JP2019517423A - タバコ産業製品パック - Google Patents

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Abstract

本発明は喫煙品の包装束(27)に関し、この包装束は、閉鎖線(65)によって画定された部分を持つバリア層を含む、喫煙品の束の周りに延びる包装材(28)と、前記部分に広がる、且つ閉鎖線を越えて延びる周辺領域を持つ、カバーフラップ(36)とを備え、カバーフラップの周辺領域(38)はバリア層に、カバーフラップを引き剥がせるように剥離可能な接着剤を用いて接着され、それによりバリア層は閉鎖線に沿って分離して、喫煙品取出し開口部(35)がバリア層に形成される。包装束は、感覚刺激性物質を収容するパウチ(49)をさらに備え、このパウチは、カバーフラップが引き剥がされるときに破れて前記感覚刺激性物質を放散するように構成されている。【選択図】 図7

Description

本発明は、タバコ産業製品パック、及びタバコ産業製品の包装された束(以下「包装束」とも称する)に関する。本発明はまた、本発明によるタバコ産業製品の包装束を提供するために、タバコ産業製品の束の周りを包装するための包装材のブランクに関する。
タバコ産業製品は、複数の群に束ねられ、柔軟な包装材によって包装されることが多い。そして、この包装束は、剛性を有する外箱に収容される。外箱は、基部と、開放位置と閉鎖位置との間で回動できるよう基部にヒンジ式に結合された蓋部とを有している。タバコ産業製品を取り出すために、消費者は蓋部を開け、柔軟な包装材にアクセス開口を形成している包装材の一部分を取り除き又は持ち上げる。包装材のこの一部分は、弱め線又はミシン目のような閉鎖線によって包装材の他の部分から分離されているとよい。幾つかのリシーラブル(再閉鎖可能な)パックの場合、アクセス開口の縁部を越えて延びるカバーフラップを有しており、このカバーフラップは、リシーラブル接着剤を用いて包装材に付着され、使用者が束におけるタバコ産業製品取出し開口を露出するためにカバーフラップを剥がせるようになっている。タバコ産業製品を取り出した後は、カバーフラップを戻して取出し開口を閉じ、蓋部を回動してその閉鎖位置に戻す。
本書に記載のいくつかの実施形態によれば、タバコ産業製品取出し開口部を形成するための互いに分離可能な本体部及びアクセス部と、本体部とアクセス部が分離されるときに破れるように構成されている、感覚刺激性物質を収容する破断可能なパウチ(小袋)とを備える、タバコ産業製品パックが提供される。
タバコ産業製品パックは、1群のタバコ産業製品の周りに延びて包装束を形成する包装材で包装された、前記1群のタバコ産業製品を備え、本体部及びアクセス部は包装材によって形成され、アクセス部は、本体部にタバコ産業製品取出し開口部を形成するために本体部から、閉鎖線に沿って分離可能である。
タバコ産業製品パックは、アクセス部と本体部の間の閉鎖線を越えて延びる周辺領域を持つカバーフラップを備えることができ、周辺領域は、剥離可能な接着剤を使用して本体部に接着され、カバーフラップはアクセス部に接着され、それによりアクセス部は、カバーフラップが引き剥がされるときに本体部から、閉鎖線に沿って分離する。
包装材は、内層及び外層を含む積層体とすることができ、アクセス部は内層から形成され、カバーフラップは外層から形成される。
破断可能なパウチは包装束に取り付けられる。
破断可能なパウチは閉鎖線を横切って延びる。
カバーフラップは周辺縁部を有することができ、本体部から、カバーフラップの周辺縁部に沿って分離可能であり、破断可能なパウチは、前記周辺縁部を横切って延びてカバーフラップ及び本体部に重なる。
破断可能なパウチは、カバーフラップの周辺領域と本体部の間に置くことができる。
破断可能なパウチは弱化部を備え、この弱化部に沿ってパウチは、アクセス部が本体部から分離されるときに破れる。パウチが閉鎖線を横切って延びる場合、パウチの弱化部を前記閉鎖線と位置合わせすることができる。
弱化部は、閉鎖線と位置合わせされたパウチの外縁部に形成された切り込みで実現することができる。
アクセス部と本体部の間の閉鎖線は、ミシン目等の弱化線とすることができる。
タバコ産業製品パックは、開放端を有する容器と、容器に取り付けられた、開放位置へ回動可能な蓋部と、容器に収容され前記開放端から突き出る、本発明による喫煙品の包装束とをさらに備えることができる。
