JP2019521347A - 測定チャネルを有する流量計 - Google Patents

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Abstract

本発明は、互いから離れて取付けられている2つ以上の測定センサ、好適には超音波センサを備える流量計に関し、測定チャネルの周壁に面一に挿入される結合要素によって、流体中におけるまたは流体からの測定信号の結合および分離が行われる。

Description

本発明は、請求項1のプリアンブルに係る、パイプ等において流体の流量を測定するための流量計に関する。
そうした流量計は、例えば、2つの超音波トランスデューサを有し、それらのトランスデューサは、互いから離れていわゆる「クリップ留め解決策」として、パイプのパイプ部分に挿入され、両方のトランスデューサが発信部および受信部として作用する。測定信号は、パイプ部分の壁を通じて流体に斜めに結合する。
このとき、流速は、それ自体が知られている手法により、発信部から受信部への測定信号の走行時間から決定可能である。そうした流量計は、例えば、印刷出版物の特許文献1および特許文献2に記載されている。
クリップ留め流量計の不都合は、測定信号が測定チャネルの壁を貫通するので、測定チャネルを製造可能な異なる材料について異なる測定信号が得られ、結果として、測定信号評価においてその材料の影響を考慮に入れる必要があることである。
さらに、超音波トランスデューサが収容される測定挿入部を有する解決策が知られている。この測定挿入部は、パイプ部分/測定チャネルの凹部に挿入され、実際の測定チャネルは、この測定挿入部の一部であることも可能である。
そうした解決策は、例えば、特許文献3に開示されており、2つの超音波トランスデューサは、互いから離れ、流れ方向において測定チャネルの反対側に配置される。
特許文献4には、流量計/流量計数管が開示され、その流量計/流量計数器において、測定挿入部は、超音波トランスデューサを収容し、さらに実際の測定チャネルを形成する。この測定挿入部は、流量計の筐体のパイプ部分の接線方向のフランジに取付けられる。測定チャネルを形成する外形部は、フランジにより囲まれているパイプ部分の凹部に浸漬され、測定領域内の流れに影響を及ぼし、測定信号用の反射部がこれに加えてその外形部に提供される。この解決策では、2つの超音波トランスデューサが測定挿入部の鍋形筐体部分に配置され、この測定挿入部が流れに向かって閉じられ、その流れに浸漬される。
同様の解決策が、特許文献5に示される。この実施形態において、測定挿入部は、互いに対しある角度をなして流れ方向に配置されておりさらに鍋形筐体部分に収容される2つの超音波トランスデューサを支持し、筐体のパイプ部分の、フランジにより囲まれている開口部を通じて、測定チャネルの中に突出する。測定チャネル内の流れ誘導は、筐体の前面から挿入されることが可能でありまた超音波信号用の反射部を支持する筐体挿入部により決定され、その結果、超音波は、例えば、超音波トランスデューサのうちの一方により発信され、下流に位置するその他の超音波トランスデューサへと反射部により反射される。当然ながら、信号は逆方向に誘導されることも可能である。
印刷出版物の特許文献6には、筐体のパイプ部分の領域において接線方向のフランジに測定挿入部がさらに取付けられている流量計が記載されている。測定挿入部は、筐体部分の底部の凹部に挿入されそれぞれの封止材によってその凹部に封止される2つの超音波トランスデューサを支持する。測定挿入部全体は、次に、両方の超音波トランスデューサを取り囲む別の周囲封止材によりフランジに対して封止される。この実施形態において、測定チャネルは、フランジにより取り囲まれている凹部を通じて筐体のパイプ部分に挿入される測定挿入部によっても形成される。
国際公開第2004/036151号 独国特許出願公開第102005057888号明細書 独国特許出願公開第10120355号明細書 欧州特許出願公開第2306160号明細書 欧州特許第2386836号明細書 欧州特許第0890826号明細書
上記の全ての解決策において、反射部は、超音波トランスデューサに関して正反対に形成され、その結果、超音波信号を誘導するように2つ以上の反射部が提供される必要がある。
後者の流量計において、2つの超音波トランスデューサは、各々センサ筐体(以下、結合要素と呼ばれる)に配置され、流体がその2つの超音波トランスデューサのあたりを流れるように、測定チャネルの中に半径方向に突出する。
そうした解決策の不都合は、自身の結合要素を有する超音波トランスデューサが流れに直接配置される、または超音波トランスデューサを囲む筐体部分(例えば、鍋形)が流れの中に突出することである。流れの中に突出するもしくは陥凹する超音波トランスデューサまたは筐体部分において、剥離および/または乱流が生じ、それによって流速に依存した測定誤差が生じ得る。
上記に鑑み、本発明は、向上した測定確度を有する流量計/流量計数管を作り出すことを目的とする。
この目的は、請求項1の特徴を有する流量計により解決される。
本発明の有利なさらなる発展は、従属請求項の主題である。
本発明によると、流量計は測定チャネルを有し、該測定チャネルは流体が流れるとともに測定ユニットが保持されるパイプに取付けられることが可能であり、該測定ユニットは、互いから離間しており測定チャネルの1つ以上の凹部に浸漬される2つ以上の測定センサ(好適には、超音波トランスデューサ)を有する。流体へのおよび流体からの測定信号の結合および分離は、1または複数の測定センサを収容する共通またはそれぞれの結合要素を通じて行われる。
本発明によると、結合要素は、測定チャネルの周壁に面一に挿入される。これは、一様な流れによる従来の解決策と比較して測定確度が顕著に向上するように、結合要素も実際の測定センサも、または任意の他の筐体部分も、測定チャネルに突出しないことを意味する。この測定チャネルは矩形である。
好適な実施形態では、測定チャネルの断面プロファイルは、センサの発信部/受信部方向において、それを横切るものよりも大きい間隙幅を有するように設計される。測定チャネルの領域において流体の流れが加速するように、その全断面は、好適には、流量計の入口および出口の断面よりもわずかに小さくなるように設計される。発信部および受信部方向における寸法を増加させることによって、円形の断面と比較して、信号経路、したがって信号の走行時間も増加する。
特に好適な実施形態において、測定チャネルは形状の点においてほぼ楕円であり、すなわち、測定チャネルは、その縦軸の方向における真直な壁によってではなく、凹に湾曲している側壁により制限される(これは、流体の流れのさらに外にまでも寄与する)。
特に好適な実施形態において、縦軸の方向に(超音波信号のほぼ発信部および受信部方向に)延びている側壁は、湾曲しており、ほぼ横軸の方向に延びているほぼ平坦またはわずかに湾曲している横方向壁とともに上述の楕円形状を形成する。驚くべきことに、そうした楕円形状が最適な流れとそれに伴う最大の信号品質とを保証することが分かった。
代替の解決策では、楕円形状に代えて、おおよそ台形の断面が形成されることが可能であり、横方向において比較的幅広の横方向壁がセンサ側に形成され、顕著により小さい幅または丸みを有する横方向壁が反射部側に形成される。
発明の好適な実施形態によると、結合要素は、測定チャネルの横方向壁のうちの1つに面一に挿入される。
信号の結合は、結合要素が測定チャネル軸に対して傾いて傾斜しており超音波トランスデューサが置かれている結合ウェッジを有する場合に最適になる。
封止は、この結合要素が測定チャネルにおける封止材によって封止される場合には、特に簡単である。
有利には、横方向における横方向壁の幅に対する、側壁の湾曲の頂部における測定チャネルの幅の比率は、>1.2、好適には約1.3〜1.6であることが可能である。これに代えて、またはこれに加えて、横方向壁の幅に対する側壁の高さ長の比率は、>1.5、好適には約1.5〜2であることが可能である。
例えば、小さい公称幅では、結合要素が側壁の中に限って延びている場合、流体の流れはさらに一様になることが可能である。この領域ではまた、流れと干渉する突出した部品がないように、結合要素は側壁と面一である。
