JP2019518343A - 低減密度チャネル状態情報参照信号 - Google Patents

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Abstract

ある実施の形態によると、ネットワークノードにおいて用いられる、チャネル状態情報参照信号(CSI−RS)を送信する方法はM個のCSI−RSポートをひとつ以上の無線デバイスに送信することを含む。M個のポートのうちの一部は第1物理リソースブロック(PRB)(16)を介して送信され、M個のポートのうちの残りは第2PRBを介して送信される。いくつかの実施の形態は、さらに、M個のCSI−RSポートを無線サブフレームのリソース要素にマッピングすることを含む。M個のポートのうちの一部はサブフレームの第1PRBにマッピングされ、M個のポートのうちの残りはサブフレームの第2PRBにマッピングされる。【選択図】図24

Description

特定の実施の形態は無線通信に向けられ、より具体的には、低減密度チャネル状態情報参照信号(CSI−RS)に向けられる。
第三世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ロングタームエボリューション(LTE)は、ダウンリンクにおいて直交周波数分割多重(OFDM)を用い、そこでは各ダウンリンクシンボルがOFDMシンボルと称されてもよく、アップリンクにおいて離散フーリエ変換(DFT)−拡散OFDMを用い、そこでは各アップリンクシンボルがSC−FDMAシンボルと称されてもよい。図1に示されるように、基本的なLTEダウンリンクの物理リソースは時間−周波数グリッドを含む。
次世代モバイル無線通信システム(5GまたはNR)は様々なユースケースや様々な利用シナリオをサポートする。後者は、今日のLTEと同様の低周波数(数百MHz)と超高周波(数十GHzのミリ波)との両方での利用を含む。高周波では、伝搬特性により、良好なカバレッジを達成することが困難となっている。カバレッジ問題に対するひとつの解は、典型的にはアナログ的に、高利得ビームフォーミングを用いることで十分なリンクバジェットを達成することである。ビームフォーミングはまた低周波でも利用可能であり(典型的にはデジタルビームフォーミング)、既に規格化された3GPP LTEシステム(4G)と性質として似たものとなることが期待されている。
図1は、例示的なダウンリンク無線サブフレームを示す。水平軸は時刻を表し、他の軸は周波数を表す。無線サブフレーム10はリソース要素12を含む。各リソース要素12は、ひとつのOFDMシンボル間隔中のひとつのOFDMサブキャリアに対応する。時間ドメインにおいて、LTEダウンリンク伝送は無線フレームにまとめられてもよい。
LTEおよびNRはダウンリンクにおいてOFDMを用い、アップリンクにおいてDFT拡散OFDMまたはOFDMを用いる。したがって、基本的なLTEまたはNRダウンリンクの物理リソースを、図1に示されるように、時間−周波数グリッドとして見ることができ、そこでは、各リソース要素がひとつのOFDMシンボル間隔中のひとつのOFDMサブキャリアに対応する。図1には、サブキャリアスペーシングとしてΔf=15kHzが示されているが、NRでは異なるサブキャリアスペーシング値がサポートされる。NRでサポートされるサブキャリアスペーシング値(異なる数理とも称される)はΔf=(15×2α)kHzで与えられ、ここでαは非負の整数である。
図2は、例示的な無線フレームを示す。無線フレーム14はサブフレーム10を含む。LTEでは、各無線フレーム14は10msであり、10個の長さTsubframe = 1 msの同サイズのサブフレーム10からなる。LTEでは、通常のサイクリックプレフィックスについて、ひとつのサブフレームは14個のOFDMシンボルからなり、各シンボルの継続期間は約71.4μsである。NRでは、用いられる数理によらず、サブフレームの長さは1msに固定されている。NRでは、スロットごとに14個のOFDMシンボルを仮定した場合、(15×2α)kHzの数理のスロット継続期間は1/2αmsによって与えられる。そして、サブフレームごとのスロット数は数理に依存する。
ユーザには、所定の時間、特定の数のサブキャリアが割り当てられる。これらは物理リソースブロック(PRB)と称される。したがって、PRBは時間次元および周波数次元の両方を有する。LTEでは、リソースブロックは時間ドメインにおいてひとつのスロット(0.5ms)に対応し、周波数ドメインにおいて12個の連続的なサブキャリアに対応する。リソースブロックは周波数ドメインにおいて番号付けされ、システム帯域の一端から0で開始する。NRについては、リソースブロックは周波数において12個のサブキャリアであるが、時間ドメインにおいてはひとつ以上のスロットに展開してもよい。
ダウンリンク伝送は動的にスケジュールされる。すなわち、各サブフレームにおいて、基地局は、どの端末にデータを伝送するかについての、および、そのデータがどのリソースブロックで伝送されるかについての制御情報を現在のダウンリンクサブフレームにおいて伝送する。制御シグナリングは典型的には、各サブフレームにおける最初の1、2、3または4つのOFDMシンボルで伝送される。
図3は、例示的なダウンリンクサブフレームを示す。サブフレーム10は参照シンボルと制御シグナリングとを含む。図示の例では、制御領域は3つのOFDMシンボルを含む。参照シンボルはセル特定参照シンボル(CRS)を含む。CRSは、細かい時間および周波数同期と所定の伝送モードについてのチャネル推定とを含む複数の機能をサポートしてもよい。
LTEはコードブックベースのプレコーディングを含む。マルチアンテナ技術は、無線通信システムのデータレートおよび信頼性を顕著に増大させうる。送信器および受信器の両方が複数のアンテナを備える場合、すなわち複数入力複数出力(MIMO)通信チャネルが実現する場合、性能が特に改善する。そのようなシステムおよび/または関連技術はMIMOと総称される。
LTE規格は強化されたMIMOサポートと共に現在発展している。LTEにおけるコアコンポーネントはMIMOアンテナ展開およびMIMO関連技術のサポートである。現在、LTE−アドバンストは、チャネル依存プレコーディングを伴う8つの送信アンテナポートについての8レイヤ空間多重モードをサポートする。LTE−アドバンストプロは、チャネル依存プレコーディングを伴う8つ/12こ/16この送信アンテナポートを伴う二次元/一次元ポートレイアウトのための8レイヤ空間多重サポートを追加する。空間多重モードは好適なチャネル条件における高いデータレートに適用される。図4は、例示的な空間多重動作を示す。
図4は、LTEにおけるプレコードされた空間多重モードの論理構成を示すブロック図である。シンボルベクトルsを運ぶ情報にNT x rプレコーダ行列Wを乗じる。この行列はNT次元(NT個のアンテナポートに対応する)ベクトル空間の部分空間に送信エネルギを分布させるためのものである。
プレコーダ行列は典型的には可能なプレコーダ行列のコードブックから選択され、典型的にはプレコーダ行列インジケータ(PMI)によって示される。PMIは、所与の数のシンボルストリームに対して、コードブック内のプレコード行列を一意に特定する。s内のr個のシンボルのそれぞれはレイヤに対応し、rは送信ランクと称される。複数のシンボルが同じ時間/周波数リソース要素(TFRE)を介して同時に伝送されうるので、空間多重が達成される。シンボルの数rは典型的には現在のチャネル特性に適するように適合される。
LTEはダウンリンクにおいてOFDM(かつ、アップリンクにおいてDFTプレコードされたOFDM)を用いる。したがって、サブキャリアn(または代替的にはデータTFRE数n)上の所定のTFREに対する受信されたNR x 1ベクトルyは以下によってモデル化される。
式1
ここで、eはノイズ/干渉ベクトルである。プレコーダWは、周波数に亘って一定である広帯域プレコーダであってもよいし、周波数選択的であってもよい。
多くの場合、プレコーダ行列はNRxNTMIMOチャネル行列Hの特性をマッチさせるよう選択され、これはチャネル依存プレコーディングと称されてもよい。これはまた、閉ループプレコーディングとよく称され、基本的には、送信エネルギの大部分をUEへ運ぶ意味で強力な部分空間へと送信エネルギを集中させようとするものである。加えて、プレコーダ行列はまた、チャネルを直交化するよう選択されてもよい。これは、UEにおける適切な線形等化の後、レイヤ間干渉が低減されることを意味する。
送信ランク、およびしたがって空間多重されたレイヤの数、は、プレコーダの列の数に反映される。効率的なパフォーマンスのため、送信ランクはチャネル特性にマッチするよう選択されてもよい。
各アンテナ要素が独立した位相制御および振幅制御を有する二次元アンテナアレイは、垂直次元および水平次元の両方におけるビームフォーミングを可能とする。そのようなアンテナアレイは、水平次元に対応するアンテナ列の数Nと、垂直次元に対応するアンテナ行の数Nと、異なる偏波に対応する次元の数Nと、によって(部分的に)記述されてもよい。したがって、アンテナ要素の総数はN=Nである。N=4かつN=8のときのアンテナの例は図5に示される。さらに、アンテナ要素は交差偏波アンテナ要素であり、これはN=2を意味する。そのようなアンテナは、交差偏波アンテナ要素を伴う8×4アンテナアレイと称されてもよい。
図5は、例示的な交差偏波アンテナアレイを示す。特に、例示的な説明は、交差偏波アンテナ要素(N=2)の二次元アンテナアレイを含み、これはN=4水平アンテナ要素とN=8垂直アンテナ要素とを伴う。図の右側は、2つの垂直ポートと4つの水平ポートとを伴う実際のポートレイアウトを示す。これは、例えば、4つの垂直アンテナ要素によって各ポートを仮想化することによって得られ得る。したがって、交差偏波ポートが存在すると仮定すると、本例ではUEは16個のアンテナポートを測定するであろう。
しかしながら、アンテナアレイにおける実際の要素の数はUEに知られていなくてもよい。むしろ、UEはアンテナポートを認識してもよく、そこでは各ポートは後に詳述されるCSI(チャネル状態情報)参照信号に対応する。したがって、UEはこれらのポートのそれぞれからチャネルを測定することができる。したがって、二次元ポートレイアウトは、水平次元のアンテナポートの数Mと、垂直次元に対応するアンテナ行の数Mと、異なる偏波に対応する次元の数Mと、によって記述されてもよい。したがって、アンテナポートの総数はM=Mである。これらのポートの、Nアンテナ要素へのマッピングはeNB実装事項であるから、必ずしもUEに知られている必要は無い。UEがNの値を知らない場合さえありうる。それはポートの数Mの値のみ知っていればよい。
LTE Rel−12 UEおよびそれより前は、2個、4個または8個のアンテナポートを伴う一次元ポートレイアウトについてのコードブックフィードバックのみをサポートする。したがって、これらのポートが一直線に並ぶ前提でコードブックが設計されている。LTE Rel−13は8個、12個または16個のアンテナポートの場合について、二次元ポートレイアウトのコードブックを規定する。加えて、LTE Rel−13は16個のアンテナポートの場合について、一次元ポートレイアウトのコードブックを規定する。二次元ポートレイアウトについて規定されたRel−13コードブックは、アンテナポートの水平アレイおよび垂直アレイ用に調整されたプレコーダの組み合わせとして解釈されうる。これは、プレコーダ(のうちの少なくとも一部)が以下のものの関数として記述されうることを意味する。
式2
ここで
式3
式2および式3において、パラメータNおよびNはそれぞれ第1次元および第2次元のポートの数を示す。一次元ポートレイアウトについて、式3のN=1およびuは1になる。第1次元は水平次元または垂直次元のいずれか一方でありえ、第2次元は他方の次元を表す。言い換えると、図5の記載を用いると、我々は以下の二つの可能性を有しうる:(1)N=MおよびN=M、(2)N=MおよびN=M
式2および式3におけるOおよびOパラメータはそれぞれ、次元1および次元2におけるビーム空間オーバサンプリングファクタを表す。N、N、OおよびOの値はRRCシグナリングによって設定される。所与の数のCSI−RSポートについての(O、O)および(N、N)のサポートされる設定は、3GPP TS 36.213の表7.2.4-17に与えられ、それは表1に再掲される。
表1:(O、O)および(N、N)のサポートされる設定
式2において量νl、mを用いて定義されるLTE Rel−13コードブックの詳細は、3GPP TS 36.213の表7.2.4-10、7.2.4-11、7.2.4-12、7.2.4-13、7.2.4-14、7.2.4-15、7.2.4-16、7.2.4-17に見出されうる。
LTEリリース10は、チャネル状態情報を推定するための新たな参照シンボルシーケンスを導入した。それは非ゼロ電力チャネル状態情報参照シンボル(NZP CSI−RS)と称される。
NZP CSI−RSは、以前のリリースでその目的のために用いられていたセル特定参照シンボル(CRS)にCSIフィードバックを基づかせることに対するいくつかの利点を提供する。一例として、NZP CSI−RSはデータ信号の復調のために用いられるものではなく、したがって同じ密度を要求しない(すなわち、NZP CSI−RSのオーバヘッドはかなり小さい)。他の例として、NZP CSI−RSはCSIフィードバック測定を設定するための柔軟な手段を提供する(例えば、どのNZP CSI−RSリソースを測定するかを、UE特定的な態様で設定することができる)。
NZP CSI−RSを測定することで、UEはそのNZP CSI−RSが伝搬している有効チャネルを、無線伝搬チャネルおよびアンテナ利得を含めて推定することができる。数学的により厳密には、これは、既知のNZP CSI−RS信号xが送信される場合、UEは送信信号と受信信号(すなわち、有効チャネル)との間のカップリングを推定することができることを意味する。したがって、送信において仮想化が行われていない場合、受信信号yは以下のように表されうる。
式4
また、UEは有効チャネルHを推定できる。
LTE Rel.11 UEでは、8個までのNZP CSI−RSポートを設定可能である。したがって、LTE Rel−11では、UEは8個までの送信アンテナポートのチャネルを推定できる。
LTE Rel−12まで、NZP CSI−RSは二つの連続したリソース要素に二つのアンテナポートを重ねるために、長さ2の直交カバーコード(OCC)を用いる。あるいはまた、OCCは符号分割多重(CDM)とも称される。
多くの異なるNZP CSI−RSパターンが利用可能である。図6に例が示される。
図6は、2個、4個および8個のアンテナポートについて、CSI−RSの可能な位置を示す、リソースブロックペアを伴うリソース要素グリッドを示す。各リソース要素グリッドはひとつのPRB16を表す。水平軸は時間ドメインを表し、垂直軸は周波数ドメインを表す。
2つのCSI−RSアンテナポートについて、図6は、ひとつのサブフレーム内に20個の異なるパターン(すなわち、0、1と付されたリソース要素のペアが20個)を示す。ひとつの例示的なパターンはクロスハッチングで示される。
4つのCSI−RSアンテナポートについて、対応するパターンの数は10である(すなわち、0−3と付されたリソース要素のグループが10個であり、そこでは、同じグループ内のリソース要素ペア0、1およびリソース要素ペア2、3が周波数ドメインにおいて6リソース要素だけ離されている)。ひとつの例示的なパターンはクロスハッチングで示される。
8つのCSI−RSアンテナポートについて、対応するパターンの数は5である(すなわち、0-7と付されたリソース要素のグループが5個であり、そこでは、同じグループ内のリソース要素ペア0、1およびリソース要素ペア2、3が周波数ドメインにおいて6リソース要素だけ離されており、同じグループ内のリソース要素ペア4、5およびリソース要素ペア6、7が周波数ドメインにおいて6リソース要素だけ離されている)。ひとつの例示的なパターンはクロスハッチングで示される。
示される例は周波数分割複信(FDD)用のものである。時分割複信(TDD)について、追加的なCSI−RSパターンが利用可能である。
CSI−RSの参照信号シーケンスは3GPP TS 36.211のセクション6.10.5.1において以下のように定義される。
式5
ここで、nは無線フレーム内のスロット番号であり、lはそのスロット内のOFDMシンボル番号である。疑似ランダムシーケンスc(i)は、3GPP TS 36.211のセクション7.2および6.10.5.1にしたがってそれぞれ生成され、初期化される。さらに、式5において、NRB max,DL=110は3GPP TS 36.211によってサポートされるダウンリンク帯域幅設定の最大のものである。
LTE Rel−13では、NZP CSI−RSリソースは12ポートおよび16ポートを含むよう拡張される。そのようなRel−13 NZP CSI−RSリソースは三つの従来の4ポートCSI−RSリソースを集約すること(で12ポートNZP CSI−RSリソースを形成すること)によって、または、二つの従来の8ポートCSI−RSリソースを集約すること(で16ポートNZP CSI−RSリソースを形成すること)によって、得られる。集約されたNZP CSI−RSリソースの全ては同じサブフレームに置かれる。12ポートおよび16ポートNZP CSI−RSリソースを形成する例が図7A、図7Bにそれぞれ示されている。