カバーフラップは、アクセス部を本体部から分離できるようにするために、蓋部が開いたときにアクセス可能なタブを備えることができる。
カバーフラップは、アクセス部と本体部の間の閉鎖線を越えて延びる周辺領域を備え、周辺領域は、本体部に剥離可能な接着剤を用いて接着されており、アクセス部は、カバーフラップが引き剥がされるときにアクセス部が本体部から、閉鎖線に沿って分離されるように、カバーフラップに接着されており、カバーフラップは、蓋部がその開放位置へ回動されるときにカバーフラップが引き剥がされてアクセス部が本体部から分離されるように、蓋部の内面に接着されている。
本書に記載の別の実施形態によれば、本発明によるタバコ産業製品パックが提供され、本体部は、タバコ産業製品の包装束を収容するための開放端を有する容器を備え、アクセス部は、容器に回動可能に取り付けられている、包装束にアクセスするために開放位置へ回動可能である蓋部を備え、破断可能なパウチは容器と蓋部の間に延びる。
本書に記載の別の実施形態によれば、タバコ産業製品の束の周りに延びる包装材であって、包装材が本体部及びアクセス部を有し、アクセス部が本体部にタバコ産業製品取出し開口部を形成するために本体部から、閉鎖線に沿って分離可能である、包装材と、感覚刺激性物質を収容する破断可能なパウチであって、アクセス部が本体部から分離されるときに前記パウチが破れて前記感覚刺激性物質が放散されるように本体部及びアクセス部に対して配置された破断可能なパウチとを備える、タバコ産業製品の包装束が提供される。
本書に記載の別の実施形態によれば、タバコ産業製品の束の周りに巻いてタバコ産業製品の包装束を形成するための包装材のブランクが提供され、このブランクは、
本体部と、
アクセス部とを備え、アクセス部が、包装材のブランクがタバコ産業製品の束の周りに巻かれている場合に、本体部にタバコ産業製品取出し開口部を形成するために本体部から、閉鎖線に沿って分離可能であり、さらに
本体部とアクセス部の両方に取り付けられる感覚刺激性物質を収容する破断可能なパウチを備える。
破断可能なパウチは、本体部とアクセス部の両方に取り付けることができる。
本発明の実施形態について、単なる例として添付の図面を参照して説明する。
パックの蓋部が閉鎖位置にあるタバコ産業製品のパックを示す図である。 蓋部が開放している、且つタバコ産業製品の包装束を収容している図1のパックを示す図である。 タバコ産業製品の包装束を示す図である。 図3に示されたタバコ産業製品の束を取り巻いている外部包装材の一部分の断面図である。 タバコ産業製品の包装束を示す図である。 図5に示されたタバコ産業製品の束を取り巻いている外部包装材の一部分の断面図である。 蓋部が開放位置にあり、本発明の一実施形態によるタバコ産業製品の束を収容しているタバコ産業製品のパックを示す図である。 タバコ産業製品の束のカバーフラップが引き剥がされて取出し開口が現れた後の、図7のタバコ産業製品パックを示す図である。 図7に示された本発明の実施形態によるタバコ産業製品束の包装材の一部の断面図である。 本発明の別の実施形態によるタバコ産業製品束の包装材の一部の断面図である。 本発明の別の実施形態によるタバコ産業製品束の包装材の一部の断面図である。 タバコ産業製品束の積層包装材の一部の断面図である。 本発明の別の実施形態による積層包装材の一部の断面図である。 本発明の別の実施形態による積層包装材の一部の断面図である。 本発明の別の実施形態による積層包装材の一部の断面図である。 タバコ産業製品束の積層包装材の一部の断面図である。 カバーフラップが蓋部の内部に第1の向きで取り付けられている、本発明のいずれかの実施形態によるタバコ産業製品パックを示す図である。 カバーフラップが蓋部の内部に第2の向きで取り付けられている、本発明のいずれかの実施形態によるタバコ産業製品パックを示す図である。
リシーラブルカバーフラップを有するタバコ産業製品の包装束を含むタバコ産業製品パックは、欧州特許第0944539号明細書から知られており、その明細書の全内容は参照により本書に援用される。
本発明の幾つかの実施形態は、開封された際に感覚刺激性物質が放散されるタバコ産業製品の包装束を提供しようとするものである。他の実施形態は、タバコ産業製品の包装束が収容されるタバコ産業製品パックを提供し、さらに別の実施形態は、タバコ産業製品の束を包装するための包装材のブランクを提供する。
