JP6438464B2 - 同期オーディオ再生 - Google Patents

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Description

本開示は、ネットワークを介するオーディオデータの配信に関する。
オーディオシステムは、ローカルエリアネットワーク(LAN)などのネットワークに接続された複数のオーディオ再生デバイスのうちの1つまたは複数にデジタルオーディオデータをストリーミングするように構成され得る。各オーディオ再生デバイスは、1つまたは複数のスピーカを介してオーディオデータを再生することが可能である。いくつかのそのようなネットワークオーディオシステムでは、マスタデバイスは、オーディオソースからオーディオデータを受信し、他のオーディオ再生デバイスへのネットワークを介するデータの配信を管理し、他のオーディオ再生デバイスは、マスタによってサーブされたオーディオを受信し、次いで再生するスレーブとみなされる。
すべてのデバイスが同じ音楽を再生するようにいくつかのオーディオ再生デバイスを同期させることをユーザが望む状況が存在する。一例は、いくつかの部屋の中にオーディオ再生デバイスを有する家においてあり得る。ユーザは、ユーザが部屋の間を移動するときに再生する同じ音楽を聞くことを望むことがある。
インターネットラジオ局などのデジタルオーディオソースは、デジタルオーディオコンテンツをストリーミングする。しかしながら、そのようなソースは、典型的には、単一のアカウントのための単一のストリームを提供する。典型的には、そのようなソースは、単一のユーザアカウントに関連付けられた複数のオーディオ再生デバイスに同じストリームを同時に送ることができない。ソースが単一のオーディオストリームを配信する場合には、ストリームは、1つのデバイスをマスタオーディオ再生デバイスとして指定し、他のデバイスをスレーブとして指定することによって、複数のオーディオ再生デバイス上でレンダリングされ得る。マスタは、ソースから1つまたは複数のスレーブデバイスにデジタルオーディオをストリーミングするためのゲートウェイとして機能する。マスタは、デバイスのすべてがオーディオを同期して再生するように、オーディオデータのレンダリングの配信およびタイミングを制御することができる。
以下で言及するすべての例および特徴は技術的に可能な任意の方式で組み合わせることが可能である。
一態様では、オーディオを再生するように適合された複数のオーディオ再生デバイスへの特定のオーディオデータの配信を管理するための方法であって、オーディオ再生デバイスがすべてネットワークに結合され、ネットワークを介してオーディオデータがデジタルオーディオソースからオーディオ再生デバイスに配信される方法は、オーディオ再生デバイスのうちの2つ以上が特定のオーディオデータを再生するように指示されたときを決定するステップと、決定に応答してオーディオ再生デバイスのうちの2つ以上が特定のオーディオデータを同期して再生することを指示するステップとを含む。
実施形態は、以下の特徴のうちの1つまたはそれらの任意の組合せを含むことができる。特定のオーディオデータは、ストリーミングされたオーディオデータであり得る。オーディオ再生デバイスは、各々、ユーザ選択可能な1組のプリセットインジケータを含むことができ、各プリセットインジケータは、デジタルオーディオソースがこれに割り当てられるように構成されている。オーディオ再生デバイスのうちの2つ以上が特定のオーディオデータを再生するように指示されたときを決定するステップは、オーディオ再生デバイスのうちの1つのプリセットインジケータのユーザ選択によって選択されたデジタルオーディオソースが異なるオーディオ再生デバイスのためのデジタルオーディオソースと同じであるかどうかを決定するステップを含むことができる。オーディオ再生デバイスのうちの2つ以上が特定のオーディオデータを同期して再生することを指示するステップは、オーディオ再生デバイスのうちの1つをマスタデバイスとして指定し、1つまたは複数の他のオーディオ再生デバイスをスレーブとして指定するステップを含むことができ、マスタデバイスは、スレーブデバイスへのオーディオデータの配信を制御する。方法は、さらに、マスタデバイスとオーディオソースとの間のデータ接続を確立するステップと、マスタデバイスとスレーブデバイスとの間のデータ接続を確立するステップとを含むことができる。マスタデバイスは、オーディオソースからのオーディオストリームを受信し、スレーブデバイスへのその配信を管理することができる。マスタデバイスは、受信したオーディオソースをパケットにフォーマットし、パケットがスレーブデバイスによってオーディオにレンダリングされるべきときを示すタイムスタンプをパケットに関連付けることができる。
実施形態は、以下の特徴のうちの1つまたはそれらの任意の組合せを含むことができる。各オーディオ再生デバイスは、コンピュータメモリを備えることができ、方法は、さらに、各他のオーディオ再生デバイスの識別情報を各オーディオ再生デバイスのメモリ内に記憶するステップを含むことができる。メモリ内に記憶された他のオーディオ再生デバイスの識別情報は、各他のオーディオ再生デバイスのネットワークアドレスを含むことができる。オーディオ再生デバイスのうちの2つ以上が特定のオーディオデータを再生するように指示されたときを決定するステップは、特定のオーディオ再生デバイスのためのオーディオソースを検出するステップを含むことができる。オーディオ再生デバイスのうちの2つ以上が特定のオーディオデータを再生するように指示されたときを決定するステップは、さらに、特定のオーディオ再生デバイスのための検出されたオーディオソースを他のオーディオ再生デバイスのためのオーディオソースと比較するステップを含むことができる。方法は、さらに、各他のオーディオ再生デバイスによって再生されている任意のオーディオの識別情報を各オーディオ再生デバイスのメモリ内に記憶するステップを含むことができる。
別の態様では、オーディオを再生するように適合された複数のオーディオ再生デバイスへのストリーミングされたオーディオデータの配信を管理するための方法であって、オーディオ再生デバイスがすべてネットワークに接続され、ネットワークを介してオーディオデータがデジタルオーディオソースからオーディオ再生デバイスに配信され、オーディオ再生デバイスが各々1組のユーザ選択可能なプリセットインジケータを備え、各プリセットインジケータが、デジタルオーディオソースがこれに割り当てられるように構成された方法は、オーディオ再生デバイスのうちの2つ以上が特定のオーディオデータを再生するように指示されたときを決定するステップを含み、オーディオ再生デバイスのうちの2つ以上が特定のオーディオデータを再生するように指示されたときを決定するステップは、オーディオ再生デバイスのうちの1つのプリセットインジケータのユーザ選択によって選択されたデジタルオーディオソースが異なるオーディオ再生デバイスのためのデジタルオーディオソースと同じであるかどうかを決定するステップを含む。決定に応答して、オーディオ再生デバイスのうちの2つ以上は、特定のオーディオデータを同期して再生することを指示され、オーディオ再生デバイスのうちの2つ以上が特定のオーディオデータを同期して再生することを指示するステップは、オーディオ再生デバイスのうちの1つをマスタデバイスとして指定し、1つまたは複数の他のオーディオ再生デバイスをスレーブデバイスとして指定するステップを含み、マスタデバイスは、スレーブデバイスへのオーディオデータの配信を制御する。データ接続は、マスタデバイスとオーディオソースとの間に確立される。データ接続は、マスタデバイスとスレーブデバイスとの間に確立される。マスタデバイスは、オーディオソースからのオーディオストリームを受信し、スレーブデバイスへのその配信を管理する。マスタデバイスは、受信したオーディオストリームをパケットにフォーマットし、パケットがスレーブデバイスによってオーディオにレンダリングされるべきときを示すタイムスタンプをパケットに関連付ける。
別の態様では、オーディオを再生するように適合された複数のオーディオ再生デバイスへの特定のオーディオデータの配信を管理するように構成されたコンピュータデバイスであって、オーディオ再生デバイスがすべてネットワークに接続され、ネットワークを介してオーディオデータがデジタルオーディオソースからオーディオ再生デバイスに配信される、コンピュータデバイスは、メモリと、メモリに通信可能に結合されたプロセッサとを含み、プロセッサは、オーディオ再生デバイスのうちの2つ以上が特定のオーディオデータを再生するように指示されたときを決定し、決定に応答してオーディオ再生デバイスのうちの2つ以上が特定のオーディオデータを同期して再生することを指示するように構成されている。
