JP2019520748A - 無線通信方法及びデバイス - Google Patents

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Abstract

本発明は、無線通信方法及びデバイスを提供する。当該方法は通信システムに適用される。通信システムは、ユーザ装置UEと、無線アクセスネットワークRANと、第1のコアネットワークエンティティと、少なくとも1つのネットワークスライスとを含む。当該方法は、第1のコアネットワークエンティティにより、UEへのシグナリング接続を確立するステップと、第1のコアネットワークエンティティにより、シグナリング接続上でUEにより送信されたネットワークスライス情報及び非アクセス層NASメッセージを受信するステップと、第1のコアネットワークエンティティにより、ネットワークスライス情報に基づいて、少なくとも1つのネットワークスライスからターゲットネットワークスライスを決定するステップであり、ターゲットネットワークスライスは第2のコアネットワークエンティティを含み、UEは、RAN及び第1のコアネットワークエンティティを使用することにより、第2のコアネットワークエンティティとNAS通信を実行する、ステップと、第1のコアネットワークエンティティにより、NASメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信するステップとを含む。このように、通信プロセスにおけるシグナリング量が低減でき、ネットワーク管理及び維持効率が改善できる。

Description

[関連出願への相互参照]
この出願は、「WIRELESS COMMUNICATION METHOD AND DEVICE」という名称で2016年5月30日に中国特許庁に出願されたPCT特許出願第PCT/CN2016/083887号の優先権を主張し、その全内容を参照により援用する。
[技術分野]
本発明の実施例は、通信分野に関し、より具体的には、無線通信方法及びデバイスに関する。
移動通信システムにおける様々なシナリオのサービス要件を満たすために、物理ネットワークは複数の仮想論理ネットワークに分割される。これらの仮想論理ネットワークはネットワークスライス(Network Slicing)と呼ばれる。具体的には、ネットワークは複数のネットワークスライスを含んでもよく、特定のネットワークスライスは、特定のシナリオの通信サービス要件をサポートする論理ネットワーク機能エンティティのセット、例えば、多数のマシンデバイスを伴う通信をサポートするネットワークスライス、モバイルブロードバンドサービスをサポートするネットワークスライス、並びに低遅延及び高信頼性をサポートするネットワークスライスとして規定されてもよい。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project, 略称「3GPP」)の既存の標準の解決策は、UEが複数のNetwork Slicingに同時にアクセスするシナリオをサポートする。UEが複数のNetwork Slicingに同時にアクセスする通信プロセスにおいて、ネットワーク内に大量のシグナリングが存在する。これは、ネットワークリソースの浪費を引き起こし、ユーザの通信体験に影響を与える。
この出願は、通信プロセスにおけるシグナリング量を低減し、ネットワークリソース利用率を改善し、ネットワーク管理及び維持効率を改善するための無線通信方法及びデバイスを提供する。
この出願の理解を容易にするため、この出願の説明に導入されるべきいくつかの要素について、ここでまず説明する。
ネットワークスライス(Network Slicing)は、ネットワークフラグメントとも呼ばれ、特定のシナリオの通信サービス要件をサポートする論理ネットワーク機能エンティティのセットである。
アイドル(Idle)モードは、UEがネットワークスライス内でコアネットワークエンティティへの制御プレーン接続もユーザプレーン接続も有さないモードである。
接続(Connected)モードは、UEがネットワークスライス内でコアネットワークエンティティへの少なくとも非アクセス層(Non-Access Stratum, 略称「NAS」)制御プレーン接続を有するモードである。
NAS通信は、UEとコアネットワークエンティティとの間のシグナリング伝送である。
第1の態様によれば、無線通信方法が提供される。当該方法は通信システムに適用される。通信システムは、ユーザ装置UEと、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network, 略称「RAN」)と、第1のコアネットワークエンティティと、少なくとも1つのネットワークスライスとを含む。当該方法は、第1のコアネットワークエンティティにより、UEへのシグナリング接続を確立するステップと、第1のコアネットワークエンティティにより、シグナリング接続上でUEにより送信されたネットワークスライス情報及び非アクセス層NASメッセージを受信するステップと、第1のコアネットワークエンティティにより、ネットワークスライス情報に基づいて、少なくとも1つのネットワークスライスからターゲットネットワークスライスを決定するステップであり、ターゲットネットワークスライスは第2のコアネットワークエンティティを含み、UEは、RAN及び第1のコアネットワークエンティティを使用することにより、第2のコアネットワークエンティティとNAS通信を実行する、ステップと、第1のコアネットワークエンティティにより、NASメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信するステップとを含む。
したがって、この出願における無線通信方法によれば、UEのNASメッセージは、1つのコアネットワークエンティティを使用することにより、複数のネットワークスライス内のコアネットワークエンティティに転送でき、UEは、NASメッセージを伝送するために、各ネットワークスライス内のコアネットワークエンティティへのシグナリング接続を確立する必要はなく、それにより、通信プロセスにおけるシグナリング量が低減でき、ネットワーク管理及び維持効率が改善できる。
任意選択で、第1のコアネットワークエンティティがUEへのシグナリング接続を確立するとき、第1のコアネットワークエンティティは、UEにより送信された接続確立要求メッセージを受信し、接続確立要求メッセージは、第1のコアネットワークエンティティへのシグナリング接続を確立するのを要求するために使用され、第1のコアネットワークエンティティは、UEの認証情報を取得し、第1のコアネットワークエンティティが認証情報に基づいてUEが認証できると決定したとき、第1のコアネットワークエンティティは、接続確立応答メッセージをUEに送信し、それにより、UEと第1のコアネットワークエンティティとの間のシグナリング接続を確立する。
任意選択で、第1のコアネットワークエンティティは、クエリ要求メッセージをホーム加入者サーバ(Home Subscriber Server, 略称「HSS」)に送信し、クエリ要求メッセージは、UEの認証情報を問い合わせるのを要求するために使用され、第1のコアネットワークエンティティは、クエリ要求メッセージに基づいてHSSにより送信されたUEの認証情報を受信するか、或いは第1のコアネットワークエンティティが、UEの認証情報が第1のコアネットワークエンティティに存在しないと決定したとき、第1のコアネットワークエンティティは、クエリ要求メッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信し、クエリ要求メッセージは、UEの認証情報を問い合わせるのを要求するために使用され、第1のコアネットワークエンティティは、第2のコアネットワークエンティティにより送信されたUEの認証情報を受信する。
第1の態様を参照して、第1の態様の第1の可能な実現方式では、ネットワークスライス情報は、ネットワークスライス識別子又はネットワークスライスがサポートする必要があるデータ伝送要件であり、
第1のコアネットワークエンティティにより、ネットワークスライス情報に基づいて、少なくとも1つのネットワークスライスからターゲットネットワークスライスを決定するステップは、第1のコアネットワークエンティティにより、ネットワークスライス識別子に対応するネットワークスライスをターゲットネットワークスライスとして決定するステップ、又は第1のコアネットワークエンティティにより、データ伝送要件をサポートするネットワークスライスをターゲットネットワークスライスとして決定するステップを含む。
第1のコアネットワークエンティティがデータ伝送要件をサポートする複数のネットワークスライスが存在すると決定した場合、第1のコアネットワークエンティティは、最低の負荷を有するネットワークスライスをターゲットネットワークスライスとして決定してもよく、或いは最高の優先度を有するネットワークスライスをターゲットネットワークスライスとして決定してもよい。
第1の態様又は第1の態様の第1の可能な実現方式を参照して、第1の態様の第2の可能な実現方式では、NASメッセージはアタッチ要求メッセージである。
第1のコアネットワークエンティティにより、NASメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信するステップは、第1のコアネットワークエンティティにより、アタッチ要求メッセージ及び第1のコアネットワークエンティティの識別情報を第2のコアネットワークエンティティに送信するステップであり、それにより、アタッチ要求メッセージに基づいてUEをターゲットネットワークスライスに登録した後に、第2のコアネットワークエンティティは、第1のコアネットワークエンティティの識別情報に基づいて、NASメッセージをUEに送信する、ステップを含む。
第1の態様の第2の可能な実現方式を参照して、第1の態様の第3の可能な実現方式では、ターゲットネットワークスライスは第3のコアネットワークエンティティを更に含み、UEは、RANを使用することにより、第3のコアネットワークエンティティとデータ通信を実行する。
第1のコアネットワークエンティティにより、アタッチ要求メッセージ及び第1のコアネットワークエンティティの識別情報を第2のコアネットワークエンティティに送信した後に、当該方法は、第1のコアネットワークエンティティにより、第2のコアネットワークエンティティにより送信されたユーザプレーン情報を受信するステップであり、ユーザプレーン情報は、RANにより、第3のコアネットワークエンティティへのユーザプレーン接続を確立するために使用される、ステップと、第1のコアネットワークエンティティにより、ユーザプレーン情報をRANに送信するステップであり、それにより、RANは、ユーザプレーン情報に基づいて、第3のコアネットワークエンティティへのユーザプレーン接続を確立する、ステップとを更に含む。
任意選択で、ユーザプレーン情報は、第3のコアネットワークエンティティについての情報を含む。第3のコアエンティティについての情報は、第3のコアネットワークエンティティのインターネットプロトコル(Internet Protocol, 略称「IP」)アドレスである。
第1の態様の第3の可能な実現方式を参照して、第1の態様の第4の可能な実現方式では、当該方法は、第1のコアネットワークエンティティにより、ネットワークスライス情報をRANに送信するステップであり、それにより、RANは、RANとUEとの間のデータ無線ベアラDRBにネットワークスライス情報を加えたものと、RANと第3のコアネットワークエンティティとの間のユーザプレーン接続との間の対応関係を記憶する、ステップを更に含む。
アプリケーションレイヤにおいてデータ要求を受信した後に、UEは、データに対応するサービス品質(Quality of Service, 略称「QoS」)及びネットワークスライス情報を決定し、データを、UEとRANとの間のデータ無線ベアラであり、QoSに対応するデータ無線ベアラに送信する。データは、ネットワークスライス情報を搬送する。RANは、UEとRANとの間のDRBにネットワークスライス情報を加えたものと、RANと第3のコアネットワークエンティティとの間のユーザプレーン接続との間の以前に記憶された対応関係に基づいて、RANと第3のコアネットワークエンティティとの間のユーザプレーン接続であり、使用される必要があるユーザプレーン接続を決定し、データをユーザプレーン接続に送信する。したがって、同じQoSを有するデータは同じDRBにマッピングでき、UEとRANとの間のDRBは複数のNetwork Slicing内で再利用でき、それにより、ネットワーク内のDRB数を低減し、ネットワークリソースを節約する。
第1の態様及び前述の可能な実現方式のうちいずれか1つを参照して、第1の態様の第5の可能な実現方式では、当該方法は、第1のコアネットワークエンティティにより、UEにより送信された第1の位置更新要求メッセージを受信するステップであり、第1の位置更新要求メッセージは、UEの一時アイデンティティを搬送し、第1の位置更新要求メッセージは、UEが現在位置している位置エリアを第1のコアネットワークエンティティに通知するために使用され、一時アイデンティティは、UEが第1の位置更新要求メッセージを第1のコアネットワークエンティティに送信する前にUEにサービス提供するコアネットワークエンティティによりUEに割り当てられる、ステップと、第1のコアネットワークエンティティにより、一時アイデンティティに基づいて、UEが現在登録しているネットワークスライス内の第4のコアネットワークエンティティを決定するステップと、第1のコアネットワークエンティティにより、第1のコアネットワークエンティティの識別情報を第4のコアネットワークエンティティに送信するステップであり、それにより、第4のコアネットワークエンティティは、第1のコアネットワークエンティティの識別情報に基づいて、NASメッセージをUEに送信する、ステップとを更に含む。
第1のコアネットワークエンティティにより、一時アイデンティティに基づいて、UEが現在登録しているネットワークスライス内の第4のコアネットワークエンティティを決定するステップは、具体的には、第1のコアネットワークエンティティにより、一時アイデンティティに基づいて、UEが第1のメッセージを第1のコアネットワークエンティティに送信する前にUEにサービス提供するコアネットワークエンティティを決定するステップと、要求メッセージを、UEにサービス提供するコアネットワークエンティティに送信するステップであり、要求メッセージは、UEにサービス提供するコアネットワークエンティティから、UEが現在登録しているネットワークスライス内の第4のコアネットワークエンティティについての情報を要求するために使用される、ステップと、第1のコアネットワークエンティティにより、UEにサービス提供するコアネットワークエンティティにより送信された応答メッセージを受信するステップであり、応答メッセージは、UEが現在登録しているネットワークスライス内の第4のコアネットワークエンティティについての情報を含む、ステップと、第1のコアネットワークエンティティにより、応答メッセージに基づいて、UEが現在登録しているネットワークスライス内の第4のコアネットワークエンティティを決定するステップでもよい。
任意選択で、第1のコアネットワークエンティティは、HSSへの更新を開始し、HSSは、確認情報を第1のコアネットワークエンティティに送信する。確認情報は、HSSが第1のコアネットワークエンティティのアドレス情報を回復したことを第1のコアネットワークエンティティに通知するために使用され、それにより、ネットワークスライス内の他のコアネットワークエンティティは、HSSを使用することにより、第1のコアネットワークエンティティを見つける。
したがって、UEの位置が更新されているとき、位置は、第1のコアネットワークエンティティのみに更新される必要があり、第1のコアネットワークエンティティは、UEが登録しているネットワークスライス内のコアネットワークエンティティをUEに通知し、それにより、ネットワーク内のシグナリング量が低減できる。
第2の態様によれば、無線通信方法が提供される。当該方法は通信システムに適用される。通信システムは、ユーザ装置UEと、無線アクセスネットワークRANと、第1のコアネットワークエンティティと、少なくとも1つのネットワークスライスとを含む。少なくとも1つのネットワークスライス内のターゲットネットワークスライスは第2のコアネットワークエンティティを含む。UEは、RAN及び第1のコアネットワークエンティティを使用することにより、第2のコアネットワークエンティティと非アクセス層NAS通信を実行する。当該方法は、第2のコアネットワークエンティティにより、第1のコアネットワークエンティティにより送信されたNASメッセージを受信するステップであり、ターゲットネットワークスライスは、UEにより送信されたネットワークスライス情報に基づいて第1のコアネットワークエンティティにより決定され、NASメッセージは、UEにより第1のコアネットワークエンティティに送信される、ステップと、第2のコアネットワークエンティティにより、NASメッセージに基づいて、UEとNAS通信を実行するステップとを含む。
したがって、この出願における無線通信方法によれば、ネットワークスライス内のコアネットワークエンティティは、ネットワークスライスの外部のコアネットワークエンティティにより転送されたUEのNASメッセージを受信でき、UEは、NASメッセージを伝送するために、各ネットワークスライス内のコアネットワークエンティティへのシグナリング接続を確立する必要はなく、それにより、通信プロセスにおけるシグナリング量が低減でき、ネットワーク管理及び維持効率が改善できる。
第2の態様を参照して、第2の態様の第1の可能な実現方式では、NASメッセージはアタッチ要求メッセージである。
第2のコアネットワークエンティティにより、第1のコアネットワークエンティティにより送信されたNASメッセージを受信するステップは、第2のコアネットワークエンティティにより、第1のコアネットワークエンティティにより送信されたアタッチ要求メッセージ及び第1のコアネットワークエンティティの識別情報を受信するステップを含む。
第2のコアネットワークエンティティにより、NASメッセージに基づいて、UEとNAS通信を実行するステップは、第2のコアネットワークエンティティにより、アタッチ要求メッセージに基づいて、UEをターゲットネットワークスライスに登録するステップと、第2のコアネットワークエンティティにより、第1のコアネットワークエンティティの識別情報に基づいて、NASメッセージをUEに送信するステップとを含む。
第2の態様の第1の可能な実現方式を参照して、第2の態様の第2の可能な実現方式では、ターゲットネットワークスライスは第3のコアネットワークエンティティを更に含み、UEは、RANを使用することにより、第3のコアネットワークエンティティとデータ通信を実行する。
第2のコアネットワークエンティティにより、第1のコアネットワークエンティティにより送信されたアタッチ要求メッセージ及び第1のコアネットワークエンティティの識別情報を受信した後に、当該方法は、第2のコアネットワークエンティティにより、ユーザプレーン情報を第1のコアネットワークエンティティに送信するステップであり、ユーザプレーン情報は、RANにより、第3のコアネットワークエンティティへのユーザプレーン接続を確立するために使用され、それにより、第1のコアネットワークエンティティは、ユーザプレーン情報をRANに送信し、RANは、ユーザプレーン情報に基づいて、第3のコアネットワークエンティティへのユーザプレーン接続を確立する、ステップを更に含む。
任意選択で、第2のコアネットワークエンティティは、指示情報をUEに送信し、指示情報は、UEのアタッチ要求が承認されたことをUEに通知するために使用される。
第3の態様によれば、無線通信方法が提供される。当該方法は通信システムに適用される。通信システムは、ユーザ装置UEと、無線アクセスネットワークRANと、第1のコアネットワークエンティティと、少なくとも1つのネットワークスライスとを含む。当該方法は、UEにより、第1のコアネットワークエンティティへのシグナリング接続を確立するステップと、UEにより、ネットワークスライス情報及び非アクセス層NASメッセージを第1のコアネットワークエンティティに送信するステップであり、それにより、第1のコアネットワークエンティティは、ネットワークスライス情報に基づいて、少なくとも1つのネットワークスライスからターゲットネットワークスライスを決定し、NASメッセージをターゲットネットワークスライス内の第2のコアネットワークエンティティに送信し、UEは、RAN及び第1のコアネットワークエンティティを使用することにより、第2のコアネットワークエンティティとNAS通信を実行する、ステップとを含む。
したがって、この出願における無線通信方法によれば、ユーザ装置は、ネットワークスライス情報及びNASメッセージを、UEへの接続を確立したコアネットワークエンティティに送信し、それにより、コアネットワークエンティティは、ユーザ装置により送信されたネットワークスライス情報に基づいて、UEにサービス提供するターゲットネットワークスライスを決定し、NASメッセージをターゲットネットワークスライス内のコアネットワークエンティティに送信する。このように、1つのコアネットワークエンティティは、UEのNASメッセージを複数のネットワークスライスのコアネットワークエンティティに転送でき、UEは、NASメッセージを伝送するために、各ネットワークスライス内のコアネットワークエンティティへのシグナリング接続を確立する必要はなく、それにより、通信プロセスにおけるシグナリング量が低減でき、ネットワーク管理及び維持効率が改善できる。
第3の態様又は第3の態様の第1の可能な実現方式を参照して、第3の態様の第2の可能な実現方式では、ネットワークスライス情報は、ネットワークスライス識別子又はネットワークスライスがサポートする必要があるデータ伝送要件である。
第3の態様又は第3の態様の第1の可能な実現方式を参照して、第3の態様の第2の可能な実現方式では、NASメッセージはアタッチ要求メッセージである。
任意選択で、UEは、第2のコアネットワークエンティティにより送信された指示情報を受信し、指示情報は、UEのアタッチ要求が承認されたことを示すために使用される。
第4の態様によれば、無線通信方法が提供される。当該方法は通信システムに適用される。通信システムは、ユーザ装置UEと、無線アクセスネットワークRANと、第1のコアネットワークエンティティと、少なくとも1つのネットワークスライスとを含む。当該方法は、第1のコアネットワークエンティティにより、UEが少なくとも1つのネットワークスライス内のターゲットネットワークスライス内でアイドルモードから接続モードに変更する必要があると決定するステップであり、ターゲットネットワークスライスは第2のコアネットワークエンティティを含み、UEは、RAN及び第1のコアネットワークエンティティを使用することにより、第2のコアネットワークエンティティと非アクセス層NAS通信を実行する、ステップと、第1のコアネットワークエンティティにより、第1のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信するステップであり、第1のメッセージは、UEのモードをアイドルモードから接続モードに変更するのを要求するために使用され、それにより、第2のコアネットワークエンティティは、UEが接続モードに入ることを可能にするために、第1のメッセージに基づいて、UEへのNAS接続を確立する、ステップとを含む。
したがって、この出願における無線通信方法によれば、UEがターゲットネットワークスライス内でアイドルモードから接続モードに変更する必要があると決定したとき、第1のコアネットワークエンティティは、UEのモードを接続モードに変更するのを要求するためのメッセージをターゲットネットワークスライス内の第2のコアネットワークエンティティに送信し、それにより、第2のコアネットワークエンティティは、UEが接続モードに入ることを可能にするために、コアネットワークエンティティにより送信されたメッセージに基づいて、UEへの制御プレーン接続を確立できる。このように、UEが或るネットワークスライス内でアイドルモードにあり、他のネットワークスライス内で接続モードにあるため、接続モードが管理するのが困難であることが回避でき、ネットワーク管理効率が改善できる。
第4の態様を参照して、第4の態様の第1の可能な実現方式では、ターゲットネットワークスライスは第3のコアネットワークエンティティを更に含み、UEは、RANを使用することにより、第3のコアネットワークエンティティとデータ通信を実行する。
第1のコアネットワークエンティティにより、第1のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信した後に、当該方法は、第1のコアネットワークエンティティにより、第2のコアネットワークエンティティにより送信されたユーザプレーン情報を受信するステップであり、ユーザプレーン情報は、RANにより、第3のコアネットワークエンティティへのユーザプレーン接続を確立するために使用される、ステップと、第1のコアネットワークエンティティにより、ユーザプレーン情報をRANに送信するステップであり、それにより、RANは、ユーザプレーン情報に基づいて、第3のコアネットワークエンティティへのユーザプレーン接続を確立する、ステップとを更に含む。
第4の態様又は第4の態様の第1の可能な実現方式を参照して、第4の態様の第2の可能な実現方式では、第1のコアネットワークエンティティにより、UEが少なくとも1つのネットワークスライス内のターゲットネットワークスライス内でアイドルモードから接続モードに変更する必要があると決定するステップは、第1のコアネットワークエンティティにより、UEにより送信された第2のメッセージを受信するステップであり、第2のメッセージはネットワークスライス情報を含み、第2のメッセージは、UEにより、ネットワークスライス情報により示されるネットワークスライス内で接続モードに入るのを要求するために使用される、ステップと、第1のコアネットワークエンティティにより、第2のメッセージに基づいて、UEがネットワークスライス情報により示されるネットワークスライス内でアイドルモードから接続モードに変更する必要があると決定するステップとを含む。
任意選択で、第1のコアネットワークエンティティは、ネットワークスライス情報をRANに送信し、それにより、RANは、RANとUEとの間のデータ無線ベアラDRBにネットワークスライス情報を加えたものと、RANと第3のコアネットワークエンティティとの間のユーザプレーン接続との間の対応関係を記憶する。したがって、UEとRANとの間のDRBは複数のNetwork Slicing内で再利用でき、それにより、ネットワーク内のDRB数を低減し、ネットワークリソースを節約する。
第4の態様又は第4の態様の第1の可能な実現方式を参照して、第4の態様の第3の可能な実現方式では、第1のコアネットワークエンティティにより、UEが少なくとも1つのネットワークスライス内のターゲットネットワークスライス内でアイドルモードから接続モードに変更する必要があると決定するステップは、第1のコアネットワークエンティティにより、第2のコアネットワークエンティティにより送信された第3のメッセージを受信するステップであり、第3のメッセージは、第2のコアネットワークエンティティがUEに送信されるべきデータを有することを示すために使用されるか、或いは第3のメッセージは、第2のコアネットワークエンティティがUEとNAS通信を実行する必要があることを示すために使用される、ステップと、第1のコアネットワークエンティティにより、第3のメッセージに基づいて、UEがターゲットネットワークスライス内でアイドルモードから接続モードに変更する必要があると決定するステップとを含む。
第1のコアネットワークエンティティにより、第1のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信するステップは、第1のコアネットワークデバイスにより、第1のコアネットワークデバイスが、UEへのシグナリング接続が確立されたと決定した場合、第1のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信するステップを含む。
第4の態様の第3の可能な実現方式を参照して、第4の態様の第4の可能な実現方式では、第1のコアネットワークエンティティにより、第1のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信するステップは、第1のコアネットワークエンティティにより、第1のコアネットワークエンティティが第1のコアネットワークエンティティとUEとの間にシグナリング接続が確立されていないと決定した場合、ページングメッセージをUEに送信するステップと、第1のコアネットワークエンティティにより、ページングメッセージに基づいてUEにより送信された第4のメッセージを受信するステップであり、第4のメッセージは、第1のコアネットワークエンティティへのシグナリング接続を確立するのを要求するために使用される、ステップと、第1のコアネットワークエンティティにより、第4のメッセージに基づいて、UEへのシグナリング接続を確立するステップと、第1のコアネットワークエンティティにより、第1のコアネットワークエンティティがUEへのシグナリング接続を確立した後に、第1のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信するステップとを含む。
第4の態様の第1の可能な実現方式を参照して、第4の態様の第5の可能な実現方式では、当該方法は、第1のコアネットワークエンティティにより、第2のコアネットワークエンティティにより送信された第5のメッセージを受信するステップであり、第5のメッセージは、第6のメッセージをRANに送信するように第1のコアネットワークエンティティに対して命令するために使用され、第6のメッセージは、RANと第3のコアネットワークエンティティとの間のユーザプレーン接続を解放するようにRANに対して命令するために使用される、ステップを更に含む。
一般的に、第2のコアネットワークエンティティにより送信された第5のメッセージを受信したとき、第1のコアネットワークエンティティは、UEのローカルに記憶されたコンテキスト情報を削除する。
第4の態様の第5の可能な実現方式を参照して、第4の態様の第6の可能な実現方式では、第1のコアネットワークエンティティが第2のコアネットワークエンティティにより送信された第5のメッセージを受信した後に、第1のコアネットワークエンティティが、UEがターゲットネットワークスライス内でのみ接続モードにあると決定した場合、第6のメッセージは、RANとUEとの間の制御プレーン接続及びユーザプレーン接続を解放するようにRANに対して命令するために使用される接続解放情報を含む。
第4の態様及び第4の態様の第1〜第4の可能な実現方式のうちいずれか1つを参照して、第4の態様の第7の可能な実現方式では、当該方法は、第1のコアネットワークエンティティにより、第7のメッセージをUEに送信するステップであり、第7のメッセージは、UEがターゲットネットワークスライス内で接続モードに入ったことを通知するために使用される、ステップを更に含む。
第5の態様によれば、無線通信方法が提供される。当該方法は通信システムに適用される。通信システムは、ユーザ装置UEと、無線アクセスネットワークRANと、第1のコアネットワークエンティティと、少なくとも1つのネットワークスライスとを含む。少なくとも1つのネットワークスライス内のターゲットネットワークスライスは第2のコアネットワークエンティティを含む。UEは、RAN及び第1のコアネットワークエンティティを使用することにより、第2のコアネットワークエンティティと非アクセス層NAS通信を実行する。当該方法は、第2のコアネットワークエンティティにより、第1のメッセージを第1のコアネットワークエンティティに送信するステップであり、第1のメッセージは、第2のコアネットワークエンティティがUEに送信されるべきデータを有することを示すために使用されるか、或いは第1のメッセージは、第2のコアネットワークエンティティがUEとNAS通信を実行する必要があることを示すために使用され、それにより、第1のコアネットワークエンティティは、第1のメッセージに基づいて、UEがターゲットネットワークスライス内でアイドルモードから接続モードに変更する必要があると決定する、ステップと、第2のコアネットワークエンティティにより、第1のコアネットワークエンティティにより送信された第2のメッセージを受信するステップであり、第2のメッセージは、UEのモードをアイドルモードから接続モードに変更するのを要求するために使用される、ステップと、第2のコアネットワークエンティティにより、UEが接続モードに入ることを可能にするために、第2のメッセージに基づいて、UEへのNAS接続を確立するステップとを含む。
したがって、この出願における無線通信方法によれば、ターゲットネットワークスライス内の第2のコアネットワークエンティティは、ユーザ装置UEのモードを接続モードに変更するのを要求するためのメッセージであり、ターゲットネットワークスライスの外部の第1のコアネットワークエンティティにより送信されたメッセージを受信し、UEが接続モードに入ることを可能にするために、メッセージに基づいて、UEへの制御プレーン接続を確立する。このように、UEが或るネットワークスライス内でアイドルモードにあり、他のネットワークスライス内で接続モードにあるため、接続モードが管理するのが困難であることが回避でき、ネットワーク管理効率が改善できる。
第5の態様を参照して、第5の態様の第1の可能な実現方式では、ターゲットネットワークスライスは第3のコアネットワークエンティティを更に含み、UEは、RANを使用することにより、第3のコアネットワークエンティティとデータ通信を実行する。
第2のコアネットワークエンティティにより、第1のコアネットワークエンティティにより送信された第2のメッセージを受信した後に、当該方法は、第2のコアネットワークエンティティにより、ユーザプレーン情報を第1のコアネットワークエンティティに送信するステップであり、ユーザプレーン情報は、RANにより、第3のコアネットワークエンティティへのユーザプレーン接続を確立するために使用され、それにより、第1のコアネットワークエンティティは、ユーザプレーン情報をRANに送信し、RANは、ユーザプレーン情報に基づいて、第3のコアネットワークエンティティへのユーザプレーン接続を確立する、ステップを更に含む。
第5の態様の第1の可能な実現方式を参照して、第5の態様の第2の可能な実現方式では、当該方法は、第2のコアネットワークエンティティにより、第3のメッセージを第1のコアネットワークエンティティに送信するステップであり、第3のメッセージは、第4のメッセージをRANに送信するように第1のコアネットワークエンティティに対して命令するために使用され、第4のメッセージは、RANと第3のコアネットワークエンティティとの間のユーザプレーン接続を解放するようにRANに対して命令するために使用される、ステップを更に含む。
第5の態様の第2の可能な実現方式を参照して、第5の態様の第3の可能な実現方式では、第2のコアネットワークエンティティにより、第3のメッセージを第1のコアネットワークエンティティに送信する前に、当該方法は、第2のコアネットワークエンティティにより、第3のコアネットワークエンティティにより送信された第5のメッセージを受信するステップであり、第5のメッセージは、UEが予め設定された持続時間内にデータを受信又は送信しないことを示すために使用される、ステップ、又は第2のコアネットワークエンティティにより、UEにより送信された第6のメッセージを受信するステップであり、第6のメッセージは、ターゲットネットワークスライス内でアイドルモードに入るのを要求するために使用される、ステップを更に含む。
第6の態様によれば、無線通信方法が提供される。当該方法は通信システムに適用される。通信システムは、ユーザ装置UEと、無線アクセスネットワークRANと、第1のコアネットワークエンティティと、少なくとも1つのネットワークスライスとを含む。当該方法は、UEにより、第1のコアネットワークエンティティへのシグナリング接続を確立するステップと、UEにより、第1のメッセージを第1のコアネットワークエンティティに送信するステップであり、第1のメッセージは、ターゲットネットワークスライス内で接続モードに入るのを要求するために使用され、ターゲットネットワークスライスは第2のコアネットワークエンティティを含み、UEは、RAN及び第1のコアネットワークエンティティを使用することにより、第2のコアネットワークエンティティと非アクセス層NAS通信を実行し、それにより、第1のコアネットワークエンティティは、第1のメッセージに基づいて、UEのモードをアイドルモードから接続モードに変更するのを要求するために使用される第2のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信し、それにより、第2のコアネットワークエンティティは、UEが接続モードに入ることを可能にするために、第2のメッセージに基づいて、UEへのNAS接続を確立する、ステップとを含む。
したがって、この出願における無線通信方法によれば、ユーザ装置は、ターゲットネットワークスライス内で接続モードに入るのを要求するためのメッセージを、ユーザ装置への接続を確立したコアネットワークエンティティに送信し、それにより、コアネットワークエンティティは、ユーザ装置のモードを接続モードに変更するために、メッセージに基づいて、ターゲットネットワークスライス内のコアネットワークエンティティと相互作用する。このように、UEが或るネットワークスライス内でアイドルモードにあり、他のネットワークスライス内で接続モードにあるため、接続モードが管理するのが困難であることが回避でき、ネットワーク管理効率が改善できる。
第6の態様を参照して、第6の態様の第1の可能な実現方式では、当該方法は、UEにより、第1のコアネットワークエンティティにより送信された第3のメッセージを受信するステップであり、第3のメッセージは、UEがターゲットネットワークスライス内で接続モードに入ったことを通知するために使用される、ステップを更に含む。
第7の態様によれば、コアネットワークエンティティが提供され、前述の第1の態様及び第1の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つにおける方法を実行するように構成される。具体的には、コアネットワークエンティティは、前述の第1の態様及び第1の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つにおける方法を実行するように構成されたユニットを含む。