図7Aおよび7Bは、12個および16個のアンテナポートについて、それぞれ、CSI−RSの可能な位置を示す、リソースブロックペアを伴うリソース要素グリッドを示す。水平軸は時間ドメインを表し、垂直軸は周波数ドメインを表す。
図7Aは、三つの4ポートリソースを集めて12ポートNZP CSI−RSリソースを形成する例を示す。同じ4ポートリソースの各リソース要素には同じ符号が付される(例えば、1が付された四つのリソースがひとつの4ポートリソースを形成し、2が付された四つのリソースが第2の4ポートリソースを形成し、3が付された四つのリソースが第3の4ポートリソースを形成する)。また、三つの集約された4ポートリソースはひとつの12ポートリソースを形成する。
図7Bは、二つの8ポートリソースを集めて16ポートNZP CSI−RSリソースを形成する例を示す。同じ8ポートリソースの各リソース要素には同じ符号が付される(例えば、1が付された八つのリソースがひとつの8ポートリソースを形成し、2が付された八つのリソースが第2の8ポートリソースを形成する)。また、二つの集約された8ポートリソースはひとつの16ポートリソースを形成する。
所与のサブフレームにおいて、三つの12ポートリソース構成(すなわち、10個の4ポートリソースのうち9個が使用される)および二つの16ポートリソース構成(すなわち、5つの8ポートリソースのうち4つが使用される)が可能である。集約されたNZP CSI−RSリソースについて、以下のポート番号付けが用いられる。16個のNZP CSI−RSポートについて、集約されたポート番号は15, 16, 17, 18, 19, 20, 21, 22, 23, 24, 25, 26, 27, 28, 29および30である。12個のNZP CSI−RSポートについて、集約されたポート番号は15, 16, 17, 18, 19, 20, 21, 22, 23, 24, 25および26である。
加えて、Rel−13 NZP CSI−RS設計は二つの異なるOCC長をサポートする。12ポートおよび16ポートNZP CSI−RSの両方についてOCC長2および4を用いることで、アンテナポートの多重が可能である。図8および図9には、OCC長2を用いた例が示される。図10および図11には、OCC長4を用いた例が示される。
図8は、OCC長2を伴う12ポート用の例示的NZP CSI−RS設計でのリソース要素グリッドを示す。異なる4ポートNZP CSI−RSリソースは文字A−Jにより表される。例えば、4ポートリソースA、FおよびJを集めてひとつの12ポートNZP CSI−RSリソースを形成することができる。長さ2のOCCは、同じサブキャリアインデクスおよび隣接するOFDMシンボルインデクスを伴う二つのリソース要素に亘って適用される(例えば、スロット0におけるサブキャリアインデクス9およびOFDMシンボルインデクス5−6を伴うリソース要素にOCC2を適用する)。
図9は、OCC長2を伴う16ポート用の例示的NZP CSI−RS設計でのリソース要素グリッドを示す。異なる8ポートNZP CSI−RSリソースは数字(例えば0−4)により表される。8ポートリソースを構成するリソースペアは文字(例えばA−D)により表される。例えば、リソースペアA0、B0、C0およびD0はひとつの8ポートNZP CSI−RSリソースを形成する。リソースペアA3、B3、C3およびD3は別の8ポートNZP CSI−RSリソースを形成する。例えば、8ポートNZP CSI−RSリソース0および3を集めてひとつの16ポートNZP CSI−RSリソースを形成することができる。長さ2のOCCは、同じサブキャリアインデクスおよび隣接するOFDMシンボルインデクスを伴う二つのリソース要素に亘って適用される(例えば、スロット1におけるサブキャリアインデクス7およびOFDMシンボルインデクス2-3を伴うリソース要素にOCC2を適用する)。
OCC長が2の場合(すなわち、高次レイヤパラメータ「cdmType」がcdm2に設定される場合または「cdmType」がEUTRANにより設定されない場合−さらなる詳細については3GPP TS 36.331参照)、式5の参照信号シーケンス
の、アンテナポートp上の参照シンボルとして用いられる複素数値変調シンボルak,l (p)へのマッピングは以下のように定義される:
式6
ここで、
式7
式6および式7において、NRB DLはダウンリンク伝送帯域幅を表し、インデクスk'およびl'はサブキャリアインデクス(各PRBの底から始まる)およびOFDMシンボルインデクス(各スロットの右から始まる)を示す。異なる(k',l')ペアの、異なるCSI−RSリソース構成へのマッピングは表2で与えられる。OCC長が2である場合の量p'はアンテナポート番号pと、以下のように関連する。
・8個までのアンテナポートを用いるCSI−RSについてp=p'
・8個より多くのアンテナポートを用いるCSI−RSについて、高次レイヤパラメータ「cdmType」がcdm2に設定される場合、
式8
ここで、i∈{0、1、...、Nres CSI−1}はCSIリソース番号であり、Nres CSIおよびNports CSIはそれぞれ集約されたCSI−RSリソースの数と、集約されたCSI−RSリソースごとのアンテナポートの数と、を示す。上述の通り、12ポートおよび16ポートNZP CSI−RS設計の場合のNres CSIおよびNports CSIの許される値は表3で与えられる。
表2:通常のサイクリックプレフィックスについて、CSI参照信号設定から(k',l')へのマッピング−3GPP TS 36.211の表6.10.5.2-1から取られた
注意: n's=nsmod2。通常サブフレームの設定0−19はフレーム構造タイプ1、2および3について利用可能である。設定20−31および特別サブフレームの設定はフレーム構造タイプ2についてのみ利用可能である。
表3:CSI−RSリソースの集約−3GPP TS 36.211の表6.10.5-1から取られた
図10は、OCC長4を伴う12ポート用の例示的NZP CSI−RS設計でのリソース要素グリッドを示す。異なる4ポートNZP CSI−RSリソースは文字A−Jにより表される。例えば、4ポートリソースA、FおよびJを集めてひとつの12ポートNZP CSI−RSリソースを形成することができる。CDMグループが従来の4ポートCSI−RSをマッピングするために用いられる4つのリソース要素からなるCDMグループ内で長さ4のOCCが適用される。すなわち、同じ文字が付されたリソース要素はひとつのCDMグループを構成する。
図11は、OCC長4を伴う16ポート用の例示的NZP CSI−RS設計でのリソース要素グリッドを示す。異なる8ポートNZP CSI−RSリソースは数字(例えば0−4)により表される。8ポートリソースを構成するリソースペアは文字(例えばA−B)により表される。例えば、A0およびB0が付されたリソースペアはひとつの8ポートNZP CSI−RSリソースを形成する。A3およびB3が付されたリソースペアは別の8ポートNZP CSI−RSリソースを形成する。例えば、8ポートNZP CSI−RSリソース0および3を集めてひとつの16ポートNZP CSI−RSリソースを形成することができる。AおよびBは、各8ポートリソース内のCDMグループである。長さ4のOCCは各CDMグループ内で適用される。
OCC長が4の場合(すなわち、高次レイヤパラメータ「cdmType」がcdm4に設定される場合−さらなる詳細については3GPP TS 36.331参照)、式5の参照信号シーケンス
の、アンテナポートp上の参照シンボルとして用いられる複素数値変調シンボルak,l (p)へのマッピングは以下のように定義される:
式9
ここで、
式10
式9および式10において、NRB DLはダウンリンク伝送帯域幅を表し、Nports CSIは集約されたCSI−RSリソースごとのアンテナポートの数を示し、インデクスk'およびl'はサブキャリアインデクス(各RBの底から始まる)およびOFDMシンボルインデクス(各スロットの右から始まる)を示す。異なる(k',l')ペアの、異なるCSI−RSリソース構成へのマッピングは表2で与えられる。さらに、式9のwp' (i)は表4により与えられる。8個より多くのアンテナポートを用いるCSI−RSについて、高次レイヤパラメータ「cdmType」がcdm4に設定される場合、アンテナポート番号p=iNports CSI+p'、ここでCSI−RSリソース番号i∈{0、1、...、Nres CSI−1}についてp'∈{15,16,...,15+Nports CSI-1}。
表4:CDM4のシーケンスwp' (i)−3GPP TS 36.211の表6.10.5.2-0から取られた
LTEリリース13 NZP CSI−RS設計におけるサブフレーム内の異なる12ポートおよび16ポートCSI−RS設定の数はそれぞれ3つおよび2つである。すなわち、12ポートの場合、三つの異なるCSI−RS設定を形成可能であり、ここで、各設定は三つの従来の4ポートCSI−RS設定を集約することによって形成される。これは、ひとつのPRB内のCSI−RSについて利用可能な40個のCSI−RSリソース要素のうち、36個のCSI−RSリソース要素を消費する。16ポートの場合、二つの異なるCSI−RS設定を形成可能であり、ここで、各設定は二つの従来の8ポートCSI−RS設定を集約することによって形成される。これは、ひとつのPRB内のCSI−RSについて利用可能な40個のCSI−RSリソース要素のうち、32個のCSI−RSリソース要素を消費する。
上述のLTE NZP CSI−RS設計は、より多くのCSI−RSポートを含めるように設計を拡張する際の種々の課題を含む。一例として、従来のLTEリリース(リリース13を含んでそれまで)のNZP CSI−RS設計では、PRBごとのCSI−RSリソース要素の数はCSI−RSポートの数と等しい。例えば、12ポートおよび16ポートCSI−RS設計におけるPRBごとのCSI−RSリソース要素の数はそれぞれ12および16である。したがって、このアプローチのひとつの課題は、CSI−RSポートの数が16を超えて増大する場合CSI−RSリソース要素のオーバヘッドが増大することである。
上述のNZP CSI−RS設計をより大きなCSI−RSポート数へと拡張することに伴う別の課題は、サブフレーム内の利用可能なCSI−RS設定の数が1に低減されうることである。例えば、単に上述の方法に従うと、32ポートNZP CSI−RS設計は、四つの従来の8ポートCSI−RS設定を集約することによって得られ得る。例えば、PRBごとに32個のCSI−RSリソース要素を用いることで32ポートNZP CSI−RS設計を形成することは、40個の利用可能なCSI−RSリソース要素のうち32個のCSI−RSリソース要素を消費するであろう。その結果、このアプローチでは、サブフレーム内でただひとつの32ポートCSI−RSが設定されうる。これは、隣接セルにおいて同じ32ポートCSI−RS設定が用いられる場合、チャネル状態情報推定にとって有害でありうる。
ひとつの可能な解は、隣接セルのCSI−RS伝送を異なるサブフレームにおいて有することである。これにより隣接セル間でのCSI−RS衝突が防がれるとしても、サービングセルのCSI−RS伝送は隣接セルからのPDSCH伝送と干渉しうる。低負荷条件ではこの干渉の影響はそれほどでもないかもしれないが、高負荷条件ではそれはより顕著となり得る。高負荷条件では、セルエッジのUEは、隣接セルのPDSCH伝送により引き起こされる、サービングセルCSI−RS伝送上の干渉で苦しむことがある(PDSCHはビームフォーミングされ、LTE Rel−13 クラスA CSI−RSにおいてCSI−RS伝送はビームフォーミングされていないものとする)。
隣接セルからのPDSCH干渉を避けるため、ゼロ電力CSI−RS(ZP CSI−RS)を隣接セルに設定することができる。しかしながら、より多くのポート(すなわち、32ポート)を含むCSI−RS伝送について、ZP CSI−RS伝送に伴うオーバヘッドは顕著に大きくなりうる。
本明細書に開示される実施の形態は、ひとつのサブフレーム内で16より多くのCSI−RSポートを送受信する解を含む。第1の例示的解では、Nres CSI個の集約された従来のLTE CSI−RSリソースで16より多くのCSI−RSポートが送信され、ここでは、そのような各リソース内で送信されるポートの数Qは従来のLTE CSI−RS伝送におけるそのような各リソース内で許されるポートの数Nports CSIの整数倍である。この解では、各CSI−RSリソース内のQ個のCSI−RSポートの伝送は、CSI−RSリソース内のQ/Nports CSI個の隣接リソースブロックに亘って直交カバーコードを適用することによって達成される。
第2の例示的解では、Nres CSI個の集約された従来のLTE CSI−RSリソースで16より多くのCSI−RSポートが送信され、ここでは、CSI−RSポートの総数の一部が偶数のリソースブロックを介して送信され、残りのCSI−RSポートが奇数のリソースブロックを介して送信される。
第3の例示的解は、16よりも多くのポートをサポートするCSI−RS伝送スキームにおいて従来のUEをサポートするのに適していてもよい。この例示的解では、CSI−RSポートは従来のLTE CSI−RSリソースを集約することを介して達成され、ここでは、従来のUEは集約されたCSI−RSリソースのうちのひとつでのCSI−RS伝送用に構成され、かつ、他の全ての集約されたCSI−RSリソースにおいてゼロ電力CSI−RSとなるよう構成される。
ある実施の形態によると、ネットワークノードにおいて用いられる、チャネル状態情報参照信号(CSI−RS)を送信する方法はM個のCSI−RSポートをひとつ以上の無線デバイスに送信することを含む。M個のポートのうちの一部は第1物理リソースブロック(PRB)(16)を介して送信され、M個のポートのうちの残りは第2PRBを介して送信される。ネットワークノードは、M個のCSI−RSポートを無線サブフレームのリソース要素にマッピングしてもよい。M個のポートのうちの一部はサブフレームの第1PRBにマッピングされてもよく、M個のポートのうちの残りはサブフレームの第2PRBにマッピングされてもよい。特定の実施の形態では、方法はさらに、前記送信されたCSI−RSポートのうちのひとつ以上に基づく測定チャネル状態情報を、無線デバイスから、受信することを含む。前記第1PRBがサブフレームの奇数番目PRBであってもよく、前記第2PRBが前記サブフレームの偶数番目PRBであってもよい。
特定の実施の形態では、マッピングすることは、前記無線サブフレームのリソース要素を複数の集約CSI−RSリソースへとグループ化することを含む。各集約CSI−RSリソースはPRBごとにNports CSI個のリソース要素を含み、Nports CSIが2個、4個または8個のリソース要素を含む。マッピングすることはさらに、前記複数の集約されたCSI−RSリソースのうちの複数個(
)を合成することで前記M個のCSI−RSポートを運ぶことを含む。各集約されたCSI−RSリソース内で運ばれるアンテナポートの数(Q)がNports CSIの整数倍である。
特定の実施の形態では、Mは16より大きい。例えば、Mが32と等しくてもよい。前記第1PRBの前記リソース要素が集約されたCSI−RSリソースのグループを少なくとも二つ備えてもよく、前記少なくとも二つのグループのそれぞれが8個のリソース要素を含み、前記少なくとも二つのグループのそれぞれが8個のアンテナポートを運ぶ。前記第2PRBの前記リソース要素が集約されたCSI−RSリソースのグループを少なくとも二つ備えてもよく、前記少なくとも二つのグループのそれぞれが8個のリソース要素を含み、前記少なくとも二つのグループのそれぞれが8個のアンテナポートを運ぶ。前記第1PRBおよび前記第2PRBの集約CSI−RSリソースの前記少なくとも二つのグループのそれぞれの前記8個のアンテナポートに亘って、8直交カバーコード(OCC)分の長さが用いられてもよい。
他の例では、Mが20と等しくてもよい。前記第1PRBの前記リソース要素が集約されたCSI−RSリソースのグループを少なくとも三つ備えてもよい。前記少なくとも三つのグループのそれぞれが4個のリソース要素を含み、前記少なくとも三つのグループのそれぞれが4個のアンテナポートを運ぶ。前記第2PRBの前記リソース要素が集約されたCSI−RSリソースのグループを少なくとも二つ備え、前記少なくとも二つのグループのそれぞれが4個のリソース要素を含み、前記少なくとも二つのグループのそれぞれが4個のアンテナポートを運ぶ。前記第1リソースブロックの集約CSI−RSリソースの前記少なくとも三つのグループおよび前記第2リソースブロックの集約CSI−RSリソースの前記少なくとも二つのグループのそれぞれの前記4個のアンテナポートに亘って、4直交カバーコード(OCC)分の長さが用いられてもよい。
他の例では、Mが28と等しくてもよい。前記第1PRBの前記リソース要素が集約されたCSI−RSリソースのグループを少なくとも四つ備えてもよく、前記少なくとも四つのグループのそれぞれが4個のリソース要素を含み、前記少なくとも四つのグループのそれぞれが4個のアンテナポートを運ぶ。前記第2PRBの前記リソース要素が集約されたCSI−RSリソースのグループを少なくとも三つ備えてもよく、前記少なくとも三つのグループのそれぞれが4個のリソース要素を含み、前記少なくとも三つのグループのそれぞれが4個のアンテナポートを運ぶ。前記第1リソースブロックの集約CSI−RSリソースの前記少なくとも四つのグループおよび前記第2リソースブロックの集約CSI−RSリソースの前記少なくとも三つのグループのそれぞれの前記4個のアンテナポートに亘って、4直交カバーコード(OCC)分の長さが用いられてもよい。