本書で使用される場合、用語「タバコ産業製品」は、喫煙品、例えば、紙巻タバコ、葉巻タバコ、シガリロ、パイプ用又は手巻タバコ用のタバコのような燃焼式喫煙品(タバコ自体、タバコ派生物、膨張タバコ、再生タバコ、タバコ代替品、又は他の喫煙材に基づくか否かに拘わらない)、eタバコ(e−cigarette)のような電子タバコ、タバコ加熱製品のような、燃焼を伴わずに基体材料から成分を放散させる加熱装置、複数の基体材料の組合せからエアロゾルを生成する複合システム(例えば液体、ゲル又は固体の基体を含む複合システム)、ロゼンジ、ガム、パッチ、吸引可能粉末を含む物品、スヌースや嗅ぎタバコのような無煙タバコ製品等の、エアロゾルを有しないニコチン提供品を含むものとして理解すべきである。
一実施形態において、タバコ産業製品は、紙巻タバコ、シガリロ及び葉巻タバコからなる群から選択された、燃焼式の喫煙品である。
一実施形態において、タバコ産業製品は非燃焼式の喫煙品である。
一実施形態において、タバコ産業製品は、基体材料を燃焼せずに加熱することによって成分を放散させる加熱装置である。その材料は、例えばタバコでも非タバコ製品でもよく、それはニコチンを含んでも含まなくてもよい。一実施形態において、加熱装置はタバコ加熱装置である。
他の実施形態において、タバコ産業製品は、複数の基体材料の組合せを燃焼せずに加熱することによってエアロゾルを生成する複合システムである。基体材料は、例えば、固体、液体又はゲルからなるものとすることができ、それはニコチンを含んでも含まなくてもよい。一実施形態において、複合システムは、液体又はゲルの基体と固体の基体とからなる。固体の基体は、例えばタバコ又は非タバコ製品であり、それはニコチンを含んでも含まなくてもよい。一実施形態において、複合システムは、液体又はゲルの基体と、タバコとからなる。
本書で使用される場合、用語「感覚刺激性物質」は、現地の規制によって許可される場合に、成人消費者用の製品において所望の香りを形成するために使用され得る材料をいう。この物質は、抽出物(例えば、カンゾウ、アジサイ、ホオノキの葉、カモミール、フェヌグリーク、クローブ、メンソール、ニホンハッカ、アニシード、シナモン、ハーブ、ウィンターグリーン、サクランボ、ベリー、モモ、リンゴ、ドランブイ、バーボン、スコッチ、ウイスキー、スペアミント、ペパーミント、ラベンダー、カルダモン、セロリ、カスカリラ、ナツメグ、ビャクダン、ベルガモット、ゼラニウム、はちみつエッセンス、ローズ油、バニラ、レモン油、オレンジ油、カシア、キャラウェイ、コニャック、ジャスミン、イランイラン、セージ、ウイキョウ、ピーマン、ショウガ、アニス、コリアンダー、コーヒー、又はハッカ属の任意の種からのハッカ油等)、香味強化剤、苦味収容体部位遮断剤、感覚収容体部位活性化剤若しくは感覚収容体部位刺激剤、糖及び/又は代替糖(例えば、スクラロース、アセスルファムカリウム、アスパルテーム、サッカリン、チクロ、ラクトース、スクロース、グルコース、フルクトース、ソルビトール、又はマンニトール)、並びに他の添加物(例えば、チャコール、クロロフィル、ミネラル、植物性物質、又は息清涼剤)を含んでいてもよい。これらは、模造品、合成材料又は天然材料、或いはこれらの混合物であってもよい。これらは、油、液体または粉末等、任意の適切な形態をとることができる。
図1は容器2と、容器2に回動可能に取り付けられた蓋部3とを備える、組み立てられたタバコ産業製品パック1を示す。容器2と蓋部3は一緒にタバコ産業製品パック1の外パック4を形成しており、その形状を容器2及び蓋部3が保持しパック4の中身を保護するように堅い弾性材料(例えば厚紙)から形成される。外パック4は従来の構造であるので、この業界では一般に「ヒンジ式蓋部」パックと呼ばれる。したがってここでは、このパックについてのさらなる説明はしない。
図2は、開放位置にある蓋部3を示す。タバコ産業製品の包装束27は容器2に収容され、その開放端から突出する。いくつかの実施形態では、タバコ産業製品(図示せず)は一般に棒形状であり、柔軟な包装材28の中に列をなして配置されており、この包装材はバリア層としての役割を果たし、封止された保護環境を形成してタバコ産業製品を新鮮に保ち、汚染を防止することができる。
包装束27が図3に示されている。容器2に収容されたときには、包装束27は容器2の開放端を越えて延びている。
包装材28は、アクセス部31を画定する閉鎖線65を本体部32に備え、このアクセス部は、タバコ産業製品取出し開口35を形成するために、閉鎖線65に沿って本体部32から分離可能である。閉鎖線65を横断して見た包装材28の断面が図4に示されている。閉鎖線65は、アクセス部31に力を少し加えるとアクセス部31が包装材28の本体部32から閉鎖線65に沿って外れるように包装材28に通した、部分切断等の弱化線であるとよい。