第8の態様によれば、コアネットワークエンティティが提供され、前述の第2の態様及び第2の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つにおける方法を実行するように構成される。具体的には、コアネットワークエンティティは、前述の第2の態様及び第2の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つにおける方法を実行するように構成されたユニットを含む。
第9の態様によれば、ユーザ装置が提供され、前述の第3の態様及び第3の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つにおける方法を実行するように構成される。具体的には、ユーザ装置は、前述の第3の態様及び第3の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つにおける方法を実行するように構成されたユニットを含む。
第10の態様によれば、コアネットワークエンティティが提供され、前述の第4の態様及び第4の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つにおける方法を実行するように構成される。具体的には、コアネットワークエンティティは、前述の第4の態様及び第4の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つにおける方法を実行するように構成されたユニットを含む。
第11の態様によれば、コアネットワークエンティティが提供され、前述の第5の態様及び第5の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つにおける方法を実行するように構成される。具体的には、コアネットワークエンティティは、前述の第5の態様及び第5の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つにおける方法を実行するように構成されたユニットを含む。
第12の態様によれば、ユーザ装置が提供され、前述の第6の態様における方法を実行するように構成される。具体的には、ユーザ装置は、前述の第6の態様及び第6の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つにおける方法を実行するように構成されたユニットを含む。
第13の態様によれば、プロセッサと、メモリと、トランシーバとを含むコアネットワークエンティティが提供される。プロセッサ、メモリ及びトランシーバは、バスシステムを使用することにより接続される。メモリは命令を記憶するように構成される。プロセッサは、メモリに記憶された命令を実行するように構成され、それにより、情報を受信して情報を送信するようにトランシーバを制御し、それにより、コアネットワークエンティティは、前述の第1の態様及び第1の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つにおける方法を実行する。
第14の態様によれば、プロセッサと、メモリと、トランシーバとを含むコアネットワークエンティティが提供される。プロセッサ、メモリ及びトランシーバは、バスシステムを使用することにより接続される。メモリは命令を記憶するように構成される。プロセッサは、メモリに記憶された命令を実行するように構成され、それにより、情報を受信して情報を送信するようにトランシーバを制御し、それにより、コアネットワークエンティティは、前述の第2の態様及び第2の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つにおける方法を実行する。
第15の態様によれば、プロセッサと、メモリと、トランシーバとを含むユーザ装置が提供される。プロセッサ、メモリ及びトランシーバは、バスシステムを使用することにより接続される。メモリは命令を記憶するように構成される。プロセッサは、メモリに記憶された命令を実行するように構成され、それにより、情報を受信して情報を送信するようにトランシーバを制御し、それにより、ユーザ装置は、前述の第3の態様及び第3の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つにおける方法を実行する。
第16の態様によれば、プロセッサと、メモリと、トランシーバとを含むコアネットワークエンティティが提供される。プロセッサ、メモリ及びトランシーバは、バスシステムを使用することにより接続される。メモリは命令を記憶するように構成される。プロセッサは、メモリに記憶された命令を実行するように構成され、それにより、情報を受信して情報を送信するようにトランシーバを制御し、それにより、コアネットワークエンティティは、前述の第4の態様及び第4の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つにおける方法を実行する。
第17の態様によれば、プロセッサと、メモリと、トランシーバとを含むコアネットワークエンティティが提供される。プロセッサ、メモリ及びトランシーバは、バスシステムを使用することにより接続される。メモリは命令を記憶するように構成される。プロセッサは、メモリに記憶された命令を実行するように構成され、それにより、情報を受信して情報を送信するようにトランシーバを制御し、それにより、コアネットワークエンティティは、前述の第5の態様及び第5の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つにおける方法を実行する。
第18の態様によれば、プロセッサと、メモリと、トランシーバとを含むユーザ装置が提供される。プロセッサ、メモリ及びトランシーバは、バスシステムを使用することにより接続される。メモリは命令を記憶するように構成される。プロセッサは、メモリに記憶された命令を実行するように構成され、それにより、情報を受信して情報を送信するようにトランシーバを制御し、それにより、ユーザ装置は、前述の第6の態様及び第6の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つにおける方法を実行する。
第19の態様によれば、コンピュータ読み取り可能媒体が提供され、コンピュータプログラムを記憶するように構成される。コンピュータプログラムは、第1の態様及び第1の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つにおける方法を実行するために使用される命令を含む。
第20の態様によれば、コンピュータ読み取り可能媒体が提供され、コンピュータプログラムを記憶するように構成される。コンピュータプログラムは、第2の態様及び第2の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つにおける方法を実行するために使用される命令を含む。
第21の態様によれば、コンピュータ読み取り可能媒体が提供され、コンピュータプログラムを記憶するように構成される。コンピュータプログラムは、第3の態様及び第3の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つにおける方法を実行するために使用される命令を含む。
第22の態様によれば、コンピュータ読み取り可能媒体が提供され、コンピュータプログラムを記憶するように構成される。コンピュータプログラムは、第4の態様及び第4の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つにおける方法を実行するために使用される命令を含む。
第23の態様によれば、コンピュータ読み取り可能媒体が提供され、コンピュータプログラムを記憶するように構成される。コンピュータプログラムは、第5の態様及び第5の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つにおける方法を実行するために使用される命令を含む。
第24の態様によれば、コンピュータ読み取り可能媒体が提供され、コンピュータプログラムを記憶するように構成される。コンピュータプログラムは、第6の態様及び第6の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つにおける方法を実行するために使用される命令を含む。
本発明の実施例における技術的解決策をより明確に説明するために、以下に、本発明の実施例を説明するために必要な添付図面について簡単に説明する。明らかに、以下の説明における添付図面は、本発明の単にいくつかの実施例を示しているに過ぎず、当業者は、創造的取り組みなしに、依然としてこれらの添付図面から他の図面を導き得る。
本発明の実施例による通信システムのアーキテクチャの概略図である。 本発明の実施例による無線通信方法の概略フローチャートである。 本発明の実施例による無線通信方法の他の概略フローチャートである。 本発明の実施例による無線通信方法の更に他の概略フローチャートである。 本発明の実施例による無線通信方法の更に他の概略フローチャートである。 本発明の実施例による位置更新方法の概略フローチャートである。 本発明の実施例に従ってUEのモードを接続モードからアイドルモードに変更するための方法の概略フローチャートである。 本発明の実施例に従ってUEのモードをアイドルモードから接続モードに変更するための方法の概略フローチャートである。 本発明の実施例に従ってUEのモードをアイドルモードから接続モードに変更するための方法の他の概略フローチャートである。 本発明の実施例に従ってUEのモードをアイドルモードから接続モードに変更するための方法の更に他の概略フローチャートである。 本発明の実施例に従ってUEのモードをアイドルモードから接続モードに変更するための方法の更に他の概略フローチャートである。 本発明の実施例によるコアネットワークエンティティの概略ブロック図である。 本発明の他の実施例によるコアネットワークエンティティの概略ブロック図である。 本発明の実施例によるユーザ装置の概略ブロック図である。 本発明の更に他の実施例によるコアネットワークエンティティの概略ブロック図である。 本発明の更に他の実施例によるコアネットワークエンティティの概略ブロック図である。 本発明の他の実施例によるユーザ装置の概略ブロック図である。 本発明の更に他の実施例によるコアネットワークエンティティの概略ブロック図である。 本発明の更に他の実施例によるコアネットワークエンティティの概略ブロック図である。 本発明の更に他の実施例によるユーザ装置の概略ブロック図である。 本発明の他の実施例による無線通信方法の概略フローチャートである。 本発明の具体的な実施例による無線通信方法の概略フローチャートである。 本発明の更に他の実施例による無線通信方法の概略フローチャートである。 本発明の他の具体的な実施例による無線通信方法の概略フローチャートである。 本発明の更に他の実施例による無線通信方法の概略フローチャートである。 本発明の更に他の実施例によるコアネットワークエンティティの概略ブロック図である。 本発明の更に他の実施例によるコアネットワークエンティティの概略ブロック図である。 本発明の更に他の実施例によるユーザ装置の概略ブロック図である。 本発明の更に他の実施例によるコアネットワークエンティティの概略ブロック図である。 本発明の更に他の実施例によるユーザ装置の概略ブロック図である。
以下に、本発明の実施例における添付図面を参照して、本発明の実施例における技術的解決策について明確且つ完全に説明する。明らかに、説明する実施例は、本発明の実施例の全てではなく一部である。創造的取り組みなしに本発明の実施例に基づいて当業者により取得される全ての他の実施例は、本発明の保護範囲内に入るものとする。
本発明の実施例の技術的解決策は、グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ(Global System of Mobile Communication, 略称「GSM」)システム、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access, 略称「CDMA」)システム、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access, 略称「WCDMA」)システム、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution, 略称「LTE」)システム、LTE周波数分割複信(Frequency Division Duplex, 略称「FDD」)システム、LTE時分割複信(Time Division Duplex, 略称「TDD」)、ユニバーサル移動通信システム(Universal Mobile Telecommunications System, 略称「UMTS」)及び将来の5G通信システムのような様々な通信システムに適用されてもよい。
本発明の実施例では、ユーザ装置(User Equipment, 略称「UE」)は、端末デバイス、移動局(Mobile Station, 略称「MS」)、移動端末(Mobile Terminal)等とも呼ばれてもよい。ユーザ装置は、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network, 略称「RAN」)を使用することにより、1つ以上のコアネットワークと通信してもよい。例えば、ユーザ装置は、移動電話(又は「セルラ」電話と呼ばれる)又は移動端末を有するコンピュータでもよい。例えば、ユーザ装置は、ポータブル、ポケットサイズ、ハンドヘルド型、コンピュータ内蔵若しくは車載のモバイル装置、将来の5Gシステムにおける端末デバイス若しくは将来の進化型PLMNネットワークにおける端末デバイス、又は前述の端末デバイス内の通信チップでもよい。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project, 略称「3GPP」)の既存の標準の解決策は、UEが複数のネットワークスライス(Network Slicing)に同時にアクセスするシナリオをサポートする。UEが複数のNetwork Slicingに同時にアクセスする通信プロセスにおいて、UEは、非アクセス層(Non-Access Stratum, 略称「NAS」)メッセージを伝送するために、各Network Slicing内でコアネットワークエンティティへのシグナリング接続を確立する必要があり、その結果、ネットワーク内に大量のシグナリングが存在する。さらに、UEは、或るNetwork Slicing内でアイドル(Idle)モードにあってもよく、他のNetwork Slicing内で接続(Connected)モードにあってもよく、その結果、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network, 略称「RAN」)側において接続モードを管理するのが困難である。
このことを鑑みて、UEが複数のNetwork Slicingに同時にアクセスするシナリオにおいて生成されるシグナリング量を低減し、UEが或るNetwork Slicing内でIdleモードにあり、他のNetwork Slicing内でConnectedモードにあるため、接続モードが管理するのが困難であるという問題を回避し、ネットワーク管理効率を改善するための無線通信方法が提供され得る。
図1は、本発明の実施例による通信システムのアーキテクチャの概略図を示す。図1に示すように、通信システムは、ユーザ装置(User Equipment, 略称「UE」)と、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network, 略称「RAN」)と、モビリティ管理機能(Mobility Management Function, 略称「MMF」)と、複数のネットワークスライス(Network Slicing)とを含む(図1は、2つのNetwork Slicing、すなわち、Network Slicing 1及びNetwork Slicing 2を示す)。Network Slicingは、制御プレーン(Control Plane, 略称「CP」)機能(Function)と、ユーザプレーン(User Plane, 略称「UP」)Functionと、データベース(Database)とを含む。モビリティ管理機能MMF、UP Function及びUP Functionはコアネットワークエンティティと呼ばれてもよい。本発明におけるエンティティの名前は、単に説明の便宜上のためのものに過ぎず、全く限定を構成しない。
図1に示すように、UEは、インタフェースN1を使用することによりMMFに接続され、UEは、インタフェースN2を使用することによりRANに接続され、RANは、インタフェースN3を使用することによりMMFに接続され、MMFは、インタフェースN4を使用することによりNetwork Slicing 1内のCP Function及びNetwork Slicing 2内のCP Functionに接続され、CP Functionは、インタフェースN5を使用することによりUP Functionに接続され、CP Functionは、インタフェースN6を使用することによりDatabaseに接続される。インタフェースのシリアル番号は、単に説明の便宜上のためのものに過ぎず、インタフェースタイプを限定するために使用されない。
図1に示す通信システムにおいて、CP Functionは、UE登録及びセッション管理の役目をし、UP Functionは、UEの具体的なサービスを運ぶように構成され、Databaseは、UE識別子、シリアル番号、ルーティング情報、セキュリティ情報、位置情報及びプロフィール(Profile)情報のようなUEに関する情報を記憶するように構成される。MMFは、UEの位置エリア管理、接続モード(アイドル(Idle)モード及び接続(Connected)モードを含む)管理及びハンドオーバ(Handover)管理の役目をする。UEは、RAN及びMMFを使用することにより、Network Slicing内のCP FunctionとNAS通信を実行し、UEは、RANを使用することにより、Network Slicing内のUP Functionとデータ通信を実行する。
本発明のこの実施例では、ネットワークスライスは、サービス要件に基づいてネットワークをセグメント化することにより取得される。例えば、モノのインターネットの通信サービスについて、この種類の通信サービスは膨大な数のユーザ装置を伴い、各ユーザ装置は、極めて小さい量の情報を伝送し、希に移動し、したがって、多数のデバイスを制御でき且つ比較的弱い機能のモビリティ管理モジュールを有する制御プレーンエンティティと、比較的弱いデータ転送能力を有するユーザプレーンエンティティとが、Network Slicingにグループ化されてもよい。モバイルブロードバンド(Mobile Broadband, 略称「MBB」)サービスについて、この種類のサービスでは、ユーザ装置は、モビリティ管理及びサービス品質(Quality of Service, 略称「QoS」)に対して高い要件を有し、したがって、比較的強い機能のモビリティ管理モジュールを有する制御プレーンエンティティと、比較的強いデータ転送能力を有するユーザプレーンエンティティとが、Network Slicingにグループ化されてもよい。工業的用途のサービスについて、比較的弱い機能のモビリティ管理モジュールを有するが、ユーザ装置に比較的近い制御プレーンエンティティと、ユーザ装置に比較的近いユーザプレーンエンティティとが、Network Slicingにグループ化されてもよい。
以下に、具体的な実施例を参照して、本発明の実施例における無線通信方法について説明する。本発明の実施例では、様々な「メッセージ」は、情報又はコンテンツを運ぶために使用される単なる担体に過ぎず、具体的な名前に限定されない。
説明を容易にするために、UEとMMFとの間のシグナリング接続は、モビリティ管理(Mobile Management, 略称「MM」)接続と呼ばれ、MMFとCP Functionとの間のシグナリング接続は、接続管理(Connected Management, 略称「CM」)接続と呼ばれ、UEとCP Functionとの間のシグナリング接続は、NAS接続と呼ばれる。MM接続は、UEのモビリティ状態を管理するために、例えば、Network Slicing内のUEのアタッチ(Attach)状態又はデタッチ(Detach)状態を管理し、UEの最新の位置を記録するために(位置更新管理)、且つUEの接続モードを管理するために、例えば、UEとCP Functionとの間のシグナリング接続を確立又は削除し、UEとCP Functionとの間のシグナリング接続状態(接続又は切断)を記憶するために、MMFにより使用される。
図2は、本発明の実施例による無線通信方法の概略フローチャートを示す。図2に示すように、当該方法100は以下のステップを含む。
S110.モビリティ管理機能MMFとユーザ装置UEとの間のシグナリング接続を確立する。
具体的には、図3に示すように、S110は以下のステップを具体的に含んでもよい。
S111.UEは、UEとMMFとの間のMM接続を確立するのを要求するために、接続要求(Connection Request)メッセージをMMFに送信する。
Connection Requestメッセージは、UEを識別するためにMMFにより使用されるUE情報(Information, 略称「Info」)を含む。任意選択で、UEが最初に電源オンされる場合、UE Infoは、UEの国際移動体加入者識別番号(International Mobile Subscriber Identity, 略称「IMSI」)であり、或いはUEが最初に電源オンされない場合、UE Infoは、一時アイデンティティであり、一時アイデンティティは、MMFによりUEに割り当てられた識別子であり、例えば、一時アイデンティティは、MMF InfoとMMF一時移動体加入者識別番号(MMF-Temporary Mobile Subscriber Identity, 略称「M-TMSI」)との組み合わせを含む。
S112.MMFは、UEに対して認証を実行する。
MMFがインタフェースを使用することによりホーム加入者サーバ(Home Subscriber Server, 略称「HSS」)に接続される場合、MMFは、HSSからUEの加入データのようなセキュリティコンテキスト情報を取得し、UEの取得されたセキュリティコンテキスト情報に基づいて、UEに対して認証を実行してもよい。
S113.MMFがUEを認証できた場合、MMFは、UEが適正であると決定し、接続応答(Connection Response)メッセージをUEに送信し、それにより、UEとMMFとの間のMM接続を確立する。
代替として、MMFとHSSとの間の接続が存在しない場合、又はUEのセキュリティコンテキスト情報を記憶する独立したHSSが存在しない場合、図4Aに示すように、S110は以下のステップを具体的に含んでもよい。
S111.UEは、UEとMMFとの間のMM接続を確立するのを要求するために、接続要求(Connection Request)メッセージをMMFに送信する。
図4AにおけるConnection Requestは、UE Infoに加えてネットワークスライス情報(Network Slicing Info)を更に含む。
S114.MMFは、MMFがUEのセキュリティコンテキスト情報を記憶しているか否かを決定する。
Network Slicing Infoは、UEが以前に接続したSlicingの識別子でもよい。代替として、Network Slicing Infoは、UEが前に接続していないSlicingの識別子でもよく、或いはUEが接続することを予期するNetwork Slicingによりサポートされる必要があるデータ伝送要件、例えば、高帯域幅データ伝送要件、高信頼性データ伝送要件及び小規模データ伝送要件でもよい。この場合、MMFは、MMFがNetwork Slicing Infoにより識別されるNetwork Slicingに関するUEのセキュリティコンテキスト情報を記憶しているか否かを決定し、UEのセキュリティコンテキスト情報が存在する場合、MMFはS118及び以降のステップを実行し、或いはUEのセキュリティコンテキスト情報が存在しない場合、MMFはS115及び以降のステップを実行する。
S115.MMFは、Network Slicing Infoに基づいてSlicingを選択する。
任意選択で、MMFは、Network Slicing Infoにより示されるNetwork Slicingから、負荷が比較的低いNetwork Slicing又は優先度が予め設定された優先度より高いNetwork Slicingを選択する。
S116.MMFは、選択されたNetwork Slicing 1からUEのセキュリティコンテキスト情報を取得するのを要求するために、セキュリティコンテキスト情報要求(Secure Info Request)メッセージを選択されたSlicing内のCP Functionに送信する。
S117.Network Slicing 1内のCP Functionは、UEのセキュリティコンテキスト情報をMMFに返信する。
S118.MMFは、UEの取得されたセキュリティコンテキスト情報に基づいて、UEに対して認証を実行する。
S113.MMFがUEを認証できた場合、MMFは、UEが適正であると決定し、接続応答(Connection Response)メッセージをUEに送信し、それにより、UEとMMFとの間のMM接続を確立する。
S120.UEは、非アクセス層(Non-Access Stratum, 略称「NAS」)コンテナ(Container)及びNetwork Slicing InfoをMMEに送信し、MMFは、NAS Container内のコンテンツを解析しないか、或いは解析できない。
UEは、MM接続を使用することにより、MM上りリンクトランスポート(Uplink Transport)メッセージをMMFに送信してもよい。メッセージは、NAS Container内のNASメッセージをNetwork Slicing 1内のCP Functionに転送するのをMMFに要求するために使用される。NASメッセージがアタッチ要求(Attach Request)メッセージであることが例として使用される。MM Uplink Transportメッセージ内のNAS Containerは、Attach Requestメッセージを搬送する。任意選択で、Network Slicing Infoは、UEが登録するのを要求するNetwork Slicingの識別子であり、或いはUEがアクセスするのを要求するNetwork Slicingによりサポートされる必要があるデータ伝送要件でもよい。
S130.MMFは、NAS ContainerをNetwork Slicing 1のCP Functionに送信し、それにより、CP Functionは、CP FunctionとUEとの間のNAS接続を使用することにより、NAS Container内のNASメッセージに基づいて、NAS通信を実行する。
具体的には、図3、図4A及び図4Bに示すように、S130は以下のステップを含む。
S131.MMFは、接続管理(Connection Management, 略称「CM」)Uplink TransportメッセージをCP Functionに送信し、CM Uplink Transportメッセージは、MMFの識別情報と、S120において受信した、Attach Requestメッセージを含み且つUEにより送信されたNAS Containerとを含む。
具体的には、MMFは、MMFとCP Functionとの間のCM接続を使用することにより、CM Uplink TransportメッセージをCP Functionに送信する。MMFによりCP Functionに送信されるCM Uplink Transportメッセージは、MMFの識別情報を含むため、UP FunctionとUEとの間の相互作用のプロセスにおいて、UP Functionは、MMFの記憶された識別情報に基づいて、UP FunctionがシグナリングをUEに送信するときに使用できるMMFを決定し、使用できるMMFを使用することにより、シグナリングをUEに送信できる。
任意選択で、MMFにより送信されたCM Uplink Transportメッセージを受信した後に、CP Functionは、セキュリティ要件に基づいて、S139:UEにより送信されたNASメッセージに対して認証を実行することを実行する。
S132.CP Functionは、UEのためのユーザプレーン接続を確立するようにUP Functionに対して命令する。
S133.CP Functionは、CM下りリンク(Downlink)TransportメッセージをMMFに送信する。
CM Downlink Transportメッセージは、NASメッセージをUEに送信し、UEのためのユーザプレーン接続を確立するために使用される。メッセージは、NAS Container及びRAN Containerを含む。NAS Containerは、UEに送信されるべきNASメッセージを含む。NASメッセージは、具体的にはアタッチ承認(Attach Accept)メッセージでもよい。Attach Acceptメッセージは、UEのAttach要求が承認されたことを示すために使用される。MMFは、NAS Container内のコンテンツを解析しないか、或いは解析できない。RAN Containerは、ユーザプレーン接続に関する情報を搬送する。ユーザプレーン接続に関する情報は、UP Functionのインターネットプロトコル(Internet Protocol, 略称「IP」)アドレス及び/又はUP FunctionによりUEに割り当てられたトンネル識別子IDを具体的に含んでもよく、それにより、RANは、ユーザプレーン接続に関する情報に基づいて、UP Functionへのユーザプレーン接続を確立できる。MMFは、RAN Container内のコンテンツを解析しないか、或いは解析できない。
S134.MMFは、初期コンテキスト設定要求(Initial Context Setup Request)メッセージをRANに送信する。
Initial Context Setup Requestメッセージは、S133においてMMFにより受信されたNAS Container及びRAN Containerを含み、UE Info及びNetwork Slicing Infoを更に含んでもよい。任意選択で、Network Slicing Infoは、独立した情報であるか、或いはUE Infoで搬送され且つUE Infoの一部である。Network Slicing Infoは、RANにより、UEとRANとの間のデータ無線ベアラの識別子と、RANとUP Functionとの間の接続の接続識別子との間の対応関係を記録するために使用される。具体的には、以下の関係が記録されてもよい。
UEとRANとの間のデータ無線ベアラの識別子+Network Slicing Info<->RANとUP Functionとの間の接続の接続識別子
S135.RANは、無線リソース制御(Radio Resource Control, 略称「RRC」)接続再設定(Connection Reconfiguration)メッセージをUEに送信する。
RANによりUEに送信されるRRC Connection Reconfigurationメッセージは、S134において受信したNAS Containerを含む。UEは、RRC Connection Reconfigurationメッセージを受信した後に、RRC接続再設定を実行し、RRC接続再設定を完了した後に、RRC再設定完了メッセージをRANに返信する。さらに、UEは、UEとRANとの間の接続の接続識別子と、サービス品質(quality of service, 略称「QoS」)と、Network Slicing Infoとの間の対応関係を記録する。
S136.RANは、初期コンテキスト設定応答(Initial Context Setup Response)メッセージをMMFに送信する。
Initial Context Setup Responseメッセージは、RAN Container及びUE Infoを含む。RAN Containerは、RAN側において確立されたユーザプレーン接続に関する情報を含む。RAN側において確立されたユーザプレーン接続に関する情報は、RANの識別子及び/又はユーザプレーントンネルIDを含む。MMFは、RANにより送信されたRAN Container内のコンテンツを解析しないか、或いは解析できない。
S137.MMFは、CM Uplink TransportメッセージをCP Functionに送信する。
CM Uplink Transportメッセージは、UE Infoと、S136において受信した、RANにより送信されたRAN Containerとを含む。
S138.CP Functionは、ユーザプレーン変更要求をUP Functionに送信し、UP Functionにより送信された変更応答を受信し、ユーザプレーン変更要求は、S137において受信したRAN Containerを搬送し、それにより、UP Functionは、RANへのユーザプレーン接続を確立する。
したがって、当該方法100の手順を使用することにより、UEは、アタッチプロセスを完了し、ネットワークスライスに登録する。UEが新たな位置エリア、例えば、新たなトラッキングエリア(Tracking Area, 略称「TA」)(TAのTAアイデンティティ(Identity)がUEにより登録されたTAIリストに含まれない)に入ったことをUEが検出したとき、又はUEの周期的なTA更新タイマが満了したとき、位置更新プロセスがトリガーされる。図5は、本発明の実施例による位置更新方法の概略フローチャートを示す。図5に示すように、当該方法200は以下のステップを含む。
S210.UEは、MMトラッキングエリア更新(tracking area update, 略称「TAU」)要求メッセージを新(New)MMFに送信する。
MM TAU要求メッセージは、UEが現在位置している位置エリアと、旧(Old)MMFによりUEに割り当てられた一時アイデンティティとを搬送する。一時アイデンティティは、Old MMFの識別子を含む。New MMFは、Old MMFの識別子に基づいて、Old MMFを決定する。
S220.New MMFは、Old MMFからUEのコンテキスト情報を要求する。
S230.Old MMFは、UEのコンテキスト情報をNew MMFに返信する。
具体的には、UEのコンテキスト情報は、UEの識別情報、UEのセキュリティコンテキスト情報、UEの加入情報及びNetwork Slicing Infoを含む。Network Slicing Infoは、UEが現在登録しているNetwork Slicingについての情報と、各Network Slicing内のCP Functionのアドレスとを含む。図5に示すように、Network Slicing Infoは、UEがNetwork Slicing 1及びNetwork Slicing 2に登録していることを示す。
S240.MMFは、セッション管理(Session Management, 略称「SM」)位置通知(Location Notification)メッセージを、Network Slicing Infoにより示されるNetwork Slicing内のCP Functionに送信する。
SM Location Notificationメッセージは、New MMFについての情報(例えば、アドレス情報)を搬送し、それにより、CP Functionは、以降、New MMFについての情報に基づいてNew MMFを決定し、New MMFを使用することにより、シグナリングをUEに送信できる。
S250.New MMFは、TAU AcceptメッセージをUEに送信し、TAU Acceptメッセージは、New MMFによりUEに割り当てられた一時アイデンティティを含む。
任意選択で、S240において、New MMFは、UEに関するTAU情報をHSSに通知し且つUEがNew MMFにより現在サービス提供されていることをHSSに通知するために、位置更新メッセージをHSSに送信する。HSSは、UEが他の位置にローミングされたことをOld MMFに通知し且つUEに関する情報を削除するのをOld MMFに要求するために、位置削除情報をOld MMFに送信する。Old MMFは、HSSの位置削除要求に応答するために、位置削除確認メッセージをHSSに送信する。この実現方式では、CP Functionは、HSSを使用することにより、UEに現在サービス提供しているMMFを見つける必要があり、見つかったMMFを使用することにより、シグナリングをUEに送信する。
任意選択で、UEが当該方法100の手順を使用することによりアタッチプロセスを完了してネットワークスライスに登録した後に、UEが或る期間内にデータを受信又は送信しない場合、又はUEがアイドル(Idle)モードに入るのを予期する場合、UEを接続(Connected)モードからIdleモードに切り替える手順がトリガーされる。図6は、本発明の実施例に従ってUEをConnectedモードからIdleモードに切り替えるための方法を示す。図6に示すように、当該方法300は以下のステップを含む。
S310.CP Functionは、UEがConnectedモードからIdleモードに切り替える必要があると決定する。
具体的には、UP Functionが、UEが或る期間内にデータを受信又は送信しないと決定した場合、UP Functionは、指示情報をCP Functionに送信する。CP Functionは、指示情報に基づいて、UEがCM Idleモードに入る必要があると決定する。代替として、UEがNetwork Slicing内でIdleモードに入るのを予期し、NAS解放要求メッセージをCP Functionに送信し、CP Functionは、NAS解放要求メッセージに基づいて、UEがCM Idleモードに入る必要があると決定する。
S320.CP Functionは、CM UEコンテキスト解放(Context Release)メッセージをMMFに送信する。
CM UE Context Releaseメッセージを受信した後に、MMFは、ローカルに記憶されたUEのコンテキスト情報を削除する。
S330.MMFは、コンテキスト解放メッセージをRANに送信する。
MMFにより送信されたコンテキストメッセージを受信した後に、RANは、RANとUP Functionとの間のユーザプレーン接続を解放する。
