JP2019524037A - 不規則音響信号による符号化方法および関連する送信方法 - Google Patents

不規則音響信号による符号化方法および関連する送信方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019524037A
JP2019524037A JP2019517174A JP2019517174A JP2019524037A JP 2019524037 A JP2019524037 A JP 2019524037A JP 2019517174 A JP2019517174 A JP 2019517174A JP 2019517174 A JP2019517174 A JP 2019517174A JP 2019524037 A JP2019524037 A JP 2019524037A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
irregular
signals
symbols
acoustic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019517174A
Other languages
English (en)
Inventor
カニサレス,デイビッド アルバレス
カニサレス,デイビッド アルバレス
フォンセカ,ビクター マヌエル メンデス
フォンセカ,ビクター マヌエル メンデス
Original Assignee
コップソニック
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by コップソニック filed Critical コップソニック
Publication of JP2019524037A publication Critical patent/JP2019524037A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B11/00Transmission systems employing sonic, ultrasonic or infrasonic waves
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS TECHNIQUES OR SPEECH SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING TECHNIQUES; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L19/00Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis
    • G10L19/04Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis using predictive techniques
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F7/00Methods or arrangements for processing data by operating upon the order or content of the data handled
    • G06F7/58Random or pseudo-random number generators
    • G06F7/588Random number generators, i.e. based on natural stochastic processes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L9/00Cryptographic mechanisms or cryptographic arrangements for secret or secure communications; Network security protocols
    • H04L9/001Cryptographic mechanisms or cryptographic arrangements for secret or secure communications; Network security protocols using chaotic signals

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Mathematical Optimization (AREA)
  • Mathematical Analysis (AREA)
  • Pure & Applied Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computational Mathematics (AREA)
  • Computational Linguistics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Audiology, Speech & Language Pathology (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

本発明は、アルファベットの情報シンボルの、不規則音響信号への符号化方法に関する。符号化ディクショナリは、1セットの不規則信号を取得し(110)、送信チャネルの等価フィルタによって不規則信号をフィルタリングし、これらの信号のサブセットを選択し(140)、各サブセットに関して、選択された信号の相関行列を計算する(160)ことによってヒューリスティックな方式で構築され、符号化ディクショナリは、相関行列が対角行列(170−180)に最も近似しているサブセットによって構成される。本発明はさらに、音響信号による情報シンボルの送受信方法にも関する。