特に簡単な実施形態において、1または複数の結合要素は、制御電子部品、さらなるセンサ、バッテリパック、通信モジュール、および電源のうちの1つ以上を収容する測定筐体に取付けられている。バッテリパックは、好適には取替可能であるように設計されることが可能である。
発明の1つの実施形態において、測定筐体は底部を有するように設計され、その底部には、超音波トランスデューサを備える1つまたは複数の結合要素が直接またはセンサ収容部によって挿入される。
測定チャネルが1つ以上の凹部を取り囲むフランジを有し、その凹部に、1つ以上の結合要素が浸漬され測定筐体のシステムアダプタが取付けられる場合には、流量計の筐体の構造は、さらに簡単になる。
発明によるさらなる発展によると、反射デバイスは、超音波トランスデューサから離れた横方向壁に配置され、好適には横方向壁のポケットの中に面一に挿入される。
反射部/反射鏡、センサ/結合要素、またはその両方の、測定チャネルへの面一の挿入によって、乱流および流れの失速は、関連する汚れの堆積および生じた信号改変とともに、それらの部品の領域において防止される。
その構造は、パイプ部分が測定チャネルを形成する場合、さらに簡単になることが可能である。これは、パイプ部分が上で定義される仕様(楕円形状)に従って構造形成されることを必要とする。これに代えて、測定チャネルがパイプ部分に挿入されることも可能である。
別の実施形態において、流量計は、2つの入口および出口の取付フランジを有する筐体を有し、それらの取付フランジの間にはパイプ部分および/または測定チャネルが延びており、取付フランジの導入領域または導出領域における流量断面は、測定チャネルにおけるよりも小さい。測定チャネルの断面積は、入口および出口の断面積よりも約25−35%小さいことが可能である。
例えば、いわゆる制御部(以下、導入/導出部と呼ぶ)によって、開始部または終了部における円形の断面からの/への縮小が成し遂げられ、円形のパイプ断面から測定チャネルの楕円の断面への構造を生じる。
そうしたセンサは、好適には、DN40−DN125の範囲における、より小さい公称幅では、2個組のセンサが用いられる。より大きい公称幅(例えば、DN150−DN300の範囲において)では、2個組センサの結合要素がそうした大きい距離にて比較的大きい寸法を有するので、組になって配置される1個組のセンサが用いられる。
結合要素がPEEK、PSUもしくはPEIまたは別の適切なプラスチック材料からなる場合、信号品質をさらに向上させることが可能である。
さらなる好適な解決策では、2つのほぼ平行な信号経路が形成されるように、2個組のセンサが1つの結合要素に収容される。
測定確度をさらに向上させるように、結合要素の形状とその材料とにより決定される参照経路が、各結合要素に形成されることが可能である。
そうした結合要素において、例えば、測定中に流体または結合要素の熱を検出し対応する信号補正を行うことが可能な、温度センサまたは別のセンサが収容されることが可能である。温度センサの代わりに、例えば、流体の流れの方向に配向された薄膜を有し、その薄膜の歪みから次に圧力が決定されることが可能である圧力センサが用いられることも可能である。当然ながら、異なる種類の1または複数の他の圧力センサが、結合要素に組み込まれることも可能である。
3つ以上の超音波センサ/トランスデューサが、結合要素に組み込まれることも可能である。
出願人は、参照経路とともに、および/または追加のセンサまたは測定挿入部の封止の種類とともに、2個組のセンサか結合要素の形状に関する独立請求項を配置する権利を留保し、これによって、分割出願などの主題を構成することが可能である。
測定チャネルの楕円形断面の設計もまた、独立した特許出願の主題を構成することが可能である。
本発明の実施形態によると、結合要素は、測定バーを形成するように組み合わされる。
この測定バーはまた、例えば、ゼロドリフト補正を可能とする参照経路とともに形成されることも可能である。
気泡および沈殿の影響は、傾けることまたはプロファイル断面の横方向の位置を定める(重力の方向に対して横方向に)ことにより低減されることが可能である(この解決策は、独立した特許出願の主題として用いられることも可能である)。
測定挿入部により実施される流量計の第1実施形態を示す図。 図1に係る流量計のさらなる部分図。 図1に係る流量計のさらなる部分図。 本発明に係る流量計のさらなる実施形態の図。 本発明に係る流量計の第3実施形態の図。 測定チャネルが測定挿入部により形成される、流量計のさらなる実施形態を示す図。 図5に係る実施形態の測定バー/結合要素の部分図。 本発明に係る流量計の2つのさらなる実施形態を示す図。 図7に係る流量計の筐体の図。 図7aに係る実施形態のさらなる図。 図9、図7aに係る実施形態の測定挿入部の分解立体図。 図6に係る測定バーの詳細な図と、図10に係る測定挿入部のさらなる図。 本発明に係る流量計のバッテリパックの図。 図12に係るバッテリパックの分解立体図。 測定取付部を備える本発明に係る流量計のさらなる実施形態の概略図。 測定取付部を備える流量計のさらなる実施形態の図。 測定取付部を備える流量計のさらなる実施形態の図。 測定取付部を備える流量計のさらなる実施形態の図。 図15a、図15b、図15cに係る実施形態の変形形態を示す図。 測定取付部を備える本発明に係る流量計のさらなる実施形態の主要部品群を示す図。 測定取付部を備える本発明に係る流量計のさらなる実施形態の主要部品群を示す図。 測定取付部を備える本発明に係る流量計のさらなる実施形態の主要部品群を示す図。 外部モジュールを有する図16に係る実施形態の変形形態を示す図。 外部モジュールを有する図16に係る実施形態の変形形態を示す図。 外部モジュールを有する図16に係る実施形態の変形形態を示す図。 図16,図17に係る流量計の筐体の変形形態を示す図。 図16,図17に係る流量計の筐体の変形形態を示す図。 本発明に係る超音波トランスデューサの構造を説明するための概略図。 図19に係る筐体の測定挿入部の実施形態を示す図。 図18に係る筐体用の測定取付部の図。 図22に係る測定取付部の実施形態の変形形態を示す図。 2個組センサの構造に関する概略図。 2個組センサの信号経路の進路を説明するための概略図。 追加のセンサ(例えば、圧力センサ)を備える流量計の実施形態を示す図。 外部センサモジュールを備える流量計の図。 追加のセンサ(例えば、温度センサ)を備える2個組センサの変形形態を示す図。 結合要素に組み込まれているゼロドリフト補正用の参照経路についての3つの実施形態の図。 2個組センサを備える流量計のさらなる実施形態の図。 4つの1個組センサが2個組センサの代わりに用いられる流量計の図。 図30,図31の流量計の比較説明を示す図。
本発明の好適な実施形態は、概略図を用いて以下でより詳細に説明される。
図1は、測定挿入部2とともに実施される流量計1の第1の実施形態を示す。流量計1は、2つの取付フランジ5,6を有する筐体4を有し、その取付フランジ5,6の間にはパイプ部分8が延びている。この筐体4は、流量が測定される媒質/流体が流れる設置パイプに挿入される。
パイプ部分8は、ほぼ接線方向に配置されているフランジ10を備え、フランジ10は凹部12を有する。実際の測定挿入部2は、測定チャネル14を有し、以下に記載するようにセンサシステムがその測定チャネル14に割り当てられる。
制御電子部品および電源ならびに信号処理のために必要な流量計1の他の部品は、測定筐体16に収容される。さらに、図1には見られない測定される流量についての表示部が、この筐体に提供される。測定チャネル14が筐体4の凹部12を通じてパイプ部分8の断面に挿入され、次いで、測定筐体16がフランジ10に対し固定される。
図2aは、図1に係る流量計の測定挿入部の一部の分解立体図を示し、図2bは、取付けられた状態における流量計を示す。
図2aに係る図において、筐体4は、2つの取付フランジ5,6の間に横たわるパイプ部分8とともに示される。パイプ部分8に対して接線方向に(図2aにおいて上向きに)フランジ10が形成される。フランジ10は凹部12を備え、測定挿入部2が、特に測定チャネル14が、凹部12を通じてパイプ部分8の内部空間20に挿入されることが可能である。