実施形態は、以下の特徴のうちの1つまたはそれらの任意の組合せを含むことができる。オーディオ再生デバイスは、各々、1組のユーザ選択可能なプリセットインジケータを備えることができ、各プリセットインジケータは、デジタルオーディオソースがこれに割り当てられるように構成され、オーディオ再生デバイスのうちの2つ以上が特定のオーディオデータを再生するように指示されたときを決定することは、オーディオ再生デバイスのうちの1つのプリセットインジケータのユーザ選択によって選択されたデジタルオーディオソースが異なるオーディオ再生デバイスのためのデジタルオーディオソースと同じであるかどうかを決定することを含む。
実施形態は、以下の特徴のうちの1つまたはそれらの任意の組合せを含むことができる。オーディオ再生デバイスのうちの2つ以上が特定のオーディオデータを同期して再生することを指示することは、オーディオ再生デバイスのうちの1つをマスタデバイスとして指定し、1つまたは複数の他のオーディオ再生デバイスをスレーブデバイスとして指定することを含み、マスタデバイスは、スレーブデバイスへのオーディオデータの配信を制御する。マスタデバイスは、オーディオソースからのオーディオストリームを受信し、スレーブデバイスへのその配信を管理することができ、マスタデバイスは、受信したオーディオストリームをパケットにフォーマットし、パケットがスレーブデバイスによってオーディオにレンダリングされるべきときを示すタイムスタンプをパケットに関連付けることができる。
実施形態は、以下の特徴のうちの1つまたはそれらの任意の組合せを含むことができる。各オーディオ再生デバイスは、コンピュータメモリを備えることができ、プロセッサは、さらに、各他のオーディオ再生デバイスの識別情報を各オーディオ再生デバイスのメモリ内に記憶させるように構成され得、メモリ内に記憶された他のオーディオ再生デバイスの識別情報は、各他のオーディオ再生デバイスのネットワークアドレスを含むことができる。オーディオ再生デバイスのうちの2つ以上が特定のオーディオデータを再生するように指示されたときを決定することは、特定のオーディオ再生デバイスのためのオーディオソースを検出することと、特定のオーディオ再生デバイスのための検出されたオーディオソースを他のオーディオ再生デバイスのためのオーディオソースと比較することとを含むことができる。
いくつかのオーディオ再生デバイスにおける単一のオーディオストリームの同期再生を容易にするオーディオ配信システムの概略ブロック図である。 図1のオーディオ配信システム内の「グローバル」プリセットを管理する/同期させるステップを示したスイムレーン図である。 図1のオーディオ配信システム内で「ローカル」プリセットを管理するステップを示したスイムレーン図である。 図1のオーディオ配信システムからの例示的なオーディオ再生デバイスの斜視図である。 図1のオーディオ配信システムからの例示的なオーディオ再生デバイスの上面図である。 図4Aおよび図4Bのオーディオ再生デバイスのブロック図である。 図1のオーディオ配信システム内でデジタルオーディオソースのうちの1つと関連付けされたエンティティをブラウズするためのステップを示したスイムレーン図である。 いくつかのオーディオ再生デバイスにおける単一のオーディオストリームの同期再生を達成するための方法を示す図である。 オーディオ配信システムにおけるマスタデバイスとスレーブデバイスとの間の関係を示す図である。
いくつかのオーディオ再生デバイスを有するオーディオ配信システムは、単一のオーディオストリームを同期して再生する2つ以上のデバイスを有することを可能にされ得る。これは、1つのデバイスをマスタオーディオ再生デバイスとして指定し、他のデバイスをスレーブとして指定することによって達成され得る。マスタは、1つまたは複数のスレーブデバイスにデジタルオーディオをストリーミングするためのゲートウェイとして機能する。マスタは、すべてのデバイスがオーディオストリームを同期して再生するように、オーディオデータのレンダリングの配信およびタイミングを制御することができる。
図1のオーディオ配信システム10は、ネットワークに接続され、また、本オーディオ配信システムに含まれるコンピュータデバイスを含む、オーディオ再生デバイスへの特定のオーディオデータの配信を管理するための方法を達成するために使用され得る。システム10は、デジタルオーディオ(たとえば、デジタル音楽)を配信するように適合されている。システム10は、システムのオーディオ出力デバイス20のグループの中にあるいくつかのオーディオ再生デバイス22、24、および26を含む。1つの非限定的な実施形態では、オーディオ再生デバイスは、デジタルオーディオ信号を受信し、それをアナログ形式に変換することができるデジタル-アナログ変換器を各々が含む同一のデバイスである。オーディオ再生デバイスは、また、アナログオーディオ信号を受信し、それを音に変換する電気-音響変換器を含む。オーディオ再生デバイスは、また、プロセッサを含む。オーディオ再生デバイスは、互いに接続され、また、ネットワーク30を介してルータ/アクセスポイント32に接続される。オーディオ再生デバイスは、したがって、互いに通信することができる。ネットワーク30は、ワイヤードおよび/またはワイヤレスネットワークであり得る。ネットワーク30は、LAN12の一部であり、LAN12は、この非限定的な例ではインターネット56との接続によってワイドエリアネットワーク(WAN)14に接続される。LAN12は、また、1つまたは複数のコンピューティングデバイス40と、1つまたは複数のローカル音楽ソース46とを含む。この非限定的な例では、コンピューティングデバイスは、パーソナルコンピュータ42と、スマートフォン、タブレット、などのモバイルデバイス44とを含む。WAN14は、サーバ50と、インターネットラジオサービス52とを含む、これらの両方は、インターネット56を介してLANと通信することができる。
システム10の1つの用途は、グループ20内のオーディオ再生デバイス22、24、および26のうちの2つ以上を介して単一のオーディオストリームを同時に再生することである。デジタルオーディオのソースは、ネットワーク30を介してオーディオ再生デバイスに移動するオーディオストリームなどのコンテンツへのアクセスを提供する。そのようなオーディオストリームのソースは、たとえば、インターネットラジオ局およびユーザ定義のプレイリストを含むことができる。そのようなデジタルオーディオソースの各々は、1つまたは複数のオーディオ再生デバイスを介して再生されるようにユーザによって選択され得るオーディオコンテンツのリポジトリを維持する。そのようなデジタルオーディオソースは、たとえば、Pandora(登録商標)、Spotify(登録商標)、およびvTuner(登録商標)などのインターネットベースの音楽サービスを含むことができる。デジタルオーディオソース46などのネットワーク接続ストレージデバイス、およびモバイルデバイス上で見られ得るようなメディアサーバアプリケーションは、また、オーディオデータのソースであり得る。ユーザは、PC42および/またはモバイルコンピューティングデバイス(たとえば、スマートフォンまたはタブレット)44を介してオーディオソースと再生デバイスとを選択することができる。ユーザは、また、グループ20内のオーディオ再生デバイスを介してオーディオソースと再生デバイスとを選択することができる。
オーディオ再生デバイスは、オーディオコンテンツをレンダリングする(たとえば、再生する)ことができる電子デバイスであり得る。これらのデバイスは、記憶済みのオーディオコンテンツ(たとえば、リモートで記憶されたオーディオコンテンツ)にアクセスするとともに、これを再生のためにストリーミングすることが可能である。いくつかのケースでは、オーディオ再生デバイスはまた、ローカルで記憶されたコンテンツを再生することを可能とし得る。これらのデバイスは、その内部で利用可能なオーディオcodecおよびデジタル信号プロセッサ(DSP)の支援を得てオーディオをレンダリングする。
オーディオ再生デバイスは互いに通信することが可能である。たとえば各オーディオ再生デバイスは、たとえば同期のために、オーディオシステム内のそれ以外のオーディオ再生デバイスと通信することが可能である。これは、プリセット割当ての同期などのデバイス設定に関する同期とすることや、再生の同期のためとする(たとえば、オーディオ再生デバイスの全部またはその部分組が同じコンテンツを同時にかつ同期して再生できるようにする)ことが可能である。
デジタルオーディオソースは、オーディオ再生デバイスにコンテンツ(たとえば、オーディオストリーム)を供給するために1つまたは複数の関連するエンティティへのアクセスを提供しており、またオーディオ再生デバイスからリモートに配置させることが可能であるようなデバイスおよび/またはサービスである。本明細書で使用する場合に「エンティティ」は、再生のためのコンテンツからなるグループまたは収集体を意味する。例示的なエンティティは、インターネットラジオ局およびユーザ定義のプレイリストを含む。「コンテンツ」は、再生のためのデータ(たとえば、オーディオトラック)である。「関連するエンティティ」は、ある特定のオーディオソースと関連付けされたエンティティを意味する。たとえばそのデジタルオーディオソースがPandora(登録商標)などのインターネット音楽サービスである場合、例示の関連するエンティティはPandora(登録商標)によって提供されるラジオ局となる。
