ネットワーク
118 LAN
120 WAN
122 インターネット
124 コンピューティング装置
126 パーソナルコンピュータ
128 モバイルコンピューティング装置
130 ローカルデジタルオーディオソース
140 サーバ
142 インターネットラジオサービス
200 オーディオ配信システム
202 オーディオ再生装置
204 オーディオ再生装置
206 オーディオ再生装置
208 ステレオ対グループ
210 オーディオ再生装置
212 オーディオ再生装置
220 制御チャネル
221 オーディオチャネル
222 制御チャネル
223 オーディオチャネル
224 制御チャネル
225 オーディオチャネル
226 オーディオチャネル
230 制御チャネル
310 工程
410 エンクロージャ
412 グラフィカルインターフェース
414 画面
415 電気音響トランスデューサ
416 ユーザ入力インターフェース
418 プリセットインジケータ
420 ネットワークインターフェース
422 プロセッサ
424 オーディオハードウェア
426 電源
428 メモリ
430 無線インターフェース
432 有線インターフェース
434 ネットワーク媒体プロセッサ
436 USBブリッジ
438 Bluetooth(登録商標)低エネルギー(BTLE)システムオンチップ(SoC)

Claims (23)

  1. 少なくとも2つのオーディオ再生装置を含むグループのオーディオ再生装置によってオーディオ再生を同期させるための方法であって、前記グループが、オーディオ再生装置のより大きいゾーンの一部であり、前記ゾーンの1つのオーディオ再生装置が、オーディオデータを前記ゾーンの他のオーディオ再生装置に配信するマスターオーディオ再生装置であり、前記方法が、
    前記グループの1つオーディオ再生装置において前記マスターオーディオ再生装置からオーディオ再生コマンドを受信することと、
    前記グループの1つのオーディオ再生装置において前記マスターオーディオ再生装置からオーディオ再生コマンドを受信することに応答して、オーディオ制御コマンドを前記グループの前記1つのオーディオ再生装置から前記グループの少なくとも1つの他のオーディオ再生装置に送信することと、を含む、方法。
  2. 前記グループが、ステレオ対のオーディオ再生装置を備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記グループが、多数のサラウンドサウンドオーディオ再生装置を備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記オーディオ制御コマンドが、再生コマンドを備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記再生コマンドが、前記グループの前記少なくとも1つの他のオーディオ再生装置が前記マスターオーディオ再生装置から受信したオーディオデータの再生を開始する「現時点で再生」を含む、請求項4に記載の方法。
  6. 別のオーディオ再生装置によるエラーの検出に応じて、再生を開始した後に、前記マスターオーディオ再生装置がグループ再生を一時停止することを更に含む、請求項5に記載の方法。
  7. 再生の再試行、並びにクロック同期及び再生の再試行、のうちの少なくとも1つを行なうことによって、前記一時停止から復帰することを更に含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記グループマスターが、グループスレーブに対する接続性及び通信が可能でないと判定した場合に、グループ再生を一時停止することを更に含む、請求項1に記載の方法。
  9. 前記オーディオ制御コマンドが、前記グループの前記1つのオーディオ再生装置から前記グループの前記他のオーディオ再生装置の各々まで送信される、請求項1に記載の方法。
  10. 前記グループを備える前記オーディオ再生装置が、ユーザによって前記ゾーンの前記オーディオ再生装置から選択される、請求項1に記載の方法。
  11. 前記オーディオ再生装置が、無線スピーカユニットを備える、請求項1に記載の方法。
  12. オーディオ再生装置であって、
    ネットワークを介してオーディオコンテンツのデジタル表現を含むオーディオストリームを受信し、前記オーディオストリームをアナログ形態に変換するように構成されたデジタル−アナログ変換器と、
    電気音響トランスデューサと、
    ネットワークインターフェースと、
    前記デジタル−アナログ変換器、前記電気音響トランスデューサ、及び前記ネットワークインターフェースに結合されたプロセッサと、を備え、前記プロセッサが、
    マスターオーディオ再生装置からオーディオ再生コマンドを受信し、
    前記マスターオーディオ再生装置からオーディオ再生コマンドを受信することに応答して、オーディオ制御コマンドを少なくとも1つの他のオーディオ再生装置に送信するように構成されている、オーディオ再生装置。
  13. 前記オーディオ制御コマンドが、再生コマンドを備える、請求項12に記載のオーディオ再生装置。
  14. 前記再生コマンドが、前記少なくとも1つの他のオーディオ再生装置が、前記マスターオーディオ再生装置から受信したオーディオデータの再生を開始する「現時点で再生」を含む、請求項13に記載のオーディオ再生装置。
  15. 前記オーディオ制御コマンドが、複数の他のオーディオ再生装置に送信される、請求項12に記載のオーディオ再生装置。
  16. 前記オーディオ再生装置が、無線スピーカユニットを備える、請求項12に記載のオーディオ再生装置。
  17. オーディオシステムであって、
    ストリーム配信されたオーディオの同期された再生を提供するための複数のオーディオ再生装置を備え、前記複数のうちの各オーディオ再生装置が、
    マスターオーディオ再生装置からオーディオ再生コマンドを受信し、
    前記マスターオーディオ再生装置からオーディオ再生コマンドを受信することに応答して、オーディオ制御コマンドを少なくとも1つの他のオーディオ再生装置に送信するように構成されている、オーディオシステム。
  18. 前記少なくとも1つの他のオーディオ再生装置が、ステレオ対のオーディオ再生装置のうちの1つを備える、請求項17に記載のオーディオシステム。
  19. 前記少なくとも1つの他のオーディオ再生装置が、多数のサラウンドサウンドオーディオ再生装置を備える、請求項17に記載のオーディオシステム。
  20. 前記オーディオ制御コマンドが、再生コマンドを備える、請求項17に記載のオーディオシステム。
  21. 前記再生コマンドが、前記少なくとも1つの他のオーディオ再生装置が、前記マスターオーディオ再生装置から受信したオーディオデータの再生を開始する「現時点で再生」を含む、請求項20に記載のオーディオシステム。
  22. 前記オーディオ制御コマンドが、複数の他のオーディオ再生装置に送信される、請求項17に記載のオーディオシステム。
  23. 前記オーディオ再生装置が、無線スピーカユニットを備える、請求項17に記載のオーディオシステム。
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