Description

本発明は一般に、符号化の分野に関し、また、音響、音波、超低周波または超音波信号の分野に関する。
音響信号による情報の符号化は、とりわけ固定式テレフォニーシステムの音声チャネルでのデータ送信の背景で広範に使用されてきた。例えば、英数字データをDTMF(デュアルトーンマルチ周波数)コードによって送信することは周知であり、各英数字は、音声チャネルで同時に送信された一対の可聴周波数に対応する。DTMF符号化の方法の記述は、特許文献1にて見出され得る。このDTMF符号化にさらに先行するのは、特許文献2で提案された誤り訂正符号化(チャネル符号化)であり得る。
しかしながら、DTMF符号化方法は、送信されたメッセージの傍受を試み得る第三者の攻撃に対する保護を提供するものではない。音声チャネルで送信されたメッセージの機密性と完全性を保証するための第1の解決策は、メッセージを、秘密キーまたは公開キーでの暗号化アルゴリズムによって暗号化し、次に、それによって暗号化されたメッセージのシンボルをDTMFコードによって送信することであろう。そのように暗号化されたメッセージのシンボルは、受信されると、DTMF周波数に中心化されたフィルタのバッテリーから取得されて、生文のメッセージが解読アルゴリズムによって復元される。
しかしながら、暗号化/解読アルゴリズムは、特に、使用される暗号化キーが、暗号解読攻撃に対して防御するために長いことを考慮に入れると、実施するのが複雑である。
米国特許第6751303号明細書 米国特許出願公開第2004/0081078号明細書
本発明の目的は、特に単純且つ堅牢でありながら、送信されたメッセージの高水準の機密性を保証する、音響信号による符号化の方法を究極的に提案することである。
本発明は、アルファベット(A)に属する情報シンボルの音響信号による符号化の方法で定義され、
(a)1セットの不規則信号が取得され、不規則信号は注目フィルタ(filter of interest)によってフィルタリングされ、
(b)前記セットのN信号のサブセット(S)が選択され、各サブセットに関して、それによって選択された信号の相関行列が計算され、
(c)対角行列に最も近似した相関行列に対応するN信号のサブセットが符号化ディクショナリとして維持され、
(d)アルファベットの各情報シンボルがディクショナリの不規則信号によって符号化され、ディクショナリの前記不規則信号は、トランスデューサによって音響信号に変換される、
ことを特徴とする。
有利には、前記不規則信号は、物理現象を用いて乱数生成器によって取得される。
好ましくは、ステップ(c)において、
(c1)前記セットに属する1つの新たな不規則信号が、信号の第1の選択されたサブ
Figure 2019524037
れぞれに関して計算され、対角行列に対する相関行列の近似度を特徴付けるQ値
Figure 2019524037
を下回るまでステップ(c1)および(c2)が繰り返される。
第1の実施形態によれば、ステップ(b)に先行して、前記不規則信号が中心化されるように、各不規則信号からその平均が差し引かれる。
Figure 2019524037
分であり、min、maxおよびmoyはそれぞれ、最小値、最大値および平均値を表す。
第2の実施形態によれば、ステップ(b)に先行して、中心化された不規則信号のエネルギーが正規化されて、その結果、サンプル(E)毎に同じ平均エネルギーを全て有する正規化された不規則信号を得る。
Figure 2019524037
規則信号のサンプル毎の前記平均エネルギーであり、min、maxおよびmoyはそれぞれ、最小値、最大値および平均値を表す。
本発明はさらに、アルファベット(A)に属する情報シンボルを音響信号により送信する方法に関し、その方法において、前記シンボルは、以前に定義した符号化方法によって符号化され、連続した情報シンボルに対応する音響信号は、送信チャネルで逐次送信される。
代替的に、異なる情報シンボルに対応する音響信号が、送信チャネルで同時に送信されてよい。
全ての事例において、前記シンボルのブロックのチャネル符号化を、音響信号によるそれらの符号化の前に実行することが可能である。
最後に、本発明は、情報シンボルを受信する方法に関し、その方法において、シンボル時間中に受信された音響信号はトランスデューサによって電気信号に変換され、次に符号化ディクショナリの不規則信号それぞれと相関されて複数の相関結果を提供し、最も高い相関が、前記シンボル時間中に受信されたシンボルのインデックスを提供する絶対値をもたらす。
代替的に、シンボル時間中に受信された音響信号は、トランスデューサによって電気信号に変換され、次に符号化ディクショナリの不規則信号それぞれと相関されて複数の相関結果を提供し、絶対値での上記の相関結果、所定閾値が、前記シンボル時間中に受信されたシンボルのインデックスを提供する。
任意選択的に、シンボル時間中に受信された音響信号は、トランスデューサによって電気信号に変換され、次に符号化ディクショナリの不規則信号それぞれと相関されて複数の相関結果を提供し、絶対値での上記の相関結果、所定閾値が、前記シンボル時間中に受信されたシンボルのインデックスを提供し、受信されたシンボルのブロックは次に、チャネル復号がなされる。
本発明の他の特徴および利点については、添付図面を参照した本発明の好ましい実施形態の記載により明らかにする。
本発明の第1の実施形態による、不規則音響信号によって符号化ディクショナリを構築する方法の模式図である。 本発明の第2の実施形態による、不規則音響信号によって符号化ディクショナリを構築する方法の模式図である。 図2の符号化で使用される不規則音響信号の自動相関行列を表す図である。 本発明の一実施形態による、不規則音響信号によって符号化された情報シンボルを送信する方法の模式図である。 図4の送信方法によって送信された不規則音響信号の受信方法の模式図である。