さらに、UEがIdleモードに入るのを要求するNetwork Slicingが、UEがConnectedモードにある最後のNetwork SlicingであるとMMFが決定した場合、S330においてMMFによりRANに送信されるコンテキスト解放メッセージは、RRC Release指示メッセージを含む。この場合、RANは、RRC Release指示情報に基づいて、RANとUEとの間の制御プレーン接続及びユーザプレーン接続を解放する。
S340.RANは、MM UE Context Release CompleteメッセージをMMFに送信する。
S350.MMFは、CM Context Release CompleteメッセージをCP Functionに送信する。
UEは、当該方法300の前述の手順を使用することにより、ConnectedモードからIdleモードに切り替える。
UEがConnectedモードからIdleモードに切り替えた後に、UEがサービス提供される必要があるとき、例えば、UEが呼を開始するか或いは呼を受けたとき、UEをIdleモードからConnectedモードに切り替える手順がトリガーされる。図7は、本発明の実施例に従ってUEをIdleモードからConnectedモードに切り替える方法を示す。図7に示すように、当該方法400は以下を含む。
S410.MMFは、ユーザ装置UEがNetwork Slicing 1内でIdleモードからConnectedモードに切り替える必要があると決定する。
S420.MMFは、CMサービス要求(Service Request)メッセージをCP Functionに送信する。
CM Service Requestメッセージは、UEのモードをConnectedモードに変更するのを要求するために使用される。
さらに、図8に示すように、当該方法400は以下のステップを更に含む。
S430.CP Functionは、CM Downlink TransportメッセージをMMFに送信する。
具体的には、CP Functionは、CP Functionにより記憶された情報からUEのコンテキスト情報を取得する。UEのコンテキスト情報は、UEのベアラ情報と、CP Functionにより各ベアラに割り当てられたトンネルIDとを含む。次に、CP Functionは、CM Downlink TransportメッセージをMMFに送信する。CM Downlink Transportメッセージは、NAS Container及びRAN Containerを含む。NAS Containerは、UEに送信されるべきNASメッセージを含む。NASメッセージは、具体的には、接続指示(Connected Indication)情報でもよい。Connected Indication情報は、UEが、CP Functionが位置するNetwork Slicing 1内で接続モードに入ったことを通知するために使用される。UEは、MMFを使用することにより、メッセージをCP Functionに送信してもよい。RAN Containerは、ユーザプレーン接続に関する情報を搬送する。ユーザプレーン接続に関する情報は、CP Functionへのユーザプレーン接続を確立したUP FunctionのIPアドレス及び/又はUP FunctionによりUEに割り当てられたトンネルIDを含み、それにより、RANは、ユーザプレーン接続に関する情報に基づいて、UEのためのユーザプレーン接続を確立する。MMFは、RAN Container内のコンテンツを解析しないか、或いは解析できない。
S440.MMFは、初期コンテキスト設定要求(Initial Context Setup Request)メッセージをRANに送信する。
Initial Context Setup Requestメッセージは、S430において受信したNAS Container及びRAN Containerを含む。Initial Context Setup Requestメッセージは、UE Info及びNetwork Slicing Infoを更に搬送してもよい。Network Slicing Infoは、独立した情報でもよく、或いはUE Infoで搬送され且つUE Infoの一部でもよい。Network Slicing Infoは、RANにより、UEとRANとの間のユーザプレーンベアラの識別子と、RANとUP Functionとの間の接続の接続識別子との間の対応関係を記録するために使用される。具体的には、以下の関係が記録されてもよい。
UEとRANとの間のユーザプレーンベアラの識別子+Network Slicing Info<->RANとUP Functionとの間の接続の接続識別子
S450.RANは、RRC Connection ReconfigurationメッセージをUEに送信する。
RANによりUEに送信されるRRC Connection Reconfigurationメッセージは、S440において受信した、MMFにより送信されたNAS Containerを含む。UEは、RRC Connection Reconfigurationメッセージを受信した後に、RRC接続再設定を実行し、RRC接続再設定を完了した後に、RRC再設定完了メッセージをRANに返信する。さらに、UEは、UEとRANとの間のユーザプレーン接続の接続識別子と、サービス品質(quality of service, 略称「QoS」)と、Network Slicing Infoとの間の対応関係を記録する。
S460.RANは、Initial Context Setup ResponseメッセージをMMFに送信する。
S470.MMFは、CM Uplink TransportメッセージをCP Functionに送信する。
S460の具体的な実現方法はS136のものと同じである。S470の具体的な実現方法はS137のものと同じである。繰り返しを避けるために、詳細はここでは再び説明しない。
任意選択で、S450の後に、UEはデータを送信する。具体的には、アプリケーションレイヤにおいてデータ要求を受信した後に、UEは、データに対応するQoS及びNetwork Slicing Infoを決定し、データを、UEとRANとの間のデータ無線ベアラであり、QoSに対応するデータ無線ベアラに送信する。データは、Network Slicing Infoを搬送する。RANは、以前に記憶された対応関係、すなわち、UEとRANとの間のデータ無線ベアラの識別子+Network Slicing Info<->RANとUP Functionとの間の接続の接続識別子に基づいて、RANとUP Functionとの間のユーザプレーン接続であり、使用される必要があるユーザプレーン接続を決定し、データをユーザプレーン接続に送信する。
具体的には、図9に示すように、UEが呼を開始するため、UEをIdleモードからConnectedモードに切り替える手順がトリガーされたとき、当該方法400は以下を更に含む。
S401.UEは、MMFへの接続を確立する。
S401の具体的な実現方法はS110のものと同じである。繰り返しを避けるために、詳細はここでは再び説明しない。
S402.UEは、MM Service RequestメッセージをMMFに送信する。
MM Service Requestメッセージは、接続モードに入るのを要求するために使用され、MM Service Requestメッセージは、UE Info及びNetwork Slicing Infoを含む。この場合、S410において、MMFは、Network Slicing Infoに基づいて、UEが接続を確立するのを要求するNetwork Slicing 1を決定してもよい。
代替として、図10に示すように、UEが呼を受けるため、UEをIdleモードからConnectedモードに切り替える手順がトリガーされたとき、当該方法400は以下を更に含む。
S403.UP Functionは下りリンクデータを受信する。
S404.UP Functionは、下りリンクデータ通知(Downlink Data Notification)メッセージをCP Functionに送信する。
Downlink Data Notificationメッセージは、CP Functionが位置するNetwork Slicing 1内のUP Functionが、ネットワークにより送信され且つ宛先IPアドレスがUEのIPアドレスである下りリンクデータを受信したが、下りリンクデータをUEに伝送するために使用されるユーザプレーン接続が存在しないことをCP Functionに通知するために使用される。
S405.CP Functionは、CM Downlink Data NotificationメッセージをMMFに送信する。
CM Downlink Data Notificationメッセージは、UEのモードがConnectedモードに変更される必要があることをMMFに通知するために使用される。
さらに、S420が実行される前に、MMFは、UEへの接続が確立されるか否かを決定する必要があり、接続が確立された場合、S420及び以降のステップが直接実行され、或いは現在接続がMMFとUEとの間に確立されていない場合、MMFは、UEに対してページングを開始し、S401における具体的な方法に従ってUEへのMM接続を確立し、次に、S420及び以降のステップが実行される。
図2〜図10を参照して、本発明の実施例による無線通信方法について詳細に前述し、図11を参照して、本発明の実施例によるコアネットワークエンティティについて詳細に以下に説明する。コアネットワークエンティティは通信システムに適用される。通信システムは、ユーザ装置UEと、無線アクセスネットワークRANと、コアネットワークエンティティと、少なくとも1つのネットワークスライスとを含む。図11に示すように、コアネットワークエンティティ10は、
UEへのシグナリング接続を確立するように構成された処理ユニット11と、
シグナリング接続上でUEにより送信されたネットワークスライス情報及び非アクセス層NASメッセージを受信するように構成されたトランシーバユニット12と
を含む。
トランシーバユニット12は、ネットワークスライス情報に基づいて、少なくとも1つのネットワークスライスからターゲットネットワークスライスを決定するように更に構成され、ターゲットネットワークスライスは第2のコアネットワークエンティティを含み、UEは、RAN及びコアネットワークエンティティを使用することにより、第2のコアネットワークエンティティとNAS通信を実行する。
トランシーバユニット12は、NASメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信するように更に構成される。
したがって、本発明のこの実施例によるコアネットワークエンティティは、UEのNASメッセージを複数のネットワークスライス内のコアネットワークエンティティに転送でき、UEは、NASメッセージを伝送するために、各ネットワークスライス内のコアネットワークエンティティへのシグナリング接続を確立する必要はなく、それにより、通信プロセスにおけるシグナリング量が低減でき、ネットワーク管理及び維持効率が改善できる。
本発明のこの実施例では、任意選択で、ネットワークスライス情報は、ネットワークスライス識別子又はネットワークスライスがサポートする必要があるデータ伝送要件である。
処理ユニット11は、ネットワークスライス識別子に対応するネットワークスライスをターゲットネットワークスライスとして決定するか、或いはデータ伝送要件をサポートするネットワークスライスをターゲットネットワークスライスとして決定するように具体的に構成される。
本発明のこの実施例では、任意選択で、NASメッセージはアタッチ要求メッセージである。トランシーバユニット12は、アタッチ要求メッセージ及びコアネットワークエンティティの識別情報を第2のコアネットワークエンティティに送信するように具体的に構成され、それにより、アタッチ要求メッセージに基づいてUEをターゲットネットワークスライスに登録した後に、第2のコアネットワークエンティティは、コアネットワークエンティティの識別情報に基づいて、NASメッセージをUEに送信する。
本発明のこの実施例では、任意選択で、ターゲットネットワークスライスは第3のコアネットワークエンティティを更に含み、UEは、RANを使用することにより、第3のコアネットワークエンティティとデータ通信を実行する。
トランシーバユニット12がアタッチ要求メッセージ及びコアネットワークエンティティの識別情報を第2のコアネットワークエンティティに送信した後に、トランシーバユニット12は、第2のコアネットワークエンティティにより送信されたユーザプレーン情報を受信し、ユーザプレーン情報は、RANにより、第3のコアネットワークエンティティへのユーザプレーン接続を確立するために使用され、ユーザプレーン情報をRANに送信し、それにより、RANは、ユーザプレーン情報に基づいて、第3のコアネットワークエンティティへのユーザプレーン接続を確立する、ように更に構成される。
本発明のこの実施例では、任意選択で、トランシーバユニット12は、ネットワークスライス情報をRANに送信するように更に構成され、それにより、RANは、RANとUEとの間のデータ無線ベアラDRBにネットワークスライス情報を加えたものと、RANと第3のコアネットワークエンティティとの間のユーザプレーン接続との間の対応関係を記憶する。
本発明のこの実施例では、任意選択で、トランシーバユニット12は、UEにより送信された第1の位置更新要求メッセージを受信するように更に構成され、第1の位置更新要求メッセージは、UEの一時アイデンティティを搬送し、第1の位置更新要求メッセージは、UEが現在位置している位置エリアをコアネットワークエンティティに通知するために使用され、一時アイデンティティは、UEが第1の位置更新要求メッセージをコアネットワークエンティティに送信する前にUEにサービス提供するコアネットワークエンティティによりUEに割り当てられ、
処理ユニット11は、UEの一時アイデンティティに基づいて、UEが現在登録しているネットワークスライス内の第4のコアネットワークエンティティを決定するように更に構成され、
トランシーバユニット12は、コアネットワークエンティティの識別情報を第4のコアネットワークエンティティに送信するように更に構成され、それにより、第4のコアネットワークエンティティは、コアネットワークエンティティの識別情報に基づいて、NASメッセージをUEに送信する。
本発明のこの実施例によるコアネットワークエンティティ10は、本発明の実施例による方法におけるMMFに対応してもよい。さらに、コアネットワークエンティティ10におけるユニット及びモジュールと、前述及び他の動作及び/又は機能とは、それぞれ方法100及び方法200の対応する手順を実現することを意図する。簡潔にするために、詳細はここでは説明しない。
本発明のこの実施例によるコアネットワークエンティティは、UEのNASメッセージを複数のネットワークスライス内のコアネットワークエンティティに転送でき、UEは、NASメッセージを伝送するために、各ネットワークスライス内のコアネットワークエンティティへのシグナリング接続を確立する必要はなく、それにより、通信プロセスにおけるシグナリング量が低減でき、ネットワーク管理及び維持効率が改善できる。
図12を参照して、本発明の他の実施例によるコアネットワークエンティティについて詳細に以下に説明する。コアネットワークエンティティは通信システムに適用される。通信システムは、ユーザ装置UEと、無線アクセスネットワークRANと、第1のコアネットワークエンティティと、少なくとも1つのネットワークスライスとを含む。少なくとも1つのネットワークスライス内のターゲットネットワークスライスはコアネットワークエンティティを含む。UEは、RAN及び第1のコアネットワークエンティティを使用することにより、コアネットワークエンティティと非アクセス層NAS通信を実行する。図12に示すように、コアネットワークエンティティ20は、
第1のコアネットワークエンティティにより送信されたNASメッセージを受信するように構成されたトランシーバユニット21であり、ターゲットネットワークスライスは、UEにより送信されたネットワークスライス情報に基づいて第1のコアネットワークエンティティにより決定され、NASメッセージは、UEにより第1のコアネットワークエンティティに送信される、トランシーバユニット21と、
NASメッセージに基づいて、UEとNAS通信を実行するように構成された処理ユニット22と
を含む。
したがって、本発明のこの実施例によるコアネットワークエンティティは、ネットワークスライスの外部のコアネットワークエンティティにより転送されたUEのNASメッセージを受信でき、UEは、NASメッセージを伝送するために、各ネットワークスライス内のコアネットワークエンティティへのシグナリング接続を確立する必要はなく、それにより、通信プロセスにおけるシグナリング量が低減でき、ネットワーク管理及び維持効率が改善できる。
本発明のこの実施例では、任意選択で、NASメッセージはアタッチ要求メッセージである。
トランシーバユニット21は、第1のコアネットワークエンティティにより送信されたアタッチ要求メッセージ及び第1のコアネットワークエンティティの識別情報を受信するように具体的に構成される。処理ユニット22は、アタッチ要求メッセージに基づいて、UEをターゲットネットワークスライスに登録するように具体的に構成される。トランシーバユニット21は、第1のコアネットワークエンティティの識別情報に基づいて、NASメッセージをUEに送信するように具体的に構成される。
本発明のこの実施例では、任意選択で、ターゲットネットワークスライスは第3のコアネットワークエンティティを更に含み、UEは、RANを使用することにより、第3のコアネットワークエンティティとデータ通信を実行する。
トランシーバユニット21が第1のコアネットワークエンティティにより送信されたアタッチ要求メッセージ及び第1のコアネットワークエンティティの識別情報を受信した後に、トランシーバユニット21は、ユーザプレーン情報を第1のコアネットワークエンティティに送信するように更に構成され、ユーザプレーン情報は、RANにより、第3のコアネットワークエンティティへのユーザプレーン接続を確立するために使用され、それにより、第1のコアネットワークエンティティは、ユーザプレーン情報をRANに送信し、RANは、ユーザプレーン情報に基づいて、第3のコアネットワークエンティティへのユーザプレーン接続を確立する。
本発明のこの実施例によるコアネットワークエンティティ20は、本発明の実施例による方法におけるCP Functionに対応してもよい。さらに、コアネットワークエンティティ20におけるユニット及びモジュールと、前述及び他の動作及び/又は機能とは、それぞれ方法100及び方法200の対応する手順を実現することを意図する。簡潔にするために、詳細はここでは説明しない。
本発明のこの実施例によるコアネットワークエンティティは、ネットワークスライスの外部のコアネットワークエンティティにより転送されたUEのNASメッセージを受信でき、UEは、NASメッセージを伝送するために、各ネットワークスライス内のコアネットワークエンティティへのシグナリング接続を確立する必要はなく、それにより、通信プロセスにおけるシグナリング量が低減でき、ネットワーク管理及び維持効率が改善できる。
図13は、本発明の実施例によるユーザ装置を示す。ユーザ装置は通信システムに適用され、通信システムは、ユーザ装置UEと、無線アクセスネットワークRANと、第1のコアネットワークエンティティと、少なくとも1つのネットワークスライスとを含む。図13に示すように、ユーザ装置30は、
第1のコアネットワークエンティティへのシグナリング接続を確立するように構成された処理ユニット31と、
ネットワークスライス情報及び非アクセス層NASメッセージを第1のコアネットワークエンティティに送信するように構成されたトランシーバユニット32であり、それにより、第1のコアネットワークエンティティは、ネットワークスライス情報に基づいて、少なくとも1つのネットワークスライスからターゲットネットワークスライスを決定し、NASメッセージをターゲットネットワークスライス内の第2のコアネットワークエンティティに送信し、ユーザ装置は、RAN及び第1のコアネットワークエンティティを使用することにより、第2のコアネットワークエンティティとNAS通信を実行する、トランシーバユニット32と
を含む。
したがって、この実施例によるユーザ装置は、ネットワークスライス情報及びNASメッセージを、UEへの接続を確立したコアネットワークエンティティに送信し、それにより、コアネットワークエンティティは、ユーザ装置により送信されたネットワークスライス情報に基づいて、UEにサービス提供するターゲットネットワークスライスを決定し、NASメッセージをターゲットネットワークスライス内のコアネットワークエンティティに送信する。このように、1つのコアネットワークエンティティは、UEのNASメッセージを複数のネットワークスライスのコアネットワークエンティティに転送でき、UEは、NASメッセージを伝送するために、各ネットワークスライス内のコアネットワークエンティティへのシグナリング接続を確立する必要はなく、それにより、通信プロセスにおけるシグナリング量が低減でき、ネットワーク管理及び維持効率が改善できる。
本発明のこの実施例では、任意選択で、ネットワークスライス情報は、ネットワークスライス識別子又はネットワークスライスがサポートする必要があるデータ伝送要件である。
本発明のこの実施例では、任意選択で、NASメッセージはアタッチ要求メッセージである。
本発明のこの実施例によるユーザ装置30は、本発明の実施例による方法におけるユーザ装置に対応してもよい。さらに、ユーザ装置30におけるユニット及びモジュールと、前述及び他の動作及び/又は機能とは、それぞれ方法100及び方法200の対応する手順を実現することを意図する。簡潔にするために、詳細はここでは説明しない。
図14は、本発明の更に他の実施例によるコアネットワークエンティティを示す。コアネットワークエンティティは無線通信システムに適用され、通信システムは、ユーザ装置UEと、無線アクセスネットワークRANと、コアネットワークエンティティと、少なくとも1つのネットワークスライスとを含む。図14に示すように、コアネットワークエンティティ40は、
UEが少なくとも1つのネットワークスライス内のターゲットネットワークスライス内でアイドルモードから接続モードに変更する必要があると決定するように構成された処理ユニット41であり、ターゲットネットワークスライスは第2のコアネットワークエンティティを含み、UEは、RAN及びコアネットワークエンティティを使用することにより、第2のコアネットワークエンティティと非アクセス層NAS通信を実行する、処理ユニット41と、
第1のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信するように構成されたトランシーバユニット42であり、第1のメッセージは、UEのモードをアイドルモードから接続モードに変更するのを要求するために使用され、それにより、第2のコアネットワークエンティティは、UEが接続モードに入ることを可能にするために、第1のメッセージに基づいて、UEへのNAS接続を確立する、トランシーバユニット42と
を含む。
したがって、UEがターゲットネットワークスライス内でアイドルモードから接続モードに変更する必要があると決定したとき、本発明のこの実施例によるコアネットワークエンティティは、UEのモードを接続モードに変更するのを要求するためのメッセージをターゲットネットワークスライス内の第2のコアネットワークエンティティに送信し、それにより、第2のコアネットワークエンティティは、UEが接続モードに入ることを可能にするために、コアネットワークエンティティにより送信されたメッセージに基づいて、UEへの制御プレーン接続を確立できる。このように、UEが或るネットワークスライス内でアイドルモードにあり、他のネットワークスライス内で接続モードにあるため、接続モードが管理するのが困難であることが回避でき、ネットワーク管理効率が改善できる。
本発明のこの実施例では、任意選択で、ターゲットネットワークスライスは第3のコアネットワークエンティティを更に含み、UEは、RANを使用することにより、第3のコアネットワークエンティティとデータ通信を実行する。
トランシーバユニット42が第1のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信した後に、トランシーバユニット42は、第2のコアネットワークエンティティにより送信されたユーザプレーン情報を受信し、ユーザプレーン情報は、RANにより、第3のコアネットワークエンティティへのユーザプレーン接続を確立するために使用され、ユーザプレーン情報をRANに送信し、それにより、ターゲットRANは、ユーザプレーン情報に基づいて、第3のコアネットワークエンティティへのユーザプレーン接続を確立する、ように更に構成される。
本発明のこの実施例では、任意選択で、トランシーバユニット42は、UEにより送信された第2のメッセージを受信するように更に構成され、第2のメッセージはネットワークスライス情報を含み、第2のメッセージは、UEにより、ネットワークスライス情報により示されるネットワークスライス内で接続モードに入るのを要求するために使用され、
処理ユニット41は、第2のメッセージに基づいて、UEがネットワークスライス情報により示されるネットワークスライス内でアイドルモードから接続モードに変更する必要があると決定するように具体的に構成される。
本発明のこの実施例では、任意選択で、トランシーバユニット42は、第2のコアネットワークエンティティにより送信された第3のメッセージを受信するように更に構成され、第3のメッセージは、第2のコアネットワークエンティティがUEに送信されるべきデータを有することを示すために使用されるか、或いは第3のメッセージは、第2のコアネットワークエンティティがUEとNAS通信を実行する必要があることを示すために使用され、
処理ユニット41は、第3のメッセージに基づいて、UEがターゲットネットワークスライス内でアイドルモードから接続モードに変更する必要があると決定するように具体的に構成され、
トランシーバユニット42は、処理ユニット41がコアネットワークエンティティとUEとの間にシグナリング接続が確立されたと決定した場合、第1のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信するように具体的に構成される。
本発明のこの実施例では、任意選択で、トランシーバユニット42は、処理ユニット41がコアネットワークエンティティとUEとの間にシグナリング接続が確立されていないと決定した場合、ページングメッセージをUEに送信し、ページングメッセージに基づいてUEにより送信された第4のメッセージを受信し、第4のメッセージは、コアネットワークエンティティへのシグナリング接続を確立するのを要求するために使用され、第4のメッセージに基づいて、UEへのシグナリング接続を確立し、UEへのシグナリング接続が確立された後に、第1のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信する、ように更に構成される。
本発明のこの実施例では、任意選択で、トランシーバユニット42は、第2のコアネットワークエンティティにより送信された第5のメッセージを受信するように更に構成され、第5のメッセージは、第6のメッセージをRANに送信するようにコアネットワークエンティティに対して命令するために使用され、第6のメッセージは、RANと第3のコアネットワークエンティティとの間のユーザプレーン接続を解放するようにRANに対して命令するために使用される。
本発明のこの実施例では、任意選択で、トランシーバユニット42が第2のコアネットワークエンティティにより送信された第5のメッセージを受信した後に、処理ユニット41が、UEがターゲットネットワークスライス内でのみ接続モードにあると決定した場合、第6のメッセージは、RANとUEとの間の制御プレーン接続及びユーザプレーン接続を解放するようにRANに対して命令するために使用される接続解放情報を含む。
本発明のこの実施例では、任意選択で、トランシーバユニット42は、第7のメッセージをUEに送信するように更に構成され、第7のメッセージは、UEがターゲットネットワークスライス内で接続モードに入ったことを通知するために使用される。
本発明のこの実施例によるコアネットワークエンティティ40は、本発明の実施例による方法におけるMMFに対応してもよい。さらに、コアネットワークエンティティ40におけるユニット及びモジュールと、前述及び他の動作及び/又は機能とは、それぞれ方法300及び方法400の対応する手順を実現することを意図する。簡潔にするために、詳細はここでは説明しない。
UEがターゲットネットワークスライス内でアイドルモードから接続モードに変更する必要があると決定したとき、本発明のこの実施例によるコアネットワークエンティティは、UEのモードを接続モードに変更するのを要求するためのメッセージをターゲットネットワークスライス内の第2のコアネットワークエンティティに送信し、それにより、第2のコアネットワークエンティティは、UEが接続モードに入ることを可能にするために、コアネットワークエンティティにより送信されたメッセージに基づいて、UEへの制御プレーン接続を確立できる。このように、UEが或るネットワークスライス内でアイドルモードにあり、他のネットワークスライス内で接続モードにあるため、接続モードが管理するのが困難であることが回避でき、ネットワーク管理効率が改善できる。
図15は、本発明の更に他の実施例によるコアネットワークエンティティを示す。コアネットワークエンティティは通信システムに適用される。通信システムは、ユーザ装置UEと、無線アクセスネットワークRANと、第1のコアネットワークエンティティと、少なくとも1つのネットワークスライスとを含む。少なくとも1つのネットワークスライス内のターゲットネットワークスライスはコアネットワークエンティティを含む。UEは、RAN及び第1のコアネットワークエンティティを使用することにより、コアネットワークエンティティと非アクセス層NAS通信を実行する。図15に示すように、コアネットワークエンティティ50は、
第1のメッセージを第1のコアネットワークエンティティに送信するように構成されたトランシーバユニット51であり、第1のメッセージは、コアネットワークエンティティがUEに送信されるべきデータを有することを示すために使用されるか、或いは第1のメッセージは、コアネットワークエンティティがUEとNAS通信を実行する必要があることを示すために使用され、それにより、第1のコアネットワークエンティティは、第1のメッセージに基づいて、UEがターゲットネットワークスライス内でアイドルモードから接続モードに変更する必要があると決定し、
トランシーバユニット51は、第1のコアネットワークエンティティにより送信された第2のメッセージを受信するように更に構成され、第2のメッセージは、UEのモードをアイドルモードから接続モードに変更するのを要求するために使用される、トランシーバユニット51と、
UEが接続モードに入ることを可能にするために、第2のメッセージに基づいて、UEへのNAS接続を確立するように構成された処理ユニット52と
を含む。
したがって、本発明のこの実施例によるコアネットワークエンティティは、ユーザ装置UEのモードを接続モードに変更するのを要求するためのメッセージであり、コアネットワークエンティティが属するネットワークスライスの外部のコアネットワークエンティティにより送信されたメッセージを受信し、UEが接続モードに入ることを可能にするために、メッセージに基づいて、UEへの制御プレーン接続を確立する。このように、UEが或るネットワークスライス内でアイドルモードにあり、他のネットワークスライス内で接続モードにあるため、接続モードが管理するのが困難であることが回避でき、ネットワーク管理効率が改善できる。
本発明のこの実施例では、任意選択で、ターゲットネットワークスライスは第3のコアネットワークエンティティを更に含み、UEは、RANを使用することにより、第3のコアネットワークエンティティとデータ通信を実行する。
トランシーバユニット51が第1のコアネットワークエンティティにより送信された第2のメッセージを受信した後に、トランシーバユニット51は、ユーザプレーン情報を第1のコアネットワークエンティティに送信するように更に構成され、ユーザプレーン情報は、RANにより、第3のコアネットワークエンティティへのユーザプレーン接続を確立するために使用され、それにより、第1のコアネットワークエンティティは、ユーザプレーン情報をRANに送信し、RANは、ユーザプレーン情報に基づいて、第3のコアネットワークエンティティへのユーザプレーン接続を確立する。
本発明のこの実施例では、任意選択で、トランシーバユニット51は、第3のメッセージを第1のコアネットワークエンティティに送信するように更に構成され、第3のメッセージは、第4のメッセージをRANに送信するように第1のコアネットワークエンティティに対して命令するために使用され、第4のメッセージは、RANと第3のコアネットワークエンティティとの間のユーザプレーン接続を解放するようにRANに対して命令するために使用される。
本発明のこの実施例では、任意選択で、トランシーバユニット51が第3のメッセージを第1のコアネットワークエンティティに送信する前に、トランシーバユニット51は、第3のコアネットワークエンティティにより送信された第5のメッセージを受信し、第5のメッセージは、UEが予め設定された持続時間内にデータを受信又は送信しないことを示すために使用されるか、或いはUEにより送信された第6のメッセージを受信し、第6のメッセージは、ターゲットネットワークスライス内でアイドルモードに入るのを要求するために使用される、ように更に構成される。
本発明のこの実施例によるコアネットワークエンティティ50は、本発明の実施例による方法におけるCP Functionに対応してもよい。さらに、コアネットワークエンティティ50におけるユニット及びモジュールと、前述及び他の動作及び/又は機能とは、それぞれ方法300及び方法400の対応する手順を実現することを意図する。簡潔にするために、詳細はここでは説明しない。
本発明のこの実施例によるコアネットワークエンティティは、ユーザ装置UEのモードを接続モードに変更するのを要求するためのメッセージであり、コアネットワークエンティティが属するネットワークスライスの外部のコアネットワークエンティティにより送信されたメッセージを受信し、UEが接続モードに入ることを可能にするために、メッセージに基づいて、UEへの制御プレーン接続を確立する。このように、UEが或るネットワークスライス内でアイドルモードにあり、他のネットワークスライス内で接続モードにあるため、接続モードが管理するのが困難であることが回避でき、ネットワーク管理効率が改善できる。
図16は、本発明の他の実施例によるユーザ装置を示す。ユーザ装置は通信システムに適用され、通信システムは、ユーザ装置と、無線アクセスネットワークRANと、第1のコアネットワークエンティティと、少なくとも1つのネットワークスライスとを含む。図16に示すように、ユーザ装置60は、
第1のコアネットワークエンティティへのシグナリング接続を確立するように構成された処理ユニット61と、
第1のメッセージを第1のコアネットワークエンティティに送信するように構成されたトランシーバユニット62であり、第1のメッセージは、ターゲットネットワークスライス内で接続モードに入るのを要求するために使用され、ターゲットネットワークスライスは第2のコアネットワークエンティティを含み、ユーザ装置は、RAN及び第1のコアネットワークエンティティを使用することにより、第2のコアネットワークエンティティと非アクセス層NAS通信を実行し、それにより、第1のコアネットワークエンティティは、第1のメッセージに基づいて、ユーザ装置のモードをアイドルモードから接続モードに変更するのを要求するために使用される第2のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信し、それにより、第2のコアネットワークエンティティは、ユーザ装置が接続モードに入ることを可能にするために、第2のメッセージに基づいて、ユーザ装置へのNAS接続を確立する、トランシーバユニット62と
を含む。
したがって、本発明のこの実施例によるユーザ装置は、ターゲットネットワークスライス内で接続モードに入るのを要求するためのメッセージを、ユーザ装置への接続を確立したコアネットワークエンティティに送信し、それにより、コアネットワークエンティティは、ユーザ装置のモードを接続モードに変更するために、メッセージに基づいて、ターゲットネットワークスライス内のコアネットワークエンティティと相互作用する。このように、UEが或るネットワークスライス内でアイドルモードにあり、他のネットワークスライス内で接続モードにあるため、接続モードが管理するのが困難であることが回避でき、ネットワーク管理効率が改善できる。
本発明のこの実施例では、任意選択で、トランシーバユニット62は、第1のコアネットワークエンティティにより送信された第3のメッセージを受信するように更に構成され、第3のメッセージは、ユーザ装置がターゲットネットワークスライス内で接続モードに入ったことを通知するために使用される。
本発明のこの実施例によるユーザ装置60は、本発明の実施例による方法におけるユーザ装置に対応してもよい。さらに、ユーザ装置60におけるユニット及びモジュールと、前述及び他の動作及び/又は機能とは、それぞれ方法300及び方法400の対応する手順を実現することを意図する。簡潔にするために、詳細はここでは説明しない。
図17は、本発明の実施例によるコアネットワークエンティティ100の概略ブロック図を示す。コアネットワークエンティティは通信システムに適用され、通信システムは、ユーザ装置UEと、無線アクセスネットワークRANと、コアネットワークエンティティと、少なくとも1つのネットワークスライスとを含む。図17に示すように、コアネットワークエンティティ100は、プロセッサ110と、トランシーバ120とを含む。プロセッサ110はトランシーバ120に接続される。任意選択で、コアネットワークエンティティ100はメモリ130を更に含む。メモリ130はプロセッサ110に接続される。さらに、任意選択で、コアネットワークエンティティ100はバスシステム140を含む。プロセッサ110、メモリ130及びトランシーバ120は、バスシステム140を使用することにより接続されてもよい。メモリ130は、命令を記憶するように構成されてもよい。プロセッサ110は、メモリ130に記憶された命令を実行するように構成され、それにより、情報又は信号を送信するようにトランシーバ120を制御する。
プロセッサ110は、UEへのシグナリング接続を確立するように構成される。