特定の実施の形態では、前記第1PRBで送信されるCSI−RSポートの数が前記第2PRBで送信されるCSI−RSポートの数と等しくない。
ある実施の形態によると、無線デバイスにおいて用いられる、CSI−RSを受信する方法は、M個のCSI−RSポートを受信することを含む。M個のポートのうちの一部は第1PRBを介して受信され、M個のポートのうちの残りは第2PRBを介して受信される。特定の実施の形態では、M個のCSI−RSポートは無線サブフレームのリソース要素にマッピングされる。M個のポートのうちの一部はサブフレームの第1PRBにマッピングされ、M個のポートのうちの残りはサブフレームの第2PRBにマッピングされる。方法はさらに、前記受信されたCSI−RSポートのチャネルを測定することで、有効チャネルを推定することと、測定チャネル状態情報をネットワークノードに送信することと、を含む。Mは16より大きい。
特定の実施の形態では、前記第1PRBがサブフレームの奇数番目PRBであり、前記第2PRBが前記サブフレームの偶数番目PRBである。マッピングすることは、前記無線サブフレームのリソース要素を複数の集約CSI−RSリソースへとグループ化することを含んでもよい。各集約CSI−RSリソースはPRBごとにNports CSI個のリソース要素(例えば、2個、4個または8個のリソース要素)を含んでもよい。マッピングすることはさらに、前記複数の集約されたCSI−RSリソースのうちの複数個(
)を合成することで前記M個のCSI−RSポートを運ぶことを含んでもよい。各集約されたCSI−RSリソース内で運ばれるアンテナポートの数(Q)がNports CSIの整数倍である。
特定の実施の形態では、前記第1PRBで送信されるCSI−RSポートの数が前記第2PRBで送信されるCSI−RSポートの数と等しくない。
ある実施の形態によると、CSI−RSを送信するよう動作可能であるネットワークノードは処理回路を備える。処理回路は、M個のCSI−RSポートをひとつ以上の無線デバイスへ送信するよう動作可能である。M個のポートのうちの一部は第1PRBを介して送信され、M個のポートのうちの残りは第2PRBを介して送信される。ある実施の形態では、処理回路は、M個のCSI−RSポートを無線サブフレームのリソース要素にマッピングするよう動作可能である。M個のポートのうちの一部はサブフレームの第1PRBにマッピングされ、M個のポートのうちの残りはサブフレームの第2PRBにマッピングされる。処理回路はさらに、前記送信されたCSI−RSポートのうちのひとつ以上に基づくチャネル推定を、無線デバイスから、受信するよう動作可能であってもよい。前記第1PRBがサブフレームの奇数番目PRBであってもよく、前記第2PRBが前記サブフレームの偶数番目PRBであってもよい。Mは16より大きい。
特定の実施の形態では、処理回路は、前記無線サブフレームのリソース要素を複数の集約CSI−RSリソースへとグループ化することにより、M個のCSI−RSポートを無線サブフレームのリソース要素にマッピングする。各集約CSI−RSリソースはPRBごとにNports CSI個のリソース要素(例えば、2個、4個または8個のリソース要素)を含んでもよい。マッピングすることはさらに、前記複数の集約CSI−RSリソースのうちの(
)個を合成することで前記M個のCSI−RSポートを運ぶことであって、各集約CSI−RSリソース内で運ばれるアンテナポートの数(Q)がNports CSIの整数倍である、運ぶこととを含む。
特定の実施の形態では、前記第1PRBで送信されるCSI−RSポートの数が前記第2PRBで送信されるCSI−RSポートの数と等しくない。
ある実施の形態によると、CSI−RSを受信するよう動作可能である無線デバイスは処理回路を備える。処理回路は、ある数M個のCSI−RSポートを受信するよう動作可能であり、前記M個のポートのうちの一部は第1PRBを介して受信され、前記M個のポートのうちの残りは第2PRBを介して受信される。ある実施の形態では、M個のCSI−RSポートは無線サブフレームのリソース要素にマッピングされる。M個のポートのうちの一部はサブフレームの第1PRBにマッピングされ、M個のポートのうちの残りはサブフレームの第2PRBにマッピングされる。前記第1PRBがサブフレームの奇数番目PRBであってもよく、前記第2PRBが前記サブフレームの偶数番目PRBであってもよい。Mは16より大きい。処理回路はさらに、前記受信されたCSI−RSポートのチャネルを測定することで、有効チャネルを推定することと、測定チャネル状態情報をネットワークノードに送信することと、を行うよう動作可能であってもよい。
特定の実施の形態では、マッピングすることは、前記無線サブフレームのリソース要素を複数の集約CSI−RSリソースへとグループ化することを含む。各集約CSI−RSリソースはPRBごとにNports CSI個のリソース要素(例えば、2個、4個または8個のリソース要素)を含んでもよい。マッピングすることはさらに、前記複数の集約されたCSI−RSリソースのうちの複数個(
)を合成することで前記M個のCSI−RSポートを運ぶことを含む。各集約されたCSI−RSリソース内で運ばれるアンテナポートの数(Q)がNports CSIの整数倍である。
特定の実施の形態では、前記第1PRBで送信されるCSI−RSポートの数が前記第2PRBで送信されるCSI−RSポートの数と等しくない。
ある実施の形態によると、CSI−RSを送信するよう動作可能であるネットワークノードは送信モジュールを備える。送信モジュールは、M個のCSI−RSポートをひとつ以上の無線デバイスへ送信するよう動作可能である。M個のポートのうちの一部は第1PRBを介して送信され、M個のポートのうちの残りは第2PRBを介して送信される。
ある実施の形態によると、CSI−RSを受信するよう動作可能である無線デバイスは受信モジュールを備える。受信モジュールは、M個のCSI−RSポートを受信するよう動作可能である。M個のポートのうちの一部は第1PRBを介して受信され、M個のポートのうちの残りは第2PRBを介して受信される。
コンピュータプログラム製品も開示される。コンピュータプログラム製品は、非一時的コンピュータ可読媒体に保持されるインストラクションを備え、そのインストラクションはプロセッサによって実行されると、M個のCSI−RSポートをひとつ以上の無線デバイスへ送信する動作を行う。M個のポートのうちの一部は第1PRBを介して送信され、M個のポートのうちの残りは第2PRBを介して送信される。
別のコンピュータプログラム製品は、非一時的コンピュータ可読媒体に保持されるインストラクションを備え、そのインストラクションはプロセッサによって実行されると、M個のCSI−RSポートを受信する動作を行う。M個のポートのうちの一部は第1PRBを介して受信され、M個のポートのうちの残りは第2PRBを介して受信される。
特定の実施の形態は、以下の技術的利点のうちのいくつかを示してもよい。例えば、特定の実施の形態は、LTEリリース13CSI−RS設計でなされるように各集約されるリソースをNports CSICSI−RSポートに制限するアプローチと比較して、CSI−RS REオーバヘッドを低減することができる。さらに、各集約されたCSI−RSリソースがリソースごとにNports CSIより多くのCSI−RSポートを運ぶので、集約される必要があるNZP CSI−RSリソースの数を低減できる。これは、サブフレーム内で利用可能なCSI−RS設定の数を減らす必要がないことを意味する。
上述の第3の例示的解は、16よりも多くのポートをサポートするCSI−RS伝送スキームにおいて従来のUEをサポートする。他の技術的利点は、以下の図面、詳細な説明および請求項から当業者には容易に明らかであろう。
実施の形態並びにそのフィーチャおよび利点のより完全な理解のために、添付の図面と連携した以下の説明が参照される。
例示的なダウンリンク無線サブフレームを示す。 例示的な無線フレームを示す。 例示的なダウンリンクサブフレームを示す。 LTEにおけるプレコードされた空間多重モードの論理構成を示すブロック図である。 例示的な交差偏波アンテナアレイを示す。 2個、4個および8個のアンテナポートについて、CSI−RSの可能な位置を示す、リソースブロックペアを伴うリソース要素グリッドを示す。 図7Aおよび7Bは、12個および16個のアンテナポートについて、それぞれ、CSI−RSの可能な位置を示す、リソースブロックペアを伴うリソース要素グリッドを示す。 図7Aおよび7Bは、12個および16個のアンテナポートについて、それぞれ、CSI−RSの可能な位置を示す、リソースブロックペアを伴うリソース要素グリッドを示す。 OCC長2を伴う12ポート用の例示的NZP CSI−RS設計でのリソース要素グリッドを示す。 OCC長2を伴う16ポート用の例示的NZP CSI−RS設計でのリソース要素グリッドを示す。 OCC長4を伴う12ポート用の例示的NZP CSI−RS設計でのリソース要素グリッドを示す。 OCC長4を伴う16ポート用の例示的NZP CSI−RS設計でのリソース要素グリッドを示す。 ある実施の形態に係る、例示的な無線ネットワークを示すブロック図である。 特定の実施の形態に係る、長さ8のOCCを伴う32ポートNZP CSI−RS設計を示す例示的なリソース要素グリッドである。 特定の実施の形態に係る、長さ8のOCCを伴う24ポートNZP CSI−RS設計を示す例示的なリソース要素グリッドである。 特定の実施の形態に係る、長さ4のOCCを伴う20ポートNZP CSI−RS設計を示す例示的なリソース要素グリッドである。 特定の実施の形態に係る、長さ4のOCCを伴う28ポートNZP CSI−RS設計を示す例示的なリソース要素グリッドである。 特定の実施の形態に係る、長さ4のOCCを伴う24ポートNZP CSI−RS設計を示す例示的なリソース要素グリッドである。 特定の実施の形態に係る、長さ4のOCCを伴う32ポートNZP CSI−RS設計を示す例示的なリソース要素グリッドである。 ある実施の形態に係る、奇数個のPRBを伴うシステムにおける、CRS伝送を伴わないPRBの割り当てを示す。 特定の実施の形態に係る、長さ8のOCCを伴う32ポートNZP CSI−RS設計を伴う例示的なリソース要素グリッドを示す。 特定の実施の形態に係る、長さ4のOCCを伴う20ポートNZP CSI−RS設計を伴う例示的なリソース要素グリッドを示す。 特定の実施の形態に係る、長さ4のOCCを伴う28ポートNZP CSI−RS設計を伴う例示的なリソース要素グリッドを示す。 特定の実施の形態に係る、長さ2のOCCを伴う32ポートNZP CSI−RS設計を示す例示的なリソース要素グリッドである。 ある実施の形態に係る、ネットワークノードにおける、チャネル状態情報参照信号(CSI−RS)を送信する例示的方法を示すフロー図である。 ある実施の形態に係る、無線デバイスにおける、チャネル状態情報参照信号(CSI−RS)を受信する例示的方法を示すフロー図である。 無線デバイスの例示的な実施の形態を示すブロック図である。 無線デバイスの例示的なコンポーネントを示すブロック図である。 ネットワークノードの例示的な実施の形態を示すブロック図である。 ネットワークノードの例示的なコンポーネントを示すブロック図である。
第三世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ロングタームエボリューション(LTE)は、チャネル状態情報(CSI)フィードバック測定を設定するための柔軟な手段として、非ゼロ電力チャネル状態情報参照シンボル(NZP CSI−RS)を用いる。NZP CSI−RSを測定することで、ユーザ装置(UE)はそのNZP CSI−RSが伝搬している有効チャネルを、無線伝搬チャネルおよびアンテナ利得を含めて推定することができる。
LTEリリース11は8個までのNZP CSI−RSポートをサポートする。したがって、LTE Rel−11では、UEは8個までの送信アンテナポートのチャネルを推定できる。LTE Rel−13は、NZP CSI−RSリソースを、12ポートおよび16ポートを含むよう拡張する。Rel−13は、三つの従来の4ポートCSI−RSリソースを集約する(ことで12ポートNZP CSI−RSリソースを形成する)か、または、二つの従来の8ポートCSI−RSリソースを集約する(ことで16ポートNZP CSI−RSリソースを形成する)。集約されたNZP CSI−RSリソースの全ては同じサブフレームに置かれる。12ポートおよび16ポートNZP CSI−RSリソースを形成する例が図7Aおよび図7Bを参照して上述される。
LTEリリース13 NZP CSI−RS設計におけるサブフレーム内の異なる12ポートおよび16ポートCSI−RS設定の数はそれぞれ3つおよび2つである。12ポートの場合、三つの異なるCSI−RS設定を形成可能であり、ここで、各設定は三つの従来の4ポートCSI−RS設定を集約することによって形成される。これは、ひとつのPRB内のCSI−RSについて利用可能な40個のCSI−RSリソース要素のうち、36個のCSI−RSリソース要素を消費する。16ポートの場合、二つの異なるCSI−RS設定を形成可能であり、ここで、各設定は二つの従来の8ポートCSI−RS設定を集約することによって形成される。これは、ひとつのPRB内のCSI−RSについて利用可能な40個のCSI−RSリソース要素のうち、32個のCSI−RSリソース要素を消費する。
上述のLTE NZP CSI−RS設計は、より多くのCSI−RSポートを含めるように設計を拡張する際の種々の課題を含む。一例として、従来のLTEリリース(リリース13を含んでそれまで)のNZP CSI−RS設計では、PRBごとのCSI−RSリソース要素の数はCSI−RSポートの数と等しい。例えば、12ポートおよび16ポートCSI−RS設計におけるPRBごとのCSI−RSリソース要素の数はそれぞれ12および16である。したがって、このアプローチのひとつの課題は、CSI−RSポートの数が16を超えて増大する場合CSI−RSリソース要素のオーバヘッドが増大することである。
上述のNZP CSI−RS設計をより大きなCSI−RSポート数へと拡張することに伴う別の課題は、サブフレーム内の利用可能なCSI−RS設定の数が1に低減されうることである。例えば、単に上述の方法に従うと、32ポートNZP CSI−RS設計は、四つの従来の8ポートCSI−RS設定を集約することによって得られ得る。例えば、PRBごとに32個のCSI−RSリソース要素を用いることで32ポートNZP CSI−RS設計を形成することは、40個の利用可能なCSI−RSリソース要素のうち32個のCSI−RSリソース要素を消費するであろう。その結果、このアプローチでは、サブフレーム内でただひとつの32ポートCSI−RSが設定されうる。これは、隣接セルにおいて同じ32ポートCSI−RS設定が用いられる場合、チャネル状態情報推定にとって有害でありうる。
ひとつの可能な解は、隣接セルのCSI−RS伝送を異なるサブフレームにおいて有することである。これにより隣接セル間でのCSI−RS衝突が防がれるとしても、サービングセルのCSI−RS伝送は隣接セルからのPDSCH伝送と干渉しうる。低負荷条件ではこの干渉の影響はそれほどでもないかもしれないが、高負荷条件ではそれはより顕著となり得る。高負荷条件では、セルエッジのUEは、隣接セルのPDSCH伝送により引き起こされる、サービングセルCSI−RS伝送上の干渉で苦しむことがある(PDSCHはビームフォーミングされ、LTE Rel−13 クラスA CSI−RSにおいてCSI−RS伝送はビームフォーミングされていないものとする)。
隣接セルからのPDSCH干渉を避けるため、ゼロ電力CSI−RS(ZP CSI−RS)を隣接セルに設定することができる。しかしながら、より多くのポート(すなわち、32ポート)を含むCSI−RS伝送について、ZP CSI−RS伝送に伴うオーバヘッドは顕著に大きくなりうる。
特定の実施の形態は、上述の課題を軽減すると共に、ひとつのサブフレーム内で16より多くのCSI−RSポートを送受信することを含む。ある実施の形態では、Nres CSI個の集約された従来のLTE CSI−RSリソースで16より多くのCSI−RSポートが送信され、ここでは、CSI−RSポートの総数の一部が偶数のリソースブロックを介して送信され、残りのCSI−RSポートが奇数のリソースブロックを介して送信される。
以下の説明は多くの具体的な詳細を説明する。しかしながら、実施の形態がこれらの具体的な詳細なしに実施されうることは理解される。他の例では、本説明の理解を不明にしないために、よく知られた回路や構成や技術は詳述されない。含まれる説明で、当業者であれば不要な実験を行うことなく適切な機能を実現することができるであろう。
本明細書における「ある実施の形態」、「実施の形態」、「例示的な実施の形態」などへの言及は、説明される実施の形態が特定のフィーチャ、構成または特性を含みうることを示すが、各実施の形態はそのような特定のフィーチャ、構成や特性を必ずしも含む必要はない。さらに、そのような文言は同じ実施の形態を指すとは限らない。さらに、実施の形態のとの関連で特定のフィーチャ、構成または特性が説明される場合、明示されているか否かに関わらず、他の実施の形態との関係でそのようなフィーチャ、構成または特性を実装することは、当業者の知識の範囲内であると述べる。
特定の実施の形態を説明するために本明細書では3GPP LTEからの用語が用いられるが、実施の形態は上述のシステムのみに限定されるものではない。New radio (NR), WCDMA, WiMax, UMBおよびGSMなどを含む他の無線システムもまた本明細書で説明される実施の形態から恩恵を受けうる。