ここから、音響チャネルで送受信するためのシステムについて考察する。音響チャネルとは、音波(20Hz−20kHzの可聴周波数範囲で)、またさらには超音波(つまり20kHzを上回る周波数)または超低周波(つまり20Hz未満の周波数)を伝播するチャネルを意味すると解釈される。
符号化するメッセージ、また、必要に応じて送信するメッセージは、所定のアルファベットに属する情報シンボルで構成される。このアルファベットは例えばnビットのワードのセットで構成され、n>1である。一般に、基数詞NのアルファベットAに関して、サ
Figure 2019524037
本発明の基本概念は、不規則音響信号によるアルファベットAのシンボルの符号化を、ヒューリスティックな方式で構築することである。より具体的には、不規則信号の基数詞M>>NのセットSを生成すると仮定すると、本発明の基本概念は、一定の品質基準を尊重してこれらのM不規則信号のサブセットS⊂Sを選択し、アルファベットAの各シンボルを、そのように選択された不規則信号のうち1つに一対一で対応させることである。そのようにして得たSへのAの注入は次に、不規則信号による符号化を定義し、それは次に、電子音響トランスデューサによって再現され、従って、不規則音響符号化の必要条件を定義する。
図1は、本発明の第1の実施形態による、不規則音響信号によって符号化ディクショナリを構築する方法を模式的に表している。
第1の代替形態によれば、符号化ディクショナリ(またはコードブック)の構築は、逐次反復によって逐次方式で実行される。代替的に、符号化ディクショナリの構築は、以後説明するように並列方式で実行されてもよい。
ステップ110で、1セットの不規則音響信号が取得される。これらの信号は、例えば、抵抗の端子でのサーマルノイズまたはマイクロフォンのグランドノイズなどの物理現象を用いて乱数発生器によって取得されている。これらの信号は、所定の通過帯域を有する取得連鎖によって取得され、次に、対応するナイキスト周波数でサンプリングされる。代替的に、不規則信号は、有利には暗号化品質で選択された擬似乱数生成器によって取得されていてもよい。以後、「不規則信号」という表現は、これらの2つの代替形態を網羅すると明示的に理解される。いずれの場合にも、それによって各不規則信号はサンプルLによって構成され、メモリに記憶される。
ステップ120で、不規則信号は任意選択的に、関心サイズを有するフィルタ、例えば、応答として送信チャネルの応答を有するフィルタでフィルタリングされる。送信チャネルの応答は、増幅連鎖の応答、送信トランスデューサ(ラウドスピーカー、圧電トランスデューサまたはその他)の応答、伝播チャネルの応答、受信トランスデューサ(マイクロフォン、圧電トランスデューサまたはその他)の応答、また最終的に受信連鎖の応答の畳み込みによって構成される。
ステップ130で、不規則信号はそれぞれ中心化されて正規化され、必要に応じステップ120でフィルタリングされ、1セットSの同じエネルギーEの中心化不規則音響信号
Figure 2019524037
Figure 2019524037
Figure 2019524037
ル毎の平均エネルギーである。
ステップ140で、SのサブセットSはNの中心化され正規化された不規則信号
Figure 2019524037
関行列は、サイズN×Nの対称行列であり、その成分が相関係数
Figure 2019524037
の成分であり、その対角成分が全てEに等しい。
以後、相関行列のQ値、または同様に、セットSのQ値は以下の値と呼ばれ、
Figure 2019524037
または、
Figure 2019524037
Figure 2019524037
ある(行列が対称であるということを考慮して)。
再び代替的に、Q値は、
Figure 2019524037
によって定義され得る。
Figure 2019524037
は、行列の非対角成分が対角成分と比べて低い場合に全て高くなる。
次に150で反復ループに入る。
ステップ150で、未だに考慮されていないSの新たな中心化され正規化された不規則
Figure 2019524037
Figure 2019524037
逐次置換され、この置換後にその都度、信号の相関行列が計算される。
Figure 2019524037
ているということに留意されたい。
Figure 2019524037
が算定され、そこから以下が差し引かれる。
Figure 2019524037
Figure 2019524037
Figure 2019524037
ステップ185で、停止基準が試験される。停止基準が適合した場合、コードの構築は190で終了する。適合しなかった場合、150で新たな不規則音響信号が考慮される。
第1の停止基準は、セットSが尽きたことであり得る。
代替的にまたは累積的に、第2の停止基準は、所定の閾値QThより上のQ値を取得する可能性がある。
S(第1の停止基準)の信号が尽きない限り、または、閾値(第2の停止基準)より上のQ値が得られるまで、ループ150−185が繰り返される。
こうして、互いに低水準の相関を有する1セットSの不規則音響信号が漸次構築される。
反復方式で進める代わりに、並列方式で進めることも可能である。この場合、SのN不規則信号の全ての可能な組み合わせが一度に考慮され、それらの相関行列のQ値がこれらの組み合わせそれぞれに関して計算される。最終的に、最も高いQ値に至る組み合わせが選択される。結果として得られた不規則信号のセットSが符号化ディクショナリを構成する。
図2は、本発明の第2の実施形態による、不規則音響信号によって符号化ディクショナリを構築する方法を模式的に表している。
不規則信号のセットの取得とフィルタリングのステップ210および220は図1のステップ110および120と同じであるため、再び説明することはない。