トランシーバ120は、シグナリング接続上でUEにより送信されたネットワークスライス情報及び非アクセス層NASメッセージを受信するように構成される。
トランシーバ120は、ネットワークスライス情報に基づいて、少なくとも1つのネットワークスライスからターゲットネットワークスライスを決定するように更に構成され、ターゲットネットワークスライスは第2のコアネットワークエンティティを含み、UEは、RAN及びコアネットワークエンティティを使用することにより、第2のコアネットワークエンティティとNAS通信を実行する。
トランシーバは、NASメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信するように更に構成される。
任意選択で、実施例では、ネットワークスライス情報は、ネットワークスライス識別子又はネットワークスライスがサポートする必要があるデータ伝送要件である。
プロセッサ110は、ネットワークスライス識別子に対応するネットワークスライスをターゲットネットワークスライスとして決定するか、或いはデータ伝送要件をサポートするネットワークスライスをターゲットネットワークスライスとして決定するように具体的に構成される。
任意選択で、実施例では、NASメッセージはアタッチ要求メッセージである。
トランシーバ120は、アタッチ要求メッセージ及びコアネットワークエンティティの識別情報を第2のコアネットワークエンティティに送信するように具体的に構成され、それにより、アタッチ要求メッセージに基づいてUEをターゲットネットワークスライスに登録した後に、第2のコアネットワークエンティティは、コアネットワークエンティティの識別情報に基づいて、NASメッセージをUEに送信する。
任意選択で、実施例では、ターゲットネットワークスライスは第3のコアネットワークエンティティを更に含み、UEは、RANを使用することにより、第3のコアネットワークエンティティとデータ通信を実行する。
トランシーバ120がアタッチ要求メッセージ及びコアネットワークエンティティの識別情報を第2のコアネットワークエンティティに送信した後に、トランシーバ120は、第2のコアネットワークエンティティにより送信されたユーザプレーン情報を受信し、ユーザプレーン情報は、RANにより、第3のコアネットワークエンティティへのユーザプレーン接続を確立するために使用され、ユーザプレーン情報をRANに送信し、それにより、RANは、ユーザプレーン情報に基づいて、第3のコアネットワークエンティティへのユーザプレーン接続を確立する、ように更に構成される。
任意選択で、実施例では、トランシーバ120は、ネットワークスライス情報をRANに送信するように更に構成され、それにより、RANは、RANとUEとの間のデータ無線ベアラDRBにネットワークスライス情報を加えたものと、RANと第3のコアネットワークエンティティとの間のユーザプレーン接続との間の対応関係を記憶する。
任意選択で、実施例では、トランシーバ120は、UEにより送信された第1の位置更新要求メッセージを受信するように更に構成され、第1の位置更新要求メッセージは、UEの一時アイデンティティを搬送し、第1の位置更新要求メッセージは、UEが現在位置している位置エリアをコアネットワークエンティティに通知するために使用され、一時アイデンティティは、UEが第1の位置更新要求メッセージをコアネットワークエンティティに送信する前にUEにサービス提供するコアネットワークエンティティによりUEに割り当てられ、
プロセッサ110は、UEの一時アイデンティティに基づいて、UEが現在登録しているネットワークスライス内の第4のコアネットワークエンティティを決定するように更に構成され、
トランシーバ120は、コアネットワークエンティティの識別情報を第4のコアネットワークエンティティに送信するように更に構成され、それにより、第4のコアネットワークエンティティは、コアネットワークエンティティの識別情報に基づいて、NASメッセージをUEに送信する。
本発明のこの実施例によるコアネットワークエンティティ100は、本発明の実施例による方法におけるMMFに対応してもよい。さらに、コアネットワークエンティティ100におけるユニット及びモジュールと、前述及び他の動作及び/又は機能とは、それぞれ方法100及び方法200の対応する手順を実現することを意図する。簡潔にするために、詳細はここでは説明しない。
本発明のこの実施例によるコアネットワークエンティティは、UEのNASメッセージを複数のネットワークスライス内のコアネットワークエンティティに転送でき、UEは、NASメッセージを伝送するために、各ネットワークスライス内のコアネットワークエンティティへのシグナリング接続を確立する必要はなく、それにより、通信プロセスにおけるシグナリング量が低減でき、ネットワーク管理及び維持効率が改善できる。
代替として、プロセッサ110は、UEが少なくとも1つのネットワークスライス内のターゲットネットワークスライス内でアイドルモードから接続モードに変更する必要があると決定するように構成され、ターゲットネットワークスライスは第2のコアネットワークエンティティを含み、UEは、RAN及びコアネットワークエンティティを使用することにより、第2のコアネットワークエンティティと非アクセス層NAS通信を実行し、
トランシーバ120は、第1のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信するように構成され、第1のメッセージは、UEのモードをアイドルモードから接続モードに変更するのを要求するために使用され、それにより、第2のコアネットワークエンティティは、UEが接続モードに入ることを可能にするために、第1のメッセージに基づいて、UEへのNAS接続を確立する。
任意選択で、実施例では、ターゲットネットワークスライスは第3のコアネットワークエンティティを更に含み、UEは、RANを使用することにより、第3のコアネットワークエンティティとデータ通信を実行する。
トランシーバ120が第1のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信した後に、トランシーバ120は、第2のコアネットワークエンティティにより送信されたユーザプレーン情報を受信し、ユーザプレーン情報は、RANにより、第3のコアネットワークエンティティへのユーザプレーン接続を確立するために使用され、ユーザプレーン情報をRANに送信し、それにより、ターゲットRANは、ユーザプレーン情報に基づいて、第3のコアネットワークエンティティへのユーザプレーン接続を確立する、ように更に構成される。
任意選択で、実施例では、トランシーバ120は、UEにより送信された第2のメッセージを受信するように更に構成され、第2のメッセージはネットワークスライス情報を含み、第2のメッセージは、UEにより、ネットワークスライス情報により示されるネットワークスライス内で接続モードに入るのを要求するために使用され、
プロセッサ110は、第2のメッセージに基づいて、UEがネットワークスライス情報により示されるネットワークスライス内でアイドルモードから接続モードに変更する必要があると決定するように具体的に構成される。
任意選択で、実施例では、トランシーバ120は、第2のコアネットワークエンティティにより送信された第3のメッセージを受信するように更に構成され、第3のメッセージは、第2のコアネットワークエンティティがUEに送信されるべきデータを有することを示すために使用されるか、或いは第3のメッセージは、第2のコアネットワークエンティティがUEとNAS通信を実行する必要があることを示すために使用され、
プロセッサ110は、第3のメッセージに基づいて、UEがターゲットネットワークスライス内でアイドルモードから接続モードに変更する必要があると決定するように具体的に構成され、
トランシーバ120は、プロセッサ110がコアネットワークエンティティとUEとの間にシグナリング接続が確立されたと決定した場合、第1のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信するように具体的に構成される。
任意選択で、実施例では、トランシーバ120は、プロセッサ110がコアネットワークエンティティとUEとの間にシグナリング接続が確立されていないと決定した場合、ページングメッセージをUEに送信し、ページングメッセージに基づいてUEにより送信された第4のメッセージを受信し、第4のメッセージは、コアネットワークエンティティへのシグナリング接続を確立するのを要求するために使用され、第4のメッセージに基づいて、UEへのシグナリング接続を確立し、UEへのシグナリング接続が確立された後に、第1のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信する、ように更に構成される。
任意選択で、トランシーバ120は、第2のコアネットワークエンティティにより送信された第5のメッセージを受信するように更に構成され、第5のメッセージは、第6のメッセージをRANに送信するようにコアネットワークエンティティに対して命令するために使用され、第6のメッセージは、RANと第3のコアネットワークエンティティとの間のユーザプレーン接続を解放するようにRANに対して命令するために使用される。
任意選択で、トランシーバ120が第2のコアネットワークエンティティにより送信された第5のメッセージを受信した後に、トランシーバ120が、UEがターゲットネットワークスライス内でのみ接続モードにあると決定した場合、第6のメッセージは、RANとUEとの間の制御プレーン接続及びユーザプレーン接続を解放するようにRANに対して命令するために使用される接続解放情報を含む。
任意選択で、トランシーバ120は、第7のメッセージをUEに送信するように更に構成され、第7のメッセージは、UEがターゲットネットワークスライス内で接続モードに入ったことを通知するために使用される。
本発明のこの実施例によるコアネットワークエンティティ100は、本発明の実施例による方法におけるMMFに対応してもよい。さらに、コアネットワークエンティティ100におけるユニット及びモジュールと、前述及び他の動作及び/又は機能とは、それぞれ方法300及び方法400の対応する手順を実現することを意図する。簡潔にするために、詳細はここでは説明しない。
UEがターゲットネットワークスライス内でアイドルモードから接続モードに変更する必要があると決定したとき、本発明のこの実施例によるコアネットワークエンティティは、UEのモードを接続モードに変更するのを要求するためのメッセージをターゲットネットワークスライス内の第2のコアネットワークエンティティに送信し、それにより、第2のコアネットワークエンティティは、UEが接続モードに入ることを可能にするために、コアネットワークエンティティにより送信されたメッセージに基づいて、UEへの制御プレーン接続を確立できる。このように、UEが或るネットワークスライス内でアイドルモードにあり、他のネットワークスライス内で接続モードにあるため、接続モードが管理するのが困難であることが回避でき、ネットワーク管理効率が改善できる。
図18は、本発明の更に他の実施例によるコアネットワークエンティティ200の概略ブロック図を示す。コアネットワークエンティティは通信システムに適用される。通信システムは、ユーザ装置UEと、無線アクセスネットワークRANと、第1のコアネットワークエンティティと、少なくとも1つのネットワークスライスとを含む。少なくとも1つのネットワークスライス内のターゲットネットワークスライスはコアネットワークエンティティを含む。UEは、RAN及び第1のコアネットワークエンティティを使用することにより、コアネットワークエンティティと非アクセス層NAS通信を実行する。図18に示すように、コアネットワークエンティティ200は、プロセッサ210と、トランシーバ220とを含む。プロセッサ210はトランシーバ220に接続される。任意選択で、コアネットワークエンティティ200はメモリ230を更に含む。メモリ230はプロセッサ210に接続される。さらに、任意選択で、コアネットワークエンティティ200はバスシステム240を含む。プロセッサ210、メモリ230及びトランシーバ220は、バスシステム240を使用することにより接続されてもよい。メモリ230は、命令を記憶するように構成されてもよい。プロセッサ210は、メモリ230に記憶された命令を実行するように構成され、それにより、情報又は信号を送信するようにトランシーバ220を制御する。
トランシーバ220は、第1のコアネットワークエンティティにより送信されたNASメッセージを受信するように構成され、ターゲットネットワークスライスは、UEにより送信されたネットワークスライス情報に基づいて第1のコアネットワークエンティティにより決定され、NASメッセージは、UEにより第1のコアネットワークエンティティに送信される。
プロセッサ210は、NASメッセージに基づいて、UEとNAS通信を実行するように構成される。
任意選択で、実施例では、NASメッセージはアタッチ要求メッセージである。
トランシーバ220は、第1のコアネットワークエンティティにより送信されたアタッチ要求メッセージ及び第1のコアネットワークエンティティの識別情報を受信するように具体的に構成される。
プロセッサ210は、アタッチ要求メッセージに基づいて、UEをターゲットネットワークスライスに登録するように具体的に構成され、トランシーバ220は、第1のコアネットワークエンティティの識別情報に基づいて、NASメッセージをUEに送信するように具体的に構成される。
任意選択で、実施例では、ターゲットネットワークスライスは第3のコアネットワークエンティティを更に含み、UEは、RANを使用することにより、第3のコアネットワークエンティティとデータ通信を実行する。
トランシーバ220が第1のコアネットワークエンティティにより送信されたアタッチ要求メッセージ及び第1のコアネットワークエンティティの識別情報を受信した後に、トランシーバ220は、ユーザプレーン情報を第1のコアネットワークエンティティに送信するように更に構成され、ユーザプレーン情報は、RANにより、第3のコアネットワークエンティティへのユーザプレーン接続を確立するために使用され、それにより、第1のコアネットワークエンティティは、ユーザプレーン情報をRANに送信し、RANは、ユーザプレーン情報に基づいて、第3のコアネットワークエンティティへのユーザプレーン接続を確立する。
本発明のこの実施例によるコアネットワークエンティティ200は、本発明の実施例による方法におけるCP Functionに対応してもよい。さらに、コアネットワークエンティティ200におけるユニット及びモジュールと、前述及び他の動作及び/又は機能とは、それぞれ方法100及び方法200の対応する手順を実現することを意図する。簡潔にするために、詳細はここでは説明しない。
本発明のこの実施例によるコアネットワークエンティティは、ネットワークスライスの外部のコアネットワークエンティティにより転送されたUEのNASメッセージを受信でき、UEは、NASメッセージを伝送するために、各ネットワークスライス内のコアネットワークエンティティへのシグナリング接続を確立する必要はなく、それにより、通信プロセスにおけるシグナリング量が低減でき、ネットワーク管理及び維持効率が改善できる。
代替として、トランシーバ220は、第1のメッセージを第1のコアネットワークエンティティに送信するように構成され、第1のメッセージは、コアネットワークエンティティがUEに送信されるべきデータを有することを示すために使用されるか、或いは第1のメッセージは、コアネットワークエンティティがUEとNAS通信を実行する必要があることを示すために使用され、それにより、第1のコアネットワークエンティティは、第1のメッセージに基づいて、UEがターゲットネットワークスライス内でアイドルモードから接続モードに変更する必要があると決定する。
トランシーバ220は、第1のコアネットワークエンティティにより送信された第2のメッセージを受信するように更に構成され、第2のメッセージは、UEのモードをアイドルモードから接続モードに変更するのを要求するために使用される。
プロセッサ210は、UEが接続モードに入ることを可能にするために、第2のメッセージに基づいて、UEへのNAS接続を確立するように構成される。
任意選択で、実施例では、ターゲットネットワークスライスは第3のコアネットワークエンティティを更に含み、UEは、RANを使用することにより、第3のコアネットワークエンティティとデータ通信を実行する。
トランシーバ220が第1のコアネットワークエンティティにより送信された第2のメッセージを受信した後に、トランシーバ220は、ユーザプレーン情報を第1のコアネットワークエンティティに送信するように更に構成され、ユーザプレーン情報は、RANにより、第3のコアネットワークエンティティへのユーザプレーン接続を確立するために使用され、それにより、第1のコアネットワークエンティティは、ユーザプレーン情報をRANに送信し、RANは、ユーザプレーン情報に基づいて、第3のコアネットワークエンティティへのユーザプレーン接続を確立する。
任意選択で、実施例では、トランシーバ220は、第3のメッセージを第1のコアネットワークエンティティに送信するように更に構成され、第3のメッセージは、第4のメッセージをRANに送信するように第1のコアネットワークエンティティに対して命令するために使用され、第4のメッセージは、RANと第3のコアネットワークエンティティとの間のユーザプレーン接続を解放するようにRANに対して命令するために使用される。
任意選択で、実施例では、トランシーバ220が第3のメッセージを第1のコアネットワークエンティティに送信する前に、トランシーバ220は、第3のコアネットワークエンティティにより送信された第5のメッセージを受信し、第5のメッセージは、UEが予め設定された持続時間内にデータを受信又は送信しないことを示すために使用されるか、或いはUEにより送信された第6のメッセージを受信し、第6のメッセージは、ターゲットネットワークスライス内でアイドルモードに入るのを要求するために使用される、ように更に構成される。
本発明のこの実施例によるコアネットワークエンティティ200は、本発明の実施例による方法におけるCP Functionに対応してもよい。さらに、コアネットワークエンティティ200におけるユニット及びモジュールと、前述及び他の動作及び/又は機能とは、それぞれ方法300及び方法400の対応する手順を実現することを意図する。簡潔にするために、詳細はここでは説明しない。
本発明のこの実施例によるコアネットワークエンティティは、ユーザ装置UEのモードを接続モードに変更するのを要求するためのメッセージであり、コアネットワークエンティティが属するネットワークスライスの外部のコアネットワークエンティティにより送信されたメッセージを受信し、UEが接続モードに入ることを可能にするために、メッセージに基づいて、UEへの制御プレーン接続を確立する。このように、UEが或るネットワークスライス内でアイドルモードにあり、他のネットワークスライス内で接続モードにあるため、接続モードが管理するのが困難であることが回避でき、ネットワーク管理効率が改善できる。
図19は、本発明の更に他の実施例によるユーザ装置300の概略ブロック図を示す。ユーザ装置は通信システムに適用され、通信システムは、ユーザ装置と、無線アクセスネットワークRANと、第1のコアネットワークエンティティと、少なくとも1つのネットワークスライスとを含む。図19に示すように、ユーザ装置300は、プロセッサ310と、トランシーバ320とを含む。プロセッサ310はトランシーバ320に接続される。任意選択で、ユーザ装置300はメモリ330を更に含む。メモリ330はプロセッサ310に接続される。さらに、任意選択で、ユーザ装置300はバスシステム340を含む。プロセッサ310、メモリ330及びトランシーバ320は、バスシステム340を使用することにより接続されてもよい。メモリ330は、命令を記憶するように構成されてもよい。プロセッサ310は、メモリ330に記憶された命令を実行するように構成され、それにより、情報又は信号を送信するようにトランシーバ320を制御する。
プロセッサ310は、第1のコアネットワークエンティティへのシグナリング接続を確立するように構成される。
トランシーバ320は、ネットワークスライス情報及び非アクセス層NASメッセージを第1のコアネットワークエンティティに送信するように構成され、それにより、第1のコアネットワークエンティティは、ネットワークスライス情報に基づいて、少なくとも1つのネットワークスライスからターゲットネットワークスライスを決定し、NASメッセージをターゲットネットワークスライス内の第2のコアネットワークエンティティに送信し、ユーザ装置は、RAN及び第1のコアネットワークエンティティを使用することにより、第2のコアネットワークエンティティとNAS通信を実行する。
任意選択で、実施例では、ネットワークスライス情報は、ネットワークスライス識別子又はネットワークスライスがサポートする必要があるデータ伝送要件である。
任意選択で、実施例では、NASメッセージはアタッチ要求メッセージである。
本発明のこの実施例によるユーザ装置300は、本発明の実施例による方法におけるユーザ装置に対応してもよい。さらに、ユーザ装置300におけるユニット及びモジュールと、前述及び他の動作及び/又は機能とは、それぞれ方法100及び方法200の対応する手順を実現することを意図する。簡潔にするために、詳細はここでは説明しない。
この実施例によるユーザ装置は、ネットワークスライス情報及びNASメッセージを、UEへの接続を確立したコアネットワークエンティティに送信し、それにより、コアネットワークエンティティは、ユーザ装置により送信されたネットワークスライス情報に基づいて、UEにサービス提供するターゲットネットワークスライスを決定し、NASメッセージをターゲットネットワークスライス内のコアネットワークエンティティに送信する。このように、1つのコアネットワークエンティティは、UEのNASメッセージを複数のネットワークスライスのコアネットワークエンティティに転送でき、UEは、NASメッセージを伝送するために、各ネットワークスライス内のコアネットワークエンティティへのシグナリング接続を確立する必要はなく、それにより、通信プロセスにおけるシグナリング量が低減でき、ネットワーク管理及び維持効率が改善できる。
代替として、プロセッサ310は、第1のコアネットワークエンティティへのシグナリング接続を確立するように構成される。
トランシーバ320は、第1のメッセージを第1のコアネットワークエンティティに送信するように構成され、第1のメッセージは、ターゲットネットワークスライス内で接続モードに入るのを要求するために使用され、ターゲットネットワークスライスは第2のコアネットワークエンティティを含み、ユーザ装置は、RAN及び第1のコアネットワークエンティティを使用することにより、第2のコアネットワークエンティティと非アクセス層NAS通信を実行し、それにより、第1のコアネットワークエンティティは、第1のメッセージに基づいて、ユーザ装置のモードをアイドルモードから接続モードに変更するのを要求するために使用される第2のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信し、それにより、第2のコアネットワークエンティティは、ユーザ装置が接続モードに入ることを可能にするために、第2のメッセージに基づいて、ユーザ装置へのNAS接続を確立する。
任意選択で、実施例では、トランシーバ320は、第1のコアネットワークエンティティにより送信された第3のメッセージを受信するように更に構成され、第3のメッセージは、ユーザ装置がターゲットネットワークスライス内で接続モードに入ったことを通知するために使用される。
本発明のこの実施例によるユーザ装置300は、本発明の実施例による方法におけるユーザ装置に対応してもよい。さらに、ユーザ装置300におけるユニット及びモジュールと、前述及び他の動作及び/又は機能とは、それぞれ方法300及び方法400の対応する手順を実現することを意図する。簡潔にするために、詳細はここでは説明しない。
本発明のこの実施例によるユーザ装置は、ターゲットネットワークスライス内で接続モードに入るのを要求するためのメッセージを、ユーザ装置への接続を確立したコアネットワークエンティティに送信し、それにより、コアネットワークエンティティは、ユーザ装置のモードを接続モードに変更するために、メッセージに基づいて、ターゲットネットワークスライス内のコアネットワークエンティティと相互作用する。このように、UEが或るネットワークスライス内でアイドルモードにあり、他のネットワークスライス内で接続モードにあるため、接続モードが管理するのが困難であることが回避でき、ネットワーク管理効率が改善できる。
図20は、本発明の他の実施例による無線通信方法を示す。当該方法は無線通信システムに適用され、無線通信システムは、ユーザ装置UEと、アクセスネットワークANと、第1のコアネットワークエンティティと、少なくとも1つのネットワークスライスとを含む。図20に示すように、当該方法500は以下を含む。
S510.第1のコアネットワークエンティティは、UEにより送信された第1のメッセージを受信し、第1のメッセージは、第1のコアネットワークエンティティにより、ターゲットネットワークスライスを決定するために使用される第1の情報を含み、第1のメッセージは、ターゲットネットワークスライス内でUEのセッションを活性化するのを要求するために使用され、ターゲットネットワークスライスは第2のコアネットワークエンティティを含む。
ターゲットネットワークスライスは、少なくとも1つのネットワークスライス内のネットワークスライスであることが理解できる。
S520.第1のコアネットワークエンティティは、第2のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信し、第2のメッセージは、UEのセッションを活性化するのを要求するために使用され、それにより、第2のコアネットワークエンティティは、第2のメッセージに基づいて、UEのユーザプレーン接続を活性化する。
したがって、本発明のこの実施例における無線通信方法によれば、UEにより送信されたターゲットネットワークスライス内でセッションを活性化するのを要求するための要求を受信した後に、第1のコアネットワークエンティティは、UEのセッションを活性化するのを要求するためのメッセージを、ターゲットネットワークスライス内の第2のコアネットワークエンティティに送信し、それにより、第2のコアネットワークエンティティは、UEがターゲットネットワークスライス内で接続モードに入ることを可能にするために、第1のコアネットワークエンティティにより送信されたメッセージに基づいて、UEのユーザプレーン接続を活性化できる。このように、UEが或るネットワークスライス内でアイドルモードにあり、他のネットワークスライス内で接続モードにあるため、接続モードが管理するのが困難であることが回避でき、ネットワーク管理効率が改善できる。ここでのセッションは、PDU(Packet Data Unit, プロトコルデータユニット)Sessionの省略である。PDU Sessionは、UEと、PDU接続サービスを提供するデータネットワーク(data network)との間の関連付け関係である。UEは、PDU Sessionを使用することにより、データネットワークと通信する。
本発明のこの実施例では、アクセスネットワークANは、無線アクセスネットワークRANと、ワイヤレスフィデリティ(Wireless Fidelity, 略称「WiFi」)とを含む点に留意すべきである。しかし、本発明はこれに限定されない。
本発明のこの実施例では、任意選択で、ターゲットネットワークスライスは第3のコアネットワークエンティティを更に含み、UEは、ANを使用することにより、第3のコアネットワークエンティティとデータ通信を実行する。第1のコアネットワークエンティティが第2のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信する前に、第1のコアネットワークエンティティは、第2のコアネットワークエンティティにより送信されたユーザプレーン情報を受信し、ユーザプレーン情報は、ANにより、第3のコアネットワークエンティティへのユーザプレーン接続を確立するために使用され、第1のコアネットワークエンティティは、ユーザプレーン情報をANに送信し、それにより、ANは、ユーザプレーン情報に基づいて、第3のコアネットワークエンティティへのユーザプレーン接続を確立する。
本発明のこの実施例では、任意選択で、第1の情報は、ターゲットネットワークスライスの識別子を含むか、或いは第1の情報は、ターゲットネットワークスライスのタイプを含むか、或いは第1の情報は、ターゲットネットワークスライスのタイプ及びテナントアイデンティティ(Tenant ID)を含む。ターゲットネットワークスライスのタイプは、ターゲットネットワークスライスがサポートするサービスのタイプ、例えば、MBB並びに低遅延及び高信頼性でもよい。
本発明のこの実施例では、任意選択で、第1の情報は、第2のコアネットワークエンティティによりUEに割り当てられた識別子を含む。第1のコアネットワークエンティティが第2のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信したとき、第1のコアネットワークエンティティは、第2のコアネットワークエンティティによりUEに割り当てられた識別子に基づいて、第2のコアネットワークエンティティを決定し、次に、第2のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信する。第2のメッセージは、第2のコアネットワークエンティティによりUEに割り当てられた識別子を含む。
本発明のこの実施例では、任意選択で、第1のメッセージはセッション情報を更に含み、第2のメッセージはセッション情報を含む。したがって、第2のコアネットワークエンティティは、第2のメッセージに基づいて、セッション情報により示されるユーザプレーン接続を活性化する。第2のコアネットワークエンティティが、第2のメッセージに基づいて、セッション情報により示されるユーザプレーン接続を活性化することは、具体的には、第2のコアネットワークエンティティが、セッション情報に対応するユーザプレーン接続のコンテキスト情報を取得し、ユーザプレーン接続活性化要求メッセージを、セッションに対応するAN及びゲートウェイに送信し、それにより、ANとゲートウェイとの間のユーザプレーン接続を活性化することである。ANは、第2のコアネットワークエンティティからの要求に基づいて、要求メッセージをUEに送信し、それにより、UEとANとの間のユーザプレーン接続を活性化する。
本発明のこの実施例では、任意選択で、第2のコアネットワークエンティティがUEのユーザプレーン接続を活性化した後に、第1のコアネットワークエンティティは、第3のメッセージをUEに送信し、第3のメッセージは、ターゲットネットワークスライス内の活性状態のセッションを示すために使用される情報を含み、それにより、UEは、セッション情報に対応するセッションが活性化されたことを習得する。対応して、セッションに対応するTFT(Traffic Flow Template, トラヒックフローテンプレート)が活性化される。代替として、第3のメッセージは、ターゲットネットワークスライスの識別子を含み、それにより、UEは、ターゲットネットワークスライスに対応する全てのセッションが活性化されたことを習得する。
図21は、本発明の具体的な実施例による無線通信方法を示す。図21に示すように、当該方法600は以下のステップを含む。
S610.UEは、サービス要求(Service Request)メッセージをMMFに送信する。
Service Requestメッセージは、UEのセッションを活性化するのを要求するために使用される(或いは、これは、Service Requestメッセージが接続モードに入るのを要求するために使用されると理解されてもよい)。Service Requestメッセージは、UE Info及びNetwork Slicing Infoを含む。UE Infoは、MMFによりUEに割り当てられた一時アイデンティティ(ID)、又はCP FunctionによりUEに割り当てられた一時アイデンティティである。Network Slicing Infoは、Network Slicing識別子である。Network Slicing IDは、独立したフィールドでもよく、或いは2つのフィールド、例えば、タイプ(type)ID+テナント(Tenant)IDを含んでもよい。Network Slicing IDはまた、UEの一時アイデンティティに含まれてもよい。
任意選択で、Service Requestメッセージは、PDU Sessionの識別子を更に搬送する。
任意選択で、Service RequestメッセージがPDU Sessionの識別子を搬送しない場合、Service Requestメッセージは、データ接続を回復するか否かを示すために使用される情報を搬送する。
任意選択で、Service RequestメッセージがNetwork Slicing IDを搬送しない場合、メッセージは、CP FunctionによりUEに割り当てられた識別子を搬送する。CP FunctionによりUEに割り当てられた識別子は、Network Slicing情報と、CP Function情報と、UE情報とを含む。
ここでのService Requestメッセージは、単に可能なメッセージに過ぎず、サービス活性要求(Service Active Request)メッセージのような他のメッセージも可能でもよい。
S620.MMFは、サービス要求(Service Request)メッセージをCP Functionに送信する。
MMFは、Network Slicing Infoに基づいて、UEが回復するのを要求するNetwork Slicingの接続を習得し、これは、具体的には、UEが回復するのを要求するNetwork SlicingのPDU Sessionである。Service Requestメッセージは、UEのセッションを活性化するのを要求するために使用される(或いは、これは、Service RequestメッセージがNetwork Slicing内でUEを接続モードに回復するのを要求するために使用されると理解されてもよい)。
任意選択で、S610におけるService RequestメッセージがPDU Session IDを搬送する場合、S620におけるService RequestメッセージはPDU Session IDを搬送し、CP Functionは、PDU Session IDに対応するPDU Sessionのみを回復する。しかし、S610におけるService RequestメッセージがPDU Session IDを搬送しない場合、S620におけるService RequestメッセージもPDU Session IDを搬送せず、この場合、CP Functionは、Network Slicing Infoに対応するNetwork Slicing内の全てのPDU Sessionを回復する。
任意選択で、S610におけるService RequestメッセージがPDU Session IDを搬送しないが、S610におけるService Requestメッセージがデータ接続を回復するか否かを示すために使用される情報を搬送する場合、CP Functionは、Network Slicing Infoに対応するNetwork Slicing内の全てのPDU Sessionを回復する。
S630.CP Functionは、下りリンクトランスポート(Downlink Transport)メッセージをMMFに送信する。
Downlink Transportメッセージは、NAS Container及びRAN Containerを含む。NAS Containerは、UEに送信されるべきNASメッセージを含む。NASメッセージは、具体的には、Network Slicing Infoに対応するNetwork Slicing内で回復されたPDU SessionをUEに通知するために使用されるPDU Session IDでもよい。NASメッセージは、Network Slicing IDを更に搬送してもよい。AN Containerは、ユーザプレーン接続に関する情報を搬送する。ユーザプレーン接続に関する情報は、CP Functionへのユーザプレーン接続を確立したUP FunctionのIPアドレス及び/又はUP FunctionによりUEに割り当てられたトンネルIDを含み、それにより、ANは、ユーザプレーン接続に関する情報に基づいて、UP Functionへのユーザプレーン接続を確立する。MMFは、RAN Container内のコンテンツを解析しないか、或いは解析できない。
S640.MMFは、初期コンテキスト設定要求(Initial Context Setup Request)メッセージをANに送信する。
Initial Context Setup Requestメッセージは、S630において受信したNAS Container及びRAN Containerを含む。Initial Context Setup Requestメッセージは、UE Info及びPDU Session IDを更に搬送してもよく、或いはNetwork Slicing IDを更に搬送してもよい。Network Slicing IDは、独立した識別子でもよく、或いはUE Infoで搬送され且つUE Infoの一部でもよく、或いはPDU Session IDの一部でもよい。Network Slicing IDは、RANにより、UEとRANとの間のユーザプレーンベアラの識別子にPDU Session IDに対応するPDU Session ID’を加えたものと、ANとUP Functionとの間の接続の識別子との間の対応関係を記録するために使用される。具体的には、以下の関係、すなわち、UEとANとの間のユーザプレーンベアラの識別子+PDU Session ID’<->ANとUP Functionとの間の接続の接続識別子が記録されてもよい。代替として、Network Slicing IDは、ANにより、UEとANとの間のユーザプレーンベアラの識別子にPDU Session IDに対応するPDU Session ID’及びNetwork Slicing IDに対応するNetwork Slicing ID’を加えたものと、ANとUP Functionとの間の接続の識別子との間の対応関係を記録するために使用されてもよい。具体的には、以下の関係、すなわち、UEとANとの間のユーザプレーンベアラの識別子+PDU Session ID’+Network Slicing ID’<->ANとUP Functionとの間の接続の接続識別子が記録されてもよい。