eNodeBやUEなどの用語は非限定的であると考えられるべきであり、それら二つの間の特定の階層関係を示唆するものではない。NRでは、eNodeBに対応するノードはgNodeBと称される。一般に、「eNodeB」は第1デバイスとされ、「UE」は第2デバイスとされてもよい。それら二つのデバイスは無線チャネルを介して互いに通信する。特定の実施の形態はダウンリンクにおける無線伝送を説明するが、他の実施の形態はアップリンクにおいて同等に適用可能である。
図面のうちの図12−27Bを参照して特定の実施の形態を説明する。同等の符号は種々の図面の同等の対応する部材のために用いられる。本開示を通じて例示的なセルラシステムとしてLTEを用いるが、本明細書で提示されるアイデアは他の無線通信システムにも適用可能である。
図12は、特定の実施の形態に係る、例示的な無線ネットワークを示すブロック図である。無線ネットワーク100は、ひとつ以上の無線デバイス110(携帯電話、スマートフォン、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、MTCデバイス、または無線通信を提供可能な任意の他のデバイスなど)と、複数のネットワークノード120(基地局やeNodeBなど)と、を含む。無線デバイス110はまたUEとも称されてもよい。ネットワークノード120はカバレッジエリア115(セル115とも称される)を担当する。
一般に、ネットワークノード120のカバレッジ内(例えば、ネットワークノード120によって担当されるセル115内)にある無線デバイス110は、無線信号130を送受信することでネットワークノード120と通信する。例えば、無線デバイス110およびネットワークノード120は音声トラフィック、データトラフィックおよび/または制御信号を含む無線信号130をやりとりしてもよい。音声トラフィック、データトラフィックおよび/または制御信号を無線デバイス110に通信しているネットワークノード120は、無線デバイス110のサービングネットワークノード120と称されてもよい。無線デバイス110とネットワークノード120との間の通信はセルラ通信と称されてもよい。無線信号130は、ダウンリンク伝送(ネットワークノード120から無線デバイス110への)と、アップリンク伝送(無線デバイス110からネットワークノード120への)と、の両方を含んでもよい。
ネットワークノード120および無線デバイス110は、図1−3に関して説明されたものと同様の無線フレームおよびサブフレーム構造にしたがい、無線信号130をやりとりしてもよい。他の実施の形態は、適切な無線フレーム構造を含んでもよい。例えば、NRでは、用いられる数理により時間シンボル(例えば、OFDMシンボル)の継続期間が変化し得、したがってひとつのサブフレームが必ずしも同数のシンボルを含むわけではない。代わりに、「スロット」の概念が用いられてもよく、ひとつのスロットは通常14個のシンボルを占め、あるいは7個のシンボルを占める場合もあり、したがってひとつのLTEサブフレームに対応する。
各ネットワークノード120は、無線デバイス110に信号130を送信するために、単一の送信器140または複数の送信器140を有してもよい。ある実施の形態では、ネットワークノード120は複数入力複数出力(MIMO)システムを備えてもよい。同様に、各無線デバイス110は、ネットワークノード120または他の無線デバイス110から信号130を受信するために、単一の受信器または複数の受信器を有してもよい。ネットワークノード120の複数の送信器は論理アンテナポートに関連付けられてもよい。
無線信号130はCSI−RS参照信号135などの参照信号を含んでもよい。特定の実施の形態では、無線信号130はひとつのサブフレーム内に16より多くのCSI−RS135を含んでもよい。各CSI−RS135はひとつのアンテナポートに関連付けられてもよい。
特定の実施の形態では、ネットワークノード120などのネットワークノードは、無線デバイス110などのひとつ以上の無線デバイスにM個のCSI−RS135ポートを送信する。M個のポートのうちの一部は第1物理リソースブロック(PRB)を介して送信され、M個のポートのうちの残りは第2PRBを介して送信される。ネットワークノード120は、M個のCSI−RSポートを無線サブフレームのリソース要素にマッピングしてもよい。M個のポートのうちの一部はサブフレームの第1PRBにマッピングされてもよく、M個のポートのうちの残りはサブフレームの第2PRBにマッピングされてもよい。前記第1PRBがサブフレームの奇数番目PRBであってもよく、前記第2PRBが前記サブフレームの偶数番目PRBであってもよい。
特定の実施の形態では、マッピングすることは、前記無線サブフレームのリソース要素を複数の集約CSI−RSリソースへとグループ化することを含む。LTE無線サブフレームはまた、例えば7個または14個のOFDMシンボルを含むひとつのNR「スロット」と称されうる。各集約CSI−RSリソースはPRBごとにNports CSI個のリソース要素を含み、Nports CSIが2個、4個または8個のリソース要素を含む。マッピングすることはさらに、前記複数の集約されたCSI−RSリソースのうちの複数個(
)を合成することで前記M個のCSI−RSポートを運ぶことを含む。各集約されたCSI−RSリソース内で運ばれるアンテナポートの数(Q)がNports CSIの整数倍である。
特定の実施の形態では、Mは16より大きい。例えば、Mが32と等しくてもよい。前記第1PRBの前記リソース要素が集約されたCSI−RSリソースのグループを少なくとも二つ備えてもよく、前記少なくとも二つのグループのそれぞれが8個のリソース要素を含み、前記少なくとも二つのグループのそれぞれが8個のアンテナポートを運ぶ。前記第2PRBの前記リソース要素が集約されたCSI−RSリソースのグループを少なくとも二つ備えてもよく、前記少なくとも二つのグループのそれぞれが8個のリソース要素を含み、前記少なくとも二つのグループのそれぞれが8個のアンテナポートを運ぶ。前記第1PRBおよび前記第2PRBの集約CSI−RSリソースの前記少なくとも二つのグループのそれぞれの前記8個のアンテナポートに亘って、8直交カバーコード(OCC)分の長さが用いられてもよい。
他の例では、Mが20と等しくてもよい。前記第1PRBの前記リソース要素が集約されたCSI−RSリソースのグループを少なくとも三つ備えてもよい。前記少なくとも三つのグループのそれぞれが4個のリソース要素を含み、前記少なくとも三つのグループのそれぞれが4個のアンテナポートを運ぶ。前記第2PRBの前記リソース要素が集約されたCSI−RSリソースのグループを少なくとも二つ備え、前記少なくとも二つのグループのそれぞれが4個のリソース要素を含み、前記少なくとも二つのグループのそれぞれが4個のアンテナポートを運ぶ。前記第1リソースブロックの集約CSI−RSリソースの前記少なくとも三つのグループおよび前記第2リソースブロックの集約CSI−RSリソースの前記少なくとも二つのグループのそれぞれの前記4個のアンテナポートに亘って、4直交カバーコード(OCC)分の長さが用いられてもよい。
他の例では、Mが28と等しくてもよい。前記第1PRBの前記リソース要素が集約されたCSI−RSリソースのグループを少なくとも四つ備えてもよく、前記少なくとも四つのグループのそれぞれが4個のリソース要素を含み、前記少なくとも四つのグループのそれぞれが4個のアンテナポートを運ぶ。前記第2PRBの前記リソース要素が集約されたCSI−RSリソースのグループを少なくとも三つ備えてもよく、前記少なくとも三つのグループのそれぞれが4個のリソース要素を含み、前記少なくとも三つのグループのそれぞれが4個のアンテナポートを運ぶ。前記第1リソースブロックの集約CSI−RSリソースの前記少なくとも四つのグループおよび前記第2リソースブロックの集約CSI−RSリソースの前記少なくとも三つのグループのそれぞれの前記4個のアンテナポートに亘って、4直交カバーコード(OCC)分の長さが用いられてもよい。
特定の実施の形態では、前記第1PRBで送信されるCSI−RSポートの数が前記第2PRBで送信されるCSI−RSポートの数と等しくない。
特定の実施の形態では、ネットワークノード120は、送信されたCSI−RS135ポートのうちのひとつ以上に基づくチャネル推定を、無線デバイス110から、受信してもよい。
ある実施の形態によると、無線デバイス110などの無線デバイスはM個のCSI−RS135ポートを受信する。M個のポートのうちの一部は第1PRBを介して受信され、M個のポートのうちの残りは第2PRBを介して受信される。特定の実施の形態では、M個のCSI−RSポートは無線サブフレームのリソース要素にマッピングされる。M個のポートのうちの一部はサブフレームの第1PRBにマッピングされ、M個のポートのうちの残りはサブフレームの第2PRBにマッピングされる。無線デバイス110は、受信されたCSI−RS135ポートのチャネルを測定することで、有効チャネルを推定し、測定チャネル状態情報をネットワークノード120に送信してもよい。CSI−RSを送受信するための特定のアルゴリズムが、図13−25に関して詳述される。
無線ネットワーク100において、各ネットワークノード120は任意の適切な無線アクセス技術を用いてもよい。そのような技術は例えば、ロングタームエボリューション(LTE)、LTE−アドバンスト、UMTS、HSPA、GSM、cdma2000、NR、WiMax、WiFi、および/または他の適切な無線アクセス技術である。無線ネットワーク100はひとつ以上の無線アクセス技術の任意の適切な組み合わせを含んでもよい。例示を目的として、所定の無線アクセス技術のコンテキスト内で種々の実施の形態を説明するであろう。しかしながら、本開示の範囲はそれらの例に限定されず、他の実施の形態は異なる無線アクセス技術を用いうる。
上述の通り、無線ネットワークの実施の形態は、ひとつ以上の無線デバイスと、ひとつ以上の異なるタイプの無線ネットワークノードであって無線デバイスと通信可能なネットワークノードと、を含んでもよい。ネットワークはまた、無線デバイス間、または無線デバイスと他の通信デバイス(固定電話など)との間の通信をサポートするのに適切な追加的要素を含んでもよい。無線デバイスは、ハードウエアおよび/またはソフトウエアの任意の適切な組み合わせを含んでもよい。例えば、特定の実施の形態では、無線デバイス110などの無線デバイスは、以下の図26Aに関して説明されるコンポーネントを含んでもよい。同様に、ネットワークノードは、ハードウエアおよび/またはソフトウエアの任意の適切な組み合わせを含んでもよい。例えば、特定の実施の形態では、ネットワークノード120などのネットワークノードは、以下の図27Aに関して説明されるコンポーネントを含んでもよい。
第1グループの実施の形態では、Nres CSI個の異なるNports CSIポートNZP CSI−RSリソースを集約することで、SポートNZP CSI−RS設計を形成し、そこではS>Nports CSIres CSIおよびSはNres CSIおよびNports CSIの両方の公約数(すなわちmod(S,Nres CSI)=0およびmod(S,Nports CSI)=0)である。各集約されたCSI−RSリソース内で運ばれるアンテナポートの数は値Nports CSIの整数倍である。より具体的には、第1グループの実施の形態では、各集約されたCSI−RSリソース内で運ばれるポートの数は整数Q=S/Nres CSI>Nports CSIである。これは、背景のセクションで上述されたNZP CSI−RS設計とは異なる。そこでは、各集約されたCSI−RSリソース内で運ばれるポートの数はNports CSIに制限される。LTEのリリース13までの場合、Nports CSIは2、4および8の値をとりうる。
各集約されたCSI−RSリソース内にNports CSIより多くのCSI−RSポートを詰め込むために、S/(Nports CSIres CSI)個の隣接PRBに亘ってCDMグループを形成してもよい。例えば、二つの従来の8ポートNZP CSI−RSリソースが集約されて新たなひとつのCSI−RS設計が形成される、Nports CSI=8およびNres CSI=2を伴う場合を考える。これは、32ポートNZP CSI−RS設計(すなわち、S=32)を形成するのに用いられ得る。この設計では、各集約されたCSI−RSリソースはQ=S/Nres CSI=16個のCSI−RSポートを運ぶことができる(LTEリリース13の16ポート設計は各集約されたCSI−RSリソース内に8ポートのみ許すことに注意する)。各集約されたCSI−RS内に16個のCSI−RSポートを詰め込むために、S/(Nports CSIres CSI)=32/(8・2)=2個の隣接PRBに亘ってCDMグループを形成する。これらのCDMグループのそれぞれに亘って適用されるOCCの長さは、特定のNZP CSI−RS設計に対応する詳細な実施の形態において後述される設計パラメータである。
各集約されたCSI−RSリソースにより多くのCSI−RSポートを詰め込むことで、LTEリリース13CSI−RS設計でなされるように各集約されるリソースをNports CSI個のCSI−RSポートに制限するアプローチと比較して、CSI−RS リソース要素オーバヘッドを低減することができる。さらに、第1グループの実施の形態において、各集約されたCSI−RSリソースがリソースごとにNports CSIより多くのCSI−RSポートを運ぶので、集約される必要があるNZP CSI−RSリソースの数を低減できる。したがって、サブフレーム内で利用可能なCSI−RS設定の数を減らす必要がない。
特定の実施の形態は、長さ8のOCCを伴う32ポートNZP CSI−RS設計を含む。32ポートNZP CSI−RS設計は、二つの従来の8ポートCSI−RSリソースを集約することによって得られ得る。したがって、S=32、Nports CSI=8およびNres CSI=2である。各集約されたCSI−RSリソースはQ=16ポートを運び、CDMグループは二つの隣接するPRBに亘って形成される。この設計は、ひとつのCDMグループ内で、式11で示されるような長さ8のOCCを用いてもよい。この設計で、各サブフレーム内で、CSI−RS REオーバヘッドの増大なく、二つの32ポートCSI−RS設定が可能である。長さ8のOCCを用いる32ポートNZP CSI−RS設計の一例が図13に示される。
図13は、特定の実施の形態に係る、長さ8のOCCを伴う32ポートNZP CSI−RS設計を示す例示的なリソース要素グリッドである。リソース要素グリッドは二つPRB16を備える。水平軸は時間ドメインを表し、垂直軸は周波数ドメインを表す。
LTEの従来の8ポートCSI−RSリソース0および1を集約して32ポートNZP CSI−RS設計を形成する。同じ従来の8ポートCSI−RSリソース内の二つの隣接PRBにおいて文字「A」が付されたCSI−RSリソース要素を一緒にグループ化してひとつのCDMグループを形成する。同様に、同じ従来の8ポートCSI−RSリソース内の二つの隣接PRBにおいて文字「B」が付されたCSI−RSリソース要素を一緒にグループ化して別のCDMグループを形成する。
式11の長さ8のOCCを用いて、各CDMグループ内で8個のCSI−RSポートを送信することができる。その結果、各従来の8ポートCSI−RSリソースの二つのCDMグループ内で16個のCSI−RSポートを送信することができ、一緒に集められた二つの8ポート従来型CSI−RSリソースにおいて32個のCSI−RSポートを送信することができる。
図13に示される例は一緒に集められた従来の8ポートCSI−RS設定0および1を示すが、同じ設計思想を、二つの他の従来型8ポートCSI−RS設定が一緒に集められる場合にも適用できる。
式11
特定の実施の形態は、長さ8のOCCを伴う24ポートNZP CSI−RS設計を含む。24ポートNZP CSI−RS設計は、三つの従来の4ポートCSI−RSリソースを集約することによって得られ得る。したがって、S=24、Nports CSI=4およびNres CSI=3である。各集約されたCSI−RSリソースはQ=8ポートを運び、CDMグループは二つの隣接するPRBに亘って形成される。この設計は、ひとつのCDMグループ内で、式11で示されるような長さ8のOCCを用いてもよい。この設計で、各サブフレーム内で、CSI−RS REオーバヘッドの増大なく、三つの24ポートCSI−RS設定が可能である。長さ8のOCCを用いる24ポートNZP CSI−RS設計の一例が図14に示される。
図14は、特定の実施の形態に係る、長さ8のOCCを伴う24ポートNZP CSI−RS設計を示す例示的なリソース要素グリッドである。リソース要素グリッドは二つPRB16を備える。水平軸は時間ドメインを表し、垂直軸は周波数ドメインを表す。
LTEの従来の4ポートCSI−RSリソース0、2および8を集約して24ポートNZP CSI−RS設計を形成する。同じ従来の4ポートCSI−RSリソース内の二つの隣接PRBにおいて文字「A」が付されたCSI−RSリソース要素を一緒にグループ化してひとつのCDMグループを形成する。式11の長さ8のOCCを用いて、各CDMグループ内で8個のCSI−RSポートを送信することができる。
図示の例では各従来の4ポートCSI−RSリソースはCDMグループをひとつだけ含むので、集約されたCSI−RSリソースごとに8個のCSI−RSポートを送信することができる。三つの集約された従来型4ポートCSI−RSリソース内で総計24個のCSI−RSポートを送信することができる。図14に示される例は一緒に集められた従来の4ポートCSI−RS設定0、2および8を示すが、同じ設計思想を、三つの他の従来型4ポートCSI−RS設定が一緒に集められる場合にも適用できる。
