JP2019524413A - シューズ用万能クリート - Google Patents

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Abstract

本発明は、基部(120)と先端部(130)との間に延びる前面(150)と後面(160)とを含む、スポーツシューズ用の万能クリート(100)に関する。先端部(130)は、クリートの基部(120)に対してオフセットされ、クリートは中間壁(180)によって分離された2つのキャビティ(170)を含み、各キャビティ(170)は前記クリートの前記先端部(130)および前記後面(160)の両方に向かって開かれている。

Description

本発明はシューズ用のクリートに関し、詳細には、地面に応じておよび/またはユーザが望む支持部分に応じてシューズの支持部分を簡単かつ迅速に適合させるために、シューズに対するその方向を修正可能な万能クリートに関する。
クリート付きのシューズは、シューズのグリップ力を促進するために各種スポーツにおいて広く使用されている。クリートにより選手は踏み込みを急に変える際に滑ることが回避される。
例えば、ラグビーでは、選手は地面の上で素早く動くことができなければならない、選手を避けるために方向を急に変えることができなければならない、または相手選手の走りを止めるためにしっかり踏み込むことができなければならない。
現在使用されているクリート付きのスポーツシューズは、シューズ上のクリートの配置について選択肢は比較的少ない。今日、ラグビーのチームにおいて、各選手は、ピッチ上で特定のポジションを割り当てられている。例えば、スリークォーターバックは、速さと、方向を変える際の横方向の踏み込みにおける最大グリップ力とを主に必要とし、プロップは、スクラム中により多くの鈍化を必要とするが、横方向の安定性も必要とする。実際に、各選手は、その地面グリップ特性が自分に特別に合うシューズを欲しがる。したがって、各選手の期待に応えるように、スポーツシューズに簡単に適合可能であるクリートを提案することが賢明である。
クリートのグリップ力は特に地面の性質に依存し、その結果、選手は、地面の性質および/または気象条件に応じて、自分のシューズの1つまたはいくつかのクリートを変更しなければならない。
本発明の目的は、シューズ用のクリートを提案することであり、それはユーザが望む支持部分に応じて、地面に応じて、および気象条件に応じてシューズに簡単に適合可能であり、より優れたグリップ力およびユーザのより優れた快適性を提供する。
上述の目的を達成するために、本発明は、シューズ用の万能クリートであって、クリートの基部と先端部との間に延在する前面と後面とを有するクリートを提案する。言い換えれば、クリートの基部と先端部との間に、クリートの前面と後面とを含む横方向壁が延びている。言い換えれば、前面と後面とが接合されて、クリートの基部を囲む横方向壁を形成する。
本発明は、先端部がクリートの基部に対してオフセットされていること、およびクリートが中間壁によって分離された2つのキャビティを含み、各キャビティは、クリートが地面から抜き取られるときに土が自然に剥落しやすいようにクリートの先端面および後面の両方に向かって開いていることを特徴とする。
言い換えれば、各キャビティは対向面がないようにクリートの先端面と後面の両方に向かって開いている。「対向面」という用語は、30°未満の角度を形成する2つの対向する面を意味する。この実施形態は、2つの対向面の間に取り込まれる土が蓄積しやすい対向面のないキャビティを形成することを有利に可能にする。対照的に、本発明は、クリートが地面から抜き取られたときにキャビティを満たしている土が自然に剥落する現象が起きるように、それらの側面のうちの3つで開いているキャビティを提案する。
本発明の好ましい実施形態によれば、クリートの基部の割線である同じキャビティの面は、前記キャビティ内に存在する土が自然に剥落しやすい角度を形成する。好ましくは、先端部の基部の割線である同じキャビティの面は、30°〜120°の間に含まれる角度、好ましくは80°〜100°の間に含まれる角度、または約90°の角度を形成する。
用語「オフセット」は、クリートの先端部がクリートの基部からずれているので、それらの中心が基部と鋭角を成す直線を規定することを意味する。言い換えれば、クリートはその基部に対して斜めに延びているので、クリートの地面への変位方向に対してクリートの向きを修正することによって、その変位に対抗する力の強さを制御することが可能である。したがって、本発明はまた、その地面への貫入およびグリップの特性を、ユーザが望む踏み込みの種類、土の性質および気象条件に応じて容易に適合させることができる万能クリートを提案する。