オーディオシステム10の目的においてオーディオストリームはデータであると考えられる。これらは提示の前にアナログに変換されるデジタル情報として処理される。データストリーミングは、オーディオソースからオーディオ再生デバイスにデータを移動させるための一方法である。典型的には、このデータの移動についてはプッシュおよびプルという2つのモデルが存在する。オーディオシステム10は、この両方式(これらのプロセスの説明は以下に示す)におけるこのオーディオ(データ)ストリーミングの管理が可能である。
プッシュモデルでは、デジタルオーディオソースは、オーディオ再生デバイスにデータをデバイスが要望するペースで移動させることになる。データの受け手(たとえば、オーディオ再生デバイスのうちの1つ)はデータに肯定応答を出すことになり、またデジタルオーディオソースはさらなるデータを提供することになる。このモデルはデジタルオーディオソースに対してオーディオシステム10のスループット特性を管理するように要求する。プルモデルでは、オーディオ再生デバイスは、デジタルオーディオソースからのデータをデバイスが要望する速度で要求することになる。これによれば、オーディオ再生デバイスはデータが利用可能である場合に先読みすることが可能となる。
デジタルオーディオソースはそれぞれ、再生のためにユーザにより選択可能なオーディオコンテンツのリポジトリをメンテナンスしている。デジタルオーディオソースは、Digital Living Network Alliance(登録商標)(DLNA(登録商標))またはハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)と同様の他のウェブベースのプロトコルに基づくことが可能である。この種別のデバイスおよびサービスのうちのいくつかには、Pandora(登録商標)、Spotify(登録商標)およびvTuner(登録商標)などのインターネットベースの音楽サービスと、ネットワーク接続ストレージ(NAS)デバイスと、メディアサーバデーモン(たとえば、コンピュータベースのコントローラの一構成要素として提供される)と、が含まれる。
デジタルオーディオソースは、ネットワーク接続ストレージ(NAS)デバイスなどのネットワークオーディオソースおよびワイヤレス式(Wi-Fi)や有線式(イーサネット(登録商標))のホームネットワークなどのローカルエリアネットワークを通じてオーディオ再生デバイスにアクセス可能とし得るDLNA(登録商標)サーバ、さらにはインターネットなどのワイドエリアネットワークを通じてオーディオ再生デバイスにアクセス可能なPandora(登録商標)、vTuner(登録商標)、Spotify(登録商標)、その他などのインターネットラジオサイトから入手可能なデジタル音楽ファイルのユーザ定義のプレイリストを含む。
コントローラは、オーディオ再生デバイスを制御すること、およびオーディオシステム内でオーディオソースをブラウズすることを担当する。このコントローラ種別のデバイスのうちのいくつかには、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、およびスマートフォンやタブレットなどのモバイルコンピューティングデバイスを含む。これらのデバイスは、ワイヤレス通信インターフェース(たとえば、IEEE802.11b/g、Bluetooth(登録商標) LE、赤外線、その他)を介してオーディオ再生デバイスを制御する。コントローラは、ユーザのネットワーク可能なオーディオ再生デバイス向けのオンライン管理ツールの役割をする。コントローラは、Wi-Fiネットワークへの接続をセットアップすること、ユーザ向けのオーディオシステムアカウントを作成し、ユーザのオーディオシステムアカウントにサインインしかつ情報を取り出すこと、ユーザのオーディオシステムアカウントに基づいてオーディオ再生デバイスを追加または削除すること、オーディオ再生デバイスの名称を編集しかつソフトウェアを更新すること、オーディオソースに(オーディオ再生デバイスを介して)アクセスすること、オーディオソースのうちの1つと関連付けされたエンティティ(たとえば、プレイリストまたはラジオ局)を「プリセット」インジケータに割り当てること、最新履歴(「最新履歴」は最近アクセスのエンティティを意味する)をブラウズしかつ選択すること、送り制御(再生/ポーズ、次へ/スキップ、元へ)を使用すること、「現在再生中」(すなわち、オーディオ再生デバイス上で目下再生中のコンテンツ)およびアルバムアートを検討すること、およびボリュームレベルを調整することのうちの1つまたは複数のユーザによる実行を可能にするインターフェースを提供する。
いくつかのケースでは、コントローラはネットワークコントローラと、補助コントローラと、を含むことがある。ネットワークコントローラは、ワイヤレス(Wi-Fi)ネットワーク接続を通じてオーディオ再生デバイスと通信するコントローラである。ネットワークコントローラは、主ネットワークコントローラと副次ネットワークコントローラとを含むことが可能である。主ネットワークコントローラは、オーディオ再生デバイスの(オーディオ再生デバイスと主ネットワークコントローラの間のUSB接続を介した)Wi-Fiネットワークへの接続のため、ユーザ向けのシステムアカウントの作成のため、音楽サービスのセットアップのため、再生のためのコンテンツのブラウズのため、オーディオ再生デバイス上でのプリセット割当ての設定のため、オーディオ再生デバイスに関する送り制御(たとえば、再生/ポーズ、早送り/巻戻し、その他)のため、コンテンツ再生(たとえば、単独室内再生または同期複数室内再生)のためのオーディオ再生デバイスの選択のために利用可能である。主ネットワークコントローラ種別のデバイスは、デスクトップおよびラップトップコンピュータを含むことが可能である。
副次ネットワークコントローラは、主ネットワークコントローラの機能のうちの全部ではないが、そのうちのいくつかを提供し得る。たとえば副次ネットワークコントローラは、主ネットワークコントローラによって提供されるアカウントセットアップおよびアカウント管理の機能についてはそのすべてを提供しないことがある。副次ネットワークコントローラは、音楽サービスセットアップのため、コンテンツのブラウズのため、オーディオ再生デバイス上のプリセット割当ての設定のため、オーディオ再生デバイスの送り制御のため、およびコンテンツ再生(単独室内または同期複数室内再生)のためのオーディオ再生デバイスの選択のために使用されることがある。副次ネットワークコントローラ種別のデバイスは、スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスを含むことが可能である。
補助コントローラは、オーディオ再生デバイスのうちの関連する(たとえば、対となった)1つとワイヤレス式に(たとえば、Bluetooth(登録商標)低エネルギー(BTLE)またはIRを介して)通信する。補助コントローラは、限定された機能を提供することがある。補助コントローラは、コンテンツのブラウズのため、オーディオ再生デバイスのうちの関連する1つの上でのプリセット割当ての設定のため、および関連するオーディオ再生デバイスの送り制御(再生/ポーズ、その他)のために使用されることがある。
サーバ50は、ユーザのオーディオシステムアカウントと関連する情報を(たとえば、アカウントデータベース内に)包含したクラウドベースのサーバである。これには、システム10内のオーディオ再生デバイスのリスト、デバイス診断情報、プリセット割当て、その他などのユーザアカウント情報を含む。サーバは、プリセット管理を目的として、またさらにはオーディオソースの管理およびユーザのオーディオシステムアカウントの管理を目的としてオーディオ再生デバイスによっておよびコントローラによって(たとえば、主ネットワークコントローラによって)接続されることになる。一般にコントローラ(たとえば、ネットワークコントローラ)はユーザのログイン詳細を用いてサーバにログインするとともに、要求された情報を協働のために「シンクダウン(sync down)する」。