16個より多くのアンテナポートを用いるCSI−RSについて、高次レイヤパラメータ「cdmType」がcdm8に設定される場合、アンテナポート番号は、
式12
ここで、p'∈{15,16,...,15+Nports CSI-1}およびq∈{0,1}はCSI−RSリソース番号i'∈{0、1、...、Nres CSI−1}のためのものである。
16個より多くのアンテナポートを用いるCSI−RSについて、高次レイヤパラメータ「cdmType」がcdm8に設定される場合、アンテナポートp上の参照シンボルとして用いられる複素数値変調シンボルak,l (p)へは以下のように定義されてもよい:
式13
ここで、
式14
ここで、式13のwp',m(i)は表5により与えられる。さらに、Mod(x,2)はモジュロ2演算子を示す(xが奇数である場合、Mod(x,2)=1であり、xが偶数である場合、Mod(x,2)=0である)。式14で定義される量iおよび量p'に依存することに加えて、wp',m(i)はまた、リソースブロックインデクスmおよび式12で定義される量qにも依存する。表5の条件1−3のうちのひとつが満たされる場合、[wp',m(0),...,wp',m(3)]は、表5の上部に示されるようにqの値に依存して選択される。表5の条件4−6のうちのひとつが満たされる場合、[wp',m(4),...,wp',m(7)]は、表5の下部に示されるようにqの値に依存して選択される。
表5:CDM8のシーケンスwp',m(i)
特定の実施の形態は、長さ4のOCCを伴う20ポートNZP CSI−RS設計を含む。20ポートNZP CSI−RS設計は、5つの従来の2ポートCSI−RSリソースを集約することによって得られ得る。したがって、S=20、Nports CSI=2およびNres CSI=5である。各集約されたCSI−RSリソースはQ=4ポートを運び、CDMグループは二つの隣接するPRBに亘って形成される。この設計は、ひとつのCDMグループ内で、式15で示されるような長さ4のOCCを用いる。各サブフレーム内で、CSI−RSリソース要素オーバヘッドの増大なく、四つの20ポートCSI−RS設定が可能である。長さ4のOCCを用いる20ポートNZP CSI−RS設計の一例が図15に示される。
図15は、特定の実施の形態に係る、長さ4のOCCを伴う20ポートNZP CSI−RS設計を示す例示的なリソース要素グリッドである。リソース要素グリッドは二つPRB16を備える。水平軸は時間ドメインを表し、垂直軸は周波数ドメインを表す。
LTEの従来の2ポートCSI−RSリソース0、2、13、16および18を集約して20ポートNZP CSI−RS設計を形成する。同じ従来の2ポートCSI−RSリソース内の二つの隣接PRBにおいて文字「A」が付されたCSI−RSリソース要素を一緒にグループ化してひとつのCDMグループを形成する。式15の長さ4のOCCを用いて、各CDMグループ内で4個のCSI−RSポートを送信することができる。
従来の2ポートCSI−RSリソースは従来の2ポートCSI−RSリソースごとにCDMグループをひとつだけ含むので、集約されたCSI−RSリソースごとに4個のCSI−RSポートを送信することができる。五つの集約された従来型2ポートCSI−RSリソース内で総計20個のCSI−RSポートを送信することができる。図15に示される例は一緒に集められた従来の2ポートCSI−RS設定0、2、13、16および18を示すが、同じ設計思想を、五つの他の従来型2ポートCSI−RS設定が一緒に集められる場合にも適用できる。
式15
特定の実施の形態は、長さ4のOCCを伴う28ポートNZP CSI−RS設計を含む。28ポートNZP CSI−RS設計は、7つの従来の2ポートCSI−RSリソースを集約することによって得られ得る。したがって、S=28、Nports CSI=2およびNres CSI=7である。各集約されたCSI−RSリソースはQ=4ポートを運び、CDMグループは二つの隣接するPRBに亘って形成される。この設計は、ひとつのCDMグループ内で、式15で示されるような長さ4のOCCを用いる。各サブフレーム内で、CSI−RSリソース要素オーバヘッドの増大なく、二つの28ポートCSI−RS設定が可能である。長さ4のOCCを用いる28ポートNZP CSI−RS設計の一例が図16に示される。
図16は、特定の実施の形態に係る、長さ4のOCCを伴う28ポートNZP CSI−RS設計を示す例示的なリソース要素グリッドである。リソース要素グリッドは二つPRB16を備える。水平軸は時間ドメインを表し、垂直軸は周波数ドメインを表す。
LTEの従来の2ポートCSI−RSリソース0、2、4、10、13、16および18を集約して28ポートNZP CSI−RS設計を形成する。同じ従来の2ポートCSI−RSリソース内の二つの隣接PRBにおいて文字「A」が付されたCSI−RSリソース要素を一緒にグループ化してひとつのCDMグループを形成する。同じ符号を伴うCSI−RSリソース要素は同じCDMグループの一部である(例えば、A0が付された四つのリソース要素はCDMグループ0を形成する)。式15の長さ4のOCCを用いて、各CDMグループ内で4個のCSI−RSポートを送信することができる。
この例では従来の2ポートCSI−RSリソースはCDMグループをひとつだけ含むので、集約されたCSI−RSリソースごとに4個のCSI−RSポートを送信することができる。七つの集約された従来型2ポートCSI−RSリソース内で総計28個のCSI−RSポートを送信することができる。図15に示される例は一緒に集められた従来の2ポートCSI−RS設定0、2、4、10、13、16および18を示すが、同じ設計思想を、七つの他の従来型2ポートCSI−RS設定が一緒に集められる場合にも適用できる。
16個より多くのアンテナポートを用いるCSI−RSについて、高次レイヤパラメータ「cdmType」がcdm4に設定される場合、アンテナポート番号は、
式16
ここで、p'∈{15,16,...,15+Nports CSI-1}およびq∈{0,1}はCSI−RSリソース番号i'∈{0、1、...、Nres CSI−1}のためのものである。
16個より多くのアンテナポートを用いるCSI−RSについて、高次レイヤパラメータ「cdmType」がcdm4に設定される場合、アンテナポートp上の参照シンボルとして用いられる複素数値変調シンボルak,l (p)は以下のように定義されてもよい:
式17
ここで、
式18
ここで、式17のwp',m(i)は表6により与えられる。さらに、Mod(x,2)はモジュロ2演算子を示す(xが奇数である場合、Mod(x,2)=1であり、xが偶数である場合、Mod(x,2)=0である)。式18で定義される量iおよび量p'に依存することに加えて、wp',m(i)はまた、リソースブロックインデクスmおよび式16で定義される量qにも依存する。表6の条件1−3のうちのひとつが満たされる場合、[wp',m(0),...,wp',m(3)]は、表6の上部に示されるようにqの値に依存して選択される。表6の条件4−6のうちのひとつが満たされる場合、[wp',m(4),...,wp',m(7)]は、表6の下部に示されるようにqの値に依存して選択される。
表6:CDM4のシーケンスwp',m(i)
特定の実施の形態は、長さ4のOCCを伴う24ポートNZP CSI−RS設計を含む。24ポートNZP CSI−RS設計は、三つの従来の4ポートCSI−RSリソースを集約することによって得られ得る。したがって、S=24、Nports CSI=4およびNres CSI=3である。各集約されたCSI−RSリソースはQ=8ポートを運び、CDMグループは二つの隣接するPRBに亘って形成される。この設計は、ひとつのCDMグループ内で、式15で示されるような長さ4のOCCを用いる。各サブフレーム内で、CSI−RSリソース要素オーバヘッドの増大なく、三つの24ポートCSI−RS設定が可能である。長さ4のOCCを用いる24ポートNZP CSI−RS設計の一例が図17に示される。
図17は、特定の実施の形態に係る、長さ4のOCCを伴う24ポートNZP CSI−RS設計を示す例示的なリソース要素グリッドである。リソース要素グリッドは二つPRB16を備える。水平軸は時間ドメインを表し、垂直軸は周波数ドメインを表す。
LTEの従来の4ポートCSI−RSリソース0、2および8を集約して24ポートNZP CSI−RS設計を形成する。同じ従来の4ポートCSI−RSリソース内の二つの隣接PRBにおいて文字「A」が付されたCSI−RSリソース要素を一緒にグループ化してひとつのCDMグループを形成する。同様に、同じ従来の4ポートCSI−RSリソース内の二つの隣接PRBにおいて文字「B」が付されたCSI−RSリソース要素を一緒にグループ化して別のCDMグループを形成する。式15の長さ4のOCCを用いて、各CDMグループ内で4個のCSI−RSポートを送信することができる。その結果、各従来の4ポートCSI−RSリソースの二つのCDMグループ内で8個のCSI−RSポートを送信することができ、一緒に集められた三つの4ポート従来型CSI−RSリソースにおいて24個のCSI−RSポートを送信することができる。図17に示される例は一緒に集められた従来の4ポートCSI−RS設定0、2および8を示すが、同じ設計思想を、三つの他の従来型4ポートCSI−RS設定が一緒に集められる場合にも適用できる。
特定の実施の形態は、長さ4のOCCを伴う32ポートNZP CSI−RS設計を含む。32ポートNZP CSI−RS設計は、二つの従来の8ポートCSI−RSリソースを集約することによって得られ得る。したがって、S=32、Nports CSI=8およびNres CSI=2である。各集約されたCSI−RSリソースはQ=16ポートを運び、CDMグループは二つの隣接するPRBに亘って形成される。この設計は、ひとつのCDMグループ内で、式15で示されるような長さ4のOCCを用いる。各サブフレーム内で、CSI−RSリソース要素オーバヘッドの増大なく、二つの32ポートCSI−RS設定が可能である。長さ4のOCCを用いる32ポートNZP CSI−RS設計の一例が図18に示される。
図18は、特定の実施の形態に係る、長さ4のOCCを伴う32ポートNZP CSI−RS設計を示す例示的なリソース要素グリッドである。リソース要素グリッドは二つPRB16を備える。水平軸は時間ドメインを表し、垂直軸は周波数ドメインを表す。
LTEの従来の8ポートCSI−RSリソース0および1を集約して32ポートNZP CSI−RS設計を形成する。同じ従来の8ポートCSI−RSリソース内の二つの隣接PRBにおいて文字「A」が付されたCSI−RSリソース要素を一緒にグループ化してひとつのCDMグループを形成する。同様に、同じ従来の8ポートCSI−RSリソース内の二つの隣接PRBにおいて文字「B」、「C」および「D」が付されたCSI−RSリソース要素を一緒にグループ化してさらに三つのCDMグループを形成する。式15の長さ4のOCCを用いて、各CDMグループ内で4個のCSI−RSポートを送信することができる。その結果、各従来の8ポートCSI−RSリソースの四つのCDMグループ内で16個のCSI−RSポートを送信することができ、一緒に集められた二つの8ポート従来型CSI−RSリソースにおいて32個のCSI−RSポートを送信することができる。図18に示される例は一緒に集められた従来の8ポートCSI−RS設定0および1を示すが、同じ設計思想を、二つの他の従来型8ポートCSI−RS設定が一緒に集められる場合にも適用できる。
16個より多くのアンテナポートを用いるCSI−RSについて、高次レイヤパラメータ「cdmType」がcdm4に設定される場合、アンテナポート番号は、
式19
ここで、p'∈{15,16,...,15+Nports CSI-1}およびq∈{0,1}はCSI−RSリソース番号i'∈{0、1、...、Nres CSI−1}のためのものである。
16個より多くのアンテナポートを用いるCSI−RSについて、高次レイヤパラメータ「cdmType」がcdm4に設定される場合、アンテナポートp上の参照シンボルとして用いられる複素数値変調シンボルak,l (p)は以下のように定義されてもよい:
式20
ここで、
式21
ここで、式15のwp',m(i)は表7により与えられる。さらに、Mod(x,2)はモジュロ2演算子を示す(xが奇数である場合、Mod(x,2)=1であり、xが偶数である場合、Mod(x,2)=0である)。式21で定義される量iおよび量p'に依存することに加えて、wp',m(i)はまた、リソースブロックインデクスmおよび式19で定義される量qにも依存することを注意しておく。表7の条件1−3のうちのひとつが満たされる場合、[wp',m(0),...,wp',m(3)]は、表7の上部に示されるようにqの値に依存して選択される。表7の条件4−6のうちのひとつが満たされる場合、[wp',m(4),...,wp',m(7)]は、表7の下部に示されるようにqの値に依存して選択される。
表7:CDM4のシーケンスwp',m(i)
いくつかの実施の形態は奇数個のPRBを含む。第1グループの実施の形態のいくつかでは、CSI−RSリソース要素はPRBペアとされてもよい(すなわち、各CSI−RSポートのCSI−RS信号は二つの隣接するPRBのリソース要素上で送信される)。しかしながら、いくつかのLTEシステムは奇数個のPRBを含む。例えば、5MHzのシステム帯域幅を伴うシステムは25個のPRBを含んでもよく、15MHzの帯域幅を伴うシステムは75個のPRBを含んでもよい。この場合、ひとつのオプションは、PRBのうちのひとつでCSI−RSを送信せず、そのPRBのCSI−RSリソース要素がPDSCHに割り当てられることである。ひとつの疑問は、CSI−RS送信を含まないPRBはどこに割り当てられるべきか、である。
特定の実施の形態は、そのPRBを帯域幅の中間に割り当ててもよい。例えば、0から24までインデクスが与えられたPRBを伴う5MHz帯域幅について、PRB#12はCSI−RSを送信しないものとして選択されてもよい。0から74までインデクスが与えられたPRBを伴う15MHz帯域幅について、PRB#38はCSI−RSを送信しないものとして選択されてもよい。一般に、N個のPRBを伴いmod(N,2)=1であるシステムについて、図19に示されるように、PRB#(N−1)/2はCSI−RSを送信しないものとして選択されてもよい。
図19は、ある実施の形態に係る、奇数個のPRBを伴うシステムにおける、CRS伝送を伴わないPRBの割り当てを示す。リソース要素グリッドは二つPRB16を備える。図示の通り、各システムの中間PRBはCSI−RS送信を伴わないPRBである。
このPRB選択による利点のひとつは、選択されるPRBが所定のサブフレームにおいてPSS/SSS/PBCHを運ぶ6個のPRBのうちのひとつであることであり、それらを介したCSI−RS伝送は許されておらず、したがって、CSI−RS送信のためのPRBを除去することによるチャネル推定へのインパクトは大きくない。また、ある実施の形態では、UEはPRBの両側においてチャネル推定に基づいてPRBのチャネル補間を行うことができ、CSI−RS送信を伴わないPRBが帯域エッジに割り当てられる場合と比べて帯域エッジ効果はより小さいことが期待される。
第2グループの実施の形態において、CSI−RSポートのうちの一部が第1PRBを介して送信され、CSI−RSポートのうちの残りが第2PRBを介して送信されてもよい。背景セクションで上述された既存のCSI−RS設計では、CSI−RS信号は関連アンテナポートの各PRB上で送信される。これは、送信アンテナポートと受信アンテナポートとのペアのそれぞれの間のチャネルを、各PRBにおいて推定することを可能とする。しかしながら、チャネルの周波数選択性がより小さい場合(すなわち、チャネルが周波数に亘ってそれほど変化しない)、PRBごとのチャネル推定は不要でありうる。システムパフォーマンスをそれほど失うこと無く、周波数ドメインにおいてはチャネルをより粗く測定することが可能である。
例えば、第2グループの実施の形態において、CSI−RSポートのうちの一部が偶数番目のPRBを介して送信され、CSI−RSポートのうちの残りが奇数番目のPRBを介して送信されてもよい。これは、CSI−RSリソースオーバヘッドを増大させることなくより多くのアンテナポートをサポートする。加えて、サブフレーム内で利用可能なCSI−RS設定の数を減らす必要がない。
特定の実施の形態は、長さ8のOCCを伴う32ポートNZP CSI−RS設計を含む。32ポートNZP CSI−RS設計は、二つの従来の8ポートCSI−RSリソースを集約することによって得られ得る。各集約されたCSI−RSリソースは、偶数番目のPRBで8個のポートを運び、奇数番目のPRBで8個のポートを運ぶ。したがって、二つの集約されたCSI−RSリソースは、偶数番目のPRBで16個のポートを運び、奇数番目のPRBで別の16個のポートを運ぶ。この設計は、ひとつのCDMグループ内で、式11で示されるような長さ8のOCCを用いる。各サブフレーム内で、CSI−RSリソース要素オーバヘッドの増大なく、二つの32ポートCSI−RS設定が可能である。長さ8のOCCを用いる32ポートNZP CSI−RS設計の一例が図20に示される。
図20は、特定の実施の形態に係る、長さ8のOCCを伴う32ポートNZP CSI−RS設計を伴う二つの例示的なリソース要素グリッドを示す。リソース要素グリッドは二つのPRB16を備える。各リソース要素グリッドはひとつのPRB16を備える。水平軸は時間ドメインを表し、垂直軸は周波数ドメインを表す。