図2を再び参照すると、閉鎖線65は、包装材28がタバコ産業製品の束の周りに巻かれ容器の収容空間20に挿入されているときに、閉鎖線65によって画定されたアクセス部31が容器2の開放端の上方でアクセス可能になり束27の上面33に広がるように、包装材28を横切って配置されていることが分かる。
図5に示された実施形態では、包装材28のアクセス部31の上に広がるカバーフラップ36が設けられている。カバーフラップ36は、閉鎖線65を越えて延びる周辺領域38を有し、この周辺領域には、カバーフラップ36を包装材28の本体部32の外面に剥離可能に付けるための剥離可能な接着剤が塗布されている。
図6に断面が示される1つの実施形態では、カバーフラップ36は、包装材28の外面に付けられた別個のポリマーシートで形成されている。このような例では、剥離可能な接着剤は、カバーフラップ36を包装材28に剥離可能に固定するために周辺領域38のカバーフラップ36に塗布された感圧接着剤44である。カバーフラップ36は、包装束27の後面30にまで延び、カバーフラップ36の遠端37に沿って恒久的に貼り付けられる。
図5に示されるタブ39は、容器2の上縁部21に最も近く閉鎖線65の最下縁部40と以下で呼ばれるものに隣り合う、カバーフラップ36の下縁部から延びる。タブ39は、周辺領域38から突出し、接着剤はない、カバーフラップ36の延長部である。したがってパック4の使用者は、タブ39をつかみ、これを包装材28から持ち上げて、カバーフラップ36を感圧接着剤44の抵抗に抗して引き剥がすことができる。同じ感圧接着剤44をカバーフラップ36に、カバーフラップが包装材28のアクセス部31に付くように塗布することができる。アクセス部31を包装材28の本体部32から、閉鎖線65に沿って分離するために必要な力は、カバーフラップ36とアクセス部31の間の接着強度よりも小さく、それによりアクセス部31は、アクセス部が本体部31から引き剥がされるときにカバーフラップ36に付いたままになっていて、タバコ産業製品取出し開口部35が形成される。別の実施態様では、恒久的接着剤43がカバーフラップ36と包装材28のアクセス部31の間に塗布されて、カバーフラップがアクセス部により確実に保持され、剥離可能な感圧接着剤44がカバーフラップ36の周辺領域38にだけ塗布される。
使用者は、タバコ産業製品を取り出したときに、カバーフラップ36を開口部35の全体にわたって元に戻すことによって、束27の周囲の包装材28を再封止することができ、感圧接着剤44により、カバーフラップ36が何回も剥離されること、及び再封止されることが可能になっている。
任意選択的なことであるが、カバーフラップ36は、図17及び図18に示されるように、蓋部3の前面パネル12の内面に接着され、それにより、蓋部3を開けると同時にカバーフラップ36が包装材28から持ち上げられて開口部35が形成される。恒久的接着剤が、蓋部3の前面パネル12の下縁部24に隣り合うカバーフラップ36の一部分に塗布される。図17に示されるように、接着剤はカバーフラップ36の外面に細片の形で、蓋部3の前面パネル12の下縁部24に隣り合うカバーフラップ36の前縁部68に沿って、カバーフラップが直に接着されるように塗布される。或いは、図18に示されるように、接着剤はカバーフラップ36の内面に、カバーフラップ36の前縁部68に隣り合う細片の形で塗布され、カバーフラップ36は、蓋部3が閉鎖位置にあるときには接着剤の細片に沿って折り曲げられ、蓋部3の前面パネル12の内面に接着されており、蓋部3が開放位置に動くと、カバーフラップ36が細片に沿って開く。
本発明の実施形態によれば、タバコ産業製品パックは、感覚刺激性物質を収容する破断可能なパウチ49をさらに備え、このパウチは、包装束27が最初に開けられるときに、すなわち、アクセス部31が閉鎖線65に沿って本体部32から分離されるときに、破れるように設計されている。
図7〜図9に示された本発明の実施形態では、パウチ49は、パウチ49の第1の部分50が包装材28の外面に接着され、第2の部分51がカバーフラップ36の上面に接着されるように、カバーフラップ36の外縁部57と交差して配置されている。したがって、カバーフラップ36が最初に包装材28から持ち上げられると、カバーフラップ36に接着されたパウチ49の第2の部分51が、図8に描かれているように、包装材28に接着された第1の部分50から分離されてパウチ49が破れ、感覚刺激性物質52が放散される。