ANとUP Functionとの間の接続の接続識別子はPDU Session IDでもよい。PDU Session ID’は、PDU Session IDに対応しており且つANによりUEに割り当てられた識別子でもよい。Network Slicing ID’は、Network Slicing IDに対応しており且つANによりUEに割り当てられた識別子でもよい。
S650.ANは、RRC Connection ReconfigurationメッセージをUEに送信する。
RANによりUEに送信されるRRC Connection Reconfigurationメッセージは、S640において受信した、MMFにより送信されたAS Containerを含む。UEは、RRC Connection Reconfigurationメッセージを受信した後に、RRC接続再設定を実行し、RRC接続再設定を完了した後に、RRC再設定完了メッセージをRANに返信する。さらに、UEは、UEとANとの間のユーザプレーン接続の接続識別子にPDU Session IDに対応するPDU Session ID’を加えたものと、PDU Session IDとの間の対応関係を記録する。具体的には、以下の関係、すなわち、UEとANとの間のユーザプレーン接続の接続識別子+PDU Session ID’<->PDU Session IDが記録されてもよい。代替として、UEは、UEとANとの間のユーザプレーン接続の接続識別子にPDU Session IDに対応するPDU Session ID’及びNetwork Slicing IDに対応するNetwork Slicing ID’を加えたものと、PDU Session IDにNetwork Slicing IDを加えたものとの間の対応関係を記録する。具体的には、以下の関係、すなわち、UEとANとの間のユーザプレーン接続の接続識別子+PDU Session ID’+Network Slicing ID’<->PDU Session ID+Network Slicing IDが記録されてもよい。UEは、AN Container又はAN Container内のPDU Session IDに基づいて、対応するPDU Sessionが回復したと決定し、PDU Session IDに対応するIPアドレス及びトラヒックフローテンプレート(Traffic Flow Template, 略称「TFT」)が使用できる。
S660.ANは、Initial Context Setup ResponseメッセージをMMFに送信する。
Initial Context Setup Responseメッセージは、AN Container及びUE Infoを含む。AN Containerは、AN側において確立されたユーザプレーン接続に関する情報を含む。AN側において確立されたユーザプレーン接続に関する情報は、ANの識別子及び/又はユーザプレーントンネルIDを含む。MMFは、ANにより送信されたAN Container内のコンテンツを解析しないか、或いは解析できない。
S670.MMFは、Uplink TransportメッセージをCP Functionに送信する。
Uplink Transportメッセージは、UE Infoと、S660において受信した、ANにより送信されたAN Containerとを含む。
UEは、S660の後にデータを送信してもよいことが理解され得る。具体的には、UEは、アプリケーションレイヤにおいてIPパケットを受信し、UEは、TFTに基づいて、IPパケットを送信するために必要なNetwork Slicing内のPDU Sessionを決定する。UEは、PDU Session及びS650において記憶された対応関係に基づいて、UEとANとの間のユーザプレーン接続の接続識別子と、PDU Session ID’とを取得する。任意選択で、UEは、Network Slicing ID’を更に取得してもよい。次に、UEは、UEとANとの間のユーザプレーン接続の接続識別子に対応するユーザプレーン接続を使用することにより、データパケットをANに送信する。データパケットはPDU Session ID’を含む。任意選択で、データパケットはNetwork Slicing ID’を含む。データパケットを受信した後に、ANは、記憶された対応関係及びPDU Session ID’に基づいて、対応するNetwork Slicing内のPDU Session IDに対応するUP Functionを決定し、データパケットを決定されたUP Functionに送信する。任意選択で、ANはまた、Network Slicing ID’に基づいて、UP Functionを決定してもよい。
図22を参照して、本発明の更に他の実施例による無線通信方法について詳細に以下に説明する。当該方法は無線通信システムに適用され、無線通信システムは、ユーザ装置UEと、アクセスネットワークANと、第1のコアネットワークエンティティと、少なくとも1つのネットワークスライスとを含む。図22に示すように、当該方法700は以下を含む。
S710.第1のコアネットワークエンティティは、ターゲットネットワークスライス内の第2のコアネットワークエンティティにより送信された通知メッセージを受信し、通知メッセージは、第2のコアネットワークエンティティがUEに送信されるべき下りリンクデータを有することを示すために使用されるか、或いは通知メッセージは、第2のコアネットワークエンティティがUEと非アクセス層NAS通信を実行する必要があることを示すために使用される。
S720.第1のコアネットワークエンティティは、第2のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信し、第2のメッセージは、UEのセッションを活性化するのを要求するために使用され、それにより、第2のコアネットワークエンティティは、第2のメッセージに基づいて、UEのユーザプレーン接続を活性化する。
したがって、本発明のこの実施例における無線通信方法によれば、第2のコアネットワークエンティティにより送信された通知メッセージを受信したとき、第1のコアネットワークエンティティは、UEのセッションを活性化するのを要求するためのメッセージを、ターゲットネットワークスライス内の第2のコアネットワークエンティティに送信し、それにより、第2のコアネットワークエンティティは、UEが接続モードに入ることを可能にするために、第1のコアネットワークエンティティにより送信されたメッセージに基づいて、UEのユーザプレーン接続を活性化できる。このように、UEが或るネットワークスライス内でアイドルモードにあり、他のネットワークスライス内で接続モードにあるため、接続モードが管理するのが困難であることが回避でき、ネットワーク管理効率が改善できる。
本発明のこの実施例では、任意選択で、ターゲットネットワークスライスは第3のコアネットワークエンティティを更に含み、UEは、ANを使用することにより、第3のコアネットワークエンティティとデータ通信を実行する。第1のコアネットワークエンティティが第2のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信した後に、第1のコアネットワークエンティティは、第2のコアネットワークエンティティにより送信されたユーザプレーン情報を受信し、ユーザプレーン情報は、ANにより、第3のコアネットワークエンティティへのユーザプレーン接続を確立するために使用され、第1のコアネットワークエンティティは、ユーザプレーン情報をANに送信し、それにより、ANは、ユーザプレーン情報に基づいて、第3のコアネットワークエンティティへのユーザプレーン接続を確立する。
本発明のこの実施例では、任意選択で、第1のコアネットワークエンティティにより、第2のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信することは、第1のコアネットワークエンティティにより、第1のコアネットワークエンティティがUEへのシグナリング接続にあること又はUEに対応する活性のセッションを有することを第1のコアネットワークエンティティが決定したとき、第2のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信することを含む。
本発明のこの実施例では、任意選択で、第1のコアネットワークエンティティにより、第2のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信する前に、当該方法は、第1のコアネットワークエンティティにより、第1のコアネットワークエンティティがUEへのシグナリング接続にないこと又はUEに対応する活性のセッションを有さないことを第1のコアネットワークエンティティが決定したとき、ページングメッセージをUEに送信し、ページングメッセージは、UEにより、ターゲットネットワークスライスを決定するために使用される第2の情報を含み、第1のコアネットワークエンティティにより、ページングメッセージに基づいてUEにより送信された第1のメッセージを受信し、第1のメッセージは、第1のコアネットワークエンティティにより、ターゲットネットワークスライスを決定するために使用される第1の情報を含むことを更に含む。
本発明のこの実施例では、任意選択で、第2の情報は、ターゲットネットワークスライスの識別子を含むか、或いは第2の情報は、ターゲットネットワークスライスのタイプを含むか、或いは第2の情報は、ターゲットネットワークスライスのタイプ及びテナントアイデンティティを含むか、或いは第2の情報は、第2のコアネットワークエンティティによりUEに割り当てられた識別子を含む。
本発明のこの実施例では、任意選択で、第1の情報は、ターゲットネットワークスライスの識別子を含む。
本発明のこの実施例では、任意選択で、第1の情報は、第2のコアネットワークエンティティの識別子を含み、第2のコアネットワークエンティティの識別子は、ターゲットネットワークスライスの識別子を含む。
本発明のこの実施例では、任意選択で、第1の情報は、第2のコアネットワークエンティティについての情報を含み、当該方法は、第1のコアネットワークエンティティにより、第2のコアネットワークエンティティについての情報及び予め設定された対応関係に基づいて、ターゲットネットワークスライスの識別子を決定し、予め設定された対応関係は、第2のコアネットワークエンティティについての情報とネットワークスライスの識別子との間の対応関係を含むことを更に含む。
本発明のこの実施例では、任意選択で、当該方法は、第1のコアネットワークエンティティにより、第3のメッセージをUEに送信し、第3のメッセージは、ターゲットネットワークスライスの識別子を含むこと、又は第1のコアネットワークエンティティにより、第3のメッセージをUEに送信し、第3のメッセージは、ターゲットネットワークスライス内の活性状態のセッションを示すために使用される情報を含むことを更に含む。
図23は、本発明の他の具体的な実施例による無線通信方法を示す。図23に示すように、当該方法800は以下のステップを含む。
S810.UP Functionは下りリンクデータを受信する。
S820.UP Functionは、下りリンクデータ通知(Downlink Data Notification)メッセージをCP Functionに送信する。
Downlink Data Notificationメッセージは、CP Functionが位置するNetwork Slicing 1内のUP Functionが、ネットワークにより送信され且つ宛先IPアドレスがUEのIPアドレスである下りリンクデータを受信したが、下りリンクデータをUEに伝送するために使用されるユーザプレーン接続が存在しないことをCP Functionに通知するために使用される。
任意選択で、Downlink Data Notificationメッセージは、下りリンクデータに対応するPDU SessionのPDU Session IDを搬送する。
S830.CP Functionは、Downlink Data NotificationメッセージをMMFに送信する。
任意選択で、Downlink Data Notificationメッセージは、下りリンクデータに対応するPDU SessionのPDU Session IDを搬送する。
S840.MMFは、ページングメッセージをUEに送信する。
ページングメッセージは、PDU Sessionが回復される必要があるNetwork SlicingのIDを搬送する。
任意選択で、ページングメッセージは、下りリンクデータに対応するPDU SessionのPDU Session IDを搬送する。
S850.ANは、Service RequestメッセージをMMFに送信する。
S850の具体的な実現方式は、方法600におけるS610のものと同じである点に留意すべきである。繰り返しを避けるために、詳細はここでは再び説明しない。
S860.方法600におけるS630〜S670を実行する。
図20〜図23を参照して、本発明の実施例による無線通信方法について、コアネットワークエンティティ側から詳細に前述した。図24を参照して、本発明の実施例による無線通信方法について、ユーザ装置側から詳細に以下に説明する。
図24は、本発明の更に他の実施例による無線通信方法を示す。当該方法は通信システムに適用され、通信システムは、ユーザ装置UEと、アクセスネットワークANと、第1のコアネットワークエンティティと、少なくとも1つのネットワークスライスとを含む。図24に示すように、当該方法900は以下を含む。
S910.UEは、第1のメッセージを第1のコアネットワークエンティティに送信し、第1のメッセージは、第1のコアネットワークエンティティにより、ターゲットネットワークスライスを決定するために使用される第1の情報を含み、ターゲットネットワークスライスは第2のコアネットワークエンティティを含み、それにより、第1のコアネットワークエンティティは、第1のメッセージに基づいて、ターゲットネットワークスライス内でUEのセッションを活性化するのを要求するために使用される第2のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信し、第2のコアネットワークエンティティは、第2のメッセージに基づいて、UEのユーザプレーン接続を活性化する。
S920.UEは、活性化されたユーザプレーン接続を使用することにより、データを送信又は受信する。
したがって、本発明のこの実施例における無線通信方法によれば、UEは、ターゲットネットワークスライス内でセッションを活性化するのを要求するための要求を第1のコアネットワークエンティティに送信し、それにより、UEから要求を受信したとき、第1のコアネットワークエンティティは、UEのセッションを活性化するのを要求するためのメッセージを、ターゲットネットワークスライス内の第2のコアネットワークエンティティに送信し、それにより、第2のコアネットワークエンティティは、UEが接続モードに入ることを可能にするために、第1のコアネットワークエンティティにより送信されたメッセージに基づいて、UEのユーザプレーン接続を活性化できる。このように、UEが或るネットワークスライス内でアイドルモードにあり、他のネットワークスライス内で接続モードにあるため、接続モードが管理するのが困難であることが回避でき、ネットワーク管理効率が改善できる。
本発明のこの実施例では、任意選択で、UEにより、第1のメッセージを第1のコアネットワークエンティティに送信する前に、当該方法は、UEにより、第1のコアネットワークエンティティにより送信されたページングメッセージを受信し、ページングメッセージは、UEにより、ターゲットネットワークスライスを決定するために使用される第2の情報を含むことを更に含む。
本発明のこの実施例では、任意選択で、UEにより、第1のメッセージを第1のコアネットワークエンティティに送信する前に、当該方法は、UEにより、第2のメッセージと、UEによりネットワークスライスを決定するために使用される情報と第1のコアネットワークエンティティによりネットワークスライスを決定するために使用される情報との間の対応関係とに基づいて、第2の情報を決定することを更に含む。
本発明のこの実施例では、任意選択で、第1の情報は、ターゲットネットワークスライスの識別子を含むか、或いは第1の情報は、ターゲットネットワークスライスのタイプを含むか、或いは第1の情報は、ターゲットネットワークスライスのタイプ及びテナントアイデンティティを含む。
本発明のこの実施例では、任意選択で、第2の情報は、ターゲットネットワークスライスの識別子を含むか、或いは第2の情報は、ターゲットネットワークスライスのタイプを含むか、或いは第2の情報は、ターゲットネットワークスライスのタイプ及びテナントアイデンティティを含むか、或いは第2の情報は、第2のコアネットワークエンティティによりUEに割り当てられた識別子を含む。
本発明のこの実施例では、任意選択で、第1の情報は、ターゲットネットワークスライスの識別子を含むか、或いは第1の情報は、第2のコアネットワークエンティティの識別子を含み、第2のコアネットワークエンティティの識別子は、ターゲットネットワークスライスの識別子を含むか、或いは第1の情報は、第2のコアネットワークエンティティについての情報を含み、第2のコアネットワークエンティティの識別子とネットワークスライスの識別子との間に対応関係が存在する。
本発明のこの実施例では、任意選択で、当該方法は、UEにより、第1のコアネットワークエンティティにより送信された第3のメッセージを受信し、第3のメッセージは、ターゲットネットワークスライスの識別子を含み、UEにより、ターゲットネットワークスライスの識別子に基づいて、活性化されたセッションを決定すること、又はUEにより、第1のコアネットワークエンティティにより送信された第3のメッセージを受信し、第3のメッセージは、ターゲットネットワークスライス内で活性状態のセッションを示すために使用される情報を含み、UEにより、ターゲットネットワークスライス内で活性状態のセッションを示すために使用される情報に基づいて、活性化されたセッションを決定することを更に含む。
本発明のこの実施例では、任意選択で、当該方法は、UEにより、ANにより送信された第4のメッセージを受信し、第4のメッセージは、UEとANとの間のユーザプレーン接続の識別子と、活性化されたセッション内の第1のセッションを示すために使用される識別子とを含み、それにより、UEは、UEとANとの間のユーザプレーン接続の識別子に第1のセッションを示すために使用される識別子を加えたものと、第1のセッションの識別子との間の第1の対応関係を記憶することを更に含む。
本発明のこの実施例では、任意選択で、当該方法は、UEにより、ANにより送信された第5のメッセージを受信し、第5のメッセージは、UEとANとの間のユーザプレーン接続の識別子と、活性化されたセッション内の第1のセッションを示すために使用される識別子と、ターゲットネットワークスライスを示すために使用される情報とを含み、それにより、UEは、第1のセッションを示すために使用される識別子にターゲットネットワークスライスを示すために使用される情報を加えたものと、第1のセッションの識別子にターゲットネットワークスライスの識別子を加えたものとの間の第2の対応関係を記憶することを更に含む。
本発明のこの実施例では、任意選択で、当該方法は、UEにより、データをANに送信するために第1のセッションを使用することを決定し、UEにより、第1のセッションの識別子及び第1の対応関係に基づいて、UEとANとの間のユーザプレーン接続の識別子に対応するユーザプレーン接続を使用することにより、データパケットを含むプロトコルデータユニットPDUをANに送信し、PDUは、第1のセッションを示すために使用される識別子を含むことを更に含む。
本発明のこの実施例では、任意選択で、当該方法は、UEにより、データをANに送信するためにターゲットネットワークスライス内の第1のセッションを使用することを決定し、UEにより、第1のセッションの識別子、ターゲットネットワークスライスの識別子及び第2の対応関係に基づいて、UEとANとの間のユーザプレーン接続の識別子に対応するユーザプレーン接続を使用することにより、データパケットを含むプロトコルデータユニットPDUをANに送信し、PDUは、第1のセッションを示すために使用される識別子と、ターゲットネットワークスライスを示すために使用される情報とを含むことを更に含む。
図25を参照して、本発明の実施例によるコアネットワークエンティティについて詳細に以下に説明する。コアネットワークエンティティは通信システムに適用され、通信システムは、ユーザ装置UEと、アクセスネットワークANと、コアネットワークエンティティと、少なくとも1つのネットワークスライスとを含む。図25に示すように、コアネットワークエンティティ70は、
UEにより送信された第1のメッセージを受信するように構成された受信ユニット71であり、第1のメッセージは、コアネットワークエンティティにより、ターゲットネットワークスライスを決定するために使用される第1の情報を含み、第1のメッセージは、ターゲットネットワークスライス内でUEのセッションを活性化するのを要求するために使用され、ターゲットネットワークスライスは第2のコアネットワークエンティティを含む、受信ユニット71と、
第2のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信するように構成された送信ユニット72であり、第2のメッセージは、UEのセッションを活性化するのを要求するために使用され、それにより、第2のコアネットワークエンティティは、第2のメッセージに基づいて、UEのユーザプレーン接続を活性化する、送信ユニット72と
を含む。
したがって、UEにより送信されたターゲットネットワークスライス内でセッションを活性化するのを要求するための要求を受信したとき、本発明のこの実施例によるコアネットワークエンティティは、UEのセッションを活性化するのを要求するためのメッセージを、ターゲットネットワークスライス内の第2のコアネットワークエンティティに送信し、それにより、第2のコアネットワークエンティティは、UEが接続モードに入ることを可能にするために、コアネットワークエンティティにより送信されたメッセージに基づいて、UEのユーザプレーン接続を活性化できる。このように、UEが或るネットワークスライス内でアイドルモードにあり、他のネットワークスライス内で接続モードにあるため、接続モードが管理するのが困難であることが回避でき、ネットワーク管理効率が改善できる。
本発明のこの実施例では、任意選択で、ターゲットネットワークスライスは第3のコアエンティティを更に含み、UEは、ANを使用することにより、第3のコアネットワークエンティティとデータ通信を実行する。
送信ユニット72が第2のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信した後に、受信ユニット71は、第2のコアネットワークエンティティにより送信されたユーザプレーン情報を受信するように更に構成され、ユーザプレーン情報は、ANにより、第3のコアネットワークエンティティへのユーザプレーン接続を確立するために使用され、送信ユニット72は、ユーザプレーン情報をANに送信するように更に構成され、それにより、ANは、ユーザプレーン情報に基づいて、第3のコアネットワークエンティティへのユーザプレーン接続を確立する。
本発明のこの実施例では、任意選択で、第1の情報は、ターゲットネットワークスライスの識別子を含むか、或いは第1の情報は、ターゲットネットワークスライスのタイプを含むか、或いは第1の情報は、ターゲットネットワークスライスのタイプ及びテナントアイデンティティを含む。
本発明のこの実施例では、任意選択で、第1の情報は、第2のコアネットワークエンティティによりUEに割り当てられた識別子を含む。
第2のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信する態様において、送信ユニット71は、第2のコアネットワークエンティティによりUEに割り当てられた識別子に基づいて、第2のコアネットワークエンティティを決定し、第2のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信するように具体的に構成され、第2のメッセージは、第2のコアネットワークエンティティによりUEに割り当てられた識別子を含む。
本発明のこの実施例では、任意選択で、第1のメッセージはセッション情報を更に含む。第2のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信し、第2のメッセージがUEのセッションを活性化するのを要求するために使用され、それにより、第2のコアネットワークエンティティが、第2のメッセージに基づいて、UEのユーザプレーン接続を活性化する態様において、送信ユニット71は、第2のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信するように具体的に構成され、第2のメッセージは、UEのセッションを活性化するのを要求するために使用され、第2のメッセージはセッション情報を含み、それにより、第2のコアネットワークエンティティは、第2のメッセージに基づいて、セッション情報により示されるセッションのためのユーザプレーン接続を活性化する。
本発明のこの実施例では、任意選択で、送信ユニット71は、第3のメッセージをUEに送信し、第3のメッセージは、ターゲットネットワークスライスの識別子を含むか、或いは第3のメッセージをUEに送信し、第3のメッセージは、ターゲットネットワークスライス内で活性状態のセッションを示すために使用される情報を含む、ように更に構成される。
本発明のこの実施例によるコアネットワークエンティティ70は、本発明の実施例による無線通信方法500を対応して実行してもよく、コアネットワークエンティティ70内の各モジュールの前述及び他の動作及び/又は機能は、それぞれ方法500における第1のコアネットワークエンティティにより実行される対応する手順を実現することを意図することが理解されるべきである。簡潔にするために、詳細はここでは説明しない。
図26を参照して、本発明の実施例によるコアネットワークエンティティについて詳細に以下に説明する。コアネットワークエンティティは通信システムに適用され、通信システムは、ユーザ装置UEと、アクセスネットワークANと、コアネットワークエンティティと、少なくとも1つのネットワークスライスとを含む。図26に示すように、コアネットワークエンティティ80は、
ターゲットネットワークスライス内の第2のコアネットワークエンティティにより送信された通知メッセージを受信するように構成された受信ユニット81であり、通知メッセージは、第2のコアネットワークエンティティがUEに送信されるべき下りリンクデータを有することを示すために使用されるか、或いは通知メッセージは、第2のコアネットワークエンティティがUEと非アクセス層NAS通信を実行する必要があることを示すために使用される、受信ユニット81と、
第2のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信するように構成された送信ユニット82であり、第2のメッセージは、UEのセッションを活性化するのを要求するために使用され、それにより、第2のコアネットワークエンティティは、第2のメッセージに基づいて、UEのユーザプレーン接続を活性化する、送信ユニット82と
を含む。
したがって、第2のコアネットワークエンティティにより送信された通知メッセージを受信したとき、本発明のこの実施例によるコアネットワークエンティティは、UEのセッションを活性化するのを要求するためのメッセージを、ターゲットネットワークスライス内の第2のコアネットワークエンティティに送信し、それにより、第2のコアネットワークエンティティは、UEが接続モードに入ることを可能にするために、コアネットワークエンティティにより送信されたメッセージに基づいて、UEのユーザプレーン接続を活性化できる。このように、UEが或るネットワークスライス内でアイドルモードにあり、他のネットワークスライス内で接続モードにあるため、接続モードが管理するのが困難であることが回避でき、ネットワーク管理効率が改善できる。
本発明のこの実施例では、任意選択で、ターゲットネットワークスライスは第3のコアネットワークエンティティを更に含み、UEは、ANを使用することにより、第3のコアネットワークエンティティとデータ通信を実行する。
送信ユニット82が第2のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信した後に、受信ユニット81は、第2のコアネットワークエンティティにより送信されたユーザプレーン情報を受信するように更に構成され、ユーザプレーン情報は、ANにより、第3のコアネットワークエンティティへのユーザプレーン接続を確立するために使用され、送信ユニット82は、ユーザプレーン情報をANに送信するように更に構成され、それにより、ANは、ユーザプレーン情報に基づいて、第3のコアネットワークエンティティへのユーザプレーン接続を確立する。
本発明のこの実施例では、任意選択で、第2のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信する態様において、送信ユニット82は、コアネットワークエンティティがUEへのシグナリング接続にあること又はUEに対応する活性のセッションを有することが決定されたとき、第2のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信するように具体的に構成される。
本発明のこの実施例では、任意選択で、第2のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信する前に、送信ユニット82は、コアネットワークエンティティがUEへのシグナリング接続にないこと又はUEに対応する活性のセッションを有さないことが決定されたとき、ページングメッセージをUEに送信するように更に構成され、ページングメッセージは、UEにより、ターゲットネットワークスライスを決定するために使用される第2の情報を含み、
受信ユニット81は、ページングメッセージに基づいてUEにより送信された第1のメッセージを受信するように更に構成され、第1のメッセージは、コアネットワークエンティティにより、ターゲットネットワークスライスを決定するために使用される第1の情報を含む。
本発明のこの実施例では、任意選択で、第2の情報は、ターゲットネットワークスライスの識別子を含むか、或いは第2の情報は、ターゲットネットワークスライスのタイプを含むか、或いは第2の情報は、ターゲットネットワークスライスのタイプ及びテナントアイデンティティを含むか、或いは第2の情報は、第2のコアネットワークエンティティによりUEに割り当てられた識別子を含む。
本発明のこの実施例では、任意選択で、第1の情報は、ターゲットネットワークスライスの識別子を含む。
本発明のこの実施例では、任意選択で、第1の情報は、第2のコアネットワークエンティティの識別子を含み、第2のコアネットワークエンティティの識別子は、ターゲットネットワークスライスの識別子を含む。
本発明のこの実施例では、任意選択で、第1の情報は、第2のコアネットワークエンティティについての情報を含み、コアネットワークエンティティは、第2のコアネットワークエンティティについての情報及び予め設定された対応関係に基づいて、ターゲットネットワークスライスの識別子を決定するように構成された決定ユニットであり、予め設定された対応関係は、第2のコアネットワークエンティティについての情報とネットワークスライスの識別子との間の対応関係を含む、決定ユニットを更に含む。
本発明のこの実施例では、任意選択で、送信ユニット82は、第3のメッセージをUEに送信し、第3のメッセージは、ターゲットネットワークスライスの識別子を含むか、或いは第3のメッセージをUEに送信し、第3のメッセージは、ターゲットネットワークスライス内の活性状態のセッションを示すために使用される情報を含む、ように更に構成される。
本発明のこの実施例によるコアネットワークエンティティ80は、本発明の実施例による無線通信方法700を対応して実行してもよく、コアネットワークエンティティ80内の各モジュールの前述及び他の動作及び/又は機能は、それぞれ方法700における第1のコアネットワークエンティティにより実行される対応する手順を実現することを意図することが理解されるべきである。簡潔にするために、詳細はここでは説明しない。
図27を参照して、本発明の実施例によるコアネットワークエンティティについて詳細に以下に説明する。コアネットワークエンティティは通信システムに適用され、通信システムは、ユーザ装置UEと、アクセスネットワークANと、コアネットワークエンティティと、少なくとも1つのネットワークスライスとを含む。図27に示すように、ユーザ装置90は、
第1のメッセージを第1のコアネットワークエンティティに送信するように構成された通信ユニット91であり、第1のメッセージは、第1のコアネットワークエンティティにより、ターゲットネットワークスライスを決定するために使用される第1の情報を含み、ターゲットネットワークスライスは第2のコアネットワークエンティティを含み、それにより、第1のコアネットワークエンティティは、第1のメッセージに基づいて、ターゲットネットワークスライス内でUEのセッションを活性化するのを要求するために使用される第2のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信し、第2のコアネットワークエンティティは、第2のメッセージに基づいて、UEのユーザプレーン接続を活性化する、通信ユニット91を含み、
通信ユニット91は、活性化されたユーザプレーン接続を使用することにより、データを受信又は送信するように更に構成される。
したがって、本発明のこの実施例によるUEは、ターゲットネットワークスライス内でセッションを活性化するのを要求するための要求を第1のコアネットワークエンティティに送信し、それにより、UEから要求を受信したとき、第1のコアネットワークエンティティは、UEのセッションを活性化するのを要求するためのメッセージを、ターゲットネットワークスライス内の第2のコアネットワークエンティティに送信し、それにより、第2のコアネットワークエンティティは、UEが接続モードに入ることを可能にするために、第1のコアネットワークエンティティにより送信されたメッセージに基づいて、UEのユーザプレーン接続を活性化できる。このように、UEが或るネットワークスライス内でアイドルモードにあり、他のネットワークスライス内で接続モードにあるため、接続モードが管理するのが困難であることが回避でき、ネットワーク管理効率が改善できる。
本発明のこの実施例では、任意選択で、通信ユニット91が第1のメッセージを第1のコアネットワークエンティティに送信する前に、通信ユニット91は、第1のコアネットワークエンティティにより送信されたページングメッセージを受信するように更に構成され、ページングメッセージは、UEにより、ターゲットネットワークスライスを決定するために使用される第2の情報を含む。
本発明のこの実施例では、任意選択で、通信ユニット91が第1のメッセージを第1のコアネットワークエンティティに送信する前に、通信ユニット91は、第2のメッセージと、UEによりネットワークスライスを決定するために使用される情報と第1のコアネットワークエンティティによりネットワークスライスを決定するために使用される情報との間の対応関係とに基づいて、第2の情報を決定するように更に構成される。
本発明のこの実施例では、任意選択で、第1の情報は、ターゲットネットワークスライスの識別子を含むか、或いは第1の情報は、ターゲットネットワークスライスのタイプを含むか、或いは第1の情報は、ターゲットネットワークスライスのタイプ及びテナントアイデンティティを含む。
本発明のこの実施例では、任意選択で、第2の情報は、ターゲットネットワークスライスの識別子を含むか、或いは第2の情報は、ターゲットネットワークスライスのタイプを含むか、或いは第2の情報は、ターゲットネットワークスライスのタイプ及びテナントアイデンティティを含むか、或いは第2の情報は、第2のコアネットワークエンティティによりUEに割り当てられた識別子を含む。
本発明のこの実施例では、任意選択で、第1の情報は、ターゲットネットワークスライスの識別子を含むか、或いは第1の情報は、第2のコアネットワークエンティティの識別子を含み、第2のコアネットワークエンティティの識別子は、ターゲットネットワークスライスの識別子を含むか、或いは第1の情報は、第2のコアネットワークエンティティについての情報を含み、第2のコアネットワークエンティティの識別子とネットワークスライスの識別子との間に対応関係が存在する。
本発明のこの実施例では、任意選択で、通信ユニット91は、第1のコアネットワークエンティティにより送信された第3のメッセージを受信し、第3のメッセージは、ターゲットネットワークスライスの識別子を含み、ターゲットネットワークスライスの識別子に基づいて、活性化されたセッションを決定するか、或いは第1のコアネットワークエンティティにより送信された第3のメッセージを受信し、第3のメッセージは、ターゲットネットワークスライス内で活性状態のセッションを示すために使用される情報を含み、ターゲットネットワークスライス内で活性状態のセッションを示すために使用される情報に基づいて、活性化されたセッションを決定する、ように更に構成される。
本発明のこの実施例では、任意選択で、通信ユニット91は、ANにより送信された第4のメッセージを受信するように更に構成され、第4のメッセージは、UEとANとの間のユーザプレーン接続の識別子と、活性化されたセッション内の第1のセッションを示すために使用される識別子とを含み、それにより、UEは、UEとANとの間のユーザプレーン接続の識別子に第1のセッションを示すために使用される識別子を加えたものと、第1のセッションの識別子との間の第1の対応関係を記憶する。
本発明のこの実施例では、任意選択で、通信ユニット91は、ANにより送信された第5のメッセージを受信するように更に構成され、第5のメッセージは、UEとANとの間のユーザプレーン接続の識別子と、活性化されたセッション内の第1のセッションを示すために使用される識別子と、ターゲットネットワークスライスを示すために使用される情報とを含み、それにより、UEは、第1のセッションを示すために使用される識別子にターゲットネットワークスライスを示すために使用される情報を加えたものと、第1のセッションの識別子にターゲットネットワークスライスの識別子を加えたものとの間の第2の対応関係を記憶する。