ステップ230で、各信号からその平均が差し引かれて、1セットの中心化された不規
Figure 2019524037
Figure 2019524037
ルギーの信号を排除してもよい。最終的に1セットSの不規則信号を得る。
Figure 2019524037
が任意で選択され、これらの信号の相関行列が計算される。この相関行列の成分は、
Figure 2019524037
によって与えられる。
第1の実施形態とは違って、対角成分は同じでない。次に相関行列のQ値が計算される、つまり、同様な方式でセットSのQ値が計算される。
この実施形態では、Q値は以下のように計算されてよく、
Figure 2019524037
または、
Figure 2019524037
またはさらには、
Figure 2019524037
のように計算されてよい。
Figure 2019524037
Figure 2019524037
のうち1つを用いて計算される点が唯一違うのみで前述のステップ150から185と同じである。
停止基準に合致した場合、つまり、セットSが尽きたか、または逐次置換によりQ値が
Figure 2019524037
トSが、求めていた符号化ディクショナリである。
図3は、図2の方法によって構築された符号化ディクショナリの不規則音響信号の相関行列の成分を表す。より具体的には、N=256であるディクショナリSの不規則音響信号の相関行列の絶対値|C’ij|がここで表されている。主対角の相関係数、つまり、異なる不規則信号のエネルギーが、対角外の相関係数よりも実質的に高いことが観察され得る。
図4は、本発明の一実施形態による、不規則音響信号によって情報シンボルを送信する方法を模式的に表している。
図1または図2の方法による符号化ディクショナリは事前に生成されている、言い換えると、1セットSの不規則音響信号が可用であると仮定される。
410で、送信するワードは任意選択的にチャネル符号化、例えばBCHまたはリードソロモンタイプのブロック符号化によって符号化される。必要に応じて、それ自体が知られている方式でCRCコードがそこに追加されてもよい。ブロックはそれによってチャネル符号化によって符号化される、および/または、CRC符号化は次にサイズnのワードに分割され、最終的に基数詞N=2のアルファベットAのシンボルに分割される。
Figure 2019524037
信号が、420でメモリ430に読み込まれる。次にこの信号は440でアナログ信号に変換され、次に450で増幅されて、その後460でトランスデューサ(例えば、ラウドスピーカーまたは圧電トランスデューサ)によって送信される。
こうして、送信する一連のワードが、Sの一連の不規則音響信号で構成される音響信号に変換される。
代替的に、いくつかのワード、すなわち、いくつかのアルファベットAのシンボルが、送信チャネルで同時に送信されてよい。この場合、ワード期間中に送信された音響信号は単に、これらの異なるワードに対応する不規則音響信号の和によって構成される。
図5は、図4の送信方法によって送信された音響信号を受信する方法を模式的に表す。
トランスデューサ510によって受信された音響信号は電気信号に変換され、それは、必要に応じて増幅され(このステップは図示していない)、次に、520でナイキスト周波数でサンプリングされる。こうして得られたサンプルのシーケンスは、並列の相関器5301,...,530Nのバッテリーで、ディクショナリSの基本不規則信号
Figure 2019524037
Figure 2019524037
送信は逐次方式で発生し、相関器は連続したワード間の移行と同期化されることが先ず仮定される。とりわけ、ペイロードのプリアンブルとしてのプリアンブル(例えばフレームヘッダー)としてパイロットシーケンスを送信して、相関器がワードリズム1/Tと同期化されることを可能にすることを提供してもよい。
各周期Tの最後に、異なる相関器の出力での相関結果が540で互いに比較される。絶
Figure 2019524037
ベットAのシンボルのインデックスを与える。実際には、インデックスiは550で、ア
Figure 2019524037
メントとして用いられる。
Figure 2019524037
に供給される。チャネルデコーダは連続したワードを結合してブロックを形成して、これらのブロックのチャネル復号を実行する。当業者ならば、チャネル復号が、送信されたブロックに影響し得る特定の誤りの訂正を可能にすること、また、CRCの計算が、これらのブロックが正しく復号されていることの判断を可能にすることを理解するであろう。
代替形態によれば、いくつかのワードが送信チャネルで同時に送信されてよい。この場合、相関結果は互いには(絶対値で)比較されないが、所定の閾値と比較される。次に相関器の出力が、送信されたアルファベットAのワードのインデックスを与える。同様に、ワードをブロックに結合した後で、ブロックのチャネル復号が次に実行されてよい。
数々の他の代替形態が、本発明の範囲を超えることなく当業者によって予想され得る。例えば、送信のレベルで、不規則信号を、増幅ステップ前に搬送波または複数の副搬送波を変調するために用いるように配することも可能である。対称方式で、音響トランスデューサによって受信された信号は、相関器のバッテリーによって相関される前に、対応する復調を経ることができる。
音響信号の不規則な性質により、チャネルを傍受している第三者が音響信号を復号して送信された情報シンボルを取得することは困難である。さらに、送信側と受信側で複数のセットSが提供されてよく、これらのセットは所定のシーケンスで使用される。代替的に、1つのセットSから別のセットSへの切り替えが、音響チャネルで送信されたコントロールワードによって、または代わりに補助チャネルで命令されてもよい。
110−120,210−220 関心フィルタ
170−180,270−280 符号化ディクショナリ