有利には、クリートのキャビティは、その表面を減少させ、したがってクリートの地面へのより良好な貫入に有利になるように、先端部のエッジに切欠きを形成する。キャビティはまた、地面中のクリートの接触表面を増大させるために、クリートの後面に凹部を形成する。より正確には、各キャビティは、クリートの前面とは反対側の第1の面と、中間壁の側面を形成する第2の面とを備える。第1の面は、地面中のクリートの後方への変位に対抗するように構成されている。第2の面は、クリートの横方向の変位に対抗するように構成されている。かくして、中間壁は、より正確でより確実なグリップ感を使用者に提供するために、地面中のクリートの横方向の変位を制限することを可能にする。
好ましくは、中間壁は対称的なキャビティを画定するように配置され、それにより地面が各キャビティでクリートの変位に対して異なる抵抗力を及ぼすのを防止するようにする。異なる抵抗力はクリートの回転運動を引き起こす可能性がある。
好ましい実施形態によれば、中間壁の第2の面が地面中のクリートの横方向の滑りを防止するべく最大限幅広くなるように、中間壁はクリートに対して半径方向に延びる。したがって、この実施形態は、クリートが地面から出るたびにキャビティ内に存在する土を規則的かつ自然に排出することを提供することによって、その使用中に地面中へのクリートの貫入性および定着性を保つことを可能にする。
本発明の別の特徴によれば、クリートの先端部の中心および基部の中心は、基部と鋭角をなす直線を規定するように配置される。好ましくは、この角度の値は、地面中のクリートのより良いグリップを可能にするために80°未満である。この角度の値は、クリートが地面に貫入する際にクリートによって及ぼされる、シューズにかかる応力を制限するために、好ましくは60°より大きい。実際、これらの制約は、それらが大きすぎると、ユーザに不快感をもたらし、または怪我をさせる可能性すらある。好ましい実施形態によれば、この角度の値は75°程度であり、この値はクリートの良好なグリップ力と快適な使用との間の妥協点に対応する。もちろん、これらの値は、地面の性質、シューズに対するクリートの位置および/または向きに応じて変わる可能性がある。
本発明の別の実施形態によれば、後面の傾斜角は、クリートの基部に対する前面の傾斜角よりも大きい。言い換えれば、クリートの先端部は、キャビティのより大きな容積に有利なようにクリートの前部に向かって突出している。
好ましい実施形態によれば、クリートの基部の輪郭は楕円形または円形である。
本発明の別の特徴によれば、クリートの先端部はクリートの基部の表面の60%未満の表面面積を有し、好ましくは先端部の表面は基部の表面の50%〜20%の間に含まれる。
本発明の他の特徴によれば、少なくとも1つのキャビティは、クリートの基部をクリートの先端部から隔てる距離の少なくとも50%にわたって、好ましくはこの距離の少なくとも80%にわたって延びている。言い換えれば、キャビティは、クリートの基部の輪郭の形状を変更しないように、クリートの高さの一部だけにわたって延在する。言い換えれば、クリートの基部とキャビティとの間で、横方向壁はクリートの全周囲に連続している。用語「高さ」とは、本明細書では、クリートの基部をクリートの先端部から隔てる距離を意味する。
好ましくは、基部および先端部は、平面または実質的に平面であり、互いに平行または実質的に平行である。好ましい実施形態によれば、先端部の表面は、クリートの地面への貫入に有利なようにわずかに凸状である。
本発明の別の特徴によれば、中間壁は、クリートの地面への貫入を促すために、クリートの後面において凹状である。
本発明の別の特徴によれば、少なくとも1つのキャビティは、クリートの前面とは反対側の凹状の第1の面を含む。第1の面の凹面は地面中のクリートのより良いグリップ力に有利である。対照的に、本発明の他の特徴によれば、クリートの前面は、地面への貫入に有利なように凸状であり、好ましくは滑らかな表面を有する。
本発明の別の特徴によれば、クリートはその基部から延びる締結手段を備え、締結手段は、クリートをシューズに可逆的に締結することを可能にするように構成されている。「可逆的」という用語は、ユーザが自由にクリートをシューズへ/から取り付けるまたは取り外す可能性を意味する。好ましい実施形態によれば、締結手段は、クリートの基部に対して垂直に延びるねじ付きロッドを含む。
本発明の他の特徴によれば、クリートはその重量を軽くするために切欠きおよび/または他のキャビティを含む。
本発明の他の特徴によれば、クリートは少なくとも2つの中間壁を含み、各中間壁はクリートの先端部および後面の両方に向かって開かれた2つのキャビティを分離する。好ましい実施形態によれば、中間壁は互いに平行である。別の好ましい実施形態によれば、中間壁は60°未満、好ましくは10°〜20°の間に含まれる角度を形成するような割線である。