図9は、パウチ49が包装材28及びカバーフラップ36に重なるところの断面を示す。パウチ49は、ポリマー外被53で作られている。特に、ポリマー外被53はポリマー材からなる2つの層を含むことができ、各層の縁部がそろえられ一緒に溶着されて、パウチ49の周辺に溶着領域54が形成されている。溶着では各層が結合され、感覚刺激性物質52を収容する密閉封止チャンバ55が生成される。図示の実施形態では、溶着でまた、パウチ49が包装材28及びカバーフラップ36に取り付けられる。
パウチ49の内部の圧力は、任意選択的ではあるが、大気圧よりも大きくすることができ、それにより、その圧力差が、パウチ49が破断されたときに感覚刺激性物質52を放出する助けになる。別の選択肢は、パウチ49の内部の圧力を大気圧よりも低くすることであり、それにより、パウチ49を圧縮する大気圧が、パウチ49が破断されたときに感覚刺激性物質52を放出する助けになる。
図7を再び参照すると、切込み56がパウチ49の外縁部から溶着領域54の中に延びて、パウチ49に弱化部を作り出し得ることが分かる。切込み56は、溶着領域54のV形切れ目から成る。この図では、溶着領域54が破線で示されている。パウチ49は何か他の形の弱化部(図示せず)をさらに備えることができ、この弱化部に沿ってパウチ49は、カバーフラップ36が引き剥がされるときに破れる。弱化部は、ポリマー外被53の低減された壁厚の線とすることができる。この低減された壁厚の線は、V形切込み56の先端から延ばすことができる。別の実施形態では、パウチ49全体が、カバーフラップ36を引き剥がすのにかける必要以上の力を用いずに破れる、比較的弱い材料から作ることができる。
パウチ49は、カバーフラップ36の外縁部57がV形切込み56を二等分するような位置で包装材28に接着される。したがって、カバーフラップ36が包装材28から持ち上げられると、カバーフラップ36と包装材28は外縁部57に沿って、且つV形切込み56から分離してパウチ49に裂け目が生じ、パウチ49が破れることになる。裂け目は、切込み56の先端から伝わり、パウチ49の本体中に延びてパウチ49に開口が生成され、それにより感覚刺激性物質52が露出する。弱化部が存在する場合、弱化部によって画定された線に沿って、裂け目の伝搬がより容易に助長され方向付けられる。
切込み56によってVの先端での応力集中が増大し、それにより、パウチ49の溶着領域54中に裂け目が伝わるのに必要な力が、パウチ49が切込み56を備えていない場合よりも相対的に少なくなることを理解されたい。
図示の例では、パウチ49は束27の前面29に配置されているが、パウチ49はカバーフラップ36の外縁部57に沿ってどこにでも置けることを理解されたい。例えば、パウチ49は、外縁部57が束27の上面33を横切って延びている部分の上に置くこともできる。
図10及び図11に断面が示された実施形態では、パウチ49はカバーフラップ36と包装材28の間に配置されている。このような実施形態の利点は、束27を最初に開く前にパウチ49が見えないことである。図10に示された実施形態では、パウチ49は全体がカバーフラップ36と包装材28との間の周辺領域38に配置されている。パウチ49のポリマー外被53の上層69が、カバーフラップ36の周辺領域38の内面に接着され、ポリマー外被53の下層70が包装材28に接着されている。したがって、使用者がカバーフラップ36を引き剥がすと、パウチ49のポリマー外被53の2つの層69、70が分離してパウチ49が破れ、感覚刺激性物質52が放散する。使用される接着剤は、任意選択的なものとして剥離可能な感圧接着剤とすることができるが、この場合には、パウチ49の上層69と下層70を分離するのに必要な力が剥離可能な接着剤の強度よりも小さいことが保証されていなければならない。これにより、製造を容易にするために同一の接着剤をカバーフラップ36の内面全体に塗布することが可能になる。或いは、パウチ49をカバーフラップ36及び包装材28のそれぞれの面により適切に固定するために、恒久的接着剤を特にパウチ49に塗布することもできる。