入口および出口領域における流れ誘導では、導入および導出部22,24がパイプ部分にまたはそれぞれ入口および出口側における取付フランジに挿入され、組み立てられた状態において、これら導入および導出部22,24は、測定チャネル14への実質的に流体密である接続を確立する。
以下でより詳細に説明するように、この測定チャネル14は、円形または矩形の断面を有するのではなく、流れの失速および乱流を低減するように楕円形状に設計されている。示される実施形態において、測定チャネル14は、測定挿入部2または測定筐体16のシステムアダプタ26に取付けられている。このシステムアダプタ26には、結合要素32,34の上に配置されている2つの超音波トランスデューサ(以下、センサ28,30と呼ぶ)も提供されており、その結合要素32,34を通じて超音波信号が流体に対しまたは流体から結合される。
図2aは、その上部において、システムアダプタ26に取付けられている測定筐体16の筐体底部36を示す。
図3aおよび図3bは、同様にシステムアダプタ26に取付けられる測定チャネル14を示す。図3aに示されるように、測定チャネル14は、取付けられた状態においてフランジ10の上に置かれる周囲封止リング38によってシステムアダプタ26に対する接続領域において囲まれている。システムアダプタ26は、結果として、筐体底部36により覆われる。
この図は、プラスチック製の測定チャネル14が、例えば、円形ではなく、縦軸hおよび横軸qを有する楕円の流量断面を有することを示す。縦軸hは、横軸qよりも長い。示される実施形態において、寸法の比率はh:q>1.2、好適には約1.5である。図3aに示される幅bに対する縦軸hの長さの比率は、(a:b)>1.5、好適には約2である。
幅bは、平坦面またはわずかに凹に湾曲している壁として設計される横方向壁40,42の幅を示す。側壁44,46は、縦軸hの方向に延びており、横方向壁40,42とともに測定チャネル14のほぼ楕円の断面を形成する。この楕円となって丸みを帯びた断面形態は、従来の直角または円形のチャネル断面と比較して流れの失速および乱流を低減し、それによって、大きい高さ長hによって信号伝搬および信号経路が増加し、横方向における比較的小さい幅q,bによって、流速が入口領域および出口領域と比較して顕著に増加することが可能である。導入部22および導出部24は、速度について対応する増加が生じるように、その流れが流れる測定チャネルの断面よりも小さい断面を有することが必須である。
図3cは、3次元表示において、わずかに異なる視界にて、図3aに係る配置を示す。上述したように、楕円の測定チャネル断面を有する測定チャネル14は、プラスチック製であり、システムアダプタ26に取付けられている封止リング38によって囲まれている。システムアダプタ26には、2つの結合要素32,34が配置され、図3cに係る図においては、その2つの結合要素32,34のうち結合要素32しか見られない。この図では、結合要素32が、センサ側における平坦またはわずかに湾曲している横方向壁42に面一に挿入されていることが見られ、その結果、測定チャネル14は、またはより正確にはその周壁は、丸みを帯びた移行部を有し、十分に滑らかである。
図3dは、図3cに係る配置の平面図を示し、導入部22および導出部24が、測定チャネル14に取付けられている。この図によると、2つの結合要素32,34は、図3に見られるシステムアダプタ26の大きな表面を越えてわずかに上方に、示されていない筐体床面36に向かって突出する。以下でより詳細に記載するように、各結合要素32,34は、結合ウェッジ48,50を有し、(以下でより詳細に説明するように)センサがその結合ウェッジ48,50に取付けられている。結合ウェッジ48,50のウェッジ角度は、センサ28,30により生成される超音波信号が測定チャネル14の中に斜めに結合されるように選択される。
図3a,図3bに示すように、測定チャネル、またはその測定チャネルにおいて提供される流れ断面は、その縦軸hが重力の方向に対して斜めに定められるような手法により配置されることが可能である。この手法では、沈殿、気泡などに起因する測定信号の干渉が防止される。この傾斜は、記載される全ての実施形態において可能である。冒頭で述べたように、水平配置もまた可能であり、それによって、楕円プロファイルの縦軸は、そのとき、重力の方向に対して横方向に配置される。
図4は、流量計1が「測定取付部」概念に従って実施される変形形態を示す。2つの結合要素32,34は横方向壁42に直接挿入される。測定チャネル14は、同様に、導入および導出部22,24を通じて、2つの外部取付フランジ5,6に流れる。この実施形態において、測定チャネル14は、このようにしてパイプ部分8により直接形成され、一方で図1から図3に係る実施形態においては、測定チャネル14は、パイプ部分8に挿入される。測定チャネル14の楕円となった断面は、図4に示される実施形態にも提供され、その断面の縦軸は、示される実施形態(これは特に明らかに図4b、図4cおよび図4dに示される。)について重力の方向に対して斜めに定められる。図4aによると、2つの結合要素32,34は、(上で説明したように)パイプ部分8の対応する凹部に挿入され、各々が結合ウェッジ48,50を有し、その結合ウェッジ48,50の上にはそれぞれのセンサ28,30が支持されている。これらのセンサは、例えば、測定筐体16に収容されている制御部と電極を通じて接触される圧電セラミックにより形成されることが可能である。
結合ウェッジ48,50の傾斜角度は、2つのセンサにより測定チャネル14へのまたは測定チャネル14からの結合が行われる信号が互いにほぼV形に傾斜するように形成される。信号誘導は、そうしたV形に限定されない。例えば、信号経路はW形であることも可能であり、それによって測定信号は、そのとき、第1の反対側の反射部から、2つのセンサ同士の間に配置されている別の反射部に戻って向けられる。その信号は、次に、この反射部から、今度は反対の面上に配置されている第3の反射部の方向に向けられ、測定信号が第3の反射部を介して他方のセンサへと反射される。その最後の反射部は、第1の反射部と同一の手法により配置される。センサ側における中央の反射部は、そのとき、測定チャネルにまたは測定取付部/測定挿入部に位置することが可能である。測定チャネル14における結合要素32,34の封止は、示されていない封止リングにより行われる。
図4bに係る図において、測定チャネル14が滑らかな周壁により囲まれるように、2つの結合要素32,34の流体側の結合面が、対応する横方向壁42に面一に挿入されることが再び明らかに見られる。
図4cは、結合要素32,34の反対側の横方向壁40が見られるように、上からの視点における測定チャネルを示す。この平坦またはわずかに丸みを帯びた横方向壁40には、2つのセンサ軸により形成されるVの頂点にある反射部52が挿入されている。信号経路は、例えば、センサ28から結合要素48を通じて測定チャネル14の断面の中に、反射部52に向かって延びている。測定信号は、次に、反射部52から他方のセンサ30に反射され、それによって反射信号は関連する結合要素34を通じて誘導され、ウェッジ50をセンサ30に結合する。
図5は、「測定挿入部」を備える実施形態の変形形態を示す。この図(図のaを参照)は、2つの取付フランジ5,6を有する上記の筐体4を示し、フランジ10を有するパイプ部分8が、その2つの取付フランジ5,6の間に延びている。図5dに示される測定チャネル14は、フランジ10によって囲まれている、筐体4の凹部12に挿入される。このチャネルは、今度は、ポケット形の収容部56を有し、測定バー54(図5b)がその収容部56の中に挿入される。この一体の測定バー54は、2つの結合要素と関連するセンサとを有する前述の構造に取って代わる。図5dおよび図5bにおいて特に示すように、測定チャネル14は、収容部56を備えるコンソール57を有し、そのコンソール57により測定チャネル14がシステムアダプタ26に取付けられる。
図5eに示される実施形態において、システムアダプタ26は、測定筐体16の一部を形成する制御筐体フレーム58を有し、電力供給および信号処理用の全ての電子部品を備える、図5cに示される電子モジュール60が、その制御筐体フレーム58に挿入される。この電子モジュール60は、測定バー54に配置されているコネクタ62を通じてセンサ28,30に接続されている。