本発明はまた、上で定義したような少なくとも1つのクリートを含むシューズに関する。特に、本発明は、例えばラグビー、サッカー、ゴルフまたはその他の分野で使用されるスポーツシューズに装備を施すことを目的とする。
本発明はまた、
その基部に対して垂直に延びるねじ付きロッドを含む本発明によるクリートと、
ねじ付きロッドが通過できるように構成された、その中心に開口部を備えたワッシャと、
クリートの先端部と相補的な形状のハウジングと、ねじ付きロッドの軸を中心にクリートを回転させることを容易にするように構成された把持手段とを含む道具と、
を含む、上述のクリート取り付けキットに関する。
好ましくは、ワッシャは弾性的な性質のものである。したがって、クリートをシューズにねじ込む間、クリートとシューズとの間に挿入されたワッシャは、ワッシャの厚さを変えるように適合される応力を受ける。クリートとシューズとの間のワッシャのつぶれに応じて、クリートの向きを簡単に素早く修正することができる。したがって、取り付けキットは、同じクリートが同じシューズに多くの異なる取り付け位置を有することを可能にする。
上記の本発明の特徴および他の特徴は、非限定的な例の以下の詳細な記載を以下の添付の図面を参照して読むことでより明確になるだろう。
本発明によるクリートの側面図である。 図1に示すクリートの後面図である。 図1に示すクリートのわずかに斜視的な底面図である。 図1によるクリートを取り付けるためのキットからの道具の底面図である。 図4に示す道具の側面図である。 図1に示すクリートの側面図であり、取り付けキットのワッシャがクリートのネジ付きロッドの周囲に配置されている。 スポーツシューズソールの底面図であり、図1によるいくつかのクリートを含む。 図7に示すソールの代替実施形態である。
本発明は、ユーザが望む支持部分、地面および気象条件に応じてシューズに容易に適合可能なシューズ用のクリートを提案する。
図1〜3は、本発明によるクリート100の非限定的な例示的な実施形態を示す。本例によれば、クリートは、基部120と先端部130との間に延びる横方向壁110を含む。より正確には、横方向壁110は、クリートの基部と先端部との間のクリート周囲の境界を定める。
クリート基部120は円形の形状であり、平らな表面を有する。基部の直径は10mm〜100mmの間、好ましくは10mm〜50mmの間に含まれる。本例によれば、基部120の直径は20mm程度である。基部の中心Aから、その表面に対して垂直にねじ付きロッド140が延びている。ロッドのねじの長さ、直径、およびピッチは、ユーザがねじ付きロッドをシューズのソールにねじ込むことを可能にするように構成されている。本例によれば、ねじ付きロッドは、ねじタイプM5×0.8および6mm程度の長さを特徴とする。
クリートの先端部130もまた平らな表面であり、基部120と平行または実質的に平行である。基部をその先端部から隔てる距離として定義される、クリートの高さは、5mm〜30mmの間、好ましくは10mm〜21mmの間に含まれる。本例によれば、クリートの高さは18mm程度である。先端部の中心Bはねじ付きロッド140の軸に対してオフセットされているので、中心AおよびBは基部120と鋭角αを形成する直線(AB)を規定する。この角度の値は50°〜85°の間に含まれ、好ましくは上に記載した理由のために60°〜90°の間に含まれる。本例によれば、角度αの値は75°程度である。後面はクリート基部に対して前面よりも傾斜していることに留意されたい。
図1に示すように、横方向壁110は前面150と後面160とを備える。後面160は前面150の反対側にあり、前記各面は、クリート100の基部120を取り囲む横方向壁を形成するようにそのサイドで接合される。本例によれば、クリートの前面150は基部の周りに180°にわたり延在し、後面150は相補的に180°にわたり延在する。
後面160は図2に示すように2つの異なるキャビティ170を有する。各キャビティは、クリートの後面160と先端部130の両方に開いている。言い換えれば、キャビティは、クリートの後面160および先端部130に凹部を形成する。図示されていない代替実施形態によれば、キャビティ170は、前面150の一部にわたって延在し得ることに留意されたい。
図3に示されているように、キャビティ170は、先端部130に切欠き132を形成している。言い換えれば、キャビティ170は、その周囲の形状を変えるように先端部130に開いている。
キャビティ170は、先端部130の周囲が「T」字の形状に類似するように中間壁180に対して対称である。中間壁180は、クリートの前部から後部に向かう方向に沿って延び、図2および3で見ることができるクリートの後面160の一部によって境界を定められる。