LTEの従来の8ポートCSI−RSリソース0および1を集約して32ポートNZP CSI−RS設計を形成する。同じ従来の8ポートCSI−RSリソース内の偶数番目のPRBにおいて文字「A」が付されたCSI−RSリソース要素を一緒にグループ化してひとつのCDMグループを形成する。同様に、同じ従来の8ポートCSI−RSリソース内の奇数番目のPRBにおいて文字「B」が付されたCSI−RSリソース要素を一緒にグループ化して別のCDMグループを形成する。
式11の長さ8のOCCを用いて、各CDMグループ内で8個のCSI−RSポートを送信することができる。この実施の形態では、CDMグループはPRB内に含まれる。図20に示される例は一緒に集められた従来の8ポートCSI−RS設定0および1を示すが、同じ設計思想を、二つの他の従来型8ポートCSI−RS設定が一緒に集められる場合にも適用できる。
16個より多くのアンテナポートを用いるCSI−RSについて、高次レイヤパラメータ「cdmType」がcdm8に設定される場合、アンテナポート番号は、
式22
ここで、p'∈{15,16,...,15+Nports CSI-1}およびq∈{0,1}はCSI−RSリソース番号i'∈{0、1、...、Nres CSI−1}のためのものである。
16個より多くのアンテナポートを用いるCSI−RSについて、高次レイヤパラメータ「cdmType」がcdm8に設定される場合、アンテナポートp上の参照シンボルとして用いられる複素数値変調シンボルak,l (p)は以下のように定義されてもよい:
式23
ここで、
式24
ここで、式23のwp'(i)は表8により与えられる。さらに、Mod(x,2)はモジュロ2演算子を示す(xが奇数である場合、Mod(x,2) =1であり、xが偶数である場合、Mod(x,2)=0である)。
表8:CDM4のシーケンスwp'(i)
特定の実施の形態は、長さ4のOCCを伴う20ポートNZP CSI−RS設計を含む。図21に示されるように、20ポートNZP CSI−RS設計は、偶数番目のPRB内の3つの従来型4ポートCSI−RSリソースと奇数番目のPRB内の2つの従来型4ポートCSI−RSリソースとを集約することによって得られ得る。各集約されたCSI−RSリソースは、偶数番目のPRBで4個のポートを運び、奇数番目のPRBで4個のポートを運ぶ。偶数番目のPRB内に3つの集約CSI−RSリソースが与えられると、これらの集約リソースは12個のポートを運ぶ。奇数番目のPRB内の2つの集約CSI−RSリソースは8個のポートを運ぶ。この設計は、ひとつのCDMグループ内で、式15で示されるような長さ4のOCCを用いる。各サブフレーム内で、CSI−RSリソース要素オーバヘッドの増大なく、四つまでの20ポートCSI−RS設定が可能である。長さ4のOCCを用いる20ポートNZP CSI−RS設計の一例が図21に示される。
図21は、特定の実施の形態に係る、長さ4のOCCを伴う20ポートNZP CSI−RS設計を伴う二つの例示的なリソース要素グリッドを示す。リソース要素グリッドは二つのPRB16を備える。水平軸は時間ドメインを表し、垂直軸は周波数ドメインを表す。
偶数番目のPRBにおいてLTEの従来の4ポートCSI−RSリソース0、2および8を集約し、奇数番目のPRBにおいてLTEの従来の4ポートCSI−RSリソース0および8を集約する。同じ従来の4ポートCSI−RSリソース内の偶数番目のPRBにおいて文字「A」が付されたCSI−RSリソース要素を一緒にグループ化してひとつのCDMグループを形成する。同様に、同じ従来の4ポートCSI−RSリソース内の奇数番目のPRBにおいて文字「B」が付されたCSI−RSリソース要素を一緒にグループ化して別のCDMグループを形成する。式15の長さ4のOCCを用いて、各CDMグループ内で4個のCSI−RSポートを送信することができる。この実施の形態では、CDMグループはPRB内に含まれる。図21に示される例は一緒に集められた従来の4ポートCSI−RS設定0、8および2を示すが、同じ設計思想を、奇数番目のPRBにおいて二つの他の従来型4ポートCSI−RS設定が一緒に集められる場合や偶数番目のPRBにおいて三つの他の従来型4ポートCSI−RS設定が一緒に集められる場合にも適用できる。
特定の実施の形態は、長さ4のOCCを伴う28ポートNZP CSI−RS設計を含む。図22に示されるように、28ポートNZP CSI−RS設計は、偶数番目のPRB内の4つの従来型4ポートCSI−RSリソースと奇数番目のPRB内の3つの従来型4ポートCSI−RSリソースとを集約することによって得られ得る。各集約されたCSI−RSリソースは、偶数番目のPRBで4個のポートを運び、奇数番目のPRBで4個のポートを運ぶ。偶数番目のPRB内に4つの集約CSI−RSリソースが与えられると、これらの集約リソースは16個のポートを運ぶ。奇数番目のPRB内の3つの集約CSI−RSリソースは12個のポートを運ぶ。この設計は、ひとつのCDMグループ内で、式15で示されるような長さ4のOCCを用いる。各サブフレーム内で、CSI−RSリソース要素オーバヘッドの増大なく、二つまでの28ポートCSI−RS設定が可能である。長さ4のOCCを用いる28ポートNZP CSI−RS設計の一例が図22に示される。
図22は、特定の実施の形態に係る、長さ4のOCCを伴う28ポートNZP CSI−RS設計を伴う二つの例示的なリソース要素グリッドを示す。リソース要素グリッドは二つのPRB16を備える。水平軸は時間ドメインを表し、垂直軸は周波数ドメインを表す。
偶数番目のPRBにおいてLTEの従来の4ポートCSI−RSリソース0、1、2および8を集約し、奇数番目のPRBにおいてLTEの従来の4ポートCSI−RSリソース0、2および8を集約する。同じ従来の4ポートCSI−RSリソース内の偶数番目のPRBにおいて文字「A」が付されたCSI−RSリソース要素を一緒にグループ化してひとつのCDMグループを形成する。同様に、同じ従来の4ポートCSI−RSリソース内の奇数番目のPRBにおいて文字「B」が付されたCSI−RSリソース要素を一緒にグループ化して別のCDMグループを形成する。式15の長さ4のOCCを用いて、各CDMグループ内で4個のCSI−RSポートを送信することができる。この実施の形態では、CDMグループはPRB内に含まれる。図22に示される例は一緒に集められた従来の4ポートCSI−RS設定0、2、8および1を示すが、同じ設計思想を、奇数番目のPRBにおいて三つの他の従来型4ポートCSI−RS設定が一緒に集められる場合や偶数番目のPRBにおいて四つの他の従来型4ポートCSI−RS設定が一緒に集められる場合にも適用できる。
16個より多くのアンテナポートを用いるCSI−RSについて、高次レイヤパラメータ「cdmType」がcdm4に設定される場合、アンテナポート番号は、
式25
ここで、p'∈{15,16,...,15+Nports CSI-1}。式25のCSI−RSリソース番号i'は以下で与えられる。
式26
式26において、条件q=0およびq=1はそれぞれ偶数番目のPRB、奇数番目のPRBに対応する。したがって、Nres,1 CSIおよびNres,2 CSIはそれぞれ、偶数番目のPRB、奇数番目のPRBについて設定された従来型CSIリソースの数を表す。20個のNZP CSI−RSポートについて、Nres,1 CSI=3およびNres,2 CSI=2。28個のNZP CSI−RSポートについて、Nres,1 CSI=4およびNres,2 CSI=3。異なる数のCSI−RSポートを伴うある他の実施の形態では、Nres,1 CSIおよびNres,2 CSIは等しくなるよう選択されてもよい。
16個より多くのアンテナポートを用いるCSI−RSについて、高次レイヤパラメータ「cdmType」がcdm4に設定される場合、アンテナポートp上の参照シンボルとして用いられる複素数値変調シンボルak,l (p)は以下のように定義されてもよい:
式27
ここで、
式28
ここで、式28のwp'(i)は表4により与えられる。さらに、Mod(x,2)はモジュロ2演算子を示す(xが奇数である場合、Mod(x,2)=1であり、xが偶数である場合、Mod(x,2)=0である)。
第3グループの実施の形態は後方互換性をサポートする。例えば、16より多くのポートを伴うシステムが展開される場合、従来のUEが依然としてサポートされることが望ましい。8ポートCSI−RSをサポートする従来型のUEについて、8個のアンテナポートでのデータ伝送をサポートすることが望ましい。そのような後方互換性フィーチャをサポートするため、特定の実施の形態はOCC2コードを用い、CSI−RSポートのうちの8つを従来のUEと共有してもよい。いくつかの実施の形態は各PRB内の全てのCSI−RSポートのCSI−RSリソースを割り当ててもよい。
特定の実施の形態は、長さ2のOCCを伴うNZP CSI−RS設計を含む。32個のCSI−RSポートについて、32個のCSI−RSリソース要素が各PRB内で割り当てられる。図23に示されるように、32個のリソース要素は4つの従来型8ポートCSI−RSリソースの集約であってもよい。
図23は、特定の実施の形態に係る、長さ2のOCCを伴う32ポートNZP CSI−RS設計を示す例示的なリソース要素グリッドである。水平軸は時間ドメインを表し、垂直軸は周波数ドメインを表す。
OCC2コードは、各8ポートリソースの同じ文字(例えば、「A」)が付されているリソース要素に亘って適用される。同じ8ポートリソースのリソース要素は同じ番号を含む。例えば、リソース要素ペアA0、B0、C0およびD0はひとつの8ポートリソースを形成する。
アンテナポートをCSI−RSリソース要素に適切に割り当てることによって、8ポートCSI−RSリソースのうちのひとつを8個のCSI−RSポートをサポートする従来型UE用にも設定可能である。従来型UEについてCSI−RSリソース要素の残りをZP CSI−RSとして構成してもよく、この場合、UEは、それらのリソース要素上でのCSI−RS伝送はないと仮定する。例えば、8ポートCSI−RSリソース設定0から3を集約してひとつの32ポートCSI−RSリソースを形成すると共に、8個のCSI−RSポートのみをサポートする従来型UEとの共有のために8ポートCSI−RS設定0を用いてもよい。
従来型8ポートCSI−RSと完全に互換であるために、二つの極性を伴うアンテナが展開される場合、図23で文字「A」および「B」が付されたCSI−RSリソース要素は一方の極性を伴うアンテナポートにマッピングされ、一方で、「C」および「D」が付されたリソース要素は他方の極性を伴うアンテナポートにマッピングされてもよい。これは、32ポートCSI−RSと四つの8ポートCSI−RSとの間の適切なCSI−RSポートマッピングによりなされうる。一例が表9に示されており、そこでは32個のCSI−RSポートは15から46までインデクスされており、一方で四つの8CSI−RSポートのそれぞれは15から22までインデクスされる。
表9:従来型UEをサポートするための例示的なCSI−RSポートマッピング
同様に、M個の従来型CSI−RSリソースを集約することによって、N個(N>16)のCSI−RSポート用のリソースを得ることができる。例えば:五つの従来型4ポートCSI−RSリソースを集約することで20ポートCSI−RSを得ることができ、六つの従来型4ポートCSI−RSリソースを集約することで、または三つの8ポートCSI−RSリソースを集約することで24ポートCSI−RSを得ることができ、七つの従来型4ポートCSI−RSリソースを集約することで28ポートCSI−RSを得ることができる。
特定の実施の形態では、従来型CSI−RSリソースのうちのひとつは4つまたは8つCSI−RSポートをサポートする従来型UEと共有されうる。
図12−23に関して説明された例は、総じて、図24のフローチャート(ネットワークノードに関する)および図25のフローチャート(無線デバイスに関する)によって表されてもよい。
図24は、ある実施の形態に係る、ネットワークノードにおける、チャネル状態情報参照信号(CSI−RS)を送信する例示的方法を示すフロー図である。特定の実施の形態では、図24のひとつ以上のステップは、図12に関して説明された無線ネットワーク100の無線ネットワーク要素によって行われてもよい。
方法はステップ2412において始まり、そこでは、ネットワークノードは、複数(M)個のCSI−RSを無線サブフレームのリソース要素にマッピングする。Mは16より大きい。例えば、ネットワークノード120は、20個(または24個、28個、32個、または任意の適切な他の数)のアンテナポートを無線サブフレームのリソース要素にマッピングしてもよい。ネットワークノード120は、20個のアンテナポートのうちの一部を第1PRB(例えば、全て奇数番目のPRB)にマッピングし、残りのアンテナポートを第2PRB(例えば、全て偶数番目のPRB)にマッピングしてもよい。
特定の実施の形態では、マッピングすることは、前記無線サブフレームのリソース要素を複数の集約CSI−RSリソースへとグループ化することを含む。各集約CSI−RSリソースはPRBごとにNports CSI個のリソース要素(例えば、2個、4個または8個のリソース要素)を含んでもよい。マッピングすることはさらに、前記複数の集約されたCSI−RSリソースのうちの複数個(
)を合成することで前記M個のCSI−RSポートを運ぶことを含む。各集約されたCSI−RSリソース内で運ばれるアンテナポートの数(Q)がNports CSIの整数倍である。特定の実施の形態は、図13−23に関して説明されたリソースマッピングのうちのいずれかを含んでもよい。
ステップ2414において、ネットワークノードはM個のCSI−RSを無線デバイスに送信する。M個のポートのうちの一部は第1PRBを介して送信され、M個のポートのうちの残りは第2PRBを介して送信される。例えば、ネットワークノード120は32個のCSI−RSを無線デバイス110に送信してもよい。32個のポートのうちの一部(例えば、16個)は奇数番目のPRB上で送信され、残りのCSI−RS(例えば、16個)は偶数番目のPRB上で送信されてもよい。特定の実施の形態は、図13−23に関して説明された例のうちのいずれかにしたがい、M個のCSI−RSを送信してもよい。無線デバイス110はCSI−RSを用いてチャネル推定を行ってもよい。
ステップ2416において、ネットワークノードは、前記送信されたCSI−RSポートのうちのひとつ以上に基づく測定チャネル状態情報を、無線デバイスから、受信してもよい。例えば、ネットワークノード120は無線デバイス110から測定チャネル状態情報を受信してもよい。
方法2400に対して変更、追加、または省略を行ってもよい。加えて、図24の方法2400のひとつ以上のステップは並列して、または任意の適切な順序で、行われてもよい。方法2400のステップは必要に応じて時間の経過と共に繰り返されてもよい。
図25は、ある実施の形態に係る、無線デバイスにおける、チャネル状態情報参照信号(CSI−RS)を受信する例示的方法を示すフロー図である。特定の実施の形態では、図25のひとつ以上のステップは、図12に関して説明された無線ネットワーク100の無線ネットワーク要素によって行われてもよい。
方法はステップ2512で始まり、そこでは、無線デバイスが複数(M)個のCSI−RSポートを受信する。M個のポートのうちの一部は第1PRBを介して受信され、M個のポートのうちの残りは第2PRBを介して受信される。例えば、無線デバイス110は32個のCSI−RSをネットワークノード120から受信してもよい。32個のポートのうちの一部(例えば、16個)は奇数番目のPRB上で受信され、残りのCSI−RS(例えば、16個)は偶数番目のPRB上で受信されてもよい。特定の実施の形態は、図13−23に関して説明された例のうちのいずれかにしたがい、M個のCSI−RSを受信してもよい。
ステップ2514において、無線デバイスは、前記受信されたCSI−RSポートのチャネルを測定することで、有効チャネルを推定してもよい。例えば、無線デバイス110は32個の受信CSI−RSを測定し、その測定を用いることでネットワークノード120と無線デバイス110との間の有効チャネルを推定してもよい。
ステップ2516において、無線デバイスは、測定チャネル状態情報をネットワークノードに送信する。例えば、無線デバイス110は測定チャネル状態情報をネットワークノード120に送信してもよい。
方法2500に対して変更、追加、または省略を行ってもよい。加えて、図25の方法2500のひとつ以上のステップは並列して、または任意の適切な順序で、行われてもよい。方法2500のステップは必要に応じて時間の経過と共に繰り返されてもよい。
図26Aは、無線デバイスの例示的な実施の形態を示すブロック図である。無線デバイスは図12に示される無線デバイス110の一例である。特定の実施の形態では、無線デバイスは、ネットワークノードから、複数M(M>16)個のCSI−RSポートを受信することができる。M個のポートのうちの一部は第1PRBを介して受信され、M個のポートのうちの残りは第2PRBを介して受信される。