図5fは、実質的に流体密に測定チャネル14に取付けられる導入部22を示す。導出部24は、対応する構造を有する。この図から見られるように、導入部22の測定チャネル側における端部は、断面プロファイルに関して測定チャネル14の楕円プロファイルに適合する。結果として、断面が円形の入力断面から楕円の測定断面に向かって細くなるので、流れは導入部22内においてすでに加速されている。
図6a,図6bは、収容部56に挿入される測定バー54の詳細な図を示す。測定バー54は、プラスチック製(例えば、PSU,PEEK,PEIまたは別の適切な材料)であり、測定チャネルの収容部56の中に、より正確にはコンソール57の中に嵌合するように挿入される。圧電素子/圧電セラミックとして設計される2つのセンサ28,30は、測定バー54上に一体に形成されている結合ウェッジ48,50に取付けられている。特に図6bから見られるように、測定バー54は、鍋形である。測定バー54により囲まれている空間には、プリント回路板64が配置されており、そのプリント回路板64は、電力供給および信号送信用に、一方においてはコネクタ62に、他方においては2つのセンサ28,30に接続されている。図6aに係る図において見られるように、コネクタ62は、制御筐体において封止材66により封止されている。測定バー54により囲まれている空間は、そのとき、センサ28,30、プリント回路板64、対応する接触部などが流体密に埋め込まれ固定されるように、キャスティングコンパウンド68により満たされる。
図6bに示すように、参照経路70は、測定バー54において、互いに向かって傾斜した2つの結合ウェッジ48,50の間に形成されている。一方のセンサ28により発信される信号は、主として、それぞれの他方のセンサ30への2つの信号経路に沿って進むことが可能である。一方の信号経路は、図6bに示される参照経路70に沿って、測定バー54を通じて、隣接センサ30に直接向かって延びる。他方の信号経路72は、測定バー54において比較的短い経路に沿って延び、次いでこの経路を通じて媒質の中に結合される。この信号経路72は、反射部52(図6に示さず)へと、またそこから他方のセンサ30に向かって続き、流体からの信号は、測定バー54の中に結合され、次に、測定バー54を通じて比較的短い経路に沿ってセンサ30に達する。
参照経路70は、流体の流量に依存しない参照信号を測定電子部品に提供し、したがって、ゼロドリフト補正用に用いられることが可能である。
図7から図11は、図5,図6に係る実施形態のさらなる変形形態を説明する。図7は、原理「測定取付部」に従って実施される流量計1の2つの具体的な実施形態を示す。図7aは、筐体4を有する流量計1を示し、その筐体4には、制御電子部品と計数器と図7aに示されるデジタルディスプレイ74とを備える測定筐体16が取付けられる。図7bは、通信モジュール76が測定筐体16に追加で取付けられている変形形態を示し、この通信モジュール76は、例えば、コンピュータへの無線信号送信、モバイルリードアウトステーション、センサへの接続などを確立するように用いられることが可能である。
図8aから図8eは、筐体4の基本構造を示す。筐体4の基本構造は、上記の筐体の構造と十分に対応するので、少数の設計特徴しか説明されず、その他については、筐体構造に関する上の説明に対して参照がなされる。
図8aは、2つの取付フランジ5,6と、間にパイプ部分8とを備える筐体4の3次元図を示し、接線方向に延びているフランジ10が、パイプ部分8上に配置されている。これは凹部12を備え、測定挿入部が、この場合は測定バー54が、その凹部12に流体密に挿入される。
図8bは、図8aに係る筐体4を通る縦断面を示す。フランジ10を貫通する凹部12が、パイプ部分8により制限される測定チャネル14の中に至ることが、この図面において見られる。
凹部12に対して正反対にて、測定チャネル14内にポケット78が形成され、上記の反射部52は、そのポケット78の中に嵌合するように挿入され、好適には圧入される。図8cは、図8bにおける線A−Aに沿った断面を示す。この図では、下部の測定チャネル14の横方向壁40に至るポケット78が明らかに見られる。凹部12は、対応する手法により上部における横方向壁42に至る。示されていない反射部52は、この実施形態において、凹部12を通じてポケット78に挿入される。
通常、筐体4は粉体塗装されている。しかしながら、高い精度を伴った締まり嵌めが生じることが可能となるように、粉体塗装は、ポケット78の領域には、好適には形成されない。本出願人は、この締まり嵌めに関する独立請求項を配置する権利を留保する。
図8dは、筐体4の上面図を示す。この図は、凹部12を通じて到達することが可能なポケット78を明らかに示す。固定凹部を有するフランジ10のH形の封止表面も明らかに見られ、その固定凹部を通じて測定筐体16がフランジ10に対し固定される。
図8eは、測定筐体4の側面図を示す。半径方向に突出している突出部80が明らかに見られ、その突出部80にポケット78が形成されている。この突出部80は、フランジ10に対して正反対にある。
図9は、図7aに示される実施形態の測定筐体16の詳細な図を示す。したがって、その筐体は、同様に電子モジュール60およびデジタルディスプレイ74を収容する制御筐体フレーム58と一体に形成されている、すでに記載したシステムアダプタ26を有する。図9を観察した者には理解されるように、測定筐体16は筐体カバーによって閉じられる。
上で説明したように、測定バー54は、システムアダプタ26に取付けられ、筐体4(図8を参照)の凹部12と面一になるように設計される。
図10は、測定筐体16の分解立体図を再び示す。説明したように、測定筐体16は、主に制御筐体フレーム58を有するシステムアダプタ26からなる。電子モジュール60は、制御筐体フレーム58の中に挿入され、コネクタ62を通じて測定バー54と接触する。電子モジュール60は、上記のデジタルディスプレイ74、計数器ならびに信号処理および電力供給のために必要なその他の部品を含む。デジタルディスプレイ74は、次に透明ガラス板84により覆われ、筐体カバー82により制御筐体フレーム58に固定される。
図9および図10に基づいて説明された実施形態は、測定筐体16の中に挿入されることが可能な交換可能なバッテリパック86を有する。このために、制御筐体フレーム58はバッテリ供給開口部88を伴って形成され、バッテリパック86は、そのバッテリ供給開口部88を通じて電子モジュール60の容器90の中に挿入されることが可能である。この容器90は、そのとき、電子部品がバッテリパック86を通じて電力を供給するように、対応する接触部を有する。
図11は、図9に係る測定筐体16の下からの視点を示す。この図において、バッテリパック86は、制御筐体フレーム58の中に、したがって、電子モジュール60の中にも挿入されている。測定バー54は、システムアダプタ26から下方に突出している。
図12は、図13に示される、実際のバッテリブロック98用の封入筐体を形成する2つの外殻94,96とともに蓋部92を有するバッテリパック86の2つの詳細な図を再び示す。電子モジュール60に接触するための接触部100が、蓋部92から離れた筐体の前面から突出している。
図14は、パイプ部分8により形成される測定チャネル14が楕円ではなく広義で台形である上記の実施形態の変形形態を示す。測定チャネル14は、(上記の実施形態と類似の)センサ側の横方向壁42と下部の横方向壁40との間に延びている2つの側壁44,46を有する。2つの側壁44,46は、横方向壁42の幅Bが、横方向壁40の幅bよりも明らかに大きいように、互いに対してほぼV形に配置されている。このほぼ台形の形状に起因して、水平な横軸の方向において断面の狭小化が結果として生じ、一方で縦長の縦軸の方向において、円形の断面よりも大きい信号経路が作り出される。
図14に示されるように、反射部52は、下部にある、幅狭な横方向壁40の領域に挿入される。上部の幅広の横方向壁42は、2つの1個組または2つの2個組のセンサ28,30を備える測定取付部2が取付けられることが可能なフランジ10を有するように設計される。記載される測定取付部または測定挿入部の各々の基本構造が用いられることが可能である。