本発明のこの実施例では、任意選択で、通信ユニット91は、データをANに送信するために第1のセッションを使用することを決定し、第1のセッションの識別子及び第1の対応関係に基づいて、UEとANとの間のユーザプレーン接続の識別子に対応するユーザプレーン接続を使用することにより、データパケットを含むプロトコルデータユニットPDUをANに送信するように更に構成され、PDUは、第1のセッションを示すために使用される識別子を含む。
本発明のこの実施例では、任意選択で、通信ユニット91は、データをANに送信するためにターゲットネットワークスライス内の第1のセッションを使用することを決定し、第1のセッションの識別子、ターゲットネットワークスライスの識別子及び第2の対応関係に基づいて、UEとANとの間のユーザプレーン接続の識別子に対応するユーザプレーン接続を使用することにより、データパケットを含むプロトコルデータユニットPDUをANに送信するように更に構成され、PDUは、第1のセッションを示すために使用される識別子と、ターゲットネットワークスライスを示すために使用される情報とを含む。
本発明のこの実施例によるユーザ装置90は、本発明の実施例における無線通信方法900を対応して実行してもよく、ユーザ装置90内の各モジュールの前述及び他の動作及び/又は機能は、それぞれ方法900におけるユーザ装置により実行される対応する手順を実現するために使用されることが理解されるべきである。簡潔にするために、詳細はここでは説明しない。
図28は、本発明の他の実施例によるコアネットワークエンティティの概略構成図である。図28におけるコアネットワークエンティティは、図20における手順において第1のコアネットワークエンティティにより実行される方法を実行できる。図28におけるコアネットワークエンティティ400は、トランシーバ410と、プロセッサ420と、メモリ430とを含む。プロセッサ420は、コアネットワークエンティティ400の動作を制御し、信号を処理するように構成されてもよい。メモリ430は、読み取り専用メモリ及びランダムアクセスメモリを含み、命令及びデータをプロセッサ420に提供してもよい。コアネットワークエンティティ400内の全てのコンポーネントは、バスシステム440を使用することにより一緒に結合される。データバスに加えて、バスシステム440は、電力バスと、制御バスと、状態信号バスとを更に含む。しかし、明確な説明のため、図面において様々な種類のバスは、バスシステム440として記される。
本発明の前述の実施例に開示された方法は、プロセッサ420に適用されてもよく、或いはプロセッサ420により実現されてもよい。実現プロセスにおいて、前述の方法のステップは、プロセッサ420内のハードウェア集積論理回路又はソフトウェアの形式の命令を使用することにより完了されてもよい。プロセッサ420は、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ若しくは他のプログラム可能論理デバイス、ディスクリートゲート若しくはトランジスタ論理デバイス、又はディスクリートハードウェアコンポーネントでもよく、本発明の実施例に開示された各方法、ステップ及び論理ブロック図を実現又は実行してもよい。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサ、いずれかの従来のプロセッサ等でもよい。本発明の実施例を参照して開示された方法のステップは、ハードウェアプロセッサにより直接実行及び完了されてもよく、或いはプロセッサ内のハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせにより実行及び完了されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムメモリ、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ、プログラム可能読み取り専用メモリ、電気的消去可能プログラム可能メモリ又はレジスタのような当該分野における成熟したメモリ記憶媒体に位置してもよい。記憶媒体はメモリ430に位置し、プロセッサ420は、メモリ430内の情報を読み取り、プロセッサのハードウェアと組み合わせて前述の方法におけるステップを完了する。
具体的には、トランシーバ410は、UEにより送信された第1のメッセージを受信するように構成され、第1のメッセージは、コアネットワークエンティティにより、ターゲットネットワークスライスを決定するために使用される第1の情報を含み、第1のメッセージは、ターゲットネットワークスライス内でUEのセッションを活性化するのを要求するために使用され、ターゲットネットワークスライスは第2のコアネットワークエンティティを含み、トランシーバ410は、第2のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信するように更に構成され、第2のメッセージは、UEのセッションを活性化するのを要求するために使用され、それにより、第2のコアネットワークエンティティは、第2のメッセージに基づいて、UEのユーザプレーン接続を活性化する。
したがって、UEにより送信されたターゲットネットワークスライス内でセッションを活性化するのを要求するための要求を受信したとき、本発明のこの実施例によるコアネットワークエンティティは、UEのセッションを活性化するのを要求するためのメッセージを、ターゲットネットワークスライス内の第2のコアネットワークエンティティに送信し、それにより、第2のコアネットワークエンティティは、UEが接続モードに入ることを可能にするために、コアネットワークエンティティにより送信されたメッセージに基づいて、UEのユーザプレーン接続を活性化できる。このように、UEが或るネットワークスライス内でアイドルモードにあり、他のネットワークスライス内で接続モードにあるため、接続モードが管理するのが困難であることが回避でき、ネットワーク管理効率が改善できる。
任意選択で、実施例では、ターゲットネットワークスライスは第3のコアエンティティを更に含み、UEは、ANを使用することにより、第3のコアネットワークエンティティとデータ通信を実行する。
トランシーバ410が第2のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信した後に、トランシーバ410は、第2のコアネットワークエンティティにより送信されたユーザプレーン情報を受信するように更に構成され、ユーザプレーン情報は、ANにより、第3のコアネットワークエンティティへのユーザプレーン接続を確立するために使用され、トランシーバ410は、ユーザプレーン情報をANに送信するように更に構成され、それにより、ANは、ユーザプレーン情報に基づいて、第3のコアネットワークエンティティへのユーザプレーン接続を確立する。
任意選択で、実施例では、第1の情報は、ターゲットネットワークスライスの識別子を含むか、或いは第1の情報は、ターゲットネットワークスライスのタイプを含むか、或いは第1の情報は、ターゲットネットワークスライスのタイプ及びテナントアイデンティティを含む。
任意選択で、実施例では、第1の情報は、第2のコアネットワークエンティティによりUEに割り当てられた識別子を含む。
第2のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信する態様において、トランシーバ410は、第2のコアネットワークエンティティによりUEに割り当てられた識別子に基づいて、第2のコアネットワークエンティティを決定し、第2のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信するように具体的に構成され、第2のメッセージは、第2のコアネットワークエンティティによりUEに割り当てられた識別子を含む。
任意選択で、実施例では、第1のメッセージはセッション情報を更に含む。第2のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信し、第2のメッセージがUEのセッションを活性化するのを要求するために使用され、それにより、第2のコアネットワークエンティティが、第2のメッセージに基づいて、UEのユーザプレーン接続を活性化する態様において、トランシーバ410は、第2のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信するように具体的に構成され、第2のメッセージは、UEのセッションを活性化するのを要求するために使用され、第2のメッセージはセッション情報を含み、それにより、第2のコアネットワークエンティティは、第2のメッセージに基づいて、セッション情報により示されるセッションのためのユーザプレーン接続を活性化する。
任意選択で、実施例では、トランシーバ410は、第3のメッセージをUEに送信し、第3のメッセージは、ターゲットネットワークスライスの識別子を含むか、或いは第3のメッセージをUEに送信し、第3のメッセージは、ターゲットネットワークスライス内で活性状態のセッションを示すために使用される情報を含む、ように更に構成される。
本発明のこの実施例によるコアネットワークエンティティ400は、本発明の実施例によるコアネットワークエンティティ70に対応してもよく、本発明の実施例による無線通信方法を実行するための対応するエンティティに対応してもよく、コアネットワークエンティティ400内の各モジュールの前述及び他の動作及び/又は機能は、それぞれ方法500における対応する手順を実現することを意図することが理解されるべきである。簡潔にするために、詳細はここでは説明しない。
代替として、トランシーバ410は、ターゲットネットワークスライス内の第2のコアネットワークエンティティにより送信された通知メッセージを受信するように構成され、通知メッセージは、第2のコアネットワークエンティティがUEに送信されるべき下りリンクデータを有することを示すために使用されるか、或いは通知メッセージは、第2のコアネットワークエンティティがUEと非アクセス層NAS通信を実行する必要があることを示すために使用され、トランシーバ410は、第2のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信するように更に構成され、第2のメッセージは、UEのセッションを活性化するのを要求するために使用され、それにより、第2のコアネットワークエンティティは、第2のメッセージに基づいて、UEのユーザプレーン接続を活性化する。
したがって、第2のコアネットワークエンティティにより送信された通知メッセージを受信したとき、本発明のこの実施例によるコアネットワークエンティティは、UEのセッションを活性化するのを要求するためのメッセージを、ターゲットネットワークスライス内の第2のコアネットワークエンティティに送信し、それにより、第2のコアネットワークエンティティは、UEが接続モードに入ることを可能にするために、コアネットワークエンティティにより送信されたメッセージに基づいて、UEのユーザプレーン接続を活性化できる。このように、UEが或るネットワークスライス内でアイドルモードにあり、他のネットワークスライス内で接続モードにあるため、接続モードが管理するのが困難であることが回避でき、ネットワーク管理効率が改善できる。
任意選択で、実施例では、ターゲットネットワークスライスは第3のコアネットワークエンティティを更に含み、UEは、ANを使用することにより、第3のコアネットワークエンティティとデータ通信を実行する。
トランシーバ510が第2のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信した後に、トランシーバ510は、第2のコアネットワークエンティティにより送信されたユーザプレーン情報を受信するように更に構成され、ユーザプレーン情報は、ANにより、第3のコアネットワークエンティティへのユーザプレーン接続を確立するために使用され、トランシーバ510は、ユーザプレーン情報をANに送信するように更に構成され、それにより、ANは、ユーザプレーン情報に基づいて、第3のコアネットワークエンティティへのユーザプレーン接続を確立する。
任意選択で、実施例では、第2のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信する態様において、トランシーバ510は、コアネットワークエンティティがUEへのシグナリング接続にあること又はUEに対応する活性のセッションを有することが決定されたとき、第2のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信するように具体的に構成される。
任意選択で、実施例では、第2のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信する前に、トランシーバ510は、コアネットワークエンティティがUEへのシグナリング接続にないこと又はUEに対応する活性のセッションを有さないことが決定されたとき、ページングメッセージをUEに送信するように更に構成され、ページングメッセージは、UEにより、ターゲットネットワークスライスを決定するために使用される第2の情報を含み、
トランシーバ510は、ページングメッセージに基づいてUEにより送信された第1のメッセージを受信するように更に構成され、第1のメッセージは、コアネットワークエンティティにより、ターゲットネットワークスライスを決定するために使用される第1の情報を含む。
任意選択で、実施例では、第2の情報は、ターゲットネットワークスライスの識別子を含むか、或いは第2の情報は、ターゲットネットワークスライスのタイプを含むか、或いは第2の情報は、ターゲットネットワークスライスのタイプ及びテナントアイデンティティを含むか、或いは第2の情報は、第2のコアネットワークエンティティによりUEに割り当てられた識別子を含む。
任意選択で、実施例では、第1の情報は、ターゲットネットワークスライスの識別子を含む。
任意選択で、実施例では、第1の情報は、第2のコアネットワークエンティティの識別子を含み、第2のコアネットワークエンティティの識別子は、ターゲットネットワークスライスの識別子を含む。
任意選択で、実施例では、第1の情報は、第2のコアネットワークエンティティについての情報を含む。プロセッサ520は、第2のコアネットワークエンティティについての情報及び予め設定された対応関係に基づいて、ターゲットネットワークスライスの識別子を決定するように構成され、予め設定された対応関係は、第2のコアネットワークエンティティについての情報とネットワークスライスの識別子との間の対応関係を含む。
任意選択で、実施例では、トランシーバ510は、第3のメッセージをUEに送信し、第3のメッセージは、ターゲットネットワークスライスの識別子を含むか、或いは第3のメッセージをUEに送信し、第3のメッセージは、ターゲットネットワークスライス内の活性状態のセッションを示すために使用される情報を含む、ように更に構成される。
本発明のこの実施例によるコアネットワークエンティティ400は、本発明の実施例によるコアネットワークエンティティ80に対応してもよく、本発明の実施例による無線通信方法を実行するための対応するエンティティに対応してもよく、コアネットワークエンティティ400内の各モジュールの前述及び他の動作及び/又は機能は、それぞれ方法700における対応する手順を実現することを意図することが理解されるべきである。簡潔にするために、詳細はここでは説明しない。
図29は、本発明の他の実施例によるユーザ装置の概略構成図である。図29におけるユーザ装置は、図24における手順においてユーザ装置により実行される方法を実行するように構成されてもよい。図29におけるユーザ装置500は、トランシーバ510と、プロセッサ520と、メモリ530とを含む。プロセッサ520は、ユーザ装置500の動作を制御し、信号を処理するように構成されてもよい。メモリ530は、読み取り専用メモリ及びランダムアクセスメモリを含み、命令及びデータをプロセッサ520に提供してもよい。ユーザ装置500の全てのコンポーネントは、バスシステム540を使用することにより一緒に結合される。データバスに加えて、バスシステム540は、電力バスと、制御バスと、状態信号バスとを更に含む。しかし、明確な説明のため、図面において様々な種類のバスは、バスシステム540として記される。
本発明の前述の実施例に開示された方法は、プロセッサ520に適用されてもよく、或いはプロセッサ520により実現されてもよい。実現プロセスにおいて、前述の方法のステップは、プロセッサ520内のハードウェア集積論理回路又はソフトウェアの形式の命令を使用することにより完了されてもよい。プロセッサ520は、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ若しくは他のプログラム可能論理デバイス、ディスクリートゲート若しくはトランジスタ論理デバイス、又はディスクリートハードウェアコンポーネントでもよく、本発明の実施例に開示された各方法、ステップ及び論理ブロック図を実現又は実行してもよい。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサ、いずれかの従来のプロセッサ等でもよい。本発明の実施例を参照して開示された方法のステップは、ハードウェアプロセッサにより直接実行及び完了されてもよく、或いはプロセッサ内のハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせにより実行及び完了されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムメモリ、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ、プログラム可能読み取り専用メモリ、電気的消去可能プログラム可能メモリ又はレジスタのような当該分野における成熟したメモリ記憶媒体に位置してもよい。記憶媒体はメモリ530に位置し、プロセッサ520は、メモリ530内の情報を読み取り、プロセッサのハードウェアと組み合わせて前述の方法におけるステップを完了する。
具体的には、トランシーバ510は、第1のメッセージを第1のコアネットワークエンティティに送信するように構成され、第1のメッセージは、第1のコアネットワークエンティティにより、ターゲットネットワークスライスを決定するために使用される第1の情報を含み、ターゲットネットワークスライスは第2のコアネットワークエンティティを含み、それにより、第1のコアネットワークエンティティは、第1のメッセージに基づいて、ターゲットネットワークスライス内でUEのセッションを活性化するのを要求するために使用される第2のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信し、第2のコアネットワークエンティティは、第2のメッセージに基づいて、UEのユーザプレーン接続を活性化する。トランシーバ510は、活性化されたユーザプレーン接続を使用することにより、データを受信又は送信するように更に構成される。
したがって、本発明のこの実施例によるUEは、ターゲットネットワークスライス内でセッションを活性化するのを要求するための要求を第1のコアネットワークエンティティに送信し、それにより、UEから要求を受信したとき、第1のコアネットワークエンティティは、UEのセッションを活性化するのを要求するためのメッセージを、ターゲットネットワークスライス内の第2のコアネットワークエンティティに送信し、それにより、第2のコアネットワークエンティティは、UEが接続モードに入ることを可能にするために、第1のコアネットワークエンティティにより送信されたメッセージに基づいて、UEのユーザプレーン接続を活性化できる。このように、UEが或るネットワークスライス内でアイドルモードにあり、他のネットワークスライス内で接続モードにあるため、接続モードが管理するのが困難であることが回避でき、ネットワーク管理効率が改善できる。
任意選択で、実施例では、トランシーバ510が第1のメッセージを第1のコアネットワークエンティティに送信する前に、トランシーバ510は、第1のコアネットワークエンティティにより送信されたページングメッセージを受信するように更に構成され、ページングメッセージは、UEにより、ターゲットネットワークスライスを決定するために使用される第2の情報を含む。
任意選択で、実施例では、トランシーバ510が第1のメッセージを第1のコアネットワークエンティティに送信する前に、トランシーバ510は、第2のメッセージと、UEによりネットワークスライスを決定するために使用される情報と第1のコアネットワークエンティティによりネットワークスライスを決定するために使用される情報との間の対応関係とに基づいて、第2の情報を決定するように更に構成される。
任意選択で、実施例では、第1の情報は、ターゲットネットワークスライスの識別子を含むか、或いは第1の情報は、ターゲットネットワークスライスのタイプを含むか、或いは第1の情報は、ターゲットネットワークスライスのタイプ及びテナントアイデンティティを含む。
任意選択で、実施例では、第2の情報は、ターゲットネットワークスライスの識別子を含むか、或いは第2の情報は、ターゲットネットワークスライスのタイプを含むか、或いは第2の情報は、ターゲットネットワークスライスのタイプ及びテナントアイデンティティを含むか、或いは第2の情報は、第2のコアネットワークエンティティによりUEに割り当てられた識別子を含む。
任意選択で、実施例では、第1の情報は、ターゲットネットワークスライスの識別子を含むか、或いは第1の情報は、第2のコアネットワークエンティティの識別子を含み、第2のコアネットワークエンティティの識別子は、ターゲットネットワークスライスの識別子を含むか、或いは第1の情報は、第2のコアネットワークエンティティについての情報を含み、第2のコアネットワークエンティティの識別子とネットワークスライスの識別子との間に対応関係が存在する。
任意選択で、実施例では、トランシーバ510は、第1のコアネットワークエンティティにより送信された第3のメッセージを受信し、第3のメッセージは、ターゲットネットワークスライスの識別子を含み、ターゲットネットワークスライスの識別子に基づいて、活性化されたセッションを決定するか、或いは第1のコアネットワークエンティティにより送信された第3のメッセージを受信し、第3のメッセージは、ターゲットネットワークスライス内で活性状態のセッションを示すために使用される情報を含み、ターゲットネットワークスライス内で活性状態のセッションを示すために使用される情報に基づいて、活性化されたセッションを決定する、ように更に構成される。
任意選択で、実施例では、トランシーバ510は、ANにより送信された第4のメッセージを受信するように更に構成され、第4のメッセージは、UEとANとの間のユーザプレーン接続の識別子と、活性化されたセッション内の第1のセッションを示すために使用される識別子とを含み、それにより、UEは、UEとANとの間のユーザプレーン接続の識別子に第1のセッションを示すために使用される識別子を加えたものと、第1のセッションの識別子との間の第1の対応関係を記憶する。
任意選択で、実施例では、トランシーバ510は、ANにより送信された第5のメッセージを受信するように更に構成され、第5のメッセージは、UEとANとの間のユーザプレーン接続の識別子と、活性化されたセッション内の第1のセッションを示すために使用される識別子と、ターゲットネットワークスライスを示すために使用される情報とを含み、それにより、UEは、第1のセッションを示すために使用される識別子にターゲットネットワークスライスを示すために使用される情報を加えたものと、第1のセッションの識別子にターゲットネットワークスライスの識別子を加えたものとの間の第2の対応関係を記憶する。
任意選択で、実施例では、トランシーバ510は、データをANに送信するために第1のセッションを使用することを決定し、第1のセッションの識別子及び第1の対応関係に基づいて、UEとANとの間のユーザプレーン接続の識別子に対応するユーザプレーン接続を使用することにより、データパケットを含むプロトコルデータユニットPDUをANに送信するように更に構成され、PDUは、第1のセッションを示すために使用される識別子を含む。
任意選択で、実施例では、トランシーバ510は、データをANに送信するためにターゲットネットワークスライス内の第1のセッションを使用することを決定し、第1のセッションの識別子、ターゲットネットワークスライスの識別子及び第2の対応関係に基づいて、UEとANとの間のユーザプレーン接続の識別子に対応するユーザプレーン接続を使用することにより、データパケットを含むプロトコルデータユニットPDUをANに送信するように更に構成され、PDUは、第1のセッションを示すために使用される識別子と、ターゲットネットワークスライスを示すために使用される情報とを含む。
本発明のこの実施例によるユーザ装置500は、本発明の実施例によるユーザ装置90に対応してもよく、本発明の実施例による無線通信方法を実行するための対応するエンティティに対応してもよく、ユーザ装置500内の各モジュールの前述及び他の動作及び/又は機能は、それぞれ方法900における対応する手順を実現することを意図することが理解されるべきである。簡潔にするために、詳細はここでは説明しない。
本発明の前述の方法の実施例は、プロセッサに適用されてもよく、或いはプロセッサにより実現されてもよい点に留意すべきである。プロセッサは、集積回路チップでもよく、信号処理能力を有する。実現プロセスにおいて、前述の方法の実施例におけるステップは、プロセッサ内のハードウェア集積論理回路を使用することにより、或いはソフトウェアの形式の命令を使用することにより実現できる。さらに、プロセッサは、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(Digital Signal Processing, DSP)、特定用途向け集積回路(Application-Specific Integrated Circuit, ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array, FPGA)、他のプログラム可能論理デバイス、ディスクリートゲート、トランジスタ論理デバイス又はディスクリートハードウェアコンポーネントでもよい。本発明のこの実施例に開示された全ての方法、ステップ及び論理ブロック図が実現又は実行されてもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサでもよく、或いはプロセッサはいずれかの通常のプロセッサ等でもよい。本発明の実施例に開示された方法のステップは、ハードウェアデコーディングプロセッサにより直接実行及び完了されてもよく、或いはデコーディングプロセッサ内のハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせを使用することにより実行及び完了されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ、プログラム可能読み取り専用メモリ、電気的消去可能プログラム可能メモリ又はレジスタのような当該分野における成熟したメモリ記憶媒体に位置してもよい。記憶媒体はメモリに位置し、プロセッサは、メモリ内の情報を読み取り、プロセッサのハードウェアと組み合わせて前述の方法におけるステップを完了する。
本発明の実施例におけるメモリは、揮発性メモリ又は不揮発性メモリでもよく、或いは揮発性メモリ及び不揮発性メモリを含んでもよいことが理解され得る。不揮発性メモリは、読み取り専用メモリ(Read-Only Memory, ROM)、プログラム可能読み取り専用メモリ(Programmable ROM, PROM)、消去可能プログラム可能読み取り専用メモリ(Erasable PROM, EPROM)、電気的消去可能プログラム可能読み取り専用メモリ(Electrically EPROM, EEPROM)又はフラッシュメモリでもよい。揮発性メモリは、外部キャッシュとして使用されるランダムアクセスメモリ(Random Access Memory, RAM)でもよい。限定ではなく、例えば、多くの形式のRAM、例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(Static RAM, SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(Dynamic RAM, DRAM)、シンクロナス・ダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchronous DRAM, SDRAM)、ダブルデータレート・シンクロナス・ダイナミックランダムアクセスメモリ(Double Data Rate SDRAM, DDR SDRAM)、エンハンスト・シンクロナス・ダイナミックランダムアクセスメモリ(Enhanced SDRAM, ESDRAM)、シンクリンク・ダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchlink DRAM, SLDRAM)及びダイレクト・ランバス・ランダムアクセスメモリ(Direct Rambus RAM, DR RAM)が利用可能である。この明細書に記載のシステム及び方法におけるメモリは、これらのメモリ及び他の適切な種類のいずれかのメモリを含むことを意図しているが、これらに限定されない点に留意すべきである。
当業者は、この明細書に開示された実施例を参照して説明した例におけるユニット及びアルゴリズムのステップが電子ハードウェア又はコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアとの組み合わせにより実現されてもよいことを認識し得る。機能がハードウェアにより実行されるかソフトウェアにより実行されるかは、技術的解決策の特定の用途及び設計上の制約条件に依存する。当業者は、特定の用途毎に記載の機能を実現するために異なる方法を使用してもよいが、この実現方式は、本発明の範囲を超えるものとして考えられるべきではない。
便宜的且つ簡潔な説明の目的で、システム、装置及びユニットの詳細な動作プロセスについて、方法の実施例における対応するプロセスを参照することが当業者により明確に理解され得る。詳細をここでは再び説明しない。
この出願において提供されるいくつかの実施例では、開示のシステム、装置及び方法は他の方式で実現されてもよいことが理解されるべきである。例えば、記載の装置の実施例は、単なる例に過ぎない。例えば、ユニットの分割は、単に論理的な機能分割であり、実際の実現方式では他の分割でもよい。例えば、複数のユニット又はコンポーネントは結合されてもよく、或いは他のシステムに統合されてもよく、或いはいくつかの機能が無視されてもよく或いは実行されなくてもよい。さらに、表示又は議論した相互結合若しくは直接結合又は通信接続は、いくつかのインタフェースを使用することにより実現されてもよい。装置又はユニットの間の間接結合又は通信接続は、電気的、機械的又は他の形式で実現されてもよい。
別々の部分として記載したユニットは、物理的に別々でもよく或いは別々でなくてもよく、ユニットとして表示された部分は、物理的なユニットでもよく或いは物理的なユニットでなくてもよく、1つの位置に存在してもよく、或いは複数のネットワークユニットに分散されてもよい。ユニットの一部又は全部は、実施例の解決策の目的を達成するために、実際のニーズに従って選択されてもよい。
さらに、本発明の実施例における機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてもよく、或いはユニットのそれぞれが物理的に単独で存在してもよく、或いは2つ以上のユニットが1つのユニットに統合される。
機能がソフトウェア機能ユニットの形式で実現され、独立したプロダクトとして販売又は使用されるとき、機能は、コンピュータ読み取り可能記憶媒体に記憶されてもよい。このような理解に基づいて、基本的に本発明の技術的解決策若しくは従来技術に寄与する部分、又は技術的解決策の一部は、ソフトウェアプロダクトの形式で実現されてもよい。コンピュータソフトウェアプロダクトは、記憶媒体に記憶され、コンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ又はネットワークデバイスでもよい)に対して本発明の実施例に記載の方法のステップの全部又は一部を実行するように命令するためのいくつかの命令を含む。前述の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、取り外し可能ハードディスク、読み取り専用メモリ(ROM, Read-Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM, Random Access Memory)、磁気ディスク又は光ディスクのようなプログラムコードを記憶できるいずれかの媒体を含む。
前述の説明は本発明の単に具体的な実施例に過ぎず、本発明の保護範囲を限定することを意図するものではない。本発明に開示された技術的範囲内で当業者により容易に認識される如何なる変更又は置換も、本発明の保護範囲内に入るものとする。したがって、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。
図27を参照して、本発明の実施例によるユーザ装置について詳細に以下に説明する。ユーザ装置は通信システムに適用され、通信システムは、ユーザ装置UEと、アクセスネットワークANと、コアネットワークエンティティと、少なくとも1つのネットワークスライスとを含む。図27に示すように、ユーザ装置90は、
第1のメッセージを第1のコアネットワークエンティティに送信するように構成された通信ユニット91であり、第1のメッセージは、第1のコアネットワークエンティティにより、ターゲットネットワークスライスを決定するために使用される第1の情報を含み、ターゲットネットワークスライスは第2のコアネットワークエンティティを含み、それにより、第1のコアネットワークエンティティは、第1のメッセージに基づいて、ターゲットネットワークスライス内でUEのセッションを活性化するのを要求するために使用される第2のメッセージを第2のコアネットワークエンティティに送信し、第2のコアネットワークエンティティは、第2のメッセージに基づいて、UEのユーザプレーン接続を活性化する、通信ユニット91を含み、
通信ユニット91は、活性化されたユーザプレーン接続を使用することにより、データを受信又は送信するように更に構成される。

Claims (104)

  1. 無線通信方法であり、前記方法は通信システムに適用され、前記通信システムは、ユーザ装置UEと、無線アクセスネットワークRANと、第1のコアネットワークエンティティと、少なくとも1つのネットワークスライスとを含む、方法であって、
    前記第1のコアネットワークエンティティにより、前記UEへのシグナリング接続を確立するステップと、
    前記第1のコアネットワークエンティティにより、前記シグナリング接続上で前記UEにより送信されたネットワークスライス情報及び非アクセス層NASメッセージを受信するステップと、
    前記第1のコアネットワークエンティティにより、前記ネットワークスライス情報に基づいて、前記少なくとも1つのネットワークスライスからターゲットネットワークスライスを決定するステップであり、前記ターゲットネットワークスライスは第2のコアネットワークエンティティを含み、前記UEは、前記RAN及び前記第1のコアネットワークエンティティを使用することにより、前記第2のコアネットワークエンティティとNAS通信を実行する、ステップと、
    前記第1のコアネットワークエンティティにより、前記NASメッセージを前記第2のコアネットワークエンティティに送信するステップと
    を含む方法。
  2. 前記ネットワークスライス情報は、ネットワークスライス識別子又はネットワークスライスがサポートする必要があるデータ伝送要件であり、
    前記第1のコアネットワークエンティティにより、前記ネットワークスライス情報に基づいて、前記少なくとも1つのネットワークスライスからターゲットネットワークスライスを決定するステップは、
    前記第1のコアネットワークエンティティにより、前記ネットワークスライス識別子に対応するネットワークスライスを前記ターゲットネットワークスライスとして決定するステップ、又は
    前記第1のコアネットワークエンティティにより、前記データ伝送要件をサポートする前記ネットワークスライスを前記ターゲットネットワークスライスとして決定するステップ
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記NASメッセージはアタッチ要求メッセージであり、
    前記第1のコアネットワークエンティティにより、前記NASメッセージを前記第2のコアネットワークエンティティに送信するステップは、
    前記第1のコアネットワークエンティティにより、前記アタッチ要求メッセージ及び前記第1のコアネットワークエンティティの識別情報を前記第2のコアネットワークエンティティに送信するステップであり、それにより、前記アタッチ要求メッセージに基づいて前記UEを前記ターゲットネットワークスライスに登録した後に、前記第2のコアネットワークエンティティは、前記第1のコアネットワークエンティティの前記識別情報に基づいて、前記NASメッセージを前記UEに送信する、ステップ
    を含む、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記ターゲットネットワークスライスは第3のコアネットワークエンティティを更に含み、前記UEは、前記RANを使用することにより、前記第3のコアネットワークエンティティとデータ通信を実行し、
    前記第1のコアネットワークエンティティにより、前記アタッチ要求メッセージ及び前記第1のコアネットワークエンティティの識別情報を前記第2のコアネットワークエンティティに送信した後に、前記方法は、
    前記第1のコアネットワークエンティティにより、前記第2のコアネットワークエンティティにより送信されたユーザプレーン情報を受信するステップであり、前記ユーザプレーン情報は、前記RANにより、前記第3のコアネットワークエンティティへのユーザプレーン接続を確立するために使用される、ステップと、
    前記第1のコアネットワークエンティティにより、前記ユーザプレーン情報を前記RANに送信するステップであり、それにより、前記RANは、前記ユーザプレーン情報に基づいて、前記第3のコアネットワークエンティティへの前記ユーザプレーン接続を確立する、ステップと