無線デバイスの特定の例は、携帯電話、スマートフォン、PDA(パーソナルデジタルアシスタント)、可搬コンピュータ(例えば、ラップトップ、タブレット)、センサ、モデム、マシンタイプ(MTC)デバイス/マシン対マシン(M2M)デバイス、ラップトップ組み込み装置(LEE)、ラップトップ搭載装置(LME)、USBドングル、デバイス対デバイス可能デバイス、車両対車両デバイス、または無線通信を提供可能な任意の他のデバイスを含む。無線デバイスは処理回路2600を含む。処理回路2600は、トランシーバ2610と、プロセッサ2620と、メモリ2630と、電源2640と、を含む。ある実施の形態では、トランシーバ2610は、無線ネットワークノード120への(例えば、アンテナを介した)無線信号の送信および無線ネットワークノード120からの(例えば、アンテナを介した)無線信号の受信を促進し、プロセッサ2620はインストラクションを実行することで本明細書において無線デバイスによって提供されるものとして説明されている機能のいくつかまたは全てを提供し、メモリ2630はプロセッサ2620によって実行されるインストラクションを保持する。電源2640は、トランシーバ2610、プロセッサ2620および/またはメモリ2630などの無線デバイス110のコンポーネントのうちのひとつ以上に電力を供給する。
プロセッサ2620は、インストラクションを実行しデータを操作することで無線デバイスの説明される機能のうちのいくつかまたは全てを行うために、ひとつ以上の集積回路またはモジュールで実装されるハードウエアおよびソフトウエアの任意の適切な組み合わせを含む。ある実施の形態では、プロセッサ2620は、例えば、ひとつ以上のコンピュータ、ひとつ以上のプログラム可能論理デバイス、ひとつ以上の中央演算ユニット(CPU)、ひとつ以上のマイクロプロセッサ、ひとつ以上のアプリケーション、および/または他のロジック、および/または任意の適切なそれらの組み合わせを含んでもよい。プロセッサ2620は、無線デバイス110の説明される機能のうちのいくつかまたは全てを行うよう構成されたアナログ回路および/またはデジタル回路を含んでもよい。例えば、プロセッサ2620は抵抗、キャパシタ、インダクタ、トランジスタ、ダイオード、および/または任意の他の適切な回路コンポーネントを含んでもよい。
メモリ2630は総じてコンピュータ実行可能コードおよびデータを保持するよう動作可能である。メモリ2630の例は、コンピュータメモリ(例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)やリードオンリメモリ(ROM))、大容量ストレージ媒体(例えば、ハードディスク)、リムーバブルストレージ媒体(例えば、コンパクトディスク(CD)やデジタルビデオディスク(DVD))、および/または情報を保持する任意の他の揮発性または不揮発性、非一時的コンピュータ可読および/またはコンピュータ実行可能メモリデバイスを含む。
電源2640は総じて無線デバイス110のコンポーネントに電力を供給するよう動作可能である。電源2640は、リチウムイオン、リチウム空気、リチウムポリマ、ニッケルカドミウム、ニッケル水素金属、または無線デバイスに電力を供給するための任意の他の適切なタイプの電池などの任意の適切なタイプの電池を含んでもよい。
特定の実施の形態では、トランシーバ2610と通信するプロセッサ2620は、ひとつ以上の無線デバイスに複数M個のCSI−RSポートを送信する。M個のポートのうちの一部は第1PRBを介して送信され、M個のポートのうちの残りは第2PRBを介して送信される。
無線デバイスの他の実施の形態は、無線デバイスの機能のある側面を提供するための追加的なコンポーネント(図26Aに示されるものを超えて)を含んでもよく、そのような機能は上述の機能のいずれかおよび/または追加的な機能(上述の解をサポートするのに必要な機能を含む)を含む。
図26Bは、無線デバイス110の例示的なコンポーネントを示すブロック図である。コンポーネントは、受信モジュール2650と、推定モジュール2652と、送信モジュール2654と、を含んでもよい。
受信モジュール2650は、無線デバイス110の受信機能を行ってもよい。例えば、受信モジュール2650は、図13-25に関して説明された例のうちのいずれかにしたがい、ひとつ以上のPRBにおいてM(M>16)個のCSI−RSアンテナポートを受信してもよい。ある実施の形態では、受信モジュール2650はプロセッサ2620を含むか、それに含まれてもよい。特定の実施の形態では、受信モジュール2650は推定モジュール2652および送信モジュール2654と通信してもよい。
推定モジュール2652は、無線デバイス110の推定機能を行ってもよい。例えば、推定モジュール2652は受信CSI−RSを用いて無線チャネルを推定してもよい。ある実施の形態では、推定モジュール2652はプロセッサ2620を含むか、それに含まれてもよい。特定の実施の形態では、推定モジュール2652は受信モジュール2650および送信モジュール2654と通信してもよい。
送信モジュール2654は、無線デバイス110の送信機能を行ってもよい。例えば、送信モジュール2654は測定チャネル状態情報をネットワークノード120に送信してもよい。ある実施の形態では、送信モジュール2654はプロセッサ2620を含むか、それに含まれてもよい。特定の実施の形態では、送信モジュール2654は受信モジュール2650および推定モジュール2652と通信してもよい。
図27Aは、ネットワークノードの例示的な実施の形態を示すブロック図である。ネットワークノードは図12に示されるネットワークノード120の一例である。特定の実施の形態では、ネットワークノードは、ひとつ以上の無線デバイスへ、複数M(M>16)個のCSI−RSポートを送信することができる。M個のポートのうちの一部は第1PRBを介して送信され、M個のポートのうちの残りは第2PRBを介して送信される。
ネットワークノード120は、eNodeB、nodeB、基地局、無線アクセスポイント(例えば、WiFiアクセスポイント)、低電力ノード、ベーストランシーバ局(BTS)、送信ポイントまたはノード、リモートRFユニット(RRU)、リモート無線ヘッド(RRH)、または他の無線アクセスノードであってもよい。ネットワークノードは処理回路2700を含む。処理回路2700は、少なくともひとつのトランシーバ2710と、少なくともひとつのプロセッサ2720と、少なくともひとつのメモリ2730と、少なくともひとつのネットワークインタフェース2740と、を含む。トランシーバ2710は、無線デバイス110などの無線デバイスへ(例えば、アンテナを介して)無線信号を送信することおよび無線デバイス110などの無線デバイスから(例えば、アンテナを介して)無線信号を受信することを促進し、プロセッサ2720はインストラクションを実行することでネットワークノード120によって提供されるものとして上述されている機能のいくつかまたは全てを提供し、メモリ2730はプロセッサ2720によって実行されるインストラクションを保持し、ネットワークインタフェース2740は、ゲートウエイ、スイッチ、ルータ、インターネット、公衆電話交換網(PSTN)、コントローラ、および/または他のネットワークノード120などのバックエンドネットワークコンポーネントに信号を伝送する。プロセッサ2720およびメモリ2730は上の図26Aのプロセッサ2620およびメモリ2630に関して説明されたものと同じタイプのものであってもよい。
ある実施の形態では、ネットワークインタフェース2740はプロセッサ2720に通信可能に結合され、ネットワークノード120への入力を受信し、ネットワークノード120からの出力を送信し、そのような入力または出力もしくはその両方の適切な処理を実行し、他のデバイスと通信し、またはそれらの任意の組み合わせを行うよう動作する任意の適切なデバイスを指す。ネットワークインタフェース2740は、ネットワークを通じて通信するための、適切なハードウエア(例えば、ポート、モデム、ネットワークインタフェースカードなど)とソフトウエア(プロトコル変換およびデータ処理能力を含む)とを含む。
特定の実施の形態では、トランシーバ2710と通信するプロセッサ2720は、ひとつ以上の無線デバイスに複数M個のCSI−RSポートを送信する。M個のポートのうちの一部は第1PRBを介して送信され、M個のポートのうちの残りは第2PRBを介して送信される。
ネットワークノード120の他の実施の形態は、ネットワークノードの機能のある側面を提供するための追加的なコンポーネント(図27Aに示されるものを超えて)を含んでもよく、そのような機能は上述の機能のいずれかおよび/または追加的な機能(上述の解をサポートするのに必要な機能を含む)を含む。種々の異なるタイプのネットワークノードは、同じ物理的なハードウエアを有するが異なる無線アクセス技術をサポートするよう(例えば、プログラミングを介して)構成されたコンポーネントを含んでもよく、または部分的にまたは完全に異なる物理的コンポーネントを表してもよい。
図27Bは、ネットワークノード120の例示的なコンポーネントを示すブロック図である。コンポーネントは、マッピングモジュール2750と、送信モジュール2752と、受信モジュール2754と、を含んでもよい。
マッピングモジュール2750は、ネットワークノード120のマッピング機能を行ってもよい。例えば、マッピングモジュール2750は、図13-25に関して説明された例のうちのいずれかにしたがい、M(M>16)個のCSI−RSアンテナポートをひとつ以上のPRBにマッピングしてもよい。ある実施の形態では、マッピングモジュール2750はプロセッサ2720を含むか、それに含まれてもよい。特定の実施の形態では、マッピングモジュール2750は送信モジュール2752および受信モジュール2754と通信してもよい。
送信モジュール2752は、ネットワークノード120の送信機能を行ってもよい。例えば、送信モジュール2752は、図13-25に関して説明された例のうちのいずれかにしたがい、ひとつ以上のPRBにおいてM(M>16)個のCSI−RSアンテナポートを送信してもよい。ある実施の形態では、送信モジュール2752はプロセッサ2720を含むか、それに含まれてもよい。特定の実施の形態では、送信モジュール2752はマッピングモジュール2750および受信モジュール2754と通信してもよい。
受信モジュール2754は、ネットワークノード120の受信機能を行ってもよい。例えば、受信モジュール2754は無線デバイス110から測定チャネル状態情報を受信してもよい。ある実施の形態では、受信モジュール2754はプロセッサ2620を含むか、それに含まれてもよい。特定の実施の形態では、受信モジュール2754はマッピングモジュール2750および送信モジュール2752と通信してもよい。
本発明の範囲から逸脱することなく、本明細書に開示されるシステムおよび装置に対する変更、追加または省略を行うことができる。システムおよび装置のコンポーネントは統合されてもよいし、分離されてもよい。さらに、システムおよび装置の動作はより多くの、より少ない、または他のコンポーネントによって行われてもよい。加えて、システムおよび装置の動作は、ソフトウエア、ハードウエアおよび/または他のロジックを含む任意の適切なロジックを用いて行われてもよい。本開示で用いられる場合、「各」は集合の各メンバ、または集合の部分集合の各メンバを指す。
本発明の範囲から逸脱することなく、本明細書に開示される方法に対する変更、追加または省略を行うことができる。方法はより多くの、より少ない、または他のステップを含んでもよい。加えて、ステップは任意の適切な順序で行われてもよい。
本開示を所定の実施の形態で説明したが、実施の形態の変更や置換は当業者には明らかであろう。したがって、実施の形態の上述の記載は本開示を制限するものではない。以下の請求の範囲により定義される、本開示の範囲から逸脱することなく、他の変形、代替および変更が可能である。
上述の記載で用いられた略語は以下を含む:
3GPP 第三世代パートナーシッププロジェクト
BTS ベーストランシーバ局
CDM 符号分割多重
D2D デバイス対デバイス
DFT 離散フーリエ変換
DL ダウンリンク
eNB eNodeB
FDD 周波数分割複信
LTE ロングタームエボリューション
MAC メディアアクセスコントロール
M2M マシン対マシン
MIMO 複数入力複数出力
MTC マシンタイプ通信
NR ニューラジオ
OFDM 直交周波数分割多重
PDSCH 物理ダウンリンク共有チャネル
PUCCH 物理アップリンク制御チャネル
PRB 物理リソースブロック
RAN 無線アクセスネットワーク
RAT 無線アクセス技術
RBS 無線基地局
RE リソース要素
RNC 無線ネットワークコントローラ
RRC 無線リソースコントロール
RRH リモート無線ヘッド
RRU リモート無線ユニット
TDD 時分割複信
UE ユーザ装置
UL アップリンク
UTRAN ユニバーサルテレストリアル無線アクセスネットワーク
WAN 無線アクセスネットワーク

Claims (54)

  1. ネットワークノードにおいて用いられる、チャネル状態情報参照信号(CSI−RS)を送信する方法であって、前記方法は、
    M個のCSI−RSポートをひとつ以上の無線デバイスへ送信することであって、前記M個のポートのうちの一部が第1物理リソースブロック(PRB)を介して送信され、前記M個のポートのうちの残りが第2PRBを介して送信される、送信すること(2414)を含む方法。
  2. 前記M個のCSI−RSポートを無線サブフレームのリソース要素にマッピングすることであって、前記M個のポートのうちの一部が前記サブフレームの第1PRBにマッピングされ、前記M個のポートのうちの残りが前記サブフレームの第2PRBにマッピングされる、マッピングすること(2412)をさらに含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記送信されたCSI−RSポートのうちのひとつ以上に基づく測定チャネル状態情報を、無線デバイスから、受信すること(2416)をさらに含む請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記第1PRBがサブフレームの奇数番目PRBであり、前記第2PRBが前記サブフレームの偶数番目PRBである請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記マッピングすることは、
    前記無線サブフレームのリソース要素を複数の集約CSI−RSリソースへとグループ化することであって、各集約CSI−RSリソースがPRBごとにNports CSI個のリソース要素を含み、Nports CSIが2個、4個または8個のリソース要素を含む、グループ化することと、
    前記複数の集約CSI−RSリソースのうちの(
    )個を合成することで前記M個のCSI−RSポートを運ぶことであって、各集約CSI−RSリソース内で運ばれるアンテナポートの数(Q)がNports CSIの整数倍である、運ぶことと、を含む請求項2から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記第1PRBで送信されるCSI−RSポートの数が前記第2PRBで送信されるCSI−RSポートの数と等しくない請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. Mが16よりも大きい請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  8. Mが32と等しく、
    前記第1PRBの前記リソース要素が集約CSI−RSリソースのグループを少なくとも二つ備え、前記少なくとも二つのグループのそれぞれが8個のリソース要素を含み、前記少なくとも二つのグループのそれぞれが8個のアンテナポートを備えており、
    前記第2PRBの前記リソース要素が集約CSI−RSリソースのグループを少なくとも二つ備え、前記少なくとも二つのグループのそれぞれが8個のリソース要素を含み、前記少なくとも二つのグループのそれぞれが8個のアンテナポートを備える請求項1から5のいずれか一項または請求項7に記載の方法。
  9. 前記第1PRBおよび前記第2PRBの集約CSI−RSリソースの前記少なくとも二つのグループのそれぞれの前記8個のアンテナポートに亘って、8直交カバーコード(OCC)分の長さが用いられる請求項9に記載の方法。
  10. Mが20と等しく、
    前記第1PRBの前記リソース要素が集約CSI−RSリソースのグループを少なくとも三つ備え、前記少なくとも三つのグループのそれぞれが4個のリソース要素を含み、前記少なくとも三つのグループのそれぞれが4個のアンテナポートを備えており、
    前記第2PRBの前記リソース要素が集約CSI−RSリソースのグループを少なくとも二つ備え、前記少なくとも二つのグループのそれぞれが4個のリソース要素を含み、前記少なくとも二つのグループのそれぞれが4個のアンテナポートを備える請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記第1リソースブロックの集約CSI−RSリソースの前記少なくとも三つのグループおよび前記第2リソースブロックの集約CSI−RSリソースの前記少なくとも二つのグループのそれぞれの前記4個のアンテナポートに亘って、4直交カバーコード(OCC)分の長さが用いられる請求項10に記載の方法。
  12. Mが28と等しく、
    前記第1PRBの前記リソース要素が集約CSI−RSリソースのグループを少なくとも四つ備え、前記少なくとも四つのグループのそれぞれが4個のリソース要素を含み、前記少なくとも四つのグループのそれぞれが4個のアンテナポートを備えており、