Claims (13)

  1. アルファベット(A)に属する情報シンボルの、音響信号による符号化方法であって、
    (a)1セットの不規則信号が取得され、不規則信号が、これら信号が送信されることになっている送信チャネルの応答を応答として有する注目フィルタ(110−120;210−220)によってフィルタリングされ、
    (b)フィルタリングされたN不規則信号のサブセット(S)が選択され(150,250)、各サブセットに関して、それによって選択される信号の相関行列が計算され(160,260)、
    (c)対角行列に最も近い相関行列に対応するN信号のサブセットが符号化ディクショナリ(170−180,270−280)として維持され、
    (d)アルファベットの各情報シンボルがディクショナリの不規則信号によって符号化され、ディクショナリの前記不規則信号は、トランスデューサによって音響信号に変換される、
    ことを特徴とする方法。
  2. 前記不規則信号は物理現象を用いて乱数生成器によって取得されることを特徴とする請求項1に記載の符号化方法。
  3. ステップ(c)において、
    (c1)前記セットに属する新たな不規則信号が、信号の第1の選択されたサブセット
    Figure 2019524037
    (c2)それによって置換された各セブセットに関して、不規則信号の相関行列
    Figure 2019524037
    を下回るまでステップ(c1)および(c2)が繰り返されることを特徴とする請求項1または2に記載の符号化方法。
  4. ステップ(b)に先行して、各不規則信号からその平均が差し引かれて、その結果前記不規則信号が中心化されることを特徴とする請求項1に記載の符号化方法。
  5. Figure 2019524037
    り、min、maxおよびmoyはそれぞれ、最小値、最大値および平均値を表すことを特徴とする請求項4に記載の符号化方法。
  6. ステップ(b)に先行して、中心化された不規則信号のエネルギーが正規化されて、その結果、サンプル(Eo)毎に同じ平均エネルギーを全て有する正規化された不規則信号を取得することを特徴とする請求項4に記載の符号化方法。
  7. Figure 2019524037
    エネルギーであり、min、maxおよびmoyはそれぞれ、最小値、最大値および平均値を表すことを特徴とする請求項6に記載の符号化方法。
  8. アルファベット(A)に属する情報シンボルを音響信号により送信する方法であって、前記シンボルは、請求項1から7のいずれか一項に記載の音響信号による符号化方法によって符号化され、連続した情報シンボルに対応する音響信号は、送信チャネルで逐次送信されることを特徴とする送信方法。
  9. アルファベット(A)に属する情報シンボルを音響信号により送信する方法であって、前記シンボルは、請求項1から7のいずれか一項に記載の符号化方法によって符号化され、異なる情報シンボルに対応する複数の音響信号が、送信チャネルで同時に送信されることを特徴とする送信方法。
  10. 前記シンボルのブロックのチャネル符号化は、音響信号によるそれらの符号化の前に実行されることを特徴とする請求項8または9に記載の情報シンボル送信方法。
  11. 請求項8の送信方法によって送信された情報シンボルの受信方法であって、シンボル時間中に受信された音響信号はトランスデューサによって電気信号に変換され、次に符号化ディクショナリの不規則信号それぞれと相関されて複数の相関結果を提供し、絶対値での最も高い相関結果が、前記シンボル時間中に受信されたシンボルのインデックスを提供することを特徴とする情報シンボル受信方法。
  12. 請求項9の送信方法によって送信された情報シンボルの受信方法であって、シンボル時間中に受信された音響信号は、トランスデューサによって電気信号に変換され、次に符号化ディクショナリの不規則信号それぞれと相関されて複数の相関結果を提供し、絶対値での上記の相関結果、所定閾値が、前記シンボル時間中に受信されたシンボルのインデックスを提供することを特徴とする情報シンボル受信方法。
  13. 請求項10の送信方法によって送信された情報シンボルの受信方法であって、シンボル時間中に受信された音響信号は、トランスデューサによって電気信号に変換され、次に符号化ディクショナリの不規則信号それぞれと相関されて複数の相関結果を提供し、絶対値での上記の相関結果、所定閾値が、前記シンボル時間中に受信されたシンボルのインデックスを提供し、受信されたシンボルのブロックは次に、チャネル復号がなされることを特徴とする情報シンボル受信方法。
JP2019517174A 2016-06-13 2017-06-13 不規則音響信号による符号化方法および関連する送信方法 Pending JP2019524037A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR1655443A FR3052614B1 (fr) 2016-06-13 2016-06-13 Methode de codage par signaux acoustiques aleatoires et methode de transmission associee
FR1655443 2016-06-13
PCT/FR2017/051517 WO2017216470A1 (fr) 2016-06-13 2017-06-13 Méthode de codage par signaux acoustiques aléatoires et méthode de transmission associée