オーディオ再生デバイスとコントローラのうちの1つまたは複数とは、ローカルエリアネットワーク(LAN)30に結合されている。デジタルオーディオソース(たとえば、ネットワーク接続ストレージ(NAS)デバイス)のうちの1つまたは複数などの他のデバイスもLANに結合されることがある。LANは、有線式ネットワークとすること、ワイヤレス式ネットワークとすること、またはこれらの組合せとすることがある。一例では、LAN内のデバイス(たとえば、オーディオ再生デバイスやコントローラ(たとえば、主および副次コントローラ))は、IEEE802.11b/gなどの工業標準に基づいてLANにワイヤレス式に結合されている。LANは、自宅、オフィスまたは車内のネットワークを意味することがある。居宅のケースでは、オーディオ再生デバイスは、自宅内の異なる部屋(たとえば、台所、居間、地下室、その他)に配置されることがある。LAN内のデバイスは、ユーザ供給のアクセスポイント(たとえば、ルータ32)につながり、また引き続いて他のデジタルオーディオソース(たとえば、インターネットベースの音楽サービス)やサーバ50と通信するためにワイドエリアネットワーク(WAN)14(たとえば、インターネット)につながる。
オーディオシステムはプリセット(プリセット割当てとも呼ぶ)の管理を提供することができる。プリセットは、オーディオ再生デバイスの各々の上に存在するプリセットインジケータ(6つのうちの1つ)からデジタル音楽ソースと関連付けされたエンティティへの迅速なアクセスを提供することを目的としたコンテンツへの1組の(たとえば、6つの)ユーザ定義のショートカットである。いくつかのケースでは、プリセットインジケータをハードウェアボタンとすることが可能である。別法として、プリセットインジケータは、タッチ検知ディスプレイ上の領域によって規定された仮想ボタンとすることがある。個々のプリセットインジケータは数値識別子で表すことが可能である。
オーディオ再生デバイスのプリセットインジケータは、関連するデジタルオーディオソースと無関係にそのそれぞれに割り当てられたエンティティへのアクセスを提供する。より具体的にはプリセットインジケータは、そのそれぞれに割り当てられたエンティティに対して、デジタルオーディオソースと無関係に1回押下アクセスを提供することが可能である。すなわち、プリセットインジケータを1回押下すると、当該プリセットインジケータに割り当てられたエンティティからのコンテンツに対するストリーミングおよびレンダリングが、当該エンティティを提供するオーディオソースと関係なく開始されることになる。その点においてプリセットは、オーディオソースと関係なく同じ方式の挙動であることにおいてソース不可知的(agnostic)であると言われる。いくつかのケースでは、その1回押下アクセスは、通常ではユーザに対してアカウント証明書によるログインを要求するようなアカウントベースのオーディオソースにアクセスするためにトークンを配布することによって容易にさせることが可能である。
プリセットは、ユーザの選択においてグローバルとすることもローカルとすることも可能である。ユーザは、たとえばユーザのシステムアカウントのセットアップ時にグローバルまたはローカルのオプションを選択することが可能である。ユーザのアカウントがグローバルプリセットを提供するように設定されている場合、オーディオ再生デバイスのうちの任意の1つに対するプリセット割当てがそれ以外のオーディオ再生デバイスの各々に対するそれぞれのプリセット割当てに対応するように(たとえば、オーディオ再生デバイスのうちの第1のデバイス上のプリセットインジケータ「1」がオーディオシステムのそれ以外のオーディオ再生デバイスのすべての上のプリセットインジケータ「1」として同じエンティティに割り当てられるように)、かつプリセット割当てのうちの1つがオーディオ再生デバイスのうちの1つの上で変更された場合に、それ以外のオーディオ再生デバイスの各々がそれ以外のオーディオ再生デバイスの各々に対する対応するプリセット割当てについて対応する変更がなされるようにして自動的に更新されるようにして、オーディオシステム全体にわたるオーディオ再生デバイスのすべての上でプリセット割当てが同期されることになる。プリセット割当ての同期は、オーディオ再生デバイス間のサーバによる通信とオーディオ再生デバイス自体の間での通信との組合せを通じて管理され得る。グローバルプリセット割当てのコピーは、ユーザのアカウントと関連付けされた各オーディオ再生デバイスでローカルに記憶されており、またグローバルプリセット割当てのコピーはサーバ上でもメンテナンスされている。
図2は、「グローバル」プリセットを管理する/同期させるステップを示したスイムレーン図200である。「スイムレーン」図は、そのプロセスにおける様々な「能動主体」間の関係を示すとともに、そのプロセスに関係するステップを規定するために使用され得る。図2(および、他のスイムレーン図)は本開示についてそのステップを実装する構成要素のハイレベルブロック図を等しく意味することがある。図2(および、スイムレーン図を利用した他のすべての図)のステップは、適当なハードウェアと組み合わせてコンピュータプログラムコードで実装されることがある。このコンピュータプログラムコードは、ディスケット、ハードディスク、CD-ROM、DVD-ROMまたはテープなどの記憶媒体上、またさらには読出し専用メモリ(ROM)やランダムアクセスメモリ(RAM)などのメモリ記憶デバイスまたはメモリ記憶デバイスの収集体上に記憶されることがある。さらにコンピュータプログラムコードは、インターネットや何らかの他のタイプのネットワークを通じてワークステーションに転送することが可能である。
図2を参照すると、コントローラ210のうちの1つに関するレーン、オーディオ再生デバイスのうちの第1のデバイス212に関するレーン、それ以外のオーディオ再生デバイス214に関するレーン、およびサーバ216に関するレーンを含む4つのスイムレーンを示している。ステップ220において、第1のオーディオ再生デバイス(すなわち、オーディオ再生デバイスのうちの第1のデバイス20、図1)は、オーディオ再生デバイス上のプリセットインジケータのうちの1つに対する、デジタルオーディオソースのうちの1つと関連付けされたエンティティの割当てに関するユーザ入力を受け取る。いくつかのケースでは、ユーザは、オーディオ再生デバイス上のプリセットインジケータのうちの1つを押下することなどによって入力を直接オーディオ再生デバイスに提供する。別法として、ユーザは、入力をコントローラのうちの選択した1つの上のユーザインターフェースを介して提供する(218)ことがあり、またコントローラはこのユーザ入力を第1のオーディオ再生デバイスに伝送する(219)。
ステップ222において、第1のオーディオ再生デバイスは、ユーザ入力に基づいて1つまたは複数のプリセット割当てを更新する。更新は、オーディオ再生デバイス上でローカルに(たとえば、メモリ内に)記憶されたプリセット割当てに対応するデータを更新することを含むことが可能である。
ステップ224において、第1のオーディオ再生デバイスは、サーバ上に記憶された1組のプリセット割当てを更新するために1つまたは複数のプリセット割当てへの更新に関する情報をリモートサーバに送信する。更新情報は更新された1組のプリセット割当てを含むことがある。オーディオ再生デバイスは、ハイパーテキスト転送プロトコルを介してサーバと通信することがある。第1のオーディオ再生デバイスはたとえば、HTTP POSTコマンドを介してサーバに更新情報をアップロードすることがある。
サーバは、第1のオーディオ再生デバイスから更新情報を受け取る(226)とともに、サーバ上に記憶された1組のプリセット割当てを更新する(228)。1組のプリセット割当てを更新することは、以前記憶したデータ(たとえば、以前記憶した1組のプリセット)を更新済み情報(たとえば、更新済みの1組のプリセット割当て)に置き換えることを含むことが可能である。
ステップ230において、第1のオーディオ再生デバイスは、オーディオシステム内のそれ以外のオーディオ再生デバイスの各々に連絡(たとえば、それ以外のオーディオ再生デバイスの各々への単独の通知)を送信し、1つまたは複数のプリセット割当てへの変更が存在することをそれ以外の再生デバイスに通知する。
ステップ232において、それ以外のオーディオ再生デバイスは、第1のオーディオ再生デバイスから通知を受け取る。プリセット割当てへの変更の通知の受取りに応答して、それ以外のオーディオ再生デバイスはそのプリセット割当てをサーバと同期させる。この同期を実現するためにオーディオ再生デバイスの各々は、プリセット割当てへの変更に対応する更新情報を要求する連絡(たとえば、HTTP GET要求)をサーバに送信する(234)。
ステップ236において、サーバは、それ以外のオーディオ再生デバイスからの要求を受け取る。それ以外のオーディオ再生デバイスから受け取った要求に応答してサーバは、それ以外のオーディオ再生デバイスの各々に更新情報(更新済みの1組のプリセット割当てからなることがある)を提供することによって応答する(238)。