図15aから図15dには、流量計1のさらなる実施形態が示される。図15a,図15bおよび図15cは、センサシステムが測定取付部として設計されている流量計1の異なる視点を示す。上記の実施形態の場合と同様に、測定筐体16を有する測定取付部2は、2つの取付フランジ5,6を有する筐体4に取付けられており、信号送信用の1つまたは複数の通信モジュールが筐体16に取付けられている。
図15dは、デジタルディスプレイ74を有する変形形態を示す。
図15に示される実施形態は、主に2つの主要部品、すなわち、図16aに示される測定筐体16と図16bに示される筐体4とから構成されている。測定筐体16は、測定取付部として設計され、筐体4のフランジ10に取付けられる。この組立工程が図16cに概略的に示される。この図は、以下でより詳細に説明されるフランジ10の開口部/凹部に挿入される2つのセンサ28,30を示す。
応用の場合に応じて、上で説明したように、他のモジュール(例えば、上で説明されたL形の通信モジュール76(図17a参照))が、測定筐体16に取付けられることが可能である。この取付けは、図17bに示される。示される実施形態において、測定筐体16は、通信モジュール76または他のモジュールを挿入するために開けられることが可能な旋回するカバー102を有するように設計されており、その結果、それらのモジュールは、対応するスロットの中に挿入されることと、電子モジュール60と接触されることとが可能である。この挿入の後、通信モジュール76または他のモジュール/部品が定位置に固定され、必要なら接触されるように、カバー102は閉じられる(図17cを参照)。
図18および図19に基づいて、筐体4の設計の2つの基本的な可能性が説明される。
どちらの筐体の変形形態も、測定チャネル14の形状(やはり楕円プロファイルとして設計されている)では異なっていない。この楕円プロファイルは、2つの変形形態(図18、図19)を含む共通の側面図(c)に示される。
図18に示される筐体4の実施形態において、フランジ10は、センサシステムを備える測定挿入部が挿入される単一の凹部12を有するように設計されている。図18aに示すように、反射部52は凹部12を通じて取付けられ、それによって、反射部52は、次に(図8における実施形態と同様に)パイプ部分8のポケット78に挿入される。このポケット78も、やはり突出部80に形成されることが可能である。
図19は、単一の凹部ではなく分離した凹部12a,12bが各センサ28,30用に提供され、各凹部の中にセンサ28,30が挿入される変形形態を示し、その基本構造が図20を用いて説明される、変形形態を示す。これらの比較的小さい凹部12a,12bを用いると、これらの凹部を通じて反射部52を取付けることは困難である。このため、反射部52が外側からポケット78に挿入されることが可能であるように、そうした実施形態では、外側に向かって開くポケット78を備える突出部80を設計することが好ましい。封止は、次に、封止キャップ104を用いて行われる。
上記の実施形態の場合と同様に、測定信号は、好適には平坦またはわずかに湾曲している上側の横方向壁42を通じて、その壁に面一に挿入されているセンサに対し結合および分離される。反射部52は、対応する手法で、センサから離間している反対側の横方向壁40に挿入される。
図20は、上記の実施形態に関して用いられることが可能であるようなセンサ18,20の基本構造を示す。各センサ18,20は、結合要素32,34に保持されている。測定バー54を用いて前に説明したように、各結合素子32は、結合ウェッジ48を有し、その結合ウェッジ48の傾斜したウェッジ表面にそれぞれのセンサ18を備える。
測定バー54と同様に、結合素子32および結合ウェッジ48は、PEEK、PSUまたはPEIなどの適切なプラスチック製である。当然ながら、以下の基準、すなわち、材料が2000から2400m/sの範囲内の適切な音速を有する信号送信を可能とすること、温度影響が可能な限り小さいか少なくとも線形であること、材料が低い線膨張率を有すること、材料が十分に良い粘着性およびキャスト性を有し、また吸水が低いかまたは吸水に起因する関連特性のわずかな変化しか有しないこと、を満たす他の材料もまた用いられることが可能である。さらに、その材料は、飲料水環境における使用に適し、また比較的安価である。
示される実施形態において、結合素子32は、ほぼ鍋形であり、それによって、収容チャンバ106は、キャスティングコンパウンドなどにより満たされる。リングフランジ108は、結合素子32が筐体4内の収容部の中にまたは測定筐体16内に封止されるように挿入されることが可能であるように、組み立てられた状態においてOリング110の上方に伸張する結合素子32の外周上に提供される。センサ18の結合ウェッジ48への音響的および機械的結合は、グリース、ゲル、シリコーンパッド、接着剤のうちの1つ以上によって行われる。この層は、図20において参照符号112の印を付されている。センサの、すなわち例えば圧電セラミックの接触部は、2つの電極114a,114bにより作られ、それによって、上からの接触が簡単になるように、結合ウェッジ側にある下方の電極114bは、他方の電極114aに向かって片側において上向きに導かれる。
図21に基づいて、図19に係る筐体についての測定取付部2の構造が説明される。上記のように、筐体4のこの実施形態は、2つの個々の凹部12a,12bを有し(図21dを参照)、関連した結合要素32,34を備えるセンサ28,30が、その凹部12a,12bの各々の中に封止されるように挿入される。図21dに示すように、2つの結合要素32,34(センサ28,30は組み込まれているが示されていない)および2つのOリング110が、それぞれの凹部12a,12bに個々に挿入され、その場所でOリング110によって封止される。測定筐体16は、次に、フランジ10の上に置かれ、それによって、電子モジュール60も流体に対して封止されるように、封止リング38は、測定筐体16のシステムアダプタ26とフランジ10との間に配置され、結合要素32,34を有する2つのセンサ28,30を取り囲む。示されるように、例えば、図20bにおいて、結合要素32は、測定チャネル14の横方向壁42と面一で終わる。図21において説明される実施形態において、この横方向壁は、基本的には、筐体4のフランジ10により形成される。小さい公称幅では、結合要素32,34の縁部領域が側壁44,46の中に限って延びるように、結合要素32,34が横方向壁42の幅よりもわずかに大きい直径を有することが起こり得る。そうした形状において、(図21a、図21c、図21dに係る実施形態におけるように)側壁44,46への移行領域に形成される結合面116の領域が、側壁44,46に伸びている突出部118a,118b(図21cを参照)により形成されている場合、それによって、これらの突出部118a,118bは側壁44,46の中に面一に延び、その結果、測定チャネル14の周壁において張り出したり引き込んだりすることなしに結合要素32,34が正確に嵌められる。
図21に示される実施形態における測定筐体16内の結合要素32,34の位置固定は、固定要素120(図21c,図21aを参照)により行われ、その固定要素120は、一方には結合要素32または34を備え、他方ではシステムアダプタ26に取付けられている。上で説明したように、この実施形態において、反射部52は外側から取付けられ、それによって、反射部52は、外側に向かって開く筐体4のポケット78の中に挿入される。
筐体4におけるセンサ28,30と結合要素32,34との直接固定の不都合は、後者は比較的複雑な構造を有し、したがって、製造、特にキャスティングにおいて比較的高い要求が生じることである。