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019524037A true JP2019524037A (ja) 2019-08-29

Family

ID=57348781

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019517174A Pending JP2019524037A (ja) 2016-06-13 2017-06-13 不規則音響信号による符号化方法および関連する送信方法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US11081122B2 (ja)
EP (1) EP3469744B1 (ja)
JP (1) JP2019524037A (ja)
CN (1) CN109690979B (ja)
AU (2) AU2017286475A1 (ja)
ES (1) ES2813971T3 (ja)
FR (1) FR3052614B1 (ja)
WO (1) WO2017216470A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019014425A1 (en) 2017-07-13 2019-01-17 Pindrop Security, Inc. SAFE PARTY WITH SEVERAL PARTIES KNOWING NO VOICE IMPRESSIONS
US20190274030A1 (en) * 2018-03-05 2019-09-05 Swishh, Inc. System and Method for Contact Information Exchange Using Ultrasonic Waves
US10623403B1 (en) 2018-03-22 2020-04-14 Pindrop Security, Inc. Leveraging multiple audio channels for authentication
US10665244B1 (en) 2018-03-22 2020-05-26 Pindrop Security, Inc. Leveraging multiple audio channels for authentication
FR3087023B1 (fr) * 2018-10-03 2020-11-13 CopSonic Systeme d'acces securise a un vehicule au moyen d'un smartphone
FR3095528B1 (fr) 2019-04-25 2021-05-21 CopSonic Jeton matériel d’authentification à validation déportée

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003506918A (ja) * 1999-07-30 2003-02-18 サイエンティフィック ジェネリクス リミテッド 音響通信システム
JP2004531103A (ja) * 2000-11-30 2004-10-07 サイエンティフィック ジェネリクス リミテッド 通信システム
JP2004531939A (ja) * 2001-04-02 2004-10-14 キネティック リミテッド 水中使用のための通信システム