好ましくは、先端部130の表面は基部の表面の20%〜60%の間に含まれる。本例によれば、先端部の表面は基部120の表面の30%に対応する。
より正確には、各キャビティ170は、前面150の反対側のまたはクリート100の前方の第1の面172、中間壁180の側面に対応する第2の面174、および基部120の反対側の第3の面176によって境界を定められる。第1の面172および第2の面174は、地中のクリートのより良好なグリップ力を促進するために凹状である。第3の面176は、基部120に対して平行または実質的に平行であり、先端部130から、クリートの高さの10%〜90%の間、好ましくは60%〜80%の間に含まれる距離の所に配置される。「高さ」という用語は、本明細書では、基部をクリート先端部から隔てる距離を意味する。本例によれば、第3の面176は、先端部130から、クリートの高さの75%程度の距離の所に配置されている。結果として、キャビティ170は、クリートの基部120まで延びていない。
第2の面174は、ねじ付きロッド140の軸に対して半径方向または実質的に半径方向に延びる。第2の面174と第3の面176との交差部は、図3に示されるエッジ175を形成し、その長さは基部120の直径の20%〜80%、好ましくは50%〜80%の間に含まれる。本例によれば、エッジ175の長さは基部120の直径の50%に対応する。同様に、第1の面172と第3の面176との間の交差部は、図2に示すエッジ173を形成し、その長さは基部120の直径の20%〜80%の間、好ましくは20%から50%の間に含まれる。本例によれば、エッジ173の長さは基部120の直径の30%に対応する。
特に、エッジ173と175は30°〜120°の間、好ましくは80°〜100°の間に含まれる角度βに従って交差する。この例では、角度βの値は90°程度である。したがって、キャビティ170は、クリート100の周囲の一部にわたって延在する。したがって、各キャビティ170は、クリート100の周囲の5%〜30%の間で延在することができる。本例によれば、各キャビティは、周囲の20%にわたって延在する。
キャビティ170は、キャビティの第2の面174によって境界を定められる、図3に示される中間壁180によって分離される。キャビティの第2の面174の高さで後面160上で測定される中間壁の厚さは、クリート100の周囲の1%〜30%の間に対応する。本例によれば、その厚さは、クリートの周囲の5%程度である。好ましい実施形態によれば、第2の面174は互いに平行であるので、中間壁の厚さは一定である。対照的に、別の好ましい実施形態によれば、第2の面174は後面160で収束するように配置される。言い換えれば、中間壁180の厚さは、ねじ付きロッド140の軸に対して半径方向に沿って変化してもよい。好ましくは、中間壁180の厚さは後面160の近くで減少し、これによりテーパ状の外形を与え、これはクリートが地面へ貫入するのにより有利である。
本発明によるクリートの他の実施形態を得るために、示された値の範囲内で、上述の1つまたはいくつかの値を修正することが考えられることに留意されたい。言い換えれば、上述の1つまたはいくつかの値は、互いに独立して変更することができる。
上述のクリート100は、錫、アルミニウム、チタン、マグネシウム、クロム−コバルト、および/または合成ポリマーのうちの少なくとも1つの材料から作製することができる。
好ましくは、クリート100は、成形技術、注入技術、または3D印刷技術によって製造される。
本発明はまた、クリート100をシューズのソールに取り付けるための図4から6に示されているキット200に関する。取り付けキットは、図4および5に示す道具210を備える。道具210は、把持手段220と、クリート100の先端部130に相補的な形状のハウジング230とを備える。したがって、道具210は、ユーザがクリートの一部をハウジング230内に係合ししっかり維持し、次いで把持手段220を使用してクリートをそのねじ付きロッド140の軸を中心に回転することを可能にするように構成される。道具210は、ユーザがより高い締付トルクでシューズのソールにねじ付きロッド140をねじ込むことを有利に可能にする。
取り付けキット200はまた、その中心に開口部を有するワッシャ240を含む。図6に示すように、開口部は、ねじ付きロッド140がワッシャを通過できるように構成されている。ワッシャ240の横面によって画定されるワッシャ240の厚さは0.5mm〜5mmの間に含まれ、好ましくは0.8mm程度である。ワッシャは、クリートをソールに対して締め付ける間に変形できるように弾性である。したがって、クリートの締め付けに応じて、クリートはソールに対して異なった向きにすることができる。