図22に係る実施形態では、製造するのが容易である図18に係る筐体が用いられ、その筐体においては、センサシステムがフランジ10の単一の大きな凹部12に挿入される。図22に示される実施形態において、測定筐体16は、一方ではシステムアダプタ26に接続され他方では2つの凹部122a,122bを有する(図22dを参照)プレート型センサ収容部121(例えば、プラスチック製)を有し、その2つの凹部122a,122bの各々には、結合要素32,34が封止されるように挿入される。この封止も、やはりOリング110を用いて行われる。特に図22bに示すように、結合要素32,34は、取付けられているとき、測定チャネル側におけるセンサ収容部121の表面と面一である。この表面は、このようにして、測定チャネル14の横方向壁42の一部を形成する(このため、この表面も図22bにおいて参照符号42を与えられる)。取付けられているとき、センサ収容部121は、フランジ10の凹部12の中に浸漬され、フランジ10の肩部150上に置かれている追加のリング形封止材148によって凹部の中に封止される。さらにこの実施形態では、結合要素32,34およびセンサ収容部121も、側壁44,46に向かって突出する突出部118により形成され、その突出部118は、それぞれの隣接の側壁44,46への連続的な移行部を保証する。上述したように、結合要素32,34は、そのとき、その全面により横方向壁42の中に挿入されることが可能であるので、これらの突出部118は、より大きな公称幅については必要とされない。
センサ収容部121およびシステムアダプタは、周囲封止リング38によってフランジ10に対して封止される。したがって、4つの封止材(2つのOリング110,封止リング38および封止材148)が、図22に係る解決策のために必要とされる。
2つの結合要素32,34が、システムアダプタ26に形成されるかシステムアダプタ26に取付けられている、測定筐体16のセンサプレート124に挿入されると(図23に示されるように)、技術的労力はさらに低減されることが可能である。これは、図22において説明されるセンサ収容部121の機能が、測定筐体16に組み込まれることを意味する。
センサプレート124は、図23dにおける図によると、2つの結合要素32,34が封止されるように挿入されている収容部122a,122bを有する。封止は、Oリング110によって成し遂げられる。結合要素32,34の位置は、次に、センサシステムを測定筐体16に保持する固定要素120によって固定される。
この実施形態において、センサ側の横方向壁42の少なくとも一部は、センサプレート124により形成されている。小さい公称幅では、2つの突出部118は、やはり結合要素32,34に形成されることと、隣接の側壁44,46への連続的な移行部が保証されるように、センサプレート124上のその結合要素32,34に配置される(図23a、図23cを参照)こととが可能である。センサプレート124を備える測定筐体16は、そのとき、周囲封止リング38(図23c)によって筐体4に対し再び封止される。このため、センサプレート124は、フランジ10の凹部12に浸漬される。
図21に示される実施形態では、3つの封止材(2つのOリング110および封止リング38)しか必要とされない。
比較的大きい凹部12に起因して、この実施形態の反射部52もまた、凹部12を通じてパイプ部分8のポケット78の中に挿入されることが可能であり、それによって、反射部52も面一に挿入され、下方の横方向壁40に並べられる。
上記の実施形態において、1個組のセンサ28,30は、各結合要素32,34に配置されている。図24は、2つのセンサ28a,28b;30a,30bが、2つの結合要素32,34の各々に配置されている実施形態を示す。これらのセンサ28,30は、それぞれの結合要素32,34の結合ウェッジ48,50に接続されている。測定筐体16における固定は、例えば、ネジ釘および/または固定要素120といった、固定手段によってやはり成し遂げられる。上で説明したように、3つ以上のセンサ28,30が、各々1つの結合要素に組み込まれることもまた可能である。図24に係る図において、側壁44,46の中に面一に入る2つの突出部118aのうちの一方が見られる。図24に係る図面では、Oリング110の収容部についての周囲リング溝126も見られる。
そうした2個組のセンサは、例えば図25に示されるように、2つの平行な信号経路が形成されることが可能であるといった利点を有する。上部にて、比較的小さいDN50の公称径を有する流量計1の実施形態が示される。示される測定チャネルは、例えば、2つの2個組のセンサ、すなわちそれぞれのセンサ28a,28bおよび30a,30bを備える2つの結合要素32,34が面一に挿入されている上側の横方向壁42を有する。結合要素32,34は、横方向壁42に対して面一にその結合面116とともに延びており、それによって、側壁44,46への移行領域における小さい公称幅に起因して、結合要素32,34は、各々、側壁44,46に面一に延びている既述の突出部118a,118bにより設計される。
冒頭で説明したように、そうした2個組のセンサは、好適には、小さな公称幅について、両方のセンサ28,30に対して、共通の結合要素32,34とともに用いられる。大きい公称幅では、2個組のセンサの代わりに4つの信号センサが測定取付部/測定挿入部に保持されるように、2つの平行な1個組のセンサが、好適には2個組のセンサの代わりに用いられる。
そうした2個組センサまたは対で配置された1個組センサでは、測定は、2つの平行な信号経路128a,128bに沿って行われ、それらの信号経路は、小さい公称幅(図25aを参照)については、大きい公称幅(図25bを参照)についてよりも比較的小さい距離にて進む。そうした大きい公称幅では、その幅が、突出部118の形成が不要となり、したがって結合面116が平坦であるかまたは横方向面42のわずかな湾曲によって形成されることが可能であるように、結合要素32,34の直径よりも大きい程度に、センサ側の横方向壁42は幅広である。
図26は、関連した結合要素32,34を備える2つのセンサ28,30に加えて、さらなるセンサ(例えば、圧力センサ130)が提供される設計の変形形態を示す。図26に示される実施形態は、2つのセンサが測定筐体に組み込まれる、図23に係る実施形態の基本構造を有する。図26dに係る2つの結合要素32,34は、測定挿入部側におけるセンサプレート124の収容部122a,122bに挿入される。圧力センサ130は、2つの収容部122a,122bの間、またはその2つの収容部122a,122bに挿入されている結合要素32,34の間の領域に位置する。接触は、接触部132を通じて確立され、センサプレート124およびシステムアダプタ26を通じて制御筐体フレーム58により囲まれた空間の中に突出し、その空間において電子モジュール60と接触される(図26bおよび図26dを参照)。
図26cに係る図は、測定チャネル14の中への結合要素32,34の面一な埋め込みを明らかに示す。左側において、側壁44,46の中に面一に入っている2つの突出部118が見られる。
上記の実施形態において、圧力センサ130は、このようにして制御筐体に組み込まれる。図27は、圧力センサモジュール134がパイプ部分8の側面に、すなわち、側壁のほぼ中央に取付けられている実施形態を示す。信号送信および電力供給は、そのとき、測定筐体16の電子モジュール60またはバッテリパック86に接続されているフレキシブル線(電力/信号送信チェーン)136を通じて行われる。その線136のこの接続は、通信モジュール(図17bを参照)に接続が提供されるのとほぼ同じ手法でなされることが可能である。
図28は、図24に係る2個組のセンサの変形形態を示す。この点についての説明が無用であるように、基本構造は図24の構造に対応する。2つの2個組のセンサに加えて、図28に係る実施形態において、複数の温度センサ138が、それぞれの結合要素32,34に収容され、それらの温度センサ138によって、センサ28,30および/または結合要素32,34の温度が検出されることが可能であり、対応する信号の補正が温度変化のイベントにおいて行われることが可能である。これらの温度センサ138は、例えば、結合ウェッジ48の領域における適切な凹部/ポケットの中に挿入されることが可能である。
図29は、参照経路の形態についての可能性を再び示す。
図29aは、測定バー54内のすでに記載された参照経路70(P2)を示し、その参照経路は、一方のセンサ28から他方のセンサ30にジグザグのパターンにより延びている。実際の信号経路72(P1)は、比較的短い距離の後、測定バー54を出て、それによって、測定チャネル14と面一である結合面116を通じてこの信号経路72(P1)が生じる。