図11に示された実施形態では、パウチ49は閉鎖線65と交差して配置され、また包装材28のアクセス部31と本体部32の両方、並びにカバーフラップ36に接着されている。したがって、カバーフラップ36が引き剥がされ、アクセス部31が本体部32から取り外されると、パウチ49の一部分は本体部32に付いたままになり、一部分はアクセス部31に付いたままになってパウチ49が破れ、感覚刺激性物質52が放散する。前述の実施形態と同様に、パウチ49は、カバーフラップ36を引き剥がすのに必要な力を低減するために、閉鎖線65と位置合わせされた切込みなどの弱化部を含むことができ、使用される接着剤は必要に応じて、恒久的接着剤又は剥離可能な接着剤とすることができる。
図12に示された本発明の別の実施形態では、包装材28は、内側バリア層41及び外層42を含む積層材である。この実施形態では、アクセス部31は内側バリア層41に形成され、カバーフラップ36は外層42に形成される。したがって、カバーフラップ36は包装材28と一体化して形成される。例えば、包装材28はプラスチック/金属箔積層体から作ることができる。内層41と外層42は、層41、42の間の境界面に塗布されている接着剤43によって接合されている。第1の切れ目45は外層42に作られて、カバーフラップ36の外縁部57を形成する。第2の切れ目47は内層41に作られて、閉鎖線65を形成し、アクセス部31を画定する。切れ目45、47は平行に、延長されたU形の経路に沿って延びる。Uの最上部と交差する切れ目は作られずに、カバーフラップ36が、本書でヒンジ線と呼ばれる線(図示せず)に沿ってヒンジ式に開閉できるようになる。切れ目45、47の間のオフセットから明らかなように、カバーフラップ36を形成する外層42の一部分は、内層41を越えて延びて周辺領域38を形成する。感圧接着剤44が、周辺領域38の外層42と内層42の間に塗布される。感圧接着剤44の接着の程度により、使用者がカバーフラップ36をヒンジ線まで引き剥がすことが可能になっている。上記のこの例では、タブ39は、周辺領域38からカバーフラップ36の下縁部に沿って突き出ており、使用者がタブ39を容易に持ち上げられるようにするために、またカバーフラップ36を引き剥がせるようにする面を形成するために、タブには接着剤がない。
図13に示された、包装材28が積層材である実施形態ではパウチ49が、カバーフラップ36の外縁部57に重なる包装材28の外面に配置されている。パウチ49の第1の部分50は、包装材28の本体部32の外層42の外面に接着され、第2の部分51は、カバーフラップ36の上面に接着されている。したがって、カバーフラップ36が最初に引き剥がされてアクセス部31が本体部32から分離され、取出し開口部35が形成されるとき、パウチ49の第1の部分50は、第2の部分51からカバーフラップ36の外縁部57に沿って分離されてパウチ49が破れ、感覚刺激性物質52が放散される。
任意選択で、図16に示されるように、第1の切れ目45は、弱化線を形成するのに外層42に部分的に作られるだけである。こうすることには、カバーフラップ36を最初に開く前にはいかなる汚染物質の侵入も防止する完全な封止を形成するという利点がある。最初に開く際に、使用者はカバーフラップ36を引き剥がして弱化線を破断させることができる。
図14及び図15に断面が示されている本発明の実施形態では、包装材28は上述のように積層材である。これらの実施形態では、パウチ49は内側バリア層41と外層42の間の積層体のポケットに入れられる。言い換えると、感覚刺激性物質52は、積層体の内層41と外層42の間のパウチ49に直に収容される。図14に示された実施形態では、パウチ49は、包装材28のカバーフラップ36と内層41の間の周辺領域38に配置されている。パウチ49のポリマー外被53の上層69は、カバーフラップ36の周辺領域38の内層に接着され、ポリマー外被53の下層70は、包装材28の本体部32の内層41に接着される。したがって、使用者がカバーフラップ36を引き剥がすと、パウチ49のポリマー外被53の2つの層69、70が分離されてパウチ49が破れ、感覚刺激性物質52が放散される。使用される接着剤は任意選択で剥離可能な感圧接着剤とすることができるが、この場合には、パウチ49の上層69と下層70を分離するのに必要な力が剥離可能な接着剤の強度よりも小さいことが保証されていなければならない。これにより、製造を容易にするために同一の接着剤を積層体の内層41と外層42の間に積層体の全体にわたって塗布することが可能になる。或いは、パウチ49をカバーフラップ36及び積層体の内層41のそれぞれの面により適切に固定するために、恒久的接着剤を特にパウチ49に塗布することもできる。任意選択で、恒久的接着剤を周辺領域38ではなく積層体の層41、42の間に塗布して、より堅牢な積層体を生成することができる。