ステップ240において、それ以外の再生デバイスは、サーバから更新情報を受け取る。更新情報を受け取るとそれ以外の再生デバイスは、そのそれぞれのプリセット割当てを(すなわち、プリセットデータを更新することによって)更新する(242)。更新は、旧データを除去(削除)するとともに新たな更新済みデータで置き換えることを含むことが可能である。たとえば更新は、以前記憶した1組のプリセット割当てを置き換えるとともに更新済みの1組のプリセット割当てで置き換えることを含むことが可能である。これらのステップの後はオーディオ再生デバイスのすべてが同じプリセット割当てを有することになり、またサーバはプリセット割当てのコピーを有することになる。
別法として、ユーザがローカルプリセットを提供するようにユーザのシステムアカウントを設定するように選択した場合にそのプリセット割当ては、オーディオ再生デバイスのうちの任意の1つに対するプリセット割当てがそれ以外のオーディオ再生デバイスのいずれかの上のプリセット割当てに必ずしも対応する必要がないようなデバイス特異的となる。それぞれのローカルプリセット割当てのコピーはユーザのアカウントと関連付けされた各オーディオ再生デバイス上にローカルに記憶されており、また各オーディオ再生デバイスに関するローカルプリセット割当てのコピーはサーバ上でもメンテナンスされている。
図3は、ローカルプリセットを管理するためのステップを示したスイムレーン図300である。コントローラ310のうちの1つに関するレーン、オーディオ再生デバイスのうちの第1のデバイス312に関するレーン、およびサーバ316に関するレーンを含む3つのスイムレーンを示している。ステップ320において、選択されたオーディオ再生デバイス(すなわち、オーディオ再生デバイス20のうちの選択した1つ、図1)は、オーディオ再生デバイス上のプリセットインジケータのうちの1つに対する、デジタルオーディオソースのうちの1つと関連付けされたエンティティの割当てに関するユーザ入力を受け取る。いくつかのケースでは、ユーザは、プリセットインジケータのうちの1つを押下することなどによって入力を直接オーディオ再生デバイスに提供する。別法として、ユーザは、コントローラのうちの1つにあるユーザインターフェースを介して入力を提供することがあり(318)、またコントローラは選択されたオーディオ再生デバイスにユーザ入力を伝送している(319)。
ステップ322において、選択されたオーディオ再生デバイスは、ユーザ入力に基づいて1つまたは複数のプリセット割当てを更新する。更新は、選択されたオーディオ再生デバイス上でローカルに(たとえば、メモリ内に)記憶されたプリセット割当てに対応するデータを更新することを含むことが可能である。
ステップ324において、選択されたオーディオ再生デバイスは、サーバに記憶された1組のプリセット割当てを更新するために1つまたは複数のプリセット割当てへの更新に関する情報をリモートサーバに送信する。更新情報は更新済みの1組のプリセット割当てを含むことがある。オーディオ再生デバイスは、ハイパーテキスト転送プロトコルを介してサーバと通信することがある。第1のオーディオ再生デバイスはたとえば、HTTP POSTコマンドを介してサーバに更新情報をアップロードすることがある。
サーバは、選択されたオーディオ再生デバイスから更新情報を受け取る(326)とともに、サーバ上に記憶された1組のプリセット割当てを更新する(328)。1組のプリセット割当てを更新することは、以前記憶したデータ(たとえば、以前記憶した1組のプリセット)を更新済み情報(たとえば、更新済みの1組のプリセット割当て)に置き換えることを含むことが可能である。プリセットがローカルに設定されるとサーバは、オーディオシステム内の各オーディオ再生デバイスに関する単独の1組のプリセットをメンテナンスする(記憶するおよび更新する)ことになる。
サーバでのオーディオ再生デバイスの各々に関するそれぞれのプリセット割当てのコピーのメンテナンスは、たとえば個々のデバイスがすでにそれぞれのプリセット割当てによってプログラム済みとなった後にユーザによってローカル設定からグローバル設定への変更が選択された場合に有益となり得る。このような状況では、サーバは、オーディオ再生デバイスのうちからマスタデバイスの役割をさせる1つを選択するように(たとえば、コントローラのうちの1つを介して)ユーザにプロンプトを出すことになる。サーバは次いで、選択されたマスタオーディオ再生デバイスに関するプリセット割当てを1組のグローバルプリセット割当てとして設定することが可能であり、またオーディオシステム全体にわたってプリセットを同期させるようにこのグローバルプリセット割当てをオーディオシステム内のそれ以外のオーディオ再生デバイスに提供することが可能である。
ここで、図4A〜図4Cを参照しながら例示的なオーディオ再生デバイスについてさらに詳細に説明することにする。図4Aを参照すると、オーディオ再生デバイス110は筐体710を含んでおり、またこの筐体710上には目下再生中の(「現在再生中」)音楽に関する情報およびプリセットに関する情報をユーザに提供可能なグラフィックインターフェース712(たとえば、OLEDディスプレイ)を存在させている。画面714には、1つまたは複数の電気音響変換器715(図4C)を潜ませている。オーディオ再生デバイス110はさらにユーザ入力インターフェース716を含む。図4Bに示したようにユーザ入力インターフェース716は、図示した例ではハードウェアボタンとしている複数のプリセットインジケータ718を含む。プリセットインジケータ718(1〜6と番号付与)はユーザに対してこれらのボタンに割り当てられたエンティティへの簡単な1回押下アクセスを提供する。すなわち、プリセットインジケータ718のうちの選択された1つを1回押下すると、割り当てられたエンティティからのコンテンツに対するストリーミングおよびレンダリングが開始される。
割り当てられたエンティティは、単一のオーディオ再生デバイスが様々な異なるデジタルオーディオソースへの1回押下アクセスを提供可能とするようにデジタルオーディオソースのうちの異なる1つと関連付けさせることが可能である。一例では割り当てられたエンティティには、少なくとも(i)デジタル音楽のユーザ定義のプレイリストと(ii)インターネットラジオ局とを含む。別の例では、デジタルオーディオソースは複数のインターネットラジオサイトを含み、かつ割り当てられたエンティティはこれらのインターネットラジオサイトによって提供される個々のラジオ局を含む。
特に、プリセットインジケータ718は、少なくともユーザから見たときに、どのエンティティが割り当てられているかおよびデジタルオーディオソースのどれが割り当てられたエンティティを提供するかと関係なく同じ方式で動作している。すなわち各プリセットインジケータ718はその割り当てられたエンティティに対して、当該エンティティがNASデバイスによって提供されるデジタル音楽のユーザ定義のプレイリストであるかインターネット音楽サービスによって提供されるインターネットラジオ局であるかによらず1回押下アクセスを提供することが可能である。
図4Cを参照すると、オーディオ再生デバイス110はさらに、ネットワークインターフェース720、プロセッサ722、オーディオハードウェア724、様々なオーディオ再生デバイス構成要素に電力供給するための電源726、およびメモリ728を含む。プロセッサ722、グラフィックインターフェース712、ネットワークインターフェース720、プロセッサ722、オーディオハードウェア724、電源726およびメモリ728の各々は様々なバスを用いて相互接続されており、また構成要素のうちのいくつかは共通のマザーボード上に装着されることも適当な他の方式で装着されることもある。
ネットワークインターフェース720は、オーディオ再生デバイス110と、コントローラ、サーバ、オーディオソースおよび他のオーディオ再生デバイス110との1つまたは複数の通信プロトコルを介した通信を提供する。ネットワークインターフェース720は、ワイヤレスインターフェース730または有線式インターフェース732のいずれか、あるいはこれら両者を提供することがある。ワイヤレスインターフェース730はオーディオ再生デバイス110に対して、IEEE802.11b/gなどの通信プロトコルに従った他のデバイスとのワイヤレス式の通信を可能にする。有線式インターフェース732は、有線式(たとえば、イーサネット(登録商標))接続を介してネットワークインターフェース機能を提供する。