図29bは、そうした参照経路P2を結合要素32においても形成する可能性を示す。この場合、例えば、反射鏡140は、結合ウェッジ48により支持されているセンサ28と平行に結合要素32に配置される。測定信号は、そのとき、この反射鏡140により反射され、センサ28に戻って再び向けられ、今度はセンサ28が送信された信号を再び受信し、このようにして補正を可能にする。測定ビームP1は、結合面116を通じて、それ自体が知られている手法により測定チャネルに入る。
図29cに係る2個組のセンサにおいて、例えば、センサ28aにより送信される信号の一部が結合要素32において反射され、平行に配置されているセンサ28bに逸れ、その結果このセンサ28bがセンサ28aの信号を受信するように結合要素32は設計され、2つのセンサ28a,28bの間に延びる参照経路P2がやはり形成される。信号の大部分は、測定チャネルまたは測定チャネルを通じる流体の流れに、結合要素32および結合面116によって、それ自体が知られている手法により結合される。図29に係る図は、小さい公称幅について有利な突出部118a,118bを再び示す。
上記の実施形態において、縦軸を有する測定チャネル14の楕円の断面は、垂直方向に(すなわち、重力の方向に)または重力の方向に対して斜めに配置される。主として、この「縦軸」は、水平方向に、すなわち垂直方向に対して横方向にも配置されることが可能である。
図30は、図24,図25,図28および図29cにおいて説明されるように2個組センサを備える流量計を示す。
図30aに示すように、筐体4は、主として、上記の実施形態におけるように設計されている。したがって、筐体は、パイプ部分8に形成されているフランジ10を有し、フランジ10には、結合要素32,34(図30bを参照)用の2つの凹部12a,12bが形成されている。上記の実施形態とは対照的に、結合要素32,34またはそれらのそれぞれの結合面116を形成するとともに凹部12a,12bの中に突出する端部は、丸みを帯びた「コーナー領域」を有するほぼ矩形であるように形成される。したがって、凹部12a,12bもまた、短い周縁部と長い周縁部との間に丸みを帯びた移行部を有する矩形である。図30aにおける図がさらに示すように、各凹部12a,12bは肩部142を有し、その肩部には、取付けられているときに、センサ28,30のそれぞれのOリング110が封止されるように置かれている。示される実施形態において、2個組のセンサとして設計されている2つのセンサ28,30は、システムアダプタ26の中に挿入されている。このシステムアダプタ26は、例えば、センサ28,30用の対応する収容部144を備える鍋形(図32を参照)である。システムアダプタ26の収容部144の中へのこれらのセンサ28,30の挿入後、センサ28,30が封止されるように確実に収容されるように、内部はキャスティングコンパウンドにより満たされることが可能である。このシステムアダプタ26は、そのとき、電子モジュール60と示されていない同様なものとを収容する制御筐体フレーム58を上記の手法により支持する。
図30に示される実施形態において、システムアダプタ26は、このようにして両方のセンサ28,30に割り当てられる。主として、両方のセンサ28,30を1つのシステムアダプタに各々収容することも可能である。システムアダプタ26は、センサプレートとも呼ばれる。2個組のセンサを備えるそうした解決策は、(冒頭で述べたように)小さい公称幅を有する流量計1について特に用いられる。
大きい公称幅では、図31に示されるような解決策が好ましい。図31bに係るそうした実施では、2つの2個組のセンサの代わりに、結合要素32a,32b,34a,34bを各々有する4つの1個組のセンサ28a,28b,30a,30bが用いられ、したがって、それらのセンサに対して、4つの凹部12a,12b、12c,12dが筐体4のフランジ10において割り当てられる。4つの個々のセンサを備えるこの解決策の基本構造は、図30に係る実施形態の構造に対応する。しかしながら、個々のセンサ28a,28b,30a,30bは、形状の点において矩形ではなく楕円であり、すなわち、丸みを帯びた頂縁部といくらか長い長手方向の縁部とを有し、これらがともにほぼ楕円の結合面116を形成する。したがって、凹部12a,12b、12c,12dもまた、楕円形である。Oリング110もまた、この実施形態において、それぞれの凹部12a,12b、12c,12dの肩部142にある。封止材についての対応する肩部は、主として、上記の全ての実施形態に関して実現される。
フランジ10とシステムアダプタとの間の封止では、示されていない封止リング38が再び提供される。
上記の実施形態におけるように、示される1個組および2個組のセンサは、各々結合要素32,34に挿入され、それによって、それぞれの圧電セラミックは、各々結合要素30,32の結合ウェッジ50に置かれる。これらの要素はすでに上で詳細に記載されたので、この点について繰り返しを避けるためにこの説明への参照がなされる。
上で説明したように、大きい公称幅では、隣接の1個組のセンサ28a,28bまたは30a,30bの間の距離(図25bに示されるように)は、複数の信号経路がより大きい距離をおいて平行に延びるように、図30に係る実施形態についてよりも大きいことが可能である。示される実施形態において、4つの全てのセンサ28a,28b,30a,30bは、共通のシステムアダプタ26にやはり収容され、好適にはキャスティングコンパウンド146によって定位置に固定される。
図32では、2つの概念が、縦断面において、並んで配置されている。図32aは、図30に係る実施形態の縦断面を示す。この図では、2つの結合要素32,34が見られ、その結合要素32,34のウェッジ表面48,50上に、2つのセンサ28または30(それぞれ図32aには1つしか見えない)がそれぞれ配置されている。これらは各々、凹部12a,12bの中に挿入され、Oリング110によって凹部12a,12bの中に封止される。結合面116は、この実施形態においてパイプ部分8により形成されている測定チャネル14の周壁(横方向壁42および側壁44,46の隣接の領域)に対して面一に延びている。フランジ10の一部は、このようにして、横方向壁42を形成する。この実施形態の反対側の横方向壁40は、外側に向かって開くポケット78とともに形成され、このポケット78の中に反射部52が圧入される。
この図において、キャスティングコンパウンド146が見られ、キャスティングコンパウンド146によって、センサ28,30を備える2つの結合要素32,34が鍋形システムアダプタ26に定位置に固定される。
図32bは、図31に係る流量計の対応する部分を示す。関連する説明によると、1個組のセンサを用いて実施されるこの実施形態の2つの結合要素32,34は、図32aに係る実施形態におけるよりも随分と小型である。結合要素32の各々は、Oリング110によってそれぞれの凹部12a,12b、12c,12dに封止される。全ての結合面は、横方向壁42と面一である。
図32bに係る図において、反射部52は、簡単のため示されていない。主として、しかしながら、その反射部52は、前述の反射部52と同一位置に位置する。これは、破線により示されている。
例えば、4つの凹部12a,12b、12c,12dおよび4つの1個組のセンサ28a,28b,30a,30b/結合要素32a,32b,34a,34bならびにOリング110が提供される必要があるので、主として、デバイスおよびアセンブリに関する技術的労力は、図32bに係る実施形態について、上記の実施形態についてよりも大きい一方、図31aに係る実施形態では、これらのそれぞれの部品のうち2つしか存在しない。
図30,図31,図32に記載される実施形態において、横方向壁42は、フランジ10の一部により形成される。しかしながら、上で説明したように、個々の凹部12a,12b、12c,12dの代わりに比較的大きい凹部12が提供されることも可能であり、この場合、システムアダプタ26またはセンサプレートがその凹部12の中に浸漬されて、結合要素32,34が、システムアダプタ26またはセンサプレートに面一に配置されて、その結果、システムアダプタは、測定チャネルの一部と楕円プロファイルの横方向壁42とを形成する。そうした実施形態は、例えば、上で図22において説明される。この変形形態において、システムアダプタ26は、センサ28,30が挿入されるセンサ収容部121(センサプレート124)を有する。