図15に示された実施形態では、パウチ49は閉鎖線65と交差して配置され、また包装材28の内層41のアクセス部31と本体部32の両方、並びにカバーフラップ36に接着されている。したがって、カバーフラップ36が引き剥がされると、パウチ49の一部分は本体部32に付いたままになり、一部分はアクセス部31に付いたままになってパウチ49が破れ、感覚刺激性物質52が放散する。前述の実施形態と同様に、パウチ49は、カバーフラップ36を引き剥がすのに必要な力を低減するために、閉鎖線65と位置合わせされた切込み等の弱化部を含むことができ、使用される接着剤は必要に応じて、恒久的接着剤又は剥離可能な接着剤とすることができる。
図示されていない別の実施形態では、カバーフラップ36が蓋部3の前面パネル12の内面に前述のように、また図17及び図18に示されるように付けられる。したがって、蓋部3を開けると同時にカバーフラップ36が包装材28から持ち上げられて開口部35が形成される。パウチ49は、カバーフラップ36の外面にも蓋部3の前面パネル12の内面にも接着される。蓋部3が最初に開かれるときに、蓋部はその下縁部24に沿って容器2から分離されて、パウチ49が蓋部3とカバーフラップ36の相対的な動きによって破れる。より詳細には、蓋部3は、蓋部が容器2に取り付けられているヒンジ線19(図1参照)の周りに回転する。これにより、蓋部3の前面パネル12が円弧を描いてカバーフラップ36から遠ざかり、その間に取り付けられたパウチ49に引っ張り力とせん断力の両方を与えてパウチ49が破れる。
本発明の実施形態では、図7〜11及び図13〜15のいずれかと関連して前述した破断可能なパウチ49を備えるタバコ産業製品の包装束27を提供する。本発明の実施形態ではまた、図7〜11及び図13〜15のいずれかと関連して前述した包装束27を備えるタバコ産業製品パック1を提供する。図示されていない別の実施形態では、破断可能なパウチ49がタバコ産業製品パック1の外面に設けられて蓋部3と容器2が橋渡しされ、それにより、蓋部3が図2に示されるように開放位置に動くと破断可能なパウチ49が破れ、感覚刺激性物質52が放散される。
様々な問題に対処し、技術を進歩させるために、本開示の全体では例示によって様々な実施形態を示し、これらの実施形態では、特許請求された本発明が実践され、タバコ産業製品の優れた包装束、タバコ産業製品パック、及び包装材のブランクが提供される。本開示の利点及び特徴は、諸実施形態の単なる代表例であり、網羅的及び/又は排他的なものではない。これらの利点及び特徴は、特許請求された特徴を理解することを助け教示するためにだけ提供されている。本開示の利点、実施形態、例、機能、特徴、構造、及び/又は他の態様は、特許請求の範囲によって定義される本開示に対する限定、又は他特許請求の範囲の等価物に対する限定と解釈されるべきものではないこと、並びに、本開示の範囲及び/又は主旨から逸脱することなく他の実施形態を利用することができ、また修正を加えることができることを理解されたい。様々な実施形態は、開示された要素、構成要素、特徴、部材、ステップ、手段等の様々な組み合わせを適切に備えるか、これらから成るか、これらから本質的に成ることができる。加えて、本開示は、現在は特許請求されていない、しかし将来は特許請求される可能性がある、他の発明を含み得る。

Claims (20)

  1. タバコ産業製品取出し開口部を形成するための互いに分離可能な本体部及びアクセス部と、
    前記本体部と前記アクセス部とが分離されるときに破れるように構成されている、感覚刺激性物質を収容する破断可能なパウチと
    を備える、タバコ産業製品パック。
  2. 1群のタバコ産業製品を備え、
    該1群のタバコ産業製品が、その周りに延びて包装束を形成する包装材で包装されており、前記本体部及び前記アクセス部が前記包装材によって形成され、前記アクセス部が、前記本体部にタバコ産業製品取出し開口部を形成するために前記本体部から、閉鎖線に沿って分離可能である、請求項1に記載のタバコ産業製品パック。
  3. 前記閉鎖線を越えて延びる周辺領域を持つカバーフラップを備え、
    前記周辺領域が、剥離可能な接着剤を使用して前記本体部に接着され、前記カバーフラップが前記アクセス部に接着され、それにより前記アクセス部が、前記カバーフラップが引き剥がされるときに前記本体部から、前記閉鎖線に沿って分離するようになっている、請求項2に記載のタバコ産業製品パック。