いくつかのケースでは、ネットワークインターフェース720はまた、Apple AirPlay(登録商標)(オーディオ、ビデオおよび写真をデバイス間での関連メタデータと一緒にワイヤレスでストリーミングすることを可能にするApple Inc.(本社:Cupertino、California)によって開発された独自のプロトコルスタック/スイート)をサポートするためのネットワークメディアプロセッサ734を含むことがある。たとえばユーザがiPhone(登録商標)やiPad(登録商標)デバイスなどのAirPlay(登録商標)可能なデバイスを、LANに接続する場合にユーザは、ネットワーク接続のオーディオ再生デバイス110に対してApple AirPlay(登録商標)を介して音楽をストリーミングすることが可能である。適当なネットワークメディアプロセッサの1つは、SMSC(Hauppauge、New York)から入手可能なDM870プロセッサである。ネットワークメディアプロセッサ734は、ネットワークアクセス(すなわち、ネットワークメディアプロセッサ734を通じてWi-Fiネットワークおよび/またはイーサネット(登録商標)接続を提供可能)と、AirPlay(登録商標)オーディオと、を提供する。AirPlay(登録商標)オーディオ信号は、ダウンストリーム処理および再生のためにI2Sプロトコル(デジタルオーディオデバイスを接続するために使用される電気的シリアルバスインターフェース標準)を用いてプロセッサ722に伝えられる。特にオーディオ再生デバイス110は、AirPlay(登録商標)および/またはDLNA(登録商標)のUPnPプロトコルを介したオーディオストリーミング、および1つのデバイス内に統合されたすべてをサポートすることが可能である。
ネットワークパケットから到来する他のすべてのデジタルオーディオは、真っ直ぐにネットワークメディアプロセッサ734からUSBブリッジ736を通じてプロセッサ722まで来るとともにデコーダ、DSPに入り、また最終的には電気音響変換器715を介して再生(レンダリング)される。
ネットワークインターフェース710はまた、Bluetooth(登録商標)低エネルギーアプリケーション向けの(たとえば、Bluetooth(登録商標)可能なコントローラを備えたワイヤレス通信向けの)Bluetooth(登録商標)低エネルギー(BTLE)システムオンチップ(SoC)738を含むことも可能である。適当なBTLE SoCの1つは、Texas Instruments(本社:Dallas、Texas)から入手可能なCC2540である。
ストリーミング式データは、ネットワークインターフェース720からプロセッサ722に伝えられる。プロセッサ722は、オーディオ再生デバイス内の(たとえば、とりわけデジタル信号処理、復号化および等化の機能を実行するための)命令(メモリ728に記憶された命令を含む)を実行することが可能である。プロセッサ722は、単独の複数のアナログおよびデジタルプロセッサを含むチップからなるチップセットとして実装されることがある。プロセッサ722はたとえば、ユーザインターフェースの制御子などオーディオ再生デバイス110の他の構成要素、およびオーディオ再生デバイス110によって実行されるアプリケーションに関する協調を提供することがある。適当なプロセッサの1つは、Texas Instrumentsから入手可能なDA921である。
プロセッサ722は処理済みのデジタルオーディオ信号を、デジタルオーディオ信号をアナログオーディオ信号に変換するための1つまたは複数のデジタル対アナログ(D/A)変換器を含むオーディオハードウェア724に提供する。オーディオハードウェア724はさらに、再生のために増幅済みのアナログオーディオ信号を電気音響変換器715に提供する1つまたは複数の増幅器を含む。さらにオーディオハードウェア724は、音響システム10の他のデバイスと共有するためのデジタルオーディオ信号を提供するためにアナログ入力信号を処理する回路を含むことがある。
メモリ728は、オーディオ再生デバイス110内に情報を記憶する。この点において、メモリ728は、上で検討したプリセットなどのアカウント情報を記憶することがある。メモリ728はまた、デジタルオーディオソース(たとえば、インターネットラジオサービス)への1回押下アクセスを容易にするための「トークン」向けにストレージを提供することがある。本明細書で使用する場合にトークンは、デジタルオーディオソースによって提供され得る一意の識別子であって、オーディオ再生デバイス110がデジタルオーディオソースにアクセスを試みるごとにユーザに証明書(たとえば、ユーザ名、パスワード、その他)の入力を要求することなくデジタルオーディオソースがオーディオ再生デバイス110をユーザのアカウントと関連付けされるものとデジタルオーディオソースにより認識可能とさせる一意の識別子である。
メモリ728はたとえば、フラッシュメモリおよび/または不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)を含むことがある。いくつかの実装形態では、情報キャリア内に命令(たとえば、ソフトウェア)が記憶されている。この命令は、1つまたは複数の処理デバイス(たとえば、プロセッサ722)によって実行されたときに、上に記載したプロセスなどの1つまたは複数のプロセスを実行する。この命令はまた、1つまたは複数のコンピュータ可読媒体またはマシン可読媒体などの1つまたは複数の記憶デバイス(たとえば、メモリ728、またはプロセッサ上のメモリ)によって記憶させることも可能である。この命令は、復号化(すなわち、ソフトウェアモジュールはデジタルオーディオストリームを復号化するためのオーディオcodecを含む)、またさらにはデジタル信号処理および等化を実行するための命令を含むことがある。
この命令はまた、ある種の「ブラウズ」機能を可能にするための命令を含むことがある。すなわち少なくともいくつかのケースでは、コントローラは、オーディオ再生デバイス110向けのグラフィックリモート制御の役割をしており、デジタルオーディオソースと直接通信していないが、その代わりにオーディオ再生デバイスを介してデジタルオーディオソースと通信する。
図5は、デジタルオーディオソースのうちの1つと関連付けされたエンティティ(たとえば、局)をブラウズするためのステップを示したスイムレーン図800である。図5には、コントローラのうちの選択した1つに関するレーン810、オーディオ再生デバイスのうちの選択した1つに関するレーン812、およびデジタルオーディオソースのうちの選択した1つに関するレーン813を含む3つのスイムレーンを示している。
ステップ820において、コントローラは、デジタルオーディオソースのうちの選択した1つ(すなわち、オーディオシステム内でコントローラによって提供されるユーザインターフェースを介してユーザが選択したデジタルオーディオソース)からの局(エンティティ)のリストを要求する入力をユーザから受け取る。ステップ822において、コントローラはこの要求を、オーディオ再生デバイスのうちの選択した1つ(すなわち、オーディオシステム内でコントローラによって提供されるユーザインターフェースを介してユーザが選択したオーディオ再生デバイス)に送信する。
ステップ824において、オーディオ再生デバイスのうちの選択した1つはコントローラから要求を受け取る。これに応答してオーディオ再生デバイスは、ルータおよびインターネット接続を介して選択されたデジタルオーディオソースに接続するとともに、ソースと関連付けされたエンティティのリスト(たとえば、局)を要求する(826)。
ステップ828において、デジタルオーディオソースのうちの選択された1つは、オーディオ再生デバイスからこの要求を受け取る。オーディオ再生デバイスからの要求に応答してオーディオソースは、利用可能なエンティティのリストをオーディオ再生デバイスに送信する(830)。オーディオ再生デバイスは、利用可能なエンティティのリストを受け取り(832)、かつオーディオ再生デバイスはこの利用可能なエンティティのリストをコントローラに送信する(834)。
コントローラは、オーディオ再生デバイスからこの利用可能なエンティティのリストを受け取り(836)、かつこのリストをユーザに対して表示させる(838)。
ユーザが2つ以上のオーディオ再生デバイス上で再生されるオーディオストリームを有するように選択したとき、同じトラックが選択されたオーディオ再生デバイスのすべてにおいて同期して再生されているように音楽が適切に同期されるためには、すべてのオーディオ再生デバイスの間の適切かつ十分な調整が必要である。そのような調整が達成され得る1つの方法は、コンテンツを再生するために使用されている他の活性オーディオ再生デバイスのすべてへのオーディオデータの配信を制御するためにオーディオ再生デバイスのうちの1つを使用することである。他のオーディオ再生デバイスへのオーディオデータの配信を制御するこのデバイスは、マスタデバイスとみなされ得、活性デバイスの残り(すなわち、コンテンツを再生するために使用されているデバイスの残り)は、スレーブデバイスとみなされ得る。オーディオ再生デバイス22、24、および26のすべては、同じ機能を有するので、それらの各々は、マスタデバイスとして機能することができ、各々は、スレーブとして機能することができる。