    を更に含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記第1のコアネットワークエンティティにより、前記ネットワークスライス情報を前記RANに送信するステップであり、それにより、前記RANは、前記RANと前記UEとの間のデータ無線ベアラDRBに前記ネットワークスライス情報を加えたものと、前記RANと前記第3のコアネットワークエンティティとの間の前記ユーザプレーン接続との間の対応関係を記憶する、ステップ
    を更に含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記第1のコアネットワークエンティティにより、前記UEにより送信された第1の位置更新要求メッセージを受信するステップであり、前記第1の位置更新要求メッセージは、前記UEの一時アイデンティティを搬送し、前記第1の位置更新要求メッセージは、前記UEが現在位置している位置エリアを前記第1のコアネットワークエンティティに通知するために使用され、前記一時アイデンティティは、前記UEが前記第1の位置更新要求メッセージを前記第1のコアネットワークエンティティに送信する前に前記UEにサービス提供するコアネットワークエンティティにより前記UEに割り当てられる、ステップと、
    前記第1のコアネットワークエンティティにより、前記一時アイデンティティに基づいて、前記UEが現在登録しているネットワークスライス内の第4のコアネットワークエンティティを決定するステップと、
    前記第1のコアネットワークエンティティにより、前記第1のコアネットワークエンティティの前記識別情報を前記第4のコアネットワークエンティティに送信するステップであり、それにより、前記第4のコアネットワークエンティティは、前記第1のコアネットワークエンティティの前記識別情報に基づいて、前記NASメッセージを前記UEに送信する、ステップと
    を更に含む、請求項1乃至5のうちいずれか1項に記載の方法。
  7. 無線通信方法であり、前記方法は通信システムに適用され、前記通信システムは、ユーザ装置UEと、無線アクセスネットワークRANと、第1のコアネットワークエンティティと、少なくとも1つのネットワークスライスとを含み、前記少なくとも1つのネットワークスライス内のターゲットネットワークスライスは第2のコアネットワークエンティティを含み、前記UEは、前記RAN及び前記第1のコアネットワークエンティティを使用することにより、前記第2のコアネットワークエンティティと非アクセス層NAS通信を実行する、方法であって、
    前記第2のコアネットワークエンティティにより、前記第1のコアネットワークエンティティにより送信されたNASメッセージを受信するステップであり、前記ターゲットネットワークスライスは、前記UEにより送信されたネットワークスライス情報に基づいて前記第1のコアネットワークエンティティにより決定され、前記NASメッセージは、前記UEにより前記第1のコアネットワークエンティティに送信される、ステップと、
    前記第2のコアネットワークエンティティにより、前記NASメッセージに基づいて、前記UEとNAS通信を実行するステップと
    を含む方法。
  8. 前記NASメッセージはアタッチ要求メッセージであり、
    前記第2のコアネットワークエンティティにより、前記第1のコアネットワークエンティティにより送信されたNASメッセージを受信するステップは、
    前記第2のコアネットワークエンティティにより、前記第1のコアネットワークエンティティにより送信された前記アタッチ要求メッセージ及び前記第1のコアネットワークエンティティの識別情報を受信するステップ
    を含み、
    前記第2のコアネットワークエンティティにより、前記NASメッセージに基づいて、前記UEとNAS通信を実行するステップは、
    前記第2のコアネットワークエンティティにより、前記アタッチ要求メッセージに基づいて、前記UEを前記ターゲットネットワークスライスに登録するステップと、
    前記第2のコアネットワークエンティティにより、前記第1のコアネットワークエンティティの前記識別情報に基づいて、NASメッセージを前記UEに送信するステップと
    を含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記ターゲットネットワークスライスは第3のコアネットワークエンティティを更に含み、前記UEは、前記RANを使用することにより、前記第3のコアネットワークエンティティとデータ通信を実行し、
    前記第2のコアネットワークエンティティにより、前記第1のコアネットワークエンティティにより送信された前記アタッチ要求メッセージ及び前記第1のコアネットワークエンティティの識別情報を受信した後に、前記方法は、
    前記第2のコアネットワークエンティティにより、ユーザプレーン情報を前記第1のコアネットワークエンティティに送信するステップであり、前記ユーザプレーン情報は、前記RANにより、前記第3のコアネットワークエンティティへのユーザプレーン接続を確立するために使用され、それにより、前記第1のコアネットワークエンティティは、前記ユーザプレーン情報を前記RANに送信し、前記RANは、前記ユーザプレーン情報に基づいて、前記第3のコアネットワークエンティティへの前記ユーザプレーン接続を確立する、ステップ
    を更に含む、請求項8に記載の方法。
  10. 無線通信方法であり、前記方法は通信システムに適用され、前記通信システムは、ユーザ装置UEと、無線アクセスネットワークRANと、第1のコアネットワークエンティティと、少なくとも1つのネットワークスライスとを含む、方法であって、
    前記UEにより、前記第1のコアネットワークエンティティへのシグナリング接続を確立するステップと、
    前記UEにより、ネットワークスライス情報及び非アクセス層NASメッセージを前記第1のコアネットワークエンティティに送信するステップであり、それにより、前記第1のコアネットワークエンティティは、前記ネットワークスライス情報に基づいて、前記少なくとも1つのネットワークスライスからターゲットネットワークスライスを決定し、前記NASメッセージを前記ターゲットネットワークスライス内の第2のコアネットワークエンティティに送信し、前記UEは、前記RAN及び前記第1のコアネットワークエンティティを使用することにより、前記第2のコアネットワークエンティティとNAS通信を実行する、ステップと
    を含む方法。
  11. 前記ネットワークスライス情報は、ネットワークスライス識別子又はネットワークスライスがサポートする必要があるデータ伝送要件である、請求項10に記載の方法。
  12. 前記NASメッセージはアタッチ要求メッセージである、請求項10又は11に記載の方法。
  13. 無線通信方法であり、前記方法は通信システムに適用され、前記通信システムは、ユーザ装置UEと、無線アクセスネットワークRANと、第1のコアネットワークエンティティと、少なくとも1つのネットワークスライスとを含む、方法であって、
    前記第1のコアネットワークエンティティにより、前記UEが前記少なくとも1つのネットワークスライス内のターゲットネットワークスライス内でアイドルモードから接続モードに変更する必要があると決定するステップであり、前記ターゲットネットワークスライスは第2のコアネットワークエンティティを含み、前記UEは、前記RAN及び前記第1のコアネットワークエンティティを使用することにより、前記第2のコアネットワークエンティティと非アクセス層NAS通信を実行する、ステップと、
    前記第1のコアネットワークエンティティにより、第1のメッセージを前記第2のコアネットワークエンティティに送信するステップであり、前記第1のメッセージは、前記UEのモードを前記アイドルモードから前記接続モードに変更するのを要求するために使用され、それにより、前記第2のコアネットワークエンティティは、前記UEが前記接続モードに入ることを可能にするために、前記第1のメッセージに基づいて、前記UEへのNAS接続を確立する、ステップと
    を含む方法。
  14. 前記ターゲットネットワークスライスは第3のコアネットワークエンティティを更に含み、前記UEは、前記RANを使用することにより、前記第3のコアネットワークエンティティとデータ通信を実行し、
    前記第1のコアネットワークエンティティにより、第1のメッセージを前記第2のコアネットワークエンティティに送信した後に、前記方法は、
    前記第1のコアネットワークエンティティにより、前記第2のコアネットワークエンティティにより送信されたユーザプレーン情報を受信するステップであり、前記ユーザプレーン情報は、前記RANにより、前記第3のコアネットワークエンティティへのユーザプレーン接続を確立するために使用される、ステップと、
    前記第1のコアネットワークエンティティにより、前記ユーザプレーン情報を前記RANに送信するステップであり、それにより、前記RANは、前記ユーザプレーン情報に基づいて、前記第3のコアネットワークエンティティへの前記ユーザプレーン接続を確立する、ステップと
    を更に含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記第1のコアネットワークエンティティにより、前記UEが前記少なくとも1つのネットワークスライス内のターゲットネットワークスライス内でアイドルモードから接続モードに変更する必要があると決定するステップは、
    前記第1のコアネットワークエンティティにより、前記UEにより送信された第2のメッセージを受信するステップであり、前記第2のメッセージはネットワークスライス情報を含み、前記第2のメッセージは、前記UEにより、前記ネットワークスライス情報により示されるネットワークスライス内で前記接続モードに入るのを要求するために使用される、ステップと、
    前記第1のコアネットワークエンティティにより、前記第2のメッセージに基づいて、前記UEが前記ネットワークスライス情報により示される前記ネットワークスライス内で前記アイドルモードから前記接続モードに変更する必要があると決定するステップと
    を含む、請求項13又は14に記載の方法。
  16. 前記第1のコアネットワークエンティティにより、前記UEが前記少なくとも1つのネットワークスライス内のターゲットネットワークスライス内でアイドルモードから接続モードに変更する必要があると決定するステップは、
    前記第1のコアネットワークエンティティにより、前記第2のコアネットワークエンティティにより送信された第3のメッセージを受信するステップであり、前記第3のメッセージは、前記第2のコアネットワークエンティティが前記UEに送信されるべきデータを有することを示すために使用されるか、或いは前記第3のメッセージは、前記第2のコアネットワークエンティティが前記UEとNAS通信を実行する必要があることを示すために使用される、ステップと、
    前記第1のコアネットワークエンティティにより、前記第3のメッセージに基づいて、前記UEが前記ターゲットネットワークスライス内で前記アイドルモードから前記接続モードに変更する必要があると決定するステップと
    を含み、
    前記第1のコアネットワークエンティティにより、第1のメッセージを前記第2のコアネットワークエンティティに送信するステップは、
    前記第1のコアネットワークデバイスにより、前記第1のコアネットワークデバイスが、前記UEへのシグナリング接続が確立されたと決定した場合、前記第1のメッセージを前記第2のコアネットワークエンティティに送信するステップ
    を含む、請求項13又は14に記載の方法。
  17. 前記第1のコアネットワークエンティティにより、第1のメッセージを前記第2のコアネットワークエンティティに送信するステップは、
    前記第1のコアネットワークエンティティにより、前記第1のコアネットワークエンティティが前記第1のコアネットワークエンティティと前記UEとの間にシグナリング接続が確立されていないと決定した場合、ページングメッセージを前記UEに送信するステップと、
    前記第1のコアネットワークエンティティにより、前記ページングメッセージに基づいて前記UEにより送信された第4のメッセージを受信するステップであり、前記第4のメッセージは、前記第1のコアネットワークエンティティへのシグナリング接続を確立するのを要求するために使用される、ステップと、
    前記第1のコアネットワークエンティティにより、前記第4のメッセージに基づいて、前記UEへのシグナリング接続を確立するステップと、
    前記第1のコアネットワークエンティティにより、前記第1のコアネットワークエンティティが前記UEへの前記シグナリング接続を確立した後に、前記第1のメッセージを前記第2のコアネットワークエンティティに送信するステップと
    を含む、請求項16に記載の方法。
  18. 前記第1のコアネットワークエンティティにより、前記第2のコアネットワークエンティティにより送信された第5のメッセージを受信するステップであり、前記第5のメッセージは、第6のメッセージを前記RANに送信するように前記第1のコアネットワークエンティティに対して命令するために使用され、前記第6のメッセージは、前記RANと前記第3のコアネットワークエンティティとの間の前記ユーザプレーン接続を解放するように前記RANに対して命令するために使用される、ステップ
    を更に含む、請求項14に記載の方法。
  19. 前記第1のコアネットワークエンティティが前記第2のコアネットワークエンティティにより送信された前記第5のメッセージを受信した後に、前記第1のコアネットワークエンティティが、前記UEが前記ターゲットネットワークスライス内でのみ前記接続モードにあると決定した場合、前記第6のメッセージは、前記RANと前記UEとの間の制御プレーン接続及びユーザプレーン接続を解放するように前記RANに対して命令するために使用される接続解放情報を含む、請求項18に記載の方法。
  20. 前記第1のコアネットワークエンティティにより、第7のメッセージを前記UEに送信するステップであり、前記第7のメッセージは、前記UEが前記ターゲットネットワークスライス内で前記接続モードに入ったことを通知するために使用される、ステップ
    を更に含む、請求項13乃至17のうちいずれか1項に記載の方法。
  21. 無線通信方法であり、前記方法は通信システムに適用され、前記通信システムは、ユーザ装置UEと、無線アクセスネットワークRANと、第1のコアネットワークエンティティと、少なくとも1つのネットワークスライスとを含み、前記少なくとも1つのネットワークスライス内のターゲットネットワークスライスは第2のコアネットワークエンティティを含み、前記UEは、前記RAN及び前記第1のコアネットワークエンティティを使用することにより、前記第2のコアネットワークエンティティと非アクセス層NAS通信を実行する、方法であって、
    前記第2のコアネットワークエンティティにより、第1のメッセージを前記第1のコアネットワークエンティティに送信するステップであり、前記第1のメッセージは、前記第2のコアネットワークエンティティが前記UEに送信されるべきデータを有することを示すために使用されるか、或いは前記第1のメッセージは、前記第2のコアネットワークエンティティが前記UEとNAS通信を実行する必要があることを示すために使用され、それにより、前記第1のコアネットワークエンティティは、前記第1のメッセージに基づいて、前記UEが前記ターゲットネットワークスライス内でアイドルモードから接続モードに変更する必要があると決定する、ステップと、
    前記第2のコアネットワークエンティティにより、前記第1のコアネットワークエンティティにより送信された第2のメッセージを受信するステップであり、前記第2のメッセージは、前記UEのモードを前記アイドルモードから前記接続モードに変更するのを要求するために使用される、ステップと、
    前記第2のコアネットワークエンティティにより、前記UEが前記接続モードに入ることを可能にするために、前記第2のメッセージに基づいて、前記UEへのNAS接続を確立するステップと
    を含む方法。
  22. 前記ターゲットネットワークスライスは第3のコアネットワークエンティティを更に含み、前記UEは、前記RANを使用することにより、前記第3のコアネットワークエンティティとデータ通信を実行し、
    前記第2のコアネットワークエンティティにより、前記第1のコアネットワークエンティティにより送信された第2のメッセージを受信した後に、前記方法は、
    前記第2のコアネットワークエンティティにより、ユーザプレーン情報を前記第1のコアネットワークエンティティに送信するステップであり、前記ユーザプレーン情報は、前記RANにより、前記第3のコアネットワークエンティティへのユーザプレーン接続を確立するために使用され、それにより、前記第1のコアネットワークエンティティは、前記ユーザプレーン情報を前記RANに送信し、前記RANは、前記ユーザプレーン情報に基づいて、前記第3のコアネットワークエンティティへの前記ユーザプレーン接続を確立する、ステップ
    を更に含む、請求項21に記載の方法。
  23. 前記第2のコアネットワークエンティティにより、第3のメッセージを前記第1のコアネットワークエンティティに送信するステップであり、前記第3のメッセージは、第4のメッセージを前記RANに送信するように前記第1のコアネットワークエンティティに対して命令するために使用され、前記第4のメッセージは、前記RANと前記第3のコアネットワークエンティティとの間の前記ユーザプレーン接続を解放するように前記RANに対して命令するために使用される、ステップ
    を更に含む、請求項22に記載の方法。
  24. 前記第2のコアネットワークエンティティにより、第3のメッセージを前記第1のコアネットワークエンティティに送信する前に、前記方法は、
    前記第2のコアネットワークエンティティにより、前記第3のコアネットワークエンティティにより送信された第5のメッセージを受信するステップであり、前記第5のメッセージは、前記UEが予め設定された持続時間内にデータを受信又は送信しないことを示すために使用される、ステップ、又は
    前記第2のコアネットワークエンティティにより、前記UEにより送信された第6のメッセージを受信するステップであり、前記第6のメッセージは、前記ターゲットネットワークスライス内で前記アイドルモードに入るのを要求するために使用される、ステップ
    を更に含む、請求項23に記載の方法。
  25. 無線通信方法であり、前記方法は通信システムに適用され、前記通信システムは、ユーザ装置UEと、無線アクセスネットワークRANと、第1のコアネットワークエンティティと、少なくとも1つのネットワークスライスとを含む、方法であって、
    前記UEにより、前記第1のコアネットワークエンティティへのシグナリング接続を確立するステップと、
    前記UEにより、第1のメッセージを前記第1のコアネットワークエンティティに送信するステップであり、前記第1のメッセージは、ターゲットネットワークスライス内で接続モードに入るのを要求するために使用され、前記ターゲットネットワークスライスは第2のコアネットワークエンティティを含み、前記UEは、前記RAN及び前記第1のコアネットワークエンティティを使用することにより、前記第2のコアネットワークエンティティと非アクセス層NAS通信を実行し、それにより、前記第1のコアネットワークエンティティは、前記第1のメッセージに基づいて、前記UEのモードをアイドルモードから前記接続モードに変更するのを要求するために使用される第2のメッセージを前記第2のコアネットワークエンティティに送信し、それにより、前記第2のコアネットワークエンティティは、前記UEが前記接続モードに入ることを可能にするために、前記第2のメッセージに基づいて、前記UEへのNAS接続を確立する、ステップと
    を含む方法。
  26. 前記UEにより、前記第1のコアネットワークエンティティにより送信された第3のメッセージを受信するステップであり、前記第3のメッセージは、前記UEが前記ターゲットネットワークスライス内で前記接続モードに入ったことを通知するために使用される、ステップ
    を更に含む、請求項25に記載の方法。
  27. コアネットワークエンティティであり、前記コアネットワークエンティティは通信システムに適用され、前記通信システムは、ユーザ装置UEと、無線アクセスネットワークRANと、前記コアネットワークエンティティと、少なくとも1つのネットワークスライスとを含む、コアネットワークエンティティであって、
    前記UEへのシグナリング接続を確立するように構成された処理ユニットと、
    前記シグナリング接続上で前記UEにより送信されたネットワークスライス情報及び非アクセス層NASメッセージを受信するように構成されたトランシーバユニットと
    を含み、
    前記処理ユニットは、前記ネットワークスライス情報に基づいて、前記少なくとも1つのネットワークスライスからターゲットネットワークスライスを決定するように更に構成され、前記ターゲットネットワークスライスは第2のコアネットワークエンティティを含み、前記UEは、前記RAN及び前記コアネットワークエンティティを使用することにより、前記第2のコアネットワークエンティティとNAS通信を実行し、
    前記トランシーバユニットは、前記NASメッセージを前記第2のコアネットワークエンティティに送信するように更に構成される、コアネットワークエンティティ。
  28. 前記ネットワークスライス情報は、ネットワークスライス識別子又はネットワークスライスがサポートする必要があるデータ伝送要件であり、
    前記処理ユニットは、
    前記ネットワークスライス識別子に対応するネットワークスライスを前記ターゲットネットワークスライスとして決定するか、或いは
    前記データ伝送要件をサポートする前記ネットワークスライスを前記ターゲットネットワークスライスとして決定する
    ように具体的に構成される、請求項27に記載のコアネットワークエンティティ。
  29. 前記NASメッセージはアタッチ要求メッセージであり、
    前記トランシーバユニットは、
    前記アタッチ要求メッセージ及び前記コアネットワークエンティティの識別情報を前記第2のコアネットワークエンティティに送信するように具体的に構成され、それにより、前記アタッチ要求メッセージに基づいて前記UEを前記ターゲットネットワークスライスに登録した後に、前記第2のコアネットワークエンティティは、前記コアネットワークエンティティの前記識別情報に基づいて、前記NASメッセージを前記UEに送信する、請求項27に記載のコアネットワークエンティティ。
  30. 前記ターゲットネットワークスライスは第3のコアネットワークエンティティを更に含み、前記UEは、前記RANを使用することにより、前記第3のコアネットワークエンティティとデータ通信を実行し、
    前記トランシーバユニットが前記アタッチ要求メッセージ及び前記コアネットワークエンティティの前記識別情報を前記第2のコアネットワークエンティティに送信した後に、前記トランシーバユニットは、
    前記第2のコアネットワークエンティティにより送信されたユーザプレーン情報を受信し、前記ユーザプレーン情報は、前記RANにより、前記第3のコアネットワークエンティティへのユーザプレーン接続を確立するために使用され、
    前記ユーザプレーン情報を前記RANに送信し、それにより、前記RANは、前記ユーザプレーン情報に基づいて、前記第3のコアネットワークエンティティへの前記ユーザプレーン接続を確立する
    ように更に構成される、請求項29に記載のコアネットワークエンティティ。
  31. 前記トランシーバユニットは、
    前記ネットワークスライス情報を前記RANに送信するように更に構成され、それにより、前記RANは、前記RANと前記UEとの間のデータ無線ベアラDRBに前記ネットワークスライス情報を加えたものと、前記RANと前記第3のコアネットワークエンティティとの間の前記ユーザプレーン接続との間の対応関係を記憶する、請求項30に記載のコアネットワークエンティティ。
  32. 前記トランシーバユニットは、
    前記UEにより送信された第1の位置更新要求メッセージを受信するように更に構成され、前記第1の位置更新要求メッセージは、前記UEの一時アイデンティティを搬送し、前記第1の位置更新要求メッセージは、前記UEが現在位置している位置エリアを前記コアネットワークエンティティに通知するために使用され、前記一時アイデンティティは、前記UEが前記第1の位置更新要求メッセージを前記コアネットワークエンティティに送信する前に前記UEにサービス提供するコアネットワークエンティティにより前記UEに割り当てられ、
    前記処理ユニットは、前記UEの前記一時アイデンティティに基づいて、前記UEが現在登録しているネットワークスライス内の第4のコアネットワークエンティティを決定するように更に構成され、
    前記トランシーバユニットは、前記コアネットワークエンティティの前記識別情報を前記第4のコアネットワークエンティティに送信するように更に構成され、それにより、前記第4のコアネットワークエンティティは、前記コアネットワークエンティティの前記識別情報に基づいて、前記NASメッセージを前記UEに送信する、請求項27乃至31のうちいずれか1項に記載のコアネットワークエンティティ。
  33. コアネットワークエンティティであり、前記コアネットワークエンティティは通信システムに適用され、前記通信システムは、ユーザ装置UEと、無線アクセスネットワークRANと、第1のコアネットワークエンティティと、少なくとも1つのネットワークスライスとを含み、前記少なくとも1つのネットワークスライス内のターゲットネットワークスライスは前記コアネットワークエンティティを含み、前記UEは、前記RAN及び前記第1のコアネットワークエンティティを使用することにより、前記コアネットワークエンティティと非アクセス層NAS通信を実行する、コアネットワークエンティティであって、
    前記第1のコアネットワークエンティティにより送信されたNASメッセージを受信するように構成されたトランシーバユニットであり、前記ターゲットネットワークスライスは、前記UEにより送信されたネットワークスライス情報に基づいて前記第1のコアネットワークエンティティにより決定され、前記NASメッセージは、前記UEにより前記第1のコアネットワークエンティティに送信される、トランシーバユニットと、
    前記NASメッセージに基づいて、前記UEとNAS通信を実行するように構成された処理ユニットと
    を含むコアネットワークエンティティ。
  34. 前記NASメッセージはアタッチ要求メッセージであり、
    前記トランシーバユニットは、前記第1のコアネットワークエンティティにより送信された前記アタッチ要求メッセージ及び前記第1のコアネットワークエンティティの識別情報を受信するように具体的に構成され、
    前記処理ユニットは、前記アタッチ要求メッセージに基づいて、前記UEを前記ターゲットネットワークスライスに登録するように具体的に構成され、
    前記トランシーバユニットは、前記第1のコアネットワークエンティティの前記識別情報に基づいて、NASメッセージを前記UEに送信するように具体的に構成される、請求項33に記載のコアネットワークエンティティ。
  35. 前記ターゲットネットワークスライスは第3のコアネットワークエンティティを更に含み、前記UEは、前記RANを使用することにより、前記第3のコアネットワークエンティティとデータ通信を実行し、
    前記トランシーバユニットが前記第1のコアネットワークエンティティにより送信された前記アタッチ要求メッセージ及び前記第1のコアネットワークエンティティの前記識別情報を受信した後に、前記トランシーバユニットは、
    ユーザプレーン情報を前記第1のコアネットワークエンティティに送信するように更に構成され、前記ユーザプレーン情報は、前記RANにより、前記第3のコアネットワークエンティティへのユーザプレーン接続を確立するために使用され、それにより、前記第1のコアネットワークエンティティは、前記ユーザプレーン情報を前記RANに送信し、前記RANは、前記ユーザプレーン情報に基づいて、前記第3のコアネットワークエンティティへの前記ユーザプレーン接続を確立する、請求項34に記載のコアネットワークエンティティ。
  36. ユーザ装置であり、前記ユーザ装置は通信システムに適用され、前記通信システムは、前記ユーザ装置と、無線アクセスネットワークRANと、第1のコアネットワークエンティティと、少なくとも1つのネットワークスライスとを含む、ユーザ装置であって、
    前記第1のコアネットワークエンティティへのシグナリング接続を確立するように構成された処理ユニットと、
    ネットワークスライス情報及び非アクセス層NASメッセージを前記第1のコアネットワークエンティティに送信するように構成されたトランシーバユニットであり、それにより、前記第1のコアネットワークエンティティは、前記ネットワークスライス情報に基づいて、前記少なくとも1つのネットワークスライスからターゲットネットワークスライスを決定し、前記NASメッセージを前記ターゲットネットワークスライス内の第2のコアネットワークエンティティに送信し、前記ユーザ装置は、前記RAN及び前記第1のコアネットワークエンティティを使用することにより、前記第2のコアネットワークエンティティとNAS通信を実行する、トランシーバユニットと
    を含むユーザ装置。
  37. 前記ネットワークスライス情報は、ネットワークスライス識別子又はネットワークスライスがサポートする必要があるデータ伝送要件である、請求項36に記載のユーザ装置。
  38. 前記NASメッセージはアタッチ要求メッセージである、請求項36又は37に記載のユーザ装置。
  39. コアネットワークエンティティであり、前記コアネットワークエンティティは無線通信システムに適用され、前記通信システムは、ユーザ装置UEと、無線アクセスネットワークRANと、前記コアネットワークエンティティと、少なくとも1つのネットワークスライスとを含む、コアネットワークエンティティであって、
    前記UEが前記少なくとも1つのネットワークスライス内のターゲットネットワークスライス内でアイドルモードから接続モードに変更する必要があると決定するように構成された処理ユニットであり、前記ターゲットネットワークスライスは第2のコアネットワークエンティティを含み、前記UEは、前記RAN及び前記コアネットワークエンティティを使用することにより、前記第2のコアネットワークエンティティと非アクセス層NAS通信を実行する、処理ユニットと、
    第1のメッセージを前記第2のコアネットワークエンティティに送信するように構成されたトランシーバユニットであり、前記第1のメッセージは、前記UEのモードを前記アイドルモードから前記接続モードに変更するのを要求するために使用され、それにより、前記第2のコアネットワークエンティティは、前記UEが前記接続モードに入ることを可能にするために、前記第1のメッセージに基づいて、前記UEへのNAS接続を確立する、トランシーバユニットと
    を含むコアネットワークエンティティ。
  40. 前記ターゲットネットワークスライスは第3のコアネットワークエンティティを更に含み、前記UEは、前記RANを使用することにより、前記第3のコアネットワークエンティティとデータ通信を実行し、
    前記トランシーバユニットが前記第1のメッセージを前記第2のコアネットワークエンティティに送信した後に、前記トランシーバユニットは、
    前記第2のコアネットワークエンティティにより送信されたユーザプレーン情報を受信し、前記ユーザプレーン情報は、前記RANにより、前記第3のコアネットワークエンティティへのユーザプレーン接続を確立するために使用され、
    前記ユーザプレーン情報を前記RANに送信し、それにより、前記ターゲットRANは、前記ユーザプレーン情報に基づいて、前記第3のコアネットワークエンティティへの前記ユーザプレーン接続を確立する
    ように更に構成される、請求項39に記載のコアネットワークエンティティ。
  41. 前記トランシーバユニットは、前記UEにより送信された第2のメッセージを受信するように更に構成され、前記第2のメッセージはネットワークスライス情報を含み、前記第2のメッセージは、前記UEにより、前記ネットワークスライス情報により示されるネットワークスライス内で前記接続モードに入るのを要求するために使用され、
    前記処理ユニットは、前記第2のメッセージに基づいて、前記UEが前記ネットワークスライス情報により示される前記ネットワークスライス内で前記アイドルモードから前記接続モードに変更する必要があると決定するように具体的に構成される、請求項39又は40に記載のコアネットワークエンティティ。
  42. 前記トランシーバユニットは、前記第2のコアネットワークエンティティにより送信された第3のメッセージを受信するように更に構成され、前記第3のメッセージは、前記第2のコアネットワークエンティティが前記UEに送信されるべきデータを有することを示すために使用されるか、或いは前記第3のメッセージは、前記第2のコアネットワークエンティティが前記UEとNAS通信を実行する必要があることを示すために使用され、
    前記処理ユニットは、前記第3のメッセージに基づいて、前記UEが前記ターゲットネットワークスライス内で前記アイドルモードから前記接続モードに変更する必要があると決定するように具体的に構成され、
    前記トランシーバユニットは、前記処理ユニットが前記コアネットワークエンティティと前記UEとの間にシグナリング接続が確立されたと決定した場合、前記第1のメッセージを前記第2のコアネットワークエンティティに送信するように具体的に構成される、請求項39又は40に記載のコアネットワークエンティティ。
  43. 前記トランシーバユニットは、
    前記処理ユニットが前記コアネットワークエンティティと前記UEとの間にシグナリング接続が確立されていないと決定した場合、ページングメッセージを前記UEに送信し、
    前記ページングメッセージに基づいて前記UEにより送信された第4のメッセージを受信し、前記第4のメッセージは、前記コアネットワークエンティティへのシグナリング接続を確立するのを要求するために使用され、
    前記第4のメッセージに基づいて、前記UEへの前記シグナリング接続を確立し、
    前記UEへの前記シグナリング接続が確立された後に、前記第1のメッセージを前記第2のコアネットワークエンティティに送信する
    ように更に構成される、請求項42に記載のコアネットワークエンティティ。
  44. 前記トランシーバユニットは、前記第2のコアネットワークエンティティにより送信された第5のメッセージを受信するように更に構成され、前記第5のメッセージは、第6のメッセージを前記RANに送信するように前記コアネットワークエンティティに対して命令するために使用され、前記第6のメッセージは、前記RANと前記第3のコアネットワークエンティティとの間の前記ユーザプレーン接続を解放するように前記RANに対して命令するために使用される、請求項40に記載のコアネットワークエンティティ。
  45. 前記トランシーバユニットが前記第2のコアネットワークエンティティにより送信された前記第5のメッセージを受信した後に、前記処理ユニットが、前記UEが前記ターゲットネットワークスライス内でのみ前記接続モードにあると決定した場合、前記第6のメッセージは、前記RANと前記UEとの間の制御プレーン接続及びユーザプレーン接続を解放するように前記RANに対して命令するために使用される接続解放情報を含む、請求項44に記載のコアネットワークエンティティ。
  46. 前記トランシーバユニットは、第7のメッセージを前記UEに送信するように更に構成され、前記第7のメッセージは、前記UEが前記ターゲットネットワークスライス内で前記接続モードに入ったことを通知するために使用される、請求項39乃至43のうちいずれか1項に記載のコアネットワークエンティティ。
  47. コアネットワークエンティティであり、前記コアネットワークエンティティは通信システムに適用され、前記通信システムは、ユーザ装置UEと、無線アクセスネットワークRANと、第1のコアネットワークエンティティと、少なくとも1つのネットワークスライスとを含み、前記少なくとも1つのネットワークスライス内のターゲットネットワークスライスは前記コアネットワークエンティティを含み、前記UEは、前記RAN及び前記第1のコアネットワークエンティティを使用することにより、前記コアネットワークエンティティと非アクセス層NAS通信を実行する、コアネットワークエンティティであって、
    第1のメッセージを前記第1のコアネットワークエンティティに送信するように構成されたトランシーバユニットであり、前記第1のメッセージは、前記コアネットワークエンティティが前記UEに送信されるべきデータを有することを示すために使用されるか、或いは前記第1のメッセージは、前記コアネットワークエンティティが前記UEとNAS通信を実行する必要があることを示すために使用され、それにより、前記第1のコアネットワークエンティティは、前記第1のメッセージに基づいて、前記UEが前記ターゲットネットワークスライス内でアイドルモードから接続モードに変更する必要があると決定し、
    前記トランシーバユニットは、前記第1のコアネットワークエンティティにより送信された第2のメッセージを受信するように更に構成され、前記第2のメッセージは、前記UEのモードを前記アイドルモードから前記接続モードに変更するのを要求するために使用される、トランシーバユニットと、
    前記UEが前記接続モードに入ることを可能にするために、前記第2のメッセージに基づいて、前記UEへのNAS接続を確立するように構成された処理ユニットと
    を含むコアネットワークエンティティ。
  48. 前記ターゲットネットワークスライスは第3のコアネットワークエンティティを更に含み、前記UEは、前記RANを使用することにより、前記第3のコアネットワークエンティティとデータ通信を実行し、
    前記トランシーバユニットが前記第1のコアネットワークエンティティにより送信された前記第2のメッセージを受信した後に、前記トランシーバユニットは、
    ユーザプレーン情報を前記第1のコアネットワークエンティティに送信するように更に構成され、前記ユーザプレーン情報は、前記RANにより、前記第3のコアネットワークエンティティへのユーザプレーン接続を確立するために使用され、それにより、前記第1のコアネットワークエンティティは、前記ユーザプレーン情報を前記RANに送信し、前記RANは、前記ユーザプレーン情報に基づいて、前記第3のコアネットワークエンティティへの前記ユーザプレーン接続を確立する、請求項47に記載のコアネットワークエンティティ。