  4. 前記包装材が、内層及び外層を含む積層体であり、前記アクセス部が前記内層から形成され、前記カバーフラップが前記外層から形成されている、請求項3に記載のタバコ産業製品パック。
  5. 前記破断可能なパウチが前記包装束に取り付けられている、請求項2〜4のいずれか一項に記載のタバコ産業製品パック。
  6. 前記破断可能なパウチが前記閉鎖線を横切って延びている、請求項5に記載のタバコ産業製品パック。
  7. カバーフラップが周辺縁部を有し、前記カバーフラップが前記本体部から、前記カバーフラップの前記周辺縁部に沿って分離可能であり、前記破断可能なパウチが、前記周辺縁部を横切って延びて前記カバーフラップ及び前記本体部に重なっている、請求項5に記載のタバコ産業製品パック。
  8. 前記パウチがカバーフラップの周辺領域と前記本体部との間に置かれている、請求項5に記載のタバコ産業製品パック。
  9. 前記パウチが弱化部を備え、前記弱化部に沿って前記パウチが、前記アクセス部が前記本体部から分離されるときに破れるようになっている、請求項1〜8のいずれか一項に記載のタバコ産業製品パック。
  10. 前記弱化部が、前記パウチの外縁部に形成された切込み等である、請求項9に記載のタバコ産業製品パック。
  11. 前記アクセス部と前記本体部の間の前記閉鎖線が弱化線である、請求項2〜10のいずれか一項に記載のタバコ産業製品パック。
  12. 開放端を有する容器と、前記容器に取り付けられた、開放位置へ回動可能な蓋部とを備え、
    前記タバコ産業製品の包装束が前記容器に収容され、前記開放端から突き出る、請求項1〜11のいずれか一項に記載のタバコ産業製品パック。
  13. 前記本体部が、前記タバコ産業製品の包装束を収容するための開放端を有する容器を備え、前記アクセス部が、前記容器に回動可能に取り付けられている、前記包装束にアクセスするために開放位置へ回動可能である蓋部を備え、前記破断可能なパウチが前記容器と前記蓋部との間で延びている、請求項1に記載のタバコ産業製品パック。
  14. 前記タバコ産業製品の前記包装束が、前記アクセス部と前記本体部の間の閉鎖線を越えて延びる周辺領域を持つカバーフラップを備え、前記周辺領域が前記本体部に剥離可能な接着剤を用いて接着されており、前記アクセス部が、前記カバーフラップが引き剥がされるときに前記アクセス部が前記本体部から、前記閉鎖線に沿って分離されるように、前記カバーフラップに接着されており、前記カバーフラップが、前記蓋部がその開放位置へ回動されるときに前記カバーフラップが引き剥がされて前記アクセス部が前記本体部から分離されるように、前記蓋部の内面に接着されている、請求項12又は13に記載のタバコ産業製品パック。
  15. タバコ産業製品の束の周りに延びる包装材であって、前記包装材が本体部及びアクセス部を有し、前記アクセス部が前記本体部にタバコ産業製品取出し開口部を形成するために前記本体部から、閉鎖線に沿って分離可能である、包装材と、
    感覚刺激性物質を収容する破断可能なパウチであって、前記アクセス部が前記本体部から分離されるときに前記パウチが破れて前記感覚刺激性物質が放散されるように前記本体部及び前記アクセス部に対して配置された破断可能なパウチと
    を備える、タバコ産業製品の包装束。
  16. タバコ産業製品の束の周りに巻いてタバコ産業製品の包装束を形成するための包装材のブランクであって、
    本体部と、
    アクセス部と
    を備え、前記アクセス部が、包装材の前記ブランクがタバコ産業製品の束の周りに巻かれている場合に、前記本体部にタバコ産業製品取出し開口部を形成するために前記本体部から、閉鎖線に沿って分離可能であり、
    前記本体部とアクセス部が分離されるときに破れるように構成された、感覚刺激性物質を収容する破断可能なパウチを備える、包装材のブランク。
  17. 前記破断可能なパウチが前記本体部と前記アクセス部の両方に取り付けられる、請求項16に記載の包装材のブランク。
  18. 図面に示されたタバコ産業製品パック。
  19. 図面に示されたタバコ産業製品の包装束。
  20. 図面に示された、タバコ産業製品の束の周りに巻くための包装材のブランク。
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