本発明はまた、上述のような1つまたはいくつかクリートを含むソール300に関する。図7および8は、取り付けキット200を使用して取り付けられた6つのスタッド100を含むソール300を示す。図7に示される第1の例では、ソールは、前部302上の2つのクリート310と、サイド304上の2つのクリート320と、後部306上の2つのクリート330とを受け入れるように構成された同一のハウジングを含む。ハウジングは、クリート100のねじ付きロッド180のねじピッチと適合するように同一のねじ山が切られている。各ハウジングに、道具210を用いてクリート100のねじ付きロッド180がねじ込まれている。ワッシャ240が各クリートとソールとの間に介在されている。クリート310は、それらの後面がソール300の後部の方に向けられるまでそれらのワッシャの厚さを減少させるように第1の締め付けトルクでねじ込まれる。言い換えると、ワッシャは、クリート310の前面150と中間壁180とを通る軸(VR)がソールの長手方向(SS’)に平行になるようにクリート310とソール300との間で圧縮される。クリート320は、それらの前面がソールの外側に向けられるまでそれらのワッシャの厚さを減少させるように第2の締め付けトルクに従ってねじ込まれる。言い換えると、ワッシャは、クリート310の前面150と中間壁180とを通る軸(VR)がソールの長手方向(SS’)に対して垂直になるように、クリート320とソール300との間で圧縮される。クリート330は、それらの後面がソールの前部に向けられるまでそれらのワッシャの厚さを減少させるように第3の締め付けトルクに従ってねじ込まれる。言い換えれば、ワッシャは、クリート310の前面150と中間壁180とを通る軸(VR)がソールの長手方向(SS’)と平行になるように、クリート320とソール300との間で圧縮される。したがって、クリート310の後面160は、ユーザが前方に移動するときにソールのより良いグリップ力を提供するように向けられる。対照的に、ソールの後部に配置されたクリート330は、ソールのユーザが素早く停止することを可能にするためにそれらの後面160がソールの前部に向けられる。クリート320の後面160は、より良好な横方向の踏み込みを実現するために、ソールの内側に向けられている。
図8は、ソール300上のクリート100の第2の使用例を示す。この例は、クリート310の後面160がソールの前部の方に向けられるように180°回転されている点で前のものと異なる。
したがって、図7は、ラグビーチームのスリークォーターバックなど攻撃的選手を意図したソールへの本発明によるクリート100の取り付け例を示し、図8は、スクラムにおける効果的な推進力を発揮するためにソールの前部における良好なグリップの質を必要とするプロップなどの守備的選手用のクリートの取り付けを示す。
本発明はまた、1つまたはいくつかのクリート100を含むソール300を備えたシューズにも関する。好ましくは、このシューズは、サッカー、ラグビー、ゴルフまたはその他で使用され得るスポーツシューズである。
結論として、本発明は、より優れたグリップ効果、より優れたユーザ快適性およびより優れた適応性を提供する新しいタイプのクリート100を提案する。より正確には、本発明は、多くの道具を使用することなくユーザがソールに対する各クリートの向きを容易に修正することを可能にし、これによりユーザは地面に応じておよび/またはユーザの動きの様態に応じてユーザのシューズのグリップ力を迅速に適応させる可能性を与えられる。
本発明はまた、上述のような1つまたはいくつかクリートを含むソール300に関する。図7および8は、取り付けキット200を使用して取り付けられた6つのスタッド100を含むソール300を示す。図7に示される第1の例では、ソールは、前部302上の2つのクリート310と、サイド304上の2つのクリート320と、後部306上の2つのクリート330とを受け入れるように構成された同一のハウジングを含む。ハウジングは、クリート100のねじ付きロッド140のねじピッチと適合するように同一のねじ山が切られている。各ハウジングに、道具210を用いてクリート100のねじ付きロッド140がねじ込まれている。ワッシャ240が各クリートとソールとの間に介在されている。クリート310は、それらの後面がソール300の後部の方に向けられるまでそれらのワッシャの厚さを減少させるように第1の締め付けトルクでねじ込まれる。言い換えると、ワッシャは、クリート310の前面150と中間壁180とを通る軸(VR)がソールの長手方向(SS’)に平行になるようにクリート310とソール300との間で圧縮される。