    前記第2PRBの前記リソース要素が集約CSI−RSリソースのグループを少なくとも三つ備え、前記少なくとも三つのグループのそれぞれが4個のリソース要素を含み、前記少なくとも三つのグループのそれぞれが4個のアンテナポートを備える請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記第1リソースブロックの集約CSI−RSリソースの前記少なくとも四つのグループおよび前記第2リソースブロックの集約CSI−RSリソースの前記少なくとも三つのグループのそれぞれの前記4個のアンテナポートに亘って、4直交カバーコード(OCC)分の長さが用いられる請求項12に記載の方法。
  14. 無線デバイスにおいて用いられる、チャネル状態情報参照信号(CSI−RS)を受信する方法であって、前記方法は、
    ある数MのCSI−RSポートを受信することであって、前記M個のポートのうちの一部は第1物理リソースブロック(PRB)を介して受信され、前記M個のポートのうちの残りは第2PRBを介して受信される、受信すること(2512)を含む方法。
  15. 前記M個のCSI−RSポートが無線サブフレームのリソース要素にマッピングされ、前記M個のポートのうちの一部が前記サブフレームの第1PRBにマッピングされ、前記M個のポートのうちの残りが前記サブフレームの第2PRBにマッピングされる請求項14に記載の方法。
  16. 前記受信されたCSI−RSポートのチャネルを測定することで、有効チャネルを推定する(2514)ことと、
    測定チャネル状態情報をネットワークノードに送信すること(2516)と、をさらに含む請求項14または15に記載の方法。
  17. 前記第1PRBがサブフレームの奇数番目PRBであり、前記第2PRBが前記サブフレームの偶数番目PRBである請求項14から16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記マッピングすることは、
    前記無線サブフレームのリソース要素を複数の集約CSI−RSリソースへとグループ化することであって、各集約CSI−RSリソースがPRBごとにNports CSI個のリソース要素を含み、Nports CSIが2個、4個または8個のリソース要素を含む、グループ化することと、
    前記複数の集約CSI−RSリソースのうちの(
    )個を合成することで前記M個のCSI−RSポートを運ぶことであって、各集約CSI−RSリソース内で運ばれるアンテナポートの数(Q)がNports CSIの整数倍である、運ぶことと、を含む請求項15から17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 前記第1PRBで送信されるCSI−RSポートの数が前記第2PRBで送信されるCSI−RSポートの数と等しくない請求項14から18のいずれか一項に記載の方法。
  20. Mが16よりも大きい請求項14から18のいずれか一項に記載の方法。
  21. Mが32と等しく、
    前記第1PRBの前記リソース要素が集約CSI−RSリソースのグループを少なくとも二つ備え、前記少なくとも二つのグループのそれぞれが8個のリソース要素を含み、前記少なくとも二つのグループのそれぞれが8個のアンテナポートを備えており、
    前記第2PRBの前記リソース要素が集約CSI−RSリソースのグループを少なくとも二つ備え、前記少なくとも二つのグループのそれぞれが8個のリソース要素を含み、前記少なくとも二つのグループのそれぞれが8個のアンテナポートを備える請求項14から18のいずれか一項または請求項20に記載の方法。
  22. 前記第1PRBおよび前記第2PRBの集約CSI−RSリソースの前記少なくとも二つのグループのそれぞれの前記8個のアンテナポートに亘って、8直交カバーコード(OCC)分の長さが用いられる請求項21に記載の方法。
  23. Mが20と等しく、
    前記第1PRBの前記リソース要素が集約CSI−RSリソースのグループを少なくとも三つ備え、前記少なくとも三つのグループのそれぞれが4個のリソース要素を含み、前記少なくとも三つのグループのそれぞれが4個のアンテナポートを備えており、
    前記第2PRBの前記リソース要素が集約CSI−RSリソースのグループを少なくとも二つ備え、前記少なくとも二つのグループのそれぞれが4個のリソース要素を含み、前記少なくとも二つのグループのそれぞれが4個のアンテナポートを備える請求項14から20のいずれか一項に記載の方法。
  24. 前記第1リソースブロックの集約CSI−RSリソースの前記少なくとも三つのグループおよび前記第2リソースブロックの集約CSI−RSリソースの前記少なくとも二つのグループのそれぞれの前記4個のアンテナポートに亘って、4直交カバーコード(OCC)分の長さが用いられる請求項23に記載の方法。
  25. Mが28と等しく、
    前記第1PRBの前記リソース要素が集約CSI−RSリソースのグループを少なくとも四つ備え、前記少なくとも四つのグループのそれぞれが4個のリソース要素を含み、前記少なくとも四つのグループのそれぞれが4個のアンテナポートを備えており、
    前記第2PRBの前記リソース要素が集約CSI−RSリソースのグループを少なくとも三つ備え、前記少なくとも三つのグループのそれぞれが4個のリソース要素を含み、前記少なくとも三つのグループのそれぞれが4個のアンテナポートを備える請求項14から20のいずれか一項に記載の方法。
  26. 前記第1リソースブロックの集約CSI−RSリソースの前記少なくとも四つのグループおよび前記第2リソースブロックの集約CSI−RSリソースの前記少なくとも三つのグループのそれぞれの前記4個のアンテナポートに亘って、4直交カバーコード(OCC)分の長さが用いられる請求項25に記載の方法。
  27. チャネル状態情報参照信号(CSI−RS)(135)を送信するよう動作可能なネットワークノード(120)であって、前記ネットワークノードが処理回路(2700)を備え、前記処理回路が、
    M個のCSI−RSポートをひとつ以上の無線デバイス(110)へ送信することであって、前記M個のポートのうちの一部が第1物理リソースブロック(PRB)(16)を介して送信され、前記M個のポートのうちの残りが第2PRB(16)を介して送信される、送信することを行うよう動作可能であるネットワークノード。
  28. 前記処理回路は、前記M個のCSI−RSポートを無線サブフレーム(10)のリソース要素(12)にマッピングすることであって、前記M個のポートのうちの一部が前記サブフレームの第1PRB(16)にマッピングされ、前記M個のポートのうちの残りが前記サブフレームの第2PRB(16)にマッピングされる、マッピングすることを行うよう動作可能である請求項27に記載のネットワークノード。
  29. 前記処理回路はさらに、前記送信されたCSI−RSポートのうちのひとつ以上に基づく測定チャネル状態情報を、無線デバイスから、受信することを行うよう動作可能である請求項27または28に記載のネットワークノード。
  30. 前記第1PRBがサブフレームの奇数番目PRBであり、前記第2PRBが前記サブフレームの偶数番目PRBである請求項27から29のいずれか一項に記載のネットワークノード。
  31. 前記処理回路は、前記M個のCSI−RSポートを前記無線サブフレームのリソース要素に、
    前記無線サブフレームのリソース要素を複数の集約CSI−RSリソースへとグループ化することであって、各集約CSI−RSリソースがPRBごとにNports CSI個のリソース要素を含み、Nports CSIが2個、4個または8個のリソース要素を含む、グループ化することと、
    前記複数の集約CSI−RSリソースのうちの(
    )個を合成することで前記M個のCSI−RSポートを運ぶことであって、各集約CSI−RSリソース内で運ばれるアンテナポートの数(Q)がNports CSIの整数倍である、運ぶことと、を行うことによってマッピングする請求項28から30のいずれか一項に記載のネットワークノード。
  32. 前記第1PRBで送信されるCSI−RSポートの数が前記第2PRBで送信されるCSI−RSポートの数と等しくない請求項27から31のいずれか一項に記載のネットワークノード。
  33. Mが16よりも大きい請求項27から32のいずれか一項に記載のネットワークノード。
  34. Mが32と等しく、
    前記第1PRBの前記リソース要素が集約CSI−RSリソースのグループを少なくとも二つ備え、前記少なくとも二つのグループのそれぞれが8個のリソース要素を含み、前記少なくとも二つのグループのそれぞれが8個のアンテナポートを備えており、
    前記第2PRBの前記リソース要素が集約CSI−RSリソースのグループを少なくとも二つ備え、前記少なくとも二つのグループのそれぞれが8個のリソース要素を含み、前記少なくとも二つのグループのそれぞれが8個のアンテナポートを備える請求項27から31のいずれか一項または請求項33に記載のネットワークノード。
  35. 前記第1PRBおよび前記第2PRBの集約CSI−RSリソースの前記少なくとも二つのグループのそれぞれの前記8個のアンテナポートに亘って、8直交カバーコード(OCC)分の長さが用いられる請求項34に記載のネットワークノード。
  36. Mが20と等しく、
    前記第1PRBの前記リソース要素が集約CSI−RSリソースのグループを少なくとも三つ備え、前記少なくとも三つのグループのそれぞれが4個のリソース要素を含み、前記少なくとも三つのグループのそれぞれが4個のアンテナポートを備えており、
    前記第2PRBの前記リソース要素が集約CSI−RSリソースのグループを少なくとも二つ備え、前記少なくとも二つのグループのそれぞれが4個のリソース要素を含み、前記少なくとも二つのグループのそれぞれが4個のアンテナポートを備える請求項27から33のいずれか一項に記載のネットワークノード。
  37. 前記第1リソースブロックの集約CSI−RSリソースの前記少なくとも三つのグループおよび前記第2リソースブロックの集約CSI−RSリソースの前記少なくとも二つのグループのそれぞれの前記4個のアンテナポートに亘って、4直交カバーコード(OCC)分の長さが用いられる請求項36に記載のネットワークノード。
  38. Mが28と等しく、
    前記第1PRBの前記リソース要素が集約CSI−RSリソースのグループを少なくとも四つ備え、前記少なくとも四つのグループのそれぞれが4個のリソース要素を含み、前記少なくとも四つのグループのそれぞれが4個のアンテナポートを備えており、
    前記第2PRBの前記リソース要素が集約CSI−RSリソースのグループを少なくとも三つ備え、前記少なくとも三つのグループのそれぞれが4個のリソース要素を含み、前記少なくとも三つのグループのそれぞれが4個のアンテナポートを備える請求項27から33のいずれか一項に記載のネットワークノード。
  39. 前記第1リソースブロックの集約CSI−RSリソースの前記少なくとも四つのグループおよび前記第2リソースブロックの集約CSI−RSリソースの前記少なくとも三つのグループのそれぞれの前記4個のアンテナポートに亘って、4直交カバーコード(OCC)分の長さが用いられる請求項38に記載のネットワークノード。
  40. チャネル状態情報参照信号(CSI−RS)(135)を受信するよう動作可能な無線デバイス(110)であって、前記無線デバイスが処理回路(2600)を備え、前記処理回路が、
    ある数MのCSI−RSポートを受信することであって、前記M個のポートのうちの一部は第1物理リソースブロック(PRB)(16)を介して受信され、前記M個のポートのうちの残りは第2PRB(16)を介して受信される、受信することを行うよう動作可能である無線デバイス。
  41. 前記M個のCSI−RSポートが無線サブフレーム(10)のリソース要素(12)にマッピングされ、前記M個のポートのうちの一部が前記サブフレームの第1PRB(16)にマッピングされ、前記M個のポートのうちの残りが前記サブフレームの第2PRB(16)にマッピングされる請求項40に記載の無線デバイス。
  42. 前記処理回路はさらに、
    前記受信されたCSI−RSポートのチャネルを測定することで、有効チャネルを推定することと、
    測定チャネル状態情報をネットワークノードに送信することと、を行うよう動作可能である請求項40または41に記載の無線デバイス。
  43. 前記第1PRBがサブフレームの奇数番目PRBであり、前記第2PRBが前記サブフレームの偶数番目PRBである請求項40から42のいずれか一項に記載の無線デバイス。
  44. 前記マッピングすることは、
    前記無線サブフレームのリソース要素を複数の集約CSI−RSリソースへとグループ化することであって、各集約CSI−RSリソースがPRBごとにNports CSI個のリソース要素を含み、Nports CSIが2個、4個または8個のリソース要素を含む、グループ化することと、
    前記複数の集約CSI−RSリソースのうちの(
    )個を合成することで前記M個のCSI−RSポートを運ぶことであって、各集約CSI−RSリソース内で運ばれるアンテナポートの数(Q)がNports CSIの整数倍である、運ぶことと、を含む請求項41から43のいずれか一項に記載の無線デバイス。
  45. 前記第1PRBで送信されるCSI−RSポートの数が前記第2PRBで送信されるCSI−RSポートの数と等しくない請求項40から44のいずれか一項に記載の無線デバイス。
  46. Mが16よりも大きい請求項40から45のいずれか一項に記載の無線デバイス。
  47. Mが32と等しく、
    前記第1PRBの前記リソース要素が集約CSI−RSリソースのグループを少なくとも二つ備え、前記少なくとも二つのグループのそれぞれが8個のリソース要素を含み、前記少なくとも二つのグループのそれぞれが8個のアンテナポートを備えており、
    前記第2PRBの前記リソース要素が集約CSI−RSリソースのグループを少なくとも二つ備え、前記少なくとも二つのグループのそれぞれが8個のリソース要素を含み、前記少なくとも二つのグループのそれぞれが8個のアンテナポートを備える請求項40から44のいずれか一項または請求項46に記載の無線デバイス。
  48. 前記第1PRBおよび前記第2PRBの集約CSI−RSリソースの前記少なくとも二つのグループのそれぞれの前記8個のアンテナポートに亘って、8直交カバーコード(OCC)分の長さが用いられる請求項47に記載の無線デバイス。
  49. Mが20と等しく、
    前記第1PRBの前記リソース要素が集約CSI−RSリソースのグループを少なくとも三つ備え、前記少なくとも三つのグループのそれぞれが4個のリソース要素を含み、前記少なくとも三つのグループのそれぞれが4個のアンテナポートを備えており、
    前記第2PRBの前記リソース要素が集約CSI−RSリソースのグループを少なくとも二つ備え、前記少なくとも二つのグループのそれぞれが4個のリソース要素を含み、前記少なくとも二つのグループのそれぞれが4個のアンテナポートを備える請求項40から46のいずれか一項に記載の無線デバイス。
  50. 前記第1リソースブロックの集約CSI−RSリソースの前記少なくとも三つのグループおよび前記第2リソースブロックの集約CSI−RSリソースの前記少なくとも二つのグループのそれぞれの前記4個のアンテナポートに亘って、4直交カバーコード(OCC)分の長さが用いられる請求項49に記載の無線デバイス。
  51. Mが28と等しく、
    前記第1PRBの前記リソース要素が集約CSI−RSリソースのグループを少なくとも四つ備え、前記少なくとも四つのグループのそれぞれが4個のリソース要素を含み、前記少なくとも四つのグループのそれぞれが4個のアンテナポートを備えており、
    前記第2PRBの前記リソース要素が集約CSI−RSリソースのグループを少なくとも三つ備え、前記少なくとも三つのグループのそれぞれが4個のリソース要素を含み、前記少なくとも三つのグループのそれぞれが4個のアンテナポートを備える請求項40から46のいずれか一項に記載の無線デバイス。
  52. 前記第1リソースブロックの集約CSI−RSリソースの前記少なくとも四つのグループおよび前記第2リソースブロックの集約CSI−RSリソースの前記少なくとも三つのグループのそれぞれの前記4個のアンテナポートに亘って、4直交カバーコード(OCC)分の長さが用いられる請求項51に記載の無線デバイス。
  53. チャネル状態情報参照信号(CSI−RS)(135)を送信するよう動作可能なネットワークノード(120)であって、前記ネットワークノードが送信モジュール(2754)を備え、
    前記送信モジュールが、M個のCSI−RSポートをひとつ以上の無線デバイス(110)へ送信することであって、前記M個のポートのうちの一部が第1物理リソースブロック(PRB)(16)を介して送信され、前記M個のポートのうちの残りが第2PRB(16)を介して送信される、送信することを行うよう動作可能であるネットワークノード。
  54. チャネル状態情報参照信号(CSI−RS)(135)を受信するよう動作可能な無線デバイス(110)であって、前記無線デバイスが受信モジュール(2654)を備え、
    前記受信モジュールが、ある数MのCSI−RSポートを受信することであって、前記M個のポートのうちの一部は第1物理リソースブロック(PRB)(16)を介して受信され、前記M個のポートのうちの残りは第2PRB(16)を介して受信される、受信することを行うよう動作可能である無線デバイス。
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