いくつかのオーディオ再生デバイスにおける単一のオーディオストリームの同時再生を達成するための方法は、図6の方法100によって示されている。第1のステップ102は、2つ以上のオーディオ再生デバイスが同じオーディオコンテンツを再生するように指示されているときを決定することである。各オーディオ再生デバイスは、プロセッサと、関連するコンピュータメモリとを有する。活性デバイスは、すべて、ネットワーク30(および潜在的には少なくとも部分的にサーバ50)を介して互いに通信することができるので、各デバイスは、他のデバイスの各々の識別情報とネットワークアドレスとに関する情報をそのローカルメモリ内に維持することができる。デバイスは、また、他のデバイスによって再生されているオーディオデータを、ネットワークを介して監視し、ローカルメモリ内に記憶することができる。2つ以上のオーディオ再生デバイスが同じオーディオコンテンツを再生するように指示されているときの決定は、同じオーディオソース(たとえば、インターネットラジオ局またはローカルプレイリスト)に接続されている、または接続しようとしている2つ以上のデバイスに基づき得る。1つの非限定的な特定の例は、ストリーミングされている、またはユーザがアクセスしようとしているオーディオのオーディオコンテンツ識別子が、再調査され、複数のデバイス間で比較され得ることである。別の例は、別のデバイスがすでにそのプリセットに関連付けられているソースを再生している間、同じプリセットが1つのデバイス上で押下されたときである。
ステップ106では、2つ以上のオーディオ再生デバイスが同じオーディオコンテンツを再生するように指示されているとき、1つのデバイスは、マスタデバイスとして指定され、他の活性デバイスのすべては、スレーブデバイスとして指定される。マスタデバイスの選択は、所望の方式で達成され得る。1つの非限定的な例では、最高のネットワークリンク速度を有するオーディオ再生デバイスが、マスタデバイスとして選択され得る。マスタは、このステータスをスレーブに伝送することになり、スレーブは、他のオーディオ再生デバイスのすべてに対するそれらのステータスに肯定応答を出すことになる。マスタ/スレーブ関係が確立されると、ステップ108で、オーディオ再生デバイスのすべてへのオーディオデータストリーミングは、ストリーミングされたデータを受信するように、マスタをオーディオソースに接続することによって管理される。ステップ112で、マスタおよびスレーブは、次いで、ネットワークを介して互いに接続する。これは、スレーブがデータソケットをマスタに接続することによって達成され得る。ネットワークは、ここで、マスタを介して同じストリーミングオーディオデータを活性オーディオ再生デバイスの各々に配信するように構成されている。
ステップ114で、マスタは、スレーブへのデータの配信を管理する。この管理は、ネットワーク分野で公知の方法で達成され得る。たとえば、マスタデバイスは、受信したオーディオデータをスレーブデバイスにプッシュすることができ、または、オーディオデータをスレーブデバイスが検索するために利用可能にすることができる。1つの非限定的な実施形態では、マスタデバイスは、ストリーミングされたオーディオデータをソースから受信し、スレーブの各々によって検索するために利用可能にされたパケットを作成する。データパケットは、デバイスのオーディオ出力が同期されるように、デバイスの各々が適切な順序で適切な時間にデータを再生するようにタイムスタンプされ得る。結果として、たとえば、いくつかの部屋の中にオーディオ再生デバイスが存在するホームネットワークにおいて、同じ音楽は、すべての部屋の中で同時に再生されていることになる。
図7は、オーディオデータがマスタデバイスから1つまたは複数のスレーブデバイスにルーティングされるシステム80を概略的に示す。インターネットからのデータは、ルータ82によって受信され、マスタオーディオ再生デバイス84にルーティングされる。デバイス84は、スレーブオーディオ再生デバイス86、88、および90へのデータの配信を制御する。データは、ルータ82を介してマスタから各スレーブに移動する。
上に記載したシステムおよび方法の実施形態は、当業者には明らかであるようなコンピュータ構成要素およびコンピュータ実装のステップを備える。たとえば、コンピュータ実装のステップが、たとえばフロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、フラッシュROM、不揮発性ROMおよびRAMなどのコンピュータ可読媒体上のコンピュータで実行可能な命令として記憶され得ることは当業者であれば理解されよう。さらにコンピュータで実行可能な命令が、たとえばマイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、ゲートアレイ、その他などの多種多様なプロセッサ上で実行され得ることは当業者であれば理解されよう。解説を容易にするために、本明細書にはコンピュータシステムの一部として上で説明したシステムおよび方法のステップまたは要素のうちすべてを記載してはいないが、当業者であれば各ステップまたは要素が対応するコンピュータシステムやソフトウェア構成要素を有し得ることを理解されよう。このようなコンピュータシステムおよび/またはソフトウェア構成要素はしたがって、その対応するステップや要素(すなわち、その機能)を記載することによって有効化されており、また本開示の趣旨の域内にある。
いくつかの実装形態について説明してきた。しかしながら、本明細書に記載した発明の概念の趣旨を逸脱することなく追加の修正が実施され得ること、またこれに従って他の実施形態が添付の特許請求の範囲の趣旨域内にあることを理解されよう。
10 オーディオシステム
12,14 LAN
20,22,24,26 オーディオ再生デバイス
30 ネットワーク
32,80,82 ルータ
40 コンピューティングデバイス
42 パーソナルコンピュータ
44 モバイルデバイス
46 デジタルオーディオソース
50,216,316 サーバ
52 インターネットラジオサービス
56 インターネット
84 マスタ
86,88,90 スレーブ
200,300,800 スイムレーン図
210,310 コントローラ
212,312 オーディオ再生デバイスのうちの第1のデバイス
214 それ以外のオーディオ再生デバイス
710 筐体
712 グラフィックインターフェース
714 画面
715 電気音響変換器
716 ユーザ入力インターフェース
718 プリセットインジケータ
720 ネットワークインターフェース
722 プロセッサ
724 オーディオハードウェア
726 電源
728 メモリ
730 ワイヤレスインターフェース
732 有線式インターフェース
734 ネットワークメディアプロセッサ
736 USBブリッジ
738 BTLEシステムオンチップ
810,812,813 レーン

Claims (20)

  1. オーディオを再生するように適合された複数のオーディオ再生デバイスへの特定のオーディオデータの配信を管理するための方法であって、前記オーディオ再生デバイスがすべてネットワークに結合され、前記ネットワークを介してオーディオデータがデジタルオーディオソースから前記オーディオ再生デバイスに配信され、前記方法が、
    前記オーディオ再生デバイスのうちの2つ以上が同じデジタルオーディオソースを選択するように指示されたときを決定するステップと、
    前記決定に応答して前記オーディオ再生デバイスのうちの2つ以上が前記特定のオーディオデータを同期して再生することを指示するステップと
    を含み、
    前記デジタルオーディオソースまたは前記同じデジタルオーディオソースは、前記オーディオ再生デバイスのうちの他の1つではなく、
    前記決定するステップは、前記デジタルオーディオソースから配信される前記オーディオデータのオーディオコンテンツ識別子を、前記オーディオ再生デバイスの間で比較するステップを含む、方法。
  2. 前記特定のオーディオデータが、ストリーミングされたオーディオデータを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記オーディオ再生デバイスが、各々、ユーザ選択可能な1組のプリセットインジケータを備え、各プリセットインジケータが、デジタルオーディオソースがこれに割り当てられるように構成されている、請求項1に記載の方法。
  4. 前記オーディオ再生デバイスのうちの2つ以上が同じデジタルオーディオソースを選択するように指示されたときを決定するステップが、前記オーディオ再生デバイスのうちの1つのプリセットインジケータのユーザ選択によって選択されたデジタルオーディオソースが異なるオーディオ再生デバイスのための前記デジタルオーディオソースと同じであるかどうかを決定するステップを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記オーディオ再生デバイスのうちの2つ以上が前記特定のオーディオデータを同期して再生することを指示するステップが、前記オーディオ再生デバイスのうちの1つをマスタデバイスとして指定し、1つまたは複数の他のオーディオ再生デバイスをスレーブデバイスとして指定するステップを含み、前記マスタデバイスが、前記スレーブデバイスへの前記オーディオデータの配信を制御する、請求項1に記載の方法。