  49. 前記トランシーバユニットは、第3のメッセージを前記第1のコアネットワークエンティティに送信するように更に構成され、前記第3のメッセージは、第4のメッセージを前記RANに送信するように前記第1のコアネットワークエンティティに対して命令するために使用され、前記第4のメッセージは、前記RANと前記第3のコアネットワークエンティティとの間の前記ユーザプレーン接続を解放するように前記RANに対して命令するために使用される、請求項48に記載のコアネットワークエンティティ。
  50. 前記トランシーバユニットが前記第3のメッセージを前記第1のコアネットワークエンティティに送信する前に、前記トランシーバユニットは、
    前記第3のコアネットワークエンティティにより送信された第5のメッセージを受信し、前記第5のメッセージは、前記UEが予め設定された持続時間内にデータを受信又は送信しないことを示すために使用されるか、或いは
    前記UEにより送信された第6のメッセージを受信し、前記第6のメッセージは、前記ターゲットネットワークスライス内で前記アイドルモードに入るのを要求するために使用される
    ように更に構成される、請求項49に記載のコアネットワークエンティティ。
  51. ユーザ装置であり、前記ユーザ装置は通信システムに適用され、前記通信システムは、前記ユーザ装置と、無線アクセスネットワークRANと、第1のコアネットワークエンティティと、少なくとも1つのネットワークスライスとを含む、ユーザ装置であって、
    前記第1のコアネットワークエンティティへのシグナリング接続を確立するように構成された処理ユニットと、
    第1のメッセージを前記第1のコアネットワークエンティティに送信するように構成されたトランシーバユニットであり、前記第1のメッセージは、ターゲットネットワークスライス内で接続モードに入るのを要求するために使用され、前記ターゲットネットワークスライスは第2のコアネットワークエンティティを含み、前記ユーザ装置は、前記RAN及び前記第1のコアネットワークエンティティを使用することにより、前記第2のコアネットワークエンティティと非アクセス層NAS通信を実行し、それにより、前記第1のコアネットワークエンティティは、前記第1のメッセージに基づいて、前記ユーザ装置のモードをアイドルモードから前記接続モードに変更するのを要求するために使用される第2のメッセージを前記第2のコアネットワークエンティティに送信し、それにより、前記第2のコアネットワークエンティティは、前記ユーザ装置が前記接続モードに入ることを可能にするために、前記第2のメッセージに基づいて、前記ユーザ装置へのNAS接続を確立する、トランシーバユニットと
    を含むユーザ装置。
  52. 前記トランシーバユニットは、前記第1のコアネットワークエンティティにより送信された第3のメッセージを受信するように更に構成され、前記第3のメッセージは、前記ユーザ装置が前記ターゲットネットワークスライス内で前記接続モードに入ったことを通知するために使用される、請求項51に記載のユーザ装置。
  53. 無線通信方法であり、前記方法は通信システムに適用され、前記通信システムは、ユーザ装置UEと、アクセスネットワークANと、第1のコアネットワークエンティティと、少なくとも1つのネットワークスライスとを含む、方法であって、
    前記第1のコアネットワークエンティティにより、前記UEにより送信された第1のメッセージを受信するステップであり、前記第1のメッセージは、前記第1のコアネットワークエンティティにより、ターゲットネットワークスライスを決定するために使用される第1の情報を含み、前記第1のメッセージは、前記ターゲットネットワークスライス内で前記UEのセッションを活性化するのを要求するために使用され、前記ターゲットネットワークスライスは第2のコアネットワークエンティティを含む、ステップと、
    前記第1のコアネットワークエンティティにより、第2のメッセージを前記第2のコアネットワークエンティティに送信するステップであり、前記第2のメッセージは、前記UEの前記セッションを活性化するのを要求するために使用され、それにより、前記第2のコアネットワークエンティティは、前記第2のメッセージに基づいて、前記UEのユーザプレーン接続を活性化する、ステップと
    を含む方法。
  54. 前記ターゲットネットワークスライスは第3のコアネットワークエンティティを更に含み、前記UEは、前記ANを使用することにより、前記第3のコアネットワークエンティティとデータ通信を実行し、
    前記第1のコアネットワークエンティティにより、第2のメッセージを前記第2のコアネットワークエンティティに送信した後に、前記方法は、
    前記第1のコアネットワークエンティティにより、前記第2のコアネットワークエンティティにより送信されたユーザプレーン情報を受信するステップであり、前記ユーザプレーン情報は、前記ANにより、前記第3のコアネットワークエンティティへのユーザプレーン接続を確立するために使用される、ステップと、
    前記第1のコアネットワークエンティティにより、前記ユーザプレーン情報を前記ANに送信するステップであり、それにより、前記ANは、前記ユーザプレーン情報に基づいて、前記第3のコアネットワークエンティティへの前記ユーザプレーン接続を確立する、ステップと
    を更に含む、請求項53に記載の方法。
  55. 前記第1の情報は、前記ターゲットネットワークスライスの識別子を含むか、或いは前記第1の情報は、前記ターゲットネットワークスライスのタイプを含むか、或いは前記第1の情報は、前記ターゲットネットワークスライスのタイプ及びテナントアイデンティティを含む、請求項53又は54に記載の方法。
  56. 前記第1の情報は、前記第2のコアネットワークエンティティにより前記UEに割り当てられた識別子を含み、
    前記第1のコアネットワークエンティティにより、第2のメッセージを前記第2のコアネットワークエンティティに送信するステップは、
    前記第1のコアネットワークエンティティにより、前記第2のコアネットワークエンティティにより前記UEに割り当てられた前記識別子に基づいて、前記第2のコアネットワークエンティティを決定するステップと、
    前記第1のコアネットワークエンティティにより、前記第2のメッセージを前記第2のコアネットワークエンティティに送信するステップであり、前記第2のメッセージは、前記第2のコアネットワークエンティティにより前記UEに割り当てられた前記識別子を含む、ステップと
    を含む、請求項53又は54に記載の方法。
  57. 前記第1のメッセージはセッション情報を更に含み、
    前記第1のコアネットワークエンティティにより、第2のメッセージを前記第2のコアネットワークエンティティに送信するステップであり、前記第2のメッセージは、前記UEの前記セッションを活性化するのを要求するために使用され、それにより、前記第2のコアネットワークエンティティは、前記第2のメッセージに基づいて、前記UEのユーザプレーン接続を活性化する、ステップは、
    前記第1のコアネットワークエンティティにより、前記第2のメッセージを前記第2のコアネットワークエンティティに送信するステップであり、前記第2のメッセージは、前記UEの前記セッションを活性化するのを要求するために使用され、前記第2のメッセージは前記セッション情報を含み、それにより、前記第2のコアネットワークエンティティは、前記第2のメッセージに基づいて、前記セッション情報により示される前記セッションのための前記ユーザプレーン接続を活性化する、ステップ
    を含む、請求項53乃至56のうちいずれか1項に記載の方法。
  58. 前記第1のコアネットワークエンティティにより、第3のメッセージを前記UEに送信するステップであり、前記第3のメッセージは、前記ターゲットネットワークスライスの前記識別子を含む、ステップ、又は
    前記第1のコアネットワークエンティティにより、第3のメッセージを前記UEに送信するステップであり、前記第3のメッセージは、前記ターゲットネットワークスライス内で活性状態のセッションを示すために使用される情報を含む、ステップ
    を更に含む、請求項53乃至57のうちいずれか1項に記載の方法。
  59. 無線通信方法であり、前記方法は通信システムに適用され、前記通信システムは、ユーザ装置UEと、アクセスネットワークANと、第1のコアネットワークエンティティと、少なくとも1つのネットワークスライスとを含む、方法であって、
    前記第1のコアネットワークエンティティにより、ターゲットネットワークスライス内の第2のコアネットワークエンティティにより送信された通知メッセージを受信するステップであり、前記通知メッセージは、前記第2のコアネットワークエンティティが前記UEに送信されるべき下りリンクデータを有することを示すために使用されるか、或いは前記通知メッセージは、前記第2のコアネットワークエンティティが前記UEと非アクセス層NAS通信を実行する必要があることを示すために使用される、ステップと、
    前記第1のコアネットワークエンティティにより、第2のメッセージを前記第2のコアネットワークエンティティに送信するステップであり、前記第2のメッセージは、前記UEのセッションを活性化するのを要求するために使用され、それにより、前記第2のコアネットワークエンティティは、前記第2のメッセージに基づいて、前記UEのユーザプレーン接続を活性化する、ステップと
    を含む方法。
  60. 前記ターゲットネットワークスライスは第3のコアネットワークエンティティを更に含み、前記UEは、前記ANを使用することにより、前記第3のコアネットワークエンティティとデータ通信を実行し、
    前記第1のコアネットワークエンティティにより、第2のメッセージを前記第2のコアネットワークエンティティに送信した後に、前記方法は、
    前記第1のコアネットワークエンティティにより、前記第2のコアネットワークエンティティにより送信されたユーザプレーン情報を受信するステップであり、前記ユーザプレーン情報は、前記ANにより、前記第3のコアネットワークエンティティへのユーザプレーン接続を確立するために使用される、ステップと、
    前記第1のコアネットワークエンティティにより、前記ユーザプレーン情報を前記ANに送信するステップであり、それにより、前記ANは、前記ユーザプレーン情報に基づいて、前記第3のコアネットワークエンティティへの前記ユーザプレーン接続を確立する、ステップと
    を更に含む、請求項59に記載の方法。
  61. 前記第1のコアネットワークエンティティにより、第2のメッセージを前記第2のコアネットワークエンティティに送信するステップは、
    前記第1のコアネットワークエンティティにより、前記第1のコアネットワークエンティティが前記UEへのシグナリング接続にあること又は前記UEに対応する活性のセッションを有することを前記第1のコアネットワークエンティティが決定したとき、前記第2のメッセージを前記第2のコアネットワークエンティティに送信するステップ
    を含む、請求項59又は60に記載の方法。
  62. 前記第1のコアネットワークエンティティにより、第2のメッセージを前記第2のコアネットワークエンティティに送信する前に、前記方法は、
    前記第1のコアネットワークエンティティにより、前記第1のコアネットワークエンティティが前記UEへのシグナリング接続にないこと又は前記UEに対応する活性のセッションを有さないことを前記第1のコアネットワークエンティティが決定したとき、ページングメッセージを前記UEに送信するステップであり、前記ページングメッセージは、前記UEにより、前記ターゲットネットワークスライスを決定するために使用される第2の情報を含む、ステップと、
    前記第1のコアネットワークエンティティにより、前記ページングメッセージに基づいて前記UEにより送信された第1のメッセージを受信するステップであり、前記第1のメッセージは、前記第1のコアネットワークエンティティにより、前記ターゲットネットワークスライスを決定するために使用される第1の情報を含む、ステップと
    を更に含む、請求項59又は60に記載の方法。
  63. 前記第2の情報は、前記ターゲットネットワークスライスの識別子を含むか、或いは前記第2の情報は、前記ターゲットネットワークスライスのタイプを含むか、或いは前記第2の情報は、前記ターゲットネットワークスライスのタイプ及びテナントアイデンティティを含むか、或いは前記第2の情報は、前記第2のコアネットワークエンティティにより前記UEに割り当てられた識別子を含む、請求項62に記載の方法。
  64. 前記第1の情報は、前記ターゲットネットワークスライスの識別子を含む、請求項62に記載の方法。
  65. 前記第1の情報は、前記第2のコアネットワークエンティティの識別子を含み、前記第2のコアネットワークエンティティの前記識別子は、前記ターゲットネットワークスライスの識別子を含む、請求項62に記載の方法。
  66. 前記第1の情報は、前記第2のコアネットワークエンティティについての情報を含み、前記方法は、
    前記第1のコアネットワークエンティティにより、前記第2のコアネットワークエンティティについての前記情報及び予め設定された対応関係に基づいて、前記ターゲットネットワークスライスの識別子を決定するステップであり、前記予め設定された対応関係は、前記第2のコアネットワークエンティティについての前記情報とネットワークスライスの識別子との間の対応関係を含む、ステップ
    を更に含む、請求項62に記載の方法。
  67. 前記第1のコアネットワークエンティティにより、第3のメッセージを前記UEに送信するステップであり、前記第3のメッセージは、前記ターゲットネットワークスライスの前記識別子を含む、ステップ、又は
    前記第1のコアネットワークエンティティにより、第3のメッセージを前記UEに送信するステップであり、前記第3のメッセージは、前記ターゲットネットワークスライス内の活性状態のセッションを示すために使用される情報を含む、ステップ
    を更に含む、請求項59乃至65のうちいずれか1項に記載の方法。
  68. 無線通信方法であり、前記方法は通信システムに適用され、前記通信システムは、ユーザ装置UEと、アクセスネットワークANと、第1のコアネットワークエンティティと、少なくとも1つのネットワークスライスとを含む、方法であって、
    前記UEにより、第1のメッセージを前記第1のコアネットワークエンティティに送信するステップであり、前記第1のメッセージは、前記第1のコアネットワークエンティティにより、ターゲットネットワークスライスを決定するために使用される第1の情報を含み、前記ターゲットネットワークスライスは第2のコアネットワークエンティティを含み、それにより、前記第1のコアネットワークエンティティは、前記第1のメッセージに基づいて、前記ターゲットネットワークスライス内で前記UEのセッションを活性化するのを要求するために使用される第2のメッセージを前記第2のコアネットワークエンティティに送信し、前記第2のコアネットワークエンティティは、前記第2のメッセージに基づいて、前記UEのユーザプレーン接続を活性化する、ステップと、
    前記UEにより、前記活性化されたユーザプレーン接続を使用することにより、データを送信又は受信するステップと
    を含む方法。
  69. 前記UEにより、第1のメッセージを前記第1のコアネットワークエンティティに送信する前に、前記方法は、
    前記UEにより、前記第1のコアネットワークエンティティにより送信されたページングメッセージを受信するステップであり、前記ページングメッセージは、前記UEにより、前記ターゲットネットワークスライスを決定するために使用される第2の情報を含む、ステップ
    を更に含む、請求項68に記載の方法。
  70. 前記UEにより、第1のメッセージを前記第1のコアネットワークエンティティに送信する前に、前記方法は、
    前記UEにより、前記第2のメッセージと、前記UEによりネットワークスライスを決定するために使用される情報と前記第1のコアネットワークエンティティにより前記ネットワークスライスを決定するために使用される情報との間の対応関係とに基づいて、前記第2の情報を決定するステップ
    を更に含む、請求項69に記載の方法。
  71. 前記第1の情報は、前記ターゲットネットワークスライスの識別子を含むか、或いは前記第1の情報は、前記ターゲットネットワークスライスのタイプを含むか、或いは前記第1の情報は、前記ターゲットネットワークスライスのタイプ及びテナントアイデンティティを含む、請求項69に記載の方法。
  72. 前記第2の情報は、前記ターゲットネットワークスライスの識別子を含むか、或いは前記第2の情報は、前記ターゲットネットワークスライスのタイプを含むか、或いは前記第2の情報は、前記ターゲットネットワークスライスのタイプ及びテナントアイデンティティを含むか、或いは前記第2の情報は、前記第2のコアネットワークエンティティにより前記UEに割り当てられた識別子を含む、請求項69に記載の方法。
  73. 前記第1の情報は、前記ターゲットネットワークスライスの識別子を含むか、或いは前記第1の情報は、前記第2のコアネットワークエンティティの識別子を含み、前記第2のコアネットワークエンティティの前記識別子は、前記ターゲットネットワークスライスの識別子を含むか、或いは前記第1の情報は、前記第2のコアネットワークエンティティについての情報を含み、前記第2のコアネットワークエンティティの識別子とネットワークスライスの識別子との間に対応関係が存在する、請求項68又は69に記載の方法。
  74. 前記UEにより、前記第1のコアネットワークエンティティにより送信された第3のメッセージを受信するステップであり、前記第3のメッセージは、前記ターゲットネットワークスライスの前記識別子を含む、ステップと、
    前記UEにより、前記ターゲットネットワークスライスの前記識別子に基づいて、前記活性化されたセッションを決定するステップ、又は
    前記UEにより、前記第1のコアネットワークエンティティにより送信された第3のメッセージを受信するステップであり、前記第3のメッセージは、前記ターゲットネットワークスライス内で活性状態のセッションを示すために使用される情報を含む、ステップと、
    前記UEにより、前記ターゲットネットワークスライス内で前記活性状態の前記セッションを示すために使用される前記情報に基づいて、前記活性化されたセッションを決定するステップと
    を更に含む、請求項68乃至73のうちいずれか1項に記載の方法。
  75. 前記UEにより、前記ANにより送信された第4のメッセージを受信するステップであり、前記第4のメッセージは、前記UEと前記ANとの間のユーザプレーン接続の識別子と、前記活性化されたセッション内の第1のセッションを示すために使用される識別子とを含み、それにより、前記UEは、前記UEと前記ANとの間の前記ユーザプレーン接続の前記識別子に前記第1のセッションを示すために使用される前記識別子に加えたものと、前記第1のセッションの識別子との間の第1の対応関係を記憶する、ステップ
    を更に含む、請求項67乃至73のうちいずれか1項に記載の方法。
  76. 前記UEにより、前記ANにより送信された第5のメッセージを受信するステップであり、前記第5のメッセージは、前記UEと前記ANとの間のユーザプレーン接続の識別子と、前記活性化されたセッション内の第1のセッションを示すために使用される識別子と、前記ターゲットネットワークスライスを示すために使用される情報とを含み、それにより、前記UEは、前記第1のセッションを示すために使用される前記識別子に前記ターゲットネットワークスライスを示すために使用される前記情報を加えたものと、前記第1のセッションの識別子に前記ターゲットネットワークスライスの前記識別子を加えたものとの間の第2の対応関係を記憶する、ステップ
    を更に含む、請求項67乃至73のうちいずれか1項に記載の方法。
  77. 前記UEにより、データを前記ANに送信するために前記第1のセッションを使用することを決定するステップと、
    前記UEにより、前記第1のセッションの前記識別子及び前記第1の対応関係に基づいて、前記UEと前記ANとの間の前記ユーザプレーン接続の前記識別子に対応する前記ユーザプレーン接続を使用することにより、前記データパケットを含むプロトコルデータユニットPDUを前記ANに送信するステップであり、前記PDUは、前記第1のセッションを示すために使用される前記識別子を含む、ステップと
    を更に含む、請求項75に記載の方法。
  78. 前記UEにより、データを前記ANに送信するために前記ターゲットネットワークスライス内の前記第1のセッションを使用することを決定するステップと、
    前記UEにより、前記第1のセッションの前記識別子、前記ターゲットネットワークスライスの前記識別子及び前記第2の対応関係に基づいて、前記UEと前記ANとの間の前記ユーザプレーン接続の前記識別子に対応する前記ユーザプレーン接続を使用することにより、前記データパケットを含むプロトコルデータユニットPDUを前記ANに送信するステップであり、前記PDUは、前記第1のセッションを示すために使用される前記識別子と、前記ターゲットネットワークスライスを示すために使用される前記情報とを含む、ステップ
    を更に含む、請求項76に記載の方法。
  79. コアネットワークエンティティであり、前記コアネットワークエンティティは通信システムに適用され、前記通信システムは、ユーザ装置UEと、アクセスネットワークANと、前記コアネットワークエンティティと、少なくとも1つのネットワークスライスとを含む、コアネットワークエンティティであって、
    前記UEにより送信された第1のメッセージを受信するように構成された受信ユニットであり、前記第1のメッセージは、前記コアネットワークエンティティにより、ターゲットネットワークスライスを決定するために使用される第1の情報を含み、前記第1のメッセージは、前記ターゲットネットワークスライス内で前記UEのセッションを活性化するのを要求するために使用され、前記ターゲットネットワークスライスは第2のコアネットワークエンティティを含む、受信ユニットと、
    第2のメッセージを前記第2のコアネットワークエンティティに送信するように構成された送信ユニットであり、前記第2のメッセージは、前記UEの前記セッションを活性化するのを要求するために使用され、それにより、前記第2のコアネットワークエンティティは、前記第2のメッセージに基づいて、前記UEのユーザプレーン接続を活性化する、送信ユニットと
    を含むコアネットワークエンティティ。
  80. 前記ターゲットネットワークスライスは第3のコアエンティティを更に含み、前記UEは、前記ANを使用することにより、前記第3のコアネットワークエンティティとデータ通信を実行し、
    前記送信ユニットが前記第2のメッセージを前記第2のコアネットワークエンティティに送信した後に、前記受信ユニットは、前記第2のコアネットワークエンティティにより送信されたユーザプレーン情報を受信するように更に構成され、前記ユーザプレーン情報は、前記ANにより、前記第3のコアネットワークエンティティへのユーザプレーン接続を確立するために使用され、
    前記送信ユニットは、前記ユーザプレーン情報を前記ANに送信するように更に構成され、それにより、前記ANは、前記ユーザプレーン情報に基づいて、前記第3のコアネットワークエンティティへの前記ユーザプレーン接続を確立する、請求項79に記載のコアネットワークエンティティ。
  81. 前記第1の情報は、前記ターゲットネットワークスライスの識別子を含むか、或いは前記第1の情報は、前記ターゲットネットワークスライスのタイプを含むか、或いは前記第1の情報は、前記ターゲットネットワークスライスのタイプ及びテナントアイデンティティを含む、請求項79又は80に記載のコアネットワークエンティティ。
  82. 前記第1の情報は、前記第2のコアネットワークエンティティにより前記UEに割り当てられた識別子を含み、
    第2のメッセージを前記第2のコアネットワークエンティティに送信する態様において、前記送信ユニットは、
    前記第2のコアネットワークエンティティにより前記UEに割り当てられた前記識別子に基づいて、前記第2のコアネットワークエンティティを決定し、
    前記第2のメッセージを前記第2のコアネットワークエンティティに送信するように具体的に構成され、前記第2のメッセージは、前記第2のコアネットワークエンティティにより前記UEに割り当てられた前記識別子を含む、請求項79又は80に記載のコアネットワークエンティティ。
  83. 前記第1のメッセージはセッション情報を更に含み、
    第2のメッセージを前記第2のコアネットワークエンティティに送信する態様において、前記第2のメッセージは、前記UEの前記セッションを活性化するのを要求するために使用され、それにより、前記第2のコアネットワークエンティティは、前記第2のメッセージに基づいて、前記UEのユーザプレーン接続を活性化し、前記送信ユニットは、
    前記第2のメッセージを前記第2のコアネットワークエンティティに送信するように具体的に構成され、前記第2のメッセージは、前記UEの前記セッションを活性化するのを要求するために使用され、前記第2のメッセージは前記セッション情報を含み、それにより、前記第2のコアネットワークエンティティは、前記第2のメッセージに基づいて、前記セッション情報により示される前記セッションのための前記ユーザプレーン接続を活性化する、請求項79乃至82のうちいずれか1項に記載のコアネットワークエンティティ。
  84. 前記送信ユニットは、
    第3のメッセージを前記UEに送信し、前記第3のメッセージは、前記ターゲットネットワークスライスの前記識別子を含むか、或いは
    第3のメッセージを前記UEに送信し、前記第3のメッセージは、前記ターゲットネットワークスライス内で活性状態のセッションを示すために使用される情報を含む、
    ように更に構成される、請求項79乃至83のうちいずれか1項に記載のコアネットワークエンティティ。
  85. コアネットワークエンティティであり、前記コアネットワークエンティティは通信システムに適用され、前記通信システムは、ユーザ装置UEと、アクセスネットワークANと、前記コアネットワークエンティティと、少なくとも1つのネットワークスライスとを含む、コアネットワークエンティティであって、
    ターゲットネットワークスライス内の第2のコアネットワークエンティティにより送信された通知メッセージを受信するように構成された受信ユニットであり、前記通知メッセージは、前記第2のコアネットワークエンティティが前記UEに送信されるべき下りリンクデータを有することを示すために使用されるか、或いは前記通知メッセージは、前記第2のコアネットワークエンティティが前記UEと非アクセス層NAS通信を実行する必要があることを示すために使用される、受信ユニットと、
    第2のメッセージを前記第2のコアネットワークエンティティに送信するように構成された送信ユニットであり、前記第2のメッセージは、前記UEのセッションを活性化するのを要求するために使用され、それにより、前記第2のコアネットワークエンティティは、前記第2のメッセージに基づいて、前記UEのユーザプレーン接続を活性化する、送信ユニットと
    を含むコアネットワークエンティティ。
  86. 前記ターゲットネットワークスライスは第3のコアネットワークエンティティを更に含み、前記UEは、前記ANを使用することにより、前記第3のコアネットワークエンティティとデータ通信を実行し、
    前記送信ユニットが前記第2のメッセージを前記第2のコアネットワークエンティティに送信した後に、前記受信ユニットは、前記第2のコアネットワークエンティティにより送信されたユーザプレーン情報を受信するように更に構成され、前記ユーザプレーン情報は、前記ANにより、前記第3のコアネットワークエンティティへのユーザプレーン接続を確立するために使用され、
    前記送信ユニットは、前記ユーザプレーン情報を前記ANに送信するように更に構成され、それにより、前記ANは、前記ユーザプレーン情報に基づいて、前記第3のコアネットワークエンティティへの前記ユーザプレーン接続を確立する、請求項85に記載のコアネットワークエンティティ。
  87. 第2のメッセージを前記第2のコアネットワークエンティティに送信する態様において、前記送信ユニットは、
    前記コアネットワークエンティティが前記UEへのシグナリング接続にあること又は前記UEに対応する活性のセッションを有することが決定されたとき、前記第2のメッセージを前記第2のコアネットワークエンティティに送信するように具体的に構成される、請求項85又は86に記載のコアネットワークエンティティ。
  88. 前記第2のメッセージを前記第2のコアネットワークエンティティに送信する前に、前記送信ユニットは、
    前記コアネットワークエンティティが前記UEへのシグナリング接続にないこと又は前記UEに対応する活性のセッションを有さないことが決定されたとき、ページングメッセージを前記UEに送信するように更に構成され、前記ページングメッセージは、前記UEにより、前記ターゲットネットワークスライスを決定するために使用される第2の情報を含み、
    前記受信ユニットは、前記ページングメッセージに基づいて前記UEにより送信された第1のメッセージを受信するように更に構成され、前記第1のメッセージは、前記コアネットワークエンティティにより、前記ターゲットネットワークスライスを決定するために使用される第1の情報を含む、請求項85又は86に記載のコアネットワークエンティティ。
  89. 前記第2の情報は、前記ターゲットネットワークスライスの識別子を含むか、或いは前記第2の情報は、前記ターゲットネットワークスライスのタイプを含むか、或いは前記第2の情報は、前記ターゲットネットワークスライスのタイプ及びテナントアイデンティティを含むか、或いは前記第2の情報は、前記第2のコアネットワークエンティティにより前記UEに割り当てられた識別子を含む、請求項88に記載のコアネットワークエンティティ。
  90. 前記第1の情報は、前記ターゲットネットワークスライスの識別子を含む、請求項88に記載のコアネットワークエンティティ。
  91. 前記第1の情報は、前記第2のコアネットワークエンティティの識別子を含み、前記第2のコアネットワークエンティティの前記識別子は、前記ターゲットネットワークスライスの識別子を含む、請求項88に記載のコアネットワークエンティティ。
  92. 前記第1の情報は、前記第2のコアネットワークエンティティについての情報を含み、前記コアネットワークエンティティは、
    前記第2のコアネットワークエンティティについての前記情報及び予め設定された対応関係に基づいて、前記ターゲットネットワークスライスの識別子を決定するように構成された決定ユニットであり、前記予め設定された対応関係は、前記第2のコアネットワークエンティティについての前記情報とネットワークスライスの識別子との間の対応関係を含む、決定ユニット
    を更に含む、請求項88に記載のコアネットワークエンティティ。
  93. 前記送信ユニットは、
    第3のメッセージを前記UEに送信し、前記第3のメッセージは、前記ターゲットネットワークスライスの前記識別子を含むか、或いは
    第3のメッセージを前記UEに送信し、前記第3のメッセージは、前記ターゲットネットワークスライス内の活性状態のセッションを示すために使用される情報を含む、
    ように更に構成される、請求項85乃至91のうちいずれか1項に記載のコアネットワークエンティティ。
  94. ユーザ装置UEであり、前記UEは通信システムに適用され、前記通信システムは、前記UEと、アクセスネットワークANと、第1のコアネットワークエンティティと、少なくとも1つのネットワークスライスとを含む、UEであって、
    第1のメッセージを前記第1のコアネットワークエンティティに送信するように構成された通信ユニットであり、前記第1のメッセージは、前記第1のコアネットワークエンティティにより、ターゲットネットワークスライスを決定するために使用される第1の情報を含み、前記ターゲットネットワークスライスは第2のコアネットワークエンティティを含み、それにより、前記第1のコアネットワークエンティティは、前記第1のメッセージに基づいて、前記ターゲットネットワークスライス内で前記UEのセッションを活性化するのを要求するために使用される第2のメッセージを前記第2のコアネットワークエンティティに送信し、前記第2のコアネットワークエンティティは、前記第2のメッセージに基づいて、前記UEのユーザプレーン接続を活性化する、通信ユニットを含み、
    前記通信ユニットは、前記活性化されたユーザプレーン接続を使用することにより、データを送信又は受信するように更に構成される、UE。
  95. 前記通信ユニットが前記第1のメッセージを前記第1のコアネットワークエンティティに送信する前に、前記通信ユニットは、
    前記第1のコアネットワークエンティティにより送信されたページングメッセージを受信するように更に構成され、前記ページングメッセージは、前記UEにより、前記ターゲットネットワークスライスを決定するために使用される第2の情報を含む、請求項94に記載のUE。
  96. 前記通信ユニットが前記第1のメッセージを前記第1のコアネットワークエンティティに送信する前に、前記通信ユニットは、
    前記第2のメッセージと、前記UEによりネットワークスライスを決定するために使用される情報と前記第1のコアネットワークエンティティにより前記ネットワークスライスを決定するために使用される情報との間の対応関係とに基づいて、前記第2の情報を決定するように更に構成される、請求項95に記載のUE。
  97. 前記第1の情報は、前記ターゲットネットワークスライスの識別子を含むか、或いは前記第1の情報は、前記ターゲットネットワークスライスのタイプを含むか、或いは前記第1の情報は、前記ターゲットネットワークスライスのタイプ及びテナントアイデンティティを含む、請求項95に記載のUE。
  98. 前記第2の情報は、前記ターゲットネットワークスライスの識別子を含むか、或いは前記第2の情報は、前記ターゲットネットワークスライスのタイプを含むか、或いは前記第2の情報は、前記ターゲットネットワークスライスのタイプ及びテナントアイデンティティを含むか、或いは前記第2の情報は、前記第2のコアネットワークエンティティにより前記UEに割り当てられた識別子を含む、請求項95に記載のUE。
  99. 前記第1の情報は、前記ターゲットネットワークスライスの識別子を含むか、或いは前記第1の情報は、前記第2のコアネットワークエンティティの識別子を含み、前記第2のコアネットワークエンティティの前記識別子は、前記ターゲットネットワークスライスの識別子を含むか、或いは前記第1の情報は、前記第2のコアネットワークエンティティについての情報を含み、前記第2のコアネットワークエンティティの識別子とネットワークスライスの識別子との間に対応関係が存在する、請求項94又は95に記載のUE。
  100. 前記通信ユニットは、前記第1のコアネットワークエンティティにより送信された第3のメッセージを受信し、前記第3のメッセージは、前記ターゲットネットワークスライスの前記識別子を含み、前記ターゲットネットワークスライスの前記識別子に基づいて、前記活性化されたセッションを決定するか、或いは
    前記第1のコアネットワークエンティティにより送信された第3のメッセージを受信し、前記第3のメッセージは、前記ターゲットネットワークスライス内で活性状態のセッションを示すために使用される情報を含み、前記ターゲットネットワークスライス内で前記活性状態の前記セッションを示すために使用される前記情報に基づいて、前記活性化されたセッションを決定する、
    ように更に構成される、請求項94乃至99のうちいずれか1項に記載のUE。
  101. 前記通信ユニットは、
    前記ANにより送信された第4のメッセージを受信するように更に構成され、前記第4のメッセージは、前記UEと前記ANとの間のユーザプレーン接続の識別子と、前記活性化されたセッション内の第1のセッションを示すために使用される識別子とを含み、それにより、前記UEは、前記UEと前記ANとの間の前記ユーザプレーン接続の前記識別子に前記第1のセッションを示すために使用される前記識別子に加えたものと、前記第1のセッションの識別子との間の第1の対応関係を記憶する、請求項93乃至99のうちいずれか1項に記載のUE。
  102. 前記通信ユニットは、
    前記ANにより送信された第5のメッセージを受信するように更に構成され、前記第5のメッセージは、前記UEと前記ANとの間のユーザプレーン接続の識別子と、前記活性化されたセッション内の第1のセッションを示すために使用される識別子と、前記ターゲットネットワークスライスを示すために使用される情報とを含み、それにより、前記UEは、前記第1のセッションを示すために使用される前記識別子に前記ターゲットネットワークスライスを示すために使用される前記情報を加えたものと、前記第1のセッションの識別子に前記ターゲットネットワークスライスの前記識別子を加えたものとの間の第2の対応関係を記憶する、請求項93乃至99のうちいずれか1項に記載のUE。
  103. 前記通信ユニットは、
    データを前記ANに送信するために前記第1のセッションを使用することを決定し、
    前記第1のセッションの前記識別子及び前記第1の対応関係に基づいて、前記UEと前記ANとの間の前記ユーザプレーン接続の前記識別子に対応する前記ユーザプレーン接続を使用することにより、前記データパケットを含むプロトコルデータユニットPDUを前記ANに送信するように更に構成され、前記PDUは、前記第1のセッションを示すために使用される前記識別子を含む、請求項101に記載のUE。
  104. 前記通信ユニットは、
    データを前記ANに送信するために前記ターゲットネットワークスライス内の前記第1のセッションを使用することを決定し、
    前記第1のセッションの前記識別子、前記ターゲットネットワークスライスの前記識別子及び前記第2の対応関係に基づいて、前記UEと前記ANとの間の前記ユーザプレーン接続の前記識別子に対応する前記ユーザプレーン接続を使用することにより、前記データパケットを含むプロトコルデータユニットPDUを前記ANに送信するように更に構成され、前記PDUは、前記第1のセッションを示すために使用される前記識別子と、前記ターゲットネットワークスライスを示すために使用される前記情報とを含む、請求項102に記載のUE。
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