好ましい解決策では、システムアダプタ26自身がセンサ収容部として設計され、それによって、図30、図31,図32に係る実施形態とは対照的に、結合要素32,34がシステムアダプタまたはセンサ収容部121/センサプレート124(これらは実際にはシステムアダプタ26に組み込まれる)の中に面一に挿入される。
出願人は、これらの概念(パイプ部分に、またはセンサ収容部/センサプレートに面一に、もしくはシステムアダプタに面一にセンサ/結合要素の配置)の各々に関する独立請求項を配置する権利を留保する。
図21、図22、図23に係る実施形態においてもまた、個々のセンサまたはそれらのそれぞれの結合要素32,24は、キャスティングコンパウンド146によって、それぞれのシステムアダプタ26またはセンサプレート124/センサ収容部121に関して定位置に固定されることが可能である。
開示されるものは、互いから離間している2つ以上の測定センサ、好適には超音波センサを備える流量計であり、流体へのおよび流体からの測定信号の結合は、測定チャネルの周壁に面一に挿入される結合要素を通じて行われる。
1 流量計
2 測定挿入部/測定取付部
4 筐体
5 取付フランジ
6 取付フランジ
8 パイプ部分
10 フランジ
12 凹部
14 測定チャネル
16 測定筐体
20 内部
22 導入部
24 導出部
26 システムアダプタ
28 センサ
30 センサ
32 結合要素
34 結合要素
36 筐体底部
38 封止リング
40 横方向壁
42 横方向壁
44 側壁
46 側壁
48 結合ウェッジ
50 結合ウェッジ
52 反射部
54 測定バー
56 収容部
57 コンソール
58 制御筐体フレーム
60 電子モジュール
62 コネクタ
64 プリント回路板
66 封止材
68 キャスティングコンパウンド
70 参照経路
72 信号経路
74 デジタルディスプレイ
76 通信モジュール
78 ポケット
80 突出部
82 筐体カバー
84 ガラス板
86 バッテリパック
88 バッテリ供給開口部
90 容器
92 蓋部
94 外殻
96 外殻
98 バッテリブロック
100 接触部
102 カバー
104 封止キャップ
106 収容チャンバ
108 リングフランジ
110 Oリング
112 接着剤、グリース、ゲル
114 電極
116 結合面
118 突出部
120 固定要素
121 センサ収容部
122 収容部
124 センサプレート
126 リング溝
128 信号経路
130 圧力センサ
132 接触部
134 圧力センサモジュール
136 フレキシブル線
138 温度センサ
140 反射鏡
142 肩部
144 収容部
146 キャスティングコンパウンド
148 封止材
150 封止用の肩部

Claims (18)

  1. 測定チャネル(14)を有する流量計であって、該測定チャネル(14)は流体が流れるとともに測定ユニットが保持されるパイプに取付けられることが可能であり、該測定ユニットは、互いから離間しており前記測定チャネル(14)の1つ以上の凹部(12)に浸漬される2つ以上のセンサ(28,30)、好適には超音波センサを有し、前記流体へのまたは前記流体からの測定信号の結合は、1つもしくは複数の前記センサ(28,30)を収容するそれぞれの結合要素(32,34)により行われ、前記結合要素(32,34)が前記測定チャネル(14)の周壁に面一に挿入され、前記結合要素(32,34)は、各々、測定チャネル軸に対して傾斜しておりセンサ(28,30)が置かれている結合ウェッジ(48,50)を有し、前記結合ウェッジ(48,50)の傾斜の角度は、2つの前記センサにより前記測定チャネル(14)へのまたは前記測定チャネルからの結合が行われる前記信号が互いに対してほぼV形またはW形に位置するように形成されることを特徴とする、流量計。
  2. 前記測定チャネル(14)の断面プロファイルは、前記センサ(28,30)の発信部/受信部方向において横方向の幅よりも大きい間隙幅を有する、請求項1に記載の流量計。
  3. 前記測定チャネル(14)は、ほぼ楕円形状を有するか、前記センサ(28,30)とは反対側の領域において細くなる、請求項2に記載の流量計。
  4. 縦軸(h)の方向に延びている側壁(44,46)は外に湾曲しており、ほぼ横軸の方向に延びておりほぼ平坦またはわずかに外に湾曲している横方向壁(40,42)とともに前記楕円形状を形成する、請求項3に記載の流量計。
  5. 前記測定バー(54)または前記結合要素(32,34)は、前記横方向壁のうちの1つ(42)に面一に挿入される、請求項4に記載の流量計。
  6. 前記結合要素(32,34)は封止材(38)によって前記測定チャネル(14)に封止される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の流量計。
  7. 前記横方向壁(40,42)の幅(b)に対する前記湾曲の頂部における前記測定チャネル(14)の幅(q)の比率は、1.2よりも大きく、好適には約1.3〜1.6であり、前記横方向壁(40,42)の前記幅(b)に対する前記側壁(44,46)の高さ長(h)の比率は、1.5よりも大きく、好適には約1.5〜2である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の流量計。
  8. 各結合要素(32,34)は、前記側壁(44,46)の中に限って延びている、請求項1〜7のいずれか一項に記載の流量計。
  9. 前記測定バー(54)または前記結合要素(32,34)は、制御電子部品、さらなるセンサ、バッテリパック、通信モジュール、および電源のうちの1つ以上を収容する測定筐体(16)に取付けられている、請求項1〜8のいずれか一項に記載の流量計。
  10. 前記結合要素(32,34)または前記測定バー(54)は、前記測定筐体(16)に直接取り付けられているか、またはセンサ収容部(121)、センサプレート(124)、もしくはシステムアダプタ(26)によって前記測定筐体(16)に取付けられている、請求項9に記載の流量計。
  11. 前記測定チャネル(14)は、凹部(12)を備えるフランジ(10)を有し、該フランジ(10)に対し、前記センサ(28,30)を間接的にまたは直接的に支持するシステムアダプタ(26)が、または前記測定筐体(16)のセンサ収容部(121)とセンサプレート(124)とのうちの一方もしくは両方が固定され、それによって、好適には前記結合要素(32,34)の結合面(116)が前記測定チャネル(14)の前記周壁と面一に延びる、請求項9または10に記載の流量計。
  12. 前記センサ(28,30)から離れている前記横方向壁(40)に反射部(52)が配置されており、前記反射部は前記横方向壁のポケット(78)に面一に挿入されている、請求項1〜11のいずれか一項に記載の流量計。
  13. 前記測定チャネル(14)は、少なくともパイプ部分(8)に挿入される部分にあるか、または前記パイプ部分(8)自身が前記測定チャネル(14)を形成する、請求項1〜12のいずれか一項に記載の流量計。
  14. 2つの取付フランジ(5,6)を有する筐体(4)を備え、該2つの取付フランジ(5,6)の間に前記パイプ部分(8)か前記測定チャネル(14)かまたはその両方が延びており、前記取付フランジ(5,6)の入口領域または出口領域における流量断面は、前記測定チャネル(14)におけるよりも大きい、請求項1〜13のいずれか一項に記載の流量計。
  15. 前記結合要素(32,34)は、PEEK,PSUもしくはPEIまたは別の適切なプラスチック材料からなる、請求項1〜14のいずれか一項に記載の流量計。
  16. 1つの結合要素(32,34)に2つ以上のセンサ(28,30)が収容されている、請求項1〜15のいずれか一項に記載の流量計。
  17. 結合要素(32,34)または測定バー(54)内に参照経路(70)が形成される、請求項1〜16のいずれか一項に記載の流量計。
  18. 前記結合要素(32,34)にもしくは前記測定バー(54)にまたは測定筐体(16)に、温度センサ(138)、圧力センサ(130)、または別のセンサが収容されている、請求項1〜17のいずれか一項に記載の流量計。
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