クリート320は、それらの前面がソールの外側に向けられるまでそれらのワッシャの厚さを減少させるように第2の締め付けトルクに従ってねじ込まれる。言い換えると、ワッシャは、クリート310の前面150と中間壁180とを通る軸(VR)がソールの長手方向(SS’)に対して垂直になるように、クリート320とソール300との間で圧縮される。クリート330は、それらの後面がソールの前部に向けられるまでそれらのワッシャの厚さを減少させるように第3の締め付けトルクに従ってねじ込まれる。言い換えれば、ワッシャは、クリート310の前面150と中間壁180とを通る軸(VR)がソールの長手方向(SS’)と平行になるように、クリート320とソール300との間で圧縮される。したがって、クリート310の後面160は、ユーザが前方に移動するときにソールのより良いグリップ力を提供するように向けられる。対照的に、ソールの後部に配置されたクリート330は、ソールのユーザが素早く停止することを可能にするためにそれらの後面160がソールの前部に向けられる。クリート320の後面160は、より良好な横方向の踏み込みを実現するために、ソールの内側に向けられている。

Claims (11)

  1. 基部(120)と先端部(130)との間に延びる前面(150)および後面(160)を有するシューズ用の万能クリート(100)であって、前記先端部(130)が前記クリートの前記基部(120)に対してオフセットされること、および、前記クリートが、中間壁(180)によって分離される2つのキャビティ(170)を含み、各キャビティ(170)は、前記クリートが地面から抜き取られるときに土が自然に剥落しやすいように前記クリートの前記先端部(130)および前記後面(160)の両方に向かって開かれていることを特徴とするクリート(100)。
  2. 前記クリート(100)の前記基部(120)の割線である同じキャビティ(170)の面(172、174)が30°〜120°の間に含まれる角度、好ましくは80°〜100°の間の角度を形成することを特徴とする、請求項1に記載のクリート(100)。
  3. 前記基部(120)の中心(A)および前記先端部(130)の中心(B)が、前記基部(120)と鋭角(α)を成す直線(AB)を規定するように配置され、好ましくはこの角度の値は60°〜80°の間に含まれることを特徴とする、請求項1または2に記載のクリート(100)。
  4. 前記クリートの前記先端部(130)が前記基部(120)の表面の60%未満、好ましくは50%〜20%の間に含まれる表面面積を有することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のクリート(100)。
  5. 少なくとも1つのキャビティ(170)が、前記クリートの前記基部(120)を前記先端部(130)から隔てる距離の少なくとも50%にわたって、好ましくはこの距離の少なくとも80%にわたって延びることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のクリート(100)。
  6. 少なくとも1つのキャビティ(170)が、前記クリートの前記前面(150)の反対側の第1の面(172)を含むこと、および、前記第1の面(172)は凹状であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のクリート(100)。
  7. その基部(120)から延びる締結手段(140)を含み、前記締結手段はシューズに対する前記クリート(100)の可逆的な締結を可能にするように構成される、請求項1〜6のいずれか一項に記載のクリート(100)。
  8. 前記締結手段が前記クリートの前記基部(120)に対して垂直に延びるネジ付きロッド(140)を含むことを特徴とする、請求項7に記載のクリート(100)。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の少なくとも1つのクリート(100)を含むシューズ。
  10. 請求項8に記載のクリート(100)と、
    その中心に開口部を備える、前記ネジ付きロッド(140)が通過できるように構成されたワッシャ(240)と、
    前記クリート先端部(130)と相補的な形状のハウジング(230)と、前記ネジ付きロッド(140)の軸を中心とした前記クリート(100)の回転を促すように構成された把持手段(220)とを含む道具(210)と
    を含むクリート取り付けキット(200)。
  11. 弾性ワッシャを含む、請求項10に記載のクリート取り付けキット(200)。
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