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1258882A (zh) * 1999-12-30 2000-07-05 罗蒙明 表音文字输入法及其数字型小键盘
US7133568B2 (en) * 2000-08-04 2006-11-07 Nikitin Alexei V Method and apparatus for analysis of variables
US7764716B2 (en) 2002-06-21 2010-07-27 Disney Enterprises, Inc. System and method for wirelessly transmitting and receiving digital data using acoustical tones
US6751303B1 (en) 2002-06-28 2004-06-15 Sprint Communications Company L.P. Data communication over telephone voice channel using DTMF interface
AU2005215650B2 (en) * 2004-02-25 2008-11-27 Curtir Holdings Pty Ltd System for coding alphabet pronunciation
EP1866911B1 (en) * 2005-03-30 2010-06-09 Koninklijke Philips Electronics N.V. Scalable multi-channel audio coding
WO2008066949A2 (en) * 2006-05-10 2008-06-05 Research Foundation Of The City University Of New York Total covariance signal processor using sample matrix inversion and side lobe cancellation
US8065152B2 (en) * 2007-11-08 2011-11-22 Demand Media, Inc. Platform for enabling voice commands to resolve phoneme based domain name registrations
US8768075B2 (en) * 2011-11-08 2014-07-01 Mitsubishi Electric Research Laboratories, Inc. Method for coding signals with universal quantized embeddings

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003506918A (ja) * 1999-07-30 2003-02-18 サイエンティフィック ジェネリクス リミテッド 音響通信システム
JP2004531103A (ja) * 2000-11-30 2004-10-07 サイエンティフィック ジェネリクス リミテッド 通信システム
JP2004531939A (ja) * 2001-04-02 2004-10-14 キネティック リミテッド 水中使用のための通信システム

Also Published As

Publication number Publication date
FR3052614A1 (fr) 2017-12-15
US20190189141A1 (en) 2019-06-20
EP3469744A1 (fr) 2019-04-17
CN109690979B (zh) 2021-09-07
US11081122B2 (en) 2021-08-03
WO2017216470A1 (fr) 2017-12-21
AU2022202499A1 (en) 2022-05-12
FR3052614B1 (fr) 2018-08-31
CN109690979A (zh) 2019-04-26
AU2017286475A1 (en) 2019-01-17
EP3469744B1 (fr) 2020-05-27
ES2813971T3 (es) 2021-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2019524037A (ja) 不規則音響信号による符号化方法および関連する送信方法
US20180294959A1 (en) Identity and content authentication for phone calls
WO2017092693A1 (en) Signature-enabled polar encoder and decoder
US20080229110A1 (en) Fast authentication over slow channels
US10425184B2 (en) Device and method for sound wave communication
TW200950454A (en) Information-theoretically secure secrecy generation
Kheddar et al. Pitch and fourier magnitude based steganography for hiding 2.4 kbps melp bitstream
Alwahbani et al. Speech scrambling based on chaotic maps and one time pad
US10007769B2 (en) Digital communications
EP1981239B1 (en) Securing multimedia network communication
WO2020156641A1 (en) Device and method for processing data of a quantum key distribution system
Moulin et al. A framework for the design of good watermark identification codes
Ali et al. Covert voip communication based on audio steganography
JP4339793B2 (ja) 音響チャネルと圧縮によるデータ通信
Rehman et al. Effective model for real time end to end secure communication over gsm voice channel
Mathov et al. Stop bugging me! Evading modern-day wiretapping using adversarial perturbations
RU2399953C1 (ru) Способ формирования и проверки заверенного цифровым водяным знаком электронного изображения
Punetha et al. Safe Transmission of text files through a new Audio Steganography Technique
US8280052B2 (en) Digital signature of changing signals using feature extraction
Sigg et al. Provable consent for voice user interfaces
Muzaffar et al. WPM-LWT based Novel Robust Audio Steganography Technique
He et al. Using Inaudible Audio and Voice Assistants to Transmit Sensitive Data over Telephony
Krasnowski et al. A novel distortion-tolerant speech encryption scheme for secure voice communication
Hajer et al. IDENTIFYING OPTIMAL MESSAGE EMBEDDING LOCATION IN AUDIO STEGANOGRAPHY USING GENERATIVE ADVERSARIAL NETWORKS.
Khan et al. Crypt analysis of two time pads in case of compressed speech

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200515

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210331

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210427

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20210726

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220215

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220920