  6. 前記マスタデバイスと前記オーディオソースとの間のデータ接続を確立するステップと、前記マスタデバイスと前記スレーブデバイスとの間のデータ接続を確立するステップとをさらに含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記マスタデバイスが、前記オーディオソースからのオーディオストリームを受信し、前記スレーブデバイスへのその配信を管理する、請求項6に記載の方法。
  8. 前記マスタデバイスが、前記受信したオーディオストリームをパケットにフォーマットし、前記パケットが前記スレーブデバイスによってオーディオにレンダリングされるべきときを示すタイムスタンプを前記パケットに関連付ける、請求項7に記載の方法。
  9. 各オーディオ再生デバイスが、コンピュータメモリを備え、前記方法が、各他のオーディオ再生デバイスの識別情報を各オーディオ再生デバイスの前記メモリ内に記憶するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  10. 前記メモリ内に記憶された前記他のオーディオ再生デバイスの前記識別情報が、各他のオーディオ再生デバイスのネットワークアドレスを含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記オーディオ再生デバイスのうちの2つ以上が同じデジタルオーディオソースを選択するように指示されたときを決定するステップが、特定のオーディオ再生デバイスのための前記オーディオソースを検出するステップを含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記オーディオ再生デバイスのうちの2つ以上が同じデジタルオーディオソースを選択するように指示されたときを決定するステップが、前記特定のオーディオ再生デバイスのための前記検出されたオーディオソースを前記他のオーディオ再生デバイスのための前記オーディオソースと比較するステップをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  13. 各他のオーディオ再生デバイスによって再生されている任意のオーディオの識別情報を各オーディオ再生デバイスの前記メモリ内に記憶するステップをさらに含む、請求項12に記載の方法。
  14. オーディオを再生するように適合された複数のオーディオ再生デバイスへのストリーミングされたオーディオデータの配信を管理するための方法であって、前記オーディオ再生デバイスがすべてネットワークに接続され、前記ネットワークを介してオーディオデータがデジタルオーディオソースから前記オーディオ再生デバイスに配信され、前記オーディオ再生デバイスが各々1組のユーザ選択可能なプリセットインジケータを備え、各プリセットインジケータが、デジタルオーディオソースがこれに割り当てられるように構成され、前記方法が、
    前記オーディオ再生デバイスのうちの2つ以上が同じデジタルオーディオソースを選択するように指示されたときを決定するステップであって、前記オーディオ再生デバイスのうちの2つ以上が同じデジタルオーディオソースを選択するように指示されたときを決定するステップが、前記オーディオ再生デバイスのうちの1つのプリセットインジケータのユーザ選択によって選択されたデジタルオーディオソースが異なるオーディオ再生デバイスのための前記デジタルオーディオソースと同じであるかどうかを決定するステップを含む、ステップと、
    前記決定に応答して、オーディオ再生デバイスのうちの2つ以上が特定のオーディオデータを同期して再生することを指示するステップであって、前記オーディオ再生デバイスのうちの2つ以上が前記特定のオーディオデータを同期して再生することを指示するステップが、前記オーディオ再生デバイスのうちの1つをマスタデバイスとして指定し、1つまたは複数の他のオーディオ再生デバイスをスレーブデバイスとして指定するステップを含み、前記マスタデバイスは、前記スレーブデバイスへの前記オーディオデータの配信を制御する、ステップと、
    前記マスタデバイスと前記オーディオソースとの間にデータ接続を確立するステップと、
    前記マスタデバイスと前記スレーブデバイスとの間にデータ接続を確立するステップと
    を含み、
    前記マスタデバイスが、前記オーディオソースからのオーディオストリームを受信し、前記スレーブデバイスへのその配信を管理し、
    前記マスタデバイスが、前記受信したオーディオストリームをパケットにフォーマットし、前記パケットが前記スレーブデバイスによってオーディオにレンダリングされるべきときを示すタイムスタンプを前記パケットに関連付け、
    前記デジタルオーディオソースまたは前記同じデジタルオーディオソースは、前記オーディオ再生デバイスのうちの他の1つではなく、
    前記決定するステップは、前記デジタルオーディオソースから配信される前記オーディオデータのオーディオコンテンツ識別子を、前記オーディオ再生デバイスの間で比較するステップを含む、方法。
  15. オーディオを再生するように適合された複数のオーディオ再生デバイスへの特定のオーディオデータの配信を管理するように構成されたコンピュータデバイスであって、前記オーディオ再生デバイスがすべてネットワークに接続され、前記ネットワークを介してオーディオデータがデジタルオーディオソースから前記オーディオ再生デバイスに配信され、前記コンピュータデバイスが、
    メモリと、
    前記メモリに通信可能に結合されたプロセッサとを含み、前記プロセッサが、
    前記オーディオ再生デバイスのうちの2つ以上が同じデジタルオーディオソースを選択するように指示されたときを決定し、
    前記決定に応答して前記オーディオ再生デバイスのうちの2つ以上が前記特定のオーディオデータを同期して再生することを指示するように構成されており、
    前記デジタルオーディオソースまたは前記同じデジタルオーディオソースは、前記オーディオ再生デバイスのうちの他の1つではなく、
    前記決定することは、前記デジタルオーディオソースから配信される前記オーディオデータのオーディオコンテンツ識別子を、前記オーディオ再生デバイスの間で比較することを含む、コンピュータデバイス。
  16. 前記オーディオ再生デバイスが、各々、1組のユーザ選択可能なプリセットインジケータを備え、各プリセットインジケータが、デジタルオーディオソースがこれに割り当てられるように構成されており、前記オーディオ再生デバイスのうちの2つ以上が同じデジタルオーディオソースを選択するように指示されたときを決定することは、前記オーディオ再生デバイスのうちの1つのプリセットインジケータのユーザ選択によって選択されたデジタルオーディオソースが異なるオーディオ再生デバイスのための前記デジタルオーディオソースと同じであるかどうかを決定することを含む、請求項15に記載のコンピュータデバイス。
  17. 前記オーディオ再生デバイスのうちの2つ以上が前記特定のオーディオデータを同期して再生することを指示することが、前記オーディオ再生デバイスのうちの1つをマスタデバイスとして指定し、1つまたは複数の他のオーディオ再生デバイスをスレーブデバイスとして指定することを含み、前記マスタデバイスが、前記スレーブデバイスへの前記オーディオデータの配信を制御する、請求項15に記載のコンピュータデバイス。
  18. 前記マスタデバイスが、前記オーディオソースからのオーディオストリームを受信し、前記スレーブデバイスへのその配信を管理し、前記マスタデバイスが、前記受信したオーディオストリームをパケットにフォーマットし、前記パケットが前記スレーブデバイスによってオーディオにレンダリングされるべきときを示すタイムスタンプを前記パケットに関連付ける、請求項17に記載のコンピュータデバイス。
  19. 各オーディオ再生デバイスが、コンピュータメモリを備え、前記プロセッサ、さらに、各他のオーディオ再生デバイスの識別情報を各オーディオ再生デバイスの前記メモリ内に記憶させるように構成され、前記メモリ内に記憶された前記他のオーディオ再生デバイスの前記識別情報は、各他のオーディオ再生デバイスのネットワークアドレスを含む、請求項15に記載のコンピュータデバイス。
  20. 前記オーディオ再生デバイスのうちの2つ以上が同じデジタルオーディオソースを選択するように指示されたときを決定することが、前記特定のオーディオ再生デバイスのための前記オーディオソースを検出することと、前記特定のオーディオ再生デバイスのための前記検出されたオーディオソースを前記他のオーディオ再生デバイスのための前記オーディオソースと比較することとを含む、請求項19に記載のコンピュータデバイス。
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